JP4643672B2 - 超音波内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波振動子を備える先端ユニットと、挿入部内に挿通された超音波ケーブルとを、先端硬質部内で電気的にコネクタ接続する超音波内視鏡に関する。
従来より、超音波振動子から生体組織内に超音波パルスを繰り返し送信し、生体組織で反射された超音波パルスのエコー信号を同一あるいは別体に設けた超音波振動子で受信し、その受信信号を基に二次元的な可視像である超音波断層画像を表示装置の画面上に表示させて、病変部の診断等に用いる超音波診断装置が種々提案されている。
超音波診断装置と組み合わせて使用される機器として超音波内視鏡や超音波プローブ等がある。超音波内視鏡の一例として特許文献1に示す超音波内視鏡がある。この超音波内視鏡は、超音波振動子を有する振動子ユニットを備え、その振動子ユニットが先端部本体に備えられている振動子ユニット配設孔に配設される構成になっている。振動子ユニットは、超音波振動子部と、スリップリング部と、エンコーダ部と、モータ部とを、ユニットハウジングに一体に設けて構成されている。この振動子ユニットにおいては、振動子ユニットの基端部から信号ケーブルが延出されており、その信号ケーブルは挿入部、操作部及びユニバーサルコード内を挿通して超音波コネクタに接続される。
この構成の超音波内視鏡においては、信号ケーブル内を挿通する複数の信号線のうちの1本に不具合が生じた場合、信号ケーブルとともに、振動子ユニットを交換しなければならないので、修理に時間がかかり、且つ不経済である。
この不具合を解消するため、信号ケーブルと振動子ユニットとをコネクタ接続することが考えられる。そして、信号ケーブルと振動子ユニットとをコネクタ接続することによって、上述したように信号ケーブルの信号線に不具合が生じていた場合、信号ケーブルを振動子ユニットから取り外すことによって信号ケーブルの交換を行える。また、振動子ユニットを信号ケーブルから取り外せるので、振動子ユニットに不具合が発生していた場合には、振動ユニットを取り外して修理を行える。
特開2005−130946号公報
しかしながら、超音波内視鏡においても、挿入部の細径化が図られており、挿入部が細径化されることによって、信号ケーブルと振動子ユニットとを接続するコネクタが小型になる。そして、コネクタの小型化に伴って、コネクタ同士を容易、且つ確実に接続することが難しくなる。特に、先端ユニットを先端ユニット配設孔に配設することによって、先端ユニットと挿入部内に挿通されている超音波ケーブルとをコネクタで電気的に接続する場合、先端ユニットの加工精度及び先端ユニット配設孔の加工精度に加えて、それぞれのコネクタを先端ユニット及び先端ユニット配設孔に取り付ける際の取り付け精度の高精度化が要求されるのが一般的である。しかし、高精度化の要求に伴い、部品加工や組み立てに時間が費やされ、歩留まりが悪く、原価が高くなるという不具合が発生する。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、高精度な加工箇所の低減、及び高度な組立作業の低減を図れ、先端ユニットを先端ユニット配設孔に配設することによって、振動子ユニットと信号ケーブルとがコネクタによって確実に電気的に接続される超音波内視鏡を提供することを目的にしている。
本発明の超音波内視鏡は、挿入部の先端硬質部を構成する先端部本体に形成された先端ユニット配設孔に、超音波振動子、この超音波振動子を回転させる回転駆動部を備えて構成された先端ユニットを配設して、この先端ユニットと前記挿入部内に挿通されている一端が超音波コネクタに接続された超音波ケーブルとを一対のコネクタで電気的に接続する超音波内視鏡であって、
一方のコネクタは、前記先端ユニットの基端部に固設されるユニット側コネクタである。そして、他方のコネクタは、前記先端ユニット配設孔に構成された、前記配設孔の底面であって平面で構成された貫通孔を備える突き当て面部及び前記配設孔の底面側内周であって平面を備えて構成される周り止め面部を有するコネクタ設置部に配置される、前記突き当て面部に当接する突き当て面及び前記周り止め面部に対向する位置決め面となる平面を有する周り止め面を備える内視鏡側コネクタである。
この構成によれば、突き当て面及び周り止め面を備える内視鏡側コネクタを先端ユニット配設孔のコネクタ設置部に落とし込むことによって、内視鏡側コネクタが先端ユニット配設孔に可動可能に設置される。したがって、先端ユニットを先端ユニット配設孔に配設してコネクタ同士の電気的な接続を行うとき、コネクタの有する位置決め構造によってピンと接点部とを接続して、ユニット側コネクタと内視鏡側コネクタとが接続される。
本発明によれば、高精度な加工箇所の低減、及び高度な組立作業の低減を図れ、先端ユニットを先端ユニット配設孔に配設することによって、振動子ユニットと信号ケーブルとがコネクタによって確実に電気的に接続される超音波内視鏡を実現できる。
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1ないし図10は本発明の一実施形態にかかり、図1は本実施形態の超音波内視鏡を含む超音波診断装置の構成を説明する図、図2は超音波内視鏡を先端硬質部を先端側から正面視したときの平面図、図3は先端部本体に形成された先端ユニット配設孔の構成を説明する正面図、図4は図3のA−A線断面図であって、先端部本体に形成された先端ユニット配設孔の構成を説明する図、図5は側面図及び背面図を備えて、先端駆動ユニットの構成を説明する二面図、図6は先端正面図及び一部断面図を含む側面図を備えて、ケーブル側コネクタの構成を説明する二面図、図7は先端ユニット配設孔のコネクタ設置部にケーブル側コネクタが設置された状態を説明する正面図、図8は図7のB−B線断面図であって、先端ユニット配設孔のコネクタ設置部にケーブル側コネクタが設置された状態を説明する図、図9は先端正面図、断面図及び基端背面図を備えて、ユニット側コネクタの構成を説明する図、図10は先端駆動ユニットが先端ユニット配設孔に固設されて構成された超音波内視鏡を示す図である。
図1に示すように本実施形態の超音波内視鏡1は、挿入部2と、操作部3と、ユニバーサルコード4とを備えて構成されている。挿入部2は、細長形状で体腔内に挿入される。操作部3は把持部を兼ね、挿入部2の基端部に設けられている。ユニバーサルコード4は可撓性を有し、操作部3の例えば基端側側部から延出している。
ユニバーサルコード4の端部にはスコープコネクタ5が設けられている。スコープコネクタ5には光源コネクタ6、電気コネクタ7、超音波コネクタ8、吸引口金9及び送気送水口金10等が設けられている。
光源コネクタ6は、照明光を供給する光源装置11に着脱自在に接続される。電気コネクタ7には所定の信号ケーブル(図示せず)を介して各種の信号処理等を行うビデオプロセッサ12が着脱自在に接続される。超音波コネクタ8には超音波ケーブル13を介して超音波観測装置14が着脱自在に接続される。吸引口金9には吸引チューブ(不図示)を介して吸引ポンプ15が着脱自在に接続される。送気送水口金10には図示しない送水チューブの一端部が接続され、他端部は送水タンク16が着脱自在に接続される。
超音波観測装置14は、超音波内視鏡1の各種制御を行うものであって、振動子ユニットである例えば機械式の先端駆動ユニット(後述する符号30参照)に設けられている超音波振動子31の駆動制御や、この駆動制御によって取得した電気信号の信号処理を行って映像信号を生成する。超音波観測装置14で生成された映像信号は、超音波内視鏡装置を構成する図示しない表示装置に出力される。その結果、この映像信号を受けた表示装置の画面上には超音波断層画像を表示される。
超音波内視鏡1の挿入部2は、先端側から順に、先端硬質部21と、湾曲部22と、可撓管部23とを連設して構成されている。先端硬質部21は硬質部材である先端部本体21aを備えて、挿入部2の先端部を構成する。先端硬質部21には先端キャップ24が装着される。湾曲部22は、例えば上下方向及び左右方向に湾曲自在に構成されている。可撓管部23は、長尺でかつ可撓性を有している。
操作部3のユニバーサルコード4側には湾曲部22の湾曲操作を行う湾曲操作ノブ25、送気送水操作を送気送水ボタン26、吸引操作を行う吸引ボタン27等とが設けられている。また、操作部3の挿入部2側には処置具を体腔内に導入するための処置具挿入口28が設けられている。処置具挿入口28は挿入部2内を挿通する処置具チャンネルに連通している。
図1、図2に示すように先端硬質部21を主に構成する先端部本体21aは、斜面部21bと、凸部21cとを備えている。
図2に示すように先端部本体21aの斜面部21bには内視鏡観察部を構成する照明窓51、観察窓52が設けられている。照明窓51は内視鏡観察部の照明光学系を構成し、観察窓52は内視鏡観察部の観察光学系を構成する。符号53は洗浄ノズルであって、観察窓52等に付着した汚物等を洗い流す水の送水、或いは観察窓52に残った水滴を吹き飛ばす気体の送気を行う。符号54は処置具先端開口であって、処置具挿入口28から挿入されて処置具チャンネルを介して導かれた処置具が導出される。
光源装置11から供給される照明光は、ユニバーサルコード4、操作部3及び挿入部2内を挿通するライトガイド(図示せず)を介して伝送されて、照明窓51から観察部位に向けて出射される。この照明光によって照らされた観察部位の光学像は、観察窓52及び図示しない対物レンズを通過して、対物レンズの結像位置に配置されているCCD等の撮像素子(図示せず)の撮像面に結像する。撮像素子の撮像面に結像した光学像は、電気信号に光電変換され、図示しない撮像ケーブルによってビデオプロセッサ12に伝送される。この電気信号が伝送されたビデオプロセッサ12では、所定の信号処理を行って標準的な映像信号を生成して、その映像信号を所定の表示装置(不図示)に出力する。このことによって、表示装置の画面上に、内視鏡観察画像が表示される。
なお、撮像素子は、撮像素子を構成する複数の画素の画素配列の水平(走査)方向が湾曲部の左右方向に一致するように、画素配列の垂直(走査方向に直交)方向が湾曲部の上下方向に一致するように、図示しない撮像素子枠に位置決め固定されている。符号24aは注入口であって、先端キャップ24の先端部分に形成されている。注入口24aから先端キャップ24内に、例えば、流動パラフィン・水・カルボキシメチルセルロース水溶液等の超音波伝達媒体が注入される。注入口24aは、密栓部材29によって水密的に塞がれる構成である。
本実施形態の超音波内視鏡1は、先端硬質部21に図3、図4に示す先端ユニット配設孔(以下、ユニット孔と略記する)45を備えている。また、超音波内視鏡1は、ユニット孔45に配設される、先端硬質部21に別体で、図5に示すように超音波振動子部32と、スリップリング部33と、回転検出器であるエンコーダ部34と、小型の駆動モータを備えた回転駆動部35とを有する先端駆動ユニット30を備えている。
図3、図4に示すように先端部本体21aの凸部21cは、凸部本体41と、この凸部本体41より小径な先端ユニット用凸部42とを備えて構成されている。本実施形態において、凸部本体41の中心軸O1と先端ユニット用凸部42の中心軸O2とは位置ずれしている。具体的に、中心軸O2は中心軸O1に対して距離Lだけ図3中の右側(湾曲方向左側)に位置ずれしている。
したがって、ユニット孔45を構成する後述する穴部45bの内周面と凸部本体41の外周面とで構成される水平方向肉部45l、45rの肉厚が偏肉している。そして、厚みが厚く構成されている偏肉部45r側にバルーン用管路43を設けて、バルーン用管路43の管路開口43fを先端面41aに配置させている。このことによって、バルーン用管路43を洗浄する図示しないブラシのブラシ部が管路開口43fから突出される。
凸部本体41の外周面には、バルーンを配置するための周溝41bが形成されている。これに対して、先端ユニット用凸部42の外周面の先端側には先端キャップ24を配設するためのキャップ取付溝42b形成され、外周面の基端側にはバルーン脱落防止溝42cが形成されている。
キャップ取付溝42bには後述する図10に示すように先端キャップ24の取付部24bが配置される。キャップ取付溝42bに配置された取付部24bは、例えばステンレス鋼で形成されたリング状取付部材62によって、先端キャップ24が拡開されることを防止して、先端ユニット用凸部42に固設される。先端駆動ユニット30がユニット孔45内に配設されている状態で先端キャップ24を先端ユニット用凸部42に固設することによって、超音波振動子31を先端キャップ24内に収納する。
ユニット孔45は、先端ユニット用凸部42の先端面42aに先端開口45fを備えている。先端開口45f側の内周面には雌ネジ(図10の符号45e参照)が形成されている。雌ねじ45eには締結部材である固定リング部材63の外周に設けられている雄ネジ(図10の符号64参照)が螺合する。
本実施形態のユニット孔45は、先端駆動ユニット30を構成する後述するユニットハウジング(図5の符号36参照)の段付きの外形形状に略一致するように段付き形状である。具体的に、ユニット孔45は、径寸法の異なる複数の穴部45a、45b、45cと、コネクタ設置部80と、貫通孔45dとを備えている。これら複数の穴部45a、45b、45cの直径及び貫通孔45dの直径は、太径穴部45aの先端開口45f側から貫通孔45dに行くにしたがって、段階的に小径に形成されている。
コネクタ設置部80は、小径穴部45cの一部であって、ユニット孔45の最奥部に構成される。コネクタ設置部80には、信号ケーブル91の先端部に固設された内視鏡側コネクタであるケーブル側コネクタ92が配置される。
コネクタ設置部80は、周壁81と平壁82とを備えて、断面形状がD字形状の穴として構成されている。平壁82は位置決め面を兼ねる周り止め面部であり、先端部本体21aの基準面に対して高精度に形成される。一方、ユニット孔45の底面でもある、コネクタ設置部80の底面は、平面で構成された突き当て面部83である。突き当て面部83には、貫通孔45dの開口が形成されている、このため、実際の突き当て面部83は開口の周囲となる。
本実施形態において、コネクタ設置部80の突き当て面部83側からの軸方向範囲、言い換えれば、周壁81及び平壁82の突き当て面部83からの高さ寸法は、ケーブル側コネクタ92を構成する後述するコネクタ本体93の厚み寸法より低く設定している。このため、コネクタ設置部80にケーブル側コネクタ92を配置して、ケーブル側コネクタ92の後述する端面93gが突き当て面部83に当接したとき、コネクタ本体93の一部が小径穴部45c側に突出する。
中間径穴部45bの内周面所定位置には案内部として、例えば軸方向に細長な、案内凹部84が設けられている。案内凹部84は、コネクタ設置部80を構成する平壁82に対して所定の位置関係で設けられている。本実施形態においては、平壁82の平面と案内凹部84の長手方向の軸に直交する軸とが平行に構成されている。案内凹部84にはユニットハウジング36の後述する凸部(図5の符号36d)が係入される。なお、本実施形態において、案内凹部84の長手方向の軸に直交する軸は中心軸O2と一致している。
コネクタ設置部80に配置されるケーブル側コネクタ92は、図6に示すように凹部93aを備える筒状のケーブル側コネクタ本体93に複数の例えばピン94を実装して構成されている。ケーブル側コネクタ本体93の端面93gは平面であって、突き当て面部83に当接する突き当て面として構成されている。
ケーブル側コネクタ本体93を構成する凹部93aの断面形状はD字形状であり、凹部93aは周壁93bと平壁93cとを備えて構成されている。ケーブル側コネクタ本体93の外形93dの断面形状もD字形状であり、外形93dは周面93eと平面93fとを備えて構成されている。平壁93cと平壁93cとは平行な位置関係である。平面93fは、周り止め面であって、外形93dの基準面になっている。
外形93dを構成する周面93eの外径寸法と、コネクタ設置部80を構成する周壁81の内径寸法とは所定の嵌め合いで構成されている。外形93dを構成する平面93fは、周り止めと逆組を防止する。
凹部93aを構成する周壁93bは、開口側から底に向かって径寸法が細径になるテーパー面として形成され、所定テーパー角度に設定されている。平壁93cは開口側から底に向かって中心軸からの距離が短くなる傾斜面であり、所定角度に設定されている。テーパー面及び傾斜面は、コネクタ同士を接続する際の案内面及び位置決め面になっている。
信号ケーブル91内には、振動子信号用線と電気的に接続される信号線、回転検出用線と電気的に接続される信号線、モータ駆動用線と電気的に接続される信号線等が挿通している。信号ケーブル91内の図示しない複数の信号線は、それぞれ所定のピン94に半田によって固定された後、封止樹脂(図8の符号99参照)によって一纏めにして補強されている。
信号ケーブル91が接続されているケーブル側コネクタ92は、信号ケーブル91の基端部を先端開口45fから挿入した後、この信号ケーブル91を貫通孔45dから引き抜いていくことによって、図7、図8に示すようにコネクタ設置部80内に配置される。つまり、ケーブル側コネクタ92は、ユニット孔45が備えるコネクタ設置部80に落とし込まれた状態、即ち、位置決めをしてネジ、或いは接着剤等によって固定されることなく、設置されている。
ケーブル側コネクタ本体93の外形93dを構成する周面93eの外径寸法と、コネクタ設置部80を構成する周壁81の内径寸法とが所定の嵌め合いに設定されているため、コネクタ設置部80内にケーブル側コネクタ92が配置されている状態で、周面93eと周壁81との間に間隙Gが形成される。そして、本実施形態においては、平面93fと平壁82との間にも間隙Gが形成される構成に寸法を設定している。したがって、ケーブル側コネクタ92は、コネクタ設置部80内において長手軸に対して直交する方向に僅かであるが可動する構成になっている。
本実施形態において、貫通孔45dから延出された信号ケーブル91、即ち、先端硬質部21から延出されている信号ケーブル91は、フレキシブルシャフト内を挿通させることなく、ライトガイドファイバ及び撮像ケーブルと同様に、挿入部2内、操作部3内及びユニバーサルコード4内を挿通され、予め設定した弛みを備えた状態で、超音波コネクタ8に電気的に接続される。したがって、図8に示すようにケーブル側コネクタ92がコネクタ設置部80内に配置される状態において、端面93gと突き当て面部83との間にも隙間が形成される。したがって、ケーブル側コネクタ92は、コネクタ設置部80内で僅かであるが軸方向に移動する構成である。
なお、先端部本体21aの基端部外周側には湾曲部22を構成する先端湾曲駒22f、湾曲部22を構成する複数の湾曲駒を被覆する湾曲ゴム22gの端部がそれぞれ固定されている。
一方、先端駆動ユニット30は、図5に示すように超音波振動子31を備える超音波振動子部32と、スリップリング部33と、回転検出器であるエンコーダ部34と、小型の駆動モータを備えた回転駆動部35とを、円筒筐体である段付き形状のユニットハウジング36内に収納して一体に構成される。
ユニットハウジング36は、先端側より順に、太径部36a、中間径部36b及び細径部36cを備えている。太径部36aには図示しないブラシホルダが配置され、中間径部36bには図示しないカップリング及び着磁ドラム等が配置され、細径部36cには図示しないモータが例えば弾性シート(不図示)を介して配置されている。ユニットハウジング36の基端部である細径部36cの基端には一コネクタであるユニット側コネクタ70が固設される。
ユニット側コネクタ70は、図5、図9に示すようにユニット側コネクタ本体71と、前記ピン94が例えば係入して電気的な接続状態になる接点部72とを備えて構成されている。ユニット側コネクタ本体71は、ユニットハウジング36との取り付け部である凹部73と、ケーブル側コネクタ92との電気的な接続部である凸部74とを備えている。
凹部73、凸部74にはそれぞれ接点72a、72bが備えられている。凹部73側の接点72aには、超音波振動子部32から延出された振動子信号用線、エンコーダ部34から延出された回転検出用線、回転駆動部35から延出されたモータ駆動用線等が電気的に接続される。
凸部74は、ケーブル側コネクタ92に設けられている凹部93a内に配設される。凸部74は、周面74aと平面74bとを備えてD字形状に構成されている。周面74aの外径寸法と、凹部93aを構成する周壁93bの内径寸法とは所定のクリアランスに設定されている。本実施形態において、平面74b及び平壁93cは位置決め面であり、ユニット側コネクタ70とケーブル側コネクタ92との逆組みを防止している。
凸部74を構成する周面74aは、凹部93aを構成する周壁93bのテーパー面のテーパー角度に一致する、端面側から軸方向中央に向かって径寸法が太径に変化するテーパー面である。また、平面74bは、凹部93aを構成する平壁93cの傾斜面に対応する、端面側から軸方向中央に行くにしたがって距離が変化して長くなる、斜面である。テーパー面及び斜面は、コネクタ同士を接続する際の位置決め面になっている。
凹部73の内周面の所定位置には突起73aが設けられている。この突起73aは、細径部36cの端面の所定位置に設けられている凹み36eに配置されるようになっている。そして、突起73aを凹み36eに配置させた状態で、ユニット側コネクタ70をユニットハウジング36に接着固定している。
また、ユニットハウジング36の中間径部36bの外周面には、案内凹部84に係入する案内凸部36dが設けられている。案内凸部36dは、軸方向に細長で、凹み36eと所定の位置関係で設けられている。本実施形態においては、ユニットハウジング36の案内凸部36dを、中間径穴部45bの案内凹部84に係入することによって、ユニットハウジング36に固設定されたユニット側コネクタ70の凸部74に設けられている平面74bと、コネクタ設置部80に配置されているケーブル側コネクタ92の凹部93aに設けられている平壁93cとが対向した位置関係になる。
上述のように構成した先端駆動ユニット30の先端硬質部21への取り付けを説明する。
まず、作業者は、先端駆動ユニット30のユニット側コネクタ70が固設されている細径部36cを、先端部本体21aを構成する先端ユニット用凸部42の先端面42aに備えられている先端開口45fからユニット孔45内に挿入する。このとき、作業者は、ユニットハウジング36の中間径部36bに設けられている案内凸部36dの位置と、ユニット孔45を構成する中間径穴部45bに設けられている案内凹部84の位置とを略一致させておく。
作業者によって、ユニットハウジング36がユニット孔45内に挿入されていくことによって、細径部36cに固設されているユニット側コネクタ70が太径穴部45a内、中間径穴部45b内を通過して小径穴部45c内に到達する。そして、作業者が、ユニットハウジング36のユニット孔45内への挿入を継続して行うことによって、案内凸部36dが案内凹部84に近接し、この後、案内凸部36dが案内凹部84近傍の太径穴部45aと中間径穴部45bとの段差面に接触する。このとき、作業者は、ユニットハウジング36のユニット孔45内への挿入を一旦停止する。この状態において、細径部36cに固設されているユニット側コネクタ70は、コネクタ設置部80に近接した場所に位置している。
作業者は、ユニットハウジング36の案内凸部36dと、ユニット孔45の案内凹部84との位置調整を行い、案内凸部36dを案内凹部84内に係入させる。その後、作業者は、コネクタ同士の接続を行うため、案内凸部36dを案内凹部84に係入させた状態で、ユニットハウジング36をユニット孔45内に僅かずつ押し進めていく。
すると、ユニット側コネクタ70を構成するユニット側コネクタ本体71の凸部74を形成する先端稜線が、コネクタ設置部80に可動可能に配置されているケーブル側コネクタ本体93の凹部93aを構成する、周壁93bのテーパー面、又は平壁93cの傾斜面に当接する。ここで、作業者が、さらにユニットハウジング36を僅かずつユニット孔45内に押し進めていく。このことによって、ユニット側コネクタ70の接点部72にケーブル側コネクタ92のピン94が係入された状態になって、先端駆動ユニット30が先端硬質部21のユニット孔45内に仮止めされる。
次に、作業者は、図10に示すように固定リング部材63の雄ネジ64を、ユニット孔45の先端開口45f側の内周面に形成されている雌ネジ45eに螺合していく。すると、螺合に伴って、固定リング部材63が移動されて、ユニット側コネクタ70の接点部72とケーブル側コネクタ92のピン94とが接続される。その後、ユニットハウジング36の太径部36aの端面が太径穴部45aと中間径穴部45bとの段差面44に当接する。このことによって、先端駆動ユニット30の長手軸方向の位置が規制されて、先端駆動ユニット30が先端部本体21aに所定の状態で一体的に固定されて超音波内視鏡1が構成される。
このように、先端駆動ユニットが配設されるユニット孔に、ケーブル側コネクタのコネクタ本体が所定の嵌め合いで配置される、周壁と平壁とを備えるコネクタ設置部を高精度に形成する。そして、信号線ケーブルに接続されたケーブル側コネクタを、予め、ユニット孔内に挿通させた信号ケーブルを引き抜いていくことによってコネクタ設置部内に配置させる。このことによって、ケーブル側コネクタをユニット孔内に、ネジ或いは接着剤等を使用して高精度に固定する作業を行うことなく、可動可能に設置することができる。
また、ケーブル側コネクタをコネクタ設置部に可動可能に配置したことによって、先端駆動ユニットをユニット孔内に配設してユニット側コネクタとケーブル側コネクタとを電気的に接続する際、コネクタに備えられている位置決め面であるテーパー面同士の接触、或いは傾斜面と斜面との接触によって、ケーブル側コネクタをコネクタ設置部内で移動させて、ピンと接点部との電気的接続を確実に行うことができる。
また、ユニット孔にコネクタ設置部の平壁と所定の位置関係の案内凹部を設ける一方、先端駆動ユニットを構成するユニットハウジングに凸部及びその凸部に対応する凹みを設ける。そして、ユニット側コネクタに凹みに配設される突起を、ユニット側コネクタの平面と所定の位置関係にして設ける。このことによって、先端駆動ユニットの凸部がユニット孔の案内凹部に係入した後、先端駆動ユニットをユニット孔内に僅かずつ押し進めていくことによって、コネクタ同士の接続を容易かつ確実に行うことができる。
このことによって、高精度な加工箇所を極僅かに限定する一方、高精度な組み付け作業を不要にして、経費の削減を図れる。
なお、上述した実施形態においては、超音波内視鏡1を構成する先端硬質部21の凸部21cを、凸部本体41と凸部本体41に比べて小径な先端ユニット用凸部42とで構成し、凸部本体41の中心軸O1と、先端ユニット用凸部42の中心軸O2とを位置ずれさせる構成としている。しかし、先端硬質部の凸部本体と先端ユニット用凸部とが同径で、中心軸が同軸である場合でも、上述と同様に先端駆動ユニット及びユニット孔を構成することによって、同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
本実施形態の超音波内視鏡を含む超音波診断装置の構成を説明する図 超音波内視鏡を先端硬質部を先端側から正面視したときの平面図 先端部本体に形成された先端ユニット配設孔の構成を説明する正面図 図3のA−A線断面図であって、先端部本体に形成された先端ユニット配設孔の構成を説明する図 側面図及び背面図を備えて、先端駆動ユニットの構成を説明する二面図 先端正面図及び一部断面図を含む側面図を備えて、ケーブル側コネクタの構成を説明する二面図 先端ユニット配設孔のコネクタ設置部にケーブル側コネクタが設置された状態を説明する正面図 図7のB−B線断面図であって、先端ユニット配設孔のコネクタ設置部にケーブル側コネクタが設置された状態を説明する図 先端正面図、断面図及び基端背面図を備えて、ユニット側コネクタの構成を説明する図 先端駆動ユニットが先端ユニット配設孔に固設されて構成された超音波内視鏡を示す図
符号の説明
1…超音波内視鏡 2…挿入部 21…先端硬質部 21a…先端部本体
21c…凸部 30…先端駆動ユニット 36 ユニットハウジング
36a…太径部 36b…中間径部 36c…細径部 36d…案内凸部
42…先端ユニット用凸部 42a…先端面 44…段差面 45…ユニット孔 45a…太径穴部 45b…中間径穴部 45c…小径穴部 45d…貫通孔 45f…先端開口 70…ユニット側コネクタ 71…ユニット側コネクタ本体 72…接点部 73…凹部 73a…突起 74…凸部 74a…周面
74b…平面 80…コネクタ設置部 81…周壁 82…平壁
83…突き当て面部 84…案内凹部 91…信号ケーブル
92…ケーブル側コネクタ 93…コネクタ本体 93a…凹部 93b…周壁 93c…平壁 93d…外形 93e…周面 93f…平面 93g…端面 94…ピン

Claims (3)

  1. 挿入部の先端硬質部を構成する先端部本体に形成された先端ユニット配設孔に、超音波振動子、この超音波振動子を回転させる回転駆動部を備えて構成された先端ユニットを配設して、この先端ユニットと前記挿入部内に挿通されている一端が超音波コネクタに接続された超音波ケーブルとを一対のコネクタで電気的に接続する超音波内視鏡において、
    一方のコネクタは、前記先端ユニットの基端部に固設されるユニット側コネクタであり、
    他方のコネクタは、前記先端ユニット配設孔に構成された、前記配設孔の底面であって平面で構成された貫通孔を備える突き当て面部及び前記配設孔の底面側内周であって位置決め面となる平面を備えて構成される周り止め面部を有するコネクタ設置部に配置される、前記突き当て面部に当接する突き当て面及び前記周り止め面部に対向する平面を有する周り止め面を備える内視鏡側コネクタであることを特徴とする超音波内視鏡。
  2. 前記内視鏡側コネクタは、前記超音波コネクタを介して入力される電気信号を前記先端ユニットに伝送する、或いは前記先端ユニットから出力された電気信号を前記超音波コネクタに向けて伝送する超音波ケーブルの先端に設けられ、
    前記内視鏡側コネクタは、前記超音波ケーブルの一端が前記超音波コネクタに接続された状態において、前記コネクタ設置部内に、予め設定した嵌め合いで配置されることを特徴とする請求項1に記載の超音波内視鏡。
  3. 前記先端ユニット配設孔に、前記周り止め面と所定の位置関係の案内部を設ける一方、前記先端ユニットに前記案内部に係入する位置決め部を設ける構成において、
    前記ユニット側コネクタを、前記先端ユニットに設けられた位置決め部に対して所定の位置関係に配置させる位置決め部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波内視鏡。
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