JP4633132B2 - 箸材の研削装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、原木から柱材、板材等が切り出された際に発生する残材を有効利用して箸を製造するのに最適な箸材の研削装置に関する。
例えば、原木から柱材、板材等が切り出された際に、原木の外周縁部の背板が残材として発生する。そこで、このような残材を有効利用して割り箸やばら箸等の箸半製品(箸材)を製造している。
そして、かかる箸材の先端側を丸く切削加工する箸切削用の刃物装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。
かかる箸切削用の刃物装置は、円形回転盤に、刃物臨出用の溝孔を複数形成すると共に刃物取付台に刃物を取り付けたものである。そして、箸材を回転回転させながら円形回転盤の下方に搬送し、円形回転盤を回転させることにより、刃物で箸材の先端部を先細状に切削する構成である。
実開昭61−112907号公報
しかしながら、前記従来の箸切削用の刃物装置は、円形回転盤に複数の刃物を取り付ける構成であるため、各刃物の出退調整が煩雑となり、刃物の出退調整には熟練が必要であった。また、円形回転盤に複数の刃物を取り付ける構成は、構造が複雑となる問題もある。
本発明は、熟練を要さず且つ簡単な構成により、箸材の先端部を先細状にスムーズに加工することができる箸材の研削装置を提供することを課題とする。
本発明は、接地される機台の一方から他方に向けて箸材を長手方向に沿って順次搬送させる箸材搬送装置と、前記機台の一方に設けられた箸材供給装置と、該箸材供給装置よりも他方側に設けら且つ箸材を回転させる箸材回転装置と、前記回転する箸材を研削する研削手段とを備え、前記研削手段は、回転盤と該回転盤の下面に設けられたサンドペーパとを備え、回転盤とともに回転するサンドペーパにより、前記箸材の一方を研削することにある。
さらに、前記箸材の研削装置において、前記回転盤の下面は、テーパー状に形成されている。
本発明は、研削手段にサンドペーパを採用することにより、熟練を要さず且つ簡単な構成により、箸材の先端部を先細状に円滑に加工することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1〜図8は、本発明の一実施の形態に係る箸材の研削装置1を示す。
箸材9としては、図9(a)に示すように幅方向寸法Wが一端から他端(先端)にわたって次第に狭くなり、しかも、図9(b)に示すように本実施の形態に係る箸材の研削装置1により先端部9a側が先細状に円滑に切削されている。
箸材の研削装置1は、図1〜図3に示すように、接地される機台10の一方の上流側Aから他方の下流側Bに向けて箸材9を順次搬送させる箸材搬送装置3と、機台10の上流側Aに設けられた箸材供給装置4と、この箸材供給装置4よりも下流側Bに設けら且つ箸材搬送装置3で搬送される箸材9を回転させる箸材回転装置5と、回転する箸材9の先端側を断面円形で且つ先細状に円滑に研削すべく、箸材回転装置5と対峙して設けられた研削手段6とを備えている。
前記箸材搬送装置3は、架台10の上流側Aと下流側Bに、一対の無端帯のコンベア30a、30bがモ−タ31により回転自在に設けられている。このコンベア30a、30bは所定の間隔をおいて互いに平行に配置されている。各はコンベア30a、30bは、箸搬送用凹部33が複数形成されたパレット35を連続的に連結して構成されている。
前記箸供給装置4は、モータ40で連動回転する一対の回転円板41、41と、この回転円板41、41に箸材9を供給する供給ホッパー43とを備えている。一対の回転円板41、41は、コンベア30a、30b間で且つその上方に配置されている。各回転円板41、41の外周部には、箸材9が係合する凹部44が複数形成されている。従って、箸材9は両方の回転円板41、41の凹部44、44にそれぞれ係合することにより、水平な状態で保持される(図6〜図8参照)。
凹部44、44にそれぞれ係合する箸材9の両端部を下方から摺動保持する第1保持板45、45が、各回転円板41、41の両外側に位置するように、回転円板41、41と若干の間隙をおいて機台10側に固定されている。この第1保持板45、45は、帯板を回転円板41、41の周方向に沿って設けられている。
箸材9が回転円板41、41の中心Oよりも下方の位置に搬送されると、凹部44から外れて落下してしまう。そのため、箸材9が凹部44から外れて落下しないように、第2保持板46が設けられている。この第2保持板46も帯板材からなり、箸材9の外側で且つ第1保持板45よりも箸材9の搬送方向下流に位置するように、回転円板41、41の外周に沿って設けられている。
そして、図8に示すように、第2保持板46の上流側先端部46aが前記第1保持板45の下流側端部45aと周方向に重なり合っている。また、第2保持板46の下流側端部46bは、循環するコンベア30a、30bの上面に接近しており、第2保持板46の下流側端部46bを通過した箸材9は、凹部44から外れてコンベア30a、30bに受け渡される。
前記供給ホッパー43は、図6に示すように、上面が開口する投入口47を有するとともに、背面側に傾斜面43aが設けられ、供給ホッパー43内に投入された箸材9が、この傾斜面を滑り落ちるようになっている。供給ホッパー43内には、回転駆動する掻上輪(図示省略)を設け、掻上輪で箸材9を整列させて前記回転する回転円板41、41に順次供給するようにしてもよい。
前記箸材回転装置5は、コンベア30a、30bの上方に設けられ、図示省略のモータで回転駆動する一対のプーリ50、50と、このプーリ50、50間に巻き掛けられた無端体のベルト51と、複数の押えローラ52とからなる。
ベルト51は、図1に示す矢印方向に循環して回転するとともに、ベルト下部51aがコンベア30a、30b間に位置している。従って、ベルト51は、コンベア30a、30bで搬送される箸材9に接触し、その箸材9を図1において反時計方向に回転させることができるようになっている。押えローラ52は、ベルト下部51aに所定の押圧力を付与するためのもので、ベルト下部51aの内面を転動する。
前記研削手段6は、モータ60により減速機(図示省略)を介して回転する垂直の駆動軸61と、この駆動軸61が挿通された水平で且つ円形の回転盤63と、この回転盤63に下面63aに貼着されたサンドペーパ(紙やすり)65とを備えている。回転盤63の下面63aは、図4に示すように回転盤63の中心部の肉厚が最も大きく、径外方向に向けて肉厚が次第に小さくなるように、テーパー状に形成されている。
サンドペーパ65の番手は、箸材9の材質により適宜設定可能であるが、杉材等の場合には、100番程度のものが、仕上がりが良好で最も好ましい。また、サンドペーパ65は、駆動軸61を除く下面63a全面に設けられている。
そして、回転盤63の一部が、一方のコンベア30aの上方に臨んでおり、図2に示す矢印方向に回転する。また、図4および図5に示すように、回転する箸材9の先端部9aを下方から支持するガイド部材66が機台10に設けられている。このガイド部材66は、箸材9の先端部9aを若干上昇させ、サンドペーパ65が箸材9の先端部9aを安定して研削できるように支持するとともに、コンベア30aが研削の支障とならないようにしている。
本実施の形態に係る箸材の研削装置1は、以上の構成からなり、次に、かかる箸材の研削装置1を使用して、箸材9を研削する場合について説明する。
先ず、供給ホッパー43に投入された多数の箸材9は、回転する回転円板41、41の凹部44、44にそれぞれ係合する。なお、箸材9の先端部9a側が研削手段6側を向くように揃えて投入する。
一方、モータ31の作動により、箸材搬送装置3が作動してコンベア30a、30bが循環回転する。そして、供給ホッパー5、5から取出され回転円板41、41で搬送された箸材9がそれぞれコンベア30a、30bの箸搬送用凹部33に順次供給される。
このように、コンベア30a、30bに受け渡された箸材9は、コンベア30a、30bに搬送される。このとき、箸材9は、コンベア30a、30bの搬送方向に対して直交した状態となり、箸材9の先端部9aは、一方のコンベア30aの箸搬送用凹部33に係合している。
この箸材9が箸材回転装置5に到達すると、プーリ50、50の回転により循環回転するベルト51は、コンベア30a、30bの箸搬送用凹部33内で箸材9を回転させる(図1において反時計周りに回転させる。)このように回転しながら箸材9は、研削手段6の回転する回転盤63の下方を通過しようとする。このとき、箸材9は、その先端部9a側がガイド部材66により若干上昇され、回転円盤63とともに回転するサンドペーパ65と接触するため、先端部9a表面が先細状に円滑に切削且つ研磨される。
かかる回転盤63の下面63aをテーパー状に傾斜させていることから、回転盤63の半径方向の研削長さを平面(直線)の場合に比し長くでき、その結果、箸材9の研削代を長くでき、小径なシャープな箸先部を形成することも可能となる。
研削手段6を通過し箸材9は、更に搬送された後に適宜排出される。
前記箸材の研削装置1は、研削手段6にサンドペーパ65を採用している。この結果、従来の箸切削用の刃物装置のように刃物の調整が不要となるため、熟練を要さず且つ簡単な構成により、箸材の先端部を先細状に円滑に加工することができる。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、箸材9が一端から他端にわたって幅方向寸法Wが一定のものであってもよい。また、箸材9は両端側を研削加工するものであってもよい。
また、回転盤63の下面は、必ずしもテーパーに形成する必要はなく、平坦面であってもよい。また、回転盤63および箸材9の回転方向も前記の方向に限定されることはない。
本発明の一実施形態を示す箸材の研削装置の概略正面図である。 同箸材の研削装置の概略平面図である。 同箸材の研削装置の回転円板および供給ホッパーを取り外した状態の斜視図である。 同箸材の研削装置の研削状態を示す断面図である。 同箸材の研削装置の研削状態を示す平面図である。 同箸材供給装置の概略を示す断面正面図である。 同箸材供給装置の平面斜視図である。 同箸材供給装置の要部を示す平面斜視図である。 一対の箸材を示し(a)は研削前の斜視図、(b)は研削後の斜視図である。
符号の説明
1 箸材の研削装置装置
3 箸材搬送装置
4 箸材供給装置
5 箸材回転装置
6 研削手段
9 箸材
9a 箸材の先端部
30a コンベア
30b コンベア
33 箸搬送用凹部
41 回転円板
43 供給ホッパー
45 第1保持板
46 第2保持板
63 回転盤
65 サンドペーパ(紙やすり)

Claims (2)

  1. 接地される機台の一方から他方に向けて箸材を長手方向に沿って順次搬送させる箸材搬送装置と、前記機台の一方に設けられた箸材供給装置と、該箸材供給装置よりも他方側に設けら且つ箸材を回転させる箸材回転装置と、前記回転する箸材を研削する研削手段とを備え、前記研削手段は、回転盤と該回転盤の下面に設けられたサンドペーパとを備え、回転盤とともに回転するサンドペーパにより、前記箸材を研削することを特徴とする箸材の研削装置。
  2. 前記請求項1に記載の箸材の研削装置において、前記回転盤の下面は、テーパー状に形成されていることを特徴とする箸材の研削装置。
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