JP4659540B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムにおける受信側の通信装置(以下、受信装置)に関するものであり、特に、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式で変調され、かつ、周波数ホッピングがフレーム内で行われる無線通信システムにおける受信装置に関するものである。
従来から、耐干渉性に優れた通信方式として、一定時間間隔で搬送周波数の切り替えを行う周波数ホッピング通信方式がある。また、マルチパスやフェージング等の電波伝搬に耐性があり、大容量伝送に適した無線変調方式として、OFDM変調方式と呼ばれる方式がある。
また、IEEE802におけるPAN(Personal Area Network)の仕様を策定するIEEE802.15.3aにおいて、MBOA(Multi Band OFDM Alliance)仕様が議論されている。ここでは、上記双方の方式を組み合わせ、瞬時的に528MHzの帯域を使用し、3周波数をホッピングすることにより、平均的に1584MHz帯域(528MHz×3)を使用するOFDM方式を用いた「超広帯域(UWB:Ultra Wide Band)大容量伝送方式」について記載されている。
MBOA仕様では、QPSK一次変調を行った送信信号シンボルを、128個まとめて逆フーリエ変換することで、周波数軸上にそれぞれ直交する128本のサブキャリアを構成する。さらに、OFDMシンボル単位で、システム毎に定めた周波数ホッピングを行い、ホッピングパターンとしてプリアンブル部に既知のTF(Time Frequency)コードを埋め込むことを行う。
また、MBOA仕様では、受信側で、送信タイミングを既知としないバーストフレームのやり取りを行うため、フレームの先頭に存在する既知のプリアンブル部において、AGC(Automatic Gain Control),AFC(Automatic Frequency Control),Hoppingタイミング同期,フレームタイミング同期,FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)タイミング同期,伝送路推定をフレーム毎に行う必要がある。
また、OFDM変調方式を採用した無線通信システムの受信装置においては、FFTタイミングのずれがシンボル間干渉(ISI)やシンボルの回転につながり、受信性能の劣化が生じるため、FFT処理を行うタイミングを最適化することが重要である。たとえば、下記特許文献1においては、ホッピングタイミング同期およびフレーム同期を受信電力の分布により確立する方法が示されている。ここでは、直交検波後の信号に対してLPFにてフィルタリング処理を施し、LPFにて帯域制限されたアナログ信号を、A/Dコンバータを介してデジタル信号とする。そして、ホッピングが完了する以前においては、上記デジタル信号を受信電力に変換し、送信周波数と受信周波数とが一致する場合に当該受信電力が大きくなることを利用して、ホッピング位置を推定する。また、同時に、上記デジタル信号を入力とする検波部および判定部を設けることにより、ホッピングタイミング同期と平行してフレーム同期を確立している。
特開平10−150385号公報
しかしながら、上記MBOA仕様については、下記に示す問題があった。
たとえば、MBOA仕様に属するUWB規格においては、1MHZ帯域あたり-41.3dBm以下という微弱な送信電力により、通信を行うことを特徴としており、そのため、QPSK変調,符号化率1/3で、送信速度が最も低い53Mbps伝送時においては、同一信号をシンボル内で2回拡散し、シンボル間でさらに2回拡散する、といったように、低C/Nでの通信を想定範囲に置いている。したがって、ホッピングタイミングおよびFFTタイミングの高速かつ高性能化が必要となる。
また、MBOA仕様においては、送受信間の偏差量として、±20ppmの範囲の誤差を許容しているため、タイミング同期を確立する場合には、偏差を事前に除去する仕組みを設ける必要がある。また、受信感度としては、送信速度が最も低い53Mbps伝送時において、-83.5dBmを規定しているため、受信機のダイナミックレンジを30dB程度とする必要がある。この場合も上記と同様に、タイミング同期を確立する場合には、増幅量を適切な値に事前に設定する仕組みを設ける必要がある。
また、上記特許文献1に記載の従来例においては、電力でホッピング位置を推定することから、低C/Nや他システムからの干渉に弱いという欠点があり、精度を上げるには時間がかかる。すなわち、上記タイミング同期と同時にAGCおよびAFCを高速に行う必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイミング同期処理を高速かつ高性能に実現するとともに、AGCおよびAFCの高速化および高性能化を実現可能な受信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる受信装置は、OFDM方式を採用し、かつフレーム内で周波数ホッピングを行う受信装置であって、たとえば、受信フレームのプリアンブル部に含まれる特定の繰り返し信号と、ホッピングの種類を表すTFCの数に相当する複数の既知信号と、の相互相関を演算する相互相関演算手段と、前記相互相関値が特定のしきい値を超えた場合に、当該相互相関値に基づいてTFCを検出するTFC検出手段と、前記相互相関値および前記検出されたTFCに基づいてホッピングタイミングを算出し、当該タイミングに同期して周波数ホッピングを制御するためのホッピング制御信号を生成するホッピングタイミング算出手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、たとえば、ホッピングタイミング、TFCおよびFFTタイミングを、受信フレームのプリアンブル部とTFCの数に相当する複数の既知信号との相互相関処理を用いて決定することとしたので、低C/Nの環境であってもタイミング同期処理を高速かつ高性能に実現できる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる受信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる受信装置(バースト同期復調装置)の構成を示す図である。この受信装置は、たとえば、アンテナ1と、バンドパスフィルタ(BPF)2と、自動利得制御増幅部(AGCAMP)3と、直交検波部4と、ローパスフィルタ(LPF)5と、A/Dコンバータ6と、Local切り替えスイッチ7と、Band#1キャリア周波数生成部8と、Band#2キャリア周波数生成部9と、Band#2キャリア周波数生成部10と、発振器11と、自己相関演算部12と、相互相関演算部13と、AGC制御量決定部(AGC)14と、キャリアセンス部15と、TFコード(TFC)検出部16と、ホッピング&シンボルタイミング算出部17と、フレーム検出部18と、AFC補正量算出部19と、AFC補正部20と、FFT21と、伝送路推定部22と、位相補正部23,25,27と、サンプリング周波数オフセット量算出部24と、残留キャリア周波数偏差量算出部26と、デスプレッド部28と、判定部29と、復号部30と、Signal解析部31と、リセット部32と、MAC部33と、を備えている。
また、図2は、MBOA仕様のフレームフォーマットを示す図である。このフレームは、165クロックを単位とするOFDMシンボルを基本として構成される。MBOA仕様では、OFDMシンボル毎にホッピング動作を、フレーム中のプリアンブル部(PS,FS,CE,PHに相当)からデータ部(Dataに相当)までの全てで行う。また、MBOA仕様のフレームは、パケット検出,AGC,ホッピング同期を目的とした21OFDMシンボルからなるパケット同期(Packet Sync)部(図2中のPSパターンに相当:特定の繰り返しパターン)と、フレームの位置を示し次に伝送路推定用のシンボルが続くことを示す3OFDMシンボルからなるフレーム同期(Frame Sync)部(図2中のFSパターンに相当:上記特定の繰り返しパターンを反転した繰り返しパターン)と、伝送路推定を目的とした6OFDMシンボルからなる伝送路推定(Channel Est)部(図2中のCEパターンに相当)と、データの長さと符号化率を示す12OFDMシンボルからなるシグナル部(図2中のPHパターンに相当)と、データ部(図2中のDataパターンに相当)から構成される。
また、図3は、MBOA仕様におけるホッピングの種類とプリアンブルパターンを示す図であり、ホッピングの種類(TFC:Time Frequency Code)によってプリアンブル部の既知パターン(Preamble Pattern)が異なっている。
ここで、上記バースト同期復調装置の各構成要素の動作について説明する。具体的には、本実施の形態における自動利得制御(AGC)、送信(受信)信号の周波数同期、およびホッピングタイミング,FFTタイミングの最適化、の概要について説明する。
まず、MBOA仕様のバースト同期復調装置の自動利得制御について説明する。MBOA仕様では、広帯域にわたって高い伝送速度を実現するため、OFDM変調方式が採用されている。OFDM変調方式は、ゴーストおよびマルチパスに対する強度が大きい反面、回路のノンリニアリティ(非線形性)に対する強度が弱い。このため、A/Dコンバータ等の歪が生じると、受信信号品質の著しい劣化を招いてしまう。このため、MBOA仕様では、上記図2に示しているように、フレーム構造を有する変調信号の先頭に、プリアンブル信号としてPSパターンおよびFSパターンと呼ばれる固定の信号を挿入し、この区間内で、タイミング同期および周波数同期を確立する一方で、A/Dコンバータ6に入力される信号の電圧振幅を歪みの生じない信号許容範囲内にレベル補正する必要がある。
また、CEパターン(プリアンブル信号)と呼ばれる後半部分の固定パターンには、リファレンス信号と呼ばれる伝送路の周波数特性を観測し、プリアンブル信号に続くデータ信号(実際の通信データ)を補正するための、基準信号が入っている。リファレンス信号とデータ信号は、A/Dコンバータ6から出力されたデジタル信号のレベルを変動させず、自動利得制御増幅部3の利得を一定に保つ方が望ましい。したがって、MBOA仕様では、プリアンブル時間で、歪みの生じない信号許容範囲内にレベル補正する高速かつ高性能の自動利得増幅方式が必要となる。そこで、本実施の形態では、上記のプリアンブル区間内で行う高速かつ高性能なレベル補正を実現するため、後述するように、3段階のレベル補正を行う。
また、上記図2に示すようなバースト信号に対しては、受信レベルの最適化(AGC)、受信周波数ずれの補正、同期検出、を短時間に行う必要がある。そこで、本実施の形態では、後述するように、受信開始の時点(バースト検出開始時)は自動利得制御増幅部3の利得レベルは最大にして待ち受けを行い、信号を検出すると、一定期間の入力信号の信号電力を計測し、その結果に基づいて自動利得制御増幅部3に対してAGC制御情報S1を送り、利得レベルを調整する。
以下、図4を用いてフレーム初期のAGC動作を説明する。MBOA仕様では、ホッピングパターン(TFC)がプリアンブル部に規定されているため、初期状態として、ホッピング同期を確立する必要がある。そのため、Localを固定させてTFC検出を行う必要がある。図4では、初期状態として、Band#1に固定する場合を例としている。Localキャリア周波数を固定させる方法としては、たとえば、ホッピング&シンボルタイミング算出部17から出力されるLocal制御信号S2を用いて、キャリア周波数選択スイッチ7を制御する。
本実施の形態では、PS0〜PS8に相当する時間をBand#1固定時間として、AGC初期動作を行う。たとえば、ホッピング&シンボルタイミング算出部17からのホッピング動作のON/OFF信号S3がホッピングOFFの場合、AGC14では、A/Dコンバータ6からBand#1に相当する信号しか入力されないため、3バンド分の信号量を擬似的に生成する必要がある。したがって、AGC14では、時間信号S4の値を3倍して処理を行う。なお、バンド毎に重み係数が異なることが事前に分かっている場合には、3倍ではなく、対応する重みを用いて3バンド分の信号量を求めてもよい。
その後、ホッピング動作が始まり、ホッピング&シンボルタイミング算出部17からのホッピング動作のON/OFF信号S3がホッピングONの場合は、A/Dコンバータ6から3バンド分の信号が入力されるため、AGC14では、時間信号S4の値から入力電力を計算する。図4においては、PS9〜FS2に相当する時間がこのAGC動作に該当し、Band#1〜Band#3の3バンドを用いたAGC動作を行う。
また、フレーム検出部18では、PSパターンからFSパターンへの切り替わりを検出することによりフレーム検出を行い、その結果であるフレーム検出信号S5を出力する。フレーム検出部18によるフレーム検出方法については後述する。AGC14では、CE以降でAGC動作を止める必要があるため、フレーム検出信号S5の入力とともに、AGC制御量の変動を停止させる。
なお、通常時にはAGC動作をフレーム終了とともに再開させることが可能なように、また、異常時にはAGC動作を即座に再開させることが可能なように、後述するリセット部32からのリセット信号S6によって、AGC14の動作を再開させることが可能となっている。また、MAC部33では、受信信号の相手が事前に認識でき、AGCの制御量を事前に推定できる場合には、当該推定した制御量をAGC事前情報S7としてAGC14に対して通知することとしてもよい。これにより、さらに高速に高性能なAGCを実現する。この場合、MAC33に対してAGC制御情報S1を通知することとしてもよい。
つづいて、図5を用いてフレーム初期における相互相関処理について説明する。MBOA仕様では、前述したように、ホッピングパターン(TFC)がプリアンブル部のPS時間信号に含められている。ここで、受信信号をr(k)とし、図2中のPS時間信号に含まれる既知信号128サンプルをc[0:127]とした場合、128サンプルとの相互相関信号cc1(k)は、下記(1)式のように表すことができる。
Figure 0004659540
…(1)
図6は、相互相関演算部13の構成を示す図であり、シフトレジスタ51と、相互相関回路52〜56と、平均化処理部62〜66と、を備えている。相互相関演算部13では、ホッピングパターンが不明であるため、図6に示すように、ホッピングパターン(TFC)の数に相当する数だけ相互相関回路52〜56を持ち、ここで、上記(1)式に相当する相互相関演算を並列に行う(図5参照)。なお、上記のように、相互相関演算を並列に行うのではなく、高速にシリアル処理を行ってもよい。また、相互相関演算は、H/W規模の削減のために部分的な相関パターンを持つ部分相関演算としてもよい。
また、図7は、MBOA仕様で検討されている伝送路モデル(Target Channel Characteristics)の一例を示す図である。伝送路モデルとしては、AWGNチャネルと実測データに基づいたマルチパス環境におけるLOS(Line of Sight)およびNLOS(Non Line of Sight)の両方をモデルとしている。図7では、CM#1からCM#4になるにつれて、通信環境が厳しい条件となる。ここで、CM#4を一例として、図7の各項目を説明する。「Mean excess delay」は、発生したマルチパスのk番目の遅延波の振幅をakとし、直接波からの相対遅延時間をτkとして、下記(2)式で表すことができる。また、「RMS delay」は、下記(2)式で表すことができる。また、次の2行については、マルチパスとして認識可能なパスの平均数を示しており、上の行は、最大パスから10dB以内で観測可能なパスの平均本数を表しており、下の行は、全エネルギーの85%に到達するのに必要なパスの平均本数を表している。また、「Channel energy mean」は、伝送路利得の平均値を表し、「Channel energy std」は、伝送路利得の分散値を表している。
Figure 0004659540
…(2)
Figure 0004659540
…(3)
上記MBOA仕様で検討されている伝送路においては、遅延波の数が非常に多く、相関値が小さな値を示す場合がある。そのため、相互相関演算部13では、TFC単位に、Prefix長以下の平均化処理部62〜66を設け、図5に示すように、平均化(合計)した結果を相互相関移動平均値S8として出力する。これにより、伝送路の時間変動が細かい場合においても、平均化(合計)することでなめらかな相関情報を作り出すことが可能になる。
つぎに、TFコード検出部16では、受け取った相互相関移動平均値S8を判定する。この判定処理では、たとえば、特定のしきい値を設け、相関値がしきい値を超えた場合にTFCの検出を行う。そして、TFC検出完了後、TFC値S9を出力する。なお、TFCの誤検出を減らすために、S/Nが良好な場合においては、キャリアセンス部15が出力するキャリアセンス信号S10を利用して、信号の到来とともに動作を開始することとしてもよい。また、一度TFCを検出した後は、リセット信号S6が入るまで新たなコード検出を行わないこととしてもよい。
上記TFCの検出によって、図3に従いホッピング順序が決まるため、たとえば、次に再度Band#1が設定されるタイミングが分かる。なお、MAC33においては、受信信号の相手を事前に認識でき、TFCを推定できる場合には、当該TFCを含むTFC事前情報S29をTFコード検出部16に通知することとしてもよい。これにより、さらに高速に高性能なTFコード検出を実現できる。この場合、MAC33に対してTFC情報(TFC値)S9を通知することとしてもよい。
つづいて、ホッピング&シンボルタイミング算出部17によるホッピングタイミングの算出処理について説明する。
ホッピング&シンボルタイミング算出部17では、初期のホッピング動作として、上記相互相関移動平均値S8および上記TFコード検出部16で得られたTFC値S9に基づいてLocal制御信号(ホッピング制御信号)S2を駆動し、Local切り替えスイッチ7を制御する。
各TFCに対応する相互相関信号は、たとえば、図5の最下部に位置するパターンのように得られる。このとき、期待通りの動作ではなく、初期のホッピング動作を早めてしまった場合は、相互相関信号および平均化を行った相互相関信号の現れる位置が期待する位置より後ろに現れるため、ホッピング位置の調整を行い、後方にホッピング位置をずらす処理を行う。逆に、初期のホッピング動作を遅らせてしまった場合は、相互相関信号が前方に現れるため、前方にホッピング位置をずらす処理を行う。期待する位置に調整することにより、正しい位置にホッピングタイミングを揃えることが可能になる。ここで得られたホッピングタイミングは、OFDMシンボルタイミングと同じ周期で得られるため、このタイミング(S2)をフレーム検出部18へ通知する。なお、上記期待どおりの動作とは、全く遅延波がなくS/Nの十分にとれた伝送路における動作を表すが、初期のホッピング動作は、回数が少なく、AGCやAFCがうまく動かない状態で動作させるため、微調整を行う必要がある。この微調整は、駆動しているホッピングパルスの位置を数クロック前後させることにより実現する。
なお、各Bandで異なるタイミング位置を算出する場合は、タイミング位置の平均化や重み付け等の処理を行うことにより、正確なホッピング位置を算出することも可能である。また、ホッピング動作は、Local切り替えスイッチ7の応答速度に依存するため、スイッチの特性に対してデジタル的にタイミングを調整可能な調整回路を設けることとしてもよい。また、MAC33において、受信信号の相手を事前に認識でき、ホッピングタイミングを推定できる場合には、推定値を含むホッピングタイミング事前情報S11をホッピング&シンボルタイミング算出部17に通知する。これにより、さらに高速に高性能なホッピング動作を実現できる。この場合、MAC33に対してホッピング制御信号S2を通知することとしてもよい。
つづいて、自己相関演算部12の動作について説明する。たとえば、図3に示すTFCナンバー1のように、3OFDMシンボルでBandが元に戻るような場合、自己相関信号ac(k)は、下記(4)式のように表すことができる。
Figure 0004659540
…(4)
上記(4)式の結果は複素数であり、MBOA仕様のフレームが入ってきた場合、自己相関信号ac(k)は、図8に示す自己相関値のような振舞いを示す。図8は、フレーム初期における自己相関処理を示す図である。ここでは、複素数の実数部を図示している。図8において、PSパターン同士による上記(4)式の結果と、PSパターンとFSパターン(反転)による上記(4)式の結果は、180度反転した結果を示す(図8の自己相関値参照)。そして、自己相関演算部12では、図8に示すように平均化処理を行い(図8では、FFTウィンドウに相当する量の平均化イメージ)、自己相関移動平均値S12を出力する。これにより、平均値のピークがフレームのどの位置にあるかを示すことができる。
つづいて、フレーム検出部18の動作について説明する。図9は、フレーム初期におけるフレーム検出動作を示す図である。ホッピング&シンボルタイミング算出部17から出力されるホッピング制御信号S2は、OFDMシンボルタイミング周期であるため、フレーム検出部18は、このタイミングで自己相関移動平均値S12をラッチする。このとき、PSパターンが繰り返されている場合には、自己相関のベクトルが同じ方向を向き続けるが、FSパターンに変更されたと同時にベクトルが逆向きとなるため、フレーム検出が可能となる。そして、フレーム検出部18では、上記検出結果を、フレーム検出信号S5として出力する。また、フレーム検出を行った後、CEシンボル以降のシンボルに対してFFT処理を実行する必要があるため、ホッピング制御信号S2に同期したOFDMシンボル周期で、FFT21に対して、FFTタイミング信号S13を周期的に送信する。
なお、上記フレーム検出には、3Bandの情報を全て用いて精度を高めてもよいし、有力なBand情報を選択して用いてもよい。また、MAC33においては、受信信号の相手を事前に認識でき、フレームタイミングを推定可能な場合、当該タイミングを含むフレームタイミング事前情報S14をフレーム検出部18に通知する。これにより、さらに簡易なフレーム検出動作を実現できる。この場合、MAC33に対してフレーム検出信号S5を通知することとしてもよい。
つづいて、受信周波数ずれの検出処理とその補正処理について説明する。AFC補正量算出部19では、自己相関移動平均値S12の繰り返し信号区間において、周波数ずれの検出、すなわち、送受信間のキャリア周波数偏差量を検出する。ここでは、自己相関移動平均値S12とフレーム検出信号S5とを用いて、自己相関演算箇所のフレーム位置を特定し、この位置に基づいてAFC補正量を算出する。そして、このAFC補正量を含む信号S15をAFC補正部20に通知する。AFC補正部20では、受け取った信号S15に基づいて時間信号S4に対してAFC補正を行い、補正後の時間信号S16を出力する。
また、キャリア周波数をfcとし、サンプリング周波数をfsとし、偏差量をρとした場合、1サンプルあたりの回転量Δωcは、下記(5)式のように表すことができる。
Figure 0004659540
…(5)
すなわち、上記(5)式から明らかなように、サンプリング周波数が共通で、送受信間偏差量が固定の場合には、キャリア周波数に比例した回転量が得られる。そのため、Band情報(ホッピングしているときの中心周波数に関する情報)を用いて偏差量を精度良く求めることとしてもよく、また3Bandの平均値を用いることでずれに相当する量を誤差として扱うことにより、簡易な構成をとることとしてもよい。
なお、MAC33においては、受信信号の相手を事前に認識でき、AFC制御量を推定できる場合には、当該AFC制御量を含むAFC制御量事前情報S17をAFC補正量算出部19に通知する。これにより、さらに高速に高性能なAFC制御を実現できる。この場合、MAC33に対してキャリア周波数偏差量(AFC制御情報)S18を通知することとしてもよい。
また、伝送路推定部22では、TFコード検出部16から得られるTFC値S9を用いて、Band毎に伝送路を推定し、伝送路推定値S19を出力する。伝送路推定にTFCを用いることにより、Band毎に適した伝送路推定を行うことが可能となる。そして、位相補正部23では、伝送路推定値S19に基づいて、PSK等の位相変調の場合にはFFT処理後の周波数信号S20に対して位相補正を行い、QAM等の振幅変調がある場合には振幅と位相の補正を行う。
また、サンプリング周波数オフセット量算出部24では、サンプリング周波数偏差量を推定し、サブキャリア毎に異なる位相補正量S21を算出する。キャリア周波数とサンプリング周波数の原振が共通の場合は、キャリア周波数fc[Hz]に対する周波数偏差量Δfc[Hz]と、サンプリング周波数fs[Hz]に対するサンプリング周波数偏差量Δfs(k)[Hz]には、下記(6)式の関係が成立する。ただし、kはサブキャリア番号であり、NfはFFTサイズである。
Figure 0004659540
…(6)
なお、上記(6)の算出にあたっては、TFコード検出部16が出力するTFC値S9から求めたキャリア周波数、およびAFC補正量算出部19が出力するキャリア周波数偏差量S18を用いる。上記サンプリング周波数オフセット量補正処理に、TFCを用いることにより、Band毎に、サンプリング周波数オフセットの補正処理を行うことができる。
そして、位相補正部25では、上記で求めた位相補正量S21を用いて、位相補正部23が出力する周波数信号S22を補正し、その結果である周波数信号S23を出力する。
また、残留キャリア周波数偏差量算出部26では、AFC補正部20にてキャリア周波数補正を行った後にさらに残留するキャリア周波数偏差を除去する。具体的には、TFC値S9および既知パターンであるパイロットサブキャリアを用いて、残留するキャリア周波数偏差を推定し、その補正量S24を出力する。そして、位相補正部27では、受け取った補正量S24を用いて、残留キャリア周波数偏差を除去する補正を行い、補正後の周波数信号S25を出力する。残留キャリア周波数偏差補正処理に、TFCを用いることにより、Band毎にキャリア周波数オフセットの補正処理を行うことが可能となる。
また、デスプレッド部28では、Band方向に拡散したデータを合成する。このとき、TFC値S9によりBand情報を求め、Signal解析部31からのSignal解析情報S26によりデスプレッド方法を求め、それたを用いて合成を行う。また、判定部29では、合成後の周波数信号S27を判定し、その判定結果である判定データS28を出力する。このとき、判定部29では、Signal解析部31からのSignal解析情報S26により判定方法を変更する。そして、復号部30では、判定データS28に対して所定の復号処理を実行し、その復号結果S33を出力する。
なお、リセット部32では、フレーム処理(ホッピング&シンボルタイミング算出部17,TFコード検出部16,AGC14の処理に相当)の初期化を行うために、リセット信号S6を生成する。リセット信号S6は、たとえば、キャリアセンス部15からのキャリアセンス信号S10の消失、Signal解析部31にて解析されたフレーム長の処理の終了、MAC33からの初期リセット信号S31、ホッピング&シンボルタイミング算出部17からのホッピング停止信号S32等により生成される。これにより、フレーム内での誤った再処理を回避でき、次のフレーム同期に対して即座に準備することができる。
このように、本実施の形態においては、ホッピングタイミング、TFCおよびFFTタイミングを、受信フレームのプリアンブル部とTFCの数に相当する複数の既知信号との相互相関処理を用いて決定することとした。これにより、低C/Nの環境であっても、タイミング同期処理を高速かつ高性能に実現できる。また、上記相互相関処理において、Prefix内の電力を積分する機能(平均化)を設けることにより、伝送路が見通しではなく遅延波が多数存在するような環境であっても、より高性能に同期処理を実現することができる。
また、受信フレームのプリアンブル部を用いて同一周波数のシンボルの自己相関を演算し、上記ホッピング制御信号に同期してラッチした自己相関値に基づいて、フレーム検出を行うこととした。これにより、フレーム検出を高性能に実現することができる。また、上記自己相関値および上記フレーム検出結果に基づいて送受信間のキャリア周波数偏差量を検出することとしたので、AFCの高速化および高性能化を実現できる。
また、AGC処理においては、ホッピング動作のON/OFF信号を受け取り、ホッピング動作がOFFの場合は、搬送周波数を固定してAGC動作を行い、ホッピング動作がONの場合は、搬送周波数を切り替えながらAGC動作を行うこととした。これにより、受信状態が正しく認識できるので、AGCの高速化および高性能化を実現できる。また、AGC動作を行う場合に、上記フレーム検出信号を利用してCE以降でAGC動作を止めることとしたので、FFTによる劣化を回避できる。
以上のように、本発明にかかる受信装置は、無線通信システムにおける受信側の通信装置として有用であり、特に、OFDM変調方式で変調されかつ周波数ホッピングがフレーム内で行われる無線通信システムに適している。
本発明にかかる受信装置の構成を示す図である。 MBOA仕様のフレームフォーマットを示す図である。 MBOA仕様におけるホッピングの種類とプリアンブルパターンを示す図である。 フレーム初期におけるAGC動作を示す図である。 フレーム初期における相互相関処理動作を示す図である。 相互相関演算部の構成を示す図である。 MBOA仕様で検討されている伝送路モデルの一例を示す図である。 フレーム初期における自己相関処理動作を示す図である。 フレーム初期におけるフレーム検出動作を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 バンドパスフィルタ(BPF)
3 自動利得制御増幅部(AGCAMP)
4 直交検波部
5 ローパスフィルタ(LPF)
6 A/Dコンバータ
7 Local切り替えスイッチ
8 Band#1キャリア周波数生成部
9 Band#2キャリア周波数生成部
10 Band#3キャリア周波数生成部
11 発振器
12 自己相関演算部
13 相互相関演算部
14 AGC制御量決定部(AGC)
15 キャリアセンス部
16 TFコード(TFC)検出部
17 ホッピング&シンボルタイミング算出部
18 フレーム検出部
19 AFC補正量算出部
20 AFC補正部
21 FFT
22 伝送路推定部
23,25,27 位相補正部
24 サンプリング周波数オフセット量算出部
26 残留キャリア周波数偏差量算出部
28 デスプレッド部
29 判定部
30 復号部
31 Signal解析部
32 リセット部
33 MAC部
51 シフトレジスタ
52,53,54,55,56 相互相関回路
62,63,64,65,66 平均化処理部

Claims (17)

  1. 直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を採用し、かつフレーム内で周波数ホッピングを行う受信装置であって、
    受信フレームのプリアンブル部に含まれる特定の繰り返し信号と、ホッピングの種類を表すTFC(Time Frequency Code)の数に相当する複数の既知信号と、の相互相関を演算する相互相関演算手段と、
    前記相互相関値が特定のしきい値を超えた場合に、当該相互相関値に基づいてTFCを検出するTFC検出手段と、
    前記相互相関値および前記検出されたTFCに基づいてホッピングタイミングを算出し、当該タイミングに同期して周波数ホッピングを制御するためのホッピング制御信号を生成するホッピングタイミング算出手段と、
    前記特定の繰り返し信号区間において、A/Dコンバータに入力される受信信号の電圧振幅を歪みの生じない信号許容範囲内にレベル補正するAGC手段と、
    を備え、
    前記特定の繰り返し信号のうち先頭から所定の位置までの信号を受信する期間で搬送周波数を固定して前記AGC手段によるレベル補正を実施し、前記所定の位置以降の前記特定の繰り返し信号を受信する期間で搬送周波数を切り替えながら前記AGC手段によるレベル補正を実施することを特徴とする受信装置。
  2. 前記相互相関演算手段は、前記複数の既知信号との相互相関演算を並列または直列に行うことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記相互相関演算手段にて演算する相互相関を部分相関演算とすることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 前記相互相関演算手段は、演算結果である相互相関値として、所定の平均化処理を行った結果である相互相関移動平均値を出力することを特徴とする請求項1、2または3に記載の受信装置。
  5. さらに、
    受信フレームのプリアンブル部に含まれる特定の繰り返し信号において、同一周波数のシンボルの自己相関を演算する自己相関演算手段と、
    前記ホッピング制御信号に同期して前記自己相関値をラッチした結果に基づいて、フレーム検出を行うフレーム検出手段と、
    前記自己相関値および前記フレーム検出結果に基づいて送受信間のキャリア周波数偏差量を検出し、当該偏差量を用いて受信信号のキャリア周波数補正を行うAFC補正手段と、
    前記キャリア周波数補正後の信号に対してFFT処理を行うFFT手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の受信装置。
  6. 前記自己相関演算手段は、演算結果である自己相関値として、所定の平均化処理を行った結果である自己相関移動平均値を出力することを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  7. 前記フレーム検出手段は、フレーム検出後、前記ホッピング制御信号のタイミング周期で、前記特定の繰り返し信号以降のシンボルに対してFFT処理を実行するためのFFTタイミングを、前記FFT手段に通知することを特徴とする請求項5または6に記載の受信装置。
  8. 前記AGC手段は、前記フレーム検出手段によるフレーム検出完了後、AGC処理を停止させることを特徴とする請求項5、6または7に記載の受信装置。
  9. さらに、
    前記TFC検出手段から得られるTFCを用いて、搬送周波数毎に伝送路を推定し、当該伝送路推定結果に基づいて、FFT処理後の周波数信号に対して位相補正を行う位相補正手段、
    を備えることを特徴とする請求項5〜のいずれか一つに記載の受信装置。
  10. さらに、
    前記TFC検出手段から得られるTFCおよび前記AFC補正手段から得られるキャリア周波数偏差量に基づいてサンプリング周波数偏差量を推定し、当該推定結果に基づいて前記位相補正手段が出力する周波数信号のサンプリング周波数偏差を補正するサンプリング周波数偏差補正手段、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  11. さらに、
    前記TFC検出手段から得られるTFCおよび既知パターンであるパイロットサブキャリアを用いて前記AFC補正手段にてキャリア周波数補正を行った後にさらに残留するキャリア周波数偏差を推定し、当該推定結果に基づいて残留キャリア周波数偏差を除去する補正を行う残留キャリア周波数偏差補正手段、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  12. 事前に受信相手を認識でき、フレームタイミングを推定できる場合には、当該タイミングを含むフレームタイミング事前情報を前記フレーム検出手段に通知することを特徴とする請求項5〜1のいずれか一つに記載の受信装置。
  13. 事前に受信相手を認識でき、キャリア周波数偏差量(AFC制御量)を推定できる場合には、当該AFC制御量を含むAFC制御量事前情報を前記AFC補正手段に通知することを特徴とする請求項5〜1のいずれか一つに記載の受信装置。
  14. 事前に受信相手が認識でき、AGCの制御量を事前に推定できる場合には、当該制御量を含むAGC事前情報を前記AGC手段に通知することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の受信装置。
  15. 事前に受信相手を認識でき、TFCを推定できる場合には、当該TFCを含むTFC事前情報を前記TFC検出手段に通知することを特徴とする請求項1〜1のいずれか一つに記載の受信装置。
  16. 事前に受信相手を認識でき、ホッピングタイミングを推定できる場合には、当該タイミングを含むホッピングタイミング事前情報を前記ホッピングタイミング算出手段に通知することを特徴とする請求項1〜1のいずれか一つに記載の受信装置。
  17. さらに、フレーム同期処理を初期化するためのリセット手段、
    を備えることを特徴とする請求項1〜1のいずれか一つに記載の受信装置。
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