JP4666657B2 - 画像再生装置、撮像装置、画像表示プログラム、記録媒体、画像表示方法 - Google Patents

画像再生装置、撮像装置、画像表示プログラム、記録媒体、画像表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、一連の撮影によって得られたグループ画像を表示するための画像再生装置、撮像装置、画像表示プログラム、記録媒体、画像表示方法に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に用いられる記録媒体は、近年、容量当たりの単価が低下して、大容量の記録媒体を比較的安価に入手することができるようになってきている。そして、こうした記録媒体を販売する店舗も増加していることから、記録媒体の入手自体も手軽に行うことができるようになってきている。
画像データを取り扱う機器としての例えばパーソナルコンピュータにおいても、画像処理を行うCPUの性能が向上すると共にハードディスク等の記録媒体の容量が飛躍的に増大しているために、大量の画像データを気軽に記録し、処理することができる環境が整ってきている。
こうした1つの記録媒体に記録することができる画像数が膨大に増加した状況では、多数の画像の中から目的とする画像を効率的に検索する手段の開発が望まれ、その一つの手段として、画像検索を目的としたサムネイル表示手法が種々提案されている。このサムネイル表示手法の中でも、特に、多数の画像をグループに分類して、分類された各グループの代表画像のみを一覧表示することにより、一覧表示される画像の数を減らして検索の便宜を図るようにする表示方法が、広く利用される表示方法の一つである。
この代表画像を一覧表示する技術の1例として、特開2004−295231号公報には、画像を撮影時間(撮影日時や撮影時刻等)に応じて幾つかのグループに自動的に分類し、グループの先頭画像を代表画像として一列に並べて表示する技術が記載されている。さらに該公報には、一列に並べて表示された複数の代表画像の中の何れかの代表画像が選択されることにより、該代表画像により特定されるグループが選択された場合には、このグループに属する画像を代表画像の列と直交するように配列して表示し、容易にプリント注文を行うことができるようにした画像表示方法が記載されている。
また、特開2004−364091号公報には、上述した代表画像を撮影時に指定する技術や、再生時に代表画像を変更する技術が記載されている。
ところで、市販されているデジタルカメラには、通常の静止画撮影モードを備える以外にも、さらに連写撮影モードや動画撮影モードも備えているものが少なからずある。そして、上述したような記録媒体の大容量化に伴って、動画撮影が利用される頻度も高くなってきている。このとき、撮影された動画像と静止画像とは、同一の記録媒体上に記録されることが殆どである。このような記録媒体上の画像を検索用にサムネイル表示する際に、動画撮影や連写撮影などの一連の撮影により得られた全ての画像をサムネイル表示させてしまうと、時間的に近接しているために類似性が高い画像が複数表示されてしまうことになり、画像検索を行うにはかえって不便な表示となってしまう。
そこで、例えば特開平5−181905号公報には、連写画像については代表画像のみをサムネイル表示させるようにする表示装置が提案されている。
特開2004−295231号公報 特開2004−364091号公報 特開平5−181905号公報
グループ画像に対して代表画像を設定し、画像管理や検索を行う際に、グループ画像に含まれる全画像を扱う代わりにこの代表画像のみを扱うようにすることは、画像管理や検索を効率化する有効な手段である。このとき、グループ画像中の画像番号に従った先頭画像が必ずしも代表画像にふさわしいとは限らないために、上記特開2004−364091号公報のような、その他の画像を代表画像に変更する技術が提案されてはいるが、この代表画像を追加登録する際の使い易いGUI(グラフィカルユーザインタフェース)については、該公報には記載されていなかった。
例えば、グループ画像の中から代表画像を選択しようとする際に、選択対象となり得る画像が1枚だけ表示されるのでは、その画像が代表画像としてふさわしいか否かを判断するのが容易とはいえない。このように、上記従来の提案だけでは、グループ画像を代表する画像を追加したり変更したりするのを、高い操作性で容易に行うことができるとはいえなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、グループ画像を代表する画像の登録を操作性良く行うことができる画像再生装置、撮像装置、画像表示プログラム、記録媒体、画像表示方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明による画像再生装置は、一連の撮影によって得られた画像番号が付された複数の画像により構成されるグループ画像の中の登録された画像を該グループ画像の代表画像として管理する代表画像管理部と、画像を表示するための表示部と、上記グループ画像の代表画像と該代表画像以外の該グループ画像の構成画像とを上記画像番号順に並べて上記表示部に表示させるように制御する再生制御部と、を具備し、上記再生制御部は、上記グループ画像の代表画像が複数あるときには、該グループ画像を上記画像番号に沿って該代表画像に各対応した複数のサブグループに分割し、代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を、複数の代表画像が該画像列と交差する方向に上記画像番号に沿って配列されるように、上記表示部に表示させるように制御するものである。
また、第2の発明による画像再生装置は、上記第1の発明による画像再生装置において、代表画像を登録する操作を行うための操作部をさらに具備し、上記代表画像管理部は、上記操作部により上記構成画像を新たに代表画像として登録する操作が行われたことを検出した場合には、該操作の対象となった構成画像を代表画像として登録して管理するものである。
さらに、第3の発明による画像再生装置は、上記第2の発明による画像再生装置において、上記再生制御部が、上記新たな代表画像となった元の構成画像を上記登録操作が行われる前に含んでいた上記サブグループを、該サブグループの元々の代表画像と、該新たな代表画像と、に各対応した2つのサブグループに上記画像番号に沿って分割し、該元々の代表画像と該新たな代表画像とが隣接して配列されるように、上記表示部に表示させるように制御するものである。
第4の発明による画像再生装置は、上記第1の発明による画像再生装置において、上記代表画像管理部が、上記グループ画像の中の上記画像番号が最も小さい画像を、該グループ画像の代表画像として自動的に登録して管理するものである。
第5の発明による撮像装置は、上記第2の発明による画像再生装置と、上記一連の撮影を行って上記グループ画像を取得し得る撮像部と、上記撮像部により撮影を行わせる指示を入力するための2段式の操作部材であって上記操作部を兼ねたレリーズ部材と、を具備し、上記画像再生装置により上記グループ画像としての動画像の再生を行っているときに、上記レリーズ部材の1段目が操作された場合には、上記再生制御部は該動画像をスローモーション再生して上記表示部に表示させるように制御するものであり、さらに、該レリーズ部材の2段目が操作された場合には、上記代表画像管理部は該操作がなされた時点でスローモーション再生されているフレーム画像を代表画像として登録して管理するものである。
第6の発明による画像表示プログラムは、コンピュータに、一連の撮影によって得られた画像番号が付された複数の画像により構成されるグループ画像の中の登録された画像を該グループ画像の代表画像として管理する代表画像管理ステップと、上記グループ画像の代表画像と該代表画像以外の該グループ画像の構成画像とを上記画像番号順に並べて表示させるように制御するステップであって、上記グループ画像の代表画像が複数あるときには該グループ画像を上記画像番号に沿って該代表画像に各対応した複数のサブグループに分割し代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を複数の代表画像が該画像列と交差する方向に上記画像番号に沿って配列されるように表示させるように制御する再生制御ステップと、上記再生制御ステップの制御に基づき画像を表示する表示ステップと、を実行させるためのプログラムである。
第7の発明による記録媒体は、コンピュータに、一連の撮影によって得られた画像番号が付された複数の画像により構成されるグループ画像の中の登録された画像を該グループ画像の代表画像として管理する代表画像管理ステップと、上記グループ画像の代表画像と該代表画像以外の該グループ画像の構成画像とを上記画像番号順に並べて表示させるように制御するステップであって、上記グループ画像の代表画像が複数あるときには該グループ画像を上記画像番号に沿って該代表画像に各対応した複数のサブグループに分割し代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を複数の代表画像が該画像列と交差する方向に上記画像番号に沿って配列されるように表示させるように制御する再生制御ステップと、上記再生制御ステップの制御に基づき画像を表示する表示ステップと、を実行させるための画像表示プログラムを記録する、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体である。
第8の発明による画像表示方法は、一連の撮影によって得られた画像番号が付された複数の画像により構成されるグループ画像の中の登録された画像を該グループ画像の代表画像として管理する代表画像管理ステップと、上記グループ画像の代表画像と該代表画像以外の該グループ画像の構成画像とを上記画像番号順に並べて表示させるように制御するステップであって、上記グループ画像の代表画像が複数あるときには該グループ画像を上記画像番号に沿って該代表画像に各対応した複数のサブグループに分割し代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を複数の代表画像が該画像列と交差する方向に上記画像番号に沿って配列されるように表示させるように制御する再生制御ステップと、上記再生制御ステップの制御に基づき画像を表示する表示ステップと、を含む方法である。
本発明の画像再生装置、撮像装置、画像表示プログラム、記録媒体、画像表示方法によれば、グループ画像を代表する画像の登録を操作性良く行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図13は本発明の実施形態1を示したものであり、図1は画像再生装置の構成を示すブロック図である。
この画像再生装置1は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、読出部14と、画像記憶部15と、表示画像作成部16と、表示処理部17と、表示部18と、操作部19と、を有して構成されている。
これらの内の、CPU11と、ROM12と、RAM13と、読出部14と、画像記憶部15と、表示画像作成部16と、表示処理部17とは、バスを介して相互に通信可能に接続されている。また、表示処理部17は、表示部18へ接続されている。操作部19は、CPU11に接続されている。
CPU11は、この画像再生装置1を統括的に制御する制御部であり、画像の再生に関する制御を行うための再生制御部11aと、一連の撮影により得られたグループ画像を代表する画像(代表画像)の管理を行うための代表画像管理部11bと、を備えている。ここに、グループ画像とは、動画撮影、連写撮影、オートブラケット撮影などの一連の撮影により得られた、画像番号が付された複数の画像のことである。
ROM12は、CPU11により実行される制御プログラムや、この画像再生装置1内で用いられる各種のデータ等を保持する不揮発性メモリである。
RAM13は、CPU11の作業用に用いられる揮発性メモリであり、画像データ等を記憶するために用いられるようになっている。
画像記憶部15は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体として構成されたものであり、グループ画像を含む複数の画像が記録されているものである。
読出部14は、画像記憶部15に記憶されている例えば圧縮された状態の画像を読み出して、伸張処理を施した後に、RAM13等へ転送して書き込むものである。
表示画像作成部16は、画像記憶部15から読み出されてRAM13に展開された画像を、表示部18に表示するための画像に変換して、変換した画像をまたRAM13に書き込む処理を行うものである。
表示処理部17は、表示画像作成部16により作成されてRAM13に記憶されている表示用の画像データを読み出して、表示部18へ出力するための信号に変換し、変換した信号を表示部18へ出力するものである。
表示部18は、表示処理部17から入力される信号に基づき、画像を表示するものである。
操作部19は、この画像再生装置1に係る各種の操作を行うための操作スイッチや操作ボタン、電源スイッチ等を含むものである。この操作部19には、例えば後述するような左右(L/R)ボタン19a(図2参照)、上下(U/D)ボタン19b(図2参照)、連続再生(M)ボタン19c(図3参照)、登録(Re)ボタン19d(図3参照)、ズーム(T/W)ボタン19e(図4参照)などが含まれている。
次に、図2は画像記憶部15に記憶されている画像の順番を模式的に示す図である。
画像記憶部15には、例えば図2に示すような複数の画像が記憶されている。この図2に示す例においては、画像番号1〜5は静止画像(s)、画像番号6は、例えば画像番号6−1,6−2,6−3,…の複数のフレーム画像により構成されるグループ画像としての動画像(m)、画像番号7〜19は静止画像(s)、画像番号20は、例えば画像番号20−1,20−2,20−3,…の複数の静止画像により構成されるグループ画像としての連写画像(c)、画像番号21〜は静止画像(s)となっている。
そして、代表画像管理部11bは、静止画像については該静止画像自体を代表画像として自動的に登録すると共に、動画像や連写画像等のグループ画像については該グループ画像内において画像番号が最も小さい先頭の画像を代表画像として自動的に登録するようになっている。そして、グループ画像は、この代表画像と、代表画像以外の画像である構成画像と、により構成されている。
また、閲覧モードの1コマ表示を行うときには、左右ボタン19aを操作することにより表示部18に表示される代表画像を画像番号順に移動することができ、動画像や連写画像等のグループ画像を表示しているときに上下ボタン19bを操作することにより表示部18に表示されるフレーム画像または連写画像の1コマを画像番号順に移動することができるようになっている。
次に、図3は閲覧モードの1コマ表示においてグループ画像を構成する構成画像の中から代表画像を新たに追加するときの処理の流れを示す図である。
まず、閲覧モードの1コマ表示においては、表示部18には何れか1つの代表画像が表示されるようになっている。そして、ここでは画像番号6の動画像における代表画像である画像番号6−1のフレーム画像(なお、以下では記載を簡潔にするために、画像番号6−1のフレーム画像を、適宜、「フレーム画像6−1」などと表記することにする。)が表示されているものとする(A−1)。
このときに、例えば操作部19に含まれる連続再生ボタン19cを操作したとすると、A−5に示すように動画の再生が開始される。
また、A−1の表示状態において、操作部19に含まれる上下ボタン19bを下ボタン側へ操作したとすると、A−2に示すようにフレーム画像6−2が表示される。
このA−2の表示状態において、さらに上下ボタン19bを下ボタン側へ操作したとすると、A−3に示すようにフレーム画像6−3が表示される。一方、A−2の表示状態において、上下ボタン19bを上ボタン側へ操作したとすると、A−1の表示状態に戻る。
A−3の表示状態において、上下ボタン19bを下ボタン側または上ボタン側へ操作したときに表示されるフレーム画像の画像番号が1つ大きくなるまたは1つ小さくなるのは、上述と同様である。
また、A−3の表示状態において、登録ボタン19dを操作したとすると、代表画像管理部11bがフレーム画像6−3を新たに代表画像として登録すると共に、B−1に示すような登録モードの詳細表示(登録モード時にグループ画像に属する複数の画像を同時に閲覧し得る表示)を行う。
このB−1の表示状態においては、表示部18に例えば3×3の画像を表示することが可能となっており、中央の画像位置に代表画像としての新たな登録が行われたフレーム画像6−3が表示され、その下には該フレーム画像6−3が属するサブグループの構成画像の中の画像番号が次となるフレーム画像6−4が表示される。また、フレーム画像6−3の左側には、このフレーム画像6−3よりも画像番号が小さく、かつ該フレーム画像6−3に隣接する代表画像となっているフレーム画像6−1が表示される。そして、このフレーム画像6−1の下にも該フレーム画像6−1が属するサブグループの構成画像の中の画像番号が次となるフレーム画像6−2が表示される。なお、フレーム画像6−3よりも画像番号が大きい代表画像がグループ画像内に存在する場合には、この代表画像がフレーム画像6−3の右側に表示され、かつこの代表画像の下にも構成画像が表示されるはずであるが、ここではそのような代表画像が存在しないために表示されていない。
このように、グループ画像に複数の代表画像が存在するときには、再生制御部11aは、グループ画像を画像番号に沿って各代表画像に対応した複数のサブグループに分割し、代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を、複数の代表画像がこの画像列と交差する方向に画像番号に沿って配列されるように、表示部18に表示させるように制御する。従って、B−1に示す例においては、フレーム画像6−1,6−2が1つのサブグループを構成し、フレーム画像6−3,6−4,…が他の1つのサブグループを構成している。
また、この詳細表示において、代表画像に関しては、構成画像と区別が付くような表示、例えば太枠や色枠(赤枠等)を付したり、ハイライト表示を行ったり、マークを付したり、等をすると良い。
このB−1の表示状態は、所定時間、例えば1秒間行われた後に、再びA−3の表示状態に自動的に復帰するようになっている。
A−3の表示状態から、さらに上下ボタン19bを何度か操作することにより、フレーム画像6−20が表示されるA−4の表示状態に移行したものとする。このとき、登録ボタン19dを再び操作したとすると、代表画像管理部11bがフレーム画像6−20を新たに代表画像として登録すると共に、B−2に示すような登録モードの詳細表示を行う。このB−2の表示状態においても、表示部18に例えば3×3の画像を表示することが可能となっており、中央の画像位置に代表画像としての新たな登録が行われたフレーム画像6−20が表示され、その下には構成画像であるフレーム画像6−21が表示される。また、フレーム画像6−20の左側には、このフレーム画像6−20よりも画像番号が小さく、かつ該フレーム画像6−20に隣接する代表画像となっているフレーム画像6−3が表示される。そして、このフレーム画像6−3の下にも構成画像であるフレーム画像6−4が表示される。なお、代表画像であるフレーム画像6−1および構成画像であるフレーム画像6−2は、表示部18による表示の範囲外となるために、表示部18には表示されない(この様子を、図3において点線で示している)。
このB−2の表示状態も、上述したように例えば1秒間行われた後に、再びA−4の表示状態に自動的に復帰する。
その後、同様にしてフレーム画像6−40を代表画像として登録した直後の表示部18における登録モードの詳細表示の状態をB−3に示している。
上述した図3は、閲覧モードの1コマ表示において代表画像を登録するときの様子を示していた。これに対して、図4は、閲覧モードの詳細表示においてグループ画像を構成する構成画像の中から代表画像を新たに追加するときの処理の流れを示す図である。
図3と同様の1コマ表示の状態A−1から、上下ボタン19bを操作することにより、A−2、A−3と表示状態が移行したものとする。このA−3の表示状態において、ズームボタン19eをワイド(W)側に操作したとすると、B−11に示すような閲覧モードの詳細表示(閲覧モード時にグループ画像に属する複数の画像を同時に閲覧し得る表示)に移行するようになっている。また、B−11の詳細表示において、ズームボタン19eをテレ(T)側に操作したとすると、表示状態A3に復帰するようになっている。
そして、このB−11に示すような詳細表示においては、表示部18に例えば3×3の画像を表示することが可能となっており、中央の画像位置にズームボタン19eが操作される直前に1コマ表示されていた構成画像であるフレーム画像6−3が表示される。さらにこのフレーム画像6−3の上には1つ前の画像番号の構成画像であるフレーム画像6−2が、下には1つ後の画像番号の構成画像であるフレーム画像6−4が、それぞれ表示される。そして、代表画像であるフレーム画像6−1と、構成画像であるフレーム画像6−5とは、表示部18による表示の範囲外となるために、表示部18には表示されない(この様子を、図4においても点線で示している)。なお、ここではズームボタン19eをワイド(W)側に操作することにより1コマ表示から3×3の画像を表示可能な詳細表示に移行したが、ズームボタン19eをさらにワイド(W)側に操作し続けることにより、5×5の画像を表示可能な詳細表示、7×7の画像を表示可能な詳細表示、等に順次移行することができるようにしても構わない。このときには、ズームボタン19eをテレ(T)側に操作することにより、元の状態へ順次復帰していくことになる。
また、このB−11に示すような詳細表示において、上下ボタン19b等を操作することにより、表示部18の中央に位置する画像を移行することができるのは、1コマ表示のときと同様である。これについては、後で図8を参照して説明する。
B−11に示す表示状態において、登録ボタン19dが操作されたものとする。すると、B−11の表示状態において中央に表示されていたフレーム画像6−3が代表画像管理部11bにより新たに代表画像として登録されると共に、図3に示した表示状態B−1と同様の登録モードの詳細表示の状態B−12に移行する。そして、B−12の表示状態が上述と同様に例えば1秒間行われた後に、表示状態A−3に自動的に復帰するようになっている。
こうして、グループ画像に属する複数の画像を同時に閲覧可能な状態においても代表画像を登録することができるようにしたために、他の画像と見比べながら、代表画像にふさわしい画像をより容易に選択して登録することが可能となる。
次に、図5は、画像記憶部15に記憶されている、図3に示したような代表画像の登録を行った結果の画像の順番を模式的に示す図である。
図3に示したような操作を行った結果、画像番号6の動画像には、画像番号6−1,6−3,6−20,6−40の4つのフレーム画像が代表画像として登録されている。従って、閲覧モードの1コマ表示を行うときには、左右ボタン19aを操作することにより表示部18に表示される代表画像に、画像番号6−3,6−20,6−40の3つのフレーム画像が追加されている。
そして、フレーム画像6−1を1コマ表示したときに上下ボタン19bを操作することにより表示し得る構成画像は該フレーム画像6−1と同一のサブグループに属するフレーム画像6−2、フレーム画像6−3を1コマ表示したときに上下ボタン19bを操作することにより表示し得る構成画像は該フレーム画像6−3と同一のサブグループに属するフレーム画像6−4〜6−19、フレーム画像6−20を1コマ表示したときに上下ボタン19bを操作することにより表示し得る構成画像は該フレーム画像6−20と同一のサブグループに属するフレーム画像6−21〜6−39、フレーム画像6−40を1コマ表示したときに上下ボタン19bを操作することにより表示し得る構成画像は該フレーム画像6−40と同一のサブグループに属するフレーム画像6−41〜、となっている。
次に、図6は、図3の操作を行う前に閲覧モードのサムネイル表示を行ったときに表示される画像の様子を示す図、図7は、図3の操作を行った後に閲覧モードのサムネイル表示を行ったときに表示される画像の様子を示す図である。なお、図6および図7は、例えば4×4のサムネイル表示を行う例となっている。
閲覧モードのサムネイル表示においても、1コマ表示のときと同様に、基本的には代表画像のみが表示されるようになっている。従って、図3の操作を行う前、すなわち、代表画像の追加登録を行う前は、図6に示すように、静止画像1〜5、動画像6の代表画像であるフレーム画像6−1、静止画像7〜9、等が表示部18の画面18aにサムネイル表示される。
一方、図3の操作を行った後には、図7に示すように、静止画像1〜5、動画像6の代表画像であるフレーム画像6−1,6−3,6−20,6−40、静止画像7〜9、等が表示部18の画面18aにサムネイル表示される。
次に、図8は、閲覧モードの1コマ表示から閲覧モードの詳細表示に移行した後に表示画像のスクロールを行う例を示す図である。なお、この図8においては、図3の操作が行われた後に、閲覧モードの詳細表示を行う場合を示している。
代表画像であるフレーム画像6−3を画面18aに1コマ表示しているときに(8A)、ズームボタン19eをワイド(W)側に操作したとすると、8Bに示すような閲覧モードの詳細表示が行われる。このときにも、上述したように、表示部18による表示の範囲外の画像は表示されず、この様子が点線により示されている。
そして、8Bに示すような詳細表示の状態において、例えば左右ボタン19aを右(R)側へ1回操作すると共に、上下ボタン19bを下(D)側へ2回操作したものとする。すると、8Cに示すような状態の詳細表示に移行する。すなわち、8Bの表示状態において中央に表示されていたフレーム画像6−3は、左側へ1画像分、上側へ2画像分だけ移動して、表示部18による表示の範囲外となる。そして、構成画像であるフレーム画像6−22が中央に表示され、左上にはフレーム画像6−4が、上にはフレーム画像6−21が、右上にはフレーム画像6−41が、左にはフレーム画像6−5が、右にはフレーム画像6−42が、左下にはフレーム画像6−6が、下にはフレーム画像6−23が、右下にはフレーム画像6−43が、それぞれ表示されている。
このように、閲覧モードの詳細表示においても、画像のスクロールを所望に行うことができるようになっている。これにより、代表画像の選定や登録を、より容易に行うことが可能となっている。
次に、図9は、画像再生装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
画像再生装置1の処理が開始されると、まず、代表画像の1コマ表示を行う(ステップS11)。
次に、左右ボタン19aが操作されたか否かを判定し(ステップS12)、操作された場合には左側への操作回数と右側への操作回数とに応じた分だけ画像番号を移動させた代表画像を表示部18に1コマ表示する(ステップS13)。
このステップS13の処理が終了するか、またはステップS12において左右ボタン19aが操作されていないと判定された場合には、次に、上下ボタン19bが操作されたか否かを判定する(ステップS14)。ここで、上下ボタン19bが操作されたと判定された場合には、さらに、1コマ表示されている画像が動画像に係る画像、または連写画像に係る画像に該当するか否かを判定する(ステップS15)。
そして、1コマ表示されている画像が、動画像に係る画像または連写画像に係る画像に該当すると判定された場合には、上下ボタン19bの上側への操作回数と下側への操作回数とに応じた分だけ動画像内または連写画像内の画像番号を移動させた構成画像または代表画像を表示部18に1コマ表示する(ステップS16)。
このステップS16の処理が終了するか、ステップS14において上下ボタン19bが操作されていないと判定されるか、またはステップS15において1コマ表示されている画像が動画像に係る画像と連写画像に係る画像との何れにも該当しないと判定された場合には、連続再生ボタン19cが操作されたか否かを判定する(ステップS17)。
ここで、連続再生ボタン19cが操作されたと判定された場合には、さらに、1コマ表示されている画像が動画像に係る画像、または連写画像に係る画像に該当するか否かを判定する(ステップS18)。
そして、1コマ表示されている画像が、動画像に係る画像または連写画像に係る画像に該当すると判定された場合には、該動画像や連写画像等のグループ画像の連続再生を行う(ステップS19)。
このステップS19の処理が終了するか、ステップS17において連続再生ボタン19cが操作されていないと判定されるか、またはステップS18において1コマ表示されている画像が動画像に係る画像と連写画像に係る画像との何れにも該当しないと判定された場合には、登録ボタン19dが操作されたか否かを判定する(ステップS20)。
ここで、登録ボタン19dが操作されたと判定された場合には、さらに、1コマ表示されている画像が動画像に係る画像、または連写画像に係る画像に該当するか否かを判定する(ステップS21)。
そして、1コマ表示されている画像が、動画像に係る画像または連写画像に係る画像に該当すると判定された場合には、後述するような第1詳細表示(登録モードの詳細表示)の処理を行う(ステップS22)。
このステップS22の処理が終了するか、ステップS20において登録ボタン19dが操作されていないと判定されるか、またはステップS21において1コマ表示されている画像が動画像に係る画像と連写画像に係る画像との何れにも該当しないと判定された場合には、ズームボタン19eがワイド(W)側に操作されたか否かを判定する(ステップS23)。
ここで、ズームボタン19eがワイド(W)側に操作されたと判定された場合には、後述するような第2詳細表示(閲覧モードの詳細表示)の処理を行う(ステップS24)。
このステップS24の処理が終了するか、またはステップS23においてズームボタン19eのワイド(W)側への操作がなされていないと判定された場合には、この一連の処理を終了する操作入力がなされたか否かを判定する(ステップS25)。
ここで、まだ終了操作がなされていない場合には、ステップS12へ戻って上述したような処理を繰り返して行い、一方、終了操作がなされた場合には、この処理から図示しないメインルーチン等へリターンする。
次に、図10は、図9のステップS22における第1詳細表示を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、例えば、図3のB−1、B−2、またはB−3に示すような登録モードの詳細表示を行う(ステップS31)。
そして、登録ボタン19dが操作された時点で1コマ表示されていた画像(登録モードの詳細表示において中央に表示されている画像)を代表画像として登録する(ステップS32)。この代表画像の登録は、代表画像管理部11bが、表示されている画像に対応する画像記憶部15中の画像データのヘッダ等に、該画像が代表画像である旨の情報を記載することにより行われる。
そして、ステップS31の詳細表示を開始してから所定時間(上述したように、例えば1秒)が経過したか否かを判定し(ステップS33)、1秒が経過したと判定された場合には、図3のA−3、A−4等に示すような1コマ表示を行って(ステップS34)、その後に図9に示した処理へリターンする。
続いて、図11は、図9のステップS24における第2詳細表示を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、例えば、図4のB−11に示すような閲覧モードの詳細表示を行う(ステップS41)。
そして、登録ボタン19dが操作されたか否かを判定する(ステップS42)。ここで、登録ボタン19dが操作されたと判定された場合には、例えば、図4のB−12に示すような登録モードの詳細表示を行う(ステップS43)。
そして、登録ボタン19dが操作された時点で閲覧モードの詳細表示において中央に表示されていた画像を代表画像として登録し(ステップS44)、所定時間(例えば1秒)が経過するのを待機する(ステップS45)。
一方、上述したステップS42において、登録ボタン19dが操作されていないと判定された場合には、左右ボタン19aと上下ボタン19bとの少なくとも一方が操作されたか否かを判定する(ステップS46)。
ここで、操作されたと判定した場合には、左右ボタン19aと上下ボタン19bとの操作状態に応じて、閲覧モードの詳細表示がなされている画像を図8に示したように左右上下にスクロールする(ステップS47)。
このステップS47の処理が終了するか、またはステップS46において左右ボタン19aと上下ボタン19bとの何れもが操作されていないと判定された場合には、ズームボタン19eのテレ操作がなされたか否かを判定する(ステップS48)。ここで、ズームボタン19eのテレ操作がなされていないと判定された場合には、ステップS42へ戻って上述したような処理を繰り返して行う。
また、ステップS48においてズームボタン19eのテレ操作がなされたと判定された場合、またはステップS45において所定時間が経過したと判定された場合には、例えば図4のA−3に示したような1コマ表示を行って(ステップS49)、その後に図9に示した処理にリターンする。
次に、図12は、図1に示したような画像再生装置1を撮像装置9に適用したときの構成例を示す図である。この撮像装置9の具体的な製品例としては、動画撮影機能付きのデジタルカメラや、静止画撮影機能付きのデジタルビデオカメラなどが挙げられる。
この撮像装置9は、上述した画像再生装置1と、レンズ部2と、撮像部3と、画像処理部4と、記録部5と、を有して構成されている。
レンズ部2は、被写体の光学像を結像するためのものであり、例えばズーム光学系として構成されたものとなっている。
撮像部3は、レンズ部2により結像された光学像を画像データに変換して出力するものである。
画像処理部4は、撮像部3から出力された画像データに各種の画像処理を施した後に、圧縮等を行って記録部5に記録し、あるいは記録部5から読み出した圧縮された画像データを伸張処理等するものである。
記録部5は、撮像された画像を記憶するためのものであり、例えば図1の画像再生装置1における画像記憶部15を兼用したものとなっている。
そして、撮像装置9に適用された画像再生装置1の操作部19は、撮像装置9における操作入力を行うためのものとして兼用されている。例えば、登録ボタン19dは、撮像装置9における撮影操作を行うためのレリーズボタンを兼ねたものとなっている。ここに、撮像装置9においては、レリーズボタンを兼ねた登録ボタン19dは、2段式の押圧ボタン(2段式の操作部材)として構成されていて、撮影モードにおいては、1段目が1stレリーズスイッチ、2段目が2ndレリーズスイッチとして機能するようになっている。また、ズームボタン19eは、同じく撮影モードにおいて、レンズ部2のズーム操作を行うためのボタンを兼ねたものとなっている。さらに、左右ボタン19aと上下ボタン19bとは、撮像装置9において各種の撮影モードやメニュー等を操作するためのボタンを兼ねたものとなっている。加えて、連続再生ボタン19cは、撮像装置9においてスライドショー等を表示するためのボタンを兼ねたものとなっている。
図13は、図12に示したような撮像装置9における動画像の代表画像の登録操作を示すフローチャートである。
撮像装置9において、記録部5(あるいは画像記憶部15)に記録されている動画像の再生が操作されると、この処理を開始して、まず動画表示を行う(ステップS51)。
次に、動画表示を終了する操作入力が行われたか否かを判定して(ステップS52)、まだ行われていない場合には、レリーズボタンを兼ねた登録ボタン19dの1段目の操作が行われたか否かを判定する(ステップS53)。ここで、1段目の操作が行われていないと判定された場合には、ステップS51へ戻って動画表示を継続して行う。
また、登録ボタン19dの1段目の操作が行われたと判定された場合には、再生中の動画像をスローモーション再生する(ステップS54)。このスローモーション再生を行うのは、画像確認を容易にするためである。
そして、レリーズボタンを兼ねた登録ボタン19dの1段目の操作が解除されたか否かを判定する(ステップS55)。ここで、1段目の操作が解除されたと判定された場合には、ステップS51へ戻って、再び通常の再生速度で動画表示を行う。
一方、1段目の操作が解除されていないと判定された場合には、次に、登録ボタン19dの2段目の操作が行われたか否かを判定する(ステップS56)。ここで、2段目の操作が行われていないと判定された場合には、ステップS54へ戻ってスローモーション再生の処理を継続して行う。
また、登録ボタン19dの2段目の操作が行われたと判定された場合には、この2段目の操作が行われた時点でスローモーション再生により表示されているフレーム画像を代表画像として登録し(ステップS57)、該フレーム画像を静止表示して「代表画像として登録されました」等の情報を重畳表示する登録表示を行う(ステップS58)。
そして、所定時間、例えば1秒が経過するのを待って(ステップS59)、1秒が経過したところでステップS51へ戻り、再び通常の再生速度で動画表示を行う。
こうして、ステップS52において、動画の再生が終了したと判定された場合には、この処理を終了する。
このような処理を行うことにより、撮像装置9において2段式の押圧ボタンとして構成されているレリーズボタンを有効に利用して、高い操作性により、動画再生を行っている最中に、代表画像の登録を行うことが可能となる。
なお、上述では特に述べてはいないが、一旦代表画像として登録された画像を選択して例えば登録ボタン19dを操作することにより、ユーザによる確認を行った後に、代表画像ではない通常の構成画像の状態に戻すことができるようにしてももちろん構わない。このように代表画像に関する操作は、追加だけでなく、取り消しなども行うことが可能である。
このような実施形態1によれば、グループ画像の中から例えば先頭画像が代表画像として自動的に登録されるが、さらにこれに加えてユーザが任意の構成画像を選択して代表画像として登録することが可能であるために、所望の画像を代表画像とすることができる。
このとき、構成画像を1コマ表示させた状態で選択することができるために、該構成画像が代表画像としてふさわしいか否かを詳細に観察しながら選択を行うことが可能となる。
また、構成画像を、複数の画像を配列した詳細表示の状態で選択することができるために、他の構成画像と比較しながら代表画像としてふさわしいか否かを判断することが可能となる。
そして、代表画像の登録が行われた後に、今登録された代表画像を中央位置にしながら複数の画像を配列した詳細表示が行われるために、他の代表画像や構成画像を見ながら登録の確認を行うことができる。加えて、この登録モードの詳細表示からは所定時間が経過したところで自動的に1コマ表示に復帰するようにしたために、面倒な操作を行う必要がなくなり、操作性が高くなる。
一方、画像再生装置を撮像装置に適用した場合において、動画再生中に2段式スイッチで構成されるレリーズボタンを操作することにより、スローモーション再生に切り換わった後に代表画像を選択することができるために、高い操作性で選択を行うことが可能となる。
なお、以上の実施形態において、図9〜図11、図13のフローチャートは、ソフトウェア処理を行うCPU11とハードウェア処理を行う読出部14、表示画像作成部16、表示処理部17、表示部18等との組み合わせにより実行される旨を説明した。しかし、ソフトウェア処理とハードウェア処理とをどのように組み合わせるかは、これに限られるものではなく、任意の設計事項とすることができる。そして、CPU11によるソフトウェア処理は、ROM12に格納されているソフトウェアプログラムがCPU11により読み出され、読み出されたソフトウェアプログラムに従ってCPU11自体が上記動作を行い、あるいはCPU11が他の構成要素に上記動作を行わせることによって、実現されるものである。従って、上述したソフトウェアプログラム自体がCPU11の機能を実現することになるために、このプログラムは本発明を構成する。また、このプログラムを格納している記録媒体も本発明を構成する。ここに、記録媒体としては、フラッシュメモリやICカード等の半導体メモリ、ハードディスクや磁気テープ等の磁気記録媒体、CD−ROMやDVD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、などの何れをも用いることが可能である。加えて、上述したような処理を行う方法も、本発明を構成する。
また、上述した各実施形態においては、本発明を画像再生装置に適用した例を説明したが、これに限らず、例えば上述したようなデジタルカメラ等の撮像装置に内蔵される画像再生部や、携帯電話のカメラ部に内蔵される画像再生部、あるいはその他の機器に内蔵される画像再生部に適用しても良い。
そして、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、一連の撮影によって得られたグループ画像を表示するための画像再生装置、撮像装置、画像表示プログラム、記録媒体、画像表示方法に好適に利用することができる。
本発明の実施形態1における画像再生装置の構成を示すブロック図。 上記実施形態1の画像記憶部に記憶されている画像の順番を模式的に示す図。 上記実施形態1において、閲覧モードの1コマ表示においてグループ画像を構成する構成画像の中から代表画像を新たに追加するときの処理の流れを示す図。 上記実施形態1において、閲覧モードの詳細表示においてグループ画像を構成する構成画像の中から代表画像を新たに追加するときの処理の流れを示す図。 上記実施形態1の画像記憶部に記憶されている、図3に示したような代表画像の登録を行った結果の画像の順番を模式的に示す図。 上記実施形態1において、図3の操作を行う前に閲覧モードのサムネイル表示を行ったときに表示される画像の様子を示す図。 上記実施形態1において、図3の操作を行った後に閲覧モードのサムネイル表示を行ったときに表示される画像の様子を示す図。 上記実施形態1において、閲覧モードの1コマ表示から閲覧モードの詳細表示に移行した後に表示画像のスクロールを行う例を示す図。 上記実施形態1における画像再生装置の処理の流れを示すフローチャート。 上記実施形態1において、図9のステップS22における第1詳細表示を示すフローチャート。 上記実施形態1において、図9のステップS24における第2詳細表示を示すフローチャート。 上記実施形態1において、図1に示したような画像再生装置を撮像装置に適用したときの構成例を示す図。 上記実施形態1において、図12に示したような撮像装置における動画像の代表画像の登録操作を示すフローチャート。
符号の説明
1…画像再生装置
2…レンズ部
3…撮像部
4…画像処理部
5…記録部
9…撮像装置
11…CPU
11a…再生制御部
11b…代表画像管理部
12…ROM
13…RAM
14…読出部
15…画像記憶部
16…表示画像作成部
17…表示処理部
18…表示部
18a…画面
19…操作部
19a…左右ボタン
19b…上下ボタン
19c…連続再生ボタン
19d…登録ボタン
19e…ズームボタン

Claims (8)

  1. 一連の撮影によって得られた、画像番号が付された複数の画像により構成されるグループ画像、の中の登録された画像を、該グループ画像の代表画像として管理する代表画像管理部と、
    画像を表示するための表示部と、
    上記グループ画像の代表画像と、該代表画像以外の該グループ画像の構成画像と、を上記画像番号順に並べて、上記表示部に表示させるように制御する再生制御部と、
    を具備し、
    上記再生制御部は、上記グループ画像の代表画像が複数あるときには、該グループ画像を上記画像番号に沿って該代表画像に各対応した複数のサブグループに分割し、代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を、複数の代表画像が該画像列と交差する方向に上記画像番号に沿って配列されるように、上記表示部に表示させるように制御するものであることを特徴とする画像再生装置。
  2. 代表画像を登録する操作を行うための操作部をさらに具備し、
    上記代表画像管理部は、上記操作部により上記構成画像を新たに代表画像として登録する操作が行われたことを検出した場合には、該操作の対象となった構成画像を代表画像として登録して管理するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 上記再生制御部は、上記新たな代表画像となった元の構成画像を上記登録操作が行われる前に含んでいた上記サブグループを、該サブグループの元々の代表画像と、該新たな代表画像と、に各対応した2つのサブグループに上記画像番号に沿って分割し、該元々の代表画像と該新たな代表画像とが隣接して配列されるように、上記表示部に表示させるように制御するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像再生装置。
  4. 上記代表画像管理部は、上記グループ画像の中の上記画像番号が最も小さい画像を、該グループ画像の代表画像として自動的に登録して管理するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  5. 請求項2に記載の画像再生装置と、
    上記一連の撮影を行って上記グループ画像を取得し得る撮像部と、
    上記撮像部により撮影を行わせる指示を入力するための2段式の操作部材であって、上記操作部を兼ねたレリーズ部材と、
    を具備し、
    上記画像再生装置により上記グループ画像としての動画像の再生を行っているときに、上記レリーズ部材の1段目が操作された場合には、上記再生制御部は該動画像をスローモーション再生して上記表示部に表示させるように制御するものであり、さらに、該レリーズ部材の2段目が操作された場合には、上記代表画像管理部は該操作がなされた時点でスローモーション再生されているフレーム画像を代表画像として登録して管理するものであることを特徴とする撮像装置。
  6. コンピュータに、
    一連の撮影によって得られた、画像番号が付された複数の画像により構成されるグループ画像、の中の登録された画像を、該グループ画像の代表画像として管理する代表画像管理ステップと、
    上記グループ画像の代表画像と、該代表画像以外の該グループ画像の構成画像と、を上記画像番号順に並べて表示させるように制御するステップであって、上記グループ画像の代表画像が複数あるときには、該グループ画像を上記画像番号に沿って該代表画像に各対応した複数のサブグループに分割し、代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を、複数の代表画像が該画像列と交差する方向に上記画像番号に沿って配列されるように表示させるように制御する再生制御ステップと、
    上記再生制御ステップの制御に基づき画像を表示する表示ステップと、
    を実行させるための画像表示プログラム。
  7. コンピュータに、
    一連の撮影によって得られた、画像番号が付された複数の画像により構成されるグループ画像、の中の登録された画像を、該グループ画像の代表画像として管理する代表画像管理ステップと、
    上記グループ画像の代表画像と、該代表画像以外の該グループ画像の構成画像と、を上記画像番号順に並べて表示させるように制御するステップであって、上記グループ画像の代表画像が複数あるときには、該グループ画像を上記画像番号に沿って該代表画像に各対応した複数のサブグループに分割し、代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を、複数の代表画像が該画像列と交差する方向に上記画像番号に沿って配列されるように表示させるように制御する再生制御ステップと、
    上記再生制御ステップの制御に基づき画像を表示する表示ステップと、
    を実行させるための画像表示プログラムを記録する、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
  8. 一連の撮影によって得られた、画像番号が付された複数の画像により構成されるグループ画像、の中の登録された画像を、該グループ画像の代表画像として管理する代表画像管理ステップと、
    上記グループ画像の代表画像と、該代表画像以外の該グループ画像の構成画像と、を上記画像番号順に並べて表示させるように制御するステップであって、上記グループ画像の代表画像が複数あるときには、該グループ画像を上記画像番号に沿って該代表画像に各対応した複数のサブグループに分割し、代表画像を先頭にしてサブグループの構成画像を画像番号順に配列した画像列を、複数の代表画像が該画像列と交差する方向に上記画像番号に沿って配列されるように表示させるように制御する再生制御ステップと、
    上記再生制御ステップの制御に基づき画像を表示する表示ステップと、
    を含む画像表示方法。
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