JP4635577B2 - 演奏練習装置および演奏練習処理のプログラム - Google Patents
演奏練習装置および演奏練習処理のプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4635577B2 JP4635577B2 JP2004338274A JP2004338274A JP4635577B2 JP 4635577 B2 JP4635577 B2 JP 4635577B2 JP 2004338274 A JP2004338274 A JP 2004338274A JP 2004338274 A JP2004338274 A JP 2004338274A JP 4635577 B2 JP4635577 B2 JP 4635577B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phrase
- data
- event data
- performance
- song
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
例えば、ある提案の演奏教習装置および演奏教習処理のプログラムによれば、曲の演奏を指示する演奏指示の画像が時間経過に従って変化する表示画面を見ながら演奏を行う場合に、演奏指示を十分に把握できるとともに、演奏ミスをリアルタイムでフィードバックしながら演奏練習できる。この提案においては、曲の演奏を指示する演奏指示データに基づいて、演奏開始時間より未来の時間に演奏すべき演奏指示データを表わす第1の画像領域と演奏開始時間より過去の時間の演奏指示データを表わす第2の画像領域とを、演奏開始時間を示す境界位置によって分割された画像を所定の表示手段の画面に表示し、時間経過に従って第1および第2の画像領域を境界位置とともに未来の方向に対応する画面の一定方向に移動する。(特許文献1参照)
また、他の提案の演奏練習装置および演奏練習プログラムによれば、演奏する曲の自然な流れに対応したフレーズ中、演奏ミスが最も多かったフレーズの先頭から演奏練習できる。この提案においては、曲を構成するフレーズごとの曲データを記憶する曲データ記憶手段から読み出す曲データに従って演奏操作を案内し、案内した演奏操作と異なる演奏ミスの回数を検出してフレーズごとに集計し、その中で演奏ミスの回数が最も多いフレーズを検索して、検索したフレーズの先頭から演奏操作の案内を再開する。(特許文献2参照)
本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、間違った演奏の後にその旨を注意して演奏者に通知するのではなく、間違った演奏が行われることを事前に予測して、演奏の直前にその旨を注意して演奏者に通知することにより、効率的に演奏練習の向上を図ることができるようにする。
図1は、実施形態における電子鍵盤楽器の構成を示すブロック図である。CPU1は、システムバス2を介して、鍵盤3、スイッチ部4、ROM5、RAM6、表示部7、音源8、曲メモリ9、およびMIDIインターフェース(MIDI I/F)10に接続され、これら各部との間でコマンドおよびデータの授受を行って、この電子鍵盤楽器を制御する。
図2はCPU1のメインルーチンのフローチャートである。まず、所定のイニシャライズ(ステップSA1)の後、モードフラグMODEを0にリセットする(ステップSA2)。この後は、ステップSA3以降のループ処理を実行する。このループ処理においては、MODEが0であるか否かを判別し(ステップSA3)、0である場合には設定処理を実行する(ステップSA4)。一方、MODEが1である場合には演奏処理を実行する(ステップSA5)。設定処理又は演奏処理の後は、モード変更処理(ステップSA6)、その他の処理を実行する(ステップSA7)。
ステップSB10において、Fの値が曲(M)のフレーズ数を超えたとき、すなわち、曲(M)における同一のフレーズの検索が全て終了したときは、図2のメインルーチンに戻る。
ステップSD3において、反転したSTFが0(演奏停止)である場合には、鍵盤3の各鍵のLEDを消灯してガイド表示を停止する(ステップSD9)。また、タイマインタラプトを禁止してタイムカウントを停止し(ステップSD10)、演奏者に警告するための全てのフラグK(all)を0にリセットする(ステップSD11)。
ステップSD8においてタイムカウントを開始した後、又は、ステップSD11においてK(all)をリセットした後は、図2のメインルーチンに戻る。
鍵盤3において押鍵があるか否かを判別する(ステップSD27)。押鍵がない場合には、離鍵があるか否かを判別する(ステップSD28)。離鍵があったときは、音源8に対して消音指示をして(ステップSD29)、図2のメインルーチンに戻る。
したがって、以前に間違って演奏したフレーズと同一のフレーズについて、その演奏の直前に注意を促すことにより、効率的に演奏練習の向上を図ることができる。
したがって、以前に間違って演奏したフレーズと実質的に同一のフレーズについて、その演奏の直前に注意を促すことにより、さらに効率的に演奏練習の向上を図ることができる。
したがって、以前に間違って演奏した複数種類のフレーズに共通する音楽的要素が含まれているフレーズについて、その演奏の直前に注意を促すことにより、さらに効率的に演奏練習の向上を図ることができる。
練習曲の演奏が正しい演奏であるか又は間違った演奏であるかを当該練習曲のフレーズごとに判定する第1のステップと、前記第1のステップによって判定された間違ったフレーズと同一のフレーズがほかに存在するか否かを検索する第2のステップと、前記第2のステップによって検索された同一のフレーズの演奏が行われる際には、当該演奏に係るフレーズが以前に間違った演奏のフレーズである旨の警告を所定の表示手段に表示する第3のステップと、を実行する。
前記第2のステップは、前記第1のステップによって判定された間違ったフレーズが複数種類である場合において、当該複数種類のフレーズに共通する音楽的要素が含まれている場合には、当該音楽的要素が含まれている他のフレーズを検索する。
2 システムバス
3 鍵盤
4 スイッチ部
5 ROM
6 RAM
7 表示部
8 音源
9 曲メモリ
10 MIDIインターフェース
11 D/A変換回路
12 サウンドシステム
13 スピーカ
Claims (2)
- 複数のフレーズから構成され、かつ当該各フレーズが音高に対応するイベントデータと当該イベントデータに対応するタイムデータとを交互に複数配列された曲データを記憶する曲メモリと、
前記各フレーズに対応する記憶領域を有する記憶手段と、
音高を指定する鍵盤と
外部操作により第1のモード及び第2のモードのいずれかに設定するモード設定手段と、
このモード設定手段により、第1のモードが設定されているときに、前記曲メモリに記憶された曲データを構成する複数のフレーズのうち、イベントデータの配列が同一のフレーズを検索するとともに、当該検索された同一のフレーズ夫々に対応する前記記憶手段の記憶領域に対して共通のデータを記憶させる第1の検索手段と、
前記モード設定手段により、第2のモードが設定されているときに、前記曲メモリに記憶された曲データを構成するフレーズを順次指定するとともに、当該指定されたフレーズに属するイベントデータを当該イベントデータに対応するタイムデータに基づくタイミングで順次読み出す読み出し手段と、
この読み出し手段により当該イベントデータが読み出されたタイミングで、当該イベントデータに対応する音高と同一の音高が前記鍵盤にて指定されたか否か判定する判定手段と、
この判定手段により同一の音高が指定されていないと判定された場合に、前記読み出されているイベントデータの属するフレーズと同一のフレーズを、前記記憶手段に記憶された共通のデータに基づいて検索するとともに、当該検索されたフレーズに対応する前記記憶手段の領域に対して演奏ミスを表わすデータを記憶させる第2の検索手段と、
前記読み出し手段により前記フレーズに含まれる全てのイベントデータが読み出されたタイミングで、次に読み出されるべきフレーズに対応する前記記憶手段の領域に演奏ミスを表わすデータが記憶されている場合に、所定の表示手段に対して警告表示を行わせる警告表示手段と、
を備えた演奏練習装置。 - 複数のフレーズから構成され、かつ当該各フレーズが音高に対応するイベントデータと当該イベントデータに対応するタイムデータとを交互に複数配列された曲データを記憶する曲メモリと、前記各フレーズに対応する記憶領域を有する記憶手段と、音高を指定する鍵盤とを有し、演奏練習装置として用いられるコンピュータに、
外部操作により第1のモード及び第2のモードのいずれかに設定するモード設定ステップと、
第1のモードが設定されているときに、前記曲メモリに記憶された曲データを構成する複数のフレーズのうち、イベントデータの配列が同一のフレーズを検索するとともに、当該検索された同一のフレーズ夫々に対応する前記記憶手段の記憶領域に対して共通のデータを記憶させる第1の検索ステップと、
第2のモードが設定されているときに、前記曲メモリに記憶された曲データを構成するフレーズを順次指定するとともに、当該指定されたフレーズに属するイベントデータを当該イベントデータに対応するタイムデータに基づくタイミングで順次読み出す読み出しステップと、
前記イベントデータが読み出されたタイミングで、当該イベントデータに対応する音高と同一の音高が前記鍵盤にて指定されたか否か判定する判定ステップと、
同一の音高が指定されていないと判定された場合に、前記読み出されているイベントデータの属するフレーズと同一のフレーズを、前記記憶手段に記憶された共通のデータに基づいて検索するとともに、当該検索されたフレーズに対応する前記記憶手段の領域に対して演奏ミスを表わすデータを記憶させる第2の検索ステップと、
前記フレーズに含まれる全てのイベントデータが読み出されたタイミングで、次に読み出されるべきフレーズに対応する前記記憶手段の領域に演奏ミスを表わすデータが記憶されている場合に、所定の表示手段に対して警告表示を行わせる警告表示ステップと
を実行させる演奏練習処理のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004338274A JP4635577B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 演奏練習装置および演奏練習処理のプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004338274A JP4635577B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 演奏練習装置および演奏練習処理のプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006146009A JP2006146009A (ja) | 2006-06-08 |
JP4635577B2 true JP4635577B2 (ja) | 2011-02-23 |
Family
ID=36625762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004338274A Expired - Fee Related JP4635577B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 演奏練習装置および演奏練習処理のプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4635577B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5313645B2 (ja) * | 2008-11-29 | 2013-10-09 | 株式会社第一興商 | 高難度歌唱区間報知カラオケシステム |
JP5344373B2 (ja) * | 2009-08-18 | 2013-11-20 | カシオ計算機株式会社 | 演奏教習装置およびプログラム |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04199083A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-20 | J T:Kk | 楽器演奏練習装置 |
JPH05297794A (ja) * | 1992-04-16 | 1993-11-12 | Casio Comput Co Ltd | 演奏練習装置 |
JPH07219535A (ja) * | 1994-11-25 | 1995-08-18 | Casio Comput Co Ltd | 演奏練習装置 |
JPH08248956A (ja) * | 1995-03-07 | 1996-09-27 | Yamaha Corp | 演奏指示装置 |
JPH10187022A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-07-14 | Yamaha Corp | 音楽教習システム、音楽教習方法、及び同方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
JPH11242491A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Ricoh Co Ltd | 音楽演奏装置 |
JP2601289Y2 (ja) * | 1993-12-28 | 1999-11-15 | カシオ計算機株式会社 | カラオケ装置 |
JP2004184590A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Casio Comput Co Ltd | 演奏練習装置、演奏練習方法および演奏練習プログラム |
JP2004205906A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Casio Comput Co Ltd | 演奏練習装置および演奏練習プログラム |
-
2004
- 2004-11-24 JP JP2004338274A patent/JP4635577B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04199083A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-20 | J T:Kk | 楽器演奏練習装置 |
JPH05297794A (ja) * | 1992-04-16 | 1993-11-12 | Casio Comput Co Ltd | 演奏練習装置 |
JP2601289Y2 (ja) * | 1993-12-28 | 1999-11-15 | カシオ計算機株式会社 | カラオケ装置 |
JPH07219535A (ja) * | 1994-11-25 | 1995-08-18 | Casio Comput Co Ltd | 演奏練習装置 |
JPH08248956A (ja) * | 1995-03-07 | 1996-09-27 | Yamaha Corp | 演奏指示装置 |
JPH10187022A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-07-14 | Yamaha Corp | 音楽教習システム、音楽教習方法、及び同方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
JPH11242491A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Ricoh Co Ltd | 音楽演奏装置 |
JP2004184590A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Casio Comput Co Ltd | 演奏練習装置、演奏練習方法および演奏練習プログラム |
JP2004205906A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Casio Comput Co Ltd | 演奏練習装置および演奏練習プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006146009A (ja) | 2006-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4513713B2 (ja) | 演奏教習装置および演奏教習処理のプログラム | |
JP2008170947A (ja) | 自律型読譜および音楽演奏ロボット、およびその方法 | |
JP4635577B2 (ja) | 演奏練習装置および演奏練習処理のプログラム | |
JP4221567B2 (ja) | 演奏練習装置、演奏練習方法および演奏練習プログラム | |
JP2001343888A (ja) | 演奏支援装置および鍵盤装置 | |
JP4395618B2 (ja) | 演奏支援装置および演奏支援処理のプログラム | |
JP3781167B2 (ja) | 演奏情報入力装置および演奏情報入力方法 | |
JP4029286B2 (ja) | 演奏記録再生装置および演奏記録再生プログラム | |
JP3252173B2 (ja) | 演奏練習装置 | |
JP2007086247A (ja) | 転調区間表示装置、臨時記号表示装置、転調区間表示プログラムおよび臨時記号表示プログラム | |
JP2010243617A (ja) | 演奏ガイド装置およびプログラム | |
JP4940636B2 (ja) | 演奏練習装置および演奏練習処理のプログラム | |
JP2013160871A (ja) | 演奏案内装置およびプログラム | |
JP5304525B2 (ja) | 演奏教習装置および演奏教習プログラム | |
JP2004240254A (ja) | 電子楽器 | |
JP3296202B2 (ja) | 演奏操作指示装置 | |
JP2017125955A (ja) | 伴奏機能付きキーボード | |
JP5246473B2 (ja) | 楽音発生装置および楽音発生処理プログラム | |
JP2011028105A (ja) | 演奏練習装置およびプログラム | |
JP4482855B2 (ja) | 音楽教習装置および音楽教習プログラム | |
JP4529175B2 (ja) | 運指候補表示装置および運指候補表示処理プログラム | |
JP2009175584A (ja) | 演奏教習装置及び演奏教習処理のプログラム | |
JP2013011658A (ja) | 演奏教習装置およびプログラム | |
JP4513738B2 (ja) | 演奏装置および演奏処理のプログラム | |
JP6217896B2 (ja) | リズム表示装置、電子楽器、リズム表示方法およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060314 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070625 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101026 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101108 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4635577 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |