JP5093075B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
特許文献1には、4つの感光体に夫々光ビームを照射して各感光体上に静電潜像を形成させる光走査装置が記載されている。
詳細には、この光走査装置には、4つの光源が設けられおり、この4つの光源から出射された光ビームを回転多面鏡で偏向走査し、8つの平面ミラーで折り返されることで感光体上に光ビームが照射されるようになっている。
特開2003−149573号公報
本発明の目的は、光走査装置を軽量化することである。
本発明の請求項1に係る光走査装置は、光ビームを出射する複数の光源と、複数の反射面を備え、回転して前記光源から出射された光ビームを反射して被走査面の主走査方向に走査させる回転多面鏡と、前記回転多面鏡の反射面によって反射した複数の光ビームが共通透過すると共に、前記反射面で反射して等角度走査された光ビームを光ビーム毎に設けられた被走査面上で等速走査させる樹脂製の光学手段と、前記光学手段を透過した複数の光ビームの光路を複数に分離する分離手段と、前記分離手段によって分離した光ビームを夫々反射させ、各被走査面上に光ビームを結像させる複数の曲面反射素子と、を備え、前記光学手段は、前記回転多面鏡の反射面によって反射された光ビームが入射する第1レンズ部材と、前記第1レンズ部材を透過した光ビームが入射する第2レンズ部材で構成され、光ビームが入射する前記第1レンズ部材の第1入射面と前記第1入射面から入射した光ビームが出射する前記第1レンズ部材の第1出射面は、アナモフィック非球面で構成され、前記第1レンズ部材を透過した光ビームが入射する前記第2レンズ部材の第2入射面と前記第2入射面に入射した光ビームが出射する前記第2レンズ部材の第2出射面は、アナモフィック非球面で構成され、前記第1レンズ部材の前記第1入射面と前記第1出射面及び前記第2レンズ部材の第2入射面と第2出射面の被走査面の副走査方向における前記第1レンズ部材及び前記第2レンズ部材の近軸の曲率が、マイナス曲率であって、
第1入射面の曲率半径<第1出射面の曲率半径、
第2入射面の曲率半径<第2出射面の曲率半径、の関係が満たされ、
前記第1レンズ部材及び前記第2レンズ部材は、副走査方向において光ビーム間の相対的な角度を小さくさせ、前記光源から出射されて透過した複数の光ビームを、透過した後も互いに離れる方向に進ませることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る光走査装置は、請求項1に記載において、光ビームの光路上において前記光学手段と前記分離手段との間には、複数の光ビームを略同一の方向へ折り返す折り返し部材が設けられることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2に記載の光走査装置と、前記光走査装置から出射した光ビームが結像走査する被走査面を備えた像保持体と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係る光走査装置の一例が採用された画像形成装置を図1から図9に従って説明する。
(全体構成)
図9に示されるように、画像形成装置10には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つのプロセスカートリッジ13Y、13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。なお、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後に、Y、M、C、Kのいずれかを付して説明し、YMCKを区別する必要がない場合は、YMCKを省略する。
これらの4つのプロセスカートリッジ13Y、13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されており、所定の速度で回転駆動される感光体16と、この感光体16の表面を一様に帯電する帯電ロール44(図8参照)と、感光体16の表面を清掃するクリーニング装置18とから構成される。プロセスカートリッジ13は、一体的にユニット化されており、画像形成装置10の本体10Aから個別的に交換可能に構成されている。
また、プロセスカートリッジ13の下方に配置される光走査装置36は、感光体16の表面に所定の色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する。なお、光走査装置36に関しては詳細を後述する。
図8に示されるように、感光体16表面に形成された静電潜像は、現像器17に備えられた現像ロール17Aによってそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像として現像される。
また、図9に示されるように、感光体16の表面に形成された各色のトナー画像は、各プロセスカートリッジ13の上方に配置された転写ユニット22の中間転写ベルト25の表面に、4つの一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kによって順次に転写される。これらの一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kは、各プロセスカートリッジ13Y、13M、13C、13Kの感光体16に対応した中間転写ベルト25の裏面側に配置されている。
さらに、中間転写ベルト25は、ドライブロール27とテンションロール24とバックアップロール28との間に一定のテンションで掛けまわされており、図示しないモータによって回転駆動されるドライブロール27により、矢印方向に所定の速度で循環駆動されるようになっている。
また、中間転写ベルト25表面に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像はフルカラーとなり、バックアップロール28に圧接する二次転写ロール29によって、記録媒体としてのシート材Pに転写され、これらの各色のトナー画像が転写されたシート材Pは、上方に配置される定着器31へ搬送される。なお、二次転写ロール29は、バックアップロール28の側方に圧接しており、下方から上方に搬送されるシート材Pに各色のトナー画像を二次転写するようになっている。その後、トナー画像が転写されたシート材Pは、定着器31によって定着された後、排出ロール32によって本体10Aの上部に設けられた排出トレイ33に排出される。
シート材Pは、本体10Aの内部に配設された給紙装置34から所定のサイズのものがナジャーロール35及び分離搬送用のフィードロール30により1枚ずつ分離された状態で用紙搬送路37を介して、レジストロール38まで搬送され、停止される。給紙装置34から給紙されたシート材Pは、所定のタイミングで回転するレジストロール38によって中間転写ベルト25の二次転写位置へ送出される。
なお、シート材Pの両面に画像を形成させる場合には、片面に画像が定着されたシート材Pを、排出ロール32によって排出トレイ33にそのまま排出せずに、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替え、用紙搬送用のロール39を介して両面用搬送ユニット40へと搬送する。この両面用搬送ユニット40では、搬送経路41に沿って設けられた図示しない搬送用のロール対により、シート材Pの表裏が反転された状態で、再度レジストロール38へと搬送され、シート材Pの裏面に画像が転写・定着された後、排出トレイ33に排出される。
一方、トナー画像の転写工程が終了した後の感光体16の表面は、図8に示すクリーニング装置18によって残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。クリーニング装置18には、クリーニングブレード42が備えられており、これによって感光体16表面の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。また、トナー画像の転写工程が終了した後の中間転写ベルト25の表面は、図9に示すクリーニング装置43によって残留トナー等が除去される。クリーニング装置43には、残留トナー等を除去するクリーニングブラシ43A及びクリーニングブレード43Bが備えられている。
(要部)
次に光走査装置36について詳細に説明する。
図1に示されるように、光走査装置36は、4本の感光体16Y、16M、16C、16Kにそれぞれ光ビームLY、LM、LC、LKを照射して感光体16上に静電潜像を形成する。
図2に示されるように、光走査装置36には、4個の光源50が設けられており、光源50Y、光源50M、光源50C、光源50Kは、イエロー色の光ビームLY、マゼンタ色の光ビームLM、シアン色の光ビームLC、ブラック色の光ビームLKを発光する。なお、以下では、各色毎に設けられた部材については、符号の末尾に各々の色を示すアルファベット(Y/M/C/K)を付与して示すが、特に色を区別せずに説明する場合は、この符号末尾のアルファベットを省略して説明する。また、図2中には図中左右両側にそれぞれ光ビームLY、LM、LC、LKの記載があるが、右側が走査開始側画像端、左側が走査終了側画像端時の光ビームLY、LM、LC、LKである。尚、幅方向に3本線に見えているが外側線が光ビーム幅を表しており、中側線が主光線を表している。
さらに、光走査装置36には、複数(本実施形態で6個)の反射面52Aを備え、駆動モータによって回転して光源50から射出された光ビームLを反射して感光体16上の主走査方向に走査させる回転多面鏡としてのポリゴンミラー52が設けられている。
また、光源50からポリゴンミラー52に至るまでの光路中には、夫々の光源50に対応するようにコリメータレンズ54が設けられている。そして、このコリメータレンズ54は、光源50から出射された光ビームLを平行光とするようになっている。
さらに、4個のコリメータレンズ54の光路下流には、コリメータレンズ54を透過した平行光を、不図示の開口部を通過後、夫々略直角方向に向けて反射する第1平面ミラー56Y、56M、56C、56Kが設けられている。なお、各光源50は、副走査方向(図2に示す奥行方向)に距離を空けて設けられており、各光ビームLY、LM、LC、LKは、干渉しないようになっている。なお、不図示の開口部は、ビーム整形手段でありその副走査方向幅はLY、LM、LKにおいて1.2mm、LCにおいて1.4mmである。
また、第1平面ミラー56の光路下流には、副走査方向において光ビームLを収束してポリゴンミラー52の反射面52Aに導くシリンダレンズ57が1個設けられている。さらに、シリンダレンズ57とポリゴンミラー52の間には、シリンダレンズ57を透過した光ビームLをポリゴンミラー52に向けて反射する第2平面ミラー58が設けられている。シリンダレンズ57は、波長785nmにおいて屈折率1.511080の光学ガラスで入射側が曲率半径76.662mmの凸R面、出射側が平面で厚さ5mmである。シリンダレンズ57出射側からポリゴンミラー52までの距離は145.4mmである。
そして、第2平面ミラー58によってポリゴンミラー52に導かれた光ビームLY、LM、LC、LKは、回転駆動するポリゴンミラー52に副走査方向において斜めに入射(斜入射)し、ポリゴンミラー52によって所定の速度で走査させるようになっている。斜入射角は、LY、LKが4.558°、LM、LCが1.468°となり、各ビームとも反射面52A高さ中心位置に入射する。
図1に示されるように、ポリゴンミラー52の光路下流には、反射面52Aで反射した4本の光ビームLがそのまま透過する板ガラス製の透過部材59が設けられ、ポリゴンミラー52が回転することで生じる熱が、透過部材59より光路下流に流れるのを抑制している。
さらに、透過部材59の光路下流には、反射面52Aで反射した4本の光ビームLが入射する第1入射面60Aと4本の光ビームが出射する第1出射面60Bを備えた第1レンズ部材としての第1fθレンズ60が設けられている。
また、第1fθレンズ60の光路下流には、第1fθレンズ60を透過した4本の光ビームLが入射する第2入射面62Aと4本の光ビームが出射する第2出射面62Bを備えた第2レンズ部材としての第2fθレンズ62が設けられている。なお、第1入射面60A、第1出射面60B、第2入射面62A及び第2出射面62Bの面形状については詳細を後述する。
そして、第2fθレンズ62の光路下流には、4本の光ビームLY、LM、LC、LKが反射する第3平面ミラー64が設けられ、第3平面ミラー64の光路下流には、2本の光ビームLY、LMを反射する第4平面ミラー66と2本の光ビームLC、LKを反射する第5平面ミラー68が設けられている。
また、第4平面ミラー66の光路下流には、光ビームLMを反射する第6平面ミラー70が設けられ、第5平面ミラー68の光路下流には、光ビームLCを反射させる第7平面ミラー72が設けられている。
さらに、第4平面ミラー66の光路下流には、第4平面ミラー66によって反射して折り返された光ビームLYを感光体16Yに向けて反射し、感光体16Y上に光ビームLYを結像させるガラス製のシリンドリカルミラー80Yが設けられている。
また、第6平面ミラー70の光路下流には、第6平面ミラー70によって反射して折り返された光ビームLMを感光体16Mに向けて反射し、感光体16M上に光ビームLMを結像させるガラス製のシリンドリカルミラー80Mが設けられている。
さらに、第7平面ミラー72の光路下流には、第7平面ミラー72によって反射して折り返された光ビームLCを感光体16Cに向けて反射し、感光体16C上に光ビームLCを結像させるガラス製のシリンドリカルミラー80Cが設けられている。
また、第5平面ミラー68の光路下流には、第5平面ミラー68によって反射して折り返された光ビームLKを感光体16Kに向けて反射し、感光体16K上に光ビームLKを結像させるガラス製のシリンドリカルミラー80Kが設けられている。
このように、曲面Rが形成されたシリンドリカルミラー80を採用することで、平面ミラーを少なくすることができる構成となっている。また、シリンドリカルミラー80をガラス製とすることで、線膨張係数が小さくなり、シリンドリカルミラーの温度特性(例えばフォーカス深度性能)が向上するようになっている。なお、各シリンドリカルミラー80Y、80M、80C、80Kの面形状については詳細を後述する。
一方、光源50Kから発光する光ビームLKの端部には、光ビームLKの1ビームである同期光LSが設けられており、この同期光LSは、第5平面ミラー68によって反射後、SOSミラー90によって画像領域外に配置されたSOSセンサ92に向けて出射される構成となっている。また、SOSセンサ92のSOSミラー90の間には、SOSレンズ94が設けられており、同期光LSは、SOSレンズ94によってSOSセンサ92に集光される構成となっている。そして、SOSセンサ92に集光された同期光LSの検出タイミングに基づいて図示しない制御部が感光体16への画像書き込みタイミングを制御する構成となっている。
次に、図3に示される第1fθレンズ60の第1入射面60A及び第1出射面60B及び第2fθレンズ62の第2入射面62A及び第2出射面62Bについて説明する。
第1fθレンズ60はポリオレフィン系樹脂で成形され、第1fθレンズ60の屈折率は1.538232とされている。さらに、第1fθレンズ60の光学面範囲は、11×72mmとされ、第1fθレンズ60の中心厚さは、7.5mmとされている。また、第1fθレンズ60の第1入射面60Aはアナモフィック非球面とされており、の第1入射面60Aの面形状は、
CUX X曲率 −3.142350E−02
X曲率半径 −3.182332E+01
CUY Y曲率 −2.316063E−02
Y曲率半径 −4.317671E+01
KY Yコーニック定数 −9.636016E+00
AR 回転対称の4次係数 1.801438E−06
BR 回転対称の6次係数 7.418266E−07
CR 回転対称の8次係数 1.573881E−10
DR 回転対称の10次係数 5.387575E−15
KX Xコーニック定数 1.747152E+01
AP 回転非対称の4次係数 3.137927E−01
BP 回転非対称の6次係数 −1.040577E+00
CP 回転非対称の8次係数 −1.189176E+00
DP 回転非対称の10次係数 −9.308370E−01
として副走査方向座標をx、主走査方向座標をyとすると、
Figure 0005093075
なる式で記述される。
また、第1fθレンズ60の第1出射面60Bはアナモフィック非球面とされており、第1出射面60Bの面形状は、
CUX X曲率 −3.571406E−02
X曲率半径 −2.800018E+01
CUY Y曲率 −1.730603E−02
Y曲率半径 −5.778333E+01
KY Yコーニック定数 −1.626479E+00
AR 回転対称の4次係数 2.515334E−05
BR 回転対称の6次係数 1.737267E−13
CR 回転対称の8次係数 5.969757E−14
DR 回転対称の10次係数 −4.289673E−14
KX Xコーニック定数 8.358856E+00
AP 回転非対称の4次係数 −6.697999E−01
BP 回転非対称の6次係数 1.266576E+01
CP 回転非対称の8次係数 −2.222165E+00
DP 回転非対称の10次係数 −1.248030E+00
として副走査方向座標をx、主走査方向座標をyとすると、
Figure 0005093075
なる式で記述される。
つまり、副走査方向における第1fθレンズ60の近軸の第1入射面60Aと第1出射面60Bがマイナス曲率であって、
第1入射面60Aの曲率半径<第1出射面60Bの曲率半径
の関係が満たされるようになっており、隣接する光ビームLとの距離を維持した状態で、副走査方向における光ビームを収束させる構成となっている。
また、第2fθレンズ62はポリオレフィン系樹脂で成形され、第2fθレンズ63の屈折率は1.538232とされている。さらに、第2fθレンズ62の光学面範囲は、13×112mmとされ、第2fθレンズ62の中心厚さは、12mmとされている。また、第2fθレンズ62の第2入射面62Aはアナモフィック非球面とされており、の第2入射面62Aの面形状は、
CUX X曲率 −1.517917E−02
X曲率半径 −6.587976E+01
CUY Y曲率 2.764335E−02
Y曲率半径 3.617507E+01
KY Yコーニック定数 −5.667780E+00
AR 回転対称の4次係数 −1.628579E−08
BR 回転対称の6次係数 1.509943E−10
CR 回転対称の8次係数 3.736799E−17
DR 回転対称の10次係数 −2.327089E−17
KX Xコーニック定数 4.152058E+01
AP 回転非対称の4次係数 7.152984E+00
BP 回転非対称の6次係数 −1.660209E+00
CP 回転非対称の8次係数 3.992737E+00
DP 回転非対称の10次係数 −1.577818E+00
として副走査方向座標をx、主走査方向座標をyとすると、
Figure 0005093075
なる式で記述される。
また、第2fθレンズ62の第2出射面62Bはアナモフィック非球面とされており、の第2出射面62Bの面形状は、
CUX X曲率 −2.328641E−02
X曲率半径 −4.294351E+01
CUY Y曲率 1.779684E−02
Y曲率半径 5.618974E+01
KY Yコーニック定数 −8.788611E+00
AR 回転対称の4次係数 −6.297002E−08
BR 回転対称の6次係数 1.004796E−09
CR 回転対称の8次係数 4.728069E−12
DR 回転対称の10次係数 4.094364E−12
KX Xコーニック定数 1.057156E+01
AP 回転非対称の4次係数 3.474053E+00
BP 回転非対称の6次係数 −7.324482E−01
CP 回転非対称の8次係数 −1.058170E+00
DP 回転非対称の10次係数 −1.006366E+00
として副走査方向座標をx、主走査方向座標をyとすると、
Figure 0005093075
なる式で記述される。
つまり、副走査方向における第2fθレンズ62の近軸の第2入射面62Aと第2出射面62Bがマイナス曲率であって、
第2入射面62Aの曲率半径<第2出射面62Bの曲率半径
の関係が満たされるようになっており、隣接する光ビームLとの距離を維持した状態で、副走査方向における光ビームを収束させる構成となっている。
次に、図1に示されるシリンドリカルミラー80Y、80M、80C、80Kについて説明する。
各シリンドリカルミラー80の光学面範囲は10mm×297mmとされ、中心厚さは9mmとされている。
また、レイアウトの関係上、シリンドリカルミラー80Y、80M、80Kについては、反射面から各感光体16の被走査面までの距離は70mmとされており、シリンドリカルミラー80Cについては、反射面から感光体16の被走査面までの距離は80mmとされている。
さらに、シリンドリカルミラー80Yの曲面RはR179.40mm、シリンドリカルミラー80Mの曲面RはR130.50mm、シリンドリカルミラー80Cの曲面RはR164.36mm、シリンドリカルミラー80Kの曲面RはR146.24mmとされている。
そして、シリンドリカルミラー80Yについては、光ビームLYがレンズの中心線に対して1.2mm、シリンドリカルミラー80Kについては、光ビームLKがレンズの中心線に対して0.8mmシフト入射するようにシリンドリカルミラー80Y、80Kの配置位置が決められている。
次に、第1実施形態の光学系全体の緒言について説明する。光源波長は785nm、温度20℃においてシステム焦点距離は243.51mm、感光体上に露光する画像範囲は297mmである。走査光軸において反射面52Aから第1入射面60Aの距離は39mm、第1入射面60Aから第1出射面60Bの距離は7.5mm、第1出射面60Bから第2入射面62Aの距離は6mm、第2入射面62Aから第2出射面62Bの距離は12mmである。ポリゴンミラー60への入射光軸と出射光軸がなす角は60度且つ走査開始側からの入射である。
(作用)
次に、前述した光走査装置36を用いて結像特性を評価したため、この結果について説明する。
図4には、本実施形態に係る光走査装置36を用いて、感光体16の被走査面の主走査方向位置における副走査方向の走査線の書き出し位置(以下、リードレジ)を評価したグラフが記載されている。図4の横軸は感光体16の被走査面における主走査方向の位置を示し、縦軸は副走査方向の位置を示す。
図4に示すグラフから分るように、副走査方向におけるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のずれ量が±0.03mm以下となっているため、実用上問題ないことが分る。また、色間差(CRG:MAX−MIN)については、0.056mm以下となっており、色間差(CRG)についても実用上問題ないことが分る。
また、図5には、倍率(直線性)、つまり光ビームLが等速運動をしていると過程した場合を0としたときの主走査方向における光ビームLY、LM、LC、LKの位置ずれを評価したグラフが記載されている。図5の横軸は感光体16の被走査面における主走査方向の位置を示し、縦軸は位置ずれ量を示す。
図5に示すグラフから分るように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のずれ量が±0.1mm以下となっているため、実用上問題ないことが分る。また、色間差(CRG:MAX−MIN)については、0.014mm以下となっており、色間差(CRG)についても実用上問題ないのが分る。
また、図6には、本実施形態に係る光走査装置36を用いて、感光体16の被走査面の主走査方向位置における主走査方向フォーカス深度を評価したグラフが記載されている。図6の横軸は感光体16の被走査面における主走査方向の位置を示し、縦軸は主走査方向フォーカス深度を示す。
図6に示すグラフから分るように、主走査方向フォーカス深度のバラツキは、レンジ(MAX−MIN)2mm以下となっているため、実用上問題ないことが分る。
さらに、図7には、本実施形態に係る光走査装置36を用いて、感光体16の被走査面の主走査方向位置における副走査方向フォーカス深度を評価したグラフが記載されている。図7の横軸は感光体16の被走査面における主走査方向の位置を示し、縦軸は副走査方向フォーカス深度を示す。
図7に示すグラフから分るように、副走査方向フォーカス深度のバラツキは、レンジ(MAX−MIN)5mm以下となっているため、実用上問題ないことが分る。
次ぎに、本発明の第2実施形態に係る光走査装置の一例が採用された画像形成装置を図10に従って説明する。
図10に示されるように、本実施形態では、第1実施形態と違いfθレンズ100は1個とされている。
また、fθレンズ100はポリオレフィン系樹脂で成形され、fθレンズ100の屈折率は1.538232とされている。さらに、fθレンズ100の光学面範囲は、20×150mmとされ、fθレンズ100の中心厚さは、23.795mmとされている。第1実施形態と比較すると偏肉形状で成形性には優れていない。また、fθレンズ100の入射面100Aはアナモフィック非球面とされており、の入射面100Aの面形状は、
CUX X曲率 4.368185E−03
X曲率半径 2.289280E+02
CUY Y曲率 1.543171E−03
Y曲率半径 6.480165E+02
KY Yコーニック定数 −2.502277E+02
AR 回転対称の4次係数 −4.827751E−08
BR 回転対称の6次係数 1.105862E−08
CR 回転対称の8次係数 −8.223891E−15
DR 回転対称の10次係数 5.638086E−16
KX Xコーニック定数 6.623475E+01
AP 回転非対称の4次係数 −1.421623E+00
BP 回転非対称の6次係数 −1.009270E+00
CP 回転非対称の8次係数 −1.587923E+00
DP 回転非対称の10次係数 −9.192966E−01
として副走査方向座標をx、主走査方向座標をyとすると、
Figure 0005093075
なる式で記述される。
また、fθレンズ100の出射面100Bはアナモフィック非球面とされており、の出射面100Bの面形状は、
CUX X曲率 −6.852053E−03
X曲率半径 −1.459417E+02
CUY Y曲率 −6.186020E−03
Y曲率半径 −1.616548E+02
KY Yコーニック定数 2.305299E+00
AR 回転対称の4次係数 5.906846E−09
BR 回転対称の6次係数 −2.433229E−13
CR 回転対称の8次係数 −2.388767E−17
DR 回転対称の10次係数 9.841386E−19
KX Xコーニック定数 −1.316366E+01
AP 回転非対称の4次係数 −2.406931E+00
BP 回転非対称の6次係数 −4.725344E+00
CP 回転非対称の8次係数 −3.269103E+00
DP 回転非対称の10次係数 −1.499500E+00
として副走査方向座標をx、主走査方向座標をyとすると、
Figure 0005093075
なる式で記述される。
本発明の第1実施形態に係る光走査装置を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置を示した平面図である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置に採用された第1fθレンズと第2fθレンズを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置の光学特性をグラフで示した図面である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置の光学特性をグラフで示した図面である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置の光学特性をグラフで示した図面である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置の光学特性をグラフで示した図面である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置が採用された画像形成装置の感光体近傍を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置が採用された画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る光走査装置に採用されたfθレンズを示した斜視図である。
符号の説明
10 画像形成装置
16 感光体(像保持体)
36 光走査装置
50 光源
52 ポリゴンミラー(回転多面鏡)
52A 反射面
59 透過部材
60 第1fθレンズ(第1レンズ部材)
60A 第1入射面
60B 第1出射面
62 第2fθレンズ(第2レンズ部材)
62A 第2入射面
62B 第2出射面
80 シリンドリカルミラー(曲面反射素子)
100 fθレンズ(レンズ部材)
100A 入射面
100B 出射面

Claims (3)

  1. 光ビームを出射する複数の光源と、
    複数の反射面を備え、回転して前記光源から出射された光ビームを反射して被走査面の主走査方向に走査させる回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡の反射面によって反射した複数の光ビームが共通透過すると共に、前記反射面で反射して等角度走査された光ビームを光ビーム毎に設けられた被走査面上で等速走査させる樹脂製の光学手段と、
    前記光学手段を透過した複数の光ビームの光路を複数に分離する分離手段と、
    前記分離手段によって分離した光ビームを夫々反射させ、各被走査面上に光ビームを結像させる複数の曲面反射素子と、を備え、
    前記光学手段は、前記回転多面鏡の反射面によって反射された光ビームが入射する第1レンズ部材と、前記第1レンズ部材を透過した光ビームが入射する第2レンズ部材で構成され、
    光ビームが入射する前記第1レンズ部材の第1入射面と前記第1入射面から入射した光ビームが出射する前記第1レンズ部材の第1出射面は、アナモフィック非球面で構成され、
    前記第1レンズ部材を透過した光ビームが入射する前記第2レンズ部材の第2入射面と前記第2入射面に入射した光ビームが出射する前記第2レンズ部材の第2出射面は、アナモフィック非球面で構成され、
    前記第1レンズ部材の前記第1入射面と前記第1出射面及び前記第2レンズ部材の第2入射面と第2出射面の被走査面の副走査方向における前記第1レンズ部材及び前記第2レンズ部材の近軸の曲率が、マイナス曲率であって、
    第1入射面の曲率半径<第1出射面の曲率半径、
    第2入射面の曲率半径<第2出射面の曲率半径、の関係が満たされ、
    前記第1レンズ部材及び前記第2レンズ部材は、副走査方向において光ビーム間の相対的な角度を小さくさせ、前記光源から出射されて透過した複数の光ビームを、透過した後も互いに離れる方向に進ませる光走査装置。
  2. 光ビームの光路上において前記光学手段と前記分離手段との間には、複数の光ビームを略同一の方向へ折り返す折り返し部材が設けられる請求項1に記載の光走査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光走査装置と、
    前記光走査装置から出射した光ビームが結像走査する被走査面を備えた像保持体と、
    を備えた画像形成装置。
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