JP4641115B2 - Co除去器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、改質器で生成された水素を主成分とする改質ガス(燃料ガス)からCO成分を除去するCO除去器に関する。
【0002】
【従来技術】
改質器は、都市ガスやLPG等の炭化水素系燃料を原料ガスとし、光ファイバーや半導体の製造過程、あるいは燃料電池等において使用される水素濃度の高い改質ガスを水蒸気改質により生成する装置である。比較的小容量の改質器の例として、特開平11−11901に、2つの円筒の間に触媒層を備え、触媒層の中心部分にバーナーを設け、バーナにより加熱した触媒層に原料ガスを通して改質ガスを生成する例が開示されている。
【0003】
また本出願人は、特願平11−241068にて単管円筒式改質器、それを用いた燃料電池、及びその運転方法について出願している。
【0004】
燃料電池、特に固体高分子型燃料電池は、効率が高くしかも小型であることから、家庭や自動車用の電源等として広く研究されている。通常単管円筒式改質器で生成された改質ガスには、COが10%程度含まれている。固体電解質型燃料電池に使用する燃料ガスは、CO濃度が10ppm以下である必要があり、そのため固体電解質型燃料電池の燃料ガスを生成する場合は、改質器にCO変成器とCO除去器を接続させ、CO変成器でCOの濃度を0.5%程度とし、更にその改質ガスに酸化剤ガス(空気、高濃度酸素等、酸素を含むガス。以下同じ)を供給し、CO除去器でCO選択酸化反応を行なわせてCOをCOとし、CO濃度を10ppm程度に低減させていた。
【0005】
またこのような改質器は、CO除去器を含めて従来原料ガスや改質ガス等を改質器の長手方向に流通させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、CO除去器でのCO選択酸化反応のため供給された酸化剤ガスは、COだけでなく生成された水素と反応することがある。酸化剤ガスと水素とがこのようにして反応すると、得られる水素の量が減少するためかかる反応を抑制する必要がある。
【0007】
そこで発明者らは、CO除去器の研究を行ない次の点に着目した。
【0008】
すなわち、従来のCO除去器は改質器の外周に設けられ、そのため改質ガスの通路が円筒状の構造になっている。このような形状の通路に、周方向に酸素濃度が均一で、しかも所定の酸素濃度とした改質ガスを均一の流速で流通させることは困難であった。改質ガスに酸化剤ガスが均一に供給、混合されず、CO除去器の内部で改質ガスの酸素濃度にバラツキがあると、酸素濃度が高い箇所では水素が酸化されて消費され、一方酸素濃度が低い箇所では酸化反応がなされずCOが除去されなくなる。しかも、触媒の通過抵抗が均一でなく通過抵抗が小さい箇所があると、改質ガスがその箇所でのみ通過し、触媒が十分に利用されない。
【0009】
一方混合室を用いて改質ガスと酸化剤ガスとを均一に混合させるには、CO除去器の上流側に容量の大きな混合室が必要となり、改質器の装置全体を大型化させてしまう。
【0010】
また、CO除去触媒は改質触媒の量に比較して少なく、CO除去器を改質器の外周に設置した構造では、CO除去器の円周方向が長くなる分、長手方向に短くなる。すると、改質ガスがCO除去触媒を通過する時間が短くなりCO除去触媒で十分な反応ができなくなる。一方、改質ガスの滞留時間を長くするためガスの流れを遅くすると、ガスの流速、流量の制御が難しくなり、かつ遅い流速では改質ガスと酸化剤ガスとを十分に混合させることが困難になるという問題があった。
【0011】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、酸化剤ガスの供給量、酸化剤ガスと改質ガスとの混合等を適切に設定し、供給した酸化剤ガスでCOのみを酸化させ、水素の消費が少なく、効率的で無駄のないCO除去反応を実現し、かつCOの残留濃度が低く、小型軽量化を実現したCO除去器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、改質ガスを容器の長手方向に流通させている点、及び改質反応やCO変成反応に比較して、CO選択酸化反応は比較的反応温度が低く、温度上昇による容器と触媒層の熱膨張差が小さいという点に着目し、CO除去器を次のように構成した。
【0013】
すなわち、1 改質器により生成した、水素を主成分とする一酸化炭素を含む燃料ガスを酸化剤ガスとともにCO除去触媒に通し、前記酸化剤ガスと前記一酸化炭素とを反応させて該一酸化炭素を減少させるCO除去器において、前記CO除去触媒を周状の収容容器に収容し、前記収容容器内に前記CO除去触媒を区切る縦仕切板を設けるとともに、該縦仕切板を挟んで流入口と流出口とを設け、前記流入口から前記酸化剤ガスと前記燃料ガスとの混合ガスを流入させ、前記収容容器内を周方向に沿ってほぼ一周させた後、前記流出口より前記混合ガスを流出させることとしてCO除去器を構成した。
【0024】
前記収容容器の上部に前記CO除去触媒に向け、前記収容容器の上部と前記CO除去触媒との間に形成される間隙を遮断する閉塞羽根を設けたことを特徴とする1に記載のCO除去器。
【0025】
前記流入口と流出口の少なくとも一方を、前記混合ガスが該混合ガスの流通方向に対する垂直面内で均一な状態を保持して前記CO除去触媒を通過するよう複数の開口孔に形成したことを特徴とするに記載のCO除去器。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明にかかるCO除去器の一実施形態を図を用いて説明する。
【0028】
図1に、CO除去器を外周部に有する単管円筒式改質器の概略構成を示す。
【0029】
改質器2は、中心軸を同一にして設けられた第1筒体61から第8筒体68までの複数の筒体と、各筒体間で形成された空隙と、第1筒体61の中心に設けられたバーナ18と、各筒体によって形成された収容容器内に設けられた改質触媒層8、CO変成触媒層10(以下シフト層10ともいう。)、第1CO除去触媒層12(以下第1PROX層12ともいう。)、第2CO除去触媒層13(以下第2PROX層13ともいう。)等から構成されている。
【0030】
改質器2の側面には、水の供給口20、燃焼排ガスの取出し口24、原料ガスの供給口26、改質ガスの取出し口28、PROX用酸化剤ガス(空気、高濃度酸素等、酸素を含むガス。以下同じ)の供給口30、32が設けてある。
【0031】
第1筒体61の内側には中心軸を同じくして円筒状の伝熱隔壁14(輻射筒)が底板71との間に適度な間隔を設けて配置してあり、その空隙が排気通路80となっている。排気通路80は、上部で燃焼排ガスの取出し口24に接続し、バーナ18での燃焼排ガスを流通、排気させる。バーナ18は、伝熱隔壁14の内側にバーナ取付台16を介して取り付けられており、排気通路80とバーナ取付台16の間には、水の供給口20に連通した水加熱路34が形成されている。
【0032】
水加熱路34は、供給口20に対向した位置に設けられた連結管25により原料ガスの供給路27に接続し、供給路27には、原料ガスの供給口26が接続している。
【0033】
次に、各筒体間について説明する。
【0034】
第1筒体61と第2筒体62の間は、上部が予熱層51であり、その予熱層51の下部が改質触媒層8となっている。予熱層51は上部で、原料ガスの供給路27に接続している加熱路69に連結し、加熱路69を介して原料ガスと水(蒸気等)が流入される。予熱層51の内部には充填物が充填してあり、ガス等が予熱層51を通過すると充填物からガス等が加熱される。
【0035】
改質触媒層8には、原料ガスを水蒸気改質する改質触媒が充填してあり、下部で第1筒体61の底板71と、第3筒体63の底板73との間に形成された収容容器を介して通路50の下端に連通している。
【0036】
第2筒体62と第3筒体63の間は、所定の幅の通路50となっており、改質触媒層8を出たガスは、通路50を通る際、保有する熱を第2筒体62を介して改質触媒層8に伝達して加熱する。
【0037】
第3筒体63と第4筒体64との間は隙間が形成してあり、そこに断熱材53が充填され熱の伝達量を制御している。
【0038】
第4筒体64と第5筒体65との間には、CO変成触媒が充填されたシフト層(CO変成触媒層)10が形成してあり、シフト層10で、COの変成反応を行なう。第4筒体64は、下部で第8筒体68の底部に接続している。第5筒体65と第7筒体67の間は、第6筒体66を間に有する加熱路69に形成してあり、原料ガス供給口26から供給される原料ガスと水の供給口20から供給される水とを通過させてこれらを加熱し、予熱層51に送出する。
【0039】
シフト層10の上部は通路50に接続し、下部は第1混合室としての室54を介して、第7筒体67と第8筒体68との間に形成された第1PROX層(第1CO除去触媒層)12に接続している。
【0040】
第1PROX層12は、図2および図3に示すように、環状の仕切板31と仕切板33により区画された第7筒体67と第8筒体68との間の収容容器に形成してあり、内部にCO除去触媒15が充填してある。また内部には、縦方向に縦仕切板41および縦仕切板43と、縦仕切板42が設けられ、縦仕切板41と縦仕切板42の間に第2混合室としての室55が、また縦仕切板42と縦仕切板43の間に第1混合室としての室57が形成してある。室55の下方には、混合用に所定の速度で通過するよう径を所定値とした混合孔36が形成してあり、室54を介してシフト層10と連通している。所定の速度とは、かかる速度で流通することにより流通するガスの流動状態が乱流状態となり、複数の種類のガスがこれにより十分に混合される速度をいう(以下、同じ)。混合孔36等は、1つでいいが、複数設けてもよい。室54には、空気供給口32(図1参照)が接続し、酸化剤ガスとしての空気が供給される。
【0041】
また、図4に示すように仕切板33(35も含む)には、下方に向けて閉塞羽根4が所定の間隔で取り付けられており、これにより、CO除去触媒15の体積が減少したり、高温時の熱膨張差等により、仕切板33の上部とCO除去触媒15との間に隙間が形成されても、その隙間を閉塞羽根4が閉鎖し、形成された隙間を燃料ガスが流通してしまうことを防止している。
【0042】
縦仕切板41には流入口としての分散孔47が、また縦仕切板43には流出口としての分散孔48がそれぞれ形成してある(以下、縦仕切板41を分散板41、縦仕切板43を分散板43とも呼ぶ。)。分散孔47等は、ほぼ均一な径の孔をほぼ均一な間隔で形成してあり、ガスの流通方向に対して垂直な面内で、均一な状態を保ってガスを流通させることができるようになっている。尚、孔の形状、配置はこれに限るものではない。室57の上方には混合用に径を所定値とした混合孔37が設けてあり、第2PROX層13(室59)に連通している。また、室57には、酸化剤ガスとしての空気を供給する空気供給口30が接続している。
【0043】
これにより、シフト層10からの改質ガスは、室54にて供給された空気と混合孔36を通過することにより混合され、分散孔47を通って室55から均一にCO除去触媒15内に流出し、円周方向に通過した後、分散孔48を通り室57に流入し、そこで再度空気が供給され、混合孔37を通り、その際所定の速度で流通することにより混合されて、上段の第2PROX層13に流入する。
【0044】
第2PROX層13は、環状の仕切板33と仕切板35により区画された第7筒体67と第8筒体68との間に形成してあり、第1PROX層12とほぼ同様の構成で、内部にCO除去触媒17が充填してある。また縦方向に、分散板としての縦仕切板44および縦仕切板46と、縦仕切板45が設けてあり、縦仕切板(分散板)44と縦仕切板45とで室59が、また縦仕切板45と縦仕切板(分散板)46とで室79が形成してある。分散板44には流入口としての分散孔49が、分散板46には流出口としての分散孔77がそれぞれ複数形成してある。また室79の上方には、孔38が形成してあり、改質ガス取出し口28に連通している。
【0045】
これにより、第1PROX層12からの改質ガスは、混合孔37を通って室59に流入し、室59から分散孔49を通って均一に流出し、CO除去触媒15内を円周方向に通過し、縦仕切板46の分散孔77を通過し、室79内から排出孔38を通り改質ガス取出し口28から流出する。
【0046】
改質ガスの取出し口28は、固体高分子型燃料電池(図示せず)の燃料ガス供給管等に接続され、改質ガスの取出し口28から、水素を主体とした改質ガス(燃料ガス)が固体高分子型燃料電池の燃料極側に供給される。また、改質ガスの取出し口28からの改質ガスをバーナ18に導き燃料に用いてもよい。
【0047】
次に、改質器2の動作について説明する。
(1)始動時
まず、図1に示す水の供給口20から改質用水を供給し、バーナ18を点火し、改質器2の内部を加熱する。バーナ18での燃焼は、火炎による輻射熱で伝熱隔壁14を加熱し、また燃焼排ガスが伝熱隔壁14と第1筒体61の間を通過して燃焼排ガスの取出し口24から排気されることにより、原料ガスの改質触媒層8への導入部分と、改質触媒層8と、予熱層51と、水加熱路34とを内側より加熱する。
【0048】
水は、所定温度に加熱されたら連結管25を通り、原料ガスの供給口26より供給された原料ガスと混合され加熱路69を下降し、下部で折り返して上昇する。
【0049】
このように、バーナ18の燃焼により、比較的短時間で改質器2の起動に必要な温度や水蒸気を得ることができる。また、バーナ18の燃焼排ガスを伝熱隔壁14と第1筒体61の間に通過させることにより、燃焼排ガス中に含まれる熱を吸収して排出でき、有効に利用して効率を向上することができる。
【0050】
原料ガスは、都市ガス等の炭化水素系燃料であり、供給口26から供給されると、水蒸気とともに第5筒体65と第7筒体67の間の加熱路69を通り、予熱層51に送られる。その間に加熱路69では、加熱路69に接するシフト層10とPROX層12の温度が低いことから、水蒸気や原料ガスはシフト層10とPROX層12を加熱する。
【0051】
原料ガスが予熱層51に入ると、予熱層51内に充填されている充填物はバーナ18からの熱により加熱されていることから、原料ガスはその熱を吸収し、改質反応に必要な所定の温度以上に加熱されて改質触媒層8内に進入する。また、予熱層51は温度の低い原料ガスや水蒸気が順次供給されることから、この入口付近において温度を低く抑えられる。改質触媒層8に進入した原料ガスは、例えばメタンガスの場合次の反応で改質される。
【0052】
CH+HO → CO+3H
改質触媒層8における改質反応は吸熱反応であることから、バーナ18の燃焼熱を吸収して反応が進行する。具体的には、バーナ18の燃焼排ガスが伝熱隔壁14と改質触媒層8の間の排気通路80を通過するときに、燃焼排ガスの熱が改質触媒層8に吸熱され、改質触媒層8では温度上昇を伴いながら改質反応が行なわれる。改質ガスは反応がほぼ平衡になると、改質触媒層8の下部から出て、下端で反転して通路50内に進入する。
【0053】
通路50の内部を改質ガスは上昇して、改質触媒層8との間で熱交換がされる。また通路50の上端は、比較的温度が低い原料ガスや水蒸気が流入する予熱層51に接しており、これによりガスの温度がより低下され、CO変成反応に適した温度で上部から出て反転してシフト層10内に進入する。
【0054】
シフト層10では次のようなCO変成反応が行われる。
【0055】
CO+HO → CO+H
シフト層10でのCO変成反応は発熱反応であるので、改質ガスはシフト層10を通過するに従って温度が上昇する。
【0056】
シフト層10の下部から出た改質ガスは、下端で反転し室54で空気供給口32から空気が供給され、空気と混合孔36を通り混合されて室55に流入する。図2に示す室55から、分散板41に設けられた分散孔47を通って、第1PROX層12のCO除去触媒15内を通過し、CO選択酸化反応が行なわれる。
【0057】
改質ガスと空気は、混合用孔36で所定の速度で流通されることにより混合され、しかも分散板41に設けられた分散孔47により均一に第1PROX層12を周方向に流れるためCO除去触媒15と十分接触でき、かつ接触長さが長くとれ、CO除去触媒15中において十分な反応が行われる。
【0058】
第1PROX層12では、次のような反応が行われる。
【0059】
2CO+O → 2CO
改質ガスは第1PROX層12をほぼ一周した時点で、分散板43に設けられた分散孔48を通って室57に流入し、空気供給口30から所定量の空気が供給され、空気ととともに、混合孔37を通って室59内に流入する。改質ガスと空気とは混合孔37で所定の速度で流通させることにより混合され、混合された状態で分散板44の分散孔49から均一に第2PROX層13内に流入する。
【0060】
第2PROX層13では、第1PROX層12と同様、改質ガスと空気が周方向へ移動し、その間反応が進行して改質ガスのCO選択酸化反応がおこなわれる。改質ガスが第2PROX層13をほぼ一周したなら、排出孔38を通り、改質ガス取出し口28から取り出される。
【0061】
更に、シフト層10と第1PROX層12の間に、加熱路69が形成されていることから、始動時は水蒸気からの熱により反応に必要な温度を得るまでの時間が短縮される。
(2)定常運転時
各反応部分での温度が所定の温度に達し、定常状態に達すると、供給口20から供給された水は水加熱路34で加熱されるとともに、更に加熱路69にてシフト層10と第1PROX層12の反応熱を吸収し蒸発する。これにより、発熱反応を行ない温度が上昇するシフト層10と第1PROX層12の温度が抑制され、水の気化熱によって所定温度に保持できる。
【0062】
また改質用の水は加熱路69にてシフト層10と第1PROX層12の熱で加熱されて気体となるため、バーナ18の燃料消費量を絞り、加熱して水蒸気を生成するための燃料を節約できる。原料ガスは、加熱路69にて加熱された水蒸気とともに予熱層51を介して改質触媒層8に進入する。
【0063】
前述したようにバーナ18によりすでに予熱層51内は加熱されており、原料ガスと水蒸気は予熱層51で更に加熱されることから、改質触媒層8に必要な温度まで原料ガスの温度を上昇させるための予熱装置等を別途設ける必要がなく、熱効率を高めることができる。また、原料ガスを予め高温にして供給しないことから、予熱層51の入口付近の温度、例えば通路50の出口温度を低下させることができ、改質触媒層8の反応温度より低い温度で反応を行なわせるシフト層10を通路50を介して改質触媒層8に連続して接続させることができる。
【0064】
予熱層51で加熱された原料ガスは、改質触媒層8内を下降し、さらに昇温して改質反応され改質触媒層8の下部より流出する。改質触媒層8の下部から流出した比較的高温の改質ガスは、通路50の内部を上昇し、改質触媒層8と熱交換を行ない温度が低下する。つまり改質ガスは通路50内を上昇するに従い熱が吸収され、温度が低下する。
【0065】
したがって、改質触媒層8の前段に予熱層51を設け、この予熱層51の入口と通路50の出口を接近して構成したことにより、予熱層51に原料ガスが導入されて、予熱層51の温度、ひいては通路50の出口温度上昇が抑制されることとなり、はじめてシフト層10が連続して構成できる。
【0066】
通路50でCO変成反応に適した温度まで降温した改質ガスは、上部からシフト層10に進入し、改質ガスに含まれるCOが二酸化炭素に変成される。この反応は発熱反応であるが、加熱路69との熱交換により、CO選択酸化反応に適した温度まで降温するためし、次の第1PROX層12に進入することが出来る。この段階での改質ガスには、COが0.5%程度含まれている。
【0067】
また前述したように、通路50とシフト層10との間には断熱材53が充填されていることから、通路50の熱を遮断し、通路50での熱が直接伝わってシフト層10を加熱することはなく、シフト層10の温度を所定の温度に保持できる。
【0068】
更に、シフト層10の外周に設けられた加熱路69が、湿り水蒸気を気化させるという、いわば内部にボイラ部を一体に組みこむこととなり、バーナ18による燃焼熱を低減でき、かつシフト層10や第1PROX層12を気化熱により冷却し、シフト層10と第1PROX層12を所定の温度に抑制することができるため、シフト層10では、CO転化率が上昇でき、第1PROX層12では、好ましくない副反応であるメタネーション反応、および逆シフト反応を抑制することができる。またこのようにシフト層10と第1PROX層12での反応熱および顕熱を吸収できるので、熱効率を向上できる。
【0069】
更に、シフト層10や第1PROX層12等を冷却する場合に、冷却流体としては、燃焼用空気、気体もしくは液体の改質用水、原料ガス等、あるいはこれらの複数の組み合わせを利用してもよい。例えば、加熱路69に燃焼用の空気を流通させる場合は、加熱路69を燃焼用空気専用の通路とし、あるいは加熱路69の通路を分割して燃焼用の空気を通し、改質用水、原料ガス等はこれら通路とは別途通路を設け、改質器2の内部に導入させるようにする。
【0070】
加熱路69内に送る水蒸気量を調整することにより、加熱路69内における冷却熱量を増減でき、反応上重要なシフト層10や第1PROX層12等の温度を所定値に保持することができる。
【0071】
シフト層10から出た改質ガスは、空気の供給口30、32からの空気と室55、59に流入する際、混合孔36、37により所定の速度で流通されて混合されるので撹拌装置等を設置することなく混合でき、かつCO除去触媒15等が周方向に設けられているので、通過中に十分な反応がなされる。これにより、CO除去触媒層における局部的な高酸素領域の発生を防止し、不必要な水素の酸化を防ぎ、水素のロスを抑制することができる。
【0072】
第2PROX層13での反応が終了した改質ガスは、例えば水素75%、メタン5%、二酸化炭素19%、窒素1%、一酸化炭素10ppm以下を含むガスとして、改質ガスの取出し口28から取出される。
【0073】
このように、シフト層10を通過した改質ガスは空気と確実に混合され、しかも触媒内を周方向に移動することから、改質ガスのCOと空気との反応が非常に良く行なわれる。
【0074】
更に前段に第1PROX層12、後段に第2PROX層13を設け、複数段で酸化反応を起こさせることとしたので、CO選択酸化反応用に供給される空気供給量を必要最小限にでき、COを選択的に酸化反応させて酸化剤ガスの過剰供給による水素の消費量を大幅に減少させることができる。
【0075】
得られる改質ガスは、一酸化炭素濃度が10ppm以下であるので、固体高分子型燃料電池に供給し、固体高分子型燃料電池の燃料ガスとして使用することができる。
【0076】
尚、CO除去器は、上記構成に限るものではなく、以下に示すような構成でもよい。
【0077】
図5に示すように仕切板41、仕切板42および仕切板43の組み合わせからなる副混合室9を複数設け、CO除去触媒15を周方向に複数に分割してもよい。仕切板41、43には、複数の分散孔47、48を設け、仕切板42には所定の速度で流通させる混合孔7を形成し、仕切板42の上流側に空気を供給する空気供給口30を設ける。すると、各副混合室9で、空気の供給量を調整し、かつ混合孔7により混合でき、仕切板41、43から均一に改質ガスが流出、流入されるので、効率のよい触媒作用と、空気の供給を適確にし、不必要な水素の消費を低減できる。
【0078】
また、図6に示すように混合孔7を中心方向に向けて開口してもよい。このようにすると混合孔7から噴出した混合ガスが内側の壁面に当接し、拡散混合され、CO除去触媒15に流入される。
【0079】
また、図7に示すようにCO除去器を構成してもよい。これは、縦方向に一対の仕切板5を設け、これらによりCO除去触媒15を仕切り、上流側の仕切板5の下方に流通孔を設け、仕切板5の間に空気供給管30を接続し、下流側の仕切板5の上方に所定の速度で流通させる混合孔7を設ける。また、CO除去触媒15の上面と下面には、複数の分散孔47を有する分散板11が仕切板31や33との間に若干の隙間をもって取り付けてある。
【0080】
この例では、改質ガスは、CO除去触媒15内を上方から下方へ流通し、上流側の仕切板5の下方に設けられた孔を通って仕切板5の間に流入し、ここで空気が空気供給口30から所定量混入され、下流側の仕切板5の上方に設けられた混合孔7を通ってCO除去触媒15の上方に流入する。混合孔7を通る際、所定の速度で流通させることにより改質ガスと空気とが混合され、また分散板11によりCO除去触媒15内に分散して混合ガスが流入する。一対の仕切板5を複数設けることにより、このような流れが、順次周方向に繰り返される。
【0081】
このようにすると、改質ガス等の通過面積を分割し、縮小できることから、空気等の濃度差を小さくし、過剰空気による水素の消費を防止し、効率よくCO選択酸化反応を行わせることができる。尚、改質ガスを下方から上方に向けて流通させても、上から下、次のCO除去触媒15では下から上へと交互に改質ガス等を流通させてもよい。また、CO除去触媒15を上下に分割し、分割した部分に周方向に延びる仕切板を上下に設けるとともに流入口と流出口とを設けて混合部を形成し、混合部にて酸化剤ガスとして供給された空気と改質ガスとを混合させ、下流側のCO除去触媒に流入させるようにしてもよい。すると、より正確な流量、濃度等の制御が可能となる。更に、上記混合部を2以上設けてもよい。
【0082】
また、下側の分散板11と仕切板31との間に空気供給口30を設け、下側の流通口を所定の径とした混合孔としてもよい。このように構成すると、下側の混合孔からガスが流出すると、流出ガスが対向する仕切板5に当接して効率よく混合される。
【0083】
更に、以上述べた、異なる形式のCO除去器を組み合わせて、CO除去器を縦方向、あるいは外周方向に複数積層して、それぞれのCO除去器を直列に連続させて構成してもよい。また、上記CO除去触媒はハニカム構造であることが好ましいが、これに限るものではない。
【0084】
尚、上記例では、改質器にCO除去器を設けたが、本発明は、これに限るものではない。CO変成触媒とCO除去触媒を組み合わせたり、CO除去触媒装置単独とし、COを低減させるCO除去器を構成してもよい。この場合は、別途改質器等をかかる装置に接続させて用いることとする。
【0085】
【発明の効果】
本発明のCO除去器によれば、次のような効果が得られる。
【0086】
CO除去触媒の内部にガスを周方向に流通させることとしたので、酸化剤ガスと改質ガスの混合ガスをCO除去触媒に十分に接触させることができる。混合ガスが通過する断面積を狭くできるので、改質ガスと酸化ガスとの混合を確実、かつ少ない容積で行わせて小型化を図ることができる。
【0087】
改質ガスに混合する酸化剤ガスとしての空気(酸素)の量を必要最小限に設定し、それを十分に撹拌してCO除去触媒層内に均一に流通させることができるので、CO除去触媒層における反応を確実、かつ無駄なく行なわせることができ、水素生成効率を上昇させることができる。
【0088】
改質ガスの一酸化炭素の濃度を所定値以下に低減できることから、固体高分子型燃料電池の水素を供給する改質器として使用し、小型、高効率の燃料電池を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる単管円筒式改質器の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明にかかるCO除去器を示す斜視図である。
【図3】本発明にかかる単管円筒式改質器のA−A線横断面図である。
【図4】本発明にかかるCO除去器を示す断面図である。
【図5】本発明にかかるCO除去器の他の例を示す断面図である。
【図6】本発明にかかるCO除去器の他の例を示す断面図である。
【図7】本発明にかかるCO除去器の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 改質器
3 CO除去器
4 閉塞羽根
5、42、45 縦仕切板
6 筒体群
7、36、37 混合孔
8 改質触媒層
9 副混合室
10 CO変成触媒層(シフト層)
11、41、43、44、46 分散板
12 第1CO除去触媒層(第1PROX層)
13 第2CO除去触媒層(第2PROX層)
14 伝熱隔壁(輻射熱)
15、17 CO除去触媒
16 バーナ取付台
18 バーナ
20 水供給口
24 燃焼排ガスの取出し口
25 連結管
26 原料ガスの供給口
27 原料ガスの供給路
28 改質ガスの取出し口
30、32 PROX用空気の供給口
31、33、35、 仕切板
34 水加熱路
38 排出孔
47、48、49、77 分散孔
50 通路
51 予熱層
53 断熱材
54、55、57、59、79 室
61〜68 第1〜第8筒体
69 加熱路
71、73 底板
80 排気通路

Claims (3)

  1. 改質器により生成した、水素を主成分とする一酸化炭素を含む燃料ガスを酸化剤ガスとともにCO除去触媒に通し、前記酸化剤ガスと前記一酸化炭素とを反応させて該一酸化炭素を減少させるCO除去器において、
    前記CO除去触媒を周状の収容容器に収容し、前記収容容器内に前記CO除去触媒を区切る縦仕切板を設けるとともに、該縦仕切板を挟んで流入口と流出口とを設け、前記流入口から前記酸化剤ガスと前記燃料ガスとの混合ガスを流入させ、前記収容容器内を周方向に沿ってほぼ一周させた後、前記流出口より前記混合ガスを流出させる
    ことを特徴としたCO除去器。
  2. 前記収容容器の上部に前記CO除去触媒に向け、前記収容容器の上部と前記CO除去触媒との間に形成される間隙を遮断する閉塞羽根を設けたことを特徴とする請求項1に記載のCO除去器。
  3. 前記流入口と流出口の少なくとも一方を、前記混合ガスが該混合ガスの流通方向に対する垂直面内で均一な状態を保持して前記CO除去触媒を通過するよう複数の開口孔に形成したことを特徴とする請求項1に記載のCO除去器。
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