JP4653678B2 - 食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システム - Google Patents

食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システム Download PDF

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Description

本発明は、食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システムに関するものである。
ホテル、旅館、飲食店等において使用される業務用の食器洗浄装置として、例えば特許文献1に示されるような従来例が知られている。
この特許文献1に示された従来例は、食器を前洗いするための前洗い用シンクタンクと、前洗いした食器を洗浄するための食器洗浄機本体とを備えたもので、前洗い用シンクタンクで食器を手洗いにより前洗いし、その後、前洗いした食器を食器洗浄機本体で自動的に洗浄するようになっている。
この種の業務用の食器洗浄装置は、前洗い用シンクタンクに温水を供給して満水にし、満水後も温水を供給し続けて前洗い用シンクタンクからオーバーフローさせている状況下で、食器を前洗い用シンクタンクに入れて手洗いするようにしている。
ここで、前洗い用シンクタンクを満水にするために温水を供給する場合は、弁を全開にして温水の単位時間当たりの供給量を最大にして素早く満水にする必要がある。一方、食器の前洗いを行うために、満水後に継続して温水を供給してオーバーフローさせる際に、温水供給調整手段である弁を全開にしたまま供給するのでは温水がもったいないので、弁を絞って温水の単位時間当たりの供給量を少なくしてオバーフロー量を少なくするようになっている。そして、従来にあっては、上記弁の調整は人が手動によりおこなっている。
しかしながら、弁の調整を手動により行っているため、満水になっても弁を絞って温水の供給量を少なくするのを忘れたり、あるいは、人により弁の調整度合い(弁の絞り量)が異なって、温水の供給量が人によってばらつくという問題があった。
しかも、ホテル、旅館、飲食店等においては、一日のうち時間帯により洗浄する食器の量が異なるため、オーバーフローのために供給する温水の供給量を食器の量が多い場合、少ない場合等に応じてその都度手動操作で弁の絞り操作をして供給量を微妙に調整しなければならないが、一日に何度も上記手動による弁の絞り操作を行うことは、きわめて面倒な作業であり、上記したような調整忘れや、作業者による操作のばらつきにより、オーバーフローのために供給する温水の供給量が少なすぎたり、多すぎたりしてしまう。ここで、前洗いする食器の量に対して温水の供給量が少なすぎると前洗い用シンクタンク内の湯水が汚れすぎて前洗いにより食器の汚れが取れないという問題があり、このため通常は食器の量にかかわらず、多めに温水を供給するようにしており、無駄に温水をオーバーフローして捨てることになり、熱エネルギー、水の使用量が増え、コストが高くなると共に省資源、環境上問題があった。
特開平8−182646号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、前洗い用シンクタンクへのオーバーフロー状態供給モードの際に、食器の量に応じて温水の供給量の調整を手動で行う手間が必要でなく、また、温水の供給量を複数の時間帯毎に最適の供給量で供給し、供給過多、供給不足を無くし、水の使用量、熱エネルギーを減らし、省資源、省エネが図れる食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システムを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システムは、食器1を前洗いするための前洗い用シンクタンク2と、前洗いした食器1を洗浄するための食器洗浄機本体3とを備えた食器洗浄装置における前洗い用シンクタンク2への温水供給システムであって、前洗い用シンクタンク2への温水の供給調整を行うための温水供給調整手段4を設け、この温水供給調整手段4による前洗い用シンクタンク2への温水供給調整を制御するための制御部5を設け、制御部5による温水供給調整手段4の制御が、前洗い用シンクタンク2を満水にするために温水を供給する満水用供給モードと、満水用供給モードの終了後に満水になった前洗い用シンクタンク2に引き続いて温水を供給してオーバーフローさせるためオーバーフロー状態供給モードとを有し、オーバーフロー状態供給モードにおける温水の単位時間当たりの供給量を、満水用供給モードにおける温水の単位時間当たりの供給量よりも少なく設定し、更に、このオーバーフロー状態供給モードによる温水の供給量を、あらかじめ設定された複数の時間帯毎に自動的に増減させるように温水供給調整手段4を制御することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、制御部5により温水供給調整手段4を制御して前洗い用シンクタンク2に温水を供給して満水にし、引き続いて自動的に温水供給調整手段4を制御して温水の供給量を少なくして供給して前洗い用シンクタンク2からオーバーフローさせる。この前洗い用シンクタンク2に温水を継続して供給してオーバーフローさせている状態で前洗い用シンクタンク2内に食器1を入れて前洗いを行い、前洗いが終わると、食器洗浄機本体3において本洗浄を行う。このとき、本発明においては、オーバーフロー状態供給モードによる温水の供給量を、あらかじめ設定された複数の時間帯毎に自動的に増減させるように温水供給調整手段4を制御することで、つまり、あらかじめ設定してある前洗いする食器の量が少ない時間帯においてはオーバーフローのために供給する温水の供給量を少なく、あらかじめ設定してある前洗いする食器の量が多い時間帯においてはオーバーフローのために供給する温水の供給量を多く供給するというように時間帯毎に供給量を自動的に制御して、前洗いする食器の量にほぼ対応した最適の供給量で供給でき、食器の量に応じて温水の供給量の調整を手動で行う手間が必要でなく、また、温水の供給量を複数の時間帯毎に最適の供給量で供給でき、これにより供給過多、供給不足を無くし、水の使用量、熱エネルギーを減らし、省資源、省エネを図れることができる。
また、前洗い用シンクタンク2に排水弁6と、前洗い用シンクタンク2内の温水の汚れを検出するための汚れ検出センサ7を設け、汚れ検出センサ7により前洗い用シンクタンク2内の温水の汚れが所定以上の汚れであることを検知すると排水弁6を開いて前洗い用シンクタンク2内の湯水を自動排水すると共に排水後に上記排水弁6を閉じて満水用供給モードに切り替える制御することが好ましい。
上記のように温水を供給して汚れた湯水をオーバーフローするようにしているが、前洗い用シンクタンク2で食器1の前洗いを行っていくと、時間の経過と共に前洗い用シンクタンク2内に溜まっている温水が次第に汚れていくので、この前洗い用シンクタンク2内の温水の汚れ状態が所定以上となると汚れ検出センサ7で検出し、前洗い用シンクタンク2内の温水を自動的に入れ替えることができる。
本発明は、前洗い用シンクタンクへのオーバーフロー状態供給モードの際に、複数の時間帯毎に温水の供給量を増減するように制御するので、食器洗浄機を設置する場所に応じて、前洗いする食器の量が少ない時間帯、前洗いする食器の量が多い時間帯を調べて、食器洗浄機を運転する時間をあらかじめ複数の時間帯に区分けし、洗浄する食器の量が少ない時間帯においてはオーバーフローのために供給する温水の供給量を少なく、洗浄する食器の量が多い時間帯においてはオーバーフローのために供給する温水の供給量を多く供給するというように設定することで時間帯毎に供給量を自動的に制御できて、前洗いする食器の量にほぼ対応した最適の供給量で温水を供給でき、食器の量に応じて温水の供給量の調整を手動で行う手間が必要でなく、作業が簡略化すると共に、温水の供給量を複数の時間帯毎に最適の供給量で供給でき、これにより供給過多、供給不足を無くし、水の使用量、熱エネルギーを減らし、省資源、省エネを図れることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1には食器洗浄装置の概略構成図が示してある。食器洗浄装置は、洗浄しようとする汚れた食器1を置くための置き台8と、置き台8に置かれた汚れた食器1を前洗いするための前洗い用シンクタンク2と、前洗い用シンクタンク2で前洗いした食器1を洗浄するための食器洗浄機本体3とを備えている。
前洗い用シンクタンク2には温水供給部9が設けてある。添付図面に示す実施形態では温水供給部9は温水供給管10と、水供給管11と、湯水混合部12と、温水の供給調整を行うための温水供給調整手段4を構成する弁13と、吐出部14とで構成してある。湯水混合部12は温水供給管10から供給される温水と水供給管11から供給される水とを混合して所定温度(実施形態では約43℃)となるようにするためのものであり、温水の供給調整を行うための温水供給調整手段4を構成する弁13は開とすることで湯水混合部12で所定温度とされた温水を吐水部14から吐水して温水を前洗い用シンクタンク2に供給し、閉とすることで吐水を停止するようになっており、更に、弁13の開状態(つまり弁13の開時における絞り状態)を調整することで、吐水部14から吐水する温水の単位時間当たりの供給量を調整できるようになっている。
また、前洗い用シンクタンク2には洗剤注入部15が設けてあり、弁20を調整することで、前洗い用シンクタンク2内に洗剤を供給したり、洗剤供給を停止したりするようになっている。
更に、前洗い用シンクタンク2には前洗い用シンクタンク2内の温水の汚れを検出するための汚れ検出センサ7、満水検出センサ17が設けてある。また、前洗い用シンクタンク2には排水弁6が設けてある。
食器洗浄機本体3は前洗い用シンクタンク2と隣接する方の端部側が入り口部となり、他端部側が出口部となっており、内部には図示を省略しているが上記入り口部側から出口部側にかけてコンベアが設けてあり、入り口部から入れられた前洗い済みの食器1をコンベアにより出口部側に搬送するようになっており、このコンベアで搬送する過程で、約60℃〜80℃の温水及び洗剤で食器1を洗浄し、何段階かにわたってこの洗浄を繰り返し、最後に温水又は水で濯いで出口部に至るようになっている。
図2には上記のような食器洗浄機における前洗い用シンクタンク2への温水の供給調整を行うための温水供給調整手段4である弁13の開閉、開状態における絞り量の調整を自動的に行うための制御ブロック図が示してある。
図中16はスタートスイッチであり、スタートスイッチ16のオン、オフ操作信号が制御部5に入力されるようになっている。また、図中7は汚れ検出センサであり、前洗い用シンクタンク2内の温水の汚れ状態を検出し、汚れ状態の検出信号を制御部5に入力するようになっている。また、図中17は満水検出センサであり、前洗い用シンクタンク2内が満水になっているか否かを検出して検出信号を制御部5に入力するようになっている。制御部5には時計部18が設けてある。また、図中19は設定部であって、一日を任意の複数の時間帯に区分するための時間帯区分の設定ができるようになっている。また、この設定部19においては、上記区分した複数の時間帯において食器洗浄機が運転中であると、各時間対に対応してオーバーフロー状態供給モードの際の温水の単位時間当たりの供給量を任意に設定できるようになっている。これら設定部19で設定された設定内容、満水検出センサ17、汚れ検出センサ7からの情報に基づいて制御部5により前述の弁13の開閉制御、開の場合における開度合いの調整制御、弁20の開閉制御、排水弁6の開閉制御を行うようになっている。
本発明においては、上記制御部5による温水供給調整手段4である弁13の制御は、前洗い用シンクタンク2への温水の供給を停止する停止モードと、前洗い用シンクタンク2を満水にするために温水を供給する満水用供給モードと、満水用供給モードの終了後に満水になった前洗い用シンクタンク2に引き続いて温水を供給してオーバーフローさせるためオーバーフロー状態供給モードとの3つの基本モードを有している。
停止モードは弁13を閉にして温水供給を停止するモードである。また、満水用供給モードは弁13を全開にしたモードであって、温水の単位時間当たりの供給量が最大供給量となるように設定してある。オーバーフロー状態供給モードは弁13を開にしたモードであるが、温水の単位時間当たりの供給量が満水用供給モードの場合に比べて少なくなるように弁13の開量を少なく絞った状態である。
ここで、本発明においては、前述のように、一日を任意の複数の時間帯に区分して設定するようになっており、このため上記オーバーフロー状態供給モードが、更に設定された各時間帯毎にそれぞれオーバーフロー状態区分供給モードに区分してある。そして、このように複数に区分された各時間帯にそれぞれ対応した各オーバーフロー状態区分供給モード毎に温水の供給量(つまり弁13の開状態における絞り量)を増減するように上記設定部19で自由に設定できるようになっている。
上記一日を任意の複数の時間帯に区分する設定や、複数の時間帯に対応した各オーバーフロー状態区分供給モードにおけるオーバーフロー用の温水の単位時間当たりの供給量の設定は、食器洗浄機を設置する場所の条件によって決まるが、例えば、一日を一時間毎の時間帯に区分し、各時間帯毎にオーバーフロー用の温水の単位時間当たりの供給量の設定を行うようにする。この場合、例えば、食器洗浄機の運転を午前6時から午後11まで運転するとした場合、運転していない午前0時から午前1時までの時間帯や、午前1時から午前2時までの時間帯……午前5時から午前6時までの時間帯及び午後11時から午後12時までの時間帯はオーバーフロー用の温水の単位時間当たりの供給量の設定をゼロとする。また、運転中においても、前洗いの食器1が多い時間帯、例えば、午前7時から午前8時、午前8時から午前9時、午前9時から午前10時、午後0時から午後1時、午後1時から午後2時の時間帯、午後6時から午後7時、午後7時から午後8時、午後8時から午後9時、午後9時から午後10時といった時間帯は朝食、昼食、夕食に使用した食器1を前洗いする時間帯であるので、この時間帯は供給量を多く設定するが、この中でも現場の状況に応じて時間帯毎に供給量の増減の設定をする。これらの設定は上記設定部19を操作することで行う。上記例では一日を1時間毎の時間帯に区分した例で示したが、必ずしもこれにのみ限定されず、一日を他の複数の時間帯に区分してもよい。
本発明の食器洗浄装置の使用に当たっては、上記のようにして設定部19で一日を複数の時間帯に区分する設定を行い、また、各時間帯に対応したオーバーフロー状態区分供給モード毎に温水の供給量を設定する。この状態でスタートスイッチ16がオフとなっていると弁13が閉じた停止モードとなっている。ここで、スタートスイッチ16をオンにすると、排水弁6が閉となり、弁13が全開となるように制御部5により制御されて満水用供給モードになり、前洗い用シンクタンク2に自動的に温水が供給される。前洗い用シンクタンク2が満水となると満水検出センサ17で検出し、満水用供給モードからオーバーフロー状態供給モードに切り替わるように弁13が制御される。この場合、制御部5には時計部18が設けてあるので、制御部5により現在時刻があらかじめ区分設定した複数の時間帯のうちどの時間帯にあるかを判定し、該当する時間帯に対応するオーバーフロー状態区分供給モードとなって、該当する各オーバーフロー状態区分供給モードの温水供給量となるように弁13の開状態における絞り量が自動的に調整制御される。これにより該当する時間帯においてはあらかじめ設定した供給量の温水が満水状態の前洗い用シンクタンク2に供給されると共に前洗い用シンクタンク2内の湯水が供給量と同量だけオーバーフローして排出される。この状態で置き台8に置かれた使用済みの汚れた食器1を前洗い用シンクタンク2内に入れて前洗い作業を行う。この場合、弁20を開いて洗剤注入部15から前洗い用シンクタンク2内に洗剤が注入される。洗剤注入量はオーバーフロー状態区分供給モードの温水供給量と比例するようにするのが好ましく、また、洗剤注入量は一定時間毎に供給するようにするのが好ましい。この場合は弁20の開閉は制御部5により制御する。
上記のようにしてあらかじめ設定したある時間帯においては該当する時間帯に対応するオーバーフロー状態区分供給モードで設定した量の温水を供給し続けるのであるが、この時間帯から次の時間帯に移ると、次の時間帯に対応するオーバーフロー状態区分供給モードで設定した量の温水が供給されるように弁13の開量が自動的に調整されるように制御部5により制御する。
このように、本発明においては、このオーバーフロー状態供給モードによる温水の供給量を、あらかじめ設定された複数の時間帯毎に自動的に増減させるように温水供給調整手段4を構成する弁13の開量を調整するように制御部5により制御するようになっており、これにより、前洗いする食器1の量が多い時間帯においてはオーバーフローのために供給する温水の単位時間当たりの供給量を多く、前洗いする食器1の量が少ない時間帯においてはオーバーフローのために供給する温水の単位時間当たりの供給量を少なく供給するようになっており、これにより、汚れた食器1を前洗い用シンクタンク2内で前洗いする際、前洗い用シンクタンク2内の温水を常時前洗いに適した水質に保つことができると共に、
時間帯毎に食器1の量に対応した最適のオーバーフローのための温水の供給量に調整されることになり、食器の量に応じて温水の供給量の調整を手動で行う手間が必要でなく、また、温水の供給量を複数の時間帯毎に最適の供給量で供給し、供給過多、供給不足を無くし、水の使用量、熱エネルギーを減らし、省資源、省エネを図れることができる。
なお、前洗い用シンクタンク2で前洗いした食器1は食器洗浄機本体3に送って本洗浄を行う。
ところで、上記のように一日を複数の時間帯に区分すると共に、各時間帯に対応したオーバーフロー状態区分供給モード毎に温水の供給量をあらかじめ設定しても、ある時間帯に予定以上の食器1の前洗いをしなければならない場合が生じることがある。このような場合は、あらかじめ設定した時間帯におけるあらかじめ設定した温水の供給量に対応した数以上の食器1を前洗いするため、前洗い用シンクタンク2内の温水の汚れが進み、前洗いが十分にできなくなるおそれがある。
このため、本発明においては、前洗い用シンクタンク2内の温水の汚れ状態を汚れ検出センサ7により検出し、汚れ検出センサ7により前洗い用シンクタンク2内の温水の汚れが所定以上の汚れであることを検知すると制御部5によりオーバーフロー状態供給モードを停止し、排水弁6を開いて前洗い用シンクタンク2内の温水を自動的に排水するように制御する。前洗い用シンクタンク2内の温水の排水が完了するとこれを排水検出センサ(図示せず)により検出し、排水弁6を閉じると共に満水用供給モードに切り替える制御して弁13を全開状態となるように制御部5により制御する。これにより、前洗い用シンクタンク2内を満水にし、再び、前述と同様に満水用供給モードからオーバーフロー状態供給モードに自動的に移行するように制御部5により制御し、以降は前述と同様に制御される。
また、スタートスイッチ16をオフ操作するとその時刻がオーバーフロー状態供給モードまたは満水用供給モードのいずれの場合であっても、停止モードに移行して弁13が閉となるように制御部5により制御される。また、同時に排水弁6も開となって前洗い用シンクタンク2内の温水が自動的に排水される。
本発明の食器洗浄装置の概略構成図である。 同上の制御ブロック図である。
符号の説明
1 食器
2 前洗い用シンクタンク
3 食器洗浄機本体
4 温水供給調整手段
5 制御部
6 排水弁
7 汚れ検出センサ

Claims (2)

  1. 食器を前洗いするための前洗い用シンクタンクと、前洗いした食器を洗浄するための食器洗浄機本体とを備えた食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システムであって、前洗い用シンクタンクへの温水の供給調整を行うための温水供給調整手段を設け、この温水供給調整手段による前洗い用シンクタンクへの温水供給調整を制御するための制御部を設け、制御部による温水供給調整手段の制御が、前洗い用シンクタンクを満水にするために温水を供給する満水用供給モードと、満水用供給モードの終了後に満水になった前洗い用シンクタンクに引き続いて温水を供給してオーバーフローさせるためオーバーフロー状態供給モードとを有し、オーバーフロー状態供給モードにおける温水の単位時間当たりの供給量を、満水用供給モードにおける温水の単位時間当たりの供給量よりも少なく設定し、更に、このオーバーフロー状態供給モードによる温水の供給量を、あらかじめ設定された複数の時間帯毎に自動的に増減させるように温水供給調整手段を制御することを特徴とする食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システム。
  2. 前洗い用シンクタンクに排水弁と、前洗い用シンクタンク内の温水の汚れを検出するための汚れ検出センサを設け、汚れ検出センサにより前洗い用シンクタンク内の温水の汚れが所定以上の汚れであることを検知すると排水弁を開いて前洗い用シンクタンク内の湯水を自動排水すると共に排水後に上記排水弁を閉じて満水用供給モードに切り替える制御をすることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システム。
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