JP4619652B2 - 密閉容器及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、食品及び非食物製品のための改良型ハイバリア包装に関し、より詳細には、湿度及び酸素の影響を受け易い固形食品を包装するための密閉容器に関し、該容器は、多種多様な大気条件を維持することができ、環境的な点及び全体的な製造コストの点で利益を提供するものであり、本発明はその製造方法に関する。
より具体的には、本発明は、例えばポテトチップス、加工ポテトスナック、ナッツなどといった、クリスプ食品(硬いが砕け易くカリッとした食品)のような、湿度及び酸素の影響を受け易い固形食品を包装するための改良型密閉容器に関し、この容器は、外部コーティング、少なくとも1層の外部厚紙層、該厚紙層の内側を覆う酸素バリア層、及び熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティングを含む複合材料製の管形の本体と、酸素バリア層及び熱可塑性のヒートシール可能材料の内部コーティングを含むシールされる切り取り膜の形態のクロージャーと、外部ワニス層、少なくとも1層の厚紙層、該厚紙層の内側を覆う酸素バリア層、ヒートシール可能な熱可塑性材料の内部コーティングを含む複合材料製の深絞り底部(deep−drawn bottom)とを含んでおり、周縁部を有する該底部が本体の端面を覆って上向き及び外向きに引き延ばされ、前記本体の内側及び外側にヒートシールされる。
この種の密閉容器は、既知である。
例えば、米国特許第3,973,719号及び3,988,185号は、外向きに巻かれた上縁部を有すると共に、巻かれた周縁部にシール固定された非対称形のタブ付き膜型のクロージャーと、管形の本体の底端部に圧着することによってシールされた金属製の底部とを有する複合材の管形の本体を含む容器組立物を開示しており、さらにその容器組立物の製造方法を開示している。しかしながら、このような容器組立物は、製造、重量、コスト、及び再生利用に関する限り、問題を提起するその金属製の底部を考えると、満足のいくものではない。
市販されているこの種の既存の複合材容器は、通常、既知の(二重の合わせ目)縫合技術を用いて、金属端部によって片側で閉じられている。しかしながら、金属端部は、容器の全体的な重量の比較的大きな部分を占めるので、製造時に高いエネルギーを必要とし、かなりの熱を放出する。さらに、様々な国では、廃棄物の再生利用のために、金属端部を包装の残りの部分から分離させる必要があり、そのことが廃棄物再生利用の責任のある消費者又は機関に不便を感じさせる。
このような金属端部又は底部のために、電子レンジ内でこれらの種類の包装の使用が制限されることも既知である。容器自体の中に封入された製品を加熱できるようにして、消費者の利便性を高め、これらの種類の包装についての製品範囲を拡大するには、金属端部を耐マイクロ波材料に置き換える必要がある。
このような問題を解決しようとする際、EP−A−0352127では、酸素不透過性で漏れのない容器を生産するのに好適な酸素バリア積層体構造が開示しており、この構造は、機械的に安定な構造的基材、ヒートシール可能ポリマー材料の外層、コーキングポリマー樹脂の第1層、アルミ箔を含む広範な材料から選択可能な酸素バリア材料、押出コーティングされる内部のヒートシール可能な製品接触可能ポリマー材料、及び第2コーキングポリマーのサンドイッチ層、不正使用防止ポリマー樹脂層、第3コーキングポリマー樹脂を含んでおり、これら全てがこの順序で酸素バリア体層の内表面上に同時押出しされる。しかしながら、該特許で使用されるヒートシール可能ポリマー材料の外層は、それが、ヒートシール時に変色及び転位する傾向にあるという点で、すなわち所望の、高いマシンサイクル時間を提供するのに必要な高温で使用されるヒートシールツールに固着するという点で、不都合である。
GB−A−2176457は、複合材容器のための複合材端部閉鎖部材を記載しており、その本体は、少なくとも1層の厚紙層と、その内側を覆うバリア箔、(例えばアルミニウム箔)、内部のシール可能プラスチック被覆とを含んでおり、そのクロージャーが内部シール可能プラスチック被覆を備えた任意選択の切り取り層を含んでおり、指示にしたがって分量が充填されるその深絞り底部は、少なくとも1層の厚紙層と、金属バリア箔と、内側に置かれたシール可能プラスチック被覆とを含み、周縁部を有する底部が本体の端面を覆って上向き及び外向きに引き延ばされ、また前記本体の内側及び外側にシールされており、底部の金属バリア箔が、厚紙層の内側に配置され、その側部にプラスチック被覆が設けられており、底部が誘導高周波によって本体にシールされる。
この高周波加熱は、製造時にブリキプレートの底部を有する既知の容器が提供される時と同じマシンサイクル時間を提供する必要があると記載されている。さらに該特許は、具体的に、少なくとも1層の厚紙層と、金属バリア箔と、内側に置かれたシーリングプラスチック被覆とを含む底部を使用する時には、単独に外部から供給される熱を用い、したがって、誘導高周波を用いないヒートシールが、満足のいくものでない長いサイクル時間しか提供しないことを言及している。
しかしながら、そのような複合材底部クロージャーのヒートシールに誘導高周波加熱を用いることは、機械及び運転コストに関してだけでなく、その必要なバリエーションを制限するバリア箔をある一定の厚さにする必要があるという点でも満足のいくものではない。
さらに、周縁部を有する底部を、本体の端面を覆って上向き及び外向きに引き延ばすことによって、そのような複合材端部閉鎖部材を本体の管部分に取り付ける時には、バリア層のピンホール、切れ目、又は亀裂が発生することがあり、そのため容器がその密閉したクロージャーを失い、その結果バリア特性を失うことになる。このことは、湿度の影響を受けて変質するだけでなく、酸素雰囲気中で品質が低下して、バリア層のピンホール、切れ目、又は亀裂が生じると、保管中に製品の深刻な変質が起こり得る固形のクリスプ食品を包装する際に、特に問題である。このような結果は、包装が様々な圧力条件下で輸送される時に増大することがあり、これにより、高温及び低温、高湿及び低湿、並びに高高度及び低高度などのような多種多様な大気条件によって、周囲の外気と容器の内部との接触を増加させることがある。このような条件は、容器の内側と外側の間の大幅な圧力差を引き起こすことがある。この圧力により、容器材料と、したがってバリア層とが、非常に強い歪みを受け、ピンホール又は亀裂を生じるか、若しくは製造後の場合には、そのような穿孔部が増加して包装のバリア特性が失うことがある。
さらに、密閉特性により、包装が高高度では高い内圧を有することがあり、これにより、包装が膨張することがある。包装の形状によっては、この外向きの膨張により、包装が棚上で不安定な動き(すなわち、ぐらつき(wobbling)、揺れ(rocking))を示し、その結果購買行為に悪影響を及ぼすことがある。
それらに加えて、このような複合材容器及び底部の製造に使用される既存の複合材料は、複合材底部などの切断、深絞り(deep−drawing)、並びに輸送に使用される機械へ、及び機械を通過して、シートの形態をした複合材原料を、供給及び発送することを含む、高いマシンサイクル時間を可能にする特性を備えていなければならず、そのため、材料がそのような条件に耐える必要があり、また、熱可塑性材料の外部コーティングによる複合材積層体の固着又は滑りによって引き起こされることのある機械の中断を起こさないようにする必要がある。
それらに加えて、底部を切断した後、複合材料の残りの材料、いわゆるウェブを、切断機器内に、及び/又は切断機器から外部へと移動させる必要があり、このような移動時に、管形の本体を作製するために使用される複合材料は、容易に破断する傾向にあるために、故障を引き起こし、その結果システムの信頼性に影響を及ぼす。
同様に、複合材底部の作製時及び搬送時には、摩擦が重要な役割を果たす。作製作業(すなわち、深絞り)中に摩擦が大きすぎると、バリア層に亀裂を生じるか、又はピンホールを生じることがある。また、エアコンベヤのような使用される搬送システムによっては、摩擦が大きすぎると故障が生じ得ることが見出されている。ヒートシール作業では、包装を作製し閉じるために、材料が折り畳まれ、加熱され、その最終形状でプレスされる。外表面と加熱される部品との間の摩擦が大きすぎると、材料が不適切に折り畳まれてシールされ、その結果作業及びシールの質及び信頼性を低下させることになる。その反対に、摩擦が不十分であると、複合材料がその加工に使用される機械の部品から滑って、製造工程を妨害し、このことが特に短いマシンサイクル時間で稼動する時に非常に煩わしい問題となる。
さらに、単独的に外部から供給される熱を用いてヒートシール作業中に、材料が変色し、さらには外部樹脂コーティング上に燃焼痕を残すこともあるので、消費者に印刷された情報を伝える容器外側を湿度や汚れなどから保護する必要がある。しかしながら、このような容器の流通、保管、及び使用時には、容器がある量の湿気に耐えることができ、汚れ又は塵埃が付着しにくいことが重要であり、このことは、消費者の承認及び利便性を改善するのに必要である。
(発明の目的)
したがって、本発明の目的は、深絞り底部の特性について改善された前述のような密閉容器を提供することであり、この容器は、底部材料におけるバリア層のピンホール、切れ目、又は亀裂を引き起こすことなく、加熱されるプレスツールを用いて前記底部を容器の管形の本体にヒートシールすることを可能にし、製造時及び製造後に必要な安定性を提供して、温度、湿度、及び圧力に関する限り、多種多様な気候条件下での輸送及び保管時の容器の膨張及び漏れを防いでおり、さらに、十分な強度、最適化された表面摩擦、及び熱的安定性を有することによって高いマシンサイクル型を可能にする。
本発明のさらなる目的は、このような密閉容器の製造方法を提供することである。
前述の目的は、容器の底部に極めて特殊な複合材料を使用することによって解決できることが判明しており、この複合材料は、規定の積層体構造を有しており、外部厚紙表面上に外部ワニス層を含み、特定の摩擦係数と、酸素バリア層に不正使用防止補強支持体層とを提供し、この組み合わせが、製造中に、本体の端面を覆って周縁部を有する底部を上向き及び外向きに曲げる時に高熱下でかなりの圧力が加わる際、また保管及び輸送時に、バリア層のピンホール、切れ目、又は亀裂の形成を防ぐ。さらに、酸素バリア層のための補強支持体層を適用すると、好ましくはアルミニウムの蒸着金属層のような非常に薄いバリア層を提供することができる。
したがって、本発明の内容は、請求項1〜2に記載の密閉容器、並びに請求項2〜4に記載のその製造方法にある。
以下で、本発明について、添付の図面を参照してより詳細に説明する。
図1に示すように、従来の複合材容器は、外向きに巻かれた上縁部を有する複合材の管形の本体(1)と、密封周囲部分が前記膜の保護のために巻かれたリングの上向きの環状領域に径方向及び周囲方向に一致し、巻かれたリングにシール固定された膜型のクロージャー(2)と、追加の蓋(14)と、図示しない底部クロージャーとを有する。このような容器の底部クロージャー(3)は、普通、管形の本体に圧着することによって取り付けられた金属プレートの底部を含む。切り取り膜(2)は、本体(1)の上方部分から前記膜を取り外すためのつまみを含んでもよく、その開口部は、その後蓋(14)によって閉じることができる。
本発明の容器の管形の本体(1)は、図1に示すような円筒形だけでなく、三角形、四角形、五角形、六角形などのような非円形断面にしてもよく、従来の容器のように、複合材料をらせん状又は長手方向に巻き付けることによって作製される。図2からわかるように、好ましくは円筒形の管形の本体の製造に使用される複合材料は、外部コーティング(12)と、少なくとも1層の外部厚紙層(11)と、厚紙層の内側を覆う酸素バリア層(10)と、熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(9)とを含む。外側に印刷をして、容器の内容物に関する情報を提供することができる。
クロージャー(2)は、普通、1層若しくは複数層の紙の層と、好ましくはアルミ箔製の酸素バリア層と、又はアルミニウム層がその上に蒸着されたポリエチレンテレフタレートフィルムと、熱可塑性のヒートシール可能材料の内部コーティングとを有する薄い膜を含む。必要ならば、紙、バリア層、及び内部ヒートシール可能コーティングの間に接着剤層を設けてもよい。
したがって、本発明の内容は、外部コーティング(12)、少なくとも1層の外部厚紙層(11)、該厚紙層の内側を覆う酸素バリア層(10)、及び熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(9)を含む複合材料製の管形の本体(1)と、酸素バリア層及び熱可塑性のヒートシール可能材料の内部コーティングを含むシールされる切り取り膜の形態のクロージャー(2)と、外部ワニス層、少なくとも1層の厚紙層、該厚紙層の内側を覆う酸素バリア層、及びヒートシール可能な熱可塑性材料の内部コーティングを含む複合材料製の深絞り底部(deep−drawn bottom)(3)とを含んでおり、周縁部を有する該底部が本体(1)の端面を覆って上向き及び外向きに引き延ばされ、前記本体(1)の内側及び外側にヒートシールされる、湿度の影響を受け易い固形食品を包装するための密閉容器であって、前記底部(3)の複合材料が、外側から内側に向かって、コーティングされる厚紙表面に、ASTM規格D1894−00に準じてインストロン装置によって測定される時に、約0.10〜0.45、好ましくは約0.20〜0.30の摩擦係数を与える耐熱性外部ワニス層(4)と、少なくとも1層の厚紙層(5)と、酸素バリア層(6)と、該厚紙層(5)及び該酸素バリア層(6)の間のバリア層のための不正使用防止補強支持体層(7)と、熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(8)とを含む積層体構造を有することを特徴とする密閉容器である。
深絞り底部(3)の厚紙表面を外部ワニス層(4)で被覆して、前述で定義したような摩擦係数を備えたコーティングされる厚紙表面を提供し、前記厚紙層(5)と前記酸素バリア層(6)との間にバリア層のための不正使用防止補強支持体層(7)を取り付けると、前述で概説した全ての問題を、非常に容易かつ洗練された方法で解決できることが見出された。すなわち、バリア層が、むしろ丈夫なアルミ箔ではなく、補強支持体層(7)の上に蒸着によって設けられた連続した不浸透性のアルミニウム層だけの場合でも、バリア層のピンホール、切れ目、又は亀裂の形成を防ぐことができる。
驚いたことに、この積層体構造のため、検討している容器の製造が可能になり、つまり、管形の本体(1)の下縁部周りで深絞りされ事前製作された本体を作製するだけでなく必要なヒートシールも提供するために、必要な熱及び圧力を提供する加熱ツールを使用し、現在市販されている金属底部を有する容器の製造時に費やすのに相当するマシンサイクル時間を費やすことにより、周縁部を有する底部が、本体の端面を覆って上向き及び外向きに引き延ばされ、前記本体の内側及び外側にヒートシールされる。
それらに加えて、外部ワニス層によって与えられる規定の摩擦係数は、湿度、汚れ、又は塵埃が付着するのを防ぐと共に、所望の着色、及び/又は文字、又は図柄の適用を可能にするだけでなく、シート状材料の製造中、例えば刻印、切断及び深絞り、並びに刻印後に残っている材料、すなわち、いわゆるウェブの除去時、及び使用される搬送システムにおける輸送時に、前記材料の円滑な取り扱いを確保する。それらに加えて、このようなワニス層を使用する際に、周縁部を有する底部を管形の本体に取り付けるプレスツールの使用が300℃を超える高温及び非常に短いマシンサイクル時間で稼動され、加工される容器及び底部の冷却が可能でない時でも、本体(1)の外部コーティング(12)の変色及び転位を防ぐことができる。
本発明の容器の密閉したクロージャー又は密閉性は、23℃、相対湿度50%、及び前記容器の外側と内側との間の絶対的な圧力差がない周囲条件の空気中で、1日当り容器表面1cm2当り0.0002mlO2未満の全容器の平均酸素透過速度に相当する容器内部のO2濃度を維持することを特性として定義される。
本発明の好ましい実施形態によれば、図2に図式的に示されているような外部ワニス層(4)は、適用されるヒートシール条件下で変色及び転位に対する耐性がある。これは、褐変もなく、ヒートシール工程に使用されるツールへのワニスの付着又は固着もないことを意味する。前記ヒートシール条件は、温度120℃〜280℃、好ましくは170℃〜260℃、及びヒートシールツールの圧力1〜22MPaにおいて、1.0〜4.0秒、好ましくは1.6〜3.0秒の滞留時間を含む。
好ましくは、外部ワニス層(4)が、耐ヒートシール性のプライマー、好ましくはアクリル樹脂ベースのプライマーを適用することによって与えられる。前記プライマーは、噴霧、印刷、浸漬コーティング、カーテンコーティングなどによって適用してもよい。より好ましくは、アクリル樹脂ベースのプライマーが、スチレン化アクリル樹脂を含む。この種の好ましいワニスは、脱塩水、n−プロピルアルコール、及び必要ならば消泡剤及び乳化剤を含む水性媒質中に分散されたスチレン化アクリル樹脂を含む減水組成物を含む。
外部ワニス層(4)の前記耐ヒートシール性プライマーは、着色、及び/又は顔料を含むことが可能で、さらに、印刷又はレーザー彫りなどによって提供される情報をその表面上に付すことが可能である。
好ましくは、1層若しくは複数層に適用することのできる外部ワニス層(4)が、厚紙層(5)上に総乾燥重量0.6〜1.8g/m2、好ましくは0.8〜1.2g/m2で存在する。
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、酸素バリア層(6、10)と、クロージャー(2)内に設けられたものとが、アルミニウム製、より好ましくはアルミ箔製、あるいは支持体層(7)又は管形の本体(1)を作製する複合材料において使用される支持体層のような支持体層上のアルミメッキコーティングで作製される。このようなアルミ箔は、6〜12μm、好ましくは7〜9μmの厚さを有する。
積層体構造の安定性を改善する必要がある場合には、酸素バリア層(6、10)のアルミ箔と、その周囲の層と、好ましくは支持体層(7)及び厚紙層(12)との間に接着剤層を設けることが好ましく、この接着剤層が、好ましくは、ポリエチレン樹脂、好ましくは低密度ポリエチレン樹脂、ビニルアセテート、アクリレート、及び/若しくはメタクリレートモノマーを含有する変性ポリエチレン樹脂、並びに/又はグラフト化された官能基を有するエチレンベースのコポリマーを含む。
好ましくは、不正使用防止補強支持体層(7)が、ISO1924に準じて測定される時に、100〜220℃の相当するヒートシール温度下で、200〜500N/15mm、好ましくは350〜450N/15mmの引張り強度を有する強靭な高強度ポリマー材料で作製される。この「相当する」ヒートシール温度は、ヒートシール時にポリマー材料が曝される温度である。
この支持体層(7)は、好ましくは、多くのナイロン型材料の中にある1つ例としてポリアミド、又はポリエステル樹脂、好ましくはポリエチレンテレフタレート又はエチレンビニルアルコールコポリマーで作製される。
厚紙層(5、11)は、単一層、又は1層若しくは複数層の接着剤層を用いて接合される1層若しくは複数層の副層を含むこともできる。好ましくは、底部(3)の厚紙層(5)が、総単位面積重量150〜450g/m2、より好ましくは180〜340g/m2で存在し、外部の管形の本体(1)の厚紙層(11)が、総単位面積重量200〜600g/m2、より好ましくは360〜480g/m2で存在する。
ヒートシール可能コーティング(8、9)に使用される熱可塑性材料、及びクロージャー(2)の熱可塑性材料が、90℃〜200℃のヒートシール温度でヒートシール可能であり、好ましくはアイオノマー型樹脂を含んでおり、又は、好ましくは、エチレン/メタクリル酸コポリマー、エチレン/アクリル酸コポリマー、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレンベースのグラフトコポリマー、及びこれらのブレンドの塩、好ましくはナトリウム塩又は亜鉛塩を含む群から選択される。
本体(1)の外部コーティング(12)及びクロージャー(2)は、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、又はこれらの混合物を含むことができる。
図3は、深絞り底部(3)の製造に使用される複合材料の好ましい積層体構造の概略図を示す。この構造は、単一層、又は1層若しくは複数層の接着剤層を用いて接合される1層若しくは複数層の副層を含むことができる厚紙層(5)を含んでおり、この厚紙層(5)が、好ましくは、外側にコーティングされる280g/m2のリト紙(litho paper)を含んでおり、水分バリア(4)及びオーバーコートラッカーが、前記表面上に設けられた印(imprint)を覆っている。厚紙層(5)の下には、低密度ポリエチレン樹脂製の接着剤層(13)が設けられており、これにポリエチレンテレフタレート製の不正使用防止補強支持体層(7)が堅固に取り付けられている。補強支持体層(7)の他の表面には、アルミ箔製の酸素バリア層(6)が取り付けられており、これにはその内表面上に、前述で定義したようなアイオノマー樹脂の内部ヒートシール可能コーティング(8)が設けられている。必要に応じて、酸素バリア層(6)と内部ヒートシール可能コーティング(8)との間に接着剤層を導入してもよい。
本発明のさらなる実施形態は、少なくとも1層の外部厚紙層(9)、該厚紙層の内側を覆う酸素バリア層(7)、及び熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(6)で作製される管形の本体(1)と、酸素バリア層及び熱可塑性のヒートシール可能材料の内部コーティングを含むシールされる切り取り膜を含むクロージャー(2)と、外部ワニス層、少なくとも1層の厚紙層、該厚紙層の内側を覆う酸素バリア層、及びヒートシール可能な熱可塑性材料の内部コーティングを含む深絞り底部(3)とを含んでおり、周縁部を有する該底部が本体(1)の端面を覆って上向き及び外向きに引き延ばされ、かつ、前記本体(1)の内側及び外側にヒートシールされる、湿度の影響を受け易い固形食品組成物を包装するための、複合材料製の密閉容器の製造方法であって、外側から内側に向かって、コーティングされる表面に、ASTM規格D1894−00に準じてインストロン装置によって測定される時に、約0.10〜0.45、好ましくは約0.20〜0.30の摩擦係数を与える耐熱性外部ワニス層(4)と、少なくとも1層の厚紙層(5)と、酸素バリア層(6)と、該厚紙層(5)及び該酸素バリア層(6)の間のバリア層のための不正使用防止補強支持体層(7)と、熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(8)とを含む積層体構造を有する前記底部(3)の複合材料を、内部ヒートシール可能コーティング(9)及び前記本体(1)の外部コーティング(12)に対し前記内部ヒートシール可能コーティング(8)を介して300℃を超える温度まで加熱されるプレスツールによる伝導加熱を用いてヒートシールすることを特徴とする密閉容器の製造方法。
好ましくは前記方法が、1.0〜4.0秒、好ましくは1.6〜3.0秒の滞留時間、温度120℃〜280℃、好ましくは170℃〜260℃、及び圧力1〜22MPaを用いるヒートシールを含む。
本発明の方法によって調製される容器の密閉したクロージャー又は密閉性は、23℃、相対湿度50%、及び前記容器の外側と内側との間の絶対的な圧力差がない周囲条件の空気中で、1日当り容器表面1cm2当り0.0002mlO2未満の全容器の平均酸素透過速度がに相当する容器内部のO2濃度を維持することを特性として定義される。
提供される外部ワニス層(4)は、特許請求の範囲に記載の方法の好ましい実施形態によれば、適用されるヒートシール条件下で変色及び転位に対する耐性がある。
ワニス層(4)が適用されるヒートシール条件は、温度120℃〜280℃、好ましくは170℃〜260℃、及びヒートシールツールの圧力1〜22MPaにおいて、1.0〜4.0秒、好ましくは1.6〜3.0秒の滞留時間を含むヒートシール条件下で、変色、すなわち褐変、及び転位、すなわち使用されるヒートシールツールの表面への固着及び組み立て(assembling)に対する耐性がある。
好ましくは、耐ヒートシール性プライマー、好ましくはアクリル樹脂ベースのプライマー、又は、好ましくはスチレン化アクリル樹脂を含むプライマーを含む外部ワニス層(4)が存在する。この種の好ましいワニスは、脱塩水、n−プロピルアルコール、及び必要ならば消泡剤及び乳化剤を含む水性媒質中に分散されたスチレン化アクリル樹脂を含む減水組成物を含む。
ワニス層は、着色、及び/又は顔料を含むことが可能で、さらに、印刷又はレーザー彫りなどによって与えられる文字又は図柄の情報を含んでもよい。
本発明の好ましい実施形態によれば、底部(3)に使用される積層体構造上に設けられた外部ワニス層(4)は、厚紙層(5)上に乾燥重量0.6〜1.8g/m2、好ましくは0.8〜1.2g/m2で設けられる。
好ましくは、使用される複合材料の酸素バリア層(6、10)が、アルミニウム製、より好ましくはアルミ箔製であり、又は支持体層(7)上のアルミメッキコーティングである。酸素バリア層(6、10)及びクロージャー(2)のアルミ箔クロージャーは、6〜12μm、好ましくは7〜9μmの厚さを有する。
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、酸素バリア層(6)のアルミ箔と支持体層との間、又は酸素バリア層(10)のアルミ箔と外部厚紙層(11)との間に、接着剤層(13)を含む深絞り底部(3)の製造に積層体構造を使用することができる。前記接着剤層は、ポリエチレン樹脂、好ましくは低密度ポリエチレン樹脂、ビニルアセテート、アクリレート、及び/若しくはメタクリレートモノマーを含有する変性ポリエチレン樹脂、並びに/又は、グラフト化された官能基を有するエチレンベースのコポリマーを含んでよい。
好ましくは、底部(3)の積層体構造が、ISO1924に準じて測定される時に、100〜220℃のヒートシール温度下で、200〜500N/15mm、好ましくは350〜450N/15mmの引張り強度を有する強靭な高強度ポリマー材料で作製される不正使用防止補強支持体層(7)を含む。この「相当する」ヒートシール温度は、ヒートシール時にポリマー材料が曝される温度である。
より好ましくは、前記支持体層(7)が、ポリアミド又はポリエステル樹脂、好ましくはポリエチレンテレフタレート、若しくはポリブチレンテレフタレート、又はエチレンビニルアルコールコポリマーで作製される。
厚紙層(5、11)は、単一層、又は1層若しくは複数層の接着剤層を用いて接合される1層若しくは複数層の副層を含むこともできる。好ましくは、底部(3)の厚紙層(5)が、総単位面積重量150〜450g/m2、より好ましくは180〜340g/m2で存在し、外部の管形の本体(1)の厚紙層(11)が、総単位面積重量200〜600g/m2、より好ましくは360〜480g/m2で存在する。
本発明の好ましい実施形態によれば、熱可塑性のヒートシール可能材料は、90〜200℃のヒートシール温度でヒートシールでき、アイオノマー型の樹脂を含む。好ましいアイオノマー型樹脂は、エチレン/メタクリル酸コポリマー、エチレン/アクリル酸コポリマー、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレンベースのグラフトコポリマー、及びこれらのブレンドの塩、好ましくはナトリウム塩又は亜鉛塩を含む群から選択される。
好ましくは、本発明の方法において使用される本体(1)は、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、又はこれらの混合物の外部コーティング(12)を含む。
したがって、本発明は、好ましくはクリスプ系の炭水化物ベースの塩味クリスプ食品、例えばポテトチップス、加工ポテトスナック、ナッツなどのような、湿度及び酸素の影響を受け易い固形食品を包装するための密閉容器を提供し、この容器が、高温及び低温、高湿及び低湿、高圧及び低圧の広範な気候条件下で必要な密閉したクロージャーを提供し、この容器を、特許請求の範囲に記載の方法によって、通常の伝導加熱技術及び通常の取り扱い及び操作機械に関わる容易かつ低コストの方法において製造することができ、この容器が、低重量での高い構造的安定性と環境汚染の少ない容易な再生利用とを提供する。
実際には、通常、本発明の容器は、覆い蓋(14)で覆われた膜の形態をしたクロージャー(2)を含んで事前製作され、開いた底部側から充填されて、その後、深絞り底部(3)を本体(1)にシールして、容器の底部上に閉じ目が設けられる。
従来技術の容器組立物の概略を示す図である。 本体が底部に接合されている接合部を詳細に示す部分切断概略図である。 前記底部に使用される複合材料の積層体構造の概略図である。

Claims (43)

  1. 外部コーティング(12)、少なくとも1層の本体(1)の外部厚紙層(11)、該本体(1)の厚紙層の内側を覆う本体(1)の酸素バリア層(10)、及び本体(1)の熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(9)を含む複合材料製の管形の本体(1)と、
    クロージャー(2)の酸素バリア層及びクロージャー(2)の熱可塑性のヒートシール可能材料の内部コーティングを含むシールされる切り取り膜の形態のクロージャー(2)と、
    外部ワニス層、少なくとも1層の深絞り底部(3)の厚紙層、該深絞り底部(3)の厚紙層の内側を覆う、深絞り底部(3)の酸素バリア層、及び深絞り底部(3)のヒートシール可能な熱可塑性材料の内部コーティングを含む複合材料製の深絞り底部(deep−drawn bottom)(3)とを含んでおり、
    周縁部を有する該底部が本体(1)の端面を覆って上向き及び外向きに引き延ばされ、前記本体(1)の内側及び外側にヒートシールされる、湿度の影響を受け易い固形食品を包装するための密閉容器であって、
    前記底部(3)の複合材料が、外側から内側に向かって、
    脱塩水及びn−プロピルアルコールを含む水性媒質中に分散されたスチレン化アクリル樹脂を含む組成物を含む、ASTM規格D1894−00に準じてインストロン装置によって測定される時に、0.10〜0.45の摩擦係数を与える耐熱性外部ワニス層(4)と、
    少なくとも1層の底部(3)の厚紙層(5)と、
    底部(3)の酸素バリア層(6)と、
    底部(3)の厚紙層(5)及び該底部(3)の酸素バリア層(6)の間のバリア層のための不正使用防止補強支持体層(7)と、
    底部(3)の熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(8)とを含む積層体構造を有し、
    前記底部(3)のバリア層(6)がアルミ箔、又は支持体層(7)上のアルミメッキコーティングから選択される材料を含む
    ことを特徴とする密閉容器。
  2. 該密閉したクロージャーは、23℃、相対湿度50%、及び前記容器の外側と内側との間の絶対的な圧力差がない周囲条件の空気中で、1日当り容器表面1cm2当り0.0002mlO2未満の全容器の平均酸素透過速度に相当することを特徴とする請求項1に記載の密閉容器。
  3. 該外部ワニス層(4)が、適用されるヒートシール条件下で変色及び転位に対する耐性があることを特徴とする請求項1又は2に記載の密閉容器。
  4. 該外部ワニス層(4)が、温度120℃〜280℃、好ましくは170℃〜260℃、ヒートシールツールの圧力1〜22MPaにおいて、1.0〜4.0秒、好ましくは1.6〜3.0秒の滞留時間を含むヒートシール条件下で、変色及び転位に対する耐性があることを特徴とする請求項2に記載の密閉容器。
  5. 該外部ワニス層(4)が、耐ヒートシール性プライマー、好ましくはアクリル樹脂ベースのプライマーを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の密閉容器。
  6. 該アクリル樹脂ベースのプライマーがスチレン化アクリル樹脂を含むことを特徴とする請求項5に記載の密閉容器。
  7. 該外部ワニス層(4)の耐ヒートシール性プライマーが着色され、及び/又は顔料を含有することを特徴とする請求項5又は6に記載の密閉容器。
  8. 該外部ワニス層(4)が、総乾燥重量0.6〜1.8g/m2、好ましくは0.8〜1.2g/m2底部(3)の厚紙層(5)上に適用されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の密閉容器。
  9. 本体(1)の酸素バリア層(10)がアルミニウム製であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の密閉容器。
  10. 本体(1)の酸素バリア層(10)がアルミ箔を含むことを特徴とする請求項9に記載の密閉容器。
  11. 底部(3)及び本体(1)の酸素バリア層(6、10)のアルミ箔が、6〜12μm、好ましくは7〜9μmの厚さを有することを特徴とする請求項1又は10に記載の密閉容器。
  12. 底部(3)の酸素バリア層(6)のアルミ箔と該支持体層(7)との間に接着剤層(13)が設けられることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の密閉容器。
  13. 本体(1)の酸素バリア層(10)のアルミ箔と該本体(1)の厚紙層(11)との間に接着剤層が設けられることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の密閉容器。
  14. 前記接着剤層が、ポリエチレン樹脂、好ましくは低密度ポリエチレン樹脂、ビニルアセテート、アクリレート、及び/若しくはメタクリレートモノマーを含有する変性ポリエチレン樹脂、並びに/又は、グラフト化された官能基を有するエチレンベースのコポリマーを含むことを特徴とする請求項12又は13に記載の密閉容器。
  15. 該不正使用防止補強支持体層(7)が、ISO1924に準じて測定される時に、100〜220℃の相当するヒートシール温度下で、200〜500N/15mm、好ましくは350〜450N/15mmの引張り強度を有する強靭な高強度ポリマー材料で作製されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の密閉容器。
  16. 該不正使用防止補強支持体層(7)が、ポリアミド又はポリエステル樹脂、好ましくはポリエチレンテレフタレート、若しくはポリブチレンテレフタレート、又はエチレンビニルアルコールコポリマーで作製されることを特徴とする請求項15に記載の密閉容器。
  17. 底部(3)及び本体(1)の厚紙層(5、11)は、単一層、又は1層若しくは複数層の接着剤層を用いて接合される1層若しくは複数層の副層を含んでおり、底部(3)の厚紙層(5)が、総単位面積重量(total area weight)150〜450g/m2、より好ましくは180〜340g/m2で存在し、外部の管形の本体(1)の厚紙層(11)が、総単位面積重量200〜600g/m2、より好ましくは360〜480g/m2で存在することを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の密閉容器。
  18. 前記本体(1)の内部ヒートシール可能コーティング(9)、クロージャー(2)の内部コーティング及び底部(3)の内部コーティングの該熱可塑性のヒートシール可能材料が、90〜200℃のヒートシール温度でヒートシールできることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の密閉容器。
  19. 底部(3)及び本体(1)のヒートシール可能コーティング(8、9)の熱可塑性のヒートシール可能材料が、アイオノマー型樹脂を含むことを特徴とする請求項18に記載の密閉容器。
  20. 該アイオノマー型樹脂が、エチレン/メタクリル酸コポリマー、エチレン/アクリル酸コポリマー、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレンベースのグラフトコポリマー、及びこれらのブレンドの塩、好ましくはナトリウム塩又は亜鉛塩を含む群から選択されることを特徴とする請求項19に記載の密閉容器。
  21. 該本体(1)の該外部コーティング(12)が、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、又はこれらの混合物を含むことを特徴とする請求項1〜20のいずれか一項に記載の密閉容器。
  22. 少なくとも1層の本体(1)の外部厚紙層(11)、該本体(1)の厚紙層の内側を覆う本体(1)の酸素バリア層(10)、及び本体(1)の熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(9)で作製される管形の本体(1)と、
    クロージャー(2)の酸素バリア層及びクロージャー(2)の熱可塑性のヒートシール可能材料の内部コーティングを含むシールされる切り取り膜の形態のクロージャー(2)と、
    外部ワニス層、少なくとも1層の深絞り底部(3)の厚紙層、該深絞り底部(3)の厚紙層の内側を覆う深絞り底部(3)の酸素バリア層、及び深絞り底部(3)のヒートシール可能な熱可塑性材料の内部コーティングを含む深絞り底部(3)とを含んでおり、
    周縁部を有する該底部が本体(1)の端面を覆って上向き及び外向きに引き延ばされ、かつ、前記本体(1)の内側及び外側にヒートシールされる、湿度の影響を受け易い固形食品を包装するための、複合材料製の密閉容器の製造方法であって、
    外側から内側に向かって、
    脱塩水及びn−プロピルアルコールを含む水性媒質中に分散されたスチレン化アクリル樹脂を含む組成物を含む、ASTM規格D1894−00に準じてインストロン装置によって測定される時に、0.10〜0.45の摩擦係数を与える耐熱性外部ワニス層(4)と、
    少なくとも1層の底部(3)の厚紙層(5)と、
    底部(3)の酸素バリア層(6)と、
    底部(3)の厚紙層(5)及び該底部(3)の酸素バリア層(6)の間のバリア層のための不正使用防止補強支持体層(7)と、
    底部(3)の熱可塑性材料の内部ヒートシール可能コーティング(8)とを含み、
    前記底部(3)の酸素バリア層(6)がアルミ箔、又は支持体層(7)上のアルミメッキコーティングから選択される材料を含む積層体構造を有する
    前記底部(3)の複合材料を、
    本体(1)の内部ヒートシール可能コーティング(9)及び前記本体(1)の外部コーティング(12)に対し前記底部(3)の内部ヒートシール可能コーティング(8)を介して300℃を超える温度まで加熱されるプレスツールによる伝導加熱を用いてヒートシールすること、
    を特徴とする密閉容器の製造方法。
  23. 1.0〜4.0秒、好ましくは1.6〜3.0秒の滞留時間、温度120℃〜280℃、好ましくは170℃〜260℃、及び圧力1〜22MPaを用いてヒートシールすることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 該密閉したクロージャーは、23℃、相対湿度50%、及び前記容器の外側と内側との間の絶対的な圧力差がない周囲条件の空気中で、1日当り容器表面1cm2当り0.0002mlO2未満の全容器の平均酸素透過速度に相当することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 該外部ワニス層(4)が、適用されるヒートシール条件下で変色及び転位に対する耐性があることを特徴とする請求項22〜24に記載の方法。
  26. 該外部ワニス層(4)が、温度120℃〜280℃、好ましくは170℃〜260℃、ヒートシールツールの圧力1〜22MPaにおいて、1.0〜4.0秒、好ましくは1.6〜3.0秒の滞留時間を含むヒートシール条件下で、変色及び転位に対する耐性があることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 該外部ワニス層(4)が、耐ヒートシール性プライマー、好ましくはアクリル樹脂ベースのプライマーを含むことを特徴とする請求項22〜26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 該アクリル樹脂ベースのプライマーがスチレン化アクリル樹脂を含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 該外部ワニス層(4)の耐ヒートシール性プライマーが着色され、及び/又は顔料を含有することを特徴とする請求項27又は28に記載の方法。
  30. 該外部ワニス層(4)が、総乾燥重量0.6〜1.8g/m2、好ましくは0.8〜1.2g/m2底部(3)の厚紙層(5)上に適用されることを特徴とする請求項22〜29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 本体(1)の酸素バリア層(10)がアルミニウム製であることを特徴とする請求項22〜30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 本体(1)の酸素バリア層(10)がアルミ箔を含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 底部(3)及び本体(1)の酸素バリア層(6、10)のアルミ箔が、6〜12μm、好ましくは7〜9μmの厚さを有することを特徴とする請求項22又は32に記載の方法。
  34. 底部(3)の酸素バリア層(6)のアルミ箔と該支持体層(7)との間に接着剤層(13)が設けられることを特徴とする請求項22〜33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 本体(1)の酸素バリア層(10)のアルミ箔と該本体(1)の厚紙層(11)との間に接着剤層が設けられることを特徴とする請求項22〜34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記接着剤層が、ポリエチレン樹脂、好ましくは低密度ポリエチレン樹脂、ビニルアセテート、アクリレート、及び/若しくはメタクリレートモノマーを含有する変性ポリエチレン樹脂、並びに/又は、グラフト化された官能基を有するエチレンベースのコポリマーを含むことを特徴とする請求項34又は35に記載の方法。
  37. 該不正使用防止補強支持体層(7)が、ISO1924に準じて測定される時に、100〜220℃の相当するヒートシール温度下で、200〜500N/15mm、好ましくは350〜450N/15mmの引張り強度を有する強靭な高強度ポリマー材料で作製されることを特徴とする請求項22〜36のいずれか一項に記載の方法。
  38. 該不正使用防止補強支持体層(7)が、ポリアミド又はポリエステル樹脂、好ましくはポリエチレンテレフタレート、若しくはポリブチレンテレフタレート、又はエチレンビニルアルコールコポリマーで作製されることを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 底部(3)及び本体(1)の厚紙層(5、11)は、単一層、又は1層若しくは複数層の接着剤層を用いて接合される1層若しくは複数層の副層を含んでおり、底部(3)の厚紙層(5)が、総単位面積重量150〜450g/m2、より好ましくは180〜340g/m2で存在し、外部の管形の本体(1)の厚紙層(11)が、総単位面積重量200〜600g/m2、より好ましくは360〜480g/m2で存在することを特徴とする請求項22〜38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記本体(1)の内部ヒートシール可能コーティング(9)、クロージャー(2)の内部コーティング及び底部(3)の内部コーティングの該熱可塑性のヒートシール可能材料が、90〜200℃のヒートシール温度でヒートシールできることを特徴とする請求項22〜39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 底部(3)及び本体(1)のヒートシール可能コーティング(8、9)の熱可塑性のヒートシール可能材料が、アイオノマー型樹脂を含むことを特徴とする請求項40に記載の方法。
  42. 該アイオノマー型樹脂が、エチレン/メタクリル酸コポリマー、エチレン/アクリル酸コポリマー、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレン/メチルアクリレートコポリマー、エチレンベースのグラフトコポリマー、及びこれらのブレンドの塩、好ましくはナトリウム塩又は亜鉛塩を含む群から選択されることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 該本体(1)の該外部コーティング(12)が、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、又はこれらの混合物を含むことを特徴とする請求項22〜42のいずれか一項に記載の方法。
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