JP4685917B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用制御装置にかかり、特に、車両の緊急時に車両に設けられた機構を制御する車両用制御装置に関する。
車両用制御装置としては、例えば、衝突などの緊急時にパワーウインドウやサンルーフを閉じる制御を行うものや、車両用シートのシートバック角度を調整するものなどが提案されている。
例えば、車両の緊急時に車両用シートを制御する車両用シート制御装置としては、特許文献1に記載の技術が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、後部衝突物を予知して、予知信号に応じてシートバックが起立状態になるように調整することが提案されている。また、特許文献1に記載の技術では、予知信号を受けたときには、手動手段による操作信号でシートバックの起立角度を調整するときよりも高速でシートバックの起立角度を調整している。
特開2005−178443号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、予知信号に応じてシートバックの調整開始後、垂直になるまで調整を行う閉ループ制御であるため、ユーザの意図に反して動作した場合に不快感を与える可能性があり、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、ユーザの意図を反映して不快感を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車両用シートのシートバックの角度を調整するための機構を駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動を指示する操作を行うための操作手段と、車両周囲の危険状況を予測する予測手段と、前記予測手段によって前記危険状況が予測された場合に、前記機構が予め定めた状態となるように前記駆動手段を制御すると共に、前記駆動手段の制御中に前記操作手段による操作が行われた場合に、前記駆動手段の駆動速度を可変するように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、車両用シートを調整するための機構を駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動を指示する操作を行うための操作手段と、車両周囲の危険状況を予測する予測手段と、前記予測手段によって前記危険状況が予測された場合に、前記機構が予め定めた状態となるように前記駆動手段を制御すると共に、前記駆動手段の制御中に前記操作手段による操作が行われた場合に、前記駆動手段の駆動速度を可変するように前記駆動速度を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、車両用シートのシートバックの角度を調節するための機構が駆動手段によって駆動される。駆動手段は、例えば、請求項2に記載の発明のように、車両用シートを調節するための機構を駆動するものを適用するようにしてもよいし、パワーウインドウやサンルーフ等の開口部の機構を駆動するものを適用するようにしてもよい。また、操作手段を操作することによって、駆動手段の駆動を指示することができる。
予測手段では、車両周囲の危険状況が予測され、制御手段では、予測手段によって危険状況が予測された場合に、車両に設けられた機構が予め定めた状態となるように駆動手段が制御される。例えば、シートバックを予め定めた角度に調整したり、パワーウインドウやサンルーフを閉じたりする。
そして、駆動手段の制御中に、操作手段による操作が行われた場合には、駆動手段の駆動速度を可変するように駆動手段が制御手段によって制御される。これによって、意図しない速度で駆動手段が駆動された場合に、駆動手段の速度を可変することができるので、ユーザの意図を反映して不快感を抑制することができる。
制御手段は、請求項3に記載の発明のように、駆動手段の駆動を停止することにより駆動速度を可変するようにしてもよい。すなわち、意図しない駆動手段の駆動を停止することができるので、不快感を抑制することができる。
また、制御手段は、請求項4に記載の発明のように、駆動手段の制御中に操作手段による操作が行われた場合に、駆動手段の駆動速度を減速し、操作手段による操作終了後に駆動手段の駆動を停止するようにしてもよい。すなわち、段階的に停止することでユーザの不快感を抑制することができる。
さらに、制御手段は、請求項5に記載の発明のように、駆動手段の制御中に駆動方向と逆方向への駆動指示が操作手段による操作が行われた場合に、駆動手段の駆動速度を減速して駆動方向を反転し、操作手段による操作終了後に駆動手段の駆動を停止するようにしてもよい。これによって、駆動手段の駆動前の状態に戻す際に、減速、反転駆動、停止を一連の制御で行うことができるため、操作を簡略化することができる。
以上説明したように本発明によれば、駆動手段の制御中であってもユーザの意図を反映して不快感を抑制することことができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置の概略構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置10は、車両用シートのシートバックの駆動制御を行うためのシート制御ECU12、及び車両用シートのシートバックの角度を調整するためのリクライニングアクチュエータ14を備えている。
シート制御ECU12は、CPU、ROM、RAM、及び入出力インターフェースを有するマイクロコンピュータ16を備えており、リクライニングアクチュエータ14は、モータ18、及びシートバックの位置(リクライニング角度)を検出するためのセンサ20を備えている。なお、センサ20は、例えば、モータ18の回転数や回転位置等をホール素子等を用いて検出することにより、シートバックの角度を検出する。
マイクロコンピュータ16には、電源回路22、車両情報入力回路24、スイッチ入力回路26、モータ駆動回路28、電流モニタ回路30、及びセンサ入力回路32が接続されている。
電源回路22は、スイッチ34を介してバッテリ36に接続されており、バッテリ36の電力をマイクロコンピュータ16等に供給する。
車両情報入力回路24は、車両の各種制御を行うための各種ECU38が接続されており、各種ECU38との通信が可能とされている。
スイッチ入力回路26は、車両用シートのシートバックやシートスライド等の調整を指示するためのシート操作スイッチ40に接続されている。シート操作スイッチ40は、例えば、図2(A)に示すように、車両用シート42の側面に設けられ、図2(B)に示すように、シートバック44のリクライニング調整やシートスライド等の調整を指示するスイッチ40Aが設けられている。
モータ駆動回路28には、リクライニングアクチュエータ14を駆動するためのモータ18が接続されており、モータ駆動回路28によってモータ18が駆動される。モータ18は、車両用シートのシートバックの角度を調整するための機構を駆動する。また、モータ18はモータ駆動回路28から供給される電流等に応じて速度可変とされている。
電流モニタ回路30は、モータ駆動回路28からモータ18へ供給される電流を検出し、検出結果をマイクロコンピュータ16へ出力する。マイクロコンピュータ16は、電流モニタ回路30の検出結果を用いてモータ18の回転速度等を制御する。
センサ入力回路32には、リクライニングアクチュエータ14のセンサ20が接続されており、センサ20の検出結果をマイクロコンピュータ16へ出力する。
本実施の形態では、車両情報入力回路24に接続された各種ECU38として衝突等の危険状況を予測する衝突判断ECU46(図3)が接続されている。
衝突判断ECU46は、図3に示すように、前方の障害物までの距離を検出するための前方ミリ波レーダー48、前側方の障害物までの距離を検出するための前側方ミリ波レーダー50、前方を撮影するステレオカメラ52、後方の障害物までの距離を検出するための後方ミリ波レーダー54、後側方の障害物までの距離を検出するための後側方ミリ波レーダー56が接続されたバス58に接続されている。
前方ミリ波レーダー48、前側方ミリ波レーダー50、ステレオカメラ52、後方ミリ波レーダー54、及び後側方ミリ波レーダー56は、車両周辺を監視して、監視結果を衝突判断ECU46に出力する。
前方ミリ波レーダー48は、例えば、フロントグリル中央付近に設けられ、前側方ミリ波レーダー50は、バンパ内の車幅方向両端付近等に設けられ、それぞれ車両前方や前側方にミリ波を出射することで対象物から反射してきた電波を受信し、伝搬時間やドップラー効果によって生じる周波数差などを基に対象物までの距離や自車との相対速度等を測定するために設けられている。また、後方ミリ波レーダー54及び後側方ミリ波レーダー56は、リアバンパー等に設けられ、それぞれ車両後方や後側方にミリ波を出射することで対象物から反射してきた電波を受信し、伝搬時間やドップラー効果によって生じる周波数差などを基に対象物までの距離や自車との相対速度等を測定するために設けられている。
ステレオカメラ52は、例えば、フロントウインドシールドガラス上方の中央付近車室内に設けられ、車両前方を撮影して、周辺障害物を検出すると共に、障害物までの距離を測定するために設けられている。なお、ステレオカメラ52は、前方ミリ波レーダー48及び前側方ミリ波レーダー50等によって障害物までの距離を検出できるので、省略した構成としてもよい。
そして、衝突判断ECU46は、前方ミリ波レーダー48、前側方ミリ波レーダー50、ステレオカメラ52、後方ミリ波レーダー54、及び後側方ミリ波レーダー56の検出結果を取得して衝突等の危険状況の予測を行う。衝突等の危険状況予測については既知の各種技術を適用することができるので、詳細な説明を省略する。例えば、衝突判断ECU46は、前方ミリ波レーダー48、前側方ミリ波レーダー50、ステレオカメラ52、後方ミリ波レーダー54、及び後側方ミリ波レーダー56の検出結果に基づいて、障害物までの距離の変化から相対速度を求めて、衝突までの時間を算出し、算出した衝突予測時間tが予め定めた時刻以内の場合に危険検知とする。
以上のように構成された車両用シート制御装置10では、衝突判断ECU46によって危険検知した場合に、シートバックの角度が予め定めた角度になるように調整を行うようにしている。これによって衝突等の緊急時に乗員を適正姿勢にすることができ、シートベルトやエアバッグ装置などの乗員保護装置により的確に乗員を保護することができる。
具体的には、衝突判断ECU46によって危険検知した場合には、モータ18の高速作動要求をシート制御ECU12に出力する。そして、シート制御ECU12は、モータ駆動回路28を制御して通常のシート調整時(シート操作スイッチ40の操作によるシート調整時)よりも高速で駆動するようにモータ18を駆動してシートバック44の調整を行う。
ところで、衝突判断ECU46によってモータ18の高速作動要求が出力されて、シート制御ECU12によってモータ18の駆動制御が行われると、予め定めた角度になるまでシートバック44の角度調整が高速で行われ続けるため、乗員が不快に感じることがある。
そこで、本実施の形態では、衝突判断ECU46によって高速作動要求が行われて、モータ18が駆動制御されている場合に、シート操作スイッチ40による操作が行われた場合には、減速してシート操作スイッチ40の操作に応じて駆動するようにモータ18を駆動制御するようにしている。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置10のシート制御ECU12で行われる処理の流れの一例について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置10のシート制御ECU12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図4の処理は、本実施の形態では、センサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介してシート制御ECU12が取得して、センサ20の検出結果からシートバック角度が予め定めた角度範囲にあるか否かを判定して、予め定めた角度範囲にない場合に開始するものとする。
まず、ステップ100では、高速作動要求があるか否か判定される。該判定は、衝突判断ECU46によって危険検知されて、モータ18の高速作動要求が車両情報入力回路24を介して入力されたか否かをシート制御ECU12が判定し、該判定が肯定された場合にはステップ102へ移行し、否定された場合にはステップ108へ移行する。なお、センサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介して取得して、センサ20の検出結果からシートバック角度が予め定めた角度範囲の場合には、高速作動要求が行われてもモータ18を作動せずに処理を終了するものとする。
ステップ102では、モータ18の高速作動が開始されてステップ104へ移行する。すなわち、シート制御ECU12がモータ駆動回路28を制御することによってモータ18を高速駆動する。例えば、シート操作スイッチ40の操作によってシート調整を行う際にモータ18に印加する電流値を50%とし、高速作動要求時にはモータ18に100%の電流値を印加して駆動することにより高速作動する。
ステップ104では、シート操作スイッチ40がスイッチオフからオンになったか否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ106へ移行し、肯定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ106では、予め定めた停止条件か否か判定される。該判定は、例えば、センサ20の検出結果をセンサ入力回路32を介してシート制御ECU12が取得して、シートバック44の角度が予め定めた角度になったか否かを判定したり、高速作動を開始してから予め定めた時間が経過したか否か等を判定したり、挟み込みなどによりモータ負荷が予め定めた負荷以上となったか否かを判定し、判定が否定された場合にはステップ104に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ118へ移行する。
一方、ステップ108では、シート操作スイッチ40がスイッチオフからオンになったか否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ110へ移行する。
ステップ110では、シート操作スイッチ40のスイッチオフからオンへの状態変更がアップ(シートバック44を起こす方向)指示かダウン(シートバック44を倒す方向)指示かが判定され、アップ指示の場合には判定が肯定されてステップ112へ移行し、ダウン指示の場合には判定が否定されてステップ114へ移行する。
ステップ112では、シートバック44を起こす方向(アップ側)へモータ18が低速作動されてステップ116へ移行する。すなわち、シート制御ECU12がモータ駆動回路28を制御することによってモータ18をアップ側へ低速駆動する。モータ駆動回路28は、例えば、モータ18に印加する電流値を50%として、モータ18をアップ側へ低速作動する。なお、高速作動要求によってモータ18が高速作動し、かつモータ18の作動方向がダウン側の場合には、減速してからモータ18の作動方向をアップ側に反転して低速作動するようにしてもよく、モータ18の作動前の状態に戻す際に、減速、反転作動、停止を一連の制御で行うことができるため、一度の操作でシートバック44の角度を調整でき操作が簡略化される。また、単にモータ18の作動方向をアップ側に反転してから低速作動するようにしても、一度の操作でシートバック44の角度を調整でき操作が簡略化されることは言うまでもない。
また、ステップ114では、シートバック44を倒す方向(ダウン側)へモータ18が低速作動されてステップ116へ移行する。すなわち、シート制御ECU12がモータ駆動回路28を制御することによってモータ18をダウン側へ低速駆動する。モータ駆動回路28は、例えば、モータ18に印加する電流値を50%として、モータ18をダウン側へ低速作動する。なお、高速作動要求によってモータ18が高速作動し、かつモータ18の作動方向がアップ側の場合には、減速してからモータ18の作動方向をアップ側に反転して低速作動するようにしてもよく、減速してから反転することにより、減速、反転作動、停止を一連の制御で行うことができるため、一度の操作でシートバック44の角度を調整でき操作が簡略化される。また、単にモータ18の作動方向をダウン側に反転してから低速作動するようにしても、一度の操作でシートバック44の角度を調整でき操作が簡略化されることは言うまでもない。
ステップ116では、シート操作スイッチ40がスイッチオンからオフになったか否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ118へ移行する。
ステップ118では、モータ18の作動が停止されてステップ100に戻って上述の処理が繰り返される。
このようにシート制御ECU12が処理を行うことにより、衝突判断ECU46によって危険状況が検知されてシートバック44の調整が行われても、シート操作スイッチ40の操作を行うことで、モータ18の駆動を減速して操作に応じてモータ18が駆動されるので、乗員への不快感を抑制することができる。
例えば、図5に示すように、高速作動要求信号が衝突判断ECU46より出力されると、モータ18を100%駆動することにより高速作動される。そして、シート操作スイッチ40のスイッチ操作が行われた場合(図5ではアップ指示)には、モータ18を50%駆動とすることにより減速駆動され、スイッチ操作が終了した時点でモータが停止される。これにより、乗員の指示に応じた操作を行うことができ、乗員の不快感を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態では、衝突判断ECU46によってモータ18の高速作動要求が行われてモータ18を高速作動している際に、シート操作スイッチ40が操作された場合に、シート操作スイッチ40の操作に応じて、高速作動要求時よりも低速でモータを作動するようにしたが、これに限るものではなく、衝突判断ECU46によってモータ18の高速作動要求が行われてモータ18を高速作動している際に、シート操作スイッチ40が操作された場合に、モータ18の作動を停止するようにしてもよい。例えば、図4のステップ102においてモータ18が高速作動開始されてステップ104でスイッチオフからオンになったか否かを判定する際に判定が肯定された場合に、図6に示すように、ステップ118へ移行して、モータ18を停止するようにしてもよい。またこのとき、ステップ118でモータ18を停止する際には、減速してから停止するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、危険状況を検知した際に、シートバック44の角度を調整する機構を適用して説明したが、これに限るものではなく、例えば、危険状況を検知した場合に、パワーウインドウやサンルーフ等を閉じる機構を適用するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置の概略構成を示すブロック図である。 (A)はシート操作スイッチの配置の一例を示す図であり、(B)はシート操作スイッチの一例を示す図である。 衝突判断ECUと衝突を判断するための構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置のシート制御ECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置で行われる制御の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用シート制御装置のシート制御ECUで行われる処理の流れの変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 車両用シート制御装置
12 シート制御ECU
14 リクライニングアクチュエータ
16 マイクロコンピュータ
18 モータ
24 車両情報入力回路
26 スイッチ入力回路
28 モータ駆動回路
40 シート操作スイッチ
42 車両用シート
44 シートバック
46 衝突判断ECU

Claims (5)

  1. 車両用シートのシートバックの角度を調整するための機構を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段の駆動を指示する操作を行うための操作手段と、
    車両周囲の危険状況を予測する予測手段と、
    前記予測手段によって前記危険状況が予測された場合に、前記機構が予め定めた状態となるように前記駆動手段を制御すると共に、前記駆動手段の制御中に前記操作手段による操作が行われた場合に、前記駆動手段の駆動速度を可変するように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用制御装置。
  2. 車両用シートを調整するための機構を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段の駆動を指示する操作を行うための操作手段と、
    車両周囲の危険状況を予測する予測手段と、
    前記予測手段によって前記危険状況が予測された場合に、前記機構が予め定めた状態となるように前記駆動手段を制御すると共に、前記駆動手段の制御中に前記操作手段による操作が行われた場合に、前記駆動手段の駆動速度を可変するように前記駆動速度を制御する制御手段と、
    を備えた車両用制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記駆動手段の駆動を停止することにより前記駆動速度を可変する請求項1又は請求項2に記載の車両用制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記駆動手段の制御中に前記操作手段による操作が行われた場合に、前記駆動手段の駆動速度を減速し、前記操作手段による操作終了後に前記駆動手段の駆動を停止する請求項3に記載の車両用制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記駆動手段の制御中に駆動方向と逆方向への駆動指示が前記操作手段による操作が行われた場合に、前記駆動手段の駆動速度を減速して駆動方向を反転し、前記操作手段による操作終了後に前記駆動手段の駆動を停止する請求項3に記載の車両用制御装置。
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