JP4674568B2 - モータインバータ - Google Patents

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Description

本発明は、3相モータに交流電流を流してその3相モータを駆動させるモータインバータに関する。
近年のモータインバータでは、3相モータへ出力される交流電流を3相−2相変換することにより主磁束方向のd軸電流とそのd軸電流の直交方向のq軸電流を求め、そのd軸電流及びq軸電流に基づいてベクトル制御により3相モータを駆動させるものがある。このベクトル制御としては、d軸電流やq軸電流がそれらに対応する指令値に近づくように、d軸電流とそのd軸電流に対応する指令値とから得られるd軸電圧やq軸電流とそのq軸電流に対応する指令値とから得られるq軸電圧を制御することにより3相モータを駆動させるものがある。
また、3相モータの駆動方法としては、3相分の基本波を互いに120度ずつ位相をずらして生成し、それらの基本波と基準波(三角波)との比較結果に基づいて3相モータの各相に接続される各スイッチング素子のオン、オフを制御し、3相モータの各相に互いに120度ずつ位相がずれた交流電流を出力するものがある。また、PWM(Pulse Width Modulation)制御により各スイッチング素子を制御するものや各スイッチング素子のPWM制御期間をそれぞれゼロ度にする(PWM制御しない)、いわゆる、180度矩形波制御により各スイッチング素子を制御するものがある。PWM制御により各スイッチング素子を制御する場合は、3相モータの回転子が低速で回転していても回転子を滑らかに回転させることができるというメリットがあり、矩形波制御により各スイッチング素子を制御する場合は、各スイッチング素子に入力される電圧の利用率を向上させ、また、スイッチング損失の低減をすることができるというメリットがある。
そのため、PWM制御及び矩形波制御の両方の制御を行うことが可能なようにモータインバータを構成し、損失や3相モータへ出力される交流電流の位相などに応じてPWM制御と矩形波制御とを切り替えるものがある(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
特開2004−166415号公報 特開2001−78495号公報
しかしながら、PWM制御と矩形波制御とを切り替えつつ、3相モータを上述のようにベクトル制御により駆動させるモータインバータでは、矩形波制御を行っているとき、各スイッチング素子への入力電圧を最大値以上利用するため、d軸電圧やq軸電圧に制限が生じる。そのため、例えば、d軸電流が指令値に達していないときにd軸電圧及びq軸電圧が最大値まで大きくなってしまうと、d軸電流をそれ以上大きくすることができなくなり指令値通りにd軸電流を制御することができなくなる。このように、PWM制御と矩形波制御とを切り替えつつ、3相モータを上述のようにベクトル制御により駆動させるモータインバータにおいて、矩形波制御を行っているときでは、指令値通りにd軸電流を制御することができない場合があり、3相モータを安定して駆動できなくなるおそれがある。
そこで、本発明では、PWM制御と矩形波制御とを切り替えつつ、3相モータをベクトル制御により駆動させる場合において、矩形波制御を行っているときの3相モータを安定して駆動させることが可能なモータインバータを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明のモータインバータは、複数のスイッチング素子を備え、それらのスイッチング素子がオン、オフすることにより3相モータに交流電流を流してその3相モータを駆動させるインバータと、上記交流電流を検出する検出手段と、その検出手段により検出される交流電流から主磁束方向のd軸電流及びそのd軸電流の直交方向のq軸電流を求め、そのd軸電流及びq軸電流に基づいてPWM制御と矩形波制御とを切り替えて各スイッチング素子を制御する制御回路とを備える。また、その制御回路は、d軸電流がそのd軸電流に対応する指令値よりも小さいとき、d軸電流がそのd軸電流に対応する指令値に近づくように、矩形波制御に切り替わる前のd軸電流とq軸電流および該d軸電流と該q軸電流に対応する指令値とから得られるd軸電圧とq軸電圧の合成ベクトルである制御電圧ベクトルの位相を補正し、その補正した制御電圧ベクトルの位相に基づいて矩形波制御を行う。
これにより、矩形波制御に切り替わる際、d軸電圧とq軸電圧とを相対的に増減させてd軸電流をそのd軸電流に対応する指令値に近づけることができるので、矩形波制御に切り替わってもd軸電圧及びq軸電圧が最大値まで大きくならないようにすることができる。従って、矩形波制御を行っているときにd軸電流が指令値通りに制御することができなくなることを防止することができるので、3相モータを安定して駆動させることができる。
また、上記制御回路は、上記d軸電圧及び上記q軸電圧とインバータへの入力電圧とから得られる変調率が所定値より大きいとき、PWM制御から矩形波制御に切り替え、変調率が所定値以下であるときで、かつ、上記q軸電流がそのq軸電流に対応する指令値通りであるとき、矩形波制御からPWM制御に切り替えるように構成してもよい。
これにより、変調率が所定値以下であってもq軸電流がそのq軸電流に対応する指令値通りになるまで矩形波制御を継続させることができるので、変調率が所定値以下であるときにすぐに正弦波PWM制御または過変調制御に切り替える場合に比べて、制御切替のハンチングを抑制することができる。
また、上記制御回路は、上記d軸電流に対応する指令値から上記d軸電流を差し引いた値がゼロになるようにPI制御により上記制御電圧ベクトルの位相を補正する際の補正値を求めるように構成してもよい。
本発明によれば、PWM制御と矩形波制御とを切り替えつつ、3相モータをベクトル制御により駆動させるモータインバータにおいて、矩形波制御時、3相モータを安定して駆動させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態のモータインバータを示す図である。
図1に示すモータインバータ1は、互いに直列接続される2つのスイッチング素子2(例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)など)が3組それぞれ直流電源3にコンデンサ4を介して並列接続されて構成されるインバータ5と、各スイッチング素子2がオン、オフすることによりスイッチング素子2の各接続点(U相、V相、W相)からそれぞれ交流電流が出力されて駆動する3相モータ6の3相のうちのU相及びW相に流れる各交流電流を検出する電流検出回路7(検出手段)と、インバータ5に入力される電圧Vinを検出する電圧検出回路8と、3相モータ6の回転子の電気角θに対応する信号を出力する電気角検出回路9と、電流検出回路7により検出される各交流電流、電圧検出回路8により検出される電圧Vin、及び電気角検出回路9から出力される信号に基づいて各スイッチング素子2のオン、オフを制御する制御回路10とを備えて構成されている。なお、上記電流検出回路7は、例えば、ホール素子などが考えられる。また、上記電圧検出回路8は、例えば、シャント抵抗などが考えられる。また、上記電気角検出回路9は、例えば、レゾルバやロータリーエンコーダなどが考えられる。
上記制御回路10は、電流検出回路7により検出される2相分の交流電流から3相分の交流電流を求め、それらの交流電流を3相−2相変換することにより3相モータ6の主磁束方向のd軸電流Id及びそのd軸電流Idの直交方向のq軸電流Iqに変換する3相−2相変換部11と、3相−2相変換部11により変換されるd軸電流Id及びq軸電流Iqと所望な出力電流やトルクなどに対応する指令値Ido及び指令値Iqoとに基づいてd軸電圧Vd及びq軸電圧Vqを演算する電圧演算部12と、電圧演算部12により演算されるd軸電圧Vd及びq軸電圧Vqと電圧検出回路8により検出される電圧Vinに基づいて変調率Mを演算する変調率演算部13と、電気角検出回路9から出力される信号に基づいて3相モータ6の回転子の電気角θを演算する電気角演算部14と、変調率演算部13により演算される変調率Mに基づいて各スイッチング素子2のオン、オフの制御方式として正弦波PWM制御または過変調制御と矩形波制御とを切り替えると共に、3相−2相変換部11により変換されるd軸電流Id及びq軸電流Iq、電気角演算部14により演算される電気角θ、並びに指令値Ido及び指令値Iqoなどに基づいて各スイッチング素子2のオン、オフを制御するための制御信号を出力する制御部15とを備えて構成されている。
上記電圧演算部12は、例えば、d軸電圧Vd及びq軸電圧Vqを下記の式(数1)及び式(数2)により求める。
Figure 0004674568
Figure 0004674568
なお、式(数1)及び式(数2)の各右辺の第1項をPI制御のP(Proportional)項とし第2項をI(Integral)項とし、Iderr=(d軸電流Id)−(指令値Ido)、Iqerr=(q軸電流Iq)−(指令値Iqo)、KpをP項の定数、KiをI項の定数、ωを3相モータ6の回転子の角速度、Ldをd軸インダクタンス、Lqをq軸インダクタンス、Keを誘起電圧定数とする。
上記変調率演算部13は、例えば、変調率Mを下記の式(数3)により求める。
Figure 0004674568
上記制御部15は、例えば、0≦変調率M≦1.0のとき、各スイッチング素子2を正弦波PWM制御により制御し、1.0<変調率M≦1.2のとき、各スイッチング素子2を過変調制御により制御し、1.2<変調率Mのとき、各スイッチング素子2を矩形波制御により制御する。すなわち、制御部15は、変調率M≦所定値のとき、各スイッチング素子2を正弦波PWM制御または過変調制御により制御し、変調率M>所定値のとき、各スイッチング素子2を矩形波制御により制御する。なお、上記所定値は、任意の値に設定可能とする。
図2は、制御部15を示す図である。
図2に示す制御部15は、切替部16と、位置情報演算部17,18と、制御信号出力部19を有する。切替部16は、変調率Mが上記所定値以下であると判断すると、上述のようにd軸電圧Vd及びq軸電圧Vqを求めて出力し、変調率Mが上記所定値よりも大きいと判断すると、補正値Δθを求めて出力する。位置情報演算部17は、切替部16からd軸電圧Vd及びq軸電圧Vqが出力されると、そのd軸電圧Vd及びq軸電圧Vqと電気角演算部14により演算される電気角θとにより回転子の制御位置情報ph1を演算する。また、位置情報演算部18は、切替部16から補正値Δθが出力されると、その補正値Δθと電気角演算部14により演算される電気角θとにより回転子の制御位置情報ph2を出力する。制御信号出力部19は、位置情報演算部17から制御位置情報ph1が出力されると、各スイッチング素子2を正弦波PWM制御するための基本波または過変調制御するための基本波と基準波とを比較して各スイッチング素子2に制御信号を出力し、位置情報演算部18から制御位置情報ph2が出力されると、各スイッチング素子2を矩形波制御するための基本波と基準波とを比較して各スイッチング素子2に制御信号を出力する。
(正弦波PWM制御または過変調制御)
上記切替部16は、変調率Mが上記所定値以下であると判断すると、上述のようにd軸電圧Vd及びq軸電圧Vqを求め、そのd軸電圧Vd及びq軸電圧Vqを位置情報演算部17へ出力する。
上記位置情報演算部17は、電気角θとtan-1(Vq/Vd)とを加算することにより、図3(b)に示すように、3相モータ6のある軸α(例えば、U相軸)を基準とする回転子の制御位相である制御位置情報ph1を求める。
上記制御信号出力部19は、各スイッチング素子2を正弦波PWM制御により制御する場合、図4(a)に示すように、制御位置情報ph1に対応する値において正弦波PWM制御用の基本波(例えば、U相)と基準波とを比較して制御信号を出力する。また、各スイッチング素子2を過変調制御により制御する場合は、図4(b)に示すように、制御位置情報ph1に対応する値において過変調制御用の基本波(例えば、U相)と基準波とを比較して制御信号を出力する。
(矩形波制御)
上記切替部16は、変調率Mが上記所定値よりも大きいと判断すると、矩形波制御に移行する。
まず切替部16は、d軸電流Idが指令値Idoよりも小さいか否かを判断する。d軸電流Idが指令値Idoよりも小さいと判断すると、切替部16は、矩形波制御に移行する直前のd軸電圧Vd,q軸電圧Vqによって求められるtan-1(Vq/Vd)から補正量θcを差し引いた補正値Δθを位置情報演算部18へ出力する。すなわち、矩形波制御に移行する直前のd軸電圧Vd,q軸電圧Vqによって求められるtan-1(Vq/Vd)に対して、d軸に沿う方向へ補正する。なお、切替部16は、d軸電流Idが指令値Idoよりも小さくないと判断すると、補正値Δθを補正せずにそのまま位置情報演算部18に出力するものとする。また、切替部16は、例えば、補正量θcを下記の式(数4)により求めるものとする。
Figure 0004674568
なお、式(数4)の右辺の第1項をPI制御のP項とし第2項をI項とし、Idref=(指令値Ido)−(d軸電流Id)、KpをP項の定数、KiをI項の定数とする。
このように、矩形波制御に切り替える際、d軸電流Idが指令値Idoに達するように大きくなる場合では、d軸電流Idがマイナスであるため、上記式(数2)の第3項が小さくなる。すると、相対的に式(数2)の第1項及び第2項が大きくなり、q軸電流Iqが大きくなる。
また、矩形波制御中に切替部16は、変調率Mが上記所定値以下であると判断すると、q軸電流Iqが指令値Iqoに達しているか否かを判断し、q軸電流Iqが指令値Iqoに達していると判断すると、d軸電圧Vd及びq軸電圧Vqを求めて出力する(正弦波PWM制御または過変調制御に移行する)ように構成してもよい。これにより、変調率Mが所定値以下であってもq軸電流Iqが指令値Iqo通りになるまで矩形波制御を継続させることができるので、変調率Mが所定値以下であると判断するとすぐに正弦波PWM制御または過変調制御に切り替える場合に比べて、制御切替のハンチングを抑制することができる。
上記位置情報演算部18は、電気角θと補正値Δθとを加算することにより、図3(c)に示すように、3相モータ6のある軸α(例えば、U相軸)を基準とする回転子の制御位相である制御位置情報ph2を求める。
そして、図4(c)に示すように、制御位置情報ph2に対応する値において矩形波制御用の基本波(例えば、U相)と基準波とを比較して制御信号を出力する。
このように、本実施形態のモータインバータ1では、矩形波制御に切り替える際、d軸電流Idが指令値Idoよりも小さいと判断すると、矩形波制御に移行する直前のd軸電圧Vd,q軸電圧Vqによって求められるtan-1(Vq/Vd)から補正量θcを差し引いて補正値Δθを求める。これにより、図3(a)に示すように、d軸電圧Vdとq軸電圧Vqとの合成ベクトルである実線で示される制御電圧ベクトルがd軸側に振られ、破線で示される補正後の制御電圧ベクトルとなり、その分d軸電圧Vdが増加すると共にq軸電圧Vqが相対的に減少する。このように、補正値Δθを用いることにより、矩形波制御に切り替わる際、d軸電圧Vdとq軸電圧Vqとを相対的に増減させつつd軸電流Idを指令値Idoに近づけることができるので、矩形波制御に切り替わってもd軸電圧Vd及びq軸電圧Vqが最大値まで大きくならないようにすることができる。従って、矩形波制御を行っているときにd軸電流Idが指令値Ido通りに制御することができなくなることを防止することができるので、3相モータ6を安定して駆動させることができる。
なお、正弦波PWM制御を行う場合は、d軸電圧Vd及びq軸電圧Vqが最大値になるまでに余裕があるため、上述したように、d軸電圧Vd及びq軸電圧Vqを制御する従来のベクトル制御を行ってもd軸電流Idを指令値Ido通りに制御することができる。
上記実施例において指令値は電流(指令値Ido,Iqo)であったが、電圧値を指令値として、切替部16へ入力する前段階で電流値に変換するようにしても良い。
上記実施例において補正量θcはPI制御によって求められるものに限らない。例えば、d軸電流Idと指令値Idoとの差を用いた値や、予め決まった所定量、所定の割合などでも良い。
上記実施例において正弦波PWM制御または過変調制御から、矩形波制御に移行する条件として変調率Mを用いたが、この構成に限らない。d軸電流Idやq軸電流Iqの増減などを用いて必要に応じて移行させればよい。
上記実施例においてPWM制御として図4(a)(b)に示すように正弦波PWM制御と過変調制御を挙げたが、その他の基本波と基準波をもちいてPWM制御させても良い。
上記実施例において、切替部16はd軸電圧Vdおよびq軸電圧Vqを求めて位置情報演算部17へ出力したが、この構成に限らない。電圧演算部12から直接位置情報演算部17へd軸電圧Vdおよびq軸電圧Vqを入力しても良い。この場合切替部16は単にPWM制御を行なうか矩形波制御を行なうかの判断をして、位置情報演算部17へ信号を伝達すればよい。
上記実施例において切替部16は補正値Δθを位置情報演算部18へ出力したが、単にPWM制御を行なうか矩形波制御を行なうかの判断し、補正量θc、補正値Δθは位置情報演算部18で演算しても良い。この場合、d軸電圧Vdおよびq軸電圧Vqは電圧演算部12から直接位置情報演算部18へ入力しても良いし、切替部16から位置情報演算部18へ入力してもよい。
本発明の実施形態のモータインバータを示す図である。 本実施形態の制御回路を示す図である。 (a)は、制御電圧ベクトルの補正量θcを示す図である。(b)は、正弦波PWM制御時または過変調制御時の3相モータの回転子の制御位置情報ph1を示す図である。(c)は、矩形波制御時の3相モータの回転子の制御位置情報ph2を示す図である。 (a)は、正弦波PWM制御用の基本波を示す図である。(b)は、過変調制御用の基本波を示す図である。(c)は、矩形波制御用の基本波を示す図である。
符号の説明
1 モータインバータ
2 スイッチング素子
3 直流電源
4 コンデンサ
5 インバータ
6 3相モータ
7 電流検出回路
8 電圧検出回路
9 電気角検出回路
10 制御回路
11 3相−2相変換部
12 電圧演算部
13 変調率演算部
14 電気角演算部
15 制御部
16 切替部
17 位置情報演算部
18 位置情報演算部
19 制御信号出力部

Claims (3)

  1. 複数のスイッチング素子を備え、それらのスイッチング素子がオン、オフすることにより3相モータに交流電流を流して前記3相モータを駆動させるインバータと、
    前記交流電流を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出される交流電流から主磁束方向のd軸電流及びそのd軸電流の直交方向のq軸電流を求め、そのd軸電流及びq軸電流に基づいてPWM制御と矩形波制御とを切り替えて前記各スイッチング素子を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記d軸電流がそのd軸電流に対応する指令値よりも小さいとき、前記d軸電流がそのd軸電流に対応する指令値に近づくように、前記矩形波制御に切り替わる前の前記d軸電流と前記q軸電流および該d軸電流と該q軸電流に対応する指令値とから得られるd軸電圧とq軸電圧の合成ベクトルである制御電圧ベクトルの位相を補正し、その補正した制御電圧ベクトルの位相に基づいて前記矩形波制御を行う、
    ことを特徴とするモータインバータ。
  2. 請求項1に記載のモータインバータであって、
    前記制御回路は、前記d軸電圧及び前記q軸電圧と前記インバータへの入力電圧とから得られる変調率が所定値より大きいとき、前記PWM制御から前記矩形波制御に切り替え、前記変調率が所定値以下であるときで、かつ、前記q軸電流がそのq軸電流に対応する指令値通りであるとき、前記矩形波制御から前記PWM制御に切り替える、
    ことを特徴とするモータインバータ。
  3. 請求項1に記載のモータインバータであって、
    前記制御回路は、前記d軸電流に対応する指令値から前記d軸電流を差し引いた値がゼロになるようにPI制御により前記制御電圧ベクトルの位相を補正する際の補正値を求める、
    ことを特徴とするモータインバータ。
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