JP2010228877A - エレベータの地震時監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客及び保守会社に事前に広域の地震情報を伝達できるエレベータの地震時監視システムを得る。
【解決手段】S波地震計が作動する前にP波を検出するP波地震計4と、P波を検出した時にP波検出信号を出力し、P波地震を検出しなくなってから一定時間経過するまでP波地震情報をエレベータ制御装置へ出力する地震情報出力手段5と、エレベータ制御装置1に設けられた監視装置通信手段6と、監視装置通信手段とネットワーク網7を介して接続され、監視装置通信手段からのP波地震情報を受信する受信部9を有する監視センター8と、監視センターに設けられ、受信したP波地震情報を自動的に処理する地震情報自動処理装置10と、監視センターに設けられ、地震情報自動処理装置に接続された社外情報発信装置12と、社外情報発信装置に接続される複数の社外情報受信装置16とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータの地震時監視システムに関するものである。
従来、地震発生後にエレベータが停止してから復旧するまでに長時間を要するため、顧客ビル管理者からの問合せが数多くあるが、電話回線の混雑も相俟って連絡が取れにくいという状態である。
図3は従来のエレベータの地震管制運転システムを示すシステム構成図である(例えば、特許文献1参照)。
図3において、21はCPU等からなるエレベータ制御装置、22はエレベータ制御装置21に設けられた外部信号受信部で、外部からの信号を受信する。23はエレベータ制御装置21に設けられた運転制御部で、エレベータの運転を制御する。24は地震のP波(初期微動)を検出するP波地震計、25はP波地震計24がP波地震を検出した時にエレベータ制御装置21の外部信号受信部22へP波検出信号を出力する第1の地震情報出力部で、P波地震を検出しなくなってから一定時間経過するまで信号をONする。26は緊急地震速報を送出するサービスを提供する緊急地震速報システム、27は緊急地震速報システム26から送出される地震情報をネットワーク網28を介して受信する地震情報受信サーバー、29は地震情報受信サーバー27に設けられた地震情報受信部で、地震情報を受信する。30は地震情報受信サーバー27に設けられた地震情報解析部で、地震情報からS波(主要動)到着までの時間を算出する。31は地震情報受信サーバー27に設けられた第2の地震情報出力部で、S波が到着するまでの間、エレベータ制御装置21の外部信号受信部22に地震検出信号を出力する。32はエレベータ制御装置21と通信を行うエレベータ監視装置、33はエレベータ制御装置21に設けられた監視装置通信部で、エレベータ監視装置32と通信を行う。34はエレベータ監視装置32に設けられた制御装置通信部で、エレベータ制御装置21の監視装置通信部33と通信を行う。35はエレベータ監視装置32に設けられた文字情報生成部で、監視装置32の制御装置通信部34が地震検知信号を受信したとき、地震情報から変換して文字情報のデータを生成する。36はエレベータ監視装置32に設けられたディスプレイ制御装置通信部である。37はディスプレイ制御装置、38は乗場等に設置され、文字情報を表示できる汎用のディスプレイ、39はディスプレイ制御装置37に設けられた監視装置通信部で、エレベータ監視装置32のディスプレイ制御装置通信部36と通信を行う。40はディスプレイ制御装置37に設けられた画像データ記憶部で、予め画像データを記憶している。41はディスプレイ制御装置37に設けられた出力映像生成部で、ディスプレイ38へ出力する映像を生成する。42はディスプレイ制御装置37に設けられた映像出力部で、ディスプレイ38へ映像信号を出力する。
今、地震発生して、エレベータ制御装置21の外部信号受信部22がP波地震計24の第1の地震情報出力部25からのP波検出信号を受信したとき、又は地震情報受信サーバー27の第2の地震情報出力部31からの地震検出信号を受信したとき、エレベータ制御装置21の運転制御部23が地震時管制運転を行うとともに、エレベータ制御装置21の監視装置通信部33はエレベータ監視装置32の制御装置通信部34へ地震検知信号を通知する。エレベータ監視装置32の制御装置通信部34が地震検知信号を受信したとき、文字情報生成部35は、例えば、「AM09:25 地震発生 緊急時を除き、しばらくの間、エレベータをご利用にならないで下さい。」という文字情報データを生成し、ディスプレイ制御装置通信部36は文字情報生成部35で生成された文字情報とディスプレイ38へ表示させるための表示指令をディスプレイ制御装置37の監視装置通信部39へ通知する。すなわち、P波地震計24が動作した時又は緊急地震速報システム26から地震情報を受信した時、ディスプレイ38に地震発生情報とともに乗客にエレベータの利用を控えるように促すメッセージを情報として表示している。
特開2008−105845号公報
従来のエレベータの地震管制運転システムでは、エレベータの乗客に情報表示するに過ぎず、地震により広域で発生すると思われるエレベータの集中停止状態に迅速に対応する上では未だ不十分であった。また、P波地震計の動作のみによるエレベータは、一般的には自動復帰することになるが、エレベータ管理者には即座に停止理由が判らない場合があり、保守会社に多数の顧客管理者からの問合せがあることから、保守会社では対応が困難になる恐れがあるという問題点がある。また、従来のエレベータの地震時監視システムにおいて、エレベータは地震を感知すると、かごを最寄り階に停止すると共に運転停止による異常発報を外部の監視センターに送信するが、P波感知のみの場合は、かごを最寄り階に停止させた後、所定時間後に通常動作に自動復帰する。したがって、監視センターからの通報を受けた保守業務者がエレベータに駆け付けた時には何ら不具合なく通常に動作しているため、停止理由を解析するのに時間が掛かるという問題があった。又、通常地震によるエレベータの停止は広域となり易く、数多くのエレベータの保守業務委託元や建物の管理者から保守業務者(保守業務委託先の企業)に問い合わせが殺到し、保守業務者の対応が困難になるという問題があった。
この発明は以上のような問題点を解決するためになされたもので、エレベータが地震時管制動作で停止した後の対応が容易となるエレベータの地震時監視システムを提供するものである。
また、この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、S波地震計が動作する前のP波地震計の信号を活用することにより、顧客及び保守会社に事前に広域の地震情報を伝達することができるエレベータの地震時監視システムを提供するものである。
この発明のエレベータの地震時監視システムは、地震のP波を感知すると地震時管制動作を行うと共にP波感知のみの場合は所定時間後に通常動作に自動復帰するエレベータの地震時監視システムにおいて、エレベータは地震のP波を検出するP波地震計からのP波検出信号を受け、地震時管制動作すると共に所定時間後に通常動作に復帰した場合に通信回線を介して外部の監視センターにP波管制動作実施信号を出力するエレベータ制御装置を設けられ、前記監視センターは前記P波管制動作実施信号を受け、エレベータ保守業務者に対して当該エレベータを特定する情報及びP波管制動作に関する情報を送信するものである。
この発明に係るエレベータの地震時監視システムにおいては、地震のS波を検出するS波地震計が作動する前に地震のP波を検出するP波地震計と、S波地震計が作動する前にP波地震計がP波を検出した時にP波検出信号を出力し、P波地震を検出しなくなってから一定時間経過するまでP波地震情報をエレベータ制御装置へ出力する地震情報出力手段と、エレベータ制御装置に設けられた監視装置通信手段と、監視装置通信手段とネットワーク網を介して接続され、監視装置通信手段からのP波地震情報を受信する受信部を有する監視センターと、監視センターに設けられ、受信部が受信したP波地震情報を自動的に処理する地震情報自動処理装置と、監視センターに設けられ、地震情報自動処理装置に接続された社外情報発信装置と、社外情報発信装置に接続される複数の社外情報受信装置とを備えたものである。
また、社外情報受信装置は、各顧客管理者の連絡先情報機器である。
また、地震のS波を検出するS波地震計が作動する前に地震のP波を検出するP波地震計と、S波地震計が作動する前にP波地震計がP波を検出した時にP波検出信号を出力し、P波地震を検出しなくなってから一定時間経過するまでP波地震情報をエレベータ制御装置へ出力する地震情報出力手段と、エレベータ制御装置に設けられた監視装置通信手段と、監視装置通信手段とネットワーク網を介して接続され、監視装置通信手段からのP波地震情報を受信する受信部を有する監視センターと、監視センターに設けられ、受信部が受信したP波地震情報を自動的に処理する地震情報自動処理装置と、監視センターに設けられ、地震情報自動処理装置に接続された社内情報発信装置と、監視センターに設けられ、地震情報自動処理装置に接続された社外情報発信装置と、社内情報発信装置に接続される複数の社内情報受信装置と、社外情報発信装置に接続される複数の社外情報受信装置とを備えたものである。
また、社内情報受信装置は、保守員携帯電話又は保守会社各支店の情報機器であり、社外情報受信装置は、各顧客管理者の連絡先情報機器である。
この発明のエレベータの地震時監視システムによれば、保守業務者は何処のエレベータがP波感知により一旦停止したかが分かるため、エレベータの保守が容易になると共に、エレベータの保守業務委託元への説明も容易にすることができる。また、この発明によれば、S波地震計が動作する前のP波地震計の信号を活用することにより、顧客及び保守会社に事前に広域の地震情報を伝達することができるので、例え顧客ビル管理者からの問合せが数多くあって、電話回線が混雑しても連絡が取れにくい状態を回避できるという効果がある。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの地震時監視システムの全体構成を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの地震時監視システムの説明図である。 従来のエレベータの地震管制運転システムを示すシステム構成図である。
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの地震時監視システムの全体構成を示すシステム構成図である。
図1において、1はCPU等からなるエレベータ制御装置、2はエレベータ制御装置1に設けられた外部信号受信部で、外部からの信号を受信する。3はエレベータ制御装置1に設けられた運転制御部で、エレベータの運転を制御する。4は地震のP波(初期微動)を検出するP波地震計であり、地震の本震であるS波を検出するS波地震計(図示せず)が作動する前にP波を検出する。5はS波地震計が作動する前にP波地震計4がP波地震を検出した時にエレベータ制御装置1の外部信号受信部2へP波検出信号を出力する地震情報出力部で、P波地震を検出しなくなってから一定時間経過するまでP波地震情報を出力する。6はエレベータ制御装置1に設けられた監視装置通信部で、公衆回線ネットワーク網7を介して保守会社の監視センター8に接続されている。9は監視センター8の受信部で、エレベータ制御装置1の監視装置通信部6からのP波地震情報信号を公衆回線ネットワーク網7を通して受信するものである。10は監視センター8に設けられた地震情報自動処理装置で、受信部9が受信したP波地震情報信号を自動的に処理するものである。11は監視センター8に設けられた社内情報発信装置で、地震情報自動処理装置10に接続されている。12は同じく監視センター8に設けられた社外情報発信装置で、地震情報自動処理装置10に接続されている。13は社内情報発信装置11に接続された複数の社内情報受信装置であり、例えば各保守員携帯電話14であったり、保守会社各支店15の電話、警報装置、ディスプレー等の情報機器である。16は社外情報発信装置12に接続される複数の社外情報受信装置であり、例えば各顧客管理者17の連絡先情報機器(電話、携帯電話、パソコン等)である。
次に、動作について説明する。
地震発生すると、先ずS波地震計(図示せず)が作動する前にP波地震計4が作動する。P波地震計4がP波地震を検出した時、地震情報出力部5はエレベータ制御装置1の外部信号受信部2へP波検出信号を出力し、P波地震を検出しなくなってから一定時間経過するまでP波地震情報を出力する。エレベータ制御装置1の運転制御部3は地震時管制運転を行うとともに、エレベータ制御装置1の監視装置通信部6は、公衆回線ネットワーク網7を介して保守会社の監視センター8の受信部9にP波地震情報信号を送信する。監視センター8に設けられた地震情報自動処理装置10は、受信部9が受信したP波地震情報信号を自動的に処理して、監視センター8にそれぞれ設けられた社内情報発信装置11及び社外情報発信装置12に配信する。社内情報発信装置11は、これに接続される複数の社内情報受信装置13、例えば各保守員携帯電話14や、保守会社各支店15の電話、警報装置、ディスプレー等の情報機器に対して、S波地震計が作動する前にP波地震を検出したというP波地震情報を伝達して周知させることができる。また、社外情報発信装置12は、これに接続される複数の社外情報受信装置16、例えば各顧客管理者17の連絡先情報機器(電話、携帯電話、パソコン等)に対して、S波地震計が作動する前にP波地震を検出したというP波地震情報を伝達して周知させることができる。したがって、従来のエレベータの地震管制運転システムでは、エレベータの乗客に情報表示するに過ぎず、地震により広域で発生すると思われるエレベータの集中停止状態に迅速に対応する上では甚だ不十分であったりしたが、また、P波地震計の動作のみによるエレベータは、一般的には自動復帰することになるが、各顧客であるエレベータ管理者には即座に停止理由が判らない場合があり、保守会社に多数の顧客管理者からの問合せがあり、保守会社では対応が困難になる恐れがあったが、この発明によればこのような問題点を解消することができる。
図2はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの地震時監視システムの説明図である。
図において、1はCPUなどから構成されるエレベータの制御装置、2は制御装置1内に設けられた外部信号受信部、3は制御装置1内に設けられたエレベータの運転制御部、6は制御装置1内に設けられた監視装置通信部である。18、19はエレベータのピット(不図示)に配置された地震計であり、地震のP波を検出するP波地震計18とS波を検出するS波地震計19が設けられている。7は通信回線であり、無線でも有線でも一般的な公衆回線ネッワーク網であって良い。
また、8は監視センターであり、9は監視センター8に設けられて外部と通信する受信部、10aは監視センター8に設けられた地震情報処理装置であり、受信部9が受信した地震情報を処理する。11aは監視センター8に設けられた保守業務委託先向け情報発信装置であり、保守業務者に情報を発信する。12aは監視センター8に設けられた保守業務委託元向け情報発信装置であり、エレベータのオーナーや管理者に情報を発信する。
また、13aは保守業務委託先の情報受信装置であり、保守業務者の保守員それぞれの携帯電話14aや保守業務者の各営業所や各支店などのパソコン等の受信装置15aを含む。また、16aは保守業務委託元の情報受信装置であり、携帯電話やパソコンなど連絡先の受信装置17aを含む。
次に動作を図2により説明する。地震の大きさとして震度3に満たないような地震の場合、S波地震計19が動作することはあまりないが、P波地震計18が動作することはある。P波地震計18が地震を感知すると、P波検出信号を外部信号受信部2に出力する。
次に、外部信号受信部2はP波検出信号を受け、運転制御部3と監視装置通信部6に同信号を出力する。運転制御部3はP波検出信号を受けて、地震時管制運転を実施する。なお、P波感知のみの場合の地震時管制運転は、エレベータのかご(不図示)を最寄り階に停止し、所定時間経過後に自動的に通常動作に復帰するP波管制動作を行う。これに対して、S波感知した場合の地震時管制運転は、かごを最寄り階に停止した後、保守員がS波地震計19をリセットしない限り通常動作に復帰しない。
次に、制御装置1は、P波検出信号の受信時刻、P波管制動作の開始時刻及びその終了時刻である通常動作への復帰時刻並びに当該エレベータを識別する情報を監視装置通信部6に出力する。次に、監視装置通信部6は、制御装置1からの同情報をP波管制動作実施信号として公衆ネットワーク網7を介して監視センター8に送信する。
次に、監視センター8の地震情報処理装置10aは、受信部9を介して監視装置通信部6からのP波管制動作実施信号を受け、エレベータを識別する信号に基づきエレベータのある建物名称、住所、管理番号及び連絡先等を求めそれらの情報と、P波検出信号の受信時刻、P波管制動作の開始時刻及び復帰時刻の情報を保守業務委託先向け情報発信装置11aに出力し、連絡先とP波検出信号の受信時刻、P波管制動作の開始時刻及び復帰時刻の情報を保守業務委託元向け情報発信装置12aに出力する。
次に、保守業務委託先向け情報発信装置11aは、公衆ネッワーク網7と同等の通信回線を介して、地震情報処理装置10aからの情報を保守業務関係者の携帯電話14aや受信装置15bに送信する。また、保守業務委託元向け情報発信装置12aは、公衆ネッワーク網7と同等の通信回線を介して、地震情報処理装置10aからの情報に含まれる連絡先の受信装置16aにP波検出信号の受信時刻、P波管制動作の開始時刻及び復帰時刻の情報を送信する。
以上説明したように、この実施の形態2によるエレベータの地震監視システムによれば、エレベータは地震のP波を検出するP波地震計18からのP波検出信号を受け、地震時管制動作すると共に所定時間後に通常動作に復帰した場合に通信回線を介して外部の監視センター8にP波管制動作実施信号を出力するエレベータ制御装置1を設けられ、監視センター8はP波管制動作実施信号を受け、エレベータ保守業務者に対して当該エレベータを特定する情報及びP波管制動作に関する情報を送信するので、保守業務者はエレベータの異常停止の発報があったとしても、その停止理由の判断、現地に出向く要否判断が容易になり、保守業務委託元への対応も容易になる。
また、監視センター8は当該エレベータの保守業務委託元に対してP波管制動作に関する情報を送信するので、保守業務委託元もエレベータ停止理由が理解でき、保守業務者に問い合わせが殺到することを防止できる。
また、P波管制動作実施信号にP波の感知時刻と地震時管制動作の開始及び復帰時刻とが含まれ、監視センターはP波管制動作に関する情報としてそれらを保守業務者や保守業務委託元に送信するので、各現象の時刻が特定でき理解及び対応が容易になる。
1 エレベータ制御装置
2 外部信号受信部
3 運転制御部
4 P波地震計
5 地震情報出力部
6 監視装置通信部
7 ネットワーク網
8 監視センター
9 受信部
10 地震情報自動処理装置
10a 地震情報処理装置
11 社内情報発信装置
11a 保守業務委託先向け情報発信装置
12 社外情報発信装置
12a 保守業務委託元向け情報発信装置
13 社内情報受信装置
13a 保守業務委託先向け情報受信装置
14、14a 各保守員携帯電話
15、15a 保守会社各支店
16 社外情報受信装置
16a 保守業務委託元向け情報受信装置
17、17a 各顧客管理者
18 P波地震計
19 S波地震計

Claims (7)

  1. 地震のP波を感知すると地震時管制動作を行うと共にP波感知のみの場合は所定時間後に通常動作に自動復帰するエレベータの地震時監視システムにおいて、
    エレベータは地震のP波を検出するP波地震計からのP波検出信号を受け、地震時管制動作すると共に所定時間後に通常動作に復帰した場合に通信回線を介して外部の監視センターにP波管制動作実施信号を出力するエレベータ制御装置を設けられ、
    前記監視センターは前記P波管制動作実施信号を受け、エレベータ保守業務者に対して当該エレベータを特定する情報及びP波管制動作に関する情報を送信することを特徴とするエレベータの地震時監視システム。
  2. 監視センターは当該エレベータの保守業務委託元に対してP波管制動作に関する情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの地震時監視システム。
  3. エレベータはP波管制動作実施信号にP波の感知時刻と地震時管制動作の開始及び復帰時刻とを含み、
    監視センターはP波管制動作に関する情報として前記P波の感知時刻と地震時管制動作の開始及び復帰時刻とを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの地震時監視システム。
  4. 地震のS波を検出するS波地震計が作動する前に地震のP波を検出するP波地震計と、
    S波地震計が作動する前に前記P波地震計がP波を検出した時にP波検出信号を出力し、P波地震を検出しなくなってから一定時間経過するまでP波地震情報をエレベータ制御装置へ出力する地震情報出力手段と、
    エレベータ制御装置に設けられた監視装置通信手段と、
    前記監視装置通信手段とネットワーク網を介して接続され、前記監視装置通信手段からのP波地震情報を受信する受信部を有する監視センターと、
    前記監視センターに設けられ、受信部が受信したP波地震情報を自動的に処理する地震情報自動処理装置と、
    前記監視センターに設けられ、前記地震情報自動処理装置に接続された社外情報発信装置と、
    前記社外情報発信装置に接続される複数の社外情報受信装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの地震時監視システム。
  5. 社外情報受信装置は、各顧客管理者の連絡先情報機器であることを特徴とする請求項4記載のエレベータの地震時監視システム。
  6. 地震のS波を検出するS波地震計が作動する前に地震のP波を検出するP波地震計と、
    S波地震計が作動する前に前記P波地震計がP波を検出した時にP波検出信号を出力し、P波地震を検出しなくなってから一定時間経過するまでP波地震情報をエレベータ制御装置へ出力する地震情報出力手段と、
    エレベータ制御装置に設けられた監視装置通信手段と、
    前記監視装置通信手段とネットワーク網を介して接続され、前記監視装置通信手段からのP波地震情報を受信する受信部を有する監視センターと、
    前記監視センターに設けられ、受信部が受信したP波地震情報を自動的に処理する地震情報自動処理装置と、
    前記監視センターに設けられ、前記地震情報自動処理装置に接続された社内情報発信装置と、
    前記監視センターに設けられ、前記地震情報自動処理装置に接続された社外情報発信装置と、
    前記社内情報発信装置に接続される複数の社内情報受信装置と、
    前記社外情報発信装置に接続される複数の社外情報受信装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの地震時監視システム。
  7. 社内情報受信装置は、保守員携帯電話又は保守会社各支店の情報機器であり、社外情報受信装置は、各顧客管理者の連絡先情報機器であることを特徴とする請求項6記載のエレベータの地震時監視システム。
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