JP4610742B2 - ベーパ圧縮装置及び方法 - Google Patents
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Description
1999年1月12日付けで出願された、「ベーパ圧縮装置及び方法(VAPOR COMPRESSION SYSTEM AND METHOD)」という名称の当該出願人所有の同時出願係属中の特許出願第09/228,696号、1999年11月2日付けで出願された、「ベーパ圧縮装置及び方法(VAPOR COMPRESSION SYSTEM AND METHOD)」という名称の特許出願第09/431,830号、及び1999年11月18日付けで出願された、「ベーパ圧縮装置及び方法(VAPOR COMPRESSION SYSTEM AND METHOD)」という名称の特許出願第09/443,071号に関連する主題事項が開示されている。
【発明の分野】
本発明は、全体として、ベーパ圧縮装置、より具体的には、前方流れ霜取りサイクルを使用する、機械的に制御される冷凍装置に関する。
【発明の背景】
閉ループベーパ圧縮サイクル中、熱伝達流体は、凝縮器内でベーパから液体に状態変化して熱を発生させ、蒸発器内で液体からベーパに状態変化して蒸発中、熱を吸収する。典型的なベーパ圧縮冷凍装置は、フレオンのような、熱伝達流体を凝縮器まで圧送するコンプレッサを備えており、ベーパが液体に凝縮するときに熱が発生される。液体は、液体管を通じてサーモスタット式膨張弁まで流れ、この膨張弁にて、熱伝達流体は体積膨張する。サーモスタット式膨張弁から出る熱伝達流体は、低品質の液体ベーパ混合体である。本明細書で使用するように、「低品質の液体ベーパ混合体」という語は、熱伝達流体が、連続的に略冷却状態にあるとき、残りの熱伝達流体を冷却する少量のフラッシュガスが存在する液体状態にある、低圧の熱伝達流体を意味するものとする。次に、膨張した熱伝達流体は、蒸発器内に流れ、ここで、液体冷媒は、熱を吸収する低圧にて蒸発される一方、該流体は、液体からベーパに状態変化する。このとき、ベーパ状態にある熱伝達流体は、吸引管を通って流れコンプレッサに戻る。場合によっては、熱伝達流体は、ベーパ状態ではなくて、寧ろ、過熱状態にて蒸発器から出る。
1つの面において、ベーパ圧縮サイクルの効率は、凝縮器から出るとき、熱伝達流体を高圧液体として保ち得る装置の能力に依存する。冷却された高圧の液体は、凝縮器とサーモスタット式膨張弁との間を伸びる長い冷媒供給管に亙って液体状態を保たなければならない。サーモスタット式膨張弁が適正に作動するか否かは、特定量の液体熱伝達流体が弁を通るか否かに依存する。高圧の液体がサーモスタット式膨張弁のオリフィスを通って流れるから、流体が弁を通って流れるときに圧力降下が生ずる。低圧力のとき、少量のフラッシュガスは、液体形態にある熱伝達流体のバルクを形成し且つバルクを冷却するため、流体は更なる量を冷却する。本明細書で使用するように、「フラッシュガス」という語は、弁を通る液体の一部がガスに迅速に変化し且つ液体の形態にある残りの熱伝達流体を相応する温度まで冷却するとき、サーモスタット式膨張弁のような、膨張弁内の圧力降下を説明するために使用される。
この低品質の液体ベーパの混合体は、蒸発器内で冷却コイルの最初の部分内に入る。流体がコイルを通って進むと、この流体は、最初に、少量の熱を吸収する一方、該流体は、加熱され且つ高品質の液体ベーパ混合体となる温度に接近する。本明細書で使用するように、「高品質の液体ベーパ混合体」という語は、釣合ったエンタルピーにて、液体状態及びベーパ状態の双方にあり、熱伝達流体の圧力及び温度が互いに相関している熱伝達流体を意味するものとする。高品質の液体ベーパ混合体は、状態変化させるから、熱を極めて効率的に吸収することができる。次に、この熱伝達流体は、周囲雰囲気から熱を吸収し且つ沸騰し始める。蒸発器コイル内の沸騰過程は、コイル内で飽和したベーパを発生させ、このベーパは、周囲雰囲気からの熱の吸収を続ける。一度び流体が完全に沸騰したならば、その流体は、冷水として冷却コイルの最終段から出る。流体が一度び冷水に完全に変換されたならば、この流体は、熱を殆んど吸収しない。冷却コイルの最終段の間、熱伝達流体は、過熱ペーパ状態に入り、過熱されたベーパとなる。本明細書にて定義するように、熱伝達流体は、ベーパ状態にある間に、熱伝達流体に最小熱が追加され、これにより、依然として同様の圧力を保ちつつ、ベーパ状態に入るときの温度よりも高い温度まで熱伝達流体の温度を上昇させる「過熱されたベーパ」となる。次に、過熱されたベーパは、吸引管を通してコンプレッサに戻され、このコンプレッサにてベーパ圧縮サイクルが続行する。
高効率の運転とするためには、熱伝達流体は、蒸発器内の冷却コイルの大部分にて液体からベーパに状態変化する必要がある。熱伝達流体が液体からベーパに状態変化すると、この流体は、分子が液体からガスに変化して、蒸発潜熱を吸収する結果、多量のエネルギを吸収する。これに反して、流体が液体状態にある間、又は流体がベーパ状態にある間に、熱は相対的に殆んど吸収されない。このように、最適な冷却効率であるか否かは、可能な限り冷却コイルの長さに亙って流体が状態変化することを確実にし得るように、サーモスタット式膨張弁により熱伝達流体を正確に制御し得るか否かに依存する。熱伝達流体が冷却した液体状態にて蒸発器に入り又はベーパ状態又は過熱されたベーパ状態にて蒸発器から出るならば、蒸発器の効率は低下する。それは、蒸発器の実質的な部分は、熱を殆んど吸収しない状態の流体を保持するからである。最適な冷却効率を得るためには、蒸発器の実質的な部分又は全部分が液体状態及びベーパ状態の双方の流体を保持するようにしなければならない。最適な冷却効率を確実にするためには、蒸発器に入り且つ蒸発器から出る熱伝達流体は、高品質な液体ベーパ混合体でなければならない。
サーモスタット式膨張弁は、重要な機能を果たし且つ閉ループ装置を通じて熱伝達流体の流れを調節する。蒸発器内で何らかの冷却効果が生じる前に、熱伝達流体は、圧力降下によって、凝縮器から出る高温液体から冷却して蒸発温度に適した範囲にならなければならない。蒸発器への低圧流体の流れは、蒸発器内で最大の冷却効率を保つべくサーモスタット式膨張弁により計測量供給される。典型的に、一度び運転状態が安定したならば、機械的なサーモスタット式膨張弁は、蒸発器の出口付近にて吸引管内の熱伝達流体の温度を監視することにより、熱伝達流体の流れを調節する。熱伝達流体は、サーモスタット式膨張弁から出たならば、少量のフラッシュガスを有する低圧液体の形態となる。フラッシュガスが存在することは、その液体状態にある残りの熱伝達流体に冷却作用を及ぼし、これにより、低品質の液体ベーパ混合体を形成することになる。蒸発器から出るとき、熱伝達流体が経験する過熱程度を測定するため、温度センサが吸引管に取り付けられている。過熱は、熱伝達流体が完全に蒸発し、吸引管内に残る液体が存在しなくなった後に、ベーパに追加された熱量である。過熱されたベーパにより熱は殆んど吸収されないから、サーモスタット式膨張弁は、蒸発器内で発生する過熱したベーパ量を最小にすべく熱伝達流体の流れを計測量供給する。従って、サーモスタット式膨張弁は、蒸発器から出るベーパの過熱の程度を監視することにより、蒸発器内に流れる低圧液体の量を決定することになる。
閉ループ装置を通る熱伝達流体の流れを調節することが必要であることに加えて、冷凍装置の最適な運転効率は、蒸発器を定期的に霜取りするか否かに依存する。運転中に、蒸発器コイルに形成される着氷を除去するために、蒸発器を定期的に霜取りすることが必要となる。氷又は霜は、蒸発器の上に形成されるに伴い、これら氷又は霜は、蒸発器コイルの上を通る空気の流れを妨げ、これにより、熱伝達効率を低下させる。冷凍庫付きディスプレイキャビネットのような商業的な装置において、霜の蓄積はディスプレイカーテン内にエアーカーテンを形成することができない程に空気の流量を減少させる可能性がある。食品冷却器等のような商業的装置において、数時間毎に蒸発器の霜取りを行うことがしばしば必要となる。冷凍サイクルを停止させ、蒸発器を周囲温度にて空気により霜取りするオフサイクル方法のような、色々な霜取り方法が存在する。更に、電気加熱要素が蒸発器の周りに配置され且つ加熱コイルを通じて電流を流し霜を溶融させる、電気的霜取りオフサイクル方法が採用される。
オフサイクル霜取り装置に加えて、蒸発器を霜取りするため、コンプレッサから出る熱伝達流体の比較的高温度に依存する冷凍装置が開発されている。これら技術において、高温度ベーパはコンプレッサから蒸発器に直接、供給される。1つの技術において、高温度ベーパの流れは吸引管内に排出され、装置は基本的に逆転状態で運転される。その他の技術において、高温度ベーパは、蒸発器を定期的に霜取りするため高温度ベーパを輸送するという目的のためにだけ、コンプレッサから蒸発器まで直接伸びる専用の供給管内に圧送される。更に、バイパス弁、バイパス管、熱交換器等のような冷凍装置内の多数の装置に依存するその他の複雑な方法が開発されている。
従来のベーパ圧縮冷凍装置にて一層優れた運転効率を得るべく、冷凍業界は、益々複雑化する装置を開発しつつある。蒸発器を通る熱伝達流体を一層良く制御すべく精緻なコンピュータ制御によるサーモスタット式膨張弁が開発されている。更に、高熱伝達率を維持するため、蒸発器からより迅速に霜取りすべく複雑な弁及び配管装置が開発されている。これら装置は、多少は成功しているものの、装置の複雑さが増すに伴い装置のコストは劇的に増大する。従って、低コストで設置でき且つ高効率に運転可能な効率的な冷凍装置の需要が存在する。
【発明の概要】
本発明は、飽和したベーパを蒸発器の入口内に供給することにより、高運転効率を維持する冷凍装置を提供するものである。本明細書にて使用するように、「飽和したベーパ」という語は、エンタルピーが釣合った液体状態及びベーパ状態の双方にあり、熱伝達流体の圧力及び温度が互いに相関することを示す熱伝達流体を意味するものとする。飽和したベーパは高品質の液体ベーパ混合体である。飽和したベーパを蒸発器に供給することにより、液体状態及びベーパ状態の双方の熱伝達流体が蒸発器コイルに入る。このように、熱伝達流体は、流体により吸収される熱が最大となる物理的状態で蒸発器に供給される。蒸発器の高効率の運転に加えて、本発明の1つの好ましい実施の形態において、冷凍装置は蒸発器を霜取りする簡単な手段を提供する。共通のチャンバ内に供給する別個の通路を保持する多機能弁が採用される。運転時、該多機能弁は、冷却のための飽和したベーパ、又は霜取りのための高温度ベーパの何れかを蒸発器に伝達することができる。
1つの面において、ベーパ圧縮装置は、熱伝達流体を蒸発させる蒸発器と、熱伝達流体を圧縮して比較的高温度及び圧力にするコンプレッサと、熱伝達流体を凝縮する凝縮器とを備えている。飽和したベーパ管が膨張弁から蒸発器に接続されている。本発明の1つの好ましい実施の形態において、飽和したベーパの供給管の直径及び長さは、流体を蒸発器に供給する前に、熱伝達流体を飽和したベーパに実質的に変換することを保証するのに十分である。本発明の1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体が蒸発器に入る前に、熱供給源は、熱伝達流体の一部分を蒸発させるのに十分な熱伝達流体を飽和したベーパ管内に供給する。本発明の1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体が膨張弁を通った後で且つ熱伝達流体が蒸発器に入る前に、熱伝達流体に対し熱供給源が付与される。該熱供給源は、熱伝達流体を低品質液体ベーパ混合体から高品質な液体ベーパ混合体、即ち飽和したベーパに変換する。典型的に、蒸発器に入る前に、熱伝達流体の少なくとも5%が蒸発される。本発明の1つの実施の形態において、液体状態の熱伝達流体を受け取る第一の入口と、ベーパ状態の熱伝達流体を受け取る第二の入口とを有する多機能弁内に膨張弁が位置している。該多機能弁は、第一及び第二の入口を共通のチャンバに接続する通路を更に備えている。通路内に位置する仕切弁は、熱伝達流体の流れを各通路内で独立的に遮断することを可能にする。冷凍装置を通る飽和したベーパ及び高温のベーパの流れを独立的に制御し得ることは、蒸発器における熱伝達率を増大させ且つ蒸発器を迅速に霜取りすることにより高運転効率を実現することになる。運転効率の向上は、比較的少量の熱伝達流体を冷凍装置に充填することを可能にし、しかも冷凍装置は比較的大きい熱負荷を取り扱うことが可能となる。
【好ましい実施の形態の詳細な説明】
本発明の実施の形態に従って配置されたベーパ圧縮装置10の1つの実施の形態が図1に図示されている。冷凍装置10は、コンプレッサ12と、凝縮器14と、蒸発器16と、多機能弁18とを備えている。コンプレッサ12は、排出管20により凝縮器14に接続されている。多機能弁18は、多機能弁18の第一の入口24に接続された液体管22により凝縮器14に接続されている。更に、多機能弁18は第二の入口26にて排出管20に接続されている。飽和したベーパ管28は多機能弁18を蒸発器16に接続し、吸引管30は蒸発器16の出口をコンプレッサ12の入口に接続する。温度センサ32が吸引管30に取り付けられ且つ多機能弁18に作用可能に接続されている。本発明によれば、コンプレッサ12、凝縮器14、多機能弁18及び温度センサ32は、制御装置34内に配置されている。これに相応して、蒸発器16は、冷凍ケース36内に配置されている。本発明の1つの好ましい実施の形態において、コンプレッサ12、凝縮器14、多機能弁18、温度センサ32、及び蒸発器16は、全て、冷凍ケース36内に配置されている。本発明の別の好ましい実施の形態において、ベーパ圧縮装置は、制御装置34及び冷凍ケース36を備えており、コンプレッサ12及び凝縮器14は、制御装置34内に配置され、蒸発器16、多機能弁18及び温度センサ32は、冷凍ケース36内に配置されている。
本発明のベーパ圧縮装置は、例えば、ジクロロジフルオロメタンであるR−12、モノクロロジフルオロメタンであるR−22、R−12、R−152aから成る共沸冷媒であるR−500、R−23及びR−13から成る共沸冷媒であるR−503、R−22及びR−115から成る共沸冷媒であるR−502のようなクロロフルオロカーボンのごとき冷媒を含む、商業的に入手可能な任意の熱伝達媒体を基本的に利用することができる。本発明のベーパ圧縮装置は、非限定的に、R−13、R−113、141b、123a、123、R−114、R−11のような冷媒を利用することもできる。更に、本発明のベーパ圧縮装置は、例えば、141b、123a、123、124のようなヒドロクロロフルオロカーボンのごとき及びR134a、134、152、143a、125、32、23のようなヒドロフルオロカーボン、AZ−20、AZ−50(一般にR−507として既知)のような共沸HFCsのごとき冷媒を利用することができる。MP−39、HP−80、FC−14、R−717、HP62(一般に、R−404aとして既知)のような混合冷媒も、本発明のベーパ圧縮装置内で冷媒として使用することができる。従って、本発明にて利用される特定の冷媒又は冷媒の組み合わせ体は本発明の作用にとって重要であるとは思われず、それは、本発明は、同一の冷媒を利用する従来から既知の任意のベーパ圧縮装置により実現可能である実質的に全ての冷媒と共により優れた装置の効率にて作動すると考えられるからであることを理解すべきである。
作動時、コンプレッサ12は、冷媒の流体を比較的高い圧力及び温度まで圧縮する。この熱伝達流体がコンプレッサ12により圧縮される温度及び圧力は、冷媒装置10の特定の寸法及び装置の冷却負荷条件に依存する。コンプレッサ12は、熱伝達流体を排出管20内に且つ凝縮器14内に圧送する。以下により詳細に説明するように、冷却作動中、第二の入口26は閉じられ、コンプレッサ12の出力分の全体は凝縮器14を通じて圧送される。
凝縮器14内にて、空気、水又は二次的冷媒のような媒質は、凝縮器内でコイルを経て吹き飛ばされ、加圧された熱伝達流体を液体状態に変化させる。熱伝達流体は、流体中の潜熱が凝縮過程中、追い出されるため、特定の熱伝達流体又はグリコール等に依存して、約10°F(5.6℃)乃至約40°F(22.2℃)温度降下する。凝縮器14はその液化熱伝達流体を液体管22に排出する。図1に図示するように、液体管22は直ちに、多機能弁又は装置18内に排出する。液体管22は比較的短いため、液体管22により運ばれた加圧液体は凝縮器14から多機能弁又は装置18に進むとき温度又は圧力を実質的に上昇させることはない。冷凍装置10を短い液体管を有するような形態とすることにより、冷凍装置10は、低温度及び高圧にて相当な量の熱伝達流体を多機能弁又は装置18に供給する点で好ましい。流体は、高圧の液体に変換されたならば、長い距離を流れることはないため、多機能弁又は装置18に入る前に、液体の偶発的な加熱により、又は液体圧力の損失により、熱吸収能力は殆ど失われない。本発明の上記の実施の形態において、冷凍装置は比較的短い液体管22を使用するが、以下に説明するように、本発明の有利な点は、比較的長い液体管22を使用する冷凍装置にても実現可能である。凝縮器14により排出された熱伝達流体は、第一の入口22にて多機能弁18内に入り且つ温度センサ32における吸引管30の温度により決定される率にて体積膨張する。多機能弁18は、飽和したベーパ管28内へ飽和したベーパとして熱伝達流体を排出する。温度センサ32は制御線33を通じて温度情報を多機能弁18に伝達する。
冷凍装置10は、腐敗し易い食品製品が保存される冷凍ケースのような包囲体の温度を制御すべく多岐に亙る用途にて使用可能であることが当業者に理解されよう。例えば、約84gcal/秒(12000Btu/時)の冷却負荷を有する冷凍ケースの温度を制御するために冷凍装置10が採用される場合、コンプレッサ12は、約43.3℃(110°F)乃至約48.9℃(120°F)の温度及び約1.03E5N/m2(150lbs/平方インチ)乃至約1.25E5N/m2(180lbs/平方インチ)の圧力にて約1.36kg/分(3lbs/分)乃至約2.27kg/分(5lbs/分)のR−12を排出する。
本発明の1つの好ましい実施の形態によれば、飽和したベーパ管28は、飽和したベーパ管28内に排出された低圧流体が飽和したベーパ管28を通って進むとき、実質的に飽和したベーパに変換されるように寸法決めされている。1つの実施の形態において、飽和したベーパ管28は、約76m/分(2500ft/分)乃至1128m/分(3700ft/分)のR−12のような熱伝達流体等を取り扱い得る寸法とされ、また、直径が約1.27cm(0.5インチ)乃至約2.54cm(1.0インチ)で、長さが約27m(90フィート)乃至約30.5m(100フィート)である。以下により詳細に説明するように、多機能弁18は、出口の直前に共通のチャンバを有している。熱伝達流体はこの共通のチャンバに入るとき、更に体積膨張する。多機能弁18の共通のチャンバ内で熱伝達流体が追加的に体積膨張する程度は約225%であり、飽和したベーパ管28の有効管寸法の増大程度に等しい。
熱伝達流体を体積膨張させる弁を凝縮器に近接した位置に配置すること、及び体積膨張点と蒸発器との間の流体の長さが相対的に長いことは、従来技術の装置と著しく相違することが当業者には更に理解されよう。1つの典型的な従来技術の装置において、膨張弁は、蒸発器の入口に直ぐ隣接する位置に配置され、温度感知装置が使用されるならば、その装置は蒸発器の出口に近接して取り付けられる。上述したように、かかる装置は、蒸発器の相当な部分が飽和したベーパ以外の液体を保持するため効率が劣るという欠点がある。高圧側の圧力、液体の温度及び熱負荷又はその他の条件の変動は、蒸発器の効率に悪影響を与える可能性がある。
従来技術と相違して、本明細書に記載した本発明の冷凍装置は、体積膨張点と蒸発器の入口との間に飽和したベーパ管を配置し、熱伝達流体の位置がその熱伝達流体が蒸発器に入る前に飽和したベーパに変換されるようにする。蒸発器16に飽和したベーパを充填することで冷却効率は著しく向上する。蒸発器16のような蒸発器の冷却効率を向上させることにより、冷凍装置による多数の利点が実現される。例えば、冷凍ケース36の空気温度を所望のレベルに制御するために必要な熱伝達流体が少量で済む。更に、電力コンプレッサ12の必要電気量も少なく、その結果、運転コストが削減される。更に、コンプレッサ12は、同様の冷却負荷を取り扱うべく作動する従来の技術の装置よりも小さい寸法とすることができる。更に、本発明の1つの好ましい実施の形態において、冷凍装置は、多数の構成要素を蒸発器に近接する位置に配置することを回避する。冷凍ケース36内の構成要素の配置を最小数に制限することにより、冷凍ケース36の熱負荷は最小となる。
本発明の上記の実施の形態において、多機能弁18は、凝縮器14に近接して配置され、これにより、比較的短い液体管22及び比較的長い飽和したベーパ管28を形成する一方、多機能弁18が蒸発器16の入口に直ぐ隣接する位置に配置される場合でも、本発明の利点を具体化することが可能であり、これにより、比較的長い液体管22及び比較的短い飽和したベーパ管28を形成することが可能となる。例えば、本発明の1つの好ましい実施の形態において、多機能弁18は、蒸発器16の入口に直ぐ隣接して配置され、これにより、図7に図示するように、比較的長い液体管22及び比較的短い飽和したベーパ管28を形成する。蒸発器16に入る熱伝達流体が飽和したベーパであることを保証するため、図7及び図8に図示するように、熱供給源25が飽和したベーパ管28に付与される。温度センサ32が吸引管30に取り付けられ且つ多機能弁18に作用可能に接続され、熱供給源25は、熱伝達流体が蒸発器16に入る前に、熱伝達流体の一部分を蒸発させるのに十分な強さである。蒸発器16に入る熱伝達流体は飽和したベーパに変換され、熱伝達流体の一部分は、液体状態29にて存在し、熱伝達流体の別の部分は、図8に図示するように、ベーパ状態31にて存在するようにする。
好ましくは、熱伝達流体の一部分を蒸発させるために使用される熱供給源25は、凝縮器14から周囲雰囲気中に伝達される熱を含むことができるが、熱供給源25は、例えば、排出管20から周囲雰囲気に伝達された熱、コンプレッサから周囲雰囲気に伝達された熱、コンプレッサにより発生された熱、電気熱供給源から発生された熱、可燃性材料を使用して発生された熱、太陽エネルギを使用して発生された熱又は任意のその他の熱供給源のような当該技術分野の当業者に既知の外部又は内部の熱供給源から成るものとすることができる。熱供給源25は、また、能動的な熱供給源、すなわち、飽和したベーパ管28のような、冷凍装置10の一部分に意図的に付与される任意の熱供給源から成るものとすることができる。能動的な熱供給源は、電気熱供給源から発生された熱、可燃性材料を使用して発生された熱、太陽エネルギを使用して発生された熱、又は意図的に且つ能動的に冷凍装置10の任意の部分に付与されるその他の熱供給源のような熱供給源を非限定的に含む。偶発的に熱が冷凍装置10の任意の部分に漏洩すること又は意図的に又は知らずに不十分な絶縁となり又はその他の理由のため、冷凍装置10の任意の部分に吸収される熱から成る熱供給源は、能動的な熱供給源ではない。
本発明の1つの好ましい実施の形態において、温度センサ32は、熱伝達流体の一部分が図8に図示するように、蒸発器16から出るとき、液体状態29にあることを保証し得るように蒸発器16から出る熱伝達流体を監視する。本発明の1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体の少なくとも約5%は、熱伝達流体が蒸発器に入る前に蒸発され、熱伝達流体の少なくとも約1%は蒸発器から出るとき液体状態にある。熱伝達流体が蒸発器に入り且つ蒸発器から出るとき、液体状態29及びベーパ状態31にあることを保証することにより、本発明のベーパ圧縮装置は蒸発器16が最大の効率にて作動することを許容する。本発明の1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体は、蒸発器16から出るとき、少なくとも約1%の過熱状態にある。本発明の1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体は、蒸発器16から出るとき、約1%の液体状態及び約1%の過熱ベーパ状態の中間にある。
上記の実施の形態は、熱伝達流体が飽和したベーパとして蒸発器16に入ることを保証するため、熱供給源25又は飽和したベーパ管28の寸法及び長さに依存する一方、蒸発器16に入るとき、熱伝達流体を飽和したベーパに変換することができる、当該技術分野の当業者に既知の任意の手段を使用することができる。更に、上記の実施の形態は、蒸発器から出る熱伝達流体の状態を監視するため、温度センサ32を使用するが、蒸発器から出るとき、熱伝達流体の状態を決定することのできる、当該技術分野の当業者に既知の任意の計量装置を使用することができ、例えば、圧力センサ又は流体の密度を測定するセンサとすることができる。更に、上記の実施の形態において、計量装置は、蒸発器16から出る熱伝達流体の状態を監視する一方、該計量装置は、蒸発器16内又は蒸発器16の周りの任意の箇所にて熱伝達流体の状態監視のため、蒸発器16内又はその周りの任意の箇所に配置することができる。
図2には、多機能弁18の1つの実施の形態の部分断面図とした側面図が図示されている。熱伝達流体は、最初に、入口24に入り且つ第一の通路38を横断して共通のチャンバ40に入る。膨張弁42は第一の入口22付近にて第一の通路38内に配置される。膨張弁42は上方弁ハウジング44内に収容されたダイヤフラム(図示せず)により第一の通路38を通じて熱伝達流体の流れを計測量供給する。膨張弁42は、サーモスタット式膨張弁、毛管又は圧力制御装置のような、熱伝達流体の流れを計測量供給するために使用することのできる、当該技術分野の当業者に既知の任意の装置とすることができる。制御線33は、上方弁ハウジング44の上に配置された入力62に接続されている。制御線33を通じて伝達された信号は上方弁ハウジング44内のダイヤフラムを作動させる。該ダイヤフラムは、弁アセンブリ54(図4に図示)を作動させ第一の入口24から膨張チャンバ52(図4に図示)に入る熱伝達流体の量を制御する。仕切弁46は、共通のチャンバ40付近で第一の通路38内に配置されている。本発明の1つの好ましい実施の形態において、仕切弁46は、電気信号に応答して第一の通路38を通る熱伝達流体の流れを停止させることのできるソレノイド弁である。
図3には、多機能弁18の第二の側部の部分断面図とした側面図が図示されている。第二の通路48は第二の入口26を共通のチャンバ40に接続する。仕切弁50は共通チャンバ40付近にて第二の通路48内に配置されている。本発明の1つの好ましい実施の形態において、仕切弁50は、電気信号を受け取ったとき、第二の通路48を通る熱伝達流体の流れを停止させることができるソレノイド弁である。共通チャンバ40は、多機能弁18から出口41を介して熱伝達流体を排出する。
多機能弁18の分解斜視図が図4に図示されている。膨張弁42は、第一の入口22、弁アセンブリ54及び上方ハウジング44に隣接して膨張チャンバ52を有するのが分かる。弁アセンブリ54は、上方弁ハウジング44内に保持されたダイヤフラム(図示せず)により作動される。第一の管56及び第二の管58は膨張チャンバ52と弁体60との中間に配置されている。仕切弁46、50は弁体60に取り付けられている。本発明によれば、冷凍装置10は、仕切弁46を閉じ且つ仕切弁50を開くことにより霜取りモードにて作動可能である。霜取りモードにおいて、高温度の熱伝達流体は第二の入口26に入り且つ第二の通路48を横断して、共通チャンバ40に入る。高温のベーパは出口41から排出され且つ飽和したベーパ管28を横断し蒸発器16に入る。高温のベーパは、蒸発器16を約50°F(27.8℃)から120°F(66.7℃)に温度上昇させるのに十分な温度を有する。この温度上昇は、蒸発器16から霜取りし且つ熱伝達率を所望の作用可能なレベルまで回復するのに十分である。
上記の実施の形態は、蒸発器16に入る前に熱伝達流体を膨張させるため、多機能弁18を使用するが、膨張弁42又は回収弁19のような任意のサーモスタット式膨張弁又はスロットル弁を使用して蒸発器16に入る前に、熱伝達流体を膨張させてもよい。本発明の1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体が膨張弁42を通った後で且つ熱伝達流体が蒸発器16の入口に入る前に、熱供給源25を熱伝達流体に作用させて、熱伝達流体を低品質な液体ベーパ混合体から高品質な液体ベーパ混合体、即ち飽和したベーパに変換することができる。本発明の1つの好ましい実施の形態において、熱供給源25は多機能弁18に作用させる。本発明の別の好ましい実施の形態において、熱供給源25は、図9に図示するように、回収弁19内で作用させる。回収弁19は、液体管22に接続された第一の入口124と、飽和したベーパ管28に接続された第一の出口159とを備えている。熱伝達流体は、共通のチャンバ140に対する回収弁19の第一の入口124に入る。膨張弁142は、第一の入口124に入る熱伝達流体を液体状態から低品質な液体ベーパ混合体に膨張させるため第一の入口124の付近に配置されている。第二の入口127は、排出管20に接続され、コンプレッサ12から出る高温の熱伝達流体を受け取る。コンプレッサから出る高温の熱伝達流体は、第二の入口127に入り且つ第二の通路123を横断する。第二の通路123は、第二の入口127及び第二の出口130に接続される。第二の通路123の一部分は共通のチャンバ140に隣接する位置に配置される。
高温の熱伝達流体が共通のチャンバ140に接近すると、高温の熱伝達流体からの熱は、熱供給源125の形態にて第二の通路123から共通のチャンバ140まで運ばれる。熱供給源125からの熱を熱伝達流体に付与することにより、共通のチャンバ140内の熱伝達流体は、熱伝達流体が共通のチャンバ140を通って流れるとき、低品質の液体ベーパ混合体から高品質な液体ベーパ混合体へ変換される。更に、第二の通路123内の高温の熱伝達流体は、高温の熱伝達流体が共通のチャンバ140の近くを通るとき、冷却される。第二の通路123を横断するとき、冷却した高温の熱伝達流体は、第二の出口130を出て且つ凝縮器14に入る。共通のチャンバ140内の熱伝達流体は、高品質の液体ベーパ混合体、即ち飽和したベーパとして、第一の出口159にて回収弁19から出て、飽和したベーパ管28に入る。
上述した好ましい実施の形態において、熱供給源125は、コンプレッサから周囲雰囲気に伝達された熱を含むが、熱供給源125は、例えば、電気熱供給源から発生された熱、可燃性材料を使用して発生された熱、太陽エネルギを使用して発生された熱、又はその他の任意の熱供給源のような、当該技術分野の当業者に既知の外部又は内部の熱供給源から成るものとすることができる。熱供給源125は、また、上述したように、任意の熱供給源25及び任意の能動的な熱供給源から成るものとすることができる。
本発明の1つの好ましい実施の形態において、回収弁19は、第三の通路148及び第三の入口126を備えている。第三の入口126は、排出管20に接続され且つコンプレッサ12から出る高温の熱伝達流体を受け取る。共通のチャンバ140を通る熱伝達流体の流体を停止させることのできる第一の仕切弁(図示せず)は、共通のチャンバ140の第一の入口124の付近に配置される。第三の通路148は、第三の入口126を共通のチャンバ140に接続する。第二の仕切弁(図示せず)は、共通のチャンバ140付近にて第三の通路148内に配置される。本発明の1つの好ましい実施の形態において、第二の仕切弁は、電気信号を受け取ったとき、第三の通路148を通る熱伝達流体の流れを停止させることのできるソレノイド弁である。
本発明によれば、共通のチャンバ140の第一の入口124付近に配置された第一の仕切弁を閉じ且つ共通のチャンバ140付近にて第三の通路148内に配置された第二の仕切弁を開けることにより、冷凍装置10を霜取りモードにて作動させることができる。霜取りモードにおいて、コンプレッサ12からの高温の熱伝達流体は、第三の入口126に入り且つ第三の通路148を横断して、共通のチャンバ140に入る。高温の熱伝達流体は回収弁19の第一の出口159を通じて排出され且つ飽和したベーパ管28を横断して蒸発器16に達する。高温の熱伝達流体は、蒸発器16を約50°F(27.8℃)乃至120°F(66.7℃)だけ温度上昇させるのに十分な温度を有する。この温度上昇は、蒸発器16から霜を除去し且つ熱伝達率を所望の作用レベルまで回復するのに十分である。
霜取りサイクル中、装置内に取り込まれた全ての油ポケットは、加熱され且つ熱伝達流体と同一の方向に運ばれる。高温のガスを装置を通じて前方流れ方向に向けて付勢させることにより、取り込まれた油は、最終的に、コンプレッサに戻される。高温のガスは、比較的高速度にて装置を通って流れ、ガスが冷却するための時間を短縮し、これにより、霜取り効率を向上させる。本発明の前方流れ霜取り方法は、逆流霜取り方法に優る多数の利点を有する。例えば、逆流霜取り装置は、蒸発器の入口付近に小径のチェック弁を採用する。該チェック弁は、逆方向へのガスの流れを制限し、その速度、従って、その霜取り効率を低下させる。更に、本発明の前方流れ霜取り方法は、霜取り工程中、装置内での圧力の蓄積を防止する。更に、逆流方法は、装置内に取り込まれた油を膨張弁内に押し出し勝ちとなる。膨張弁内の余剰な油は弁の作動を制限する固着を生ずる可能性があるから、このことは望ましくない。また、前方霜取りの場合、霜取り回路に加えて、作動される任意の追加的な冷凍回路内にて液体管の圧力は降下しない。
本発明に従って配置されたベーパ圧縮装置は、従来の技術の比較可能な寸法の装置よりも少ない熱伝達流体にて運転可能であることが当該技術分野の当業者に明らかであろう。多機能弁を蒸発器付近ではなく、凝縮器付近に配置することにより、飽和したベーパ管には、比較的高密度の液体ではなく、比較的低密度のベーパが充填される。これと代替的に、熱供給源を飽和したベーパ管に作用させることにより、飽和したベーパ管には、比較的高密度の液体ではなくて、比較的低密度のベーパが充填される。更に、従来の技術の装置は、膨張弁における適正な水頭圧力を強化するため蒸発器を溢れさせることにより、低温の雰囲気での運転状態(例えば、冬期間における)を補償する。本発明の1つの好ましい実施の形態において、多機能弁が凝縮器に近接する位置に配置されるから、低温の天候時、ベーパ圧縮装置の熱圧力はより容易に保たれる。
本発明の前方流れ霜取り能力は、霜取り効率が改良される結果として、多数の運転上の利点をもたらす。例えば、取り込まれた油をコンプレッサ内に付勢して戻すことにより、液体の停滞が防止され、このことは、装置の有効寿命を引き延ばす効果がある。更に、装置の霜取りを行うのに必要な時間が短縮されるため、運転コストの削減が実現される。高温のガスの流れを迅速に停止させることができるため、装置は通常の冷却運転状態に容易に戻すことができる。蒸発器16から霜を除去したとき、温度センサ32は吸引管30内の熱伝達流体の温度上昇を検出する。この温度が所定の設定温度まで上昇すると、仕切弁50及び多機能弁18は閉じられる。一度び第一の通路38を通る熱伝達流体の流れが再開されると、低温の飽和したベーパは、迅速に蒸発器16に戻って冷凍運転を再開する。 当業者は、本発明の冷凍装置が多岐に亙る用途に対処することを可能にし得るように多数の改変が可能であることが理解されよう。例えば、食品小売店で運転する冷凍装置は、典型的に、共通のコンプレッサ装置で作動させることができる多数の冷凍ケースを含んでいる。また、高熱負荷の冷凍運転を必要とする用途において、冷凍装置の冷却能力を増すべく多数のコンプレッサを使用することができる。
多数の蒸発器及び多数のコンプレッサを有する本発明の別の実施の形態によるベーパ圧縮装置64が図5に図示されている。本発明の運転効率及び低コストの利点を維持するため、多数のコンプレッサ、凝縮器及び多機能弁が制御装置66内に保持されている。飽和したベーパ管68、70が制御装置66から蒸発器72、74にそれぞれ飽和したベーパを供給する。蒸発器72は第一の冷凍ケース76内に配置され、蒸発器74は第二の冷凍ケース78内に配置される。第一及び第二の冷凍ケース76、78は、互いに隣接する位置に配置するか、又はこれと代替的に、互いに比較的離れた距離に配置することができる。その正確な位置は特定の用途に依存する。例えば、食品小売店において、冷凍ケースは、典型的に通路に沿って互いに隣接する位置に配置されている。重要なことは、本発明の冷凍装置は、多岐に亙る運転環境に適応可能であることである。一部分、各冷凍ケース内の構成要素の数が最小であることでこの利点が得られる。本発明の1つの好ましい実施の形態において、多数の装置の構成要素を蒸発器に近接する位置に配置する必要性を回避することにより、スペースが最小の場所に冷凍装置を使用することができる。このことは、床スペースが制限されることがしばしばである小売店の営業にとって特に有益なことである。
運転時、多数のコンプレッサ80は排出管84に接続された出力マニホルド82内に熱伝達流体を供給する。排出管84は凝縮器86に供給し、第一の多機能弁90に供給する第一の枝管88と、第二の多機能弁94に供給する第二の枝管92とを有している。二股液体管96が凝縮器86からの熱伝達流体を第一及び第二の多機能弁90、94に供給する。飽和したベーパ管68は、第一の多機能弁90を蒸発器72に接続し、飽和したベーパ管70は、第二の多機能弁94を蒸発器74に接続する。二股供給管98は、蒸発器72、74を多数のコンプレッサ80に供給するコレクタマニホルド100に接続する。温度センサ102は、二股供給管98の第一の部分104に配置され且つ第一の多機能弁90に信号を伝達する。温度センサ106は二股吸引管98の第二の部分108に配置され且つ第二の多機能弁94に信号を伝達する。本発明の1つの好ましい実施の形態において、熱供給源25のような熱供給源を飽和したベーパ管68、70に作用させ、熱伝達流体が飽和したベーパとして蒸発器72、74に入ることを確実にすることができる。
当業者は、異なる冷凍の用途に対応し得るようにベーパ圧縮装置64の多数の改変例及び変更例が具体化可能であることが理解されよう。例えば、図5に図示した全体的な方法に従って2つ以上の蒸発器を装置内に加えることができる。更に、冷却能力を更に増し得るように、冷凍装置内により多くの凝縮器及びより多くのコンプレッサを含めることができる。
本発明の別の実施の形態に従って配置された多機能弁110が図6に図示されている。先の多機能弁の実施の形態の場合と同様に、液体状態にて凝縮器から出る熱伝達流体は、第一の入口122に入り且つ膨張チャンバ152内で膨張する。熱伝達流体の流れは弁アセンブリ154により計測供給される。この実施の形態において、ソレノイド弁112は、共通の着座領域116内に伸びるアーマチャ114を有している。冷凍モードにおいて、アーマチャ114は共通の着座領域116の底部まで伸び、低温の冷媒は通路118を通って共通のチャンバ140まで流れ、次に出口120に達する。霜取りモードにおいて、高温のベーパは第二の入口126に入り且つ共通の着座領域116を通って共通のチャンバ140まで流れ、次に出口120に達する。多機能弁110は単一の仕切弁が弁を通る高温のベーパ及び低温のベーパの流れを制御することを許容するような設計とされているから、この多機能弁の構成要素の数は少数である。
本発明の更に別の実施の形態において、多機能弁を通る液体管からの液化熱伝達流体の流れは、液化熱伝達流体の流れを飽和したベーパ管内への流れに仕切るべく第一の通路内に配置されたチェック弁により制御することができる。冷凍装置を通る熱伝達流体の流れは、コンプレッサの入口に近接して吸引管内に配置された圧力弁により制御される。従って、本発明の多機能弁の色々な機能は、冷凍装置内の異なる位置に配置された別個の構成要素により行うことができる。かかる変更例及び改変例は全て本発明の対象とすることを意味するものである。
当業者は、本明細書に記載したベーパ圧縮装置及び方法は多岐に亙る形態で具体化可能であることが認識されよう。例えば、コンプレッサ、凝縮器、多機能弁及び蒸発器は全て単一の装置内に収容し且つウォークイン冷却器内に配置することができる。この適用例において、凝縮器は、ウォークイン冷却器の壁を通って突き出し、また、熱伝達流体を凝縮させるため冷却器外部の周囲空気が使用される。
別の適用例において、本発明のベーパ圧縮装置及び方法は、家庭又は事業所の空気調和を行い得る形態とすることができる。この適用例において、蒸発器の着氷は通常、問題とならないから、霜取りサイクルは不要である。
更に別の適用例において、本発明のベーパ圧縮装置及び方法は水を冷却するために使用することができる。この適用例において、蒸発器は冷却すべき水中に投入される。これと代替的に、蒸発器コイルと係合する管を通じて水を圧送してもよい。
更なる適用例において、本発明のベーパ圧縮装置及び方法は、極めて低い冷凍温度を実現すべく別の装置と共に列状構造とすることができる。例えば、第一の装置の蒸発器が低温の雰囲気を提供し得るように、異なる熱伝達流体を使用する2つの装置を共に接続することができる。第二の装置の凝縮器は、低温の雰囲気中に配置され且つ第二の装置内で熱伝達流体を凝縮するために使用される。
多機能弁又は装置225の更に別の実施の形態は、図11乃至図14に図示され且つ全体として、参照番号225で示してある。この実施の形態は、全体として参照番号18で示した図2乃至図4に図示したものと機能的に類似している。図示するように、この実施の形態は、その1つを図13に図示し且つ参照番号229で示した一対の仕切弁及びカラーアセンブリを受け取る一対のねじ付きボス227、228を有する単一体の構造とされることが好ましい主要本体又はハウジング226を有している。このアセンブリは、ねじ付きカラー230と、ガスケット231と、中央穴233を有する、ソレノイド作動の仕切弁受入部材232とを備え、この中央穴は、往復運動可能な弁ピン234を受け取り、該ピンは、ばね235と、弁座部材238の穴237に受け取られたニードル弁要素236とを有している。該弁座部材238は、ハウジング236のウェル240内に密封可能に受け取られる寸法とされた弾性シール239を有する。弁座部材241は、弁座部材238のリセス部242内にきちっと受け取られる。弁座部材241は、ニードル弁要素236と協働して、冷媒の流れを調節する穴243を有している。
第一の入口244(先に説明した実施の形態の第一の入口24に相応する)は、膨張弁42から液体供給冷媒を受け取り、第二の入口245(先に説明した実施の形態の第二の入口26に相応する)は、霜取りサイクル中、コンプレッサ12から高温のガスを受け取る。1つの好ましい実施の形態において、多機能弁225は、図16に図示するように、第一の入口244と、出口248と、共通のチャンバ246と、膨張弁42とを備えている。1つの好ましい実施の形態において、膨張弁42は、第一の入口244と接続されている。弁体226は、共通のチャンバ246(先に説明した実施の形態の共通のチャンバ40に相応する)を有している。膨張弁42は、凝縮器14から冷媒を受け取り、該冷媒は、入口244を通って半円形のウェル247内に入り、冷媒は、仕切弁229が開いたとき、共通のチャンバ246内に流れ且つ出口248(先に説明した実施の形態の出口41に相応する)を通って多機能弁225から出る。
図11に最も良く図示するように、弁体226は、第一の入口244を共通のチャンバ246と連通させる第一の通路249(先に説明した実施の形態の第一の通路38に相応する)を有している。同様の仕方にて、第二の通路250(先に説明した実施の形態の第二の通路48に相応する)は、第二の入口245を共通のチャンバ246と連通させる。
多機能弁又は装置225の作動に関する限り、その構成要素は、冷凍及び霜取りサイクル中、同一の仕方にて機能するから、先に説明した実施の形態が参考とされる。1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体は液体状態で凝縮器14から出て、膨張弁42を通って流れる。熱伝達流体が膨張弁42を通って流れるとき、熱伝達流体は、液体から液体ベーパ混合体に変化する。熱伝達流体は、液体混合体として第一の入口244に入り且つ共通のチャンバ246内で膨張する。1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体は熱伝達流体の流れる方向と反対方向に膨張する。熱伝達流体が共通のチャンバ246内で膨張すると、液体は、熱伝達流体中でベーパから分離する。次に、熱伝達流体は共通のチャンバ246から出る。好ましくは、熱伝達流体は、液体及びベーパとして共通のチャンバから出て、相当な量の液体が相当な量のベーパから分離する。次に、熱伝達流体は、出口248を通って流れ且つ飽和したベーパ管28から蒸発器16まで流れる。1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体は、次に、以下により詳細に説明するように、出口248を通り且つ第一の蒸発管328にて蒸発器16に入る。好ましくは、熱伝達流体は、液体及びベーパとして出口248から蒸発器16の入口まで流れ、相当な量の液体が相当な量のベーパから分離するようにする。
1つの好ましい実施の形態において、共通のチャンバ246内への熱伝達流体及び高温のベーパの流れを制御するため、一対の仕切弁229を使用することができる。冷凍モードにおいて、第一の仕切弁229は、開放して、冷媒が第一の入口244を通り且つ共通のチャンバ246内に流れ、次に、出口248まで流れるのを許容する。霜取りモードにおいて、第二の仕切弁229は、開放して、高温のベーパが第二の入口245を通り且つ共通のチャンバ246内に流れ、次に、出口248まで流れるのを許容する。上記の実施の形態において、多機能弁225は、多数の仕切弁229を有するものとして説明したが、多機能弁225は1つの仕切弁のみを有するものを設けることができる。更に、多機能弁225は、霜取りモード中、高温のベーパが流れるのを許容し得るように第二の入口245を有するものとして説明したが、多機能弁225は、1つの入口244のみを有する設計とすることができる。
1つの好ましい実施の形態において、多機能弁は、第15に図示するように、ブリード管251を備えている。ブリード管251は、共通のチャンバ245と接続され且つ共通のチャンバ246内の熱伝達流体が飽和したベーパ管28又は第一の蒸発管328まで流れるのを許容する。1つの好ましい実施の形態において、ブリード管251は、共通のチャンバ246に入る液体ベーパ混合体から分離された液体が飽和したベーパ管28又は第一の蒸発管328まで流れるのを許容する。ブリード管251は、好ましくは、共通のチャンバ246の底面252に接続されており、この場合、該底面252は、地面に最も近く配置された共通のチャンバ246の面であるようにする。
1つの好ましい実施の形態において、多機能弁225は、以下の表Aに記載し且つ図11乃至14に図示したような寸法とされている。共通のチャンバ246の長さは、出口248から後部壁253までの距離として規定されよう。共通のチャンバ246の長さは、図11に図示するように、文字Gで示してある。共通のチャンバ246は、第二の部分に隣接する第一の部分を有し、該第一の部分は、出口248にて開始し、この部分は後部壁253にて終わる。第一の入口244及び出口248は、共に第一の部分と接続されている。熱伝達流体は、第一の入口244を通り且つ共通のチャンバ246の第一の部分内にて共通のチャンバ246に入る。1つの好ましい実施の形態において、第一の部分は、共通のチャンバ246の長さの約75%以内の長さを有する。より好ましくは、第一の部分は、共通のチャンバ246の長さの約35%以内の長さを有するようにする。
1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体は、膨張弁42を通り、次に、図16に図示するように、蒸発器16の入口に入る。この実施の形態において、蒸発器16は、第一の蒸発管328と、蒸発器コイル21と、第二の蒸発管328とを備えている。図16に図示するように、出口248と蒸発器コイル21との間に第一の蒸発管328が配置されている。蒸発器コイル21と温度センサ32との間に第二の蒸発管330が配置されている。蒸発器コイル21は、熱を吸収する任意の従来のコイル又は装置である。多機能弁18は、蒸発器16に接続され且つ該蒸発器に隣接していることが好ましい。1つの好ましい実施の形態において、蒸発器16は、図16に図示するように、第一の入口244、出口248、共通のチャンバ246のような、多機能弁18の一部を備えている。好ましくは、膨張弁42は、蒸発器16に隣接する位置に配置する。熱伝達流体は膨張弁42から出て、その後に、直接、入口244にて蒸発器16に入る。熱伝達流体が膨張弁42から出て、入口244から蒸発器16に入ると、熱伝達流体の温度は、蒸発温度である、すなわち熱伝達流体は、膨張弁42を流れるとき、熱を吸収する。
入口244、共通のチャンバ246及び出口248を通過すると、熱伝達流体は、第一の蒸発管328に入る。好ましくは、第一の蒸発管328は、絶縁されているようにする。次に、熱伝達流体は、第一の蒸発管328から出て且つ蒸発コイル21に入る。蒸発コイル21から出ると、熱伝達流体は、第二の蒸発管330に入る。熱伝達流体は、温度センサ32が設けられた第二の蒸発管330及び蒸発器16から出る。
好ましくは、飽和したベーパ管28、多機能弁18及び蒸発器コイル21のような、蒸発器16内の各要素が熱を吸収するようにする。1つの好ましい実施の形態において、熱伝達流体が膨張弁42を流れるとき、伝達流体は蒸発器コイル21内の熱伝達流体の温度の−1.67℃(20°F)以内の温度である。別の好ましい実施の形態において、飽和したベーパ管28、多機能弁18及び蒸発器コイル21のような、蒸発器16内の任意の要素における温度は、蒸発器16内の任意の他の要素における熱伝達流体の温度の−1.67℃(20°F)以内であるようにする。
当該技術分野の当業者に既知であるように、蒸発器16、液体管22及び吸引管30のような、上述した冷凍装置10の各要素は、密封し且つ多岐に亙る負荷条件に適合する寸法とすることができる。
1つの好ましい実施の形態において、冷凍装置10内の熱伝達流体の冷媒充填量は、従来の装置の冷媒の充填量に等しいか又はそれ以上である。
更なる改良を加えることなく、上記の説明を使用して、当該技術分野の当業者は、最大限、本発明を利用できると考えられる。以下の実施例は、単に本発明を例示するものに過ぎず、いかなる意味においてもその範囲を限定することを意図するものではない。
【実施例I】
1.52m(5フィート)タイラーチェストフリーザー(Tyler Chest Freezer)には、その冷凍回路内に多機能装置を設け、従来の冷凍装置として且つ本発明に従って配置されたXDX冷凍装置として冷凍回路が作用するように標準的な膨張弁をバイパス管に配管した。上述した冷凍回路には、管の外径が約0.953cm(0.375インチ)及び管の有効長さが約3.048m(10フィート)の飽和したベーパ管を設けた。冷凍回路は、冷凍能力が約1/3トン(338kg)のコープランド(Copeland)密閉型コンプレッサで作動させた。コンプレッサから約45.72cm(18インチ)の位置にて感知バルブを吸引管に取り付けた。回路には、デュポンカンパニー(Du Pont Company)から入手可能なR−12冷媒を約792g(28オンス)を充填した。冷凍回路には、また、前方流れ霜取りのためコンプレッサの排出管から飽和したベーパ管まで伸びるバイパス管を設けた(図1参照)。全ての冷凍した周囲空気温度の測定は、床の上から約10cm(4インチ)にて冷凍ケースの中央部に設けたCPS温度センサにてCPSデータロガー(CPS Data Logger)を使用して行った。
XDX装置−中程度温度の運転
蒸発器の通常の作動温度は−6.7℃(20°F)とし、凝縮器の通常の作動温度は48.9℃(120°F)とした。蒸発器は、約21gcal/秒(3000btu/時)の冷却負荷を取り扱うものとした。多機能弁は、約−6.7℃(20°F)の温度にて冷媒を飽和したベーパ管内に計測量を供給した。感知バルブは吸引管内を流れるベーパを過熱する約13.9℃(25°F)を維持するように設定した。コンプレッサは、加圧した冷媒を約48.9℃(120°F)の凝縮温度及び約172lbs/インチ2(118.560N/m2)の圧力にて排出管内に排出した。
XDX装置−低温度の運転
蒸発器の通常の作動温度は−20.5℃(−5°F)とし、凝縮器の通常の作動温度は46.1℃(115°F)とした。蒸発器は約21gcal/秒(3000Btu/時)の冷却負荷を取り扱うものとした。多機能弁は約−20.5℃(−5°F)の温度の冷媒を蒸発器供給管内に約907km/分(2975フィート/分にて計測量供給した。感知バルブは吸引管内を流れる蒸気を過熱する約11.1℃(20°F)の温度を維持するように設定した。コンプレッサは加圧された約701m/分(2299フィート/分)の冷媒を約46.1℃(115°F)の凝縮温度及び約161lbs/インチ2(110,977N/m2)の圧力にて排出管内に排出した。XDX装置は、タイラーチェストフリーザーのファンを霜取り後、4分の時点にて、蒸発器コイルから熱を除去し且つコイルからの水の排出を許容する点を除いて、中程度温度の運転の場合と同一の低温の運転状態で実質的に作動させた。
XDX冷却装置は、中程度温度の運転状態で約24時間の期間、作動させ且つ低温度の運転状態で約18時間、作動させた。タイラーチェストフリーザー内の周囲空気の温度は、23時間の試験時間の間、約3分毎に測定した。試験期間中、空気温度を連続的に測定する一方、冷凍装置は冷凍モード及び霜取りモードの双方にて作動させた。霜取りサイクル中、感知バルブの温度が約10℃(50°F)に達する迄、冷凍コイルは霜取りモードにて作動させた。温度測定の統計値は以下の表Iに掲げてある。
従来の装置−電気霜取りによる中程度温度の運転
上述したタイラーチェストフリーザーには、霜取りのためコンプレッサの排出管と吸引管との間を伸びるバイパス管を設けた。該バイパス管には、管内の高温度の冷媒の流れを仕切り得るようにソレノイド弁を設けた。この試験中、ソレノイドに代えて、電熱要素を作動させた。標準的な圧縮弁を蒸発器の入口に極く近接して取り付け、温度感知バルブを蒸発器の出口に極く近接して吸引管に取り付けた。感知バルブは、吸引管内を流れるベーパを過熱する約3.33℃(6°F)の温度を維持し得るよう設定した。作動前、装置には、約1.36kg(48オンス)のR−12冷媒を充填した。
従来の冷凍装置は、中程度温度の運転状態で約24時間の期間、作動させた。タイラーチェストフリーザー内の周囲空気の温度を、24時間の試験時間中、約3分毎に測定した。空気の温度を試験期間中、連続的に測定する一方、冷凍装置は、冷凍モード及び逆流霜取りモードの双方にて作動させた。霜取りサイクル中、冷凍回路は、感知バルブの温度が約10℃(50°F)に達する迄、霜取りモードにて作動させた。温度測定の統計値は以下の表Iに掲げてある。
従来の装置−空気霜取りによる中程度温度の運転
上述したタイラーチェストフリーザーには、膨張弁に対し適正な液体供給分を提供すべくレシーバを設け、更なる冷却リザーバ分を許容し得るよう液体管の乾燥機を取り付けた。膨張弁及び感知バルブは、上述した逆流霜取り装置におけると同一の位置に配置した。感知バルブは、吸引管内を流れるベーパを過熱する約4.4℃(8°F)の温度を維持し得るように設定した。作動前、装置には、約0.966kg(34オンス)のR−12冷媒を装填した。
従来の冷凍装置は、中程度温度の運転状態で約24・1/2時間、作動させた。タイラーチェストフリーザー内の周囲空気の温度を24・1/2時間の試験時間中、約1分毎に測定した。空気の温度を試験期間中、連続的に測定する一方、冷凍装置を冷凍モード及び空気霜取りモードの双方にて作動させた。従来の方法に従い、各々が約36乃至40分間、続行するように4つの霜取りサイクルをプログラム化した。温度測定の統計値は以下の表Iに掲げてある。
1)23時間の試験期間中1回の霜取りサイクル
2)24時間の試験期間中3回の霜取りサイクル
上述したように、本発明に従って配置したXDX冷凍装置は、従来の装置の場合よりも少ない温度変化にてチェストフリーザー内で所望の温度を維持する。試験期間中に測定した温度測定値の標準偏差、変化及び範囲は、従来の装置よりも実質的に小さい。この結果は、中程度及び低温度の双方にてXDX装置の作動に妥当する。
霜取りサイクル中、チェストフリーザー内の温度上昇を監視し、フリーザー内の最高温度を決定した。この温度は、フリーザー内の貯蔵した食品製品の劣化を防止するため可能な限り冷凍運転温度に近くなければならない。XDX装置及び従来の装置に対する最高霜取り温度は、表B及び表Cに掲げてある。
【実施例II】
タイラーチェストフリーザーを上述したような形態とし且つ電気霜取り回路を更に設けた。上述したように、低温度作動試験を行い、冷凍装置が冷凍作動温度に戻るのに必要な時間を測定した。次に、蒸発器の霜取りのため、電気霜取り回路を使用して別個の試験を行った。XDX装置及び電気霜取り装置が霜取りを完了し且つ−14.4℃(5°F)の設定運転温度に達するのに必要な時間は、以下の表IIIに掲げてある。
上述したように、多機能弁を通じて前方流れ霜取りを利用するXDX装置は、蒸発器から完全に霜取りするのに必要な時間が短縮され、また、冷凍温度に戻る温度も実質的に短縮される。
このように、本発明によれば、上述した有利な点を完全に提供するベーパ圧縮装置が提供されることが明らかである。本発明は、その特定の実施の形態に関して説明したが、本発明をこの一例としての実施の形態にのみ限定することを意図するものではない。当該技術分野の当業者は、本発明の精神から逸脱せずに変更及び改変例を具体化することが可能であることが認識されよう。例えば、アンモニアのような非ハロゲン化冷媒を使用することもできる。このため、特許請求の範囲及びその均等例に属する、かかる全ての変更及び改変例を本発明の範囲に含めることを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施の形態に従って配置されたベーパ圧縮装置の概略図である。
【図2】 本発明の1つの実施の形態による多機能弁の正面側部の部分断面図とした側面図である。
【図3】 図2に図示した多機能弁の第二の側部の部分断面図とした側面図である。
【図4】 本発明の1つの実施の形態による多機能弁の部分断面図とした分解図である。
【図5】 本発明の別の実施の形態によるベーパ圧縮装置の概略図である。
【図6】 本発明の別の実施の形態による多機能弁の分解図である。
【図7】 本発明の更に別の実施の形態によるベーパ圧縮装置の概略図である。
【図8】 図7に図示したベーパ圧縮装置の一部分の拡大断面図である。
【図9】 本発明の1つの実施の慶太による回収弁の部分断面図とした概略図である。
【図10】 本発明の更に別の実施の形態による回収弁の部分断面図とした概略図である。
【図11】 本発明の更に別の実施の形態による多機能弁又は装置における弁体の一部分解図とした平面図である。
【図12】 図11に図示した多機能弁の弁体の側面図である。
【図13】 図11及び図12に図示した多機能弁又は装置の部分断面図とした分解図である。
【図14】 図12に図示した多機能弁又は装置の一部分の拡大図である。
【図15】 本発明の更なる実施の形態による多機能弁又は装置における弁体の部分断面図とした平面図である。
【図16】 本発明の別の実施の形態に従って配置されたベーパ−圧縮装置の概略図である。
Claims (20)
- ベーパ圧縮システム(10)において、
コンプレッサ(12)と、
コンプレッサを凝縮器(14)に連結する第一の排出管(20)と、
凝縮器を膨張弁(42)の第一の入口に連結する液体管(22)とを備え、膨張弁は、熱伝達流体を膨張させて膨張した熱伝達流体を形成する形態とされ、
膨張弁(42)の出口を蒸発器(16)に連結する飽和したベーパ管(28)と、
蒸発器をコンプレッサに連結する吸引管(30)とを備え、
コンプレッサ(12)及び凝縮器(14)の少なくとも一方が、前記膨張弁にきわめて近接して配置されることにより、飽和したベーパ管(28)が該液体管(22)より長く且つ熱伝達流体を低品質の液体ベーパ混合体から高品質の液体ベーパ混合体、即ち飽和したベーパへ変換するのに十分な長さを有する、
ベーパ圧縮システム(10)。 - 請求項1に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
膨張した熱伝達流体に付与された熱供給源(25)であって、熱伝達流体の一部分を蒸発器(16)に送り出す前に膨張した飽和したベーパに変換するのに十分である前記熱供給源(25)を更に備え、
該熱供給源(25)は、コンプレッサ(12)、凝縮器(14)又は第一の排出管(20)によって発生された熱を備え、
該熱供給源(25)により飽和したベーパ管(28)を加熱することにより、熱伝達流体はその少なくとも5%が蒸発された高品質の液体ベーパ混合体として蒸発器(16)へ入る、ベーパ圧縮システム。 - 請求項1又は2に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
膨張弁(42)は、多機能弁(18)の一部を形成し、
膨張弁の第一の入口は多機能弁の第一の入口(24)に連結され、
膨張弁の出口は多機能弁の出口(41)に連結される、ベーパ圧縮システム。 - 請求項3に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
多機能弁(18)は、
膨張弁(42)を共通のチャンバ(246)に連結する第一の通路(249)を更に備え、
共通のチャンバは多機能弁の出口(248)に連結され、
熱伝達流体は第一の通路(249)内にて第一の体積膨張を受け、また、共通のチャンバ(246)内にて第二の体積膨張を受ける、ベーパ圧縮システム。 - 請求項3に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
吸引管に取り付けられ且つ多機能弁に作用可能に接続された温度センサ(32)を更に備え、
排出管(20)は、コンプレッサを多機能弁の第二の入口(26)にも連結する、ベーパ圧縮システム。 - 請求項5に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
多機能弁は、第一の入口に連結された第一の通路であって、その内部に配置された膨張弁を有し且つ第一の弁により仕切られた前記第一の通路と、第二の入口に連結され且つ第二の弁により仕切られた第二の通路と、共通のチャンバとを備え、
第一及び第二の通路は共通のチャンバにて終わる、ベーパ圧縮システム。 - 請求項1に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
膨張した熱伝達流体に付与された熱供給源(25)であって、熱伝達流体の一部分を蒸発器に送り出す前に膨張した飽和したベーパに変換するのに十分である前記熱供給源(25)を更に備え、
前記熱供給源は、能動的な熱供給源を備える、ベーパ圧縮システム。 - 請求項1に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
熱伝達流体の一部分は蒸発器から出るとき、液体状態にある、ベーパ圧縮システム。 - 請求項1又は2又は7に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
複数の蒸発器と、
複数の多機能弁と、
複数の飽和したベーパ管であって、該飽和したベーパ管の各々が複数の多機能弁の1つを複数の蒸発器の1つと接続する、前記複数の飽和したベーパ管と、
複数の吸引管であって、該吸引管の各々が複数の蒸発器の1つをコンプレッサと接続する、前記複数の吸引管とを更に備え、
熱供給源は飽和したベーパ管の各々に付与され、
複数の吸引管の各々が複数の多機能弁の選んだ1つに対し信号を伝送し得るよう取り付けられた温度センサを有する、ベーパ圧縮システム。 - 請求項1又は2又は7に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
膨張弁は回収弁(19)の一部を形成し、回収弁は、
熱伝達流体が共通のチャンバに入るため、流体の侵入を可能にする第一の入口(124)と、
熱伝達流体が共通のチャンバから出るため、流体の排出を可能にする第一の出口(159)とを備え、
膨張弁(142)は、第一の入口に隣接する位置に配置され、
膨張弁は、熱伝達流体を共通のチャンバ内に体積膨張させ、熱供給源は共通のチャンバに付与される、ベーパ圧縮システム。 - 請求項1又は2又は7に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
膨張弁は多機能弁(18)の一部を形成し、多機能弁は、
熱伝達流体が共通のチャンバ(40)に入るため、流体の侵入を可能にする第一の入口(24)と、
熱伝達流体が共通のチャンバから出るため、流体の排出を可能にする第一の出口(41)とを備え、
膨張弁(42)は第一の入口に隣接する位置に配置され、
膨張弁は、熱伝達流体を共通のチャンバ内に体積膨張させ、熱供給源は共通のチャンバに付与される、ベーパ圧縮システム。 - 請求項10又は11に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
共通のチャンバ内の熱伝達流体は、低品質な液体ベーパの混合体から前記熱供給源からの熱を追加することを通じて高品質な液体ベーパ混合体に変換される、ベーパ圧縮システム。 - 請求項10に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
回収弁は、
第二の入口(127)であって、高温度の熱伝達流体が共通のチャンバに隣接する第二の通路に入るため、流体の侵入を可能にする、前記第二の入口(127)と、
第二の出口(130)であって、高温度の熱伝達流体が通路から出るため、流体の排出を可能にする前記第二の出口とを備える、ベーパ圧縮システム。 - 請求項1に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
膨張弁は、凝縮器に近接して配置され、
飽和したベーパ管は、液体管に対して比較的長い長さである、ベーパ圧縮システム。 - 請求項1に記載のベーパ圧縮システムにおいて、
膨張弁は、
熱伝達流体が膨張するための共通のチャンバであって、第二の部分に隣接する第一の部分を有し、第一の部分は第一の入口(244)と、出口(248)とを備え、第二の部分は、出口に対向した後壁を備え、出口は熱伝達流体が共通のチャンバから出るため、流体の排出を可能にする、前記共通のチャンバを更に備える、
ベーパ圧縮システム。 - ベーパ圧縮システム(10)を作動させる方法において、
コンプレッサ(12)内にて熱伝達流体を圧縮して圧縮された熱伝達流体を形成するステップと、
圧縮された熱伝達流体を第一のコンプレッサの排出管を通して凝縮器(14)まで流動させるステップと、
凝縮器内にて圧縮された熱伝達流体を凝縮して凝縮した熱伝達流体を形成するステップと、
凝縮した熱伝達流体を凝縮器から液体管(22)を通して膨張弁(42)の入口まで流動させるステップと、
膨張弁の入口にて熱伝達流体を液体状態にて受け取るステップと、
凝縮した熱伝達流体を膨張弁にて低圧状態に変換して膨張した熱伝達流体を形成し、凝縮した熱伝達流体は膨張弁にて体積膨張を受けるようにするステップと、
膨張した熱伝達流体を膨張弁の出口から飽和したベーパ管(28)を通して蒸発器(16)の入口まで流動させるステップと、
熱伝達流体を蒸発器の入口にて飽和したベーパ状態にて受け取るステップと、
飽和したベーパを吸引管(30)を通してコンプレッサに戻すステップを備え、
コンプレッサ(12)及び凝縮器(14)の少なくとも一方が、前記膨張弁にきわめて近接して配置されることにより、飽和したベーパ管(28)が該液体管(22)より長く且つ熱伝達流体を低品質の液体ベーパ混合体から高品質の液体ベーパ混合体、即ち飽和したベーパへ変換するのに十分な長さを有する、
ベーパ圧縮システム(10)を作動させる方法。 - 請求項16に記載の方法において、
熱供給源(25)を膨張した熱伝達流体に付与するステップを更に備え、
飽和したベーパ管内の膨張した熱伝達流体の流量及び膨張した熱伝達流体に付与された熱供給源(25)は、熱伝達流体が蒸発器に入る前に熱伝達流体の一部分を蒸発させ、飽和したベーパを形成するのに十分であり、飽和したベーパは蒸発器を実質的に充填するようにし、
該熱供給源(25)は、
(a)コンプレッサ(12)及び凝縮器(14)の少なくとも一方から発生された熱であるか、又は、
(b)能動的熱供給源であり、
熱伝達流体が蒸発器に入る前に、熱伝達流体の少なくとも約5%が蒸発され、熱伝達流体の一部分は蒸発器から出るとき、液体状態にあるようにした、方法。 - 請求項16に記載の方法において、
膨張弁は多機能弁(18)の一部を形成し、該方法は、
圧縮した熱伝達流体をコンプレッサから多機能弁の第二の入口(26)まで流動させるステップと、
圧縮した熱伝達流体を多機能弁の第二の入口から多機能弁の出口(41)まで流動させるステップと、
圧縮した熱伝達流体を多機能弁の出口から蒸発器まで流動させるステップと、を備え、
多機能弁は、
熱伝達流体を液体の状態にて受け取る第一の入口(24)と、
熱伝達流体を気体の状態にて受け取る第二の入口(26)と、
第一の入口を共通のチャンバに連結する第一の通路(38)であって、内部に配置された膨張弁を有し且つ第一の弁により仕切られた前記第一の通路(38)と、
第二の入口を共通のチャンバに連結する第二の通路(48)であって、第二の弁により仕切られた前記第二の通路(48)と、を備え、
共通のチャンバは、多機能弁の出口(41)に連結されるようにした、方法。 - 請求項18に記載の方法において、
多機能弁内の第一の弁を閉じ且つ第二の弁を開いて第一の通路内の熱伝達流体の流れを停止させると共に、コンプレッサから第二の通路を通って共通のチャンバまでの熱伝達流体の流れを開始させることにより、蒸発器を霜落としするステップを更に備える、方法。 - 請求項17に記載の方法において、
熱伝達流体の少なくとも1%は、蒸発器を出るとき液体状態である、方法。
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