JP4622469B2 - 回路基板、回路基板製造方法、及び半導体装置 - Google Patents

回路基板、回路基板製造方法、及び半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体素子を多段に積層した半導体装置及び半導体素子を多段に積層した半導体装置製造方法に関する。
従来、電子機器の高性能、高機能化に伴い、電子機器に使用される半導体装置の高集積化、高機能化が進み、半導体装置に搭載される半導体素子は、高集積化され、大型化される傾向にある。しかし、半導体素子の形状は、電子機器に使用する半導体装置の互換性や実装の高密度化要求により、大型化には制限がある。そのため、複数の半導体素子を1つの回路基板に取り付けられた半導体装置が提案され、実用化されている。
複数の半導体素子を1つのパッケージに収納する方法の1つとして、2組の半導体素子をそれぞれ表面電極が反対向きになるように背中合わせに接着し、半導体素子の電極は基板のビア列にバンプにより接続し、このビアは金属配線によりそれぞれ所定の端子に接続して、半導体装置のユニットを形成する。そして、ユニットを積層して、ピンにより同一の機能を有する電極同士を接続することにより、複数の半導体素子を1つのパッケージに収納する(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の半導体素子を1つのパッケージに収納させる他の方法として、電気配線基板を使用する方法がある。電気配線基板には、半導体素子の端子とピンとを接続する配線パターンがプリントされている。半導体素子は、電気配線基板に接続された状態で積層される。接続部61は、上層の電気配線基板と下層の電気配線基板との層間接続を行う。
この方法を用いた回路基板60の一例を図18に示す。図18(a)は、回路基板60の側面図である。この図の回路基板60では、4個の電気配線基板64−1〜64−4が積層されている。電気配線基板64−1〜64−4には、配線パターン65がプリントされ、配線パターン65には、図示しない半導体素子が取り付けられている。
4枚の電気配線基板64−1〜64−4は、8個の接続部61−1〜61−8で接続されている。配線パターン65と接続部28−1〜28−5の接続部分は、図18(b)のようになっている。電気配線基板64−1〜64−4の配線パターン65が全て同一であると、同種の半導体端子の端子が同一の接続部28に接続される。
特開2001−358285号公報
以上説明したように、全ての電気配線基板64−1〜64−2に同一の配線パターンをプリントすると、同種の半導体素子の端子は同一の接続部61に接続されるため、端子のグループ分けができない。従来、端子を数グループに分ける場合、半導体素子ごとの配線パターンやピン配列などをデザインする必要があり、製造工数と部品の種類とが増加して製造過程及び部品管理が複雑になるという問題が生じていた。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、電気配線基板の配線パターンを複雑化することなく積層された複数の半導体素子を所定のグループごとにアクセスすることができる回路基板、回路基板製造方法、及び半導体装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明にかかる回路基板は、一面及び他面の両方に所定の配線パターンがプリントされた電気配線基板と、電気配線基板の一面に接続された第1の半導体素子と、電気配線基板の他面に接続された第2の半導体素子とを備えた複数の半導体ユニットが主基板に積層された回路基板であって、回路基板と複数の半導体ユニットの電気配線基板にプリントされた配線パターンとは複数の接続部により接続されており、上記積層された複数の半導体ユニットの一部は、他の半導体ユニットに対して上面視で半回転しており、約半数の接続部と第1の半導体素子の端子とを接続され、残りの約半数の接続部と第2の半導体素子の端子とを接続され、配線パターンは、第1の半導体素子の端子に接続される接続部と、第2の半導体素子の端子に接続される接続部とが交互に並ぶように形成され、電源端子はすべての半導体素子と接続され、チップイネーブル端子は対応する半導体ユニットの端子にのみ接続され、データ端子及び制御用端子は半導体ユニット毎に、接続される端子が異なっている
また、本発明にかかる回路基板製造方法は、電気配線基板の一面及び他面に配線パターンをプリントするプリント工程と、上記電気配線基板の一面に第1の半導体素子を接続する工程と、上記電気配線基板の他面に第2の半導体素子を接続する工程とを有する半導体ユニットを作成する半導体ユニット作成工程と、半導体ユニット作成工程において作成された複数の半導体ユニットの一部を上面視で半回転させる工程と、半導体ユニットを主基板に積層する工程と、上下に隣接する半導体ユニットの電気配線基板を電気的に接続する接続工程とを有し、半導体ユニットの配線パターンは、第1の半導体素子の端子に接続される接続部と、第2の半導体素子の端子に接続される接続部とが交互に並ぶように形成され、電源端子はすべての半導体素子と接続され、チップイネーブル端子は対応する半導体ユニットの端子にのみ接続され、データ端子及び制御用端子は半導体ユニット毎に、接続される端子が異なる回路基板を製造する
本発明にかかる半導体装置は、一面及び他面の両方に所定の配線パターンがプリントされた電気配線基板と、電気配線基板の一面に接続された第1の半導体素子と、電気配線基板の他面に接続された第2の半導体素子とを備えた複数の半導体ユニットが積層された半導体装置であって、上下に隣接する半導体ユニットの電気配線基板の配線パターンは接続部で接続されており、積層された複数の半導体ユニットの一部は、他の半導体ユニットに対して上面視で半回転しており、約半数の接続部と第1の半導体素子の端子とが接続され、残りの約半数の接続部と第2の半導体素子の端子とが接続され、配線パターンは、第1の半導体素子の端子に接続される接続部と、第2の半導体素子の端子に接続される接続部とが交互に並ぶように形成され、電源端子はすべての半導体素子と接続され、チップイネーブル端子は対応する半導体ユニットの端子にのみ接続され、データ端子及び制御用端子は半導体ユニット毎に、接続される端子が異なっている
本発明によれば、積層する半導体素子が接続される電気配線基板の配線パターンが略同じであっても、上面視で半回転した半導体ユニットと、半回転させない半導体ユニットの2つの群に分けることができ、半導体ユニットごとや半導体ユニットが属する群ごとにアクセスをすることができる。
また、本発明によれば、半導体素子のデュアルアクセスが可能になり、処理速度と処理能力を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明を適用した回路基板について説明する。回路基板は、主要基板に半導体装置を接続したものである。図1は、半導体装置の最小単位であるユニット3の構成を示す側断面図である。ユニット3は、1枚の電気配線基板41と、2個の半導体素子21、22とから構成される。電気配線基板41は、両面に配線パターン51、52がプリントされている。電気配線基板41の一方の面(以下、A面と記す)の配線パターン51には、半導体素子21の端子91と、層間接続子71が取り付けられている。また、電気配線基板41の他方の面(以下、B面と記す)の配線パターン52には、半導体素子22の端子92と、層間接続子72が取り付けられている。A面の層間接続端子71とB面の層間接続端子72とは、バイアホール10によって接続されている。電気配線基板41と半導体素子21、22とは、半導体素子接着剤8で固定されている。
図2は電気配線基板4のA面の配線パターン51を示し、図3は電気配線基板のB面の配線パターン52を示している。ユニット3は、A面とB面の◎印が一致するように紙面表面を外側に向けて重ね合わせた状態になる。A面の配線パターン51には、半導体素子21の端子91−1〜91−20と層間接続子71−2〜71−39とが並んでいる。また、B面の配線パターン52には、半導体素子22の端子92−1〜92−20と層間接続子72−2〜72−39とが並んでいる。
図4は、回路基板1の構成を示す側断面図である。回路基板1は、上下に積層した4つのユニット31、32、33、34と、主要基板12とから構成される。1つの半導体装置6には、8枚の半導体素子21、22、23、24、25、26、27、28が含まれる。半導体素子21、22、23、24、25、26、27、28は、例えば、フラッシュメモリのような記録素子である。半導体素子を複数積層することにより、半導体装置6の記録容量を増加させている。
層間接続端子71、72は電気配線基板41〜44を接続する端子である。層間接続端子71、72は1層目の電気配線基板41と2層目の電気配線基板42とを接続し、層間接続端子75、76は3層目の電気配線基板43と4層目の電気配線基板44とを接続し、層間接続端子77は電気配線基板44と主要基板12とを接続する。層間接続子71、72、73、74、75、76、77と主要基板12とはリフローにより接合される。この接合により半導体素子21、22、23、24、25、26、27、28を通って主要基板12に到達する信号路が形成される。層間接続子71〜77及びバイアホール10をから成る電気配線基板41、42、43、44と主要基板12をつなぐ部分を接続部11と記す。接続部11は、配線パターン51に配設された層間接続子71と同じ個数、すなわち、38個形成される。
ユニット31〜34を積層するとき、2層目のユニット32と4層目のユニット34とを上面視、すなわち、基板を上面から見たときに、基板に垂直な軸を中心に180度ずつ回転して積層する。これにより、ユニット31〜34を2つの群に分けることができる。最上層のユニット31と同じ方向のユニット31、33を1群と記し、1群のユニット31、33を180度回転させたユニット32、34を2群と記す。
図2は1群のA面の配線パターン51、図3は1群のB面の配線パターン52、図は5群のA面の配線パターン51R、図6は2群のB面の配線パターン52Rを示す。なお、上面視180度回転させた配線パターンの指示符号には、回転を意味する「R」を付加する。図2、図3、図5、図6には、接続部11の番号(以下、接続部番号と記す)を付している。接続部11は、層間接続子71〜77を接合したときに形成される部分であり、ユニット間を伝達される信号は、同一の接続子番号が付加された層間接続子71〜77を経由して伝達される。
図7は1群のA面に取り付けられる半導体素子21、25の端子91−1〜91−20の名称と接続部番号の対応関係、図8は1群のB面に取り付けられる半導体素子22、26の端子92−1〜92−20の名称と接続部番号の対応関係を示す。また、図9は、図7と図8とをまとめた表である。
1群のA面の配線パターン51では、図2及び図7に示すように、半導体素子21の端子WP(ライトプロテクト)が2番の接続部、WE(ライトイネーブル)が4番の接続部、ALE(アドレスラッチイネーブル)が6番の接続部、CLE(コマンドラッチイネーブル)が8番の接続部、10番の接続部がVss、11番の接続部がVcc、12番の接続部がIO3、14番の接続部がCE(チップイネーブル)、15番の接続部がIO2、17番の接続部がIO1、19番の接続部がIO0、23番の接続部がIO7、25番の接続部がIO6、27番の接続部がIO5、29番の接続部がIO4、30番の接続部がVss、31番の接続部がVcc、32番の接続部がIO3、36番の接続部がRE(ラッチイネーブル)、38番の接続部がR/B(レディー/ビジー出力)と接続されている。半導体素子21は、36個ある接続部11のうち19個、すなわち、略半分を使用する。
1群のB面の配線パターン52では、図3及び図8に示すように、半導体素子22の端子IO7が3番の接続部、IO6が5番の接続部、IO5が7番の接続部、IO4が9番の接続部、Vssが10番の接続部、Vccが11番の接続部、CEが14番の接続部、REが16番の接続部、R/Bが18番の接続部、WPが22番の接続部、WEが24番の接続部、ALEが26番の接続部、CLEが28番の接続部、Vssが30番の接続部、Vccが31番の接続部、IO3が32番の接続部、IO2が35番の接続部、IO1が37番の接続部、IO0が39番の接続部と接続される。
図9は、1群のユニット3に取り付けられた2個の半導体素子21、22の端子91、92の名称と接続部番号の対応関係を示す。この図では、A面の半導体素子21の端子91とB面の半導体素子22の端子92とを区別するために:(セミコロン)の後に面の名称を加えている。この図によると、2番の接続部がA面の半導体素子21の端子WP、3番の接続部がB面の半導体素子22の端子IO7、4番の接続部がA面の端子WE、5番の接続部がB面の端子IO5、6番の接続部A面の端子ALE、7番の接続部がB面の端子IO5、8番の接続部がA面の端子CLEというように、A面とB面の端子が交互に接続されている。
次いで、2群の配線パターン52について説明する。図10は2群のユニット3に取り付けられた2個の半導体素子21、22の端子91、92の名称と接続部番号の対応関係を示す。この図によると、2番の接続部がB面の半導体素子22の端子WP、3番の接続部がA面のIO7、4番の接続部がB面のWE、5番の接続部がA面のIO6、6番の接続部がB面のALE、7番の接続部がA面のIO5、8番の接続部がB面のCLE、9番の接続部がA面のIO4、10番の接続部がVss、11番の接続部がVcc、12番の接続部がB面のIO3、13番の接続部がCE2、14番の接続部がCE0、15番の接続部がB面のIO2、16番の接続部がA面のRE、17番の接続部がB面のIO1、18番の接続部がA面のR/B、19番の接続部がB面のIO0、22番の接続部がA面のWP、23番の接続部がB面のIO7、24番の接続部がA面のWE、25番の接続部がB面のIO6、26番の接続部がA面のALE、27番の接続部がB面のIO5、28番の接続部がA面のCLE、29番の接続部がB面のIO4、30番の接続部がVss、31番の接続部がVcc、32番の接続部がA面のIO3、33番の接続部がCE3、34番の接続部がCE1、35番の接続部がA面のIO2、36番の接続部がB面のRE、37番の接続部がA面のIO1、38番の接続部がB面のR/B、39番の接続部がA面のIO0に接続されている。
図9と図10を比較すると、IO1〜IO7のようなデータ端子、WP、WE、ALE、CLE、RE、R/Bのような制御用端子は、群によってある接続部11に接続される半導体素子2の取り付け面が異なる。また、Vss、Vccなどの電源端子は、群や取り付け面に関係なく同じ接続部11に接続される。CE0、CE1、CE2、CE3は、対応するユニット3にのみ接続される。図11は、この様子を模式的に示したものである。VccやVssなどの電源端子は全ての半導体素子と接続されており、CE0〜CE3などのチップイネーブル端子は対応するユニットの端子にのみ接続される。また、データ端子や制御用端子は群ごとに接続される端子が異なる。これにより、本発明を適用した回路基板1は、半導体素子単位でのアクセス、群単位でのアクセス、ユニット単位でのアクセスを可能にしている。
以上、本発明を適用した回路基板1は、2枚の半導体素子21、22を取り付けたユニット31〜34を上下に積層しこの電気配線基板41を層間接続子71〜77で接続する。層間接続子71〜77は、リフローにより一体化され接続部11を形成する。接続部11の数は、A面の半導体素子21の端子数とB面の半導体素子22の端子数の和に相当する。ユニット32、34は、上面視180度回転させて上下に積層されている。ユニット32、34を回転させることにより、ユニット31〜34を1群と2群に分けることができる。ユニット31〜34を2つの群に分けることにより、半導体素子21〜28のデュアルアクセス(2つ同時動作)が可能となり、処理速度と処理能力を向上させることができる。
次いで、本発明を適用した半導体装置6の製造方法について説明する。図12は、半導体装置6の製造手順を示すフローチャートである。工程1では、電気配線基板4の表裏面に、上述した配線パターン51、52がプリントされる。工程2では、電気配線基板4のA面に半導体素子21を取り付ける。半導体素子21の端子は、熱圧着によって配線パターン51に接続される。工程3では、電気配線基板4のB面に半導体素子22を取り付ける。半導体素子22の端子は、熱圧着によって配線パターン52に接続される。ここで、ユニット3が完成する。工程1〜3を繰り返し、4つのユニット、すなわち、ユニット31〜34を作成する。
工程4では、ユニット31〜34に接合剤を塗布し、このユニット31〜34を主要基板12の上に積層する。そして、層間接続端子71〜77が結合され、接続部11が形成される。ここで、回路基板1に接合された半導体装置6が完成する。
以下、上述した回路基板の変形例について説明する。図13は、上述の半導体装置6において接続部11がA面とB面とのどちらの端子に接続されているかを示している。この図では、A面の半導体素子21と接続された接続部11を黒丸、B面の半導体素子22と接続された接続部11を白丸で表現している。上述した回路基板1では、A面、B面、A面、B面…というように、A面に接続された接続部11を先頭として交互に並んでいる。図14(b)は、図14(a)を上面視180度回転させたものである。図14(b)の接続部11−1〜接続部11−40は、B面、A面、B面、A面…というように、B面を先頭にして交互に並んでいる。図14(a)に示す配線パターン5のユニット3と図14(b)に示す配線パターン5のユニット3とを上下に重ねてもA面の端子91とB面の端子92とは重ならない。半導体素子2は、自身の属する群に対応する接続部11を経由して図14(c)に示す最下部に到達する。
図14は、第1の変形例を示している。図14(a)では、接続部11−1〜接続部11−10及び接続部11−21〜接続部11−30がA面の半導体素子21と接続し、接続部11−11〜接続部11−20及び接続部11−31〜接続部11−40がB面の半導体素子2−2と接続する。図14(b)は、図14(a)を上面視180度回転させたものである。図14(b)では、接続部11−11〜接続部11−20及び接続部11−31〜接続部11−40をA面の半導体素子2−1と接続し、接続部11−1〜接続部11−10及び接続部11−20〜接続部11−30がB面の半導体素子22と接続する。図14(a)に示す配線パターン5のユニット3と図14(b)に示す配線パターン5のユニット3とを上下に重ねてもA面に接続された端子91とB面に接続された端子92とは重ならない。1群に属する半導体素子2と2群に属する半導体素子2とは、それぞれ自身の属する群に対応する接続部11を経由して図14(c)に示す最下部に到達する。
図15は、第2の変形例を示している。図15(a)では、接続部11−21〜接続部11−40がA面の半導体素子21と接続し、接続部11−1〜接続部11−20がB面の半導体素子22と接続している。図15(b)は、図12(a)を上面視180度回転させたものである。図15(b)では、接続部11−1〜接続部11−20がA面の半導体素子21と接続され、接続部11−21〜接続部11−40がB面の半導体素子22と接続される。図15(a)に示す配線パターン5のユニット3と図15(b)に示す配線パターン5のユニット3とを上下に重ねてもA面に接続された端子91とB面に接続された端子92とは重ならない。1群に属する半導体素子2と2群に属する半導体素子2とは、それぞれ自身の属する群に対応する接続子11を経由して図15(c)に示す最下部に到達する。
半導体装置6の変形例には、図16に示すような構成のものもある。この回路基板50のユニット53は、電気配線基板54の片方の面(ここでは、上面)にのみ半導体素子52が取り付けられている。そして、このユニット53−1〜53−4を主要基板54に積層した構成をしている。
また、ユニット3の積層方法は、図17のようにしてもよい。図17(a)は、1層目ユニット31と2層目のユニット32との上位層に2群のユニットを配置し、3層目のユニット33と4層目のユニット34との下位層に1群のユニットを配置する。この積層方法を上下分別タイプと呼ぶ。図17(b)は、1層目のユニット31に1群のユニット、2層目のユニット32に2群のユニット、3層目のユニット33に2群のユニット、4層目のユニット34に1群のユニットと積層する順序をランダムに選択している。この積層方法をランダムタイプと呼ぶ。
以上説明したように、本発明を適用した半導体装置6は、2枚の半導体素子から1組のユニット3を作成し、上面視で180度回転してユニット3−1〜3−4を積層する。この構成により電気配線基板4が略同じ配線パターンであっても、ユニット3の属する群ごとやユニット3ごとにアクセスすることができる。
また、ユニット3を2つの群に分けることにより、半導体素子2のデュアルアクセス(2つ同時動作)が可能になり、処理速度と処理能力を向上させることができる。
さらに、半導体素子2を搭載した電気配線基板4が1つとなることで、1種類で多段の積層した回路基板1を達成することができ、回路基板1を生産する上での品種分別作業を不要とした。半導体素子2を偶数個積層した半導体装置1は、水平に180度回転を行っても同一の動作を可能とし、回路基板1を他の電気配線基板に搭載し接続する上で方向性を不要としその際の誤搭載の発生しない。
なお、本発明は、上記実施の形態に記載された限定されるものではなく、半導体素子を表裏面に接続したユニットを上面視で180度回転させて積層するという本発明の要旨を含む発明は、本発明に含むものとする。例えば、上記実施の形態では、積層するユニットの個数は特に限定せず、2つのユニットや3つのユニットを積層してもよい。
ユニットの構成を示す側断面図である。 1群のA面の配線パターンを示す図である。 1群のB面の配線パターンを示す図である。 回路基板の構成を示す側断面図である。 2群のA面の配線パターンを示す図である。 2群のB面の配線パターンを示す図である。 1群のA面に取り付けられる半導体素子の端子の名称と接続部番号の対応関係を示す図である。 1群のB面に取り付けられる半導体素子の端子の名称と接続部番号の対応関係を示す図である。 1群のA面及びB面に取り付けられる半導体素子の端子の名称と接続部番号の対応関係を示す図である。 2群のA面及びB面に取り付けられる半導体素子の端子の名称と接続部番号の対応関係を示す図である。 ユニット及び群ごとの接続関係を模式的に示した図である。 回路基板の制御手順を示すフローチャートである。 (a)は1群のユニットにおける接続部と接続部に接続される半導体素子の取り付け面との関係を模式的に示した図であり、(b)は2群のユニットにおける接続部と接続部に接続される半導体素子の取付面との関係を模式的に示した図であり、(c)は主要基板(最下部)に全ての接続部が接続された状態を示す図である。 (a)は1群のユニットにおける接続部と接続部に接続される半導体素子の取り付け面との関係を模式的に示した図であり、(b)は2群のユニットにおける接続部と接続部に接続される半導体素子の取付面との関係を模式的に示した図であり、(c)は主要基板(最下部)に全ての接続部が接続された状態を示す図である。 (a)は1群のユニットにおける接続部と接続部に接続される半導体素子の取り付け面との関係を模式的に示した図であり、(b)は2群のユニットにおける接続部と接続部に接続される半導体素子の取付面との関係を模式的に示した図であり、(c)は主要基板(最下部)に全ての接続部が接続された状態を示す図である。 他の回路基板の構成を示す側面図である。 (a)は上下分別タイプの積層順序を示す半導体装置の側面図である。(b)はランダムタイプの積層順序を示す半導体装置の側面図である。 (a)は従来の回路基板の側面図である。(b)は従来の配線パターンと接続部との関係を示す図である。
符号の説明
1 回路基板、21〜28 半導体素子、31〜34 ユニット、41〜44 電気配線基板、51、52 配線パターン、6 半導体装置、71〜77 層間接続子、91、91 端子、10 バイアホール、11 接続部、12 主要基板

Claims (5)

  1. 一面及び他面の両方に所定の配線パターンがプリントされた電気配線基板と、
    上記電気配線基板の一面に接続された第1の半導体素子と、
    上記電気配線基板の他面に接続された第2の半導体素子と
    を備えた複数の半導体ユニットが主基板に積層された回路基板であって、
    上記主基板と上記複数の半導体ユニットの電気配線基板にプリントされた配線パターンとは複数の接続部により接続されており、
    上記積層された複数の半導体ユニットの一部は、他の半導体ユニットに対して上面視で半回転しており、
    上記複数の接続部のうちの一部と第1の半導体素子の端子とが接続され、残りの接続部と第2の半導体素子の端子と接続され、
    上記配線パターンは、上記第1の半導体素子の端子に接続される上記接続部と、上記第2の半導体素子の端子に接続される上記接続部とが交互に並ぶように形成され、
    電源端子はすべての上記半導体素子と接続され、チップイネーブル端子は対応する上記半導体ユニットの端子にのみ接続され、データ端子及び制御用端子は上記半導体ユニット毎に、接続される端子が異なる回路基板。
  2. 全ての上記半導体ユニットの全ての上記電気配線基板にプリントされた上記配線パターンが同一である請求項1記載の回路基板。
  3. 上記電気配線基板は、四角形をしており、上記四角形の対向する一方の1対の辺に沿って上記半導体素子の端子と上記配線パターンの接続部分を配し、上記四角形の対向する他方の1対の辺に沿って上記接続部と上記配線パターンの接続部分を配している請求項1記載の回路基板。
  4. 電気配線基板の一面及び他面に配線パターンをプリントするプリント工程と、上記電気配線基板の一面に第1の半導体素子を接続する工程と、上記電気配線基板の他面に第2の半導体素子を接続する工程とを有する半導体ユニットを作成する半導体ユニット作成工程と、
    上記半導体ユニット作成工程において作成された複数の半導体ユニットの一部を上面視で半回転させる工程と、
    上記半導体ユニットを主基板に積層する工程と、
    上下に隣接する半導体ユニットの電気配線基板を電気的に接続する接続工程と
    を有し、
    上記半導体ユニットの上記配線パターンは、上記第1の半導体素子の端子に接続される上記接続部と、上記第2の半導体素子の端子に接続される上記接続部とが交互に並ぶように形成され、
    電源端子はすべての上記半導体素子と接続され、チップイネーブル端子は対応する上記半導体ユニットの端子にのみ接続され、データ端子及び制御用端子は上記半導体ユニット毎に、接続される端子が異なる回路基板を製造する回路基板の製造方法。
  5. 一面及び他面の両方に所定の配線パターンがプリントされた電気配線基板と、
    上記電気配線基板の一面に接続された第1の半導体素子と、
    上記電気配線基板の他面に接続された第2の半導体素子と
    を備えた複数の半導体ユニットが積層された半導体装置であって、
    上下に隣接する上記半導体ユニットの上記電気配線基板の上記配線パターンは接続部で接続されており、
    上記積層された複数の半導体ユニットの一部は、他の上記半導体ユニットに対して上面視で半回転しており、
    上記複数の接続部のうちの一部と上記第1の半導体素子の端子とが接続され、残りの上記接続部と上記第2の半導体素子の端子とが接続され、
    上記配線パターンは、上記第1の半導体素子の端子に接続される上記接続部と、上記第2の半導体素子の端子に接続される上記接続部とが交互に並ぶように形成され、
    電源端子はすべての上記半導体素子と接続され、チップイネーブル端子は対応する上記半導体ユニットの端子にのみ接続され、データ端子及び制御用端子は上記半導体ユニット毎に、接続される端子が異なる半導体装置。
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