JP4695469B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両室内に設けられた操作体の操作に応じて制御を行う車両制御装置に関するものである。
近年、車両においては、座席毎に個別の制御を行うことにより、各座席に着座する乗員に最適な制御を実現する車両制御装置が提案されている。こうした具体例として、従来、例えば座席の前後位置やリクライニング角度を電動で調整可能な電動パワーシート装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。こうした電動パワーシート装置は、座席の近傍(例えば座席の側面)に配設された操作体が乗員によって操作された際に、その操作に応じて駆動する。
特開平5−77679号公報
しかしながら、前記電動パワーシート装置でも明らかなように、こうした車両制御装置では、各座席に対してそれぞれ個別に操作体を設ける必要があるため、部品点数が多くなってしまうとともに、各操作体を配設するためのスペースも確保しなくてはならない。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を削減しつつ、操作体の操作に応じて座席毎に適した制御を行うことができる車両制御装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、複数の座席にそれぞれ設けられ、各座席に着座する乗員に対してそれぞれ個別にリクエスト信号を送信する送信手段と、前記送信手段の数よりも少数からなり、前記送信手段から操作者を介して伝送されたリクエスト信号を取得する信号取得手段を有するとともに乗員によって操作可能な操作体と、前記送信手段による前記リクエスト信号の送信を制御するとともに、前記操作体が操作された際に、前記信号取得手段によって取得した前記リクエスト信号に基づいて操作者の着座位置を特定し、その特定した着座位置に対応する制御を前記操作体の操作態様に応じて行う制御手段とを備え、前記複数の座席には乗員の着座有無を検出する着座検出手段が設けられ、前記制御手段は、該着座検出手段によって乗員の着座状態が検出されたことを条件として、対応する前記送信手段から前記リクエスト信号を送信させることを要旨とする。
上記構成によると、座席に着座する乗員が操作体を操作すると、座席から乗員を介して伝送されたリクエスト信号が信号取得手段によって取得され、そのリクエスト信号が制御手段に入力される。このため、それぞれ異なる座席に着座する乗員が同一の操作体を操作した場合であっても、制御手段は、取得したリクエスト信号を判別することにより、どの乗員が操作体を操作したのかを認識可能となる。よって、各座席に対して個別に操作体を設けなくても、対応する座席に着座する操作者に適した制御が可能となる。
特に、座席に乗員が着座しているときにのみ対応する座席に設けられた送信手段からリクエスト信号が送信されることとなる。すなわち、座席に乗員が着座していない状態においては、その座席に設けられた送信手段からリクエスト信号が送信されない。このため、不要なリクエスト信号の送信が抑制され、無駄な電力消費が抑制される。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両制御装置において、前記送信手段は、それぞれ対応する座席毎に設定された座席コードを含んだ前記リクエスト信号を送信し、前記制御手段は、前記信号取得手段によって取得した前記リクエスト信号に含まれる前記座席コードに基づいて操作者の着座位置を特定することを要旨とする。
上記構成によると、各座席から送信されるリクエスト信号にはそれぞれ個別の座席コードが含まれているため、制御手段は、乗員を介して伝送されたリクエスト信号が入力されると、該リクエスト信号に含まれる座席コードを読み取ることにより、操作者が着座する座席を確実に認識することができる。よって、制御手段は、対応する座席に着座する操作者に適した制御を確実に行うことができる。
以上詳述したように、本発明によれば、部品点数を削減しつつ、操作体の操作に応じて座席毎に適した制御を行うことができる車両制御装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、車両室内に設けられた車両制御装置1は、センタークラスタ(図示略)に配設された操作体11と、運転席(D席)2(図2参照)に設けられたD席制御体21と、助手席(P席)に設けられたP席制御体31と、制御手段としての制御部41とを備えている。なお、制御部41は、操作体11と一体に設けられてもよいし、別体に設けられてもよい。
<操作体11>
操作体11は、意匠面に設けられて乗員に操作される操作スイッチ12と、該操作スイッチ12が乗員に操作された際に、該乗員を介して伝送されるリクエスト信号を受信する受信アンテナ13と、該受信アンテナ13に電気的に接続された受信回路14とを備えている。
操作スイッチ12は制御部41に電気的に接続されており、図3に示すように、リクライニング調整スイッチ12a、シート前後調整スイッチ12b、及びシート温度作動切換スイッチ12cといった複数のスイッチによって構成されている。そして、リクライニング調整スイッチ12aが「UP」方向に操作されるとUP操作コードを含む操作信号が制御部41に出力され、「DOWN」方向に操作されるとDOWN操作コードを含む操作信号が制御部41に出力される。また、シート前後調整スイッチ12bが「FRONT」方向に操作されるとFRONT操作コードを含む操作信号が制御部41に出力され、「REAR」方向に操作されるとREAR操作コードを含む操作信号が制御部41に出力される。同様に、シート温度作動切換スイッチ12cが「ON」方向に操作されるとON操作コードを含む操作信号が制御部41に出力され、「OFF」方向に操作されるとOFF操作コードを含む操作信号が制御部41に出力される。すなわち、各スイッチ12a〜12cの操作態様に応じた操作信号が制御部41に出力される。
受信アンテナ13は、極近距離から送信された無線信号を受信するアンテナであり、各スイッチ12a〜12cが乗員(操作者)によって操作された際に、該操作者から送信されるリクエスト信号を受信可能となっている。そして、受信アンテナ13は、リクエスト信号を受信すると、そのリクエスト信号を受信回路14に出力する。受信回路14は制御部41に電気的に接続され、受信アンテナ13からリクエスト信号が入力されると、該リクエスト信号に含まれる座席コードを制御部41に出力する。このため、受信アンテナ13及び受信回路14は、操作者を介して伝送されたリクエスト信号を取得する信号取得手段として機能する。したがって、各スイッチ12a〜12cの何れかが操作されると、その操作に応じた操作信号と座席コードとが制御部41に入力されることとなる。
<D席制御体21>
D席制御体21は、運転席2の座面近傍に設けられて該運転席2への乗員の着座有無を検出する着座検出手段としてのD席着座センサ22と、D席送信回路23と、D席着座センサ22とともに運転席2の座面近傍に配設されたD席アンテナ24と、制御部41に電気的に接続されたD席制御対象25とを備えている。
D席着座センサ22は制御部41に電気的に接続され、運転席2への乗員の着座を検出すると、検出信号を制御部41に出力する。
D席送信回路23は制御部41に電気的に接続され、該制御部41から入力されるリクエスト信号を所定周波数(ここでは10MHz)の電波に変調してD席アンテナ24に出力し、該D席アンテナ24から運転席2に着座する乗員に対してその電波を送信する。
D席制御対象25は、運転席2のリクライニング角度を自動的に調整するためのアクチュエータ(リクライニングアクチュエータ)や、運転席2の前後位置を自動的に調整するためのアクチュエータ(シート位置アクチュエータ)や、運転席2に対して冷風や温風を送風するための空調装置などからなり、制御部41から出力される制御信号に基づいてそれぞれ駆動する。
<P席制御体31>
P席制御体31は、助手席の座面近傍に設けられて該助手席への乗員の着座有無を検出する着座検出手段としてのP席着座センサ32と、P席送信回路33と、P席着座センサ32とともに助手席の座面近傍に配設されたP席アンテナ34と、制御部41に電気的に接続されたP席制御対象35とを備えている。
P席着座センサ32は制御部41に電気的に接続され、助手席への乗員の着座を検出すると、検出信号を制御部41に出力する。
P席送信回路33は制御部41に電気的に接続され、該制御部41から入力されるリクエスト信号を電波に変調してP席アンテナ34に出力し、該P席アンテナ34から助手席に着座する乗員に対してその電波を送信する。
P席制御対象35は、助手席のリクライニング角度を自動的に調整するためのリクライニングアクチュエータや、助手席の前後位置を自動的に調整するためのシート位置アクチュエータや、助手席に対して冷風や温風を送風するための空調装置などからなり、制御部41から出力される制御信号に基づいてそれぞれ駆動する。
<制御部41>
制御部41は、具体的には図示しないCPU、ROM、RAM等からなるコンピュータユニットであり、D席着座センサ22から入力される検出信号に基づいてD席送信回路23へのリクエスト信号の出力制御を行い、P席着座センサ32から入力される検出信号に基づいてP席送信回路33へのリクエスト信号の出力制御を行う。この制御部41のROM等のメモリには座席毎に予め設定された個別の座席コードが記録されており、制御部41は、対応する座席コードを含むリクエスト信号を各送信回路23,33に出力する。また、制御部41は、操作体11から入力される操作信号及び座席コードに基づき、D席制御対象25及びP席制御対象35への制御信号の出力制御を行う。そこで、こうした制御部41によって行われる各種制御を、図4に示すフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS1において制御部41は、各着座センサ22,32からの検出信号の有無に基づき、運転席2または助手席に乗員が着座している状態であるか否かを判断する。その結果、制御部41は、運転席2または助手席に乗員が着座していないと判断した場合にはここでの処理を一旦終了し、乗員が着座していると判断した場合にはステップS2の処理へ移行する。
ステップS2において制御部41は、対応する座席コードを含むリクエスト信号を対応する送信回路23,33に出力する。すなわち、制御部41は、運転席2に対して乗員が着座状態であると判断した場合には、運転席2に固有の座席コード(D席コード)を含むリクエスト信号をD席送信回路23に出力する。これに対して、制御部41は、助手席に対して乗員が着座状態であると判断した場合には、助手席に固有の座席コード(P席コード)を含むリクエスト信号をP席送信回路33に出力する。また、制御部41は、運転席及び助手席の両方に対して乗員が着座状態であると判断した場合には、D席送信回路23に対するリクエスト信号の出力とP席送信回路33に対するリクエスト信号の出力とを交互に行う。
続くステップS3において制御部41は、操作体11から操作信号及び座席コードの入力があるか否かを判断する。例えば図2に示すように、制御部41からD席送信回路23に対してリクエスト信号が出力されると、そのリクエスト信号はD席アンテナ24から乗員(運転者3)に対してリクエスト信号を送信する。そして、こうしたリクエスト信号が送信された状態で乗員が操作スイッチ12を操作すると、D席アンテナ24から送信されたリクエスト信号が乗員を介して操作スイッチ12に伝送され、操作体11の受信アンテナ13によって受信される。すなわち、D席アンテナ24と受信アンテナ13との間に乗員が介在することにより、該D席アンテナ24から送信されたリクエスト信号が受信アンテナ13によって受信される。なお、リクエスト信号の周波数が高いほど、リクエスト信号が乗員を介して受信アンテナ13に確実に伝送されることが本願発明者により確認されている。よって、リクエスト信号の周波数は、10MHzに限らず、リクエスト信号が乗員を介して受信アンテナ13に確実に伝送される周波数であれば、どのような値に設定されていてもよい。
そして、受信アンテナ13によって受信されたリクエスト信号は受信回路14によって復調され、該リクエスト信号に含まれる座席コード(ここではD席コード)が制御部41に入力される。それとともに、操作スイッチ12から操作信号が制御部41に入力される。なお、助手席に着座する乗員によって操作スイッチ12が操作された場合には、P席コードと操作信号とが制御部41に入力されることとなる。
したがって、ステップS3において制御部41は、操作体11から操作信号及び座席コードの入力があるか否かを判断することにより、運転席2または助手席に着座する乗員によって操作スイッチ12が操作されたか否かを判断する。その結果、制御部41は、操作体11から操作信号及び座席コードの入力がないと判断した場合には、操作スイッチ12が何ら操作されていないと判断してここでの処理を一旦終了し、該操作信号及び座席コードの入力があると判断した場合には、ステップS4の処理へ移行する。
ステップS4において制御部41は、入力された座席コードと操作信号に含まれる操作コードの判別を行う。すなわち、制御部41は、座席コードがD席コードであるかP席コードであるかを判別するとともに、操作信号に含まれる操作コードが、UP操作コード、DOWN操作コード、FRONT操作コード、REAR操作コード、ON操作コード及びOFF操作コードのうちの何れであるかを判別する。
そして、ステップS5において制御部41は、判別した座席コードと対応する制御対象25,35に対し、判別した操作コードに基づく制御信号を出力する。例えば、制御部41は、座席コードがD席コードであり、操作コードがUP操作コードであると判別した場合、D席制御対象25としてのリクライニングアクチュエータに対して駆動信号を出力してUP動作させ、運転席2の背もたれを起立する方向に移動させる。これに対し、制御部41は、座席コードがP席コードであり、操作コードがUP操作コードであると判別した場合、P席制御対象35としてのリクライニングアクチュエータに対して駆動信号を出力してUP動作させ、助手席の背もたれを起立する方向に移動させる。
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)座席(運転席2または助手席)に着座する乗員が操作体を操作すると、該座席から乗員を介して伝送されたリクエスト信号が受信アンテナによって取得され、そのリクエスト信号が制御部41に入力される。このため、それぞれ異なる座席に着座する乗員が同一の操作体11を操作した場合であっても、制御部41は、リクエスト信号に基づいて判別することにより、どの乗員が操作体11を操作したのかを認識することができる。よって、各座席に対して個別に操作体11を設けなくても、制御部41は、対応する座席に着座する操作者に適した制御を行うことができる。それゆえ、操作体11の個数を削減することができ、部品点数を削減しつつ、操作体11の操作に応じて座席毎に適した制御を行うことができる。
(2)各座席から送信されるリクエスト信号にはそれぞれ個別の座席コードが含まれているため、制御部41は、乗員を介して伝送されたリクエスト信号が入力されると、該リクエスト信号に含まれる座席コードを読み取ることにより、操作者が着座する座席を確実に認識することができる。よって、制御部41は、対応する座席に着座する操作者に適した制御を確実に行うことができる。
(3)制御部41は、着座センサ22,32の検出結果に基づき、座席に乗員が着座しているときにのみ対応する座席に設けられた各アンテナ24,34からリクエスト信号を送信する。すなわち、座席に乗員が着座していない状態においては、その座席に設けられた各アンテナ24,34からリクエスト信号を送信させない。リクエスト信号は座席に乗員が着座しているときにのみ送信が必要となることから、このように制御することにより、不要なリクエスト信号の送信を抑制することができ、無駄な電力消費を抑制することができる。
(4)D席制御対象25は運転席2のシート調整や温度調整を行うものであり、P席制御対象35は助手席のシート調整や温度調整を行うものである。すなわち、本実施形態の車両制御装置1は、電動パワーシート装置を制御する装置として具体化されている。このため、該電動パワーシート装置を操作するための操作体11の個数を削減することができる。
(5)D席アンテナ24及びP席アンテナ34から送信されるリクエスト信号の周波数は10MHzに設定されている。このため、乗員を介して該リクエスト信号を受信アンテナ13に確実に伝送することができる。
(6)操作体11はセンタークラスタに配設されているため、運転者3や助手席乗員にとって操作しやすく、該操作体11の高い操作性を確保することができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態においてリクエスト信号には、座席毎に設定された個別の座席コードが含まれているが、こうした座席コードは必ずしも含まれていなくてもよい。このようにした場合においても、制御部41は、各送信回路23,33に対するリクエスト信号の出力タイミングと、受信アンテナ13から入力されるリクエスト信号の入力タイミングとに基づいて操作者が着座する座席を特定することができる。
・ 前記実施形態においてD席制御体21及びP席制御体31にはそれぞれ個別の着座センサ22,32が設けられ、制御部41は、これら着座センサ22,32によって乗員の着座が検出されたことを条件として、対応する送信回路23,33にリクエスト信号を出力するようになっている。しかし、これら着座センサ22,32を省略し、制御部41は、乗員の着座有無にかかわらず対応する送信回路23,33にリクエスト信号を出力するようになっていてもよい。
・ 制御部41は、運転席2及び助手席のリクライニング角度の調整、シート位置の調整調整、及びシートの温度調整を行うことに限らず、例えばエアーコンディショナの温度・風量・風向を操作者に最適な状態に制御したり、ナビゲーション画面やオーディオ画面を操作者側に向ける制御をしたりするようになっていてもよい。すなわち、制御部41は、座席の制御に限らず、車両電装品を操作者に応じて制御するようになっていてもよい。
・ D席制御体21やP席制御体31に相当する制御体を後部座席にも設けるとともに、該後部座席に着座する乗員によっても操作可能な箇所(例えばセンターコンソールなど)に操作体11を設けてもよい。このようにすれば、一つの操作体11によって全ての座席に最適な制御を行うことができる。また、車両制御装置1を構成する操作体11は、一つに限らず、座席数よりも少数であれば2つ以上によって構成されていてもよい。例えばセンタークラスタとセンターコンソールとにそれぞれ設けられてもよい。
・ 操作体11は、必ずしもセンタークラスタに設けられている必要はなく、制御対象となる座席に着座する乗員によって操作しやすい箇所であれば、どこに配設されてもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 両制御装置において、前記送信手段は運転席及び助手席に設けられ、前記操作体は、車両室内におけるセンタークラスタに配設されていること。この(1)に記載の技術的思想によれば、運転席に着座する乗員及び助手席に着座する乗員により操作体を確実且つ容易に操作することができる。
(2) 両制御装置において、前記送信手段は運転席、助手席及び後部座席に設けられ、前記操作体は、車両室内におけるセンターコンソールに配設されていること。この(2)に記載の技術的思想によれば、各座席に着座する乗員により操作体を確実且つ容易に操作することができる。
(3) 両制御装置において、前記操作体は、前記送信手段が設けられた各座席を操作するものであり、前記制御手段は、前記操作体の操作態様に基づいて特定した座席の制御を行うこと。この(3)に記載の技術的思想によれば、座席を制御するための操作体の個数を削減できる。
本発明の一実施形態の車両制御装置の概略構成を示すブロック図。 同実施形態の信号伝送路を模式的に示す図。 同実施形態の操作体の正面図。 同実施形態の制御手段によって行われる制御を示すフローチャート。
符号の説明
1…車両制御装置、2…運転席、3…運転者、11…操作体、13…信号取得手段としての受信アンテナ、21…D席制御体、22…着座検出手段としての着座センサ、23…送信手段としてのD席送信回路、24…送信手段としてのD席アンテナ、31…P席制御体、32…着座検出手段としての着座センサ、33…送信手段としてのP席送信回路、34…送信手段としてのP席アンテナ、41…制御手段としての制御部。

Claims (2)

  1. 複数の座席にそれぞれ設けられ、各座席に着座する乗員に対してそれぞれ個別にリクエスト信号を送信する送信手段と、
    前記送信手段の数よりも少数からなり、前記送信手段から操作者を介して伝送されたリクエスト信号を取得する信号取得手段を有するとともに乗員によって操作可能な操作体と、
    前記送信手段による前記リクエスト信号の送信を制御するとともに、前記操作体が操作された際に、前記信号取得手段によって取得した前記リクエスト信号に基づいて操作者の着座位置を特定し、その特定した着座位置に対応する制御を前記操作体の操作態様に応じて行う制御手段とを備え
    前記複数の座席には乗員の着座有無を検出する着座検出手段が設けられ、前記制御手段は、該着座検出手段によって乗員の着座状態が検出されたことを条件として、対応する前記送信手段から前記リクエスト信号を送信させることを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記送信手段は、それぞれ対応する座席毎に設定された座席コードを含んだ前記リクエスト信号を送信し、
    前記制御手段は、前記信号取得手段によって取得した前記リクエスト信号に含まれる前記座席コードに基づいて操作者の着座位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
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