JP4616696B2 - エレベーターの管制運転情報収集装置 - Google Patents

エレベーターの管制運転情報収集装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4616696B2
JP4616696B2 JP2005138511A JP2005138511A JP4616696B2 JP 4616696 B2 JP4616696 B2 JP 4616696B2 JP 2005138511 A JP2005138511 A JP 2005138511A JP 2005138511 A JP2005138511 A JP 2005138511A JP 4616696 B2 JP4616696 B2 JP 4616696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
remote monitoring
monitoring terminal
gal
gull
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005138511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006315793A (ja
Inventor
久徳 深井
俊彦 畠山
享 加藤
顕康 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2005138511A priority Critical patent/JP4616696B2/ja
Publication of JP2006315793A publication Critical patent/JP2006315793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4616696B2 publication Critical patent/JP4616696B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明は、エレベーターの異常を監視する遠隔監視システムに係り、特に地震発生に伴うエレベーターの管制運転に対して適切に対応可能なエレベーターの管制運転情報収集装置に関する。
エレベーターでは、地震発生時の不測の事故発生を防止するために、エレベーターの付加設備として地震感知器を設置し、この地震感知器が所定の震度を越える振動を感知すると、エレベーターの制御装置は地震管制運転状態になり、乗りかごは最寄り階まで運転され当該階に開扉状態で停止する。そして、停止した乗りかごは、エレベーター保守会社の専門技術者が当該現場で復旧作業を完了し、安全が確認されるまで停止状態で待機する。
このため、エレベーター保守会社の遠隔監視装置は、エレベーターが地震により管制運転状態で停止したときに、その旨を情報監視センターに発報してエレベーター保守会社のサービス拠点に情報を伝達するか、或いは顧客ビルの管理人と連絡を取り合ってエレベーターが管制運転状態にあることを確認し、専門技術者を現場に出動させ、専門技術者は、現場で必要な復旧処置を行い、当該エレベーターを点検運転、及び安全を確認してから、管制運転から通常運転に切り替えて復旧作業を完了する。
ところで、エレベーターを管制運転で停止させる必要がある地震は一般的に規模が大きく、かつ広域に渡るため、地震発生と同時に当該地域内の多くのビルの地震感知器が動作すると、情報監視センターへの発報が短時間に集中することになり、情報監視センターの通信回線の処理能力をオーバーして電話回線が混乱しダウンすることが懸念される。
この問題を解決するために、遠隔監視装置から管制運転状態にあることを情報監視センターに送信する際、各遠隔監視装置の送信開始時間に時間差を設け、優先順位の高い遠隔監視端末から送信を行うようにして情報監視センターへの発報が短時間に集中しないようにする方法が提案されている。(特許文献1参照)
特開平03−106776号公報
上記の従来技術では、遠隔監視装置側に地震感知器動作発報までの時間差を設けることによって、地震による遠隔監視装置からの発報集中が緩和されるようにはしたものの、情報監視センターが全ての遠隔監視装置からの発報信号を受信するため、情報監視センターの通信回線が長時間、地震感知器動作の発報受信処理に占有されることに変わりは無い。
従って、情報監視センターが地震による発報を受信している間に、他の地域の遠隔監視装置から閉じ込めなど緊急の発報信号が送信された場合、情報監視センターはこの信号を受信できず、閉じ込め事故に対する対応が遅れてしまうという問題が発生する。
本発明は、上述したような問題点を解決することに鑑みなされたもので、その目的は、地震発生時に情報監視センターの通信回線がダウンすることなく地震感知器の動作状況を把握でき、かつ閉じ込めなど他地域の重要な発報信号を受信することを可能とするエレベーターの管制運転情報収集装置を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、第1の手段として、地震感知器と、エレベーターの状態を監視して異常発報信号を送信する異常監視発報手段と、監視センターからの要求に対応して当該エレベーターの管制運転の有無を回答する運転状態回答手段とを備えた遠隔監視端末と、通信回線を介して前記異常発報信号を受信する発報受信手段により複数の前記遠隔監視端末を監視する監視センターとを備え、複数の地域毎に、それぞれの地域に設けられる前記複数の遠隔監視端末の中で少なくとも1つの遠隔監視端末に、高ガル地震動を検出して前記監視センターに高ガル発報信号を送信する高ガル発報手段を設け、さらに、前記複数の遠隔監視端末の中で少なくとも1つの遠隔監視端末に、低ガル地震動を検出して前記監視センターに低ガル発報信号を送信する低ガル発報手段を設け、前記監視センター側には、前記高ガル発報信号及び低ガル発報信号の有無により少なくとも出動要否及び管制運転有無の情報収集処理の要否を判断する情報制御手段と、前記情報制御手段が管制運転有無の情報収集を必要と判断したとき、前記複数の地域のうちの低ガル発報信号のみを送信した地域の被災地遠隔監視端末に対してエレベーターの管制運転有無の情報を収集して処理することを制御する情報収集制御手段と、通信回線を介して前記被災地遠隔監視端末とデータの送受信を行う現場情報収集手段と、前記収集した情報を格納して記憶する記憶手段とを設け、前記複数の地域毎に、前記高ガル発報手段を備えた遠隔監視端末と、前記低ガル発報手段を備えた遠隔監視端末を、それぞれ1台以上設置するとともに、前記情報制御手段は、前記高ガル発報信号を発報した遠隔監視端末と前記低ガル発報信号を発報した遠隔監視端末とが所定の地域内グループの遠隔監視端末であると判断したとき、当該グループに属する遠隔監視端末を所有する当該グループの顧客リストを出動要現場リストとして記憶手段に記憶することを特徴とするエレベーターの管制運転情報収集装置としたものである。
第2の手段としては、前記監視センターには、前記現場情報収集手段によるエレベーターの管制運転有無の情報収集のデータ通信とは別に独立してデータ通信が可能な発報受信手段と、複数の顧客を地域別にグループ分けして管理可能とするとともに、前記高ガル発報信号または低ガル発報信号を送信してきた遠隔監視端末と同一グループに属する顧客のリストアップを可能とする顧客情報管理手段とを備えたことを特徴とする前記第1の手段記載のエレベーターの管制運転情報収集装置としたものである。
の手段としては、前記情報制御手段は、所定の地域内グループの遠隔監視端末において、前記低ガル発報信号を発報した遠隔監視端末のみを検出したとき、当該グループに属する遠隔監視端末に対して、それぞれの遠隔監視端末の運転状況回答手段からエレベーターの管制運転有無の情報収集処理を行い、この結果を記憶手段に記憶することを特徴とする前記第1の手段又はの手段記載のエレベーターの管制運転情報収集装置としたものである。
の手段としては、前記情報制御手段は、所定の地域内グループの遠隔監視端末において、前記高ガル発報信号を発報する遠隔監視端末と前記低ガル発報信号を発報する遠隔監視端末のいずれの遠隔監視端末をも検出されないとき、当該グループに属する遠隔監視端末に対して、エレベーターの管制運転有無の情報収集処理を行わずに、当該グループの顧客リストに出動不要現場として記憶手段に記憶することを特徴とする前記第1の手段ないし第の手段の少なくとも1手段記載のエレベーターの管制運転情報収集装置としたものである。
本発明によれば、上記構成とすることにより、地震のような広域災害時に発報が集中して電話回線を輻輳させることが無く、また、地震動の大きい地域を除外して必要な地域にだけ管制運転有無の情報収集処理を行うようにしたので、広域災害時の膨大な被災情報を短期間に取得することが可能になるとともに、他の重要な発報を取り逃すことなく確実に受信できるため、地震の影響を受けることなく広域の遠隔監視業務ができるようになる。
本発明においては、地震発生時に、エレベーターの損傷に対応する場合や保守点検を要する場合等保守要員が現場に出動しなければならない状況が、強震の被災地にある大多数のエレベーターは点検が必要であり、中震の被災地では、一部のエレベーターのみが点検の必要があり、弱震の被災地では、ほとんど点検の必要がないことを経験的に知ることができた事実に着眼し、設置されたエレベーターを地域毎にグループ分けし、このグループ地域内の特定のエレベーターのみに地震の強度を検出する機能を持たせ、この特定のエレベーターからの地震情報に基づき対応することにより、適切な対応が可能となるだけでなく、地震の発生に伴い生ずる異常発報通信の集中化による通信回線のダウンを抑制し、さらに地震発生地以外の地域で発生した突発事故による異常発報通信にも対応可能としたものである。
すなわち、前記グループ内のエレベーターに取り付けられる特定の遠隔監視端末にのみそれぞれ強震の地震力を検知して前記遠隔監視端末を監視する監視センターに強震発報信号を送信する強震発報手段と強震以外の地震力を検知してこの地震の発報信号を前記監視センターに送信する強震以外の地震力の発報手段とを備えることによって、地震の発生に伴い監視センターに発報される信号として、特定のエレベーターに取り付けられた遠隔監視端末からの発報信号のみとして異常発報通信の集中化による通信回線のダウンを抑制可能としたものである。
地震力の検知方法としては、地震力をしめす数値としてのガル(gal)を計測することにより、震度1では、0.8ガル以下、震度2であれば、2.5ガル〜8ガル、震度3では、8ガル〜25ガル、震度4では、25ガル〜80ガル、震度5弱では、80ガル〜150ガル、震度5強では、150ガル〜270ガルというように、震度が強くなるにつれ高ガル値を示し、前記ガル値の高低で容易に地震の強弱を判定することができ、本発明においては、このガル値を地震の強度を判定する手段として使用し、高ガル発報手段とこの高ガル発報手段で検知できるガル値より低いガル値を検知する低ガル発報手段を使用する。
さらに、本発明では、地域グループ内の遠隔監視端末から高ガル発報信号と低ガル発報信号を監視センターで受信した場合には、その地域が強震被災地と判断して、その地域内のエレベーターの全部を点検する対応を取り、低ガル発報信号のみを受信した場合には、中震以下の被災地と認定して、この地域のエレベーターの遠隔監視端末に対してエレベーターが管制運転になっているか否かの運転状態を回答させるようにして、管制運転状態になっているものについてのみ専門技術者を派遣してエレベーターの点検を行い、低ガル発報信号も受信しない場合には、管制運転が行われていないと判断し、特別の対応を取らないように区分して対応を取るようにして、被災状況に応じて、適切かつ効率的に対応可能とすると共に、中震程度で、管制運転が行われているエレベーターと行われていないエレベータがその被災地内で散在している場合に、管制運転の有無を確実に把握するために、この被災地の遠隔監視端末からのみ集中的にエレベーターの運転状態を知るための通信を監視センターと行うことにして、地震発生に伴う異常発報通信の集中化による通信回線のダウンを抑制可能としたものである。
この場合、前記エレベーターの運転状態を知るための通信は、前記高ガル発報手段や低ガル発報手段からの発報信号の送受信を行う監視センターと遠隔監視端末との通信回線とは、別個独立した通信回線を使用することにより、地震発生に伴う異常発報通信の集中化による通信回線のダウンをより抑制可能とし、他地域からの異常発報通信にも適切に対応可能とすることができるので好ましい。
さらに、複数の顧客を前記地域別にグループ分けして管理可能な顧客情報管理手段を備え、前記高ガル発報信号または低ガル発報信号を送信してきた遠隔監視端末と同一グループに属する顧客のリストアップを可能とすることによって、リストアップされた顧客の住所、電話番号、規模等の情報を即座に知ることで適切な対応を迅速に行うことができる利点を有する。
また、複数の顧客を地域別に分類して管理するグループ内の遠隔監視端末には、前記高ガル発報手段を備えた遠隔監視端末と、前記低ガル発報手段を備えた遠隔監視端末を、それぞれ1台以上設置することによって、低コストで、前述の監視システムを構築することができるので好適である。
前述の監視結果を、監視センターからネットワーク接続により、専門技術者が駐在する地域ごとに設けられた複数のサービス拠点に通信して共有可能な構成とする場合には、専門技術者による迅速かつ適切な保守、点検を効率的に行うことが可能となる。
以下、本発明のエレベーターの管制運転情報収集装置における実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明のエレベーターの管制運転情報収集装置における一実施形態を示すブロック図で、図2は、本発明との比較をして説明するのに用いる従来の実施形態のブロック図である。図1と図2で同一の機能を持つものは、それぞれ同じ名称、同じ番号を付与して説明する。
図1において、地域1から地域nは、エレベーター保守会社のサービスエリアをあらかじめ特定の範囲でグループ分けし、顧客情報管理データベース34に登録したものである。従って、顧客情報管理データベース34では、全ての現場が特定の地域番号に属するように登録され、例えば、「現場11及び現場12は、地域1に属し、現場21及び現場22は、地域2に属する」という情報が管理されている。
各現場には、エレベーターと地震感知器、遠隔監視端末がそれぞれ設置されており、ここでは、複数の地域、複数の現場のエレベーターや地震感知器を使用して説明するため、便宜上それぞれ異なる番号を付与して説明する。例えば、地域1に従属する現場11のエレベーター111には、地震感知器112と遠隔監視端末113が接続され、地域2の現場22のエレベーター221には、地震感知器222と遠隔監視端末223がそれぞれ接続されている。なお、エレベーター111〜2n1は、図示しない乗りカゴや吊り合い重り,制御装置などを有する通常のエレベーターである。
地震感知器112〜2n2は、エレベーター111〜2n1に接続され、地震が発生した際に予め定められた設定値以上の振動を検知してエレベーター111〜2n1に地震感知信号を出力する手段を有する。エレベーター111〜2n1は、地震感知器112〜2n2から前記地震感知信号を受信すると、エレベーターを管制運転動作に切り替え、乗りかごを最寄り階に誘導して当該階で停止し、ドアを開いて待機状態にする。
次に遠隔監視端末について説明する。地域1に属する現場11においては、遠隔監視端末113は、エレベーター111の動作状態を監視する監視端末で、異常監視発報手段1131と、運転状態回答手段1132、高ガル発報手段1133とで構成されている。
また、現場12の遠隔監視端末123では、エレベーター121の動作状態を監視する監視端末で、異常監視発報手段1231と、運転状態回答手段1232、及び低ガル発報手段1233とで構成されている。
高ガル発報手段1133は、地震が発生したときにその振動の大きさを計測して、予め定められた高ガル設定値以上例えば150ガル以上の振動を検知したとき、一般公衆回線2を介して情報監視センター3に高ガル発報処理を行うものである。
また、低ガル発報手段1233は、地震が発生したときにその振動の大きさを計測して、予め定められた低ガル設定値以上例えば8ガル以上の振動を検知したとき、一般公衆回線2を介して情報監視センター3に低ガル発報処理を行うものである。
上記予め定めておく高ガル設定値は、同一地域のビルに設置された地震感知器112〜1n2の全てが地震感知信号を出力してエレベーター111〜1n1が管制運転で停止するくらい鈍感なレベルに設定し、低ガル設定値は、同一地域のビルに設置された地震感知器112〜1n2のいずれか1台は地震感知信号を出力してエレベーター111〜1n1のうち少なくとも1台は管制運転で停止するくらい敏感なレベルに設定しておく。
一方、現場13〜1nに設置されている遠隔監視端末133〜1n3は、エレベーター131〜1n1の動作状態を監視する監視端末で、異常監視発報手段1331〜1n31と、運転状態回答手段1332〜1n32とで構成されている。
すなわち、地域1内の遠隔監視端末113〜1n3において、高ガル発報手段を備えているのは現場11の遠隔監視端末113のみ、また低ガル発報手段を備えているのは現場12の遠隔監視端末123のみで、現場13〜1nに設置された遠隔監視端末133〜1n3には高ガル、低ガル発報手段を設けていないため、地域1で地震が発生したときに地震管制発報を行うのは現場11の遠隔監視端末113と現場12の遠隔監視端末123のみという構成にしてある。
地域2以降も同様で、地域2内の遠隔監視端末213〜2n3において、高ガル発報手段を備えているのは現場21の遠隔監視端末213のみ、また低ガル発報手段を備えているのは現場22の遠隔監視端末223のみで、現場23〜2nに設置された遠隔監視端末233〜2n3には高ガル、低ガル発報手段を設けていないため、地域2で地震が発生したときに地震管制発報を行うのは現場21の遠隔監視端末213と現場22の遠隔監視端末223のみという構成にしてある。
全ての異常監視発報手段1131〜2n31は、エレベーター111〜2n1の運行情報を読み出して常時監視し、前記地震以外の異常が発生したときは、一般公衆回線2を介して情報監視センター3に異常発報するが、高ガル発報手段1133、2133及び低ガル発報手段1233、2233と接続している異常監視発報手段1131、1231、2131、2231は、高ガル発報手段1133、2133及び低ガル発報手段1233、2233から発信される高ガル発報信号及び低ガル発報信号が、地震以外の異常に伴う異常発報に優先して異常発報信号として情報監視センター3に送給され、情報監視センター3では、この情報監視センター3の情報制御手段31によって前記2種の異常発報信号を識別するように構成されている。
運転状態回答手段1132〜2n32は、情報監視センター3から一般公衆回線2を介してエレベーター111〜2n1の運転状態読み出し要求が送信されてきたときに、前記異常監視発報手段1131〜2n31を介してエレベーター111〜2n1の運転状態データを読み出し、情報監視センター3に回答を送信する機能を有する。
一方、情報監視センター3には、情報制御手段31、発報受信手段32、表示手段33、顧客情報管理データベース34、情報収集制御手段35、現場情報収集手段36、被災情報管理データベース37、イントラネットサーバー38が設けてあり、それぞれ図1のように接続されている。
情報制御手段31は、主に発報情報の流れを制御するもので、発報受信手段32で受信した発報情報の識別やこの発報情報と顧客情報管理データベース34との照合や、表示手段33、イントラネットサーバー38への情報伝達等を行う。なお、発報受信手段32は、一般公衆回線2を介して遠隔監視端末113〜2n3からの発報データを受信して情報制御手段31に伝送する。
表示手段33は、情報監視センター3内での発報情報に基づいて情報制御手段31や情報収集制御手段によって処理された結果を表示し、大型ディスプレィ等の表示手段が一般的である。
顧客情報管理データベース34は、エレベーター保守会社が契約している全ての顧客情報を管理するデータベースで、顧客名称や住所などの基本的な情報から、情報監視センター3を運用する上で必要となる様々な情報が格納されている。
情報収集制御手段35は、地震が発生したときに被災した地域の情報を収集する処理を制御するもので、情報制御手段31からの地震情報に対する処理結果が入力された際、顧客情報管理データベース34や被災情報管理データベース37へのアクセスにより顧客情報を取得しながら、現場情報収集手段36を制御して現場のエレベーター地震管制運転に関する情報を収集し、被災情報管理データベース37へ格納する。
現場情報収集手段36は、情報収集制御手段35の指令に基づいて各現場の遠隔監視端末にアクセスし、回答データを情報収集制御手段35に伝送する。この場合、現場情報収集手段36は、一般公衆回線2を介して、特定地域の各遠隔監視端末と通信を行うが、この場合の通信は、前記発報受信手段32が行う通信回線2とは、別個独立した通信回線が使用される。
被災情報管理データベース37は、地震が発生した地域の現場情報を管理するデータベースであり、少なくとも各現場の管制運転状態の有無が判別できる情報が格納される。
イントラネットサーバー38は、全国に配置された複数のサービス拠点4と情報監視センター3とで情報を共有するためのネットワークである。
サービス拠点4は、エレベーター保守会社が全国に配置する複数のサービス拠点で、情報監視センター3からイントラネットサーバー38を通じて情報制御手段31及び情報収集制御手段35からの地震発生に伴う異常発報情報やそれ以外の異常発報情報や顧客情報や現場情報等の情報を入力して情報表示手段41に表示し、情報監視センター3と情報を共有し、この拠点に勤務するフィールドエンジニア5が該当地域のエレベーターの保守、点検できるように駐在している拠点となっている。
次に、図2によって本発明との構成、作用、効果の差異を説明する。図2には、従来のエレベーターの管制運転情報収集装置の概略構成を示しているが、地域1〜n、現場11〜2n、エレベーター111〜2n1、地震感知器112〜2n2の符号については図1と同様である。
この従来の遠隔監視端末113〜2n3では、それぞれ異常監視発報手段1131〜2n31と、地震管制発報手段1133〜2n33とで構成されている。
異常監視発報手段1131〜2n31は、エレベーター111〜2n1の運行情報を読み出して常時監視し、エレベーター111〜2n1に異常が発生したときに異常発報する機能を有し、地震管制発報手段1133〜2n33は、異常監視発報手段1131〜2n31を介してエレベーター111〜2n1の運転状態データを読み出し、エレベーター111〜2n1が地震管制運転状態になったときに地震管制発報する機能を有する。
一般公衆回線2とサービス拠点4は図1と同様であるが、情報監視センター3は図1と異なり、情報制御手段31、発報受信手段32、表示手段33、顧客情報管理データベース34、イントラネットサーバー38で構成されている。
情報制御手段31は、地震情報との識別機能や情報収集制御手段35との交信機能等を除けば、基本的に図1で説明した情報制御手段と同一であり、また、発報受信手段32、表示手段33、顧客情報管理データベース34、イントラネットサーバー38の個々の機能は、図1の説明と同様であるので割愛する。
まず、図2のブロック図を使用して従来の実施形態を説明する。比較的大きな地震が発生して地域1が被災すると、地域1の現場11〜1nに設置された地震感知器112〜1n2は、ほぼ同時に地震を検知して、エレベーター111〜1n1に対して地震感知信号を出力する。
エレベーター111〜1n1は、地震感知器112〜1n2から前記地震感知信号を受信すると、エレベーターを管制運転動作に切り替え、乗りかごを最寄り階に誘導して当該階で停止し、ドアを開いて待機状態にする。
遠隔監視端末113〜1n3の内蔵する地震管制発報手段1133〜1n33は、異常監視発報手段1131〜1n31を介してエレベーター111〜1n1が地震管制運転状態になったことを検出して、一般公衆回線2を介して情報監視センター3に地震管制発報処理を行う。
情報監視センター3の発報受信手段32は、一般公衆回線2を介して送信されてくる前記地震管制発報を受信すると、その受信データを情報制御手段31に伝送する。
情報制御手段31は、発報受信手段32によって伝送された前記受信データをもとに顧客情報管理データベース34との照合作業を自動的に行い、顧客名称などの顧客情報とともに情報監視センター3内の表示手段33へ情報を表示、またはイントラネットサーバー38を介してサービス拠点4への情報伝送が行われる。
ところで、情報監視センター3の発報受信手段32には、地域1の遠隔監視端末113〜1n3からの複数の地震管制発報や、地震の規模によっては、他の複数の地域に配置されている遠隔監視端末からの大量の地震管制発報も送信されてくる。
このとき、遠隔監視端末側に発報タイミングに時間差を作るための時限装置を設けたとしても、発報が集中することをその時間差の分だけ緩和し、情報監視センター3の発報受信手段32がパンクすることを防ぐことが出来るが、情報監視センター3の発報受信手段32を長時間専有してしまうことに変わりは無い。
このため、なるべく短時間で全ての地震管制発報を受信するには、情報監視センター3の発報受信手段32を大量に用意しなければならなくなり、それらの設備を維持するためのコストは膨大なものとなってしまう。従って、情報監視センター3の発報受信手段数はある程度の数に制限しなければならず、地震管制発報を全て受信し終わるまで長時間にわたって情報監視センター3の受信回線が占有されてしまうことになり、この間に、地震とは関係ない地域からの閉じ込め事故などの重要な発報信号を受信できず、対応が遅れてしまうという問題が発生する。
次に、図1のブロック図を用いて本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態では、高ガル発報発報手段を備えた遠隔監視端末と低ガル発報手段を備えた遠隔監視端末は各地域で1台ずつのみの設置とし、例えば、地域1では現場11の遠隔監視端末113に高ガル発報手段1133を設け、現場12の遠隔監視端末123に低ガル発報手段1233を設けて、現場13〜1nの遠隔監視端末133〜1n3には内蔵させないようにする。(または、内蔵していても機能を停止させておく。)同様に、地域2では現場21の遠隔監視端末213に高ガル発報手段2133を内蔵し、現場22の遠隔監視端末223に低ガル発報手段2233を内蔵して、現場23〜2nの遠隔監視端末233〜2n3には内蔵させないようにする。
今、仮に比較的大きな地震が発生して地域1が中心的に被災し、隣接する地域2がある程度影響を受けて被災し、やや距離の離れた地域3は全く被災しないというケースを想定する。
地域1の現場11〜1nに設置された地震感知器112〜1n2は、ほぼ同時に地震を検知して、エレベーター111〜1n1に対して地震感知信号を出力する。エレベーター111〜1n1は、地震感知器112〜1n2から前記地震感知信号を受信すると、エレベーターを管制運転動作に切り替え、乗りかごを最寄り階に誘導して当該階で停止し、ドアを開いて待機状態にする。
ここで、地域1では、現場11の遠隔監視端末113が高ガル発報手段1133を内蔵しているので、遠隔監視端末113は情報監視センター3に高ガル発報信号を送信し、また、現場12の遠隔監視端末123が低ガル発報手段1233を内蔵しているので、遠隔監視端末123は情報監視センター3に低ガル発報信号を送信するが、現場13〜1nの遠隔監視端末133〜1n3は発報動作を行わない。
次に、地域2では、地域1のように地震の影響を完全に受けて全エレベーターが被災するまでには至らないが、同一地域内のいくつかの現場で地震の影響を受けてエレベーターが管制運転動作に切り替えられている。このとき、現場21の遠隔監視端末213は、計測した振動の大きさが高ガル設定値には至らない為、遠隔監視端末213が高ガル発報信号を出力することはないが、現場22の遠隔監視端末223が低ガル発報手段2233を内蔵しているので、遠隔監視端末223は情報監視センター3に低ガル発報信号を送信する。
次に、地域3では、地震の震源地から距離が離れているため、高ガル発報手段や低ガル発報手段を有した遠隔監視端末からの発報信号は受信されず、地震感知器が地震を検知してエレベーターを管制運転に切り替える現場もない。
従って、上記規模の地震が発生した場合には、情報監視センター3には、地域1の遠隔監視端末113による高ガル発報信号と遠隔監視端末123による低ガル発報信号、及び地域2の遠隔監視端末223による低ガル発報信号の3本の発報が伝送されたことになる。
情報監視センター3の発報受信手段32は、一般公衆回線2を介して上記現場からの発報信号を受信すると、その受信データを情報制御手段31に伝送する。
情報制御手段31は、発報受信手段32によって伝送された前記受信データをもとに顧客情報管理データベース34との照合作業を自動的に行い、顧客名称などの顧客情報とともに情報監視センター3内の表示手段33へ情報を表示、またはイントラネットサーバー38への情報伝送が行われる。
ここで、情報制御手段31の制御動作を、図3を用いて説明する。まず、地域3については、高ガル発報手段や低ガル発報手段を有する遠隔監視端末からの発報信号が送信されていないため、地域3に対する対応処置は行わない。この場合、出動不要現場リストを作成し、このリスト中に組み込んでおけば、後日、被災地におけるフィールドエンジニア5の出動の有無を容易に確認することができる。
次に、地域2については、遠隔監視端末223による低ガル発報信号を受信しているものの、遠隔監視端末213による高ガル発報信号は受信していないため、情報制御手段31は、地域2のエレベーターは全台管制運転で停止するまでには至らないものの、いくつかの現場で被災している可能性があるものと判断し、顧客情報管理データベース34から、地域2の全ての現場をリストアップした現場リストを抽出して、被災情報管理データベース37内にデータを展開し、「情報収集要」符号を付与し、後述するように、情報収集制御手段35を介して現場情報の収集を行う。
最後に、地域1については、遠隔監視端末113による高ガル発報信号と、遠隔監視端末123による低ガル発報信号の両方の発報を受信しているため、情報制御手段31は、地域1のエレベーターが全台管制運転で停止しているものと判断し、顧客情報管理データベース34から、地域1の全ての現場をリストアップした現場リストを抽出して、被災情報管理データベース37内にデータを展開し、「出動要」符号を付与すると共にこの現場リストをイントラネットサーバー38を介してサービス拠点に出動要の情報を伝達し、該当エレベーターへのフィールドエンジニア5の出動を促す。
情報収集制御手段35は、情報制御手段31によって被災情報管理データベース37内に展開された現場情報の中で、「情報収集要」符号の付与された現場を選択し、現場情報収集手段36を用いて各現場の状態を順次読み出すようにし、結果を被災情報管理データベース37内に格納していく。
因みに、情報収集制御手段35は、情報制御手段31によって被災情報管理データベース37内に展開された現場情報の中で、「出動要」符号の付与された現場に対しては、現場情報収集手段36を用いて各現場の状態を順次読み出す情報収集処理を行わないようにしたので、既に全台管制運転で停止しているものと判断した物件に対して、無駄な通信を行わないようにしている。
以下、情報収集制御手段35の詳細な動作を説明していく。まず、情報収集制御手段35は、被災情報管理データベース37内に展開された現場リストの情報に基づいて地域2内の全ての現場、例えば、現場21の情報を取得し、現場情報収集手段36及び一般公衆回線2を介して現場21の遠隔監視端末213内に内蔵された運転状態回答手段2132にアクセスし、回答を促す。
現場21の運転状態回答手段2132は、前記情報収集制御手段35からのアクセスに回答すべく、異常監視発報手段を介してエレベーター211の運転状態データを読み出し、エレベーターが地震管制運転状態であるか否かを表す回答データを、一般公衆回線2を介して情報監視センター3に返信する。
情報監視センター3の情報収集制御手段35は、前記現場21の運転状態回答手段2132からの回答データを、エレベーター211の運転状態データとして被災情報管理データベース37内の現場21に該当する記憶領域に格納する。
情報収集制御手段35は、現場21の処理が終わると、被災情報管理データベース37内に展開された現場リストの情報に基づいて次の現場の情報を取得して、エレベーターが地震管制運転状態であるか否かを表す回答データを収集していく。
以上の動作を繰り返して、情報収集制御手段35は、地域2に属する全ての現場に対して、エレベーターが地震管制運転状態であるか否かを表す回答データを順次収集していき、結果を被災情報管理データベース37内に格納していく。
このとき、情報監視センター3は、「情報収集要」符号の付与された現場の情報を収集するのに、発報受信手段32とは別に現場情報収集手段36を用いており、発報受信手段32を専有することは無いため、例えば地震の影響を受けていない地域nの現場で閉じ込めなどの重要な事故が発生しても、発報受信手段32で速やかに発報を受信することが出来るようになるので、対応が遅れて問題になるということも無くなる。
一方、被災情報管理データベース37の情報は、イントラネットサーバー38を介してサービス拠点4と共有可能であるので、サービス拠点4では、順次更新されていく各現場の管制運転の情報をリアルタイムに確認可能となる。
また、サービス拠点4に設置された情報表示手段41には、各サービス拠点の地域や規模に合せてフィルタをかけることによって、各拠点の担当地域のみ表示することも可能になる。
因みに、本事例では、顧客情報管理データベース34内にあらかじめ現場毎に優先順位を表すコードを登録しておけば、被災情報管理データベース37に展開する現場リストを作成する際に優先順位を設けることが出来るので、建物の規模や用途によって早めに情報を取得したい現場はリストの上位に割り付けし、優先的に情報を得ることも出来るようになる。
このようにして、本実施形態によれば、高ガル発報手段を備えた遠隔監視端末113や低ガル発報手段を備えた123は、各地域毎にそれぞれ1台ずつ設置としたので、地震による発報が集中することにより発報受信手段32が長時間専有されることはない。
また、例えば地域1で高ガル地震動が発生し、地域1から高ガル発報と低ガル発報の両方を受信したときには、地域1に対する情報収集処理を行わずに「出動要」とし、地域2で低ガル地震動だけを検知して低ガル発報のみ受信したときには、地域2の現場21〜2nに対して情報監視センター3の方からエレベーター212〜2n2の地震管制運転の有無を表す情報を収集するようにしたので、必要な地域だけを選択して情報収集することが可能となり、情報収集に要する時間を短縮することが出来る。
更に、情報監視センター3の情報収集制御手段35と現場情報収集手段36は、発報受信手段32とは別に設けたので、発報の受信と地震による被災情報の取得手段を別々に機能させるようにしたので、地震による通信の輻輳の影響を受けることなく、他の地域での重要な発報情報を確実に取得することが可能となる。
上記実施形態では、地域グループ内の複数の遠隔監視端末のうち、それぞれ1台づつ高ガル発報手段と低ガル発報手段とを有する遠隔監視端末を備えているが、多数のエレベーターを備えた高層ビル毎等地域の状況に応じて複数台づつ備えるようにしても良い。
本発明の一実施の形態を表すブロック図である。 従来の実施形態を説明するのに用いるブロック図である。 本発明の一実施の形態を説明するのに用いる概念図である。
符号の説明
111〜2n1…エレベーター
112〜2n2…地震感知器
113〜2n3…遠隔監視端末
1131〜2n31…異常監視発報手段
1132〜2n32…運転状態回答手段
1133、2133…高ガル発報手段
1233、2233…低ガル発報手段
2…一般公衆回線
3…情報監視センター
31…情報制御手段
32…発報受信手段
33…表示手段
34…顧客情報管理データベース
35…情報収集制御手段
36…現場情報収集手段
37…被災情報管理データベース
38…イントラネットサーバー
4…サービス拠点
41…情報表示手段
5…フィールドエンジニア

Claims (4)

  1. 地震感知器と、エレベーターの状態を監視して異常発報信号を送信する異常監視発報手段と、監視センターからの要求に対応して当該エレベーターの管制運転の有無を回答する運転状態回答手段とを備えた遠隔監視端末と、通信回線を介して前記異常発報信号を受信する発報受信手段により複数の前記遠隔監視端末を監視する監視センターとを備え、複数の地域毎に、それぞれの地域に設けられる前記複数の遠隔監視端末の中で少なくとも1つの遠隔監視端末に、高ガル地震動を検出して前記監視センターに高ガル発報信号を送信する高ガル発報手段を設け、さらに、前記複数の遠隔監視端末の中で少なくとも1つの遠隔監視端末に、低ガル地震動を検出して前記監視センターに低ガル発報信号を送信する低ガル発報手段を設け、前記監視センター側には、前記高ガル発報信号及び低ガル発報信号の有無により少なくとも出動要否及び管制運転有無の情報収集処理の要否を判断する情報制御手段と、前記情報制御手段が管制運転有無の情報収集を必要と判断したとき、前記複数の地域のうちの低ガル発報信号のみを送信した地域の被災地遠隔監視端末に対してエレベーターの管制運転有無の情報を収集して処理することを制御する情報収集制御手段と、通信回線を介して前記被災地遠隔監視端末とデータの送受信を行う現場情報収集手段と、前記収集した情報を格納して記憶する記憶手段とを設け、前記複数の地域毎に、前記高ガル発報手段を備えた遠隔監視端末と、前記低ガル発報手段を備えた遠隔監視端末を、それぞれ1台以上設置するとともに、前記情報制御手段は、前記高ガル発報信号を発報した遠隔監視端末と前記低ガル発報信号を発報した遠隔監視端末とが所定の地域内グループの遠隔監視端末であると判断したとき、当該グループに属する遠隔監視端末を所有する当該グループの顧客リストを出動要現場リストとして記憶手段に記憶することを特徴とするエレベーターの管制運転情報収集装置。
  2. 前記監視センターには、前記現場情報収集手段によるエレベーターの管制運転有無の情報収集のデータ通信とは別に独立してデータ通信が可能な発報受信手段と、複数の顧客を地域別にグループ分けして管理可能とするとともに、前記高ガル発報信号または低ガル発報信号を送信してきた遠隔監視端末と同一グループに属する顧客のリストアップを可能とする顧客情報管理手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの管制運転情報収集装置。
  3. 前記情報制御手段は、所定の地域内グループの遠隔監視端末において、前記低ガル発報信号を発報した遠隔監視端末のみを検出したとき、当該グループに属する遠隔監視端末に対して、それぞれの遠隔監視端末の運転状況回答手段からエレベーターの管制運転有無の情報収集処理を行い、この結果を記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1又は2記載のエレベーターの管制運転情報収集装置。
  4. 前記情報制御手段は、所定の地域内グループの遠隔監視端末において、前記高ガル発報信号を発報する遠隔監視端末と前記低ガル発報信号を発報する遠隔監視端末のいずれの遠隔監視端末をも検出されないとき、当該グループに属する遠隔監視端末に対して、エレベーターの管制運転有無の情報収集処理を行わずに、当該グループの顧客リストに出動不要現場として記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1ないし3の少なくとも1項記載のエレベーターの管制運転情報収集装置。
JP2005138511A 2005-05-11 2005-05-11 エレベーターの管制運転情報収集装置 Active JP4616696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005138511A JP4616696B2 (ja) 2005-05-11 2005-05-11 エレベーターの管制運転情報収集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005138511A JP4616696B2 (ja) 2005-05-11 2005-05-11 エレベーターの管制運転情報収集装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006315793A JP2006315793A (ja) 2006-11-24
JP4616696B2 true JP4616696B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=37536809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005138511A Active JP4616696B2 (ja) 2005-05-11 2005-05-11 エレベーターの管制運転情報収集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4616696B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6647972B2 (ja) * 2016-06-20 2020-02-14 株式会社日立ビルシステム エレベーターの遠隔監視システム及び情報監視センター
JP7248073B1 (ja) 2021-10-08 2023-03-29 フジテック株式会社 閉じ込め状況推定装置、出向計画システム、閉じ込め状況推定方法、制御方法、プログラム
CN114644262B (zh) * 2022-03-17 2023-08-01 上海三菱电梯有限公司 电梯***与电梯***控制方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000253467A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Osaka Gas Co Ltd 地震用遠隔監視装置
JP2003171072A (ja) * 2001-12-05 2003-06-17 Hitachi Building Systems Co Ltd 昇降機遠隔監視装置
JP2003206081A (ja) * 2002-01-16 2003-07-22 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの地震対応遠隔監視システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000253467A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Osaka Gas Co Ltd 地震用遠隔監視装置
JP2003171072A (ja) * 2001-12-05 2003-06-17 Hitachi Building Systems Co Ltd 昇降機遠隔監視装置
JP2003206081A (ja) * 2002-01-16 2003-07-22 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの地震対応遠隔監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006315793A (ja) 2006-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101368470B1 (ko) 원격지 센서에서 측정된 대용량 데이터 처리 시스템 및 그방법
KR20190049602A (ko) 엘리베이터 사물 인터넷 기반 부지중 자율 안내 시스템 및 방법
JP6947683B2 (ja) ビル保守システム及びビル保守支援方法
CN102740112A (zh) 一种基于视频监控***的设备轮巡的控制方法
JP4616696B2 (ja) エレベーターの管制運転情報収集装置
JP2002316780A (ja) 地震発生時の作業報告システム
JP6647972B2 (ja) エレベーターの遠隔監視システム及び情報監視センター
JP3549418B2 (ja) 緊急出動支援装置
JP3202599B2 (ja) エレベータの復旧支援システム
JP2010228877A (ja) エレベータの地震時監視システム
JP2007197117A (ja) エレベータ制御ケーブルの異常検出装置及びそれを用いたエレベータの地震時復旧診断システム
JP7412316B2 (ja) エレベーター呼び登録方法及びエレベーターシステム
JP3142683B2 (ja) 昇降機の遠隔監視装置
JP4659607B2 (ja) エレベーター用地震時管制運転の復旧対応システム
JP4028989B2 (ja) 遠隔監視システム
JP2001255181A (ja) 広域監視システム
JP3383750B2 (ja) エレベータの遠隔監視システム
JPH08198541A (ja) エレベータの遠隔監視装置
JP2000207669A (ja) 巡回監視システム
JPH08194879A (ja) 遠隔監視装置
CN114014112B (zh) 一种电梯应急救援管理***
JPH08208147A (ja) エレベータの遠隔監視システム
JPH06162369A (ja) ビル設備機器遠隔監視装置
JP3933902B2 (ja) 監視装置、監視方法および状態変化検知装置
KR19990074721A (ko) 엘리베이터의 원격 감시 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4616696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350