JP4624154B2 - 車両用安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前部のエンジンルームを覆うフードに設けられる車両用安全装置に関する。
近年、車両が障害物に衝突した際に、エンジンルームを覆うフードを所定量持ち上げることにより、障害物に対する衝突時の衝撃エネルギーをフードによって吸収する技術が開発されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に開示されているものは、図13に示すように、互いに連結した一対のリンク1、2を、フード3のブラケット3a及び車体4に連結したもので、障害物との衝突を検知してアクチュエータによってフード3が押し上げられると、折り畳まれていたリンク1、2が互いに回動して延ばされることにより、フード3が持ち上がる構造を備えている。
また、特許文献2に開示されているものは、図14に示すように、フード3のブラケット3aに連結した第1リンク5の中間部に、車体4に連結した第2リンク6を連結したもので、障害物との衝突が検知されると、バネ7の付勢力により、第1リンク5が立ち上げられ、フード3が持ち上がる構造を備えている。
特許第3328607号公報 特開2003−220972号公報
ところで、上記構造の装置は、いずれも通常のフード3の開閉動作時における連結点であるピポットPが、フード3の持ち上げ時に、上方へ移動する構造である。
このため、図15に示すように、フード3のブラケット3aのピポットPをフェンダー8の下方に配置した構造の車両には、適用することができず、デザインが制限されてしまう。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、フードの連結点であるピポットがフェンダー等の車体の一部の下方に配置された構造の車両にも適用可能なデザイン制限の少ない車両用安全装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用安全装置は、車体に対して後端側が回動可能に連結され、車両のエンジンルームを覆った状態にて先端側が車体に係止されるフードに設けられ、障害物の検知により前記フードの後端近傍における裏面をアクチュエータによって突き上げて所定量持ち上げる車両用安全装置であって、前記フードは、その後端に接続固定されて後方へ延在する連結具を介して前記車体の支持ブラケットに設けられたピポットを中心に回動可能に連結され、前記連結具は、前記アクチュエータによる前記フードの突き上げによって前記フードとの接続箇所における固定状態が解除されて回動可能とされるとともに伸長され、前記フードは、前記連結具の伸長により、先端側における前記車体との係止点を中心として回動して後端側が持ち上げられ、前記フードの前記先端側を持ち上げる際に回動中心となる前記ピポットは、前記フードの前記後端側が持ち上げられる際に上方に持ち上がることがないことを特徴とする。
このように構成された車両用安全装置によれば、アクチュエータによってフードが突き上げられることにより、連結具が伸長し、先端側における車体との係止点を中心としてフードが回動して後端側が持ち上げられるので、障害物に対する衝撃を、持ち上げられたフードにより確実に吸収することができる。
また、フードの後方へ延在して車体に連結された連結具が伸長することにより、先端側における車体との係止点を中心としてフードが回動して後端側が持ち上げられる構造であるので、フードの持ち上げ時に、フードと車体との連結点が上方へ持ち上がることがない。したがって、フェンダー等の車体の一部の下方に連結点を配置しても、フェンダー等の車体の一部に干渉することなくフードを持ち上げることができる。
また、本発明に係る車両用安全装置において、前記連結具は、前記フードとの接続箇所における固定状態の解除後の伸長状態を維持するロック機構を備えることが好ましい。
このように、ロック機構によって連結具の伸長状態が維持されるので、持ち上げ途中あるいは持ち上げ後におけるフードの下降が防止され、障害物に対する衝撃吸収効果を確実に得ることができる。
さらに、本発明に係る車両用安全装置において、前記連結具は、前記フードに固定される固定ブラケットと、前記車体側に連結される連結ブラケットとを有し、これら固定ブラケットと連結ブラケットとが、カシメピンによって締結固定され、前記アクチュエータによる前記フードの突き上げによって前記カシメピンが破断して固定状態が解除されることが望ましい。
これにより、通常時には、フードと車体とが連結具を介して連結されて円滑な開閉動作が得られ、障害物の検知時には、アクチュエータの突き上げにより、カシメピンが破断してフードの持ち上げが確実に行われる。
また、本発明に係る車両用安全装置において、前記カシメピンによる締結固定箇所は、前記フードの先端側における前記車体との係止点及び後端側における前記車体との連結点を結ぶ線よりも上方に配置されていることが好ましい。
これにより、障害物の検知時に、アクチュエータの突き上げ力をカシメピンへ瞬時にかつ確実に伝達して破断させることができ、フードを円滑かつ確実に持ち上げることができる。
また、本発明に係る車両用安全装置において、前記フードの後端側の持ち上げられる前記連結具の伸長状態において、前記フードの後方側へ延在するアームと前記連結具との間に介在され、前記フードと前記連結具との接続箇所における回動を規制するリンクを備えることが好ましい。
これにより、フードの持ち上げ後におけるフードと連結具との回動角度がリンクによって維持され、例えフード先端側における係止点に遊びがあっても、フードの下降が防止され、持ち上げた状態が確実に維持される。
また、本発明に係る車両用安全装置において、前記車両のフェンダーは前記ピポットの上方に配置されていることが好ましい。
本発明の車両用安全装置によれば、車体との連結点を持ち上げることなく、フードの後端側を所定量持ち上げるので、フェンダー等の車体の一部の下方に連結点を配置することができ、デザイン制限を極力なくすことができる。
以下、本発明の実施形態に係る車両用安全装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用安全装置を備えた車両のフード部分における側面図、図2は、車両用安全装置の側面図、図3は、車両用安全装置を構成するロック機構の断面図、図4は、車両用安全装置の固定ブラケットと支持ブラケットとの接合構造を示す断面図、図5は、フードの開閉動作を説明する車両用安全装置の側面図である。
図1に示すように、車両Sの前部には、エンジンルームの上部を覆うフード11が設けられている。
このフード11は、その後端側が車両Sの車体12に連結されており、この連結部分に、本実施形態に係る車両用安全装置13が設けられている。
安全装置13は、フード11の後方へ延在して車体12の支持ブラケット14に連結されており、これにより、フード11は、安全装置13と車体12との連結点であるピポットPを中心に回動可能とされている。そして、このフード11のピポットPは、その上方側が、車両SのフェンダーFによって覆われている。
フード11は、その前方側における裏面に、フック15を有しており、このフック15は、車体12側に設けられたフードロック16に係止される。これにより、このフード11のピポットPを中心とした回動が規制され、エンジンルームがフード11に覆われた状態に維持される。
また、車体12側には、フード11の後端近傍における裏面側に、例えば、着火により急激に膨張するガスによって瞬間的に伸長する火薬式のアクチュエータ17が設けられている。このアクチュエータ17は、図示しない衝突検知センサに接続されており、この衝突検知センサが、車両Sの前方側の障害物を検知すると、その検知信号がアクチュエータ17へ送信される。そして、この検知信号によりアクチュエータ17が上方へ瞬間的に伸長する。
図2に示すように、安全装置13は、フード11に一体的に接続固定された連結具21を有している。そして、この安全装置13は、連結具21の端部が、支持ブラケット14に回動可能に連結されている。
連結具21は、固定ブラケット20と、連結ブラケット22と、この連結ブラケット22に取り付けられたロック機構23とを有している。
図3に示すように、このロック機構23は、外周に雄ねじ24aが形成されたロッド24と、このロッド24が挿入された筒体25と、筒体25の端部に設けられたロック部26とを備えている。ロッド24の一端部には、連結部27が設けられ、この連結部27が、フード11の固定ブラケット20に対して回動可能に連結されている。
ロック部26は、ロッド24が挿通される挿通孔32aが形成されたブロック32を有しており、このブロック32の内部には、ロッド24との対向面に雌ねじ34aが形成されたねじ駒34が設けられ、このねじ駒34が、バネ35によって、筒体25へのロッド24の挿入方向へ向かって付勢されている。また、ブロック32及びねじ駒34には、ロッド24の挿入方向へ向かって次第に中心側へ傾斜するテーパ面32b、34bが形成されている。これにより、ねじ駒34は、バネ35の付勢力によってテーパ面32b、34b同士が当接されることにより、ロッド24側へ押し付けられ、雌ねじ34aがロッド24の雄ねじ24aに螺接される。
そして、このロック部26では、ロッド24に螺接するねじ駒34によってロッド24の挿入方向への移動が規制される。また、ロッド24に連結部27側へ向かう力が作用し、ねじ駒34がバネ35の付勢力に抗して移動されると、ねじ駒34の雌ねじ34aとロッド24の雄ねじ24aとの螺接状態が解除され、図中2点鎖線にて示すように、ロッド24が連結部27側へ移動される。
上記構造のロック機構23を有する連結具21の連結ブラケット22とフード11に固定された固定ブラケット20とは、図4に示すように、互いに重なる部分が、複数のカシメピン41によって締結固定されている。
ここで、これらカシメピン41による締結固定箇所は、フード11の連結点であるピポットPと、フードロック16によるフード11のフック15の係止点Kとを結んだ線Aよりも上方位置とされ、さらに、この線Aに沿って配置されている。
上記の車両用安全装置13を備えた車両Sにて、エンジンルームを開く際には、フードロック16によるフック15の係止を解除させ、この状態にて、フード11の先端側を持ち上げる。このようにすると、図5に示すように、フード11は、車体12との連結点であるピポットPを中心として回動する。これにより、車両Sのエンジンルームが開かれる。なお、車両SのフェンダーFが、ピポットPの上方に配置されているが、ピポットPを中心として回動するフード11は、その後端がフェンダーFに干渉することなく、その上方側へ移動する。
次に、上記安全装置13の動作について説明する。
図6〜図9は、それぞれ車両用安全装置の動作を説明する図であって、図6は、車両用安全装置の側面図、図7は、車両用安全装置の斜視図、図8は、車両用安全装置を備えた車両の前部における側面図、図9は、車両用安全装置を備えた車両のフード部分における側面図である。
衝突検知センサによって車両Sの前方の障害物が検知され、その検知信号である電気信号がアクチュエータ17へ送信されると、アクチュエータ17が瞬間的に伸長し、これにより、フード11は、その後端近傍における裏面が、伸長するアクチュエータ17によって突き上げられる。
そして、このように、アクチュエータ17によって突き上げられるフード11は、その先端が係止点Kにて車体12側に係止され、後端側がピポットPにて車体12側に連結されていることより、連結具21には、アクチュエータ17の突き上げ力によりロッド24の連結部27と固定ブラケット20との連結箇所を中心とした回動力が生じる。そして、フード11は、係止点Kにおけるフック15とフードロック16との係止の遊び分だけ後方へ引き寄せられ、これにより、固定ブラケット20と連結具21の連結ブラケット22とが、連結部27を中心に回動され、これらを接合しているカシメピン41が破断される。
そして、このカシメピン41が破断されると、図6に示すように、固定ブラケット20と連結ブラケット22とが、連結部27を中心として屈曲されるとともに、連結部27が連結具21から引き離され、これにより、ロック部26におけるねじ駒34の雌ねじ34aとロッド24の雄ねじ24aとの螺接状態が解除され、図7に示すように、ロッド24が筒体25から引き出されて伸長する。
したがって、フード11は、図8及び図9に示すように、フック15とフードロック16との係止点Kを中心として回動し、後端側が所定量持ち上げられた状態とされる。
そして、このようにフード11が持ち上げられることにより、フード11の下方に大きな空間が形成され、これにより、持ち上げられたフード11が、衝突する障害物を変形しながら受け止めて衝撃を吸収することにより、フード11の上に乗り上げた障害物の衝撃による影響が極力抑えられる。
以上、説明したように、本実施形態に係る車両用安全装置によれば、アクチュエータ17によってフード11が突き上げられることにより、連結具21が伸長し、先端側における車体12との係止点Kを中心としてフード11が回動して後端側が持ち上げられるので、障害物に対する衝撃を、持ち上げられたフード11により確実に吸収することができる。
また、フード11の後方へ延在して車体12に連結された連結具21が伸長することにより、先端側における車体12との係止点Kを中心としてフード11が回動して後端側が持ち上げられる構造であるので、フード11の持ち上げ時に、フード11と車体12との連結点であるピポットPが上方へ持ち上がることがない。したがって、車体12の一部であるフェンダーFの下方にピポットPを配置しても、フェンダーFに干渉することなくフード11を持ち上げることができる。
つまり、ピポットPを持ち上げることなく、フード11の後端側を所定量持ち上げるので、フェンダーFの下方にピポットPを配置することができ、車両のデザイン制限を極力なくすことができる。
また、ロック機構23によって接続箇所の収縮が規制されて伸長状態が維持されるので、持ち上げ途中あるいは持ち上げ後におけるフード11の下降が防止され、障害物に対する衝撃吸収効果を確実に得ることができる。
また、通常時には、フード11と連結具21とがカシメピン41によって確実に固定されて、フード11の円滑な開閉動作が得られ、障害物の検知時には、アクチュエータ17の突き上げによってカシメピン41を破断させることにより、フード11が確実に持ち上げられる。
ここで、図10(a)に示すように、例えば、フード11の車体12との連結点であるピポットPと、フード11と車体12との係止点Kとを結んだ線Aよりも下方に、カシメピン41による締結固定箇所を設けると、図10(b)に示すように、フード11の持ち上げ時に、固定ブラケット20のカシメ穴と連結ブラケット22のカシメ穴の回動軌跡同士の交点が、線Aよりも上方であることより、線Aの上方のカシメピン41よりも破断のタイミングが遅れる。
したがって、この場合、フード11に対して継続的に突き上げ力を付与しなければならず、このため、大きな出力を必要とする。
これに対して、本実施形態では、カシメピン41による締結固定箇所を、係止点KとピポットPとを結ぶ線Aよりも上方に配置したので、障害物の検知時におけるアクチュエータ17の突き上げ力をカシメピン41へ瞬時にかつ確実に伝達させることができ、これにより、複数箇所をカシメピン41によって締結固定したとしても、これらカシメピン41をほぼ同時に破断させることができ、フード11を円滑かつ確実に持ち上げることができる。
なお、上記実施形態では、フード11に固定ブラケット20を介して連結具21を接続したが、連結具21をフード11に直接接続しても良い。
次に、上記車両用安全装置の変形例について、図面を参照しながら説明する。
図11は、車両用安全装置の変形例を示す側面図、図12は、変形例に係る車両用安全装置の動作を説明する側面図である。
図11に示すように、この車両用安全装置51は、フード11に固定された固定ブラケット20に、フード11の後方側へ延在するアーム52が固定されている。このアーム52には、その先端に、補助リンク53の一端が連結されており、この補助リンク53は、その他端が、連結具21の連結ブラケット22に連結されている。
ここで、後端部が持ち上げられたフード11は、フック15とフードロック16との係止の遊びにより係止点Kが前方へずれると、連結具21に対して連結部27を中心として回動する。これにより、フード11と連結具21との角度α(図9参照)が大きくなり、持ち上げられたフード11の後端部が下降する。
しかし、上記構造の車両用安全装置51では、図12に示すように、ロック機構23のロッド24が引き出されて、フード11の後端が持ち上げられた際に、補助リンク53が、アーム52の先端から略鉛直下方に配置され、アーム52と連結具21との間に介在される。
したがって、連結部27を中心とした連結具21に対するフード11の回動が補助リンク53によって規制されることにより、連結具21とフード11との角度αが維持され、フード11が下降することなく持ち上げられた状態に維持される。
つまり、上記変形例の車両用安全装置51によれば、フード11の持ち上げ後におけるフード11と連結具21との回動角度が補助リンク53によって維持され、例え、フード11の先端側における係止点Kに遊びがあっても、フード11の下降を防止し、持ち上げた状態を確実に維持させることができる。
以上のように、本発明に係る車両用安全装置は、フードの持ち上げ時に、フードと車体との連結点が上方へ持ち上がることがないので、フェンダー等の車体の一部の下方に連結点を配置した構造の車両への適用に有用である。
本実施形態に係る車両用安全装置を備えた車両のフード部分における側面図である。 車両用安全装置の側面図である。 車両用安全装置を構成するロック機構の断面図である。 車両用安全装置の固定ブラケットと支持ブラケットとの接合構造を示す断面図である。 フードの開閉動作を説明する車両用安全装置の側面図である。 車両用安全装置の動作を説明する側面図である。 車両用安全装置の動作を説明する斜視図である。 車両用安全装置の動作を説明する車両の前部における側面図である。 車両用安全装置の動作を説明する車両のフード部分における側面図である。 固定ブラケットと支持ブラケットとの接合箇所の違いによる動作の不具合を説明する側面図である。 車両用安全装置の変形例を示す側面図である。 変形例に係る車両用安全装置の動作を説明する側面図である。 従来の車両用安全装置を説明する側面図である。 従来の他の車両用安全装置を説明する側面図である。 フードの連結点であるピポットとフェンダーとの位置関係を示す側面図である。
符号の説明
11 フード
12 車体
13、51 車両用安全装置
17 アクチュエータ
21 連結具
23 ロック機構
41 カシメピン
52 アーム
53 補助リンク(リンク)
K 係止点
P ピポット(連結点)
S 車両

Claims (6)

  1. 車体に対して後端側が回動可能に連結され、車両のエンジンルームを覆った状態にて先端側が車体に係止されるフードに設けられ、障害物の検知により前記フードの後端近傍における裏面をアクチュエータによって突き上げて所定量持ち上げる車両用安全装置であって、
    前記フードは、その後端に接続固定されて後方へ延在する連結具を介して前記車体の支持ブラケットに設けられたピポットを中心に回動可能に連結され、
    前記連結具は、前記アクチュエータによる前記フードの突き上げによって前記フードとの接続箇所における固定状態が解除されて回動可能とされるとともに伸長され、
    前記フードは、前記連結具の伸長により、先端側における前記車体との係止点を中心として回動して後端側が持ち上げられ
    前記フードの前記先端側を持ち上げる際に回動中心となる前記ピポットは、前記フードの前記後端側が持ち上げられる際に上方に持ち上がることがないことを特徴とする車両用安全装置。
  2. 請求項1に記載の車両用安全装置であって、
    前記連結具は、前記フードとの接続箇所における固定状態の解除後の伸長状態を維持するロック機構を備えることを特徴とする車両用安全装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用安全装置であって、
    前記連結具は、前記フードに固定される固定ブラケットと、前記車体側に連結される連結ブラケットとを有し、これら固定ブラケットと連結ブラケットとが、カシメピンによって締結固定され、前記アクチュエータによる前記フードの突き上げによって前記カシメピンが破断して固定状態が解除されることを特徴とする車両用安全装置。
  4. 請求項3に記載の車両用安全装置であって、
    前記カシメピンによる締結固定箇所は、前記フードの先端側における前記車体との係止点及び後端側における前記車体との連結点を結ぶ線よりも上方に配置されていることを特徴とする車両用安全装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用安全装置であって、
    前記フードの後端側の持ち上げられる前記連結具の伸長状態において、前記フードの後方側へ延在するアームと前記連結具との間に介在され、前記フードと前記連結具との接続箇所における回動を規制するリンクを備えることを特徴とする車両用安全装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用安全装置であって、
    前記車両のフェンダーは前記ピポットの上方に配置されていることを特徴とする車両用安全装置。
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