JP4767900B2 - 画像再生装置、画像再生プログラム、記録媒体、画像再生方法 - Google Patents

画像再生装置、画像再生プログラム、記録媒体、画像再生方法 Download PDF

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Description

本発明は、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像を撮影順序に従って連続的に再生する画像再生装置、画像再生プログラム、記録媒体、画像再生方法に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に用いられる記録媒体は、近年、容量当たりの単価が低下して、大容量の記録媒体を比較的安価に入手することができるようになってきている。さらに、近年の記録媒体は、データ転送速度の高速化も図られており、単位時間当たりに記録可能なデータ量が増加している。
このような環境から、撮像装置において大量の画像を高速に撮影することが可能になりつつあり、連写撮影や動画撮影が手軽に利用されるようになってきている。
こうして撮影された連写画像を再生する際には、通常の1コマ送りの再生が行われるだけではなく、スライドショーによる再生も比較的高い頻度で利用されている。このスライドショーは、再生画像をコマ送りする操作が不要であって簡便であるために、通常の1コマ撮影された画像を再生する際に用いられるが、連写画像を再生する際にももちろん用いられる。特に連写画像を再生する際には、画像を観察する側に被写体の動きが伝わるという利点を備えたものとなっている。
ところで、この連続再生においては、再生を開始した当初は画像の全体が表示され、再生の途中から被写体の特徴部分が拡大されて表示されるような見せ方が、効果的な見せ方の一例である。このような見せ方は、画像全体が連続再生の最初から最後まで表示される見せ方に比べて、見ていて飽きないためである。
連写画像の再生において、このような見せ方を実現させるための一番簡単な方法は、連写撮影自体がこの見せ方に対応した画角により行われることである。このような連写画像は、撮影の途中にレンズの焦点距離をワイド側からテレ側へ適宜変化させて、撮影を行うことにより得られる。そして、こうして得られる連写画像や動画像が鑑賞に堪えうるものとなるためには、被写体の特徴部分がクローズアップされるように撮影することが望ましい。
また、上述したような見せ方は、デジタルズーム機能が付いた画像再生装置においては、再生処理によって実現することができる。つまり、画像を1コマずつマニュアルにより切り換えて、特定の画像を表示する際に、その画像をデジタルズームにより拡大して表示させることにより可能となる。
上述したような連写画像ではないが、静止画像を再生処理する際にズーム等を行う技術の一例として、特開2006−174178号公報には、静止画の一部を切り出して特定の被写体をクローズアップするズームイン処理や、静止画の端から端へ視点を移動させるパーン処理などの特殊エフェクトによって、静止画の撮影場面に臨場感を与えた表現や、主題とする被写体を演出した表現等が行えるようにしたフォトムービーの技術が記載されている。
また、特開2006−146428号公報には、上述したようなフォトムービーにおいて、ズームエフェクトやパーンエフェクトが選択された際に、静止画像内の顔画像を検出し、検出した顔画像が見映えの良い位置や大きさになるように自動的に拡大等を行って調整する技術が記載されている。
特開2006−174178号公報 特開2006−146428号公報
上述したような連写撮影は、一般に動きのある被写体に対して利用される撮影方法であって、移動する被写体を画面から外さないようにするために、レンズの焦点距離を広角にして撮影されることが多い。そして、このような連写撮影を行っている最中に適切なズーム操作を行うためには、高度な撮影技術が必要である。従って、鑑賞に堪えうるズーム操作がなされた連写画像を撮影するのは、プロフェッショナルのカメラマンでない限り、容易な業ではない。その一方で、上述したような広角において連続的に撮影された画像をそのまま再生すると、画像内のごく一部にのみ動きがある広範囲な画角の画像が延々と再生されることになるために、見るものは退屈してしまうことが多い。
これに対して、再生時に特定の画像をデジタルズームしようとする場合には、画像再生装置を操作して連写画像の再生を一旦停止し、さらに特定の画像を拡大操作しなければならないために、操作自体が面倒であるとともに、見ている側も操作が行われるのを待つ時間が生じるために十分に楽しむことができない。
このように、連続撮影して得られた画像を再生する際に、面倒な操作を必要とすることなく、クローズアップ処理等がなされて、見応えのある画像を鑑賞することができるような画像再生装置が望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、連続撮影により得られた画像を連続再生する際に、面倒な操作を要することなく、特定の画像を拡大して再生することができる画像再生装置、画像再生プログラム、記録媒体、画像再生方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明による画像再生装置は、画像のズーム処理を行うズーム処理部と、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を撮影順序に従って連続的に再生するように制御するものであって上記画像グループに含まれている画像に設定されているズーム情報に基づいて像のズーム処理を上記ズーム処理部に行わせるように制御する再生制御部と、を具備し、上記再生制御部は、上記ズーム情報が設定されている画像および上記ズーム情報が設定されている画像の上記撮影順序における前の1つ以上の画像と後の1つ以上の画像との少なくとも一方であって、ズーム情報が設定されていない画像について、上記設定されているズーム情報に基づいて、上記ズーム処理部にズーム処理を行わせるように制御するものである。
の発明による画像再生装置は、上記第の発明による画像再生装置において、上記再生制御部が、上記ズーム情報に基づく拡大率が、予め設定された値以上である場合に上記ズーム情報が設定されていない画像について上記ズーム処理部に上記ズーム処理を行わせ、上記ズーム情報に基づく拡大率が、該予め設定された値未満である場合には上記ズーム情報が設定されていない画像について該ズーム処理を行わせないように制御するものである。
の発明による画像再生装置は、上記第の発明による画像再生装置において、上記再生制御部が、上記ズーム情報が設定されていない画像に対する上記ズーム処理においては、上記ズーム情報に基づく拡大率よりも低い拡大率で上記ズーム処理部にズーム処理を行わせるように制御するものである。
の発明による画像再生装置は、画像のズーム処理を行うズーム処理部と、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を撮影順序に従って連続的に再生するように制御するものであって上記画像グループに含まれている画像に設定されているズーム情報に基づいて画像のズーム処理を上記ズーム処理部に行わせるように制御する再生制御部と、を具備し、上記再生制御部が、上記画像グループに含まれている画像の内の少なくとも2つにズーム情報が設定されている場合であって、かつズーム情報が設定されている2つの画像の上記撮影順序における間の画像にズーム情報が設定されていない場合には、該ズーム情報が設定されていない画像に対しても、少なくとも一方のズーム情報に基づいて、上記ズーム処理部にズーム処理を行わせるように制御するものである。
の発明による画像再生装置は、上記第の発明による画像再生装置において、上記再生制御部が、上記ズーム情報が設定されている2つの画像の上記撮影順序における間の画像の数が、予め設定された数以下である場合に上記ズーム処理部に上記ズーム処理を行わせ、該予め設定された数よりも大きい場合には該ズーム処理を行わせないように制御するものである。
の発明による画像再生装置は、上記第1の発明による画像再生装置において、上記再生制御部が、画像の連続的な再生を行う前に、上記画像グループに含まれている全画像のズーム情報に基づいて、該全画像に係る拡大率と再生時間とが設定されたズームシーケンスを作成し、該ズームシーケンスに基づいて画像の連続的な再生を制御するものである。
の発明による画像再生装置は、上記第1の発明による画像再生装置において、上記画像グループに含まれている画像にズーム情報を設定する操作を行うための操作部と、上記操作部へのズーム情報の設定操作に応じて該設定操作の対象となった画像に該ズーム情報を関連付けて記録するズーム情報設定部と、をさらに具備したものである。
の発明による画像再生装置は、画像のズーム処理を行うズーム処理部と、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を撮影順序に従って連続的に再生するように制御するものであって上記画像グループに含まれている画像に設定されているズーム情報に基づいて画像のズーム処理を上記ズーム処理部に行わせるように制御する再生制御部と、を具備し、上記再生制御部が、上記ズーム処理が行われた画像を撮影順序に従った画像間に挿入して再生した後は、挿入しない再生を行ったとした場合に該挿入した再生が終了したと同じタイミングで次に再生される順番の画像から、上記撮影順序に従った連続的な再生を再開するように制御するものである。
の発明による画像再生装置は、上記第の発明による画像再生装置において、上記画像グループに含まれている各画像に対応する音声の再生を行うための音声処理部をさらに具備し、上記再生制御部は、上記音声処理部による音声の再生も制御するものであって、上記画像の連続的な再生とともに音声も再生する場合には、上記ズーム処理が行われた画像を挿入して再生するときにも、該ズーム処理が行われた画像を挿入しない再生を行った場合に再生される予定のズーム処理が行われていない画像に対応する音声を再生するように制御するものである。
10の発明による画像再生プログラムは、コンピュータに、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を撮影順序に従って連続的に再生するステップと、上記画像グループに含まれている画像ズーム情報が設定されている場合に当該設定されているズーム情報に基づいて像のズーム処理を行うステップと、上記ズーム処理が行われた画像を該ズーム処理が行われた画像の上記撮影順序における前の画像と後の画像との間に挿入して再生するステップと、上記ズーム処理が行われた画像を挿入して再生した後は挿入しない再生を行ったとした場合に該挿入した再生が終了したと同じタイミングで次に再生される順番の画像から上記撮影順序に従った連続的な再生を再開するステップと、を実行させるためのプログラムである。
11の発明による記録媒体は、コンピュータに、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を撮影順序に従って連続的に再生するステップと、上記画像グループに含まれている画像ズーム情報が設定されている場合に当該設定されているズーム情報に基づいて像のズーム処理を行うステップと、上記ズーム処理が行われた画像を該ズーム処理が行われた画像の上記撮影順序における前の画像と後の画像との間に挿入して再生するステップと、上記ズーム処理が行われた画像を挿入して再生した後は挿入しない再生を行ったとした場合に該挿入した再生が終了したと同じタイミングで次に再生される順番の画像から上記撮影順序に従った連続的な再生を再開するステップと、を実行させるための画像再生プログラムを記録する、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体である。
12の発明による画像再生方法は、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を撮影順序に従って連続的に再生するステップと、上記画像グループに含まれている画像ズーム情報が設定されている場合に当該設定されているズーム情報に基づいて像のズーム処理を行うステップと、上記ズーム処理が行われた画像を該ズーム処理が行われた画像の上記撮影順序における前の画像と後の画像との間に挿入して再生するステップと、上記ズーム処理が行われた画像を挿入して再生した後は挿入しない再生を行ったとした場合に該挿入した再生が終了したと同じタイミングで次に再生される順番の画像から上記撮影順序に従った連続的な再生を再開するステップと、を含む方法である。
本発明の画像再生装置、画像再生プログラム、記録媒体、画像再生方法によれば、連続撮影により得られた画像を連続再生する際に、面倒な操作を要することなく、特定の画像を拡大して再生することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図12は本発明の実施形態1を示したものであり、図1は画像再生装置の構成を示すブロック図である。
この画像再生装置1は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、読出部14と、画像記憶部15と、表示画像作成部16と、表示処理部17と、表示部18と、操作部19と、音声処理部21と、スピーカ22と、を有して構成されている。
これらの内の、CPU11と、ROM12と、RAM13と、読出部14と、画像記憶部15と、表示画像作成部16と、表示処理部17と、音声処理部21とは、バスを介して相互に通信可能に接続されている。また、表示処理部17は、表示部18に接続されている。操作部19は、CPU11に接続されている。音声処理部21は、スピーカ22に接続されている。
CPU11は、この画像再生装置1を統括的に制御する制御部であり、画像の再生に関する制御を行うための再生制御部11aと、連写撮影により得られた連写画像の認識を行うための連写画像認識部11bと、連写画像の中の特定の画像にズーム情報を設定するためのズーム情報設定部11cと、を備えている。なお、ここでは、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループを代表して、静止画を連写撮影することにより得られた連写画像を例に挙げているが、これに限らず、動画像であっても構わない。
ROM12は、CPU11により実行される制御プログラムや、この画像再生装置1内で用いられる各種のデータ等を保持する不揮発性メモリである。
RAM13は、CPU11の作業用に用いられる揮発性メモリであり、画像データ等を記憶するために用いられるようになっている。
画像記憶部15は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体として構成されたものであり、連写画像を含む複数の画像が記録されているものである。この画像記憶部15には、画像と共に再生するための音声データも記録されるようになっている。
読出部14は、画像記憶部15に記憶されている例えば圧縮された状態の画像データや音声データを読み出して、伸長処理を施した後に、RAM13等へ転送して書き込むものである。
表示画像作成部16は、画像記憶部15から読み出されてRAM13に展開された画像を、表示部18に表示するための画像に変換して、変換した画像をまたRAM13に書き込む処理を行うものである。この表示画像作成部16は、画像記憶部15から読み出されてRAM13に展開された画像の一部分のみから表示部18に表示するための画像を作成する処理である、いわゆる電子ズーム処理を行うためのズーム処理部16aを備えている。
表示処理部17は、表示画像作成部16により作成されてRAM13に記憶されている表示用の画像データを読み出して、表示部18へ出力するための信号に変換し、変換した信号を表示部18へ出力するものである。
表示部18は、表示処理部17から入力される信号に基づき、画像を表示するものである。
操作部19は、この画像再生装置1に係る各種の操作を行うための操作スイッチや操作ボタン、電源スイッチ等を含むものである。この操作部19には、特定の画像を選択するための選択ボタンや、選択された画像の拡大率を設定するためのアップダウンボタン、選択された画像の拡大中心位置を設定するためのXY操作ボタン、選択した情報や項目を決定するためのOKボタン、連続再生のパターンを設定するための設定ボタンなどが含まれている。
音声処理部21は、画像記憶部15から読み出されてRAM13に展開された音声データを、スピーカ22に出力するためのアナログ信号に変換し、変換したアナログの音声信号をスピーカ22へ出力するものである。
スピーカ22は、音声処理部21から入力される音声信号に基づき、音声を発するものである。
次に、図2は画像記憶部15に記憶されている連写画像の様子を模式的に示す図である。
画像記憶部15には、例えば図2に示すように、被写体を連続して撮影することによって得られたNo.1からNo.5までの連写画像が記憶されている。
これらの内のNo.2の画像には、電子ズーム情報Za,Zb,Zbが例えばヘッダ情報として記憶されている。電子ズーム情報Zaは、1.5倍の拡大率でNo.2の画像の所定領域を拡大するための情報であり、再生される画像は電子ズーム画像No.2aとなる。電子ズーム情報Zbは、2倍の拡大率でNo.2の画像の所定領域を拡大するための情報であり、再生される画像は電子ズーム画像No.2bとなる。電子ズーム情報Zcは、3倍の拡大率でNo.2の画像の所定領域を拡大するための情報であり、再生される画像は電子ズーム画像No.2cとなる。
同様に、No.4の画像には、電子ズーム情報Zaが例えばヘッダ情報として記憶されている。この電子ズーム情報Zaは、1.5倍の拡大率でNo.4の画像の所定領域を拡大するための情報となっている。
次に、図3は図2に示したような連写画像を通常の連続再生するときの例を示すタイムチャートである。
この通常の連続再生時には、連写によって得られた各画像No.1、No.2、No.3、No.4、No.5のみが、この順に所定の時間t1(例えば1秒など)だけ表示部18に表示される。
続いて、図4は図2に示したような連写画像を第1のズーム連続再生するときの例を示すタイムチャートである。
この第1のズーム連続再生時には、連写によって得られた画像No.1、No.2が所定の時間t1(例えば1秒など)再生された後に、連写によって得られた画像No.2に係る電子ズーム画像No.2a、No.2b、No.2cが所定の時間t2(ここに、t2は例えばt1よりも短い時間として設定されていて、具体的には0.5秒など)再生される。その後に、連写によって得られた画像No.3、No.4が所定の時間t1再生され、さらに連写によって得られた画像No.4に係る電子ズーム画像No.4aが所定の時間t2再生される。そして、その後に連写によって得られた画像No.5が所定の時間t1再生される。
このように第1のズーム連続再生は、電子ズーム情報Za等が記録されている画像についてはズームアップ処理を行う再生となっている。
次に、図5は図2に示したような連写画像を第2のズーム連続再生するときの例を示すタイムチャートである。
この第2のズーム連続再生時には、連写によって得られた画像No.1、No.2が所定の時間t1再生された後に、連写によって得られた画像No.2に係る電子ズーム画像No.2a、No.2b、No.2c、No.2b、No.2aが所定の時間t2再生される。その後に、連写によって得られた画像No.3、No.4が所定の時間t1再生され、さらに連写によって得られた画像No.4に係る電子ズーム画像No.4aが所定の時間t2再生される。そして、その後に連写によって得られた画像No.5が所定の時間t1再生される。
このように第2のズーム連続再生は、電子ズーム情報Za等が記録されている画像についてはズームアップ処理およびズームダウン処理を行って、画像の拡大率が滑らかに連続するような再生となっている。
続いて、図6は図2に示したような連写画像を第3のズーム連続再生するときの例を示すタイムチャートである。
この第3のズーム連続再生時には、連写によって得られた画像No.1が所定の時間t1再生された後に、連写によって得られた画像No.2に係る電子ズーム画像No.2a、No.2b、No.2c、No.2b、No.2aが所定の時間t2再生される。その後に、連写によって得られた画像No.3が所定の時間t1再生され、さらに連写によって得られた画像No.4に係る電子ズーム画像No.4aが所定の時間t2再生される。そして、その後に連写によって得られた画像No.5が所定の時間t1再生される。
このように第3のズーム連続再生は、上述した第2のズーム連続再生から、電子ズーム情報Za等が記録されている画像自体の再生を省略した処理となっている。従って、ズームアップ処理およびズームダウン処理が行われ、画像の拡大率が滑らかに連続するような再生となっているのは第2のズーム連続再生と同様である。
次に、図7は自動ズームが行われる連続再生の例を示す図である。ここに、この図7は、自動ズーム連続再生において、図6に示したような再生パターンにより再生を行うときの様子を示している。
画像記憶部15には、例えば図7の左半分に示すように、被写体を連続して撮影することによって得られた連写画像No.1〜No.3が記憶されているものとする。
そして、これらの内の画像No.2には、比較的低い拡大率の電子ズーム情報Zaと、比較的高い拡大率の電子ズーム情報Zbと、が例えばヘッダ情報として記憶されている。ここに、電子ズーム情報Zaは、例えば1.5倍の拡大率でNo.2の画像のある位置を拡大中心位置とした所定領域を拡大するための情報であり、電子ズーム情報No.2は、例えば10倍の拡大率でNo.2の画像の他の位置を拡大中心位置とした所定領域を拡大するための情報である。
そして、自動ズーム連続再生が設定されているときには、低い拡大率と高い拡大率とを補間した中間の拡大率の、上記2つの拡大中心位置を補間した位置を拡大中心位置とした補間画像を作成して、該補間画像を用いて、より滑らかな連続再生(例えば、パンをしながらズームするような連続再生)を行うようになっている。
すなわち、まず画像No.1を所定時間t1再生し(ステップS1)、次に画像No.2を電子ズーム情報Za(拡大率1.5倍)に基づき拡大して得られる電子ズーム画像No.2aを所定時間t2再生する(ステップS2)。
続いて、電子ズーム情報Zaと電子ズーム情報Zbとを補間して得られる第1の拡大率3倍で画像No.2の補間された第1の拡大中心位置(例えば、No.2aの中心位置とNo.2bの中心位置とを1:2に内分した位置。なお、拡大率に応じて中心位置を調整した方が望ましいことはもちろんである(以下同様)。)を中心として拡大して得られる電子ズーム画像No.2a1を所定時間t2再生する(ステップS3)。
さらに、電子ズーム情報Zaと電子ズーム情報Zbとを補間して得られる第2の拡大率6倍で画像No.2の補間された第2の拡大中心位置(例えば、No.2aの中心位置とNo.2bの中心位置とを2:1に内分した位置)を中心として拡大して得られる電子ズーム画像No.2a2を所定時間t2再生する(ステップS4)。
その後、画像No.2を電子ズーム情報Zb(拡大率10倍)に基づき拡大して得られる電子ズーム画像No.2bを所定時間t2再生する(ステップS5)。
次に、所定時間t2ずつ電子ズーム画像No.2a2、No.2a1、No.2aを再生する(ステップS6,S7,S8)。
そして、画像No.3を所定時間t1再生する(ステップS9)。
このように、自動ズーム連続再生は、中間の拡大率や中心位置を補いながら、ズーム連続再生を行う処理となっている。なお、ここでは図6に示したような再生パターンにおいて自動ズーム連続再生を行う例について説明したが、図5や図4に示したような再生パターンや、その他の再生パターンにおいて同様に自動ズーム連続再生を行うようにしても構わない。また、ここでは、拡大率の差(あるいは拡大率の比。以下同様。)が大きいときに自動ズーム再生を行うようにしているが、これに限らず、拡大率の差が小さいときであっても、中心位置の差が大きいときには自動ズーム連続再生を行うようにしても構わない。あるいは、電子ズームにより切り出される画像の傾き(角度)が異なる場合であって、その角度差が大きい場合には、中間の角度の画像を補うように自動ズーム連続再生を行うようにしても構わない。つまり、ある電子ズーム画像と他の電子ズーム画像との設定において、拡大率、中心位置、傾きの少なくとも1つが所定値以上異なる場合には、中間値を補うように自動ズーム連続再生を行うようにすればよい。
次に、図8は、画像再生装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、連続再生ズームを設定するモードであるか否かを判定する(ステップS11)。
ここで、連続再生ズームを設定するモードであると判定された場合には、後述するような連続再生ズーム情報の設定処理を行う(ステップS12)。
このステップS12の処理が終了するか、またはステップS11において連続再生ズームを設定するモードでないと判定された場合には、連続再生の処理を実行する(ステップS13)。
そして、連続再生処理が終了したところで、この処理を終了する。
続いて、図9は図8のステップS12における連続再生のズーム情報設定の処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、一連の撮影により得られた複数枚の画像で構成される画像グループ(例えば連写画像)の何れかが操作部19を介して選択されたか否かを判定する(ステップS21)。ここに、選択された画像が連写画像であるか否かは、連写画像認識部11bが判定するようになっている。
ここで、画像グループの選択が行われたと判定された場合には、選択された画像グループに属する各画像を、表示部18にサムネイル表示する(ステップS22)。
そして、サムネイル表示した各画像の内の何れかの画像が選択されたか否かを判定する(ステップS23) 。
ここで、何れかの画像が選択された場合には、選択された画像を表示部18に1コマ表示する(ステップS24)。
そして、XY操作ボタンにより拡大中心位置が指示入力され、アップダウンボタンにより拡大倍率が指示入力されたか否かを判定する(ステップS25)。
ここで、中心位置や拡大率が指示入力されたと判定された場合には、その指示に応じてズーム処理部16aにより電子ズームの中心位置を移動するとともに指定された拡大率で画像を拡大し、表示処理部17により拡大した電子ズーム画像を表示部18に表示する(ステップS26)。
このステップS26の処理を行うか、またはステップS25において移動拡大指示が新たには入力されていないと判定された場合には、OKボタンにより表示部18に現に表示されている電子ズーム画像を決定する指示入力がなされたか否かを判定する(ステップS27)。
ここで、決定指示がなされたと判定された場合には、表示部18に現に表示されている電子ズーム画像に対して指定された拡大中心位置や拡大率の情報を、ズーム情報設定部11cが該画像に対する確定されたズーム情報として設定する(ステップS28)。
このステップS28の処理が終了するか、またはステップS27において決定指示がなされていないと判定された場合には、選択画像を他の画像に切り換える操作入力がなされたか否かを判定する(ステップS29)。
そして、他の画像に切り換える操作入力がなされたと判定された場合には、ステップS24へ戻って、この他の画像について上述したような処理を繰り返して行う。
また、ステップS29において、他の画像に切り換える操作入力がなされていないと判定された場合には、この連続再生のズーム情報設定の処理を終了する操作入力がなされたか否かを判定する(ステップS30)。
ここで、終了の操作入力がなされていないと判定された場合には、ステップS25へ戻って移動や拡大のさらなる指示がなされるのを待機する。
一方、ステップS30において、終了の操作入力がなされたと判定された場合には、ズーム情報設定部11cにより、ステップS28の処理により各画像に対して確定されているズーム情報を、対応する画像のヘッダ等に記録する(ステップS31)。
こうしてステップS31の処理が終了するか、ステップS21において画像グループが選択されていないと判定されるか、またはステップS23において画像が選択されていないと判定された場合には、この連続再生のズーム情報設定の処理を終了して、図8に示した処理にリターンする。
次に、図10は図8のステップS13における連続再生実行の処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、連続再生パターンの設定を行う(ステップS41)。ここでは、例えば図4〜図6、あるいは図7に示したような再生パターンの内の何れかの選択がユーザにより行われた場合には該再生パターンを設定し、ユーザからの設定入力がない場合には所定の再生パターンを設定する。
次に、画像グループが選択されているか否かを判定し(ステップS42)、選択が行われるまでは待機する。
そして、画像グループが選択されたところで、選択された画像グループを連続再生の対象として設定し(ステップS43)、後述するような表示画像を作成する処理と(ステップS44)、作成した表示画像を表示する処理と(ステップS45)を、ステップS44の処理がステップS45の処理に先行するようにしながら並列的に行う。
そして、ステップS44およびステップS45の処理が終了したところで、この処理から図8に示した処理にリターンする。
続いて、図11は図10のステップS44における表示画像作成処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、再生制御部11aの制御の下に、上述したステップS43により設定された画像グループに含まれる画像を画像記憶部15から選択して、読出部14により選択した画像を読み出して伸長し、伸長した画像をRAM13に書き込む(ステップS51)。
次に、読み出した画像の画像ヘッダにズーム情報が存在するか否かを判定し(ステップS52)、ズーム情報が存在しない場合には表示画像作成部16により等倍の表示画像を作成し(ステップS53)、ズーム情報が存在する場合にはズーム処理部16aにより電子ズーム画像を作成する(ステップS54)。
ステップS53またはステップS54の処理が終了したら、次に、作成された表示画像をRAM13に展開する(ステップS55)。
そして、画像グループに含まれる全ての画像について表示画像の作成処理が終了したか否かを判定し(ステップS56)、まだ全ての画像についての処理が終了していない場合にはステップS51へ戻って次の画像について上述したような処理を行う。
こうして、ステップS56において、画像グループに含まれる全ての画像について表示画像の作成が終了したと判定された場合には、この処理から図10に示した処理にリターンする。
次に、図12は図10のステップS45における表示処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、上述したステップS41において設定された連続再生パターンを読み込む(ステップS61)。
そして、上記ステップS55においてRAM13に展開された表示画像を、このRAM13から読み出して(ステップS62)、読み出した表示画像を表示処理部17を介して表示部18により表示する(ステップS63)。
そして、現在表示している画像に関して表示を行うべき所定時間(例えば、上述したt1あるいはt2)が経過したか否かを判定し(ステップS64)、経過していない場合にはステップS62へ戻って所定時間が経過するのを待機する。
そして、ステップS64において、所定時間が経過したと判定された場合には、選択された画像グループに属している最後の画像であるか否かを判定し(ステップS65)、まだ最後の画像ではないと判定された場合には表示画像を次の画像に切り換える処理を行って(ステップS66)、ステップS62へ戻って上述したような処理を繰り返して行う。
こうして、ステップS65において最後の画像であると判定された場合には、この処理から図10に示した処理にリターンする。
このような実施形態1によれば、撮影時にズームアップ等がなされていない単調な画像が続く連写画像であっても、連写画像に対してズーム情報が設定されている場合には、ユーザが再生時に1コマ毎に電子ズーム処理を行う等の面倒な操作を不要としながら、クローズアップ処理等がなされた見応えのある画像を自動的な連続再生により鑑賞することが可能となる。
また、複数の再生パターンから所望の再生パターンを選択することができるために、連写画像の撮影シーンに最も適した再生パターンを選んで再生することが可能となる。
そして、自動ズーム連続再生を選択した場合には、拡大率、中心位置、傾きの何れかに差がある場合には中間の拡大率、中心位置、傾きの電子ズーム画像が自動的に設定されるために、滑らかなズームアップやズームダウン等の連続再生画像を面倒な操作を行うことなく鑑賞することが可能となる。
加えて、ズーム情報は画像ファイルのヘッダに記録されているために、各画像に対してズーム画像を作成し記録する場合に比して、画像記憶部15に要する記憶容量を削減することが可能となる。
また、表示画像の作成処理と表示画像の表示処理とを並列的に行うようにしたために、全ての表示画像を作成した後に表示を行う場合に比して、連続再生の指示入力を行ってから連続再生が開始されるまでの時間を短縮することが可能となる。
[実施形態2]
図13から図16は本発明の実施形態2を示したものであり、図13はズームシーケンスの第1の例を示す図、図14はズームシーケンスの第2の例を示す図、図15はズームシーケンスの第3の例を示す図、図16は表示画像作成処理を示すフローチャートである。
この実施形態2において、上述の実施形態1と同様である部分については同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
本実施形態は、画像に対して記録されているズーム情報に基づいて、連続再生を行うためのズームシーケンスを自動的に作成し、作成したズームシーケンスに沿って自動的に連続再生を行うようにしたものとなっている。
まず、図13から図15を参照して、作成されるズームシーケンスの幾つかの例を説明する。
図13は、上述した自動ズーム連続再生と同様に、設定されている拡大率の差(あるいは比)が大きいときに、中間の拡大率を自動的に設定するようにしたズームシーケンスを示している。
この図13に示す例においては、No.6の画像に拡大率1.5倍の電子ズーム情報Z1が設定されており、No.11の画像に拡大率4倍の電子ズーム情報Z2が設定されていて、これら以外の画像には電子ズーム情報が設定されていない。そして、連続する画像の拡大率の比が例えば3倍以上である場合には、中間の拡大率を自動的に設定するようになっている。
すなわち、No.5の画像の拡大率は1倍、No.6の画像の拡大率は1.5倍、No.7の画像の拡大率は1倍であるために、No.6の画像の前後の拡大率の比は1.5であり、3よりも小さい。従って、No.6の画像の前後において中間の拡大率が自動的に設定されることはない。
これに対して、No.10の画像の拡大率は1倍、No.11の画像の拡大率は4倍、No.12の画像の拡大率は1倍であるために、No.11の画像は前側の拡大率の比が4、後側の拡大率の比が4であり、3以上である。従って、No.11の画像の前側の画像であるNo.10に対しては中間の拡大率として例えば2.5倍が自動的に設定されNo.11の画像の後側の画像であるNo.12に対しても中間の拡大率として例えば2.5倍が自動的に設定されている。
なお、この図13に示す例においては、No.11の前後各1枚の画像に対してのみ中間の拡大率を設定したが、これに限らず、複数枚の画像に対して中間の拡大率を設定するようにしても構わない。例えば、拡大率の比が3未満であるときには0枚、3以上5未満であるときには1枚、5以上10未満であるときには2枚、など、補間する枚数を、拡大率の比に応じて変更するようにすると良い。
このように、拡大率の変化が大きいときには、中間の拡大率を補間するようにしたために、より滑らかにズームアップまたはズームダウンされる画像を鑑賞することが可能となる。
次に、図14は、フェードインまたはフェードアウトが設定されているときに、中間の拡大率を自動的に設定するようにしたズームシーケンスを示している。
この図14に示す例においては、No.5の画像に拡大率2倍の電子ズーム情報Z11が設定されており、No.7の画像に拡大率2倍の電子ズーム情報Z12が設定されていて、これら以外の画像には電子ズーム情報が設定されていない。そして、No.5の画像にフェードインの設定が行われ、No.7の画像にフェードアウトの設定が行われているものとする。
このときには、No.5の画像の1つ前のNo.4の画像に対して、中間の拡大率である例えば1.5倍の拡大率が自動的に設定されると共に、No.7の画像の1つ後のNo.8の画像に対して、中間の拡大率である例えば1.5倍の拡大率が自動的に設定されるようになっている。
続いて、図15は、所定枚数以下の画像を隔てた2つの画像に対してある拡大率が設定されているときに、これら2つの画像に挟まれた画像に対して拡大率を自動的に設定するようにしたズームシーケンスを示している。
この図15に示す例においては、No.3の画像に拡大率4倍の電子ズーム情報Z21が設定され、No.7の画像に拡大率4倍の電子ズーム情報Z22が設定され、No.15の画像に拡大率4倍の電子ズーム情報Z23が設定され、No.19の画像に拡大率2.5倍の電子ズーム情報Z24が設定されており、これら以外の画像には電子ズーム情報が設定されていない。そして、電子ズーム情報が設定されている2つの画像の間にある画像の枚数が例えば3枚以下である場合には、これら間にある画像の拡大率を自動的に設定するようになっている。
すなわち、4倍の拡大率が設定されたNo.3の画像と、4倍の拡大率が設定されたNo.7の画像と、の間には、3枚の画像No.4〜No.6が存在し、つまり3枚以下である。そこで、これら3枚の画像No.4〜No.6に対して、No.3およびNo.77と同一の4倍の拡大率が自動的に設定されるようになっている。
また、4倍の拡大率が設定されたNo.7の画像と、4倍の拡大率が設定されたNo.15の画像と、の間には、7枚の画像No.8〜No.14が存在し、つまり3枚よりも多い枚数である。従って、これらの画像No.8〜No.14に対しては、拡大率は設定されず、等倍のままである。
さらに、4倍の拡大率が設定されたNo.15の画像と、2.5倍の拡大率が設定されたNo.19の画像と、の間には、3枚の画像No.16〜No.18が存在し、つまり3枚以下である。そこで、これら3枚の画像No.16〜No.18に対しては、拡大率が自動的に設定されるようになっている。このとき、No.15の画像とNo.19の画像とでは拡大率が異なるために、その設定の仕方としては種々のものが考えられるが、ここでは2つの例を挙げておく。まず、パスPaは、3枚の画像No.16〜No.18に対して、拡大開始時点の画像であるNo.15の画像と同一の拡大率の4倍を与えるようにする例である。また、パスPbは、3枚の画像No.16〜No.18に対して、No.15の拡大率とNo.19の拡大率とを結ぶ線上にある拡大率を順次与える例である。このパスPbにおいては、具体的には、No.16の画像に対して拡大率3.6が、No.17の画像に対して拡大率3.3が、No.18の画像に対して拡大率2.9が、それぞれ与えられる例を挙げられる。
次に、本実施形態の画像再生装置により行われる処理は、上述した実施形態1と基本的に同様であるが、図11の表示画像作成処理に代えて、図16に示すような表示画像作成処理を行うようになっている。この図16に示す表示画像作成処理は、ズームシーケンスを作成して行う処理となっている。
この処理を開始すると、画像記憶部15から、グループ画像に含まれる各画像のヘッダ情報を読み出して(ステップS71)、グループ画像全体のズームシーケンスを図13〜図15において説明したように作成する(ステップS72)。
ズームシーケンスが作成されたら、グループ画像に属する画像を画像記憶部15から読み出して伸長し、伸長した画像をRAM13に書き込む(ステップS73)。
そして、再生制御部11aが、ステップS73において伸長処理した画像がズーム対象画像であるか否かを、画像番号とステップS72で作成されたズームシーケンスとを照合することにより判定する(ステップS74)。
ここで、ズーム対象画像でないと判定された場合には表示画像作成部16により等倍の表示画像を作成し(ステップS75)、ズーム対象画像であると判定された場合にはズーム処理部16aにより電子ズーム画像を作成する(ステップS76)。
ステップS75またはステップS76の処理が終了したら、次に、作成された表示画像をRAM13に展開する(ステップS77)。
そして、画像グループに含まれる全ての画像について表示画像の作成処理が終了したか否かを判定し(ステップS78)、まだ全ての画像についての処理が終了していない場合にはステップS73へ戻って次の画像について上述したような処理を行う。
こうして、ステップS78において、画像グループに含まれる全ての画像について表示画像の作成が終了したと判定された場合には、この処理から図10に示した処理にリターンする。
このような実施形態2によれば、上述した実施形態1とほぼ同様の効果を奏するとともに、予めグループ画像に属する全画像のヘッダ情報を読み出してズームシーケンスを作成し、このズームシーケンスに沿って連続再生を行うようにしたために、各画像毎にヘッダ情報を確認しながら連続再生を行う場合に比べて、再生開始後の処理の負荷を軽減することができると共に、グループ画像内に設定されているズーム情報に応じて、ズーム情報が設定されていない画像に対しても予め適宜のズーム倍率を自動的に設定することが可能となる。
これにより、滑らかなズームアップやズームダウン、フェードインやフェードアウトの処理が可能となる。また、全ての画像に拡大率を設定しなくても、拡大を開始したい画像と拡大を終了したい画像とだけに拡大率を設定すれば、所望の電子ズーム処理が行われるために、ユーザの設定を簡単にすることも可能となる。
[実施形態3]
図17および図18は本発明の実施形態3を示したものであり、図17は連写画像を連続再生するとともに音声を再生するときの例を示すタイムチャート、図18は連続再生実行の処理を示すフローチャートである。
この実施形態3において、上述の実施形態1,2と同様である部分については同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
本実施形態は、音声とともに連写画像を連続再生するときの例を示すものとなっている。
まず、図17を参照して、本実施形態における連続再生の概要について説明する。
画像記憶部15には、図17(A)に示すように、No.1〜の連写画像が記憶されているものとし、No.3の画像のヘッダには4倍の拡大率を示す電子ズーム情報が記憶されているものとする。
このとき、もし通常の連続再生が行われる場合には、図17(A)に示すように、No.1〜の画像が所定時間t1ずつ再生されて、電子ズーム情報が用いられることはなく、No.3aの電子ズーム画像は再生されない。
これに対して、ユーザにより例えば実施形態1の図4に示したような再生パターンが指定され、かつ中間の拡大率を自動的に補間する自動ズーム連続再生が設定されているものとする。
このときに、もし実施形態1の図4に示したように連続再生を行うと、No.3およびその拡大画像No.3a1、No.3a2、No.3a3を再生するのに要する時間がt1+3×t2となってしまい、通常の再生時間t1を想定して行われる音声再生と時間的にずれることになってしまう。そこで、例えば図17(B)に示すように連続再生を行うようにしたものである。
すなわち、音声の再生を開始するとともに、No.1〜No.3の画像を時間t1ずつまず再生する。そして、拡大率2倍の画像No.3a1と、拡大率3倍の画像No.3a2と、拡大率4倍の画像No.3a3と、を時間t1ずつ再生する。このときには、音声も通常の予定通りに再生される(つまり、画像No.3a1を再生しているときには画像No.4を再生する場合に対応する音声が再生され、画像No.3a2を再生しているときには画像No.5を再生する場合に対応する音声が再生され、画像No.3a3を再生しているときには画像No.6を再生する場合に対応する音声が再生される)。
この画像No.3a3を再生し終わった時点では、図17(A)に示すような通常再生においてNo.6の画像を再生し終わった時間が経過しているために、画像No.3a3に続いて再生する画像をNo.4とする代わりに、No.7の画像を時間t1再生し、その後は通常の連続再生と同様にNo.8〜の画像を時間t1ずつ再生する(すなわち、No.7の画像から通常の連続再生を再開する)。
このような処理を行うことにより、連続再生の途中に電子ズームを行ったとしても画像と音声との同時性がずれることがなくなる。
なお、この図17(B)に示す例においては、電子ズーム画像も時間t1ずつ再生しているが、もちろん実施形態1と同様に時間t2ずつ再生するようにしても構わない。このときにも、電子ズーム画像の再生を終わった時点で、電子ズーム画像の再生を行わず通常再生を行ったときにその時点で元来再生されるべき画像(すなわち、再生されている音声に対応する画像)の再生を、その後に行えば良い。
次に、本実施形態の画像再生装置により行われる処理は、上述した実施形態1と基本的に同様であるが、図8のステップS13における連続再生実行処理の詳細は、図18に示すようになっている。
この処理を開始すると、音声の再生を開始すると共に、画像グループに属する画像の再生処理を開始する(ステップS81)。
そして、画像が電子ズーム情報が付加された画像であるか否かを判定し(ステップS82)、電子ズーム情報が付加されていない画像であると判定された場合には通常の画像再生(すなわち、等倍で時間t1再生する処理)を行う(ステップS83)。このステップS83の処理を行ったら、ステップS82へ戻って、画像グループに属する次の画像について上述したような処理を行う。
また、ステップS82において、電子ズーム情報が付加されている画像であると判定された場合には、拡大率の補間(図17(B)に示した例においては、等倍と4倍との間の2倍、3倍)を行って、補間された拡大率を含む各画像(図17(B)に示した例においては、等倍、2倍、3倍、4倍の各画像)を再生する処理を行う(ステップS84)。
そして、これら電子ズーム画像の再生が終了したか否かを判定し(ステップS85)、まだ再生が終了していないと判定された場合には、ステップS84へ戻って電子ズーム画像の再生を引き続き行う。
一方、ステップS85において、電子ズーム画像の再生が終了したと判定された場合には、電子ズーム画像を再生するのに要した時間をカウントする(ステップS86)。
次に、ステップS86によりカウントした時間から、現在再生中の音声と同時性のある画像のコマ番号を決定し、通常再生を再開するコマ番号とする(ステップS87)。
その後、連続再生を終了する操作がなされたか否かを判定し(ステップS88)、終了する操作がなされていない場合には、画像グループに含まれる全ての画像について再生処理が終了したか否かを判定する(ステップS89)。
ここで、まだ全ての画像についての再生処理が終了していないと判定された場合には、ステップS82へ戻って次の画像について上述したような処理を行う。
こうして、ステップS89において最後の画像まで再生処理が終了したと判定された場合、またはステップS88において終了操作がなされたと判定された場合には、この処理を抜けて図8に示した処理にリターンする。
なお、ここでは上述したような画像の連続再生技術を、音声を伴って再生するときの技術として説明したが、音声を伴わないときであっても同様の技術を用いて画像を連続再生するようにしても構わない。この場合であっても、連続再生に必要な時間を一定にすることができる効果がある。また、電子ズームを行う画像の後の画像に重要性がない場合には、その画像の再生を自動的にスキップすることができるために、冗長な画像の再生を防止することができる効果もある。
また、上述では、電子ズーム情報が設定されている画像の後の画像の再生をスキップするようにしたが、これに限らず、電子ズーム情報が設定されている画像の前の画像、あるいは前後の画像の再生をスキップするようにしても構わない。
このような実施形態3によれば、上述した実施形態1,2とほぼ同様の効果を奏するとともに、電子ズーム画像を含む画像グループを連続再生する際に、音声が途切れることのないように、かつ画像の再生と音声の再生とに時間的なずれが生じることのないように、することができる。これにより、電子ズーム画像を挿入した場合であっても、画像と音声の自然な同期を保つことができる。
なお、以上の実施形態において、図8〜図12、図16、図18のフローチャートは、ソフトウェア処理を行うCPU11とハードウェア処理を行う読出部14、表示画像作成部16、表示処理部17、表示部18、あるいは音声処理部21等との組み合わせにより実行される旨を説明した。しかし、ソフトウェア処理とハードウェア処理とをどのように組み合わせるかは、これに限られるものではなく、任意の設計事項とすることができる。そして、CPU11によるソフトウェア処理は、ROM12に格納されているソフトウェアプログラムがCPU11により読み出され、読み出されたソフトウェアプログラムに従ってCPU11自体が上記動作を行い、あるいはCPU11が他の構成要素に上記動作を行わせることによって、実現されるものである。従って、上述したソフトウェアプログラム自体がCPU11の機能を実現することになるために、このプログラムは本発明を構成する。また、このプログラムを格納している記録媒体も本発明を構成する。ここに、記録媒体としては、フラッシュメモリやICカード等の半導体メモリ、ハードディスクや磁気テープ等の磁気記録媒体、CD−ROMやDVD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、などの何れをも用いることが可能である。加えて、上述したような処理を行う方法も、本発明を構成する。
また、上述した各実施形態においては、本発明を画像再生装置に適用した例を説明したが、これに限らず、例えば上述したようなデジタルカメラ等の撮像装置に内蔵される画像再生部や、携帯電話のカメラ部に内蔵される画像再生部、あるいはその他の機器に内蔵される画像再生部に適用しても良い。
そして、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像を撮影順序に従って連続的に再生する画像再生装置、画像再生プログラム、記録媒体、画像再生方法に好適に利用することができる。
本発明の実施形態1における画像再生装置の構成を示すブロック図。 上記実施形態1の画像記憶部に記憶されている連写画像の様子を模式的に示す図。 上記実施形態1において、図2に示したような連写画像を通常の連続再生するときの例を示すタイムチャート。 上記実施形態1において、図2に示したような連写画像を第1のズーム連続再生するときの例を示すタイムチャート。 上記実施形態1において、図2に示したような連写画像を第2のズーム連続再生するときの例を示すタイムチャート。 上記実施形態1において、図2に示したような連写画像を第3のズーム連続再生するときの例を示すタイムチャート。 上記実施形態1において、自動ズームが行われる連続再生の例を示す図。 上記実施形態1における画像再生装置の処理の流れを示すフローチャート。 上記実施形態1において、図8のステップS12における連続再生のズーム情報設定の処理を示すフローチャート。 上記実施形態1において、図8のステップS13における連続再生実行の処理を示すフローチャート。 上記実施形態1において、図10のステップS44における表示画像作成処理を示すフローチャート。 上記実施形態1において、図10のステップS45における表示処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態2におけるズームシーケンスの第1の例を示す図。 上記実施形態2におけるズームシーケンスの第2の例を示す図。 上記実施形態2におけるズームシーケンスの第3の例を示す図。 上記実施形態2における表示画像作成処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態3において、連写画像を連続再生するとともに音声を再生するときの例を示すタイムチャート。 上記実施形態3における連続再生実行の処理を示すフローチャート。
符号の説明
1…画像再生装置
11…CPU
11a…再生制御部
11b…連写画像認識部
11c…ズーム情報設定部
12…ROM
13…RAM
14…読出部
15…画像記憶部
16…表示画像作成部
16a…ズーム処理部
17…表示処理部
18…表示部
19…操作部
21…音声処理部
22…スピーカ

Claims (12)

  1. 画像のズーム処理を行うズーム処理部と、
    時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を、撮影順序に従って連続的に再生するように制御するものであって、上記画像グループに含まれている画像に設定されているズーム情報に基づいて、画像のズーム処理を上記ズーム処理部に行わせるように制御する再生制御部と、
    を具備し、
    上記再生制御部は、上記ズーム情報が設定されている画像および上記ズーム情報が設定されている画像の上記撮影順序における前の1つ以上の画像と後の1つ以上の画像との少なくとも一方であって、ズーム情報が設定されていない画像について、上記設定されているズーム情報に基づいて、上記ズーム処理部にズーム処理を行わせるように制御することを特徴とする画像再生装置。
  2. 上記再生制御部は、上記ズーム情報に基づく拡大率が、予め設定された値以上である場合に上記ズーム情報が設定されていない画像について上記ズーム処理部に上記ズーム処理を行わせ、上記ズーム情報に基づく拡大率が、該予め設定された値未満である場合には上記ズーム情報が設定されていない画像について該ズーム処理を行わせないように制御するものであることを特徴とする請求項に記載の画像再生装置。
  3. 上記再生制御部は、上記ズーム情報が設定されていない画像に対する上記ズーム処理においては、上記ズーム情報に基づく拡大率よりも低い拡大率で上記ズーム処理部にズーム処理を行わせるように制御するものであることを特徴とする請求項に記載の画像再生装置。
  4. 画像のズーム処理を行うズーム処理部と、
    時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を、撮影順序に従って連続的に再生するように制御するものであって、上記画像グループに含まれている画像に設定されているズーム情報に基づいて、画像のズーム処理を上記ズーム処理部に行わせるように制御する再生制御部と、
    を具備し、
    上記再生制御部は、上記画像グループに含まれている画像の内の少なくとも2つにズーム情報が設定されている場合であって、かつズーム情報が設定されている2つの画像の上記撮影順序における間の画像にズーム情報が設定されていない場合には、該ズーム情報が設定されていない画像に対しても、少なくとも一方のズーム情報に基づいて、上記ズーム処理部にズーム処理を行わせるように制御するものであることを特徴とする画像再生装置。
  5. 上記再生制御部は、上記ズーム情報が設定されている2つの画像の上記撮影順序における間の画像の数が、予め設定された数以下である場合に上記ズーム処理部に上記ズーム処理を行わせ、該予め設定された数よりも大きい場合には該ズーム処理を行わせないように制御するものであることを特徴とする請求項に記載の画像再生装置。
  6. 上記再生制御部は、画像の連続的な再生を行う前に、上記画像グループに含まれている全画像のズーム情報に基づいて、該全画像に係る拡大率と再生時間とが設定されたズームシーケンスを作成し、該ズームシーケンスに基づいて画像の連続的な再生を制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  7. 上記画像グループに含まれている画像にズーム情報を設定する操作を行うための操作部と、
    上記操作部へのズーム情報の設定操作に応じて、該設定操作の対象となった画像に、該ズーム情報を関連付けて記録するズーム情報設定部と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  8. 画像のズーム処理を行うズーム処理部と、
    時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を、撮影順序に従って連続的に再生するように制御するものであって、上記画像グループに含まれている画像に設定されているズーム情報に基づいて、画像のズーム処理を上記ズーム処理部に行わせるように制御する再生制御部と、
    を具備し、
    上記再生制御部は、上記ズーム処理が行われた画像を撮影順序に従った画像間に挿入して再生した後は、挿入しない再生を行ったとした場合に該挿入した再生が終了したと同じタイミングで次に再生される順番の画像から、上記撮影順序に従った連続的な再生を再開するように制御するものであることを特徴とする画像再生装置。
  9. 上記画像グループに含まれている各画像に対応する音声の再生を行うための音声処理部をさらに具備し、
    上記再生制御部は、上記音声処理部による音声の再生も制御するものであって、上記画像の連続的な再生とともに音声も再生する場合には、上記ズーム処理が行われた画像を挿入して再生するときにも、該ズーム処理が行われた画像を挿入しない再生を行った場合に再生される予定のズーム処理が行われていない画像に対応する音声を再生するように制御するものであることを特徴とする請求項に記載の画像再生装置。
  10. コンピュータに、
    時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を、撮影順序に従って連続的に再生するステップと、
    上記画像グループに含まれている画像ズーム情報が設定されている場合に、当該設定されているズーム情報に基づいて、画像のズーム処理を行うステップと、
    上記ズーム処理が行われた画像を、該ズーム処理が行われた画像の上記撮影順序における前の画像と後の画像との間に挿入して再生するステップと、
    上記ズーム処理が行われた画像を挿入して再生した後は、挿入しない再生を行ったとした場合に該挿入した再生が終了したと同じタイミングで次に再生される順番の画像から、上記撮影順序に従った連続的な再生を再開するステップと、
    を実行させるための画像再生プログラム。
  11. コンピュータに、
    時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を、撮影順序に従って連続的に再生するステップと、
    上記画像グループに含まれている画像ズーム情報が設定されている場合に、当該設定されているズーム情報に基づいて、画像のズーム処理を行うステップと、
    上記ズーム処理が行われた画像を、該ズーム処理が行われた画像の上記撮影順序における前の画像と後の画像との間に挿入して再生するステップと、
    上記ズーム処理が行われた画像を挿入して再生した後は、挿入しない再生を行ったとした場合に該挿入した再生が終了したと同じタイミングで次に再生される順番の画像から、上記撮影順序に従った連続的な再生を再開するステップと、
    を実行させるための画像再生プログラムを記録する、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
  12. 時間的に連続して撮影されることにより得られた複数の画像で構成される画像グループの画像を、撮影順序に従って連続的に再生するステップと、
    上記画像グループに含まれている画像ズーム情報が設定されている場合に、当該設定されているズーム情報に基づいて、画像のズーム処理を行うステップと、
    上記ズーム処理が行われた画像を、該ズーム処理が行われた画像の上記撮影順序における前の画像と後の画像との間に挿入して再生するステップと、
    上記ズーム処理が行われた画像を挿入して再生した後は、挿入しない再生を行ったとした場合に該挿入した再生が終了したと同じタイミングで次に再生される順番の画像から、上記撮影順序に従った連続的な再生を再開するステップと、
    を含む画像再生方法。
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