JP4662303B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機に関する。
自動車用変速機として、図18および図19に略示するトロイダル型無段変速機が知られている。このトロイダル型無段変速機は、入力軸1と同心に入力側ディスク2が支持され、この入力軸1と同心に配置された出力軸3の端部に出力側ディスク4が固定されている。トロイダル型無段変速機を納めたケーシングの内側には、入力軸1並びに出力軸3に対して捻れの位置にある枢軸5、5を中心として揺動するトラニオン6、6が設けられている。
これらトラニオン6、6は、それぞれの両端部外側面に枢軸5、5が設けられている。また、これらトラニオン6、6の中間部には変位軸7、7の基端部が支持され、枢軸5、5を中心として各トラニオン6、6を揺動させる事により、変位軸7、7の傾斜角度の調節が自在とされている。トラニオン6、6に支持された変位軸7、7の周囲には、それぞれパワーローラ8、8が回転自在に支持されている。そして、パワーローラ8、8が、入力側、出力側両ディスク2、4の内側面2a、4a同士の間で挟持されている。
入力側、出力側両ディスク2、4の互いに対向する内側面2a、4aは、それぞれ断面が、前記枢軸5を中心とする円弧を回転させて得られる凹面をなしている。そして、球状凸面に形成された各パワーローラ8、8の周面8a、8aは、前記内側面2a、4aに当接させている。
入力軸1と入力側ディスク2との間には、ローディングカム式の押圧装置9が設けられており、この押圧装置9によって、入力側ディスク2が出力側ディスク4に向け、弾性的に押圧されている。この押圧装置9は、入力軸1とともに回転するカム板10と、保持器11により保持された複数個(例えば4個)のローラ12、12とで構成されている。カム板10の片側面(図5〜6の左側面)には、円周方向に亙る凹凸面であるカム面13が形成されており、入力側ディスク2の外側面(図18の右側面)にも、同様のカム面14が形成されている。そして、複数個のローラ12、12が、入力軸1の中心に対して放射方向の軸を中心として回転自在に支持されている。
上述の様に構成されるトロイダル型無段変速機の使用時、入力軸1の回転に伴ってカム板10が回転すると、カム面13によって複数個のローラ12、12が、入力側ディスク2の外側面に形成したカム面14に押圧される。この結果、入力側ディスク2が、複数のパワーローラ8、8に押圧されると同時に、1対のカム面13、14と複数個のローラ12、12との押し付け合いに基づいて、入力側ディスク2が回転する。そして、この入力側ディスク2の回転が、複数のパワーローラ8、8を介して出力側ディスク4に伝達され、この出力側ディスク4に固定の出力軸3が回転する。
入力軸1と出力軸3との回転速度比(変速比)を変えるために、先ず入力軸1と出力軸3との間で減速を行なう場合には、各枢軸5、5を中心として各トラニオン6、6を所定方向に揺動させる。そして、各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図18に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分とにそれぞれ当接するように、各変位軸7、7を傾斜させる。
反対に、増速を行なう場合には、枢軸5、5を中心として各トラニオン6、6を反対方向に揺動させる。そして、各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図19に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、これら各変位軸7、7を傾斜させる。各変位軸7、7の傾斜角度を図18と図19との中間にすれば、入力軸1と出力軸3との間で、中間の変速比が得られる。
ところで、トラニオン6がパワーローラ8を回転自在に支持する構造として、例えば特許文献1に記載の構造が知られている。
この構造は、図20に示すように、トラニオン6の中間部に形成した円孔23に、変位軸7が支持されている。変位軸7は、互いに平行で且つ偏心した支持軸部21と枢支軸部22とを備えている。このうちの支持軸部21が円孔23の内側に、ラジアルニードル軸受24を介して回転自在に支持されている。また、枢支軸部22の周囲にパワーローラ8が、このパワーローラ8を支承するラジアルニードル軸受25を介して回転自在に支持されている。
パワーローラ8の外側面(大端面)とトラニオン6の中間内側面40との間には、パワーローラ8の外側面の側から順に、やはりこのパワーローラ8を支承するスラスト玉軸受26と、外輪30に加わるスラスト荷重を支承するスラストニードル軸受27とが設けられている。スラスト玉軸受26は、パワーローラ8に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、パワーローラ8の回転を許容するものであり、玉29と、玉29を転動自在に保持する円環状の保持器28と、スラスト軌道輪である円環状の外輪30とを備えている。そして、スラスト玉軸受26の内輪軌道はパワーローラ8の外側面に、外輪軌道は外輪30の内側面に、それぞれ形成されている。
また、スラストニードル軸受27は、レース31と保持器32とニードル33とで構成されている。レース31と保持器32は、回転方向に亙る若干の変位自在に組み合わされている。このスラストニードル軸受27は、レース31をトラニオン6の中間内側面40に当接させた状態で、中間内側面40と外輪30の外側面との間に配置されている。このようなスラストニードル軸受27は、パワーローラ8から外輪30に加わるスラスト荷重を支承しつつ、枢支軸部22および外輪30が支持軸部21を中心に揺動するのを許容する。
また、各トラニオン6の一端部には、それぞれ駆動ロッド36が結合されており、この駆動ロッド36は中間部外周面に駆動ピストン(図示せず)が固設されている。そして、駆動ピストンは、駆動シリンダ内(図示せず)に油密に嵌装されている。
図21は、トラニオン6の中間内側面40を、この面40に装着されるスラストニードル軸受27を取り外した状態で示したものである。トラニオン6の中間内側面40には、トラニオン6の内部に設けた給油通路39の開口部が円孔23の近くで開口しており、中間内側面40とこれに当接するレース31との間を、給油通路39からパワーローラ8を支持するラジアルニードル軸受25およびスラスト玉軸受26に潤滑油を送り込むための油路としている。
ここで、トラニオン6の中間内側面40の外周側には、レース用溝50,52と、このレース用溝50,52の外周側に保持器用溝54,56がそれぞれ略円弧状に形成されており、レース用溝50,52がスラストニードル軸受27のレース31の外周面を囲んで保持し、保持器用溝54,56が保持器32の外周面を囲んで保持する構造としている。
特開平09−317838号公報
ところで、トラニオン6の中間内側面40へのレース用溝50,52、保持器用溝54,56の加工は、通常、フライス加工で行われている。そのため、フライス加工によって、各溝の隅部や角部にバリが発生しやすい。このバリが、中間内側面40とレース31との間に設けた油路に混入してしまうと、ラジアルニードル軸受25およびスラスト玉軸受26が早期に損傷するおそれがある。このため、レース用溝50,52、保持器用溝54,56を加工したときのバリ取りは入念に行わなければならず、トラニオン6の製作コストが高くなる。
また、レース用溝50,52、保持器用溝54,56は、パワーローラ8のスイング(揺動)方向で段差が生じるように形成されており、繰り返し負荷されるスラスト荷重によって前記段差に割れが発生するおそれがある。そのため、繰り返し負荷されるスラスト荷重に対して十分な強度を保つためにトラニオンの寸法を大きくしなければならず、トロイダル型無段変速機の小型化、高容量化の妨げにもなる。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、スラスト軸受を配置するトラニオンの内側面にスラスト軸受のレース、保持器を保持するための溝を設けない構造とすることで、トラニオンの製作コストの低減化と、トラニオンの強度向上を図ることができるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のトロイダル型無段変速機は、互いの内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に、且つ回転自在に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、これらの入力側ディスクおよび出力側ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動するトラニオンと、互いに偏心した支持軸部および枢支軸部から成り、このうちの支持軸部を前記トラニオンに回転自在に支持し、前記枢支軸部を前記トラニオンの内側面から突出させた変位軸と、前記枢支軸部の周囲に転がり軸受を介して回転自在に支持された状態で、前記入力側ディスクおよび出力側ディスクの内側面同士の間に挟持されたパワーローラと、スラスト軌道輪である外輪の外側面と前記トラニオンの内側面との間に設けられ、前記パワーローラから前記外輪に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、前記トラニオンに対する前記外輪の変位を許容するスラスト軸受と、前記トラニオンの内部に設けられた給油通路とを備え、前記給油通路を前記トラニオンの内側面で開口させているトロイダル型無段変速機において、前記トラニオンの前記内側面を平坦面形状とし、この内側面と前記外輪の外側面との間に、前記外輪により保持された状態で前記スラスト軸受を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載のトロイダル型無段変速機においては、スラスト軸受をトラニオンの内側面に保持せずに、外輪により保持するようにし、トラニオンの内側面に、スラスト軸受のレース、保持器を保持する溝を形成していないので、トラニオンの製作コストを低減することができるとともに、トラニオンの強度を向上させることができる。
また、請求項2に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項1に記載の発明において、前記スラスト軸受は、転動体を回転自在に保持する保持器と、前記トラニオンの前記内側面側に配置したレースとを備えており、前記保持器は、外径部から前記外輪側に延在し、前記外輪の外周面に保持されている鍔部と、外径部から前記レース側に延在し、前記レースの外周面を保持する鍔部とを備えていることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明においては、保持器の外径部から外輪側に延びる鍔部が外輪の外周面に保持されているとともに、保持器の外径部からレース側に延びる鍔部がレースの外周面を保持するようにしたので、保持器およびレースが外輪により保持される。
また、請求項3に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項2に記載の発明において、前記レースは、前記変位軸の前記支持軸部に回転自在に設けられていることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明においては、パワーローラが揺動する際の外輪に対するレースの位置ずれが防止される。
また、請求項4に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項3に記載の発明において、前記保持器は前記変位軸の前記支持軸部に回転自在に設けられているとともに、前記保持器に回転自在に保持されている転動体の回転軸の延長線が、前記支持軸部の回転中心を通過するようにしたことを特徴とする。
この請求項4に記載の発明においては、パワーローラが揺動する際に転動体と外輪との間にすべりが発生せず、スラスト軸受の耐久性が向上する。
さらに、請求項5に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項1に記載の発明において、前記スラスト軸受は、転動体を回転自在に保持する保持器と、前記トラニオンの前記内側面側に配置した円環状のレースとを備えており、
前記保持器は、外径部から前記外輪側に延在し、前記外輪の外周面に保持されている外周側の鍔部と、内径部から前記レース側に延在し、前記レースの内周面を保持する内周側の鍔部とを備えていることを特徴とする。
この請求項5に記載の発明においては、保持器の外周側の鍔部が外輪の外周面に保持されているとともに、保持器の内周側の鍔部がレースの内周面を保持するようにしたので、保持器およびレースが外輪により保持される。
本発明のトロイダル型無段変速機によれば、スラスト軸受を配置するトラニオンの内側面にスラスト軸受のレース、保持器を保持するための溝を形成する必要がないので、トラニオンの製作コストを低減することができる。また、トラニオンの内側面にレース用、保持器用の溝を設けないので、この溝による段差部が生じないので、トラニオンの強度を向上することができ、これによりトラニオンの小型化、高容量化を図ることができる。
以下、本発明に係るトロイダル型無段変速機の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、図20および図21で示した構成と同一構成部分は、その説明を省略または簡略化する。
図1から図3は、第1の実施の形態に係るトラニオン6がパワーローラ8を回転自在に支持する構造を示すものである。
本実施の形態では、トラニオン6の中間内側面40の外周側にレース用溝、保持器用溝を形成せず、平坦面形状の中間内側面40としているとともに、中間内側面40と外輪30の外側面との間に、外輪持たせとしたスラストニードル軸受58が配置されている。
スラストニードル軸受58は、保持器60、円盤形状のレース62および保持器60に回転自在に保持されたニードル64で構成されている。
保持器60は、金属製の板材をプレス成形することにより形成されており、図2に示すように、円環状の主体66と、この主体66に所定間隔をあけて形成され、ニードル64を回転自在に保持する複数のポケット68と、主体66の最外径部の全周に軸方向に延在して形成されている鍔部70とを備えている。
鍔部70は、主体66の最外径部から軸方向の一方側に向かって形成された外輪側鍔部72と、主体66の最外径部から軸方向の他方側に向かって形成されたレース側鍔部74とで構成され、外輪側鍔部72は、軸方向の一方側に向かって拡径しながら全周に亙って形成されており、レース側鍔部74は、軸方向の他方側に向かって円筒状に延在しながら全周に亙って形成されている。
そして、スラストニードル軸受58は、ポケット68内にニードル64を挿入した保持器60が中間内側面40と外輪30の外側面との間に配置され、保持器60の外輪側鍔部72で外輪30のトラニオン6側の外周面を囲み、レース側鍔部74で中間内側面40に当接させて配置したレース62の外周面を囲んでいる。
本実施の形態においては、保持器60の外輪側鍔部72が外輪30の外周面を囲っているので、保持器60は、外輪30により保持されている。また、レース側鍔部74がレース62の外周面を囲っているので、レース62は、保持器60を介して外輪30により保持されている。このように、スラストニードル軸受58の保持器60およびレース62は、外輪持たせで保持されている。
ここで、パワーローラ8が揺動すると、スラストニードル軸受58はパワーローラ8の揺動量の半分だけ揺動する。そのため、外輪側鍔部72と外輪30の外周面との間、レース側鍔部74とレース62の外周面との間には、パワーローラ8が揺動する際に、外輪側鍔部72と外輪30とが干渉しない程度、且つ、レース側鍔部74とレース62が干渉しない程度の隙間が設けられている。
本実施の形態にあっては、トラニオン6の中間内側面40にレース用溝、保持器用溝を形成しておらずに、スラストニードル軸受58の保持器60の最外径部の全周に外輪側鍔部72およびレース側鍔部74からなる鍔部70を設け、保持器60およびレース62を外輪持たせで保持する構造としているので、トラニオンの製作コストを低減することができる。
また、トラニオン6の中間内側面40の外周側にレース用溝、保持器用溝を形成せず、パワーローラ8のスイング方向にこれらの溝による段差が生じない構造としたので、トラニオン6の強度が十分に確保され、したがって小型化、高容量化を図ったトロイダル型無段変速機を提供することができる。
次に、図4から図7は、本発明に係る第2の実施の形態を示すものである。
本実施の形態でも、トラニオン6の中間内側面40の外周側にレース用溝、保持器用溝を形成せず、平坦面形状の中間内側面40としているとともに、中間内側面40と外輪30の外側面との間に、外輪持たせとしたスラストニードル軸受58が配置されている。
スラストニードル軸受58を構成する保持器80は、図5に示すように、円環状の主体66と、この主体66に所定間隔をあけて形成されている複数のポケット68と、主体66の最外径部の全周に軸方向に延在して形成されている鍔部82とを備えている。
鍔部82は、主体66の最外径部から軸方向の一方側に向かって形成された外輪側鍔部84と、主体66の最外径部から軸方向の他方側に向かって形成されたレース側鍔部86とが、周方向に交互につめ状に延在しながら形成されている。
そして、この保持器80も、金属製の板材のプレス成形で形成されている。
中間内側面40と外輪30の外側面との間に配置した保持器80は、外輪側鍔部84で外輪30のトラニオン6側の外周面を間欠的に囲み、レース側鍔部86で中間内側面40に当接させて配置したレース62の外周面を間欠的に囲んでいる。保持器80の外輪側鍔部84が外輪30の外周面を囲っているので、保持器80は、外輪30により保持されている。また、レース側鍔部86がレース62の外周面を囲っているので、レース62は、保持器80を介して外輪30により保持されている。このように、スラストニードル軸受58の保持器80およびレース62は、外輪持たせで保持されている。
ここで、パワーローラ8が揺動すると、スラストニードル軸受58はパワーローラ8の揺動量の半分だけ揺動するので、外輪側鍔部84と外輪30の外周面との間、レース側鍔部86とレース62の外周面との間には、パワーローラ8が揺動する際に、外輪側鍔部72と外輪30とが干渉しない程度、且つ、レース側鍔部74とレース62が干渉しない程度の隙間が設けられている。
本実施の形態にあっても、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、保持器80の鍔部82が、外輪側鍔部84とレース側鍔部86とが周方向に交互につめ状に設けた構造であり、第1実施の形態の保持器60と比較して主体66からの鍔部の突出量が減少しているので、保持器80の軽量化を図ることができる。
次に、図8および図9は、本発明に係る第3の実施の形態を示すものである。
本実施の形態でも、トラニオン6の中間内側面40の外周側にレース用溝、保持器用溝を形成せず、平坦面形状の中間内側面40としているとともに、中間内側面40と外輪30の外側面との間に、外輪持たせとしたスラストニードル軸受58が配置されている。
スラストニードル軸受58を構成する保持器90は、図9に示すように、円環状の主体66と、この主体66に所定間隔をあけて形成されている複数のポケット68と、主体66の最外径部の全周に軸方向に延在して形成されている外周側鍔部92と、主体66の最内径部の全周に軸方向に延在して形成されている内周側鍔部94とを備えている。
外周側鍔部92は、主体66の最外径部から軸方向の一方側に向かって拡径しながら全周に亙って形成されている。また、内周側鍔部94は、主体66の最内径部から軸方向の他方側に向かって円筒状に延在しながら全周に亙って形成されている。
中間内側面40と外輪30の外側面との間に配置した保持器90は、外周側鍔部92で外輪30のトラニオン6側の外周面を囲み、内周側鍔部94が中間内側面40に当接させて配置したレース62の内周面に対向している。保持器90の外周側鍔部92が外輪30の外周面を囲っているので、保持器90は、外輪30により径方向移動が拘束されながら保持される。また、内周側鍔部94がレース62の内周面に対向しているので、レース62は、保持器90を介して外輪30により径方向移動が拘束されながら保持される。このように、スラストニードル軸受58の保持器90およびレース62は、外輪持たせで保持されている。
ここで、パワーローラ8が揺動すると、スラストニードル軸受58はパワーローラ8の揺動量の半分だけ揺動するので、外周側鍔部92と外輪30の外周面との間、内周側鍔部94とレース62の内周面との間には、パワーローラ8が揺動する際に、外周側鍔部92と外輪30とが干渉しない程度、且つ、内周側鍔部94とレース62が干渉しない程度の隙間が設けられている。
本実施の形態にあっても、トラニオン6の中間内側面40の外周側にレース用溝、保持器用溝を形成しておらず、スラストニードル軸受58の保持器90は、主体66の最外径部の全周に軸方向に延在して形成されている外周側鍔部92と、主体66の最内径部の全周に軸方向に延在して形成されている内周側鍔部94とを備えているので、従来のトラニオンの製作と比較して製作時間、製作コストの低減化を図ることができるとともに、トラニオン6の強度が十分に確保されて小型化、高容量化を図ったトロイダル型無段変速機を提供することができる。
次に、図10は、本発明に係る第4の実施の形態を示すものである。
本実施の形態でも、トラニオン6の中間内側面40の外周側にレース用溝、保持器用溝を形成せず、平坦面形状の中間内側面40としているとともに、中間内側面40と外輪30の外側面との間に、外輪持たせとしたスラストニードル軸受58が配置されている。
スラストニードル軸受58を構成する保持器96は、図10では示していない主体66の最外径部から周方向に所定間隔をあけて軸方向の一方側に向かってつめ状に形成されている外周側鍔部98と、主体66の最内径部から周方向に所定間隔をあけて軸方向の他方側に向かってつめ状に形成されている内周側鍔部100とを備えている。
本実施の形態の保持器96も、外周側鍔部98で外輪30のトラニオン6側の外周面を囲み、内周側鍔部100が中間内側面40上に配置したレース62の内周面に対向する。このため、本実施の形の保持器96およびレース62も、外輪持たせで保持される。
また、パワーローラ8が揺動すると、スラストニードル軸受58はパワーローラ8の揺動量の半分だけ揺動するので、外周側鍔部98と外輪30の外周面との間、内周側鍔部100とレース62の内周面との間には、パワーローラ8が揺動する際に、外周側鍔部98と外輪30とが干渉しない程度、且つ、内周側鍔部100とレース62が干渉しない程度の隙間が設けられている。
したがって、本実施の形態にあっても、第3の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、保持器96の外周側鍔部98および内周側鍔部100が、主体66の周方向において所定間隔をあけて形成されているので、第3実施の形態の保持器90と比較して、保持器96の軽量化を図ることができる。
次に、図11および図12は、本発明に係る第5の実施の形態を示すものである。
本実施の形態に係るスラストニードル軸受58は、第1の実施の形態で示した保持器60と、この保持器60に回転自在に保持されたニードル64と、円盤形状のレース102とで構成されている。
レース102は、図12に示すように、支持軸部21の外周に配置されているラジアルニードル軸受24の外径と略同一内径の挿通孔102aが形成されている。なお、符号102bは、給油通路39に連通する油孔である。そして、レース102は、挿通孔102aにラジアルニードル軸受24を挿通した状態で中間内側面40に当接させて配置されている。このような構成によると、レース102は、ラジアルニードル軸受24を介して支持軸部21に回転自在に支持される。
ところで、外輪側鍔部72と外輪30の外周面との間、レース側鍔部74とレース102の外周面との間には、パワーローラ8が揺動する際に、外輪側鍔部72と外輪30とが干渉しない程度、且つ、レース側鍔部74とレース102が干渉しない程度の隙間が設けられていることから、外輪30に対してレース102の位置が大きくずれる場合がある。しかし、本実施の形態では、レース102が支持軸部21に回転自在に支持されているので、外輪30に対するレース102の位置ずれを防止することができる。
次に、図13は、本発明に係る第6の実施の形態を示すものである。
本実施の形態に係るスラストニードル軸受58は、第2の実施の形態で示した保持器80と、この保持器80に回転自在に保持されたニードル64と、第5の実施の形態で示したレース102とで構成されている。
本実施の形態にあっては、外輪側鍔部84と外輪30の外周面との間、レース側鍔部86とレース102の外周面との間には、パワーローラ8が揺動する際に、外輪側鍔部72と外輪30とが干渉しない程度、且つ、レース側鍔部74とレース102が干渉しない程度の隙間が設けられているが、本実施の形態では、レース102が支持軸部21に回転自在に支持されているので、外輪30に対するレース102の位置ずれを防止することができる。
次に、図14および図15は、本発明に係る第7の実施の形態を示すものである。
本実施の形態に係るスラストニードル軸受58は、保持器104と、この保持器104に回転自在に保持されたニードル64と、第5の実施の形態で示したレース102とで構成されている。
保持器104は、図15に示すように、円盤形状とした主体106と、この主体106の最外径部の全周に、第1の実施の形態と同形状の鍔部70とを備えている。
すなわち、鍔部70は、主体106の最外径部から軸方向の一方側に向かって形成された外輪側鍔部72と、主体106の最外径部から軸方向の他方側に向かって形成されたレース側鍔部74とで構成され、外輪側鍔部72は、軸方向の一方側に向かって拡径しながら全周に亙って形成されており、レース側鍔部74は、軸方向の他方側に向かって円筒状に延在しながら全周に亙って形成されている。
また、主体106には、支持軸部21の外周に配置されているラジアルニードル軸受24の外径と略同一内径の挿通孔108が形成されている。そして、主体106の挿通孔108の周りには、ニードル64を回転自在に保持する複数のポケット110が形成されているが、これらポケット110の中心軸(ニードル64の回転中心と一致する軸)の延長線が、挿通孔108の中心を通過するように設けられている。なお、符号112は、給油通路39に連通する油孔である。
本実施の形態にあっては、保持器104およびレース102が支持軸部21に回転自在に支持されているので、外輪側鍔部72と外輪30の外周面との間、レース側鍔部74とレース102の外周面との間に、パワーローラ8が揺動する際に、外輪側鍔部72と外輪30とが干渉しない程度、且つ、レース側鍔部74とレース102が干渉しない程度の隙間が設けられていても、外輪30に対するレース102の位置ずれを防止することができる。
また、保持器104に設けたポケット110の中心軸(ニードル64の回転中心と一致する軸)が挿通孔108の中心を通過するように設けられているので、パワーローラ8が揺動する際にニードル64と外輪30との間にすべりが発生せず、スラストニードル軸受58の耐久性を向上させることができる。
次に、図16および図17は、本発明に係る第8の実施の形態を示すものである。
本実施の形態に係るスラストニードル軸受58は、保持器114と、この保持器114に回転自在に保持されたニードル64と、第5の実施の形態で示したレース102とで構成されている。
保持器114は、図17に示すように、円盤形状とした主体116と、この主体116の最外径部に、第2の実施の形態と同形状の外輪側鍔部84およびレース側鍔部86が形成されている。
すなわち、外輪側鍔部84は、主体116の最外径部から軸方向の一方側に向かって形成されており、レース側鍔部86は、主体116の最外径部から軸方向の他方側に向かって形成されており、これら外輪側鍔部84およびレース側鍔部86が周方向に交互につめ状に延在しながら形成されている。
また、主体116には、支持軸部21の外周に配置されているラジアルニードル軸受24の外径と略同一内径の挿通孔118が形成されている。そして、主体116の挿通孔118の周りには、ニードル64を回転自在に保持する複数のポケット120が形成されているが、これらポケット120の中心軸(ニードル64の回転中心と一致する軸)の延長線が、挿通孔118の中心を通過するように設けられている。なお、符号122は、給油通路39に連通する油孔である。
本実施の形態にあっては、保持器114およびレース102が支持軸部21に回転自在に支持されているので、外輪側鍔部84と外輪30の外周面との間、レース側鍔部86とレース102の外周面との間に、パワーローラ8が揺動する際に、外輪側鍔部72と外輪30とが干渉しない程度、且つ、レース側鍔部86とレース102が干渉しない程度の隙間が設けられていても、外輪30に対するレース102の位置ずれを防止することができる。
また、保持器114に設けたポケット120の中心軸(ニードル64の回転中心と一致する軸)が挿通孔118の中心を通過するように設けられているので、パワーローラ8が揺動する際にニードル64と外輪30との間にすべりが発生せず、スラストニードル軸受58の耐久性を向上させることができる。
なお、前記各実施の形態で示した保持器60,80,90,96,104,114は、一枚の金属製の板材による成形であっても、2枚以上の金属製の板材を組み合わせて成形してもよい。
本発明は、シングルキャビティ型やダブルキャビティ型などの様々なトロイダル型無段変速機に適用することができる。
本発明に係る第1の実施の形態を示す要部断面図である。 本発明に係る第1の実施の形態で使用する保持器を示す斜視図である。 本発明に係る第1の実施の形態の要部拡大図である。 本発明に係る第2の実施の形態を示す要部断面図である。 本発明に係る第2の実施の形態で使用する保持器を示す斜視図である。 本発明に係る第2の実施の形態の要部拡大図である。 本発明に係る第2の実施の形態の他の箇所の要部拡大図である。 本発明に係る第3の実施の形態を示す要部断面図である。 本発明に係る第3の実施の形態の要部拡大図である。 本発明に係る第4の実施の形態の要部断面図である。 本発明に係る第5の実施の形態の要部断面図である。 本発明に係る第5の実施の形態で使用するレースを示す図である。 本発明に係る第6の実施の形態の要部断面図である。 本発明に係る第7の実施の形態の要部断面図である。 本発明に係る第7の実施の形態で使用する保持器を示す図である。 本発明に係る第8の実施の形態の要部断面図である。 本発明に係る第8の実施の形態で使用する保持器を示す図である。 従来のトロイダル型無段変速機の基本構成を最大減速時の状態で示す図である。 従来のトロイダル型無段変速機の基本構成を最大増速時の状態で示す図である。 従来のトラニオンがパワーローラを回転自在に支持する構造を示す図である。 トラニオンの内側面の形状を示した図である。
符号の説明
2 入力側ディスク
4 出力側ディスク
5 枢軸
6 トラニオン
7 変位軸
8 パワーローラ
21 支持軸部
22 枢支軸部
30 外輪
39 給油通路
40 中間内側面(内側面)
58 スラストニードル軸受
60,80,90,96,104,114 保持器
62,102 レース
64 ニードル(転動体)
66,106,116 主体
68,120 ポケット
70,82 鍔部
72,84 外輪側鍔部
74,86 レース側鍔部
92,98 外周側鍔部
94,100 内周側鍔部
102a,108,118 挿通孔

Claims (5)

  1. 互いの内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に、且つ回転自在に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、これらの入力側ディスクおよび出力側ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動するトラニオンと、互いに偏心した支持軸部および枢支軸部から成り、このうちの支持軸部を前記トラニオンに回転自在に支持し、前記枢支軸部を前記トラニオンの内側面から突出させた変位軸と、前記枢支軸部の周囲に転がり軸受を介して回転自在に支持された状態で、前記入力側ディスクおよび出力側ディスクの内側面同士の間に挟持されたパワーローラと、スラスト軌道輪である外輪の外側面と前記トラニオンの内側面との間に設けられ、前記パワーローラから前記外輪に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、前記トラニオンに対する前記外輪の変位を許容するスラスト軸受と、前記トラニオンの内部に設けられた給油通路とを備え、前記給油通路を前記トラニオンの内側面で開口させているトロイダル型無段変速機において、
    前記トラニオンの前記内側面を平坦面形状とし、この内側面と前記外輪の外側面との間に、前記外輪により保持された状態で前記スラスト軸受を設けたことを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 前記スラスト軸受は、転動体を回転自在に保持する保持器と、前記トラニオンの前記内側面側に配置したレースとを備えており、
    前記保持器は、外径部から前記外輪側に延在し、前記外輪の外周面に保持されている鍔部と、外径部から前記レース側に延在し、前記レースの外周面を保持する鍔部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  3. 前記レースは、前記変位軸の前記支持軸部に回転自在に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のトロイダル型無段変速機。
  4. 前記保持器は前記変位軸の前記支持軸部に回転自在に設けられているとともに、前記保持器に回転自在に保持されている転動体の回転軸の延長線が、前記支持軸部の回転中心を通過するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のトロイダル型無段変速機。
  5. 前記スラスト軸受は、転動体を回転自在に保持する保持器と、前記トラニオンの前記内側面側に配置した円環状のレースとを備えており、
    前記保持器は、外径部から前記外輪側に延在し、前記外輪の外周面に保持されている外周側の鍔部と、内径部から前記レース側に延在し、前記レースの内周面を保持する内周側の鍔部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
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