JP6073557B2 - 吸引式注出ポンプ装置付き液体容器 - Google Patents

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Description

本発明は吸引式注出ポンプ装置付き液体容器に関し、詳しくは吸引式注出ポンプ装置を備えたガスバリア性及び可撓性を有する液体充填容器に関する。
液体容器口部に装着した吸引式注出ポンプ装置によって液体容器内の液体の吸引・注出をするに従って液体容器内の負圧化に伴い収縮(縮小)していく構成の液体容器としては、容器本体が酸素バリア性を有する積層フィルムから成る筒状体の底部に合成樹脂製の底板部を接合した構成のものが一般的に知られている。
ガスバリア性を有する液体容器は、そのガスバリア性に加えて気密性や液密性を有することから衛生面での高安全性・高品質保持性の点で食品類や化粧品類の容器として好適である。
しかし上記の構成を有する従来技術では、積層フィルムの各接合部のシール性の点で未だ不充分であると共に合成樹脂製の底板部におけるガスバリア性の不備により高安全性及び高品質保持性が求められる食品類や化粧品類の容器としては不具合や不都合が生じるおそれがあるという問題点を有している。
そこで本発明の目的は、食料品容器や化粧品容器として好適なガスバリア性に優れた吸引式注出ポンプ装置付き液体容器を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、下記構成を有する。
1.別体構成の側壁部と底部とを接合して成ると共に上方開口部を有する容器本体が、前記上方開口部に装着されて液体を吸引注出する吸引式注出ポンプ装置を有する吸引式注出ポンプ装置付き液体容器であって、
前記側壁部と底部とが、合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層構成を各々有し、
前記側壁部は、円筒、角筒の如き筒状体であり、該筒状体は折曲接合部を円周と直交する上下方向に有しており、
前記底部は、平面的に形成された底面の周縁部が深絞り成形により上方に立上った状態の立上部を有しており、該立上部の最内層が前記側壁部の垂壁状の最外層の下端部から下端部近傍の全周の外側に接合されて容器本体と成る構成であり、
前記積層構成は、アルミニウムフィルムから成る酸素バリア層が、合成樹脂層と合成樹脂層に挟まれた層構成であり、
且つ前記吸引式注出ポンプ装置の前記上方開口部に対する装着手段が下記(1)〜(4)のいずれかの構成であることを特徴とする吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
[装着手段の構成]
(1)前記上方開口部に、前記吸引式注出ポンプ装置が螺合又は嵌合するポンプ被取付部が接合されて装着される構成
(2)前記上方開口部に、前記吸引式注出ポンプ装置が螺合又は嵌合するポンプ被取付部が接合されて装着される構成であって、且つ前記上方開口部又は前記ポンプ被取付部が合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層シールで密閉被覆されており、前記吸引式注出ポンプ装置の吸引管を突き刺すことにより内外を通じさせると共に該吸引式注出ポンプ装置を前記ポンプ被取付部に螺合又は嵌合して装着される構成
(3)前記上方開口部に、前記吸引式注出ポンプ装置が直接接合されて装着される構成
(4)前記上方開口部に、前記吸引式注出ポンプ装置の吸引管が液密状態で突き刺される被突き刺し部であるポンプ被取付部が接合されて装着される構成であって、該ポンプ被取付部が、合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層した積層シールで密封被覆されており、前記吸引管を液密状態で突き刺すことにより内外を通じさせることが可能な構成
2.前記(1)〜(3)のいずれかの装着構成を有する吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の容器本体部分が、少なくとも該容器本体部分を被覆する外容器体に収容される構成であることを特徴とする上記1に記載の吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
3.前記(4)の装着構成を有する吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の容器本体部分が、少なくとも該容器本体部分を被覆する外容器体に収容される構成であり、
該外容器体が、上部に螺合・嵌合・固着の如き固定手段により吸引式注出ポンプ装置が固定されると共に、下端部が開放された外枠体と、該外枠体に対して、下方側から着脱自在である内枠体と、から成り、
外枠体から取り外した内枠体内に前記容器本体を収容して外枠体の下端部側から嵌挿させる際に前記吸引管を前記ポンプ被取付部に液密状態で突き刺して該容器本体内の液体を前記注出口から抽出可能にする構成であること、
を特徴とする上記1に記載の吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
4.前記吸引式注出ポンプ又は前記ポンプ被取付部が、少なくとも前記側壁部と接合する部分が樹脂製であり、
前記側壁部と前記吸引式注出ポンプ又は前記ポンプ被取付部との接合部における接合面側に位置する前記側壁部の層が、前記吸引式注出ポンプ又は前記ポンプ被取付部の樹脂製部分と同種の合成樹脂で構成されている層であること、
を特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
5.前記側壁部と底部との接合部における各々の接合面側に位置する層が、同種の合成樹脂で構成されている層であることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載の吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
請求項1に示す発明によれば、化粧品容器や食料品容器として好適なガスバリア性に優れた吸引式注出ポンプ装置付き液体容器を提供することができる。
特に、容器本体と成る筒状体の側壁部と底部とが共にガスバリア性を有し、しかもこの側壁部と底部の接合部分が絞り成形により立上り形成された底部の周縁部と側壁部の全周とを接合する構成であるため、この接合部においてさえも高ガスバリア性を発揮する。
また、筒状体を成す側壁部についても、円周と直交する上下方向の接合部が折曲接合部であるため、この折曲接合部におけるガスバリア性についても高いという効果を発揮する。
請求項2又は3に示す発明によれば、液体容器内の液体の吸引・注出するに従って液体容器内の負圧化に伴い収縮(縮小)しても液体容器を自立保持させることができる。
特に、請求項3に示す発明によれば、液体容器への吸引式注出ポンプ装置の吸引管を突き刺す際に、外枠体と内枠体との嵌挿動作が吸引管の積層シールへの突き刺しのガイド機能を果たすことになるので確実且つ容易に突き刺すことができる。
請求項4又は5に示す発明によれば、同じ種類の合成樹脂同士を接合するため、接合力が高く、しかも各々の接合部におけるガスバリア性が極めて高いという効果を発揮する。
本発明に係る吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の一実施例を示す一部切欠断面図 図1の側壁部の折曲接合部の接合状態を説明する要部拡大端面図 図1の側壁部と底部との接合部の要部拡大断面図 側壁部と底部との接合部の他の実施例を示す要部拡大断面図 本発明に係る吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の他の実施例の構成を示す構成正面図 本発明に係る吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の他の実施例を示す正面図 本発明に係る吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の他の実施例の構成を示す構成説明図 本発明に係る吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の他の実施例の構成を示す構成説明図 本発明に係る吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の他の実施例の構成を示す構成説明図 ポンプ被取付部の要部拡大断面図
以下、本発明に係る吸引式注出ポンプ装置付き液体容器(以下、単に液体容器ということもある。)について図面に基づき説明する。
本発明は、ソース、マヨネーズ、醤油、食用油等の液体状食料品、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、その他の頭髪用品をはじめ、化粧液、歯磨き等の液体状化粧品類、機械油等のその他の各種液体(ゲル状或いはゼリー状等の高粘度液体を含む。)が充填される液体容器であって、該液体容器の口部である上方開口部に装着される吸引式注出ポンプ装置によって前記液体の吸引・注出する構成を有するものであり、
具体的な実施構成としては、図1〜図3に示すように、
別体構成の側壁部2と底部3とを接合して成ると共に上方開口部を有する容器本体5が、前記上方開口部に装着されて液体を吸引注出する吸引式注出ポンプ装置4を有する液体容器1であって、
前記側壁部2と底部3とが、合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層構成を各々有し、
前記側壁部2は、円筒、角筒の如き筒状体(本実施例では円筒)であり、該筒状体は折曲接合部21を円周と直交する上下方向に有しており、
前記底部3は、その周縁部が絞り成形により立上り形成された立上部31を有しており、該立上部31が前記側壁部2の少なくとも一部(本実施例では下端部乃至は下端近傍部)の全周と接合されて底面が形成され、前記筒状体の底面と対向する側が上方開口部とされ、全体として容器本体5と成る構成であり、
且つ前記吸引式注出ポンプ装置4が、前記上方開口部に螺合又は嵌合(本実施例では螺合)するポンプ被取付部6が接合されて装着される構成であること、を主構成とするものである。
更に、各構成について詳説する。
側壁部2及び底部3の積層構成の内、合成樹脂層としては、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリアミド、エチレンビニルアルコール共重合体等の二軸延伸フィルム又は一軸延伸フィルムの単体又は積層体が挙げられ、中でも、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。
上記した合成樹脂層に酸素や水蒸気等のガスバリア性を付与するために積層される酸素バリア層としては、アルミニウム、マグネシウム等の金属、又は酸化珪素等の酸化物を蒸着した蒸着フィルム、ポリ塩化ビニリデン等のバリア性コート剤等をコートしたコートフィルム等が挙げられ、中でも、アルミニウムフィルムが好ましい。
側壁部2と底部3の積層構成は、異なる層構成であってもよいが同一の層構成であることが好ましく、具体的な層構成例としては、ポリエチレンフィルム又はポリプロピレンフィルム層、アルミニウムフィルム層、ポリエチレンテレフタレート層、ポリエチレンフィルム又はポリプロピレンフィルム層の順に積層した4層構成を好ましい例として挙げることができる。尚、本構成の場合、ポリエチレンテレフタレート層を印刷層とし、該印刷層に製品名、容量、使用方法、製造社名等の内容物に関する種々情報を印刷表示することもできる。
上記した層構成を有する側壁部2は、略矩形体の積層フィルムの両端の縦辺同士を拝み接合し、この接合代の部分を一方に折り曲げることで倒して更に接合して折曲接合部21となっている。図2の(A)に示すように、積層フィルムの両端の縦辺同士を拝み接合することにより、該側壁部2を構成する層構成がどのような構成であっても、この接合代21A・21Bの部分は同一面同士、即ち、同種の合成樹脂層同士が接合することになる。更に、図2の(B)に示すように、接合代21A・21Bを折り曲げて倒した際にも、この接合代21A・21Bの倒された際に下側になる部分21Bは該接合代21Bに隣接する部分に接して接合される、即ち、同種の合成樹脂層の表面同士の接合となる。このように、同種の合成樹脂の接合によって、かかる接合は極めて強固且つ確実な接合となり、この折曲接合部21からの内容物の漏出や酸素等の浸入を防ぐことができガスバリア性に優れた接合となる。更にまた、図2の(C)に示すように、側壁部2の最内層と最外層の合成樹脂が同種である場合には、該側壁部2の縦辺の端部同士を重ね合わせた状態で接合する構成とすることができる。
また前記折曲接合部21は、上記した一枚の積層フィルムの両端の縦辺同士を拝み接合する構成に限らず、本出願人による特許第4165697号に記載のように、二枚の積層フィルムを重ね、その2枚の積層フィルムの両端の縦辺同士を接合し、接合した部分を折り曲げて倒して更に接合することで筒状体を成すように形成することもできる。
上記したように略矩形体の積層フィルム両端の縦辺同士を拝み接合して折畳み接合することで、筒状体の側壁部2を形成することができる。
次に、上記した層構成を有する底部3は、深絞り成形によって周縁部に立上部31が形成された構成となる。
前記側壁部2と前記底部3との接合は、上述したように底部3の立上部31が側壁部2の下端部乃至は下端近傍部の部分で行われる。この際、図3に示すように、側壁部2の最外層の下端部乃至は下端部近傍と、底部3の立上部31の最内層とが全体的に接合することになるが、かかる接合を強固且つ確実とすることで優れたガスバリア性を発揮させるには、前記折曲接合部21における接合と同様に同種の合成樹脂層同士が接合するようにすることである。即ち、側壁部2の最外層と、底部3の立上部31の最内層とが同種の合成樹脂層となるように各々の層を構成することが好ましい。
また、図1及び図3に示す本実施例では、立上部31が側壁部2の外側に接合される構成となっているが、本発明はかかる構成に限定されず、図4に示すように、立上部31が側壁部2の内側に接合される構成であってもよい。
側壁部2と底部3とを接合して成る容器本体5の上方開口部に接合するポンプ被取付部6は、上述したように吸引式注出ポンプ装置4が螺合することで取り付けられる部分であり、少なくとも前記側壁部2と接合する部分が樹脂製(本実施例では全体が合成樹脂製)であると共に、容器本体5の口縁部の強度保持部分(後述する外容器体8に収容される場合には重要な強度保持部分となる。)としても機能するものであり、射出成形等の公知の樹脂成形手段により成形された樹脂成形物構成である。
側壁部2とポンプ被取付部6との接合は、上記した図1に示す実施例(及び後述する図9及び図10に示す実施例)では側壁部2の内側にポンプ被取付部6の外周部分を接合する構成となっているが、本発明はかかる構成に限定されず、側壁部2の外側がポンプ被取付部6の内周部分に接合される構成であってもよく、この種の液体容器の接合部構成として公知公用の接合構成を採ることができる。
上記した各接合部、即ち、側壁部2の折曲接合部21の接合、側壁部2と底部3の立上部31との接合、側壁部2とポンプ被取付部6との接合等の各々の接合は、この主の接合手段として公知公用の溶着・融着・接着、その他の接合手段を特別の制限なく用いることができる。
該ポンプ被取付部6の材質としては、側壁部2の上端部分と接合される際に該側壁部2の接合面側に位置する層と同種の合成樹脂であることが、該接合部における接合を強固且つ確実とすることで優れたガスバリア性を発揮させるために好ましい。側壁部2の層構成が前述した構成の場合、接合面側にはポリエチレンフィルム又はポリプロピレンフィルム層が位置することになるので、ポンプ被取付部6はポリエチレン又はポリプロピレンの成形体であることが好ましい。
ポンプ被取付部6への吸引式注出ポンプ装置4の取付けは、該ポンプ被取付部6の口部61に形成された被螺合部に前記吸引式注出ポンプ装置4を螺合固定する構成を挙げることができる。尚、この取付は螺合に限らず嵌合とすることもでき、嵌合の場合、着脱可能又は固着状態で嵌合されるが、好ましくは着脱可能に嵌合することである。
吸引式注出ポンプ装置4としては、この種の液体用の吸引式注出ポンプとして公知公用の構成のものを特別の制限なく用いることができ、上部の押下部41を押込操作することにより液体容器1内の液体を吸液管42から吸引し、ポンプ動作部43内のピストン・シリンダ内を通って液体を吐出口44から吐出することができる。尚、吸引式注出ポンプ装置4のポンプ構成については、この種の液体容器の吸引式注出ポンプ装置に用いられる一般的なポンプ構成であるため、本明細書ではポンプ機構についての説明を省略する。
以上、本発明に係る吸引式抽出ポンプ装置付き液体容器の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、他の態様を採ることもできる。
例えば、図5のポンプ被取付部6の口部61は、合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層シール62で密閉被覆する構成とすることもできる。かかる構成によれば、工場等での液体の充填密封時から使用時までの内容物である液体の品質保持性を維持することができ、使用に際して吸引式注出ポンプ装置4の吸引管42を先端から突き刺すことにより内外を通じさせると共に該吸引式注出ポンプ装置4を前記ポンプ被取付部6に螺合又は嵌合して装着することで液体の吸引注出による吐出が可能となる。
また、図6に示すように、容器本体5の上方開口部である側壁部2の上端全周に吸引式注出ポンプ装置4が直接接合されて装着される構成とすることもできる。
更に本発明の液体容器1は、液体の吸引・注出に際しては、内部負圧化に伴って容器本体5が収縮する構成となっていることから、液体が満杯の際には液体容器1は筒状体形状を維持しているため自立可能であるが、液体の吸引・注出に伴って収縮していくことで自立不可能となるため、図7、図8又は図9に示すように外容器体7に収容して用いる構成とすることもできる。
図7は、底面開放及び上部開口型の外容器体7に容器本体5を下方から挿入した後、吸引注出ポンプ装置4を上方から取り付ける構成となっている。
また、図8は、上部開放型の外容器体7に液体容器1を上方から挿入した後、環状上蓋71を止着する構成となっている。
更に、図9は、外容器体7として、吸引式注出ポンプ装置4が螺合・嵌合・固着等により取り付けられる外枠体7Aに、上方開口部を積層シール62で密封被覆した容器本体5を収容する内枠体7Bを嵌挿して、前記吸引式注出ポンプ装置4の吸引管42を前記積層シール62に液密状態で突き刺すことにより内外を通じさせる構成となっている。
図9に示す態様では、容器本体5のポンプ被取付部6は図10に示すように合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層シール62で密封被覆する構成となっており、使用に際して吸引式注出ポンプ装置4の吸引管42を先端から液密状態で突き刺すことにより内外を通じさせると共に該吸引式注出ポンプ装置4を前記ポンプ被取付部6に螺合又は嵌合して装着することで液体の吸引注出による吐出が可能となる。
1 吸引注出ポンプ装置付き液体容器(液体容器)
2 側壁部
21 折曲接合部
22 フランジ部
3 底部
31 立上部
4 吸引式注出ポンプ装置
41 押下部
42 吸引管
43 ポンプ動作部
44 吐出口
5 容器本体
6 ポンプ被取付部
61 口部
62 積層シール
7 外容器体
7A 外枠体
7B 内枠体
71 環状上蓋

Claims (5)

  1. 別体構成の側壁部と底部とを接合して成ると共に上方開口部を有する容器本体が、前記上方開口部に装着されて液体を吸引注出する吸引式注出ポンプ装置を有する吸引式注出ポンプ装置付き液体容器であって、
    前記側壁部と底部とが、合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層構成を各々有し、
    前記側壁部は、円筒、角筒の如き筒状体であり、該筒状体は折曲接合部を円周と直交する上下方向に有しており、
    前記底部は、平面的に形成された底面の周縁部が深絞り成形により上方に立上った状態の立上部を有しており、該立上部の最内層が前記側壁部の垂壁状の最外層の下端部から下端部近傍の全周の外側に接合されて容器本体と成る構成であり、
    前記積層構成は、アルミニウムフィルムから成る酸素バリア層が、合成樹脂層と合成樹脂層に挟まれた層構成であり、
    且つ前記吸引式注出ポンプ装置の前記上方開口部に対する装着手段が下記(1)〜(4)のいずれかの構成であることを特徴とする吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
    [装着手段の構成]
    (1)前記上方開口部に、前記吸引式注出ポンプ装置が螺合又は嵌合するポンプ被取付部が接合されて装着される構成
    (2)前記上方開口部に、前記吸引式注出ポンプ装置が螺合又は嵌合するポンプ被取付部が接合されて装着される構成であって、且つ前記上方開口部又は前記ポンプ被取付部が合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層シールで密閉被覆されており、前記吸引式注出ポンプ装置の吸引管を突き刺すことにより内外を通じさせると共に該吸引式注出ポンプ装置を前記ポンプ被取付部に螺合又は嵌合して装着される構成
    (3)前記上方開口部に、前記吸引式注出ポンプ装置が直接接合されて装着される構成
    (4)前記上方開口部に、前記吸引式注出ポンプ装置の吸引管が液密状態で突き刺される被突き刺し部であるポンプ被取付部が接合されて装着される構成であって、該ポンプ被取付部が、合成樹脂層と酸素バリア層とを積層した積層した積層シールで密封被覆されており、前記吸引管を液密状態で突き刺すことにより内外を通じさせることが可能な構成
  2. 前記(1)〜(3)のいずれかの装着構成を有する吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の容器本体部分が、少なくとも該容器本体部分を被覆する外容器体に収容される構成であることを特徴とする請求項1に記載の吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
  3. 前記(4)の装着構成を有する吸引式注出ポンプ装置付き液体容器の容器本体部分が、少なくとも該容器本体部分を被覆する外容器体に収容される構成であり、
    該外容器体が、上部に螺合・嵌合・固着の如き固定手段により吸引式注出ポンプ装置が固定されると共に、下端部が開放された外枠体と、該外枠体に対して、下方側から着脱自在である内枠体と、から成り、
    外枠体から取り外した内枠体内に前記容器本体を収容して外枠体の下端部側から嵌挿させる際に前記吸引管を前記ポンプ被取付部に液密状態で突き刺して該容器本体内の液体を前記注出口から抽出可能にする構成であること、
    を特徴とする請求項1に記載の吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
  4. 前記吸引式注出ポンプ又は前記ポンプ被取付部が、少なくとも前記側壁部と接合する部分が樹脂製であり、
    前記側壁部と前記吸引式注出ポンプ又は前記ポンプ被取付部との接合部における接合面側に位置する前記側壁部の層が、前記吸引式注出ポンプ又は前記ポンプ被取付部の樹脂製部分と同種の合成樹脂で構成されている層であること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
  5. 前記側壁部と底部との接合部における各々の接合面側に位置する層が、同種の合成樹脂で構成されている層であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の吸引式注出ポンプ装置付き液体容器。
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