JP4679758B2 - リターナブルケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車や自動二輪車の部品などを収納するリターナブルケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の部品等を輸出する際に、効率よく船体内に積み上げるとともに部品に傷がつかないようにするため、収納ケースが用いられている。そして最近では収納ケースとして多数回使用可能なリターナブルケースが用いられている。このリターナブルケースにあっては、復路においてできるだけコンパクトに折り畳むことができるのが望ましい。
【0003】
復路におけるコンパクト性を達成するために、特許第2562035号公報及び特許第2580423号公報に開示される収納箱(リターナブルケース)が知られている。
【0004】
上記先行技術にて開示されるリターナブルケースを図で説明する。先ず、(a)に示す組立状態のリターナブルケースは、床体100に前後の壁体101,101と左右の壁体102,102を立設して直方体となるようにし、そして、床体100にはフォークリフトのフォークが挿入されるフォーク穴103が左右に形成され、これらフォーク穴103,103の間に壁体102,102を収納する空間104が形成されている。
【0005】
そして、上記のリターナブルケースを折り畳むには、(b)に示すように左右の壁体102,102を取り外し、次いで(c)に示すようにこれらを重ねて長手方向から収納空間104内に挿入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したリターナブルケースを折り畳むには、壁体102の長さがリターナブルケースの長さと同じなので、少なくともリターナブルケースの長手方向に2倍以上のスペースが必要になる。しかしながら、リターナブルケースが空になる組立ラインの近傍にはリターナブルケースを折り畳めるようなすペースを確保するのが難しい。
【0007】
また、従来の構造では壁体102,102を重ねて挿入する入口が小さく、素早く収納空間104内に挿入することができない。更に、挿入した後に壁体が収納空間104から飛び出しやすい。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係るリターナブルケースは、平面視で矩形状をなす床体に対し、前後の壁体および左右の壁体を立設することで、直方体状のワーク収納空間が形成され、また前後の壁体および左右の壁体を床体に対し着脱または折り畳み可能としたリターナブルケースにおいて、前記床体は一対のスキッドメンバを備え、これらスキッドメンバ間には左右の壁体の収納空間が形成され、一方のスキッドメンバには前記壁体の収納空間を開閉し組立時にはワーク収納空間の底面となる蓋体が取り付けられ、前記蓋体の下端部の両側にはボルトが設けられ、このボルトは上下方向に延びる短尺ガイド穴及び長尺ガイド穴、これら短尺ガイド穴及び長尺ガイド穴の上端部間を連結する水平ガイド穴からなるガイド穴に挿通され、組み立て状態では、前記ボルトを短尺ガイド穴内に挿通して締め付け固定し、折り畳み状態では、前記ボルトを長尺ガイド穴まで移動させる構成とした。
【0009】
リターナブルケースを折り畳むには、左右の壁体を床体から外し、この状態で蓋体を開けることで床体に開口する収納空間に前記左右の壁体を上から入れ、次いで蓋体を閉じ、更に前後の壁体を床体側に倒して重ねる。
【0010】
前記床体の四隅にリターナブルケースを積み重ねる際のガイドプレートを固設し、このガイドプレートに前後の壁体を自立可能に支持する構成とすれば、リターナブルケースの折り畳み作業が簡単になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るリターナブルケースの組み立て状態の斜視図、図2は本発明に係るリターナブルケースの組み立て状態の斜視図、図3は床体の平面図、図4は床体の正面図、図5は前後の壁体と床体との連結部の拡大図、図6は左右の壁体と床体との連結部の拡大図、図7は前後の壁体と左右の壁体との上端連結部の拡大図である。
【0012】
リターナブルケースは、平面視で矩形状をなす床体1と、この床体1に対し着脱自在とされた前後の壁体2,2および左右の壁体3,3から構成され、床体1に対しを前後の壁体2,2および左右の壁体3,3立設することで、図1に示すように直方体状のワーク収納空間が形成され、また前後の壁体2,2および左右の壁体3,3を収納または回動して重ねることで、図2に示すように扁平な板状に折り畳まれる。
【0013】
前記床体1は前後に離間した一対のヘッダプレート4,4の両端下側に左右に離間した一対のスキッドメンバ5,5の両端を上面を溶接することで矩形状枠を構成している。そして、この矩形枠の四隅となるスキッドメンバ5,5の角部にはアングル状のガイドプレート6を溶接し、またスキッドメンバ5,5の中間には振れ止めブラケット7を溶接し、ヘッダプレート4の中間位置には振れ止めパッチ8を溶接している。
【0014】
スキッドメンバ5,5は筒状フレームとし、内部をフォークリフトのフォークが進入可能な空間5aとし、また、スキッドメンバ5,5の両端部間を収納ガイドプレート9,9で塞ぎ、これらスキッドメンバ5,5及び収納ガイドプレート9,9で後述する壁体の収納空間Sを形成している。
【0015】
また、スキッドメンバ5,5のうちの一方にはヒンジ10を介して蓋体11を開閉自在に取り付けている。蓋体11は水平にした状態で先端が他方のスキッドメンバ5にかかり、この状態で壁体の収納空間Sは閉じられ、また、蓋体11の先端部の両側にはロック機構12が設けられ、このロック機構12により水平の閉じ状態が維持される。
【0016】
前後の壁体2,2は枠フレーム13にパンチングプレート14を取り付け、左右の下端部は図5に示すようにガイドプレート6に形成したガイド穴15に当該下端部に植設したボルト16を挿通し締め付けることで、所定位置で固定される。
即ち、ガイド穴15は上下方向に延びる短尺ガイド穴15a及び長尺ガイド穴15b、これら短尺ガイド穴15a及び長尺ガイド穴15bの上端部間を連結する水平ガイド穴15cからなり、壁体2を床体に対して起立した状態で維持するには、ボルト16を短尺ガイド穴15a内に挿通して締め付け固定する。
【0017】
左右の壁体3,3は枠フレーム17に軽量プレート18を取り付け、図6に示すように、前後の下端部には位置決め片19が取り付けられ、この位置決め片19を前記スキッドメンバ5とガイドプレート6間に形成したスリット20に挿入し、更に図7に示すように、枠フレーム17の上端に固着した連結ブラケット21を壁体2の枠フレーム13に差し込み、左右の壁体3,3を前後の壁体2,2に直交するように起立せしめ、この状態をロック機構22によって維持する。
【0018】
尚、図中23はガイドプレートであり、このアングル状のガイドプレート23は組み立て状態のリターナブルケースを積み重ねる際の位置決めと倒れ防止を図るものであり、壁体2の枠フレーム13に溶接などによって固着してもよい。
【0019】
次に、図8に基づいて組み立て状態から折り畳む手順を説明する。先ず、同図(a)に示すように、ロック機構22を外して左右の壁体3,3を床体1から外す。この時、前後の壁体2はボルト16を中心として倒れようとするが、ヘッダプレート4の中間位置に設けた振れ止めパッチ8に壁体2の下端部が当たり、手を離してもある程度しか壁体2は傾かない。
【0020】
次いで図8(b)に示すように、ロック機構12を外して蓋体11を開く。この蓋体11を開くことで、壁体の収納空間Sが床体1上面に開口する。そこで、同図(c)に示すように、左右の壁体3,3を重ねて収納空間S内に収納する。尚、収納空間S内では左右の壁体3,3の前後の端部が収納ガイドプレート9,9に係止するため、壁体3,3が収納空間Sから抜け落ちることはない。また、収納する際には、軽量プレート18が下側になるようにすることが好ましい。
【0021】
この後、図8(d)に示すように、壁体2をその下端部が振れ止めパッチ8よりも高くなる位置まで持ち上げ、ボルト16を長尺ガイド穴15bまで移動させつつ前後の壁体2,2を回動せしめ、閉じた蓋体11の上に前後の壁体2,2を重ねる。このようにして、図2に示した折り畳み状態になる。
【0022】
尚、図示例では、前後の壁体2,2はフレームにパンチングプレートを取り付け、左右の壁体3,3はフレームに樹脂製の軽量プレートを取り付けるようにしたが、特にこれに限定されるものではなく、軽量で高強度のものであれば、特に限定されない。
【0023】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明によれば、リターナブルケースを折り畳む際に、左右の壁体をリターナブルケースの側方からではなく、上から床体の収納空間内に入れることができるので、折り畳みに要するスペースが従来に比べて半分以下で済む。
【0024】
また、壁体を収納する空間の開口を大きくすることができるので、収納と取り出しがスムーズに行える。
【0025】
また、壁体を収納した後に蓋体で閉じるため、収納空間から壁体が飛び出すおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリターナブルケースの組み立て状態の斜視図
【図2】本発明に係るリターナブルケースの組み立て状態の斜視図
【図3】床体の平面図
【図4】床体の正面図
【図5】前後の壁体と床体との連結部の拡大図
【図6】左右の壁体と床体との連結部の拡大図
【図7】前後の壁体と左右の壁体との上端連結部の拡大図
【図8】組み立て状態から折り畳む手順を説明した図で、(a)は左右の壁体を床体から外した図、(b)は蓋体を開いた図、(c)は収納空間に左右の壁体を収納した図、(d)は前後の壁体を倒した図
【図9】(a)〜(c)は従来の問題点を説明した図
【符号の説明】
1…床体、2…前後の壁体、3…左右の壁体、4…ヘッダプレート、5…スキッドメンバ、6…アングル状のガイドプレート、7…振れ止めブラケット、8…振れ止めパッチ、9…収納ガイドプレート、10…ヒンジ、11…蓋体、12…ロック機構、13…枠フレーム、14…パンチングプレート、15,15a,15b,15c…ガイド穴、16…ボルト、17…枠フレーム、18…軽量プレート、19…位置決め片、20…スリット、21…連結ブラケット、22…ロック機構、23…ガイドプレート、S…収納空間。

Claims (2)

  1. 平面視で矩形状をなす床体に対し、前後の壁体および左右の壁体を立設することで、直方体状のワーク収納空間が形成され、また前後の壁体および左右の壁体を床体に対し着脱または折り畳み可能としたリターナブルケースにおいて、前記床体は一対のヘッダプレートメンバを備え、これらスキッドメンバ間には左右の壁体の収納空間が形成され、一方のスキッドメンバには前記壁体の収納空間を開閉し
    組立時にはワーク収納空間の底面となる蓋体が取り付けられ、前記蓋体の下端部の両側にはボルトが設けられ、
    このボルトは上下方向に延びる短尺ガイド穴及び長尺ガイド穴、これら短尺ガイド穴及び長尺ガイド穴の上端部間を連結する水平ガイド穴からなるガイド穴に挿通され、
    組み立て状態では、前記ボルトを短尺ガイド穴内に挿通して締め付け固定し、
    折り畳み状態では、前記ボルトを長尺ガイド穴まで移動させることを特徴とするリターナブルケース。
  2. 請求項1に記載のリターナブルケースにおいて、前記床体の四隅にはリターナブルケースを積み重ねる際のガイドプレートが固設され、このガイドプレートに前記前後の壁体が自立可能に支持されることを特徴とするリターナブルケース。
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