JP4662696B2 - 画像信号を一組の画像プレーンに分離するための方法及びシステム - Google Patents

画像信号を一組の画像プレーンに分離するための方法及びシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に、デジタル走査された文書(ドキュメント)を2つ又はそれ以上のプレーン(平面)にセグメント化するための方法及びシステムに関し、より具体的には、デジタル走査された文書をマルチラスタコンテンツ(MRC)表現に適するようなプレーンにセグメント化するための方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
文書のMRC表現は汎用性がある。これは、カラー画像、及びカラー又は白黒テキストのいずれも表す能力を提供する。MRC表現は、文書内容を表すために多数の「プレーン」を用いることを可能にする。MRC表現は、市場においてますます重要になってきている。これは既に、主要なカラーファックスの標準として確立されている。
【0003】
MRC表現において、画像は2つ以上のプレーンにより表される。文書のMRC表現の主要な利点は、大きなデジタルカラー文書を格納し、送信し及び操作するための効果的な方法を提供することである。この方法は、コントラストの高い縁がある場合には小さな色の変化を識別する能力が大幅に低減される、という人間の視覚システムの特性を利用するものである。縁の情報は、通常、滑らかに変化する色の情報から分けられ、セレクタプレーンと呼ばれるプレーンの1つにおいて(可能であれば、ピクセル当たり1ビットより高い解像度で)コード化される。慎重な分離に続き、種々のプレーンを良好な圧縮及び高い品質をもつ標準的な圧縮方式(JPEG及びG4のような)を用いて独立して圧縮することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
MRC表現の利点を完全に利用して、画像を効率的に一組のプレーンに分離するための方法及びシステムが必要とされる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
画像信号を一組の画像プレーンに分離するための方法及びシステムが開示される。このシステムは、最小−最大モジュールと、動的しきい値モジュールと、分離モジュールとを備える。最小−最大モジュールは、画像信号を受信し、該画像信号における現在のピクセル上に中心を置く少なくとも1つのウィンドウ内で最小及び最大を探索する。動的しきい値モジュールは、前記ウィンドウについて、最小−最大モジュールから受取った最小及び最大の各々と現在のピクセルとに基づいて、該現在のピクセルの距離及び方向を表す、それぞれのしきい値プレーンに対する指標のそれぞれを計算し、該指標に基づいて制御信号を出力する。分離モジュールは、現在のピクセルの表現を画像プレーンの少なくとも1つに含ませることにより、制御信号に従って、画像信号を一組の画像プレーンに分離する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は一般的なMRC(マルチラスタコンテンツ)表現を示す。この表現は、フォアグラウンド(FG)、バックグラウンド(BG)、セレクタ(SEL)及びレンダリングヒント(HINT)という4つの独立したプレーンを含む。
【0007】
フォアグラウンド及びバックグラウンドプレーンは、2つのフルカラー(L、a、b)プレーンと定義される。セレクタプレーンは、バイナリ(1ビットの深さ)プレーンと定義される。レンダリングヒントは、典型的に、8ビットのプレーンに制限される。
【0008】
図2は、本発明のセグメント化システムのブロック図を示す。セグメント化システム200は、最小−最大モジュール202と、動的しきい値モジュール204と、分離モジュール206とを備える。最小−最大モジュール202は、画像信号DSCを受信し、その画像信号におけるピクセル上に中心を置く一組のウィンドウ内で最小及び最大を探索する。動的しきい値モジュール204は、各々のウィンドウについて、最小−最大モジュールから受取った最小及び最大と現在のピクセルとに基づいて、その現在のピクセルの距離及び方向を表す指標(インジケータ)を、それぞれのしきい値プレーンに対してそれぞれ計算し、該指標に基づいて制御信号を出力する。分離モジュール206は、現在のピクセルの表示を画像プレーンの少なくとも1つに含ませることにより、制御信号に従って、画像信号を一組の画像プレーンに分離する。
【0009】
図3は、セグメント化システム200の1つの実施形態300のブロック図を示す。
【0010】
セグメント化システム300は、最小−最大モジュール310と、動的しきい値モジュール320と、分離モジュール330とを備える。
【0011】
最小−最大モジュール310は、依存(Dependent)最小−最大ブロックE1と、依存最小−最大サブサンプルブロックE2と、2つの依存最小−最大ブロックE3及びE4とを備える。最小−最大モジュール310は、入力画像信号DSC(三次元)を受信し、その各々の組が異なるウィンドウに対応する二組の最大及び最小ベクトル(Mx、Mn)及び(MX、MN)を計算し出力する。
【0012】
動的しきい値モジュール320は、入力画像信号DSCと、最小−最大モジュール310から(Mx、Mn)及び(MX、MN)とを受信し、各々のウィンドウについて、該最小−最大モジュールから受取った最小及び最大の各々と、現在のピクセルとに基づいて、該現在のピクセルの距離及び方向を表す指標を、それぞれのしきい値プレーンに対してそれぞれ計算し、該指標に基づいて制御信号GRSを分離モジュール330に出力する。さらに、任意の制御信号SEG及びENHも出力する。動的しきい値モジュール320は、さらに、任意の推定周波数のハーフトーンウエイトHTW信号、及びフルカラー・スーパーブラーBLR_A信号を、それらが存在するときに受信する。
【0013】
分離モジュール330は、セレクタ論理ブロックE6と、縁処理ブロックE7と、FG/BG分離ブロックE8と、FG/BGクリーンアップブロックE9とを備える。分離モジュール330は、画像信号DSCと、最小−最大モジュール310からベクトルMx及びMnを受信し、制御信号GRS及び任意の制御信号SEG及びENHを動的しきい値モジュール320から受信し、画像DSCのMRC表現のバックグラウンド、フォアグラウンド及びセレクタプレーンのそれぞれに対応する3つの信号BG、FG及びSELを出力する。
【0014】
二組の最小及び最大ベクトル(Mn、Mx)及び(MN、MX)が動的しきい値モジュール320に送られる。動的しきい値モジュール320は、白黒の8ビット信号を出力し、バイアスされたゼロ交差は、セレクタプレーンにおける縁の位置を表す。さらに、動的しきい値モジュールは、任意のバイナリ制御信号SEG、及び任意の8ビットのセグメント化増強(エンハンス)制御ENHをも発生させる。任意のバイナリ制御信号SEGは(オーバライドスイッチのそれと同様な)外部手段を提供して、分離モジュール330のFG/BG分離ブロックE8のセグメント作動を制御する(方程式(14)から(20)参照)。任意の8ビットのセグメント化増強制御ENHは、FG/BG分離ブロックE8に適用すべき増強量を与える。
【0015】
セレクタ論理ブロックE6は、8ビットのグレーセレクタ信号GRSを動的しきい値モジュール320から受信し、解像度を2倍にすることによりそれをアップサンプルし、次に、ゼロ交差においてそれをしきい値にして、バイナリのセレクタプレーン出力SELを生成する。
【0016】
図4は、依存最小−最大ブロックE1の作動を示す。DSC輝度データのコンテンツが、最初に、所要の現在のピクセル上に中心を置く5×5輝度ウィンドウにおいて探索されて、最小及び最大のL値の位置を見出す。最小又は最大のL値が一意でない場合(すなわち、同じ最小又は最大値を有する位置が1つ以上ある場合)、最初に遭遇した1つの位置を用いる。この探索行程の出力は、最小及び最大Lの一意の対(LMn、LMx)であり、並びに、5×5ウィンドウ内のその相対位置である。
【0017】
依存最小−最大ブロックE1は、次に、相対位置情報を用いて2つの対応する5×5クロマウィンドウにおける対応するクロマ(a、b)コンポーネントをインデックスし(指し示し)、これらの位置におけるクロマ値を検索する。したがって、最大L値LMxは、5×5クロマウィンドウを示し、かつ、これらの位置におけるクロマ対(aMx、bMx)を検索するために用いられる。あわせて、3つの項(LMx、aMx、bMx)は、依存最小−最大ブロックE1から出力Mxを形成する。同様に、最小のL値LMnの位置を用いて5×5クロマウィンドウを示し、この位置におけるクロマ対(aMn、bMn)を検索する。併せて、3つの項(LMn、aMn、bMn)は、依存最小−最大ブロックE1から出力Mnを形成する。
【0018】
図5は、依存最小−最大サブサンプルブロックE2を示す。ブロックE2はフルカラー(L、a、b)の入力信号DSCを受信し、2つのフルカラーのサブサンプルされた最小及び最大出力502及び504を生成する。ブロックE2は、最小及び最大輝度値を、重なり合わない8×8ウィンドウにおいて探索する。次に、最小及び最大輝度値の位置を用いてクロマウィンドウをインデックスし、これらの位置において対応するクロマ値を検索する。
【0019】
最小出力504は、所要の現在のピクセル、及び、この最小輝度位置において対応するクロマ(a、b)値(aMIN、bMIN)を含む8×8ウィンドウ内の入力信号DSCの最小輝度値により形成された3つの項(LMIN、aMIN、bMIN)に対応する。同様に、最大出力502は、所要の現在のピクセル、及び、最大輝度位置において対応するクロマ(a、b)値(aMAX、bMAX)を含む8×8ウィンドウ内の入力信号DSCの最大輝度値により形成された3つの項(LMAX、aMAX、bMAX)に対応する。最小又は最大の輝度値が一意でない場合(すなわち、同じ最小又は最大値をもつ位置が1つ以上ある場合)、最初に遭遇したものを用いる。
【0020】
図6は、本発明のシステムの1つの実施形態において用いられる依存最大ブロックE3及び依存最小ブロックE4の関数を示す。
【0021】
依存最大ブロックE3は、フルカラーの依存最大出力502を依存最小−最大サブサンプルブロックE2から受信し、所要の現在のピクセル上に中心を置く9×9輝度ウィンドウにおける信号502の輝度データのコンテンツを探索して、最大L値の位置を見出す。最大L値が一意でない場合(すなわち、同じ最大値を有する位置が1つ以上ある場合)、最初に遭遇した1つの位置を用いる。この探索行程の出力は、最大値LMXであり、並びに、9×9ウィンドウ内のその相対位置である。
【0022】
依存最小ブロックE4は、フルカラーの依存最小出力504を依存最小−最大サブサンプルブロックE2から受信し、所要の現在のピクセル上に中心を置く9×9輝度ウィンドウにおける信号504の輝度データのコンテンツを探索して、最小L値の位置を見出す。最小L値が一意でない場合(すなわち、同じ最小値を有する位置が1つ以上ある場合)、最初に遭遇した1つの位置を用いる。この探索行程の出力は、最小値LMNであり、並びに、9×9ウィンドウ内のその相対位置である。
【0023】
依存最小ブロックE4を、依存最小−最大サブサンプルブロックE2の依存最小出力504上に適用することにより、依存最小作動は効果的により広い領域に拡張されて、依存最小分析を提供するようになる(MNは、ブロックE2から受取った複数の最小値の中の最小値である)。同様に、依存最大ブロックは、依存最大分析を、拡張された領域にわたり効果的に提供する(MXは、ブロックE2から受取った複数の最大値の中の最大値である)。両方の入力502及び504は、既に、各々の方向において係数8によりサブサンプルされているため(入力画像DSCの元のピクセルの解像度に比較して)、依存最小MN及び最大MXの各々についての均等なウィンドウ領域は、元のピクセルの解像度において72×72である。
【0024】
動的しきい値モジュール320は、入ってくるソース信号DSCに適応しきい値を適用して、そのゼロ交差がセレクタプレーンにおいて縁を表す白黒の8ビットのグレー信号GRS出力を発生させる。動的しきい値モジュール320は、5×5の精細な解像度のウィンドウ及び9×9の粗い解像度のウィンドウからの二組の最小/最大値(Mn、Mx)及び(MN、MX)を利用し、さらに、ハーフトーンウエイト推定HTW信号及びスーパーブラーBLR_A信号を、それらが存在するときに受信する。動的しきい値モジュール320は、グレーセレクタ信号GRSと、バイナリセグメント化信号SEGと、FG/BG分離ブロックE8において適用するセグメント化増強量と通信するために用いられる8ビットの信号ENHとを生成する。
【0025】
図7は、所要の現在のピクセルの領域である単一ピクセル領域と、5×5高解像度ウィンドウW1と、9×9の粗い解像度のウィンドウW2という、3つの利用可能なコンテクスト領域の選択を示す。
【0026】
図8は、動的しきい値モジュール320の一実施形態800のブロック図を示す。実施形態800は、3つの論理ブロック810、820、830及び決定モジュール840を含む。
【0027】
3つの論理ブロック810、820、830は、図7に示される3つの可能性のあるコンテクストウィンドウ、すなわち単一ピクセル領域と、5×5高解像度ウィンドウと、9×9の粗い解像度のウィンドウのそれぞれに対応する。
【0028】
単一ピクセルのコンテクストの場合、入ってくる入力信号DSCの輝度コンポーネントは、加算器815を用いて、そこから所定の8ビットの定数THRを減算することにより単純にバイアスされる。THRの値はプログラム可能な抵抗器に格納されるため、センサの較正を受け入れるように調整することができる。完全に8ビットの輝度範囲にわたり、理想的にバランス化された入ってくる信号DSCについては、THRは通常、DSCの輝度をバイアスするためにTHR=128に設定され、出力信号GRSがゼロ平均を有し、入ってくる信号が半分を横切るようにしきい値にされるようにする。しかしながら、視覚的なしきい値は、人間の視覚システムの対数反応のために、中心から離れるように斜めにされることがわかる。
【0029】
論理ブロック820は、図7に示す9×9の粗い解像度のウィンドウのコンテクストW2にアドレスするために用いられる。論理ブロック820への入力は、依存最大及び最小ブロックE3及びE4のそれぞれからのフルカラーの粗い最小値MN及び最大値MXである。これらの値は、依存最小−最大ブロックE1の出力を、両方の方向において係数8によりサブサンプルし、次に最小値及び最大値(すなわち、複数の最小値の中の最小値及び複数の最大値の中の最大値)を9×9ウィンドウにわたり探索することにより発生させられたことを想起されたい。論理ブロック820の作動は、以下の2つのベクトルX及びYのスケール・ドット積を遂行することと等価であり、
出力828=<X、Y> (1)
である。
ここで、<X、Y>は2つのベクトルX及びYのスケール・ドット積であり、
<X、Y>=(XL、Xa、Xb)(YL、Ya、Ybt
=XLL+Xaa+Xbb (2)
である。
ここで、
Figure 0004662696
及び
Figure 0004662696
である。
【0030】
方程式(4)の(L、a、b)値は、入ってくる信号DSCの対応するカラーコンポーネントである。方程式(3)のXベクトルは、最大値MXと最小値MNとの間のベクトルの差である。方程式(4)におけるYベクトルは、入ってくる信号DSCから最小値MNと最大値MXの平均を減算したものであり、その平均は、MNとMXとの間の3Dの中間点である。これらの2つのベクトルのスケール・ドット積を取ることにより、出力は、Xベクトルに垂直で、かつ該Xベクトルの中間までに沿って交差する平面からの相対距離に比例する。追求された情報はゼロ交差の位置であるため、ドット積の精密な大きさは必要とされない。したがって、結果は256の任意要素により割られて(右方向に8だけシフトする)、8ビットの範囲に嵌るように縮小される。
【0031】
しかしながら、論理ブロック820の出力は、依然として時折8ビットの範囲に入りきらなくなることがあるため(おおよそ3又は1.5ビットの要素だけ)、付加的な論理を用いて、論理ブロック820の出力が255より大きくなった場合に、それを255に制限するようにする。
【0032】
粗い解像度の9×9ウィンドウ内の全体のコントラストの大きさX9についてのスカラー値は、合計ブロック829内のベクトルXの3つのコンポーネントの絶対値を合算することにより発生させられる。
Figure 0004662696
【0033】
方程式(5)を参照すると、輝度コンポーネントLはプラスの範囲[0..255]に制限されるため、Lの絶対値を取る必要はない。論理ブロック820についての方程式(1)から(5)の実施は単純である。図8の論理ブロック820を参照すると、最初の2つの加算器821及び823が、コンポーネントごとに、3×1の入力信号MX及びMNのベクトル加算及び差を遂行する。加算を扱う加算器821は、さらに、その結果を2で割り(それを右方向に1位置だけシフトすることにより)、記号Σ/2により示される平均を得る。加算器823は、ベクトル差X(方程式(3)に定義される)をブロック829に出力する。ブロック829は、ベクトルXの3つのコンポーネントの絶対値の合計を計算し、コントラストの大きさXgを発生させる。加算器825は、入力信号DSCと加算器821からの出力との間のベクトル差を遂行することにより、方程式(4)においてベクトルYを算出する。X及びYベクトルのコンポーネントは、次に、要素ごとに積算及び加算されて、ドット積ブロック827においてドット積を形成する。ブロック827の出力828は、方程式(1)及び(2)により説明される。
【0034】
図16は、方程式(1)から(4)までのグラフ表示である。
【0035】
図8を参照すると、論理ブロック830が、図7に示す5×5高解像度ウィンドウのコンテクストにアドレスするために用いられている。論理ブロック830への入力は、依存最小−最大モジュールE1からのフルカラーの最小値及び最大値Mn及びMxである。スケール・ドット積を形成するにおいて、論理ブロック830の作動は上述の論理ブロック820のそれと同様である。
【0036】
論理ブロック830の作動は、以下の2つのベクトルのスケール・ドット積を遂行することと等価であり、
出力838=<X’、Y’> (6)
である。
ここで、<X’、Y’>は2つのベクトルX’とY’との間のスケール・ドット積であり、
<X’、Y’>=(XL’、Xa’、Xb’)(YL’、Ya’、Yb’)t
=XL’YL’+Xa’Ya’+Xb’Yb’ (7)
である。
ここで、
Figure 0004662696
及び
Figure 0004662696
である。
【0037】
方程式(9)における(L、a、b)値は、入ってくる信号DSCの対応するカラーコンポーネントである。
【0038】
精細な解像度の5×5ウィンドウW1(図7)内の全体のコントラストの大きさX5についてのスカラー値は、合計ブロック839内のベクトルX’の3つのコンポーネントの絶対値を合算することにより発生させられる。
Figure 0004662696
【0039】
図8の論理ブロック830を参照すると、最初の2つの加算器831及び833が、コンポーネントごとに、3×1の入力信号Mx及びMnのベクトル加算及び差を遂行する。加算を扱う加算器831は、さらに、その結果を2で割り(それを右方向に1位置だけシフトすることにより)、記号Σ/2により示される平均を得る。加算器833は、ベクトルの差X’(方程式(8)に定義される)をブロック839に出力する。ブロック839は、ベクトルX’の3つのコンポーネントの絶対値の合計を計算し、コントラストの大きさX5を発生させる。加算器834は、ベクトル信号BLR_Aを加算器831のベクトル出力に加え、その結果を2で割る。加算器835は、入力信号DSCと加算器834からの出力との間のベクトル差を遂行することにより、方程式(9)においてベクトルY’を算出する。X’及びY’ベクトルのコンポーネントは、次に、要素ごとに共に積算及び加算されて、ドット積ブロック837におけるドット積を形成する。ブロック837の出力は、方程式(6)及び(7)により説明される。
【0040】
図17は、方程式(6)から(9)までのグラフ表示である。
【0041】
図8を参照すると、決定モジュール840が、論理ブロック810から出力818を、また、論理ブロック820から出力828及びコントラスト大きさ出力X9を、更に、出力ブロック830から出力838及びコントラスト大きさ出力X5を、それぞれ受信する。
【0042】
決定モジュール840は、比較器論理846と、マルチプレクサ848と、増強コーディングブロック850と、比較器852とを備える。決定モジュール840は、さらに、2つのパラメータ化された区分的線形関数ブロック842及び844を含み、ハーフトーンウエイト信号HTWがデ・スクリーニングシステムから利用可能であるときにそれを処理する。
【0043】
比較器論理846は、コントラスト大きさ出力X5及びX9を受信し、選択信号SELを出力してマルチプレクサ848の出力GRSを制御し、イネーブル信号ENAを出力して増強論理850の増強信号ENHを制御する。比較器論理846は、さらに、デ・スクリーニングシステムからの8ビットのハーフトーンウエイト周波数の推定HTWが利用可能なときに、該推定HTWがパラメータ化された区分的線形関数ブロック842を通過した後に、それを用いる。
【0044】
図9は、比較器論理846の一実施形態のブロック図を示す。2つのコントラスト大きさ値X5及びX9は、比較器904及び902のそれぞれを介して信号STHと比較されて、選択ビットSEL0及びSEL1を発生させる。ビットSEL0及びSEL1は、2ビットの選択信号SELECTを形成する。ハーフトーンウエイトが利用可能である場合、HTWは区分的線形関数ブロック842を通過させられて、STHを生成する。或いは、STHは所定の値に設定される。2つのビットSEL0及びSEL1はANDゲート906により組み合わされて、1ビットの増強イネーブル信号ENAを発生させる。
【0045】
図10は、比較器論理についての均等な真理表を示す。
【0046】
図8を参照すると、増強コーディングブロック850は、さらに、ハーフトーン周波数推定HTWの線形関数を用いて、FG/BG分離ブロックE8(図3)において適用されるべきセグメント化増強量を制御する信号ENHを生成する。HTW信号は、区分的線形関数EENを信号HTWに適用するパラメータ化された区分的線形関数ブロック44に送り、その結果もたらされる信号を増強コーディングブロックに出力する。比較器論理846からのバイナリの増強イネーブル信号ENAは、以下のように増強信号ENHをゲート制御する(すなわち、イネーブルする)ために用いられる。ENA=1の場合、ブロック844の出力信号は出力ENHに通過させられ、或いは、すべてのENHビットは強制的にゼロにされる(ディスエーブルにされる)。
【0047】
図11は、セレクタ論理ブロックE6のブロック図を示す。補間因子をソフトウェア制御の下でプログラムすることができる。図11(及び図3)に示される実施形態1102において、補間因子がデフォルト設定で2xにされる。補間回路1102からの出力が比較器1104に送られ、該比較器は該出力を値TSLに対してしきい値にし、その結果もたらされるバイナリの出力をセレクタ信号SELとして出力する。
【0048】
図12は、縁処理ブロックE7の関数を示す。
【0049】
図13は、FG/BG分離ブロックE8が画像信号をバックグラウンド及びフォアグラウンドプレーンに分離するために用いる決定範囲を示す。FG/BG分離ブロックは、縁処理ブロックE7からの2ビットのセレクタ縁計数信号SEEの値を用いて、バックグラウンド、フォアグラウンド、又は両方のプレーンのいずれを用いるかを判断する。フォアグラウンドはSEE≧1の場合に用いられ、バックグラウンドはSEE≦2の場合に用いられる。これらの2つの場合は互いに排他的ではないため、1≦SEE≦2のときはフォアグラウンド及びバックグラウンドの両方が用いられる。
【0050】
図14は、FG/BGクリーンアップブロックE9の一実施形態のブロック図を示す。この実施形態は、2つのダイレーション(数学的モルフォロジー演算の1つ)ブロックF1及びF2と、2つの平均化ブロックF3及びF4と、2つのフィル(塗りつぶし)/サブサンプルブロックF5及びF6と、タイルタグブロックF7とを備える。
【0051】
図15は、ダイレーションブロックF1及びF2のダイレーション作動の影響を示す。領域1504は定められたピクセルを表す。領域1502は定められていないピクセルを表す。ダイレーション作動の後、定められたピクセル領域は拡張されて、さらに領域1506をカバーし、定められていないピクセル領域は領域1508に縮小される。
【0052】
図18は、ハーフトーン推定モジュールの一実施形態のブロック図である。
【0053】
図18に示されるように、ハーフトーン推定モジュールは、同時に作動している2つの別々の周波数検知チャネルを備え、その出力は最終段階で互いに組み合わせられて、ハーフトーンウエイトを発生させる。各々の周波数チャネルは、最小−最大テクスチャ検知器(C2及びD2)を備え、その後にカスケードされた平均化フィルタが続く。ほとんどの平均化フィルタは、さらに、データを同時に係数2によりサブサンプルするため、(すなわち、1つおきのフィルタされた値しか生成しない)ピークの帯域幅は大いに低減される。最終段階においてのみ、データが元の解像度にアップサンプルして戻される。
【0054】
図19は、最小−最大検知構造を示す。各々のカラーコンポーネントについて、中心のピクセル(所要の現在のピクセル)を取り囲む8つのピクセルの外輪が最初に分析される。8つの外側のピクセルは、さらに二組の4つのピクセルに分割され、その各々は図19に示される。外輪を二組に仕切ることは、直線セグメントをハーフトーンとして検知するにおいて擬似警報の可能性を減らすために有益である(最も一般的に遭遇するハーフトーンは、典型的に、クラスタドット又はラインスクリーンとして分類されるため)。
【0055】
図20は、HTWの値を許容範囲までに制限する付加的な論理の省略された結果を示す図である。「LA」と示される領域は、線画領域を表す。図20に示されるように、1つの特定のカラースクリーンのパターンは、その周波数が高、中、低に変化するにつれて、HFHTからMFHTを通りLFHTまでとして示される位置に変化することができる。2D描画上の場所により示される曲線が凸状であるため、FRQ又はFRQ_Bのいずれかだけを観察することによりスクリーンの周波数を識別することは可能ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】文書のためのMRC構造を示す。
【図2】本発明のシステムのブロック図を示す。
【図3】本発明のシステムの一実施形態のブロック図を示す。
【図4】本発明のシステムの1つの実施形態において用いられる依存最小−最大ブロックE1の関数を示す。
【図5】本発明のシステムの1つの実施形態において用いられる依存最小−最大サブサンプルブロックE2の関数を示す。
【図6】本発明のシステムの1つの実施形態において用いられる依存最大ブロックE3及び依存最小ブロックE1の関数を示す。
【図7】動的しきい値モジュールの1つの実施形態により用いられる2つのウィンドウのコンテクストを示す。
【図8】動的しきい値モジュールの1つの実施形態のブロック図を示す。
【図9】動的しきい値モジュールの1つの実施形態に含まれる比較器の論理ブロックの実施を示す。
【図10】図9の比較器の論理ブロックの真理表を示す。
【図11】動的しきい値モジュールの1つの実施形態において含まれるセレクタ論理モジュールの実施を示す。
【図12】分離モジュールに含まれる縁処理ブロックの関数を示す。
【図13】画像信号をバックグラウンド及びフォアグラウンドプレーンに分離するために分離モジュールにより用いられる決定範囲を示す。
【図14】分離モジュールの1つの実施形態に含まれるFG/BGクリーンアップブロックの1つの実施のブロック図を示す。
【図15】分離モジュールの1つの実施形態に含まれるFG/BGのクリーンアップブロックの1つの実施いおいて用いられるダイレーション作動を示す。
【図16】方程式(1)から(4)のグラフ図である。
【図17】方程式(6)から(9)のグラフ図である。
【図18】ハーフトーン推定モジュールの例示的な構造を示す。
【図19】図18のハーフトーン推定モジュールに含まれる最小−最大検知モジュールにより用いられる最小−最大方式を示す。
【図20】ハーフトーン推定モジュールに含まれるハーフトーンウエイトモジュールを実施する方程式を示す。
【符号の説明】
FG フォアグラウンド
BG バックグラウンド
SEL セレクタ
DSC 画像信号
200、300 セグメント化システム
202、310 最小−最大モジュール
204、320 動的しきい値モジュール
206、330 分離モジュール

Claims (2)

  1. 輝度信号と、第1クロマ信号値と、第2クロマ信号値とを含む画像信号を、フォアグラウンドプレーンと、バックグラウンドプレーンと、前記フォアグラウンドプレーン又は/及び前記バックグラウンドプレーンを選択するためのセレクタプレーンとから成る、マルチラスタコンテンツ(MRC)表現における一組の画像プレーンに分離するための方法であって、
    (a)最小−最大モジュールを介して、前記画像信号における現在のピクセル上に中心を置く少なくとも1つのウィンドウ内の最小輝度と最大輝度とを探索し、
    前記ウィンドウ内の前記最大輝度及び最小輝度の位置をインデックスし、
    前記最小輝度と、前記最大輝度と、前記最小輝度及び最大輝度の前記位置に対応する前記第1クロマ信号値及び第2クロマ信号値とを出力し、
    (b)動的しきい値モジュールを介して、前記少なくとも1つのウィンドウについて、前記最小−最大モジュールから受取った前記最小輝度、当該最小輝度の位置に対応する第1及び第2クロマ信号値を含むベクトルと最大輝度、当該最大輝度の位置に対応する第1及び第2クロマ信号値を含むベクトルとの差Xを計算してベクトルXとし、最大輝度、当該最大輝度の位置に対応する第1及び第2クロマ信号値を含むベクトルと最小輝度、当該最小輝度の位置に対応する第1及び第2クロマ信号値を含むベクトルとの平均を前記現在のピクセルの輝度及び第1及び第2のクロマ信号値を含むベクトルから減算してベクトルYを計算し、前記ベクトルX及びベクトルYのドット積を計算して前記ベクトルXと前記ベクトルYとの差に基づくしきい値プレーンに対する前記現在のピクセルの距離と方向とを表す指標を計算し、前記指標に基づいて制御信号を出力し、
    (c)分離モジュールを介して、前記制御信号及び所定のしきい値に基づいて、セレクタプレーンを出力し、前記現在のピクセルの表現を前記フォアグラウンドプレーン及びバックグラウンドプレーンの少なくとも1つに含ませることにより、前記画像信号を一組の前記画像プレーンに分離する、操作を含むことを特徴とする方法。
  2. 輝度信号と、第1クロマ信号値と、第2クロマ信号値とを含む画像信号を、フォアグラウンドプレーンと、バックグラウンドプレーンと、前記フォアグラウンドプレーン又は/及び前記バックグラウンドプレーンを選択するためのセレクタプレーンとから成る、マルチラスタコンテンツ(MRC)表現における一組の画像プレーンに分離するためのシステムであって、
    (a)画像信号を受信し、前記画像信号における現在のピクセル上に中心を置く少なくとも1つのウィンドウ内の最小輝度と最大輝度とについて探索する最小−最大モジュールと、
    前記ウィンドウ内の前記輝度信号における最小輝度及び最大輝度を探索し、
    前記ウィンドウ内の前記最大輝度及び最小輝度の位置をインデックスし、
    前記最小輝度と、前記最大輝度と、前記最小輝度及び最大輝度の前記位置に対応する前記第1クロマ信号値及び第2クロマ信号値とを出力し、
    (b)前記最小−最大モジュールと通信し、前記少なくとも1つのウィンドウについて、前記最小−最大モジュールから受取った前記最小輝度、当該最小輝度の位置に対応する第1及び第2クロマ信号値を含むベクトルと最大輝度、当該最大輝度の位置に対応する第1及び第2クロマ信号値を含むベクトルとの差Xを計算してベクトルXとし、最大輝度、当該最大輝度の位置に対応する第1及び第2クロマ信号値を含むベクトルと最小輝度、当該最小輝度の位置に対応する第1及び第2クロマ信号値を含むベクトルとの平均を前記現在のピクセルの輝度及び第1及び第2のクロマ信号値を含むベクトルから減算してベクトルYを計算し、前記ベクトルX及びベクトルYのドット積を計算して前記ベクトルXと前記ベクトルYとの差に基づくしきい値プレーンに対する前記現在のピクセルの距離と方向とを表す指標を計算し、前記指標に基づいて制御信号を出力する、動的しきい値モジュールと、
    (c)前記動的しきい値モジュールと通信し、前記制御信号及び所定のしきい値に基づいて、セレクタプレーンを出力し、前記現在のピクセルの表現を前記フォアグラウンドプレーン及びバックグラウンドプレーンの少なくとも1つに含ませることにより、前記画像信号を一組の前記画像プレーンに分離する分離モジュールとを備えることを特徴とするシステム。
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