JP4675874B2 - 車両用照明灯具 - Google Patents

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Description

本願発明は、発光素子を光源とする車両用照明灯具に関するものである。
近年、車両用照明灯具の光源として、発光ダイオード等の発光素子が多く用いられるようになってきている。
例えば「特許文献1」には、灯具前後方向に延びる光軸上に配置されたレンズと、このレンズの後方に配置された発光素子とを備え、この発光素子からの直射光をレンズで偏向制御して灯具前方へ照射するように構成された車両用照明灯具が記載されている。そして、このような車両用照明灯具を採用することにより、灯具のコンパクト化を図ることが可能となる。
特開2005−44683号公報
上記「特許文献1」に記載された車両用照明灯具の発光素子は、その発光チップを灯具正面方向へ向けるようにして配置されているので、その発光チップからの出射光のうちの何割かは、レンズの開口角を超える角度方向へ出射する光となり、このような光は光軸に関して全周にわたって発生することとなる。
しかしながら、このような光はレンズによって偏向制御されないので、前方照射光として有効に利用することができず、このため光源光束の利用効率がその分だけ低いものとなってしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、発光素子を光源とする車両用照明灯具において、灯具のコンパクト化を図った上で、光源光束の利用効率を高めることができる車両用照明灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、発光素子の配置に工夫を施すとともに所定のリフレクタを配置することにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用照明灯具は、
灯具前後方向に延びる光軸上に配置されたレンズと、このレンズの後方に配置された発光素子と、を備えてなる車両用照明灯具において、
上記レンズの、上記光軸を含む鉛直面に沿った断面形状が、上記光軸上に後側焦点を有する凸レンズ形状に設定されており、
上記発光素子が、該発光素子の発光チップを灯具正面方向に対して上向きまたは下向きに所定角度傾斜した斜め前方へ向けた状態で、上記後側焦点近傍に配置されており、
上記発光素子の近傍に、上記発光チップからの光を上記レンズへ向けて反射させるリフレクタが配置されている、ことを特徴とするものである。
上記「車両用照明灯具」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、ヘッドランプ、フォグランプ、コーナリングランプ、デイタイムランニングランプ等、あるいはその一部を構成する灯具ユニット等が採用可能である。
上記「光軸」は、灯具前後方向に延びる軸線であれば、車両前後方向に延びる軸線と一致していてもよいし一致してなくてもよい。。
上記「レンズ」は、光軸を含む鉛直面に沿った断面形状が、光軸上に後側焦点を有する凸レンズ形状に設定されたものであれば、その具体的な形状は特に限定されるものではない。
上記「発光素子」とは、略点状に面発光する発光チップを有する素子状の光源を意味するものであって、その種類は特に限定されるものではなく、例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等が採用可能である。
上記「所定角度」の具体的な値は特に限定されるものではないが、40〜80°程度の値に設定することが好ましく、50〜70°程度の値に設定することがより好ましい。
上記「リフレクタ」は、上記発光素子の近傍に配置され、その発光チップからの光をレンズへ向けて反射させるように構成されたものであれば、その具体的な反射面形状は特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用照明灯具は、灯具前後方向に延びる光軸上に配置されたレンズと、その後方に配置された発光素子とを備えた構成となっているが、上記レンズは、光軸を含む鉛直面に沿った断面形状が、光軸上に後側焦点を有する凸レンズ形状に設定されており、また、上記発光素子は、その発光チップを灯具正面方向に対して上向きまたは下向きに所定角度傾斜した斜め前方へ向けた状態で、レンズの後側焦点近傍に配置されており、さらに、上記発光素子の近傍には、その発光チップからの光をレンズへ向けて反射させるリフレクタが配置されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、仮に、発光素子が、その発光チップを灯具正面方向へ向けるようにして配置されているとした場合には、発光チップからの出射光のうちの何割かは、レンズの開口角を超える角度方向へ出射してしまい、レンズによって偏向制御されない光となる。そして、このような前方照射光として有効に利用されない光は、光軸に関してその全周にわたって発生することとなる。
これに対し、本願発明の発光素子のように、その発光チップが斜め前方へ向けるようにして配置された構成とすれば、発光チップからの出射光のうち、光軸寄りの方向へ向かう光は、レンズの開口角以下の角度方向へ出射する光としてレンズに入射し、また、発光チップから光軸寄りの方向以外の方向へ向かう光も、発光素子の近傍に配置されたリフレクタにより、その大半が反射してレンズに入射することとなる。
したがって、本願発明のような灯具構成を採用することにより、発光チップからの出射光の大半を前方照射光として利用することが可能となる。
その際、本願発明のような灯具構成を採用した場合には、その灯具構成要素として、上記従来の車両用照明灯具に比してリフレクタが余分に配置された構成となるが、このリフレクタは発光素子の近傍に配置されているので、車両用照明灯具をコンパクトな構成に維持することが可能となる。
このように本願発明によれば、発光素子を光源とする車両用照明灯具において、灯具のコンパクト化を図った上で、光源光束の利用効率を高めることができる。
上記構成において、リフレクタとして、光軸を含む鉛直面内において、発光チップからの光をレンズの後側焦点の前方近傍において光軸近傍に略収束させる構成とすれば、車両用照明灯具からの前方照射光により形成される配光パターンの上下幅を比較的小さいものとすることができ、これにより車両用照明灯具に適した横長の配光パターンを容易に得ることができる。
上記構成において、発光素子として、その発光チップの発光面を、光軸を含む鉛直面内において、レンズの後側焦点とレンズの有効径外周縁とを結ぶ直線と略一致させるようにして配置された構成とすれば、その発光チップからの直射光の大半をレンズに入射させるようにすることができ、これにより光源光束の利用効率を一層高めることができる。
上記構成において、発光素子として、その発光チップを上向きにするとともに該発光チップの下端縁をレンズの後側焦点に位置させるようにして配置された構成とすれば、この発光チップの下端縁の反転投影像としてのカットオフラインを上端部に有する配光パターンを形成することができる。
上記構成において、発光素子として、その発光チップを上向きにするとともに該発光チップをレンズの後側焦点の後方近傍に位置させるようにして配置された構成とし、そして、レンズの後側焦点近傍に、発光チップからの光の一部を遮蔽するシェードが、その上端縁を光軸近傍に位置させるようにして配置された構成とすれば、このシェードの上端縁の反転投影像としてのカットオフラインを上端部に有する配光パターンを形成することができる。しかも、このカットオフラインを、任意の形状でかつ極めて高い明暗比で形成することができる。
上記構成において、レンズの具体的な形状が特に限定されないことは上述したとおりであるが、このレンズの光軸を含む水平面に沿った断面形状を、光軸を含む鉛直面に沿った断面形状とは異なる形状に設定すれば、レンズの光偏向作用により、配光パターンの水平方向の拡散角度を容易に増大させることができる。
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯10を示す正面図である。
同図に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、ランプボディ12と、このランプボディ12の前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、8つの灯具ユニット30、40、50が、車両用照明灯具として収容された構成となっている。
これら8つの灯具ユニット30、40、50は、共通の金属製ブラケット20に上下2段配置で固定支持されている。この金属製ブラケット20は、鉛直パネル状に形成されており、エイミング機構18を介してランプボディ12に上下方向および左右方向に傾動可能に支持されている。
8つの灯具ユニット30、40、50のうち、下段に配置された4つの灯具ユニット30は、互いに同一の構成を有しており、これら各灯具ユニット30の光軸Ax1は、金属製ブラケット20と直交する方向に延びるように配置されている。また、上段中央寄りに配置された2つの灯具ユニット40は、互いに同一の構成を有しており、これら各灯具ユニット40の光軸Ax2は、光軸Ax1に対してやや左上向き(具体的には1°程度左向きで0.5°程度上向き)に延びるように配置されている。そして、上段両側に配置された2つの灯具ユニット50は、互いに同一の構成を有しており、これら各灯具ユニット50の光軸Ax3は、光軸Ax1に対してやや下向き(具体的には0.5°程度下向き)に延びるように配置されている。
これら8つの灯具ユニット30、40、50は、エイミング機構18による光軸調整が完了した段階では、金属製ブラケット20の傾動により、各灯具ユニット30の光軸Ax1が車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びた状態で配置されるようになっている。
そして、本実施形態に係る車両用前照灯10においては、4つの灯具ユニット30および2つの灯具ユニット40からの光照射によりロービーム用配光パターンを形成するとともに、4つの灯具ユニット30および2つの灯具ユニット50からの光照射によりハイビーム用配光パターンを形成するようになっている。
次に、これら3種類の灯具ユニット30、40、50の各々の構成について説明する。
まず、第1の灯具ユニット30の構成について説明する。
図2は、この灯具ユニット30を単品で示す正面図であり、図3は、図2のIII-III 線断面図であり、図4は、図2のIV-IV 線断面図である。また、図5は、図3の要部詳細図である。
これらの図に示すように、この灯具ユニット30は、灯具前後方向に延びる光軸Ax1上に配置されたレンズ32と、このレンズ32の後方に配置された発光素子34と、この発光素子34の近傍に配置されたリフレクタ36と、これらレンズ32、発光素子34およびリフレクタ36を固定支持するホルダ38とからなっている。
レンズ32は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸非球面レンズであって、その後側焦点Fを含む後側焦点面上の像を、灯具前方に配置された鉛直仮想スクリーン上に反転像として投影する投影レンズとして構成されている。このレンズ32は、その周縁部においてホルダ38の円筒部38Aの前端環状溝部に固定支持されており、この円筒部38Aの内径により該レンズ32の有効径が規定されている。
発光素子34は、白色発光ダイオードであって、1mm角程度の正方形の発光面を有する発光チップ34aと、この発光チップ34aを支持する基板34bとからなっている。その際、発光チップ34aは、その発光面を覆うように形成された薄膜により封止されている。
この発光素子34は、その発光チップ34aを灯具正面方向に対して上向きに所定角度傾斜した斜め前方へ向けた状態で、後側焦点F近傍に配置されている。その際、この発光素子34は、その発光チップ34aの下端縁を後側焦点Fに位置させるとともに水平方向に延びるようにした状態で配置されている。また、この発光素子34は、光軸Ax1を含む鉛直面内において、その発光チップ34aの発光面を後側焦点Fとレンズ32の有効径外周縁(すなわちホルダ38の円筒部38Aの内周面前端縁)の下端点とを結ぶ直線Bと略一致させるようにして配置されている。そしてこのとき、この発光素子34は、その発光チップ34aの発光面が灯具正面方向に対して60°程度上向きに傾斜した状態で配置されるようになっている。
リフレクタ36は、発光素子34を上方側から覆うようにして半ドーム状に形成されており、その周縁下端面は光軸Ax1を含む水平面上に位置している。そして、このリフレクタ36は、発光チップ34aからの光をレンズ32へ向けて光軸Ax1寄りに反射させるようになっている。具体的には、このリフレクタ36の反射面36aは、光軸Ax1を含む断面形状が楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。そして、この反射面36aは、発光チップ34aにおける後側焦点Fに位置する点からの光を、鉛直面内においては後側焦点Fのやや前方において光軸Ax1上の点Aに収束させるとともに、水平断面内においては点Aよりも前方側において光軸Ax1上に略収束させるようになっている。
ホルダ38は、金属製部材として構成されており、上記円筒部38Aと、光軸Ax1よりも下方側において円筒部38Aから後方へ向けて半円筒状に延びる半円筒部38Bと、この半円筒部38Bの後端部において光軸Ax1と直交する鉛直面に沿って半円状に形成された鉛直部38Cと、この鉛直部38Cの上端中央部において後方へ向けて斜め上方に延びる斜面部38Dと、この斜面部38Dおよびその周辺において鉛直部38Cから後方へ向けて縦縞状に延びる複数の放熱フィン38Eとからなっている。
発光素子34は、その基板34bの下面においてホルダ38の斜面部38Dの上面後端部に載置固定されている。また、リフレクタ36は、その周縁下端面において斜面部38Dの周縁上端面に載置固定されている。そして、灯具ユニット30は、そのホルダ38において金属製ブラケット20に固定支持されている。
上述したように、発光チップ34aは、斜め前方へ向けて上向きに配置されるとともに、その下端縁が後側焦点Fを通るようにして光軸Ax1と直交する水平方向に延びているので、図3および5に示すように、この発光チップ34aからの出射光のうち、直射光としてレンズ32に入射する光は、上下方向に関しては、光軸Ax1と平行な方向からその僅かに下向きの方向までの狭い角度範囲の出射角で下向きに拡散する光線束としてレンズ32から灯具前方へ出射し、一方、リフレクタ36の反射面36aで反射してからレンズ32に入射する光は、上下方向に関しては、光軸Ax1と平行な方向からある程度下向きの方向までの角度範囲の出射角で下向きに拡散する光線束としてレンズ32から灯具前方へ出射することとなる。
また、図4に示すように、発光チップ34aからの出射光のうち、直射光としてレンズ32に入射する光は、水平方向に関しては、光軸Ax1と平行な方向に対して、発光チップ34aの大きさに応じた角度範囲の出射角で左右両側に拡散する光線束としてレンズ32から灯具前方へ出射し、一方、リフレクタ36の反射面36aで反射してからレンズ32に入射する光は、水平方向に関しては、反射面36aの離心率が水平断面において大きくなっていることから、かなり大きい角度範囲の出射角で左右両側に拡散する光線束としてレンズ32から灯具前方へ出射することとなる。
図6は、灯具ユニット30から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンPAを透視的に示す図である。
同図に示すように、この配光パターンPAは、配光パターンPA1と配光パターンPA2との合成配光パターンとして形成されるようになっている。
配光パターンPA1は、発光チップ34aから直射光としてレンズ32に入射する光により形成される配光パターンであって、レンズ32による発光チップ34aの反転投影像として、横長矩形状の小さい配光パターンとして形成されている。その際、発光チップ34aは、その下端縁が後側焦点Fを通るようにして光軸Ax1と直交する水平方向に延びているので、この配光パターンPA1の上端縁は、明暗比の高い水平カットオフラインCL1として形成されることとなる。
その際、この水平カットオフラインCL1は、灯具正面方向の消点であるH−Vを水平方向に通るH−H線に対して0.5〜0.6°程度下方に位置するように形成されている。これは、灯具ユニット30の光軸Ax1が車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びた状態で配置されていることによるものである。
一方、配光パターンPA2は、リフレクタ36の反射面36aで反射してからレンズ32に入射する発光チップ34aからの光により形成される配光パターンであって、略弓形形状で左右方向に大きく拡がる配光パターンとして形成されている。その際、このリフレクタ36からの反射光は、光軸Ax1と平行な方向からある程度下向きの方向までの角度範囲の出射角で下向きに拡散する光線束としてレンズ32から灯具前方へ出射するので、この配光パターンPA2の上端縁は、水平カットオフラインCL1と略面一で水平方向に延びるように形成されることとなる。
図7は、発光チップ34aからの出射光の配光分布を示す図であって、同図(a)が光度分布を示しており、同図(b)が輝度分布を示している。
発光チップ34aは、その発光面において面発光するので、同図(a)に示すように、発光チップ34aの光度Iは、発光面の面直方向が最も高く、この面直方向からの角度が大きくなるに従って徐々に低くなるのに対し、同図(b)に示すように、発光チップ34aの輝度Lは、発光面に対する角度に関係なく一定である。
そして、この発光チップ34aから直射光としてレンズ32に入射する光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンPA1の各点における光度は、発光チップ34aの輝度Lとレンズ32の有効径面積との積によって決まるので、同図に示すように発光チップ34aが灯具正面方向に対して上向きに傾斜していても、発光チップ34aが灯具正面方向を向いている場合と同じ値となる。
次に、第2の灯具ユニット40の構成について説明する。
図8は、この灯具ユニット40を単品で示す、図4と同様の図である。
同図にも示すように、この灯具ユニット40は、その基本的な構成は灯具ユニット30と同様であるが、そのリフレクタ46の構成が灯具ユニット30の場合と異なっている。
すなわち、このリフレクタ46は、灯具ユニット30のリフレクタ36と同様、発光素子34を上方側から覆うようにして半ドーム状に形成されており、周縁下端面は光軸Ax2を含む水平面上に位置している。そして、このリフレクタ46は、発光素子34の発光チップ34aからの光を前方へ向けて光軸Ax2寄りに反射させるようになっている。
具体的には、このリフレクタ46の反射面46aは、光軸Ax2を含む断面形状が楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。その際、このリフレクタ46の反射面46aの光軸Ax2を含む鉛直断面形状は、リフレクタ36の反射面36aの場合と全く同様であるが、光軸Ax2を含む水平断面形状は、リフレクタ36の反射面36aの場合よりもやや小さい離心率で形成されている。そしてこれにより、この反射面46aは、発光チップ34aにおける後側焦点Fに位置する点からの光を、水平断面内において反射面36aの場合よりもやや後方側において光軸Ax2上に略収束させるようになっている。
そして、この灯具ユニット40は、図8に平面視で示す状態から、図1に示すように、その光軸Ax2を中心にして右回りに(灯具正面視では左回りに)15°回転した状態で、かつ、上述したように、その光軸Ax2が光軸Ax1に対してやや左上向きに延びるようにした状態で、金属製ブラケット20に固定支持されている。
次に、第3の灯具ユニット50の構成について説明する。
この灯具ユニット50は、その構成自体は灯具ユニット40と全く同様であるが、図1に示すように、灯具ユニット40を右回りに165°回転した状態(すなわち灯具ユニット30を上下反転させたような配置)で、かつ、上述したように、その光軸Ax3が光軸Ax1に対してやや下向きに延びるようにした状態で、金属製ブラケット20に固定支持されている。
図9は、本実施形態に係る車両用前照灯10から前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンPLを透視的に示す図である。
このロービーム用配光パターンPLは、左配光のロービーム用配光パターンであって、各灯具ユニット30からの照射光により形成される配光パターンPA(図6参照)を4重に重畳した配光パターンと、各灯具ユニット40からの照射光により形成される配光パターンPBを2重に重畳した配光パターンとの合成配光パターンとして形成されるようになっている。
同図に示すように、配光パターンPBは、配光パターンPB1と配光パターンPB2との合成配光パターンとして形成されるようになっている。
配光パターンPB1は、発光チップ34aから直射光としてレンズ32に入射する光により形成される配光パターンであって、レンズ32による発光チップ34aの反転投影像として、横長矩形状の小さい配光パターンとして形成されている。
その際、この配光パターンPB1は、その形状自体は配光パターンPAの配光パターンPA1と全く同様であるが、配光パターンPA1に対してやや左上方の位置に形成されており、かつ、その上端縁は、明暗比の高い斜めカットオフラインCL2として、水平方向に対して右回りに15°傾斜した方向に延びている。そして、この斜めカットオフラインCL2は、H−Vを鉛直方向に通るV−V線上において水平カットオフラインCL1と交差している。これは、灯具ユニット40が、その光軸Ax2を中心にして右回りに15°回転した状態で配置されており、かつ、その光軸Ax2が光軸Ax1に対してやや左上向きに延びていることによるものである。
一方、配光パターンPB2は、リフレクタ46の反射面46aで反射してからレンズ32に入射する発光チップ34aからの光により形成される配光パターンであって、略弓形形状で水平方向に対して右回りに15°傾斜した方向にやや大きく拡がる配光パターンとして形成されており、その上端縁は斜めカットオフラインCL2と略面一で15°傾斜方向に延びるように形成されている。その際、この配光パターンPB2の15°傾斜方向の拡散角度が配光パターンPA2の水平方向の拡散角度よりも小さいのは、リフレクタ46の反射面46aとリフレクタ36の反射面36aとの形状差によるものである。
このようにロービーム用配光パターンPLは、配光パターンPAと配光パターンPBとにより、その上端部に水平カットオフラインCL1および斜めカットオフラインCL2を有する配光パターンとして形成されており、また、その配光パターンPA1と配光パターンPB1とにより、両カットオフラインCL1、CL2との交点であるエルボ点Eを取り囲むようにして、高光度領域であるホットゾーンHZLが形成されている。
図10は、本実施形態に係る車両用前照灯10から前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成されるハイビーム用配光パターンPHを透視的に示す図である。
このハイビーム用配光パターンPHは、各灯具ユニット30からの照射光により形成される配光パターンPAを4重に重畳した配光パターンと、各灯具ユニット50からの照射光により形成される配光パターンPCを2重に重畳した配光パターンとの合成配光パターンとして形成されるようになっている。
同図に示すように、配光パターンPCは、配光パターンPC1と配光パターンPC2との合成配光パターンとして形成されており、配光パターンPAを上下反転させたような配置で、配光パターンPAと部分的に重複するようにして形成されている。これは、灯具ユニット50が、灯具ユニット30を上下反転させたような配置となっており、かつ、その光軸Ax3が光軸Ax1に対してやや下向きに延びていることによるものである。
その際、配光パターンPC1の形状自体は、配光パターンPBの配光パターンPB1と全く同様であり、また、配光パターンPC2の形状自体は、配光パターンPBの配光パターンPB2と全く同様である。これは、灯具ユニット50が、その構成自体は灯具ユニット40と全く同様であることによるものである。
このようにハイビーム用配光パターンPHは、配光パターンPAと配光パターンPCとにより、H−Vを略中心にして左右方向に大きく拡がるとともに上下方向にもある程度拡がる配光パターンとして形成され、また、その配光パターンPA1と配光パターンPC1とにより、H−V近傍にホットゾーンHZHが形成されている。
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用前照灯10を構成する第1の灯具ユニット30は、灯具前後方向に延びる光軸Ax1上に配置されたレンズ32と、その後方に配置された発光素子34とを備えたコンパクトな構成となっているが、レンズ32は、光軸Ax1を含む鉛直面に沿った断面形状が、光軸Ax1上に後側焦点Fを有する凸レンズ形状に設定されており、また、発光素子34は、その発光チップ34aを灯具正面方向に対して上向きに所定角度傾斜した斜め前方へ向けた状態で、レンズ32の後側焦点F近傍に配置されており、さらに、発光素子34の近傍には、その発光チップ34aからの光をレンズ32へ向けて反射させるリフレクタ36が配置されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、発光素子34は、その発光チップ34aを斜め前方へ向けるようにして配置されているので、発光チップ34aからの出射光のうち、光軸Ax1寄りの方向へ向かう光は、レンズ32の開口角以下の角度方向へ出射する光としてレンズ32に入射し、また、発光チップ34aから光軸Ax1寄りの方向以外の方向へ向かう光も、発光素子34の近傍に配置されたリフレクタ36により、その大半が反射してレンズ32に入射することとなる。そしてこれにより、発光チップ34aからの出射光の大半を前方照射光として利用することが可能となる。
その際、リフレクタ36は、発光素子34の近傍において、かなり小さいサイズで形成されているので、灯具ユニット30をコンパクトな構成に維持することが可能となる。
このように本実施形態によれば、灯具ユニット30のコンパクト化を図った上で、光源光束の利用効率を高めることができる。
しかも、この灯具ユニット30は、そのリフレクタ36として、光軸Ax1を含む鉛直面内において、発光チップ34aからの光をレンズ32の後側焦点Fの前方近傍において光軸Ax1近傍に略収束させる構成となっているので、灯具ユニット30からの前方照射光により形成される配光パターンPAの上下幅を比較的小さいものとすることができ、これにより車両用照明灯具に適した横長の配光パターンPAを容易に得ることができる。
また、この灯具ユニット30は、その発光素子34として、その発光チップ34aの発光面を、光軸Ax1を含む鉛直面内において、レンズ32の後側焦点Fとレンズ32の有効径外周縁とを結ぶ直線Bと略一致させるようにして配置されているので、その発光チップ34aからの直射光の大半をレンズ32に入射させるようにすることができ、これにより光源光束の利用効率を一層高めることができる。
しかも、この発光素子34は、その発光チップ34aの下端縁をレンズ32の後側焦点Fに位置させるようにして配置されているので、配光パターンPAを、その上端部に発光チップ34aの下端縁の反転投影像としてのカットオフラインを有するものとすることができる。その際、この発光チップ34aは正方形の発光面を有しているので、その下端縁の反転投影像としてのカットオフラインを水平カットオフラインCL1として形成することができる。
また、上述したように、発光チップ34aから直射光としてレンズ32に入射する光により形成される配光パターンPA1の各点における光度は、発光チップ34aが上向きに傾斜していても、発光チップ34aが灯具正面方向を向いている場合と同じ値になるので、灯具ユニット30のような構成を採用したことにより配光パターンPAの中心光度が低下してしまうことはない。
なお、灯具ユニット30は、そのホルダ38において金属製ブラケット20に固定支持されているので、その発光素子34で発生した熱をホルダ38を介して熱容量が大きな金属製ブラケット20に伝導させることができ、これにより発光素子34の温度が過度に上昇してしまうのを未然に防止することができる。しかも、ホルダ38の鉛直部38Cには、後方へ向けて縦縞状に延びる複数の放熱フィン38Eが、斜面部38Dおよびその周辺に形成されているので、これら放熱フィン38Eにより、発光素子34で発生した熱を放散させることができ、これにより発光素子34の温度上昇を一層効果的に抑制することができる。
本実施形態に係る車両用前照灯10を構成する第2の灯具ユニット40および第3の灯具ユニット50についても、第1の灯具ユニット30の場合と同様の作用効果を得ることができる。
本実施形態に係る車両用前照灯10は、8つの灯具ユニット30、40、50を備えており、4つの灯具ユニット30および2つの灯具ユニット40からの光照射によりロービーム用配光パターンPLを形成するとともに、4つの灯具ユニット30および2つの灯具ユニット50からの光照射によりハイビーム用配光パターンPHを形成するようになっているが、これら各灯具ユニット30、40、50は光源光束の利用効率が高いものとなっているので、このように比較的少ない灯具ユニットの数で、車両用前照灯としての灯具機能を果たすことが可能となる。
しかも、本実施形態に係る車両用前照灯10は、いずれもコンパクトに構成された8つの灯具ユニット30、40、50が、ランプボディ12と透光カバー14とで形成される灯室内に上下2段で収容された構成となっているので、車両用前照灯10を薄型灯具として構成することができる。
上記実施形態においては、発光素子34の発光チップ34aが、1mm角程度の正方形の発光面を有しているものとして説明したが、これ以外のサイズや形状の発光面を有するものを用いることも、もちろん可能である。
上記実施形態のように、ハイビーム用配光パターンPHを4つの灯具ユニット30および2つの灯具ユニット50からの光照射により形成する代わりに、8つの灯具ユニット30、40、50からの光照射により形成する構成とすることも可能である。このような構成を採用することにより、ハイビーム用配光パターンPHよりもさらに明るいハイビーム用配光パターンを形成することが可能となる。
また、上記実施形態においては、8つの灯具ユニット30、40、50が上下2段で配置されているものとして説明したが、これ以外の個数や配置を有する構成とすることも、もちろん可能である。
さらに、上記実施形態の各灯具ユニット30、40、50は、そのリフレクタ36、46の反射面36a、46aの鉛直断面形状および水平断面形状がいずれも楕円形状に設定されているものとして説明したが、その鉛直断面形状および水平断面形のうちの一方または両方を、楕円形状以外の曲線形状(例えば、放物線形状や双曲線形状等)に設定することも可能である。
次に、上記第1の灯具ユニット30の変形例について説明する。
まず、この灯具ユニット30の第1変形例について説明する。
図11は、本変形例に係る灯具ユニット130を単品で示す正面図であり、図12は、図11のXII-XII
線断面図である。また、図13は、図12の要部詳細図である。
これらの図に示すように、この灯具ユニット130は、その基本的な構成は灯具ユニット30と同様であるが、そのホルダ138の構成が灯具ユニット30の場合と異なっている。
すなわち、このホルダ138は、灯具ユニット30のホルダ38と同様、金属製部材として構成されており、円筒部138A、半円筒部138B、鉛直部138C、斜面部138Dおよび複数の放熱フィン138Eからなっているが、その円筒部138Aは円筒部38Aよりも僅かに長尺に形成されており、また、その斜面部138Dの上面には、シェード140が該ホルダ138と一体で形成されている。
これにより、発光素子34は、円筒部138Aが円筒部38Aよりも長い分だけ後方に変位しており、その発光チップ34aはレンズ32の後側焦点Fの後方近傍に位置している。そして、シェード140は、レンズ32の後側焦点Fの位置において光軸Ax1と直交するように延びる鉛直壁として形成されており、発光チップ34aからレンズ32へ向かう直射光の一部を遮蔽するようになっている。
このシェード140は、その上端縁140aが光軸Ax1を通るように形成されており、その際、この上端縁140aの後端縁が後側焦点Fを通るように形成されている。この上端縁140aは、光軸Ax1よりも左側(灯具正面視では右側)の領域が光軸Ax1から左方向へ水平に延びる水平面で構成されており、光軸Ax1よりも右側の領域が光軸Ax1から右方向へ斜め下向き(例えば15°下向き)で延びる短い斜面および該斜面の右端部からさらに右方向へ水平に延びる水平面で構成されている。
図14は、本変形例に係る灯具ユニット130から前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンPDを透視的に示す図である。
同図に示すように、この配光パターンPDは、配光パターンPD1と配光パターンPD2との合成配光パターンとして形成されるようになっている。
配光パターンPD1は、発光チップ34aから直射光としてレンズ32に入射する光により形成される配光パターンであって、レンズ32による発光チップ34aの反転投影像として、横長矩形状の小さい配光パターンとして形成されている。
この配光パターンPD1は、配光パターンPAの配光パターンPA1よりもやや大きい横長配光パターンとして形成されており、その上端部には、下段水平カットオフラインCL3、斜めカットオフラインCL4、上段水平カットオフラインCL5が極めて高い明暗比で形成されている。
その際、この配光パターンPD1が、配光パターンPA1とよりもやや大きくなるのは、発光チップ34aがレンズ32の後側焦点Fの後方近傍に位置していることによるものである。
また、下段水平カットオフラインCL3、斜めカットオフラインCL4、上段水平カットオフラインCL5が、極めて高い明暗比で形成されるのは、シェード140の上端縁140aの反転投影像として形成されることによるものである。
下段水平カットオフラインCL3は、配光パターンPA1の水平カットオフラインCL1と同じ高さ位置においてV−V線から右方向へ水平に延びており、斜めカットオフラインCL4は、この水平カットオフラインCL3とV−V線との交点から左斜め上方へ(例えば15°の傾斜角度で)延びており、上段水平カットオフラインCL5は、H−H線の上方近傍において斜めカットオフラインCL4から折れ曲がるようにして左方向へ水平に延びている。
一方、配光パターンPD2は、配光パターンPAの配光パターンPA2と略同一形状で形成されており、その上端縁は、下段水平カットオフラインCL3と略面一で水平方向に延びるように形成されている。
本変形例に係る灯具ユニット130のようにシェード140を備えた構成とすることにより、このシェード140の上端縁140aの反転投影像として、明暗比の極めて高い任意形状のカットオフラインを上端部に有する配光パターンPD1を形成することができる。その際、本変形例においては、この配光パターンPD1のカットオフラインが、下段水平カットオフラインCL3、斜めカットオフラインCL4および上段水平カットオフラインCL5として形成されるので、この配光パターンPD1を有する配光パターンPDをロービーム用配光パターンの形成に適したものとすることができる。
なお、本変形例に係る灯具ユニット130においては、シェード140の配置により、発光チップ34aからレンズ32へ向かう直射光の一部が遮蔽されてしまうので、その分だけ照射光量は少なくなるが、発光チップ34aは、灯具正面方向に対して60°程度上向きに傾斜しているので、シェード140により遮蔽される光は、発光面の面直方向に対して60°程度以上傾斜した方向へ向かう光である。その際、図7(a)に示すように、発光チップ34aの光度Iは、発光面の面直方向からの角度が90°に近づくと、かなり小さな値となるので、シェード140により遮蔽される光量を僅かなものとすることができ、これにより照射光量の減少を最小限に抑えることができる。しかも、同図(b)に示すように、発光チップ34aの輝度Lは、発光面に対する角度に関係なく一定であるので、下段水平カットオフラインCL3、斜めカットオフラインCL4および上段水平カットオフラインCL5の明暗比については、これを極めて高い状態に維持することができる。
次に、上記第1の灯具ユニット30の第2変形例について説明する。
図15は、本変形例に係る灯具ユニット230を単品で示す、図4と同様の図である。
同図に示すように、この灯具ユニット230は、その基本的な構成は灯具ユニット30と同様であるが、そのレンズ232およびリフレクタ246の構成が灯具ユニット30の場合と異なっている。
その際、リフレクタ246の構成は、灯具ユニット40のリフレクタ46の構成と全く同様である。
一方、レンズ232は、その光軸Ax1を含む鉛直面に沿った断面形状は灯具ユニット30のレンズ32と全く同様であるが、その光軸Ax1を含む水平面に沿った断面形状の曲率がレンズ32の曲率よりも小さい値に設定されている。そしてこれにより、発光チップ34aから直射光としてレンズ232に入射する光と、発光チップ34aからリフレクタ246の反射面246aで反射してレンズ232に入射する光とのいずれをも、レンズ32の場合に比して左右方向により大きい拡散角で出射させるようになっている。
図16は、本変形例に係る灯具ユニット230から前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンPEを透視的に示す図である。
同図に示すように、この配光パターンPEは、配光パターンPE1と配光パターンPE2との合成配光パターンとして形成されるようになっている。
配光パターンPE1は、発光チップ34aから直射光としてレンズ232に入射する光により形成される配光パターンであって、レンズ232による発光チップ34aの反転投影像として、横長矩形状の比較的小さい配光パターンとして形成されている。
この配光パターンPE1は、配光パターンPAの配光パターンPA1に対して、上下幅は同じで、この配光パターンPA1よりも横長の配光パターンとして形成されており、その上端縁の水平カットオフラインCL6は、配光パターンPA1の水平カットオフラインCL1と同じ高さ位置に形成されている。その際、この配光パターンPE1が、配光パターンPA1よりも横長の配光パターンとして形成されるのは、レンズ232の光軸Ax1を含む水平面に沿った断面形状の曲率がレンズ32の曲率よりも小さい値に設定されていることによるものである。
一方、配光パターンPE2は、配光パターンPAの配光パターンPA2と略同一形状の配光パターンとして形成されている。これは、リフレクタ246による反射光の左右方向の拡散角度が、リフレクタ36の場合よりも小さくなっているのに対し、レンズ232による出射光の左右方向の拡散角度は、レンズ32の場合よりも大きくなっており、両者の作用が略相殺されることによるものである。
本変形例に係る灯具ユニット230の構成を作用することにより、配光パターンPEの全体形状を配光パターンPAの場合と略同一形状に維持したまま、その配光パターンPE1を配光パターンPA1よりも横長の配光パターンとして形成することができる。
したがって、この灯具ユニット230を灯具ユニット30の代わりに車両用前照灯10に組み込むようにすれば、図9に示すロービーム用配光パターンPLのホットゾーンHZLをさらに横長に形成することができる。また、この灯具ユニット230を、例えばフォグランプやコーナリングランプ等のように左右方向に広拡散で光照射を行う車両用照明灯具としての用途に適したものとすることができる。
次に、上記第1の灯具ユニット30の第3変形例について説明する。
図17は、本変形例に係る灯具ユニット330を単品で示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、この灯具ユニット330は、その基本的な構成は上記実施形態の灯具ユニット30と同様であるが、そのリフレクタ336の構成が灯具ユニット30の場合と異なっている。
すなわち、本変形例のリフレクタ336は、上記実施形態のリフレクタ36と同様、発光素子34を上方側から覆うようにして半ドーム状に形成されており、その周縁下端面は光軸Ax1を含む水平面上に位置している。そして、このリフレクタ336は、発光チップ34aからの光をレンズ32へ向けて反射させるようになっている。
その際、このリフレクタ336の反射面336aは、その水平面に沿った断面形状については、上記実施形態のリフレクタ36の場合と同様であるが、その鉛直面に沿った断面形状は、楕円形状ではなく双曲線形状に設定されている。すなわち、この反射面336aの鉛直面に沿った断面形状は、レンズ32の後側焦点Fを第1焦点とするとともに直線B(すなわち後側焦点Fとレンズ32の有効径外周縁の下端点とを結ぶ直線)上における後側焦点Fよりも後方側に位置する点Cを第2焦点とする1対の双曲線における第1焦点側の双曲線で形成されている。
そして、この反射面336aは、発光チップ34aにおける後側焦点Fに位置する点からの光を、鉛直面内においては、点Cからの発散光として反射させ、これにより、光軸Ax1と平行な方向からある程度下向きの方向までの角度範囲の出射角で下向きに拡散する光線束として、レンズ32から灯具前方へ出射させるとともに、水平断面内においては、上記実施形態の反射面36aの場合と同様にして、光軸Ax1上に略収束させるようになっている。
したがって、本変形例に係る灯具ユニット330においても、上記実施形態の灯具ユニット30の場合と略同様の配光パターンを形成することができる。
本変形例のリフレクタ336は、そのサイズ自体は、上記実施形態のリフレクタ36よりも大きくなっているが、その後端縁の位置は、上記実施形態のリフレクタ36の場合と同様、発光素子34の後方近傍にあるので、本変形例の灯具ユニット330においても、上記実施形態の灯具ユニット30の場合と同様、これをコンパクトな構成に維持することが可能となる。
なお、本変形例のリフレクタ336や上記実施形態のリフレクタ36の代わりに、鉛直面に沿った断面形状が、リフレクタ336の反射面336aやリフレクタ36の反射面36aとは異なる曲線形状(例えば放物線形状等)に設定された反射面を有するリフレクタを用いることも可能である。
本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す正面図 上記車両用前照灯における第1の灯具ユニットを単品で示す正面図 図2のIII-III 線断面図 図2のIV-IV 線断面図 図3の要部詳細図 上記第1の灯具ユニットから前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図 上記第1の灯具ユニットにおける発光素子の発光チップからの出射光の配光分布を示す図であって、同図(a)は光度分布を示す図であり、同図(b)は輝度分布を示す図 上記車両用前照灯における第2の灯具ユニットを単品で示す、図4と同様の図 上記車両用前照灯から前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図 上記車両用前照灯から前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成されるハイビーム用配光パターンを透視的に示す図 上記第1の灯具ユニットの第1変形例を示す正面図 図11のXII-XII 線断面図 図12の要部詳細図 上記第1変形例に係る灯具ユニットから前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図 上記第1の灯具ユニットの第2変形例を示す、図4と同様の図 上記第2変形例に係る灯具ユニットから前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図 上記第1の灯具ユニットの第3変形例を示す、図3と同様の図
符号の説明
10 車両用前照灯
12 ランプボディ
14 透光カバー
18 エイミング機構
20 金属製ブラケット
30、40、50、130、230、330 灯具ユニット
32、232 レンズ
34 発光素子
34a 発光チップ
34b 基板
36、46、246、336 リフレクタ
36a、46a、246a、336a 反射面
38、138 ホルダ
38A、138A 円筒部
38B、138B 半円筒部
38C、138C 鉛直部
38D、138D 斜面部
38E、138E 放熱フィン
140 シェード
140a 上端縁
A、C 点
Ax1、Ax2、Ax3 光軸
B 直線
CL1、CL6 水平カットオフライン
CL2、CL4 斜めカットオフライン
CL3 下段水平カットオフライン
CL5 上段水平カットオフライン
E エルボ点
F 後側焦点
HZH、HZL ホットゾーン
I 光度
L 輝度
PA、PA1、PA2、PB、PB1、PB2、PC、PC1、PC2、PD、PD1、PD2、PE、PE1、PE2 配光パターン
PH ハイビーム用配光パターン
PL ロービーム用配光パターン

Claims (6)

  1. 灯具前後方向に延びる光軸上に配置されたレンズと、このレンズの後方に配置された発光素子と、を備えてなる車両用照明灯具において、
    上記レンズの、上記光軸を含む鉛直面に沿った断面形状が、上記光軸上に後側焦点を有する凸レンズ形状に設定されており、
    上記発光素子が、該発光素子の発光チップを灯具正面方向に対して上向きまたは下向きに所定角度傾斜した斜め前方へ向けた状態で、上記後側焦点近傍に配置されており、
    上記発光素子の近傍に、上記発光チップからの光を上記レンズへ向けて反射させるリフレクタが配置されている、ことを特徴とする車両用照明灯具。
  2. 上記リフレクタが、上記光軸を含む鉛直面内において、上記発光チップからの光を上記後側焦点の前方近傍において上記光軸近傍に略収束させるように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用照明灯具。
  3. 上記発光素子が、上記発光チップの発光面を、上記光軸を含む鉛直面内において、上記後側焦点と上記レンズの有効径外周縁とを結ぶ直線と略一致させるようにして配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用照明灯具。
  4. 上記発光素子が、上記発光チップを上向きにするとともに該発光チップの下端縁を上記後側焦点に位置させるようにして配置されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用照明灯具。
  5. 上記発光素子が、上記発光チップを上向きにするとともに該発光チップを上記後側焦点の後方近傍に位置させるようにして配置されており、
    上記後側焦点近傍に、上記発光チップからの光の一部を遮蔽するシェードが、該シェードの上端縁を上記光軸近傍に位置させるようにして配置されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用照明灯具。
  6. 上記レンズの、上記光軸を含む水平面に沿った断面形状が、上記光軸を含む鉛直面に沿った断面形状とは異なる形状に設定されている、ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の車両用照明灯具。
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