JP4660564B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置に係わり、例えば、不揮発性強誘電体メモリに関する。
半導体メモリは、大型コンピュータの主記憶から、パーソナルコンピュータ、家電製品、携帯電話等で利用されている。強誘電体キャパシタ(Ferroelectric Capacitor)を用いた不揮発性強誘電体メモリ(Nonvolatile Ferroelectric Memory)は、書換え回数が1012以上であり、読出し/書込み時間がDRAMと同程度であり、低電圧動作(例えば、1V〜5V)が可能である。
特許文献1〜3に記載の強誘電体メモリは、プレート線およびプレート線駆動回路の共有化により、プレート線の高速動作が実現可能になった。しかし、その反面、読出し電荷および書込み電荷は、複数の直列接続されたセルトランジスタを介して、メモリセルからビット線へ、あるいは、ビット線からメモリセルへと伝達される。このため、直列セルトランジスタの遅延成分(寄生容量)の付加がビット線に発生してしまい、結果的にメモリの高速動作が制限されてしまう。メモリセルの直列数を減少させることによって、この遅延成分(寄生容量)は低減される。しかし、チップを小型化することができない。
特許文献4に記載の強誘電体メモリは、メモリセルの直列接続による動作の遅延を解決する方式を提案している。しかし、特許文献4に記載の強誘電体メモリは、単位セルのサイズが、上記特許文献1〜3の単位セルよりも大きい。従って、特許文献4に記載の強誘電体メモリは、動作速度において特許文献1〜3に記載の強誘電体メモリよりも速かったが、単位セルのサイズにおいて、特許文献1〜3に記載の強誘電体メモリよりも大きかった。
特開平10−255483号公報 特開平11−177036号公報 特開2000−22010号公報 特開2005−209324号公報 1985、Taguchi, M.; Ando, S.; Hijiya, S.; Nakamura, T.; Enomoto, S.; Yabu, T, A capacitance-coupled bit line cell, Electron Devices, IEEE Transactions on, Volume 32,°Issue 2,°Feb 1985 P. 290 - 295
動作速度が速く、かつ、単位セルサイズの小さい強誘電体メモリを提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、ワード線と、ビット線と、プレート線と、前記ビット線に複数接続されたサブビット線と、複数の電極間に強誘電体を含む強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタの一方の電極に接続されたドレイン端子、および、前記ワード線に接続されたゲート端子を含むセルトランジスタと、前記強誘電体キャパシタおよび前記セルトランジスタを含む複数のメモリセル、リセットトランジスタ、および、ブロック選択トランジスタを含むメモリセルブロックであって、前記複数のメモリセルの前記セルトランジスタのソース端子が前記プレート線に接続され、前記複数のメモリセルの前記強誘電体キャパシタの他方の電極が前記サブビット線に接続され、前記ブロック選択トランジスタのソース端子およびドレイン端子がそれぞれ前記サブビット線および前記ビット線に接続され、前記リセットトランジスタのソース端子が前記プレート線または固定電位に接続され、前記リセットトランジスタのドレイン端子が前記サブビット線に接続されたメモリセルブロックとを備え、複数の前記メモリセルブロックがメモリセルアレイを構成し、前記サブビット線は、基板を基準として前記強誘電体キャパシタの上方に設けられ、前記プレート線は、前記ワード線の延伸方向に延伸する拡散層で構成され、前記拡散層は、前記ワード線の延伸方向とほぼ直交する前記ビット線の延伸方向に配置された複数の前記メモリセル毎に、前記強誘電体キャパシタ形成後に形成されワード線方向に延伸するように配置された金属配線に接続されていることを特徴とする
本発明による強誘電体メモリは、動作速度が速く、かつ、単位セルサイズを小さくすることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1(A)および図1(B)は、本発明に係る第1の実施形態に従った強誘電体メモリのメモリセルを示す回路図および断面図である。各メモリセルMCi(iは整数)は、強誘電体キャパシタFCiおよびセルトランジスタCTiで構成されている。各メモリセルMCiの強誘電体キャパシタFCiは、上部電極TE、下部電極BE、および、上部電極TEと下部電極BEとの間に設けられた強誘電体層FEで構成されている。セルトランジスタCTiは、ゲート電極G、ソース層S、および、ドレイン層Dを有する。ゲート電極Gは、ワード線WLiと接続されている、あるいは、ワード線WLiがゲート電極Gの機能を兼ねてもよい。ソース層Sは、プレート線PLiと接続されている、あるいは、ソース層Sがプレート線PLiの機能を兼ねてもよい。ドレイン層Dは、コンタクトプラグを介して下部電極BEに接続されている。強誘電体キャパシタFCiの上部電極TEは、コンタクトプラグを介してビット線BLまたはサブビット線SBLに接続されている。このように、強誘電体キャパシタFCiおよびセルトランジスタCTiは、ビット線BL(サブビット線SBL)とプレート線PLiとの間に直列に接続されている。本実施形態では、強誘電体キャパシタがビット線BL側に配置され、セルトランジスタCTiがプレート線PL側に配置されている。強誘電体キャパシタFCiとセルトランジスタCTiとの間のノードをNiとする。
ワード線WLとビット線BLとはほぼ直交しており、メモリセルMCは、ワード線WLとビット線BLとの各交点に配置されている。また、プレート線PLは、ワード線WLに対応して設けられており、各ワード線WLの延伸方向に延伸する拡散層によって形成されている。ビット線BLは複数設けられているが、図1では1本のみ示されている。
図1(B)に示すように、強誘電体キャパシタFCは、セルトランジスタCTとビット線BL(サブビット線SBL)との間に配置されている。ビット線BL(サブビット線SBL)の下に強誘電体キャパシタFCを設け、強誘電体キャパシタFCの下にセルトランジスタCTを設けることができるため、隣接する強誘電体キャパシタFC間にビット線コンタクトを設ける必要がない。従って、メモリセルMCのサイズを縮小しつつ、強誘電体キャパシタFCの面積を大きくすることができる。
さらに、基板10を基準としてビット線BL(サブビット線SBL)を強誘電体キャパシタFCの上方に設けるため、メモリを制御する周辺ロジック回路に用いられる通常の金属配線(Al、Cu等)によってビット線BLを形成することができる。即ち、本実施形態による強誘電体メモリは、ロジック回路との混載が容易である。
一方、ビット線BL(サブビット線SBL)を強誘電体キャパシタFCの下方に設ける場合、強誘電体キャパシタ形成時の熱処理に耐え得る高抵抗の配線(例えば、タングステン等の金属、WSi、CoSi、NiSi等のサリサイド)が必要となる。つまり、ロジック回路にとっては必要の無い追加の高抵抗配線がメモリ領域に必要となるため、ロジック混載メモリではコスト高となる。さらに、この場合、ビット線BL(サブビット線SBL)が強誘電体キャパシタFCで囲まれるため、ビット線容量が大きくなるという欠点がある。
このように、本実施形態は、隣接する強誘電体キャパシタFC間にビット線コンタクトが無く、かつ、ビット線BL(サブビット線SBL)を強誘電体キャパシタFCの上方に設けているため、縮小化に優れ、ビット線容量が小さく、かつ、ロジック混載メモリにおいて有利である。
しかしながら、図2に示すようにメモリを動作させた場合、ノードN0の電位振幅が大きくなり、信頼性の点で問題となり得る。図2は、メモリセルMC0にデータ“1”または“0”を書き込み、その後、メモリセルMC1にデータ“1”を書き込む動作を示すタイミング図である。
より詳細には、ワード線WL0の電位を立ち上げ、セルトランジスタCT0をオン状態(導通状態)にする。ワード線WL1の電位は論理ロウを維持する。その直後t1において、プレートPL0の電位を高レベル電位Vaaに立ち上げる。これにより、ノードN0の電位は、Vaaになる。プレートPL1の電位は低レベル電位Vssのままである。さらに、データ“1”の書込みの場合、t1において、ビット線BLの電位をVaaに立ち上げる。データ“0”の書込みの場合には、t1において、ビット線BLの電位をVssに維持する。尚、Vssは、例えば、接地電位(0V)であり、Vaaは、Vssよりも高電位の電源電位である。
t3においてプレートPLの電位をVssに立ち下げると、ノードN0の電位がVssに立ち下がる。さらに、t4においてワード線WL0の電位を立ち下げ、セルトランジスタCT0をオフ状態(非導通状態)にする。その後、データ“1”の書込みの場合、t5においてビット線BLの電位をVssに立ち下げるので、ノードN0の電位は、ビット線BLとノードN0との容量結合により、−Vaaまで低下する。データ“0”の書込みの場合には、t5においてビット線BLの電位はVssに維持されるため、ノードN0の電位はVssを維持する。
次に、メモリセルMC0とビット線BLを共有するメモリセルMC1が選択され、メモリセルMC1にデータ“1”が書き込まれる。より詳細には、ワード線WL1の電位を立ち上げ、セルトランジスタCT1をオン状態にする。ワード線WL0の電位は論理ロウを維持する。その直後t6において、プレートPL1の電位を高レベル電位Vaaに立ち上げる。さらに、データ“1”を書き込むので、t6において、ビット線BLの電位をVaaに立ち上げる。このとき、ノードN0の電位は、ビット線BLとノードN0との容量結合により変動する。例えば、t1〜t5においてデータ“1”がMC0に書き込まれている場合、t6において、ノードN0の電位は、Vssになる。t1〜t5においてデータ“0”がMC0に書き込まれている場合、t6において、ノードN0の電位は、Vaaになる。
その後、t8においてワード線WL1を論理ロウに立ち下げた後、t9において、ビット線BLの電位をVssに立ち下げる。このとき、例えば、t1〜t5においてデータ“1”がMC0に書き込まれている場合、t9において、ノードN0の電位は、−Vaaになる。t1〜t5においてデータ“0”がMC0に書き込まれた場合、t9において、ノードN0の電位は、Vssになる。
図2に示す駆動方法の場合、ノードN0の電位は、−Vaa〜Vaaを振幅する。即ち、ノードN0の電位振幅は、ビット線BLの振幅の2倍である2×Vaaになる。このように、ノードN0の振幅が大きいことは、セルトランジスタCTiおよび強誘電体キャパシタFCiの信頼性の低下に繋がる。また、セルトランジスタCTiが形成されているウェルまたは基板の電位がVssである場合、ノードN0が−Vaaまで低下すると、N型ドレイン−P型ウェル(基板)間のPN接合が順方向にバイアスされてしまうという問題が生じる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明に係る第2の実施形態に従った強誘電体メモリへデータを書き込む動作を示すタイミング図である。第2の実施形態では、t5においてワード線WL0を立ち下げる前に、t4においてビット線BLを立ち下げている。これにより、セルトランジスタCT0がオフ状態になる前にビット線BLの電位がVssに戻るので、ノードN0は、ビット線BLとの容量結合の影響を受けない。よって、t3〜t7近傍までの待機時において、ノードN0の電位は、書き込まれたデータに依らず、Vssで維持される。即ち、第2の実施形態は、上記第1の実施形態の問題点を解決することができる。
これにより、メモリセルMC0とビット線BLを共通に有するメモリセルMC1が選択され、ビット線BLの電位がVssからVaaに変動しても、ノードN0の電位は、ビット線BLとの容量結合によりVssからVaaに変動するだけである。つまり、ノードN0の電位振幅は、ビット線の電位振幅と同じVaaに抑えることができる。これにより、セルサイズを縮小しつつ、メモリの信頼性を向上させることができる。
しかしながら、第2の実施形態による強誘電体メモリは、ディスターブの問題を依然として有する。例えば、データ“1”をメモリセルMC0に書き込んだ後、メモリセルMC0とビット線BLを共有する他のメモリセルを連続して選択する場合、ビット線BLの電位が長期間Vaaになる。この場合、ノードN0−ビット線BL間の容量結合によって、ノードN0が長期間Vaaになる。これにより、セルノードN0に接続されるN型ドレイン層DとP型ウェル(基板)との間のPN接合におけるリークによって、ノードN0の電位がVaaから、下がり続けて、データ“1”が破壊されるおそれがある(図3の破線参照)。
(第3の実施形態)
図4は、本発明に係る第3の実施形態に従った強誘電体メモリへデータを書き込む動作を示すタイミング図である。第3の実施形態は、ワード線WLiを立ち下げる前に、ビット線BLをVssに立ち下げている点で第2の実施形態と同様である。よって、セルノードN0、N1の電位振幅がVaaである。
第3の実施形態では、さらに、選択ワード線WLiが論理ロウに戻った後、次のワード線が選択される前に、選択ワード線WLi以外のワード線を立ち上げている。これにより、セルノードNiをプレート線PLiに短絡し、上記ディスターブによって変化したセルノードNiの電位をVssにリセットする。ディスターブのリセットのためにワード線は、ワード線WLが書込みのために選択されるごとに順番に立ち上げればよい。
例えば、図4では、データ書込みのためにワード線WL0が選択された後に、ワード線WL254を立ち上げている。これにより、ワード線WL254に接続された全メモリセルMCのセルノードがVssにリセットされる。次に、ワード線WL12が選択された後に、ワード線255を立ち上げている。これにより、ワード線WL255に接続された全メモリセルMCのセルノードがVssにリセットされる。同様に、ワード線WL6が選択された後に、ワード線WL0に接続された全メモリセルMCのセルノードがVssにリセットされる。ワード線WL5が選択された後に、ワード線WL1に接続された全メモリセルMCのセルノードがVssにリセットされる。リセットのために立ち上げるワード線は、WL0、WL1・・・WL254、WL255、WL0・・・と順番に駆動される。
これにより、第3の実施形態は、セルサイズの縮小およびメモリセルの信頼性の維持を実現しつつ、ディスターブの解決を図ることができる。ディスターブを解消することができるため、プレート線PLを複数のワード線に対して共通化することができる。これにより、プレートを高速に駆動することができるとともに、プレート駆動回路を共通化することができる。第3の実施形態は、下記実施形態に適用することができる。
しかしながら、第3の実施形態では、選択ワード線のアクティブ動作後に、他のワード線を立ち上げ、立ち下げるために余分な時間が必要となる。また、第3の実施形態は、強誘電体キャパシタの容量結合によりセルノードの容量がビット線容量として付加されるため、ビット線容量が大きくなるという問題を有する。
(第4の実施形態)
図5は、本発明に係る第4の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図である。各メモリセルの断面は、図1(B)に示す断面と同様である。強誘電体メモリは、ワード線WL0〜WL3と、ビット線BL、bBLと、ビット線BLまたはbBLに複数接続されたサブビット線SBL、bSBLと、プレート線PLと、ブロック選択線BS,bBSと、リセット線RST,bRSTとを備えている。b**は、**の反転信号を伝播する信号線、あるいは、**の反転信号自体を表わす。
サブビット線ごとにセルブロックが設けられている。セルブロックCB0、CB1は、それぞれサブビット線SBL、bSBLに対応して設けられている。セルブロックCB0およびCB1は、それぞれメモリセルMC0〜MC3およびメモリセルMCb0〜MCb3で構成されている。メモリセルMC0〜MC3およびメモリセルMCb0〜MCb3の各々は、サブビット線とプレート線との間に直列に接続された1つの強誘電体キャパシタおよび1つのセルトランジスタによって構成されている。セルブロックCB0、CB1は、ワード線WL0〜WL3を共有している。
ブロック選択トランジスタBST0、BST1の各ソース端子はそれぞれサブビット線bSBL、SBLに接続されている。ブロック選択トランジスタBST0、BST1の各ドレイン端子は、それぞれビット線bBL、BLに接続されている。ブロック選択トランジスタBST0、BST1の各ゲートは、それぞれブロック選択線bBS、BSに接続されている。リセットトランジスタRT0、RT1の各ソース端子は共通のプレート線PLに接続されている。尚、リセットトランジスタRT0、RT1の各ソース端子は、プレート線PLに代えて、グランドまたは電源線に接続されてもよい。リセットトランジスタRT0、RT1の各ドレイン端子は、それぞれサブビット線bSBL、BSLに接続されている。リセットトランジスタRT0、RT1の各ゲートは、それぞれリセット信号線bRST、RSTに接続されている。このように、メモリセルブロックCB0、CB1は、複数のメモリセル、リセットトランジスタ、ブロック選択トランジスタ、サブビット線で構成されている。
セルブロックCB0、CB1は、複数のメモリセルを並列接続することによって構成されている。セルブロックCB0、CB1がマトリクス状に配置されることによってメモリセルアレイを構成している。尚、図5では、セルブロックCB0、CB1のみを表示している。
第4の実施形態による強誘電体メモリは、センスアンプS/Aは、ビット線bBLとBLとの間に接続されており、ビット線およびワード線によって選択された所望のメモリセルのデータを検出することができる。また、センスアンプS/Aは、ビット線およびサブビット線を介してメモリセルに電圧を印加し、データをメモリセルへ書き込むことができる。
第4の実施形態では、2つの隣接するメモリセルアレイがセンスアンプS/Aを共有することができるように、ブロック選択線は2種類(bBS、BS)用意され、リセット信号線も2種類(bRST、RST)用意される。共通プレート線PLは1種類でよい。このような構成により、図1(B)に示すように、強誘電体キャパシタFCをサブビット線SBLの下に設け、さらに強誘電体キャパシタFCの下にセルトランジスタCTを設けることができる。その結果、隣接する強誘電体キャパシタ間にサブビット線コンタクトを設ける必要がないので、強誘電体キャパシタFCの形成面積を大きくしつつ、メモリセルのサイズを縮小することができる。また、強誘電体キャパシタの下のサブビット線配線が存在する場合、その周りがメモリセルに囲まれるため、サブビット線容量を増大させる問題も生じていた。しかし、第4の実施形態は、サブビット線容量の増大を抑制することができる。
図6は、第4の実施形態による強誘電体メモリの動作を示すタイミング図である。t1以前のスタンドバイ時において、ワード線WL0〜WL3は総て論理ハイであり、セルブロックCBi内のセルトランジスタCTはオン状態になっている。従って、セルノードbN0〜bN3、N0〜N3の各電位は、プレート線PLの電位に等しくなっている。また、スタンドバイ時において、リセットトランジスタRTiがオン状態であるため、サブビット線bSBL、SBLの電位も、プレート線PLの電位に等しい。結果として、セルブロックCBi内の全ての強誘電体キャパシタの上部電極の電位および下部電極の電位はプレート線電位と等しい状態となり、強誘電体キャパシタの両電極間には電位差が無い。総てのブロック選択トランジスタbBS,BSはオフ状態であるので、ビット線bBL、BLとセルブロックCBとの間に電流は流れない。尚、スタンドバイ状態は、データ読出し動作またはデータ書込み動作を実行していない待機状態である。スタンドバイ状態は、プリチャージ状態と換言してもよい。
データ読出し動作またはデータ書込み動作を実行するアクティブ時に、例えば、ワード線WL2に接続されたメモリセルMCb2に記憶されたデータを読み出し、あるいは、ワード線WL2に接続されたメモリセルMCb2にデータを書き込むとする。この場合、t1において、非選択ワード線WL0、WL1、WL3のみを論理ロウに低下させ、非選択メモリセルのセルトランジスタをオフ状態にする。選択ワード線WL2は論理ハイを維持しており、選択ワード線WL2に接続されたセルトランジスタはオン状態を維持する。
t2において、リセットトランジスタRSTをオン状態にしたまま、リセットトランジスタbRSTをオフ状態にする。また、ビット線選択トランジスタBST1をオフ状態にしたまま、ビット線選択トランジスタBST0をオン状態にする。この状態でプレート線PLをVaaに立ち上げ駆動させる。これにより、選択セルブロックCB0のうち選択メモリセルMCb2のセルトランジスタのみがオン状態であるので、選択メモリセルMCb2の強誘電体キャパシタの下部電極にはプレート線PLの電位が印加され、その上部電極には、ビット線bBLの電位が印加される。プレート線PLとビット線bBLとの間の電位差により、選択メモリセルMCb2の強誘電体キャパシタは分極反転して、データが読み出される。t3〜t4に示すように、データ(セル電荷)は、サブビット線bSBLおよびビット線bBLを介してセンスアンプS/Aによって検出される。t4において、センスアンプS/Aは、この読み出し信号を増幅する。
読み出されたデータが“0”である場合、プレート線電位が高レベル電位Vaaの状態のもとでデータが選択メモリセルMCb2の強誘電体キャパシタに書き戻される。読み出されたデータが“1”である場合、プレート線電位が低レベル電位Vssの状態のもとで、データが選択メモリセルMCb2の強誘電体キャパシタに書き戻される。この一連の動作において、プレート線PLとメモリセルMCb2の強誘電体キャパシタとの間には、1つのセルトランジスタが介在するだけであり、メモリセルMCb2の強誘電体キャパシタとビット線bBLとの間には、1つのブロック選択トランジスタBST0が介在するだけである。つまり、第4の実施形態は、従来の複数セル直列型の強誘電体メモリに比べて、ビット線に付加される寄生容量が小さいため、動作遅延の問題が生じず、高速な読出し動作および書込み動作を実現できる。
また、メモリセルはセルブロックCBi単位でビット線に接続されるため、ビット線とサブビット線との間のコンタクト数を減少させることができる。さらに、このコンタクト数が少ないことは、ビット線容量の低減に繋がる。メモリセルはセルブロックCBi単位でビット線に接続されるため、多くのメモリセルを1つのビット線に接続することができる。これにより、センスアンプの占有面積を削減し、ビット線上の信号を増大させることができる。ビット線とワード線との交点ごとにメモリセルを配置した場合、6F程度の小さいメモリセルが実現され得る。F(Feature Size)は、或る世代においてリソグラフィを用いて形成可能な最小線幅である。
選択セルブロックCB0内の非選択メモリセルMCb0、MCb1、MCb3は、サブビット線bSBLと容量結合しているため、サブビット線bSBLの動作によって、メモリセルMCb0、MCb1、MCb3内の強誘電体キャパシタの上部電極の電位が振幅する。しかし、メモリセルMCb0、MCb1、MCb3内のセルトランジスタはオフ状態であるので、メモリセルMCb0、MCb1、MCb3からデータは読み出されない。
リセットトランジスタRT1がオン状態のままであり、ブロック選択トランジスタがオフ状態のままであるため、ビット線BLに接続される非選択セルブロックCB1内のメモリセルMC0〜MC3のデータは読み出されない。別の回路を用いてビット線BLに参照電位Vrefを伝達すれば、1T−1C型のメモリセルとして動作させることができる。つまり、第4の実施形態は、1つのメモリセルMCに1ビットデータを格納可能な1セル/ビットのメモリとすることができる。
ワード線WL2を選択した場合、メモリセルMC2内のセルトランジスタがオン状態であるため、メモリセルMC2内の強誘電体キャパシタの両電極はプレート線PLの電位と等しくなる。よって、アクティブ時においてディスターブの問題が生じない。
セルノードN0、N1、N3の電位は、待機時、プレート線電位と同じに設定してあり、よって、メモリセルMC0,MC1,MC3の強誘電体キャパシタの両電極の電位は同一である。読出しまたは書込み動作時に、メモリセルMC0,MC1,MC3のセルトランジスタがオフ状態になっても、リセットトランジスタRT1がオン状態であるため、サブビット線SBLの電位はプレート線電位に等しくなる。よって、プレート線電位がLow、High、Lowの順で動作した場合、セルノードN0、N1、N3の電位は、強誘電体キャパシタによるサブビット線SBLとの容量結合によって、Low、High、Lowと動作する。よって、セルノードN0、N1、N3の電位は、サブビット線SBLの振幅以上には振幅しない。その結果、ドレイン−ウェル(基板)間のPN接合に順方向バイアスを印加せず、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することができる。
ワード線WL2の選択動作を繰り返すと、セルノードN0、N1、N3はLowとHighとの間を繰り返し振幅し、セルノードN0、N1、N3の高レベル電位がPN接合リークにより低下するおそれがある。しかし、選択ワード線の活性化時間は有限(例えば、10μs)であり、かつ、読出しまたは書込み動作後の待機時には、リセットトランジスタRT1およびセルトランジスタがオン状態になる。よって、セルノードN0、N1、N3の電位はVssにリセットされるため、セルノードN0、N1、N3の高レベル電位の低下は問題とならない。
ビット線bBLに接続される選択セルブロックCB0では、スタンドバイ時に、メモリセルMC0、MC1、MC3の強誘電体キャパシタの両電極の電位は同一に設定される。よって、読出し動作または書込み動作において、サブビット線SBLの電位がVssとVaaとの間を行き来しても、セルノードbN0、bN1、bN3の電位は、サブビット線SBLと同様にVssとVaaとの間で動作するに過ぎず、サブビット線の振幅以上に振幅することはない。その結果、ドレイン−ウェル(基板)間のPN接合に順方向バイアスを印加せず、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することができる。
ワード線WL2の選択動作を繰り返すと、セルノードbN0、bN1、bN3はLowとHighとの間を繰り返し振幅し、セルノードbN0、bN1、bN3の高レベル電位がPN接合リークにより低下するおそれがある。しかし、セルノードbN0、bN1、bN3もまた、スタンドバイ時にVssにリセットされるため、セルノードbN0、bN1、bN3の高レベル電位の低下は問題とならない。
このように、非選択メモリセルへのディスターブが回避できるため、セルブロックの全メモリセルがプレート線PLを共有化することができる。よって、プレート線PLの駆動の遅延が抑制され、プレート線駆動回路の面積が縮小され、プレート線駆動能力を向上させることができる。
第4の実施形態によれば、従来の強誘電体メモリおよび従来のCCBセル(Capacitance-Coupled Bit line cell)の問題を解決して、次の効果を発揮することができる。
1.隣接する強誘電体キャパシタ間にサブビット線コンタクトまたはビット線コンタクトがないので、キャパシタサイズを大きくしつつ、セルサイズを縮小することができる。
2.階層ビット線構成を採用しているため、CCB型セルを適用しても、ビット線容量にセルノードの寄生容量が付加されることを抑制することができる。
3.セルノードの電位がビット線の電位振幅以上に振幅することを抑制し、ディスターブの問題を抑制することができる。
4.メモリセルブロック内の全メモリセルがプレート線を共有することができる。プレート線を高速に駆動し、プレート駆動回路数を削減することができる。
5.セルトランジスタを直列接続しないので、ビット線容量にセルトランジスタの寄生容量が付加されることを抑制することができる。
6.強誘電体キャパシタの下にサブビット線を形成する必要が無い。サブビット線の配線として高抵抗配線が不要となり、ロジック混載メモリに容易に適用可能。製造コストが削減され得る。
(第5の実施形態)
図7は、第5の実施形態による強誘電体メモリの動作を示すタイミング図である。図6に示す第4の実施形態の動作と異なり、スタンドバイ時のプレート線電位、セルノード電位、ビット線、サブビット線電位が1/2Vaaにプリチャージされている。これにより、スタンドバイ時のワード線電位が高レベル電位Vppであっても、ワード線WLとセルトランジスタのソースSとの間の電位差、ワード線WLとセルトランジスタのドレインDとの間の電位差は、Vpp−1/2Vaaとなる。よって、Vpp−1/2Vaaは、Vpp−Vssよりも小さいため、メモリセルの信頼性が向上する。
スタンドバイ時のプレート線電位、セルノード電位、ビット線、サブビット線電位がVaaであったとしても、強誘電体キャパシタの両電極間にかかる電位差は1/2Vaaであるため、強誘電体キャパシタのデータは破壊されない。
書込みまたは読出し動作では、一旦、ビット線電位をVssにしてから検出動作に入る。これにより、プレート線とビット線との電位差がVaaとなり、分極反転が起こるので、センスアンプS/Aがデータを検出することができる。
第5の実施形態のその他の動作は、第4の実施形態の動作と同様である。第5の実施形態は、第4の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第6の実施形態)
図8は、本発明に係る第6の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図である。第6の実施形態は、ビット線選択トランジスタBST0とサブビット線bSBLとの間に設けられ、ゲートがブロック選択線BSに接続されたデプレーショントランジスタDBST0と、ビット線選択トランジスタBST1とビット線BLとの間に設けられ、ゲートがブロック選択線bBSに接続されたデプレーショントランジスタDBST1とを備えている。デプレーショントランジスタDBST0は、ブロック選択線BSが非選択の状態であっても、サブビット線bSBLとビット線選択トランジスタBST0との接続を維持するために設けられている。デプレーショントランジスタDBST1は、ブロック選択線bBSが非選択の状態であっても、サブビット線SBLとビット線選択トランジスタBST1との接続を維持するために設けられている。
第6の実施形態は、リセットトランジスタRT0とプレート線PLとの間に設けられ、ゲートがリセット線RSTに接続されたデプレーショントランジスタDRT0と、リセットトランジスタRT1とサブビット線SBLとの間に設けられ、ゲートがリセット線bRSTに接続されたデプレーショントランジスタDRT1とを備えている。デプレーショントランジスタDRT0は、リセット線RSTが非選択の状態であっても、プレート線PLとリセットトランジスタRT0との接続を維持するために設けられている。デプレーショントランジスタDRT1は、リセット線bRSTが非選択の状態であっても、サブビット線SBLとリセットトランジスタRT1との接続を維持するために設けられている。
デプレーション型トランジスタは、チャネルイオン注入により、負の閾値電圧を有するトランジスタである。従って、デプレーショントランジスタDBST0、DBST1は、2種類のブロック選択トランジスタのゲート電極(ブロック選択線BS,bBS)を、ブロック選択線BS,bBSの下にある拡散層と交差させてもサブビット線を電気的に切断しないように設けられている。デプレーショントランジスタDRT0、DRT1は、2種類のリセットトランジスタのゲート電極(リセット線RST,bRST)を、リセット線RST,bRSTの下にある拡散層と交差させてもサブビット線を電気的に切断しないように設けられている。
第6の実施形態の等価回路は、第4の実施形態のそれと同様である。よって、第6の実施形態は、第4の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図9は、第6の実施形態による強誘電体メモリのセルブロックCB0のビット線の延伸方向に沿った断面図である。図10は、第6の実施形態による強誘電体メモリのセルブロックCB1のビット線の延伸方向に沿った断面図である。図11は、図9および図10の12−12線に沿った(ワード線WL2に沿った)断面図である。図12は、図9および図10の13−13線に沿った(プレート線PLに沿った)断面図である。
図9および図10を比較すると分かるように、セルブロックCB0とCB1との相違点は、デプレーショントランジスタDBST0、DBST1、DRT0、DRT1、ブロック選択トランジスタBST0、BST1、リセットトランジスタRT0、RT1の位置関係である。
サブビット線bSBL、SBLは、強誘電体キャパシタFCの上方に堆積される第1メタル層M1で形成される。ビット線bBL、BLは、第1メタル層M1の上方に堆積される第2メタル層M2で形成される。さらに、ワード線WLi、プレート線PL、リセット線bRST、RST、ブロック選択線bBS、BS、メインブロック選択線MBSは、の各配線は、第2のメタル層M2の上方に堆積される第3メタル層M3で形成される。これにより、ワード線WLi、プレート線PL、リセット線bRST、RST、ブロック選択線bBS、BS、メインブロック選択線MBSの配線抵抗を低下させることができる。
セルトランジスタのドレインは、ウェルまたは基板10と強誘電体キャパシタの下部電極との間のコンタクトによって該下部電極に接続されている。プレート線PLは、セルトランジスタCTのソース拡散層で形成される。ソース拡散層で形成されたプレート線PLは、ワード線の延伸方向に配置される。ソース拡散層にシリサイド(例えば、WSi、CoSi、NiSi)が設けられたとしても、強誘電体キャパシタを駆動するプレート線PLとしては比較的高抵抗である。そこで、例えば、図9および図10に示すように、ビット線の延伸方向に配列される一定の個数のメモリセルの間隔ごとに、拡散層からなるプレート線PLを設ける。さらに、図11の破線で示す低抵抗金属を用いた第3メタル層M3で形成されたプレート線PLを、ビット線の延伸方向に配列される一定の個数のメモリセル間隔ごとに設けてもよい。例えば、拡散層からなるプレート線PLおよび/または第3メタル層M3で形成されたプレート線PLは、32個のメモリセル、64個のメモリセル、128個のメモリセル、あるいは、256個のメモリセルごとに設けてよい。これにより、ソース拡散層からなるプレート線PLの配線抵抗を低下させることができる。ワード線WLi、ブロック選択線bBS、BS、リセット線bRST、RSTもまた、プレート線PLと同様に、第3メタル層M3に一定間隔で形成された低抵抗配線と接続してもよい。これにより、ワード線WLi、ブロック選択線bBS、BS、リセット線bRST、RSTの配線抵抗を低下させることができる。
図9および図10に示すように、各メモリセルMCi、MCbiの隣接する強誘電体キャパシタ間に、サブビット線コンタクトが設けられていない。これにより、強誘電体キャパシタFCの面積を大きくし、メモリセルのサイズを縮小することができる。
デプレーショントランジスタDBST0、DBST1、DRT0、DRT1を導入することによって、ブロック選択線bBS、BS、リセット線bRST、RSTの上方に第1メタル層M1によるメタルブリッジを形成する必要がなくなる。これにより、ダミー強誘電体キャパシタDFCをブロック選択線bBS、BS、リセット線bRST、RSTの上方に配置することができる。
図13〜図16は、メモリセルMCの平面レイアウト図である。このメモリセルMCの構成は、第1から第9の実施形態におけるメモリセルMCに適用可能である。
図13は、ワード線WL(ゲート配線GC)、プレート線PL(拡散層配線)、下部電極コンタクトCNTB、上部電極コンタクトCNTT、強誘電体キャパシタFC、サブビット線(M1)、ビット線(M2)等を示すレイアウト図である。図14は、図13に示すレイヤのうち、ワード線WL(ゲート配線GC)、プレート線PL(拡散層配線)、下部電極コンタクトCNTBを示す。図15は、ビット線(M2)およびその他の配線(M3)を示す。
ここで、図13および図15に示すように、隣接する強誘電体キャパシタFC間にサブビット線コンタクトが無いため、強誘電体キャパシタFC間の間隔は狭く形成することができる。よって、セルサイズを縮小しつつ、強誘電体キャパシタの面積を大きくすることができる。
(第7の実施形態)
図17は、本発明に係る第7の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図である。第7の実施形態は、ビット線の延伸方向に隣接した2つのセルブロックCB0〜CB3が1本のプレート線PLを共有している点で第4の実施形態と異なる。第7の実施形態のその他の構成は、第4の実施形態の構成と同様である。
例えば、CB0を第1のメモリセルブロックとし、CB2を第2のメモリセルブロックとする。CB0およびCB2は、ビット線方向に隣接する。第1のメモリセルブロックCB0において、セルトランジスタCTのソースは、共通プレート線PLに接続されている。強誘電体キャパシタFCの上部電極が第1のサブビット線bSBLに接続されている。第1のリセットトランジスタRT0のソースは共通プレート線PL(または図40、図41に示す固定電位)に接続されている。第1のリセットトランジスタRT0のドレインは第1のサブビット線bSBLに接続されている。第1のブロック選択トランジスタBST0のソースは第1のサブビット線bSBLに接続されている。第1のブロック選択トランジスタBST0のドレインはビット線BLに接続されている。
第2のメモリセルブロックCB2において、セルトランジスタCTのソースは共通プレート線PLに接続されている。強誘電体キャパシタFCの上部電極は第2のサブビット線SBLに接続されている。第2のリセットトランジスタRT2のソースは共通プレート線PL(または図40、図41に示す固定電位)に接続されている。第2のリセットトランジスタRT2のドレインは第2のサブビット線SBLに接続されている。第2のブロック選択トランジスタBST2のソースは第2のサブビット線SBLに接続されている。第2のブロック選択トランジスタBST2のドレインは、BST0のドレインが接続するビット線と同一ビット線BLに接続されている。
隣接した複数のセルブロックCBが1本のプレート線PLを共有することによって、プレート線PLの抵抗が実質的に低下する。その結果、プレート駆動回路の個数をさらに減少させることができる。第7の実施形態は、第4の実施形態だけでなく、上記および下記実施形態にも適用することができる。
(第8の実施形態)
図18〜図22は、本発明に係る第8の実施形態に従った強誘電体メモリの平面レイアウト図である。第8の実施形態は、第6および第7の実施形態の組合せである。よって、デプレーショントランジスタを有し、かつ、ビット線の延伸方向に隣接するセルブロックはプレート線を共有する。プレート線PL、ブロック選択線bBS、BS、リセット線bRST、RST、ワード線WLiは、一定のセル数ごとに一定間隔で第3メタル層M3の配線に接続されている。PL(M3)、bBS(M3)、BS(M3)、bRST(M3)、RST(M3)、WLi(M3)は、PL、bBS、BS、bRST、RST、ワード線WLiに接続された第3メタル層の配線を示す。
ビット線bBLi、BLiは、第2メタル層M2で形成されている。サブビット線bSBL、SBLは、ビット線bBLi、BLiの下に第1メタル層M1で形成されている。
図19〜図22は、理解を容易にするために、図18のレイアウトをいくつかのレイヤごとに分割した平面図である。図19は、セルトランジスタ、ブロック選択トランジスタ、リセットトランジスタの各ゲート配線CGのレイアウト、拡散層で形成されたプレート線PLのレイアウト、デプレーショントランジスタのチャネルインプランテーションマスクD−Imp等のレイアウトを示す。CNTBは、ドレイン層Dと強誘電体キャパシタFCの下部電極とを接続する下部電極コンタクトである。cGC−M1は、セルトランジスタ、ブロック選択トランジスタ、リセットトランジスタの各ゲート配線CGから第1メタル層M1までのコンタクトである。cAA−M1は、ブロック選択トランジスタのソースまたはドレイン層と第1メタル層M1との間のコンタクト、リセットトランジスタのソースまたはドレイン層と第1メタル層M1との間のコンタクト、および、プレート線PLの拡散層と第1メタル層との間のコンタクトを示す。
図20は、主に第1メタル層M1のレイアウトを示す。より詳細には、図20は、強誘電体キャパシタFCのレイアウト、第1メタル層M1で形成されたサブビット線bSBL、SBLおよびプレート線PLのレイアウト、並びに、強誘電体キャパシタFCの上部電極とサブビット線との間のコンタクトCNTTのレイアウトを示す。
図21は、主に第2メタル層M2のレイアウトを示す。より詳細には、図21は、第2メタル層M2で形成されたビット線bBL、BLのレイアウト、並びに、第1メタル層M1と第2メタル層M2との間のコンタクトcM1−M2のレイアウトを示す。
図22は、主に第3メタル層M3のレイアウトを示す。より詳細には、図22は、ワード線WLi(M3)、プレート線PL(M3)、ブロック選択線bBS(M3)、BS(M3)、リセット線bRST(M3)、RST(M3)のレイアウト、並びに、第2メタル層M2と第3メタル層M3との間のコンタクトcM2−M3のレイアウトを示す。
セルブロックCB0とCB1とのプレート線、並びに、セルブロックCB2とCB3とのプレート線は図19に示すように、拡散層によってワード線の延伸方向に接続されている。また、リセットトランジスタのソース側のプレート線も拡散層によってワード線の延伸方向に接続されている。図18〜図22に示すレイアウト中央のシャント(Shunt)領域では、コンタクトcAA−M1が、拡散層で形成されたプレート線を、図20に示すプレート線PL(M1)に接続する。さらに、コンタクトcM1−M2、第2メタル層M2、および、コンタクトcM2−M3を介して第3メタル層M3のプレート線PL(M3)に接続される。これにより、プレート線PLの抵抗は低減されている。
このシャント領域では、ワード線WL、リセット線bRST、RST、ブロック選択線bBS、BSも第3メタル層M3に接続され、低抵抗化されている。第1メタル層M1および第2メタル層M2の配線をビット線の延伸方向に引き伸ばすことにより、任意の位置に第3メタル層M3の配線をずらすことができる。デプレーショントランジスタ用のマスクD−Impは、ビット線毎に交互に位置がずらされている。これにより、ワード線の延伸方向に隣接するセルブロックは、互いに異なるブロック選択信号、並びに、互いに異なるリセット信号によって制御される。
(第9の実施形態)
図23〜図28は、本発明に係る第9の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図および平面レイアウト図である。第9の実施形態は、拡散層から成るプレート線PLと第1メタル層M1との間に設けられたプレートメタル層M0を有する点で第6の実施形態(図9〜図12参照)と異なる。第9の実施形態のその他の構成は、第6の実施形態の構成と同様でよい。
図25は、図23の25−25線に沿った断面図であり、図26は、図23の26−26線に沿った断面図である。
図27は、第9の実施形態によるメモリセルMCの平面レイアウト図である。図27に示すメモリセルMCは、隣接する2つの強誘電体キャパシタFC間にプレートメタル層M0を有する点で図13に示すメモリセルMCと異なる。プレートメタル層M0は、コンタクトCNTP0を介してプレート線PL(拡散層)に接続されている。図27のメモリセルMCのその他の構成は、図13のメモリセルMCの構成と同様である。
図28は、理解を容易にするために、拡散層からなるプレート線PL、コンタクトcAA−M0、CNTB、プレートメタル層M0(PL)、ワード線WLを示す平面レイアウト図である。その他の構成のレイアウトは、図15および図16に示すレイアウトと同様である。
プレートメタル層M0は、高温の熱処理に耐性のあるシリサイド(例えば、WSi、NiSi、CoSi等)で形成される。プレートメタル層M0は、プレート線PLの拡散層上方を該拡散層に沿って(ワード線の延伸方向へ)延伸しており、コンタクトcAA−M0を介して該拡散層にシャントされている。プレートメタル層M0は、基板を基準として強誘電体キャパシタFCの下方に形成され、ビット線の延伸方向に配列された一定個数のメモリセルの間隔ごとに配置されている。プレートメタル層M0は、強誘電体キャパシタFCの下方に形成されているが、シリサイドで形成されているので、強誘電体キャパシタFCの形成時の熱処理に耐えることができる。
プレートメタル層M0によって、プレート拡散層の配線抵抗を低減させることができる。これにより、第3メタル層M3に形成されるプレート線PL(M3)は、第6の実施形態よりも大きな間隔(より多くのメモリセルの間隔)ごとに設ければ足りる。第9の実施形態は、第6の実施形態に代えて上記および下記実施形態に適用可能である。
第9の実施形態では、強誘電体キャパシタの下方にビット線およびサブビット線が設けられていないため、プレートメタル層M0を設けたとしても、ビット線容量の増大が発生しない。また、プレートメタル層M0と下部電極コンタクトCNTBとの間には、ワード線WL分の間隔が存在する。このため、セルサイズは大きくならない。
第9の実施形態は、他の実施形態と組み合わせることによって、組み合わせた実施形態の効果を得ることができる。
(第10の実施形態)
図29および図30は、本発明に係る第10の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図である。第10の実施形態は、ブロック選択トランジスタにデプレーショントランジスタを用いることなく、第1メタル層M1で形成されたメタルブリッジMBGを用いてブロック選択線bBS、BS、リセット線bRSTまたはRSTを通過させている(またいでいる)点で第8の実施形態と異なる。メタルブリッジMBGは、第1メタル層M1の一部、および、M1と拡散層とを接続するコンタクトCNTMBGを含む。この第10の実施形態のその他の構成は、第8の実施形態と同様でよい。
第10の実施形態は、デプレーショントランジスタを必要としないが、ブロック選択トランジスタBST0、BST1、リセットトランジスタRT0、RT1の上にダミー強誘電体キャパシタを配置することができない。
(第11の実施形態)
図31は、第11の実施形態の平面レイアウト図である。第11の実施形態は、第10および第7の実施形態の組合せである。よって、かつ、ビット線の延伸方向に隣接するセルブロックはプレート線を共有する。第10の実施形態では、デプレーション用のチャネルインプランテーションマスクD−Impが不要となり、上記メモリセルブリッジMBGでブロック選択トランジスタの拡散層あるいはリセットトランジスタの拡散層を接続している点で図18に示すレイアウトと異なる。図31に示す他のレイアウトは、図18に示すレイアウトと同様でよい。
図32および図33は、図31のレイアウトを、いくつかのレイヤごとに分割して表示している。図32は、図19に対応する。しかし、図32に示すレイアウトでは、メタルブリッジMBGで配線される領域にチャネルイオン注入がなされていない。図33は、図20に対応する。図33に示すように、第1メタル層M1およびコンタクトCNTMBGでメタルブリッジMBGが形成されている。第11の実施形態のその他のレイヤは、図21および図22に示すレイヤと同様である。
(第12の実施形態)
図34は、本発明に係る第12の実施形態に従った強誘電体メモリの回路図である。ビット選択線BS+、bBS+は、ビット選択線BS、bBSを挟んで隣接するセルブロックに対応して設けられたビット選択線である。リセット線RST−、bRST−は、リセット線RST、bRSTを挟んで隣接するセルブロックに対応して設けられたリセット線である。
図35〜図39は、第12の実施形態の平面レイアウト図である。上記メタルブリッジMBGを形成する場合、多くのコンタクトCNTMBGが必要になる。しかし、第12の実施形態では、ブロック選択線bBS、BSと、それらに隣接するセルブロックのブロック選択線bBS+、BS+との位置関係を変更することにより、コンタクト数を削減することができる。同様に、リセット線bRST、RSTと、それらに隣接するセルブロックのリセット線bRST−、RST−との位置関係を変更することによって、コンタクト数を削減することができる。
第12の実施形態のその他の構成は、第10の実施形態の構成と同様でよい。
(第13の実施形態)
図40は、本発明に係る第13の実施形態に従った強誘電体メモリの回路図である。第13の実施形態は、リセットトランジスタRT0,RT1のソース電位が固定リセット電位Vssまたは1/2Vaaに設定されている点で上記実施形態と異なる。固定リセット電位は、スタンドバイ時のプレート電位と同じでよく、Vssまたは1/2Vaaに限定されない。尚、第13の実施形態の断面構造は、図9〜図12に示す断面と同様である。
第13の実施形態では、リセットトランジスタRT0のソースは、デプレーショントランジスタDRT0を介して固定リセット電位に接続されている。リセットトランジスタRT1のドレインは、デプレーショントランジスタDRT1を介してサブビット線SBLに接続されている。
しかし、デプレーショントランジスタDRT0、DRT1に代えて、図41に示すようにメタルブリッジMBGを採用してもよい。また、デプレーショントランジスタDBST0、CBST1に代えて、図41に示すようにメタルブリッジMBGを採用してもよい。図41は、メタルブリッジMBGを採用した場合の回路図である。メタルブリッジMBGを採用した場合の断面構造は、図29および図30と同様である。
スタンドバイ時には、リセットトランジスタRT0、RT1のソース電位は、プレート線PLの電位と等しいので第4の実施形態(図5)のスタンドバイ時の状態と同じである。
アクティブ時(読出しまたは書込み動作時)では、選択ブロックのリセットトランジスタはオフ状態となっているので、リセットトランジスタのソースが固定リセット電位に接続されていても問題ない。非選択ブロックのリセットトランジスタはオン状態であるが、強誘電体キャパシタFCの両電極間に電位差は生じないのでやはり問題は生じない。アクティブ動作終了時は、プレート線電位を固定リセット電位に戻した後に、リセットトランジスタおよびセルトランジスタをオンすればよい。
このように、図40および図41に示す強誘電体メモリは、第4の実施形態の効果を得ることができる。また、第13の実施形態は、他の実施形態と組み合わせることにより、その他の実施形態の効果を得ることができる。
本発明に係る第1の実施形態に従った強誘電体メモリのメモリセルを示す回路図および断面図。 メモリセルMC0にデータ“1”または“0”を書き込み、その後、メモリセルMC1にデータ“1”を書き込む動作を示すタイミング図。 本発明に係る第2の実施形態に従った強誘電体メモリへデータを書き込む動作を示すタイミング図。 本発明に係る第3の実施形態に従った強誘電体メモリへデータを書き込む動作を示すタイミング図。 本発明に係る第4の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図。 第4の実施形態による強誘電体メモリの動作を示すタイミング図。 第5の実施形態による強誘電体メモリの動作を示すタイミング図。 本発明に係る第6の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図。 第6の実施形態による強誘電体メモリのセルブロックCB0のビット線の延伸方向に沿った断面図。 第6の実施形態による強誘電体メモリのセルブロックCB1のビット線の延伸方向に沿った断面図。 図9および図10の12−12線に沿った断面図。 図9および図10の13−13線に沿った断面図。 メモリセルMCの平面レイアウト図。 メモリセルMCの平面レイアウト図。 メモリセルMCの平面レイアウト図。 メモリセルMCの平面レイアウト図。 本発明に係る第7の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図。 本発明に係る第8の実施形態に従った強誘電体メモリの平面レイアウト図。 本発明に係る第8の実施形態に従った強誘電体メモリの平面レイアウト図。 本発明に係る第8の実施形態に従った強誘電体メモリの平面レイアウト図。 本発明に係る第8の実施形態に従った強誘電体メモリの平面レイアウト図。 本発明に係る第8の実施形態に従った強誘電体メモリの平面レイアウト図。 本発明に係る第9の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図。 本発明に係る第9の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図。 本発明に係る第9の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図。 本発明に係る第9の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図。 本発明に係る第9の実施形態に従った強誘電体メモリの平面レイアウト図。 本発明に係る第9の実施形態に従った強誘電体メモリの平面レイアウト図。 本発明に係る第10の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図。 本発明に係る第10の実施形態に従った強誘電体メモリの断面図。 第11の実施形態の平面レイアウト図。 第11の実施形態の平面レイアウト図。 第11の実施形態の平面レイアウト図。 本発明に係る第12の実施形態に従った強誘電体メモリの回路図。 第12の実施形態の平面レイアウト図。 第12の実施形態の平面レイアウト図。 第12の実施形態の平面レイアウト図。 第12の実施形態の平面レイアウト図。 第12の実施形態の平面レイアウト図。 本発明に係る第13の実施形態に従った強誘電体メモリの回路図。 本発明に係る第13の実施形態にメタルブリッジMBGを採用した場合の回路図。
符号の説明
bBL、BL、bBLi、BLi…ビット線
bSBL、SBL、bSBLi、SBLi…サブビット線
PL、PL0,PL1…プレート電極
WL、WLi…ワード線
bBS、BS…ブロック選択線
bRST,RST…リセット線
S/A…センスアンプ
N0〜N3,bN0〜N3…セルノード
M1、M2、M3…金属配線
M0…サリサイド配線
FC…強誘電体キャパシタ
BE、FE、TE…下部電極、強誘電体膜、上部電極
CB…セルブロック
CT…セルトランジスタ
CNTB…拡散層−下部電極間コンタクト
cAA−M1…拡散層−M1金属配線間コンタクト
CNTT…上部電極−M1金属配線間コンタクト
cGC−M1…ゲート電極−M1金属配線間コンタクト
cM1−M2…M1、M2金属配線間コンタクト
cM2−M3…M2、M3金属配線間コンタクト
MBG…メタルブリッジ
CNTMBG…メタルブリッジコンタクト

Claims (5)

  1. ワード線と、
    ビット線と、
    プレート線と、
    前記ビット線に複数接続されたサブビット線と、
    複数の電極間に強誘電体を含む強誘電体キャパシタと、
    前記強誘電体キャパシタの一方の電極に接続されたドレイン端子、および、前記ワード線に接続されたゲート端子を含むセルトランジスタと、
    前記強誘電体キャパシタおよび前記セルトランジスタを含む複数のメモリセル、リセットトランジスタ、および、ブロック選択トランジスタを含むメモリセルブロックであって、前記複数のメモリセルの前記セルトランジスタのソース端子が前記プレート線に接続され、前記複数のメモリセルの前記強誘電体キャパシタの他方の電極が前記サブビット線に接続され、前記ブロック選択トランジスタのソース端子およびドレイン端子がそれぞれ前記サブビット線および前記ビット線に接続され、前記リセットトランジスタのソース端子が前記プレート線または固定電位に接続され、前記リセットトランジスタのドレイン端子が前記サブビット線に接続されたメモリセルブロックとを備え、
    複数の前記メモリセルブロックがメモリセルアレイを構成し、
    前記サブビット線は、基板を基準として前記強誘電体キャパシタの上方に設けられ、
    前記プレート線は、前記ワード線の延伸方向に延伸する拡散層で構成され、
    前記拡散層は、前記ワード線の延伸方向とほぼ直交する前記ビット線の延伸方向に配置された複数の前記メモリセル毎に、前記強誘電体キャパシタ形成後に形成されワード線方向に延伸するように配置された金属配線に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記金属配線と前記プレート線との接続部分の近傍には、外部に情報がアクセスされないダミー強誘電体キャパシタが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. データ読出し動作またはデータ書込み動作を実行していない待機時において、前記セルトランジスタはオン状態、前記リセットトランジスタはオン状態、前記ブロック選択トランジスタはオフ状態であり、
    データ読出し動作またはデータ書込み動作時に選択された前記メモリセルブロックにおいて、前記リセットトランジスタはオフ状態、前記ブロック選択トランジスタはオン状態であり、選択された前記メモリセルブロックのうち選択された前記メモリセルの前記セルトランジスタはオン状態であり、選択された前記メモリセルブロックのうち非選択の前記メモリセルの前記セルトランジスタはオフ状態であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルブロックが2個配置され、第1のメモリセルブロックの前記ワード線と、第2のメモリセルブロックの前記ワード線は共通に接続され、
    前記第1のメモリセルブロックの前記ビット線と、前記第2のメモリセルブロックの前記ビット線とは異なるビット線として分離され、
    前記第1のメモリセルブロックの前記サブビット線と、前記第2のメモリセルブロックの前記サブビット線は異なるビット線として分離され、
    前記第1のメモリセルブロックの前記リセットトランジスタのゲート端子と、前記第2のメモリセルブロックの前記リセットトランジスタのゲート端子は異なる制御線として分離され、
    前記第1のメモリセルブロックの前記ブロック選択トランジスタのゲート端子と、前記第2のメモリセルブロックの前記ブロック選択トランジスタのゲート端子は異なる制御線として分離され、
    前記第1のメモリセルブロックの前記プレート線と、前記第2のメモリセルブロックの前記プレート線は共通のプレート線として接続されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルブロックの前記ブロック選択トランジスタ上と、前記リセットトランジスタ上には、 外部に情報がアクセスされないダミー強誘電体キャパシタが配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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