JP4649296B2 - 最適経路選択方式 - Google Patents

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Description

この発明は、シグナリングプロトコルにLDP(Label Distribution Protocol)を用いたMPLS(Multi Protocol Label Switching)ルータにおいて回線障害等により経路を切り替える際の最適経路選択方式に関する。
近時、MPLSを利用したキャリアサービスが普及してきている。MPLSの代表的なシグナリングプロトコルには、RSVP(Resource reSerVation Protocol)とLDPがある。RSVPを利用したサービスでは、パスを静的に設定する場合が一般的であり、作業量が多くなるという欠点がある。それに対して、LDPを利用したサービスでは、ダイナミックルーティング情報に従って自動的にパスを設定できるという利点があるので、LDPが利用されることが多い。
ところで、インターネットの普及により、ネットワーク規模やパケット流量が急速に増大しており、回線に障害等が発生したときには、適当な迂回経路を早急に確立する必要がある。従来の回線障害時の一般的な迂回経路の確立処理は、次の通りである。まず、回線障害が発生する前の段階では、全ノードにおいて隣接ノード間の経路交換と経路計算を行って、優先経路を決定する。そして、決定した優先経路向けのLSP(Label Switched Path)を設定するとともに、ラベルの広告メッセージを送信する。これらの処理が全ノードで発生する。
回線障害の発生を検出すると、隣接ノード間の経路交換と経路計算によって迂回経路を決定する。そして、優先経路向きだったLSPを削除するとともに、割り当てていたラベルの取消メッセージを送信する。その後、新たに決定した迂回経路向けの新たなLSPを設定し、新たなラベルの広告メッセージを送信する。
迂回ルート切替方式として、次の従来技術が公知である。複数のノードにより構成されパケット交換方式をとるネットワークであり、各ノードは、あらかじめ定められた宛先とパケット送出路との対応表を備え、受信したパケットの宛先情報と上記対応表とから次のパケット送出路を決定することによりルーティングを行う手段を備えるネットワークにおいて、各ノードは、障害により自ノードからの中継ができないことを検出する手段と、自ノードを宛先への通過点として有するルートの発出元ノード全体と自ノードからなる集合のノード情報を収集する手段と、この集合に属するノードの隣接ノードであり、このノード全体の集合に属せずかつ当該宛先へのルートが正常であるノード情報を収集する手段と、上記隣接ノードの中から一つのノードを選択し上記集合に属するノードからの当該宛先への新しいルート群を上記選択したノードを通過するように設定する手段とを備えることを特徴とする(例えば、特許文献1参照。)。
また、ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法として、次の従来技術が公知である。複数の経路選択装置群を相互に接続してなるネットワークにおいて、ネットワーク内の各経路選択装置群には、既存IPゲートウェイプロトコルOSPFを実装し当該ネットワーク内全経路の接続情報を全経路選択装置群で共有するとともに、隣接経路選択装置におけるトラヒック情報を報告するトラヒック報告機能を追加実装しておき、特定ルート障害発生を検出した隣接経路選択装置からの宛先到達不能報告(ICMPメッセージ)を受信した場合にこの隣接経路選択装置が、ルーティング宛先隣接経路選択装置を切り替えると共に、ネットワーク負荷に対応したリンク状態のデータベース更新を行い、現隣接経路選択装置でのトラヒック情報具合いに応じて送信するIPパケットを抑制することを特徴とする(例えば、特許文献2参照。)。
特開平5−292125号公報 特開2002−9820号公報
しかしながら、上述した従来の一般的な迂回経路の確立処理では、適切な迂回経路が確定するまでの過渡的な状態において途中のルータ間でループ状態が発生することがあるため、ネットワーク負荷やパケットロスが発生するという問題点がある。また、ネットワークの規模が大きくなると、回線障害時の経路計算、メッセージの交換、およびLSPの削除と再登録に時間がかかるため、ネットワークループ等で数秒から数十秒程度の長時間のトラヒック断が発生することがあるという問題点がある。
上記特許文献1の迂回ルート切替方式および上記特許文献2の配送メッセージ送出抑制方法においても同様の問題がある。また、特許文献1の迂回ルート切替方式は、固定ルーティング方式をとるパケット交換方式のネットワークを対象にしているため、OSPF(Open Shortest Path First)のようなダイナミックルーティング方式をとるネットワークには適用不可能である。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、LDPにおける経路の切り替えを瞬時に行うことができる最適経路選択方式を提供することを目的とする。また、この発明は、ループ状態を起こすことなく、迂回経路を選択することができる最適経路選択方式を提供することを目的とする。さらに、この発明は、障害発生による迂回時の過渡状態におけるネットワーク負荷の軽減とパケットロスの軽減を図ることができる最適経路選択方式を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる最適経路選択方式では、ラベル割当メッセージ受信手段により、すべての隣接するノードからパスベクトルTLV情報を含むラベル割当メッセージを受信し、その受信したラベル情報とパスベクトルTLV情報を通過ノード情報経路管理手段に登録して管理する。そして、回線障害が発生したときには、通過ノード情報経路選択手段により、通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスベクトルTLV情報の中から自ノードの識別子を含まないパスベクトルTLV情報を選択し、それに基づいて最適経路を決定することによって、ネットワーク内にループ状態を発生させることなく、迂回経路に切り替えることができる。
本発明にかかる最適経路選択方式によれば、LDPにおける経路の切り替えを瞬時に行うことができるという効果を奏する。また、ループ状態を起こすことなく、迂回経路を選択することができるという効果を奏する。さらに、障害発生による迂回時の過渡状態におけるネットワーク負荷の軽減とパケットロスの軽減を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる最適経路選択方式の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の最適経路選択方式を実現するルータの構成を説明する図である。図1に示すように、自ノードであるルータ1Aは、フォワーディング手段2、パケット判別手段3、プロトコルパケット制御手段4、ラベル割当メッセージ送信手段5、ラベル割当メッセージ受信手段6、経路管理手段7、通過ノード情報経路選択手段8、回線管理手段9および通過ノード情報経路管理手段10を備えている。
パケット判別手段3は、隣接ノードのルータ(隣接ルータとする)1Bから受信したパケットのうち、自ノード宛のパケットをプロトコルパケット制御手段4へ振り分け、自ノード宛でないパケット、すなわち中継する必要のあるパケットをフォワーディング手段2へ振り分ける。フォワーディング手段2は、パケット判別手段3から受け取った自ノード宛でないパケットを他隣接ルータ1Cへ向けて再送信する。また、フォワーディング手段2は、経路管理手段7からの要求により、パケット中継用のテーブルの設定を行う。
プロトコルパケット制御手段4は、パケット判別手段3から受け取ったLDPの自ノード宛パケットをラベル割当メッセージ受信手段6へ送る。また、プロトコルパケット制御手段4は、ラベル割当メッセージ送信手段5から受け取った送信メッセージを隣接ルータ1Bへ向けて送信する。
経路管理手段7は、OSPFやRIP(Routing Information Protocol)等のルーティングプロトコルによる学習によって得られた種々の経路の中から、プロトコルの優先度や経路が近いか遠いかなどの条件に応じて、最適な経路を決定し、その最適経路を、中継するために必要なルーティング情報としてフォワーディング手段2に登録する。また、経路管理手段7は、通過ノード情報経路選択手段8などから受け付けたパケット中継用のテーブルの設定要求を受け付け、フォワーディング手段2に対してパケット中継用のテーブルの設定を要求する。
ラベル割当メッセージ送信手段5は、ラベル割当メッセージのパスベクトルTLV(Type Length Value)情報に自ノードの識別子を付加して、隣接ルータ1Bへ向けてラベル割当メッセージを送信する。ラベル割当メッセージ受信手段6は、隣接ルータ1Bからラベル割当メッセージを受信し、そのラベル割当メッセージからラベル情報とパスベクトルTLV情報を抽出し、それらの情報を通過ノード情報経路選択手段8へ通知する。
通過ノード情報経路選択手段8は、ラベル割当メッセージ受信手段6から通知されたラベル情報およびパスベクトルTLV情報を通過ノード情報経路管理手段10へ通知する。また、通過ノード情報経路選択手段8は、回線管理手段9からの通知により、通過ノード情報経路管理手段10に対して迂回経路検索を要求する。その結果として通過ノード情報経路管理手段10から通知された迂回経路に応じて経路管理手段7に対して迂回経路の設定を行う。
通過ノード情報経路管理手段10は、通過ノード情報経路選択手段8から通知されたラベル情報およびパスベクトルTLV情報を時系列的、すなわち通知順に管理する。また、通過ノード情報経路管理手段10は、通過ノード情報経路選択手段8からの迂回経路検索の要求に対して、最適な経路を検索し、その検索結果を検索要求の要求元へ通知する。回線管理手段9は、回線のリンクアップまたはリンクダウンを検出し、その検出結果を通過ノード情報経路選択手段8へ通知する。
次に、正常時、すなわち回線障害の発生前にIPネットワークの最適経路を設定する際のシーケンスについて、図2および図3を参照しながら説明する。図2は、データの流れを示す図であり、図3は、シーケンスを示す図である。図2に示すように、IPネットワークを構成する例えばA〜Gの7個のノードがある。そして、ノードAは、ノードB、ノードDおよびノードFと接続されている。ノードBは、ノードAの他にノードCにも接続されている。ノードCは、ノードBの他にノードEとノードGにも接続されている。ノードEは、ノードCの他にノードDにも接続されている。ノードGは、ノードCの他にノードFにも接続されている。
そして、最適経路の向きとして、ノードAはノードBを向いており、ノードBはノードCを向いており、ノードEおよびノードGはともにノードCを向いており、ノードDはノードAを向いており、ノードFはノードGを向いているとする。このようなノードの接続関係および最適経路の向きの状態において、ノードAからノードC宛のトラヒックについて着目する。この場合の優先経路はノードAからノードBを経由してノードCへ至る経路となる。なお、A〜Gの7個のノードは、いずれも図1に示すルータ1Aにより構成されている。
図2に示すように、ノードCからノードAの方向へ最適経路に沿って、ノードAの隣接ノードまで送信されたラベル送信メッセージを、ノードAは隣接ノードから受信する。その後、ノードAは隣接ノードの数と同じ数のラベル送信メッセージを通過ノード情報経路管理手段10に登録する。ラベル送信メッセージの中継の流れで説明すると、ノードCのラベル割当メッセージ送信手段5は、自ノードのルータ識別子“C”をパスベクトル(PV)TLV情報に設定する。そして、ノードCのラベル割当メッセージ送信手段5は、すべての隣接ノード、ここではノードB、ノードEおよびノードGに、自ノードのラベル情報“c”とパスベクトルTLV情報“C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS1−1、S1−2、S1−3)。
ノードBのラベル割当メッセージ受信手段6は、ノードCから送られてきたラベル割当メッセージを受信し、そのラベル割当メッセージのラベル情報“c”とパスベクトルTLV情報“C”を自ノードBの通過ノード情報経路選択手段8へ通知する。ノードBの通過ノード情報経路選択手段8は、ラベル割当メッセージ受信手段6から通知されたラベル情報“c”とパスベクトルTLV情報“C”を自ノードBの通過ノード情報経路管理手段10に登録する。
また、ノードBの通過ノード情報経路選択手段8は、自ノードBのラベル割当メッセージ送信手段5にラベル割当メッセージの送信を要求する。ノードBのラベル割当メッセージ送信手段5は、ラベル割当メッセージの送信要求を受け取ると、ノードCから受信したパスベクトルTLV情報“C”に自ノードBのルータ識別子“B”を追加し、すべての隣接ノード、ここではノードAおよびノードCに、自ノードのラベル情報“b”とパスベクトルTLV情報“B,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS1−4、S1−5)。
ノードAのラベル割当メッセージ受信手段6は、ノードBから送られてきたラベル割当メッセージを受信し、そのラベル割当メッセージのラベル情報“b”とパスベクトルTLV情報“B,C”を自ノードAの通過ノード情報経路選択手段8へ通知する(ステップS1−6)。ノードAの通過ノード情報経路選択手段8は、ラベル割当メッセージ受信手段6から通知されたラベル情報“b”とパスベクトルTLV情報“B,C”を自ノードAの通過ノード情報経路管理手段10に登録する(ステップS1−7)。このとき、ノードAの通過ノード情報経路管理手段10には、表1に示すように、ラベル情報“b”とパスベクトルTLV情報“B,C”とともに、ノードBからの情報の状態が“使用中”であることが登録される。
Figure 0004649296
また、ノードAの通過ノード情報経路選択手段8は、自ノードAのラベル割当メッセージ送信手段5にラベル割当メッセージの送信を要求する(ステップS1−8)。ノードAのラベル割当メッセージ送信手段5は、ラベル割当メッセージの送信要求を受け取ると、ノードBから受信したパスベクトルTLV情報“B,C”に自ノードAのルータ識別子“A”を追加し、すべての隣接ノード、ここではノードB、ノードDおよびノードFに、自ノードのラベル情報“a”とパスベクトルTLV情報“A,B,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS1−9、S1−10、S1−11)。
ノードAからラベル割当メッセージを受信したノードDは、上述したノードAと同様の動作により、受信したラベル情報“a”とパスベクトルTLV情報“A,B,C”を自ノードDの通過ノード情報経路管理手段10に登録する。また、ノードDは、受信したパスベクトルTLV情報“A,B,C”に自ノードDのルータ識別子“D”を追加し、すべての隣接ノード、ここではノードAおよびノードEに、自ノードのラベル情報“d”とパスベクトルTLV情報“D,A,B,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS1−12、S1−13)。
ノードDからラベル割当メッセージを受信したノードAでは、ノードBからラベル割当メッセージを受信したときと同様の動作により、受信したラベル情報“d”とパスベクトルTLV情報“D,A,B,C”を自ノードAの通過ノード情報経路管理手段10に登録する(ステップS1−14、S1−15)。このとき、表2に示すように、ステップS1−7でノードAの通過ノード情報経路管理手段10に登録された情報には、ラベル情報“d”、パスベクトルTLV情報“D,A,B,C”およびノードDからの情報の状態が“未使用”であることが追加される。
Figure 0004649296
一方、ノードEは、ステップS1−2でノードCから送られてきたラベル割当メッセージを受信し、上述したノードAと同様の動作により、受信したラベル情報“c”とパスベクトルTLV情報“C”を自ノードEの通過ノード情報経路管理手段10に登録する。また、ノードEは、受信したパスベクトルTLV情報“C”に自ノードEのルータ識別子“E”を追加し、すべての隣接ノード、ここではノードDおよびノードCに、自ノードのラベル情報“e”とパスベクトルTLV情報“E,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS1−16、S1−17)。
ステップS1−3でノードCから送られてきたラベル割当メッセージを受信したノードGも同様に、受信したラベル情報“c”とパスベクトルTLV情報“C”を自ノードGの通過ノード情報経路管理手段10に登録する。そして、ノードGは、受信したパスベクトルTLV情報“C”に自ノードGのルータ識別子“G”を追加し、すべての隣接ノード、ここではノードFおよびノードCに、自ノードのラベル情報“g”とパスベクトルTLV情報“G,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS1−18、S1−19)。
ノードFは、ノードGから送られてきたラベル割当メッセージを受信し、上述したノードAと同様の動作により、受信したラベル情報“g”とパスベクトルTLV情報“G,C”を自ノードFの通過ノード情報経路管理手段10に登録する。また、ノードFは、受信したパスベクトルTLV情報“G,C”に自ノードFのルータ識別子“F”を追加し、すべての隣接ノード、ここではノードAおよびノードGに、自ノードのラベル情報“f”とパスベクトルTLV情報“F,G,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS1−20、S1−21)。
ノードFからラベル割当メッセージを受信したノードAでは、ノードBからラベル割当メッセージを受信したときと同様の動作により、受信したラベル情報“f”とパスベクトルTLV情報“F,G,C”を自ノードAの通過ノード情報経路管理手段10に登録する(ステップS1−22、S1−23)。このとき、表3に示すように、ステップS1−7とステップS1−15でノードAの通過ノード情報経路管理手段10に登録された情報には、ラベル情報“f”、パスベクトルTLV情報“F,G,C”およびノードFからの情報の状態が“未使用”であることが追加される。なお、ステップS1−1からステップS1−23までの順序は、必ずしも上述した通りではなく、各ノードでの処理に要する時間等により適宜入れ代わることがある。
Figure 0004649296
次に、図2、図3および表3に示すように最適経路が設定された状態において、ノードAとノードBの間で回線障害が発生した場合に迂回経路を設定する際のシーケンスについて、図4および図5を参照しながら説明する。図4は、データの流れを示す図であり、図5は、シーケンスを示す図である。
ノードAの回線管理手段9は、回線障害を検出すると(図4の1.)、障害となった回線情報を自ノードAの通過ノード情報経路選択手段8へ通知する(ステップS1−24)。ノードAの通過ノード情報経路選択手段8は、回線障害通知を受け取ると、自ノードAの通過ノード情報経路管理手段10に対して迂回経路検索を要求する(ステップS1−25)。ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、迂回経路検索の要求を受け取ると、上述した経路設定時に登録された迂回経路用のラベル情報(表3参照)を、その登録順にチェックしていく。
まず、ノードDから受信したパスベクトルTLV情報“D,A,B,C”を見ると、そこに自ノードAのルータ識別子“A”が含まれているので、このラベル情報を使用するとノードAからノードDを経由して再びノードAに戻るというループが生じることが検出される(図4の2.,3.)。そこで、ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、このノードDからのラベル情報を迂回経路として不適であるとし、表4に示すように、ノードDからの情報の状態を“未使用”(表3参照)から“ループ中”に変更する。
Figure 0004649296
続いて、ノードFから受信したパスベクトルTLV情報“F,G,C”を見ると、そこには自ノードAのルータ識別子“A”が含まれていないので、このラベル情報を使用するとノードAからノードFを経由し、さらにノードGを経由してノードCへ至る経路でパケットを中継できることが分かる。そこで、ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、このノードFからのラベル情報を最適経路に決定し(図4の3.)、表4に示すように、ノードFからの情報の状態を“未使用”(表3参照)から“使用中”に変更する。なお、ノードBからの情報の状態は、“使用中”(表3参照)から“障害”に変更される。
続いて、ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、自ノードAの通過ノード情報経路選択手段8へ迂回経路を通知する(ステップS1−26)。ノードAの通過ノード情報経路選択手段8は、迂回経路の通知を受け取ると、自ノードAの経路管理手段7に迂回経路設定を要求する(ステップS1−27)。さらに、ノードAの経路管理手段7は、通過ノード情報経路選択手段8からの要求を受け取ると、自ノードAのフォワーディング手段2に対して迂回経路の設定を行う(ステップS1−28)。
以上のようにして、ループ状態の発生を防ぐことによってループによる回線断の時間と不要なトラヒックの増加を回避することができるので、瞬時に経路の切り替えを行い、トラヒック断の時間を短縮することが可能となる。従って、障害発生による迂回時の過渡状態におけるネットワーク負荷の軽減とパケットロスの軽減を図ることができる。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2の最適経路選択方式を実現するルータの構成を説明する図である。図6に示すように、実施の形態2では、自ノードであるルータ1Cは、実施の形態1の構成に加えて、ルーティングプロトコルにより決定された優先経路に迂回経路を一致させるための通過ノード情報経路更新手段11をさらに備えている。通過ノード情報経路更新手段11は、ラベル割当メッセージ受信手段6から通知されたラベル情報およびパスベクトルTLV情報を通過ノード情報経路管理手段10へ通知する。
また、通過ノード情報経路更新手段11は、経路管理手段7からルーティングプロトコルにより決定された優先経路を通知されると、通過ノード情報経路管理手段10の登録情報を参照する。さらに、通過ノード情報経路更新手段11は、通過ノード情報経路管理手段10から迂回経路の通知を受け取ると、経路管理手段7に対して迂回経路の設定を行う。また、通過ノード情報経路更新手段11は、更新されたラベル情報とパスベクトルTLV情報をラベル割当メッセージ送信手段5へ通知する。
次に、ノードAとノードBの間で回線障害が発生したため、実施の形態1のシーケンスに従って選択した迂回経路が、ルーティングプロトコルにより決定された優先経路と異なる場合のシーケンスについて、図7および図8を参照しながら説明する。図7は、データの流れを示す図であり、図8は、シーケンスを示す図である。ここでは、実施の形態1により、図4、図5および表4に示すようにノードFおよびノードGを経由する迂回経路が設定されたとする。また、ルーティングプロトコルにより決定された優先経路がノードDであるとする。なお、A〜Gの7個のノードは、いずれも図6に示すルータ1Cにより構成されている。
ノードAの経路管理手段7は、ルーティングプロトコルにより決定された優先経路(ノードD)を自ノードAの通過ノード情報経路更新手段11へ通知する(ステップS2−1)。ノードAの通過ノード情報経路更新手段11は、その優先経路の通知を受け取ると、自ノードAの通過ノード情報経路管理手段10に登録されている、ノードDから受信したパスベクトルTLV情報“D,A,B,C”(表4参照)を参照する。その結果、ノードAの通過ノード情報経路更新手段11は、参照したパスベクトルTLV情報“D,A,B,C”に自ノードAのルータ識別子“A”が含まれているので、迂回経路を変更しないで、表5に示すように、ノードDからの情報の状態を“ループ中”(表4参照)から“優先経路&ループ中”に変更する。
Figure 0004649296
この状態において、ノードDは、優先経路がノードEに変更されると(図7の1.)、すべての隣接ノード、ここではノードAおよびノードEに、自ノードのラベル情報“d”とパスベクトルTLV情報“D,E,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS2−2、S2−3、図7の2.)。ノードAのラベル割当メッセージ受信手段6は、ノードDから送られてきたラベル割当メッセージを受信し、そのラベル割当メッセージのラベル情報“d”とパスベクトルTLV情報“D,E,C”を自ノードAの通過ノード情報経路更新手段11へ通知する(ステップS2−4)。ノードAの通過ノード情報経路更新手段11は、その通知を受け取ると、自ノードAの通過ノード情報経路管理手段10に対して、ラベル情報およびパスベクトルTLV情報の更新を要求する(ステップS2−5)。
ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、ラベル情報およびパスベクトルTLV情報の更新の要求を受け取ると、新しいパスベクトルTLV情報に自ノードAのルータ識別子“A”が含まれないことを確認し、この新しいラベル情報を新たに最適経路と決定する。そして、ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、表6に示すように、ノードDからのパスベクトルTLV情報を“D,A,B,C”(表5参照)から“D,E,C”に、ノードDからの情報の状態を“優先経路&ループ中”(表5参照)から“使用中”に(図7の3.)、またノードFからの情報の状態を“使用中”(表5参照)から“未使用”にそれぞれ変更し、新たな迂回経路を自ノードAの通過ノード情報経路更新手段11へ通知する(ステップS2−6)。
Figure 0004649296
ノードAの通過ノード情報経路更新手段11は、新たな迂回経路の通知を受け取ると、自ノードAの経路管理手段7に迂回経路設定を要求する(ステップS2−7)。ノードAの経路管理手段7は、迂回経路設定の要求を受け取ると、自ノードAのフォワーディング手段2に対して迂回経路設定を行う(ステップS2−8)。また、ノードAの通過ノード情報経路更新手段11は、新たな迂回経路の通知を受け取ると、その迂回経路のラベル情報とパスベクトルTLV情報を自ノードAのラベル割当メッセージ送信手段5に通知する(ステップS2−9)。
ノードAのラベル割当メッセージ送信手段5は、その通知を受け取ると、すべての隣接ノード、ここではノードDおよびノードFに、自ノードのラベル情報“a”とパスベクトルTLV情報“A,D,E,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS2−10、S2−11)。以上のようにして、ループ状態が解除された後に、最適経路をルーティングプロトコル上の優先経路と一致させることが可能となる。
(実施の形態3)
図9は、実施の形態3の最適経路選択方式を実現するルータの構成を説明する図である。図9に示すように、実施の形態3では、自ノードであるルータ1Dは、実施の形態1の構成において、通過ノード情報経路管理手段10の代わりにノード数順通過ノード情報経路管理手段12を備えている。ノード数順通過ノード情報経路管理手段12は、通過ノード情報経路選択手段8から通知されたラベル情報およびパスベクトルTLV情報を、パスベクトルTLV情報内の経由ノード数の少ない順に管理する。また、ノード数順通過ノード情報経路管理手段12は、迂回経路検索の要求に対して、最適な経路を検索し、その結果を要求元へ通知する。
次に、回線障害の発生前にIPネットワークの最適経路を設定する際のシーケンスと、回線障害の発生により迂回経路を設定する際のシーケンスについて説明する。ここでは、A〜Gの7個のノードは、いずれも図9に示すルータ1Dにより構成されている。
図10は、回線障害の発生前にIPネットワークの最適経路を設定する際のシーケンスを示す図であるが、このシーケンスは、図3のシーケンスにおいて、通過ノード情報経路管理手段10をノード数順通過ノード情報経路管理手段12に置き換えたものである。従って、図10のシーケンスについては、実施の形態1で説明した図3のシーケンスの説明において、通過ノード情報経路管理手段10をノード数順通過ノード情報経路管理手段12に読み替えるとともに、ステップS1−x(xは1〜23)をステップS3−xと読み替えることにして、ここでは詳細な説明を省略する。
ただし、ステップS3−23で、ノードAにおいて、ノードFから受信したラベル情報“f”とパスベクトルTLV情報“F,G,C”を自ノードAのノード数順通過ノード情報経路管理手段12に登録すると、表7に示すように、ノード数順通過ノード情報経路管理手段12には、パスベクトルTLV情報内の経由ノード数の少ない順に管理されて登録される。ここでは、ノードB、ノードFおよびノードDのパスベクトルTLV情報内の経由ノード数がそれぞれ2個、3個および4個であるので、ノードB、ノードF、ノードDの順に管理される。
Figure 0004649296
この状態で実施の形態1と同様の回線障害が発生した場合に迂回経路を設定する際のシーケンスについて、図11および図12を参照しながら説明する。図11は、データの流れを示す図であり、図12は、シーケンスを示す図である。
ノードAの回線管理手段9は、回線障害を検出すると(図11の1.)、障害となった回線情報を自ノードAの通過ノード情報経路選択手段8へ通知する(ステップS3−24)。ノードAの通過ノード情報経路選択手段8は、回線障害通知を受け取ると、自ノードAのノード数順通過ノード情報経路管理手段12に対して迂回経路検索を要求する(ステップS3−25)。ノードAのノード数順通過ノード情報経路管理手段12は、迂回経路検索の要求を受け取ると、迂回経路用のラベル情報(表7参照)を、パスベクトルTLV情報内の経由ノード数の少ない順にチェックしていく。
ノードBの次に経由ノード数が少ないノードFから受信したパスベクトルTLV情報“F,G,C”を見ると、そこには自ノードAのルータ識別子“A”が含まれていないので、このラベル情報を使用するとノードAからノードFを経由し、さらにノードGを経由してノードCへ至る経路でパケットを中継できることが分かる。そこで、ノードAのノード数順通過ノード情報経路管理手段12は、このノードFからのラベル情報を最適経路に決定し(図11の2.)、表8に示すように、ノードFからの情報の状態を“未使用”(表7参照)から“使用中”に変更する。ノードBからの情報の状態は、“使用中”(表7参照)から“障害”に変更される。
Figure 0004649296
続いて、ノードAのノード数順通過ノード情報経路管理手段12は、自ノードAの通過ノード情報経路選択手段8へ迂回経路を通知する(ステップS3−26)。ノードAの通過ノード情報経路選択手段8は、迂回経路通知を受け取ると、自ノードAの経路管理手段7に迂回経路設定を要求する(ステップS3−27)。さらに、ノードAの経路管理手段7は、通過ノード情報経路選択手段8からの要求を受け取ると、自ノードAのフォワーディング手段2に対して迂回経路設定を行う(ステップS3−28)。
以上のようにして、ループする経路をチェックすることなく、瞬時に経路の切り替えを行うことができるので、より一層、トラヒック断時間を短縮することが可能となる。また、決定した最適な迂回経路と、後にルーティングプロトコルが決定する優先経路とが不一致である場合には、実施の形態2のように再度の経路の切り替え動作を行う必要があるが、実施の形態3では、経由ノード数が少ない順に迂回経路を選択することによって両経路が一致する確率が高くなるので、再度の経路の切り替え動作を行うのを回避することができる。なお、実施の形態2のように通過ノード情報経路更新手段11を備えた構成とし、ループ状態が解除された後に、最適経路をルーティングプロトコル上の優先経路と一致させるようにしてもよい。
(実施の形態4)
図13は、実施の形態4の最適経路選択方式を実現するルータの構成を説明する図である。図13に示すように、実施の形態4では、自ノードであるルータ1Eは、実施の形態1の構成に加えて、ラベル取消メッセージ送信手段13をさらに備えている。ラベル取消メッセージ送信手段13は、通過ノード情報経路選択手段8からの要求により、独自TLVであるフォルトノードTLV情報に自ノードの識別子を付加して、隣接ルータ1Bへ向けてラベル取消メッセージを送信する。
次に、回線障害の発生前にIPネットワークの最適経路を設定する際のシーケンスと、回線障害の発生により迂回経路を設定する際のシーケンスについて説明する。ここでは、A〜Gの7個のノードは、いずれも図13に示すルータ1Eにより構成されている。
図14は、回線障害の発生前にIPネットワークの最適経路を設定する際のシーケンスを示す図であるが、このシーケンスのステップS4−1からステップS4−15までは、図3のシーケンスのステップS1−1からステップS1−15までと同じである。従って、図10のシーケンスのステップS4−1からステップS4−15までについては、実施の形態1のステップS1−1からステップS1−15までの説明において、ステップS1−y(yは1〜15)をステップS4−yと読み替えることにして、詳細な説明を省略する。ステップS4−16から説明する。
ステップS4−11でノードAから送られてきたラベル割当メッセージを受信したノードFは、受信したパスベクトルTLV情報“A,B,C”に自ノードFのルータ識別子“F”を追加し、すべての隣接ノード、ここではノードAおよびノードGに、自ノードのラベル情報“f”とパスベクトルTLV情報“F,A,B,C”を含むラベル割当メッセージを送信する(ステップS4−16、S4−17)。
ノードFからラベル割当メッセージを受信したノードAでは、ステップS4−6およびステップS4−7と同様の動作により、受信したラベル情報“f”とパスベクトルTLV情報“F,A,B,C”を自ノードAの通過ノード情報経路管理手段10に登録する(ステップS4−18、S4−19)。このとき、表9に示すように、ステップS4−7とステップS4−15でノードAの通過ノード情報経路管理手段10に登録された情報(表2参照)には、ラベル情報“f”、パスベクトルTLV情報“F,A,B,C”およびノードFからの情報の状態が“未使用”であることが追加される。
Figure 0004649296
一方、ノードEおよびノードGは、ステップS4−2及びステップS4−3でノードCから送られてきたラベル割当メッセージを受信する。そして、ノードEは、実施の形態1のステップS1−16およびステップS1−17と同様の動作を行う(ステップS4−20、ステップS4−21)。ノードGは、実施の形態1のステップS1−18およびステップS1−19と同様の動作を行う(ステップS4−22、ステップS4−23)。
この状態で実施の形態1と同様の回線障害が発生した場合に迂回経路を設定する際のシーケンスについて、図15および図16を参照しながら説明する。図15は、データの流れを示す図であり、図16は、シーケンスを示す図である。図15に示すように、IPネットワークには、ノードAとノードDに接続され、かつ最適経路の向きがノードAを向いているノードHと、ノードGとノードHに接続され、かつ最適経路の向きがノードGを向いているノードIが追加されているとする。これらノードHとノードIは、図13に示すルータ1Eにより構成されている。
ノードAの回線管理手段9は、回線障害を検出すると(図15の1.)、実施の形態1のステップS1−24およびステップS1−25と同様の動作を行う(ステップS4−24、ステップS4−25)。そして、ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、迂回経路検索の要求を受け取ると、迂回経路用のラベル情報(表9参照)を、その登録順にチェックしていく。
まず、ノードDからの登録情報を見る。実施の形態1と同様に、受信したパスベクトルTLV情報“D,A,B,C”に自ノードAのルータ識別子“A”が含まれているため、このノードDからのラベル情報を迂回経路として不適であるとし、表10に示すように、ノードDからの情報の状態を“未使用”(表9参照)から“ループ中”に変更する。
Figure 0004649296
続いて、ノードFから受信したパスベクトルTLV情報“F,A,B,C”を見ると、そこに自ノードAのルータ識別子“A”が含まれているので、このラベル情報を使用するとノードAからノードFを経由して再びノードAに戻るというループが生じることが分かる。従って、ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、このノードFからのラベル情報を迂回経路として不適であるとし、表10に示すように、ノードFからの情報の状態を“未使用”(表9参照)から“ループ中”に変更する。なお、ノードBからの情報の状態は、“使用中”(表9参照)から“障害”に変更される。
他に迂回経路用のラベル情報が存在しないため、ノードAの通過ノード情報経路管理手段10は、自ノードにおける迂回動作は不可であると認識し、迂回経路がないことを自ノードAの通過ノード情報経路選択手段8へ通知する(ステップS4−26)。ノードAの通過ノード情報経路選択手段8は、迂回経路なしの通知を受け取ると、自ノードAの経路管理手段7に経路削除を要求する(ステップS4−27)。さらに、ノードAの経路管理手段7は、通過ノード情報経路選択手段8からの要求を受け取ると、自ノードAのフォワーディング手段2に対して経路の削除を行う(ステップS4−28)。
また、ノードAの通過ノード情報経路選択手段8は、迂回経路なしの通知を受け取ると、自ノードAのラベル取消メッセージ送信手段13にラベル取消メッセージの送信を要求する(ステップS4−29)。ノードAのラベル取消メッセージ送信手段13は、ラベル取消メッセージの送信要求を受け取ると、独自TLVとなるフォルトノード(FN)TLV情報に自ノードAのルータ識別子“A”を設定し、すべての隣接ノード、ここではノードD、ノードFおよびノードHに、自ノードのラベル情報“a”とフォルトノードTLV情報“A”を含むラベル取消メッセージを送信する(ステップS4−30、S4−31、S4−32、図15の2.)。図17に、独自TLV情報のデータフォーマット20を示す。
以上のようにして、ループ状態が生じない迂回経路が存在しない場合に、自ノードにて迂回動作が不可能であることを隣接ノードに通知することが可能となる。従って、隣接ノードに、自ノードを経由しない迂回経路を選択することを促すことが可能となる。なお、実施の形態4は、自ノードにて迂回動作が不可能である場合に隣接ノードへラベル取消メッセージを送信することを目的としているため、ノードD、ノードFおよびノードHが図13に示す自ノードのルータ1Eにより構成されているとしたが、ノードAが送信したラベル取消メッセージを有効に活用するためには、ノードD、ノードFおよびノードHにラベル取消メッセージを受信する手段(実施の形態5のラベル取消メッセージ受信手段14)が設けられている必要がある。
(実施の形態5)
図18は、実施の形態5の最適経路選択方式を実現するルータの構成を説明する図である。図18に示すように、実施の形態5では、自ノードであるルータ1Fは、実施の形態1の構成に加えて、ラベル取消メッセージ受信手段14をさらに備えている。ラベル取消メッセージ受信手段14は、隣接ノードからラベル取消メッセージを受信し、そのラベル取消メッセージに含まれるラベル情報および独自TLVであるフォルトノードTLV情報を抽出する。そして、それらラベル情報およびフォルトノードTLV情報を通過ノード情報経路選択手段8へ通知する。
次に、回線障害の発生前にIPネットワークの最適経路を設定する際のシーケンスと、回線障害の発生により迂回経路を設定する際のシーケンスについて説明する。実施の形態5は、実施の形態4においてノードAがラベル取消メッセージを送信した後の動作に関するものである。従って、IPネットワークの構成を図15に示す構成とし、ノードAは図13に示す構成のルータ1Eとし、ノードD、ノードFおよびノードHは図18に示す構成のルータ1Fとする。
回線障害の発生前にIPネットワークの最適経路を設定する際、ノードHは、ノードAからラベル情報“a”とパスベクトルTLV情報“A,B,C”を含むラベル割当メッセージを受信し、またノードDからラベル情報“d”とパスベクトルTLV情報“D,A,B,C”を含むラベル割当メッセージを受信し、さらにノードIからラベル情報“i”とパスベクトルTLV情報“I,G,C”を含むラベル割当メッセージを受信する。そして、ノードHの通過ノード情報経路管理手段10には、表11に示すように、ノードAからの情報、ノードDからの情報およびノードIからの情報が受信順に登録される。ここでは、ノードAからの情報の状態が“使用中”に設定され、ノードDとノードIからの情報の状態はともに“未使用”に設定されているとする。
Figure 0004649296
回線障害が発生した場合に迂回経路を設定する際のシーケンスのうち、実施の形態4のステップS4−32に続く動作について、図19および図20を参照しながら説明する。図19は、データの流れを示す図であり、図20は、シーケンスを示す図である。ノードHのラベル取消メッセージ受信手段14は、ノードAから送られてきたラベル取消メッセージを受信し(ステップS5−1)、そのラベル取消メッセージのラベル情報“a”とフォルトノードTLV情報“A”を自ノードHの通過ノード情報経路選択手段8へ通知する(ステップS5−2)。
ノードHの通過ノード情報経路選択手段8は、回線障害通知を受け取ると(図19の1.)、自ノードHの通過ノード情報経路管理手段10に対して迂回経路検索を要求する(ステップS5−3)。ノードHの通過ノード情報経路管理手段10は、迂回経路検索の要求を受け取ると、経路設定時に登録された迂回経路用のラベル情報(表11参照)を、その登録順にチェックし、フォルトノードTLV情報のルータ識別子“A”を含まないパスベクトルTLV情報を有するラベル情報を検索する。
まず、ノードDから受信したパスベクトルTLV情報“D,A,B,C”を見ると、そこにノードAのルータ識別子“A”が含まれているので、このラベル情報を使用するとノードAでパケットが廃棄されることが分かる。そこで、ノードHの通過ノード情報経路管理手段10は、このノードDからのラベル情報を迂回経路として不適であると認識し、表12に示すように、ノードDからの情報の状態を“未使用”(表11参照)から“疎通不可”に変更する。
Figure 0004649296
続いて、ノードIから受信したパスベクトルTLV情報“I,G,C”を見ると、そこにはノードAのルータ識別子“A”が含まれていないので、このラベル情報を使用するとノードHからノードIを経由し、さらにノードGを経由してノードCへ至る経路でパケットを中継できることが分かる。そこで、ノードHの通過ノード情報経路管理手段10は、このノードIからのラベル情報を最適経路に決定し(図19の2.)、表12に示すように、ノードIからの情報の状態を“未使用”(表11参照)から“使用中”に変更する。なお、ノードAからの情報の状態は、“使用中”(表11参照)から“疎通不可”に変更される。
続いて、ノードHの通過ノード情報経路管理手段10は、自ノードHの通過ノード情報経路選択手段8へ迂回経路を通知する(ステップS5−4)。ノードHの通過ノード情報経路選択手段8は、迂回経路の通知を受け取ると、自ノードHの経路管理手段7に迂回経路設定を要求する(ステップS5−5)。さらに、ノードHの経路管理手段7は、通過ノード情報経路選択手段8からの要求を受け取ると、自ノードHのフォワーディング手段2に対して迂回経路の設定を行う(ステップS5−6)。以上のようにして、自ノードで回線障害を検出しない場合でも、途中の中継ノードでパケットが廃棄されないような迂回経路を適切に選択することが可能となり、トラヒック断の時間を短縮することが可能となる。
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。例えば、実施の形態4または実施の形態5において、図21に示すように、図1に示すルータ1Aにラベル取消メッセージ送信手段13とラベル取消メッセージ受信手段14を追加した構成のルータ1Gを用いてもよい。また、各実施の形態において、図22に示すように、図1に示すルータ1Aに通過ノード情報経路更新手段11とノード数順通過ノード情報経路管理手段12とラベル取消メッセージ送信手段13とラベル取消メッセージ受信手段14を追加した構成のルータ1Hを用い、顧客の要求に応じて、適宜、通過ノード情報経路管理手段10とノード数順通過ノード情報経路管理手段12を切り替えて用いることができるようにしてもよい。
なお、本実施の形態で説明したルータの各手段は、ハードウェアで構成されていてもよいし、各手段の機能を実現するプログラムをマイクロコンピュータ等で実行することにより実現される構成でもよい。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布されてもよい。
(付記1)パケットに付与されたラベルに基づいてデータ転送を行うMPLSルータにおいて、
隣接するノードからパスの情報を含むラベル割当メッセージを受信するラベル割当メッセージ受信手段と、
前記ラベル割当メッセージ受信手段で受信したラベル割当メッセージの中のパスの情報を登録して管理する通過ノード情報経路管理手段と、
前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から最適経路を選択する通過ノード情報経路選択手段と、
を備えており、
経路を切り替える際に、前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から、自ノードが含まれていないパスの情報を選択することにより、ループ状態が発生しない経路を選択することを特徴とする最適経路選択方式。
(付記2)自ノードまでのパスの情報に自ノードを加えたパスの情報をラベル割当メッセージに含めて隣接するノードへ送信するラベル割当メッセージ送信手段をさらに備えていることを特徴とする付記1に記載の最適経路選択方式。
(付記3)自ノードを1番目のノードとするパスの情報をラベル割当メッセージに含めて隣接するノードへ送信するラベル割当メッセージ送信手段をさらに備えていることを特徴とする付記1に記載の最適経路選択方式。
(付記4)前記パスの情報として、RFC(Request for Comments)3036で規定されているパスベクトルTLV情報を利用することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の最適経路選択方式。
(付記5)ルーティングプロトコルが選択した優先経路への切り替えを行う通過ノード情報経路更新手段をさらに備えており、
経路を切り替える際に選択した最適経路とルーティングプロトコルが選択した優先経路が異なる場合、ルーティングプロトコル上の優先経路となる隣接ノードからループ状態が発生しないパスの情報を含むラベル割当メッセージを受信するまでは前記最適経路の状態を保ち、当該ラベル割当メッセージを受信してから前記最適経路を前記優先経路に切り替えることにより、経路をルーティングプロトコル上の優先経路に一致させることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の最適経路選択方式。
(付記6)前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から最適経路を選択する際に、隣接するノードからラベル割当メッセージを受信した順にパスの情報を調べることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の最適経路選択方式。
(付記7)前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から最適経路を選択する際に、パスの情報に含まれるノード数が少ない順にパスの情報を調べることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の最適経路選択方式。
(付記8)ループ状態が発生しない経路がない場合、自ノードをラベル取消メッセージに含めて隣接するノードへ送信するラベル取消メッセージ送信手段をさらに備えており、
ラベル取消メッセージを送信することによって、自ノードに最適経路が存在しないことを隣接ノードへ通知することを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の最適経路選択方式。
(付記9)隣接するノードから、該隣接ノードに最適経路が存在しないことを通知するラベル取消メッセージを受信するラベル取消メッセージ受信手段をさらに備えており、
前記ラベル取消メッセージ受信手段でラベル取消メッセージを受信したときに、前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から、最適経路が存在しない隣接ノードを含まないパスの情報を選択することにより、最適経路が存在しない隣接ノードの代わりに、ループ状態が発生しない最適経路を選択することを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の最適経路選択方式。
以上のように、本発明にかかる最適経路選択方式は、MPLSルータを用いたネットワークに有用であり、特に、インターネットの接続サービスを提供するプロバイダが利用するネットワークや企業内LAN(Local Area Network)などに適している。
実施の形態1のルータの構成を説明する図である。 実施の形態1において最適経路を設定する際のデータの流れを示す図である。 実施の形態1において最適経路を設定する際のシーケンスを示す図である。 実施の形態1において迂回経路を設定する際のデータの流れを示す図である。 実施の形態1において迂回経路を設定する際のシーケンスを示す図である。 実施の形態2のルータの構成を説明する図である。 実施の形態2において迂回経路を設定する際のデータの流れを示す図である。 実施の形態2において迂回経路を設定する際のシーケンスを示す図である。 実施の形態3のルータの構成を説明する図である。 実施の形態3において最適経路を設定する際のシーケンスを示す図である。 実施の形態3において迂回経路を設定する際のデータの流れを示す図である。 実施の形態3において迂回経路を設定する際のシーケンスを示す図である。 実施の形態4のルータの構成を説明する図である。 実施の形態4において最適経路を設定する際のシーケンスを示す図である。 実施の形態4において迂回経路を設定する際のデータの流れを示す図である。 実施の形態4において迂回経路を設定する際のシーケンスを示す図である。 独自TLV情報のデータフォーマットを示す図である。 実施の形態5のルータの構成を説明する図である。 実施の形態5において迂回経路を設定する際のデータの流れを示す図である。 実施の形態5において迂回経路を設定する際のシーケンスを示す図である。 ルータの変形例を示す図である。 ルータの変形例を示す図である。
符号の説明
1A,1C,1D,1E,1F,1G,1H ルータ
5 ラベル割当メッセージ送信手段
6 ラベル割当メッセージ受信手段
8 通過ノード情報経路選択手段
10 通過ノード情報経路管理手段
11 通過ノード情報経路更新手段
13 ラベル取消メッセージ送信手段
14 ラベル取消メッセージ受信手段

Claims (4)

  1. パケットに付与されたラベルに基づいてデータ転送を行うMPLSルータにおいて、
    隣接するノードからパスの情報を含むラベル割当メッセージを受信するラベル割当メッセージ受信手段と、
    前記ラベル割当メッセージ受信手段で受信したラベル割当メッセージの中のパスの情報を登録して管理する通過ノード情報経路管理手段と、
    前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から最適経路を選択する通過ノード情報経路選択手段と、
    ルーティングプロトコルが選択した優先経路への切り替えを行う通過ノード情報経路更新手段と、
    を備え、
    経路を切り替える際に、前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から、自ノードが含まれていないパスの情報を選択することにより、ループ状態が発生しない経路を選択し、
    経路を切り替える際に選択した最適経路とルーティングプロトコルが選択した優先経路が異なる場合、ルーティングプロトコル上の優先経路となる隣接ノードからループ状態が発生しないパスの情報を含むラベル割当メッセージを受信するまでは経路を切り替える際に選択した最適経路の状態を保ち、当該ラベル割当メッセージを受信してから経路を切り替える際に選択した最適経路をルーティングプロトコル上の優先経路に切り替えることにより、最適経路をルーティングプロトコル上の優先経路に一致させることを特徴とする最適経路選択方式。
  2. 前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から最適経路を選択する際に、パスの情報に含まれるノード数が少ない順にパスの情報を調べることを特徴とする請求項1に記載の最適経路選択方式。
  3. ループ状態が発生しない経路がない場合、自ノードをラベル取消メッセージに含めて隣接するノードへ送信するラベル取消メッセージ送信手段をさらに備えており、
    ラベル取消メッセージを送信することによって、自ノードに最適経路が存在しないことを隣接ノードへ通知することを特徴とする請求項1または2に記載の最適経路選択方式。
  4. 隣接するノードから、該隣接ノードに最適経路が存在しないことを通知するラベル取消メッセージを受信するラベル取消メッセージ受信手段をさらに備えており、
    前記ラベル取消メッセージ受信手段でラベル取消メッセージを受信したときに、前記通過ノード情報経路管理手段に登録されているパスの情報の中から、最適経路が存在しない隣接ノードを含まないパスの情報を選択することにより、最適経路が存在しない隣接ノードの代わりに、ループ状態が発生しない最適経路を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の最適経路選択方式。
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