JP4661060B2 - トランジスタアレイ基板及び液晶ディスプレイパネル - Google Patents

トランジスタアレイ基板及び液晶ディスプレイパネル Download PDF

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Description

本発明は、トランジスタアレイ基板及び液晶ディスプレイパネルに関する。
TFT(Thin Film Transistor)型液晶ディスプレイと称される液晶ディスプレイパネルは、薄膜トランジスタ、画素電極等をアレイ状にパターニングしたトランジスタアレイ基板と、対向電極等をべた一面に形成した対向基板とを、互いに対向・配置させてそれら2枚の基板間に液晶分子を封入した構成を有している(例えば特許文献1参照)。上記トランジスタアレイ基板に言及すると、複数のゲートライン(走査線)と複数のドレインライン(信号線)とが縦横に格子状に組まれて構成された各画素に、薄膜トランジスタや画素電極が1つずつ配されている。
ところで、画素ごとに配される各画素電極は、周知のフォトリソグラフィー・エッチング技術を駆使して成膜されるが、当該フォトリソグラフィー・エッチング技術にも精度の限界がある。そのため、隣り合う画素電極の側縁部同士の間隔を最小幅まで狭め、その幅より大きい線幅でドレインラインを形成し、各画素電極の側縁部とドレインラインの側縁部とを互いに重複させることで、フォトリソグラフィー・エッチング技術の精度の限界を巧みに調整し、各画素の開口率を高めている。
図10を参照しながら上記事項を簡単に説明する。
図10は、特許文献1に記載の液晶表示装置と同様に、画素TFT上をオーバーコート絶縁膜で覆い、この絶縁膜にコンタクトホールを設けて画素電極と画素TFTとを接続させる構造の液晶表示装置のドレインラインに直交する線に沿ってトランジスタアレイ基板を切断した当該トランジスタアレイ基板の断面図である。
図10に示す通り、従来のトランジスタアレイ基板100は透明基板101を有しており、透明基板101上に、ゲートラインを被覆するゲート絶縁膜102が成膜されている。ゲート絶縁膜102上にはドレインライン103が成膜され、さらにドレインライン103を被覆するようにオーバーコート用の絶縁膜104が成膜されている。図10中、ドレインライン103は紙面の表側から裏側(又は裏側から表側)に向かって延在している。そして絶縁膜104上に複数の画素電極105が同じ層に成膜され、各画素電極105を被覆するように絶縁膜104上に、液晶分子を配向させるための配向膜106が成膜されている。
このような構成において、周知のフォトリソグラフィー・エッチング技術では、膜の側縁部同士の最小間隔を4μmまでしかパターニングすることができず、膜の側縁部に対しても1μmのアライメントのズレを加味しなければならなかった。このような状況下で各画素の開口率を高めるために、各画素電極105の側縁部間の間隔をパターニングの最小幅の4μmとするとともに、各画素電極105の側縁部のアライメントのズレとして1μmを考慮して、ドレインラインの線幅として最低でも6μmは確保していた。
特開2003−66488号公報
ここで、周知のフォトリソグラフィー・エッチング技術によれば、パターニングによる膜の側縁部同士の最小幅を4μmまで狭めることができる、すなわちドレインラインの線幅を6μmから4μmに狭めることができるにもかかわらず、上記構成では、ドレインラインの線幅として6μmは最低限確保しなければならないため、ドレインラインの線幅を狭めることで各画素の開口率の向上を図るということは実現できない。
本発明の目的は各画素の開口率を向上させることである。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、第1の薄膜トランジスタに接続された第1の表示電極と、第2の薄膜トランジスタに接続された第2の表示電極と、前記第1の表示電極及び前記第2の表示電極よりも下層側に形成された第1のドレインラインと、を備え、前記第1の表示電極と前記第2の表示電極とが前記第1のドレインラインの延伸方向に対して直交する方向に隣接するように配置されているトランジスタアレイ基板であって、前記第1の表示電極は、前記第1のドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記第1のドレインラインとの間に第1の絶縁膜を介在させて前記第1のドレインラインに重なる第1の画素電極部を有し、前記第2の表示電極は、前記第1のドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記第1のドレインラインとの間に前記第1の画素電極部よりも上層側に形成された第2の絶縁膜を介在させて前記第1のドレインラインに重なる第2の画素電極部と、前記第1のドレインラインと重ならない領域に前記第1の画素電極部と同一の層として形成された第3の画素電極部と、を有し、前記第3の画素電極部は、前記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記第2の画素電極部に接続されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1のドレインラインは、前記第1の薄膜トランジスタに接続されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第2の薄膜トランジスタに接続された第2のドレインラインを備え、前記第2の表示電極は、前記第3の画素電極部の少なくとも一部が前記第2のドレインラインと重なるように配置されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れかに記載の発明において、前記第1の表示電極は、前記第1のドレインラインと重ならない領域に前記第2の画素電極部と同一の層として形成された第4の画素電極部を有し、前記第4の画素電極部は、前記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記第1の画素電極部に接続されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、第1の薄膜トランジスタに接続された第1の表示電極と、第2の薄膜トランジスタに接続された第2の表示電極と、前記第1の表示電極及び前記第2の表示電極よりも下層側に形成された第1のドレインラインと、を備え、前記第1の表示電極と前記第2の表示電極とが前記第1のドレインラインの延伸方向に対して直交する方向に隣接するように配置されているトランジスタアレイ基板であって、前記第1の表示電極は、前記第1のドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記第1のドレインラインとの間に第1の絶縁膜を介在させて前記第1のドレインラインに重なる第1の画素電極部を有し、前記第2の表示電極は、前記第1のドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記第1のドレインラインとの間に前記第1の画素電極部よりも上層側に形成された第2の絶縁膜を介在させて前記第1のドレインラインに重なる第2の画素電極部を有し、前記第1の表示電極は、前記第1のドレインラインと重ならない領域に前記第2の画素電極部と同一の層として形成された第4の画素電極部を有し、前記第4の画素電極部は、前記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記第1の画素電極部に接続されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れかに記載の発明において、前記第1のドレインラインは、遮光性の導電性材料により形成され、前記第1の画素電極部及び前記第2の画素電極部は、透明性の導電性材料により形成されていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から6の何れかに記載の発明において、前記第1の表示電極と前記第2の表示電極との間の基板平面における間隔が前記第1のドレインラインのライン幅よりも短いことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1から7の何れかに記載の発明において、前記第1の表示電極と前記第2の表示電極は、互いに重ならないように配置されていることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1から8の何れかに記載の発明において、前記第1の薄膜トランジスタは、前記第1の絶縁膜に形成された第1のコンタクトホールを介して前記第1の表示電極に接続され、前記第2の薄膜トランジスタは、前記第1の絶縁膜に形成された第2のコンタクトホールを介して前記第2の表示電極に接続されていることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、第1の薄膜トランジスタに接続された第1の表示電極と、第2の薄膜トランジスタに接続された第2の表示電極と、前記第1の表示電極及び前記第2の表示電極よりも液晶層から遠い側に形成されたドレインラインと、を備え、前記第1の表示電極と前記第2の表示電極とが前記ドレインラインの延伸方向に対して直交する方向に隣接するように配置されている液晶ディスプレイパネルであって、前記第1の表示電極は、前記ドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記ドレインラインとの間に第1の絶縁膜を介在させて前記ドレインラインに重なる第1の画素電極部を有し、前記第2の表示電極は、前記ドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記ドレインラインとの間に前記第1の画素電極部よりも前記液晶層に近い側に形成された第2の絶縁膜を介在させて前記ドレインラインに重なる第2の画素電極部と、前記ドレインラインと重ならない領域に前記第1の画素電極部と同一の層として形成された第3の画素電極部と、を有し、
前記第3の画素電極部は、前記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記第2の画素電極部に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、開口率を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明するが、特に本実施形態では、本発明に係るトランジスタアレイ基板を液晶ディスプレイパネルに適用した例について説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。
[第1の実施形態]
図1はトランジスタアレイ基板1の電極構成を示す平面図である。図2及び図3はトランジスタアレイ基板1を用いた液晶ディスプレイパネル100の一部を示す断面図であって、図2は図1のA−A線に沿う断面図であり、図3は図1のB−B線に沿う断面図である。
図1及び図2に示す通り、液晶ディスプレイパネル100は、本発明に係るトランジスタアレイ基板1とそれに対向する対向基板40とを備えており、トランジスタアレイ基板1と対向基板40との間に液晶分子50を封入した構造を有している。
始めに、対向基板40の構成について説明する。
対向基板40は、当該対向基板40の表面を構成する基板として透明基板41を有している。透明基板41はホウケイ酸ガラス、石英ガラスその他の透明なガラス、PMMA(Polymethyl methacrylate)、ポリカーボネートその他の透明な樹脂で平板状に形成されたものである。透明基板41の裏面41aには、第1,第2の各画素電極61,62に相対する領域で開口した黒色のブラックマトリクス44が格子状にパターニングされており、ブラックマトリクス44によって囲繞された複数の開口部がマトリクス状に配列されている。ブラックマトリクス44の各開口部には赤(R)、緑(G)、青(B)の何れかの色を有したカラーフィルタ43が形成されており、対向基板40全体ではこれら三色が規則正しく配列されている。
ブラックマトリクス44及びカラーフィルタ43全体を被覆するように対向電極42がべた一面に形成されている。対向電極42は透明でかつ低抵抗率な材料で形成されており、例えば、酸化インジウム若しくは酸化スズ又はこれらのうち少なくとも1つを含む混合物(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO(Indium Tin Oxide))、亜鉛ドープ酸化インジウム、カドミウム−錫酸化物(CTO(Cadmium Tin Oxide)))の材料で構成されている。
対向電極42を被覆するように配向膜45がべた一面に形成されている。配向膜45は液晶分子50を配向させるものである。
次に、トランジスタアレイ基板1の構成について説明する。
トランジスタアレイ基板1は、当該トランジスタアレイ基板1の背面を構成する基板として透明基板2を有している。透明基板2はホウケイ酸ガラス、石英ガラスその他の透明なガラス、PMMA、ポリカーボネートその他の透明な樹脂で平板状に形成されたものである。
透明基板2の表面2a(対向基板40に対向する面)には、図1に示す通り、複数のゲートライン5,5,…が所定間隔をあけて互いに平行に形成されている。各ゲートライン5は、低抵抗率な金属材料、合金等の導電性材料で形成されたものであり、図1中横方向に延在している。各ゲートライン5は、より望ましくは後述の半導体膜10のチャネル領域にできるだけ励起光を入射させないように、クロム、クロム合金、アルミ、アルミ合金等の遮光性材料で構成されるのがよい。
ゲートライン5を被覆するようにゲート絶縁膜8がべた一面に成膜されている。ゲート絶縁膜8は、酸化珪素、窒化珪素等のように透明な絶縁膜で形成されている。ゲート絶縁膜8上には、図1に示す通り、複数のドレインライン6,6,…が平面視してゲートライン5と直交するように形成されている。各ドレインライン6は互いに所定間隔をあけて平行に配列されており、その線幅が周知のフォトリソグラフィー・エッチング技術の精度の限界とされる4μmとなっている。各ドレインライン6は、例えばクロム、クロム合金、アルミ、アルミ合金等の低抵抗率の金属材料、合金等の導電性材料で形成されたものであって遮光性を有している。
なお、図1に示す通り、トランジスタアレイ基板1を平面視すると、複数のゲートライン5,5,…と複数のドレインライン6,6,…とで格子状を呈しており、ゲートライン5とドレインライン6とが格子状に組まれることで多数の画素が構成されている。そしてこれらのゲートライン5及びドレインライン6に、対向基板40のブラックマトリクス44が相対している。
ゲートライン5とドレインライン6との各交差部には、MOS(Metal Oxide Semiconductor)型電界効果型の薄膜トランジスタ4が形成されている。トランジスタアレイ基板1を平面視すると、各薄膜トランジスタ4は画素ごとに1つずつ配されており、全体として複数の薄膜トランジスタ4,4,…がマトリクス状に配列されている。
各薄膜トランジスタ4は、ゲートライン5から突出するように当該ゲートライン5と一体に形成されたゲート電極9と、ゲート絶縁膜8を介してゲート電極9と対向配置された半導体膜10と、半導体膜10の中央部上に形成されたチャネル保護膜11と、平面視又は断面視してチャネル保護膜11の両側に配置されるとともに半導体膜10上に互いに離間して形成された不純物半導体膜12,13と、一方の不純物半導体膜12上に形成されたソース電極14と、他方の不純物半導体膜13上に形成されかつドレインライン6と一体に形成されたドレイン電極15と、から構成されている。
半導体膜10は、アモルファスシリコン又はポリシリコンからなる半導体で構成されている。薄膜トランジスタ4の動作時には、半導体膜10にチャネルが形成されるようになっている。
不純物半導体膜12,13は共に、アモルファスシリコン又はポリシリコンにn+の不純物(例えばリンイオン)をドープしたものである。
チャネル保護膜11は、酸化珪素、窒化珪素等の絶縁体から形成されたものであり、不純物半導体膜12,13のパターニングの際にエッチャントから半導体膜10のチャネル表面を保護するものである。
以上のように構成された複数の薄膜トランジスタ4,4,…は層間絶縁膜16によって被覆されている。層間絶縁膜16は、酸化珪素、窒化珪素等から形成されたものであり、べた一面に成膜されて、薄膜トランジスタ4,4,…の高さ(厚み)による段差を緩和し表面が平坦になっている。
ここで、本発明に係るトランジスタアレイ基板1の特徴部分となる、層間絶縁膜16上に形成された層構造について説明する。
層間絶縁膜16上には複数の第1の画素電極61,61,…が形成されている。第1の画素電極61は透明でかつ低抵抗率の材料で形成されており、例えば、酸化インジウム若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも1つを含む混合物(例えば、ITO、亜鉛ドープ酸化インジウム、CTO)で構成されている。
各第1の画素電極61は画素ごとに1つずつ配されている。トランジスタアレイ基板1を平面視すると、各第1の画素電極61は、複数のゲートライン5,5,…と複数のドレインライン6,6,…によって囲まれた領域にそれぞれ配置され、全体としてマトリクス状に配列されている。各第1の画素電極61には、対向基板40のカラーフィルタ43がそれぞれ相対している。
図1及び図3に示す通り、各第1の画素電極61においては一方の側縁部61aがドレインライン6上に延出しており、他方の側縁部61bはドレインライン6上に延出していない。本第1の実施形態では、第1の画素電極61及びドレインライン6を断面視又は平面視すると、一方の側縁部61aがドレインライン6とアライメント用重なり幅Laとして1μm重複しており、他方の側縁部61bは、当該ドレインライン6に対して当該側縁部61b側に隣接したドレインライン6と重複していない。また隣接する第1の画素電極61同士の間の距離はフォトリソグラフィー・エッチング技術による最小仕上がり加工寸法長さLmin(=4μm)に設定されている。
図1及び図2に示す通り、トランジスタアレイ基板1を断面視又は平面視すると、1つの第1の画素電極61につき1つの薄膜トランジスタ4のソース電極14が重複しており、層間絶縁膜16におけるこの重複箇所にはコンタクトホール16aが形成されている。コンタクトホール16aには第1の画素電極61の一部が入り込んでおり、第1の画素電極61とソース電極14とがコンタクトホール16aを通じて電気的に導通している。
層間絶縁膜16及び各第1の画素電極61上には絶縁膜17がそれぞれ成膜されている。各絶縁膜17は、酸化珪素、窒化珪素等から形成されたものであり、各第1の画素電極61の他方の側縁部61bを含む一部の領域を被覆するように成膜されている。
各絶縁膜17上には第2の画素電極62,62,…が形成されている。第2の画素電極62は第1の画素電極61と同様のものであって、透明でかつ低抵抗率の材料で形成されており、例えば、酸化インジウム若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも1つを含む混合物(例えば、ITO、亜鉛ドープ酸化インジウム、CTO)で構成されている。
各第2の画素電極62は、第1の画素電極61と同様に、画素ごとに1つずつ配されており、トランジスタアレイ基板1を平面視すると、複数のゲートライン5,5,…と複数のドレインライン6,6,…によって囲まれた領域にそれぞれ配置され、全体としてマトリクス状に配列されている。各第2の画素電極62には、対向基板40のカラーフィルタ43がそれぞれ相対している。
図1及び図3に示す通り、各第2の画素電極62においては一方の側縁部62aが当該側縁部62a側に隣接する薄膜トランジスタ4に接続されているドレインライン6上に延出しており、他方の側縁部62bは当該第2の画素電極62に接続されている薄膜トランジスタ4に接続されているドレインライン6上に延出していない。本第1の実施形態では、第2の画素電極62及びドレインライン6を断面視又は平面視すると、一方の側縁部62aがドレインライン6との間のアライメント用重なり幅Laとして1μm重複しており、他方の側縁部62bは、当該第2の画素電極62に接続された薄膜トランジスタ4に接続されたドレインライン6と重複していない。
そのため、第2の画素電極62の一方の側縁部62aと、当該第2の画素電極62に接続された薄膜トランジスタ4に対して当該一方の側縁部62a側に隣接した薄膜トランジスタ4に接続された第1の画素電極61の一方の側縁部61aと、の間の画素電極間距離Lxは、必然的に最小仕上がり加工寸法長さLminより短い。このように、互いに隣接する画素の第1,第2の画素電極61,62間の距離が最小仕上がり加工寸法長さLminより幅狭になる部分が生じるため、各画素の画素電極全体の面積が拡大され、各画素の開口率が向上する。
図1及び図2に示す通り、トランジスタアレイ基板1を断面視又は平面視すると、1つの第2の画素電極62につき1つの第1の画素電極61が重複しており、絶縁膜17におけるこの重複箇所には溝状のコンタクトホール17aが形成されている。コンタクトホール17aには第2の画素電極62の一部が入り込んでおり、第2の画素電極62と第1の画素電極61とがコンタクトホール17aを通じて電気的に導通している。
これら全ての第1,第2の画素電極61,62を被覆するように配向膜18がべた一面に形成されている。配向膜18は液晶分子50を配向させるものである。
以上のように構成された液晶ディスプレイパネル100では、トランジスタアレイ基板1と対向基板40とが互いに相対しているが、その間にはスペーサ(図示略)が挟まれており、そのスペーサによってトランジスタアレイ基板1と対向基板40との間に一定の間隔が保たれている。そして、トランジスタアレイ基板1と対向基板40との間に液晶分子50が封入されており、トランジスタアレイ基板1及び対向基板40の周囲がシール材によって封止されている。液晶ディスプレイパネル100では、表示面とその反対側の背面の両方に、互いに偏光軸が直交する直線偏光板からなる偏光フィルタが設けられている。
また、図示は省略するが、トランジスタアレイ基板1及び対向基板40の周囲において対向電極42が等電位に保たれている。ここで、各画素においては、対向電極42と第1,第2の画素電極61,62とに挟まれた液晶分子50が誘電体として機能し、対向電極42、第1,第2の画素電極61,62及び液晶分子50でキャパシタが形成され、薄膜トランジスタ4の寄生容量による電圧降下等を補償するようになっている。
図4は画素を等価回路で表した図面である。
キャパシタ30は、対向電極42、第1,第2の画素電極61,62及びそれらの間に封入された液晶分子50から構成されたものである。上記の通り、対向電極42が等電位に保たれているため、電位Vcom側の電極が対向電極42に相当する。このような回路構成においては、対向電極42が接地されていれば、定電位Vcomは0Vになる。
次に、トランジスタアレイ基板1の製造方法、詳しくはトランジスタアレイ基板1における層間絶縁膜16上の層構造の製造方法について説明する。
図5は、トランジスタアレイ基板1の製造過程を経時的に示す図面である。
以下の説明では、図1のB−B線に沿う断面に着目して層間絶縁膜16上の層構造の製造過程を順次説明する。
各薄膜トランジスタ4が層間絶縁膜16に被覆された状態(層間絶縁膜16には既にコンタクトホール16aが形成されている)において、図5(a)に示す通り、層間絶縁膜16上に第1の画素電極61をべた一面に成膜する。この状態において、第1の画素電極61の一部がコンタクトホール16aに入り込んで、第1の画素電極61と各薄膜トランジスタ4のソース電極14とが電気的に導通する。
第1の画素電極61を成膜したら、第1の画素電極61にフォトリソグラフィー技術を施して当該第1の画素電極61を所定パターンにエッチングし、図5(b)に示す通り、第1の画素電極61の一方の側縁部61aをドレインライン6にアライメント用重なり幅Laとして1μm重複させる。この工程では、隣り合う第1の画素電極61同士をフォトレジストの最小幅(最小仕上がり加工寸法長さLmin)までパターニングするが、この場合、ドレインライン6の線幅が最小仕上がり加工寸法長さLminとされているため、第1の画素電極61の他方の側縁部61bはドレインライン6とは重複しない。
なお、隣り合う第1の画素電極61同士では、必ずしもフォトレジストの最小幅までパターニングする必要はなく、第1の画素電極61の他方の側縁部61bをドレインライン6と重複させなくてもよい。
第1の画素電極61をエッチングしたら、図5(c)に示す通り、各第1の画素電極61を被覆するように層間絶縁膜16上に絶縁膜17をべた一面に成膜する。
絶縁膜17を成膜したら、当該絶縁膜17にフォトリソグラフィー技術を施して所定パターンにエッチングし、図5(d)に示す通り、第1の画素電極61の他方の側縁部61bの近傍にコンタクトホール17aを形成する。
コンタクトホール17aを形成したら、図5(e)に示す通り、絶縁膜17上に第2の画素電極62をべた一面に成膜する。この状態において、第2の画素電極62の一部がコンタクトホール17aに入り込んで、第2の画素電極62と第1の画素電極61とが電気的に導通する。
第2の画素電極62を成膜したら、当該第2の画素電極62にフォトリソグラフィー技術を施して所定パターンにエッチングし、図5(f)に示す通り、第2の画素電極62の一方の側縁部62aをドレインライン6にアライメント用重なり幅Laとして1μm重複させる。この工程では、隣り合う第2の画素電極62同士で、フォトレジストの最小幅までパターニングする必要はなく、第2の画素電極62の他方の側縁部62bを第1の画素電極61の中途部上に配置させればよい。
第2の画素電極62をエッチングしたら、第2の画素電極62をマスクとして、各第2の画素電極62間から露出する絶縁膜17に対しフォトリソグラフィー技術を施し、図5(g)に示す通り、当該絶縁膜17をエッチングする。この状態において、絶縁膜17は、第2の画素電極62の直下の部位にのみ残留し、それ以外の部位が除去されている。
絶縁膜17をエッチングしたら、図5(h)に示す通り、第1の画素電極61及び第2の画素電極62を被覆するように層間絶縁膜16上に配向膜18をべた一面に成膜し、トランジスタアレイ基板1の製造が終了する。
以上の第1の実施形態では、コンタクトホール17aを通じて第1の画素電極61と第2の画素電極とが電気的に導通した状態で、第1の画素電極61と第2の画素電極62とが互いに異なる層に形成されているため、周知のフォトリソグラフィー・エッチング技術の精度の限界とは無関係に、第2の画素電極62の一方の側縁部62aと、当該第2の画素電極62に接続された薄膜トランジスタ4に対して当該一方の側縁部62a側に隣接した薄膜トランジスタ4に接続された第1の画素電極61の一方の側縁部61aと、の間の画素電極間距離Lxを、最小仕上がり加工寸法長さLmin以下に狭めることができる。そのため、ドレインライン6の線幅を、従来の6μmから周知のフォトリソグラフィー・エッチング技術の精度の限界とされる最小仕上がり加工寸法長さLminまで狭めることができ、互いに隣接する画素の画素電極間距離Lxを短くすることで各画素の開口率を向上させることができる。
なお、本発明は上記第1の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計の変更をおこなってもよい。
例えば、上記第1の実施形態では、第2の画素電極62を、絶縁膜17を介して第1の画素電極61の上層に配したが、当該第2の画素電極62を、絶縁膜17を介さずに第1の画素電極61の直上層に配してもよいし、第1の画素電極61と同層に配してもよい。
また、上記第1の実施形態では、第1の画素電極61と第2の画素電極62との2つの画素電極をドレインライン6に重複させたが、第1,第2の画素電極61,62以外の他の画素電極を、互いに電気的に導通させた状態で3つ以上用いてドレインライン6上に画素電極を重複させてもよい。
[第2の実施形態]
本第2の実施形態に係る液晶ディスプレイパネル100は、上記第1の実施形態に係る液晶ディスプレイパネル100と略同様の構成を有しているが、トランジスタアレイ基板1の層間絶縁膜16上の層構造が異なっている。本第2の実施形態では、層間絶縁膜16上の層構造及びその製造方法についてのみ説明する。
図6は本第2の実施形態に係るトランジスタアレイ基板1の電極構成を示す平面図である。図7及び図8は本第2の実施形態に係るトランジスタアレイ基板1を用いた液晶ディスプレイパネル100の一部を示す断面図であって、図7は図6のC−C線に沿う断面図であり、図8は図6のD−D線に沿う断面図である。
層間絶縁膜16上には複数の第1の画素電極71,71,…が形成されている。第1の画素電極17は透明でかつ低抵抗率の材料で形成されており、例えば、酸化インジウム若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも1つを含む混合物(例えば、ITO、亜鉛ドープ酸化インジウム、CTO)で構成されている。
各第1の画素電極71は、図6に示す通り、平面視して複数のゲートライン5,5,…と複数のドレインライン6,6,…によって囲まれて構成された複数の画素のうち所定の第1の画素にそれぞれ配置されており、詳しくは図6中横方向(ドレインライン6に直交する方向)においては1画素置きに配置され、図6中縦方向においては互いに隣り合って列状に配置されている。各第1の画素電極71には、対向基板40のカラーフィルタ43がそれぞれ相対している。
図6〜図8に示す通り、各第1の画素電極71においては一方の側縁部71aがドレインライン6上に延出しており、図6に示す通り、他方の側縁部71bもドレインライン6上に延出している。本第2の実施形態では、第1の画素電極71及びドレインライン6を断面視又は平面視すると、一方の側縁部71a及び他方の側縁部71bがアライメント用重なり幅Laとして共にドレインライン6と1μm重複している。
図6及び図7に示す通り、トランジスタアレイ基板1を断面視又は側面視すると、各第1の画素電極71につき1つの薄膜トランジスタ4のソース電極14が重複しており、層間絶縁膜16におけるこの重複箇所にはコンタクトホール16aが形成されている。コンタクトホール16aには第1の画素電極71aの一部が入り込んでおり、第1の画素電極71とソース電極14とがコンタクトホール16aを通じて電気的に導通している。
層間絶縁膜16上には絶縁膜19がそれぞれ成膜されている。各絶縁膜19は酸化珪素、窒化珪素等から形成されたものであり、後述の第2の画素電極72の直下に成膜されている。
各絶縁膜19上には第2の画素電極72,72,…が形成されている。第2の画素電極72は第1の画素電極71と同様のものであって、透明でかつ低抵抗率の材料で形成されており、例えば、酸化インジウム若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも1つを含む混合物(例えば、ITO、亜鉛ドープ酸化インジウム、CTO)で構成されている。
各第2の画素電極72は、図6に示す通り、平面視して複数のゲートライン5,5,…と複数のドレインライン6,6,…によって囲まれて構成された複数の画素のうち上記第1の画素に隣接する第2の画素にそれぞれ配置されており、詳しくは図6中横方向においては1画素置きに配置され、図6中縦方向においては互いに隣り合って列状に配置されている。つまり、トランジスタアレイ基板1を平面視すると、第1の画素電極71で構成される図6中縦方向の列(第1の画素の列)と、第2の画素電極72で構成される図6中縦方向の列(第2の画素の列)とが、交互に配列され、図6中横方向において第1の画素と第2の画素とが互いに隣接しており、各第2の画素電極72が第1の画素電極71間に配されている。各第2の画素電極72にも、第1の画素電極71と同様に、対向基板40のカラーフィルタ43がそれぞれ相対している。
図6及び図8に示す通り、各第2の画素電極72においては一方の側縁部72aがドレインライン6上に延出しており、図6及び図7に示す通り、他方の側縁部72bもドレインライン6上に延出している。本第2の実施形態では、第2の画素電極72及びドレインライン6を断面視又は平面視すると、一方の側縁部72a及び他方の側縁部72bが共にアライメント用重なり幅Laとしてドレインライン6と1μm重複している。
図6及び図7に示す通り、トランジスタアレイ基板1を断面視又は平面視すると、各第2の画素電極72につき1つの薄膜トランジスタ4のソース電極14が重複しており、層間絶縁膜16及び絶縁膜19におけるこの重複箇所にはコンタクトホール19aが形成されている。コンタクトホール19aには第2の画素電極72の一部が入り込んでおり、第2の画素電極72とソース電極14とがコンタクトホール19aを通じて電気的に導通している。
これらすべての第1,第2の画素電極71,72を被覆するように配向膜20がべた一面に形成されている。配向膜20は液晶分子50を配向させるものである。
次に、トランジスタアレイ基板1の製造方法、詳しくはトランジスタアレイ基板1における層間絶縁膜16上の層構造の製造方法について説明する。
図9は、トランジスタアレイ基板1の製造過程を経時的に示す図面である。
以下の説明では、図6のD−D線に沿う断面に着目して層間絶縁膜16上の層構造の製造過程を順次説明する。
各薄膜トランジスタ4が層間絶縁膜16に被覆された状態(層間絶縁膜16には既にコンタクトホール16a,19aが形成されている)において、図9(a)に示す通り、層間絶縁膜16上に第1の画素電極71をべた一面に成膜する。この状態において、第1の画素電極71の一部がコンタクトホール16a,19aに入り込んで、第1の画素電極71と各薄膜トランジスタ4のソース電極14とが電気的に導通する。
第1の画素電極71を成膜したら、第1の画素電極71にフォトリソグラフィー技術を施して当該第1の画素電極71を所定パターンにエッチングし、図9(b)に示す通り、第1の画素電極71の一方の側縁部71aをアライメント用重なり幅Laとしてドレインライン6に1μm重複させ、そのドレインライン6に隣り合うドレインライン6に他方の側縁部71bをアライメント用重なり幅Laとして1μm重複させる。この工程では、後述の第2の画素電極72の一部を薄膜トランジスタ4のソース電極に電気的に導通させる必要があるため、コンタクトホール19aに入り込んだ第1の画素電極71の一部を除去しなければならない。
第1の画素電極71をエッチングしたら、図9(c)に示す通り、各第1の画素電極71を被覆するように層間絶縁膜16上に絶縁膜19をべた一面に成膜する。絶縁膜19を成膜すると、コンタクトホール19aに絶縁膜19の一部が入り込むため、当該絶縁膜19にフォトリソグラフィー技術を施して、絶縁膜19のコンタクトホール19aに対応する部位及びコンタクトホール19aに入り込んだ絶縁膜19の一部をエッチングする。
絶縁膜19をエッチングしたら、図9(d)に示す通り、絶縁膜19を被覆するように第2の画素電極72を絶縁膜19上にべた一面に成膜する。この状態において、第2の画素電極72の一部がコンタクトホール19aに入り込んで、第2の画素電極72と薄膜トランジスタ4の各ソース電極14とが電気的に導通する。
第2の画素電極72を成膜したら、当該第2の画素電極72にフォトリソグラフィー技術を施して所定パターンにエッチングし、図9(e)に示す通り、第2の画素電極72の一方の側縁部72aをドレインライン6にアライメント用重なり幅Laとして1μm重複させ、そのドレインライン6に隣り合うドレインライン6に他方の側縁部72bをアライメント用重なり幅Laとして1μm重複させる。
第2の画素電極72をエッチングしたら、第2の画素電極72をマスクとして、各第2の画素電極72間から露出する絶縁膜19に対しフォトリソグラフィー技術を施し、図9(f)に示す通り、当該絶縁膜19をエッチングする。この状態において、絶縁膜19は、第2の画素電極72の直下の部位にのみ残留し、それ以外の部位が除去されている。
絶縁膜19をエッチングしたら、図9(g)に示す通り、第1の画素電極71及び第2の画素電極72を被覆するように増感絶縁膜16上に配向膜20をべた一面に成膜し、トランジスタアレイ基板1の製造が終了する。
以上の第2の実施形態では、第1の画素電極71と第2の画素電極72とが互いに異なる層に形成されているため、周知のフォトリソグラフィー・エッチング技術の精度の限界とは無関係に、第1,第2の画素電極71,72の一方の側縁部71a,72a同士及び他方の側縁部71b,72b同士の間隔(画素電極間距離Lx)を最小仕上がり加工寸法長さLmin以下に狭めることができる。そのため、ドレインライン6の線幅を、従来の6μmから周知のフォトリソグラフィー・エッチング技術の精度の限界とされる4μmまで狭めることができ、ひいては各画素の開口率を向上させることができる。
なお、上記第1,第2の各実施形態では、半導体膜10としてアモルファスシリコン又はポリシリコンを適用したが、半導体膜10は、これに限らず可視光のフォトンエネルギーより大きな金属酸化物から形成されたものであって可視光透過性を有する半導体であってもよく、具体的には、酸化亜鉛、酸化マグネシウム亜鉛、酸化カドミウム亜鉛、酸化カドミウムのうちの何れかから形成されるのがよい。
同様に、不純物半導体膜12,13は共に、可視光のフォトンエネルギーより大きな金属酸化物(酸化亜鉛、酸化マグネシウム亜鉛、酸化カドミウム亜鉛、酸化カドミニウム)にn+の不純物(例えばGa)をドープしたものであってもよい。
また上記第1,第2の各実施形態では、薄膜トランジスタ4は逆スタガ構造であったが、これに限らずコプラナ型等用途に応じて適宜設計変更してもよい。
また上記第1,第2の各実施形態では、薄膜トランジスタ4はnチャネル型であったが、pチャネル型のみ、或いはnチャネル型の薄膜トランジスタ及びpチャネル型薄膜トランジスタが混在するようにしてもよい。
第1の実施形態に係るトランジスタアレイ基板の電極構成を示す平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 第1の実施形態に係る画素の等価回路図である。 第1の実施形態に係るトランジスタアレイ基板の製造過程を経時的に示す図面である。 第2の実施形態に係るトランジスタアレイ基板の電極構成を示す平面図である。 図6のC−C線に沿う断面図である。 図6のD−D線に沿う断面図である。 第2の実施形態に係るトランジスタアレイ基板の製造過程を経時的に示す図面である。 従来のトランジスタアレイ基板の断面図である。
符号の説明
1 トランジスタアレイ基板
4 薄膜トランジスタ
5 ゲートライン
6 ドレインライン
61,71 第1の画素電極
61a,71a 一方の側縁部
61b,71b 他方の側縁部
62,72 第2の画素電極
62a,72a 一方の側縁部
62b,72b 他方の側縁部

Claims (10)

  1. 第1の薄膜トランジスタに接続された第1の表示電極と、第2の薄膜トランジスタに接続された第2の表示電極と、前記第1の表示電極及び前記第2の表示電極よりも下層側に形成された第1のドレインラインと、を備え、
    前記第1の表示電極と前記第2の表示電極とが前記第1のドレインラインの延伸方向に対して直交する方向に隣接するように配置されているトランジスタアレイ基板であって、
    前記第1の表示電極は、前記第1のドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記第1のドレインラインとの間に第1の絶縁膜を介在させて前記第1のドレインラインに重なる第1の画素電極部を有し、
    前記第2の表示電極は、前記第1のドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記第1のドレインラインとの間に前記第1の画素電極部よりも上層側に形成された第2の絶縁膜を介在させて前記第1のドレインラインに重なる第2の画素電極部と、前記第1のドレインラインと重ならない領域に前記第1の画素電極部と同一の層として形成された第3の画素電極部と、を有し、
    前記第3の画素電極部は、前記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記第2の画素電極部に接続されていることを特徴とするトランジスタアレイ基板。
  2. 前記第1のドレインラインは、前記第1の薄膜トランジスタに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のトランジスタアレイ基板。
  3. 前記第2の薄膜トランジスタに接続された第2のドレインラインを備え、
    前記第2の表示電極は、前記第3の画素電極部の少なくとも一部が前記第2のドレインラインと重なるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のトランジスタアレイ基板。
  4. 前記第1の表示電極は、前記第1のドレインラインと重ならない領域に前記第2の画素電極部と同一の層として形成された第4の画素電極部を有し、
    前記第4の画素電極部は、前記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記第1の画素電極部に接続されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のトランジスタアレイ基板。
  5. 第1の薄膜トランジスタに接続された第1の表示電極と、第2の薄膜トランジスタに接続された第2の表示電極と、前記第1の表示電極及び前記第2の表示電極よりも下層側に形成された第1のドレインラインと、を備え、
    前記第1の表示電極と前記第2の表示電極とが前記第1のドレインラインの延伸方向に対して直交する方向に隣接するように配置されているトランジスタアレイ基板であって、
    前記第1の表示電極は、前記第1のドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記第1のドレインラインとの間に第1の絶縁膜を介在させて前記第1のドレインラインに重なる第1の画素電極部を有し、
    前記第2の表示電極は、前記第1のドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記第1のドレインラインとの間に前記第1の画素電極部よりも上層側に形成された第2の絶縁膜を介在させて前記第1のドレインラインに重なる第2の画素電極部を有し、
    前記第1の表示電極は、前記第1のドレインラインと重ならない領域に前記第2の画素電極部と同一の層として形成された第4の画素電極部を有し、
    前記第4の画素電極部は、前記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記第1の画素電極部に接続されていることを特徴とするトランジスタアレイ基板。
  6. 前記第1のドレインラインは、遮光性の導電性材料により形成され、
    前記第1の画素電極部及び前記第2の画素電極部は、透明性の導電性材料により形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のトランジスタアレイ基板。
  7. 前記第1の表示電極と前記第2の表示電極との間の基板平面における間隔が前記第1のドレインラインのライン幅よりも短いことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のトランジスタアレイ基板。
  8. 前記第1の表示電極と前記第2の表示電極は、互いに重ならないように配置されていることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載のトランジスタアレイ基板。
  9. 前記第1の薄膜トランジスタは、前記第1の絶縁膜に形成された第1のコンタクトホールを介して前記第1の表示電極に接続され、
    前記第2の薄膜トランジスタは、前記第1の絶縁膜に形成された第2のコンタクトホールを介して前記第2の表示電極に接続されていることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載のトランジスタアレイ基板。
  10. 第1の薄膜トランジスタに接続された第1の表示電極と、第2の薄膜トランジスタに接続された第2の表示電極と、前記第1の表示電極及び前記第2の表示電極よりも液晶層から遠い側に形成されたドレインラインと、を備え、
    前記第1の表示電極と前記第2の表示電極とが前記ドレインラインの延伸方向に対して直交する方向に隣接するように配置されている液晶ディスプレイパネルであって、
    前記第1の表示電極は、前記ドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記ドレインラインとの間に第1の絶縁膜を介在させて前記ドレインラインに重なる第1の画素電極部を有し、
    前記第2の表示電極は、前記ドレインラインの延伸方向に平行な一辺が前記ドレインラインとの間に前記第1の画素電極部よりも前記液晶層に近い側に形成された第2の絶縁膜を介在させて前記ドレインラインに重なる第2の画素電極部と、前記ドレインラインと重ならない領域に前記第1の画素電極部と同一の層として形成された第3の画素電極部と、を有し、
    前記第3の画素電極部は、前記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して前記第2の画素電極部に接続されていることを特徴とする液晶ディスプレイパネル。
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