JP4666724B2 - 折り畳み式シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車両用シートなどに用いられる折り畳み式シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
シートバック部を前方に回動させてシートクッション部に接近させるように折り畳むことができる折り畳み式シートが知られている。多量の荷物を積み込む場合などに、車内の荷室空間を広げるために、シートをこのように折り畳むことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の折り畳み式シートは、折り畳んだ際に、シートクッション部上にシートバック部が重ね合わせられた状態となるのみである。従って、折り畳んでも、シートクッション部とシートバック部とが重なり合っている分、荷室スペースが占有される。車両用の折り畳み式シートとしては、フレームに、クッション材としてのウレタンを支持させ、これを表皮で被覆したものが一般に用いられているが、シートクッション部、シートバック部のそれぞれの厚みは、薄いものでも約70mm程度ある。従って、両者を折り畳んで重ね合わせた場合には、約140mmになる。
【0004】
本発明は上記した事情に鑑みなされたものであり、折り畳み時のシートクッション部とシートバック部とを合わせた厚みを従来よりも薄くでき、荷室空間を広げることができる折り畳み式シートを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、それぞれ略円弧状に形成された長孔を有し、所定間隔をおいて対向して配置された側板部を有するベースプレートと、
該ベースプレートの上面後端部寄りに、互いに所定間隔をおいて突設された2個一対のブラケットと、
各一端が前記各ブラケットに回動可能に連結される連結プレートと、
クッション材を支持するための上端フレーム部と、該上端フレーム部の両端部から伸びる一対のサイドフレーム部とを有し、サイドフレーム部の各下端部が前記各連結プレートの他端に連結される背部用フレームと、
前記背部用フレームの各サイドフレーム部を挟んで、前記各連結プレートの反対側に配置されて各サイドフレーム部に対して連結されるリンクプレートと、
前記各リンクプレートの下端部に挿通されると共に、前記ベースプレートの各略円弧状の長孔に係合可能に設けられるシャフトと、
クッション材を支持するための前端フレーム部と、該前端フレーム部の両端部から伸び、後端部付近に長手方向に伸びる長孔を備えると共に、該長孔と後端部との間に貫通孔が形成された一対のサイドフレーム部とを有する座部用フレームと、
前記座部用フレームの各サイドフレーム部に形成された貫通孔に挿通され、前記各連結プレートが各サイドフレームに対して相対的に回動可能となるように取り付けられる軸部材と、
前記座部用フレームの各サイドフレーム部に形成された長孔に挿通されると共に、前記リンクプレートの中途部に連結されるガイド軸とを具備し、
前記座部用フレームを構成する各サイドフレーム部の内側間の間隔が、前記背部用フレームを構成する各サイドフレーム部の外側間の間隔よりも広く、かつ、折り畳み時に近接する座部用フレームの前端フレーム部の位置が、背部用フレームの上端フレーム部の位置よりも外側となるように設けられ、
使用時には、前記ガイド軸が、前記座部用フレームに形成された各長孔内において前方に位置すると共に、前記シャフトが、前記ベースプレートに形成された各略円弧状の長孔内において前方に位置し、折り畳む際には、前記ブラケットに対して背部用フレームと共に各連結プレートが回動すると共に、前記シャフトが各略円弧状の長孔内を、及び前記ガイド軸が前記各長孔内をそれぞれ後方に移動して、背部用フレームが座部用フレームに取り囲まれた状態で折り畳まれるように設けられていることを特徴とする折り畳み式シートを提供する。
【0006】
請求項2記載の本発明では、前記座部用フレームに支持されるクッション材は、折り畳まれることにより背部用フレームに押圧されて沈み込み可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の折り畳み式シートを提供する。
【0007】
請求項3記載の本発明では、前記座部用フレームに支持されるクッション材は、表面メッシュ層と裏面メッシュ層とが多数のパイルで結合された三次元構造のネット材からなることを特徴とする請求項記載の折り畳み式シートを提供する。
【0008】
請求項4記載の本発明では、前記座部用フレームに支持されるクッション材及び背部用フレームに支持されるクッション材は、表面メッシュ層と裏面メッシュ層とが多数のパイルで結合された三次元構造のネット材からなると共に、2つのクッション材が一体的に形成された1ピース構造であることを特徴とする請求項記載の折り畳み式シートを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を更に詳しく説明する。
【0010】
図1は、本実施形態にかかる折り畳み式シート10の使用時の状態を示す斜視図であり、図2は、折り畳み時の状態を示す斜視図である。図3は、該折り畳み式シートの分解斜視図である。これらの図に示すように、本実施形態の折り畳み式シート10は、ベースプレート20、背部用フレーム30、座部用フレーム40及びクッション材としてのネット材90を備えて構成されている。
【0011】
ベースプレート20は、座部用プレート40の幅よりも大きな幅を備えた底板部21と、該底板部21の側縁部から立ち上げられることにより、所定間隔をおいて互いに対向して配置された側板部22,23とを備えて構成される。そして、底板部21が、例えば、車両用であれば、車内の床面に固定され、あるいは、前後にスライド可能に支持されて配設される。底板部21の上面後端部寄りには、互いに所定間隔をおいて2個一対のブラケット24,25が突設されている。また、側板部22,23には、側面から見て略円弧状をなす長孔(以下、「円弧状長孔」という)22a,23aが穿設されている。
【0012】
背部用フレーム30は、略コ字状に形成され、上端フレーム部31と、この上端フレーム部31の両端から伸び、対向して配置された一対のサイドフレーム部32,33を有している。また、各サイドフレーム部32,33の下端部(使用時に下側となる端部)付近には、各サイドフレーム部32,33の長手方向に所定間隔をおいて、それぞれ2つずつ貫通孔32a,32b,33a,33bが設けられている。
【0013】
座部用フレーム40は、背部用フレーム30と同様に略コ字状に形成され、前端フレーム部41と、この前端フレーム部41の両端部から伸び、対向して配置された一対のサイドフレーム部42,43を有している。各サイドフレーム部42,43の後端部(使用時にシートクッション側となる端部)付近には、所定長さの長孔42a,43aが設けられている。また、この各長孔42a、43aと各サイドフレーム部42,43の後端部との間には、貫通孔42b,43bが穿設されている。また、座部用フレーム40を構成するサイドフレーム部42,43間の間隔は、背部用フレーム30を構成するサイドフレーム部32,33間の間隔よりも広くなるように形成されている。
【0014】
上記したベースプレート20に設けられた各ブラケット24,25には、連結プレート50,51の各下端部が軸部材52,53により回動可能に取り付けられる。連結プレート50,51の上端部は、背部用フレーム30の各サイドフレーム部32,33に形成された上側の貫通孔32a,33aに軸部材54,55により回動可能に取り付けられる。
【0015】
この軸部材54,55は、図3に示したように、背部用フレーム30の各サイドフレーム部32,33の内側に連結プレート50,51を位置させた状態で、その内側から上記貫通孔32a,33aに挿通されるが、各サイドフレーム部32,33を挟んだ反対側には、リンクプレート60,61が配置されており、このリンクプレート60,61に形成された最上部の貫通孔60c,61cを介してブッシュ62,63にも連結されている。
【0016】
リンクプレート60,61は、上端から中途部までの第1の平坦部60a,61aと、中途部から外側に略直角に屈曲された後、さらに下方に略直角に屈曲された第2の平坦部60b,61bとを有する端面方向から見て略Z字状に加工された板状部材からなる。
【0017】
第1の平坦部60a,61aには、2つの貫通孔60c,60d,61c,61dが設けられており、そのうちの上部の貫通孔60c,61cには、上記のように軸部材54,55がそれぞれ挿通される。下部の貫通孔60d,61dには、リンクプレート60,61を背部用フレーム30の各サイドフレーム部32,33に連結するためのねじ64,65が螺合される。
【0018】
第2の平坦部60b,61bは、上下に間隔をおいて3つの貫通孔60e,60f,60g,61e,61f,61gがそれぞれ設けられており、座部用フレーム40の各サイドフレーム部42,43の内側に位置するように配設されて、上部の貫通孔60e,61eを座部用フレーム40の各サイドフレーム部42,43に形成された長孔42a,43aに沿わせた状態で、両者にガイド軸66,67が挿通される。なお、このガイド軸66,67は、該長孔42a,43aに沿って移動可能な径で形成されている。
【0019】
また、第2の平坦部60b,61bは、その下方に形成された貫通孔60f,61fがベースプレート20に形成された円弧状長孔22a,23aの内側に沿うように配置され、この貫通孔60f,61fと円弧状長孔22a,23aの両者に、該円弧状長孔22a,23aに沿って移動可能な径で形成されたシャフト68,69が挿通される。
【0020】
このようにして組み付けられている結果、図1に示したように、使用時においては、ガイド軸66,67が長孔42a,43aの前方に位置すると共に、シャフト68,69も円弧状長孔22a,23aの前方に位置することになるため、リンクプレート60,61は、第2の平坦部60b,61bが第1の平坦部60a,61aよりも斜め前方に押し出された状態となる。これにより、背部用フレーム30は、このリンクプレート60,61と連結プレート50,51とにより、側面から見て略ハ字状に支持され、背部用フレーム30と座部用フレーム40とを使用時において拡開位置で安定的に支持し得ることになる。
【0021】
なお、背部用フレーム30に対する連結プレート50,51やリンクプレート60,61の連結位置、ベースプレート20の側板部22,23に形成される円弧状長孔22a,23aの形成位置や大きさ、座部用フレーム40のサイドフレーム部42,43に形成される長孔42a,43aの形成位置や大きさ等は、背部用プレート30を座部用プレート40に接近させる方向に回動させて折り畳んだ際の該背部用フレーム30の上端フレーム部31の位置が、座部用フレーム40の前端フレーム部41の内側となるように設定されている(図2参照)。上記のように、背部用フレーム30のサイドフレーム部32,33の外側間の間隔が、座部用フレーム40のサイドフレーム部42,43の内側間の間隔よりも広くなるように形成されているため、前端フレーム部41と上端フレーム部31の位置関係を上記のように設定することにより、背部用プレート30が座部用フレーム40によって取り囲まれた状態で折り畳まれることになる。
【0022】
ここで、符号70は、対向する連結プレート50,51間に略水平に配設された腰部用フレーム部である。腰部用フレーム部70は、より具体的には、図3に示すように、連結プレート50,51の略中央付近に形成した貫通孔に挿通されるブッシュ73,74における、該連結プレート50,51の内側に突出する部分に差し込まれて支持され、該ブッシュ73,74に対して連結プレート50,51は回動可能となっている。このブッシュ73,74は、連結プレート50,51を介して外側に突出している部分が、上記座部用フレーム40のサイドフレーム部42,43の後端寄りに形成した貫通孔42b,43bに挿通される軸部材71,72に嵌合するように配設される。
【0023】
符号75は、リンクプレート60,61の第2の平坦部60b,61b間に略水平に配設された座部後方フレーム部である。符号76は、リンクプレート60,61を組み付けた後、各前方端面に溶接により固定される補強用のプレートであり、符号77は、連結用プレート50,51の後方端面間に掛け渡されて配設され、使用時において背部用フレーム30及び連結用プレート50,51等にかかる荷重の支持力を補助する補助プレートである。
【0024】
次に、使用時において、背部用プレート30と座部用プレート40とを拡開状態で保持するためのロック機構について図3及び図4に基づき説明する。このロック機構は、ベースプレート20の各側板部22,23の円弧状長孔22a,23aの前方に形成した孔部22b,23bに嵌合されるロックブッシュ80,80内に挿通されるロックシャフト81,81と、該ロックシャフト81,81のうち、側板部22,23の内側に突出する部分にその基端部82a,82aが連結されるロックプレート82,82とを有して構成される。ロックプレート82,82は、先端部82b,82bの端面が曲面状に形成されていると共に、下端縁からはその斜め上方に切り欠かれた所定幅の切り欠き部82c,82cが形成されており、この切り欠き部82c,82cに各側板部22,23の円弧状長孔22a,23aに挿通配設される各シャフト68,69が係合することにより、該シャフト68,69の位置をロックすることができる。
【0025】
より詳しくは、ロックプレート82,82は、常態において、基端部82a,82aを中心として下方向に付勢されており、シャフト68,69が曲面状に形成された先端部82b,82bの端面に接触することにより、該先端部82b,82bを押し上げ、切り欠き部82c,82c内に収容されるものである。ロックプレート82,82を下方向に付勢する手段は任意であるが、本実施形態では、ロックプレート82,82の基端部寄りの上部に形成した係合孔82d,82dに一端が係合し、他端がベースプレート20の側板部22,23の円弧状長孔22a,23aの上部に形成した係合孔22d,23dに係合するように配設されたコイルスプリング83,83を用いている。コイルスプリング83,83の一端の係合位置が、ロックプレート82,82の基端部寄りの上部に形成した係合孔82d,82dであるため、基端部82a,82aを中心として先端部82b,82bを下方向に付勢するものである。
【0026】
ロック機構は、さらに、一方の側板部22側に配置されるロックブッシュ80を介して該側板部22の外側に突出するロックシャフト81に、eリング84及びねじ84aを介して連結されるロック解除レバー85が連結されている。ロック解除レバー85は、コイルスプリング83の弾性力によって付勢された常態位置において、図1に示したように、ベースプレート20の一方の側板部22の長手方向に沿うように設定されており、このロック解除レバー85の先端側を引き下げると、一方のロックプレート82がロックシャフト81を介して切り欠き部82cからシャフト68が離脱する方向に回転し、ロックを解除することができる。
また、この際、ロックプレート82の先端に設けられている突部82eが、シャフト68に支持されたスプリング部材105により常に図3において下方向に回転付勢されているセットプレート104の突片104aを該スプリング部材105の弾性力に抗して押し上げる。セットプレート104はボス102に連結されており、このボス102は、リンクプレート60の第2の平坦部60bに形成された3つの貫通孔のうちの中央に位置する貫通孔60gに装填されたブッシュ101に連結されている。該ブッシュ101及びボス102には、座部後方フレーム部75内に回転自由に挿通された連結軸100が装填されており、ブッシュ101と該連結軸100とがスナップピン103により連結されている。従って、セットプレート104が上記のように押し上げられて図において左方向に回転すると、連結軸100がそれに伴って同方向に回転する。
一方、他方のリンクプレート61の第2の平坦部61bに形成された3つの貫通孔のうちの中央に位置する貫通孔61gには、ブッシュ111が装填され、このブッシュ111には、さらにボス112及びセットプレート114が連結されている。そして、連結軸100の他端がブッシュ111及びボス112に挿通されてスナップピン113により連結されている。他方のリンクプレート61の第2の平坦部61bの下端に形成された貫通孔61fに挿通されたシャフト69には、スプリング部材115が支持されており、このスプリング部材115がセットプレート114に係合されて図において下方向に回転付勢されている。また、セットプレート114には突片114aが設けられており、この突片114aは、他方の側板部23側に配置されたロックプレート82の突部82eに当接し得るようになっている。
従って、連結軸100が上記のように回転すると、他方のリンクプレート61側に配置されたセットプレート114もスプリング部材115の弾性力に抗して同方向に回転し、その突片114aが他方の側板部23側に配置されたロックプレート82の突部82eに当接し、該ロックプレート82eを基端部82aを中心として上方向に、すなわち切り欠き部82cからシャフト69を離脱する方向に回動させ、上記一方の側板部22側のロック解除と同期して他方の側板部23側のロックも解除する。
【0027】
また、各側板部22,23の孔部22b,23bに装填されるロックブッシュ80,80には、それぞれ、側板部22,23の内側において、ロックプレート82,82との間に介在されるストッパプレート86,86が連結される。ストッパプレート86,86の先端面86a,86aは、略円弧状の凹部を形成するように切り欠かれており、シャフト68,69が円弧状長孔22a,23aの前方端に至ると該シャフト68,69に当接し、シャフト68,69の前方への倒れを防止する。
【0028】
次に、上記した背部用フレーム30及び座部用フレーム40に支持される本実施形態のクッション材について説明する。本実施形態のクッション材は、表面メッシュ層と裏面メッシュ層とが多数のパイルで結合された三次元構造のネット材90から構成される。この三次元構造のネット材90は、表面メッシュ層と裏面メッシュ層との間を多数のパイルで連結し、トラス構造(三次元構造)としたもので、へたりにくい弾性構造物となっており、通気性、体圧分散特性、衝撃吸収特性等に優れて薄型でも高いクッション性を発揮できる。
【0029】
本発明は、上記のように、背部用フレーム30が座部用フレーム40に取り囲まれた状態で折り畳まれることで、折り畳み状態における全体の厚みを従来よりも薄くすることを特徴とするものである。従って、ここで使用される座部用フレーム40に支持されるクッション材は、折り畳んだ際に、背部用フレーム30に押圧されて沈み込み、該背部用フレーム30を座部用フレーム40の内側に位置させることができることが必要となる。その意味で、薄型でありながら、十分な衝撃吸収特性等を有し、その側縁部をサイドフレーム部42,43に掛け回して配設することができ、背部用フレーム30に押圧された際には、側縁部がサイドフレーム42,43の周囲を内側に回転するようにずれて沈み込むことが可能な三次元構造のネット材から構成することが好ましい。
【0030】
従って、座部用フレーム40に支持されるクッション材としては、かかる三次元構造のネット材であることが好ましいが、背部用フレーム30に支持されるクッション材は特に限定されるものではない。但し、クッション材と背部用フレーム30を含めたシートクッション部全体の厚みを薄くできる意味では、背部用フレーム30に支持されるクッション材もやはり三次元構造のネット材から構成することが好ましい。
【0031】
背部用フレーム30と座部用フレーム40に支持される各クッション材は、別々に張設することもできるが、本実施形態のように、2つのクッション材が一体となった1ピース構造のネット材90を用いることが好ましい。
【0032】
本実施形態のように1ピース構造のネット材90を採用することにより、クッション性の最も高い中央付近が、着座した際に最も大きな荷重のかかる臀部から腰の辺りの下に位置する。このため、該ネット材90のクッション性が有効に発揮され、シートバック部及びシートクッション部の境界に配設される腰部用フレーム部70及び座部後方フレーム部75の硬い当たり感をなくし、着座感を向上させることができる。なお、必要において裏地材(図示せず)を配設できることはもちろんである。
【0033】
具体的には、図3に示したように、ネット材90は、ほぼ中央部を境に、背部用フレーム30に支持される背部用クッション部910と、座部用フレーム40に支持される座部用クッション部920とを構成するように形成されている。背部用クッション部910は、略筒状となるように縫合処理した側縁部911,912と、上方に突出するように形成した上縁部913とを有している。上縁部913の裏面には、図5に示したように、合成樹脂製で、先端に反対側に向けて折り返した係合部914aを備えた係合用プレート914が振動溶着などの手段により固着されている。そして、略筒状の側縁部911,912に、背部用フレーム30の各サイドフレーム部32,33を挿通し、上縁部913を背部用フレーム30の上端フレーム部31から後方に回し、上端フレーム部31に下向きに突設された係合用ワイヤ31aに、係合用プレート914の係合部914aを係合させる。
【0034】
座部用クッション部920は、略筒状となるように縫合処理した側縁部921,922と、前方に突出するように形成した前端縁部923とを有する。前端縁部923の裏面には、図5に示したように、上記背部用クッション部910と同様の係合部924aを備えた係合用プレート924が固着されいる。そして、略筒状の側縁部921,922に、座部用フレーム40の各サイドフレーム部42,43を挿通し、また、前端縁部923を座部用フレーム40の前端フレーム部41の表側から裏側へと回し、前端縁部923の係合用プレート924の係合部924aを、座部用フレーム40の前端フレーム部41に設けた係合用ワイヤ41aに係合させる。
【0035】
これにより、1ピース構造のネット材90が、背部用フレーム30及び座部用フレーム40に支持されて、クッション材として機能する。なお、少なくとも座部用フレーム40の各サイドフレーム部42,43の周囲に配設される、座部用クッション部920の略筒状の側縁部921,922は、上記のように、背部用フレーム30に押圧された際に、該サイドフレーム部42,43の周囲で内側にずれるように沈み込めるよう、その内径がサイドフレーム部42,43の直径よりも多少大きく、余裕を持って形成されている。
なお、符号930は、背部用クッション部910の裏面下方寄りに設けた張設部材であり、図1の破線で示したように、背部用フレーム30の各サイドフレーム部32,33間の間隔より短い幅で、後方に突出するように背部用クッション部910に取り付けられ、腰部用フレーム部70に巻き付けられている。この張設部材930により、背部用クッション部910が確実に張設されることになる。張設部材930はかかる機能を有するものであればよく、背部用クッション部910と同様に三次元構造のネット材から構成することもできるし、布材、合成樹脂製シート材等を用いることもできる。
【0036】
ここで、三次元構造のネット材90は、次のような構成を有する。すなわち、図6に示すように、このネット材90は、表面メッシュ層91、裏面メッシュ層92及び該表面メッシュ層91と裏面メッシュ層92とを結合する多数のパイル93とを有する立体的なトラス構造(三次元構造)から構成されている。
【0037】
表面メッシュ層91は、例えば、図7に示したように、単繊維を撚った糸から、ハニカム状(六角形)のメッシュを有する構造に形成されている。裏面メッシュ層92は、例えば、図8に示したように、単繊維を撚った糸をゴム編みにして形成され、表面メッシュ層91のハニカム状のメッシュよりも小さなメッシュ(細目)を有する構造に形成されている。パイル93は、単繊維又は糸で形成し、表面メッシュ層91と裏面メッシュ層92とが所定の間隔を保持するように、該表面メッシュ層91と裏面メッシュ層92との間に編み込んだもので、この立体メッシュニットとなっているネット材90に所定の剛性を付与している。なお、本明細書中、単に「繊維」と述べた場合には、単繊維(モノフィラメント)と糸(マルチフィラメント)の両者のほか、紡績糸等をも含む意味である。
【0038】
また、上記説明では、ハニカム状のメッシュを有する層を表面(例えば、シートクッション部やシートバック部の人体に接する面)としているが、これを裏面とし、小さなメッシュを有する層を表面として使用することもできる。また、後述の表1で示したように、このメッシュ層組織としてはハニカム状や細目以外のメッシュ形状を採用することももちろん可能である。
【0039】
表面メッシュ層91、裏面メッシュ層92又はパイル93を構成する繊維の材料としては、熱可塑性樹脂が好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などに代表される熱可塑性ポリエステル樹脂類、ナイロン6、ナイロン66などに代表されるポリアミド樹脂類、ポリエチレン、ポリプロピレンなどに代表されるポリオレフィン樹脂類、あるいはこれらの樹脂を2種類以上混合した樹脂などを用いることができる。
【0040】
パイル93を構成する繊維の太さは、例えば、380d以上で、好ましくは600d以上がよい。これによって着座者の荷重を各メッシュ層91,92を構成するメッシュの変形とパイル93の倒れによって支持することができ、応力集中の起きない柔構造とすることができる。
【0041】
表1に、本実施形態にかかる三次元構造のネット材90として採用可能な例の諸特性を示す。
【0042】
【表1】
Figure 0004666724
【0043】
表1において、「d」はデニールを表し、1dは1グラムの繊維を9,000m引っ張ったときの太さの単位であり、例えば、220dは1グラムの繊維を9,000/220=40.9m引っ張ったときの太さの繊維である。「f」はフィラメントを表し、単繊維の数を示す単位で、例えば、70fは70本の単繊維で1本の糸を構成していることを意味する。引張強度の「kg/5cm」は、5cm幅のものを引っ張ったときの強度である。パイル組織の「パラレル」は表面メッシュ層91と裏面メッシュ層92とを連結するパイル93が側面から見て交差していない状態をいい、「クロス」とは側面から見て交差している状態をいう。
【0044】
なお、パイル93の配設の仕方(パイル組織)としては、表面メッシュ層91と裏面メッシュ層92とを連結するパイル93の側面から見た状態で表すと、より具体的には、例えば、図9に示したような種類に分類される。(a),(b)は、表面メッシュ層91を構成する各糸に対し、これに対向する裏面メッシュ層92を構成する各糸との間にパイル93が配設されているストレートタイプであり、このうち(a)は8の字状にしてストレートに編んだもので、(b)は単純なストレートに編んだものである。(c)〜(e)は、表面メッシュ層91の隣接する各糸と、これに裏面メッシュ層92の隣接する各糸との間で、パイル93が中途で交差するように編んだクロスタイプであり、このうち(c)は8の字状にクロスさせたもの、(d)は単純なクロスに編んだもの、(e)は2本ずつまとめてクロス(ダブルクロス)させたものである。
【0045】
本実施形態の折り畳み式シート10を、図1に示した使用時の状態から図2のように折り畳む際には、まず、ロック解除レバー85の先端側を押し下げて、連結軸100を介して双方のロックプレート82,82をコイルスプリング83,83に抗して回転させ、該ロックプレート82,82とシャフト68,69との係合を解除する。次に、シートバック部を前方に押し倒す。シートバック部が前方に倒れていくと、背部用フレーム30に連結されたリンクプレート60,61も前方に倒れていくため、該リンクプレート60,61の下部に設けられた貫通孔60f,61fに挿通配設されているシャフト68,69はリンクプレート60,61の下部の軌道に沿って円弧を描くように、すなわち、ベースプレート20の円弧状長孔22a,22bに沿って後方へ移動していく。
【0046】
同時に、背部用フレーム30に連結された連結プレート50,51も、ベースプレート20のブラケット24,25に配設された軸部材54,55を中心として前方に倒れるように回動していく。このとき、連結プレート50,51には、腰部用フレーム部70を支持するブッシュ73,74回りを回動することにより、座部用フレーム部40の各サイドフレーム部42,43に対して回動する。
【0047】
一方、リンクプレート60,61は上記のように動作する結果、使用時において連結プレート50,51と略ハ字状をなしていた状態から、両者の下部間隔が閉じていく。また、リンクプレート60,61に係合しているガイド軸66,67がやはり円弧を描くような軌道で後方へ移動するが、このガイド軸66,67は座部用フレーム40の長孔42a,43aに係合している。
【0048】
この結果、連結プレート50,51が前方に回動しながら倒れていくと、座部用フレーム40は前方にせり出していきながらベースプレート20に接近していく。座部用フレーム40が前方にせり出ていくと、相対的に、ガイド軸66,67が長孔42a,43a内を後方に移動していくため、背部用フレーム30は、座部用フレーム40に接近していく。上記のように、背部用フレーム30の大きさが座部用フレーム40よりも小さいため、背部用フレーム30は、ネット材90のうち、座部用フレーム40に支持されている座部用クッション部920に当接する。
【0049】
さらに、背部用フレーム30が前方に倒れていくと、該背部用フレーム30は、座部用クッション部920を押圧する。この際、座部用クッション部920の略筒状の側縁部921,922がサイドフレーム部42,43に対して内側にずれるため、座部用クッション部920は、背部用フレーム30及び背部用クッション部910に押圧されて沈み込む。この結果、背部用フレーム30が座部用フレーム40に取り囲まれた状態で折り畳まれることになる。
【0050】
このため、折り畳んだ際のこのシート10全体の厚みは、座部用フレーム40と座部用クッション部920とから構成されるシートクッション部と、背部用フレーム30と背部用クッション部910とから構成されるシートバック部とを重ね合わせた厚みではなく、シートクッション部又はシートバック部単独の厚みとほぼ同じ程度で納まることになる。
【0051】
図2に示した折り畳み状態から図1に示した使用状態にする際には、上記と逆に、シートバック部を後方へ立ち上げていく。これにより、各部材は上記と全く逆に動作するが、円弧状長孔22a,23aに挿通されたシャフト68,69は、該円弧状長孔22a内で前方位置に至ると、ロックプレート82を押し上げ、コイルスプリング83,83の弾発力によりその切り欠き部82c,82cに、シャフト68,69が係合され、ロックされる。また、各シャフト68,69は、この状態でストッパプレート86,86に当接するため、図1に示したようにシートバック部が立ち上がった状態で安定的に支持される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の折り畳み式シートによれば、座部用フレームを構成する各サイドフレーム部の内側間の間隔が、背部用フレームを構成する各サイドフレーム部の外側間の間隔よりも広く、かつ、折り畳み時に近接する座部用フレームの前端フレーム部の位置が、背部用フレームの上端フレーム部の位置よりも外側となるように設けられ、折り畳み時に、前記背部用フレームが、座部用フレームの各サイドフレーム部及び前端フレーム部に取り囲まれ、それらの内側に位置するように折り畳み可能である。
【0053】
このため、折り畳んだ際のこのシート全体の厚みは、シートクッション部とシートバック部とを重ね合わせた厚みではなく、シートクッション部又はシートバック部単独の厚みとほぼ同じ程度で納まることになり、荷室空間を従来よりも増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一の実施形態に係る折り畳み式シートの使用時の状態を示す斜視図である。
【図2】図2は、上記実施形態に係る折り畳み式シートの折り畳み時の状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、上記実施形態に係る折り畳み式シートの分解斜視図である。
【図4】図4は、ロック機構を説明するための拡大図である。
【図5】図5は、係合用プレートを説明するための図である。
【図6】図6は、上記実施形態で用いた三次元構造のネット材の一部を示す断面図である。
【図7】図7は、図6に示したネット材の表面メッシュ層を示す拡大図である。
【図8】図8は、図6に示したネット材の裏面メッシュ層を示す拡大図である。
【図9】図9(a)〜(e)は、パイルの配設の仕方を説明するための図である。
【符号の説明】
10 折り畳み式シート
20 ベースプレート
30 背部用フレーム
31 上端フレーム部
32,33 サイドフレーム部
40 座部用フレーム
41 前端フレーム部
42,43 サイドフレーム部
50,51 連結プレート
60,61 リンクプレート
90 三次元構造のネット材
91 表面メッシュ層
92 裏面メッシュ層
93 パイル
910 背部用クッション部
920 座部用クッション部

Claims (4)

  1. それぞれ略円弧状に形成された長孔を有し、所定間隔をおいて対向して配置された側板部を有するベースプレートと、
    該ベースプレートの上面後端部寄りに、互いに所定間隔をおいて突設された2個一対のブラケットと、
    各一端が前記各ブラケットに回動可能に連結される連結プレートと、
    クッション材を支持するための上端フレーム部と、該上端フレーム部の両端部から伸びる一対のサイドフレーム部とを有し、サイドフレーム部の各下端部が前記各連結プレートの他端に連結される背部用フレームと、
    前記背部用フレームの各サイドフレーム部を挟んで、前記各連結プレートの反対側に配置されて各サイドフレーム部に対して連結されるリンクプレートと、
    前記各リンクプレートの下端部に挿通されると共に、前記ベースプレートの各略円弧状の長孔に係合可能に設けられるシャフトと、
    クッション材を支持するための前端フレーム部と、該前端フレーム部の両端部から伸び、後端部付近に長手方向に伸びる長孔を備えると共に、該長孔と後端部との間に貫通孔が形成された一対のサイドフレーム部とを有する座部用フレームと、
    前記座部用フレームの各サイドフレーム部に形成された貫通孔に挿通され、前記各連結プレートが各サイドフレームに対して相対的に回動可能となるように取り付けられる軸部材と、
    前記座部用フレームの各サイドフレーム部に形成された長孔に挿通されると共に、前記リンクプレートの中途部に連結されるガイド軸とを具備し、
    前記座部用フレームを構成する各サイドフレーム部の内側間の間隔が、前記背部用フレームを構成する各サイドフレーム部の外側間の間隔よりも広く、かつ、折り畳み時に近接する座部用フレームの前端フレーム部の位置が、背部用フレームの上端フレーム部の位置よりも外側となるように設けられ、
    使用時には、前記ガイド軸が、前記座部用フレームに形成された各長孔内において前方に位置すると共に、前記シャフトが、前記ベースプレートに形成された各略円弧状の長孔内において前方に位置し、折り畳む際には、前記ブラケットに対して背部用フレームと共に各連結プレートが回動すると共に、前記シャフトが各略円弧状の長孔内を、及び前記ガイド軸が前記各長孔内をそれぞれ後方に移動して、背部用フレームが座部用フレームに取り囲まれた状態で折り畳まれるように設けられていることを特徴とする折り畳み式シート。
  2. 前記座部用フレームに支持されるクッション材は、折り畳まれることにより背部用フレームに押圧されて沈み込み可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の折り畳み式シート。
  3. 前記座部用フレームに支持されるクッション材は、表面メッシュ層と裏面メッシュ層とが多数のパイルで結合された三次元構造のネット材からなることを特徴とする請求項記載の折り畳み式シート。
  4. 前記座部用フレームに支持されるクッション材及び背部用フレームに支持されるクッション材は、表面メッシュ層と裏面メッシュ層とが多数のパイルで結合された三次元構造のネット材からなると共に、2つのクッション材が一体的に形成された1ピース構造であることを特徴とする請求項記載の折り畳み式シート。
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