JP4676238B2 - バックプレーンバス用メインボード、および、それを用いたルータシステム、ストレージシステム - Google Patents

バックプレーンバス用メインボード、および、それを用いたルータシステム、ストレージシステム Download PDF

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Description

本発明は、バックプレーンバス用メインボードに係り、パソコン、サーバ、ルータなどの情報処理機器に用いられ、プロセッサやメモリなど機能回路間を接続するためのバス接続技術、および、その構成要素に関する技術であって、特に、高周波ノイズを低減するのに好適なバックプレーンバス用メインボードに関する。
10Gbps(Giga bit per second)クラスのディジタル信号を伝送する場合の課題は、信号波形が乱れることにある。これは配線を構成するプリント基板の電気的制約による。すなわち、金属配線は信号が高周波になるに従い表皮効果による減衰を受けるし、絶縁体も伝送信号が高周波になると誘電損失が信号減衰の要因となっている。これらは周波数依存性を有し高い周波数ほど減衰が大きい。
バックプレーンバスの場合、そのメインボード(マザーボードとも言う、以下本明細書では、マザーボードという用語を用いる)には、搭載するモジュール(サブボード、ドータボードとも言う)間を接続するための多数の配線が引かれている。モジュール同士の配線は、送受信のモジュールが同じ場合でも、信号の本数は複数あり、信号の本数を複数設けることにより、信号伝送スループットを確保している。例えば、10Gbpsの速度の信号を20ビット使用すれば、200Gbpsの転送速度が可能となる。この場合の20ビットの信号配線長は、ほぼ程等しい。
また、バックプレーンバスの場合、高速信号のモジュール間接続には1対1接続が用いられ、その組合せは複数あり、例えば、四つのモジュールでは、12通りの配線様式がある。これは四つから二つを取り出す組合せと同じである。このため、バックプレーンバスには同じモジュール間で信号を伝送するための同一配線長の信号の組と、モジュールの組み合わせに応じた配線長の異なる信号の組がある。
また、信号の組間ではタイミングも異なる。複数の信号を有するモジュール間転送であっても同一モジュール間の信号伝送では通常同期した信号伝送をおこなうが、他のモジュールの組合せ用の信号配線とは、信号伝送のタイミングが異なる。このため、一つの信号配線に着目すると他のモジュール間伝送用信号をノイズ源として、クロストークや電源バウンスなどの非同期ノイズが伝わってくることになる。
伝送信号自体が高周波では大きく減衰することから、高周波帯域では信号ノイズ比(S/N比)が悪化し、安定動作のためには、高周波帯域でのS/N比の確保が課題となっている。
このように電子装置において、基板に生ずるノイズは大きな問題であるが、これに対して、二つの要素間のノイズ伝搬を効率的に抑制する方法が、例えば、以下の非特許文献1に示されている。
以下、図19ないし図22を用いて、非特許文献1に示されているアナログ−ディジタル間の干渉を低減する方法の概要を説明する。
図19は、従来技術に係る信号間ノイズを遮断するアナログ−ディジタル混載基板の断面図である。
図20は、従来技術に係る信号間ノイズを遮断するアナログ−ディジタル混載基板の電源層の上面図である。
図21は、信号間ノイズを遮断するアナログ−ディジタル混載基板のEBGパターンを表す図である。
図22は、ある周波数帯域における電源ノイズ伝搬量を表すグラフである。
図19は、アナログ−ディジタル混載回路(A−Dミックス回路)の一典型を示す基板の断面図であり、RF(Radio Frequency)アンテナ103に接続されたアナログ回路部101は、広いダイナミックレンジを有している。 DSP(Digital Signal Processor)102は、アナログ回路101に接続され、ディジタル化された信号を処理している。これらアナログ回路101とディジタル回路102は共にプリント配線基板110上に搭載されている。
アナログ回路101は、微小受信信号と大きな送信信号を共に扱うためダイナミックレンジが広く、例えば、無線機能を有する機器では40〜60dBのダイナミックレンジを有している。このため、DSPなどのディジタル回路102が生成するノイズがアナログ部101に混入することによりアナログ部101の特性が悪化する。非特許文献1には、このノイズの混入あるいはノイズ伝搬を抑制する方法が開示されている。これは、プリント基板110の内層である電源グランド層に50で示されたEBG(Electromagnetic BandGap)のパターンを周期的に構成することでノイズ伝搬を抑制できる。
非特許文献1では、EBGパターンは、図21に示されように、二つのサイズの異なる金属パターンを組み合わせて構成している。すなわち、小さいパターンの50−1と大きいパターンの50−2である。これを周期的に敷き詰めてEBGパターンを構成している。このEBGパターンをプリント基板110の電源層のアナログ部101とディジタル回路部102間に敷き詰めることで、直中(DC)電流は流しつつ高周波帯域のノイズ伝搬を抑制している。すなわち、EGBパターンは、このように、インピーダンスの異なる配線を周期的に配置したパターンであるということができる。
図22には、この場合の周波数に対する電源ノイズ伝搬量の一例が示されている。この図22では、図20のアナログ部101とディジタル部102間のノイズ伝搬の比を縦軸に表しており、3GHz〜7GHzに掛けて、−60dBと大きなノイズ抑制帯(バンドギャップ)の特性を持つことがわかる。
特開2000−216586号公報 特開2000−223800号公報 特開2000−183541号公報 特開平9−275278号公報 特開2001−127387号公報 Madhavan Swaminathan, et al,"Power Delivery Isolation Methods in Integrated Mixed Signal Systems," Proc. Of Electrical Design of Advanced Packaging and Systems (EDAPS) workshop, pp. 1-17, Nov. 29, 2004.
上記非特許文献1に開示された技術は、基板にEGPパターンを埋め込むことにより、交流成分によるノイズ対策に有効なものである。
しかし、バックプレーンバス用マザーボードのように、電源層とグランド層が対向して配置されると、二つの層間で共振器が構成され、共振周波数で信号に電源ノイズが重畳する問題がある。これは、さらに電磁放射ノイズを増大させる問題点である。これを解決する技術としては、例えば、上記の特許文献1には、多層基板の電源層に曲線のスリットを設けることで電磁ノイズを低減する方法が開示されている。しかしながら、これにより、対向する電源層の共振周波数を変えることはできるが、これをこのままバックプレーンバス用マザーボードの適用することはできない。というのも、もともと大きな面積を持つマザーボードで分割があると、高次の共振周波数が生じこれが高周波ノイズとなりデータの信号に混入するからである。すなわち、分割された電源エリアごとに共振が生じ、この場合の周波数がもとの共振周波数の2倍に高くなることもありうる。
また、電源(グランド)層のスリットを跨ぐように上下に信号層がある場合には、信号の帰還電流がスリットを迂回しなくてはならず、この迂回電流がS/N比を悪化させる原因となる。これを解決する方法としては、上記の特許文献2、3がある。
特許文献2では、スリット近傍を流れる帰還電流の迂回によるノイズ発生をうまく抑えているが、信号間のノイズ低減には記載がない。一方の特許文献3においてもスリットにより共振を抑えるため、電源層にグランド層へvia接続されたグランド面を置くことで、また、電源層の電源パターンを分割し、デカップリングコンデンサと組み合わせることで、共振周波数をシフトさせている。このシフト量を制御することでノイズ励振源であるクロック周波数の高次周波数とずらしている。しかしながら、この特許文献3では空間への電磁放射ノイズを抑えることを目的としており、信号間のノイズ抑制についての効果については記載がない。
また、上記の特許文献4もスリットからの電磁放射ノイズを低減するプリント基板の構成と設計方法についての開示があるが、特許文献3と同様にノイズ間ノイズ抑制についての記載はない。
上記の特許文献5もスリットからの電磁放射ノイズを低減するプリント基板の電源の構成についての開示があるが、特許文献3と同様にノイズ間ノイズ抑制についての記載はない。
上記特許文献2ないし特許文献5は、基板の電源層にスリットをいれる技術であるが、これのみでは、高周波を扱うことが多くなっている現在の基板における信号ノイズの対策としては、不十分である。すなわち、これらの技術では、遮断できる周波数帯域も狭く、遮断できる電圧比も小さいものである。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、電子機器に用いるバックプレーンバス用マザーボードにおいて、モジュール間を接続する信号配線に混入する他の信号ノイズ、あるいは、他の信号が電源へ回り込んだノイズを低減できるバックプレーンバス用マザーボードを提供することにある。特に、3〜5GHzのS/N比を確保できるバックプレーンバス用マザーボードを提供することにある。
本発明では、課題を解決するため、複数のサブボードをコネクタを介して搭載するバックプレーンバス用のマザーボードモジュール間の信号伝達に係わらない電源層の一部分にEBGパターンを形成するものである。
すなわち、コネクタ間に配線される信号配線を配線するための信号層に隣接する一方を電源層、隣接する他方を空気に挟まれる配線構造(マイクロストリップ配線構造、MSL)か、あるいは、隣接する両方を電源層で挟まれる配線構造(ストリップ配線構造、SL)を有するマザーボードにおいて、マイクロストリップ配線構造あるいはストリップ配線構造を構成する電源層の一部で、コネクタ間の部分に、二つの異なるインピーダンスを有する配線からなるパターンであるEGPパターンを周期的に少なくとも三列以上配置した周期的配線構造を設けるようにし、この周期的配線構造は、前記信号層の前記信号配線を隣接して持たないようにする。
このように構成すると、EBGパターンはDC電流は確保したままで、対象の信号に対して電源層間を伝搬してくるノイズを、特定周波数帯域(3〜5GHz)で低減することができる。特に、非同期に他のモジュール間で伝送される信号が発生させるクロストークノイズ、電源ノイズを抑制することができる。
本発明によれば、電子機器に用いるバックプレーンバス用マザーボードにおいて、モジュール間を接続する信号配線に混入する他の信号ノイズ、あるいは、他の信号が電源へ回り込んだノイズを低減できるバックプレーンバス用マザーボードを提供することができる。特に、3〜5GHzのS/N比を確保できるバックプレーンバス用マザーボードを提供することができる。
以下、本発明に係る各実施形態を、図1ないし図16を用いて説明する。
〔実施形態1〕
以下、本発明に係る第一の実施形態を、図1ないし図9を用いて説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードの上面図(信号層43部分)である。
図2は、第一の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのA断面図である。
図3は、本発明の第一の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードの上面図(信号層40部分)である。
図4は、第一の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのB断面図である。
マザーボード1は、多層基板であり、コネクタの配線を接続する信号層、電源層(VDD)、グランド(GND)層を有している。ここで、グランド(GND)層は、電源層の内で接地される層であり、広義の電源層である。電源層は、直流成分(DC成分)に対する電力供給という機能と、交流成分(AC成分)に対しては帰還電流を流す機能を有している。
マザーボード1には、コネクタ10−1〜10−5が搭載されている。コネクタ10−1〜10−5間では、信号配線20〜22により信号の送受がなされる。配線は、各コネクタ10−1〜10−5内に黒丸で示された端子間を直線で示された配線により電気接続する。例えば、この図1では、配線20はコネクタ10−1とコネクタ10−2間を接続しており、同様に配線21はコネクタ10−2とコネクタ10−4間を接続している。
二つのコネクタ間を接続する信号の本数は多数あり、製品の必要とする性能に依存するが、本実施形態では、簡潔に示すために、配線は2本のみで示している。
ここで、図1は、信号層43の部分の上面図であり、図3は、信号層40の部分の上面図である。
斜め線でハッチングされ四角で囲まれた部位51〜55が電源層に設けられたEBGパターンである。図1に示されるように、EBGパターン51は、配線20と配線22の間の隣接する電源層に設置されている。配線20はコネクタ10−1とコネクタ10−2間を接続しており、EBGパターン51の電源層部には、配線20を流れる信号電流の帰還電流は流れない。同様に配線22はコネクタ10−3とコネクタ10−5間を接続し、パターン51の電源層部には配線22を流れる信号電流の帰還電流は流れない。このため、電源層42に埋め込まれたEGPパターン51の部分は、信号の帰還電流経路には不必要な場所である。しかしながら、モジュールに供給する電力のため、あるいは信号の参照電圧のようにDCの電位が一定であることが必要なことからEBGパターンは、DC的には接続されている。
このマザーボード1の破線Aでの断面図は、図2に示されるようになる。マザーボード1上に、コネクタ10−1〜10−5が搭載されており、各コネクタ10−1〜10−5は、ドータボード30−1〜30−5をマザーボード1内の配線に接続している。コネクタと配線の接続はviaホールでなされ、図2では、viaホール100がコネクタ10−5の端子とマザーボード1内の配線22に接続している様子が示されている。
マザーボード1は、多層基板であり、コネクタ側から見て、信号層40、43、45、電源層(VDD)42、グランド(GND)層41、44の順に並んでいる。信号層40と信号層45内の配線は、片方を電源層、他方を空気に囲まれているので、マイクロストリップライン(MSL)と呼ばれる。また、信号層43内の配線は、電源層(グランド層も一種の電源層)に挟まれているので、ストリップライン(SL)と呼ばれる。配線20、22は信号層43内に設置されており、上方を電源層42に下方をグランド層44に挟まれたSLである。
配線20は、コネクタ10−1とコネクタ10−2を接続する配線であり、配線22の部位の上下層にはスリットや溝、切れ目はない。同様に、配線22は、コネクタ10−3と10−5を接続する配線であり、配線22の部位の上下層にはスリットや溝、切れ目はない。しかし、配線20、21の帰還電流に寄与しない電源層の部位、すなわち、信号層43の配線20、21の間に隣接する電源層42にあたる部分には、EBGパターン51が構成されている。これは、SL配線構造を構成する電源層の一部にEGPパターンを設けた例である。このため、コネクタ10−2とコネクタ10−3間には電源層42、44間のノイズが遮断周波数帯でそれぞれの遮断される。すなわち、例えば、信号配線20に信号が伝搬することで電源層42−電源層44間を励振するノイズが、配線22には伝搬せず、あるいは、−60dB程度に減衰して伝搬しないことになる。これにより、信号配線20、22間には、EBGパターン51のため、遮断周波数帯でノイズ伝搬がなくS/N比が向上する。
さらに、EBGパターン51の上層は、グランド層41であり、下層は、グランド層の層44であり、これらにより静電遮蔽されているため、上層の信号層40の配線、あるいは、信号層45の配線の信号帰還電流が流れることを妨げることはない。このため、図2の層構成のEBGパターン51は、配線20−配線22間の信号間ノイズ低減に有効であると同時に、他の層の配線に対しては帰還電流を妨げることなく機能する。
一方、このマザーボード1の破線Bでの断面図は、図4に示されるようになる。
EBGパターン54は、配線23と配線24の間の隣接するグランド層に設置されている。配線23はコネクタ10−1とコネクタ10−3間を接続しており、EBGパターン54のグランド層部には、配線23を流れる信号電流の帰還電流は流れない。同様に配線24はコネクタ10−4とコネクタ10−5間を接続しており、EGPパターン54のグランド層部には配線24を流れる信号電流の帰還電流は流れない。このため、グランド層41に埋め込まれたEGPパターン54の部分は、信号の帰還電流経路には不必要な場所である。しかしながら、モジュールに供給する電力のため、あるいは信号の参照電圧のようにDCの電位が一定であることが必要なことからEBGパターンは、DC的には接続されている。
また、信号層43内の配線は、電源層(グランド層も一種の電源層)に挟まれているので、ストリップライン(SL)と呼ばれる。配線20、22は信号層43内に設置されており、上方を電源層42に下方をグランド層44に挟まれたSLである。
上記のように、信号層40の配線23、24は、MSLであり、グランド層41は、MSL配線構造の一部をなしている。
配線23は、コネクタ10−1とコネクタ10−3を接続する配線であり、配線22の部位の下層にはスリットや溝、切れ目はない。同様に、配線24は、コネクタ10−4と10−5を接続する配線であり、配線24の部位の下層にはスリットや溝、切れ目はない。しかし、配線23、24の帰還電流に寄与しない電源層の部位、すなわち、信号層40の配線23、24の間に隣接するグランド層41にあたる部分には、EBGパターン54が構成されている。これは、MSL配線構造を構成する電源層の一部にEGPパターンを設けた例である。このため、コネクタ10−3とコネクタ10−4間にはグランド層41と空気間のノイズが遮断周波数帯でそれぞれの遮断される。すなわち、例えば、信号配線23に信号が伝搬することでグランド層41−空気間を励振するノイズが、配線24には伝搬せず、あるいは、−60dB程度に減衰して伝搬しないことになる。これにより、信号配線23、24間には、EBGパターン54のため、遮断周波数帯でノイズ伝搬がなくS/N比が向上する。
次に、図5ないし図9を用いてEGPパターンによる電磁遮蔽の効果と、そのパターンのバリエーションについて説明する。
図5は、二次元のEBGパターンを一次元のモデルに簡約した等価回路である。
図6は、周波数ごとの電源ノイズ伝搬比と反射量を示すグラフである。
図7ないし図9は、EGPパターンの構成図である。
今、図5に示されるように、二つの配線パターン50−1と50−2がそれぞれインピーダンスZ1、Z2を持ち、それらのパターンが50−3単位として周期的に並んでいるとする。ポート1に電圧(V1)を印加し、ポート2に伝搬した電圧(V2)が、以下の(式1)の電源ノイズ伝搬比(S21)に対応する。
S21=V2/V1 … (式1)
図6には、Z1=5Ω、Z2=2Ωで、伝搬遅延時間がそれぞれ100psの場合の電源ノイズ伝搬比(S21)が示されている。点線が電源ノイズ伝搬比(S21)で、実線が反射量を示す反射係数(S11)である。ここで、Sパラメータの基準インピーダンスは5Ωである。図から分かるとおり、2〜3GHz(横軸:2e+09〜3e+09)において、電源ノイズ伝搬比(S21)は、−50dB以下と小さく、また、反射係数(S11)は、ほぼ0dB、すなわち、全反射していることが分かる。これにより、2つの異なるインピーダンスを持つ配線パターンを周期的に配置することで高い減衰率の遮断周波数帯を構成することができることが分かる。
このため、図7のように、小さい正方形パターン50a−1と大きな正方形パターン50a−2を交互に、三列以上敷き詰めることにより、電磁遮蔽の効果をもたせることができる。ここで、小さい正方形パターン50a−1と大きな正方形パターン50a−2は、交流に対するインピーダンスが異なるものである。
また、図8のように縦横の比が三倍以上異なるパターンを組み合わせることにより、縦と横に伝搬する遮断周波数帯域を変化させることができる。これは、長方形や正方形の電源層間を伝搬する電磁波の基本モード(最低周波数の共振モード)は縦と横で独立であるので、それぞれを図6のように縮退(簡約)でき、それぞれを、図8のような長方形パターン50b−1と長方形パターン50b−2により構成することによって、それぞれの遮断周波数を選択的に変化させることができるからである。
また、図9のように、それぞれ同じ寸法を持つ正方形のパターンで、誘電率εと透磁率μが異なったパターンで構成するようにしてもよい。ここで、パターン50c−1の誘電率がεで、透磁率がμ、パターン50c−2の誘電率がεで、透磁率がμで、各々のインピーダンスは異なったものにする。
〔実施形態2〕
以下、本発明に係る第二の実施形態を、図10を用いて説明する。
図10および図11は、第二の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのA断面図である。
本実施形態は、図2に示された信号層に一層を付け加えたものである。この追加された信号層を、信号層43′で表す。信号層43′はEBGパターン51が形成された電源層42とグランド層41に挟まれたSLで、配線20′、22′を有する。
配線20′は、配線20同様、コネクタ10−1とコネクタ10−2間を接続し、EGPパターン51の電源層部には配線22′を流れる信号電流の帰還電流は流れない。同様に配線22′は、配線22と同じくコネクタ10-3とコネクタ10-5間を接続し、EGPパターン51の電源層部には配線22′を流れる信号電流の帰還電流は流れない。
このため、電源層の51の部分は、配線20、20′、22、22′のいずれの信号の帰還電流経路にも不要な場所である。しかしながら、モジュールに供給する電力のため、あるいは、信号の参照電圧のようにDCの電位が一定であることが必要なことからEBGパターンはDC的には接続されているのは第一の実施形態と同様である。しかるに、EBGパターン51は、配線20と配線22間の電源ノイズを大幅に遮断させるばかりでなく、配線20′と配線22′間の電源ノイズも特定の周波数帯域で大幅に遮断することができる。
このようにEBGパターンを構成した電源層42に対して、上下層に設けられた信号層43、43′のSL信号は両側で同じ様に電源ノイズを遮断することが可能である。
また、図11に示されるように、グランド層44にEBGパターン51′を形成するようにしてもよい。グランド層44にEBGパターン51′を形成することにより、信号層43の信号20と22、信号層45のMSLの信号配線20、22の両方に対しても同様な効果を与えることができる。すなわち、グランド層にEBGパターンを構成することでこれに隣接する信号配線の電源ノイズを特定周波数帯域で遮断することができる。
〔実施形態3〕
以下、本発明に係る第三の実施形態を、図12を用いて説明する。
図12は、本発明の第三の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードの上面図(信号層43部分)である。
図13は、本発明の第三の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのa断面図である。
本実施形態は、配線間に平行してEGPパターンを設け、図12で言うと図面の縦方向の信号間ノイズを遮断する効果を有する。図1により説明した第一の実施形態との差は、EBGパターン51b〜55bをEBGパターン51〜55と同一電源層に設けたことであり、EBGパターン51b〜55bは、図8に示されような、例えば、縦横比が三倍以上異なっているパターンである。また、EBGパターン51〜55は、図7に示したようなサイズの異なる正方形が周期的に配置したEBGパターンを用いることができる。このように配置することで配線20と配線21間の電源ノイズを遮断することができ、第一の実施形態と比べると、縦方向の電源ノイズ遮断に大きな効果がある。
〔実施形態4〕
以下、本発明に係る第四の実施形態を、図14を用いて説明する。
図14は、本発明の第四の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードの上面図(信号層43部分)である。
本実施形態は、バックプレーンバスのなかで、コネクタ10−4に接続されるモジュールがクロスバスイッチの機能を果たすシステムに好適であり、他の全てのコネクタ10−1〜10−4、10−6〜10−8の全てと配線されている。EBGパターン71は、上面から見ると、コネクタ10−4に対して図面左側に引き出されている配線の右側に位置し、EBGパターン72は、反対にコネクタ1-4に対して図面右側に引き出されている配線の左側に位置している。そして、EBGパターン73は、EBGパターン71、72間と、配線25、26間とを遮断するように設置されている。このように構成することで、EBGパターン71は、コネクタ10−4の左側の信号への右側からの電源ノイズを遮断することができ、EBGパターン72はコネクタ10−4の右側の信号への左側からの電源ノイズを遮断することができ、また、EBGパターン73は、コネクタ10−4の左側の信号と右側の信号間の電源ノイズを遮断することができる。本実施形態でも、信号の帰還電流を妨げることなく他からの電源ノイズを遮断することが可能であるので、信号のS/N比を向上させることができる。もちろん、信号間に図8に示されるようなEGPパターン50bを配置することでさらなるS/N比を向上させることも可能となる。
〔実施形態5〕
以下、本発明に係る第五の実施形態を、図15を用いて説明する。
図15は、EBGパターンを高周波帯域の参照電圧の配線に対する信号用ノイズフィルタとして用いた図である。
本実施形態は、EBGパターンに隣接する層に信号を配置した例である。白抜き長方形で示された20′は信号配線であり、EBGパターン50−1あるいは50−2の真上、あるいは、真下に配置している。配線20′には図6のグラフで説明したように、図15に示されるように右からあるいは左からの信号の伝搬は特定の周波数帯域で遮断される。このため、この信号配線20′をレシーバ(モジュールの信号の受信側)の参照電圧(Vref)に用いることで他からのノイズを抑制することができる。この様に構成することでEBGパターンを高周波帯域の信号用ノイズフィルタとして使用することができ、また、これをレシーバ用の参照電圧に用いることは、参照電圧が特に低ノイズで各モジュールに分配しなければならないことから好適な実施形態であるということができる。
〔EGPパターンを用いたバックプレーンバス用マザーボードの実装例〕
最後に、図16ないし図18を用いて本発明のEGPパターンを用いたバックプレーンバス用マザーボードの実装例について説明する。
図16は、EBGパターンを有するマザーボードと搭載モジュ−ルの斜視図である。
図17は、EBGパターンを有するマザーボードを用いたルータの接続図である。
図18は、EBGパターンを有するマザーボードを用いたRAIDの接続図である。
図16に示されるマザーボード1は、バックプレーンバス用マザーボードであり、上記実施形態1ないし5で説明したEBGパターンによる信号間の電源ノイズを低減させた基板であり、これにコネクタ10−1〜10−nのn個のコネクタを実装されており、モジュール30−1〜30−nがコネクタ10−1〜10−nにそれぞれ接続される。
このマザーボード1をルータに適用すると、図17に示されるようになる。マザーボード1にモジュール30−1〜30−nが配線20を介して接続されており、マザーボード1は、上記の実施形態で説明したようなEBGパターンにより、信号間のノイズ伝搬を遮断周波数帯域で抑えS/N比を向上させている。モジュール30−1にはプロセッサ201、メモリ202、インタフェース回路203が搭載されており、インタフェース回路203からケーブル204により広域ネットワーク205に接続される。この広域ネットワーク205からのデータをインタフェース回路203が受信し、データのヘッダからどのネットワークに転送すべきかCPU201が計算し、それに対応するモジュール内のインタフェース回路203にデータが届くようにマザーボード1内の配線を伝わる。このマザーボード1内で信号のS/N比が高いためにより高いスループットのデータを伝送できる。
図18には、このマザーボードをRAIDシステムに応用した例が示されている。この図18の構成では、モジュール30−1〜30−nに接続されるのは、ハードディスクドライブ(HDD)を配列状に構成したディスクアレー300であり、ディスクアレー300は、二重系に接続されることで信頼性を高めている。
マザーボード1にモジュール30−1〜30−nが配線20を介して接続されており、マザーボード1は、上記実施形態で説明したEBGパターンにより、信号間のノイズ伝搬を遮断周波数帯域で抑えS/N比を向上させている。モジュール30−1には、プロセッサ201、メモリ202、インタフェース回路203搭載されており、インタフェース回路203からHDDに接続される。
モジュール30−1〜30−nに割り当てられたホスト側と通信されるモジュールを介して、データがディスクアレー300のHDDに対して高速に読み書きされる。その際に、CPU201が搭載されているモジュールでデータから冗長ビットを計算し、どのHDDに格納されるすべきかが計算される。これに対応するモジュール内のインタフェース回路203にデータが届くようにマザーボード1内の配線20を伝わる。このマザーボード1内で信号のS/N比が高いためにより高いスループットのデータを伝送することができる。
上記のように、本発明のEBGパターンを帰還電流を妨げることなく信号間のノイズ伝搬を遮断するマザーボードは、信号のS/N比を向上させることができる。バックプレーンバスばかりでなく、一般のモジュールを多数接続する基板においても利用可能することができ、同様の効果を得ることができる。
本発明の第一の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードの上面図(信号層43部分)である。 第一の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのA断面図である。 本発明の第一の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードの上面図(信号層40部分)である。 第一の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのB断面図である。 二次元のEBGパターンを一次元のモデルに簡約した等価回路である。 周波数ごとの電源ノイズ伝搬比と反射量を示すグラフである。 EGPパターンの構成図である(その一)。 EGPパターンの構成図である(その二)。 EGPパターンの構成図である(その三)。 第二の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのA断面図である(その一)。 第二の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのA断面図である(その二)。 本発明の第三の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードの上面図(信号層43部分)である。 本発明の第三の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードのa断面図である。 本発明の第四の実施形態に係るバックプレーンバス用マザーボードの上面図(信号層43部分)である。 EBGパターンを高周波帯域の参照電圧の配線に対する信号用ノイズフィルタとして用いた図である。 EBGパターンを有するマザーボードと搭載モジュ−ルの斜視図である。 EBGパターンを有するマザーボードを用いたルータの接続図である。 EBGパターンを有するマザーボードを用いたRAIDの接続図である。 従来技術に係る信号間ノイズを遮断するアナログ−ディジタル混載基板の断面図である。 従来技術に係る信号間ノイズを遮断するアナログ−ディジタル混載基板の電源層の上面図である。 信号間ノイズを遮断するアナログ−ディジタル混載基板のEBGパターンを表す図である。 ある周波数帯域における電源ノイズ伝搬量を表すグラフである。
符号の説明
1…マザーボード、10−1〜10−5,10−n…コネクタ、20,21,22,20′,22′,26…マザーボード1内に設けられた配線、20′…マザーボード1内に設けられた参照電圧配線、30−1〜30−5…マザーボード1にコネクタを介して搭載されるモジュール基板、40〜45,43′…マザーボード1内に設けられた層、51〜55…EBGパターン、50−1,50−2,50−3,50a,50b,51b〜55b…EBGパターン、60…電源ノイズ伝搬特性、100…viaホール、101…アナログ部、102…ディジタル部、103…RFアンテナ、201…CPU、202…メモリ、203…インタフェース回路、204…ケーブル、205…広域網、300…HDD

Claims (10)

  1. 複数のサブボードをコネクタを介して搭載するバックプレーンバス用メインボードにおいて、
    前記コネクタ間に配線される信号配線を配線するための信号層であって、
    隣接する一方を電源層、隣接する他方を空気に挟まれるか、あるいは、隣接する両方を電源層で挟まれた信号層を有し、
    前記信号層の隣接する電源層の一部で、前記コネクタ間の部分に、二つの異なるインピーダンスを有する配線からなるパターンを周期的に少なくとも三列以上配置した周期的配線構造を設け、
    前記周期的配線構造は、前記信号層の前記信号配線を隣接して持たないようにしたことを特徴とするバックプレーンバス用メインボード。
  2. 前記周期的配線構造を有する電源層の隣接する一方を信号層、他方を電源層として配置したことを特徴とする請求項1のバックプレーンバス用メインボード。
  3. 前記周期的配線構造を有する電源層の隣接する両方を信号層として配置したことを特徴とする請求項1のバックプレーンバス用メインボード。
  4. 前記周期的配線構造を有する電源層に隣接する信号層に、レシーバ用の参照電圧信号の配線をしたことを特徴とする請求項1のバックプレーンバス用メインボード。
  5. 前記周期的配線構造の二つの異なるインピーダンスを有する配線が、大きな正方形と小さな正方形とで構成したことを特徴とする請求項1のバックプレーンバス用メインボード。
  6. 前記周期的配線構造の二つの異なるインピーダンスを有する配線が、大きな長方形と小さな長方形で構成したことを特徴とする請求項1のバックプレーンバス用メインボード。
  7. 前記信号層の平行する信号配線間の間の部分に隣接する電源層の部分に前記周期的配線構造を設けたことを特徴とする請求項1のバックプレーンバス用メインボード。
  8. 三つ以上のコネクタを有し、少なくとも左側と右側に一つ以上のコネクタが設置されたコネクタ(以下、中央部コネクタ)に対して、
    ある信号層において、前記中央部コネクタには、このメインボード上の他のコネクタが全て接続され、
    前記左側に設置されたコネクタへの配線される信号配線と、前記右側に設置されたコネクタへの配線される信号配線とを、前記中央部コネクタの上下に分離し、
    前記信号層に隣接した電源層の内で、
    前記中央部コネクタと前記中央部コネクタの右隣に設置されるコネクタの間の電源層の部分であって、前記左側に設置されたコネクタへ配線される信号配線が設けられていない前記信号層の部分に隣接する電源層の部分に、第一の周期的配線構造を設け、
    前記中央部コネクタと前記中央部コネクタの左隣に設置されるコネクタの間の電源層の部分であって、前記右側に設置されたコネクタへ配線される信号配線が設けられていない前記信号層の部分に隣接する電源層の部分に、第二の周期的配線構造を設け、
    前記中央部コネクタの上下に分けられた部分に隣接する電源層の部分であって、平行する信号配線間の間の部分に隣接する電源層の部分に、第三の周期的配線構造を設けたことを特徴とする請求項1のバックプレーンバス用メインボード。
  9. 前記請求項1ないし請求項8のバックプレーンバス用メインボードに、前記サブボードとして、通信機能モジュールを搭載し、前記通信機能モジュールにはケーブルにより複数のネットワークに接続され、前記ネットワーク間のデータの流れを制御することを特徴とするルータシステム
  10. 前記請求項1ないし請求項8のバックプレーンバス用メインボードに、前記サブボードとして、ハードディスク用読み書き機能モジュールを搭載し、さらに、ホストコンピュータに接続される機能モジュールを搭載し、前記ハードディスク用読み書き機能モジュールには、ケーブルによりハードディスクが接続され、前記ハードディスクと前記ホストコンピュータ間のデータの流れを制御することを特徴とするストレージシステム
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