JP3737385B2 - 最適化パス設定方法及びそれを用いた網管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、最適化パス設定方法及びそれを用いた網管理システムに関し、特に、伝送網を構成する網要素群の最小管理単位であるサブネットワーク単位の最適ルート選択を行って最適化パスを設定する方法及びそれを用いた網管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、網管理システムにおける伝送網管理機能においては、運用中のパスに関わる多様な障害を回避するためのルーチング技術が公開されているが、これらのようなルーチング技術は、予めネットワーク管理者が最適ルートを最短距離、トラヒック、空き容量、障害発生数等の選択条件を基準に手動で決定し、それをルーチングテーブルとして予め生成していた。また、網構成の変更時には、その都度、ルーチングテーブルを最新情報に更新していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように、網管理システムがネットワーク管理者によって予め固定的に生成されたルーチングテーブルを保持する場合には、次に示す問題点がある。
【0004】
まず第1に、大規模な伝送網を管理するにはサブネットワークを構成する網要素の量も莫大な数となるため、網設計時に両端のエンドポイントが取り得る全てのルートを手作業で調べ上げるには膨大な時間がかかる。第2として、網設計通りに網構成を実装させるには、予め設計しておいたルーチングテーブルを網管理システムに取り込まなければならない。
【0005】
第3に、大規模な伝送網では、サブネットワークが一つ増設または減設されると、物理的な接続関係にある周辺のサブネットワーク全てを考慮した複数ルートを再設計する必要がある。そのため固定データであるルーチングテーブルを頻繁にメンテナンスしなければならない。第4に、運用中の伝送網で障害が検出された場合には、迂回先のルートを予めリザーブしておく必要があり、網資源の冗長性が高い。
【0006】
第5に、ネットワーク管理者の手計算により網設計されるため、設計ミスや考慮漏れにより最適なルートを見逃してしまう可能性が高い。第6に、パス設定時には、サブネットワーク及びそのサブネットワーク内の両端CTP(サブネットワークのエッジ部分に配置され、隣接サブネットワークとの接続ポイント)を一つずつ指定しなければならない。
【0007】
第7に、パス設定が途中で失敗すると、その場でオペレーションが異常終了するため、パス設定を継続するためのオペレーションが再度必要になる。第8に、パス設定の失敗状況によっては、ルーチングテーブルの修正も余儀なくされるため、パス設定オペレーションを完了するまでに多大な時間を費やすといった点である。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、大規模な伝送網であってもルート調査や網設計を短時間で行うことができ、また、網構成変更に伴うメンテナンス時間を削減でき、迂回するルートを予めリザーブしておく必要がなく設備コストを削減することができる最適化パス設定方法及びそれを用いた網管理システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、任意の2つのエンドポイントの指定と共にルートの選定要素を指定され、
指定された前記ルートの選定要素に従って各網資源のデータ及び各網資源間の関連データを一方のエンドポイントから他方のエンドポイントまで順に手繰ってサブネットワーク単位でルート探索を行い、得られたルート候補をダイナミックルーチングテーブルに格納し、
前記ダイナミックルーチングテーブルに格納されたルート候補を前記ルートの選定要素に基づく順に選択し、
選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することにより、
大規模な伝送網であってもルート調査や網設計を短時間で行うことができ、また、網構成変更に伴うメンテナンス時間を削減でき、迂回するルートを予めリザーブしておく必要がなく設備コストを削減することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の最適化パス設定方法において、
前記網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗したとき、次のルート候補を選択して、選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定するため、
ルート候補のある網要素またはサブネットワークでパス設定に失敗したとき、他のルート候補を用いて最適化パスを設定することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の最適化パス設定方法において、
前記ダイナミックルーチングテーブルは、網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗した網要素またはサブネットワークのコネクションを示す失敗コネクションリストを有し、
次のルート候補を選択する際に前記失敗コネクションリストに示される網要素またはサブネットワークを含むルート候補を次に選択するルート候補から外すため、
無駄な網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索が行われず、短時間で最適化パスを設定することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、任意の2つのエンドポイントの指定と共にルートの選定要素を指定する選定要素指定手段と、
指定された前記ルートの選定要素に従って各網資源のデータ及び各網資源間の関連データを一方のエンドポイントから他方のエンドポイントまで順に手繰ってサブネットワーク単位でルート探索を行い、得られたルート候補をダイナミックルーチングテーブルに格納するテーブル生成手段と、
前記ダイナミックルーチングテーブルに格納されたルート候補を前記ルートの選定要素に基づく順に選択するルート候補選択手段とを有し、
選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定するため、
大規模な伝送網であってもルート調査や網設計を短時間で行うことができ、また、網構成変更に伴うメンテナンス時間を削減でき、迂回するルートを予めリザーブしておく必要がなく設備コストを削減することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明では、ルート候補選択手段は、前記ルート候補選択手段は、前記網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗したとき、次のルート候補を選択して、選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定するため、
ルート候補のある網要素またはサブネットワークでパス設定に失敗したとき、他のルート候補を用いて最適化パスを設定することができる。
【0014】
付記6に記載の発明は、ダイナミックルーチングテーブルに、網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗した網要素またはサブネットワークを示す失敗コネクションリストを設け、
前記ルート候補選択手段は、次のルート候補を選択する際に前記失敗コネクションリストに示される網要素またはサブネットワークを含むルート候補を次に選択するルート候補から外すため、
無駄な網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索が行われず、短時間で最適化パスを設定することができる。
【0015】
付記7に記載の発明では、ルートの選定要素は、網要素数、アラーム発生数、最短距離、空き容量のうち複数の要素と、各要素の重みを示す最適化係数を含むため、
網要素数、アラーム発生数、最短距離、空き容量及びこれらの重み付けされた組み合わせによって最適化パスを設定することができる。
【0016】
付記8に記載の発明では、ルート候補選択手段は、前記ダイナミックルーチングテーブルに格納されているルート候補を表示しネットワーク管理者による選択を受け付ける受付及び表示手段を有するため、
ネットワーク管理者はダイナミックルーチングテーブルに格納されているルート候補を自由に選択できる。
【0017】
付記12に記載の発明では、前記選定要素指定手段は、ルートの選定要素と共に数値によりルート選択基準を指定し、前記ルート候補選択手段は、前記ルート選択基準に該当するルート候補が見つからなかった場合には、前記ルート選択基準の数値に近いルート候補を選択することにより、
大規模な伝送網であっても手作業でのルート調査や、網管理システムヘのルーチングテーブル取り込み等の網設計が短時間でできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の網管理システムの適用される伝送網の一実施例のシステム構成図を示す。同図中、伝送網10は複数のサブネットワークSN1〜SN7等から構成されている。サブネットワークは伝送網10を構成する網要素群の最小管理単位であり、例えばサブネットワークSN6は、サブネットワークを構成する伝送装置等の網要素NE1〜NE7から構成されている。
【0019】
各サブネットワークには、そのサブネットワークを構成する網要素を管理する下位網管理システム12が接続され、また、伝送網10には伝送網全体を管理する網管理システム14が接続されている。
【0020】
図2は、本発明の網管理システムの全体構成図を示す。同図中、網管理システム(MMS)14は、オペレーション受付及び表示部22と、パス管理及び設定手段23と、網資源管理手段24と、網資源管理手段24内のアラーム発生数管理手段25及び網要素管理手段26と、障害イベント解析手段27と、最適化パス構築制御部28と、最短ルート探索手段29と、ダイナミックルーチングテーブル30と、網構成変更イベント解析手段31を有しており、LAN/WAN32によって複数の網要素40及び下位網管理システム(下位MMS)12と接続されている。
【0021】
また、各網要素40は、障害通知部41と、網要素コネクション設定処理部42を有している。また、下位網管理システム12は、サブネットワークコネクション設定処理部42と、網構成変更イベント通知部53を有している。
【0022】
<実施形態1>
ネットワーク管理者によるパス設定オペレーション実行において、サブネットワーク単位にルート選択を行い、ダイナミックルーチングテーブル30を生成する手順を説明する。
(ステップ1)パス管理及び設定手段23では、ネットワーク管理者からのパス設定オペレーションで指定された2点のエンドポイント(TTP)の実装状態かつ利用可能状態を調べるため、網資源管理手段24に問合せ後、2点(始点と終点)のエンドポイントとルート選択基準を最適化パス構築制御部28に入力する。このルート選択基準は、ルートの最適化を示す要素であるルート選択要素と一つのルート選択要素にかかる最適化の度合いを示す最適化係数kの組み合わせである。
(ステップ2) 最適化パス構築制御部28は、ダイナミックルーチングテーブル30を生成するための動的メモリを確保し、入力された始点エンドポイント(始点TTP)と終点エンドポイント(終点TTP)及び、ルート選択基準に含まれるルート選択要素の下記例(a)〜(d)を一つずつ最短ルート探索手段29に入力する。なお、ルート選択基準が指定されない場合には、網管理システムの定義値を使用することも可能である。
【0023】
(a) ルート内サブネットワークのCTP(サブネットワークのエッジ部分に配置され、隣接サブネットワークとの接続ポイント)間に含まれる最少網要素数
(b) 性能監視等による伝送路上の品質アラームであるルート内アラーム最少発生数
(c) ルート最短距離
(d) ルート空き容量
(ステップ3)最短ルート探索手段29は、指定されたルート選択要素に従い、網資源管理手段24で管理される図3に示すような各網資源間の関連データを参照しながら、かつ指定されたルート選択要素を入力とする最短経路法を使用して最適なルートを手繰り、選択されたサブネットワーク及びサブネットワーク内のCTP間のリストを上位n通り(n≧1であり、予め指定可能)抽出することにより、最適化パス構築制御部28で確保している動的メモリエリアに出力する。
【0024】
図3は、網資源管理手段24に持ち合わせる各網資源のデータ及び各網資源間の関連データを示す図である。ここでは、パス設定に必要な網資源として、各TTPについて、その状態と直接接続の物理リンクへのポインタと自宛先識別子を有し、各物理リンクについて、その状態と空き容量と両端のCTPまたはTTPへのポインタ(2つ)を有し、各CTPについて、その状態と宛先識別子(方路情報)と直接接続の物理リンクへのポインタとサブネットワークへのポインタと現在発生アラーム数を有し、各サブネットワークについて、その状態とCTPa−CTPz間距離リストとCTPa−CTPz間網要素数リストとCTPa−CTPz間パス設定失敗状態リストとCTPa−CTPz間リストとCTPへのポインタリストを有している。
【0025】
また、パス設定で生成される網資源として、パス毎にその状態と包含サブネットワークコネクションへのポインタリストと両端TTPへのポインタリストと包含物理リンクへのポインタリストと使用したルート選択要素及び最適化係数kを有し、サブネットワークコネクション毎にその状態とサブネットワークへのポインタリストと両端CTPへのポインタリストを有している。なお、図3に示すTTP,CTP,物理リンク,サブネットワーク,パス,サブネットワークコネクション等の各網資源を「ネットワークリソースオブジェクト」と呼ぶ。
【0026】
図4〜図7は、(2)に記載した各ルート選択要素(a)〜(d)により、網資源管理手段24内のデータ問合せシーケンスが異なることを表している。
【0027】
図4は、ルート内サブネットワークのCTP間に含まれる最小網要素数がルート選択要素に指定された場合のシーケンス図を示す。同図中、最短経路探索要求(ルート選択要素=最小網要素数)を受信した最短ルート探索手段29は、最短経路法を開始するために、網資源管理手段24の各サブネットワークに対しそのサブネットワーク内に含まれる全ての始点CTPと終点CTP間の網要素数を問合せる。そして、最短ルート探索手段29は最小網要素数であるルート候補を抽出する。このとき、最小網要素数から上位N個のルート候補の抽出を可能とする。
【0028】
網要素管理手段26は、NMS全体の網要素数管理を行い、下位NMS12の網構成変更イベント通知部32からの網構成変更イベントを、網構成変更イベント解析手段31にて受信したのを契機に、図3に示すサブネットワークへの分配を行う。図3に示すサブネットワークでは、受信イベント内容より増減設された網要素がどのCTP間に含まれるかを抽出後、該当するCTP間に保持する。これによって、図8(B)に示すようなルート候補テーブルが最短ルート探索手段29から出力される。
【0029】
図5は、ルート内アラーム最小発生数がルート選択要素に指定された場合のシーケンス図を示す。同図中、最短経路探索要求(ルート選択要素=アラーム最小数)を受信した最短ルート探索手段29は、最短経路法を開始するために、網資源管理手段24の各サブネットワークに対し、そのサブネットワーク内に含まれる全てのCTPで発生しているアラーム数を問合せる。そして、最短ルート探索手段29はアラーム最小発生数であるルート候補を抽出する。このとき、アラーム最小発生数のものから上位N個のルート候補の抽出を可能とする。
【0030】
アラーム発生数管理手段25は、NMS全体のアラーム管理を行っており、網要素40の障害通知部21または下位NMS12の網障害アラーム通知部32からの障害イベントを障害イベント解析手段27にて受信したのを契機に、図3に示す各CTPへの分配を行う。これによって、図8(C)に示すようなルート候補テーブルが最短ルート探索手段29から出力される。
【0031】
図6は、ルート最短距離がルート選択要素に指定された場合のシーケンス図を示す。同図中、最短経路探索要求(ルート選択要素=最短距離)を受信した最短ルート探索手段29は、最短経路法を開始するために、網資源管理手段24の各サブネットワークに対し、そのサブネットワーク内に含まれる全てのCTP間の距離を問合せ、また網資源管理手段24の物理リンクに対し各CTPに隣接される全ての物理リンクの距離について問合せる。そして、最短ルート探索手段29はルート距離が最短のルート候補を抽出する。このとき、ルート距離が最短のものから上位N個のルート候補の抽出を可能とする。
【0032】
網資源管理手段24は、オペレーション受付及び表示部22からの物理リンク設定/解除操作を受信したのを契機に、図3に示す物理リンクの生成/削除を行うが、生成オペレーション時には距離を必須指定とし、この距離を図3に示す物理リンクの属性データとして保持する。これによって、図8(A)に示すようなルート候補テーブルが最短ルート探索手段29から出力される。
【0033】
図7は、ルート空き容量がルート選択要素の場合のシーケンス図を示す。同図中、最短経路探索要求(ルート選択要素=最大空き容量)を受信した最短ルート探索手段29は、最短経路法を開始するために、網資源管理手段24の物理リンクに対しその物理リンクの空き容量を問合せる。そして、最短ルート探索手段29はルート空き容量が最大であるルート候補を抽出する。このとき、ルート空き容量が最大のものから上位N個のルート候補の抽出を可能とする。
【0034】
網資源管理手段24は、オペレーション受付及び表示部22からの物理リンク設定/解除操作を受信したのを契機に、図3に示す物理リンクの生成/削除を行うが、生成オペレーション時には空き容量を必須指定とし、この空き容量を図3に示す物理リンクの属性データとして保持する。また、同一物理リンクにおいて、設定完了あるいは解放完了したパスの増減により空き容量は変化するため、その都度データ更新される。
【0035】
(ステップ4)パス設定オペレーションで複数のルート選択要素として、要素(ルート内サブネットワークのCTP間に含まれる網要素数N、アラーム発生数A、最短距離L、空き容量C、…)と、各要素の重みを示すため各要素に対応させた最適化係数(k1+k2+k3+k4…=100、かつ、k1,k2,k3,k4,…>0となる最適化係数k1,k2,k3,k4,…)がオペレータにより指定された場合には、最適化パス構築制御部28では指定されたルート選択要素毎に、最短ルート探索手段29が出力した、それぞれのルート候補に対して、T=k1・N+k2・A+k3・L+k4/Cを計算し、Tが最少となる順にソーティングを行い、ダイナミックルーチングテーブル30を生成する。図9にダイナミックルーチングテーブル30生成手順の具体例を示す。
【0036】
(ステップ5)上記ステップ4までにおいて、最適順にソーティングされたルート候補をグラフィック・ユーザ・インタフェース上でネットワーク管理者に選択されたのを契機に、図10に示すように、オペレーション受付及び表示部22は、パス確立アクションをパス管理及び設定手段23に対し発行する。このときの入力情報は以下とする。
【0037】
始点エンドポイント(TTPa)
終点エンドポイント(TTPz)
SN1〜SNnオブジェクトアドレス(なお、「SN」は図3に示すサブネットワークである)
SN1内始点のCTP(CTPa)オブジェクトアドレスと終点CTP(CTPz)オブジェクトアドレス

SNn内始点のCTPオブジェクトアドレスと終点CTPオブジェクトアドレス
(ステップ6)パス管理及び設定手段23は、図10に示すように、網資源管理手段24に対しパス確立アクションで入力されたサブネットワークオブジェクトそれぞれに対し、サブネットワークコネクション設定アクションを発行する。入力情報は以下とする。
【0038】
SN1内始点のCTP(CTPa)オブジェクトアドレスと終点CTP(CTPz)オブジェクトアドレス

SNn内始点のCTP(CTPa)オブジェクトアドレスと終点CTP(CTPz)オブジェクトアドレス
(ステップ7)サブネットワークコネクション設定を受信した各サブネットワークオブジェクトは、図10に示すように、指定された始点CTP(CTPa)に対応する網要素40のロケーション取得を実施し、終点CTP(CTPz)間とのルートに存在する網要素40に対してコネクション設定を発行する。なお、サブネットワーク単位のルーチングに関しては、実施形態1に記載したサブネットワーク単位のルート選択方法を、網要素40の選択方法に置き換え行う。
【0039】
(ステップ8)ネットワーク管理者のオペレーションによる一連のパス設定が全て正常に完了したら、最適化ルート構築制御部28で制御していたダイナミックルーチングテーブル30の動的メモリを解放し、網内資源管理手段24に対し、図3に示すように、パス及びサブネットワークコネクションの各網資源データを生成する。
【0040】
ところで、ルート選択基準については、「中継網要素数=最小数」などの指定の他に、「中継網要素数=5以下」の様に具体的な数値を指定して条件を設定することも可能とする。この条件を使用してルート探索を行ったが、「中継網要素数=5以下」のものが無く、どのルート候補も中継網要素数が10以上であった場合には、中継網要素数=10のルートを探索結果として抽出する。また、オペレーション受付及び表示部22を介してネットワーク管理者に対し「中継網要素数=5以下」のものが無いことを通知した後、ルート選択基準の数値に近いルート候補、つまり中継網要素数=10のルートを探索結果として抽出する構成としても良い。図8(D),(E),(F)にルート選択基準を数値指定した場合に、条件に合うものがなかったときのルート候補テーブル(最短距離,最小網要素数,最小アラーム数)それぞれの表示例を示す。
【0041】
また、図9において、最短ルート探索手段29が出力した全ルート候補テーブルを一つにマージする前に、最短ルート探索手段29が出力した最小網要素数のルート候補テーブル内の各ルート候補に網要素数を出力し、ネットワーク管理者により指定された「中継網要素数=5以下」」のものがあるかどうかを判定する。この条件に適合するルートが抽出されていない場合には、オペレーション受付及び表示部22によりその旨をネットワーク管理者へ通知し、ネットワーク管理者に継続するか否かを選択させる。ネットワーク管理者が継続を選択した場合には、最小網要素数でルート候補を抽出することとなる。他のルート選定基準についても、具体的な数値を指定して条件を設定された場合には同様の処理を実行する。
【0042】
このように具体的な数値を伴って指定された全てのルート選定基準毎のルート候補をネットワーク管理者が承認した後に、最短ルート探索手段29が出力した全ルート候補テーブルを一つにマージすることもできる。このように、ルート選択基準の指定を柔軟に許容することにより、大規模な伝送網であっても手作業でのルート調査や、網管理システムヘのルーチングテーブル取り込み等の網設計が短時間でできる。
【0043】
<実施形態2>
この実施形態2は、実施形態1においてルーチングテーブル上で最初の候補ルートにてパス設定実行中、途中のサブネットワークにてサブネットワークコネクションに失敗した場合に、別候補ルートにてパス設定を継続するものである。
【0044】
(ステップ11) ダイナミックルーチングテーブル30については、実施形態1で説明した距離や経由網要素数の情報に加えて、図11に示すようにパス設定に失敗したサブネットワークコネクションのリストである失敗コネクションリスト(次回選択しないコネクションリスト)を記憶しておくための領域を持つ。失敗コネクションリストには、途中でパス設定が失敗した際のリカバーすべきサブネットワークコネクションを判別するためと、サブネットワークコネクション設定失敗時に別のどの候補ルートにてパス設定を継続すべきかを判断するために、パス設定に失敗したサブネットワークコネクション、及び障害で使用できないサブネットワークコネクションの識別子を記憶しておく。
【0045】
このリストをサブネットワークコネクション設定毎に常に参照することにより、この候補ルートにてパス設定を続行すべきか、別の候補ルートにて継続すべきかどうかを判断することができる。
【0046】
(ステップ12)図11に示すダイナミックルーチングテーブル30上で、1番目のルート候補にて、パス設定を行う手順を説明する。4つのサブネットワークコネクション(SN1(1),SN4(2),SN7(2),SN8(1))を順番に設定していく。これを図12に示すシーケンス図に沿って説明する。
【0047】
(ステップ12−a)まず、最初のサブネットワークコネクション設定を行う前に、パス管理及び設定手段23は最適化パス構築制御部28を介して、ダイナミックルーチングテーブル30上の1番目の候補ルートの失敗コネクションリストを参照し、サブネットワークコネクション識別子が設定されているかどうかを判定する。設定されていない時は、ステップ12−bに進む。設定されているときは、そのサブネットワークへのサブネットワークコネクション設定が失敗したことを表す。この場合には、別ルート候補にてパス設定を継続するためにステップ14に進む。
【0048】
(ステップ12−b)パス管理及び設定手段23は、網資源管理手段24に対して、設定すべきサブネットワークコネクション識別子(ここではSN1(1))を指定してサブネットワークコネクション設定要求を送出する。網資源管理手段24は下位NMS12に対して、サブネットワークコネクション設定要求を送出する。なお、この処理は実施形態1に記述されているサブネットワークコネクション設定処理と同様である。
【0049】
(ステップ12−c)パス管理及び設定手段23は、ステップ12−bのサブネットワークコネクション設定応答により成功か失敗どうかを判定する。もしも失敗であるか、またはサブネットワークコネクション設定応答が一定時間経過しても帰ってこない場合は、サブネットワークコネクション設定が失敗したと判断し、ステップ13に進む。
【0050】
(ステップ12−d) 同様に、他のサブネットワークコネクションSN4(2),SN7(2),SN8(1)についてもステップ12−a〜12−cを実行する。
【0051】
(ステップ12−e)全てのサブネットワークコネクション設定が成功した場合、パス管理及び設定手段23は、設定したパスの情報を記憶しておくために、パスオブジェクトとサブネットワークコネクションオブジェクトを生成する要求を網資源管理手段24に対して送出する。本ステップは実施形態1と同様である。これにより、パス設定処理は終了する。
【0052】
(ステップ13)ステップ12−cでサブネットワークコネクション設定に失敗したために別ルート候補にてパス設定を継続する時、例えばサブネットワークコネクションSN1(1),SN4(2)の設定に成功し、SN7(2)の設定で失敗した時について、図14に示すシーケンス図に沿って説明する。このときのダイナミックルーチングテーブル30は図13に示すようになっている。
【0053】
(ステップ13−a)パス管理及び設定手段23は、オペレーション受付及び表示部22を介して、ネットワーク管理者に対しパス設定処理が失敗したことを通知し、その際には、パス設定を継続する方法として、以下の2方法から一つを選択させる。(a−1)図13のダイナミックルーチングテーブル30上、次に最適となる候補ルートにてパス設定を継続する方法。(a−2)図13のルーチングテーブルは使用せず、新たにルート選択基準を指定させてダイナミックルーチングテーブル30を再度生成しなおし、パス設定を継続する方法。
【0054】
ここで、a−1が選択された場合はステップ13−bを実行し、a−2が選択された場合はステップ13−cを実行する。なお、本ステップは、実施形態1におけるパス設定処理開始時に実行してもよい。
【0055】
(ステップ13−b)上記ステップ13−aにおいて、ネットワーク管理者が、図13のダイナミックルーチングテーブル30上で次に最適となる候補ルートにてパス設定を継続する方法を選択した場合を図16に示したシーケンス図に基づいて説明する。
【0056】
(b−1)パス管理及び設定手段23は、失敗したサブネットワークコネクション識別子をダイナミックルーチングテーブル30に設定するための要求を最適化パス構築制御部28に対して送出する。最適化パス構築制御部28はダイナミックルーチングテーブル30を検索し、設定に失敗したサブネットワークコネクションを通る全てのルート候補の失敗コネクションリストに識別子を設定する。設定後のダイナミックルーチングテーブル30を図15に示す。
【0057】
(b−2)次に、パス管理及び設定手段23は、最適化パス構築制御部28を介してダイナミックルーチングテーブル30上で次の候補ルート(No2のルート候補)を取得する。これがパス設定処理を継続する時のルート候補となる。
【0058】
(b−3)次に、パス管理及び設定手段23は、失敗コネクションリストをチェックし、取得した候補ルートが設定に失敗したサブネットワークコネクションを通るかどうかを判定する。もし通るならば、たとえこの候補ルートにてパス設定処理を実行しても失敗することが分かっているため、(b−2)に戻り、次の候補ルートを取得する。例えば、図15のNo6,No7のルート候補はパス設定継続の対象から外される。No2の候補はサブネットワークコネクション(SN7(2))を通らないので、次のステップ(b−4)を実行する。
【0059】
(b−4)次に、パス管理及び設定手段23は、最適化パス構築制御部28を介して1つ前の候補ルートの成功コネクション(この場合はSN1(1)、SN4(2))を取得する。
【0060】
(b−5)パス管理及び設定手段23は、網資源管理手段24に対して、(b−4)で抽出したサブネットワークコネクション(この場合はSN1(1)、SN4(2))を指定してサブネットワークコネクションのリカバー(クロスコネクトの解除)要求を送出する。網資源管理手段24は下位NMS12に対して、サブネットワークコネクションリカバ要求を送出する。
【0061】
(b−6)次に、パス管理及び設定手段23は、網資源管理手段24に対して2番目のルートでパス設定を継続するためにサブネットワークコネクション設定要求を送出する。網資源管理手段24は下位NMS12に対して、サブネットワークコネクション設定要求を送出する。この処理はステップ12に記述されているサブネットワークコネクション設定処理と同様である。全てのサブネットワークコネクション設定に成功すれば、パスオブジェクトとサブネットワークオブジェクトを生成する。失敗した場合は3番目のルート候補でパス設定を継続するために(b−1)に戻る。
【0062】
(ステップ13−c)上記ステップ13−aにおいて、ネットワーク管理者が、図13のダイナミックルーチングテーブルは使用せず、新たに選択基準を指定してダイナミックルーチングテーブルを再度作成し、パス設定を継続する方法を選択した場合を図17に示したシーケンス図に基づいて説明する。
【0063】
(c−1)まずパス管理及び設定手段23はネットワーク管理者より、ルートを探索するための基準をオペレーション受付及び表示部22を介して受信する。ルート探索基準の選択方法は実施形態1と同様である。
【0064】
(c−2)パス管理及び設定手段23は設定済みサブネットワークコネクションをリカバー(クロスコネクトの解除)する。これはステップ13のb−4,b−5と同様である。
【0065】
(c−3)パス管理及び設定手段23は網資源管理手段24に対して、設定に失敗したサブネットワークコネクションの状態を「使用不可能」状態に設定するための要求を送出する。この要求を受けた網資源管理手段24は、指定されたサブネットワークコネクションを管理するオブジェクトの状態を「使用不可能」状態に設定する。この処理を実施することにより、新たにダイナミックルーチングテーブル30を作成する際、設定に失敗したサブネットワークコネクションを通らないルートのみを候補として計算することが可能となる。
【0066】
(c−4)次に、パス管理及び設定手段23は、選択基準を指定してダイナミックルーチングテーブル30を作成する要求を最適化パス構築制御部28に対して送出する。本ステップは実施形態1と同様である。本ステップにより、新たなダイナミックルーチングテーブル30が作成される。
【0067】
(c−5)次に、パス管理及び設定手段23は、新たなダイナミックルーチングテーブル30を用いて、パス設定の継続処理を実施する。本ステップはステップ12と同様である。
(ステップ14)ステップ12−aでダイナミックルーチングテーブル30の失敗コネクションリストにサブネットワークコネクション識別子が設定されていた場合は、以下のようなケースで発生すると考えられる。
【0068】
設定に成功したサブネットワークコネクションで障害が発生した。(この場合には設定したサブネットワークコネクションを解放してからパス設定を継続する必要がある。)
まだ設定していないルート上で障害が発生した。このような場合に、ダイナミックルーチングテーブル30の失敗コネクションリストに、障害に関連するサブネットワークコネクション識別子が設定される手順は、図18のシーケンス図に示すとおりである。
【0069】
図18において、まず、障害イベント解析手段が下位NMS12から網資源(サブネットワークコネクション、CTP、物理リンク)のアラームを受信すると、網資源管理手段24を介してアラームに対応する網資源の状態を障害状態に変更する。次に、障害イベント解析手段は網資源管理手段24から障害になっている網資源に関連のあるサブネットワークコネクションの識別子を取得する。
【0070】
次に、障害イベント解析手段は最適化パス構築制御部28を介してダイナミックルーチングテーブル30を検索し、障害に関連のあるサブネットワークコネクションを通る全てのルート候補の失敗コネクションリストにその識別子を設定する。これにより、該当するルート候補はパス設定継続の処理対象から外され、効率的にパス設定の継続処理が実施できる。
【0071】
このような場合のパス設定継続方法は前述のステップ(3)と同様に行えばよい。ただし、失敗コネクションリストの設定は完了しているため、ステップ13−bのb−1,ステップ13−cのc−3は除く。
【0072】
<実施形態3>
運用中の伝送網において、その中に含まれる新規サブネットワークや新規網要素の増設、あるいは既存サブネットワークや既存網要素の減設がされた場合、既存のパスオブジェクトが格納しているルート選択基準を使用して最適なルートを再選択し、パス設定をする方法を説明する。ここでは、サブネットワークが増設された場合について、図19に示すシーケンス図を用いて説明する。
【0073】
(ステップ21)本実施形態は、例えば網構成変更イベント解析手段31が、下位NMS12より網構成変更通知を受信したことを契機に開始される。この網構成変更通知には、増設されたサブネットワーク、物理リンク、サブネットワークを構成するCTP、及びサブネットワークコネクションの属性情報(図3に示す情報)がそれぞれ含まれる。
【0074】
(ステップ22)次に、網構成変更イベント解析手段31は、網資源管理手段24に対して増設されたサブネットワーク、物理リンク、サブネットワークを構成するCTP、及びサブネットワークコネクションに対応するオブジェクトを生成する要求を送出する。入力情報として、下位NMS12から受信したサブネットワーク、物理リンク、サブネットワークを構成するCTP、及びサブネットワークコネクションの属性情報を網資源管理手段24に渡す。
【0075】
(ステップ23) 網資源管理手段24は、受信した入力情報に基づいて各網資源オブジェクトを生成する。また増設されたサブネットワークに接続している既存サブネットワークの識別子を抽出し、網構成変更イベント解析手段31に返却する。
【0076】
(ステップ24)ステップ23が完了したあと、網構成変更イベント解析手段31は、パス管理及び設定手段23に対して網構成変化通知を送出する。入力パラメータとして、ステップ22で取得した増設されたサブネットワークに接続している既存サブネットワークの識別子を渡す。
【0077】
(ステップ25)網構成変化通知を受信したパス管理及び設定手段23はオペレーション受付及び表示部22を介してダイアログを表示し、ネットワーク管理者に対して網構成が変化したことを通知し、設定済みパスの最適化ルート再選択を実行するかどうかを指定するよう促す。ネットワーク管理者はこのダイアログを介して最適化ルート再選択を実施するかどうかを指定し、結果をパス管理及び設定手段23に返却する。
【0078】
(ステップ26)パス管理及び設定手段23は、ネットワーク管理者から受信した結果を判定する。もし実施しないならば処理を終了する。
【0079】
ステップ27以降は判定の結果最適化ルート再選択を実施する場合の処理について説明する。
【0080】
(ステップ27)パス管理及び設定手段23は、増設されたサブネットワークに接続している既存サブネットワークを通る全てのパスを取得するための要求を網資源管理手段24に対して送出する。入力情報としては、増設されたサブネットワークに接続している既存サブネットワークの識別子を渡す。網資源管理手段24では、条件に該当する全てのパスを検索し、それらの識別子をパス管理及び設定手段23に返却する。
【0081】
(ステップ28)次に、パス管理及び設定手段23は、ステップ27で取得したパスのルート選択基準、及びそれらの最適化係数を取得するための要求を網資源管理手段24に送出する。入力情報として、ステップ27で取得したパスの識別子を渡す。網資源管理手段24では、指定されたパスのオブジェクトが保持しているルート選択基準、及びそれらの最適化係数を取得し、パス管理及び設定手段23に返却する。
【0082】
(ステップ29)次に、パス管理及び設定手段23は、ダイナミックルーチングテーブル30を新たに作成するための要求を最適化パス構築制御部28に対して要求する。この方法は実施形態1と同様である。この処理を、増設されたサブネットワークに接続している既存サブネットワークを通る全てのパスに対して実行する。
【0083】
(ステップS30)ステップ29の終了後、パス管理及び設定手段23はオペレーション受付及び表示部22を介してダイアログを表示し、最適化チェックの結果としてパスのダイナミックルーチングテーブル30をネットワーク管理者に提示し、パスの再設定を実施するかどうかを指定させる。
【0084】
(ステップS31)パスの再設定を実施する場合は、パス管理及び設定手段23は現在のパスの設定をリカバーし(クロスコネクトの解除で、この手順は実施形態2のステップ13−bのb−4,b−5と同様)、ステップ29で新たに作成したダイナミックルーチングテーブル30を用いてルートの再設定を行う(この手順は実施形態1、2と同様)。これにより、より最適なルートのパスを設定できる。パスの再設定を実施しない場合は、次のステップ32を実施する。
【0085】
(ステップS32)ステップ29〜ステップ31をステップ27で取得した全てのパスに対して実行する。これにより、この実施形態全体の処理を終了する。
【0086】
なお、上記ステップ29,30において、単にダイナミックルーチングテーブル30を作成してネットワーク管理者に対して表示するのではなく、ダイナミックルーチングテーブル30上、現在のルートが何番目にあるかどうかをネットワーク管理者に表示してもよい。これにより、ネットワーク管理者は現在のルートよりも最適な条件のルートが存在するかどうかが即座に判断できる。この方法は図20に示すシーケンス図のように、ダイナミックルーチングテーブル30作成後、ダイナミックルーチングテーブル30上で、現在のルートと一致するルート候補があるかどうかを検索することにより実現できる。
【0087】
実施形態3で説明した設定済みパスの最適化ルート再選択は、下位NMS12からの網構成変更通知受信を契機に実施するだけではなく、図21のシーケンス図に示すようにネットワーク管理者が任意のタイミングで、最適化ルート再選択をパス管理及び設定手段23に対して要求することを契機に実行してもよい。この時ネットワーク管理者は、最適化チェックをすべきパスを1つ、あるいは複数指定するようにする。
【0088】
サブネットワーク、あるいは網要素が減設されるケースとして、以下の2つの場合が考えられる。
(a)サブネットワークを通るパスが存在するにもかかわらず、下位NMS12が強制的にそのサブネットワークを減設した場合。この場合は、そのサブネットワークを通る全てのパスに対してダイナミックルーチングテーブル30を作成し、ネットワーク管理者に提示することによって、迅速にパスを再設定することができるようにする。
(b)サブネットワークを通るパスが存在するにもかかわらず、ネットワーク管理者が誤ってそのサブネットワークを減設しようとした場合。この場合は、NMS14はネットワーク管理者に対して、そのサブネットワークはパスが存在するために減設できないことを通知し、迂回ルートを計算するかどうかを指定させた後、そのサブネットワークを通らないようなルートについてのダイナミックルーチングテーブル30を作成し、ネットワーク管理者に提示するようにする。
【0089】
以上説明したように本発明によれば、大規模な伝送網であっても手作業でのルート調査や、網管理システムへのルーチングテーブル取り込み等の網設計を短時間で行うことができ、また、網運用後の網構成変更に伴うルーチングテーブルのメンテナンス時間を削減でき、また、パス設定時のサブネットワーク選択を省略でき、パス設定失敗時には次なる最適ルートでパス設定を継続できることで、網設計後から網の実装までの時間を削減でき、メンテナンスコストを削減できる。さらに運用中の伝送路網上における障害発生時に迂回するルートを予めリザーブしておく必要がなくなり、設備コストを削減することができる。
【0090】
また、手動による網設計を実施しないため、ルーチングテーブルを網管理システムに取り込む必要もなくなり、網設計時には効率的な運用を行うための精度を上げることができ、任意のタイミングで網設計のシミュレーションを行うことにより、柔軟でタイムリーかつ容易に網構築が実現でき、システム及び網のパフォーマンスを向上できる。
【0091】
<実施形態4>
運用中の伝送網において、ネットワーク管理者が任意の契機で、複数の既存パスを選択し、指定されたパス全てについて最適なルートを再抽出する方法について説明する。
【0092】
(ステップ41)パス管理及び設定手段23では、ネットワーク管理者からの既存パスルート最適チェックオペレーションで入力されたチェック対象パスリストに指定されている全てのパスの2点のエンドポイントと、そのパスが新規に作成された時に記憶しておいたルート選定基準を網資源管理手段24に問合せ後、2点のエンドポイントとルート選択基準の組合せを一組ずつ最適化パス構築制御部28に入力し、実施形態1に記載のステップ1からステップ4を、指定したパス分繰り返し実施する。
【0093】
(ステップ42)最適チェック対象パス毎に、ステップ4までにおいて最適順にソーティングされたルート候補と現在運用中のパスルートとの比較を行い、ルートに差分が生じているチェック済みパスを強調し、オペレーション受付及び表示部22上でネットワーク管理者に最適化チェック結果を表示する。
【0094】
(ステップ43)ルートに差分が生じている複数のチェック済みパスについて、ネットワーク管理者が継続して各々のパス再設定を実施する場合には、実施形態3のステップ31以降を選択されたパス毎に実施する。
【0095】
このようにして、任意のタイミングで網設計のシミュレーションを行うことにより、柔軟でタイムリーにかつ容易に網構築が実現できる。
【0096】
なお、パス管理及び設定手段23が請求項記載の選定要素指定手段に対応し、最適化パス構築制御部28がテーブル生成手段及びルート候補選択手段に対応し、オペレーション受付及び表示部22が受付及び表示手段に対応する。
【0097】
(付記1) 複数のサブネットワークで構成される伝送網で任意の2つのエンドポイント間の最適化パスを設定する方法において、
任意の2つのエンドポイントの指定と共にルートの選定要素を指定され、
指定された前記ルートの選定要素に従って各網資源のデータ及び各網資源間の関連データを一方のエンドポイントから他方のエンドポイントまで順に手繰ってサブネットワーク単位でルート探索を行い、得られたルート候補をダイナミックルーチングテーブルに格納し、
前記ダイナミックルーチングテーブルに格納されたルート候補を前記ルートの選定要素に基づく順に選択し、
選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することを特徴とする最適化パス設定方法。
【0098】
(付記2) 付記1記載の最適化パス設定方法において、
前記網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗したとき、次のルート候補を選択して、選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することを特徴とする最適化パス設定方法。
【0099】
(付記3) 付記2記載の最適化パス設定方法において、
前記ダイナミックルーチングテーブルは、網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗した網要素またはサブネットワークのコネクションを示す失敗コネクションリストを有し、
次のルート候補を選択する際に前記失敗コネクションリストに示される網要素またはサブネットワークを含むルート候補を次に選択するルート候補から外すことを特徴とする最適化パス設定方法。
【0100】
(付記4) 複数のサブネットワークで構成される伝送網で任意の2つのエンドポイント間の最適化パスを設定する網管理システムにおいて、
任意の2つのエンドポイントの指定と共にルートの選定要素を指定する選定要素指定手段と、
指定された前記ルートの選定要素に従って各網資源のデータ及び各網資源間の関連データを一方のエンドポイントから他方のエンドポイントまで順に手繰ってサブネットワーク単位でルート探索を行い、得られたルート候補をダイナミックルーチングテーブルに格納するテーブル生成手段と、
前記ダイナミックルーチングテーブルに格納されたルート候補を前記ルートの選定要素に基づく順に選択するルート候補選択手段とを有し、
選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することを特徴とする網管理システム。
【0101】
(付記5) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記ルート候補選択手段は、前記網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗したとき、次のルート候補を選択して、選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することを特徴とする網管理システム。
【0102】
(付記6) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記ダイナミックルーチングテーブルに、網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗した網要素またはサブネットワークを示す失敗コネクションリストを設け、
前記ルート候補選択手段は、次のルート候補を選択する際に前記失敗コネクションリストに示される網要素またはサブネットワークを含むルート候補を次に選択するルート候補から外すことを特徴とする網管理システム。
【0103】
(付記7) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記ルートの選定要素は、網要素数、アラーム発生数、最短距離、空き容量のうち複数の要素と、各要素の重みを示す最適化係数を含むことを特徴とする網管理システム。
【0104】
(付記8) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記ルート候補選択手段は、前記ダイナミックルーチングテーブルに格納されているルート候補を表示しネットワーク管理者による選択を受け付ける受付及び表示手段を有することを特徴とする網管理システム。
【0105】
(付記9) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記最適化パスの設定は、新規パス設定時に行われることを特徴とする網管理システム。
【0106】
(付記10) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記最適化パスの設定は、網要素の増減設時に行われることを特徴とする網管理システム。
【0107】
(付記11) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記最適化パスの設定は、網障害の検出時に行われることを特徴とする網管理システム。
【0108】
(付記12) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記選定要素指定手段は、ルートの選定要素と共に数値によりルート選択基準を指定し、
前記ルート候補選択手段は、前記ルート選択基準に該当するルート候補が見つからなかった場合には、前記ルート選択基準の数値に近いルート候補を選択することを特徴とする網管理システム。
【0109】
(付記13) 付記4記載の網管理システムにおいて、
前記最適化パスの設定は、管理者が指示した任意の時点で行われることを特徴とする網管理システム。
【0110】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明は、大規模な伝送網であってもルート調査や網設計を短時間で行うことができ、また、網構成変更に伴うメンテナンス時間を削減でき、迂回するルートを予めリザーブしておく必要がなく設備コストを削減することができる。
【0111】
請求項2に記載の発明は、ルート候補のある網要素またはサブネットワークでパス設定に失敗したとき、他のルート候補を用いて最適化パスを設定することができる。
【0112】
請求項3に記載の発明は、無駄な網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索が行われず、短時間で最適化パスを設定することができる。
【0113】
請求項4に記載の発明は、大規模な伝送網であってもルート調査や網設計を短時間で行うことができ、また、網構成変更に伴うメンテナンス時間を削減でき、迂回するルートを予めリザーブしておく必要がなく設備コストを削減することができる。
【0114】
請求項5に記載の発明では、ルート候補のある網要素またはサブネットワークでパス設定に失敗したとき、他のルート候補を用いて最適化パスを設定することができる。
【0115】
付記6に記載の発明は、無駄な網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索が行われず、短時間で最適化パスを設定することができる。
【0116】
付記7に記載の発明では、網要素数、アラーム発生数、最短距離、空き容量及びこれらの重み付けされた組み合わせによって最適化パスを設定することができる。
【0117】
付記8に記載の発明では、ネットワーク管理者はダイナミックルーチングテーブルに格納されているルート候補を自由に選択できる。
【0118】
付記12に記載の発明では、大規模な伝送網であっても手作業でのルート調査や、網管理システムヘのルーチングテーブル取り込み等の網設計が短時間でできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の網管理システムの適用される伝送網の一実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明の網管理システムの全体構成図である。
【図3】網資源管理手段24で管理される各網資源のデータ及び各網資源間の関連データを示す図である。
【図4】ルート内サブネットワークのCTP間に含まれる最小網要素数がルート選択要素に指定された場合のシーケンス図である。
【図5】ルート内アラーム最小発生数がルート選択要素に指定された場合のシーケンス図である。
【図6】ルート最短距離がルート選択要素に指定された場合のシーケンスである。
【図7】ルート空き容量がルート選択要素の場合のシーケンス図である。
【図8】最短ルート探索手段29から出力されるルート候補テーブルの各例を示す図である。
【図9】ダイナミックルーチングテーブル30生成手順の具体例を示す図である。
【図10】パス確立手順を示す図である。
【図11】ダイナミックルーチングテーブル30の一実施例を示す図である。
【図12】パス設定を行う手順のシーケンス図である。
【図13】ダイナミックルーチングテーブル30の一実施例を示す図である。
【図14】別ルート候補にてパス設定を行う手順のシーケンス図である。
【図15】ダイナミックルーチングテーブル30の一実施例を示す図である。
【図16】短距離最適化パス設定方法の一実施例のブロック構成図である。
【図17】新たに選択基準を指定してパス設定を継続するシーケンス図である。
【図18】サブネットワークコネクション識別子が設定される手順のシーケンス図である。
【図19】サブネットワークが増設された場合のシーケンス図である。
【図20】現在のルートが何番目にあるかどうかを表示する手順のシーケンス図である。
【図21】ネットワーク管理者が最適化ルート再選択を要求したときのシーケンス図である。
【符号の説明】
12 下位NMS
14 NMS
22 オペレーション受付及び表示部
23 パス管理及び設定手段
24 網資源管理手段
25 アラーム発生数管理手段
26 網要素数の管理手段
27 障害イベント解析手段
28 最適化パス構築制御部
29 最短ルート探索手段
30 ダイナミックルーチングテーブル
31 網構成変更イベント解析手段
40 網要素
41 障害通知部
42 網要素コネクション設定処理部
51 サブネットワークコネクション設定処理部
52 網障害アラーム通知部
53 網構成変更イベント通知部

Claims (5)

  1. 複数のサブネットワークで構成される伝送網で任意の2つのエンドポイント間の最適化パスを設定する方法において、
    任意の2つのエンドポイントの指定と共にルートの選定要素を指定され、
    指定された前記ルートの選定要素に従って各網資源のデータ及び各網資源間の関連データを一方のエンドポイントから他方のエンドポイントまで順に手繰ってサブネットワーク単位でルート探索を行い、得られたルート候補をダイナミックルーチングテーブルに格納し、
    前記ダイナミックルーチングテーブルに格納されたルート候補を前記ルートの選定要素に基づく順に選択し、
    選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することを特徴とする最適化パス設定方法。
  2. 請求項1記載の最適化パス設定方法において、
    前記網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗したとき、次のルート候補を選択して、選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することを特徴とする最適化パス設定方法。
  3. 請求項2記載の最適化パス設定方法において、
    前記ダイナミックルーチングテーブルは、網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗した網要素またはサブネットワークのコネクションを示す失敗コネクションリストを有し、
    次のルート候補を選択する際に前記失敗コネクションリストに示される網要素またはサブネットワークを含むルート候補を次に選択するルート候補から外すことを特徴とする最適化パス設定方法。
  4. 複数のサブネットワークで構成される伝送網で任意の2つのエンドポイント間の最適化パスを設定する網管理システムにおいて、
    任意の2つのエンドポイントの指定と共にルートの選定要素を指定する選定要素指定手段と、
    指定された前記ルートの選定要素に従って各網資源のデータ及び各網資源間の関連データを一方のエンドポイントから他方のエンドポイントまで順に手繰ってサブネットワーク単位でルート探索を行い、得られたルート候補をダイナミックルーチングテーブルに格納するテーブル生成手段と、
    前記ダイナミックルーチングテーブルに格納されたルート候補を前記ルートの選定要素に基づく順に選択するルート候補選択手段とを有し、
    選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することを特徴とする網管理システム。
  5. 請求項4記載の網管理システムにおいて、
    前記ルート候補選択手段は、前記網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索でパス設定に失敗したとき、次のルート候補を選択して、選択したルート候補の各サブネットワークにおける網要素単位またはサブネットワーク単位のルート探索を行い前記最適化パスを設定することを特徴とする網管理システム。
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