JP4635328B2 - 蛍光表示管 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィラメント状陰極や電界放出素子(FEC)等から放出される電子を蛍光体に射突させて所望の表示を行う蛍光表示管に関し、特に、各種回路部品が搭載された回路基板(プリント回路基板)への実装が容易に行え、リード端子のピッチずれや変形を低減することができる蛍光表示管に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は一般的に知られている蛍光表示管の全体構成を示す一部裁断斜視図、図8は同蛍光表示管の部分断面図である。
【0003】
図7に示すように、蛍光表示管1は、内部が高真空状態に気密保持された箱状の外囲器2を有している。外囲器2は、絶縁性を有する基板3と、絶縁性及び透光性を有する前面板4と絶縁性を有する枠状の側面板5とにより形成された蓋状の容器部6とを備えている。
【0004】
図8に示すように、外囲器2内における基板3の内面には、Al薄膜からなる配線層7が表示パターン8及びセグメント間の配線に応じた所定パターン形状に形成されている。配線層7上には絶縁層9が積層形成されている。絶縁層9は、例えば鉛硼珪酸系ガラスの粉末と耐熱性顔料などの無機材料粉末及びビークルからなる絶縁ガラスペーストの厚膜印刷により形成される。絶縁層9における表示パターン8のセグメント(画素)10をなす部分には、スルーホール11が形成されて配線層7が表出している。配線層7が表出したスルーホール11部分は、導体ペーストの印刷による導体層12で穴埋めされている。
【0005】
図8に示すように、絶縁層9の同一面上には、導体層12を介して配線層7と導通するように、アノード導体13が表示パターン8のセグメント10毎に分割形成されている。各アノード導体13は、例えば黒鉛粉末と無機バインダーからなる黒鉛ペーストやAlペーストの厚膜印刷により形成される。各アノード導体13上には、蛍光体粉末とビークルからなる蛍光体ペーストの印刷により表示パターン8のセグメント10の形状に蛍光体層14が形成されている。これにより、表示パターン8の各セグメント10毎のアノード(陽極)15が形成される。各表示パターン8のアノード15の上方にはグリッド(制御電極)16が設けられ、このグリッド16の上にはフィラメント状のカソード(陰極)17が設けられている。
【0006】
上記のように構成される蛍光表示管1では、フィラメント状のカソード17が加熱駆動され、その表面から熱電子が放出されると、この熱電子が正電圧に印加されたグリッド16によって加速制御され、その下部に位置するアノード15の蛍光体層14に射突して励起発光することにより所望の表示がなされる。
【0007】
ところで、従来、この種の蛍光表示管1を各種回路部品が搭載された回路基板に実装する場合には、図9に示すように、外囲器2の外に基板3と略水平に引き出された各種電極(アノード15、グリッド16、カソード17、GND)のリード端子21を下方に90°折曲し、回路基板22上の配線パターンに導通するスルーホール23に各リード端子21を挿入し、リフロー炉を通して各リード端子21を回路基板22のスルーホール23にハンダ付けしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したリフロー炉を通してのハンダ付けでは、蛍光表示管1を加熱制御されたリフロー炉に通すため、蛍光表示管1が温度上昇し、これによって外囲器2内のカソード17や蛍光体層14に付着しているガスが叩き出され、真空度が低下して輝度の低下を招く。このため、再度蛍光表示管1を連続的に駆動するエージング工程が必要であった。また、回路基板22に実装される他の回路部品は、リフロー炉を通さずに表面実装されるので、回路部品とのアセンブリにおいて蛍光表示管1のハンダ付け作業のみ別工程となり、コストアップになるだけでなく、作業効率も悪いという問題があった。
【0009】
また、近年の蛍光表示管では、複雑なグラフィック表示を可能とするため表示形態に応じてリード端子の数が増加し、またリード端子間のピッチも小さくなってきている。このため、上述したリフロー炉を通してのハンダ付けでは、回路基板に各リード端子を挿入するためのスルーホールを形成するのが困難であり、対応することができなかった。
【0010】
そこで、上記リフロー炉を通してのハンダ付けに代わるものとして、回路基板にスルーホールを形成することなく、蛍光表示管を回路基板に表面実装する方法が知られている。この方法では、図10に示すように、外囲器2の外に基板3と略水平に引き出された各種電極(アノード15、グリッド16、カソード17、GND)のリード端子21を中途位置から内側に逆L字状に折曲して先端に略水平部分を形成して予備ハンダ24を設けておき、回路基板22の配線パターン上の接続部に位置するハンダパッド25に各リード端子21の予備ハンダ24部分を対面させ、ホットバーによるハンダ付けやマニアルハンダ付けを行い、回路基板に蛍光表示管を実装している。
【0011】
しかしながら、ホットバーによるハンダ付けでは、リード端子21の数が多く、リード端子21,21間のピッチが細かい蛍光表示管の場合、ハンダの量が多いと隣接するリード端子21,21間がショートし、逆にハンダの量が少ないと導通不良を招くという問題があった。
【0012】
また、マニアルハンダ付けでは、蛍光表示管1の各リード端子21を回路基板22に対して一つ一つハンダ付けしなければならないため、作業時間を要するだけでなく、非常に手間もかかるという問題があった。
【0013】
ところで、従来の方法では、通常、蛍光表示管を回路基板に実装して顧客先に出荷する場合、各種回路部品を回路基板に実装した後、最後の工程で回路基板に蛍光表示管のリード端子のハンダ付け作業を行っているが、回路基板への各種回路部品の実装と蛍光表示管の実装が別工程となって作業効率が悪いため、回路基板への各種回路部品の実装工程で一緒に蛍光表示管を回路基板に実装することが望まれていた。
【0014】
また、リード端子は、外囲器内から外に延出して引き出されているので、特にリード端子間のピッチが細かいものやリード端子が細い蛍光表示管の場合、蛍光表示管をプリント基板に実装する前後において、リード端子間にピッチずれが生じたり、リード端子が変形して破損するおそれがあった。
【0015】
同様に、蛍光表示管を顧客先まで輸送し、顧客先で回路基板に蛍光表示管を実装するような場合でも、顧客先までの輸送を含め、蛍光表示管をプリント基板にハンダ付けするまでの工程中でリード端子間にピッチずれが生じたり、リード端子が変形して破損するおそれがあった。
【0016】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、リード端子のピチずれや変形を低減することができ、ハンダ付けをしなくても回路基板への実装が可能な蛍光表示管を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る蛍光表示管は、内部が真空保持された箱状の外囲器の一部を構成する基板から該基板と略水平に各種電極のリード端子が前記外囲器内から外に引き出された蛍光表示管において、
前記外囲器の表示面と反対側の面に設けられ、側面と底面とが交わる稜線部分に凹状の端子保持穴が欠切された実装ホルダーと、
前記実装ホルダーと前記回路基板との間を固定する固定手段とを備え、
前記実装ホルダーを抱え込むように前記リード端子の先端部が前記端子保持穴に保持されるように折曲形成されており、前記実装ホルダーと前記回路基板との間を前記固定手段により固定して前記リード端子が前記回路基板の接続部に圧接した状態で前記回路基板に実装されることを特徴とする。
【0018】
請求項2の発明は、請求項1の蛍光表示管において、
前記端子保持穴は、前記リード端子の先端部が一つ一つ収まるように前記リード端子の幅およびピッチに合わせて形成されていることを特徴とする。
【0019】
請求項3の発明は、請求項1又は2の蛍光表示管において、
前記回路基板の接続部にはハンダパッドが設けられており、前記リード端子が、前記ハンダパッドに圧接した状態で該ハンダパッドにハンダ付けされることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による蛍光表示管の実施の形態を示す図であって、実装ホルダー付きの蛍光表示管の正面図、図2は図1の側面図、図3(a),(b)は本発明による蛍光表示管のリード端子の他の形状例を示す部分拡大図、図4は回路基板への図1の実装ホルダー付きの蛍光表示管の実装状態の説明図、図5は図4の側面図である。
【0021】
なお、本例の蛍光表示管1において、外囲器2内の構成は図7および図8と同一なので、図面上では外囲器2のみを示し、外囲器2内の構成の説明については省略している。
【0022】
本例の蛍光表示管1は、図1および図2に示すように、蛍光表示管1を回路基板22に実装する際の中間部材となる実装ホルダー31を備えている。
【0023】
実装ホルダー31は、蛍光表示管1の表示面1aと反対側の面(図1の例では、蛍光表示管1の基板3の下部)に蛍光表示管1のリード端子21によって抱え込まれるように微小のギャップSを隔てて設けられる。なお、実装ホルダー31と蛍光表示管1(外囲器2)との間のギャップSは無くてもよい。
【0024】
実装ホルダー31は、絶縁性を有する材料で形成される。例えば実装ホルダー31をアクリル系樹脂などの樹脂材料で構成すれば、軽量化を図ることができる。また、アルミを母体として表面に絶縁膜を形成して実装ホルダー31を構成すれば、蛍光表示管1の駆動時に発生する熱を外部に逃がすためのヒートシンクとして利用することができる。
【0025】
図1および図2に示すように、実装ホルダー31には、両側面31a,31bと底面31cとが交わる稜線部分に凹状に欠切された端子保持穴32を有している。更に説明すると、端子保持穴32は、図1に示すように蛍光表示管1を短手方向から見たときにヘ字状の凹部をなすように欠切され、蛍光表示管1を長手方向から見たときには図2に示すように全てのリード端子21が収まるように長方形状の凹部をなすように欠切されている。
【0026】
なお、図3に示すように、蛍光表示管1を長手方向から見たときの端子保持穴32の形状は、各リード端子21が一つ一つ収まるように、リード端子21の幅とピッチに合わせて形成してもよい。この構成によれば、各リード端子21が一つ一つ実装ホルダー31に保持され、各リード端子21,21間のピッチも一定に保持されるので、蛍光表示管1を回路基板22に実装する前後においてリード端子21のピッチずれを防止することができる。これにより、隣接するリード端子21,21間がショートすることなく実装ホルダー31付きの蛍光表示管1を回路基板22に実装することが可能となる。
【0027】
図1および図2に示すように、実装ホルダー31の底面31cには、後述するスクリュー36とによって固定手段33を構成するタップ34が切られている。図2の例において、タップ34は、蛍光表示管1の長手方向の2箇所に設けられているが、蛍光表示管1の長手方向の長さに応じてタップ34を設ける位置や数が設計される。
【0028】
図1に示すように、蛍光表示管1の各種電極(アノード15、グリッド16、カソード17、GND)のリード端子21は、外囲器2の外に基板3と略水平に引き出され、中途位置で下方に90°折曲され、先端部分が内側に折り返されて先端部分がヘ字状に折曲されており、ヘ字状の折曲部分21aが実装ホルダー31の端子保持穴32に保持されている。
【0029】
上記リード端子21の折曲は、凹状の端子保持穴32を有する実装ホルダー31を雌型とし、端子保持穴32と対向する位置に端子保持穴32に合致する山形の凸部41aを有する雄型41を用いて行われる。
【0030】
すなわち、各リード端子21が外囲器2の内側に向けてコ字状に折曲された状態で、蛍光表示管1の下部に実装ホルダー31を位置決めし、各リード端子21の先端部分が実装ホルダー31の端子保持穴32に食い込むように、図1に示すごとく端子保持穴32と対向する位置に凸部41aを有する雄型41を矢印方向に移動させてかしめる。これにより、蛍光表示管1は、下部に若干のギャップSを空け、実装ホルダー31を抱え込んだ状態で各リード端子21の先端部分が端子保持穴32に保持される。
【0031】
なお、リード端子21の形状としては、図1に示すものに限定されるものではない。例えば図4(a),(b)に示す形状をリード端子21に採用することもできる。図4(a)の例におけるリード端子21は、外囲器2の外に基板3と略水平に引き出され、中途位置で下方に90°折曲され、その先端部分が所定角度内側に折曲されている。図4(b)の例におけるリード端子21は、外囲器2の外に基板3と略水平に引き出され、中途位置で下方に90°折曲され、その先端部分が90°内側に折曲されている。
【0032】
上記のように構成される実装ホルダー31付きの蛍光表示管1を回路基板22に実装する場合には、図5および図6に示すように、各リード端子21を回路基板22上の配線パターンの接続部35に位置合わせして実装ホルダー31付きの蛍光表示管1を回路基板22上に載置する。この状態で、回路基板22の裏側からスクリュー33をねじ込んで回路基板22を貫通させ、スクリュー33を実装ホルダー31のタップ34に締め付ける。これにより、蛍光表示管1の各リード端子21が対応する回路基板22上の接続部35に圧接して導通接続された状態で実装ホルダー31付きの蛍光表示管1が回路基板22に固定される。
【0033】
従って、本例の蛍光表示管1によれば、ハンダ付けを行わなくても、各リード端子21を回路基板22上の配線パターンの接続部35に圧接させて導通接続し、蛍光表示管1を回路基板22に固定して実装することが可能となる。その際、ハンダを使用しなくても済むので、リード端子21,21間のピッチが細かい場合でも、隣接するリード端子をショートさせることがない。しかも、ハンダとして通常使用される鉛ハンダを使用しないので、環境に優しく、無駄な材料を削減して電気的接続を行うことができる。
【0034】
なお、環境問題の点からすれば鉛ハンダを使用しない方が好ましいが、回路基板22上の配線パターンの接続部35にハンダパッドを設け、各リード端子21をハンダパッドに圧接させた状態で、ハンダパッドを溶融させてハンダ付けを行うようにすることもできる。これにより、各リード端子21をより確実な電気的接続を行うことができる。
【0035】
また、本例の蛍光表示管1によれば、各リード端子21が実装ホルダー31の端子保持穴32に保持され、蛍光表示管1を実装ホルダー31に装着したままの状態で固定手段33(タップ34、スクリュー36)により固定することで簡単に蛍光表示管1を回路基板22に実装できるので、回路基板22への各種回路部品の実装工程で蛍光表示管1の実装も行え、作業性の向上およびコスト削減を図ることができる。しかも、リード端子間のピッチが細かいものやリード端子が細い蛍光表示管でも、蛍光表示管をプリント基板に実装する前後において、リード端子間にピッチずれが生じたりリード端子が変形して破損するのを低減することができる。
【0036】
同様に、蛍光表示管を顧客先まで輸送し、顧客先で回路基板に蛍光表示管を実装するような場合でも、顧客先までの輸送を含め、蛍光表示管をプリント基板にハンダ付けするまでの工程中でリード端子間にピッチずれが生じたりリード端子が変形して破損するのを低減することができる。
【0037】
そして、上記のような構成により、蛍光表示管の回路基板への実装工程を他の回路部品と一緒に自動化が容易となる。
【0038】
ところで、上述した実施の形態では、固定手段33を実装ホルダー31のタップ34とスクリュー36で構成し、回路基板22の裏からスクリュー36をねじ込んで回路基板22を貫通させて実装ホルダー31のタップ34に締め付けることにより実装ホルダー31付きの蛍光表示管1と回路基板22との間の固定を行っているが、接着材を固定手段33とし、実装ホルダー31と回路基板22との間を接着固定してもよい。
【0039】
また、上述した実施の形態において、蛍光表示管1は、基板の両側からリード端子が引き出された例を説明したが、外囲器2の内部が図7に示すように片側であっても適用できる。また、図8のフィラメント状カソードからなる電子源の構成に限定されるものではなく、例えば電界放出素子を電子源とする蛍光表示管に適用することもできる。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明に係る蛍光表示管によれば、ハンダ付けを行わなくても、各リード端子を回路基板上の配線パターンの接続部に圧接させて導通接続し、隣接するリード端子間をショートさせることなく、蛍光表示管を回路基板に実装することができる。
【0041】
また、各リード端子が実装ホルダーの端子保持穴に保持され、蛍光表示管に実装ホルダーが抱え込まれた状態のままで蛍光表示管が回路基板に実装されるので、回路基板への各種回路部品の実装工程で蛍光表示管の実装も行え、作業性の向上およびコスト削減が図れ、蛍光表示管を回路基板に実装する前後でのリード端子のピッチずれや変形を低減することができる。
【0042】
さらに、回路基板上の配線パターンの接続部にハンダパッドを設け、各リード端子をハンダパッドに圧接させた状態で、ハンダパッドを溶融させてハンダ付けを行えば、各リード端子をより確実に回路基板上の配線パターンに導通接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蛍光表示管の実施の形態を示す図であって、実装ホルダー付きの蛍光表示管の正面図
【図2】図1の側面図
【図3】本発明による蛍光表示管に一体に設けられる実装ホルダーの端子保持穴の他の構成例を示す側面図
【図4】(a),(b) 本発明による蛍光表示管のリード端子の他の形状例を示す部分拡大図
【図5】回路基板への図1の実装ホルダー付きの蛍光表示管の実装状態の説明図
【図6】図5の側面図
【図7】一般的に知られている蛍光表示管の全体構成を示す一部裁断斜視図
【図8】図7の蛍光表示管の部分断面図
【図9】従来のプリント基板への蛍光表示管の表面実装の説明図
【図10】従来のリフロー炉を通して蛍光表示管を回路基板に実装する説明図
【符号の説明】
1…蛍光表示管、2…外囲器、3…基板、21…リード端子、22…回路基板、25…ハンダパッド、31…実装ホルダー、32…端子保持穴、33…固定手段、35…接続部、S…ギャップ。
Claims (3)
- 内部が真空保持された箱状の外囲器の一部を構成する基板から該基板と略水平に各種電極のリード端子が前記外囲器内から外に引き出された蛍光表示管において、
前記外囲器の表示面と反対側の面に設けられ、側面と底面とが交わる稜線部分に凹状の端子保持穴が欠切された実装ホルダーと、
前記実装ホルダーと前記回路基板との間を固定する固定手段とを備え、
前記実装ホルダーを抱え込むように前記リード端子の先端部が前記端子保持穴に保持されるように折曲形成されており、前記実装ホルダーと前記回路基板との間を前記固定手段により固定して前記リード端子が前記回路基板の接続部に圧接した状態で前記回路基板に実装されることを特徴とする蛍光表示管。 - 前記端子保持穴は、前記リード端子の先端部が一つ一つ収まるように前記リード端子の幅およびピッチに合わせて形成されていることを特徴とする請求項1記載の蛍光表示管。
- 前記回路基板の接続部にはハンダパッドが設けられており、前記リード端子が、前記ハンダパッドに圧接した状態で該ハンダパッドにハンダ付けされることを特徴とする請求項1又は2記載の蛍光表示管。
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