JP4684041B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンへ供給する吸気量を調節する流量調節装置に吸気を導く吸気ダクトを備える自動二輪車に関するものである。
自動二輪車では、エアクリーナエレメントで清浄された空気が吸気ダクトを介してキャブレターに導かれ、該キャブレターで生成される燃料と空気の混合気がエンジンのシリンダに供給される(例えば、特許文献1参照)。該吸気ダクトは、流路内径が軸線方向にあまり変化しないタイプの他に、エアクリーナ側に向けて流路内径が拡大するファンネル状(漏斗状)のタイプが存在する(例えば、特許文献2参照)。このファンネル状の吸気ダクトは、キャブレターに接続されて流路内径が殆ど変化しない管状部と、該管状部に連続して内径を拡大させてエアクリーナエレメントに接続されるチャンバー部とを有している。
該吸気ダクトについては、管状部の流路長さをある程度確保することで乱流の発生を抑制し、エンジンへの吸気をスムーズにする機能が要求される一方、チャンバー部の容積をある程度大きく確保することで、加速時において吸気ダクト内に発生する急な負圧を緩和し、加速レスポンス等を向上させる機能も要求される。
特許第2578094号公報 特開平9−21354号公報
しかしながら、実際の自動二輪車では限られたスペース内に多数の部品を設置しなければならないため、キャブレターとエアクリーナとの間の距離は狭くなり、その間に配置される吸気ダクトの全長は制限される。また、吸気ダクトの配置スペースの周囲にはフレームやリヤサスペンション等が設けられることがあり、吸気ダクトの形状も制限される。このような状況のもとでは、管状部を長く確保しようとすればそれに連続するチャンバー部が小さくならざるを得ず、逆にチャンバー部を大きく確保しようとすれば管状部の長さが短くなってしまうため、管状部とチャンバー部の両方の機能を十分に発揮させるのが困難な状況となっている。
従って、本発明は、限られた設置スペースであっても管状部とチャンバー部の両方を十分に確保できる吸気ダクトを備えた自動二輪車を提供することを目的としている。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る自動二輪車は、フレームと、前記フレームに前部が枢支されて後部が後輪を回転自在に軸支したスイングアームと、前記スイングアームと前記フレームとの間に介設されたリヤサスペンションと、前記フレームに固定されたエンジンと、前記リヤサスペンションの前方に配置され、前記エンジンへ供給する吸気量を調節する流量調節装置と、前記リヤサスペンションの側方に配置され、前記フレームと前記リヤサスペンションとの間を通るように前後方向に延設され、前記流量調節装置に吸気を導く吸気ダクトと、前記リヤサスペンションの後方に配置され、前記吸気ダクトに吸気を導くエアクリーナと、を備え、前記吸気ダクトは、前記流量調節装置に前端が接続され、前記フレームの側方に配置された管状部と、前記管状部の後側に設けられて前記管状部よりも内径が大きく、前記エアクリーナに後端が接続され、前記リヤサスペンションに沿って拡径するチャンバー部と、前記管状部に連続して前記チャンバー部の内部空間へと突出し、前記管状部内の流路に連通する延長流路を形成する延長内壁部と、を備えていることを特徴とする。
このようにすると流量調節装置とエアクリーナとの間の距離が狭いために吸気ダクトの全長を長く確保できない場合でも、チャンバー部よりも内径の小さい延長内壁部を管状部に連続させてチャンバー部内に突出させているため、乱流の発生を抑制する小径な流路が長く確保され、低速走行時のエンジンへの吸気がスムーズになる。しかも、チャンバー部が延長内壁部の外側にラップして設けられてチャンバー部の容積が大きく確保されることとなるため、加速時に吸気ダクト内に発生する急な負圧が十分に緩和され、加速レスポンス等も向上する。したがって、限られた設置スペースであっても管状部とチャンバー部の両方の機能を効果的に両立させることができる。なお、流量調節装置は、例えばキャブレターの他に、エンジン気筒内または吸気通路内へ燃料噴射するタイプの場合にあってはスロットルバルブを含む概念である。
前記チャンバー部のうち車幅方向外側の部分は、前記エアクリーナに向かって前記管状部の流路軸線方向に対する壁面の傾斜角度を一旦増加させて拡径した後に傾斜角度が減少する断面膨出部であり、前記チャンバー部のうち車幅方向内側の部分は、前記エアクリーナに向かって前記管状部の流路軸線方向に対する壁面の傾斜角度を徐々に増しながら前記リヤサスペンションに沿って拡径する断面ファンネル部であり、前記延長内壁部の外面と、その外側にある前記断面膨出部の内面との間には空隙が形成されており、前記管状部と前記チャンバー部と前記延長内壁部とが一体成形されていてもよい。
前記管状部と前記チャンバー部と前記延長内壁部とが可撓性材料で一体成形されており、前記延長内壁部は、前記チャンバー部の内面との間に空隙をあけた状態で車幅方向外側に設けられ、車幅方向内側で前記チャンバー部の内面に連続していてもよい。
前記チャンバー部の内面と前記延長内壁部の外面との間にリブが架設されていてもよい。このようにすると、ダクトがゴム等の可撓性材料で作成され、加速時にチャンバー部に急な負圧が発生した場合でも、リブによりチャンバー部が内側に窪んで変形することが防止され、チャンバー部の剛性を向上させることができる。
前記管状部には、前記チャンバー部と前記延長内壁部との間に形成された空隙に向けて開口して前記空隙を前記流量調節装置に連通させるサブ流路が設けられていてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、流量調節装置とエアクリーナとの間の距離が狭いために吸気ダクトの全長を長く確保できない場合でも、チャンバー部よりも内径の小さい延長内壁部を管状部に連続させてチャンバー部の内部空間に突出させているため、低速走行時などに乱流の発生が抑制されてエンジンへの吸気をスムーズにでき、かつ、チャンバー部の容積を大きく確保できるため、加速時に吸気ダクト内に発生する急な負圧が十分に吸収されて加速レスポンス等が向上する。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、自動二輪車に搭乗したライダー(図示せず)から見た方向を基準とする。
図1は実施形態に係る自動二輪車1の側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は、所定のキャスター角をもって略上下方向に設けられたフロントフォーク8を備え、該フロントフォーク8の下部には操舵輪である前輪9が回転自在に軸支されている。フロントフォーク8の上部には上下方向に設けられたステアリングシャフト10の下部が接続されており、ステアリングシャフト10の上部にはバー型のステアリングハンドル11が取り付けられている。ステアリングシャフト10は、フレーム2を構成するヘッドパイプ3によって回動自在に軸支されており、ライダーがステアリングハンドル11を左右に傾動させることで前輪9が操舵される。
フレーム2は、ヘッドパイプ3と、該ヘッドパイプ3の上部から若干下方に傾斜しながら後方へ延びる左右一対のメインパイプ4とを備えている。ヘッドパイプ3の下部からは若干後方に向きながら下方へ延びるダウンチューブ5の上部が接続されている。ダウンチューブ5の下部からはロアパイプ6が側面視で略L字状に湾曲して後方に延びている。また、メインパイプ4の後部は、左右一対のスイングアームブラケット7によりロアパイプ6の後部に接続されている。スイングアームブラケット7には、略前後方向に延びるスイングアーム12の前部が枢支されており、該スイングアーム12の後部に駆動輪である後輪13が回転自在に軸支されている。スイングアーム12とスイングアームブラケット7の上部との間には、左右のスイングアームブラケット7の間を略上下方向に通過するリヤサスペンション14が介設されている。(なお、メインパイプ4、ロアパイプ6等はパイプ状に限られず、フレームを構成するものであればよい。)
フレーム2を構成するヘッドパイプ3、メインパイプ4、ダウンチューブ5、ロアパイプ6及びスイングアームブラケット7によって囲まれた空間内にはエンジンEが搭載され、フレーム2の各部に固定されている。エンジンEの後部には後方に延びる管状のキャブホルダ18を介してキャブレター19(流量調節装置)が接続されている。キャブレター19の後部にはスイングアームブラケット7とリヤサスペンション14との間で後方に延びる吸気ダクト21が接続され、吸気ダクト21の後部にはスポンジ体からなる桶形状のエアクリーナエレメント20が接続されている。エアクリーナエレメント20には両側壁を有するエアクリーナ保持枠37が取り付けられており、そのエアクリーナ保持枠37の後方にサイドカバー38が連続して設けられている。なお、エアクリーナボックス内にエアクリーナエレメントを収容したエアクリーナを用いてもよい。
エンジンEの出力軸(図示せず)は、チェーンCを介して後輪13に動力を伝達し、自動二輪車1の推進力が得られる。メインパイプ4の上方には燃料タンク15が設けられ、燃料タンク15の後方にはライダーが跨るシート16が配置され、該シート16の下方にあるエアクリーナエレメント20の後方にはリヤフェンダー17が近接して設けられている。即ち、シート16とリヤフェンダー17とエアクリーナ保持枠37とサイドカバー38で囲まれた空間がエアクリーナボックスの役目を果たし、該空間の空気がエアクリーナエレメント20に吸い込まれることで清浄化された後、吸気ダクト21、キャブレター19、キャブホルダ18の順に流れてエンジンEに供給される。
図2は自動二輪車1の吸気ダクト21を上方から見た断面図である。図3は自動二輪車1の吸気ダクト21の斜視図である。図2及び図3に示すように、吸気ダクト21はエラストマー樹脂で一体成形されており、前方にあるキャブレター19(図1参照)に接続される管状部22と、管状部22から連続して内径が大きくなり後方のエアクリーナエレメント20(図1参照)に接続されるチャンバー部23と、管状部22に連続してチャンバー部23の内部空間Sへと突出して管状部22のメイン流路34の長さL1を後方に延長させる延長内壁部24とを備えている。
管状部22は、その流路軸線方向Aに略同一内径となっており、キャブレター19に連通される接続端部26の外周面にはバンド取付用の環状凹部26aが設けられていると共に、接続端部26の内周面にはキャブレター係止用の環状溝部26bが設けられている。接続端部26の外周面の前端側の一部には径方向の外側に把持用舌片27が突設されており、接続端部26の外周面の後方側の一部には環状凹部26aに巻き付けられるバンドの一部と当接する位置決め突起28が設けられている。
チャンバー部23は、管状部22の流路軸線方向Aに対して非対称な形状となっている。具体的には、チャンバー部23は、後方のエアクリーナエレメント20に向かって管状部22の流路軸線方向Aに対する壁面の傾斜角度を一旦増加させて拡径した後に傾斜角度が減少する断面膨出部23aと、エアクリーナエレメント20に向かって管状部22の流路軸線方向Aに対する壁面の傾斜角度を徐々に増しながら反り返るように拡径する断面ファンネル部23bとを備えている。チャンバー部23のエアクリーナエレメント20に連通される接続端にはフランジ部29が設けられている。フランジ部29のエアクリーナエレメント20側の端面にはシールリップ29bが周状に突設されていると共に、シールリップ29bの外側の所要箇所には締結部材(図示せず)を挿通させる取付孔29aが複数設けられている。
延長内壁部24は、その開放端側(後部側)に向けて徐々に内径が増加するファンネル状となっており、チャンバー部23の断面膨出部23aとの間に空隙が設けられている。延長内壁部24の流路軸線方向Aの突出長さL3は、チャンバー部23の流路軸線方向Aの長さL2よりも短く、チャンバー部23の内部空間S内で終端している。具体的には、延長内壁部24の突出長さL3はチャンバー部23の長さL2の20%〜70%、好ましくは30%〜60%となっている。また、延長内壁部24の一部はチャンバー部23の断面ファンネル部23bの内面に連続している。即ち、延長内壁部24とチャンバー部23の壁面の一部とを利用して、管状部22のメイン流路34をチャンバー部23内の後方に延長させるファンネル状の延長流路36が形成されている。
チャンバー部23の断面膨出部23aの内面と延長内壁部24の外面との間の空隙には1つのリブ25が架設されている。リブ25の流路軸線方向Aの長さは、延長内壁部24の突出長さL1よりも短くなっているが、L1と同じ長さとしてもよい。また、図4に示すように、管状部22のメイン流路34より下方に張り出してサブ流路35が設けられており、このサブ流路35の上流開口35aは延長内壁部24より外側でチャンバー部23の内部空間Sに連通している。
図4は自動二輪車1の吸気ダクト21周辺を側方から見た要部断面図である。図5は自動二輪車1の吸気ダクト21周辺を上方から見た要部断面図である。図4及び図5に示すように、吸気ダクト21は、右側のリヤサスペンション14と左側のスイングアームブラケット7との間の空間に設けられ、チャンバー部23の断面ファンネル部23bを右側に向けた状態でリヤサスペンション14に沿うように配置されている。管状部22の先端側の接続端部26はキャブレター19の上流側筒部19aに外嵌され、上流側筒部19aの周縁から径方向の外側に突出する鍔部19bが環状溝部26bに係合されている。この状態で、管状部22のメイン流路34がキャブレター19のメイン流路30に連通されると共に、管状部22のサブ流路35がキャブレター19のサブ流路31に連通され、接続端部26の環状凹部26aにバンド33が巻締めされている。一方、チャンバー部23のフランジ部29は、エアクリーナエレメント20の開口縁にシールリップ29bを押圧させた状態で取付孔29aにネジ等の締結部材が挿通されてエアクリーナエレメント20に締結固定されている。
以上の構成によれば、キャブレター19とエアクリーナ20との間の距離が狭いために吸気ダクト21の全長を長く確保できない場合でも、チャンバー部23よりも内径の小さい延長内壁部24が管状部22に連続されているため、乱流の発生を抑制する小径な流路の長さL1(図2参照)が長く確保され、低速走行時のエンジンへの吸気が円滑になる。かつ、チャンバー部23が延長内壁部24の外側にラップして設けられてチャンバー部23の内部空間Sの容積が大きく確保されるため、加速時に吸気ダクト21に発生する急な負圧が十分に緩和され、加速レスポンスの向上が図られる。しかも、延長内壁部24は開放端側がファンネル状に拡径されているので、チャンバー部23の内部空間Sにある空気がスムーズに延長内壁部24の内部に吸い込まれて管状部22のメイン流路34へと導かれ、吸気抵抗が低減される。
また、チャンバー部23と延長内壁部24との間にはリブ25が架橋されているので、チャンバー部23の剛性が向上し、加速時にチャンバー部23に急な負圧が発生しても、チャンバー部23が内側に窪んで変形することがない。その際、負圧で内方に窪みやすい形状である断面膨出部23aに対応する位置にリブ25を設けているので、1つのリブ25で効果的にチャンバー部23の剛性が高められる
次に、参考形態について説明する。図6は参考形態の吸気ダクト40を上方から見た模式的な断面図である。図6に示すように、本参考形態では直列四気筒エンジンを搭載した自動二輪車の4つのキャブレター51に対してエアクリーナ50からの吸気が吸気ダクト40を介して供給されている。この吸気ダクト40は、チャンバー部45から連続して4つの管状部41〜44が夫々のキャブレター51に向けて分岐されている。各管状部41〜44には連続して延長内壁部46〜49がチャンバー部45の内部空間へと突出し、管状部41〜44の流路を延長させている。この延長内壁部46〜49は開放端側に向けて徐々に拡径するファンネル形状となっている。なお、他の構成は上記実施形態と同様であるため説明を省略する。
以上の構成によれば、上記実施形態と同様に低速走行時のエンジンへの吸気が円滑になると共に、加速時に吸気ダクト40に発生する急な負圧が十分に緩和され、加速レスポンスの向上も図られる。
以上のように、本発明は、乱流の発生や加速レスポンスの低下等を抑制してエンジン動作をスムーズにする優れた効果を有し、自動二輪車に適用するのに適している。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 図1に示す自動二輪車の吸気ダクトを上方から見た断面図である。 図1に示す自動二輪車の吸気ダクトの斜視図である。 図1に示す自動二輪車の吸気ダクト周辺を側方から見た要部断面図である。 図1に示す自動二輪車の吸気ダクト周辺を上方から見た要部断面図である。 参考形態の自動二輪車の吸気ダクトを上方から見た断面図である。
1 自動二輪
2 フレーム
7 スイングアームブラケット
14 リヤサスペンション
17 リヤフェンダー
19 キャブレター(流量調節装置)
20 エアクリーナエレメント
21 吸気ダクト
22 管状部
23 チャンバー部
24 延長内壁部
25 リブ
36 延長流路
E エンジン
S 内部空間

Claims (5)

  1. フレームと、
    前記フレームに前部が枢支されて後部が後輪を回転自在に軸支したスイングアームと、
    前記スイングアームと前記フレームとの間に介設されたリヤサスペンションと、
    前記フレームに固定されたエンジンと、
    前記リヤサスペンションの前方に配置され、前記エンジンへ供給する吸気量を調節する流量調節装置と、
    前記リヤサスペンションの側方に配置され、前記フレームと前記リヤサスペンションとの間を通るように前後方向に延設され、前記流量調節装置に吸気を導く吸気ダクトと、
    前記リヤサスペンションの後方に配置され、前記吸気ダクトに吸気を導くエアクリーナと、を備え、
    前記吸気ダクトは、
    前記流量調節装置に前端が接続され、前記フレームの側方に配置された管状部と、
    前記管状部の後側に設けられて前記管状部よりも内径が大きく、前記エアクリーナに後端が接続され、前記リヤサスペンションに沿って拡径するチャンバー部と、
    前記管状部に連続して前記チャンバー部の内部空間へと突出し、前記管状部内の流路に連通する延長流路を形成する延長内壁部と、を備えていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記チャンバー部のうち車幅方向外側の部分は、前記エアクリーナに向かって前記管状部の流路軸線方向に対する壁面の傾斜角度を一旦増加させて拡径した後に傾斜角度が減少する断面膨出部であり、
    前記チャンバー部のうち車幅方向内側の部分は、前記エアクリーナに向かって前記管状部の流路軸線方向に対する壁面の傾斜角度を徐々に増しながら前記リヤサスペンションに沿って拡径する断面ファンネル部であり、
    前記延長内壁部の外面と、その外側にある前記断面膨出部の内面との間には空隙が形成されており、
    前記管状部と前記チャンバー部と前記延長内壁部とが一体成形されている請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記管状部と前記チャンバー部と前記延長内壁部とが可撓性材料で一体成形されており、
    前記延長内壁部は、前記チャンバー部の内面との間に空隙をあけた状態で車幅方向外側に設けられ、車幅方向内側で前記チャンバー部の内面に連続している請求項1又は2に記載の自動二輪車。
  4. 前記チャンバー部の内面と前記延長内壁部の外面との間にリブが架設されている請求項3に記載の自動二輪車。
  5. 前記管状部には、前記チャンバー部と前記延長内壁部との間に形成された空隙に向けて開口して前記空隙を前記流量調節装置に連通させるサブ流路が設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の自動二輪車。
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