JP4679172B2 - 表示用パネル基板の露光装置、表示用パネル基板の露光方法、及び表示用パネル基板の製造方法 - Google Patents

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本発明は、液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板の製造において、基板の露光を行う露光装置、露光方法、及びそれらを用いた表示用パネル基板の製造方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基板上にパターンを形成して行われる。
露光装置としては、レンズ又は鏡を用いてフォトマスク(以下、「マスク」と称す)のパターンを基板上に投影するプロジェクション方式と、マスクと基板との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを転写するプロキシミティ方式とがある。プロキシミティ露光装置は、プロジェクション方式に比べてパターン解像性能は劣るが、照射光学系の構成が簡単で、かつ処理能力が高く量産用に適している。
プロキシミティ露光装置は、基板を真空吸着して保持するチャックを備え、チャックは、基板の移動及び位置決めを行うステージ上に搭載されている。チャックへの基板の着脱は、通常、ロボット等のハンドリングアームにより行われるが、マスクと基板との接触を避けるために、マスクの下の露光位置から離れた受け渡し位置で行われる。受け渡し位置で基板をチャック上に固定した後、ステージがマスクの下の露光位置へ移動し、露光位置で基板の位置決めを行う。
ステージは、従来、X,Y,θの3軸のステージと、Z−チルト機構とで構成されていた。3軸のステージは、チャックをX方向,Y方向へ移動し、またはθ方向へ回転することにより、基板の移動及び位置決めを行う。Z−チルト機構は、チャックを3点で支持し、各点を上下に移動してチャックをZ方向に移動及びチルトすることにより、マスクと基板とのギャップ制御を行う。
近年、表示用パネルの大画面化及びサイズの多様化に対応するため、比較的大きな基板を用意し、表示用パネルのサイズに応じて、1枚の基板から1枚又は複数枚の表示用パネル基板を製造している。この場合、プロキシミティ方式では、基板の全面を一括して露光しようとすると、基板と同じ大きさのマスクが必要となり、高価なマスクのコストがさらに増大する。そこで、基板より比較的小さなマスクを用い、ステージにより基板をXY方向にステップ移動しながら、基板の全面を複数のショットに分けて露光する方式が主流となっている。
このようにマスクよりも大きな基板に対して露光を行うプロキシミティ露光装置として、例えば、特許文献1及び特許文献2に記載のものがある。
特開平11−52583号公報 特開2000−241995号公報
プロキシミティ露光装置で露光精度を向上させるためには、露光時に、基板をより平坦に保持しなければならない。このため、基板を保持するチャックには、高い平坦度が要求され、特に、基板が大型化する程、チャックの平坦度の要求が強くなる。
一方、プロキシミティ露光装置でタクトタイムを短縮するために、基板の受け渡しを行う受け渡し位置と基板の露光を行う露光位置との間で、基板の移動を高速に行いたいという要求がある。基板の移動を高速に行うためには、基板を保持するチャックを軽量化する必要があり、特に、基板が大型化する程、あるいは基板の移動を高速化する程、チャックの軽量化が強く望まれる。
従来のプロキシミティ露光装置は、Z−チルト機構によりチャックを3点で支持していたため、チャックの平坦度を保つためには、チャックを厚くしてチャックにある程度の剛性を持たせる必要があり、チャックが重くなるという問題があった。
また、プロキシミティ露光装置で露光精度を向上させるためには、マスクと基板とのギャップ制御を精度良く行う必要がある。従来のプロキシミティ露光装置では、ステージのZ−チルト機構でギャップ制御を行っており、ギャップ制御の中心位置であるZ−チルト機構の3点の中心を基板の中心に合わせていた。このため、基板の全面を複数のショットに分けて露光する場合、ギャップ制御の中心位置(基板の中心)がギャップの中心(マスクの中心)からずれ、ギャップ制御の精度が低下するという問題があった。特に、基板が大型化してマスクの大きさとの相違が増大する程、ギャップの中心(マスクの中心)とギャップ制御の中心位置(基板の中心)とのずれが大きくなり、ギャップ制御の精度低下が著しくなる。
本発明の課題は、チャックを軽量化し、かつチャックの平坦度を向上させることである。また、本発明の課題は、基板の全面を複数のショットに分けて露光する場合、ギャップ制御の精度低下を防止することである。さらに、本発明の課題は、高品質の表示用パネル基板を製造することである。
本発明の表示用パネル基板の露光装置は、基板を保持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダと、ベース板と、ベース板の中心から放射状に取り付けられた複数のスポークと、各スポークの間に取り付けられたリムと、スポーク及びリムの上面に設けられた3つより多数のピンとを有し、3つより多数のピンによりチャックを3点より多数の点で支持し、チャックを支持する各点の高さを調整して、チャックのたわみを矯正するチャック支持手段と、チャック支持手段を搭載し、チャックに保持された基板の移動及び位置決めを行うステージと、マスクホルダを上下に移動及びチルトする複数のZ−チルト機構とを備え、チャック支持手段によりチャックを支持したまま上下に移動及びチルトせず、複数のZ−チルト機構によりマスクホルダを上下に移動及びチルトして、チャックに保持された基板とマスクホルダに保持されたマスクとのギャップ制御を行うものである。
また、本発明の表示用パネル基板の露光方法は、基板を保持するチャックを、ベース板と、ベース板の中心から放射状に取り付けられた複数のスポークと、各スポークの間に取り付けられたリムと、スポーク及びリムの上面に設けられた3つより多数のピンとを有するチャック支持台の3つより多数のピンにより、3点より多数の点で支持し、チャック支持台のチャックを支持する各点の高さを調整して、チャックのたわみを矯正しながら、チャックに保持された基板の移動及び位置決めを行い、チャックをチャック支持台で支持したまま上下に移動及びチルトせず、マスクホルダを複数のZ−チルト機構で上下に移動及びチルトして、チャックに保持された基板とマスクホルダに保持されたマスクとのギャップ制御を行うものである。
チャックを3点より多数の点で支持するので、従来のチャックを3点で支持する場合に比べて、チャックに大きな剛性を持たせる必要がない。従って、チャックの厚さを薄くして、チャックを軽量化することができる。また、チャックを支持する各点の高さを調整して、チャックのたわみを矯正し、チャックの平坦度を向上させることができる。
さらに、本発明の露光装置は、マスクホルダを上下に移動及びチルトする複数のZ−チルト機構を有するものである。また、本発明の露光方法は、マスクホルダを複数のZ−チルト機構で上下に移動及びチルトして、基板とマスクとのギャップ制御を行うものである。
マスクホルダを上下に移動及びチルトして基板とマスクとのギャップ制御を行うので、ギャップ制御の中心位置が常にギャップの中心(マスクの中心)と一致する。従って、基板の全面を複数のショットに分けて露光する場合も、ギャップ制御の精度が低下しない。
さらに、本発明の表示用パネル基板の露光装置は、複数のZ−チルト機構と別に設けられ、エア圧によりマスクホルダの荷重を支える複数の荷重支持機構を有するものである。また、本発明の表示用パネル基板の露光方法は、複数のZ−チルト機構と別に設けたエア圧により荷重を支える複数の荷重支持機構でマスクホルダの荷重を支えるものである。
複数のZ−チルト機構と別に設けたエア圧により荷重を支える複数の荷重支持機構でマスクホルダの荷重を支えるので、Z−チルト機構は、小さな力でマスクホルダを上下に移動及びチルトすることができ、ギャップ制御の精度が向上する。
本発明の表示用パネル基板の製造方法は、上記のいずれかの露光装置又は露光方法を用いて、マスクのパターンを基板上に転写するものである。上記の露光装置又は露光方法を用いることにより、マスクのパターンを基板上に転写する際、露光精度が向上する。
本発明の露光装置及び露光方法によれば、チャックを多数の点で支持することにより、チャックを軽量化し、かつチャックの平坦度を向上させることができる。
さらに、マスクホルダを上下に移動及びチルトして基板とマスクとのギャップ制御を行うことにより、基板の全面を複数のショットに分けて露光する場合、ギャップ制御の精度低下を防止することができる。
さらに、Z−チルト機構と別に設けた荷重支持機構でマスクホルダの荷重を支えることにより、Z−チルト機構は、小さな力でマスクホルダを上下に移動及びチルトすることができ、ギャップ制御の精度を向上させることができる。
本発明の表示用パネル基板の製造方法によれば、マスクのパターンを基板上に転写する際、露光精度を向上させることができる。従って、高品質の表示用パネル基板を製造することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による露光装置の構成を示す図である。露光装置は、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、チャック10、チャック支持台11、及びマスクホルダ20を含んで構成されている。なお、露光装置は、これらの他に、露光用光源、チャック10へ基板1を供給する供給ユニット、チャック10から基板1を回収する回収ユニット、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えているが、本実施の形態では発明に直接関係しない部分は省略してある。
図1において、チャック10は、基板1の受け渡しを行う受け渡し位置にある。受け渡し位置において、図示しない供給ユニットによって基板1がチャック10へ供給され、また図示しない回収ユニットによって基板1がチャック10から回収される。基板1の露光を行う露光位置の上空には、マスクホルダ20によってマスク2が保持されている。
チャック10は、チャック支持台11を介してθステージ8に搭載されており、θステージ8の下にはYステージ7及びXステージ5が設けられている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に沿ってX方向(図面横方向)へ移動する。Xステージ5のX方向への移動によって、チャック10に保持された基板1は、受け渡し位置と露光位置との間を移動する。なお、駆動手段としてはリニアモータ等が用いられるが、図示は省略する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に沿ってY方向(図面奥行き方向)へ移動し、θステージ8はθ方向へ回転する。
露光位置において、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転によって、露光時の基板1の位置決めが行われる。また、後述するZ−チルト機構のZ方向(図面縦方向)への移動及びチルトによって、基板1とマスク2とのギャップ制御が行われる。
図2(a)は本発明の一実施の形態による露光装置のチャック支持台の上面図、図2(b)は同側面図である。チャック支持台11は、ベース板12、スポーク13、リム14、及びボールピン15を含んで構成されている。
ベース板12は、図2(b)に破線で示したθステージ8に搭載されている。ベース板12の上には、複数のスポーク13がベース板12の中心から放射状に取り付けられている。各スポーク13の先端には、リム14が取り付けられており、隣接するリム14同士が接続されて多角形の枠が形成されている。スポーク13及びリム14の上面には、多数のボールピン15が設けられている。
なお、本実施の形態では、ボールピン15が21個設けられているが、ボールピン15の数及びそれら配置は、チャック10の大きさ及び形状に応じて適宜決定される。
各ボールピン15の上端には、ボールが回転可能に取り付けられている。ボールピン15のボールの上に、図2(b)に破線で示したチャック10が搭載され、チャック支持台11はチャック10を多数の点で支持する。各ボールピン15の下端は、スポーク13又はリム14にねじ止めされており、ねじを回すことによりボールピン15が上下に移動して、ボールピン15のボールがチャック10を支持する各点の高さが調整される。
本実施の形態によれば、チャック10を多数の点で支持することにより、従来のチャックを3点で支持する場合に比べて、チャック10に大きな剛性を持たせる必要がない。従って、チャック10の厚さを薄くして、チャック10を軽量化することができる。また、チャック10を支持する各点の高さを調整して、チャックのたわみを矯正し、チャック10の平坦度を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、チャック支持台11をベース板12、スポーク13及びリム14で構成することにより、チャック支持台11の強度を確保しながら、チャック支持台11を軽くすることができる。しかしながら、チャック支持台11の構成は、これに限るものではない。
なお、チャック10は、基板を真空吸着するための図示しない吸着機構を備え、材質はアルミニウムからなる。チャック10の裏面の数箇所には、ボールピン15のボールに当接するV字形の溝が設けてあり、ボールピン15のボールがこれらの溝にはまることによって、チャック支持台11に搭載されたチャック10の位置決めが行われる。
チャック10の材質をアルミニウムとすることにより、チャック10の軽量化に寄与し、また露光時に十分な放熱効果を得ることができる。さらに、チャック10の表面を酸化アルミニウムの膜で覆って、反射率を低くすることができる。
図3は、本発明の一実施の形態による露光装置のマスクホルダの上面図である。また、図4は、本発明の一実施の形態による露光装置のマスクホルダの側面図である。なお、図4は、図3の矢印方向に見て、マスクホルダ支持部材30bを取り除いた状態が示されている。
図3に示す様に、マスクホルダ20の中央部には、露光光を透過させるための開口が設けられている。図4に示す様に、マスクホルダ20の下面には、開口を覆ってマスク2が取り付けられている。マスクホルダ20は、マスク2の外周部を真空吸着して保持する。
図3に示す様に、マスクホルダ20の四辺には、複数の支持用腕21が取り付けられている。マスクホルダ20の四辺の周囲には、マスクホルダ支持部材30a,30b,30c,30dが設けられている。マスクホルダ支持部材30a,30b,30c,30dには、上方から見て支持用腕21と重なる位置に、支持用腕21と高さを変えて支持板31が取り付けられている。
図4に示す様に、支持用腕21と支持板31の間には、荷重支持機構41が設けられている。荷重支持機構41は、例えばエアクッションで構成され、エア圧によりマスクホルダ20の荷重を支える。
なお、本実施の形態では、荷重支持機構41が8個設けられているが、荷重支持機構41の数及びそれら配置は、マスクホルダ20の重量及び形状に応じて適宜決定される。
図3に示す様に、マスクホルダ20の四辺の内の3箇所には、チルト用腕22が取り付けられている。マスクホルダ支持部材30a,30bには、上方から見てチルト用腕22と重なる位置に、Z−チルト機構42が取り付けられている。
図4に示す様に、Z−チルト機構42は、チルト用腕22に接続されている。各Z−チルト機構42は、例えばモータ及びモータにより駆動されるボールねじを含んで構成され、ボールねじで各チルト用腕22を上下させることにより、マスクホルダ20を上下に移動及びチルトして、チャックに保持された基板とマスクホルダ20に保持されたマスク2とのギャップ制御を行う。
本実施の形態によれば、マスクホルダ20を上下に移動及びチルトして基板とマスク2とのギャップ制御を行うことにより、ギャップ制御の中心位置が常にギャップの中心(マスク2の中心)と一致する。従って、基板の全面を複数のショットに分けて露光する場合、ギャップ制御の精度が低下するのを防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、Z−チルト機構42と別に設けた荷重支持機構41でマスクホルダ20の荷重を支えることにより、Z−チルト機構42は、小さな力でマスクホルダ20を上下に移動及びチルトすることができ、ギャップ制御の精度を向上させることができる。
本発明の露光装置又は露光方法を用いて、マスクのパターンを基板上に転写することにより、露光精度を向上させることができる。従って、高品質の表示用パネル基板を製造することができる。
本発明の一実施の形態による露光装置の構成を示す図である。 図2(a)は本発明の一実施の形態による露光装置のチャック支持台の上面図、図2(b)は同側面図である。 本発明の一実施の形態による露光装置のマスクホルダの上面図である。 本発明の一実施の形態による露光装置のマスクホルダの側面図である。
符号の説明
1 基板
2 マスク
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
10 チャック
11 チャック支持台
12 ベース板
13 スポーク
14 リム
15 ボールピン
20 マスクホルダ
21 支持用腕
22 チルト用腕
30a,30b,30c,30d マスクホルダ支持部材
31 支持板
41 荷重支持機構
42 Z−チルト機構

Claims (6)

  1. 基板を保持するチャックと、
    フォトマスクを保持するマスクホルダと、
    ベース板と、該ベース板の中心から放射状に取り付けられた複数のスポークと、各スポークの間に取り付けられたリムと、該スポーク及び該リムの上面に設けられた3つより多数のピンとを有し、3つより多数のピンにより前記チャックを3点より多数の点で支持し、前記チャックを支持する各点の高さを調整して、前記チャックのたわみを矯正するチャック支持手段と、
    前記チャック支持手段を搭載し、前記チャックに保持された基板の移動及び位置決めを行うステージと、
    前記マスクホルダを上下に移動及びチルトする複数のZ−チルト機構とを備え、
    前記チャック支持手段により前記チャックを支持したまま上下に移動及びチルトせず、前記複数のZ−チルト機構により前記マスクホルダを上下に移動及びチルトして、前記チャックに保持された基板と前記マスクホルダに保持されたフォトマスクとのギャップ制御を行うことを特徴とする表示用パネル基板の露光装置。
  2. 前記複数のZ−チルト機構と別に設けられ、エア圧により前記マスクホルダの荷重を支える複数の荷重支持機構を有することを特徴とする請求項1に記載の表示用パネル基板の露光装置。
  3. 基板を保持するチャックを、ベース板と、ベース板の中心から放射状に取り付けられた複数のスポークと、各スポークの間に取り付けられたリムと、スポーク及びリムの上面に設けられた3つより多数のピンとを有するチャック支持台の3つより多数のピンにより、3点より多数の点で支持し、チャック支持台のチャックを支持する各点の高さを調整して、チャックのたわみを矯正しながら、チャックに保持された基板の移動及び位置決めを行い、
    チャックをチャック支持台で支持したまま上下に移動及びチルトせず、マスクホルダを複数のZ−チルト機構で上下に移動及びチルトして、チャックに保持された基板とマスクホルダに保持されたフォトマスクとのギャップ制御を行うことを特徴とする表示用パネル基板の露光方法。
  4. 複数のZ−チルト機構と別に設けたエア圧により荷重を支える複数の荷重支持機構でマスクホルダの荷重を支えることを特徴とする請求項3に記載の表示用パネル基板の露光方法。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の表示用パネル基板の露光装置を用いて、フォトマスクのパターンを基板上に転写することを特徴とする表示用パネル基板の製造方法。
  6. 請求項3又は請求項4に記載の表示用パネル基板の露光方法を用いて、フォトマスクのパターンを基板上に転写することを特徴とする表示用パネル基板の製造方法。
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