JP4623259B2 - ショットキバリアを有する半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ショットキバリアダイオ−ド等のショットキバリアを有する半導体装置に関する。
従来のショットキバリアダイオードは、図1に示すように、N+型半導体領域1と、その一方の主面に形成されたN型半導体領域2と、N型半導体領域2内に形成されたP型半導体領域から成るガードリング領域3とを有している。半導体基板の一方の主面には絶縁膜4が形成されており、N型半導体領域2の上面は絶縁膜4の中央側に設けられた開口から露出している。絶縁膜4の開口内に形成されたアノード電極5はN型半導体領域2の一方の主面に接触し、その界面にショットキ障壁を形成する。また、半導体基板の他方の主面にはカソード電極6が形成されており、N+型半導体領域1の他方の主面に低抵抗接触(オーミック接触)している。この種のショットキバリアは、例えば特開2003−17713号で公知である。
ガードリング領域3を有さない典型的なショットキバリアダイオードは、PN接合を用いた高速リカバリーダイオード等に比較して順方向電圧降下が低く、また、多数キャリアデバイスであるため逆回復時間trrを極めて小さくできるという利点を有する。この反面、ショットキバリアダイオードは、PN接合ダイオードに比較して高耐圧化が難しく、また、絶縁膜とアノード電極との界面での電界集中により、逆方向電流が増大しやすいという欠点を有する。
このため、図1に示すように、絶縁膜4とアノード電極5との境界を含むようにガードリング領域3を形成し、ショットキバリアの周辺耐圧の向上、逆方向電流の抑制を図っている。
しかし、このようなガードリング領域3を形成したショットキバリアダイオードでは、ガードリング領域3から延びる空乏層がN+型半導体領域1に到達することで耐圧が決定される。即ち、空乏層の広がりがN+型半導体領域1で制限され、耐圧向上も制限される。このため、高耐圧化を図るためには、N型半導体領域2の比抵抗を高くし、且つN型半導体領域2の厚みを大きくする必要がある。
ところで、高耐圧化を図るためにN型半導体領域2の比抵抗を高くし、またN型半導体領域2の厚みを大きくすると、ショットキバリアダイオードの利点である高周波特性(スイッチング特性)と順方向特性が著しく損なわれる。
特開2003−17713号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、順方向特性及び耐圧特性の両方を良くすることができるショットキバリアを有する半導体装置を得ることが困難なことである。
上記課題を解決するための本発明は、半導体基板と第1及び第2の電極とを備え、
前記基板は、
該基板の一方の主面に露出する部分を有するように配置された第1導電型の第1の半導体領域と、
前記第1の半導体領域と前記基板の他方の主面との間に配置され且つ前記第1の半導体領域よりも高い不純物濃度を有している第1導電型の第2の半導体領域と、
断面形状において、前記基板の一方の主面から前記第1の半導体領域の中に延びており且つ所定の相互間隔を有している複数の領域又は複数の部分から成る第2導電型の第3の半導体領域と、
平面的に見て前記第3の半導体領域の外側を前記第1の半導体領域を介して連続的又は断続的に囲むように配置され且つ前記基板の一方の主面から前記第1の半導体領域の中に延びている第2導電型の第4の半導体領域と、
前記第3の半導体領域の複数の領域の相互間又は前記第3の半導体領域の前記複数の部分の相互間の少なくとも一部を埋めるように配置され且つ前記第1の半導体領域よりも高い不純物濃度を有している第1導電型の第5の半導体領域と
を有し、
前記第4の半導体領域は、前記第3の半導体領域から前記基板の外側に向かって順に配置された複数の外側半導体領域を有し、前記複数の外側半導体領域は前記基板の一方の主面から前記第1の半導体領域の中に延びており、
前記複数の外側半導体領域の相互間隔は前記第3の半導体領域の複数の領域の相互間隔又は前記第3の半導体領域の複数の部分の相互間隔よりも小さく、且つ前記複数の外側半導体領域の相互間には前記第5の半導体領域が形成されておらず、
前記第1の電極は、前記基板の一方の主面上に配置されて前記第1の半導体領域及び前記第5の半導体領域にショットキ接触し且つ前記第3の半導体領域にオーミック接触し、
前記第2の電極は、前記第2の半導体領域に電気的に接続され、
前記第3の半導体領域の不純物濃度及び幅は、前記第1及び第2の電極間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が印加された時に前記第3の半導体領域の内部の全体に空乏層が広がるように決定され、
記第3の半導体領域の複数の領域の相互間又は前記第3の半導体領域の複数の部分の相互間の幅は、前記第1及び第2の電極間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が印加された時に前記相互間の全部に空乏層が広がるように決定されていることを特徴とするショットキバリアを有する半導体装置に係わるものである。
なお、請求項2に示すように、前記第4の半導体領域が1つのときは、前記第1の電極に前記第4の半導体領域を接触させないことが望ましい。
また、請求項に示すように、前記第1の電極は、前記第4の半導体領域としての前記複数の外側半導体領域の内の内周側に配置された外側半導体領域に接触し、外周側に配置された外側半導体領域に接触していないことが望ましい。
また、請求項に示すように、前記第5の半導体領域は前記第3の半導体領域の深さと同一又はこれよりも浅く形成されていることが望ましい。
また、請求項に示すように、前記第3及び第5の半導体領域の深さは、前記第1の半導体領域の厚みの1/6以上であること望ましい。
本願の各請求項の発明によれば、前記第3の半導体領域の不純物濃度及び幅は、前記第1及び第2の電極間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が印加された時に前記第3の半導体領域の内部の全体に空乏層が広がるように決定され、且つ前記第3の半導体領域の複数の領域の相互間又は前記第3の半導体領域の複数の部分の相互間の幅は、前記第1及び第2の電極間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が印加された時に前記相互間の全部に空乏層が広がるように決定されているので、前記第3の半導体領域を空乏層の広がり部分として利用できる。このため、所望の厚さの空乏層を得る時に、前記第3の半導体領域から前記第2の半導体領域側に延ばす空乏層の厚みを抑えることができ、前記第1の半導体領域の厚さを薄くすることが可能になる。これにより、前記第1の半導体領域における順方向電圧の降下を小さくすることができる。また、空乏層の平坦性が改善され、高耐圧化が可能になる。
た、第3の半導体領域の相互間の第5の半導体領域に、逆方向電圧印加時に空乏層が良好に広がり、空乏層の平坦性が改善され、高耐圧化が向上する。また、順方向電圧印加時のショットキバリア即ちショットキ障壁を通って流れる多数キャリアの通路となる第5の半導体領域は第1の半導体領域よりも不純物濃度が高く且つ抵抗率が低いので、多数キャリアの通路の順方向電圧降下が小さくなる。
た、前記第4の半導体領域は、前記第3の半導体領域から前記基板の外側に向かって順に配置された複数の外側半導体領域を有し、前記複数の外側半導体領域の相互間隔は前記第3の半導体領域の複数の領域の相互間隔又は前記第3の半導体領域複数の複数の部分の相互間隔よりも小さく且つ前記複数の外側半導体領域の相互間隔には前記第5の半導体領域が形成されていないので、過渡的にパルス状の逆方向電圧が印加された場合でも、連続して一体化した空乏層を確実に得ることができ、この領域での電界集中を安定して緩和できる。このため、サージ耐量が向上する。また、第3の半導体領域の相互間隔が相対的に大きくなっているため、ショットキ接触の面積が比較的大きく取れ、順方向性を犠牲にすることなく、耐圧を向上できる。
また、請求項の発明によれば、第4の半導体領域が第1の電極に接続されていないので、逆方向電圧印加時における第4の半導体領域と第1の半導体領域との間のPN接合及びこの近傍での電界強度の変化が図1の従来構造の場合よりも緩やかになり、耐圧特性が良くなる。
次に、図2〜図9を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の実施例1に従う半導体装置としてのショットキバリアを有するダイオードは図2に示すように、シリコン又は3−5族化合物半導体等の半導体基板10と第1及び第2の電極11、12と、絶縁膜13とから成る。
半導体基板10は、第1の半導体領域としてのN型半導体領域14と、第2の半導体領域としてのカソード側N++型半導体領域15と、第3の半導体領域としての内側P型半導体領域16と、第4の半導体領域又はガードリング領域としての第1、第2及び第3の外側P型半導体領域17a,17b、17cと、第5の半導体領域としてのアノード側N+型半導体領域18とから成り、例えば270〜290μmの厚さH3を有する。
N型半導体領域14は、カソード側N++型半導体領域15の上面に周知のエピタキシャル成長により形成されたものである。N型半導体領域14の不純物濃度は7×1014cm-3〜2×1015cm-3であることが望ましく、この実施例だは9×1014cm-3であり、この比抵抗は2〜2.5Ωcmであり、従来のJBS構造のダイオード、即ちショットキ接合とPN接合とが交互に配置されたダイオードのN型半導体領域の比抵抗(例えば4.5Ωcm)よりも小さくなっている。これは、図2のダイオードは、従来のダイオードのようにガードリングから延びる空乏層がN++型半導体領域15に到達することで耐圧が決定される構造ではなく、後述のように半導体基板10の一方の主面19側に形成された内側P型半導体領域16とN+型半導体領域18を埋めるように形成される空乏層によって耐圧が負担される構造であり、アノード側N+型半導体領域18及びN型半導体領域14の比抵抗を相対的に小さく設定できるからである。
また、図2では、N型半導体領域14の基板10の一方の主面19からの厚みH2が比較的薄い16μmに決定されている。これは、図2のダイオードでは図1の従来のダイオードのようにガードリング領域3から延びる空乏層がN+型半導体領域1に到達することによって耐圧が決定される構造でないためである。
カソード側N++型半導体領域15は、N型半導体領域14よりも高い不純物濃度4×1018cm-3〜7×1019cm-3であることが望ましく、この実施例では2×1019cm-3であり且つ低い抵抗率を有し、N型半導体領域14と基板10の他方の主面20との間に配置されている。
内側P型半導体領域16は、図3に示すように平面的に見て分散配置された複数(25個)の領域から成る。なお、図示を簡単にするために図3の内側P型半導体領域16の数は、図2のその数よりも少なく示されている。各内側P型半導体領域16は、図3の平面形状において所定の相互間隔W1 、例えば2.94μmを有して5行5列に規則正しく配置されている。また、図2の断面形状においても、内側P型半導体領域16は基板10の内側領域31内に所定の相互間隔を有して並置されている。各内側P型半導体領域16の深さは基板10の一方の主面19からのN型半導体領域14の厚みH2の1/6以上且つHz未満に設定されている。即ち、P型半導体領域16はカソード側N++型半導体領域15に到達しない例えば3μmの深さを有する。内側P型半導体領域16の好ましい深さは第1の半導体領域14の厚みH2の1/6〜1/2、より好ましい深さはH2の1/5〜1/3である。各内側P型半導体領域16の相互間隔W1は3〜5μmであり、この幅Wpは3〜7であることが望ましく、これらのピッチは8〜10μmであることが望ましい。
外側P型半導体領域17a、17b、17cは、ガードリング領域及びFLR即ちフィールドリミッテングリングとして機能させるために、基板10の内側領域31即ちN+型半導体領域18を囲む外側領域32の中に環状に配置されている。外側P型半導体領域17a、17b、17cは内側P型半導体領域16と実質的に同一の深さ、同一の不純物濃度に形成されている。第3の外側P型半導体領域17cの表面は絶縁膜13で覆われ、第1の電極11に接続されていない。
第1、第2及び第3の外側P型半導体領域17a、17b、17cの相互間隔幅W2は0.1〜5μmであり、これらの幅は5〜6μmであり、これらのピッチは、内側P型半導体領域16のピッチよりも狭く、例えば5〜10μmである。
内側及び外側P型半導体領域16、17a、17b、17cを同時に形成する時には、周知のフォトリソグラフィ技術によって形成したシリコン酸化膜等から成る拡散マスクを使用し、N型半導体領域14即ち基板10の一方の主面19からP型不純物を選択的にイオン注入し、これを熱拡散(ドライブン)する。内側及び外側P型半導体領域16、17a、17b、17cのP型不純物濃度はN型半導体領域14のN型不純物濃度よりも高く、1×1016cm-3 〜1×1017cm-3であることが望ましく、この実施例では5×1016cm-3である。
アノード側N+型半導体領域18は、内周側P型半導体領域16の相互間及び内側P型半導体領域16の最外周と第1の外側P型半導体領域17aとの間に配置され、図3の平面形状において網目状又は格子状パターンに形成されている。アノード側N+型半導体領域18のN型不純物濃度はN型半導体領域14のN型不純物濃度よりも高く且つ内側P型半導体領域16のP型不純物濃度よりも少し低く、2×1015cm-3〜1×1016cm-3であることが望ましく、この実施例では1.6×1015cm-3である。
図2においてアノード側N+型半導体領域18の基板10の一方の主面19からの深さは、2.9μmであって、P型半導体領域16の深さよりも若干浅い。アノード側N+型半導体領域18の好ましい深さはH2の1/6〜1/2、より好ましい深さはH2の1/5〜1/3である。また、アノード側N+型半導体領域18の幅はP型半導体領域16の相互間隔W1 と同一の2.94μmである。
なお、アノード側N+型半導体領域18の幅をP型半導体領域16の相互間隔W1 よりも少し狭くすることができる。この場合には、P型半導体領域16の相互間にN+型半導体領域18とN型半導体領域14との両方が配置される。
アノード側N+型半導体領域18を形成する時には、P型半導体領域16、17a、17b、17cの形成と同様に、N型半導体領域14の主面即ち基板10の一方の主面19に、周知のフォトリソ技術によってシリコン酸化膜等から成る拡散マスクを形成し、このマスクを使用してN型不純物を選択的にイオン注入し、これを熱拡散(ドライブイン)する。
アノード電極即ち第1の電極11は、N型半導体領域14及びN+型半導体領域18に対してショットキ障壁(バリア)を生成することができる金属(例えばチタンとアルミニウム)から成る。この第1の電極11は、図2及び図3から明らかなように、基板10の一方の主面19に配置され、N+型半導体領域18及びN型半導体領域14にショットキ接触し、内側P型半導体領域16と第1及び第2の外側P型半導体領域17a、17bに低抵抗接触している。しかし、第1の電極11は第3の外側P型半導体領域17cには接続されていない。また、第1の電極11のパターンずれによる特性変動を抑えるために第1の電極11の外縁が第2の外側P型半導体領域17bの中間に位置している。第1の電極11が形成されていない外側P型半導体領域17b、17cの表面及びN型半導体領域14の基板10の一方の主面19への露出面は例えば、シリコン酸化膜から成る絶縁膜13で被覆されている。
なお、図2では第1の電極11の外周端が第2の外側P型半導体領域17bの上に配置されているが、絶縁膜13の上にフィールドプレートとして延在させることができる。
カソード電極即ち第2の電極12は、基板10の他方の主面20に配置され且つN++型半導体領域15に低抵抗接触即ち電気的に接続されている。
本実施例で重要なことは、第1及び第2の電極11、12間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧を印加した時に、空乏層がN+型半導体領域18の全部及び内側P型半導体領域16及び第1及び第2の外側P型半導体領域17a、17bの外側のみでなく、これ等の内部全体にも広がるようにP型半導体領域16、17a、17b、17cとN+型半導体領域18とN型半導体領域14の不純物濃度、及びこれ等の幅及び外側P型半導体領域17a、17b、17cの相互間隔が決定されていることである。
図2のショットキバリアダイオードに順方向電圧、即ち第1の電極11の電位が第2の電極12の電位よりも高くなる電圧を第1及び第2の電極11、12間に印加すると、第1の電極11とアノード側N+型半導体領域18とN型半導体領域14とカソード側N++型半導体領域15と第2の電極12とから成る経路でショットキ障壁を通る多数キャリアに基づく電流が流れ、且つ第1の電極11と内側P型半導体領域16とN型半導体領域14とカソード側N++型半導体領域15と第2の電極12から成る通路でPN接合を通る電流が流れる。
第1の電極11の電位が第2の電極12の電位よりも低くなる逆方向電圧を第1及び第2の電極11、12間に印加すると、内側P型半導体領域16とN+型半導体領域18との界面に形成されるPN接合、内側P型半導体領域16とN型半導体領域14との界面に形成されるPN接合、及び第1の電極11とN+型半導体領域18との界面に形成されるショットキ接合、及び外側P型半導体領域17a、17b、17cとN型半導体領域14との間のPN接合からそれぞれ空乏層が広がる。定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が第1及び第2の電極11、12間に印加されると、図2で点線21で示すように上記各接合から広がる空乏層の端面が連続して一体化される。内側P型半導体領域16の内部の全体及びアノード側N+型半導体領域18の全部に空乏層が広がる。また、最外周の内側P型半導体領域16と第1の外側P型半導体領域17aとの間のN+型半導体領域18も空乏層で埋められる。また、第1、第2及び第3の外側P型半導体領域17a、17b、17cの相互間が空乏層で埋められる。第3の外側P型半導体領域17cは第1の電極11に接続されていないが、周知のFLRとして機能し、第1及び第2の電極11、12間の電圧を抵抗で分割した電位が第3の外側P型半導体領域17cに与えられ、この第3の外側P型半導体領域17cの囲りのN型半導体領域14にも空乏層が広がる。図2では点線21による空乏層がN型半導体領域14内のみに延びているが、逆方向電圧が大きい時にはカソード側N++型半導体領域15に達する又は侵入するように空乏層が広がることもある。
本実施形態によれば次の効果が得られる。
(1) ガードリング領域及びFLRとして機能する第1、第2及び第3の外側P型半導体領域17a、17b、17cのみでなく、第1の電極11に接続された複数の内側P型半導体領域16を設けたので、基板10の中央部分で平坦性が良く、基板10の周辺部でなだらかに徐々に狭くなる空乏層を得ることができ、安定的に高耐圧化を達成することができる。
即ち、図1の従来のショットキバリアダイオードでは、P+型ガードリング領域3から延びる空乏層とショットキ接合から延びる空乏層との連続性が悪く、P型ガードリング領域3から延びる空乏層に逆方向電圧が集中的に加わり、この領域でピンポイント的にブレークダウンを発生することがあった。このため、ショットキバリアダイオードの高耐圧化が困難であり且つ量産時における耐圧のバラツキが大きくなった。これに対して、本発明に従う図2のショットキバリアダイオードでは、逆方向電圧印加時に、点線21で示す空乏層を局所的電界集中を防ぐことができる理想又はこれに近い状態に形成することができ、高耐圧化が達成され且つ量産時における耐圧のバラツキが少なくなる。なお、基板10の外周側でのブレークダウンの防止は、第3の外側P型半導体領域17cを第1の電極11に接続しないことによって達成されている。即ち、内側P型半導体領域16とN型半導体領域14との間のPN接合には第1及び第2の電極11、12間の電圧が直接に印加され、空乏層が比較的大きく広がるが、第3の外側P型半導体領域17cには第1及び第2の電極11、12間の電圧が分割して印加されるために第3の外側P型半導体領域17cとN型半導体領域14との間のPN接合からの空乏層の広がりは内側P+型半導体領域16からの空乏層の広がりよりも小さくなり、基板10の周辺に向って徐々に狭くなる空乏層を得ることができ、耐圧特性が良くなる。
(2) 耐圧が図1の従来と同一で良い場合には、N型半導体領域14の厚さを図1よりも薄く(例えば1/4)して順方向耐圧降下を小さくすることができる。
(3) 内側P型半導体領域16を設けて耐圧向上を図っているにも拘らず、内側P型半導体領域16の相互間にN型半導体領域14よりも抵抗率の低いN+型半導体領域18が配置されているので順方向電圧降下を小さくすることができる。
(4) ダイオードのスイッチング特性が比較的良好になる。即ち、図2のダイオードでは、電界緩和を良好に達成する空乏層を形成するPN接合を得るための内側P型半導体領域16の間に、N型半導体領域14よりも相対的に不純物濃度の高いN+型半導体領域18が形成されている。このため、図1の従来のガードリング領域3を備えたショットキバリアダイオードに比較してP型半導体領域16、17a、17b、17cの面積は増大しているが、内側P型半導体領域16の大部分は比較的不純物濃度の高いN+型半導体領域18に接触しているので、内側P型半導体領域16からの少数キャリアの注入量が抑制され且つ伝導度変調が抑制される。この結果、順方向電圧印加の終了時即ち逆方向電圧印加の開始時におけるN+型半導体領域18における少数キャリアの蓄積量が少なくなり、アノード側N+型半導体領域18を設けない場合に比べて逆回復時間が短くなり、スイッチング速度が速くなる。
(5) N型半導体領域14の不純物濃度が従来のJBS構造のそれよりも低く決定され且つこの厚みW2も16μmと小さいので、内側P型半導体領域16からN型半導体領域14への少数キャリアの注入が従来のJBS構造の場合よりも少なくなり、逆回復時間が短くなり、スイッチング速度が速くなる。また、順方向電圧降下も従来のJBS構造のものよりも小さくなる。
(6)基板10の第1の電極11の周辺における絶縁膜13の下に空乏層が形成されるので、逆方向電圧印加時の漏れ電流を小さくすることができる。
(7)内側P型半導体領域16の不純物濃度及び幅は、第1及び第2の電極11、12間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が印加された時に内側P型半導体領域16の内部の全体に空乏層が広がるように決定され、且つ複数の内側P型半導体領域16の相互間の幅は、第1及び第2の電極11、12間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が印加された時に前記相互間の全部に空乏層が広がるように決定されているので、内側P型半導体領域16を空乏層の広がり部分として利用できる。このため、所望の厚さの空乏層21を得る時に、内側P型半導体領域16からN++型半導体領域15側に延ばす空乏層を抑えることができ、耐圧が従来と同一でよい場合には、N型半導体領域14の厚さを薄くすること又はN型半導体領域14の不純物濃度を高くすることが可能になる。これにより、N型半導体領域14における順方向電圧の降下を小さくすることができる。また、空乏層21の平坦性が改善され、高耐圧化が可能になる。なお、もし、内側P型半導体領域16の内部の全体に空乏層が広がらず且つ複数の内側P型半導体領域16の相互間の全部に空乏層が広がらない場合は、空乏層21の平坦性が悪くなり、耐圧改善の程度が悪くなる。
(8)複数の外側P型半導体領域17a,17b,17cの相互間隔は複数の内側P型半導体領域16の相互間隔よりも小さく且つ複数の外側P型半導体領域17a,17b,17cの相互間隔にはN+型半導体領域18が形成されていないので、過渡的にパルス状の逆方向電圧が印加された場合でも、連続して一体化した空乏層21を確実に得ることができ、この領域での電界集中を安定して緩和できる。このため、サージ耐量が向上する。また、内側P型半導体領域16の相互間隔が相対的に大きくなっているため、ショットキ接触の面積が比較的大きく取れ、順方向性を犠牲にすることなく、耐圧を向上できる。なお、複数の外側P型半導体領域17a,17b,17cの相互間隔を複数の内側P型半導体領域16の相互間隔と同一にすると、連続して一体化した空乏層21を確実に得ることが困難になる。
(9)第3の外側P型半導体領域17cの内部の全体には空乏層が広がらないが、周知のFLRの機能を有するので、第3の外側P型半導体領域17cは耐圧向上に寄与する。
次に、図4を参照して実施例2のショットキバリアダイオードを説明する。但し、図4及び後述する図5〜9において、図2及び図3と実質的に同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4は、実施例2に従うショットキバリアダイオードの約半分を示す。図4のショットキバリアダイオードは、図2のショットキバリアダイオードの第1、第2及び第3の外側P型半導体領域17a、17b、17cの代りに、主としてガードリングとしての機能を有する5個の外側P型半導体領域17と主としてFLR としての機能を有する4個の外側P型半導体領域17´を設け、且つ第1の電極11の外周部分を絶縁膜13上に延在させ、且つ基板10の外側表面にN+型半導体領域30を設けた点で図2と相違している。図4における第1の外側領域32の5個の外側P型半導体領域17は図2の第1、第2及び第3の半導体領域17a、17b、17cと同様な形状及びピッチに形成されている。即ち、第1の外側領域32の外側P 型半導体領域17の相互間隔は0.1〜2μm、これ等の幅は5〜6μm、これ等のピッチは5〜7μmに設定される。第1の外側領域32よりも外周側の第2の外側領域33の外側P型半導体領域17´も第1の外側領域32の外側P型半導体領域17と同様に形成されている。即ち、第2の外側領域33の外側P 型半導体領域17´の相互間隔は1〜5μm、これ等の幅は5〜6μm、これ等のピッチは7〜10μmに設定されている。図4のL1〜L7で示す部分の寸法をμmで例示すると、L1=30、L2=40、L3=40、L4=40、L5=50、L6=50、L7=60である。
また、図4では第1の電極11がバリア金属から成る第1の層11aとAlからなり第2の層11bで示されている。
図4の実施例2のショットキバリアダイオードの基本構造は図2と同一であるので、実施例2によっても実施例1と同一の効果を得ることができる。
図5及び図6に示す実施例3のショットキバリアダイオードは、図2の3個の外側P型半導体領域17a、17b、17cの代りに1個の外側P型半導体領域17を設け、この他は図2と実質的に同一に構成したものである。図5、図6の内側P型半導体領域16及びN+型半導体領域18は図2と同様に構成され、且つ外側P型半導体領域17は図2の第3の外側半導体領域17cと同様に構成されているので、図5の実施例3によっても図2の実施例1と同様な効果を得ることができる。なお、図5で点線で示すように第1の電極11を絶縁膜13の上に延在させることができる。
図7の実施例4のショットキバリアダイオードは、図5及び図6の外側P型半導体領域17を17a'に変形し、この他は図5及び図6と同一に構成したものである。図7の外側P型半導体領域17a'は、複数個(24個)設けられている。図7の複数個の外側P型半導体領域17a'は、図6の外側P型半導体領域17と同一の位置に分散配置されている。即ち、外側P型半導体領域17a'は、定格の逆方向電圧印加時に、これ等の相互間のN型半導体領域14が空乏層で埋まるような間隔W1 を有して断続的に配列されている。
図7のように外側P型半導体領域17a'を形成しても逆方向電圧印加時には図5と同様な空乏層を得ることができる。従って、実施例4によっても実施例2と同一の効果を得ることができる。なお、図2及び図4の外側P型半導体領域17a、17b、17c、17、17'も図7の外側P型半導体領域17a'と同様なパターンとすることができる。
本発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、例えば次の変形が可能なものである。
(1) 図8に示すように、内側P型半導体領域16及びアノード側N+型半導体領域18を環状に形成することができる。この場合にも、複数のP型半導体領域16の相互間隔を空乏層で埋まるように設定する。これにより、実施例1〜4と同一の効果が得られる。
(2)図3、図6及び図7の内側P型半導体領域16を図9に示すように櫛歯状に形成し、所定の相互間隔を有して並置された複数の部分を有するパターンとすることができる。また、内側P型半導体領域16を格子状又は網目状又は複数の帯状体に形成することができる。内側P型半導体領域16が櫛歯状又は格子状又は網目状又は複数の帯状体の場合も、これ等の複数の部分の相互間にアノード側N+型半導体領域18を配置することが望ましい。
(3) カソード側N+型半導体領域15の延長部を基板10の一方の主面19に導出し、ここに第2の電極12を接続することができる。
(4) P型半導体領域16、17、17'、17a、17b、17cの深さ及びN+型半導体領域18の深さを任意に変えることができる。しかし、半導体基板10の一方の主面19に形成されるP型半導体領域16、17、17'、17a、17b、17cとN+型半導体領域18の深さは、半導体基板10の一方の主面側に電界集中を良好に緩和できる空乏層を形成するために、N型半導体領域14の厚みの1/6以上、好ましくは1/5以上に設定するのが望ましい。一方、P型半導体領域16、17、17'、17a、17b、17cとN+型半導体領域18があまり深すぎると、空乏層がポイント的にカソード側N+型半導体領域15に到達し、高耐圧化が安定して得られない。従って、N型半導体領域14の厚みの1/2以下、好ましく1/3以下に設定するのが望ましい。
(5) 各領域の不純物濃度を任意に変えることができる。しかし、所定の逆方向電圧が印加された時に、図2で点線21で示すような連続した空乏層を得るために、P型半導体領域16、17、17'、17a、17b、17c及びアノード側N+型半導体領域18の不純物濃度は、好ましくは、N型半導体領域14の不純物濃度の5〜100倍に設定する。
従来のショットキバリアダイオードの断面図である。 本発明の実施例1のショットキバリアダイオードを示す断面図である。 図2の半導体基板の表面を示す平面図である。 実施例2のショットキバリアダイオードの一部を図2と同様に示す断面図である。 実施例3のショットキバリアダイオードを図6のA-A線に相当する部分で示す断面図である。 図5の半導体基板の表面を示す平面図である。 実施例4のショットキバリアダイオードの半導体基板の表面を示す平面図である。 変形例のショットキバリアダイオードの半導体基板の表面の一部を示す平面図である。 別の変形例のショットキバリアダイオードの内側P型半導体領域を示す平面図である。
符号の説明
10 基板
11、12 第1及び第2の電極
14 N型半導体領域
15 カソード側N+型半導体領域
16 内側P型半導体領域
17、17'、17a、17b、17c 外側P型半導体領域
18 アノード側N+型半導体領域

Claims (5)

  1. 半導体基板と第1及び第2の電極とを備え、
    前記基板は、
    該基板の一方の主面に露出する部分を有するように配置された第1導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の半導体領域と前記基板の他方の主面との間に配置され且つ前記第1の半導体領域よりも高い不純物濃度を有している第1導電型の第2の半導体領域と、
    断面形状において、前記基板の一方の主面から前記第1の半導体領域の中に延びており且つ所定の相互間隔を有している複数の領域又は複数の部分から成る第2導電型の第3の半導体領域と、
    平面的に見て前記第3の半導体領域の外側を前記第1の半導体領域を介して連続的又は断続的に囲むように配置され且つ前記基板の一方の主面から前記第1の半導体領域の中に延びている第2導電型の第4の半導体領域と、
    前記第3の半導体領域の複数の領域の相互間又は前記第3の半導体領域の前記複数の部分の相互間の少なくとも一部を埋めるように配置され且つ前記第1の半導体領域よりも高い不純物濃度を有している第1導電型の第5の半導体領域と
    を有し、
    前記第4の半導体領域は、前記第3の半導体領域から前記基板の外側に向かって順に配置された複数の外側半導体領域を有し、前記複数の外側半導体領域は前記基板の一方の主面から前記第1の半導体領域の中に延びており、
    前記複数の外側半導体領域の相互間隔は前記第3の半導体領域の複数の領域の相互間隔又は前記第3の半導体領域の複数の部分の相互間隔よりも小さく、且つ前記複数の外側半導体領域の相互間には前記第5の半導体領域が形成されておらず、
    前記第1の電極は、前記基板の一方の主面上に配置されて前記第1の半導体領域及び前記第5の半導体領域にショットキ接触し且つ前記第3の半導体領域にオーミック接触し、
    前記第2の電極は、前記第2の半導体領域に電気的に接続され、
    前記第3の半導体領域の不純物濃度及び幅は、前記第1及び第2の電極間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が印加された時に前記第3の半導体領域の内部の全体に空乏層が広がるように決定され、
    記第3の半導体領域の複数の領域の相互間又は前記第3の半導体領域の複数の部分の相互間の幅は、前記第1及び第2の電極間に定格の逆方向電圧又は許容最大逆方向電圧が印加された時に前記相互間の全部に空乏層が広がるように決定されていることを特徴とするショットキバリアを有する半導体装置。
  2. 前記第1の電極は、前記第4の半導体領域に接触していないことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1の電極は、前記第4の半導体領域としての前記複数の外側半導体領域の内の内周側に配置された外側半導体領域に接触し、外周側に配置された外側半導体領域に接触していないことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記第5の半導体領域は前記第3の半導体領域の深さと同一又はこれよりも浅く形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記第3及び第5の半導体領域の深さは、前記第1の半導体領域の厚みの1/6以上であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
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