JP4500245B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、電線の接続等に使用されるロック保障機構を備えたコネクタに関する。
移動体としての自動車に用いられるワイヤハーネスは、コネクタを備えている。コネクタは、箱状又は筒状のコネクタハウジングと、該コネクタハウジング内に収容されるとともに電線の端末に取り付けられる端子金具を備えている。
このような、コネクタでは、相手側のコネクタと完全に嵌合したか否かを把握するために、従来から種々のロック保障機構(例えば、特許文献1にロック保障機構を備えたコネクタを示す)が提案されている。前述した特許文献1などに示されたロック保障機構を備えたコネクタは、前述したコネクタハウジングと前記端子金具に加え、ロック保障部材を備えている。コネクタハウジングには、一旦弾性変形した後、弾性変形していない中立状態に復帰して相手側のコネクタの係合部に係合するロックアームが設けられている。
前記ロック保障部材は、前記ロックアームの弾性変形を規制する規制位置と、前記ロックアームの弾性変形を許容する許容位置とに亘って、前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられている。ロック保障部材は、前記ロックアームが中立状態に変位すると、該ロックアームと干渉せずに前記規制位置と前記許容位置とに亘って移動自在となる。ロック保障部材は、ロックアームが弾性変形している状態であると、該ロックアームと干渉して、前記許容位置から前記規制位置に向かって変位することが規制される。
前述したロック保証機構を備えたコネクタは、ロック保障部材を前記許容位置に位置付けて、相手側のコネクタと嵌合される。そして、コネクタは、相手側のコネクタと嵌合した後、前記ロック保障部材が前記規制位置に向かって移動できるか否かを把握することで、相手側のコネクタと完全に嵌合したか否かを把握することができる。
また、前述したロック保証機構を備えたコネクタは、ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられた際に、ロックアームを係合部との係合を解除する方向に操作すると、係合部との係合を解除する方向に弾性変形しようとするロックアームと当接して、該ロックアームの弾性変形を規制する規制凸部を備えている。
特開2004−220970号公報
前述した従来のロック保障機構を備えたコネクタは、ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられた際に、係合を解除する方向にロックアームを操作すると、このロックアームには係合を解除する方向の力と、規制凸部からの反力とが作用する。このため、従来のコネクタは、ロック保障部材を規制位置に位置付けた状態で、ロックアームを操作すると、該ロックアームに多大な応力が作用する。
特に、前述したロックアームを、中央部が前述したコネクタハウジングに連なりかつ一端部が操作されるとともに他端部が前述した係合部に係合する所謂シーソロックに形成すると、一端部のみに係合部への係合を解除する方向の多大な曲げ応力が作用することとなって、最悪の場合には、ロックアームが破損する虞がある。
したがって、本発明の目的は、ロック保障部材がロックアームの弾性変形を規制する規制位置に位置付けられた際に、係合を解除する方向に操作されたロックアームに多大な応力が作用することを防止できるコネクタを提供することにある。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のコネクタは、端子金具を収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに連なり、一端部が相手側のコネクタの係合部と係合するとともに、他端部に操作部が設けられたロックアームと、前記ロックアームの弾性変形を規制する規制位置と、前記ロックアームの弾性変形を許容する許容位置とに亘って、前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられたロック保障部材と、を備えたコネクタにおいて、前記ロックアームと前記ロック保障部材との双方に設けられ、かつ、前記ロック保障部材が前記許容位置に位置付けられて、前記操作部が操作されると、互いに干渉して、前記一端部が前記係合部との係合を解除する方向に前記ロックアームを弾性変形させるとともに、前記ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられると、互いに離れて、前記操作部が操作されても、前記一端部が前記係合部との係合を解除する方向に前記ロックアームが弾性変形することを規制する変形切換部を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のコネクタは、請求項1記載のコネクタにおいて、前記変形切換部は、前記ロックアームに設けられた第1干渉部と、前記ロック保障部材に設けられた第2干渉部とを備え、かつ、前記ロック保障部材が前記許容位置に位置付けられると前記第1干渉部と前記第2干渉部とが互いに干渉するとともに、前記ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられると、前記第1干渉部と前記第2干渉部とが互いに離れることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のコネクタは、請求項2記載のコネクタにおいて、前記ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられて、前記ロックアームの前記操作部を操作された際に、互いに干渉した第1干渉部と前記第2干渉部同士が互いに位置ずれすることを規制する位置ずれ規制部を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明のコネクタは、請求項3記載のコネクタにおいて、前記位置ずれ規制部は、前記第1干渉部から凸の第1凸部と、前記第2干渉部から凸の第2凸部と、を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明のコネクタは、請求項4記載のコネクタにおいて、前記第1干渉部が前記ロックアームから凸に形成され、かつ前記第2干渉部がロック保障部材から凸に形成されているとともに、前記第1凸部が前記第1干渉部の前記ロックアームから離れた側の端部に設けられ、かつ前記第2凸部が前記第2干渉部の前記ロック保障部材から離れた側の端部に設けられているとともに、前記ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられると、前記ロックアームと前記第1凸部との間に前記第2凸部が位置し、前記ロック保障部材と前記第2凸部との間に前記第1凸部が位置することを特徴としている。
請求項6に記載の本発明のコネクタは、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載のコネクタにおいて、前記ロックアームは、一端部が前記コネクタハウジングに連なりかつ他端部が自由端の片持ち状に形成された一対の支持アームと、前記支持アームの他端部同士を連結したロックビークと、一端部が前記支持アームの他端部に連なりかつ該一端部から前記支持アームの一端部に向かって延在した解除アームと、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載した本発明のコネクタによれば、ロックアームとロック保障部材の双方に設けられた変形切換部が、ロック保障部材が規制位置に位置付けられると、互いに干渉しない。このため、ロック保障部材が規制位置に位置付けられて、係合を解除する方向にロックアームを操作しても、該ロックアームが係合を解除する方向に弾性変形しない。
また、変形切換部をロックアームとロック保障部材との双方に設けているので、防水用のパッキンなどが取り付けられていても、特に、ロック保障部材に設ける変形規制部の位置を任意に変更できる。
請求項2に記載した本発明のコネクタによれば、変形切換部が、ロックアームに設けられた第1干渉部と、ロック保障部材に設けられた第2干渉部とを備えている。このため、ロック保障部材が許容位置に位置付けられると、確実にこれらの干渉部が互いに干渉する。
請求項3に記載した本発明のコネクタによれば、ロック保障部材が許容位置に位置付けられると、干渉部同士の位置ずれが位置ずれ規制部に規制されるので、係合を解除する方向にロックアームを確実に変形させることができる。
請求項4に記載した本発明のコネクタによれば、位置ずれ規制部が、第1干渉部から凸の第1凸部と第2干渉部から凸の第2凸部を備えているので、干渉部同士の位置ずれを確実に規制できる。
請求項5に記載した本発明のコネクタによれば、ロックアームと第1凸部との間に第2凸部が位置し、ロック保障部材と第2凸部との間に第1凸部が位置するので、位置ずれ規制部が干渉部同士の位置ずれをより確実に規制できる。
請求項6に記載した本発明のコネクタによれば、解除アームが支持アームの他端部から一端部に向けて伸びている。このため、解除アームの全長を長くすることができ、解除アームでロックアームの係合部への係合を解除する際に必要な力を弱くすることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明によれば、ロック保障部材が規制位置に位置付けられて、係合を解除する方向にロックアームを操作しても、該ロックアームが係合を解除する方向に弾性変形しないので、ロックアームの過大な応力が作用することを防止できる。
ロック保障部材に設ける変形規制部の位置任意に変更できるので、ロックアームに設けられた変形規制部と、ロック保障部材に設けられた変形規制部とを離すことができ、弱い操作力でロックアームの係合部への係合を確実に解除することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、ロック保障部材が許容位置に位置付けられると、確実に第1及び第2干渉部が互いに干渉するので、ロック保障部材を許容位置に位置付けると、ロックアームを確実に弾性変形させることができ、相手側のコネクタとの着脱が自在となる。
請求項3に記載の本発明によれば、ロック保障部材が許容位置に位置付けられると、係合を解除する方向にロックアームを確実に変形させることができるので、相手側のコネクタとの着脱が確実に自在となる。
請求項4に記載の本発明によれば、位置ずれ規制部が干渉部同士の位置ずれを確実に規制できるので、係合を解除する方向にロックアームをより確実に変形させることができ、相手側のコネクタとの着脱がより確実に自在となる。
請求項5に記載の本発明によれば、位置ずれ規制部が干渉部同士の位置ずれをより確実に規制できるので、係合を解除する方向にロックアームをより一層確実に変形させることができ、相手側のコネクタとの着脱がより一層確実に自在となる。
請求項6に記載の本発明によれば、解除アームの全長を長くすることができるので、ロックアームの係合部への係合を解除する際に必要な力を弱くすることができる。
発明の実施するための最良の形態
本発明の一実施形態にかかるロック保障機構付きのコネクタを図1ないし図19を参照して説明する。図1などに示すコネクタ1は、図7ないし図18に示す相手側のコネクタ2と、嵌合する。
相手側のコネクタ2は、図7ないし図19に示すように、雌型のコネクタハウジング(以下、単に雌ハウジングと呼ぶ)3と、雄型の端子金具(以下、単に雄端子と呼び、図7、図9、図11、図13、図15及び図17に示す)4と、短絡端子5(図7、図9、図11、図13、図15及び図17に示す)と、を備えている。
雌ハウジング3は、図7ないし図19に示すように、合成樹脂で構成されかつ複数の雄端子4を収容する本体部6と、雄ハウジング20を受け入れる筒状の套体部7と、短絡端子収容部8と、を備えている。なお、本明細書では、筒状に形成されて、内側に雄ハウジング20が挿入されるコネクタハウジングを雌型のコネクタハウジングと呼ぶ。
本体部6は、互いに並設された複数の端子収容室9を備えている。端子収容室9は、それぞれ、直線状に延びており、前述した雄端子4を収容する。端子収容室9には、該端子収容室9の内面から突出して、前述した雄端子4に係止する係止アーム10が設けられている。
套体部7は、本体部6の外縁それぞれに連なる周壁11を複数備えて、箱状に形成されている。即ち、套体部7は、本体部6に連なっている。周壁11の本体部6から離れた縁部は、雄ハウジング20を受け入れるための開口部を形成している。套体部7の図中上側に位置する一つの周壁11には、係合部としてのロック突起12が形成されている。ロック突起12は、前述した周壁11の外表面から凸に形成されている。
短絡端子収容部8は、前述した本体部6と套体部7とに亘って、雌ハウジング3内に設けられている。短絡端子収容部8は、前述した複数の端子収容室9と重なる位置に配置されている。なお、雌ハウジング3は、本明細書に記した相手側のコネクタハウジングをなしている。
雄端子4は、導電性の板金に打ち抜き加工と折り曲げ加工が施されて得られる。雄端子4は、電線接続部13と、該電線接続部13に連なる電気接触部14とを一体に備えている。電線接続部13は、電線15が取り付けられて、該電線15の芯線と電気的に接続する。電気接触部14は、棒状に形成されている。電気接触部14は、後述する雌端子22の電気接触部37内に侵入して、該雌端子22と電気的に接続する。
前述した雄端子4は、電気接触部14が套体部7内に位置し、電線接続部13が端子収容室9内に収容された状態で前述した雌ハウジング3に取り付けられる。雄端子4は、本明細書に記した相手側の端子金具をなしている。
短絡端子5は、導電性の板金に打ち抜き加工と折り曲げ加工が施されて得られる。短絡端子5は、固定部16と、一対の弾性片(図7、図9、図11、図13、図15及び図17には一方のみ示す)17とを一体に備えている。固定部16は、前述した短絡端子収容部8内に収容されて、雌ハウジング3に取り付けられる。
一対の弾性片17は、一端が固定部16に連なり、中央部が端子収容室9内に電線接続部13が収容された雄端子4の電気接触部14に向かって凸に曲げられて形成されている。弾性片17は、その中央部が前述した雄端子4の電気接触部14から離れる方向に変位自在に弾性変形自在となっている。弾性片17は、その中央部が前述した雄端子4の電気接触部14から離れるように弾性変形して、該電気接触部14に接触する。弾性片17は、雄端子4の電気接触部14と弾性接触する(弾性変形しながら接触する)。前述した短絡端子5は、相手側のコネクタ2がコネクタ1と嵌合していない状態で、弾性片17それぞれが雄端子4の電気接触部14に弾性接触して、雄端子4同士を電気的に接続する。
コネクタ1は、図1及び図2に示すように、雄型のコネクタハウジング(以下、単に雄ハウジングと呼ぶ)20と、ロックアーム21と、雌型の端子金具(以下、単に雌端子と呼ぶ)22と、ロック保障部材23と、変形切換部24と、を備えている。
雄ハウジング20は、図1ないし図3、図5及び図6に示すように、合成樹脂からなりかつ複数の雌端子22を収容する本体部25と、筒状のフード部26とを一体に備えている。なお、本明細書では、筒状の雌ハウジング3内に挿入されるコネクタハウジングを雄型のコネクタハウジングと呼ぶ。雄ハウジング20は、本明細書に記したコネクタハウジングをなしている。
本体部25は、箱状に形成されており、互いに並設された複数の端子収容室27を備えている。端子収容室27は、それぞれ、直線状に延びており、長手方向の両端が本体部25の外表面に開口している。端子収容室27は、雌端子22を収容する。端子収容室27の内面には、それぞれ、雌端子22を係止するための図示しない係止アームが設けられている。本体部25は、端子収容室27と雌ハウジング3の端子収容室9とが互いに連続するように、套体部7内に挿入される。
また、本体部25の外周面には、全周に亘って、パッキン28が取り付けられている。パッキン28は、ゴムなどの弾性材料で構成されている。パッキン28は、コネクタ1,2同士が嵌合すると、雌ハウジング3の套体部7の内面と当接して弾性変形する。そして、パッキン28は、雌ハウジング3の套体部7の内面と、本体部25の外周面との間を水密に保って、本体部25の端子収容室27内に水などの液体が浸入することを規制する。
さらに、本体部25には、短絡解除片29が立設している。即ち、短絡解除片29は、本体部25と一体に形成されており、該本体部25と同様に絶縁性の合成樹脂で構成されている。短絡解除片29は、本体部25から相手側のコネクタ2に向かって伸びた平板状に形成されている。短絡解除片29は、コネクタ1,2同士が嵌合すると、短絡端子5の弾性片17と雄端子4の電気接触部14との間に侵入して、これらの短絡端子5の弾性片17と雄端子4の電気接触部14との電気的な接続を解除する(を電気的に絶縁する)。
筒状のフード部26は、本体部25を収容している。フード部26の相手側のコネクタ2から離れた側の端部が、前述した本体部25の相手側のコネクタ2から離れた側の端部に連なっている。また、フード部26には、コネクタ1,2同士の嵌合方向(図7などに矢印で示す)に沿って延在した切欠き30が形成されている。切欠き30は、フード部26の前述した嵌合方向Kの全長に亘って設けられている。なお、コネクタ1,2同士の嵌合方向とは、コネクタ1,2同士が嵌合する際に、これらのコネクタ1,2が互いに近づく方向をなしている。
ロックアーム21は、フード部26に設けられた切欠き30内に配置されている。ロックアーム21は、一対の支持アーム31と、ロックビーク32と、一対の解除アーム33と、支点突起34と、操作部35とを備えている。支持アーム31は、長手方向が前述した雌端子22の長手方向即ちコネクタ1,2同士の嵌合方向Kに沿った棒状に形成されている。
一対の支持アーム31は、互いに平行でかつ間隔をあけて配置されている。支持アーム31は、一端部が本体部25即ち雄ハウジング20の相手側のコネクタ2から離れた側の端部に連なり、他端部が該一端部より相手側のコネクタ2寄りに配置されて自由端となっている。ロックビーク32は、一対の支持アーム31の前述した他端部同士を連結している。
一対の解除アーム33は、長手方向が前述した雌端子22の長手方向即ちコネクタ1,2同士の嵌合方向Kに沿った棒状に形成されている。一対の解除アーム33は、互いに平行でかつ間隔をあけて配置されている。一対の解除アーム33は、一対の支持アーム31のコネクタ1の外側に配置されている。解除アーム33は、一端部が支持アーム31の他端部に連なり、他端部が該一端部より相手側のコネクタ2から離れた側に配置されて自由端となっている。
支点突起34は、解除アーム33それぞれの前述した一端部から一対の解除アーム33が互いに離れる方向に突出している。操作部35は、解除アーム33の他端部同士を連結している。
前述した構成によって、ロックアーム21は、一対の支持アーム31とロックビーク32との間にロック突起12を位置付けて、相手側のコネクタ2寄りの一端部21aがロック突起12に係合する。ロックアーム21は、ロック突起12に係合する際に、該ロック突起12にロックビーク32が当接する。そして、ロックアーム21は、ロック突起12上にロックビーク32が乗り上げて、前述した一端部21aが雄ハウジング20の外側に向かって、一旦弾性変形する。ロックアーム21は、ロックビーク32がロック突起12を乗り越えると、弾性復元力によって、弾性変形していない中立状態に復帰して、一対の支持アーム31とロックビーク32との間にロック突起12を位置付けて、該ロック突起12に係合する。
さらに、ロックアーム21は、相手側のコネクタ2から離れた側の他端部21bに設けられた操作部35が雄ハウジング20の本体部25に向かって押圧され(操作され)て、後述の干渉部47,48同士が干渉すると、前述したロックビーク32即ち一端部21aが雄ハウジング20の外側に向かって弾性変形する。このように、ロックアーム21は、操作部35が雄ハウジング20の本体部25に向かって押圧されると、一端部21aがロック突起12との係合を解除する方向に弾性変形可能となっている。
雌端子22は、導電性の板金に打ち抜き加工と折り曲げ加工が施されて得られる。雌端子22は、電線接続部36と、該電線接続部36に連なる電気接触部37とを一体に備えている。電線接続部36は、電線38が取り付けられて、該電線38の芯線と電気的に接続する。電気接触部37は、筒状に形成されている。電気接触部37は、雄端子4の電気接触部14が内側に侵入して、該雄端子4と電気的に接続する。
前述した雌端子22は、電気接触部37が相手側のコネクタ2に相対して端子収容室27内に収容された状態で前述した雄ハウジング20に取り付けられる。雌端子22は、本明細書に記した端子金具をなしている。
ロック保障部材23は、絶縁性の合成樹脂で構成されている。ロック保障部材23は、図1及び図2、図4ないし図6に示すように、一つの奥壁39と、該奥壁39の外縁から立設した複数の周壁40とを備えて、有底筒状に形成されている。奥壁39には、前述した雌端子22に取り付けられた電線38を通す通し孔41が貫通している。
ロック保障部材23の複数の周壁40のうち図1中上方に位置する一つの周壁40には、干渉アーム42が設けられ、前述した一つの周壁40と奥壁39とに亘って操作孔43が設けられている。
干渉アーム42は、長手方向が前述した嵌合方向Kに沿った帯状に形成されている。干渉アーム42は、一端部が前述した周壁40の奥壁39寄りの端部に連なり、他端部が該一端部21aより相手側のコネクタ2寄りに配置されている。干渉アーム42の他端部には、ロック保障部材23の内側に向かって凸の干渉突起44が設けられている。操作孔43は、周壁40と奥壁39との双方を貫通している。
前述したロック保障部材23は、奥壁39が本体部25の相手側のコネクタ2から離れた側の端面と相対した状態で、内側に雄ハウジング20を収容して、該雄ハウジング20に取り付けられる。さらに、ロック保障部材23は、前述した干渉突起44がロックアーム21と重なり、操作孔43を通してロックアーム21の操作部35を露出させるように、前述した雄ハウジング20に取り付けられる。
そして、ロック保障部材23は、図6に示す奥壁39が本体部25の前述した端面と密に重なる規制位置と、図5に示す前記規制位置より奥壁39が本体部25の前述した端面から離れた許容位置とに亘って、前述した嵌合方向Kに沿って、移動自在に雄ハウジング20に取り付けられる。また、ロック保障部材23の内面と、雄ハウジング20の外表面とには、前述した嵌合方向Kに沿った移動を案内するガイド溝45やガイド突起46が設けられている。
さらに、ロック保障部材23の内面と、雄ハウジング20の外表面とには、前述した規制位置と許容位置とを越えて、ロック保障部材23が雄ハウジング20に対して移動することを規制する図示しない規制突起や、ロック保障部材23の雄ハウジング20に対する規制位置と許容位置との間の移動に対してクリック感を付与する突起などが設けられている。このクリック感を付与するとは、規制位置に位置付けられたロック保障部材23を該規制位置に保ち、かつ許容位置に位置付けられたロック保障部材23を該許容位置に保つとともに、規制位置と許容位置との間を移動する際にロック保障部材23の移動に抵抗などを付与することをいう。
また、前述した許容位置では、図7などに示すように、干渉アーム42の干渉突起44は、ロックビーク32より奥壁39寄り即ち相手側のコネクタ2から離れた側に位置しているとともに、一対の支持アーム31とロックビーク32との間に位置している。このため、許容位置では、干渉アーム42の干渉突起44は、ロックアーム21のロックビーク32と干渉せずに、ロックビーク32が本体部25から離れる方向に該ロックアーム21が弾性変形することを許容する。
さらに、前述した規制位置では、図15などに示すように、干渉アーム42の干渉突起44は、ロックビーク32より奥壁39から離れた側即ち相手側のコネクタ2寄りに位置している。このため、規制位置では、干渉アーム42の干渉突起44は、ロックアーム21のロックビーク32と干渉して、ロックビーク32が本体部25から離れる方向に該ロックアーム21が弾性変形することを規制する。
変形切換部24は、ロックアーム21に設けられた第1干渉部47(図1に示す)と、ロック保障部材23に設けられた第2干渉部48(図2に示す)と、位置ずれ規制部49(図1及び図2に示す)とを備えている。変形切換部24は、第1干渉部47がロックアーム21に設けられ、第2干渉部48がロック保障部材23に設けられているので、ロックアーム21とロック保障部材23との双方に設けられている。
第1干渉部47は、ロックアーム21の解除アーム33の長手方向の中央に設けられ、該解除アーム33からコネクタ1の外側に向かって凸に形成されている。第2干渉部48は、ロック保障部材23の内面から該ロック保障部材23の内側に向かって凸に形成されている。これらの第1干渉部47と第2干渉部48は、それぞれ、ロック保障部材23の移動方向即ち前述した嵌合方向Kに沿って直線状に延在している。このため、第1干渉部47と第2干渉部48は、ロック保障部材23の雄ハウジング20に対する移動を許容する(妨げない)。
第1干渉部47と、第2干渉部48は、ロック保障部材23が前述した許容位置に位置付けられると、第1干渉部47が第2干渉部48よりコネクタ1の外側に位置付けられ、かつ前述した嵌合方向Kに直交する方向に沿って互いに重なる。さらに、第1干渉部47と第2干渉部48は、ロック保障部材23が前述した許容位置に位置付けられると、前述したロックアーム21が弾性変形する際にロックビーク32すなわち一端部21aの変位する方向に沿って、互いに重なる。このため、第1干渉部47と第2干渉部48とは、ロックアーム21の操作部35を本体部25に向かって押圧すると、互いに密に接触する(即ち、互いに干渉する)。
また、第1干渉部47と、第2干渉部48は、ロック保障部材23が前述した規制位置に位置付けられると、互いに離れる。このため、第1干渉部47と第2干渉部48とは、ロックアーム21の操作部35を本体部25に向かって押圧しても、互いに接触しない(即ち、互いに干渉しない)。
位置ずれ規制部49は、第1凸部50(図3に示す)と、第2凸部51(図4に示す)とを備えている。第1凸部50は、第1干渉部47のロックアーム21の解除アーム33から離れた側の端部に設けられ、該端部から第2干渉部48に向かって凸に形成されている。第1凸部50には、図3(b)に示すように、ロックアーム21に向かうにしたがって徐々に第2干渉部48から離れる方向に傾斜したテーパ面50aが設けられている。
第2凸部51は、第2干渉部48のロック保障部材23の内面から離れた側の端部に設けられ、該端部から第1干渉部47に向かって凸に形成されている。第2凸部51には、図4(b)に示すように、ロック保障部材23の内面に向かうにしたがって徐々に第1干渉部47から離れる方向に傾斜したテーパ面51aが設けられている。
第1凸部50と第2凸部51は、それぞれ、ロック保障部材23の移動方向即ち前述した嵌合方向Kに沿って直線状に延在している。
前述した位置ずれ規制部49は、ロック保障部材23が許容位置に位置付けられると、図19に示すように、第1凸部50とロックアーム21の解除アーム33との間に第2凸部51を位置付け、第2凸部51とロック保障部材23の内面との間に第1凸部50を位置付けるとともに、テーパ面50a,51a同士が重なる。こうして、位置ずれ規制部49は、ロック保障部材23が規制位置に位置付けられて、ロックアーム21の他端部21bに設けられた操作部35が操作された際に、互いに干渉した第1干渉部47と第2干渉部48とが例えば嵌合方向Kに直交する方向に位置ずれすることを規制する。
前述した構成の変形切換部24は、ロック保障部材23が許容位置に位置付けられて、ロックアーム21の操作部35を本体部25に向かって押圧(操作)すると、第1干渉部47と第2干渉部48とが互いに干渉する。そして、変形切換部24は、ロックアーム21の解除アーム33を前述した第1干渉部47を支点として、ロックビーク32が本体部25から離れる方向にロックアーム21を弾性変形させる。即ち、変形切換部24は、ロック保障部材23が許容位置に位置付けられると、一端部21aがロック突起12との係合を解除する方向にロックアーム21を弾性変形させる。
さらに、前述した構成の変形切換部24は、ロック保障部材23が規制位置に位置付けられて、ロックアーム21の操作部35を本体部25に向かって押圧(操作)しても、第1干渉部47と第2干渉部48とが互いに離れている。そして、ロックアーム21の支点突起34がロック保障部材23の内面に当接して、変形切換部24は、ロックアーム21の解除アーム33を該支点突起34を支点として弾性変形させる。支点突起34がロックアーム21の前述した一端部21aに設けられているため、該ロックアーム21の支持アーム31が殆ど変位しない。このため、変形切換部24は、ロックビーク32を本体部25から離れさせない。即ち、変形切換部24は、ロック保障部材23が規制位置に位置付けられると、一端部21aがロック突起12との係合を解除する方向にロックアーム21が弾性変形することを規制する。
前述した構成のコネクタ1を相手側のコネクタ2と嵌合させる際には、まず、図7及び図8に示すように、ロック保障部材23を前述した許容位置に位置付け、相手側のコネクタ2と間隔をあけて相対させる。そして、コネクタ1を相手側のコネクタ2に近づけて、図9及び図10に示すように、相手側のコネクタ2の套体部7内に本体部25を侵入させ、本体部25の外側でかつフード部26の内側に套体部7を侵入させる。すると、ロック突起12にロックビーク32が乗り上げる。
そして、さらにコネクタ1,2同士を近づけると、図11に示すように、短絡解除片29が短絡端子5の弾性片17と雄端子4の電気接触部14との間に侵入するとともに、図11及び図12に示すように、ロックビーク32がロック突起12に乗り上げて、ロックアーム21が弾性変形する。その後、図13に示すように、ロックビーク32がロック突起12を乗り越えて、図13及び図14に示すように、ロックアーム21が弾性変形していない中立状態に復帰する。そして、ロックアーム21とロック突起12とが互いに係合する。
その後、図15及び図16に示すように、ロック保障部材23を規制位置に位置付ける。こうして、コネクタ1は相手側のコネクタ2と嵌合する。また、図9及び図11に示すように、ロックビーク32がロック突起12に乗り上げた不完全嵌合状態では、干渉アーム42の干渉突起44とロック突起12に乗り上げたロックビーク32とが互いに干渉して、ロック保障部材23が許容位置から規制位置に向かって移動することが規制されている。
さらに、ロック保障部材23が規制位置に位置付けられると、ロックアーム21の操作部35を本体部25に向かって押圧しても、図18に示すように、第1干渉部47と第2干渉部48とが互いに離れているので、図17及び図18に示すように、ロックアーム21の解除アーム33のみが該ロックアーム21の一端部21aを支点として弾性変形して、支持アーム31が弾性変形しない。このため、図17及び図18に示すように、ロックアーム21の一端部21aがロック突起12との係合を解除する方向に変位しない。
本実施形態によれば、ロックアーム21とロック保障部材23の双方に設けられた変形切換部24が、ロック保障部材23が規制位置に位置付けられると、互いに干渉しない。このため、ロック保障部材23が規制位置に位置付けられて、係合を解除する方向にロックアーム21を操作しても、該ロックアーム21が係合を解除する方向に弾性変形しない。よって、ロックアーム21に過大な応力が作用することを防止できる。
また、変形切換部24をロックアーム21とロック保障部材23との双方に設けているので、防水用のパッキン28などが取り付けられていても、特に、ロック保障部材23に設ける変形切換部24の位置を任意に変更できる。これにより、ロックアーム21に設けられた変形切換部24とロック保障部材23に設けられた変形切換部24とを離すことができ、弱い操作力でロックアーム21のロック突起12への係合を確実に解除することができる。
変形切換部24が、ロックアーム21に設けられた第1干渉部47と、ロック保障部材23に設けられた第2干渉部48とを備えている。このため、ロック保障部材23が許容位置に位置付けられると、確実にこれらの干渉部47,48が互いに干渉する。よって、ロック保障部材23を許容位置に位置付けると、ロックアーム21を確実に弾性変形させることができ、相手側のコネクタ2との着脱が自在となる。
ロック保障部材23が許容位置に位置付けられると、干渉部47,48同士の位置ずれが位置ずれ規制部49に規制されるので、係合を解除する方向にロックアーム21を確実に変形させることができる。したがって、相手側のコネクタ2との着脱が確実に自在となる。
位置ずれ規制部49が、第1干渉部47から凸の第1凸部50と第2干渉部48から凸の第2凸部51を備えているので、干渉部47,48同士の位置ずれを確実に規制できる。このため、係合を解除する方向にロックアーム21をより確実に変形させることができ、相手側のコネクタ2との着脱がより確実に自在となる。
ロックアーム21と第1凸部50との間に第2凸部51が位置し、ロック保障部材23と第2凸部51との間に第1凸部50が位置するので、位置ずれ規制部49が干渉部47,48同士の位置ずれをより確実に規制できる。したがって、係合を解除する方向にロックアーム21をより一層確実に変形させることができ、相手側のコネクタ2との着脱がより一層確実に自在となる。
解除アーム33が支持アーム31の他端部に連なりかつ該他端部から支持アーム31の一端部に向けて伸びている。このため、解除アーム33の全長を長くすることができ、解除アーム33でロックアーム21のロック突起12への係合を解除する際にかかる力を弱くすることができる。したがって、ロックアーム21とロック突起12との係合の解除を容易に行うことができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、前述した位置ずれ規制部49を設けても設けなくても良く、位置ずれ規制部49の第1凸部50及び第2凸部51の構成を如何様にしても良い。さらに、第1干渉部47と第2干渉部48の構成を如何様に変更しても良い。
本発明の一実施形態にかかるコネクタの要部を分解して示す斜視図である。 図1に示されたコネクタを一部断面で示す斜視図である。 (a)は図1に示されたコネクタの雄ハウジングの背面図であり、(b)は図3(a)中のIIIB部を拡大して示す図である。 (a)は図1に示されたコネクタのロック保障部材の背面図であり、(b)は図4(a)中のIVB部を拡大して示す図である。 図1に示されたコネクタのロック保障部材が許容位置に位置付けられた状態を一部断面で示す斜視図である。 図1に示されたコネクタのロック保障部材が規制位置に位置付けられた状態を一部断面で示す斜視図である。 図5中のVII−VII線の断面で示すコネクタと相手側のコネクタの断面図である。 図5中のVIII−VIII線の断面で示すコネクタと相手側のコネクタの断面図である。 図7に示されたコネクタと相手側のコネクタとを互いに近づけた状態を示す断面図である。 図8に示されたコネクタと相手側のコネクタとを互いに近づけた状態を示す断面図である。 図9に示されたコネクタのロックアームのロックボークが相手側のコネクタのロック突起上に乗り上げた状態を示す断面図である。 図10に示されたコネクタのロックアームのロックボークが相手側のコネクタのロック突起上に乗り上げた状態を示す断面図である。 図11に示されたコネクタのロックアームが相手側のコネクタのロック突起に係合した状態を示す断面図である。 図12に示されたコネクタのロックアームが相手側のコネクタのロック突起に係合した状態を示す断面図である。 図13に示されたコネクタのロック保障部材を規制位置に位置付けた状態を示す断面図である。 図14に示されたコネクタのロック保障部材を規制位置に位置付けた状態を示す断面図である。 図15に示されたコネクタのロックアームの操作部を押圧した状態を示す断面図である。 図16に示されたコネクタのロックアームの操作部を押圧した状態を示す断面図である。 図14中のXIX−XIX線に沿う断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 相手側のコネクタ
12 ロック突起(係合部)
20 雄ハウジング(コネクタハウジング)
21 ロックアーム
21a 一端部
21b 他端部
22 雌端子(端子金具)
23 ロック保障部材
24 変形規制部
31 支持アーム
32 ロックビーク
33 解除アーム
35 操作部
47 第1干渉部
48 第2干渉部
49 位置ずれ規制部
50 第1凸部
51 第2凸部

Claims (6)

  1. 端子金具を収容するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに連なり、一端部が相手側のコネクタの係合部と係合するとともに、他端部に操作部が設けられたロックアームと、
    前記ロックアームの弾性変形を規制する規制位置と、前記ロックアームの弾性変形を許容する許容位置とに亘って、前記コネクタハウジングに移動自在に取り付けられたロック保障部材と、を備えたコネクタにおいて、
    前記ロックアームと前記ロック保障部材との双方に設けられ、かつ、
    前記ロック保障部材が前記許容位置に位置付けられて、前記操作部が操作されると、互いに干渉して、前記一端部が前記係合部との係合を解除する方向に前記ロックアームを弾性変形させるとともに、
    前記ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられると、互いに離れて、前記操作部が操作されても、前記一端部が前記係合部との係合を解除する方向に前記ロックアームが弾性変形することを規制する変形切換部を備えたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記変形切換部は、前記ロックアームに設けられた第1干渉部と、前記ロック保障部材に設けられた第2干渉部とを備え、かつ、前記ロック保障部材が前記許容位置に位置付けられると前記第1干渉部と前記第2干渉部とが互いに干渉するとともに、前記ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられると、前記第1干渉部と前記第2干渉部とが互いに離れることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられて、前記ロックアームの前記操作部を操作された際に、互いに干渉した第1干渉部と前記第2干渉部同士が互いに位置ずれすることを規制する位置ずれ規制部を備えたことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記位置ずれ規制部は、前記第1干渉部から凸の第1凸部と、前記第2干渉部から凸の第2凸部と、を備えたことを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記第1干渉部が前記ロックアームから凸に形成され、かつ前記第2干渉部がロック保障部材から凸に形成されているとともに、
    前記第1凸部が前記第1干渉部の前記ロックアームから離れた側の端部に設けられ、かつ前記第2凸部が前記第2干渉部の前記ロック保障部材から離れた側の端部に設けられているとともに、
    前記ロック保障部材が前記規制位置に位置付けられると、前記ロックアームと前記第1凸部との間に前記第2凸部が位置し、前記ロック保障部材と前記第2凸部との間に前記第1凸部が位置することを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記ロックアームは、
    一端部が前記コネクタハウジングに連なりかつ他端部が自由端の片持ち状に形成された一対の支持アームと、
    前記支持アームの他端部同士を連結したロックビークと、
    一端部が前記支持アームの他端部に連なりかつ該一端部から前記支持アームの一端部に向かって延在した解除アームと、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載のコネクタ。
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