JP4660380B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、レバーの回動操作で雄・雌両コネクタを低力で嵌合または嵌合状態から離脱させるレバー嵌合式コネクタに関するものである。
従来、多極の端子を有する雄・雌両コネクタを嵌合させる際に、レバーを用いて嵌合操作力を低減させるレバー嵌合式コネクタが採用されている(例えば特許文献1を参照。)。
かかるレバー嵌合式コネクタは、図7及び図8に示されている。図7は、従来のレバー嵌合式コネクタを示す正面図であり、図8は、図7に示されたレバー嵌合式コネクタのレバーを示す斜視図である。
図7に示すレバー嵌合式コネクタ101は、雄コネクタ103と、雌コネクタ102と、レバー104とを有して構成されている。雄コネクタ103は、多極の端子を有する雄コネクタ本体130と、この雄コネクタ本体130を覆う雄コネクタハウジング131と、を有している。雌コネクタ102は、雄コネクタ本体130を収容するとともに、雄コネクタ103側の端子と電気的に接続する端子が内側に配された雌コネクタハウジング120を有している。レバー104は、図8に示すように、互いに平行に配されかつ一端部に支点突起147が設けられた側板141,142と、この側板141,142の前記一端部同士を連結する第1連結部144と、この側板141,142の他端部同士を連結する第2連結部143と、を有した四角形の枠状に形成されている。さらに、レバー104は、前記第2連結部143の近傍に設けられかつレバー回動の荷重が加えられる箇所となる操作部145と、側板141,142に一つずつ設けられかつこの側板141,142を貫通した貫通溝148と、を有している。
上記レバー嵌合式コネクタ101は、雄コネクタハウジング131の側板141,142と相対する面から突設された作用点突起132が、レバー104の貫通溝148内に挿入されることで、レバー104が雄コネクタ103に回動自在に支持されている。さらに、上記レバー嵌合式コネクタ101は、レバー104の支点突起147が、雄コネクタハウジング131に設けられた図示しない貫通窓を通されて、雌コネクタハウジング120に設けられた支点突起受け部122に引掛けられる。即ち、このレバー嵌合式コネクタ101においては、支点突起受け部122と支点突起147との接点が支点をなし、作用点突起132と貫通溝148との接点が作用点をなし、操作部145が力点をなす。
上記構成のレバー嵌合式コネクタ101は、雄コネクタ本体130と、雌コネクタハウジング120と、を相対させるとともに、支点突起受け部122に支点突起147を引掛けて、操作部145を雌コネクタ102に近づく方向に押圧することで、雄コネクタ本体130が雌コネクタハウジング120内に収容されかつ互いの端子同士が電気的に接続する。即ち、雄コネクタ103と雌コネクタ102とが嵌合する。
特開2005−122942号公報
上記レバー嵌合式コネクタ101の雄コネクタ103を組み立てる際には、レバー104を雄コネクタハウジング131に取り付けた後に、電線が接続された電線付き端子を雄コネクタハウジング131と一体形成されたコネクタ本体130の端子収容室に挿入するか、または、電線付き端子が端子収容室に挿入された状態の雄コネクタ本体130をレバー104が取り付けられた状態の雄コネクタハウジング131に取り付ける。これらの電線付き端子の挿入、または雄コネクタ本体130の雄コネクタ103への取り付けは、雄コネクタハウジング131の雌コネクタ102から離れた側から雄子コネクタハウジング131に向かう方向に行われる。
しかしながら、上記レバー嵌合式コネクタ101は、前記電線付き端子または雄コネクタ本体130を雄コネクタ103に取り付けるにあたって、レバー104が障害物となり組み立て作業性を低下させてしまうという問題があった。また、上記レバー嵌合式コネクタ101は上述したように枠状に形成されてその枠の内側に電線が通されているので、前記電線付き端子または雄コネクタ本体130を雄コネクタ103に取り付けた後にレバー104が破損した場合にレバー104のみを取り換えることが構造上不可能であった。
上記問題の対策として、レバー104の第1連結部144を取り除いてレバー104をコ字状に形成することが考えられる。このようにした場合、前記電線付き端子または雄コネクタ本体130を雄コネクタ103に取り付けた後にレバー104を雄コネクタハウジング131に取り付けることが可能となる。しかしながら、単純に第1連結部144を取り除いただけでは、レバー104の回動動作で生じるモーメントが支点突起147にかかることにより、側板141,142が互いに離れる方向に弾性変形してレバー104が雄コネクタハウジング131から外れ易くなるという問題が新たに生じてしまう。
従って、本発明は、電線付き端子をコネクタに挿入した後に該コネクタにレバーを取り付けることができるとともに、回動動作中にレバーがコネクタから外れることを防止できるレバー嵌合式コネクタを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、第1コネクタと、該第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、第2コネクタのコネクタハウジングに回動自在に設けられたレバーとを有し、前記レバーを回動させることにより、前記第1コネクタのコネクタハウジングと前記第2コネクタのコネクタハウジングとを互いに接離させるレバー嵌合式コネクタであって、前記レバーが、互いに平行に配されかつ一端部同士が間隔をあけて互いに分離された一対の側板と、前記側板の他端部同士を連結した連結部と、前記一対の側板のうち少なくとも一方の一端部に設けられ、かつ前記側板の内表面から相対する側板に向かって突出した支点突起と、を有しているとともに、前記第2コネクタのコネクタハウジングの前記側板と互いに重なる面に設けられかつ前記支点突起が通される支点突起収容部と、前記第1コネクタのコネクタハウジングの前記側板と互いに重なる面に設けられかつ前記支点突起収容部に通された前記支点突起が係合する支点突起係合部と、前記支点突起が前記支点突起収容部から外れることを抑制する外れ抑制手段と、を有し、前記外れ抑制手段が、前記支点突起の外縁から前記支点突起の外周方向に延設された鍔部であり、前記支点突起収容部が、前記支点突起と前記鍔部とを合わせた寸法よりも大きく形成された大溝部と、前記支点突起と前記鍔部とを合わせた寸法よりも小さく形成された小溝部と、から構成され、かつ、前記第1コネクタのコネクタハウジングと前記第2コネクタのコネクタハウジングとが最も離れた状態で、前記支点突起が前記大溝部に位置付けられるとともに、前記第1コネクタのコネクタハウジングと前記第2コネクタのコネクタハウジングとが近づくにしたがって、前記支点突起を前記大溝部から前記小溝部に向かって移動させる移動案内手段をさらに有することを特徴とするレバー嵌合式コネクタである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記支点突起係合部及び前記支点突起収容部が、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタのコネクタハウジングの前記側板と重なる面の中心を通る前記コネクタハウジング同士の接離方向と平行な対称軸に対して線対称となる位置にそれぞれ一対設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記移動案内手段が、前記第2コネクタのコネクタハウジングの前記側板と重なる面と、前記レバーの側板と、のうち一方に設けられかつ前記一方から他方に向かって突出した作用点突起と、前記他方に設けられかつ前記作用点突起を収容する長孔状の作用点突起収容部と、をそれぞれ複数有し、かつ、これらの複数の作用点突起及び作用点突起収容部が、前記コネクタハウジングの幅方向及び前記側板の幅方向に沿って間隔をあけて配されたことを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載された発明において、前記作用点突起または前記作用点突起収容部が、前記第2コネクタのコネクタハウジングの前記側板と重なる面の中心を通る前記コネクタハウジング同士の接離方向と平行な対称軸に対して線対称となる位置に一対設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載された発明において、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合した状態の嵌合位置に位置付けられた前記レバーに係合する係合手段を前記第1コネクタと前記第2コネクタとのうち少なくとも一方に設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、レバーは、一対の側板の一端部同士が間隔をあけて互いに分離されているので、第2コネクタに電線付き端子を挿入した後に、このコネクタにレバーを取り付けることが可能になる。よって、第2コネクタの組み立て作業性を向上させることができる。また、使用中にレバーが破損した場合はレバーのみを交換することができるので、レバー破損時の交換にかかる工数及び費用を低減することができる。さらに、このレバーは、支点突起が支点突起収容部から外れることを抑制する外れ抑制手段を有しているので、レバーの回動中にレバーが第2コネクタから外れることを防止できる。
また、請求項1に記載された発明によれば、前記外れ抑制手段が、支点突起の外縁から支点突起の外周方向に延設された鍔部である。このことにより、レバーの回動動作で生じるモーメントが支点突起にかかっても、この鍔部が支点突起収容部の内縁に引掛かり、一対の側板が互いに離れる方向に弾性変形することを抑制できる。よってレバーの回動中にレバーが第2コネクタから外れることを防止できる。
また、請求項1に記載された発明によれば、支点突起収容部が、支点突起と鍔部とを合わせた寸法よりも大きく形成された大溝部を有しているので、レバーを第2コネクタに取り付ける際は、この大溝部から支点突起を挿入することで、容易にレバーを第2コネクタに取り付けることができる。よって、このレバーを取り付ける際の組み立て作業性を向上させることができる。また、第1コネクタ及び第2コネクタのハウジング同士が近づくにしたがって、支点突起が、移動案内手段により、支点突起と鍔部とを合わせた寸法よりも小さく形成された小溝部に移動されるので、レバーの回動中にレバーが第2コネクタから外れることを防止できる。
請求項2に記載された発明によれば、支点突起係合部及び支点突起収容部が線対称にそれぞれ一対設けられているので、レバーを2方向の取り付け位置から好適な一方を選択して取り付けることが可能になる。よって、レバーの配索自由度を向上させることができる。
請求項3に記載された発明によれば、作用点突起及び作用点突起収容部をそれぞれ複数設けたことにより、レバーの回動軌跡を一義的に定めることが可能になる。このことにより、レバーの操作フィーリングにばらつきが生じることを防止できるとともに、この操作フィーリングの調整も容易になる。よって、作業性及び操作性に優れたレバー嵌合式コネクタを提供することができる。さらに、これら作用点突起及び作用点突起収容部が、コネクタハウジング及び側板の幅方向に沿って間隔をあけて配されているので、レバーの作用点として働く作用点突起と作用点突起収容部との接点を前記幅方向に沿って分散配置させることができ、このために、レバーの回動により生じるモーメントを該レバーが取り付けられるコネクタの幅方向に沿って平均化することができる。よって、このレバーが取り付けられるコネクタが前記幅方向の寸法が長いコネクタであっても相手方のコネクタと半嵌合などを生じさせず確実にコネクタ同士を嵌合させることができる。
請求項4に記載された発明によれば、作用点突起または作用点突起収容部が線対称に一対設けられているので、レバーを2方向の取り付け位置から好適な一方を選択して取り付けることが可能になる。よって、レバーの配索自由度を向上させることができる。
請求項5に記載された発明によれば、第1コネクタと第2コネクタとが嵌合した状態の嵌合位置に位置付けられたレバーと係合する係合手段を前記第1コネクタと前記第2コネクタとのうち少なくとも一方に設けているので、このレバーを嵌合位置に保つことができ、そのために、係合手段の係合後にレバーに意図しない外力がかかった場合でも第1コネクタと第2コネクタとが離れる方向に移動することを防止できる。
以下、本発明の一実施の形態にかかるレバー嵌合式コネクタ1を図1ないし図6を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタを示す斜視図である。図2は、図1に示されたレバー嵌合式コネクタの分解斜視図である。図3は、図1に示されたレバー嵌合式コネクタのコネクタ同士が最も離れた状態における支点突起と支点突起収容部と支点突起係合部との位置関係、及び、コネクタ同士が嵌合している状態における支点突起と支点突起収容部と支点突起係合部との位置関係を示す説明図である。図4は、図1に示されたレバー嵌合式コネクタのレバーを雌コネクタに係合させた状態でかつコネクタ同士が最も離れた状態を示す正面図である。図5は、図4に示されたレバー嵌合式コネクタの支点突起の外周面が支点突起係合部の縁と当接して、レバーの回動力が雄コネクタに伝わり始めた状態を示す正面図である。図6は、図5に示されたレバー嵌合式コネクタのコネクタ同士が嵌合した状態を示す正面図である。
図1に示す本実施形態のレバー嵌合式コネクタ1は、防水機能を有したレバー嵌合式コネクタ1であるとともに、第1コネクタとしての雌型のコネクタ2(以下、雌コネクタ2と記載する。)と、この雌コネクタ2と嵌合する第2コネクタとしての雄型のコネクタ3(以下、雄コネクタ3と記載する。)と、雄コネクタ3に回動自在に設けられかつ、コネクタ2,3同士を互いに嵌合した状態と互いに嵌合していない状態、即ち離間した状態、とに亘って後述の雄型端子と雌型端子の長手方向に沿って接離させるレバー4と、を有して構成されるレバー嵌合式コネクタ1である。前記「接離させる」とは、本明細書においては、互いに近づけたり離したりすることを意味する。また、本明細書における「接離方向」とは、図2中に符号Sで示す矢印方向であり、コネクタ2,3同士が接離する際に移動する方向を意味する。また、この接離方向Sは、後述の雄型端子と雌型端子の長手方向と平行な方向である。
上記雌コネクタ2は、図2に示すように、絶縁性の合成樹脂から構成されかつ、箱状に形成された雌コネクタハウジング21と、この雌コネクタハウジング21の内側に配された複数の端子と、を有している。この端子は、棒状に形成された雄型端子であるとともに雄コネクタ3と離れた側に電線(図示せず)が接続されている。
上記雌コネクタハウジング21は、雄コネクタ3から離れた側に位置する底面21fと、この底面21fから立設した4つの面21a,21b,21c,21dとを有している。これら、面21aと面21b、及び、面21cと面21dはそれぞれ互いに間隔をあけて平行に配されている。また、面21a,21bの幅方向Xの幅(面21c寄りの端部から面21d寄りの端部までの距離を言う。)は、面21c,21dの厚み方向Zの幅(面21a寄りの端部から面21b寄りの端部までの距離を言う。)よりも長く形成されている。この幅方向Xと厚み方向Zとは、面21a,21b,21c,21dの奥行き方向Y(図2に示す)に対して直交する方向である。また、この幅方向Xと厚み方向Zとは互いに直交している。なお、奥行き方向Yは、前記雄型端子の長手方向及び接離方向Sの双方と平行な方向である。さらに、雌コネクタハウジング21の前記底面21fと相対する側は開口しており、この開口側から底面21fに向かって雄コネクタ3の後述の雄コネクタ本体31が挿入・嵌合される。
上記面21a,21bは、特許請求の範囲に記載した「側板と重なる面」をなしており、後述の支点突起44が係合する支点突起係合部23L,23Rを有している。これらの支点突起係合部23Lと、支点突起係合部23Rとは、その形状及び配される位置が面21a,21bの対称軸P1(図2に示す)に対して線対称に設けられている。この対称軸P1は、面21a,21bの中心を通りかつ接離方向Sと平行な軸である。また、この支点突起係合部23L,23Rは、面21a,21bを貫通して形成されている。この支点突起係合部23L,23Rの形状については後述する。
上記面21c,21dは、面21c,21dの外表面から雌コネクタハウジング21の外方に向かって突出した係合手段としてのロック突起22を有している。このロック突起22は、後述のロックアーム48と係合する。
上記雄コネクタ3は、図2に示すように、絶縁性の合成樹脂から構成されかつ、箱状に形成された雄コネクタハウジング32と、この雄コネクタハウジング32の内側に配されかつ、略矩形状に形成された雄コネクタ本体31と、を有している。この雄コネクタ本体31は、絶縁性の合成樹脂から構成されかつ複数の端子収容室37が形成された本体部と、この端子収容室37内に挿入された複数の端子と、を有している。この端子は、筒状に形成された雌型端子であるとともに雌コネクタ2と離れた側に電線(図示せず)が接続されている。
上記雄コネクタハウジング32は、雌コネクタ2から離れた側に位置する上面32fと、この上面32fから立設した4つの面32a,32b,32c,32dとを有している。これら、面32aと面32b、及び、面32cと面32dはそれぞれ互いに間隔をあけて平行に配されている。また、面32a,32bの幅方向Xの幅(面32c寄りの端部から面32d寄りの端部までの距離を言う。)は、面32c,32dの厚み方向Zの幅(面32a寄りの端部から面32b寄りの端部までの距離を言う。)よりも長く形成されている。この幅方向Xと厚み方向Zとは、面32a,32b,32c,32dの奥行き方向Y(図2に示す)に対して直交する方向である。また、この幅方向Xと厚み方向Zとは互いに直交している。なお、奥行き方向Yは、前記雌型端子の長手方向及び接離方向Sの双方と平行な方向である。さらに、雄コネクタハウジング32の前記上面32fと相対する側は開口している。
上記面32a,32bは、特許請求の範囲に記載した「側板と重なる面」をなしており、後述の支点突起44が通される支点突起収容部33L,33Rを有している。これらの支点突起収容部33Lと、支点突起収容部33Rとは、その形状及び配される位置が面32a,32bの対称軸P2(図2に示す)に対して幅方向Xに沿って線対称に設けられている。この対称軸P2は、面32a,32bの中心を通りかつ接離方向Sと平行な軸である。また、この支点突起収容部33L,33Rは、面32a,32bを貫通して形成されている。この支点突起収容部33L,33Rの形状については後述する。
さらに、上記面32a,32bは、後述の作用点突起収容部46,47に通される作用点突起34,35を有している。これらの作用点突起収容部34と作用点突起収容部35とは、幅方向Xに沿って互いに間隔をあけて配されているとともに、その形状及び配される位置が対称軸P2に対して幅方向Xに沿って線対称に設けられている。また、この作用点突起34,35は、平面視が円形の円柱状に形成されかつ面32a,32bの外表面から雄コネクタハウジング32の外方に向かって突出している。
上述した雄コネクタ本体31は、上述した雄コネクタハウジング32、即ち面32a,32b,32c,32d、と間隔をあけて配されている。そして、上述した雌コネクタハウジング21の面21a,21b,21c,21dがこの雄コネクタ本体31と雄コネクタハウジング32との間に、開口側から上面32fに向かう接離方向Sに沿って挿入・嵌合されるとともに、雄コネクタ本体31が雌コネクタハウジング21内に挿入・嵌合される。この時の雌コネクタハウジング21の面21a,21b,21c,21dと、雄コネクタハウジング32の面32a,32b,32c,32dとの位置関係は、面21aが面32aの内側に重ねられ、面21bが面32bの内側に重ねられ、面21cが面32cの内側に重ねられ、面21dが面32dの内側に重ねられる。
さらに、面32dと雄コネクタ本体31との間、及び、面32cと雄コネクタ本体31との間には開口部36が設けられている。開口部36は、レバー4の後述のロックアーム48を収容可能なスペースである。開口部36は、上面32fを貫通しており、この貫通した上面32f側から開口部36内にロックアーム48が挿入される。
さらに、雄コネクタ本体31の外周でかつ上面32f寄りの端部には、図示しない環状のシール部材が嵌め込まれている。この環状のシール部材は、雌コネクタハウジング21がこの雄コネクタ本体31と雄コネクタハウジング32との間に挿入・嵌合されると、この雌コネクタハウジング21と雄コネクタ本体31の外周との間に介在されて雌コネクタハウジング21と雄コネクタ本体31との間をシールする。このように本発明のレバー嵌合式コネクタ1は、前記シール部材を有しているとともに、雌コネクタハウジング21の面21a,21b,21c,21dを覆う雄コネクタハウジング32の面32a,32b,32c,32dを有した構成となっているので、雌コネクタハウジング21内と雄コネクタ本体31内とにそれぞれ収容されている端子を被水などから保護することができる。
上記レバー4は、図2に示すように、絶縁性の合成樹脂から構成されるとともに、互いに平行に配されかつ一端部同士が間隔をあけて互いに分離された一対の側板41a,41bと、この一対の側板41a,41bの他端部同士を連結した連結部42と、この一対の側板41a,41bの一端部に設けられ、かつこの側板41a,41bの内表面から相対する側板41a,41bに向かって突出した支点突起44と、外れ抑制手段としての鍔部45と、を有している。このレバー4は、支点突起44が前述した支点突起収容部33L,33Rのいずれか一方に通されて収容されることにより、側板41a,41bの一端部側を中心として雄コネクタ3に回動自在に支持される。
上記一対の側板41a,41bは、側板41a,41bを貫通しかつ長孔状に形成された複数の作用点突起収容部46,47を有している。また、これらの作用点突起収容部46,47は、円弧状に形成されているとともに、作用点突起収容部46の曲率半径が作用点突起収容部47の曲率半径よりも小さく形成されている。また、作用点突起収容部46,47は、作用点突起収容部46の長手方向の幅が作用点突起収容部47の長手方向の幅よりも短く形成されている。そして、作用点突起収容部46,47は、作用点突起収容部46が作用点突起収容部47よりも支点突起44寄りの位置に配されているとともに、各々の曲率中心が支点突起44よりも雌コネクタ2から離れた側に位置するように配されている。
これらの作用点突起収容部46,47内には前述した作用点突起34,35が収容されるとともに、この作用点突起34,35が作用点突起収容部46,47内をその長手方向の一端部(雌コネクタ2寄りの端部とする。)から他端部(雌コネクタ2から離れた側の端部とする。)に亘って移動する。さらに、作用点突起収容部46,47は、コネクタ2,3同士が嵌合した状態で、前記他端部同士が、幅方向Xに沿って並ぶ。なお、この場合の幅方向Xとは、コネクタ2,3同士が嵌合した状態の嵌合位置に位置付けられたレバー4の雄コネクタハウジング32の幅方向Xと平行な方向を言う。即ち複数の作用点突起収容部46,47が、幅方向Xに沿って互いに間隔をあけて並んでいる。本実施形態では、図2に示すように、側板41aに設けられた支点突起44が面32aに設けられた支点突起収容部33L内に収容され、面32aに設けられた2つの作用点突起34,35のうち図2中左側に位置する作用点突起34が側板41aの一端部寄りに設けられた作用点突起収容部46に収容され、図2中右側に位置する作用点突起35が側板41aの他端部寄りに設けられた作用点突起収容部47に収容される。
また、本発明では、支点突起係合部23L,23Rと、支点突起収容部33L,33Rと、作用点突起34,35とが対称軸P1,P2に対して幅方向Xに沿って線対称に設けられているので、上述した取り付け方向と線対称の取り付け方向にレバー4を取り付けることも可能である。即ち、前記線対称の取り付け方向に取り付ける場合は、側板41aの支点突起44が面32aの支点突起収容部33R内に収容され、側板41aの作用点突起収容部46に、面32aの作用点突起35が収容され、側板41aの作用点突起収容部47に、作用点突起34が収容される。即ち、本発明では、レバー4を2方向の取り付け位置から好適な一方を選択して取り付けることができる。
上記レバー4は、作用点突起収容部46,47内を作用点突起34,35が、その一端部から他端部まで移動することにより、支点突起44側を中心として回動する。本実施形態では、上述したように作用点突起収容部46,47が、各々の曲率中心が支点突起44よりも雌コネクタ2から離れた側に位置するように配されているので、支点突起44が対称軸P2から離れる方向にレバー4は回動する。即ち作用点突起収容部46,47の形状により、支点突起44の移動軌跡が決定される。このように支点突起44を移動させるとともに移動を案内する作用点突起34,35と作用点突起収容部46,47とは、特許請求の範囲に記載した「移動案内手段」を構成している。
また、本発明では上述したように作用点突起34,35と作用点突起収容部46,47とが複数設けられていることにより、レバー4の回動軌跡が一義的になる。即ち、レバー4の回動軌跡は、作用点突起34,35と作用点突起収容部46,47とを複数設けることで一義的に決められる。
さらに、本発明では、作用点突起34,35と作用点突起収容部46,47との接点がレバー4の作用点となる。即ち、コネクタハウジング21,32同士を互いに近づける際には、図4などに示すように、作用点突起収容部46,47の径方向に相対した縁46a,47aと縁46b,47bのうち径方向内側に配された縁46a,47aと作用点突起34,35との接点S1,S2が作用点となる。そして、図示しないが、コネクタハウジング21,32同士を互いに離す、即ち嵌合状態から離脱させる、際には、径方向外側に配された縁46b,47bと作用点突起34,35との接点が作用点となる。本発明では、これら作用点突起34,35及び作用点突起収容部46,47が、幅方向Xに沿って間隔をあけて配されているので、前記作用点を雄コネクタハウジング32の幅方向Xに沿って分散配置させることができ、レバー4の回動により生じるモーメントを雄コネクタハウジング32の幅方向Xに沿って平均化することができる。
上記連結部42は、図1に示すように、一対の側板41a,41bの他端部を連結する連結板43と、この連結板43の内側に設けられたロックアーム48と、一対の側板41a,41bの雌コネクタ2から離れた側の端面に設けられた操作部49とで構成されている。
上記ロックアーム48は、雌コネクタ2から離れた側の上端部が一対の側板41a,41bの双方に連結されているとともに、雌コネクタ2寄りの下端部が四角形の枠状に形成されている。このロックアーム48は、レバー4がコネクタハウジング21,32同士が最も離れた状態ではコネクタハウジング32の外側に位置付けられるとともに、コネクタ2,3同士が嵌合した状態では開口部36内に挿入されるとともに枠状の下端部に雌コネクタハウジング21に設けられたロック突起22が係合する。このことにより、ロックアーム48、即ちレバー4、が、コネクタ2,3同士が嵌合した状態の嵌合位置に維持される。したがって、レバーに意図しない外力がかかった時にコネクタハウジング21,32同士が互いに離れる方向に移動することが防止される。
上記操作部49は、コネクタハウジング21,32同士を互いに近づける方向にレバー4を回動させる際に荷重が加えられる箇所である。該箇所が本発明のレバー4の力点となる。
上記支点突起44は、上述した支点突起収容部33L,33R内に移動自在に位置付けられる。さらに、支点突起収容部33L,33R内を通された支点突起44は支点突起係合部23L,23R内に移動自在に位置付けられる。また、レバー回動動作において、この支点突起44の外周面と支点突起係合部23L,23Rを構成する縁との接点が本発明のレバー4の支点となる。
上記鍔部45は、特許請求の範囲に記載した「外れ抑制手段」をなしている。この鍔部45は、支点突起44の外縁でかつ支点突起44の側板41a,41bの内表面から離れた側の端部から、支点突起44の外周方向に鍔状に延設された部分である。この鍔部45は、支点突起収容部33Lまたは支点突起収容部33Rの内縁に引掛かることで、レバー4の回動動作で生じるモーメントが支点突起44にかかっても、一対の側板41a,41bが互いに離れる方向に弾性変形することを抑制できる。このため、支点突起44が支点突起収容部33L,33Rから外れることを抑制できる。
ここで、前述した支点突起係合部23L,23R及び支点突起収容部33L,33Rの形状について図3を用いて説明する。なお、支点突起係合部23L,23R及び支点突起収容部33L,33Rは前述したようにそれぞれ対称軸P1,P2に対して線対称に設けられているので、代表して支点突起係合部23L及び支点突起収容部33Lの形状とこれらの位置関係について説明し、他を省略する。図3は、コネクタハウジング21,32同士が最も離れた状態における支点突起44と支点突起収容部33Lと支点突起係合部23Lとの位置関係を実線で示しており、コネクタ2,3同士が嵌合した状態における支点突起収容部33Lに対する支点突起44と支点突起係合部23Lの相対的な位置関係(図3は、雄コネクタハウジング32を不動とした場合の位置関係である。)を二点鎖線で示している。
図3に示すように、支点突起収容部33Lは、大溝部60と小溝部61とから構成されている。この大溝部60及び小溝部61は、大溝部60が、小溝部61よりも対称軸P2寄りでかつ雌コネクタ2寄りの位置に配されている。大溝部60は、対称軸P2寄りでかつ雌コネクタ2寄りの位置に配され幅方向Xに沿って延びた縁33aと、この縁33aと相対しかつ縁33aよりも雌コネクタ2から離れた側の縁33cと、の間の空間であるとともに、該空間の奥行き方向Yに沿った寸法が、支点突起44と鍔部45とを合わせた長手方向の寸法L1よりも大きく形成されている。小溝部61は、縁33cと、対称軸P2から離れた側でかつ縁33cと相対する縁33bと、の間の空間であるとともに、該空間の奥行き方向Yに沿った寸法L3が、寸法L1よりも小さく形成されている。なお、前記縁33b及び縁33cは、対称軸P2から離れるにしたがって雌コネクタ2から離れる方向に傾斜している。
そして、レバー4を雄コネクタ3に取り付ける際は、支点突起44とこれに連なる鍔部45とが大溝部60を通されて雄コネクタ3に取り付けられる。この時のコネクタハウジング21,32同士は互いに最も離れた位置に位置付けられている。また、支点突起44は、コネクタハウジング21,32同士が互いに近づくにしたがって移動案内手段34,35,46,47により大溝部60から小溝部61に向かってレバー4の回動に応じ、移動されるとともに、コネクタハウジング21,32同士が互いに離れるにしたがって小溝部61から大溝部60に向かって移動される。
図3に示すように、支点突起係合部23Lは、幅方向Xに沿った長孔状に形成されている。支点突起係合部23Lに、支点突起収容部33Lを通された支点突起44を通して係合させる際は、支点突起44とこれに連なる鍔部45とが支点突起係合部23Lの対称軸P1寄りの一端部を通されて係合される。この時のコネクタハウジング21,32同士は互いに最も離れた位置に位置付けられている。また、支点突起44は、コネクタハウジング21,32同士が互いに近づくにしたがって前記一端部から対称軸P1から離れた側の他端部に向かって移動されるとともに、コネクタハウジング21,32同士が互いに離れるにしたがって前記他端部から前記一端部に向かって移動される。
このような支点突起収容部33Lと支点突起係合部23Lとの位置関係は、コネクタハウジング21,32同士が最も離れた状態では、縁33aと、支点突起係合部23Lの雄コネクタ3寄りの位置に配されかつ幅方向Xに沿って略直線状に延びた縁23cと、の間の空間の奥行き方向Yに沿った寸法L2が、寸法L1よりも大きく形成されている。この時の支点突起係合部23Lの対称軸P1寄りでかつ縁23cよりも雄コネクタ3から離れた側に位置する縁23aは、縁33aと重なる位置に配されている。また、この時の縁33cは、縁23cよりも雌コネクタ2から離れた側の位置に配されている。また、コネクタ2,3同士が嵌合している状態では、支点突起係合部23Lの対称軸P1から離れた側でかつ縁23cよりも雄コネクタ3から離れた側の位置に配された縁23bは、縁33bと重なる位置に配されている。
そして、上述した位置関係の支点突起係合部23Lを有した雌コネクタハウジング21と、支点突起収容部33Lを有した雄コネクタハウジング32とは、移動案内手段34,35,46,47により支点突起44が大溝部60から小溝部61へ移動する際、支点突起44の外周面が縁23cと当接しながら移動する。この際、前述した縁33b及び縁33cが、対称軸P2から離れるにしたがって雌コネクタ2から離れる方向に傾斜しているので、支点突起44が、雌コネクタハウジング21を雄コネクタハウジング32側に引き上げながら小溝部61へ移動する。このことにより、雌コネクタハウジング21と雄コネクタハウジング32とが互いに近づけられる。
上記構成のレバー嵌合式コネクタ1の組み立て方法及び、雌コネクタ2と雄コネクタ3とを嵌合させる手順について以下説明する。まず、端子収容室37内に電線付き端子が挿入された雄コネクタ本体31を、上面32f側から雄コネクタハウジング32内に取り付ける。そして、レバー4の側板41a,41bを雄コネクタハウジング32の面32a,32bにそれぞれ合わせ、側板41a,41bの一端部側を互いに外側に広げてレバー4を弾性変形させて、支点突起44を雄コネクタハウジング32の支点突起収容部33L内に大溝部60から挿入する。そして、雄コネクタ本体31と電線付き端子が取り付けられた状態の雌コネクタハウジング21とを対向させる。次に、雄コネクタ本体31を雌コネクタハウジング21内に挿入させるとともに雌コネクタハウジング21を雄コネクタハウジング32と雄コネクタ本体31との間に挿入させてこれらを仮嵌合させる。この際、支点突起44は、雌コネクタハウジング21の支点突起係合部23L内に圧入される。また、この時、互いの端子同士は嵌合しておらず、コネクタハウジング21,32同士の位置関係は図3の実線で示した位置関係となっている。また、この時のレバー嵌合式コネクタ1の状態を図4に示す。
図4に示すように、支点突起44は、大溝部60に位置付けられているとともに、作用点突起34,35は、作用点突起収容部46,47の前記一端部に位置付けられている。この状態からレバー4の操作部49に、雌コネクタ2側に向かって力を加えると、レバー4は、作用点突起収容部46,47によって案内されて、幅方向Xの支点突起44側でかつ支点突起44よりも雌コネクタ2から離れた側を中心に回動を始める。なお、この時点では支点突起44の外周面と支点突起係合部23Lの縁23cとは接しておらず、支点突起44及び作用点突起34,35にモーメントはかかっていない。即ち、支点突起44の外周面が支点突起収容部23Lの縁23cと接するまでは、レバー4の回動力が雄コネクタハウジング32に伝わらない空転状態となるが、前述したように、縁33b及び縁33cは、対称軸P2から離れるにしたがって雌コネクタ2から離れる方向に傾斜しているので、レバー4の回動が進むにつれて支点突起44は支点突起収容部23Lの縁23cに近づく方向に徐々に移動する。
そして、図5に示すように、支点突起44が、その外周面が支点突起収容部23Lの縁23cと接する位置に移動した状態において、レバー4の回動力が作用点突起34,35と作用点突起収容部46,47の縁46a,47aとの接点S1,S2を介して雄コネクタハウジング32に加わり、雄コネクタ本体31が、雌コネクタハウジング21内に挿入される。この時、支点突起44は小溝部61に位置付けられている。そして、レバー4をさらに回動させると、ロックアーム48の前記下端部が雌コネクタハウジング21の面21dに設けられたロック突起22と係合し、雄コネクタ本体31が雌コネクタハウジング21内に完全に挿入・嵌合されかつ互いの端子同士が嵌合され、雄コネクタ3と雌コネクタ2との嵌合が終了する。また、この時の状態を図6に示す。図6に示すように、支点突起44は、小溝部61に位置付けられているとともに、作用点突起34,35は、作用点突起収容部46,47の前記他端部に位置付けられている。
次に、雄コネクタ3と雌コネクタ2とが嵌合している状態から離脱する場合には、ロックアーム48を撓ませてロック突起22とロックアーム48とのロック状態を解除する。ロック突起22とロックアーム48とのロックを解除した状態で、レバー4を嵌合方向と逆方向の解除方向に回動させる。レバー4を解除方向に回動させると、支点突起44の外周面と支点突起係合部23Lの縁23bとの接点が支点となり、レバー4が前述したコネクタハウジング21,32を互いに近づける方向と逆方向に回動する。この回動力が作用点突起34,35と作用点突起収容部46,47の縁46b,47bとの接点を介して回動力が雄コネクタハウジング32に加わり、雄コネクタ本体31が雌コネクタハウジング21内から離脱する。
以上説明したように、本実施形態によれば、レバー4は、一対の側板41a,41bの一端部同士が間隔をあけて互いに分離されているので、雄コネクタ3に電線付き端子を挿入した後に、この雄コネクタ3にレバー4を取り付けることが可能になる。よって、コネクタ2,3の組み立て作業性を向上させることができる。また、レバー嵌合式コネクタ1を使用中にレバー4が破損した場合はレバー4のみを交換することができるので、レバー4の破損時の交換にかかる工数及び費用を低減することができる。さらに、このレバー4は、支点突起44が支点突起収容部33L,33Rから外れることを抑制する外れ抑制手段としての鍔部45を有しているので、レバー4の回動中にレバー4がコネクタ2,3から外れることを防止できる。さらに、支点突起収容部33L,33Rが、支点突起44と鍔部45とを合わせた寸法よりも大きく形成された大溝部60と、支点突起44と鍔部45とを合わせた寸法よりも小さく形成された小溝部61と、を構成するとともに、支点突起44を大溝部60と小溝部61とに亘って移動させる移動案内手段、即ち作用点突起34,35及び作用点突起収容部46,47、を有しているので、レバー4を容易にコネクタ2,3に取り付けることができる。よって、レバー嵌合式コネクタ1の組み立て作業性を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、作用点突起34,35と作用点突起収容部46,47を複数設けたことにより、レバー4の回動軌跡を一義的に定めることが可能になる。このことにより、レバー4の操作フィーリングにばらつきが生じることを防止できるとともに、この操作フィーリングの調整も容易になる。よって、作業性及び操作性に優れたレバー嵌合式コネクタ1を提供することができる。さらに、これら作用点突起34,35と作用点突起収容部46,47が、コネクタハウジング21,32の幅方向Xに沿って間隔をあけて配されているので、レバー4の作用点を幅方向Xに沿って分散配置させることができ、このために、レバー4の回動により生じるモーメントを雄コネクタ3の幅方向Xに沿って平均化することができる。よって、雄コネクタ3が幅方向Xの寸法が長く形成されていても相手方の雌コネクタ2と半嵌合などを生じさせず確実にコネクタ2,3同士を嵌合させることができる。
さらに、本実施形態によれば、支点突起係合部23L,23Rと、支点突起収容部33L,33Rと、作用点突起34,35が対称軸P1,P2に対して線対称に設けられているので、レバー4を2方向の取り付け位置から好適な一方を選択して取り付けることが可能になる。よって、レバー4の配索自由度を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、コネクタ2,3同士を嵌合した状態の嵌合位置に位置付けられたレバー4と係合するロック突起22を雌コネクタ2に設けているので、このレバー4を嵌合位置に保つことができ、そのために、ロック突起22の係合後にレバー4に意図しない外力がかかった場合でもコネクタ2,3同士が離れる方向に移動することを防止できる。
上述した実施形態では、外れ抑制手段は鍔部45であったが、本発明では、外れ抑制手段は、鍔部以外でも良く、支点突起44と別部材で構成された割ピンなどであっても良い。また、上述した実施形態では作用点突起34,35が雄コネクタハウジング32に設けられるとともに作用点突起収容部46,47がレバー4の側板41a,41bに設けられていたが、本発明では、作用点突起34,35がレバー4の側板41a,41bに設けられるとともに、作用点突起収容部46,47が雄コネクタハウジング32に設けられていても良い。さらに作用点突起34,35は円柱以外の異形や多角形の形状であっても良いし、作用点突起収容部46,47は必ずしも側板41a,41bまたは雄コネクタハウジング32を貫通した孔でなくとも良く、作用点突起34,35を収容可能な凹みやレールなどであっても良い。
また、上述した実施形態では、第1コネクタが雌コネクタ2であるとともに、第2コネクタが雄コネクタ3であったが、本発明では、第1コネクタが雌型端子を有した雄コネクタであるとともに、第2コネクタが雄型端子を有した雌コネクタであっても良い。即ち、本発明ではレバーが雌コネクタのコネクタハウジングに回動自在に設けられていても良い。また、上述した実施形態では、係合手段としてのロック突起22が雌コネクタ2に設けられていたが、係合手段は雄コネクタ3に設けられていても良いし、雌コネクタ2と雄コネクタ3の双方に設けられていても良い。さらに係合手段の形状は、レバー4を固定可能な形状であれば如何なる形状であっても良い。さらに、本実施形態では、シール部材を有した防水のレバー嵌合式コネクタ1であったが、本発明では、レバー嵌合式コネクタは、必ずしもシール部材を有していなくても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施の形態に係るレバー嵌合式コネクタを示す斜視図である。 図1に示されたレバー嵌合式コネクタの分解斜視図である。 図1に示されたレバー嵌合式コネクタのコネクタハウジング同士が最も離れた状態における支点突起と支点突起収容部と支点突起係合部との位置関係、及び、コネクタ同士が嵌合している状態における支点突起と支点突起収容部と支点突起係合部との位置関係を示す説明図である。 図1に示されたレバー嵌合式コネクタのレバーを雌コネクタに係合させた状態でかつコネクタハウジング同士が最も離れた状態を示す正面図である。 図4に示されたレバー嵌合式コネクタの支点突起の外周面が支点突起係合部の縁と当接して、レバーの回動力が雄コネクタに伝わり始めた状態を示す正面図である。 図5に示されたレバー嵌合式コネクタのコネクタ同士が嵌合した状態を示す正面図である。 従来のレバー嵌合式コネクタを示す正面図である。 図7に示されたレバー嵌合式コネクタのレバーを示す斜視図である。
符号の説明
1 レバー嵌合式コネクタ
2 雌型コネクタ(第1コネクタ)
3 雄型コネクタ(第2コネクタ)
4 レバー
21 雌コネクタハウジング(コネクタハウジング)
21a,21b 面(側板と重なる面)
22 ロック突起(係合手段)
23L,23R 支点突起係合部
33L,33R 支点突起収容部
32a,33b 面(側板と重なる面)
32 雄コネクタハウジング(コネクタハウジング)
34,35 作用点突起(移動案内手段)
41a,41b 側板
42 連結部
44 支点突起
45 鍔部(外れ抑制手段)
46,47 作用点突起収容部(移動案内手段)
60 大溝部
61 小溝部
P1,P2 対称軸
S 接離方向
X 幅方向

Claims (5)

  1. 第1コネクタと、該第1コネクタと嵌合する第2コネクタと、第2コネクタのコネクタハウジングに回動自在に設けられたレバーとを有し、前記レバーを回動させることにより、前記第1コネクタのコネクタハウジングと前記第2コネクタのコネクタハウジングとを互いに接離させるレバー嵌合式コネクタであって、
    前記レバーが、互いに平行に配されかつ一端部同士が間隔をあけて互いに分離された一対の側板と、前記側板の他端部同士を連結した連結部と、前記一対の側板のうち少なくとも一方の一端部に設けられ、かつ前記側板の内表面から相対する側板に向かって突出した支点突起と、を有しているとともに、
    前記第2コネクタのコネクタハウジングの前記側板と互いに重なる面に設けられかつ前記支点突起が通される支点突起収容部と、
    前記第1コネクタのコネクタハウジングの前記側板と互いに重なる面に設けられかつ前記支点突起収容部に通された前記支点突起が係合する支点突起係合部と、
    前記支点突起が前記支点突起収容部から外れることを抑制する外れ抑制手段と、を有し、
    前記外れ抑制手段が、前記支点突起の外縁から前記支点突起の外周方向に延設された鍔部であり、
    前記支点突起収容部が、前記支点突起と前記鍔部とを合わせた寸法よりも大きく形成された大溝部と、前記支点突起と前記鍔部とを合わせた寸法よりも小さく形成された小溝部と、から構成され、かつ、
    前記第1コネクタのコネクタハウジングと前記第2コネクタのコネクタハウジングとが最も離れた状態で、前記支点突起が前記大溝部に位置付けられるとともに、
    前記第1コネクタのコネクタハウジングと前記第2コネクタのコネクタハウジングとが近づくにしたがって、前記支点突起を前記大溝部から前記小溝部に向かって移動させる移動案内手段をさらに有する
    ことを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  2. 前記支点突起係合部及び前記支点突起収容部が、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタのコネクタハウジングの前記側板と重なる面の中心を通る前記コネクタハウジング同士の接離方向と平行な対称軸に対して線対称となる位置にそれぞれ一対設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のレバー嵌合式コネクタ。
  3. 前記移動案内手段が、前記第2コネクタのコネクタハウジングの前記側板と重なる面と、前記レバーの側板と、のうち一方に設けられかつ前記一方から他方に向かって突出した作用点突起と、前記他方に設けられかつ前記作用点突起を収容する長孔状の作用点突起収容部と、をそれぞれ複数有し、かつ、
    これらの複数の作用点突起及び作用点突起収容部が、前記コネクタハウジングの幅方向及び前記側板の幅方向に沿って間隔をあけて配された
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレバー嵌合式コネクタ。
  4. 前記作用点突起または前記作用点突起収容部が、前記第2コネクタのコネクタハウジングの前記側板と重なる面の中心を通る前記コネクタハウジング同士の接離方向と平行な対称軸に対して線対称となる位置に一対設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載のレバー嵌合式コネクタ。
  5. 前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合した状態の嵌合位置に位置付けられた前記レバーに係合する係合手段を前記第1コネクタと前記第2コネクタとのうち少なくとも一方に設けた
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載のレバー嵌合式コネクタ。
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