JP4642338B2 - 体動測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自由に装着又は携帯し、所定の体動(歩行等)の測定が可能な体動測定装置に関する。
近年、ポケットの中やかばんの中に所持したり、腰のベルトに装着して姿勢を変えたりして、保持する向きが変わっても常に垂直方向の振動成分を検出することが可能な歩数計が提供されている。
従来においてのこのような歩数計は、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているような技術を有するものであった。
略説すると、特許文献1における歩数計は、互いに検出方向が異なる複数の加速度センサと、角度検出センサとを本体内に配置し、この角度検出センサにより本体の向き(角度)を検出し、この本体の向き(角度)において検出可能な加速度センサを複数の加速度センサのうちから選択し、この選択された加速度センサからの検出信号に基づいて歩数をカウントするといったものである。
また、特許文献2における体動検出装置は、互いに検出方向が異なる複数の加速度センサ(体動センサ)を本体内に配置し、各々の加速度センサの波形処理を行い、所定時間経過後、バッファ1に格納されている一方の加速度センサの出力信号から得られた加速度波形の数が、バッファ2に格納されている一方の加速度センサの出力信号から得られた加速度波形の数より大きいか等しければ、一方の加速度センサを選択し、そうでなければ、他方の加速度センサを選択し、この選択された加速度センサからの検出信号に基づいて歩数をカウントするといったものである。
特開平9−223214号公報 特開2002−191580号公報
しかしながら、上述した特許文献1の歩数計においては、角度検出センサを用いるために、コストが高くなるという問題があった。一方、上述した特許文献2の体動検出装置においては、体動検出装置の保持する向きが変わると、例えば、図15に示すグラフのような角度と検出出力との関係のように、加速度センサからの検出出力も傾いた角度に応じて変化するために、その後の処理により、歩数としてカウントするに値する検出出力と見なされず、歩数のカウントに誤差を生ずることがあるといった問題があった。
そこで、本発明は、上記のような従来の問題点を解決することを目的とするもので、廉価で誤差を少なくして所定の体動を測定する体動測定装置を提供することを目的とする。
本発明の体動測定装置は、互いに直交するX 及びY 方向の加速度の大きさX 及びY を一度に検出する体動センサと、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさX 及びY を、V = √( X + Y ) で表される式に代入して合成ベクトルの大きさV を演算する合成ベクトル演算手段と、前記合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルV が基準値以上であるか否かを比較判定する合成ベクトル判定手段と、前記合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルV が基準値以上である場合に、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさX 及びY を、θ= tan−1(Y/X)で表される式に代入して角度θ を演算する角度演算手段と、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の動きの大きさX及びYと、前記角度演算手段により演算した角度θとを、M=Xcosθ+Ysinθで表される式に代入して体動出力M を演算する体動出力演算手段と、を備える。
本発明の他の体動測定装置は、互いに直交するX、Y及びZ方向の動きの大きさX、Y 及びZを一度に検出する体動センサと、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさX、Y及びZを、V= √(X+Y+Z)で表される式に代入して合成ベクトルの大きさVを演算する合成ベクトル演算手段と、前記合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルVが基準値以上であるか否かを比較判定する合成ベクトル判定手段と、前記合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルV が基準値以上である場合に、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさX 及びY を、θXY =tan−1 (Y/X) で表される式に代入して角度θXYを演算する角度演算手段と、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさのうちのX及びYと、前記角度演算手段により演算した角度θXYとを、B= XcosθXY + YsinθXYで表される式に代入して互いに直交する方向の加速度の大きさY及びXによる体動出力Bを演算する前記体動出力演算手段とを備え、前記角度演算手段は、更に、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさのうちのZ と、前記体動出力演算手段により演算した体動出力B とを、θBZ=tan−1(Z/B)で表される式に代入して角度θBZ を演算し、前記体動出力演算手段は、更に、先に演算した体動出力B と、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさのうちのZと、前記角度演算手段により演算した角度θBZとを、M=BcosθBZ+ ZsinθBZで表される式に代入して互いに直交する方向の動きの大きさX、Y及びZによる体動出力Mを演算することを特徴とする。
上述した体動測定装置において、前記体動出力演算手段で演算した体動出力Mが上限値よりも大きい場合に所定の体動としてカウントする体動カウント手段を備える。
上述した体動測定装置において、前記体動出力演算手段で演算した体動出力Mが上限値よりも上回り、更に、下限値よりも下回った場合に所定の体動としてカウントする体動カウント手段を備える。
上述した体動測定装置において、前記体動出力演算手段で演算した体動出力Mの上下ピーク間差が指定値を超える場合に所定の体動としてカウントすることを特徴とする。
本発明の体動測定装置は、体動センサにより検出した異なる方向の動きの大きさとの角度を考慮して、異なる方向の動きの大きさを合成するといった演算によって体動出力を求める。このため、体動測定装置がどのような角度に傾いたとしても変わりのない、すなわち、測定誤差の少ない体動出力を廉価に得ることができる。
本発明は、体動センサ(加速度センサ)からの検出情報に基づいて体動測定装置を保持している際の傾斜情報を得て、その後の体動センサからの検出情報にこの傾斜情報を加味して体動出力とし得るような次の構成で、廉価で、所定の体動の測定誤差が少ないといった目的を実現した。
本発明の体動測定装置は、異なる方向の動きの大きさを一度に検出する体動センサと、この体動センサにより検出する各々の方向の動きの大きさの関係に基づいて導かれる合成ベクトルを求める合成ベクトル演算手段と、この合成ベクトル演算手段により求めた合成ベクトルの大きさの適否を判定する合成ベクトル判定手段と、この合成ベクトル判定手段により判定された合成ベクトルの大きさが適する場合に体動センサにより検出する各々の方向の動きの大きさの関係に基づいて導かれる角度を求める角度演算手段と、体動センサにより検出する各々の方向の動きの大きさと角度演算手段による角度との関係により導かれる体動出力を求める体動出力演算手段と、所定の経過時間を計時しこの体動出力演算手段により求めた体動出力とこの経過時間との関係に基づいて所定の体動についてカウントする体動カウント手段とで構成する。
以下、図面を用いて詳細に説明する。
まず、図1の体動測定装置の内部を透視して示す斜視図、図2の体動測定装置の構成を示すブロック図を用いて、実施例1としての体動測定装置(2軸方向に対する傾きによる測定誤差の影響を防ぐ態様)の構成について説明する。
実施例1としての体動測定装置は、入力装置2及び表示装置3を筐体1の前面に備え、また、体動センサ(X軸用4a、Y軸用4b)4、増幅器5、6、AD変換器7、8、記憶装置9及びCPU10を設けた電子基板11を筐体1の内部に備えることにより、全体を大略構成する。
入力装置2は、測定開始・切替・設定登録等のための入力をする。表示装置3は、入力状況・測定結果等を表示する。記憶装置9は、各種データ等を記憶する。
体動センサ(X軸用)4aは、方角(前・後・上・下・左・右)に対して筐体1の向きを図1に示すようにした場合に、筐体1が左右方向に動いたときのその大きさを検出する。また、体動センサ(Y軸用)4bは、方角(前・後・上・下・左・右)に対して筐体1の向きを図1に示すようにした場合に、筐体1が上下方向に動いたときのその大きさを検出する。なお、体動センサ(X軸用)4aの検出と体動センサ(Y軸用)4bの検出とは一度(同時)に行われる。
増幅器5は、体動センサ(X軸用)4aからの出力(アナログ)を増幅する。また、増幅器6は、体動センサ(Y軸用)4bからの出力を増幅する。AD変換器7は、増幅器5からの出力(アナログ)をデジタル化する。また、AD変換器8は、増幅器6からの出力(アナログ)をデジタル化する。
CPU10は、合成ベクトル演算手段と合成ベクトル判定手段と角度演算手段と体動出力演算手段と体動カウント手段とを兼有し各種データを演算する。
合成ベクトル演算手段は、体動センサ(X軸用)4aにより検出する方向の動きの大きさと体動センサ(Y軸用)4bにより検出する方向の動きの大きさとの関係に基づいて導かれる合成ベクトルを求める。より具体的には、体動センサ(X軸用)4aに基づいたAD変換器7からの出力をXとし、体動センサ(Y軸用)4bに基づいたAD変換器8からの出力をYとし、これらの出力X及びYを、
V=√(X+Y) ・・・(1)
で表される(1)式に代入して合成ベクトルVの大きさを演算する。
合成ベクトル判定手段は、合成ベクトル演算手段により求めた合成ベクトルの大きさの適否を判定する。より具体的には、合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルの大きさが基準値以上であるか否かを比較判定する。ここで、基準値は、所定の体動によるものとしての候補となり得る大きさを示す値である。
角度演算手段は、合成ベクトル判定手段により判定された合成ベクトルの大きさが適する場合に、体動センサ(X軸用)4aにより検出する方向の動きの大きさと体動センサ(Y軸用)4bにより検出する方向の動きの大きさとの関係に基づいて導かれる角度を求める。より具体的には、体動センサ(X軸用)4aに基づいたAD変換器7からの出力をXとし、体動センサ(Y軸用)4bに基づいたAD変換器8からの出力をYとし、これら出力X及びYを、
θ=tan−1(Y/X) ・・・(2)
で表される(2)式に代入して角度θを演算する。
体動出力演算手段は、体動センサ(X軸用)4a及び体動センサ(Y軸用)4bにより検出する各々の方向の動きの大きさX及びYと、角度演算手段による角度との関係により導かれる体動出力を求める。より具体的には、体動出力演算手段は、体動センサ(X軸用)4aに基づいたAD変換器7からの出力をXとし、体動センサ(Y軸用)4bに基づいたAD変換器8からの出力をYとし、これら出力X及びYと、角度演算手段により演算した角度をθとを
M=Xcosθ+Ysinθ ・・・(3)
で表される(3)式に代入して体動出力Mを演算する。
体動カウント手段は、所定の経過時間を計時し、体動出力演算手段により求めた体動出力と所定の経過時間との関係に基づいて所定の体動についてカウントする。より具体的には、体動出力演算手段により求めた体動出力が上限値より大きいか否かを比較判定し、体動出力が上限値より大きい場合には、所定の体動によるものとしてカウントし、体動出力が上限値より大きくない場合には、経過時間に応じた処理をする。
次に、図3の体動測定装置の主なる動作の流れを示すメインフローチャート、図4のカウント処理についての動作の流れを示すサブルーチンフローチャート、図5の体動測定装置の傾きと出力との関係について説明するための図、図6の体動測定装置が傾いた際の出力関係について説明するための波形図を用いて、実施例1としての体動測定装置の動作について説明する。
その1として、図3のメインフローチャートによる体動測定装置の主なる動作の流れとしては、まず、使用者が体動測定装置をベルト・ポケット等に保持し、入力装置2により測定開始のための入力をすると、体動センサ(X軸用4a及びY軸用4b)4で体動を一度に検出し、増幅器5、6でその出力を増幅し、AD変換器7、8でその出力をデジタル変換した出力をCPU10によりサンプリングする(ステップS1)。
続いて、CPU10において、体動センサ(X軸用)4a及び体動センサ(Y軸用)4bに基づく出力の大きさ、すなわち、互いに直交する方向の動きの大きさをX及びYとし、互いに直交する方向の動きの大きさYとXとの比を正接で示した際の角度θ(図5の(b)のθ、(c)のθ、(d)のθ等に該当)がすでに算出されているか否かを判定する(ステップS2)。
続いて、角度θがすでに算出されていない場合(ステップS2でNO)には、CPU(合成ベクトル演算手段)10において、互いに直交する方向の動きの大きさをX及びYの合成ベクトルの大きさVを、上述した(1)式を用いて演算する(ステップS3)。
続いて、CPU(合成ベクトル判定手段)10において、この演算した合成ベクトルの大きさVが基準値(体動出力として認める値)以上であるか否かを比較判定する(ステップS4)。
続いて、合成ベクトルの大きさVが基準値以上でない場合(ステップS4でNO)には、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、合成ベクトルの大きさVが基準値以上である場合(ステップS4でYES)には、CPU(角度演算手段)10において、互いに直交する方向の動きの大きさYとXとの比を正接で示した際の角度θを、上述した(2)式を用いて演算する(ステップS5)。
続いて、CPU(体動カウント手段)10において、CPU10内のタイマ1をスタートする(ステップS6)。
一方、角度θがすでに算出されている場合(ステップS2でYES)には、CPU(体動出力演算手段)10において、体動出力Mを、上述した(3)式を用いて演算する(ステップS7)。
続いて、CPU(体動カウント手段)10において、この演算した体動出力Mについてカウント処理を行い(ステップS8)、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
その2として、図4のサブルーチンフローチャートによるカウント処理についての動作の流れとしては、まず、CPU(体動カウント手段)10において、体動出力演算手段(ステップS7)により演算した体動出力Mが上限値(所定の体動としてカウントするに認める値、図6(d)及び(g)のSuライン)を超えているか否かを比較判定する(ステップS21)。
続いて、体動出力Mが上限値を超えていない場合(ステップS21でNO)には、タイマ1がスタート(又はリセット)してからの経過時間1が基準時間1(所定の体動としてカウントするに認める時間)以下であるか否かを比較判定する(ステップS22)。
続いて、経過時間1が基準時間1以下である場合(ステップS22でYES)には、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、経過時間1が基準時間1以下でない場合(ステップS22でNO)には、先に演算した角度θを解除する(ステップS23)。
続いて、タイマ1をストップ及びリセットし(ステップS24)、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
一方、体動出力Mが上限値を超えている場合(ステップS21でYES)には、所定の体動(歩数)としてカウントをアップする(ステップS25)。
続いて、一定時間(次の所定の体動としてカウントするに認める時間)待機する(ステップS26)。
続いて、タイマ1をリセットし(ステップS27)、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
上述したように、実施例1としての体動測定装置は、体動センサにおいて、互いに直交するX及びY方向の動きの大きさを一度に検出し、合成ベクトル演算手段において、合成ベクトルの大きさVを演算し、合成ベクトル判定手段において、合成ベクトルの大きさVが体動出力として認められる基準値以上であるか否かを比較判定し、角度演算手段においては、互いに直交する方向の動きの大きさYとXとの比を正接で示した際の角度θを演算し、体動出力演算手段において、角度θを考慮した体動出力Mを演算し、体動カウント手段において、所定の体動についてカウントする。
したがって、図5(a)のように所定の体動(歩行による動き)を行う使用者が、体動測定装置を保持する向きを図5(b)に示すような向きで体動測定装置を保持する場合を仮に基準状態とした場合に、図5(c)のように体動測定装置が傾いて、互いに直交する方向の動きの大きさYとXとが、図6(b)と図6(c)のような出力となった場合、又は、図5(d)のように体動測定装置が傾いて、互いに直交する方向の動きの大きさYとXとが、図6(e)と図6(f)のような出力となった場合のいずれにおいても使用者の体動に変わりがなければ、図6(d)又は図6(g)のように変わりのない体動出力を得ることができる。なお、体動測定装置がどのような角度に傾いたとしても、図7に示すように、変わりのない(略同一の大きさ)の体動出力となり得る。なお、図7は、円の中心から円方向を体動出力、円周方向を体動測定装置を傾けた際の角度として示すグラフである。
まず、図8体動測定装置の内部を透視して示す斜視図、図9の体動測定装置の構成を示すブロック図を用いて、実施例2としての体動測定装置(3軸方向に対する傾きによる測定誤差の影響を防ぐ態様)の構成について説明する。
実施例2としての体動測定装置は、入力装置2及び表示装置3を筐体1の前面に備え、また、体動センサ(X軸用4a、Y軸用4b、Z軸用4c)4、増幅器5、6、12、AD変換器7、8、13、記憶装置9及びCPU10を設けた電子基板11を筐体1の内部に備えることにより、全体を大略構成する。
入力装置2は、測定開始・切替・設定登録等のための入力をする。表示装置3は、入力状況・測定結果等を表示する。記憶装置9は、各種データ等を記憶する。
体動センサ(X軸用)4aは、方角(前・後・上・下・左・右)に対して筐体1の向きを図13に示すようにした場合に、筐体1が左右方向に動いたときのその大きさを検出する。また、体動センサ(Y軸用)4bは、方角(前・後・上・下・左・右)に対して筐体1の向きを図13に示すようにした場合に、筐体1が上下方向に動いたときのその大きさを検出する。更に、体動センサ(Z軸用)4cは、方角(前・後・上・下・左・右)に対して筐体1の向きを図13に示すようにした場合に、筐体1が前後方向に動いたときのその大きさを検出する。なお、体動センサ(X軸用)4aの検出と体動センサ(Y軸用)4bと体動センサ(Z軸用)4cの検出とは一度(同時)に行われる。
増幅器5は、体動センサ(X軸用)4aからの出力(アナログ)を増幅する。また、増幅器6は、体動センサ(Y軸用)4bからの出力を増幅する。更に、増幅器12は、体動センサ(Z軸用)4cからの出力(アナログ)を増幅する。AD変換器7は、増幅器5からの出力(アナログ)をデジタル化する。また、AD変換器8は、増幅器6からの出力(アナログ)をデジタル化する。更に、AD変換器13は、増幅器12からの出力(アナログ)をデジタル化する。
CPU10は、合成ベクトル演算手段と合成ベクトル判定手段と角度演算手段と体動出力演算手段と体動カウント手段とを兼有し各種データを演算する。
合成ベクトル演算手段は、体動センサ(X軸用)4aにより検出する方向の動きの大きさと体動センサ(Y軸用)4bにより検出する方向の動きの大きさと体動センサ(Z軸用)4cにより検出する方向の動きの大きさの関係に基づいて導かれる合成ベクトルを求める。より具体的には、体動センサ(X軸用)4aに基づいたAD変換器7からの出力をXとし、体動センサ(Y軸用)4bに基づいたAD変換器8からの出力をYとし、体動センサ(Z軸用)4cに基づいたAD変換器13からの出力をZとし、これらの出力X、Y及びZを、
V=√(X+Y+Z) ・・・(4)
で表される(4)式に代入して合成ベクトルの大きさVを演算する。
合成ベクトル判定手段は、合成ベクトル演算手段により求めた合成ベクトルの大きさの適否を判定する。より具体的には、合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルの大きさVが基準値以上であるか否かを比較判定する。ここで、基準値は、所定の体動によるものとしての候補となり得る大きさを示す値である。
角度演算手段は、合成ベクトル判定手段により判定された合成ベクトルの大きさが適する場合に、体動センサ(X軸用)4aにより検出する方向の動きの大きさと体動センサ(Y軸用)4bにより検出する方向の動きの大きさとの関係に基づいて導かれる角度を求める。より具体的には、体動センサ(X軸用)4aに基づいたAD変換器7からの出力をXとし、体動センサ(Y軸用)4bに基づいたAD変換器8からの出力をYとし、これらの出力X及びYを、
θXY=tan−1(Y/X) ・・・(5)
で表される(5)式に代入して角度θXYを演算する。加えて、角度演算手段は、体動センサ(Z軸用)4cに基づいたAD変換器13からの出力をZとし、この出力Zと、後述する体動出力演算手段により演算した互いに直交する方向の動きの大きさX及びYによる体動出力Bとを、
θBZ=tan−1(Z/B) ・・・(6)
で表される式に代入して角度θBZを演算する。
体動出力演算手段は、体動センサ(X軸用)4a、体動センサ(Y軸用)4b及び体動センサ(Z軸用)4cにより検出する各々の方向の動きの大きさX、Y及びZと、角度演算手段による角度との関係により導かれる体動出力を求める。より具体的には、体動出力演算手段は、体動センサ(X軸用)4aに基づいたAD変換器7からの出力をXとし、体動センサ(Y軸用)4bに基づいたAD変換器8からの出力をYとし、これら出力X及びYと、角度演算手段により演算した角度θXYとを、
B=XcosθXY+YsinθXY ・・・(7)
で表される(7)式に代入して互いに直交する方向の動きの大きさY及びXによる体動出力Bを演算する。加えて、体動出力演算手段は、体動センサ(Z軸用)4cに基づいたAD変換器13からの出力をZとし、この出力Zと、先に演算した体動出力Bと、角度演算手段により演算した角度θBZとを、
M=BcosθBZ+ZsinθBZ ・・・(8)
で表される式に代入して互いに直交する方向の動きの大きさX、Y及びZによる体動出力Mを演算する。
体動カウント手段は、所定の経過時間を計時し、体動出力演算手段により求めた体動出力と所定の経過時間との関係に基づいて所定の体動についてカウントする。より具体的には、体動出力演算手段により求めた体動出力が上限値より大きいか否かを比較判定し、体動出力が上限値より大きい場合には、所定の体動によるものとしてカウントし、体動出力が上限値より大きくない場合には、経過時間に応じた処理をする。
次に、図15の体動測定装置の主なる動作の流れを示すメインフローチャートを用いて、実施例2としての体動測定装置の動作について説明する。
まず、使用者が体動測定装置をベルト・ポケット等に保持し、入力装置2により測定開始のための入力をすると、体動センサ(X軸用4a及びY軸用4b及びZ軸用4c)4で体動を一度に検出し、増幅器5、6、12でその出力を増幅し、AD変換器7、8、13でその出力をデジタル変換した出力をCPU10によりサンプリングする(ステップS131)。
続いて、CPU10において、体動センサ(X軸用)4a、体動センサ(Y軸用)4b及び体動センサ(Z軸用)4cに基づく出力の大きさ、すなわち、互いに直交する方向の動きの大きさをX、Y及びZとし、これらのうちのYとXとの比を正接で示した際の角度θXYと、X及びYの合成とZとの比を正接で示した際の角度θBZとがすでに算出されているか否かを判定する(ステップS132)。
続いて、角度θXY及びθBZがすでに算出されていない場合(ステップS132でNO)には、CPU(合成ベクトル演算手段)10において、互いに直交する方向の動きの大きさをX、Y及びZの合成ベクトルの大きさVを、上述した(4)式を用いて演算する(ステップS133)。
続いて、CPU(合成ベクトル判定手段)10において、この演算した合成ベクトルの大きさVが基準値(体動出力として認める値)以上であるか否かを比較判定する(ステップS134)。
続いて、合成ベクトルの大きさVが基準値以上でない場合(ステップS134でNO)には、ステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、合成ベクトルの大きさVが基準値以上である場合(ステップS134でYES)には、CPU(角度演算手段)10において、互いに直交する方向の動きの大きさYとXとの比を正接で示した際の角度θXYを、上述した(5)式を用いて演算する(ステップS135)。
続いて、CPU(体動出力演算手段)10において、体動出力Bを、上述した(7)式を用いて演算する(ステップS136)。
続いて、CPU(角度演算手段)10において、X及びYの合成とZとの比を正接で示した際の角度θBZを、上述した(6)式を用いて演算する(ステップS137)。
続いて、CPU(体動カウント手段)10において、CPU10内のタイマ1をスタートする(ステップS138)。
一方、角度θXY及びθBZがすでに算出されている場合(ステップS132でYES)には、CPU(体動出力演算手段)10において、体動出力Bを、上述した(7)式を用いて演算する(ステップS139)。
続いて、CPU(体動出力演算手段)10において、体動出力Mを、上述した(8)式を用いて演算する(ステップS140)。
続いて、CPU(体動カウント手段)10において、この演算した体動出力Mについてカウント処理を行い(ステップS141)、ステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
なお、カウント処理についての動作については、実施例1において図4を用いて詳述した内容と同じである。
上述したように、実施例2としての体動測定装置は、体動センサにおいて、互いに直交するX、Y方向及びZ方向の動きの大きさを一度に検出し、合成ベクトル演算手段において、合成ベクトルの大きさVを演算し、合成ベクトル判定手段において、合成ベクトルの大きさVが体動出力として認められる基準値以上であるか否かを比較判定し、角度演算手段においては、互いに直交する方向の動きの大きさYとXとの比を正接で示した際の角度θXYを演算し、加えて、X及びYの合成とZとの比を正接で示した際の角度θBZを演算し、体動出力演算手段において、角度θXYを考慮した互いに直交する方向の動きの大きさX及びYによる体動出力Bを演算し、加えて、角度θBZを考慮した互いに直交する方向の動きの大きさX、Y及びZによる体動出力Mを演算し、体動カウント手段において、所定の体動についてカウントする。
したがって、所定の体動(歩行による動き)を行う使用者が、体動測定装置を保持する向きを替え、体動測定装置がどのように傾いても使用者の体動に変わりがなければ、変わりのない体動出力を得ることができる。
また、上述した実施例1及び2において、体動カウント手段によるカウント処理(図4)は、体動出力演算手段で演算した体動出力が上限値よりも大きい場合に所定の体動としてカウントをしたが、図11、図12、又は図13及び図14のサブルーチンフローチャートによるカウント処理についての動作の流れに示すような処理を行っても実施可能である。次に、これらの処理について説明する。
図11のサブルーチンフローチャートによるカウント処理についての動作の流れとしては、まず、CPU(体動カウント手段)10において、体動出力演算手段(ステップS7又はステップS140)により演算した体動出力Mが上限値(所定の体動としてカウントするに認める値、実施例1の場合には図6(d)及び(g)のSuライン)を上回り、下限値(所定の体動としてカウントするに認める値、実施例1の場合には図6(d)及び(g)のSdライン)を下回ったものであるか否かを比較判定する(ステップS41)。続く以下のステップS42〜ステップS47については、図4のステップS22〜ステップS27と同様であるので詳述を省略する。このように、体動出力演算手段で演算した体動出力が上限値よりも上回り、更に、下限値よりも下回った場合に所定の体動としてカウントをしてもよい。
図12のサブルーチンフローチャートによるカウント処理についての動作の流れとしては、まず、CPU(体動カウント手段)10において、フラグ1がセットされているか否かを判定する(ステップS61)。
続いて、フラグ1がセットされている場合(ステップS61でYES)には、体動出力演算手段(ステップS7又はステップS140)により演算した体動出力Mが上限値(所定の体動としてカウントするに認める値、実施例1の場合には図6(d)及び(g)のSuライン)以下であるか否かを比較判定する(ステップS62)。
続いて、体動出力Mが上限値以下でない場合(ステップS62でNO)には、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、体動出力Mが上限値以下である場合(ステップS62でYES)には、フラグ1をクリアする(ステップS63)。
続いて、フラグ1がセットされていない場合(ステップS61でNO)には、体動出力演算手段(ステップS7)により演算した体動出力Mが上限値(所定の体動としてカウントするに認める値、実施例1の場合には図6(d)及び(g)のSuライン)を超えているか否かを比較判定する(ステップS64)。
続いて、体動出力Mが上限値を超えていない場合(ステップS64でNO)には、タイマ1がスタート(又はリセット)してからの経過時間1が基準時間1(所定の体動としてカウントするに認める時間)以下であるか否かを比較判定する(ステップS65)。
続いて、経過時間1が基準時間1以下である場合(ステップS65でYES)には、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、経過時間1が基準時間1以下でない場合(ステップS65でNO)には、先に演算した角度θ(又はθXY及びθBZ)を解除する(ステップS66)。
続いて、タイマ1をストップ及びリセットし(ステップS67)、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
一方、体動出力Mが上限値を超えている場合(ステップS64でYES)には、所定の体動(歩数)としてカウントをアップする(ステップS68)。
続いて、フラグ1をセットし(ステップS69)、タイマ1をリセットし(ステップS70)、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
図13のサブルーチンフローチャートによるカウント処理についての動作の流れとしては、まず、CPU(体動カウント手段)10において、体動出力演算手段(ステップS7又はステップS140)により演算した体動出力Mが上側ピーク値(実施例1の場合には図6(d)及び(g)のPuポイント)に該当するか否かを判定する(ステップS81)。
続いて、体動出力Mが上側ピーク値に該当しない場合(ステップS81でNO)には、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、体動出力Mが上側ピーク値に該当する場合(ステップS81でYES)には、体動出力Mが下側ピーク値(実施例1の場合には図6(d)及び(g)のPdポイント)に該当するか否かを判定する(ステップS82)。
続いて、体動出力Mが下側ピーク値に該当しない場合(ステップS82でNO)には、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、体動出力Mが下側ピーク値に該当する場合(ステップS82でYES)には、上側ピーク値と下側ピーク値との差を示す上下ピーク間差を演算する(ステップS83)。
続いて、この演算した上下ピーク間差が指定値1(所定の体動としてカウントするに認める値)を超えているか否かを比較判定する(ステップS84)。
続いて、上下ピーク間差が指定値1を超えていない場合(ステップS84でNO)には、タイマ1がスタート(又はリセット)してからの経過時間1が基準時間1(所定の体動としてカウントするに認める時間)以下であるか否かを比較判定する(ステップS85)。
続いて、経過時間1が基準時間1以下である場合(ステップS85でYES)には、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、経過時間1が基準時間1以下でない場合(ステップS85でNO)には、先に演算した角度θ(又はθXY及びθBZ)を解除する(ステップS86)。
続いて、タイマ1をストップ及びリセットし(ステップS87)、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
一方、上下ピーク間差が指定値1を超えている場合(ステップS84でYES)には、この上下ピーク間差をバッファ1に代入し(ステップS88)、フラグ1がセットされているか否かを判定する(ステップS89)。
続いて、フラグ1がセットされていない場合(ステップS89でNO)には、バッファ1に代入されている上下ピーク間差をバッファ2に代入する(ステップS90)。
続いて、フラグ1をセットし(ステップS91)、タイマ2をスタートし(ステップS92)、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
一方、フラグ1がセットされている場合(ステップS89でYES)には、バッファ2に代入されている上下ピーク間差とバッファ1に代入されている上下ピーク間差とのピーク間差を演算し、この演算したピーク間差が0(零)を超えているか否かを比較判定する(ステップS93)。
続いて、ピーク間差が0(零)を超えている場合(ステップS93でYES)には、タイマ2がスタート(又はリセット)してからの経過時間2が基準時間2以下であるか否かを比較判定する(ステップS94)。
続いて、経過時間2が基準時間2以下である場合(ステップS94でYES)には、ピーク間差が指定値2を超えているか否かを比較判定する(ステップS95)。
続いて、ピーク間差が指定値2を超えている場合(ステップS95でYES)には、バッファ2に指定値4を代入し(ステップS96)、ステップS1に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、上下ピーク間差が指定値2を超えていない場合(ステップS95でNO)には、バッファ1に代入されている上下ピーク間差をバッファ2に代入し(ステップS97)、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
ステップS94において、一方、経過時間2が基準時間2以下でない場合(ステップS94でNO)には、上下ピーク間差が指定値3を超えているか否かを比較判定する(ステップS107)。
続いて、ピーク間差が指定値3を超えている場合(ステップS107でYES)には、バッファ1に代入されている上下ピーク間差をバッファ2に代入し(ステップS108)、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
一方、ピーク間差が指定値3(所定の体動としてカウントするに認めない値)を超えていない場合(ステップS107でNO)には、バッファ1に代入されている上下ピーク間差をバッファ2に代入し(ステップS109)、タイマ1及びタイマ2をリセットし(ステップS110)、フラグ2をクリアし(ステップS111)、所定の体動(歩数)としてカウントをアップし(ステップS112)、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
ステップS93において、一方、ピーク間差が0(零)を超えていない場合(ステップS93でNO)には、経過時間2が基準時間2以下であるか否かを比較判定する(ステップS98)。
続いて、経過時間2が基準時間2以下である場合(ステップS99でYES)には、バッファ1に代入されている上下ピーク間差をバッファ2に代入し(ステップS99)、フラグ2がセットされているか否かを判定する(ステップS100)。
続いて、フラグ2がセットされている場合(ステップS100でYES)には、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。一方、フラグ2がセットされてない場合(ステップS100ででNO)には、タイマ2をリセットし(ステップS101)、フラグ2をクリアし(ステップS102)、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
一方、経過時間2が基準時間2以下でない場合(ステップS98でNO)には、バッファ1に代入されている上下ピーク間差をバッファ2に代入し(ステップS103)、タイマ1及びタイマ2をリセットし(ステップS104)、フラグ2をクリアし(ステップS105)、所定の体動(歩数)としてカウントをアップし(ステップS106)、ステップS1又はステップS131に戻り、サンプリングからの処理を繰り返す。
体動測定装置の内部を透視して示す斜視図である。(実施例1) 体動測定装置の構成を示すブロック図である。(実施例1) 体動測定装置の主なる動作の流れを示すメインフローチャートである。(実施例1) カウント処理についての動作の流れを示すサブルーチンフローチャートである。(実施例1) 体動測定装置の傾きと出力との関係について説明するための図であり、(a)は所定の体動(歩行による動き)を行う使用者を示し、(b)は体動測定装置を基準状態に保持した際の体動センサからの出力と体動出力との関係を示し、(c)は体動測定装置を基準状態から45°傾けたて保持した際の体動センサからの出力と体動出力との関係を示し、(c)は体動測定装置を基準状態から90°傾けたて保持した際の体動センサからの出力と体動出力との関係を示す。(実施例1) 体動測定装置が傾きいた際の出力関係について説明するための波形図であり、(a)は所定の体動(歩行による動き)による波形を示し、(b)は体動測定装置を基準状態から45°傾けたて保持した際の体動センサ(X軸用)からの出力Xの波形を示し、(c)は体動測定装置を基準状態から45°傾けたて保持した際の体動センサ(Y軸用)からの出力Yの波形を示し、(d)は体動測定装置を基準状態から45°傾けたて保持した際の体動出力の波形を示し、(e)は体動測定装置を基準状態から90°傾けたて保持した際の体動センサ(X軸用)からの出力Xの波形を示し、(f)は体動測定装置を基準状態から90°傾けたて保持した際の体動センサ(Y軸用)からの出力Yの波形を示し、(g)は体動測定装置を基準状態から90°傾けたて保持した際の体動出力の波形を示す。(実施例1) 体動測定装置を傾けた際の角度と体動出力との関係を示すグラフである。(実施例1) 体動測定装置の内部を透視して示す斜視図である。(実施例2) 体動測定装置の構成を示すブロック図である。(実施例2) 体動測定装置の主なる動作の流れを示すメインフローチャートである。(実施例2) 別の例としてのカウント処理についての動作の流れを示すサブルーチンフローチャートである。 別の例としてのカウント処理についての動作の流れを示すサブルーチンフローチャートである。 別の例としてのカウント処理についての動作の流れを示すサブルーチンフローチャートである。 別の例としてのカウント処理についての動作の流れを示すサブルーチンフローチャートである。 体動検出装置を傾けた際の角度と体動出力との関係を示すグラフである。(背景技術)
符号の説明
1 筐体
2 入力装置
3 表示装置
4a 体動センサ(X軸用)
4b 体動センサ(Y軸用)
5、6 増幅器
7、8 AD変換器
9 記憶装置
10 CPU
11 電子基板

Claims (5)

  1. いに直交するX 及びY 方向の加速度の大きさX 及びY を一度に検出する体動センサと、
    前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさX 及びY を、V = √( X + Y ) で表される式に代入して合成ベクトルの大きさV を演算する合成ベクトル演算手段と、
    記合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルV が基準値以上であるか否かを比較判定する合成ベクトル判定手段と、
    前記合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルV が基準値以上である場合に、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさX 及びY を、θ= tan−1(Y/X)で表される式に代入して角度θ を演算する角度演算手段と、
    記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の動きの大きさX及びYと、前記角度演算手段により演算した角度θとを、M=Xcosθ+Ysinθで表される式に代入して体動出力M を演算する体動出力演算手段と、
    を備えることを特徴とする体動測定装置。
  2. いに直交するX、Y及びZ方向の動きの大きさX、Y 及びZを一度に検出する体動センサと、
    記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさX、Y及びZを、V= √(X+Y+Z)で表される式に代入して合成ベクトルの大きさVを演算する合成ベクトル演算手段と、
    前記合成ベクトル演算手段で演算した合成ベクトルV が基準値以上である場合に、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさX 及びY を、θXY =tan−1 (Y/X) で表される式に代入して角度θXYを演算する角度演算手段と、
    記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさのうちのX及びYと、前記角度演算手段により演算した角度θXYとを、B= XcosθXY + YsinθXYで表される式に代入して互いに直交する方向の加速度の大きさY及びXによる体動出力Bを演算する前記体動出力演算手段とを備え、
    前記角度演算手段は、更に、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさのうちのZ と、前記体動出力演算手段により演算した体動出力B とを、θBZ=tan−1(Z/B)で表される式に代入して角度θBZ を演算し、
    前記体動出力演算手段は、更に、先に演算した体動出力B と、前記体動センサにより一度に検出した互いに直交する方向の加速度の大きさのうちのZと、前記角度演算手段により演算した角度θBZとを、M=BcosθBZ+ ZsinθBZで表される式に代入して互いに直交する方向の動きの大きさX、Y及びZによる体動出力Mを演算することを特徴とする体動測定装置。
  3. 前記体動出力演算手段で演算した体動出力Mが上限値よりも大きい場合に所定の体動としてカウントする体動カウント手段を備えることを特徴とする請求項1 又は2に記載の体動測定装置。
  4. 前記体動出力演算手段で演算した体動出力Mが上限値よりも上回り、更に、下限値よりも下回った場合に所定の体動としてカウントする体動カウント手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の体動測定装置。
  5. 前記体動出力演算手段で演算した体動出力Mの上下ピーク間差が指定値を超える場合に所定の体動としてカウントする体動カウント手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の体動測定装置。
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