JP4626353B2 - 置換又は無置換アミノ基を導入した4−ピリジルアルキルチオ基を有する新規環式化合物 - Google Patents

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本発明は医薬として有用な置換又は無置換アミノ基を導入した4−ピリジルアルキルチオ基を有する新規環式化合物又はその塩に関する。それらの化合物は血管新生や血管透過性の亢進が関与する疾患の治療剤、特に癌、関節リウマチ、加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、未熟児網膜症、網膜静脈閉塞症、ポリープ状脈絡膜血管症、糖尿病黄斑浮腫、尋常性乾癬、粥状動脈硬化等の治療剤として有用である。
血管新生とは既存の血管から新しい血管ネットワークが形成される現象であり、おもに細小血管で観察される。血管新生は本来生理的な現象であり、胎生期の血管形成にとって必須であるが、成人では通常、子宮内膜、卵胞等の限られた部位や創傷治癒の過程等の限られた時期にしか観察されない。ところが、癌、関節リウマチ、加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、未熟児網膜症、網膜静脈閉塞症、ポリープ状脈絡膜血管症、糖尿病黄斑浮腫、尋常性乾癬、粥状動脈硬化等の疾患において病的な血管新生が観察され、それらの疾患の病態進展と密接に関係している。血管新生や血管透過性の亢進は、その促進因子と抑制因子のバランスにより調節されており、それらのバランスが崩れることにより血管新生や血管透過性の亢進が進むと考えられている(非特許文献1、非特許文献2参照)。
血管内皮細胞増殖因子(以下、『VEGF』とする)は、血管内皮細胞表面に存在する受容体(Flt−1、KDR/Flk−1等)に特異的に作用して、血管内皮細胞の増殖、遊走、管腔形成による毛細血管ネットワークの構築を促進する因子であり、血管新生の発生や血管透過性の亢進において非常に重要な役割を担っている。そのため、このVEGFを阻害して、血管新生の発生や血管透過性の亢進を制御することにより、血管新生や血管透過性の亢進が関与する疾患を治療する試みが数多く報告されている。このような治療に用いる薬物として、例えば、インドリン−2−オン誘導体(特許文献1参照)、フタラジン誘導体(特許文献2参照)、キナゾリン誘導体(特許文献3参照)、アントラニル酸アミド誘導体(特許文献4参照)、2−アミノニコチン酸誘導体(特許文献5参照)等を挙げることができる。
しかし、これらの特許文献には、4−ピリジルアルキルチオ基を有する環式化合物に関する記載はなされておらず、まして、4−ピリジルアルキルチオ基のピリジン環に置換又は無置換アミノ基を導入した化合物に関する記載は一切なされていない。
一方、置換又は無置換アミノ基を導入した4−ピリジルアルキルチオ基を有する環式化合物に比較的近い化学構造を有する化合物が、非特許文献3及び特許文献6に報告されている。非特許文献3に開示されている化合物は、3−ピリジルアルキルチオ基を有する安息香酸アミド誘導体に関するものであり、その用途として抗菌作用が挙げられている。また、特許文献6は、置換アルキルアミン誘導体とその医薬用途に関するもので、膨大な組み合わせの化学構造を有する化合物が開示されており、その1例として、4−ピリジルアルキルアミノ基を有する誘導体が開示されているにすぎず、置換又は無置換アミノ基を導入した4−ピリジルアルキルチオ基を有する環式化合物に関する記載は全くなされていない。
Molecular Medicine vol.35臨時増刊号 「症候・病態の分子メカニズム」、中山書店、73−74(1998) 蛋白質 核酸 酵素 増刊 「最先端創薬」、共立出版、 1182−1187(2000) II Farmaco−Ed.Sc.,18,288(1963) 国際公開WO98/50356号パンフレット 国際公開WO98/35958号パンフレット 国際公開WO97/30035号パンフレット 国際公開WO00/27819号パンフレット 国際公開WO01/55114号パンフレット 国際公開WO02/066470号パンフレット
置換又は無置換アミノ基を導入した4−ピリジルアルキルチオ基を有する新規環式化合物の合成研究及びそれらの化合物の薬理作用を見出すことは非常に興味ある課題である。
本発明者等は置換又は無置換アミノ基を導入した4−ピリジルアルキルチオ基を有する新規環式化合物の合成研究を行い、数多くの新規化合物を創製することに成功した。
さらに、それらの化合物の薬理作用を種々研究したところ、それらの化合物は細胞増殖抑制作用、腫瘍増殖抑制作用、足浮腫抑制作用及び/又は脈絡膜血管新生阻害効果を有し、血管新生及び/又は血管透過性の亢進が関与する疾患の治療剤、特に癌、関節リウマチ、加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、未熟児網膜症、網膜静脈閉塞症、ポリープ状脈絡膜血管症、糖尿病黄斑浮腫、尋常性乾癬、粥状動脈硬化等の治療剤として有用であることを見出し、本発明を完成させた。
本発明は医薬として有用な置換又は無置換アミノ基を導入した4−ピリジルアルキルチオ基を有する新規環式化合物又はその塩を提供する。本発明に係る新規環式化合物は、優れた細胞増殖抑制作用、腫瘍増殖抑制作用、足浮腫抑制作用及び/又は脈絡膜血管新生阻害効果を有し、血管新生及び/又は血管透過性の亢進が関与する疾患、例えば、癌、関節リウマチ、加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、未熟児網膜症、網膜静脈閉塞症、ポリープ状脈絡膜血管症、糖尿病黄斑浮腫、尋常性乾癬、粥状動脈硬化等の治療剤として有用である。
本発明は一般式(1)で表される化合物又はその塩(以下、特記なき限り『本発明化合物』とする)及び本発明化合物を含有する医薬組成物に関する。本発明化合物は4−ピリジルアルキルチオ基のピリジン環部分に置換又は無置換アミノ基を導入した点に化学構造的特徴を有する。
また、本発明化合物の医薬用途をより詳しく説明すると、本発明化合物を有効成分とする血管新生及び/又は血管透過性の亢進が関与する疾患の治療剤に関するものであり、例えば、癌、関節リウマチ、加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、未熟児網膜症、網膜静脈閉塞症、ポリープ状脈絡膜血管症、糖尿病黄斑浮腫、尋常性乾癬、粥状動脈硬化等の治療剤に関するものである。
Figure 0004626353
[式中、環Aはベンゼン環、又はシクロアルカン環と縮合していてもよい芳香族複素五員環若しくは芳香族複素六員環を示し;
及びRは同一又は異なって、水素原子、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換アルコキシ基、置換若しくは無置換アリールオキシ基、置換若しくは無置換アルキル基、置換若しくは無置換シクロアルキル基、置換若しくは無置換アリール基、置換若しくは無置換複素環、アミノ基、置換若しくは無置換アルキルアミノ基、置換若しくは無置換アリールアミノ基、又は置換若しくは無置換アシル基を示し;
とRは一緒になって、置換又は無置換複素環を形成してもよく;
及びRは同一又は異なって、水素原子、置換若しくは無置換アルキル基、置換若しくは無置換シクロアルキル基、置換若しくは無置換アリール基、置換若しくは無置換複素環、ヒドロカルボニル基、置換若しくは無置換アルキルカルボニル基、置換若しくは無置換アリールカルボニル基又はZ−Rを示し;
とRは一緒になって、置換又は無置換複素環を形成してもよく;
ZはCO、CS、COBO、CSBO、CONB、CSBNR、CONBSO、CSBNRSO又はSO示し;
は水素原子、置換若しくは無置換アルキル基、置換若しくは無置換アルケニル基、置換若しくは無置換アルキニル基、置換若しくは無置換シクロアルキル基、置換若しくは無置換アリール基、置換若しくは無置換複素環、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ヒドロカルボニル基、置換若しくは無置換アルキルカルボニル基、置換若しくは無置換アリールカルボニル基、又は置換若しくは無置換複素環カルボニル基を示し;
とRは一緒になって置換又は無置換複素環を形成してもよく;
は水素原子、置換若しくは無置換アルキル基、又は置換若しくは無置換アリール基を示し;
X及びYは同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換アルコキシ基、置換若しくは無置換アリールオキシ基、置換若しくは無置換アルキル基、置換若しくは無置換シクロアルキル基、置換若しくは無置換アリール基、置換若しくは無置換アルキルアミノ基、置換若しくは無置換アリールアミノ基、メルカプト基、置換若しくは無置換アルキルチオ基、置換若しくは無置換アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を示し;
はアルキレン基を示し;
は単結合又はアルキレン基を示し;
pは0、1又は2を示し;
qは0又は1を示す。以下、同じ。]
前記で規定した各原子、環又は基は、本明細書全体を通して下記の意味を有するものとする。
『シクロアルカン環』とは炭素原子数3〜8個のシクロアルカン環を示す。具体例として、シクロプロパン環、シクロブタン環、シクロペンタン環、シクロヘキサン環、シクロヘプタン環、シクロオクタン環等が挙げられる。
『芳香族複素五員環』とは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される1又は複数のヘテロ原子を環内に有する単環式芳香族複素五員環を示す。具体例として、窒素原子を環内に有するピロール環、ピラゾール環、イミダゾール環又は[1,2,3]トリアゾール環が、酸素原子を環内に有するフラン環が、硫黄原子を環内に有するチオフェン環が、窒素原子と酸素原子を環内に有するオキサゾール環又はイソオキサゾール環が、窒素原子と硫黄原子を環内に有するチアゾール環又はイソチアゾール環が挙げられ、好ましくはピラゾール環、フラン環又はチオフェン環が、特に好ましくはチオフェン環が挙げられる。
『シクロアルカン環と縮合した芳香族複素五員環』とはシクロアルカン環と芳香族複素五員環とが縮合した2員環を示す。
『芳香族複素六員環』とは1又は複数の窒素原子を環内に有する単環式芳香族複素六員環を示す。具体例として、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジン環、[1,2,3]トリアジン環、[1,2,4,]トリアジン環又は[1,2,3,4]テトラジン環が挙げられ、好ましくはピリジン環又はピラジン環が、特に好ましくはピリジン環が挙げられる。
『シクロアルカン環と縮合した芳香族複素六員環』とは、シクロアルカン環と芳香族複素六員環とが縮合した2員環を示す。
『アルキレン』とは炭素原子数1〜8個の直鎖又は分枝のアルキレンを示す。具体例として、メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、メチルメチレン、ジメチルメチレン、プロピレン、2−メチルトリメチレン等が挙げられる。
『アルコキシ』とは炭素原子数1〜6個の直鎖又は分枝のアルコキシを示す。具体例として、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ヘキシルオキシ、イソプロポキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、イソペントキシ等が挙げられる。
『アルキル』とは炭素原子数1〜6個の直鎖又は分枝のアルキルを示す。具体例としてメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソペンチル等が挙げられる。
『シクロアルキル』とは炭素原子数3〜8個のシクロアルキルを示す。また、2又は3個のシクロアルカン環の縮合により形成される飽和多環式炭化水素も本願発明の『シクロアルキル』に含まれる。シクロアルキルの具体例として、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル等、飽和多環式炭化水素の具体例として、アダマンチル等が挙げられる。
『アリール』とは炭素原子数6〜14個の、単環式芳香族炭化水素又は2環式若しくは3環式の縮合多環式芳香族炭化水素を示す。また、それらとシクロアルカン環の縮合により形成される縮合多環式炭化水素も本願発明の『アリール』に含まれる。単環式芳香族炭化水素の具体例として、フェニルが、縮合多環式芳香族炭化水素の具体例として、ナフチル、アントリル、フェナントリル等が、縮合多環式炭化水素の具体例として、インダニル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロアントラニル等が挙げられる。
『アリールオキシ』とは炭素原子数6〜14個の単環式芳香族炭化水素オキシ若しくは縮合多環式芳香族炭化水素オキシ、又はそれらとシクロアルカン環の縮合により形成される縮合多環式炭化水素オキシを示す。単環式芳香族炭化水素オキシの具体例として、フェノキシが、縮合多環式芳香族炭化水素の具体例として、ナフチルオキシ、アントリルオキシ、フェナントリルオキシ等が、縮合多環式炭化水素の具体例として、インダニルオキシ、テトラヒドロナフチルオキシ、テトラヒドロアントラニルオキシ等が挙げられる。
『複素環』とは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される1又は複数のヘテロ原子を環内に有する飽和若しくは不飽和の単環式複素環或いは2環式又は3環式の縮合多環式複素環を示す。
飽和の単環式複素環の具体例として、窒素原子を環内に有するアジリジン、アゼチジン、ピロリジン、ピラゾリジン、イミダゾリジン、トリアゾリジン、ピペリジン、ヘキサヒドロピリダジン、ヘキサヒドロピリミジン、ピペラジン、ホモピペリジン、ホモピペラジン等が、酸素原子を環内に有するオキシラン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等が、硫黄原子を環内に有するテトラヒドロチオフェン、テトラヒドロチオピラン等が、窒素原子と酸素原子を環内に有するオキサゾリジン、イソオキサゾリジン、モルホリン等が、窒素原子と硫黄原子を環内に有するチアゾリジン、イソチアゾリジン、チオモルホリン等が挙げられる。
また、それらの飽和の単環式複素環はベンゼン環等と縮合してジヒドロインドール、ジヒドロインダゾール、ジヒドロベンゾイミダゾール、テトラヒドロキノリン、テトラヒドロイソキノリン、テトラヒドロシンノリン、テトラヒドロフタラジン、テトラヒドロキナゾリン、テトラヒドロキノキサリン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロイソベンゾフラン、クロマン、イソクロマン、ジヒドロベンゾチオフェン、ジヒドロイソベンゾチオフェン、チオクロマン、イソチオクロマン、ジヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベンゾイソオキサゾール、ジヒドロベンゾオキサジン、ジヒドロベンゾチアゾール、ジヒドロベンゾイソチアゾール、ジヒドロベンゾチアジン、キサンテン、4a−カルバゾール、ペリミジン等の縮合多環式複素環を形成してもよい。
不飽和の単環式複素環の具体例として、窒素原子を環内に有するジヒドロピロール、ピロール、ジヒドロピラゾール、ピラゾール、ジヒドロイミダゾール、イミダゾール、ジヒドロトリアゾール、トリアゾール、テトラヒドロピリジン、ジヒドロピリジン、ピリジン、テトラヒドロピリダジン、ジヒドロピリダジン、ピリダジン、テトラヒドロピリミジン、ジヒドロピリミジン、ピリミジン、テトラヒドロピラジン、ジヒドロピラジン、ピラジン等が、酸素原子を環内に有するジヒドロフラン、フラン、ジヒドロピラン、ピラン等が、硫黄原子を環内に有するジヒドロチオフェン、チオフェン、ジヒドロチオピラン、チオピラン等が、窒素原子と酸素原子を環内に有するジヒドロオキサゾール、オキサゾール、ジヒドロイソオキサゾール、イソオキサゾール、ジヒドロオキサジン、オキサジン、等が、窒素原子と硫黄原子を環内に有するジヒドロチアゾール、チアゾール、ジヒドロイソチアゾール、イソチアゾール、ジヒドロチアジン、チアジン等が挙げられる。
また、それらの不飽和の単環式複素環はベンゼン環等と縮合してインドール、インダゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ジヒドロキノリン、キノリン、ジヒドロイソキノリン、イソキノリン、フェナントリジン、ジヒドロシンノリン、シンノリン、ジヒドロフタラジン、フタラジン、ジヒドロキナゾリン、キナゾリン、ジヒドロキノキサリン、キノキサリン、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、クロメン、イソクロメン、ベンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、チオクロメン、イソチオクロメン、ベンゾオキサゾール、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾオキサジン、ベンゾチアゾール、ベンゾイソチアゾール、ベンゾチアジン、フェノキサンチン、カルバゾール、β−カルボリン、フェナントリジン、アクリジン、フェナントロリン、フェナジン、フェノチアジン、フェノキサジン等の縮合多環式複素環を形成してもよい。
『アルキルアミノ』とは炭素原子数1〜6個のモノアルキルアミノ又は炭素原子数2〜12個のジアルキルアミノを示す。モノアルキルアミノの具体例として、メチルアミノ、エチルアミノ、ヘキシルアミノ等が、ジアルキルアミノの具体例として、エチルメチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジヘキシルアミノ等が挙げられる。
『アリールアミノ』とは炭素原子数6〜20個のモノアリールアミノ又は炭素原子数12〜28個のジアリールアミノを示す。モノアリールアミノの具体例として、フェニルアミノ、ナフチルアミノ、エチルフェニルアミノ等が、ジアリールアミノの具体例としてジフェニルアミノ、ジアントリルアミノ等が挙げられる。
『アシル』とはヒドロカルボニル、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、アリールカルボニル又は複素環カルボニルを示す。ヒドロカルボニルの具体例として、ホルミルが、アルキルカルボニルの具体例として、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、モノクロロアセチル、トリフルオロアセチル等が、シクロアルキルカルボニルの具体例として、シクロペンタンカルボニル、シクロヘキサンカルボニル等が、アリールカルボニルの具体例として、ベンゾイル、ナフトイル、トルオイル等が、複素環カルボニルの具体例として、フロイル、テノイル、ピコリノイル、ニコチノイル、イソニコチノイル等が挙げられる。
『アルケニル』とは炭素原子数2〜8個の直鎖又は分枝のアルケニルを示す。具体例として、ビニル、アリル、1−プロペニル、3−ブテニル、3−ペンテニル、4−ヘキセニル、5−ヘプテニル、7−オクテニル、1−メチルビニル等が挙げられる。
『アルキニル』とは炭素原子数2〜8個の直鎖又は分枝のアルキニルを示す。具体例としてエチニル、2−プロピニル、2−ブチニル、3−ペンチニル、4−ヘキシニル、5−ヘプチニル、7−オクチニル、2−メチルブチニル等が挙げられる。
『ハロゲン』とはフッ素、塩素、臭素又はヨウ素を示す。
『カルボキシ基のエステル』とはアルキルアルコール、アリールアルコール等とのエステルを示す。アルキルアルコールの具体例として、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール等が挙げられる。アリールアルコールの具体例として、フェノール、ナフトール、アントロール、クレゾール、キシレノール等が挙げられる。
『カルボキシ基のアミド』とはアルキルアミン、シクロアルキルアミン、アリールアミン、複素環アミン等とのアミドを示す。アルキルアミンの具体例として、メチルアミン、エチルアミン、エチルメチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ベンジルアミン等が、シクロアルキルアミンの具体例として、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン、シクロヘキシルメチルアミン等が、アリールアミンの具体例として、アニリン、ナフチルアミン、ジフェニルアミン、エチルフェニルアミン、アニシジン、トルイジン等が、複素環アミンの具体例として、ベンゾフランアミン、キノリルアミン等が挙げられる。
『アルキルカルボニル』とは、炭素原子数2〜7個の直鎖又は分枝のアルキルカルボニルを示す。具体例としてメチルカルボニル、エチルカルボニル、n−プロピルカルボニル、n−ブチルカルボニル、n−ペンチルカルボニル、n−ヘキシルカルボニル、イソプロピルカルボニル、イソブチルカルボニル、sec−ブチルカルボニル、tert−ブチルカルボニル、イソペンチルカルボニル等が挙げられる。
『アリールカルボニル』とは、炭素原子数7〜15個の単環式芳香族炭化水素カルボニル若しくは縮合多環式芳香族炭化水素カルボニル、又はそれらとシクロアルカン環の縮合により形成される縮合多環式炭化水素カルボニルを示す。単環式芳香族炭化水素オキシの具体例として、フェニルカルボニルが、縮合多環式芳香族炭化水素の具体例として、ナフチルカルボニル、アントリルカルボニル、フェナントリルカルボニル等が、縮合多環式炭化水素の具体例として、インダニルカルボニル、テトラヒドロナフチルカルボニル、テトラヒドロアントラニルカルボニル等が挙げられる。
『複素環カルボニル』とは、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される1又は複数のヘテロ原子を環内に有する飽和若しくは不飽和の単環式複素環カルボニル或いは2環式又は3環式の縮合多環式複素環カルボニルを示す。
『アルキルスルホニル』とは、炭素原子数1〜6個の直鎖又は分枝のアルキルスルホニルを示す。具体例としてメチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、n−ペンチルスルホニル、n−ヘキシルスルホニル、イソプロピルスルホニル、イソブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル、tert−ブチルスルホニル、イソペンチルスルホニル等が挙げられる。
『アリールスルホニル』とは、炭素原子数6〜14個の単環式芳香族炭化水素スルホニル若しくは縮合多環式芳香族炭化水素スルホニル、又はそれらとシクロアルカン環の縮合により形成される縮合多環式炭化水素スルホニルを示す。単環式芳香族炭化水素オキシの具体例として、フェニルスルホニルが、縮合多環式芳香族炭化水素の具体例として、ナフチルスルホニル、アントリルスルホニル、フェナントリルスルホニル等が、縮合多環式炭化水素の具体例として、インダニルスルホニル、テトラヒドロナフチルスルホニル、テトラヒドロアントラニルスルホニル等が挙げられる。
『アルキルチオ』とは炭素原子数1〜6個の、直鎖又は分枝のアルキルチオを示す。具体例として、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、n−ブチルチオ、n−ペンチルチオ、n−ヘキシルチオ、イソプロピルチオ、イソブチルチオ、sec−ブチルチオ、tert−ブチルチオ、イソペンチルチオ等が挙げられる。
『アリールチオ』とは炭素原子数6〜14個の、単環式芳香族炭化水素チオ又は2環式若しくは3環式の縮合多環式芳香族炭化水素チオを示す。また、それらとシクロアルカン環の縮合により形成される2環式〜4環式の縮合多環式炭化水素チオを示す。単環式芳香族炭化水素チオの具体例として、フェニルチオが、縮合多環式芳香族炭化水素チオの具体例として、ナフチルチオ、アントリルチオ、フェナントリルチオが、縮合多環式炭化水素チオの具体例として、インダンチオ、テトラヒドロナフチルチオ、テトラヒドロアントリルチオ等が挙げられる。
『ハロゲノアルコキシ』とは、同一又は異なって、1又は複数のハロゲン原子を置換基として有するアルコキシ基を示す。
『ヒドロキシアルコキシ』とは、1又は複数のヒドロキシ基を置換基として有するアルコキシ基を示す。
『アルコキシアルコキシ』とは、同一又は異なって、1又は複数のアルコキシ基を置換基として有するアルコキシ基を示す。
『アリールオキシアルコキシ』とは、同一又は異なって、1又は複数のアリール基を置換基として有するアルコキシ基を示す。
『ハロゲノアルキル』とは、同一又は異なって、1又は複数のハロゲン原子を置換基として有するアルキル基を示す。
『ヒドロキシアルキル』とは、1又は複数のヒドロキシ基を置換基として有するアルキル基を示す。
『アルコキシアルキル』とは、同一又は異なって、1又は複数のアルコキシ基を置換基として有するアルキル基を示す。
『アリールオキシアルキル』とは、同一又は異なって、1又は複数のアリール基を置換基として有するアルキル基を示す。
『ヒドロキシアリール』とは、1又は複数のヒドロキシ基を置換基として有するアリール基を示す。
『アルコキシアリール』とは、同一又は異なって、1又は複数のアルコキシ基を置換基として有するアリール基を示す。
『置換アルコキシ基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリール基で置換されたアルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基で置換されたアリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアルコキシ基を示す。
『置換アリールオキシ基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアリールオキシ基を示す。
『置換アルキル基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基、ハロゲン原子で置換されたアリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアルキル基を示す。
『置換シクロアルキル基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するシクロアルキル基を示す。
『置換アリール基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されたアルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ハロゲン原子で置換されたアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアリール基、又は、環内に1又は複数の、カルボニル基又はチオカルボニル基を有するアリール基を示す。
『置換複素環』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されたアルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ハロゲン原子で置換されたアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有する複素環、又は、環内に1又は複数の、カルボニル基又はチオカルボニル基を有する複素環を示す。
『置換アルキルアミノ基』とは、そのアルキル部分が、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアミノ基を示す。
『置換アリールアミノ基』とは、そのアリール部分が、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアリールアミノ基、又は、環内に1又は複数の、カルボニル基又はチオカルボニル基を有するアリールアミノ基を示す。
『置換アシル基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアシル基を示す。
『置換アルケニル基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアルケニル基を示す。
『置換アルキニル基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアルキニル基を示す。
『置換アルキルカルボニル基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基、ハロゲン原子で置換されたアリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアルキルカルボニル基を示す。
『置換アリールカルボニル基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されたアルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ハロゲン原子で置換されたアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアリールカルボニル基、又は、環内に1又は複数の、カルボニル基又はチオカルボニル基を有するアリールカルボニル基を示す
『置換複素環カルボニル基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されたアルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ハロゲン原子で置換されたアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有する複素環カルボニル基、又は、環内に1又は複数の、カルボニル基又はチオカルボニル基を有する複素環カルボニル基を示す。
『置換アルキルチオ基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリール基で置換されたアルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基で置換されたアリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアルキルチオ基を示す。
『置換アリールチオ基』とは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を置換基として有するアリールチオ基、又は、環内に1又は複数の、カルボニル基又はチオカルボニル基を有するアリールチオ基を示す
本発明化合物が遊離のヒドロキシ基、遊離のアミノ基、遊離のアルキルアミノ基、遊離のアリールアミノ基又は遊離のメルカプト基を置換基として有する場合、それらの置換基は保護基で保護されていてもよい。また、複素環基が遊離の窒素原子を有する場合も、該窒素原子は保護基で保護されていてもよい。
『遊離のヒドロキシ基の保護基』とは、メチル基、メトキシメチル基、ベンジル基、4−メトキシフェニルメチル基、アリル基等の置換若しくは無置換アルキル基又は無置換アルケニル基;3−ブロモテトラヒドロピラニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基等の置換若しくは無置換複素環基;アセチル基、トリフルオロアセチル基、ベンゾイル基、4−クロロベンゾイル基等の置換若しくは無置換アルキルカルボニル基又は置換若しくは無置換アリールカルボニル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基、9−フルオレニルメトキシカルボニル基、ビニルオキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、フェニルオキシカルボニル基、p−ニトロフェニルオキシカルボニル基等の置換若しくは無置換アルキルオキシカルボニル基、無置換アルケニルオキシカルボニル基又は置換若しくは無置換アリールオキシカルボニル基;トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリイソプロピルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基、tert−ブチルジフェニルシリル基等の置換シリル基;等の保護基として汎用されるものを示す。
『遊離のアミノ基、遊離のアルキルアミノ基、遊離のアリールアミノ基又は複素環基が窒素原子を環内に有する場合における遊離の窒素原子の保護基』とは、アリル基等の無置換アルケニル基;ホルミル基等のヒドロカルボニル基;アセチル基、トリクロロアセチル基、トリフルオロアセチル基、ベンゾイル基、4−クロロベンゾイル基、ピコリノイル基等の置換若しくは無置換アルキルカルボニル基、置換若しくは無置換アリールカルボニル基又は無置換複素環カルボニル基;メトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、ジフェニルメトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、m−ニトロフェノキシカルボニル基等の置換若しくは無置換アルキルオキシカルボニル又は置換若しくは無置換アリールオキシカルボニル基;メチルスルホニル基、ベンジルスルホニル基、フェニルスルホニル基、4−クロロフェニルスルホニル基、トリルスルホニル基、2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル基等の置換若しくは無置換アルキルスルホニル基又は置換若しくは無置換アリールスルホニル基;等の保護基として汎用されるものを示す。
『遊離のメルカプト基の保護基』とは、メチル基、メトキシメチル基、ベンジル基、4−メトキシフェニルメチル基、アリル基等の置換若しくは無置換アルキル基又は無置換アルケニル基;3−ブロモテトラヒドロピラニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基等の置換若しくは無置換複素環基;アセチル基、トリフルオロアセチル基、ベンゾイル基、4−クロロベンゾイル基等の置換若しくは無置換アルキルカルボニル基又は置換若しくは無置換アリールカルボニル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基、9−フルオレニルメトキシカルボニル基、ビニルオキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、フェニルオキシカルボニル基、p−ニトロフェニルオキシカルボニル基等の置換若しくは無置換アルキルオキシカルボニル基、無置換アルケニルオキシカルボニル基又は置換若しくは無置換アリールオキシカルボニル基;等の保護基として汎用されるものを示す。
本発明でいう『複数の基』はそれぞれの基が同一のものでも、異なるものであってもよい。
また、本発明でいう『基』には各原子及び各環も含まれる。
本発明化合物における『塩』とは医薬として許容される塩であれば、特に制限はなく、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等の無機酸との塩、酢酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、クエン酸、酒石酸、アジピン酸、乳酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸との塩、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属との塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属との塩、アンモニア、ヨウ化メチル等との四級塩等が挙げられる。
本発明化合物に幾何異性体又は光学異性体が存在する場合は、それらの異性体も本発明の範囲に含まれる。
また、本発明化合物は水和物又は溶媒和物の形態をとっていてもよい。
さらに、本発明化合物にプロトン互変異性が存在する場合には、それらの互変異性体も本発明の範囲に含まれる。
(a)本発明化合物における好ましい例として、下記の規定を充足する化合物又はその塩が挙げられる。
一般式(1)において、
(a1)環Aはベンゼン環、チオフェン環又はピリジン環を示し;及び/又は
(a2)Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は複素環を示し;及び/又は
(a3)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はアリール基、ヒドロキシアリール基及びアルコキシアリール基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(a4)Rがアリール基の場合、該アリール基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲノアルコキシ基、ヒドロカルボニルオキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ基、アルキル基、ハロゲノアルキル基及びアリール基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(a5)Rは水素原子、アルキル基又はアリール基を示し;及び/又は
(a6)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はカルボキシ基、アルコキシカルボニル基及びアリールオキシカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(a7)Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環又はZ−Rを示し;及び/又は
(a8)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基及びアリールアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(a9)Rが複素環の場合、該複素環は1又は複数のシアノ基を置換基として有してもよく;及び/又は
(a10)RとRは一緒になって複素環を形成してもよく;及び/又は
(a11)RとRが一緒になって複素環を形成した場合、該複素環はヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、アリールオキシアルキル基、アリール基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基及びアリールアミノカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく、また、該複素環は環内にカルボニル基を有してもよい;及び/又は
(a12)Rは水素原子、アルキル基、アリール基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基又はアリールカルボニル基を示し;及び/又は
(a13)Rがアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基は1又は複数のアルキルカルボニルオキシ基を置換基として有してもよく;及び/又は
(a14)ZがCO、CS、CO−B−O、CS−B−O、CO−B−NR、CS−B−NR、CO−B−NRSO、CS−B−NRSO又はSOを示し;及び/又は
(a15)Rは水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、複素環カルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基又はアリールアミノカルボニル基を示し;及び/又は
(a16)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、アリールオキシアルコキシ基、シクロアルキル基、アリール基、複素環、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、ヒドロカルボニルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基及びシアノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(a17)Rがアリール基の場合、該アリール基は1又は複数のハロゲン原子を置換基として有してもよく;及び/又は
(a18)Rが複素環の場合、該複素環はアルキル基及びアリール基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(a19)Rがアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基はカルボキシ基、ヒドロカルボニルオキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はアリールアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(a20)RとRは一緒になって複素環を形成してもよく;及び/又は
(a21)RとRが一緒になって複素環を形成する場合、該複素環はヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、アリールオキシアルキル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルボニル基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基及びアリールカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく、また、該複素環は環内にカルボニル基を有してもよい;及び/又は
(a22)Rは水素原子、アルキル基又はアリール基を示し;及び/又は
(a23)X及びYは同一又は異なって水素原子、ハロゲン原子及びアルキル基から選択される1又は複数の基を示し;及び/又は
(a24)Bはアルキレン基を示し;及び/又は
(a25)Bは単結合又はアルキレン基を示し;及び/又は
(a26)pは0、1又は2を示し;及び/又は
(a27)qは0又は1を示す。
すなわち、一般式(1)で示される化合物において、上記(a1)、(a2)、(a3)、(a4)、(a5)、(a6)、(a7)、(a8)、(a9)、(a10)、(a11)、(a12)、(a13)、(a14)、(a15)、(a16)、(a17)、(a18)、(a19)、(a20)、(a21)、(a22)、(a23)、(a24)、(a25)、(a26)及び(a27)から選択される1又は2以上の各組み合わせからなる化合物又はその塩。
(b)本発明化合物におけるより好ましい例として、下記の規定を充足する化合物又はその塩が挙げられる。
一般式(1)において、
(b1)環Aがベンゼン環、チオフェン環又はピリジン環を示し;及び/又は
(b2)Rがアルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は複素環を示し;及び/又は
(b3)Rがアルキル基の場合、該アルキル基は1又は複数のアルコキシアリール基を置換基として有してもよく;及び/又は
(b4)Rがアリール基の場合、該アリール基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲノアルコキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキル基及びハロゲノアルキル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(b5)Rが水素原子又はアルキル基を示し;及び/又は
(b6)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はカルボキシ基及びアルコキシカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(b7)Rが水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環又はZ−Rを示し;及び/又は
(b8)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はヒドロキシ基及びアルキルアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(b9)Rが複素環の場合、該複素環は1又は複数のシアノ基を置換基として有してもよく;及び/又は
(b10)RとRが一緒になって複素環を形成してもよく;及び/又は
(b11)RとRが一緒になって複素環を形成した場合、該複素環はヒドロキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニル基及びアルキルアミノカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく、また、該複素環は環内にカルボニル基を有してもよい;及び/又は
(b12)Rが水素原子、アルキル基又はアルキルカルボニル基を示し;及び/又は
(b13)Rがアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基は1又は複数のアルキルカルボニルオキシ基を置換基として有してもよく;及び/又は
(b14)ZがCO、CO−B−O、CO−B−NR、CS−B−NR、CO−B−NRSO又はSOを示し;及び/又は
(b15)Rが水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニル基、複素環カルボニル基又はアルキルアミノカルボニル基を示し;及び/又は
(b16)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、シクロアルキル基、複素環、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アルキルチオ基及びシアノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(b17)Rがアリール基の場合、該アリール基は1又は複数のハロゲン原子を置換基として有してもよく;及び/又は
(b18)Rが複素環の場合、該複素環は1又は複数のアルキル基を置換基として有してもよく;及び/又は
(b19)Rがアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基はカルボキシ基、アルキルカルボニルオキシ基及びアルキルアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(b20)RとRが一緒になって複素環を形成してもよく;及び/又は
(b21)RとRが一緒になって複素環を形成する場合、該複素環はヒドロキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニル基又はアルキルカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく、また、該複素環は環内にカルボニル基を有してもよい;及び/又は
(b22)Rが水素原子又はアルキル基を示し;及び/又は
(b23)X及びYが水素原子を示し;及び/又は
(b24)Bがアルキレン基を示し;及び/又は
(b25)Bが単結合又はアルキレン基を示し;及び/又は
(b26)pが0又は1を示し;及び/又は
(b27)qが0を示す。
すなわち、一般式(1)で示される化合物において、上記(b1)、(b2)、(b3)、(b4)、(b5)、(b6)、(b7)、(b8)、(b9)、(b10)、(b11)、(b12)、(b13)、(b14)、(b15)、(b16)、(b17)、(b18)、(b19)、(b20)、(b21)、(b22)、(b23)、(b24)、(b25)、(b26)及び(a27)から選択される1又は2以上の各組み合わせからなる化合物又はその塩。
(c)本発明化合物におけるさらに好ましい例として、下記の規定を充足する化合物又はその塩が挙げられる。
一般式(1)において、
(c1)環Aがベンゼン環、チオフェン環又はピリジン環を示し;及び/又は
(c2)Rがアリール基又は複素環を示し;及び/又は
(c3)Rがアリール基の場合、該アリール基はハロゲン原子、ハロゲノアルコキシ基、アルキル基及びハロゲノアルキル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(c4)Rが水素原子を示し;及び/又は
(c5)Rが水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環又はZ−Rを示し;及び/又は
(c6)Rがアルキル基の場合、該アルキル基は1又は複数のアルキルアミノ基を置換基として有してもよく;及び/又は
(c7)Rが複素環の場合、該複素環は1又は複数のシアノ基を置換基として有してもよく;及び/又は
(c8)RとRが一緒になって複素環を形成してもよく;及び/又は
(c9)RとRが一緒になって複素環を形成した場合、該複素環はアルキル基及びアルキルカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(c10)Rが水素原子又はアルキル基を示し;及び/又は
(c11)ZがCO、CO−B−O、CO−B−NR、CO−B−NRSO又又はSOを示し;及び/又は
(c12)Rが水素原子、アルキル基、アリール基、アルキルカルボニル基又はアルキルアミノカルボニル基を示し;及び/又は
(c13)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、複素環、アルキルアミノ基及びアルキルカルボニルアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(c14)Rがアリール基の場合、該アリール基は1又は複数のハロゲン原子を置換基として有してもよく;及び/又は
(c15)Rがアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基は1又は複数のカルボキシ基を置換基として有してもよく;及び/又は
(c16)RとRが一緒になって複素環を形成してもよく;及び/又は
(c17)RとRが一緒になって複素環を形成する場合、該複素環は1又は複数のヒドロキシアルキル基を置換基として有してもよく;及び/又は
(c18)Rが水素原子又はアルキル基を示し;及び/又は
(c19)X及びYが水素原子を示し;及び/又は
(c20)Bがアルキレン基を示し;及び/又は
(c21)Bが単結合又はアルキレン基を示し;及び/又は
(c22)pが0を示し;及び/又は
(c23)qが0を示す。
すなわち、一般式(1)で示される化合物において、上記(c1)、(c2)、(c3)、(c4)、(c5)、(c6)、(c7)、(c8)、(c9)、(c10)、(c11)、(c12)、(c13)、(c14)、(c15)、(c16)、(c17)、(c18)、(c19)、(c20)、(c21)、(c22)及び(c23)から選択される1又は2以上の各組み合わせからなる化合物又はその塩。
(d)本発明化合物における薬理活性的に好ましい例として、前記(a)〜(c)のいずれか1記載の規定を充足し、かつ、一般式(1)において、環Aがピリジン環又はチオフェン環である化合物又はその塩が挙げられ、環Aがピリジン環である化合物又はその塩が特に好ましい。
(e)本発明化合物における薬理活性的により好ましい例として、前記(a)〜(d)のいずれか1記載の規定を充足し、かつ、一般式(1)において、部分構造(C)
Figure 0004626353
と部分構造(D)
Figure 0004626353
が環A上の隣接する炭素原子に結合した化合物又はその塩が挙げられる。
(f)本発明化合物における薬理活性的にさらに好ましい例として、前記(d)の規定及び前記(e)の規定を充足し、さらに、部分構造(C)又は(D)が、環A上のヘテロ原子のα位に位置する炭素原子と結合している化合物又はその塩が挙げられる。
(g)本発明化合物における特に好ましい例として、前記(a)〜(f)のいずれか1記載の規定を充足し、かつ、下記の規定を充足する化合物又はその塩が挙げられる。
一般式(1)において、
(g1)RがZ−Rを示し;及び/又は
(g2)ZがCO、CO−B−O、CO−B−NR、CO−B−NRSOを示し;及び/又は
(g3)Rが水素原子、アルキル基、アリール基、アルキルカルボニル基又はアルキルアミノカルボニル基を示し;及び/又は
(g4)Rがアルキル基の場合、該アルキル基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、複素環、アルキルアミノ基及びアルキルカルボニルアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;及び/又は
(g5)Rがアリール基の場合、該アリール基は1又は複数のハロゲン原子を置換基として有してもよく;及び/又は
(g6)Rがアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基は1又は複数のカルボキシ基を置換基として有してもよく;及び/又は
(g7)RとRが一緒になって複素環を形成してもよく;及び/又は
(g8)RとRが一緒になって複素環を形成する場合、該複素環は1又は複数のヒドロキシアルキル基を置換基として有してもよく;及び/又は
(g9)Rが水素原子又はアルキル基を示し;及び/又は
(g10)Bが単結合又はアルキレン基を示す。
すなわち、前記(a)〜(f)のいずれか1記載の規定を充足し、かつ、一般式(1)で示される化合物において、上記(g1)、(g2)、(g3)、(g4)、(g5)、(g6)、(g7)、(g8)、(g9)及び(g10)から選択される1又は2以上の各組み合わせからなる化合物又はその塩。
本発明化合物における特に好ましい具体的化合物例を以下に示す。
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−シクロプロピルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−モルホリノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(インダン−5−イル)−2−(2−モルホリノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−n−ペンチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(5−シアノチアゾール−2−イルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(インダン−5−イル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ベンザミド、
・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ベンザミド、
・3−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド、
・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−プロピオニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−トリフルオロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−イソブチリルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ピバロイルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ベンザミド、
・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ベンザミド、
・3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド、
・3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(N’−n−プロピルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(N’−tert−ブチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(N’−4−クロロフェニルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ホルミルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−フェニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3−クロロ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(3−ヒドロキシカルボニルプロピオニルオキシ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メタンスルホニルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ジメチルアミノカルボニルオキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−モルホリノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−モルホリノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(3−ヒドロキシプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−アセチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−アセチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(3−ヒドロキシプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(2−モルホリノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−エチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(3−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(3−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−モルホリノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(3−ジメチルアミノプロピル)アミノアセチルアミノ]ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(3−メチルフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
・2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド。
本発明化合物は、以下の方法により製造することができる。尚、個々の具体的な製造方法については、後述の実施例[製造例の項]で詳細に説明する。また、下記の合成経路中で使用されているHalはハロゲン原子を、Bocはtert−ブトキシカルボニル基を、TBSはtert−ブチルジメチルシリル基を示す。下記の式中R、R、R、R、R、Rに酸素原子、窒素原子、硫黄原子等が含まれる場合には汎用される方法で保護、脱保護することが出来る。
本発明化合物の製造方法は、以下に示す方法に大別することができ、置換基の種類に応じて、適宜その方法を選択することができる。
1)本発明化合物(Ia)(R、Rがアルキル、アリール、水素原子等)は、合成経路1に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Ia)は、化合物(IIa)とアミン(III)を、無溶媒又はトリブチルアミン等の有機溶媒中、100℃から200℃で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路1
Figure 0004626353
化合物(IIa)を含む化合物(II)(HalがF,Cl,Br)は、合成経路1−1に従い製造することができる。すなわち、化合物(II)は、化合物(IV)とアミン(V)を、塩化メチレン、N,N−ジメチルホルムアミド(以下、『DMF』とする)等の有機溶媒中、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(以下、『DCC』とする)、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム ヘキサフルオロフォスフェート(以下、『HATU』とする)、N−ベンジル−N’−シクロヘキシルカルボジイミドポリマーバウンド等の縮合剤、及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン等の塩基の存在下、室温から50℃で、1時間から24時間反応させることにより得ることができる。
合成経路1−1
Figure 0004626353
化合物(IV)は、合成経路1−2に従い製造することができる。すなわち、化合物(IV)は、化合物(VI)と化合物(VII)を、DMF等の有機溶媒中、トリエチルアミン等の塩基存在下、0℃から室温で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路1−2
Figure 0004626353
化合物(VII)は、合成経路1−3に従い製造することができる。すなわち、化合物(VII)は、化合物(VIII)を、アセトニトリル等の有機溶媒中、過酸化ベンゾイル等のラジカル開始剤及びN−クロロコハク酸イミド、N−ブロモコハク酸イミド等のハロゲン化剤存在下、加熱還流下で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。下記の合成経路中で使用されているR及びRは水素原子、アルキル基等を示す。
合成経路1−3
Figure 0004626353
2)本発明化合物(Ib)(Rがアルキル、アリール、水素原子、Rがアルキル、アリール、水素原子、COR、CONR等)は、合成経路2に従い製造することができる。すなわち合成経路1−1で得られる化合物(IIb)を酢酸パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)等の遷移金属触媒と炭酸セシウム等の塩基、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン等の触媒配位子の存在下、アミン、アミド又はウレアである(III)と1,4−ジオキサン等の有機溶媒中、80℃から150℃で、1時間から12時間反応させることにより得ることが出来る。
合成経路2
Figure 0004626353
3)本発明化合物(Ic)(ZがCO、SO等)は、合成経路3に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Ic)は、本発明化合物(Id)と無水酢酸等の酸無水物(IX)又はピバロイルクロリド等の酸ハロゲン化物(X)を、ピリジン等の有機溶媒中、0℃から80℃で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路3
Figure 0004626353
4)本発明化合物(Ie)(ZがCO、CS等)は、合成経路4に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Ie)は、本発明化合物(Id)とイソシアン酸n−プロピル等のイソシアン酸エステル(XI)又はイソチオシアン酸メチル等のイソチオシアン酸エステル(XII)と、DMF等の有機溶媒中、室温から100℃で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路4
Figure 0004626353
5)本発明化合物(Ib)(Rがアルキル、アリール、水素原子、Rがアルキル、アリール、水素原子、COR、CONR等)は、合成経路5に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Ib)は、化合物(XIII)とアミン(V)を、塩化メチレン、DMF等の有機溶媒中、DCC、HATU、N−ベンジル−N’−シクロヘキシルカルボジイミドポリマーバウンド等の縮合剤、及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン等の塩基存在下、室温から500℃で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路5
Figure 0004626353
化合物(XIII)は、合成経路5−1に従い製造することができる。すなわち、化合物(XIII)は、化合物(VI)と化合物(XIV)(Wがハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ基、トルエンスルホニルオキシ基等の脱離基)を、DMF等の有機溶媒中、トリエチルアミン等の塩基存在下、0℃から室温で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路5−1
Figure 0004626353
化合物(XIVa)は合成経路5−2に従い製造することができる。すなわち、化合物(XIVa)は、化合物(XV)と四臭化炭素−トリフェニルホスフィン等のハロゲン化剤を、塩化メチレン等の有機溶媒中、0℃から室温で、1時間から4時間反応させることにより得ることができる。
合成経路5−2
Figure 0004626353
化合物(XIVb)は合成経路5−3に従い製造することができる。すなわち、化合物(XIVb)は、化合物(XV)と塩化メタンスルホニルを、塩化メチレン等の有機溶媒中、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の塩基存在下、0℃から室温で、30分間から3時間反応させることにより得ることができる。
合成経路5−3
Figure 0004626353
6)本発明化合物(If)は、合成経路6に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(If)は、本発明化合物(Id)とN−ホルミルベンゾトリアゾール等のホルミル化剤を、テトラヒドロフラン等の有機溶媒中、加熱還流下で、3時間から24時間反応させることにより得ることができる。
合成経路6
Figure 0004626353
7)本発明化合物(Ig)(Rがアルキル等)は、合成経路7に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Ig)は、本発明化合物(Ih)とR−ハライド(XVI)(Rがアルキル等)をテトラヒドロフラン、DMF等の有機溶媒中、水素化ナトリウム等の塩基存在下、0℃から室温で、30分間から3時間反応させることにより得ることができる。
合成経路7
Figure 0004626353
8)本発明化合物(Ii)は、合成経路8に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Ii)は、本発明化合物(Id)とR−ハライド(XVII)(Rが置換若しくは無置換アリール等)をテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等の有機溶媒中、酢酸パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)等の遷移金属触媒とトリフェニルホスフィン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン等の触媒配位子と炭酸カリウム、炭酸セシウム等の塩基存在下、50℃から120℃で、3時間から24時間反応させることにより得ることができる。
合成経路8
Figure 0004626353
9)本発明化合物(Ij)(p=0,1又は2、q=0又は1)は、合成経路9に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Ib)(Rがアルキル、アリール、水素原子、Rがアルキル、アリール、水素原子、COR、CONR等)中の硫黄原子あるいは窒素原子が酸化された本発明化合物(Ij)は、本発明化合物(Ib)をクロロホルム等の有機溶媒中、m−クロロ過安息香酸、過酸化水素等の酸化剤存在下、0℃から室温で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路9
Figure 0004626353
10)本発明化合物(Ik)(Bがアルキレン等、R,Rがアルキル、水素原子等)は、合成経路10に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Ik)は、本発明化合物(Il)(Bがアルキレン等、Wがハロゲン原子等)とアミン(XVIII)を、無溶媒又はDMF、メタノール等の有機溶媒中、室温から100℃で、10分間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路10
Figure 0004626353
11)本発明化合物(Il)(Bがアルキレン等)は、合成経路11に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Il)は、本発明化合物(Im)と塩化チオニル等のハロゲン化剤を、塩化メチレン等の有機溶媒中、0℃から50℃で、10分間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路11
Figure 0004626353
12)本発明化合物(In)(Rがアルキル、アリール、水素原子等、Rがアルキル、アリール、水素原子、COR、CONR等)は、合成経路12に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(In)は、化合物(XIX)と化合物(XIV)(Wが臭素原子、メタンスルホニルオキシ基等の脱離基)をDMF等の有機溶媒中、トリエチルアミン等の塩基存在下、0℃から50℃で、30分間から24時間反応させることにより得ることができる。
合成経路12
Figure 0004626353
化合物(XIX)は、合成経路12−1に従い製造することができる。すなわち、化合物(XIX)は、アミン(V)と化合物(VIa)を、DMF等の有機溶媒中、DCC、HATU、カルボニルジイミダゾール等の縮合剤、及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン等の塩基存在下、0℃から50℃で、1時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路12−1
Figure 0004626353
化合物(XIVc)は、合成経路12−2に従い製造することができる。すなわち、化合物(XIVc)は、化合物(XV)と臭化水素酸水溶液等のハロゲン化剤を、水もしくは塩化メチレン、DMF等の有機溶媒中、0℃から100℃で、3時間から12時間反応させることにより得ることができる。
合成経路12−2
Figure 0004626353
13)本発明化合物(Io)(Bがアルキレン等)は、合成経路13に従い製造することができる。すなわち、本発明化合物(Io)は、本発明化合物(Ip)とヒドラジン1水和物もしくは水酸化ナトリウム水溶液等の塩基存在下、メタノール、1,4−ジオキサン等の有機溶媒中、室温から100℃で、1時間から24時間反応させることにより得ることができる。
合成経路13
Figure 0004626353
本発明化合物の有用性を見出すため、以下1〜4.の薬理試験を実施し、本発明化合物の薬理効果を評価した。その詳細については、後述の実施例[薬理試験の項]で説明するが、本発明化合物は1.の薬理試験(in vitro)において、優れた細胞増殖阻害作用を示し、血管新生阻害効果を見出すとともに、血管透過性の亢進阻害が示唆された。さらに、本発明化合物は具体的な疾患モデル動物を用いた2〜4.の薬理試験(in vivo)において、優れた腫瘍増殖抑制作用、足浮腫抑制作用及び脈絡膜血管新生阻害効果を示し、血管新生及び/又は血管透過性亢進が関与する具体的疾患の治療剤として有用であることを見出した。
1.血管新生阻害効果の評価試験
薬物のin vitroにおける血管新生阻害効果を評価する汎用される方法の一つであるVEGF誘発HUVEC増殖反応評価系(尚、HUVECは、正常ヒトさい帯静脈由来血管内皮細胞を意味する)を用いて、本発明化合物の細胞増殖阻害作用試験を実施した。
2.抗癌効果の評価試験
薬物のin vivoにおける抗癌効果を評価する汎用される方法の一つであるマウス担癌モデルを用いて、本発明化合物の腫瘍増殖抑制作用試験を実施した。
3.抗関節炎効果の評価試験
薬物のin vivoにおける抗関節炎効果を評価する汎用される方法の一つであるラットアジュバント関節炎モデルを用いて、本発明化合物の足浮腫抑制作用試験を実施した。
4.脈絡膜血管新生阻害効果の評価試験
薬物のin vivoにおける脈絡膜血管新生阻害効果を評価する汎用される方法の一つであるラット脈絡膜血管新生モデルを用いて、本発明化合物の新生血管発現試験を実施した。
以上、1〜4.より、本発明化合物は、血管新生及び/又は血管透過性の亢進が関与する疾患の治療剤として有用なものであり、具体的には、癌、関節リウマチ、加齢性黄斑変性症、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症、網膜静脈閉塞症、ポリープ状脈絡膜血管症、糖尿病黄斑浮腫、尋常性乾癬、粥状動脈硬化の治療剤として非常に有用なものである。
本発明化合物は経口でも、非経口でも投与することができる。投与剤型として、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、注射剤、点眼剤等が挙げられ、それらは汎用される技術を使用して製剤化することができる。
例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の経口剤は、乳糖、マンニトール、デンプン、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム等の賦形剤、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、デンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン等の結合剤、カルボキシメチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルメチルセルロース、クエン酸カルシウム等の崩壊剤、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マクロゴール、シリコーン樹脂等のコーティング剤、パラオキシ安息香酸エチル、ベンジルアルコール等の安定化剤、甘味料、酸味料、香料等の矯味矯臭剤等を必要に応じて使用して、調製することができる。
また、注射剤、点眼剤等の非経口剤は、塩化ナトリウム、濃グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、塩化カリウム、ソルビトール、マンニトール等の等張化剤、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸,氷酢酸、トロメタモール等の緩衝化剤、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ステアリン酸ポリオキシ40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の界面活性剤、クエン酸ナトリウム、エデト酸ナトリウム等の安定化剤、塩化ベンザルコニウム、パラベン、塩化ベンゾトニウム、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム、クロロブタノール等の防腐剤等、塩酸、クエン酸、リン酸、氷酢酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等のpH調整剤、ベンジルアルコール等の無痛化剤等を必要に応じて使用し、調製することができる。
本発明化合物の投与量は、症状、年齢、剤型等により適宜選択して使用することができる。例えば、経口剤は通常1日当たり0.01〜1000mg、好ましくは1〜100mgを1回又は数回に分けて投与することができる。また、点眼剤は通常0.0001%〜10%(w/v)、好ましくは0.01%〜5%(w/v)の濃度のものを1回又は数回に分けて投与することができる。
以下に本発明化合物の製造例、製剤例、薬理試験の結果を示す。尚、これらの例示は本発明をよりよく理解するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
[製造例]
参考例1
4−クロロメチル−2−フルオロピリジン(参考化合物1−1)
室温下、2−フルオロ−4−ピコリン(5.0g、45mmol)のアセトニトリル(25mL)溶液にN−クロロコハク酸イミド(8.8g,66mmol)、酢酸(0.15mL)及び過酸化ベンゾイル(220mg,0.91mmol)を加え、2時間加熱還流した。反応溶液を室温まで冷却した後、その反応溶液に水(200mL)を加え、酢酸エチル(300mL)で抽出した。有機層を飽和食塩水(200mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。その有機層を減圧下で濃縮し、得られた残渣にヘキサン/酢酸エチル(1:1)を加え不溶物をろ去した。ろ液を減圧下で濃縮し、標記参考化合物6.5gを粗生成物として得た。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.83(s,2H),7.26(s,1H),7.43(d,J = 5.2 Hz,1H),8.27(d,J = 5.2 Hz,1H)
以下、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、参考化合物1−1の製造方法に準じ、参考化合物1−2を得た。
2−ブロモ−4−クロロメチルピリジン(参考化合物1−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.51(s,2H),7.28(s,1H),7.52(d,J = 5.2 Hz,1H),8.36(d,J = 5.2 Hz,1H)
参考例2
2−(2−フルオロピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボン酸(参考化合物2−1)
氷冷下、4−クロロメチル−2−フルオロピリジン(参考化合物1−1,5.5g,38mmol)及び2−メルカプトニコチン酸(6.2g,40mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(40mL)溶液にトリエチルアミン(7.0mL,50mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)溶液を加え、室温で12時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル(50mL)を加え、0.1N水酸化ナトリウム水溶液(100mL)で抽出した。水層を1N塩酸でpH5とし、析出した結晶をろ取した。その結晶を減圧下、80℃で乾燥し、標記参考化合物5.3gを褐色固体として得た(収率53%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.43(s,2H),7.20(s,1H),7.23(dd,J = 7.9,4.9 Hz,1H),7.39(d,J = 5.2 Hz,1H),8.13(d,J = 5.2 Hz,1H),8.24(dd,J = 7.9,1.8 Hz,1H),8.64(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),14.60(br s,1H)
以下、参考化合物1−2、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、参考化合物2−1の製造方法に準じ、参考化合物2−2を得た。
2−(2−ブロモピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボン酸(参考化合物2−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.37(s,2H),7.28(dd,J = 7.8,4.7 Hz,1H),7.48(dd,J = 4.9,1.4 Hz,1H),7.69(dd,J = 1.4,0.4 Hz,1H),8.23(dd,J = 7.8,1.7 Hz,1H),8.27(dd,J = 4.9,0.4 Hz,1H),8.63(dd,J = 4.7,1.7 Hz,1H),13.55(s,1H)
参考例3
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−フルオロピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−1)
室温下、2−(2−フルオロピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボン酸(参考化合物2−1,1.5g,5.7mmol)、3,5−キシリジン(0.90g,7.4mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.0mL,11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)溶液にO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラウロニウムヘキサフルオロフォスフェート(3.0g,7.9mmol)を加え、12時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル(30mL)を加え、飽和食塩水(50mL)で洗浄後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。その有機層を減圧下で濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、標記参考化合物0.91gを無色固体として得た(収率44%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),4.46(s,2H),6.76(s,1H),7.18(s,1H),7.29(dd,J = 7.3,4.6 Hz,1H),7.32(s,2H),7.38(d,J = 5.2 Hz,1H),7.94(dd,J = 7.3,1.5 Hz,1H),8.13(d,J = 5.2 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.6,1.5 Hz,1H),10.32(s,1H)
以下、参考化合物2−1、2−2、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、参考化合物3−1の製造方法に準じ、参考化合物3−2〜7を得た。
2−(2−フルオロピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.98−2.06(m,2H),2.79−2.90(m,4H),4.46(s,2H),7.16−7.20(m,2H),7.29(dd,J = 7.3,4.9 Hz,1H),7.38(dd,J = 4.6,1.5 Hz,2H),7.61(s,1H),7.95(dd,J = 7.3,1.5 Hz,1H),8.13(d,J = 5.2 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.35(s,1H)
2−(2−フルオロピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−3)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.47(s,2H),7.18(s,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.35−7.40(m,3H),7.81(d,J = 8.2 Hz,2H),8.00(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.13(d,J = 5.2 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.67(s,1H)
2−(2−ブロモピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−4)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),4.41(s,2H),6.76(s,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.47(dd,J = 5.1,1.5Hz,1H),7.67(d,J = 0.7 Hz,1H),7.94(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.27(dd,J = 5.1,0.7 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.32(s,1H)
2−(2−ブロモピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−5)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.42(s,2H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.7 Hz,2H),7.47(d,J = 5.1 Hz,1H),7.67(s,1H),7.80(d,J = 8.7 Hz,2H),8.00(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.27(dd,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.68(s,1H)
2−(2−ブロモピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−6)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.41(s,2H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.42(d,J = 9.0 Hz,2H),7.47(dd,J = 5.0,1.5 Hz,1H),7.67(d,J = 0.7 Hz,1H),7.73(d,J = 9.0 Hz,2H),8.00(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.27(dd,J = 5.0,0.7 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.61(s,1H)
2−(2−ブロモピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−7)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.41(s,2H),7.16(t,J = 74.2 Hz,1H),7.19(d,J = 8.8 Hz,2H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.47(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.67(s,1H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.27(d.J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.56(s,1H)
参考例4
(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イル)メタノール(参考化合物4−1)
室温下、(2−アミノピリジン−4−イル)メタノール(3.0g,24mmol)のtert−ブタノール(60mL)溶液にジ−tert−ブチルジカーボネート(7.1g,32mmol)を加え、12時間攪拌した。反応溶液を減圧下で濃縮後、得られた残渣に酢酸エチル(20mL)を加え、不溶物をろ去した。ろ液を減圧下で濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、標記参考化合物3.6gを無色結晶として得た(収率60%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 1.56(s,9H),1.86(t,J = 6.1 Hz,1H),4.73(d,J = 6.1 Hz,2H),7.00(d,J = 5.2 Hz,1H),7.53(br s,1H),7.92(s,1H),8.21(d,J = 5.2 Hz,1H)
参考例5
2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)ピリジン(参考化合物5−1)
室温下、(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イル)メタノール(参考化合物4−1,6.2g,28mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(120mL)溶液に、イミダゾール(2.1g,31mmol)及び塩化tert−ブチルジメチルシリル(4.4g,29mmol)を加え、2時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル(300mL)を加え、水(750mL)と飽和食塩水(200mL)で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧下で濃縮し、標記参考化合物9.0gを無色固体として得た(収率96%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 0.09(s,6H),0.92(s,9H),1.46(s,9H),4.72(s,2H),6.93(dd,J = 4.9,0.9 Hz,1H),7.78(s,1H),8.16(d,J = 4.9 Hz,1H),9.67(s,1H)
参考例6
2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)ピリジン(参考化合物6−1)
60%水素化ナトリウム(310mg,7.6mmol)をヘキサン(5.0mL)で洗浄し、N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)に懸濁させた。氷冷下、その懸濁液に2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)ピリジン(参考化合物5−1,1.3g,3.7mmol)を15分間かけて滴下し、さらに、ヨウ化メチル(2.4mL、39mmol)を加え、室温で一晩攪拌した。反応懸濁液に水(70mL)を加え、酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機層を飽和重曹水(50mL)と飽和食塩水(100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。その有機層を減圧下で濃縮し、標記参考化合物を含む混合物1.4gを橙赤色油状物として得た。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 0.11(s,6H),0.95(s,9H),1.51(s,9H),3.39(s,3H),4.73(s,2H),7.01(d,J = 5.2 Hz,1H),7.57(s,1H),8.31(d,J = 5.2 Hz,1H)
参考例7
[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イル]メタノール(参考化合物7−1)
室温下、2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)ピリジン(参考化合物6−1,1.4g,3.7mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)溶液にテトラ−n−ブチルアンモニウムフルオライド3水和物(1.3g,4.2mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)溶液を5分間かけて加え、さらに15分間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル(50mL)及び水(100mL)を加えて分配し、さらに、その水層を酢酸エチル(50mL)で抽出した。それらの有機層を合わせて飽和食塩水(100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。その有機層を減圧下で濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、標記参考化合物450mgを赤褐色油状物として得た(収率50%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 1.53(s,9H),1.93(t,J = 5.6 Hz,1H),3.40(s,3H),4.73(d,J = 5.6 Hz,2H),7.02(d,J = 5.1 Hz,1H),7.70(s,1H),8.34(d,J = 5.1 Hz,1H)
参考例8
4−ブロモメチル−2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン(参考化合物8−1)
氷冷下、(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イル)メタノール(参考化合物4−1,690mg,3.1mmol)の塩化メチレン(20mL)溶液にトリフェニルホスフィン(970mg,3.7mmol)及び四臭化炭素(1.5g,4.6mmol)を加え、室温で2時間撹拌した。反応溶液に酢酸エチル(30mL)を加え、飽和重曹水(20mL)と飽和食塩水(20mL)で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧下で濃縮し、得られる固体を酢酸エチルでろ取し、標記参考化合物550mgを無色固体として得た(収率62%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.54(s,9H),4.38(s,2H),6.99(d,J =5.1 Hz,1H),7.61(br s,1H),7.98(s,1H),8.22(d,J = 5.1 Hz,1H)
以下、参考化合物7−1、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、参考化合物8−1の製造方法に準じ、参考化合物8−2〜3を得た。
4−ブロモメチル−2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン(参考化合物8−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.48(s,9H),3.29(s,3H),4.67(s,2H),7.17(d,J = 5.1 Hz,1H),7.70(s,1H),8.35(d,J = 5.1 Hz,1H)
4−ブロモメチル−2−フタロイルアミノピリジン(参考化合物8−3)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 4.48(s,2H),7.39(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.48(s,1H),7.80−7.84(m,2H),7.96−8.00(m,2H),8.67(d,J = 5.2 Hz,1H)
参考例9
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボン酸(参考化合物9−1)
氷冷下、4−ブロモメチル−2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン(参考化合物8−1,500mg,1.7mmol)と2−メルカプトニコチン酸(270mg,1.7mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL)溶液にトリエチルアミン(0.75mL,5.4mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.0mL)溶液を加え、室温で12時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル(20mL)を加え、0.1N水酸化ナトリウム水溶液(50mL)で抽出した。水層を1N塩酸でpH5とし、析出する結晶をろ取した。その結晶を減圧下、60℃で乾燥し、標記参考化合物560mgを無色結晶として得た(収率88%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.46(s,9H),4.35(s,2H),7.05(d,J = 5.2 Hz,1H),7.26(dd,J = 7.9,4.9 Hz,1H),7.87(s,1H),8.12(d,J = 5.2 Hz,1H),8.23(dd,J = 7.9,1.8 Hz,1H),8.63(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.67(s,1H),13.50(br s,1H)
以下、参考化合物8−2、8−3、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を用いて、参考化合物9−1の製造方法に準じ、参考化合物9−2〜6を得た。
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボン酸(参考化合物9−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.40(s,9H),3.25(s,3H),4.38(s,2H),7.17(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.27(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.61(s,1H),8.21−8.26(m,2H),8.63(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),13.49(br s,1H)
2−(2−フタロイルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボン酸(参考化合物9−3)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.46(s,2H),7.27(dd,J = 7.7,4.8 Hz,1H),7.56(d,J = 5.1 Hz,1H),7.61(s,1H),7.91−8.00(m,4H),8.23(dd,J = 7.7,1.8 Hz,1H),8.52(d,J = 5.1 Hz,1H),8.63(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H),13.55(br s,1H)
2−[2−(5−シアノチアゾール−2−イルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボン酸(参考化合物9−4)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.39(s,2H),7.12(d,J = 5.1 Hz,1H),7.21(s,1H),7.27(dd,J = 7.8,4.6 Hz,1H),8.23(dd,J = 7.8,1.7Hz,1H),8.25(s,1H),8.29(d,J = 5.1 Hz,1H),8.62(dd,J = 4.6,1.7 Hz,1H),12.19(s,1H),13.52(br s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)安息香酸(参考化合物9−5)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.47(s,9H),4.22(s,2H),7.09(d,J = 5.2 Hz,1H),7.22(t,J = 7.6 Hz,1H),7.42(d,J = 7.6 Hz,1H),7.47(t,J = 7.6 Hz,1H),7.88(s,1H),7.89(d,J = 7.6 Hz,1H),8.16(d,J = 5.2 Hz,1H),9.74(s,1H),13.10(brs,1H)
3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)チオフェン−2−カルボン酸(参考化合物9−6)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.47(s,9H),4.33(s,2H),7.09(d,J = 5.1 Hz,1H),7.17(d,J = 5.1 Hz,1H),7.85(d,J = 5.1 Hz,1H),7.90(s,1H),8.17(d,J = 5.1 Hz,1H),9.76(s,1H),13.04(br s,1H)
参考例10
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−1)
氷冷下、2−メルカプトニコチン酸(90g,0.58mol)をN,N−ジメチルホルムアミド(660mL)に懸濁させ、カルボニルジイミダゾール(110g,0.70mol)を加え室温で2時間撹拌した。水(5.4mL)を加え40分間撹拌した後、3,5−キシリジン(76mL,0.61mol)を加え、60℃で16時間撹拌した。放冷後、水(1.3L)を加え析出する固体を濾取し、減圧下45℃に加熱して乾燥することにより、標記参考化合物130gを黄色固体として得た(収率89%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.27(s,6H),6.77(s,1H),7.10(dd,J = 7.6,6.0 Hz,1H),7.34(s,2H),8.03(dd,J = 6.0,1.8 Hz,1H),8.55(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),12.90(s,1H),14.18(s,1H)
以下、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を用いて、参考化合物10−1の製造方法に準じ、参考化合物10−2〜10を得た。
2−チオキソ−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−2)H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 7.08(dd,J = 7.5,5.8 Hz,1H),7.39(d,J = 8.8 Hz,2H),7.82(d,J = 8.8 Hz,2H),8.03(dd,J = 5.8,1.8 Hz,1H),8.48(dd,J = 7.5,1.8 Hz,1H),12.91(s,1H),14.19(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−3)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 7.08(dd,J = 7.6,6.1 Hz,1H),7.43(d,J = 8.7 Hz,2H),7.74(d,J = 8.7 Hz,2H),8.03(dd,J = 6.1,1.8 Hz,1H),8.48(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),12.90(s,1H),14.19(s,1H)
N−(インダン−5−イル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−4)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.98−2.06(m,2H),2.81−2.89(m,4H),7.09(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.20(d,J = 8.1 Hz,1H),7.43(dd,J = 8.1,2.0 Hz,1H),7.62(s,1H),8.03(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),8.55(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),12.93(s,1H),14.18(s,1H)
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−5)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.28(s,9H),7.09(dd,J = 7.6,5.9 Hz,1H),7.39(d,J = 8.8 Hz,2H),7.62(d,J = 8.8 Hz,2H),8.03(dd,J = 5.9,1.9 Hz,1H),8.55(dd,J = 7.6,1.9 Hz,1H),12.90(s,1H),14.19(s,1H)
N−(3−メチルフェニル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−6)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.32(s,3H),6.95(d,J = 7.6 Hz,1H),7.10(dd,J = 7.6,5.9 Hz,1H),7.25(t,J = 7.6 Hz,1H),7.52−7.55(m,2H),8.03(dd,J = 5.9,2.0 Hz,1H),8.54(dd,J = 7.6,2.0 Hz,1H),12.91(s,1H),14.19(s,1H)
2−チオキソ−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−7)H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 7.09(dd,J = 7.6,5.8 Hz,1H),7.74(d,J = 8.4 Hz,2H),7.92(d,J = 8.4 Hz,2H),8.04(dd,J = 5.8,1.8 Hz,1H),8.47(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),13.04(s,1H),14.20(br s,1H)
N−(3−クロロフェニル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−8)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 7.08(dd,J = 7.6,5.8 Hz,1H),719(d,J = 7.9 Hz,1H),7.40(t,J = 7.9 Hz,1H),7.52(d,J = 7.9 Hz,1H),7.96(t,J = 2.0 Hz,1H),8.03(dd,J = 5.8,1.8 Hz,1H),8.46(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),12.90(s,1H),14.19(br s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−9)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 7.09(dd,J = 7.5,4.8 Hz,1H),7.18(t,J = 74.6 Hz,1H),7.20(d,J = 9.1 Hz,2H),7.75(d,J = 9.1 Hz,2H),8.03(dd,J = 4.8,1.9 Hz,1H),8.51(dd,J = 7.5,1.9 Hz,1H),12.90(s,1H),14.18(s,1H)
N−(イソキノリン−3−イル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−10)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 7.15(dd,J = 7.8,6.1 Hz,1H),7.58(t,J = 7.5 Hz,1H),7.75(t,J = 7.0 Hz,1H),7.97(d,J = 8.1 Hz,1H),8.08−8.10(m,2H),8.69−8.72(m,2H),9.19(s,1H),13.71(s,1H),14.24(s,1H)
参考例11
4−アセトキシメチル−2−アセチルアミノピリジン(参考化合物11−1)
氷冷下、(2−アミノピリジン−4−イル)メタノール(5.0g,40mmol)をピリジン(20mL)に懸濁させ、無水酢酸(11mL,120mmol)を加え、室温で5時間撹拌した。反応液に酢酸エチル(150mL)を加え、水(150mL)、飽和重曹水(150mL)、飽和食塩水(150mL)で順次洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた固体をヘキサンを用いて濾取し、減圧下40℃に加熱して乾燥することにより、標記参考化合物6.7gを無色固体として得た(収率79%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.09(s,3H),2.11(s,3H),5.11(s,2H),7.04(d,J = 5.2 Hz,1H),8.05(s,1H),8.27(d,J = 5.2 Hz,1H),10.51(s,1H)
参考例12
(2−アセチルアミノピリジン−4−イル)メタノール(参考化合物12−1)
氷冷下、4−アセトキシメチル−2−アセチルアミノピリジン(参考化合物11−1,6.6g,32mmol)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解し、2N水酸化ナトリウム水溶液(19mL,38mmol)を滴下した。室温で40分間撹拌した後、水(100mL)を加え、酢酸エチル(80mL)で6回抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた固体を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒を用いてろ取し、減圧下40℃に加熱して乾燥することにより、標記参考化合物4.5gを無色固体として得た(収率86%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.08(s,3H),4.50(d,J = 5.9 Hz,2H),5.40(t,J = 5.9 Hz,1H),7.01(d,J = 4.9 Hz,1H),8.05(s,1H),8.20(d,J = 4.9 Hz,1H),10.38(s,1H)
参考例13
2−アセチルアミノ−4−メタンスルホニルオキシメチルピリジン(参考化合物13−1)
氷冷下、(2−アセチルアミノピリジン−4−イル)メタノール(参考化合物12−1,1.0g,6.0mmol)の無水テトラヒドロフラン溶液(9.0mL)にトリエチルアミン(1.7mL,12mmol)と塩化メタンスルホニル(0.70mL,9.0mmol)の無水テトラヒドロフラン溶液(3.0mL)を加え20分間撹拌した。反応液に水(30mL)を加え、酢酸エチル(40mL)で3回抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた固体をヘキサンを用いてろ取し、減圧下40℃で乾燥することにより、標記参考化合物1.3gを黄白色固体として得た(収率87%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.22(s,3H),3.08(s,3H),5.25(s,2H),7.10(dd,J = 5.2,1.8 Hz,1H),8.18(s,1H),8.23(s,1H),8.30(d,J = 5.2 Hz,1H)
参考例14
2−アミノ−4−ブロモメチルピリジン 臭化水素酸塩(参考化合物14−1)
室温下、(2−アミノピリジン−4−イル)メタノール(15g,12mmol)を47%臭化水素水溶液(120mL,72mmol)に懸濁させ、外温120℃にて6時間加熱撹拌した。さらに室温で15時間撹拌した後、析出した固体をろ取し酢酸エチルで洗浄した。固体を減圧下乾燥し、標記参考化合物23gを灰色固体として得た(収率71%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.69(s,2H),6.88(dd,J = 6.8,1.7 Hz,1H),7.04(s,1H),7.94(d,J = 6.8 Hz,1H),8.13(br s,2H),13.28(br s,1H)
実施例1
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−1)
室温下、N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−フルオロピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−1,100mg,0.27mmol)にN−メチルピペラジン(2.0mL)を加え封管し、150℃で3時間攪拌した。反応溶液を室温まで冷却した後、その反応溶液に酢酸エチル(20mL)を加え、飽和食塩水(20mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧下で濃縮し、得られる固体を酢酸エチルでろ取し、標的化合物39mgを無色結晶として得た(収率32%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.19(s,3H),2.25(s,6H),2.35(t,J = 5.0 Hz,4H),3.42(t,J = 5.0 Hz,4H),4.31(s,2H),6.64(dd,J = 5.2,1.2 Hz,1H),6.76(s,1H),6.84(s,1H),7.28(dd,J = 7.5,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.91(dd,J = 7.5,1.8 Hz,1H),7.99(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.30(s,1H)
以下、参考化合物3−1〜3、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、化合物1−1の製造方法に準じ、化合物1−2〜21を得た。
2−(2−シクロプロピルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−2)H−NMR(500MHz,CDCl
δ 0.48−0.53(m,2H),0.73−0.77(m,2H),2.32(s,6H),2.46(m,1H),4.41(s,2H),5.20(br s,1H),6.67(d,J = 5.2 Hz,1H),6.79(s,1H),6.81(s,1H),7.13(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.24(s,2H),7.88−7.91(m,2H),7.93(d,J = 5.2 Hz,1H),8.91(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H)
2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−3)H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.13(s,6H),2.25(s,6H),2.33(t,J = 7.0 Hz,2H),2.94(s,3H),3.56(t,J = 7.0 Hz,2H),4.30(s,2H),6.53(d,J = 5.2 Hz,1H),6.60(s,1H),6.76(s,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.31(s,2H),7.90(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),7.93(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.30(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−モルホリノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−4)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.32(s,6H),3.47(t,J = 4.9 Hz,4H),3.80(t,J = 4.9 Hz,4H),4.40(s,2H),6.70(s,1H),6.72(d,J = 5.2Hz,1H),6.82(s,1H),7.15(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.24(s,2H),7.76(s,1H),7.90(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.10(d,J = 5.2 Hz,1H),8.54(dd,J = 4.8,1.5 Hz,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−5)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.46−1.60(m,6H),2.25(s,6H),3.46(t,J = 5.2 Hz,4H),4.30(s,2H),6.58(d,J = 6.1 Hz,1H),6.76(s,1H),6.82(s,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.91(m,1H),7.96(m,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.8Hz,1H),10.30(s,1H)
2−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−6)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.13(s,3H),2.32(s,6H),3.46−3.49(m,2H),3.54−3.56(m,2H),3.59−3.61(m,2H),3.70−3.73(m,2H),4.39(s,2H),6.72(m,1H),6.82(s,1H),7.00(s,1H),7.15(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.24(s,2H),7.75(s,1H),7.89(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.09(dd,J = 4.6,1.2 Hz,1H),8.54(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H)
2−[2−(4−tert−ブトキシカルボニルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−7)H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.47(s,9H),2.29(s,6H),3.49(br s,8H),4.36(s,2H),6.68(d,J = 5.3 Hz,1H),6.70(s,1H),6.80(s,1H),7.08(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.29(s,2H),7.85(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.05(s,1H),8.07(d,J = 5.3 Hz,1H),8.51(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−8)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.17(s,1H),2.32(s,6H),3.02(s,3H),3.66(t,J = 5.0 Hz,2H),3.79(t,J = 5.0 Hz,2H),4.38(s,2H),6.59(s,1H),6.63(dd,J = 5.2,1.8 Hz,1H),6.81(s,1H),7.13(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.24(s,2H),7.87(s,1H),7.89(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),7.94(d,J = 5.2 Hz,1H),8.53(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−9)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 1.43(s,1H),1.48−1.61(m,2H),1.92−1.98(m,2H),2.32(s,6H),3.09−3.14(m,2H),3.90(m,1H),4.01−4.06(m,2H),4.38(s,2H),6.64(dd,J = 5.1,1.1 Hz,1H),6.73(s,1H),6.82(s,1H),7.14(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.24(s,2H),7.79(s,1H),7.90(d,J = 4.8 Hz,1H),8.08(d,J = 5.1 Hz,1H),8.55(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H)
N−(インダン−5−イル)−2−(2−モルホリノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−10)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.03−2.13(m,2H),2.85−2.94(m,4H),3.47(t,J = 4.9 Hz,4H),3.80(t,J = 4.9 Hz,4H),4.39(s,2H),6.68−6.72(m,2H),7.15(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.19(d,J = 8.3 Hz,1H),7.24(s,1H),7.58(s,1H),7.81(s,1H),7.91(d,J = 7.6 Hz,1H),8.10(d,J = 5.2 Hz,1H),8.54(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H)
2−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−11)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.09(t,J = 7.3 Hz,2H),2.13(s,3H),2.87−2.94(m,4H),3.47(t,J = 5.2 Hz,2H),3.53−3.58(m,2H),3.59−3.62(m,2H),3.72(t,J = 5.2 Hz,2H),4.39(s,2H),6.72(m,2H),7.15(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.19(d,J = 8.9 Hz,1H),7.24(s,1H),7.58(s,1H),7.80(s,1H),7.91(d,J = 6.7 Hz,1H),8.09(m,1H),8.54(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H)
2−(2−モルホリノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−12)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 3.38(t,J = 4.8 Hz,4H),3.66(t,J = 4.8 Hz,4H),4.33(s,2H),6.70(dd,J = 5.2,1.2 Hz,1H),6.86(s,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.6 Hz,2H),7.80(d,J = 8.6 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.8Hz,1H),8.01(d,J = 5.2 Hz,1H),8.62(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−13)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.05(s,3H),3.44−3.49(m,2H),3.52−3.57(m,2H),3.59−3.63(m,2H),3.68−3.73(m,2H),4.40(s,2H),6.70−6.73(m,2H),7.17(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.23(d,J = 8.3 Hz,2H),7.64(d,J = 8.3 Hz,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),7.98(s,1H),8.10(dd,J = 5.1,0.7 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(4−エトキシカルボニルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−14)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.15−1.21(m,3H),2.25(s,6H),3.18−3.40(m,2H),3.41−3.48(m,6H),4.03−4.09(m,2H),4.32(s,2H),6.68(d,J = 5.0 Hz,1H),6.76(s,1H),6.88(s,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.91(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.00(d,J = 5.0 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.31(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−チオモルホリノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−15)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),2.49−2.56(m,4H),3.84−3.87(m,4H),4.30(s,2H),6.62(d,J = 5.3 Hz,1H),6.76(s,1H),6.86(s,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.91(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),7.98(d,J = 5.3 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.31(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(3−ヒドロキシメチルピペリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−16)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.14(m,1H),1.37−1.74(m,4H),2.25(s,6H),2.71−2.77(m,2H),3.24−3.35(m,2H),4.12(d,J = 13.1 Hz,1H),4.24(d,J = 13.1 Hz,1H),4.29(s,2H),4.54(t,J = 5.2 Hz,1H),6.58(d,J = 5.2 Hz,1H),6.76(s,1H),6.82(s,1H),7.27(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.91(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),7.95(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),10.30(s,1H)
2−[2−((2S)−ジメチルアミノカルボニルピロリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−17)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.90−2.00(m,2H),2.25(s,6H),2.76(s,3H),3.08(s,3H),3.20−3.45(m,4H),4.27(d,J = 13.6 Hz,1H),4.33(d,J = 13.6 Hz,1H),4.87(m,1H),6.41(s,1H),6.53(dd,J = 5.4,1.3 Hz,1H),6.75(s,1H),7.27(dd,J = 7.5,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.87(d,J = 5.4 Hz,1H),7.89(dd,J = 7.5,1.7 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.32(s,1H)
2−[2−(3−ジメチルアミノピロリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−18)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.75(m,1H),2.11(m,1H),2.17(s,6H),2.25(s,6H),2.74(m,1H),3.04(m,1H),3.28(m,1H),3.50(t,J = 8.5 Hz,1H),3.60(dd,J = 9.8,7.1 Hz,1H),4.30(s,2H),6.48(s,1H),6.54(dd,J = 5.1,1.2 Hz,1H),6.76(s,1H),7.27(dd,J = 7.8,5.0 Hz,1H),7.32(s,2H),7.89−7.93(m,2H),8.59(dd,J = 5.0,1.7 Hz,1H),10.30(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−19)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.32(s,6H),2.88(s,1H),3.43(t,J = 4.6 Hz,2H),3.74(t,J = 4.6 Hz,2H),4.34(s,2H),5.08(s,1H),6.52(s,1H),6.63(dd,J = 5.4,1.2 Hz,1H),6.81(d,J = 0.8 Hz,1H),7.11(dd,J = 7.8,4.8 Hz,1H),7.24(s,2H),7.83−7.93(m,3H),8.51(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−n−ペンチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−20)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 0.86−0.92(m,3H),1.20−1.38(m,4H),1.55−1.60(m,2H),2.31(s,6H),3.18−3.20(m,2H),4.35(s,2H),4.57(s,1H),6.41(s,1H),6.58(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),6.80(s,1H),7.09(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.24(s,2H),7.86(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),7.94(d,J = 5.2 Hz,1H),8.02(s,1H),8.51(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(4−エトキシカルボニルピペリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物1−21)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.18(t,J = 7.0 Hz,3H),1.48−1.51(m,2H),1.82−1.86(m,2H),2.25(s,6H),2.57(m,1H),2.86−2.93(m,2H),4.06(q,J = 7.0 Hz,2H),4.13−4.16(m,2H),4.30(s,2H),6.62(dd,J = 5.2,1.1 Hz,1H),6.76(s,1H),6.87(s,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.91(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),7.98(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.31(s,1H)
実施例2
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−1)
室温下、2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボン酸(参考化合物9−1、500mg、1.4mmol)と3,5−キシリジン(180mg、1.5mmol)とN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.72mL、4.1mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(7mL)溶液にO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラウロニウムヘキサフルオロフォスフェート(630mg、1.7mmol)を加え、12時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル(30mL)を加え、飽和食塩水(50mL)で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧下で濃縮し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標的化合物670mgを無色固体として定量的に得た。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),2.25(s,6H),4.38(s,2H),6.76(s,1H),7.03(d,J = 5.2 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.87(s,1H),7.92(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.66(s,1H),10.30(br s,1H)
以下、参考化合物9−1〜6、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用して、化合物2−1の製造方法に準じ、化合物2−2〜36を得た。
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 7.0 Hz,6H),1.45(s,9H),2.86(m,1H),4.39(s,2H),7.00(d,J = 7.6 Hz,1H),7.04(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),7.24−7.30(m,2H),7.51(d,J = 7.6 Hz,1H),7.59(s,1H),7.87(s,1H),7.96(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.11(m,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.66(s,1H),10.39(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−3)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),1.98−2.04(m,2H),2.80−2.89(m,4H),4.38(s,2H),7.03(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),7.17(d,J = 8.2 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.2 Hz,1H),7.61(s,1H),7.87(s,1H),7.93(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.11(d,J = 4.9 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.67(s,1H),10.33(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−4)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.39(s,2H),7.03(d,J = 5.2 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.2 Hz,2H),7.81(d,J = 8.2 Hz,2H),7.87(s,1H),7.98(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.67(s,1H),10.66(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−5)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),1.45(s,9H),4.38(s,2H),7.03(d,J = 5.2 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.36(d,J = 8.8 Hz,2H),7.60(d,J = 8.8 Hz,2H),7.87(s,1H),7.94(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.67(s,1H),10.39(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−6)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.40(s,2H),7.04(d,J = 5.2 Hz,1H),7.24(d,J = 8.3 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.69(d,J = 8.3 Hz,1H),7.87(s,1H),7.97−8.00(m,2H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),9.68(s,1H),10.60(s,1H),12.95(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−7)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.41(s,9H),2.25(s,6H),3.24(s,3H),4.41(s,2H),6.76(s,1H),7.15(d,J = 5.2 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.31(s,2H),7.64(s,1H),7.93(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.25(d,J = 5.2 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.29(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−8)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.41(s,9H),2.01(t,J = 7.3 Hz,2H),2.80−2.86(m,4H),3.24(s,3H),4.41(s,2H),7.14−7.18(m,2H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.6 Hz,1H),7.61(s,1H),7.64(s,1H),7.92(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.24(d,J = 4.9 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.33(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−9)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.40(s,9H),3.24(s,3H),4.43(s,2H),7.15(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.6 Hz,2H),7.63(s,1H),7.80(d,J = 9.2 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.23(d,J = 5.2 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.65(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−10)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.39(s,2H),7.03(d,J = 5.2 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.87(s,1H),7.98(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.10(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.66(s,1H),10.60(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−エチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−11)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.19(t,J = 6.9 Hz,3H),1.47(s,9H),2.31(s,6H),3.94(q,J = 6.9 Hz,2H),4.45(s,2H),6.79(s,1H),7.04(dd,J = 5.1,1.4 Hz,1H),7.14(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.22(s,2H),7.56(s,1H),7.86(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),7.97(s,1H),8.25(d,J = 5.1 Hz,1H),8.55(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−12)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.39(s,2H),7.03(d,J = 5.2 Hz,1H),7.19(d,J = 8.2 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(t,J = 8.1 Hz,1H),7.59(d,J = 8.2 Hz,1H),7.87(s,1H),7.89(s,1H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.67(s,1H),10.64(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−13)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.40(s,2H),7.05(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.58(ddd,J = 7.1,6.8,1.0 Hz,1H),7.75(ddd,J = 7.1,6.8,1.0 Hz,1H),7.88(br s,1H),7.98(d,J = 7.1 Hz,1H),8.06(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.08(br s,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),8.59(d,J = 1.0Hz,1H),9.19(s,1H),9.68(s,1H),11.16(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−14)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.40(s,9H),3.24(s,3H),4.42(s,2H),7.15(dd,J = 5.2,1.7 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.63(s,1H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.24(d,J = 5.2 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.58(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−15)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.40(s,9H),3.24(s,3H),4.43(s,2H),7.16−7.18(m,2H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(t,J = 8.1 Hz,1H),7.58(d,J = 9.3 Hz,1H),7.63(s,1H),7.88(t,J = 2.0 Hz,1H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.24(dd,J = 5.0,0.6 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.63(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−16)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),1.40(s,9H),3.24(s,3H),4.41(s,2H),7.15(dd,J = 5.2,1.6 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9Hz,1H),7.36(d,J = 8.8 Hz,2H),7.60(d,J = 8.8 Hz,2H),7.63(s,1H),7.94(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.24(d,J = 5.1 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.37(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−17)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.39(s,9H),3.24(s,3H),4.43(s,2H),7.16(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.58(t,J = 7.6 Hz,1H),7.64(s,1H),7.75(t,J = 8.1 Hz,1H),7.97(d,J = 8.1 Hz,1H),8.05−8.10(m,2H),8.25(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59−8.60(m,2H),9.19(s,1H),11.15(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−18)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.46(s,9H),2.75(t,J = 7.3 Hz,2H),3.35−3.41(m,2H),3.71(s,3H),4.33(s,2H),6.83(d,J = 8.5 Hz,2H),7.02(dd,J = 4.9,1.2 Hz,1H),7.15(d,J = 8.5 Hz,2H),7.21(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),7.87(br s,1H),8.11(d,J = 4.9 Hz,1H),8.52(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),8.58(t,J = 5.4 Hz,1H),9.68(s,1H)
N−(アダマンタン−1−イル)−2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−19)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.47(s,9H),1.64(br s,6H),2.03(br s,9H),4.35(s,2H),7.03(dd,J = 5.4,1.5 Hz,1H),7.17(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.67(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),7.85−7.92(m,2H),8.11(d,J = 5.4 Hz,1H),8.48(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.68(s,1H)
2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)−N−メチルピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−20)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.44(s,9H),2.04(s,6H),3.25(s,3H),3.32(s,3H),4.43(s,2H),6.73−6.78(m,3H),6.98(m,1H),7.10(d,J = 5.1 Hz,1H),7.41(m,1H),7.67(s,1H),8.25(d,J = 5.1 Hz,1H),8.33(m,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−フタロイルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−21)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.50(s,2H),6.76(s,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.56(d,J = 5.1 Hz,1H),7.61(s,1H),7.94−8.00(m,5H),8.52(d,J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.32(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(5−シアノチアゾール−2−イルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−22)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.43(s,2H),7.11(d,J = 5.1 Hz,1H),7.21(s,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.42(d,J = 8.8 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.25(s,1H),8.28(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.60(s,1H),12.20(s,1H)
2−[2−(5−シアノチアゾール−2−イルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−23)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.43(s,2H),7.11(d,J = 5.1 Hz,1H),7.22(s,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.3 Hz,2H),7.81(d,J = 8.3 Hz,2H),8.00(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.25(s,1H),8.28(d,J = 5.1 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.67(s,1H),12.21(s,1H)
2−[2−(5−シアノチアゾール−2−イルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−24)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.42(s,2H),6.76(s,1H),7.11(d,J = 5.2 Hz,1H),7.21(s,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.94(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.25(s,1H),8.28(d,J = 5.2 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.31(s,1H),12.21(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ベンザミド(化合物2−25)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.22(s,2H),6.99(d,J = 5.2 Hz,1H),7.30(t,J = 7.6 Hz,1H),7.40(d,J = 8.6 Hz,2H),7.42(t,J = 7.6 Hz,1H),7.48(d,J = 7.6 Hz,1H),7.52(d,J = 7.6 Hz,1H),7.75(d,J = 8.6 Hz,2H),7.83(s,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),9.68(s,1H),10.48(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ベンザミド(化合物2−26)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),1.45(s,9H),4.22(s,2H),7.00(d,J = 5.2 Hz,1H),7.28(t,J = 7.6 Hz,1H),7.34(d,J = 8.6 Hz,2H),7.40(t,J = 7.6 Hz,1H),7.46(d,J = 7.6 Hz,1H),7.49(d,J = 7.6 Hz,1H),7.62(d,J = 8.6 Hz,2H),7.84(s,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),9.70(s,1H),10.27(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ベンザミド(化合物2−27)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.23(s,2H),6.99(d,J = 5.2 Hz,1H),7.30(t,J = 7.6 Hz,1H),7.35(d,J = 8.6 Hz,2H),7.43(t,J = 7.6 Hz,1H),7.49(d,J = 7.6 Hz,1H),7.53(d,J = 7.6 Hz,1H),7.83(d,J = 8.6 Hz,2H),7.84(s,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),9.68(s,1H),10.55(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ベンザミド(化合物2−28)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.44(s,9H),4.24(s,2H),7.01(d,J = 5.1 Hz,1H),7.30(d,J = 7.3 Hz,1H),7.43(t,J = 8.3 Hz,1H),7.47(d,J = 7.1 Hz,1H),7.57(t,J = 8.3 Hz,1H),7.61(d,J = 7.3 Hz,1H),7.74(t,J = 8.3 Hz,1H),7.84(br s,1H),7.97(d,J = 8.3 Hz,1H),8.08(d,J = 8.3 Hz,1H),8.11(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(s,1H),9.18(s,1H),9.71(s,1H),10.96(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ベンザミド(化合物2−29)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 6.7 Hz,6H),1.45(s,9H),2.86(m,1H),4.23(s,2H),6.98(d,J = 7.6 Hz,1H),7.01(d,J = 5.2 Hz,1H),7.24(t,J = 7.6 Hz,1H),7.28(t,J = 7.6 Hz,1H),7.41(t,J = 7.6 Hz,1H),7.46(d,J = 7.6 Hz,1H),7.50−7.55(m,2H),7.62(br s,1H),7.84(s,1H),8.12(d,J = 5.2 Hz,1H),9.70(s,1H),10.28(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロ−3−メチルフェニル)ベンザミド(化合物2−30)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),2.32(s,3H),4.25(s,2H),6.99(d,J = 5.2 Hz,1H),7.29(t,J = 7.3 Hz,1H),7.36(t,J = 8.6 Hz,1H),7.45(m,1H),7.51(d,J = 7.3 Hz,1H),7.54(d,J = 8.6 Hz,1H),7.72−7.80(m,2H),7.84(br s,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),9.70(s,1H),10.41(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ベンザミド(化合物2−31)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.44(s,9H),4.24(s,2H),7.00(d,J = 5.2 Hz,1H),7.26(d,J = 8.6 Hz,1H),7.30(t,J = 8.6 Hz,1H),7.43(t,J = 8.6 Hz,1H),7.48(d,J = 7.3 Hz,1H),7.54(d,J = 7.3 Hz,1H),7.68(d,J = 8.6 Hz,1H),7.84(s,1H),7.99(br s,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),8.25(s,1H),9.69(s,1H),10.49(s,1H),12.93(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ベンザミド(化合物2−32)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),2.25(s,6H),4.22(s,2H),6.74(s,1H),7.00(dd,J = 4.9 1.2 Hz,1H),7.28(t,J = 7.3 Hz,1H),7.35(s,2H),7.41(m,1H),7.45(s,1H),7.48(t,J = 7.3 Hz,1H),7.84(s,1H),8.12(d,J = 4,9 Hz,1H),9.69(s,1H),10.18(s,1H)
3−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物2−33)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),2.25(s,6H),4.26(s,2H),6.74(s,1H),6.95(d.J = 5.1 Hz,1H),7.24(s,2H),7.24(d,J = 5.1 Hz,1H),7.82(s,1H),7.83(s,1H),8.11(d,J = 5.1 Hz,1H),9.71(s,1H),9.82(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−34)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.46(s,9H),2.15(s,6H),4.37(s,2H),7.03(dd,J = 5.0,1.3 Hz,1H),7.23(s,2H),7.26(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.87(s,1H),7.90(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.10−8.12(m,2H),8.56(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),9.68(s,1H),10.09(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−クロロ−4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−35)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.40(s,2H),7.03(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.58(dd,J = 8.9,1.2 Hz,1H),7.71(dd,J = 8.9,2.4 Hz,1H),7.87(s,1H),8.01(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.08(d,J = 2.4 Hz,1H),8.10(d,J = 5.2Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.67(s,1H),10.81(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−36)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.45(s,9H),4.40(s,2H),7.04(d,J = 5.2 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.48(d,J = 7.9 Hz,1H),7.60(t,J = 7.9 Hz,1H),7.88(s,1H),7.91(d,J = 7.9 Hz,1H),8.03(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.11(d,J = 5.2 Hz,1H),8.18(s,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.67(s,1H),10.79(s,1H)
実施例3
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−1)
室温下、2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物2−1、420mg、0.90mmol)の1,4−ジオキサン(5.0mL)溶液に4N塩化水素1,4−ジオキサン溶液(5.0mL)を加え、12時間攪拌した。反応溶液にエタノール(6.0mL)を加え、析出した固体をろ取した。その固体を減圧下、60℃で乾燥し、標的化合物320mgを無色結晶として得た(収率88%)。
Figure 0004626353
もしくは以下の方法によって化合物3−1の遊離塩基を合成することができる。
氷冷下、N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−1,100g,0.39mol)と2−アミノ−4−ブロモメチルピリジン臭化水素酸塩(参考化合物14−1,110g,0.40mol)をN,N−ジメチルホルムアミド(840mL)に溶解した後、トリエチルアミン(160mL,1.2mol)を滴下し、室温で6時間撹拌した。反応液を水(2.5L)に注ぎ、析出した固体を濾取し、減圧下45℃に加熱して乾燥することにより、標的化合物の遊離塩基を140gを淡黄色固体として定量的に得た。
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),4.44(s,2H),6.77(s,1H),6.89(d,J = 6.7 Hz,1H),7.03(s,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.34(s,2H),7.84(d,J = 6.7 Hz,1H),7.97(br s,2H),8.00(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.56(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.35(s,1H),13.40(br s,1H)
以下、化合物2−1〜36、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、化合物3−1の製造方法に準じ、化合物3−2〜37を得た。
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.21(d,J = 6.7 Hz,6H),2.87(m,1H),4.41(s,2H),6.89(d,J = 6.7 Hz,1H),7.00−7.03(m,2H),7.27(m,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.53(d,J = 7.3 Hz,1H),7.60(s,1H),7.84(d,J = 6.7 Hz,1H),7.95(s,2H),8.04(d,J = 7.6 Hz,1H),8.56(d,J = 4.9 Hz,1H),10.44(s,1H),13.33(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−3)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.91−2.05(m,2H),2.81−2.90(m,4H),4.40(s,2H),6.89(m,1H),7.03(s,1H),7.19(d,J = 7.6 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 7.6 Hz,1H),7.63(s,1H),7.84(d,J = 6.7 Hz,1H),8.00−8.05(m,3H),8.56(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.40(s,1H),13.50(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−4)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.28(s,9H),4.40(s,2H),6.89(dd,J = 7.7,1.5 Hz,1H),7.03(s,1H),7.32(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.62(d,J = 8.8 Hz,2H),7.84(d,J = 6.4 Hz,1H),7.97(s,2H),8.02(dd,J = 7.7,1.5 Hz,1H),8.56(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.44(s,1H),13.42(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−5)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.42(s,2H),6.39(br s,1H),6.89(d,J = 6.4 Hz,1H),7.06(s,1H),7.29−7.36(m,2H),7.70(d,J = 8.5 Hz,1H),7.85(d,J = 6.4 Hz,1H),8.02(s,1H),8.02−8.16(m,3H),8.23(s,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.70(s,1H),13.71(br s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−6)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),2.91(d,J = 4.9 Hz,3H),4.41(s,2H),5.98(br s,1H),6.77(s,1H),6.87(dd,J = 7.7,1.5 Hz,1H),7.10(s,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.35(s,2H),7.81(d,J = 7.7 Hz,1H),8.00(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.39(s,1H),13.48(br s,1H)
N−(インダン−5−イル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−7)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.98−2.06(m,2H),2.81−2.87(m,4H),2.91(d,J = 4.9 Hz,3H),4.40(s,2H),6.87(dd,J = 6.8,1.5 Hz,1H),7.10(s,1H),7.18(d,J = 8.3 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.42(d,J = 8.8 Hz,1H),7.63(s,1H),7.80(d,J = 6.6 Hz,1H),8.01(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),8.97(br s,1H),10.44(s,1H),13.43(br s,1H)
2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド1塩酸塩(化合物3−8)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.91(d,J = 4.9 Hz,3H),4.42(s,2H),6.87(dd,J = 6.7,1.5 Hz,1H),7.09(s,1H),7.33(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.2 Hz,2H),7.80−7.85(m,3H),8.07(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),8.90(br s,1H),10.77(s,1H),13.32(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−9)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.41(s,2H),6.89(d,J = 6.4 Hz,1H),7.03(s,1H),7.33(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.43(d,J = 8.6 Hz,2H),7.75(d,J = 8.6 Hz,2H),7.84(d,J = 6.4 Hz,1H),7.96(s,2H),8.06(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.66(s,1H),13.40(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−10)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.25(s,2H),5.83(s,2H),6.45(s,1H),6.48(dd,J = 5.2,1.3 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.8,4.8 Hz,1H),7.37(d,J = 8.2 Hz,2H),7.77(dd,J = 5.2 Hz,1H),7.81(d,J = 8.2 Hz,2H),7.97(d,J = 7.8,1.8 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H),10.67(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−11)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.41(s,2H),6.88(d,J = 6.6 Hz,1H),7.05(s,1H),7.19(d,J = 8.1 Hz,1H),7.33(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.40(t,J = 8.1 Hz,1H),7.64(d,J = 8.1 Hz,1H),7.85(d,J = 6.6 Hz,1H),7.93(s,1H),8.04(br s,2H),8.08(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.78(s,1H),13.64(br s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−エチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−12)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.08(t,J = 7.2 Hz,3H),2.25(s,6H),3.15−3.22(m,2H),4.24(s,2H),6.39(t,J = 5.5 Hz,1H),6.42−6.46(m,2H),6.76(s,1H),7.27(dd,J = 7.4,4.8 Hz,1H),7.32(s,2H),7.83(d,J = 5.4 Hz,1H),7.90(dd,J = 7.4,1.5 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.8,1.5 Hz,1H),10.30(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−13)H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.25(s,2H),5.83(s,2H),6.46(s,1H),6.49(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.58(ddd,J = 7.9,7.9,1.2 Hz,1H),7.75(ddd,J = 7.9,7.9,1.2 Hz,1H),7.78(d,J = 5.2 Hz,1H),7.98(d,J = 7.9 Hz,1H),8.04(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.09(d,J = 7.9 Hz,1H),8.59(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),8.59(br s,1H),9.19(br s,1H),11.15(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−14)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.71(d,J = 4.9 Hz,3H),4.26(s,2H),6.46−6.49(m,3H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(dd,J = 6.7,2.1 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.85(d,J = 5.1 Hz,1H),7.96(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.60(s,1H)
N−(3−クロロフェニル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−15)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.71(d,J = 4.9 Hz,3H),4.26(s,2H),6.42−6.49(m,3H),7.18(ddd,J = 8.1,2.0,0.9 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.39(t,J = 8.1 Hz,1H),7.58(d,J = 8.1 Hz,1H),7.85(d,J = 5.1 Hz,1H),7.89(t,J = 2.0 Hz,1H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.65(s,1H)
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−16)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),2.71(d,J = 4.9 Hz,3H),4.25(s,2H),6.40−6.49(m,3H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.36(d,J = 8.8 Hz,2H),7.60(d,J = 8.8 Hz,2H),7.85(d,J = 4.9 Hz,1H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.39(s,1H)
N−(イソキノリン−3−イル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−17)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.71(d,J = 4.9 Hz,3H),4.27(s,2H),6.39−6.50(m,3H),7.27(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.58(m,1H),7.75(m,1H),7.85(d,J = 5.4 Hz,1H),7.98(d,J = 8.1 Hz,1H),8.04(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.09(d,J = 8.3 Hz,1H),8.58−8.60(m,2H),9.19(s,1H),11.16(s,1H)
N−(アダマンタン−1−イル)−2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−18)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.65(br s,6H),2.04(br s,9H),4.36(s,2H),6.87(d,J = 6.7 Hz,1H),6.99(s,1H),7.21(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.74(dd,J = 7.6,1.2 Hz,1H),7.84(d,J = 6.7 Hz,1H),7.87(br s,2H),7.92(s,1H),8.47(dd,J = 4.9,1.2 Hz,1H),13.34(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド 2塩酸塩(化合物3−19)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),3.50−4.30(m,8H),4.39(s,2H),6.76(s,1H),6.92(s,1H),7.23(s,1H),7.30(dd,J = 7.7,4.8 Hz,1H),7.33(s,2H),7.41(s,1H),7.98(d,J = 5.8 Hz,1H),8.02(d,J = 5.8 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H),9.20(s,2H),10.35(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ベンザミド 1塩酸塩(化合物3−20)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),4.25(s,2H),6.75(s,1H),6.82(m,1H),6.85(s,1H),7.28−7.35(m,3H),7.40−7.45(m,2H),7.52(d,J = 7.3 Hz,1H),7.84(d,J = 6.6 Hz,1H),7.95(br s,2H),10.21(s,1H),13.43(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ベンザミド 1塩酸塩(化合物3−21)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.25(s,2H),6.81(dd,J = 6.7,1.5 Hz,1H),6.85(s,1H),7.35(t,J = 8.6 Hz,1H),7.41(d,J = 8.6 Hz,2H),7.45(t,J = 8.6 Hz,1H),7.46(d,J = 1.5 Hz,1H),7.56(d,J = 8.6 Hz,1H),7.75(d,J = 8.6 Hz,2H),7.83(d,J = 6.7 Hz,1H),7.92(br s,2H),10.51(s,1H),13.33(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ベンザミド 1塩酸塩(化合物3−22)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.28(s,9H),4.25(s,2H),6.82(d,J = 6.6 Hz,1H),6.84(s,1H),7.33(t,J = 6.6 Hz,1H),7.35(d,J = 8.8 Hz,2H),7.40−7.47(m,2H),7.53(d,J = 6.6 Hz,1H),7.63(d,J = 8.8 Hz,2H),7.83(d,J = 6.6 Hz,1H),7.90(br s,2H),10.29(s,1H),13.36(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ベンザミド 1塩酸塩(化合物3−23)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.25(s,2H),6.81(d,J = 6.7 Hz,1H),6.84(s,1H),7.35(m,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.43−7.49(m,2H),7.57(d,J = 6.7 Hz,1H),7.83(s,1H),7.83(d,J = 8.9 Hz,2H),7.88(br s,2H),10.57(s,1H),13.41(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ベンザミド 1塩酸塩(化合物3−24)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.27(s,2H),6.83(d,J = 6.7 Hz,1H),6.87(s,1H),7.35(m,1H),7.44−7.46(m,2H),7.58(d,J = 8.2 Hz,1H),7.64(d,J = 7.0 Hz,1H),7.76(t,J = 7.0 Hz,1H),7.84(d,J = 6.7 Hz,1H),7.97(d,J = 8.2 Hz,1H),8.00(br s,2H),8.09(d,J = 8.2 Hz,1H),8.59(s,1H),9.20(s,1H),10.99(s,1H),13.51(br s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ベンザミド(化合物3−25)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 7.0 Hz,6H),2.86(m,1H),4.06(s,2H),5.86(s,2H),6.43(s,1H),6.49(d,J = 5.2 Hz,1H),6.98(d,J = 7.6 Hz,1H),7.24(t,J = 7.6 Hz,1H),7.28(d,J = 8.2 Hz,1H),7.42(t,J = 8.2 Hz,1H),7.43(d,J = 7.6 Hz,1H),7,51(d,J = 7.6 Hz,1H),7.54(d,J = 8.2 Hz,1H),7.64(br s,1H),7.79(d,J = 5.2 Hz,1H),10.28(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロ−3−メチルフェニル)ベンザミド(化合物3−26)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.32(s,3H),4.06(s,2H),5.87(s,2H),6.42(s,1H),6.48(d,J = 5.2 Hz,1H),7.28(t,J = 7.6 Hz,1H),7.37(d,J = 8.6 Hz,1H),7.43(t,J = 7.6 Hz,1H),7.44(d,J = 7.6 Hz,1H),7.51(d,J = 7.6 Hz,1H),7.55(d,J = 8.6 Hz,1H),7.75(br s,1H),7.79(d,J = 5.2 Hz,1H),10.42(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ベンザミド(化合物3−27)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.08(s,2H),5.86(s,2H),6.43(s,1H),6.49(d,J = 5.2 Hz,1H),7.26(d,J = 8.6 Hz,1H),7.30(t,J = 7.3 Hz,1H),7.43(t,J = 7.6 Hz,1H),7.46(d,J = 7.6 Hz,1H),7.54(d,J = 7.6 Hz,1H),7.68(d,J = 8.6 Hz,1H),7.85(d,J = 5.2 Hz,1H),7.99(br s,1H),8.26(br s,1H),10.50(s,1H),12.93(s,1H)
3−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物3−28)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.10(s,2H),5.88(s,2H),6.40(s,1H),6.46(d,J = 5.1 Hz,1H),6.74(s,1H),7.20(d,J = 5.1 Hz,1H),7.26(s,2H),7.79(d,J = 5.1 Hz,1H),7.82(d,J = 5.1 Hz,1H),9.83(s,1H)
2−(3−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−29)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.30(s,6H),4.15−4.60(br s,2H),4.38(s,2H),6.81(s,1H),7.09(d,J = 4.9 Hz,1H),7.13(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.24(s,2H),7.86−7.88(m,2H),7.97(s,1H),8.13(s,1H),8.53(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−30)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.15(s,6H),4.23(s,2H),5.85(s,2H),6.45(s,1H),6.48(dd,J = 5.2,1.2 Hz,1H),7.23−7.27(m,3H),7.77(d,J = 5.2 Hz,1H),7.88(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.09(s,1H),8.55(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.09(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−31)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.24(s,2H),5.83(s,2H),6.45(d,J = 0.6 Hz,1H),6.48(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.18(d,J = 8.8 Hz,2H),7.18(t,J = 74.1 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.77(dd,J = 5.2,0.6 Hz,1H),7.96(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.55(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−32)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),4.24(s,2H),5.83(s,2H),6.45(s,1H),6.48(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.36(d,J = 8.5 Hz,2H),7.61(d,J = 8.5 Hz,2H),7.77(d,J = 5.2 Hz,1H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.40(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−33)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.30(s,3H),4.24(s,2H),5.84(s,2H),6.45(s,1H),6.48(dd,J = 5.2,1.6 Hz,1H),6.93(d,J = 7.8 Hz,1H),7.22(t,J = 7.8 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.46(d,J = 7.8 Hz,1H),7.56(s,1H),7.77(d,J = 5.2 Hz,1H),7.93(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.39(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−34)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.25(s,2H),5.84(s,2H),6.45(s,1H),6.48(dd,J = 5.4,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.3 Hz,2H),7.77(d,J = 5.4 Hz,1H),7.92(d,J = 8.3 Hz,2H),8.00(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.83(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−クロロ−4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−35)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.25(s,2H),5.83(s,2H),6.45(s,1H),6.48(d,J = 5.1 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.59(d,J = 8.9 Hz,1H),7.72(dd,J = 8.9,2.4 Hz,1H),7.77(d,J = 5.1 Hz,1H),8.00(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.09(d,J = 2.4 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.82(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−36)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.25(s,2H),5.84(s,2H),6.45(s,1H),6.48(d,J = 5.1 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.48(d,J = 7.1 Hz,1H),7.61(dd,J = 8.1,7.1 Hz,1H),7.77(d,J = 5.1 Hz,1H),7.91(d,J = 8.1 Hz,1H),8.02(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.19(s,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.80(s,1H)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−37)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 7.0 Hz,6H),2.87(m,1H),4.24(s,2H),5.83(s,2H),6.45(br s,1H),6.48(d,J = 5.2 Hz,1H),7.00(d,J = 7.6 Hz,1H),7.26(t,J = 7.6 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.52(d,J = 7.6 Hz,1H),7.60(s,1H),7.77(d,J = 5.2 Hz,1H),7.94(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.58(dd,J =4.9,1.5 Hz,1H),10.40(s,1H)
実施例4
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−1)
室温下、2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物3−1、1.0g、2.5mmol)のピリジン(10mL)溶液に無水酢酸(1.0mL、10mmol)を加え、4時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル(30mL)を加え、水(20mL)と飽和食塩水(20mL)で洗浄し、その有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧下で濃縮し、得られる固体をヘキサン/酢酸エチル(1:1)溶液でろ取し、標的化合物770mgを無色結晶として得た(収率76%)。
Figure 0004626353
もしくは以下の方法によっても合成できる。
氷冷下、窒素雰囲気下でN−(3,5−ジメチルフェニル)−2−チオキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物10−1,200mg,0.77mmol)と2−アセチルアミノ−4−メタンスルホニルオキシメチルピリジン(参考化合物13−1,190mg,0.77mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2.0mL)に懸濁させ、トリエチルアミン(022mL,1.5mmol)を加え、室温で2時間撹拌した。反応液に酢酸エチル(40mL)を加え、水(30mL)、飽和食塩水(20mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた固体をジイソプロピルエーテルと酢酸エチルの混合溶媒を用いてろ取し、減圧下40℃で乾燥することにより標的化合物250mgを黄白色固体として得た(収率81%)。
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.05(s,3H),2.25(s,6H),4.39(s,2H),6.76(s,1H),7.09(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.28(m,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.15−8.18(m,2H),8.57(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),10.29(s,1H),10.40(s,1H)
以下、化合物3−1〜37、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、化合物4−1の製造方法に準じ、化合物4−2〜68を得た。
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−プロピオニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.05(t,J = 7.3 Hz,3H),2.25(s,6H),2.36(q,J = 7.3 Hz,2H),4.39(s,2H),6.76(s,1H),7.09(d,J = 5.1 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.93(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.16(s,1H),8.17(s,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.30(s,1H),10.35(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−トリフルオロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−3)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.45(s,2H),6.76(s,1H),7.27−7.32(m,4H),7.93(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.03(s,1H),8.31(d,J = 4.9 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.30(s,1H),11.97(br s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−イソブチリルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−4)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.06(d,J = 6.7 Hz,6H),2.25(s,6H),2.72(m,1H),4.40(s,2H),6.76(s,1H),7.10(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.93(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.17−8.19(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.30(s,1H),10.34(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ピバロイルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−5)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.30(s,9H),2.32(s,6H),4.49(s,2H),6.80(d,J = 0.7 Hz,1H),7.07−7.13(m,2H),7.29(s,2H),7.86(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.00(br s,1H),8.11−8.15(m,2H),8.31(d,J = 0.7 Hz,1H),8.51(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−6)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),4.43(s,2H),6.77(s,1H),7.14(d,J = 6.3 Hz,1H),7.28−7.32(m,3H),7.72(s,1H),7.95−7.99(m,2H),8.53(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.29(s,1H),13.99(br s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メタンスルホニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−7)
H−NMR(500MHz,CDl
δ 2.32(s,6H),2.94(s,3H),4.42(s,2H),6.81(s,1H),6.85(dd,J = 6.1,1.5 Hz,1H),7.13(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.28(s,2H),7.46(s,1H),7.83(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),7.91(s,1H),8.03(d,J = 6.1 Hz,1H),8.51(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),11.80(br s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−8)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 6.8 Hz,6H),2.06(s,3H),2.87(m,1H),4.39(s,2H),7.00(d,J = 7.6 Hz,1H),7.10(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.23−7.30(m,2H),7.51(d,J = 7.8 Hz,1H),7.59(s,1H),7.96(d,J = 5.9 Hz,1H),8.15−8.18(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.39(s,1H),10.40(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−9)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.97−2.06(m,2H),2.06(s,3H),2.79−2.87(m,4H),4.39(s,2H),7.09(d,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.17(d,J = 7.8 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.3 Hz,1H),7.61(s,1H),7.93(d,J = 5.9 Hz,1H),8.15−8.18(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.33(s,1H),10.40(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−10)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.40(s,2H),7.09(d,J = 5.2 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.6 Hz,2H),7.72(d,J = 8.6 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.16(s,1H),8.17(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.40(s,1H),10.59(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−11)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.40(s,2H),7.10(dd,J = 5.2,1.6 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.37(d,J = 8.6 Hz,2H),7.80(d,J = 8.6 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.14−8.18(m,2H),8.60(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−12)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.96(s,3H),2.25(s,6H),3.22(s,3H),4.43(s,2H),6.76(s,1H),7.27−7.30(m,2H),7.32(s,2H),7.52(s,1H),7.93(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.34(d,J = 4.9 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.31(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(キノリン−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−13)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.42(s,2H),7.11(d,J = 5.2 Hz,1H),7.33(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.51(dd,J = 8.2,4.3 Hz,1H),7.89(dd,J = 9.2,2.4 Hz,1H),8.00(d,J = 9.2 Hz,1H),8.05(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.15−8.20(m,2H),8.34(d,J = 7.6 Hz,1H),8.51(d,J = 2.4 Hz,1H),8.62(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),8.81(dd,J = 4.3,1.5 Hz,1H),10.40(s,1H),10.80(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−クロロ−4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−14)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.41(s,2H),7.10(d,J = 4.9 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.58(d,J = 9.0 Hz,1H),7.71(d,J = 9.0 Hz,1H),8.01(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.08(s,1H),8.16(s,1H),8.17(d,J = 4.9 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.80(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−15)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.05(s,3H),4.40(s,2H),7.11(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.58(m,1H),7.75(m,1H),7.97(d,J = 8.0 Hz,1H),8.06(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.09(d,J = 8.0 Hz,1H),8.15−8.20(m,2H),8.58−8.60(m,2H),9.19(s,1H),10.42(s,1H),11.16(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−16)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.40(s,2H),7.10(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.18(dd,J = 8.1,1.1 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(t,J = 8.1 Hz,1H),7.58(dd,J = 8.1,1.1 Hz,1H),7.88(s,1H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.16(s,1H),8.17(d,J = 5.2 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.40(s,1H),10.64(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−17)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),2.06(s,3H),4.39(s,2H),7.10(d,J = 5.1 Hz,1H),7.28(dd,J =7.7,4.9 Hz,1H),7.36(d,J = 8.7 Hz,2H),7.60(d,J = 8.7 Hz,2H),7.94(dd,J = 7.7,1.8 Hz,1H),8.15−8.17(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.39(s,1H),10.41(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−18)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.23(d,J = 1.5 Hz,3H),4.39(s,2H),7.09−7.14(m,2H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.48(m,1H),7.63(d,J = 5.6 Hz,1H),7.95(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16−8.17(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.44(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−19)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.20(d,J = 1.2 Hz,3H),4.40(s,2H),7.09(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.24(t,J = 8.4 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.7 Hz,1H),7.34(d,J = 8.4 Hz,1H),7.59(d,J = 13.7 Hz,1H),7.96(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.15−8.17(m,2H),8.59(dd,J = 4.7,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.56(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−20)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.30(s,3H),4.40(s,2H),6.93(d,J = 8.1 Hz,1H),7.10(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.22(t,J = 8.1 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.45(d,J = 8.1 Hz,1H),7.56(s,1H),7.96(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16−8.17(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.39(s,1H),10.41(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−21)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.40(s,2H),7.10(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.50−7.55(m,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.05(s,1H),8.15−8.18(m,2H),8.22(s,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.47(s,1H),13.03(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−22)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.41(s,2H),7.10(dd,J = 5.2,1.6 Hz,1H),7.24(dd,J = 8.8,1.7 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.70(d,J = 8.8 Hz,1H),7.97−8.00(m,2H),8.16−8.18(m,2H),8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.60(s,1H),12.97(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,4−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−23)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.18(s,3H),2.20(s,3H),4.40(s,2H),7.08−7.10(m,2H),7.27(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.39(d,J = 8.1 Hz,1H),7.48(s,1H),7.93(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.16−8.17(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),10.29(s,1H),10.40(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジクロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−24)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.41(s,2H),7.10(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.36(t,J = 2.0 Hz,1H),7.77(s,2H),8.01(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17(s,1H),8.17(d,J = 5.1 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.77(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−25)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.41(s,2H),7.10(dd,J = 5.1,1.6 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.5 Hz,2H),7.92(d,J = 8.5 Hz,2H),8.01(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16(s,1H),8.17(d,J = 5.1 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.81(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−n−プロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−26)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 0.88(t,J = 7.3 Hz,3H),1.52−1.60(m,2H),2.06(s,3H),2.50−2.53(m,2H),4.39(s,2H),7.09(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.16(d,J = 8.4 Hz,2H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.59(d,J = 8.4 Hz,2H),7.94(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16(s,1H),8.16(d,J = 5.1 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.38(s,1H),10.40(s,1H)
2−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−27)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.95(s,3H),3.22(s,3H),4.43(s,2H),7.29−7.31(m,2H),7.42(dd,J = 6.7,2.1 Hz,2H),7.52(s,1H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.34(d,J = 5.2 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.60(s,1H)
2−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−28)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.95(s,3H),3.22(s,3H),4.44(s,2H),7.30−7.32(m,2H),7.38(d,J = 8.3 Hz,2H),7.52(s,1H),7.80(d,J = 8.3 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.34(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−29)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),1.95(s,3H),3.22(s,3H),4.43(s,2H),7.28−7.30(m,2H),7.36(d,J = 8.5 Hz,2H),7.51(s,1H),7.60(d,J = 8.5 Hz,2H),7.95(d,J = 6.1 Hz,1H),8.34(d,J =5.1 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.39(s,1H)
2−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−30)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.95(s,3H),3.22(s,3H),4.45(s,2H),7.28−7.31(m,2H),7.52(s,1H),7.58(m,1H),7.75(m,1H),7.98(d,J = 8.1 Hz,1H),8.06−8.09(m,2H),8.35(d,J = 5.1 Hz,1H),8.58−8.60(m,2H),9.20(s,1H),11.17(s,1H)
2−[2−(N−メチル−N−プロピオニルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−31)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 0.93(t,J = 7.3 Hz,3H),2.22(q,J = 7.3 Hz,2H),3.21(s,3H),4.44(s,2H),7.30−7.32(m,2H),7.37(d,J = 8.6 Hz,2H),7.50(s,1H),7.81(d,J = 8.9 Hz,2H),8.00(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.35(d,J = 4.9 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.7,1.8 Hz,1H),10.66(s,1H)
N−(3−クロロフェニル)−2−[2−(N−メチル−N−プロピオニルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−32)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 0.93(t,J = 7.4 Hz,3H),2.22(q,J = 7.4 Hz,2H),3.21(s,3H),4.44(s,2H),7.19(ddd,J = 7.9,2.1,0.9 Hz,1H),7.31−7.32(m,2H),7.39(t,J = 8.2 Hz,1H),7.51(s,1H),7.58(dd,J = 8.2,1.2 Hz,1H),7.89(t,J = 1.8 Hz,1H),8.00(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.35(d,J = 5.5 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.64(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−33)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 0.90(s,9H),2.06(s,3H),3.04(d,J = 6.4 Hz,2H),4.36(s,2H),7.08(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.21(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.77(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.14(br s,1H),8.16(d,J = 5.2 Hz,1H),8.43(t,J = 6.4 Hz,1H),8.51(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.40(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−34)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.75(t,J = 7.3 Hz,2H),3.35−3.41(m,2H),3.71(s,3H),4.34(s,2H),6.83(d,J = 8.6 Hz,2H),7.08(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.15(d,J = 8.6 Hz,2H),7.21(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.15(br s,1H),8.17(d,J = 5.2 Hz,1H),8.52(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),8.57(t,J = 5.5 Hz,1H),10.41(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(2−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−35)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.40(s,2H),7.11(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),7.24−7.33(m,2H),7.39(m,1H),7.55(dd,J = 8.0,1.5 Hz,1H),7.60(d,J = 7.3 Hz,1H),8.04(d,J = 6.3 Hz,1H),8.16−8.19(m,2H),8.60(dd,J = 4.6,1.7 Hz,1H),10.23(s,1H),10.42(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−36)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),3.85(s,3H),3.90(s,3H),4.38(s,2H),6.87(s,1H),7.10(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.26(m,1H),7.76(s,1H),7.96(d,J = 6.6 Hz,1H),8.15−8.18(m,2H),8.57(d,J = 3.7 Hz,1H),9.71(s,1H),10.41(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−37)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.15(s,6H),4.38(s,2H),7.10(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.23−7.28(m,3H),7.90(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.09(s,1H),8.15−8.18(m,2H),8.56(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.08(s,1H),10.41(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−38)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),2.80(s,4H),4.48(s,2H),6.76(s,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.40(s,1H),7.52(d,J = 4.9 Hz,1H),7.94(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.47(d,J = 4.9 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.31(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−39)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),3.65(s,3H),4.39(s,2H),6.76(s,1H),7.06(m,1H),7.27−7.33(m,3H),7.91−7.94(m,2H),8.13(d,J = 5.4 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.10(s,1H),10.30(s,1H)
2−[2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−40)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),4.34(s,2H),6.77(s,1H),6.85(m,1H),7.27−7.31(m,2H),7.34(s,2H),7.51(d,J = 7.6 Hz,2H),7.77−7.80(m,3H),7.97(d,J = 6.3 Hz,1H),8.50(m,1H),10.31(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(1−オキソ−3−ブテン−1−イルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−41)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),3.16−3.20(m,2H),4.40(s,2H),5.10−5.19(m,2H),5.98(m,1H),6.76(s,1H),7.11(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.15(s,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.57(m,1H),10.29(s,1H),10.44(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ベンザミド(化合物4−42)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.24(s,2H),7.05(d,J = 5.2 Hz,1H),7.30(t,J = 7.3 Hz,1H),7.39(d,J = 8.9 Hz,2H),7.44(t,J = 7.3 Hz,1H),7.48(d,J = 7.3 Hz,1H),7.52(d,J = 7.3 Hz,1H),7.75(d,J = 8.9 Hz,2H),8.11(s,1H),8.17(d,J = 5.2 Hz,1H),10.43(s,1H),10.48(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ベンザミド(化合物4−43)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.07(s,3H),2.25(s,6H),4.23(s,2H),6.74(s,1H),7.06(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),7.28(m,1H),7.35(s,2H),7.40(m,1H),7.45(d,J = 9.2 Hz,1H),7.48(m,1H),8.11(s,1H),8.18(dd,J = 5.2,0.6 Hz,1H),10.18(s,1H),10.44(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ベンザミド(化合物4−44)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),2.07(s,3H),4.23(s,2H),7.06(d,J = 4.9 Hz,1H),7.28(t,J = 7.3 Hz,1H),7.35(d,J = 8.6 Hz,2H),7.41(t,J = 7.3 Hz,1H),7.47(d,J = 7.3 Hz,1H),7.50(d,J = 7.3 Hz,1H),7.63(d,J = 8.6 Hz,2H),8.11(s,1H),8.18(d,J = 4.9 Hz,1H),10.26(s,1H),10.43(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ベンザミド(化合物4−45)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.24(s,2H),7.06(d,J = 5.2 Hz,1H),7.30(t,J = 7.6 Hz,1H),7.35(d,J = 8.6 Hz,2H),7.43(t,J = 7.6 Hz,1H),7.49(d,J = 7.6 Hz,1H),7.53(d,J = 7.6 Hz,1H),7.83(d,J = 8.6 Hz,2H),8.11(s,1H),8.17(d,J = 5.2 Hz,1H),10.43(s,1H),10.54(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ベンザミド(化合物4−46)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.24(s,2H),7.07(d,J = 4.9 Hz,1H),7.29(t,J = 7.6 Hz,1H),7.43(t,J = 7.6 Hz,1H),7.48(d,J = 7.6 Hz,1H),7.57(t,J = 7.6 Hz,1H),7.61(d,J = 7.6 Hz,1H),7.74(t,J = 7.6 Hz,1H),7.97(d,J = 7.6 Hz,1H),8.08(d,J = 7.6 Hz,1H),8.11(s,1H),8.17(d,J = 4.9 Hz,1H),8.60(s,1H),9.18(s,1H),10.43(s,1H),10.95(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ベンザミド(化合物4−47)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 7.0 Hz,6H),2.07(s,3H),2.86(m,1H),4.24(s,2H),6.98(d,J = 7.6 Hz,1H),7.07(d,J = 5.2 Hz,1H),7.24(t,J = 7.6 Hz,1H),7.28(t,J = 7.6 Hz,1H),7.41(t,J = 7.6 Hz,1H),7.46(d,J = 7.6 Hz,1H),7.52(d,J = 7.6 Hz,1H),7.53(d,J = 7.6 Hz,1H),7.62(s,1H),8.11(s,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),10.27(s,1H),10.44(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロ−3−メチルフェニル)ベンザミド(化合物4−48)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.32(s,3H),4.23(s,2H),7.06(d,J = 5.2 Hz,1H),7.29(t,J = 7.6 Hz,1H),7.36(d,J = 8.6 Hz,1H),7.42(t,J = 7.6 Hz,1H),7.48(d,J = 7.6 Hz,1H),7.51(d,J = 7.6 Hz,1H),7.53(m,1H),7.74(s,1H),8.11(s,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),10.40(s,1H),10.43(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ベンザミド(化合物4−49)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.25(s,2H),7.07(d,J = 5.2 Hz,1H),7.26(d,J = 8.6 Hz,1H),7.31(t,J = 7.3 Hz,1H),7.42(t,J = 7.3 Hz,1H),7.49(d.J = 7.3 Hz,1H),7.55(d,J = 7.3 Hz,1H),7.68(d,J = 8.6 Hz,1H),7.99(s,1H),8.11(s,1H),8.17(d,J = 5.2 Hz,1H),8.25(s,1H),10.43(s,1H),10.49(s,1H),12.93(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(2,2−ジメチルプロピル)ベンザミド(化合物4−50)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 0.91(s,9H),2.07(s,3H),3.04(d,J = 6.4 Hz,2H),4.20(s,2H),7.05(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),7.22(t,J = 7.6 Hz,1H),7.31−7.37(m,2H),7.40(d,J = 7.6 Hz,1H),8.09(br s,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.25(t,J = 6.4 Hz,1H),10.43(s,1H)
3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物4−51)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),2.06(s,3H),4.27(s,2H),6.99(d,J = 4.9 Hz,1H),7.24(d,J = 5.2 Hz,1H),7.34(d,J = 8.9 Hz,2H),7.52(d,J = 8.9 Hz,2H),7.83(d,J = 5.2 Hz,1H),8.11(s,1H),8.16(d,J = 4.9 Hz,1H),9.90(s,1H),10.43(s,1H)
3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物4−52)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.04(s,3H),4.28(s,2H),7.01(d,J = 4.9 Hz,1H),7.20(d,J = 8.6 Hz,1H),7.27(d,J = 5.2 Hz,1H),7.68(d,J = 8.6 Hz,1H),7.85(d,J = 5.2 Hz,1H),7.99(br s,1H),8.09(s,1H),8.10(s,1H),8.16(d,J = 4.9 Hz,1H),10.12(s,1H),10.41(s,1H),12.94(s,1H)
3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物4−53)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.96(s,3H),4.31(s,2H),6.92(d,J = 5.2 Hz,1H),7.32(d,J = 5.2 Hz,1H),7.57(t,J = 7.6 Hz,1H),7.75(t,J = 7.6 Hz,1H),7.91(d,J = 5.2 Hz,1H),7.93(d,J = 7.6 Hz,1H),8.03(s,1H),8.08(d,J = 5.2 Hz,1H),8.10(d,J = 7.6 Hz,1H),8.45(s,1H),9.17(s,1H),10.32(s,1H),10.55(s,1H)
3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(2,2−ジメチルプロピル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物4−54)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 0.85(s,9H),2.07(s,3H),3.01(d,J = 6.1 Hz,2H),4.24(s,2H),6.88(d,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.23(d,J = 5.1 Hz,1H),7.75(d,J = 5.1 Hz,1H),7.94(d,J = 6.1 Hz,1H),8.04(br s,1H),8.16(d,J = 5.1 Hz,1H),10.45(s,1H)
3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]チオフェン−2−カルボキサミド(化合物4−55)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.71(t,J = 7.3 Hz,2H),3.33−3.38(m,2H),3.71(s,3H),4.19(s,2H),6.85(d,J = 8.6 Hz,2H),6.95(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),7.14(d,J = 8.6 Hz,2H),7.15(d,J = 5.2 Hz,1H),7.71(d,J = 5.2 Hz,1H),8.06(t,J = 5.5 Hz,1H),8.08(br s,1H),8.18(d,J = 4.9 Hz,1H),10.46(s,1H)
3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物4−56)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.05(s,3H),2.25(s,6H),4.27(s,2H),6.74(s,1H),6.97(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.22−7.27(m,3H),7.83(d,J = 5.1 Hz,1H),8.11(s,1H),8.16(d,J = 5.1 Hz,1H),9.82(s,1H),10.43(s,1H)
3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物4−57)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.11(s,3H),3.96(s,2H),6.44(dd,J = 6.7,1.9 Hz,1H),7.16(d,J = 5.2 Hz,1H),7.26(d,J = 8.9 Hz,2H),7.46(d,J = 8.9 Hz,2H),7.57(d,J = 5.2 Hz,1H),8.00(d,J = 6.7 Hz,1H),8.03(s,1H),8.07(s,1H),9.79(s,1H)
3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド(化合物4−58)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.10(s,3H),3.98(s,2H),6.48(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.15(d,J = 0.7 Hz,1H),7.17(d,J = 5.1 Hz,2H),7.54(dd,J = 7.8,2.2 Hz,1H),7.58(d,J = 5.1 Hz,2H),8.00−8.02(m,2H),8.09(s,1H),9.84(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−59)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),3.35(s,3H),4.04(s,2H),4.42(s,2H),6.76(s,1H),7.15(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.93(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.17(s,1H),8.19(d,J = 4.9 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.89(s,1H),10.30(s,1H)
2−(2−メトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−60)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 3.35(s,3H),4.03(s,2H),4.43(s,2H),7.15(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.6 Hz,2H),7.80(d,J = 8.6 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.17(s,1H),8.19(dd,J = 5.2,0.6 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.89(s,1H),10.66(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−フェノキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−61)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.41(s,2H),4.76(s,2H),6.76(s,1H),7.03−7.09(m,3H),7.16(d,J = 4.9 Hz,1H),7.27(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.28−7.30(m,3H),7.31(s,1H),7.92(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.15(s,1H),8.22(d,J = 4.9 Hz,1H),8.56(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.30(s,1H),10.43(s,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−62)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.10(s,3H),4.41(s,2H),4.68(s,2H),7.14(d,J = 5.2 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.6 Hz,2H),7.72(d,J = 8.6 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.10(br s,1H),8.20(d,J = 5.2 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.59(s,1H),10.60(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(3−メタンスルホニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−63)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.32(s,6H),3.07(s,3H),4.36(s,2H),6.83(s,1H),7.21−7.25(m,4H),7.90(d,J = 6.4 Hz,1H),7.94(s,1H),8.33(d,J = 4.9 Hz,1H),8.72(dd,J= 4.5,1.5 Hz,1H),8.78(s,1H),10.64(s,1H)
2−(3−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−64)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.19(s,3H),2.30(s,6H),4.31(s,2H),6.81(s,1H),7.16−7.22(m,2H),7.25(s,2H),7.87(d,J = 7.6 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.48−8.52(m,2H),8.94(s,1H),9.38(s,1H)
N−(4−アセトキシ−3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−65)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),2.07(s,6H),2.33(s,3H),4.39(s,2H),7.10(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.42(s,2H),7.94(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.16−8.18(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.38(s,1H),10.41(s,1H)
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−66)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),4.41(s,2H),7.10(dd,J = 5.1,1.6 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.48(d,J = 7.6 Hz,1H),7.61(dd,J = 8.3,7.6 Hz,1H),7.91(d,J = 8.3 Hz,1H),8.03(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16−8.18(m,3H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.79(s,1H)
2−[2−(4−ヒドロキシカルボニルブチリル)アミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−67)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.73−1.82(m,2H),2.24(t,J = 7.6 Hz,2H),2.25(s,6H),2.39(t,J = 7.3 Hz,2H),4.39(s,2H),6.76(s,1H),7.10(d,J = 6.6 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17(d,J = 6.6 Hz,1H),8.17(s,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.31(s,1H),10.40(s,1H),12.04(br s,1H)
2−[2−(3,5−ジオキソモルホリン−4−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−68)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.48(s,2H),4.54(s,4H),6.76(s,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.33(s,2H),7.45(s,1H),7.53(d,J = 4.9 Hz,1H),7.94(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.46(d,J = 4.9 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.33(s,1H)
実施例5
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(N’−n−プロピルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物5−1)
室温下、2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−1の遊離塩基、28mg、0.077mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.60mL)溶液にイソシアン酸n−プロピル(20mg、0.23mmol)を加え、80℃で4時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル(10mL)を加え、水(15mL)と飽和食塩水(15mL)で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を減圧下で濃縮し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標的化合物12mgを無色固体として得た(収率33%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 0.87(t,J = 7.6 Hz,3H),1.46(m,2H),2.25(s,6H),3.11(m,2H),4.33(s,2H),6.76(s,1H),6.93(d,J = 5.2 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.37(s,1H),7.93(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.05(d,J = 5.2 Hz,1H),8.23(br s,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.13(s,1H),10.29(s,1H)
以下、化合物3−1〜37、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、化合物5−1の製造方法に準じ、化合物5−2〜6を得た。
2−[2−(N’−tert−ブチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物5−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.30(s,9H),2.25(s,6H),4.33(s,2H),6.76(s,1H),6.91(d,J = 5.2 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.42(s,1H),7.93(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.03(d,J = 5.2 Hz,1H),8.06(br s,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),8.91(s,1H),10.30(s,1H)
2−[2−(N’−4−クロロフェニルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物5−3)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.38(s,2H),6.76(s,1H),7.05(d,J = 5.2 Hz,1H),7.27−7.50(m,4H),7.53−7.56(m,4H),7.94(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16(d,J = 5.2 Hz,1H),8,58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.48(s,1H),10.30(s,1H),10.69(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(N’−メチルチオウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物5−4)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.26(s,6H),3.05(d,J = 4.6 Hz,3H),4.35(s,2H),6.76(s,1H),7.05(dd,J = 5.5,1.5 Hz,1H),7.21(s,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.94(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.10(d,J = 5.5 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.29(s,1H),10.54(s,1H),11.49(d,J = 4.6 Hz,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(N’−n−プロピルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物5−5)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 0.87(t,J = 6.3 Hz,3H),1.40−1.50(m,2H),3.10(q,J = 6.8 Hz,2H),4.34(s,2H),6.93(d,J = 5.4 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(s,1H),7.42(d,J = 9.0 Hz,2H),7.73(d,J = 9.0 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.05(d,J = 5.4 Hz,1H),8.24(br s,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.14(s,1H),10.59(s,1H)
2−[2−(N’−n−プロピルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物5−6)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 0.87(t,J = 6.3 Hz,3H),1.43−1.48(m,2H),3.11(q,J = 7.0 Hz,2H),4.35(s,2H),6.93(d,J = 4.9 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.36−7.38(m,3H),7.81(d,J = 8.6 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.05(d,J = 4.9 Hz,1H),8.23(br s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.13(s,1H),10.65(s,1H)
実施例6
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ホルミルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物6−1)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−1の遊離塩基,50mg,0.14mmol)を無水テトラヒドロフラン(0.20mL)に溶解し、そこへN−ホルミルベンゾトリアゾ−ル(19mg、0.13mmol)の無水テトラヒドロフラン(0.2mL)溶液を加え、16時間加熱還流させた。ジクロロメタン(15mL)で希釈し、2N水酸化ナトリウム水溶液(4.0mL)で2回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。減圧下溶媒を留去し標的化合物60mgを無色固体として定量的に得た。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),3.30(s,1H),4.37(s,2H),6.76(s,1H),6.97(s,1H),7.13(m,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.93(d,J = 7.6 Hz,1H),8.16(m,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.30(s,1H),10.54(s,1H)
実施例7
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(tert−ブトキシカルボニルメチル)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物7−1)
氷冷下60%水素化ナトリウム(13mg、0.30mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(1.0mL)懸濁液に2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−1の遊離塩基,50mg,0.14mmol)の無水N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液を滴下した後、5分間撹拌した。その反応溶液にブロモ酢酸 tert−ブチルエステル(22μL,0.15mmol)を加え室温で30分間撹拌した。反応液を氷水(15mL)に注ぎ、酢酸エチル(15mL)で抽出した。有機層を飽和重曹水(30mL)と飽和食塩水(30mL)で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、標的化合物45mgを無色アモルファスとして得た(収率69%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.42(s,9H),2.05(s,6H),4.27(s,2H),4.38(s,2H),5.85(s,2H),6.45−6.46(m,2H),6.77−6.79(m,3H),6.95(s,1H),7.28(s,1H),7.78(dd,J = 4.9,0.9 Hz,1H),8.33(s,1H)
実施例8
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−フェニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物8−1)
窒素をバブリングさせながら1,4−ジオキサン(2.0mL)に、2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−1の遊離塩基,63mg,0.18mmol)、炭酸セシウム(130mg,0.38mmol)、ヨードベンゼン(37μL,0.33mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(8.1mg,0.014mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(4.3mg,0.0047mmol)を加えた。封管にて90℃で20時間撹拌させた後、酢酸エチル(30mL)で希釈し、飽和重曹水(30mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、得られた固体をジエチルエーテルを用いて濾取した。減圧下乾燥し、標的化合物31mgを無色固体として得た(収率31%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.34(s,2H),6.75−6.76(m,2H),6.85−6.87(m,2H),7.22(t,J = 7.8 Hz,2H),7.29(dd,J = 7.3,4.9 Hz,1H),7.33(s,2H),7.61(d,J = 7.6 Hz,2H),7.93(d,J = 7.6 Hz,1H),8.03(d,J = 5.5 Hz,1H),8.58(d,J = 4.9 Hz,1H),8.97(s,1H),10.31(s,1H)
実施例9
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物9−1)
窒素をバブリングさせながら1,4−ジオキサン(2.0mL)に、2−(2−ブロモピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3.5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−4,100mg,0.23mmol)、炭酸セシウム(91mg,0.28mmol)、N−メチル尿素(52mg,0.70mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(8.1mg,0.014mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(4.3mg,0.0047mmol)を加えた。封管にて100℃で5時間撹拌させた後、酢酸エチル(30mL)で希釈し、飽和重曹水(30mL)で2回洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィ−にて精製し、得られた固体を酢酸エチルを用いて濾取した。減圧下乾燥し、標的化合物21mgを無色固体として得た(収率22%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),2.71(d,J = 4.6 Hz,3H),4.33(s,2H),6.76(s,1H),6.93(dd,J = 5.3,1.4 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.5,4.7 Hz,1H),7.33(m,3H),7.92(dd,J = 7.5,1.5 Hz,1H),8.05(d,J = 5.3 Hz,1H),8.15(s,1H),8.57(dd,J = 4.7,1.5 Hz,1H),9.20(s,1H),10.29(s,1H)
以下、参考化合物3−4〜7、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用し、化合物9−1の製造方法に準じ、化合物9−2〜4を得た。
2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物9−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.70(d,J = 4.6 Hz,3H),4.34(s,2H),6.93(dd,J = 5.5,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.33(s,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.80(d,J = 8.9 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.05(d,J = 5.5 Hz,1H),8.15(s,1H),8.60(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),9.21(s,1H),10.66(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物9−3)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.71(d,J = 4.6 Hz,3H),4.34(s,2H),6.93(dd,J = 5.1,1.4 Hz,1H),7.28−7.33(m,2H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.04(d,J = 5.1 Hz,1H),8.16(s,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.21(s,1H),10.60(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物9−4)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.70(d,J = 4.6 Hz,3H),4.34(s,2H),6.93(dd,J = 5.1,1.3 Hz,1H),7.17(t,J = 74.1 Hz,1H).7.18(d,J = 8.9 Hz,2H),7.28−7.33(m,2H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.8,1.7 Hz,1H),8.04(d,J = 5.1 Hz,1H),8.17(s,1H),8.59(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),9.22(s,1H),10.55(s,1H)
実施例10
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−1)
窒素をバブリングさせながら1,4−ジオキサン(20mL)に、2−(2−ブロモピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(参考化合物3−4,1.9g,4.7mmol)、炭酸セシウム(1.8g,5.6mmol)、アセトキシアセトアミド(1.6g,5.6mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(810mg,1.4mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(430mg,0.47mmol)を加えた。封管にて100℃で3時間撹拌させた後、酢酸エチル(300mL)で希釈し、飽和重曹水(300mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標的化合物1.0gを黄白色固体として得た(収率47%)。
Figure 0004626353
もしくは以下のようにしても合成できる。
室温下、アセトキシ酢酸(1.2g,10mmol)をピリジン(12ml)に溶解し,アセトキシ酢酸クロリド(1.1mL,10mmol)を加え室温で4時間撹拌した。さらに2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−1の遊離塩基,1.0g,2.5mmol)を加え15時間撹拌した。反応液に酢酸エチル(100mL)を加え、1N塩酸(150mL)で3回、飽和重曹水(150mL)で2回、飽和食塩水(150mL)で洗浄した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製した。得られた固体を酢酸エチルを用いてろ取し、減圧下乾燥することにより標的化合物0.97gを茶色固体として得た(収率77%)。
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.10(s,3H),2.25(s,6H),4.40(s,2H),4.68(s,2H),6.76(s,1H),7.14(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.10(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H),10.30(s,1H),10.60(s,1H)
以下、参考化合物3−4、3−5、化合物3−1〜37市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用して、化合物10−1の製造方法に準じ、化合物10−2〜21を得た。
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−2)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.09(s,3H),4.41(s,2H),4.68(s,2H),7.14(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.36(d,J = 8.3 Hz,2H),7.80(d,J = 8.3 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.10(s,1H),8.20(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H),10.59(s,1H),10.65(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−3)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.39(s,9H),2.25(s,6H),3.75(d,J = 6.3 Hz,2H),4.40(s,2H),6.76(s,1H),7.03(m,1H),7.12(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.28(m,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.14(d,J = 0.7 Hz,1H),8.18(dd,J = 5.1,0.7 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.30(s,1H),10.31(s,1H)
2−[2−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−4)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.55(d,J = 6.7 Hz,3H),2.19(s,3H),2.32(s,6H),4.50(s,2H),5.31(q,J = 6.7 Hz,1H),6.81(s,1H),7.11−7.14(m,2H),7.27(s,2H),7.85(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.03(s,1H),8.17(d,J = 5.2 Hz,1H),8.29(s,1H),8.43(s,1H),8.52(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(3−メトキシプロピオニル)アミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−5)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),2.60(t,J = 6.2 Hz,2H),3.21(s,3H),3.59(t,J = 6.2 Hz,2H),4.40(s,2H),6.76(s,1H),7.11(dd,J = 5.2,1.4 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17(s,1H),8.18(s,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.31(s,1H),10.42(s,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−6)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.02−2.06(m,2H),2.10(s,3H),2.79−2.87(m,4H),4.40(s,2H),4.68(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.17(d,J = 8.1 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.37(d,J = 7.3 Hz,1H),7.62(s,1H),7.93(m,1H),8.10(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.34(s,1H),10.60(s,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−7)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.10(s,3H),2.30(s,3H),4.41(s,2H),4.69(s,2H),6.93(d,J = 7.8 Hz,1H),7.15(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.22(t,J = 7.8 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.46(d,J = 7.8 Hz,1H),7.57(m,1H),7.94(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.39(s,1H),10.60(s,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−8)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.10(s,3H),4.42(s,2H),4.72(s,2H),7.15(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.91(d,J = 8.8 Hz,2H),8.02(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.60(s,1H),10.82(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−(2−メトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−9)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.35(s,3H),4.04(s,2H),4.42(s,2H),7.15(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17(s,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.90(s,1H),10.60(s,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−10)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),2.10(s,3H),4.40(s,2H),4.68(s,2H),7.14(d,J = 5.1 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.36(d,J = 8.5 Hz,2H),7.60(d,J = 8.5 Hz,2H),7.94(d,J = 7.6 Hz,1H),8.10(br s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7Hz,1H),10.39(s,1H),10.60(s,1H)
2−[2−(3−メトキシプロピオニル)アミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−11)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.60(t,J = 6.1 Hz,2H),3.22(s,3H),3.59(t,J = 6.1 Hz,2H),4.41(s,2H),7.11(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.7 Hz,2H),7.81(d,J = 8.7 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.18(s,1H),8.60(d,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.42(s,1H),10.66(s,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−クロロ−4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−12)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.10(s,3H),4.42(s,2H),4.68(s,2H),7.15(d,J = 5.1 Hz,1H),7.32(d,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.59(d,J = 9.0 Hz,1H),7.71(dd,J = 9.0,2.4 Hz,1H),8.01(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.08(d,J = 2.4 Hz,1H),8.10(br s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.61(s,1H),10.81(s,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−13)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.10(s,3H),4.42(s,2H),4.68(s,2H),7.15(d,J = 5.1 Hz,1H),7.32(d,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.48(d,J = 1.8 Hz,1H),7.60(t,J = 8.1 Hz,1H),7.91(d,J = 8.1 Hz,1H),8.03(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(br s,1H),8.18(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.61(s,1H),10.79(s,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−14)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 6.8 Hz,6H),2.13(s,3H),2.85(m,1H),4.40(s,2H),4.68(s,2H),7.15(d,J = 5.1 Hz,1H),7.23−7.30(m,2H),7.50(m,1H),7.58−7.60(m,2H),7.96(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.10(br s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.6,1.7 Hz,1H),10.40(s,1H),10.60(s,1H)
2−(2−エトキシカルボニルアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−15)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.19(t,J = 7.1 Hz,3H),3.53(s,2H),4.10(q,J = 7.1 Hz,2H),4.42(s,2H),7.15(dd,J = 5.1,1.1 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.63(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロピオニルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−16)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 1.42(s,9H),2.59(t,J = 5.7 Hz,2H),3.42−3.50(m,2H),4.53(s,2H),5.05(s,1H),7.09(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.16(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.22(d,J = 8.9 Hz,2H),7.70(d,J = 8.9 Hz,2H),7.90(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),7.98(s,1H),8.15(d,J = 5.2 Hz,1H),8.24(s,1H),8.28(s,1H),8.54(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H)
2−[2−((4S)−tert−ブトキシカルボニルアミノ−5−ヒドロキシペンタノイル)アミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−17)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.36(s,9H),1.42(m,1H),1.82(m,1H),2.32−2.39(m,4H),3.22(m,1H),4.40(s,2H),4.61(m,1H),6.47(m,1H),7.09(m,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.80(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.16(s,1H),8.17(s,1H),8.60(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H),10.34(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−18)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.97−2.05(m,2H),2.51−2.57(m,2H),3.94(t,J = 7.1 Hz,2H),4.42(s,2H),7.15(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.37(d,J = 8.7 Hz,2H),7.80(d,J = 8.7 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.25(d,J = 5.1 Hz,1H),8.40(s,1H),8.60(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.65(s,1H)
2−(2−シアノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−19)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 3.66(s,2H),4.55(s,2H),7.16(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.23(d,J = 8.6 Hz,2H),7.24−7.29(m,2H),7.75(d,J = 8.6 Hz,2H),7.89(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.16(d,J = 5.5 Hz,1H),8.20(s,1H),8.41(s,1H),8.52(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−20)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,3H),3.30(s,2H),4.40(s,2H),7.10(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.16(t,J = 74.2 Hz,1H),7.18(d,J = 8.8 Hz,2H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.72(d,J = 8.8 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16−8.17(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7Hz,1H),10.41(s,1H),10.55(s,1H)
2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−21)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.39(s,9H),3.75(d,J = 6.1 Hz,2H),4.41(s,2H),7.04(t,J = 6.1 Hz,1H),7.12(d,J = 5.2 Hz,1H),7.17(t,J = 74.2 Hz,1H),7.18(d,J = 8.8 Hz,2H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.72(d,J = 8.8 Hz,2H),7.96(d,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.14(s,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),10.31(s,1H),10.54(s,1H)
実施例11
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−カルボキシメチル−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物11−1)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(tert−ブトキシカルボニルメチル)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物7−1,40mg,0.084mmol)を酢酸エチル(1.0mL)に溶解し、4N塩化水素酢酸エチル溶液(1.0mL)を加え、室温で18時間撹拌した。析出した固体をジエチルエーテルで濾取し、減圧下乾燥させ、標的化合物30mgを無色固体として得た(収率86%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.04(s,6H),4.44(br s,4H),5.35(br s,1H),6.77(s,3H),6.87(d,J = 6.9 Hz,1H),6.98(s,1H),7.03(s,1H),7.31(s,1H),7.87(d,J = 6.9 Hz,1H),8.02(s,2H),8.32(s,1H),13.52(s,1H)
以下、化合物10−3、17、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用して、化合物11−1の製造方法に準じ、化合物11−2〜3を得た。
2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド1塩酸塩(化合物11−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),3.81(s,2H),4.46(s,2H),6.76(s,1H),7.10(br s,1H),7.23(dd,J = 5.2,1.3 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.34(s,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.13(s,1H),8.24(d,J = 5.2 Hz,1H),8.28(s,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.36(s,1H),11.09(s,1H)
2−[2−((4S)−アミノ−5−ヒドロキシペンタノイル)アミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物11−3)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.78−1.86(m,2H),2.26−2.29(m,2H),3.12(s,1H),3.36−3.39(m,2H),3.44(m,1H),3.60(m,1H),3.96(s,1H),4.42(s,2H),7.17(d,J = 5.2 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.37(d,J = 8.5 Hz,2H),7.81(d,J = 8.5 Hz,2H),7.83(s,1H),8.01(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.13(s,1H),8.20(d,J = 5.2 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H),10.64(s,1H),10.68(s,1H)
実施例12
2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−1)
2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物10−2,25mg,0.048mmol)をメタノール(2.0mL)とテトラヒドロフラン(1.0mL)の混合溶媒に溶解し、氷冷下4N水酸化ナトリウム水溶液(60μL)を加えた。室温で15分間撹拌した後、酢酸エチル(30mL)で希釈し、飽和重曹水(30mL)、飽和食塩水(30mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下溶媒を留去し、標的化合物23mgを薄黄色固体として定量的に得た。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.01(d,J = 5.8 Hz,2H),4.43(s,2H),5.72(t,J = 5.8 Hz,1H),7.15(d,J = 6.7 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.3 Hz,2H),7.80(d,J = 8.3 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.19(s,1H),),8.20(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.58(s,1H),10.65(s,1H)
以下、化合物10−1〜21、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用して、化合物12−1の製造方法に準じ、化合物12−2〜16を得た。
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.01(d,J = 6.1 Hz,2H),4.42(s,2H),5.73(t,J = 6.0 Hz,1H),6.76(s,1H),7.15(d,J = 6.7 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.3,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.93(d,J = 5.8 Hz,1H),8.19−8.20(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.58(s,1H),10.30(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−3)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.01(d,J = 6.1 Hz,2H),4.43(s,2H),5.74(t,J = 6.1 Hz,1H),7.15(d,J = 5.4 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.72(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.59(s,1H),10.60(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(2−ヒドロキシプロピオニルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−4)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.52(d,J = 6.9 Hz,3H),1.64(s,1H),2.31(s,6H),4.37(q,J = 6.9 Hz,1H),4.49(s,2H),6.80(d,J = 0.7 Hz,1H),7.09−7.13(m,2H),7.27(s,2H),7.84(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.06(s,1H),8.13(dd,J = 5.1,0.5 Hz,1H),8.34(s,1H),8.51(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),9.27(s,1H)
N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−5)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.15(s,6H),4.01−4.05(m,2H),4.41(s,2H),5.75(br s,1H),7.15(dd,J = 5.3,1.4 Hz,1H),7.24(s,2H),7.26(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.90(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.10(s,1H),8.18−8.20(m,2H),8.56(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.59(s,1H),10.09(s,1H)
2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−6)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.30(s,3H),4.01(d,J = 6.1 Hz,2H),4.42(s,2H),5.74(t,J = 6.1 Hz,1H),6.93(d,J = 7.8 Hz,1H),7.16(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.22(t,J = 7.8 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.46(d,J = 7.8 Hz,1H),7.56(s,1H),7.95(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.59(s,1H),10.38(s,1H)
2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−7)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.01(d,J = 6.1 Hz,2H),4.44(s,2H),5.74(t,J = 6.1 Hz,1H),7.16(dd,J = 5.2,1.2 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.6 Hz,2H),7.92(d,J = 8.6 Hz,2H),8.02(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.61(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.59(s,1H),10.82(s,1H)
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−8)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),4.01(d,J = 5.5 Hz,2H),4.42(s,2H),5.74(t,J = 5.5 Hz,1H),7.16(d,J = 6.6 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.36(d,J = 8.5 Hz,2H),7.60(d,J = 8.5 Hz,2H),7.94(d,J = 7.6 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.59(br s,1H),10.40(s,1H)
2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−9)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 4.03(d,J = 5.9 Hz,2H),4.44(s,2H),5.74(t,J = 5.9 Hz,1H),7.17(dd,J = 5.2,1.6 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.58(m,1H),7.75(m,1H),7.98(d,J = 7.6 Hz,1H),8.05−8.10(m,2H),8.17−8.21(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),8.60(s,1H),9.19(s,1H),9.60(s,1H),11.16(s,1H)
N−(3−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−10)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.01(d,J = 5.9 Hz,2H),4.43(s,2H),5.74(t,J = 5.9 Hz,1H),7.15−7.20(m,2H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.39(t,J = 7.6 Hz,1H),7.58(m,1H),7.88(d,J = 1.7 Hz,1H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16−8.19(m,2H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.59(s,1H),10.65(s,1H)
2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−11)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.99−2.06(m,2H),2.80−2.87(m,4H),4.01(d,J = 4.9 Hz,2H),4,42(s,2H),5.74(s,1H),7.14−7.18(m,2H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 6.9 Hz,1H),7.61(s,1H),7.93(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.21(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.58(s,1H),10.34(s,1H)
N−(3−クロロ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−12)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.01(s,2H),4.44(s,2H),5.74(t,J = 5.6 Hz,1H),7.15(d,J = 5.1 Hz,1H),7.32(d,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.59(d,J = 8.8 Hz,1H),7.71(dd,J = 8.8,2.4 Hz,1H),8.01(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.08(d,J = 2.4 Hz,1H),8.19(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.59(s,1H),10.81(s, 1H)
2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−13)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 6.8 Hz,6H),2.88(m,1H),4.01(d,J = 5.9 Hz,2H),4.42(s,2H),5.74(t,J = 5.9 Hz,1H),7.00(d,J = 7.6 Hz,1H),7.16(d,J = 6.6 Hz,1H),7.26(t,J = 8.2 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.51(d,J = 8.2 Hz,1H),7.59(br s,1H),7.96(d,J = 6.6 Hz,1H),8.19(d,J = 8.2 Hz,1H),8.20(s,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.59(s,1H),10.40(s,1H)
2−(2−ヒドロキシカルボニルアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−14)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.42(s,2H),4.42(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.3 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17(s,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.58(s,1H),10.67(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−15)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.01(d,J = 5.9 Hz,2H),4.43(s,2H),5.74(t,J = 5.9 Hz,1H),7.14−7.19(m,3H),7.19(t,J = 74.6 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.19−8.20(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.59(s,1H),10.55(s,1H)
2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−16)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.01(d,J = 5.9 Hz,2H),4.44(s,2H),5.74(t,J = 5.9 Hz,1H),7.16(dd,J = 5.4,1.2 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.48(d,J = 8.1 Hz,1H),7.61(t,J = 8.1 Hz,1H),7.91(d,J = 8.1 Hz,1H),8.03(dd,J = 7.7,1.7 Hz,1H),8.17−8.20(m,3H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.59(s,1H),10.79(s,1H)
実施例13
2−[2−ビス(アセトキシアセチル)アミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−1)
2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物3−11,800mg,1.9mmol)をピリジン(10mL)に溶解し、氷冷下でアセトキシ酢酸クロリド(0.66mL,6.1mmol)を加え、室温で18時間攪拌した。酢酸エチル(100mL)で希釈し、飽和重曹水(100mL)で洗浄した後、1N塩酸(50mL)で2回洗浄した。再び飽和重曹水(100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下溶媒を留去した。得られた固体を酢酸エチル−ヘキサンで再結晶し、標的化合物300mgを無色固体として得た(収率30%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.06(s,6H),4.48(s,2H),4.72(s,4H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.3 Hz,2H),7.57−7.59(m,2H),7.81(d,J = 9.0 Hz,2H),8.01(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.49(d,J = 5.8 Hz,1H),8.56(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.67(s,1H)
以下、化合物3−1〜37、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用して、化合物13−1の製造方法に準じ、化合物13−2〜14を得た。
2−[2−ビス(アセトキシアセチル)アミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−2)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.07(s,6H),2.26(s,6H),4.47(s,2H),4.72(s,4H),6.76(s,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.33(s,2H),7.58(s,1H),7.59(d,J = 5.6 Hz,1H),7.95(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.49(d,J = 5.6 Hz,1H),8.54(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.31(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−エトキシカルボニルオキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−3)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.23(t,J = 7.0 Hz,3H),2.25(s,6H),4.15(q,J = 7.0 Hz,2H),4.41(s,2H),4.73(s,2H),6.76(s,1H),7.15(dd,J = 5.2,1.6 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.11(s,1H),8.20(d,J = 5.2 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),10.30(s,1H),10.65(s,1H)
2−[2−(3−ヒドロキシカルボニルプロピオニルオキシ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−4)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.49−2.52(m,2H),2.60−2.64(m,2H),4.41(s,2H),4.71(s,2H),7.15(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7,30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.3Hz,2H),7.80(d,J = 8.3 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(br s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.59(s,1H),10.67(s,1H),12.28(br s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メタンスルホニルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−5)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),2.96(s,3H),3.89(s,2H),4.41(s,2H),6.76(s,1H),7.14(m,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.32(s,2H),7.47(s,1H),7.92(d,J = 7.6 Hz,1H),8.16(s,1H),8.10(d,J = 4.5 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.8,1.5 Hz,1H),10.30(s,1H),10.38(s,1H)
2−(2−ジエチルアミノカルボニルオキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−6)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.02−1.14(m,6H),3.20−3.34(m,4H),4.41(s,2H),4.66(s,2H),7.13(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.80(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.13(s,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.52(s,1H),10.66(s,1H)
2−(2−ジメチルアミノカルボニルオキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−7)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.83(s,3H),2.92(s,3H),4.42(s,2H),4.64(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.3 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.12(s,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.52(s,1H),10.67(s,1H)
2−(2−モルホリノカルボニルオキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−8)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.30−3.35(m,4H),3.58(t,J = 4.9 Hz,4H),4.42(s,2H),4.68(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.80(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.12(s,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.56(s,1H),10.66(s,1H)
2−(2−イソブチリルオキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−9)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.13(d,J = 7.0 Hz,6H),2.64(m,1H),4.41(s,2H),4.70(s,2H),7.14(dd,J = 5.0,1.2 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.5,4.7 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.80(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.5,1.7 Hz,1H),8.11(s,1H),8.20(dd,J = 5.0,0.6 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.7,1.7 Hz,1H),10.60(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(4−ヒドロキシカルボニルブチリル)オキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−10)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.75−1.79(m,2H),2.31(t,J = 7.3 Hz,2H),2.44(t,J = 7.3 Hz,2H),4.41(s,2H),4.70(s,2H),7.14(d,J = 5.1 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.3 Hz,2H),7.80(d,J = 8.3 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.61(s,1H),10.67(s,1H),12.17(br s,1H)
2−(2−アセトキシアセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−11)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.11(s,3H),4.42(s,2H),4.77(s,2H),4.79(s,2H),7.15(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.80(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(s,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.64(s,1H),10.66(s,1H)
2−(2−メトキシエトキシエトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−12)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.22(s,3H),3.44−3.47(m,2H),3.53−3.58(m,4H),3.64−3.67(m,2H),4.11(s,2H),4.43(s,2H),7.16(d,J = 5.1 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.81(d,J = 8.9 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.78(s,1H),10.66(s,1H)
2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−13)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),2.92(s,2H),3.95(d,J = 5.9 Hz,2H),4.41(s,2H),7.12(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.7,4.8 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.80(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.7,1.6 Hz,1H),8.01(s,1H),8.13(s,1H),8.19(dd,J = 5.1,0.5 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.8,1.6 Hz,1H),10.45(s,1H),10.66(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ジメチルアミノカルボニルオキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物13−14)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.83(s,3H),2.92(s,3H),4.41(s,2H),4.64(s,2H),7.13−7.20(m,3H),7.17(t,J = 74.0 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(s,1H),8.19(d,J = 4.9 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.52(s,1H),10.55(s,1H)
実施例14
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(2−ジメチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ベンザミド(化合物14−1)
室温下、4−クロロメチル−2−ジメチルアミノピリジン(36mg,0.21mmol)、N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メルカプトベンザミド(36mg,0.13mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1.0mL)溶液にトリエチルアミン(61μL,0.44mmol)を加え、68時間攪拌した。酢酸エチル(30mL)で希釈し、飽和重曹水(30mL)、飽和食塩水(30mL)で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。減圧下溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、標的化合物19mgを薄黄色油状物として得た(収率22%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),2.95(s,6H),4.12(s,2H),6.55(dd,J = 5.1,1.2 Hz,1H),6.58(s,1H),7.29(m,1H),7.35(d,J = 8.8 Hz,2H),7.42(m,1H),7.48−7.51(m,2H),7.63(d,J = 8.5 Hz,2H),7.95(dd,J = 5.1,0.7 Hz,1H),10.27(s,1H)
以下、参考化合物10−1、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用して、化合物14−1の製造方法に準じ、化合物14−2を得た。
2−(2−ジメチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物14−2)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.28(s,6H),2.96(s,6H),4.35(s,2H),6.55(dd,J = 5.2,1.2 Hz,1H),6.60(s,2H),6.62(s,1H),6.83(s,1H),7.23(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.60(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),7.96(d,J = 5.2 Hz,1H),8.53(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.78(s,1H)
実施例15
2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルスルフィニル)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物15−1)
氷冷下、2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物4−1,60mg,0.15mmol)の塩化メチレン(3mL)溶液にm−クロロ過安息香酸(75%、60mg、0.26mmol)を加え、1時間撹拌した。反応溶液を酢酸エチル(30mL)で希釈し飽和重曹水(10mL)で2回、飽和食塩水(10mL)で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。減圧下溶媒を濃縮して析出する固体を酢酸エチルにてろ取し、標的化合物30mgを無色固体として得た(収率48%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.08(s,3H),2.29(s,6H),4.20(d,J = 12.2 Hz,1H),4.48(d,J = 12.2 Hz,1H),6.80(s,1H),6.94(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),7.36(s,2H),7.74(dd,J = 7.8,4.9 Hz,1H),8.05(s,1H),8.23(d,J = 4.9 Hz,1H),8.29(dd,J = 7.8,1.5 Hz,1H),8.86(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.49(s,1H),10.56(s,1H)
実施例16
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−1)
氷冷下、N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物12−8,250mg,0.55mmol)を無水ジクロロメタン(5.0mL)に懸濁させ、塩化チオニル(80μL,1.1mmol)を加えた。室温で6時間撹拌した後、減圧下溶媒を留去した。得られた固体を酢酸エチルでろ取し、ジエチルエーテルで洗浄することにより、標的化合物270mgを薄黄色固体として定量的に得た。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.27(s,9H),4.37(s,2H),4.45(s,2H),7.27(d,J = 5.4 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.36(d,J = 8.8 Hz,2H),7.61(d,J = 8.8 Hz,2H),7.97(d,J = 7.6 Hz,1H),8.09(s,1H),8.24(d,J = 5.4 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.43(s,1H),11.19(s,1H)
以下、化合物12−1〜16、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用して、化合物16−1の製造方法に準じ、化合物16−2〜9を得た。
2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−2)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.32(s,2H),4.43(s,2H),7.17(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.8,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.8,1.7 Hz,1H),8.15(s,1H),8.21(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.66(s,1H),10.75(s,1H)
2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−3)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.32(s,2H),4.43(s,2H),7.17(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.15(s,1H),8.21(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.60(s,1H),10.75(s,1H)
2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−4)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),4.32(s,2H),4.42(s,2H),6.76(s,1H),7.17(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.93(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.15(s,1H),8.21(dd,J = 5.1,0.7 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.30(s,1H),10.75(s,1H)
2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−5)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.32(s,2H),4.43(s,2H),7.17(t,J = 74.2 Hz,1H),7.17−7.19(m,3H),7.30(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.73(d,J = 9.0 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.15(s,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.55(s,1H),10.75(s,1H)
2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−6)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.30(s,3H),4.32(s,2H),4.42(s,2H),6.93(d,J = 7.8 Hz,1H),7.17(dd,J = 5.1,1.3 Hz,1H),7.22(t,J = 7.8 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.46(d,J = 7.8 Hz,1H),7.56(s,1H),7.95(dd,J = 7.7,1.6 Hz,1H),8.15(s,1H),8.22(d,J = 5.1 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),10.38(s,1H),10.75(s,1H)
2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−7)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.32(s,2H),4.44(s,2H),7.17(d,J = 5.1,1.0 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.5 Hz,2H),7.92(d,J = 8.5 Hz,2H),8.02(dd,J = 7.7,1.7 Hz,1H),8.15(s,1H),8.22(d,J = 5.1 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.75(s,1H),10.82(s,1H)
2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−8)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.32(s,2H),4.44(s,2H),7.18(d,J = 5.1,1.2 Hz,1H),7.33(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.48(d,J = 8.1 Hz,1H),7.61(t,J = 8.1 Hz,1H),7.92(d,J = 8.1 Hz,1H),8.04(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16(s,1H),8.19(s,1H),8.22(d,J = 5.1 Hz,1H),8.62(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.76(s,1H),10.80(s,1H)
2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−9)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 6.7 Hz,6H),2.87(m,1H),4.32(s,2H),4.42(s,2H),7.00(d,J = 7.6 Hz,1H),7.17(dd,J = 5.0,1.5 Hz,1H),7.24−7.30(m,2H),7.51(d,J = 7.6 Hz,1H),7.59(s,1H),7.96(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.15(s,1H),8.21(dd,J = 5.0,0.6 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),10.39(s,1H),10.75(s,1H)
実施例17
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(2−モルホリノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−1)
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(2−クロロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物16−1,50mg,0.11mmol)をモルホリン(1.0mL)に懸濁させ封管中80℃で2時間加熱撹拌した。反応液に酢酸エチル(50mL)を加え、水(50mL)、飽和食塩水(50mL)で洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた固体をジエチルエーテルを用いてろ取し、減圧下乾燥することにより標的化合物17mgを薄黄色固体として得た(収率32%)。
Figure 0004626353
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 1.32(s,9H),2.60(t,J = 4.6 Hz,4H),3.14(s,2H),3.78(t,J = 4.6 Hz,4H),4.51(s,2H),7.10(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.13(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.7 Hz,2H),7.56(d,J = 8.7 Hz,2H),7.87(d,J = 7.6 Hz,1H),8.11(br s,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.29(s,1H),8.54(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.48(s,1H)
以下、化合物16−1〜9、市販化合物及び既知化合物から選択される化合物を使用して、化合物17−1の製造方法に準じ、化合物17−2〜88を得た。
2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−2)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 0.99(d,J = 6.3 Hz,6H),2.71(m,1H),3.27(s,2H),4.43(s,2H),7.14(dd,J = 5.2,1.6 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17−8.20(m,2H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.12(s,1H),10.66(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−モルホリノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−3)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.32(s,6H),2.60(t,J = 4.6 Hz,4H),3.14(s,2H),3.78(t,J = 4.6 Hz,4H),4.51(s,2H),6.81(s,1H),7.10(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.13(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.27(s,2H),7.67(m,1H),7.87(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.30(s,1H),8.55(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.48(s,1H)
2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−4)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.32(s,6H),2.36(s,6H),3.07(s,2H),4.51(s,2H),6.80(s,1H),7.08(dd,J = 5.2,1.6 Hz,1H),7.12(dd,J = 7.5,4.8 Hz,1H),7.27(s,2H),7.86(dd,J = 7.5,1.8 Hz,1H),8.12(s,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.29(s,1H),8.53(dd,J = 4.8,1.8 Hz,1H),9.64(s,1H)
2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−5)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.36(s,6H),3.07(s,2H),4.53(s,2H),7.07(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.15(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.21(d,J = 8.2 Hz,2H),7.70(d, J = 8.2 Hz,2H),7.88(dd,J = 7.6,1.9 Hz,1H),8.18(dd,J = 5.2,0.6 Hz,1H),8.28(d,J = 0.6 Hz,1H),8.44(s,1H),8.54(dd,J = 4.9,1.9 Hz,1H),9.66(s,1H)
2−(2−モルホリノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−6)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 2.60(t,J = 4.6 Hz,4H),3.13(s,2H),3.78(t,J = 4.6 Hz,4H),4.53(s,2H),7.09(dd,J = 5.2,1.8 Hz,1H),7.15(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.22(d,J = 8.3 Hz,2H),7.69(d,J = 8.3 Hz,2H),7.89(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.19(d,J = 5.2 Hz,1H),8.28(s,1H),8.36(s,1H),8.54(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.50(s,1H)
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−(2−シクロプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−7)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 0.46−0.49(m,4H),1.32(s,9H),2.15(br s,1H),2.27(m,1H),3.49(s,2H),4.51(s,2H),7.07(dd,J = 4.9,1.4 Hz,1H),7.13(dd,J = 7.3,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.4 Hz,2H),7.56(d,J = 8.4 Hz,2H),7.88(d,J = 7.3 Hz,1H),8.15−8.17(m,2H),8.28(s,1H),8.54(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.41(s,1H)
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−[2−(N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−8)
H−NMR(500MHz,CDCl
δ 1.26(s,9H),1.77−1.80(m,2H),1.86−2.01(m,4H),2.26(s,3H),2.37(s,3H),2.80−2.91(m,3H),3.17(s,2H),4.51(s,2H),7.07(dd,J = 5.2,1.8 Hz,1H),7.13(dd,J = 7.5,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.4 Hz,2H),7.56(d,J = 8.4 Hz,2H),7.87(d,J = 7.5 Hz,1H),8.17(s,1H),8.17(dd,J = 5.2,0.8 Hz,1H),8.29(d,J = 0.8 Hz,1H),8.54(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.75(s,1H)
N−(4−tert−ブチルフェニル)−2−[2−(2−メチルチオエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−9)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.31(s,9H),2.10(s,3H),2.68(t,J = 6.1 Hz,2H),2.86(t,J = 6.1 Hz,2H),3.40(s,2H),4.51(s,2H),7.08(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.13(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.38(d,J = 8.7 Hz,2H),7.56(d,J = 8.7 Hz,2H),7.87(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17−8.18(m,2H),8.29(s,1H),8.53(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.75(s,1H)
2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−10)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.22(s,6H),2.41−2.44(m,2H),2.69−2.73(m,2H),3.38(s,2H),4.53(s,2H),7.06(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.14(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.22(d,J = 8.5 Hz,2H),7.71(d,J = 8.5 Hz,2H),7.87(dd,J = 7.7,1.8 Hz,1H),8.18(dd,J = 5.1,0.7 Hz,1H),8.28(d,J = 0.7 Hz,1H),8.51(s,1H),8.53(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.93(s,1H)
2−[2−(2−モルホリノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−11)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.41−2.43(m,4H),2.48−2.51(m,2H),2.73−2.76(m,2H),3.38(s,2H),3.63−3.66(m,4H),4.53(s,2H),7.06(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.15(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.21(d,J = 9.0 Hz,2H),7.70(d,J = 9.0 Hz,2H),7.86(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17(dd,J = 5.1,0.9 Hz,1H),8.29(d,J = 0.9 Hz,1H),8.50(s,1H),8.55(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.84(s,1H)
2−[2−(N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−12)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.54−1.65(m,2H),1.76−1.79(m,2H),1.88−1.96(m,2H),2.26(s,3H),2.37(s,3H),2.39(m,1H),2.88−2.92(m,2H),3.16(s,2H),4.53(s,2H),7.06(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.14(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.22(d,J = 8.9 Hz,2H),7.70(d,J = 8.9 Hz,2H),7.88(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17(d,J = 5.1 Hz,1H),8.28(s,1H),8.48(s,1H),8.54(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.76(s,1H)
2−[2−(3−メトキシプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−13)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.60−1.67(m,2H),2.55(t,J = 7.0 Hz,2H),3.20(s,3H),3.26(s,2H),3.37(t,J = 6.3 Hz,2H),4.42(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.7,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.08(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(3−ヒドロキシプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−14)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.53−1.59(m,2H),2.57(t,J = 6.9 Hz,2H),3.26(s,2H),3.46(t,J = 6.3 Hz,2H),4.41(br s,1H),4.42(s,2H),7.14(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.6 Hz,2H),7.80(d,J = 8.6 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.08(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−15)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.20−1.30(m,2H),1.72−1.75(m,2H),2.59(m.1H),3.22−3.32(m,4H),3.79−3.82(m,2H),4.42(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 9.0 Hz,2H),7.81(d,J = 9.0 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.20(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.11(br s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−16)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.42−1.47(m,2H),1.72−1.75(m,2H),2.23−2.28(m,2H),2.71−2.75(m,2H),3.11(s,2H),3.47(m,1H),4.42(s,2H),4.59(d,J = 4.2 Hz,1H),7.15(d,J = 6.6 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.80(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.19(m,2H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.82(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(1,4−trans−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−イル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−17)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.00−1.15(m,4H),1.74−1.82(m,4H),2.31(m,1H),3.27(s,2H),3.34(m,1H),4.42(s,2H),4.47(d,J = 4.6 Hz,1H),7.14(d,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9Hz,1H),7.37(d,J = 8.2 Hz,2H),7.81(d,J = 8.2 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.17−8.20(m,2H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.08(s,1H),10.65(s,1H)
2−[2−(4−エトキシカルボニルピペリジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−18)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.17(t,J = 7.0 Hz,3H),1.57−1.66(m,2H),1.80−1.84(m,2H),2.20−2.37(m,3H),2.78−2.83(m,2H),3.13(s,2H),4.07(q,J = 7.0 Hz,2H),4.42(s,2H),7.15(d,J = 5.2,1.2 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.6 Hz,2H),7.81(d,J = 8.6 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18(s,1H),8.19(d,J = 1.8 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.84(s,1H),10.66(s,1H)
2−(2−ジエチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−19)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.00(t,J = 7.1 Hz,6H),2.59(q,J = 7.1 Hz,4H),3.16(s,2H),4.43(s,2H),7.16(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.8,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.81(d,J = 8.9 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.8,1.7 Hz,1H),8.17−8.19(m,2H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.82(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(ピロリジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−20)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.71−1.77(m,4H),2.55−2.59(m,4H),3.27(s,2H),4.42(s,2H),7.14(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.6 Hz,2H),7.80(d,J = 8.6 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.18(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),9.81(s,1H),10.66(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−21)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.28(s,6H),3.09(s,2H),4.42(s,2H),7.14(d,J = 6.6 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.7,4.8 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.7,1.6 Hz,1H),8.17(s,1H),8.19(s,1H),8.59(dd,J = 4.8,1.6 Hz,1H),9.81(s,1H),10.60(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−(2−モルホリノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−22)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.45−2.55(m,4H),3.16(s,2H),3.61(t,J = 4.9 Hz,4H),4.42(s,2H),7.15(d,J = 4.9 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.19(s,1H),8.19(d,J = 4.9 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.89(s,1H),10.59(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−23)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.13(s,6H),2.31(t,J = 6.1 Hz,2H),2.60(t,J = 6.1 Hz,2H),3.30(s,2H),4.42(s,2H),7.13(d,J = 5.1 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 9.0 Hz,2H),7.72(d,J = 9.0 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.20(s,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.25(br s,1H),10.60(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(ピリジン−2−イル)メチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−24)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 3.36(s,2H),3.84(s,2H),4.42(s,2H),7.13(d,J = 4.9 Hz,1H),7.24(m,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.40−7.44(m,3H),7.71−7.78(m,3H),7.98(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.17−8.20(m,2H),8.50(d,J = 4.9 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.20(s,1H),10.59(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(ピリジニウム−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド ブロミド(化合物17−25)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.40(s,2H),5.70(s,2H),7.20(d,J = 5.1 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),8.01(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.07(s,1H),8.19−8.27(m,3H),8.55(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),8.69(t,J = 7.7 Hz,1H),9.06(d,J = 5.6 Hz,2H),10.68(s,1H),11.27(s,1H)
2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−26)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.27(s,2H),4.42(s,2H),7.13(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.5 Hz,2H),7.81(d,J = 8.5 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18(dd,J = 5.2,0.8 Hz,1H),8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.66(s,1H)
2−(2−メチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−27)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.29(s,3H),3.24(s,2H),4.42(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.7,4.8 Hz,1H),7.37(d,J = 9.0 Hz,2H),7.80(d,J = 9.0 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.7,1.6 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.8,1.6 Hz,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−28)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.13(s,6H),2.33(s,3H),2.35(t,J = 6.4 Hz,2H),2.55(t,J = 6.4 Hz,2H),3.17(s,2H),4.42(s,2H),7.12(d,J = 5.0 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.7 Hz,2H),7.80(d,J = 8.7 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.0 Hz,1H),8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.37(s,1H),10.65(s,1H)
2−「2−(N−(2−ジエチルアミノエチル)−N−エチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−29)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 0.91(t,J = 7.2 Hz,6H),0.98(t,J = 7.1 Hz,3H),2.43−2.51(m,6H),2.61(q,J = 7.2 Hz,4H),3.20(s,2H),4.42(s,2H),7.12(d,J = 5.1 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.20(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7Hz,1H),10.40(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(3−ジメチルアミノプロピル)アミノアセチルアミノ]ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−30)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.50−1.56(m,2H),2.09(s,6H),2.23(t,J = 7.0 Hz,2H),2.45−2.50(m,2H),3.26(s,2H),3.30(br s,1H),4.42(s,2H),7.13(d,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.81(d,J = 8.9 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.20(s,1H),8.60(dd, J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.09(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−31)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.60(t,J = 5.7 Hz,2H),3.31(s,2H),3.43−3.47(m,2H),4.42(s,2H),4.57(t,J = 5.3 Hz,1H),7.14(d,J = 5.0,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.7 Hz,2H),7.81(d,J = 8.7 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18(d,J = 5.0 Hz,1H),8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.12(br s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(2−エトキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−32)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.08(t,J = 7.0 Hz,3H),2.68(t,J = 5.5 Hz,2H),3.30(s,2H),3.36−3.42(m,4H),4.42(s,2H),7.13(d,J = 5.1 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(d,J = 7.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H), 8.21(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.12(br s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−33)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.69(t,J = 5.2 Hz,2H),3.30(s,2H),3.40(t,J = 5.2 Hz,2H),3.44−3.49(m,4H),4.42(s,2H),4.66(br s,1H),7.14(dd,J = 5.0,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.81(d,J = 8.9 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17(d,J = 5.0 Hz,1H),8.22(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.13(br s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−34)
H−NMR(500MHz, CDCl
δ 2.57(br s,4H),2.95−2.98(m,4H),3.11(s,2H),4.53(s,2H),7.08(d,J = 5.2,1.8 Hz,1H),7.14(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.22(d,J = 8.6 Hz,2H),7.70(d,J = 8.6 Hz,2H),7.88(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.19(dd,J = 5.2,0.6 Hz,1H),8.28(d,J = 0.6Hz,1H),8.41(br s,1H),8.54(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.56(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物17−35)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.86(s,6H),4.18(s,2H),4.44(s,2H),7.18(t,J = 74.2 Hz,1H),7.18−7.24(m,3H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.75(d,J = 9.1 Hz,2H),8.03(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.15(s,1H),8.25(d,J = 5.1 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.02(s,1H),10.63(s,1H),11.20(s,1H)
2−[2−(2−アセチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−36)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.79(s,3H),2.57(t,J = 6.1 Hz,2H),3.11(m,2H),3.29(s,2H),4.42(s,2H),7.14(dd,J = 5.0,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.79−7.84(m,3H),7.99(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18(d,J = 5.0 Hz,1H),8.20(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.08(s,1H),10.66(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−37)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.60(t,J = 5.5 Hz,2H),3.30(s,2H),3.44−3.47(m,2H),4.42(s,2H),4.57(t,J = 5.2 Hz,1H),7.13(d,J = 4.9 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.5,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.7 Hz,2H),7.72(d,J = 8.7 Hz,2H),7.98(d,J = 7.5 Hz,1H),8.18(d,J = 4.9 Hz,1H),8.20(s,1H),8.59(d,J = 4.9 Hz,1H),10.13(s,1H),10.59(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(3−ヒドロキシプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−38)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.54−1.59(m,2H),2.57(t,J = 6.9 Hz,2H),3.27(s,2H),3.46(t,J = 6.3 Hz,2H),4.42(s,2H),7.14(d,J = 5.0 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.5,5.0 Hz,1H),7.41(d,J = 8.7 Hz,2H),7.72(d,J = 8.7 Hz,2H),7.98(d,J = 7.5 Hz,1H),8.18(d,J = 5.0 Hz,1H),8.20(s,1H),8.59(d,J = 5.0 Hz,1H),10.07(s,1H),10.59(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−39)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.31(s,3H),2.54(t,J = 5.7 Hz,2H),3.19(s,2H),3.46−3.51(m,2H),4.42(s,2H),4.63(t,J = 5.2 Hz,1H),7.14(dd,J = 5.0,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(m,1H),8.18(d,J = 5.0 Hz,1H),8.20(s,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.95(s,1H),10.59(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−40)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.43(br s,4H),2.72(t,J = 4.9 Hz,4H),3.09(s,2H),4.42(s,2H),7.15(m,1H),7.30(dd,J = 7.5,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(m,1H),8.18−8.19(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.81(s,1H),10.59(s,1H)
2−[2−(2−アセチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−41)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.79(s,3H),2.57(t,J = 6.4 Hz,2H),3.09−3.13(m,2H),3.29(d,J = 2.4 Hz,2H),4.42(s,2H),7.14(d,J = 5.2 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.84(m,1H),7.98(d,J = 7.6 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.20(s,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.08(s,1H),10.59(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(3−ジメチルアミノプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−42)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.51−1.57(m,2H),2.10(s,6H),2.25(t,J = 7.0 Hz,2H),2.52−2.54(m,2H),3.26(s,2H),4.42(s,2H),7.13(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.5,4.7 Hz,1H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.73(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.5,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.20(s,1H),8.59(dd,J = 4.7,1.7 Hz,1H),10.09(s,1H),10.59(s,1H)
2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド1塩酸塩(化合物17−43)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.30(s,3H),2.86(s,6H),4.17(s,2H),4.44(s,2H),6.94(d,J = 7.7 Hz,1H),7.20−7.25(m,2H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.47(d,J = 7.7 Hz,1H),7.57(s,1H),7.99(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.15(s,1H),8.25(d,J = 5.4 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),9.97(s,1H),10.43(s,1H),11.15(s,1H)
2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−44)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.29(s,3H),2,30(s,6H),2.48−2.50(m,2H),2.69(t,J = 6.3 Hz,2H),3.36−3.38(m,2H),4.41(s,2H),6.94(d,J = 6.6 Hz,1H),7.12−7.31(m,3H),7.45(d,J = 7.3 Hz,1H),7.56(s,1H),7.95(d,J = 7.6 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.31(s,1H),10.39(s,1H)
N−(3−メチルフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−45)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.30(s,3H),2.46−2.50(m,4H),2.80(t,J = 4.6 Hz,4H),3.14(s,2H),4.41(s,2H),6.93(d,J = 7.9 Hz,1H),7.15(d,J = 6.1 Hz,1H),7.22(t,J = 7.9 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.46(d,J = 7.9 Hz,1H),7.56(s,1H),7.96(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.87(s,1H),10.41(s,1H)
2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−46)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.30(s,3H),2.60(t,J = 5.6 Hz,2H),3.30−3.32(m,2H),3.43−3.47(m,2H),4.41(s,2H),4.58(t,J = 5.2 Hz,1H),6.93(d,J = 7.8 Hz,1H),7.13(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.22(t,J = 7.8 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.45(d,J = 7.8 Hz,1H),7.55(s,1H),7.94(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.20(s,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),10.14(s,1H),10.38(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−47)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.13(s,6H),2.31(t,J = 6.2 Hz,2H),2.60(t,J = 6.2 Hz,2H),3.30(s,2H),4.41(s,2H),7.12(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.18(d,J = 8.0 Hz,2H),7.18(t,J = 74.3 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.72(d,J = 8.0 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.59(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),10.25(s,1H),10.54(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−48)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.60(t,J = 5.6 Hz,2H),3.31(s,2H),3.44−3.48(m,2H),4.42(s,2H),4.58(t,J = 5.2 Hz,1H),7.14(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.17(t,J = 74.2 Hz,1H),7.18(d,J = 8.8 Hz,2H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.21(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.13(s,1H),10.55(s,1H)
2−[2−(2−アセチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−49)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.79(s,3H),2.57(t,J = 6.4 Hz,2H),3.09−3.13(m,2H),3.29(s,2H),4.42(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.18(t,J = 74.2 Hz,1H),7.18(d,J = 9.0 Hz,2H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.72(d,J = 9.0 Hz,2H),7.84(s,1H),7.97(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.6 Hz 1H),10.08(s,1H),10.55(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−50)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.14(s,6H),2.33(s,3H),2.36(t,J = 6.4 Hz,2H),2.56(t,J = 6.4 Hz,2H),3.17(s,2H),4.41(s,2H),7.13(dd,J = 5.1,1.1 Hz,1H),7.17(t,J = 74.2 Hz,1H),7.18(d,J = 8.8 Hz,2H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.79(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.38(s,1H),10.55(s,1H)
2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−51)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.28(s,6H),3.09(s,2H),4.43(s,2H),7.15(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.7 Hz,2H),7.91(d,J = 8.7 Hz,2H),8.02(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.18(s,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.81(s,1H),10.81(s,1H)
2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−52)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.12(s,6H),2.30(t,J = 6.1 Hz,2H),2.59(t,J = 6.1 Hz,2H),3.30(s,2H),4.43(s,2H),7.13(d,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.7 Hz,2H),7.91(d,J = 8.7 Hz,2H),8.02(dd,J = 7.7,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.21(s,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.26(br s,1H),10.82(s,1H)
2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−53)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 2.60(t,J = 5.5 Hz,2H),3.30(s,2H),3.43−3.47(m,2H),4.43(s,2H),4.57(t,J = 5.2 Hz,1H),7.14(dd,J = 5.2,1.5 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.7 Hz,2H),7.92(d,J = 8.7 Hz,2H),8.02(dd,J = 7.6,1.8 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.21(s,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.8 Hz,1H),10.22(br s,1H),10.82(s,1H)
2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−54)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.43(br s,4H),2.70−2.73(m,4H),3.10(s,2H),4.43(s,2H),7.15(d,J = 5.5 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.91(d,J = 8.8 Hz,2H),8.02(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.19(d,J = 5.5 Hz,1H),8.20(s,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.82(br s,1H),10.82(s,1H)
2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−55)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.28(s,6H),3.09(s,2H),4.43(s,2H),7.15(dd,J = 5.1,1.7 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.48(d,J = 7.8 Hz,1H),7.61(t,J = 7.8 Hz,1H),7.91(d,J = 7.8 Hz,1H),8.03(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(s,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.19(s,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.81(s,1H),10.79(s,1H)
2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−56)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.13(s,6H),2.31(t,J = 6.2 Hz,2H),2.59(t,J = 6.2 Hz,2H),3.30(s,2H),4.43(s,2H),7.13(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.32(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.48(d,J = 7.9 Hz,1H),7.61(t,J = 7.9 Hz,1H),7.91(d,J = 7.9 Hz,1H),8.03(dd,J = 7.7,1.7 Hz,1H),8.18(s,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.21(s,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.26(br s,1H),10.79(s,1H)
2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド 1塩酸塩(化合物17−57)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.40(br s,4H),3.49(br s,4H),4.14(br s,2H),4.45(s,2H),7.26(d,J = 5.0 Hz,1H),7.33(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.49(d,J = 7.9 Hz,1H),7.61(t,J = 7.9 Hz,1H),7.95(d,J = 7.9 Hz,1H),8.10(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.18(br s,1H),8.22(s,1H),8.27(d,J = 5.0 Hz,1H),8.61(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.70(br s,2H),10.91(s,1H),11.08(s,1H)
2−[2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−58)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.38(t,J = 6.3 Hz,2H),2.45(br s,8H),3.13(s,2H),3.32−3.50(m,2H),4.38(t,J = 5.4 Hz,1H),4.42(s,2H),7.15(d,J = 5.1 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.80(d,J = 8.9 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.5 Hz,1H),8.18−8.19(m,2H),8.60(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.81(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−59)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.99(s,3H),2.46−2.53(m,4H),3.20(s,2H),3.45−3.47(m,4H),4.43(s,2H),7.15(dd,J = 5.4,1.2 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.60(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),9.94(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−60)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.20(d,J = 7.1 Hz,6H),2.60(br s,2H),2.86(m,1H),3.30(s,2H),3.45(t,J = 5.5 Hz,2H),4.41(s,2H),7.00(d,J = 7.8 Hz,1H),7.14(m,1H),7.23−7.30(m,2H),7.51(d,J = 8.5 Hz,1H),7.59(s,1H),7.96(d,J = 7.8 Hz,1H),8.18(d,J = 5.4 Hz,1H),8.20(s,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.15(s,1H),10.39(s,1H)
2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−61)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.25(d,J = 6.8 Hz,6H),2.23(s,6H),2.43(t,J = 5.7 Hz,2H),2.71(t,J = 5.7 Hz,2H),2.91(m,1H),3.32(m,1H),3.38(s,2H),4.50(s,2H),7.03(d,J = 7.6 Hz,1H),7.07(d,J = 5.0 Hz,1H),7.11(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.27(m,1H),7.46(d,J = 7.6 Hz,1H),7.52(s,1H),7.86(d,J = 7.3 Hz,1H),8.17(d,J = 5.0 Hz,1H),8.29(m,2H),8.52(m,1H),9.89(s,1H)
2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−62)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 2.38(s,3H),2.61−2.69(m,8H),3.15(s,2H),4.53(s,2H),7.08(dd,J = 5.1,1.1 Hz,1H),7.15(dd,J = 7.6,4.8 Hz,1H),7.22(d,J = 8.9 Hz,2H),7.70(d,J = 8.9 Hz,2H),7.88(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.19(d,J = 5.1 Hz,1H),8.28(s,1H),8.39(s,1H),8.54(dd,J = 4.8,1.7 Hz,1H),9.50(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(2−プロピン−1−イル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−63)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.80(br s,1H),3.10(t,J = 2.4 Hz,1H),3.30−3.40(m,4H),4.42(s,2H),7.12(d,J = 5.1 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17−8.20(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.04(s,1H),10.60(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−64)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.39(t,J = 6.3 Hz,2H),2.40−2.60(m,8H),3.13(s,2H),3.45−3.49(m,2H),4.38(t,J = 5.1 Hz,1H),4.42(s,2H),7.15(d,J = 5.9 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.72(d,J = 8.8Hz,2H),7.98(m,1H),8.18(s,1H),8.19(d,J = 5.9 Hz,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.5 Hz,1H),9.81(s,1H),10.60(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−65)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.31(s,3H),2.54(t,J = 5.8 Hz,2H),3.19(s,2H),3.47−3.51(m,2H),4.42(s,2H),4.63(t,J = 5.3 Hz,1H),7.14(dd,J = 5.0,1.5 Hz,1H),7.17(d,J = 9.0 Hz,2H),7.17(t,J = 74.2 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.72(d,J = 9.0 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16−8.20(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.41(s,1H),10.54(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−66)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.42(br s,4H),2.72(br s,4H),3.10(s,2H),4.42(s,2H),7.15(m,1H),7.17(t,J = 74.2 Hz,1H),7.18(d,J = 8.9 Hz,2H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(d,J = 7.6 Hz,1H),8.18−8.19(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.82(s,1H),10.55(s,1H)
2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−67)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.33−3.34(m,2H),4.42(s,2H),7.14(m,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.95−8.01(m,2H),8.19(m,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.64(s,1H)
2−(2−アセチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−68)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.87(s,3H),3.89(d,J = 5.9 Hz,2H),4.41(s,2H),7.12(dd,J = 5.1,1.2 Hz,1H),7.29(dd,J = 7.6,4.9Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.73(d,J = 8.8 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.13−8.19(m,3H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.39(s,1H),10.60(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−フタロイルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−69)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.39(s,2H),4.49(s,2H),7.15−7.19(m,3H),7.18(t,J = 74.2 Hz,1H),7.27(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.70(d,J = 9.0 Hz,2H),7.83−7.95(m,5H),8.06(s,1H),8.22(d,J = 5.1 Hz,1H),8.55(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.52(s,1H),10.90(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−70)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.17(s,3H),2.36(br s,4H),2.51(br s,4H),3.14(s,2H),4.42(s,2H),7.14−7.19(m,3H),7.18(t,J = 74.2 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 9.0 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.19(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.82(s,1H),10.54(s,1H)
N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−71)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 0.99(d,J = 6.1 Hz,6H),2.72(m,1H),3.26(s,2H),42(s,2H),7.14(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.17(t,J = 74.2 Hz,1H),7.18(d,J = 9.0 Hz,2H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz.1H),7.72(d,J = 9.0 Hz,2H),7.97(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16−8.20(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.10(s,1H),10.54(s,1H)
2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−72)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.15(s,6H),2.25(s,6H),2.33(t,J = 6.1 Hz,2H),2.61(t,J = 6.1 Hz,2H),3.31(s,2H),4.41(s,2H),6.76(s,1H),7.13(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18−8.20(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.26(s,1H),10.29(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−73)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 0.99(d,J = 6.1 Hz,6H),2.25(s,6H),2.73(m,1H),3.27(s,2H),4.41(s,2H),6.76(s,1H),7.14(dd,J = 5.1,1.2 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.92(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.16−8.20(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.12(s,1H),10.30(s,1H)
2−[2−(2−プロペン−1−イル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−74)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.18(d,J = 5.4 Hz,2H),3.27(s,2H),4.42(s,2H),5.07(d,J = 10.0 Hz,1H),5.17(d,J = 17.1 Hz,1H),5.83(m,1H),7.14(d,J = 5.0 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.7 Hz,2H),7.81(d,J = 8.7 Hz,2H),7.99(d,J = 7.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.0 Hz,1H),8.20(s,1H),8.60(d,J = 4.9 Hz,1H),10.09(br s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(2−メチルアジリジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−75)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.13(d,J = 5.4 Hz,3H),1.45(d,J = 6.3 Hz,1H),1.54(d,J = 3.7 Hz,1H),1.63(m,1H),3.01(d,J = 15.9 Hz,1H),3.10(d,J = 15.9 Hz,1H),4.43(s,2H),7.16(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.20(d,J = 5.1 Hz,1H),8.20(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.83(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(N−エチル−N−メチルアミノアセチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−76)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.02(t,J = 7.1 Hz,3H),2.28(s,3H),2.49−2.51(m,2H),3.13(s,2H),4.43(s,2H),7.15(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.19(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.80(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(アゼチジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−77)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.99−2.06(m,2H),3.21(s,2H),3.28(t,J = 7.0 Hz,4H),4.42(s,2H),7.14(d,J = 5.1 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.80(d,J = 8.9 Hz,2H),7.99(d,J = 7.6 Hz,1H),8.15(s,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.81(s,1H),10.66(s,1H)
2−[2−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−78)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.65−1.67(m,4H),2.41−2.48(m,6H),2.63(t,J = 6.2 Hz,2H),3.32(s,2H),4.42(s,2H),7.13(dd,J = 5.1,1.5 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.80(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.20(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),10.23(s,1H),10.66(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−79)
H−NMR(500MHz,DMSO−d
δ 1.65−1.66(m,4H),2.42−2.45(m,4H),2.47−2.52(m,2H),2.62−2.64(m,2H),3.29(s,2H),4.42(s,2H),7.12(dd,J = 5.2,1.7 Hz,1H),7.30(dd,J= 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.9 Hz,2H),7.72(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.2 Hz,1H),8.20(s,1H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.22(s,1H),10.59(s,1H)
2−[2−(1,4−ジヒドロ−4−オキソピリジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−80)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.41(s,2H),4.82(s,2H),6.06(d,J = 7.6 Hz,2H),7.16(d,J = 5.1 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.9 Hz,2H),7.58(d,J = 7.6 Hz,2H),7.80(d,J = 8.9 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(s,1H),8.22(d,J = 5.1 Hz,1H),8.58(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.65(s,1H),10.83(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−81)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.17(s,3H),2.35(br s,6H),3.14(s,2H),3.32(s,2H),4.42(s,2H),7.15(d,J = 6.3 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.72(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.6 Hz,1H),8.18−8.19(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.6 Hz,1H),9.82(s,1H),10.60(s,1H)
2−[2−(イミダゾール−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−82)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 4.41(s,2H),4.94(s,2H),6.88(d,J = 1.0 Hz,1H),7.15−7.16(m,2H),7.29(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.62(s,1H),7.79(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.11(s,1H),8.22(d,J = 5.1 Hz,1H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.65(s,1H),10.78(s,1H)
N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(アゼチジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−83)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.90−2.08(m,2H),3.21(s,2H),3.25−3.34(m,4H),4.41(s,2H),7.14(d,J = 5.1 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.41(d,J = 8.8 Hz,2H),7.72(d,J = 8.8 Hz,2H),7.98(m,1H),8.15−8.19(m,2H),8.59(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.80(s,1H),10.59(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(3−ヒドロキシプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−84)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 1.50−1.60(m,2H),2.25(s,6H),2.57(t,J = 6.8 Hz,2H),3.27(s,2H),3.46(t,J = 6.8 Hz,2H),4.40(br s,1H),4.41(s,2H),6.76(s,1H),7.14(d,J = 5.1 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.93(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17−8.21(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.07(br s,1H),10.59(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(2−モルホリノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−85)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.25(s,6H),2.30−2.40(m,6H),2.63(t,J = 6.1 Hz,2H),3.30(s,2H),3.54(t,J = 4.6 Hz,4H),4.41(s,2H),6.76(s,1H),7.13(d,J = 5.1 Hz,1H),7.28(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.32(s,2H),7.93(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.17−8.21(m,2H),8.57(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.17(br s,1H),10.30(s,1H)
2−(2−エチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−86)
H−NMR(400MHz,CDCl
δ 1.15(t,J = 7.1 Hz,3H),2.72(q,J = 7.1 Hz,2H),3.39(s,2H),4.52(s,2H),7.06(d,J = 5.1 Hz,1H),7.13(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.21(d,J = 8.3 Hz,2H),7.70(d,J = 8.3 Hz,2H),7.87(dd,J = 7.6,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.1 Hz,1H),8.26(s,1H),8.51−8.54(m,2H),9.82(br s,1H)
2−(2−シクロプロピルメトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−87)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 0.19−0.23(m,2H),0.46−0.51(m,2H),1.11(m,1H),3.35(d,J = 6.8 Hz,2H),4.09(s,2H),4.43(s,2H),7.16(dd,J = 5.0,1.5 Hz,1H),7.31(dd,J = 7.7,4.9 Hz,1H),7.37(d,J = 8.8 Hz,2H),7.81(d,J = 8.8 Hz,2H),7.99(dd,J = 7.7,1.7 Hz,1H),8.18(d,J = 5.0 Hz,1H),8.20(s,1H),8.60(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),9.74(s,1H),10.66(s,1H)
N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−フタロイルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−88)
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 2.24(s,6H),4.38(s,2H),4.50(s,2H),6.74(s,1H),7.15(d,J = 5.1 Hz,1H),7.25(dd,J = 7.8,4.9 Hz,1H),7.30(s,2H),7.83(s,1H),7.88−7.94(m,4H),8.06(br s,1H),8.22(d,J = 5.1 Hz,1H),8.53(dd,J = 4.9,1.7 Hz,1H),10.28(s,1H),10.90(s,1H)
実施例18
2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物18−1)
室温下、N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−フタロイルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド(化合物17−69、50mg,0.085mmol)とヒドラジン1水和物(42μl,0.42mmol)をメタノール(2.0mL)と1,4−ジオキサン(2.0mL)の混合溶媒に懸濁し、80℃に加熱し1時間攪拌した。酢酸エチル(30mL)で希釈し、飽和食塩水(30mL)で2回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。減圧下溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、標的化合物11mgを無色固体として得た(収率29%)。
Figure 0004626353
H−NMR(400MHz,DMSO−d
δ 3.30(s,2H),3.41(s,2H),4.43(s,2H),7.14−7.20(m,3H),7.18(t,J = 74.2 Hz,1H),7.30(dd,J = 7.6,4.9 Hz,1H),7.73(d,J = 9.0 Hz,2H),7.84(s,1H),7.98(d,J = 7.6 Hz,1H),8.30(d,J = 5.1 Hz,1H),8.60(d,J = 4.9 Hz,1H),10.54(s,1H)
前記した本発明化合物の化学構造を以下に示す。
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
Figure 0004626353
[製剤例]
本発明化合物の代表的な製剤例を以下に示す。
1)錠剤 100mg中
本発明化合物 1mg
乳糖 66.4mg
トウモロコシデンプン 20mg
カルボキシメチルセルロースカルシウム 6mg
ヒドロキシプロピルセルロース 4mg
ステアリン酸マグネシウム 0.6mg
上記処方の錠剤に、コーティング剤(例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マクロゴール、シリコーン樹脂等の通常のコーティング剤)2mgを用いてコーティングを施し、目的とするコーティング錠を得る。また、本発明化合物及び/又は添加物の種類及び/又は量を適宜変更することにより、所望の錠剤を得ることができる。
2)カプセル剤
処方2 150mg中
本発明化合物 5mg
乳糖 145mg
本発明化合物と乳糖の混合比を適宜変更することにより、所望のカプセル剤を得ることができる。
3)点眼剤
処方3 100mL中
本発明化合物 100mg
塩化ナトリウム 900mg
ポリソルベート80 200mg
水酸化ナトリウム 適量
塩酸 適量
滅菌精製水 適量
本発明化合物及び/又は添加物の種類及び/又は量を適宜変更することにより、所望の点眼剤を得ることができる。
[薬理試験]
1.血管新生阻害効果の評価試験
薬物の血管新生阻害効果を評価する汎用される方法の一つとして、VEGF誘発HUVEC増殖反応評価系を用いた細胞増殖阻害作用試験がCancer Res.,59,99−106(1999)に報告されている。そこで、前記文献記載の方法に準じて、本発明化合物の細胞増殖阻害作用試験を行い、その細胞増殖阻害率を算出して、それを指標に本発明化合物の血管新生阻害効果を評価した。
(被験化合物溶液の調製)
被験化合物をジメチルスルホキシド(以下、DMSO)に溶解後、次いで市販のリン酸緩衝溶液(以下、PBS)で希釈し、20μg/mLの被験化合物溶液を調製した。
(HUVEC懸濁液の調製)
HUVECを0.5%ウシ胎児血清(以下、FBS)含有F12K培地に懸濁し、2×10cells/mLのHUVEC懸濁液を調製した。
(VEGF溶液の調製)
VEGFを0.1%ウシ血清アルブミン含有PBSに溶解後、次いで0.5%FBS含有F12K培地で希釈し、400ng/mLのVEGF溶液を調製した。
(試験方法及び測定方法)
1)I型コラーゲンでコートした96穴プレートにHUVEC懸濁液を100μLずつ播種した(1穴あたり2×10cells)。
2)播種1日後、被験化合物溶液を1穴あたり5μLずつ添加した。
3)被験化合物溶液の添加1時間後、VEGF溶液を1穴あたり5μLずつ添加した。
4)VEGF溶液の添加3日後、WST−8アッセイ試薬(同仁化学)を1穴あたり10μLずつ添加した。
5)3時間後、吸光光度計(マルチラベルカウンターARVO)に前記プレートを装着して、450nmにおける各穴懸濁液(以下、被験化合物懸濁液)の吸光度を測定した。
6)被験化合物溶液に代えて1.0%DMSOを使用し、他は前記1〜5)と同じ方法で試験を行い、その結果をコントロールとした。
尚、前記の各試験工程間は、全てインキュベータ内にて、37℃、5%二酸化炭素、95%酸素の条件下で、インキュベーションした。
(細胞増殖阻害率の算出)
以下に示す計算式から、血管新生阻害効果の指標となる細胞増殖阻害率(%)を算出した。
(計算式)
細胞増殖阻害率(%)
=100−{(被験化合物懸濁液の吸光度−A)/(コントロールの吸光度−A)}×100
A:細胞懸濁液(細胞+培地)のみの吸光度
(試験結果及び考察)
試験結果の一例として、被験化合物(化合物1−1、化合物1−2、化合物1−3、化合物1−4、化合物1−5、化合物1−6、化合物1−10、化合物1−11、化合物1−20、化合物2−1、化合物2−2、化合物2−3、化合物2−4、化合物2−5、化合物2−6、化合物2−7、化合物2−24、化合物3−1、化合物3−2、化合物3−3、化合物3−4、化合物3−5、化合物3−6、化合物3−7、化合物3−8、化合物3−9、化合物3−10、化合物3−13、化合物3−20、化合物3−21、化合物3−28、化合物4−1、化合物4−2、化合物4−3、化合物4−4、化合物4−5、化合物4−6、化合物4−10、化合物4−11、化合物4−12、化合物4−22、化合物4−37、化合物4−42、化合物4−44、化合物4−56、化合物4−57、化合物5−1、化合物5−2、化合物5−3、化合物6−1、化合物8−1、化合物9−1、化合物9−2、化合物9−3、化合物9−4、化合物10−1、化合物11−2、化合物12−1、化合物12−2、化合物12−3、化合物12−5、化合物12−6、化合物12−7、化合物12−9、化合物12−10、化合物12−11、化合物12−12、化合物12−13、化合物12−15、化合物12−16、化合物13−4、化合物13−5、化合物13−7、化合物17−2、化合物17−4、化合物17−5、化合物17−6、化合物17−10、化合物17−11、化合物17−14、化合物17−23、化合物17−26、化合物17−28、化合物17−31、化合物17−34、化合物17−35、化合物17−36、化合物17−40、化合物17−46、化合物17−47、化合物17−48、化合物17−49、化合物17−50、化合物17−52、化合物17−58、化合物17−66、化合物17−71、化合物17−72、化合物17−73、化合物17−84、化合物17−85、化合物17−86、化合物18−1)の細胞増殖阻害率(%)を表2に示す。
Figure 0004626353
Figure 0004626353
表2に示されるとおり、本発明化合物は優れた細胞増殖阻害作用を示した。よって、本発明化合物は優れた血管新生阻害効果を有する。
2.抗癌効果の評価試験
薬物の抗癌効果を評価する汎用される方法の一つとして、マウス担癌モデルを用いた腫瘍増殖抑制作用試験がCancer Res.,59,5209−5218(1999)に報告されている。そこで、前記文献記載の方法に準じて、本発明化合物の腫瘍増殖抑制作用試験を行い、その腫瘍組織重量抑制率を算出して、それを指標に本発明化合物の抗癌効果を評価した。
(被験化合物懸濁液の調製)
被験化合物に1%メチルセルロース水溶液を加えて、この液をソニケーターで懸濁し、10mg/mLの被験化合物懸濁液を調製した。
(B16細胞懸濁液の調製)
B16細胞に生理食塩水を加えて、3.3×10cells/mLのB16細胞懸濁液を調製した。
(試験方法及び測定方法)
1)ネンブタール麻酔下、脱毛剤を用いてマウス(雌性、6週齢、C57BL/6Nマウス)の背部を除毛した。
2)除毛から数日後、ネンブタール麻酔下、B16細胞懸濁液(300μL)をマウスの背部皮内に移入した。
3)B16細胞移入日(0日目)から10日目まで、被験化合物懸濁液(100mg/kg/日)を1日1回連日経口投与した。
4)細胞移入から10日目に、COガスによりマウスを安楽死処分とした。
5)マウスから腫瘍組織を摘出し、電子天秤を用いて、その腫瘍組織の重量を測定した。
6)被験化合物懸濁液に代えて1%メチルセルロース水溶液を使用し、他は1〜5)と同じ方法で試験を行い、その結果をコントロールとした。
(腫瘍組織重量抑制率の算出)
以下に示す計算式から抗癌効果の指標となる腫瘍組織重量抑制率(1群9匹の平均値)を算出した。
(計算式)
腫瘍組織重量抑制率(%)=100−(Mx/Mo)×100
Mo:コントロール群の腫瘍組織重量
Mx:被験化合物溶液投与群の腫瘍組織重量
(試験結果及び考察)
試験結果の一例として、被験化合物(化合物1−4、化合物1−6、化合物3−1、化合物3−2、化合物3−6、化合物3−8、化合物3−10、化合物3−20、化合物4−1、化合物4−2、化合物4−10、化合物4−11、化合物4−14、化合物4−16、化合物4−20、化合物4−43、化合物4−56、化合物4−59、化合物9−1、化合物10−1、化合物10−2、化合物11−2、化合物12−1、化合物12−2、化合物12−3、化合物12−5、化合物12−7、化合物12−9、化合物12−11、化合物12−12、化合物12−15、化合物13−7、化合物17−2、化合物17−5、化合物17−10、化合物17−11、化合物17−14、化合物17−23、化合物17−35)の腫瘍組織重量抑制率(%)を表3に示す。
Figure 0004626353
Figure 0004626353
表3に示されるとおり、本発明化合物は優れた腫瘍増殖抑制作用を示した。よって、本発明化合物は優れた抗癌効果を有する。
3.抗関節炎効果の評価試験
薬物の抗関節炎効果を評価する汎用される方法の一つとして、ラットアジュバント関節炎モデルを用いた足浮腫抑制作用試験が知られている。そこで、本発明化合物の足浮腫抑制作用試験を行い、その足浮腫抑制率を算出して、それを指標に本発明化合物の抗関節炎効果を評価した。
(被験化合物懸濁液の調製)
被験化合物に1%メチルセルロース水溶液を加えて懸濁し、2mg/mLの被験化合物懸濁液を調製した。
(アジュバントの調製)
マイコバクテリウム−ブチリカム(Mycobacterium−butyricum)に流動パラフィンを加えて懸濁し、6mg/mLのアジュバントを調製した。
(実験方法)
1)ラット(雄性、9週齢、Lewisラット)の左後肢足蹠皮下にアジュバント(0.1mL)を注入し、関節炎を誘導した。
2)アジュバント注入日(0日目)から20日目まで、被験化合物懸濁液(10mg/kg/日)を1日1回連続連日経口投与した。
3)アジュバント注入当日、1日目、4日目、7日目、11日目、14日目、18日目及び21日目にプレシスモメーターを用いて、両後肢の足容積を各後肢毎に測定した。
4)被験化合物懸濁液に代えて1%メチルセルロース水溶液を使用し、他は1〜3)と同じ方法で試験を行い、その結果をコントロールとした。
(評価方法)
コントロール群のアジュバント非処置足(2次炎症足)における足浮腫に対する各被験化合物投与群の2次炎症足における足浮腫の足浮腫抑制率を算出し、それを指標に本発明化合物の抗関節炎効果を評価した。
(足浮腫抑制率の算出)
以下に示す計算式1から、足浮腫率を算出し、次いで、計算式2から抗関節炎効果の指標となる足浮腫抑制率(1群8匹の平均値)を算出した。
(計算式1)
足浮腫率(%)
=(アジュバント処置後の足容積/アジュバント処置前の足容積)×100
(計算式2)
足浮腫抑制率(%)
=100−{(Sx−100)/(So−100)}×100
So:コントロール群の足浮腫率
Sx:被験化合物懸濁液投与群の足浮腫率
(試験結果及び考察)
試験結果の一例として、被験化合物(化合物3−1、化合物3−6、化合物3−8、化合物3−10、化合物4−1、化合物4−10、化合物4−11、化合物9−1、化合物10−1、化合物10−2、化合物12−1、化合物12−2)の21日目の足浮腫抑制率(%)を表4に示す。
Figure 0004626353
表4に示されるように、本発明化合物は優れた足浮腫抑制作用を示した。よって、本発明化合物は優れた抗関節炎作用を有する。
4.脈絡膜血管新生阻害効果の評価試験
薬物の脈絡膜血管新生阻害効果を評価する汎用される方法の一つとして、ラット脈絡膜血管新生モデルを用いた新生血管発現試験がGraefe’s Arch.Cli.Exp.Ophthalmol.,235,313−319(1997)に報告されている。そこで、前記文献記載の方法に準して、本発明化合物の新生血管発現試験を行い、基剤投与群(コントロール群)の新生血管発現率に対する本発明化合物投与群の血管新生発現率の割合を算出して、それを指標に本発明化合物の脈絡膜血管新生阻害効果を評価した。
(被験化合物溶液の調製)
被験化合物に1%メチルセルロース水溶液を加えて懸濁し、6mg/10mLの被験化合物懸濁液を調製した。
(レーザー誘発ラット脈絡膜血管新生モデルの作製)
1)ラット(Brown Norway雄性ラット、8週齢、体重200−250g)に5%塩酸ケタミン注射液と2%塩酸キシラジン注射液の7:1混合液(1mL/kg)を筋肉内投与し、全身麻酔した。
2)トロピカミド・塩酸フェニレフリン点眼液(商品名:ミドリンP)を点眼して散瞳させた後、クリプトンレーザー光凝固装置を使用して、ラットのブルーフ膜を光凝固した。
尚、レーザー照射は、眼底後局部の太い網膜血管を避け、その焦点を網膜深層に合わせて、1眼につき8ヶ所散在状に実施した。また、その光凝固の条件は、スポットサイズ100μm、出力100mM、凝固時間0.1秒とした。
3)光凝固後、眼底撮影を行い、光凝固(レーザー照射)部位を確認した。
(試験方法及び測定方法)
1)レーザー照射日(0日目)から6日目まで、被験化合物懸濁液(30mg/kg/日)を1日1回7日間連日経口投与した。
2)基剤投与群(コントロール群)として被験化合物懸濁液に代えて、1%メチルセルロース水溶液を使用し、他は1)と同じ方法で試験を行い、その結果をコントロールとした。
(評価方法)
1)光凝固7日目に10%フルオロセイン水溶液0.1mLをラットの尾静脈から注入して、蛍光眼底造影を実施した。
2)次いで、蛍光眼底造影で蛍光の漏出が認められなかったスポットを陰性、蛍光漏出が認められたスポットを陽性とし、若干の蛍光漏出が認められる光凝固部位は、それが2ヶ所存在した時に陽性と判断した。
3)計算式1に従って新生血管発現率を算出した。各投与群の新生血管発現率から計算式2に従い、基剤投与群に対する被験化合物投与群の新生血管発現率の割合を算出した。
(計算式1)
新生血管発現率(%)=(陽性光凝固部位数/全光凝固部位数)×100
(計算式2)
基剤投与群(コントロール群)に対する被験化合物投与群の新生血管発現率の割合(% of control)=Ax/Ao ×100
Ao:基剤投与群(コントロール群)の新生血管発現率
Ax:被験化合物投与群の新生血管発現率
(試験結果及び考察)
試験結果の一例として被験化合物(化合物1−6、化合物3−1、化合物3−8、化合物3−10、化合物4−1、化合物4−10、化合物4−11、化合物4−20、化合物9−1、化合物10−1、化合物10−2、化合物11−2、化合物12−1、化合物12−2、化合物12−5、化合物12−10、化合物17−5)の基剤投与群(コントロール群)に対する被験化合物投与群の新生血管発現率の割合(% of control)を表4に示した。
Figure 0004626353
Figure 0004626353
表4に示されるように、本発明化合物は基剤に比べて低い新生血管発現率を示し、脈絡膜血管新生阻害効果を有する。

Claims (13)

  1. 下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
    Figure 0004626353
    [式中、環Aはベンゼン環、又はシクロアルカン環と縮合していてもよい芳香族複素五員環若しくは芳香族複素六員環を示し;
    及びRは同一又は異なって、水素原子、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換アルコキシ基、置換若しくは無置換アリールオキシ基、置換若しくは無置換アルキル基、置換若しくは無置換シクロアルキル基、置換若しくは無置換アリール基、置換若しくは無置換複素環、アミノ基、置換若しくは無置換アルキルアミノ基、置換若しくは無置換アリールアミノ基、又は置換若しくは無置換アシル基を示し;
    とRは一緒になって、置換又は無置換複素環を形成してもよく;
    及びRは同一又は異なって、水素原子、置換若しくは無置換アルキル基、置換若しくは無置換シクロアルキル基、置換若しくは無置換アリール基、置換若しくは無置換複素環、ヒドロカルボニル基、置換若しくは無置換アルキルカルボニル基、置換若しくは無置換アリールカルボニル基又はZ−Rを示し;
    とRは一緒になって、置換又は無置換複素環を形成してもよく;
    ZはCO、CS、COBO、CSBO、CONB、CSBNR、CONBSO、CSBNRSO又はSO示し;
    は水素原子、置換若しくは無置換アルキル基、置換若しくは無置換アルケニル基、置換若しくは無置換アルキニル基、置換若しくは無置換シクロアルキル基、置換若しくは無置換アリール基、置換若しくは無置換複素環、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、ヒドロカルボニル基、置換若しくは無置換アルキルカルボニル基、置換若しくは無置換アリールカルボニル基、又は置換若しくは無置換複素環カルボニル基を示し;
    とRは一緒になって置換又は無置換複素環を形成してもよく;
    は水素原子、置換若しくは無置換アルキル基、又は置換若しくは無置換アリール基を示し;
    X及びYは同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換アルコキシ基、置換若しくは無置換アリールオキシ基、置換若しくは無置換アルキル基、置換若しくは無置換シクロアルキル基、置換若しくは無置換アリール基、置換若しくは無置換アルキルアミノ基、置換若しくは無置換アリールアミノ基、メルカプト基、置換若しくは無置換アルキルチオ基、置換若しくは無置換アリールチオ基、カルボキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、シアノ基、及びニトロ基から選択される1又は複数の基を示し;
    はアルキレン基を示し;
    は単結合又はアルキレン基を示し;
    pは0、1又は2を示し;
    qは0又は1を示す。]
  2. 下記一般式(1)で表される化合物又はその塩
    Figure 0004626353
    [式中、環Aはベンゼン環、チオフェン環又はピリジン環を示し;
    はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は複素環を示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はアリール基、ヒドロキシアリール基及びアルコキシアリール基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    がアリール基の場合、該アリール基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲノアルコキシ基、ヒドロカルボニルオキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ基、アルキル基、ハロゲノアルキル基及びアリール基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    は水素原子、アルキル基又はアリール基を示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はカルボキシ基、アルコキシカルボニル基及びアリールオキシカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環又はZ−Rを示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基及びアリールアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    が複素環の場合、該複素環は1又は複数のシアノ基を置換基として有してもよく;
    とRは一緒になって複素環を形成してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成した場合、該複素環はヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、アリールオキシアルキル基、アリール基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基及びアリールアミノカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく、また、該複素環は環内にカルボニル基を有してもよい;
    は水素原子、アルキル基、アリール基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基又はアリールカルボニル基を示し;
    がアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基は1又は複数のアルキルカルボニルオキシ基を置換基として有してもよく;
    ZがCO、CS、CO−B−O、CS−B−O、CO−B−NR、CS−B−NR、CO−B−NRSO、CS−B−NRSO又はSOを示し;
    は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、複素環カルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基又はアリールアミノカルボニル基を示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、アリールオキシアルコキシ基、シクロアルキル基、アリール基、複素環、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、ヒドロカルボニルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基及びシアノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    がアリール基の場合、該アリール基は1又は複数のハロゲン原子を置換基として有してもよく;
    が複素環の場合、該複素環はアルキル基及びアリール基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    がアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基はカルボキシ基、ヒドロカルボニルオキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はアリールアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    とRは一緒になって複素環を形成してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成する場合、該複素環はヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、アリールオキシアルキル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルボニル基、ヒドロカルボニル基、アルキルカルボニル基及びアリールカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく、また、該複素環は環内にカルボニル基を有してもよい;
    は水素原子、アルキル基又はアリール基を示し;
    X及びYは同一又は異なって水素原子、ハロゲン原子及びアルキル基から選択される1又は複数の基を示し;
    はアルキレン基を示し;
    は単結合又はアルキレン基を示し;
    pは0、1又は2を示し;
    qは0又は1を示す。]
  3. 一般式(1)において、
    環Aがベンゼン環、チオフェン環又はピリジン環を示し;
    がアルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は複素環を示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基は1又は複数のアルコキシアリール基を置換基として有してもよく;
    がアリール基の場合、該アリール基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ハロゲノアルコキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキル基及びハロゲノアルキル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    が水素原子又はアルキル基を示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はカルボキシ基及びアルコキシカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    が水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環又はZ−Rを示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はヒドロキシ基及びアルキルアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    が複素環の場合、該複素環は1又は複数のシアノ基を置換基として有してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成した場合、該複素環はヒドロキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニル基及びアルキルアミノカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく、また、該複素環は環内にカルボニル基を有してもよい;
    が水素原子、アルキル基又はアルキルカルボニル基を示し;
    がアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基は1又は複数のアルキルカルボニルオキシ基を置換基として有してもよく;
    ZがCO、CO−B−O、CO−B−NR、CS−B−NR、CO−B−NRSO又はSOを示し;
    が水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニル基、複素環カルボニル基又はアルキルアミノカルボニル基を示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、シクロアルキル基、複素環、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルキルカルボニルアミノ基、アルキルチオ基及びシアノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    がアリール基の場合、該アリール基は1又は複数のハロゲン原子を置換基として有してもよく;
    が複素環の場合、該複素環は1又は複数のアルキル基を置換基として有してもよく;
    がアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基はカルボキシ基、アルキルカルボニルオキシ基及びアルキルアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成する場合、該複素環はヒドロキシ基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニル基又はアルキルカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく、また、該複素環は環内にカルボニル基を有してもよい;
    が水素原子又はアルキル基を示し;
    X及びYが水素原子を示し;
    がアルキレン基を示し;
    が単結合又はアルキレン基を示し;
    pが0又は1を示し;
    qが0を示す請求項2記載の化合物又はその塩。
  4. 一般式(1)において、
    環Aがベンゼン環、チオフェン環又はピリジン環を示し;
    がアリール基又は複素環を示し;
    がアリール基の場合、該アリール基はハロゲン原子、ハロゲノアルコキシ基、アルキル基及びハロゲノアルキル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    が水素原子を示し;
    が水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、複素環又はZ−Rを示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基は1又は複数のアルキルアミノ基を置換基として有してもよく;
    が複素環の場合、該複素環は1又は複数のシアノ基を置換基として有してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成した場合、該複素環はアルキル基及びアルキルカルボニル基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    が水素原子又はアルキル基を示し;
    ZがCO、CO−B−O、CO−B−NR、CO−B−NRSO又又はSOを示し;
    が水素原子、アルキル基、アリール基、アルキルカルボニル基又はアルキルアミノカルボニル基を示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、複素環、アルキルアミノ基及びアルキルカルボニルアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    がアリール基の場合、該アリール基は1又は複数のハロゲン原子を置換基として有してもよく;
    がアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基は1又は複数のカルボキシ基を置換基として有してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成する場合、該複素環は1又は複数のヒドロキシアルキル基を置換基として有してもよく;
    が水素原子又はアルキル基を示し;
    X及びYが水素原子を示し;
    がアルキレン基を示し;
    が単結合又はアルキレン基を示し;
    pが0を示し;
    qが0を示す請求項2又は3記載の化合物又はその塩。
  5. 一般式(1)において、環Aがピリジン環又はチオフェン環を示す請求項1〜4のいずれか1記載の化合物又はその塩。
  6. 一般式(1)において、環Aがピリジン環を示す請求項5記載の化合物又はその塩。
  7. 一般式(1)において、
    部分構造(C)
    Figure 0004626353
    と部分構造(D)
    Figure 0004626353
    が環A上の隣接する炭素原子に結合している請求項1〜6のいずれが1記載の化合物又はその塩。
  8. 一般式(1)において、部分構造(C)と部分構造(D)が環A上の隣接する炭素原子に結合しており、かつ、それらの炭素原子の位置が環A上のヘテロ原子に対して、α位及びβ位である請求項5又は6記載の化合物又はその塩
  9. 一般式(1)において、
    がZ−Rを示し;
    ZがCO、CO−B−O、CO−B−NR、CO−B−NRSOを示し;
    が水素原子、アルキル基、アリール基、アルキルカルボニル基又はアルキルアミノカルボニル基を示し;
    がアルキル基の場合、該アルキル基はハロゲン原子、ヒドロキシ基、複素環、アルキルアミノ基及びアルキルカルボニルアミノ基から選択される1又は複数の置換基を有してもよく;
    がアリール基の場合、該アリール基は1又は複数のハロゲン原子を置換基として有してもよく;
    がアルキルカルボニル基の場合、該アルキルカルボニル基は1又は複数のカルボキシ基を置換基として有してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成してもよく;
    とRが一緒になって複素環を形成する場合、該複素環は1又は複数のヒドロキシアルキル基を置換基として有してもよく;
    が水素原子又はアルキル基を示し;
    が単結合又はアルキレン基を示す請求項2〜8のいずれか1記載の化合物又はその塩。
  10. ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−シクロプロピルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−モルホリノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(インダン−5−イル)−2−(2−モルホリノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−n−ペンチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−tert−ブトキシカルボニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(5−シアノチアゾール−2−イルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(インダン−5−イル)−2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−メチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ベンザミド、
    ・2−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ベンザミド、
    ・3−(2−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    ・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−プロピオニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−トリフルオロアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−イソブチリルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ピバロイルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(1H−インダゾール−6−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)ベンザミド、
    ・2−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−tert−ブチルフェニル)ベンザミド、
    ・3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    ・3−(2−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−クロロフェニル)チオフェン−2−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(N’−n−プロピルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(N’−tert−ブチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(N’−4−クロロフェニルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ホルミルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−フェニルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N’−メチルウレイド)ピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アセトキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(イソキノリン−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3−クロロフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(インダン−5−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3−クロロ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−イソプロピルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ヒドロキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(3−ヒドロキシカルボニルプロピオニルオキシ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−メタンスルホニルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ジメチルアミノカルボニルオキシアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−モルホリノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−モルホリノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(3−ヒドロキシプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−アセチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−クロロフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(2−ヒドロキシエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−アセチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−イソプロピルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(3−ヒドロキシプロピル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−[2−(2−モルホリノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−エチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、及び、
    ・2−(2−アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド
    ・2−(3−アミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(3−アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3,5−ジメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3,5−ジメチルフェニル)−2−(2−モルホリノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(3−ジメチルアミノプロピル)アミノアセチルアミノ]ピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−(2−ジメチルアミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ)−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(2−ジメチルアミノエチル)アミノアセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(3−メチルフェニル)−2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・2−[2−(ピペラジン−1−イル)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−カルボキサミド、
    ・N−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−[2−(N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミノ)アセチルアミノピリジン−4−イルメチルチオ]ピリジン−3−カルボキサミドから選択される化合物又はその塩。
  11. 請求項1〜10のいずれか1記載の化合物又はその塩を含有する医薬組成物。
  12. 請求項1〜10のいずれか1記載の化合物又はその塩を有効成分とする血管新生及び/又は血管透過性の亢進が関与する疾患の治療剤。
  13. 血管新生及び/又は血管透過性の亢進が関与する疾患が、癌、関節リウマチ、加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、未熟児網膜症、網膜静脈閉塞症、ポリープ状脈絡膜血管症、糖尿病黄斑浮腫、尋常性乾癬又は粥状動脈硬化である請求項12記載の治療剤。
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