JP4657856B2 - 注出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、注出容器、とくに目薬などの内容液を滴下注出することができる注出容器に関するものである。
目薬などの内容液の注出容器として、容器本体と中栓とからなり、容器を倒立し、容器本体をスクイズすることによって中栓のノズル注出口より内容液を滴下させる注出容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平07−275322号
しかしながら、上記特許文献1記載の従来の注出容器では、内容液を滴下した後、容器を正立状態に戻した際、中栓内の注出路としての第2室(30)内および絞り室(40)内に付着した内容液が残留液となって流路を塞ぐことがあった。
このことで、内容液の成分によっては、キャップ(70)により容器内を閉鎖しても、長期間放置すると残留液が乾燥して結晶化し、再度内容液を使用する際に、流路が塞がれ、内容液を使用できなくなるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、内容液注出後、中栓の注出路内に残った残留液を、容器にオーバーキャップを被嵌させ、閉蓋する際に、容器本体内に戻すことのできる注出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、注出容器として、内容液を収納し、スクイズ変形可能な容器本体と、容器本体の口筒部に取着される中栓と、口筒部に被嵌されるオーバーキャップとからなる注出容器であって、容器本体は、容器胴部の上部中央に立設された外周にねじを設けた首部と、首部の上部中央に立設された外周に、首部のねじに対して逆方向のねじを設けた口筒部とを具備し、中栓は、上壁と、内部に注出路を具えた注出筒部と、外周が容器本体の口筒部内周で摺動する内筒部と、外周に複数の縦溝が設けられ、内周に容器本体の口筒部のねじと螺合するねじが設けられた外筒部とを具備し、オーバーキャップは、上壁と、中栓の注出筒部上端より注出路内に嵌挿する栓体と、内筒部と、内周の上部に、中栓の外筒部の縦溝に係合する縦リブが複数突設され、下部に、容器本体の首部のねじに螺合するねじが設けられている外筒部とを具備し、容器本体に、オーバーキャップを被嵌閉蓋したときに中栓を上昇させ、容器内を負圧にするようにしたことを特徴とする構成を採用する。
容器本体の首部にねじを、口筒部に首部のねじに対にして逆方向のねじを螺設し、中栓の外筒部の外周に縦溝を設け、内周に口筒部のねじに螺合するねじを螺設し、オーバーキャップの外筒部に中栓の外筒部外周の縦溝に係合する縦リブを、容器本体の首部のねじに螺合するねじを螺設しているから、オーバーキャップの閉蓋時に、容器本体に対してオーバーキャップを廻転させることにより、中栓を上昇させることができる。
中栓が上昇させることにより、容器内の容積が増し容器内が負圧になるので、中栓内の注出路内に残った残留液を、容器内に吸い戻すことができる。
次に、本発明の注出容器の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは内容液を収納する容器本体、Bは中栓、Cはオーバーキャップである。
注出容器内には、内容液として目薬などが収納されている。
図1、2に示すように、容器本体Aは、スクイズ変形可能な容器胴部1と、容器胴部1の上部中央に立設された首部2と、首部2の上部中央に立設された口筒部3とから形成されている。
首部2の外周面には、右ねじ4が螺設されており、口筒部3の外周面には、右ねじ4と逆方向に傾斜する左ねじ5が螺設されている。
中栓Bは、容器本体Aの口筒部3の上端に下面が当接する上壁10と、上壁10中央に立設された注出筒部11と、上壁10の下面に垂設され、外周が口筒部3内周内で摺動する内筒部12と、上壁10の外縁に垂設され、内周が口筒部3外周と係合する外筒部13とからなっている。
注出筒部11内には、上壁10の下面中央から穿設され、上方に向かい拡径するように形成された注出路15を具えており、注出路15の上端は注出口16、下端は流通口17となっている。
外筒部13には、外周に複数の縦溝20が設けられており、内周に容器本体Aの口筒部3の左ねじ5と係合する左ねじ21が螺設されている。
オーバーキャップCは、上壁25と、上壁25下面中央に垂設され、中栓Bの注出筒部11上端の注出口16より嵌挿し、注出路15を密閉する栓体26と、上壁25下面に垂設された内筒部27と、上壁25外縁に垂設された外筒部28とからなっている。
外筒部28の内周には、上方部に、中栓Bの外筒部13の縦溝20に係合する縦リブ30が複数突設され、下方部に、容器本体Aの首部2の右ねじ4に係合する右ねじ31が螺設されている。
次に、本発明の注出容器の作用効果について説明する。
本発明の注出容器を使用する際、まず、オーバーキャップCの開蓋にあたって、図1に示す状態のオーバーキャップCの外筒部28を把持し、反時計方向に回転させる。
オーバーキャップCは、容器本体Aに対して、反時計方向への回転により、オーバーキャップCの外筒部28内周下部の右ねじ31と容器本体Aの首部2外周の右ねじ4との螺合により、上昇しながら容器本体A、および中栓Bから外れる。
その際、オーバーキャップCの外筒部28内周上部の縦リブ30と、中栓Bの外筒部13外周の縦溝20とが係合しているため、オーバーキャップCの廻動とともに、中栓Bも反時計方向に回転し、中栓Bの外筒部13内周の左ねじ21と容器本体Aの口筒部3外周の左ねじ5との螺合により、中栓Bの内筒部12外周が容器本体Aの口筒部3内周内で摺動しながら下降するとともに、オーバーキャップCの縦リブ30と、中栓Bの縦溝20との係合が外れ、最後は、図3に示すように、中栓Bは、口筒部2に締着され、注出容器からオーバーキャップCを外した状態になる。
容器を倒立させ、容器本体Aの容器胴部1を押圧操作することにより、容器内の内容液が中栓B内の流通口17から注出路15を通り、注出口16から滴下される。
容器を倒立して内容液を滴下後、容器を正立状態に戻し、中栓Bの上方から、オーバーキャップCを容器本体Aに被嵌させ、オーバーキャップCの外筒部28を把持し、時計方向に回転させると、オーバーキャップCは、オーバーキャップCの外筒部28内周下部の右ねじ31と容器本体Aの首部2外周の右ねじ4との螺合によって下降し、容器本体Aおよび中栓Bに装着される。
その際、オーバーキャップCの外筒部28内周上部の縦リブ30と、中栓Bの外筒部13外周の縦溝20とが係合し、オーバーキャップCの廻動とともに中栓Bも時計方向に回転する。
中栓Bは、容器本体Aに対して時計方向に回転することにより、中栓Bの外筒部13内周の左ねじ21と容器本体Aの口筒部3外周の左ねじ5との螺合により、中栓Bの内筒部12外周が容器本体Aの口筒部3内周内で摺動しながらオーバーキャップC内で上昇して容器内の容積を増し、最後は、図1に示すように、注出容器が閉蓋状態となる。
本発明の注出容器は、容器の閉蓋時に中栓Bが上昇することにより、容器内の容積が増し、容器内が負圧になるので、注出路15より、外部の空気とともに、中栓B内に付着残留した内容液を容器本体A内に吸い戻すことができる。
したがって、長期間にわたって注出容器を保管し、再度、容器を使用する際でも、中栓Bの注出路15内に内容液が残留していないので、注出路15内で内容液が乾いて結晶化することを防ぐことができ、また、注出路15内を塞ぐということもない。
また、容器の閉蓋時には、オーバーキャップCの栓体26が中栓Bの注出口16を塞ぐとともに、オーバーキャップCの内筒部27下端が中栓Bの上壁10上面に当接し、密閉するので、容器内の内容液が乾燥することを防ぐことができる。
上記実施形態では、容器本体Aの首部2に右ねじ4、口筒部3に左ねじ5を螺設し、オーバーキャップCおよび中栓Bに、首部2と口筒部3のねじに螺合する右ねじ31、左ねじ21を螺設したが、オーバーキャップCを容器本体Aに対して回転させることで、容器本体Aに対して中栓BをオーバーキャップCの逆方向に上下動させることができればよいので、容器本体Aの首部2に左ねじ、口筒部3に右ねじを螺設し、オーバーキャップCおよび中栓Bに、首部2と口筒部3のねじに螺合する左ねじ、右ねじを螺設するようにしてもよい。
本発明の注出容器は、中栓内に内容液が付着残留しないので、内容液使用後、中栓内で内容液が乾いて結晶化してしまい、中栓を塞ぐということがなく、安心して内容液を使用でき、目薬などの種々の内容液の注出容器として広く利用することができる。
本発明の注出容器の断面立面図である。 本発明の注出容器の展開説明図である。 本発明の注出容器の開蓋状態の断面立面図である。
符号の説明
A 容器本体
B 中栓
C オーバーキャップ
1 容器胴部
2 首部
3 口筒部
4 右ねじ
5 左ねじ
10、25 上壁
11 注出筒部
12、27 内筒部
13、28 外筒部
15 注出路
16 注出口
17 流通口
20 縦溝
21 左ねじ
26 栓体
30 縦リブ
31 右ねじ

Claims (1)

  1. 内容液を収納し、スクイズ変形可能な容器本体と、容器本体の口筒部に取着される中栓と、口筒部に被嵌されるオーバーキャップとからなる注出容器であって、
    容器本体は、容器胴部の上部中央に立設された外周にねじを設けた首部と、首部の上部中央に立設された外周に、首部のねじに対して逆方向のねじを設けた口筒部とを具備し、
    中栓は、上壁と、内部に注出路を具えた注出筒部と、外周が容器本体の口筒部内周で摺動する内筒部と、外周に複数の縦溝が設けられ、内周に容器本体の口筒部のねじと螺合するねじが設けられた外筒部とを具備し、
    オーバーキャップは、上壁と、中栓の注出筒部上端より注出路内に嵌挿する栓体と、内筒部と、内周の上部に、中栓の外筒部の縦溝に係合する縦リブが複数突設され、下部に、容器本体の首部のねじに螺合するねじが設けられている外筒部とを具備し、
    容器本体に、オーバーキャップを被嵌閉蓋したときに中栓を上昇させ、容器内を負圧にするようにしたことを特徴とする注出容器。
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