JP4608873B2 - 画像形成装置、中綴じ冊子作成装置、画像形成方法、中綴じ冊子の製造方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
また、インデックスプリントに限らず、アルバムとして使用するために画像をプリントする装置としても、従来は、1枚の紙に複数の画像を一定の順序でプリントするものがあるに過ぎなかった(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、画像をプリントした複数の紙を貼り付ける台紙等がない場合、紙の散乱を防ぐためにはそれらをステープラ等で綴じておく必要があるが、1枚の紙に複数の画像を一定の順序でプリントしたものを用いて、ページをめくりながら一定の順序で画像を見ることができるようにするには、紙を重ね合わせた状態で紙の一端を綴じるいわゆる平綴じを行うことになる。
しかしながら、平綴じには、紙の開きが悪くなってしまうという問題点がある。
また、CD−RWに記録された画像をプリントしたインデックスプリントをそのCD−RWのケースに収納して保管したいという要求がある。CD−RWのケースには、CDサイズの紙を挟みこむ爪が設けられているのが一般的であるが、平綴じにした場合は、この爪に挟み込む操作が行い難いという問題点がある。もしこれを無理に行おうとすると、紙が痛んでしまう虞がある。
図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成の一例を示したものである。この画像形成装置は、処理部10と、スキャナ部20と、プリンタ部30と、メディアリーダ40と、UI部50と、記憶装置60とから構成される。
プリンタ部30は、画像出力部(IOT:Image Output Terminal)に対応し、処理部10より伝えられる画像データに応じて、紙等の記録媒体上に画像を再生するものである。尚、本実施の形態では、通常のプリンタ機能(両面印刷機能)に加え、両面印刷後の用紙を束ねて中綴じする中綴じ機能と、中綴じされた用紙を二つ折りにする二つ折り機能とを備えるようにしてもよい。中綴じ機能、二つ折り機能としては、例えば、特願2003−078843号に記載されたものを用いることができる。
UI部50は、ユーザが情報の入出力を行うための操作部であり、例えば、タッチパネルディスプレイである。
記憶装置60は、例えば、ハードディスクデバイス(HDD)であり、処理部10における各機能を実現するプログラムや、各機能実現のために必要となるデータの格納場所として機能するものである。
また、画像形成装置は、図1に示すように、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークに接続されていてもよい。
本実施の形態では、例えば、図2(A)または(B)に示すような中綴じ冊子を作成するものとする。図2(A)、(B)は、いずれも、12ページの中綴じ冊子の例であり、3枚の紙を中綴じしたものとなっているが、一般に、Nページの中綴じ冊子を作成するものとすると、N/4枚の紙を中綴じすることになる。このことから、中綴じ冊子のページ数は、4の倍数である必要があることが分かる。
また、図2(B)は、上下見開きの中綴じ冊子の例である。中綴じされる各紙の一方の面においては、上側に中綴じ冊子のiページ目の内容が印刷され、下側にN+1−iページ目の内容が印刷され、もう一方の面においては、上側に中綴じ冊子のi+1ページ目の内容が印刷され、下側に中綴じ冊子のN−iページ目の内容が印刷されたものとなっている。但し、i=1,3,5,…,N/2−1である。
図3は、処理部10の動作を示すフローチャートである。
まず、画像が記録されたメディアをユーザがメディアリーダ40に挿入すると、処理部10は、メディアの挿入を検出する(ステップ101)。
尚、ここでの選択方法としては、画像を一つ一つ選択する方法のほか、メディアに記録された全ての画像を選択する方法や、特定のフォルダに含まれる全ての画像を選択する方法等、種々の方法を採用することができる。また、メディアに記録された全ての画像または特定のフォルダに含まれる全ての画像を選択しておいてからユーザの判断により特定の画像を個別に選択からはずしたりすることもできるし、画像の質が一定の基準に満たないものをコンピュータが自動的に選別して選択からはずしたりすることもできる。
そのような場合は、処理部10が自動的にページ数、レイアウト等を調整してユーザに提案し、それをユーザが了承してページ定義情報が生成される。
中綴じ冊子の場合、図5に示すように、中綴じ冊子を構成する紙の上では同じ位置に印刷された画像(画像G1、G2、G3)が、中綴じ冊子をめくりながら画像を見ていった時に、中綴じ冊子の内側の紙になればなるほど外側にせり出すように感じられる。そこで、本実施の形態では、中綴じ冊子を構成する紙の上で同じ位置に印刷された画像は、中綴じ冊子をめくりながら見ていった場合であっても同じ位置に見えるように、各ページの余白を調整することとしている。その際、使用する用紙の厚さの情報が必要なので、用紙の種別を指定させているのである。
そして、中綴じ冊子表示用画像に基づき、中綴じ冊子の見開きイメージを表示し(ステップ109)、ユーザが印刷の指示を行うと、中綴じ冊子作成用画像に基づく印刷指示をプリンタ部30に対して行う(ステップ110)。
中綴じ冊子作成用画像の生成処理において、処理部10は、中綴じ冊子作成用画像をカウントするための変数iを1に設定し(ステップ201)、i=1としてステップ202〜206を実行する。次に、変数iに1を加え(ステップ207)、iがN/2を超えたかどうかを判断し(ステップ208)、超えていなければ、i=2としてステップ202〜206を実行する。以下、同様の処理をiがN/2を超えるまで繰り返す(但し、ステップ203での判断が「NO」の場合)。
まず、処理部10は、i番目の中綴じ冊子作成用画像の中央部分に設ける余白の幅M(i)を算出する(ステップ202)。本実施の形態では、両面印刷を想定しているので、同じ紙の一方の面ともう一方の面に印刷されることになる中綴じ冊子作成用画像においては、余白も同じ位置に設けるものとする。従って、図3のステップ106で入力された用紙の種別をキーとして中綴じ冊子を構成する1枚の紙あたり余白をどの程度ずらせばよいかを示す係数kを取得し、kとiとに基づきM(i)を算出する。その算出式としては、例えば、次のようなものを用いることができる。
上記判断の結果、M(i)がML未満でないことが分かると、処理部10は、iが奇数であるか偶数であるかを判断する(ステップ204)。
一方、iが偶数である場合は、中綴じ冊子作成用画像の中央部分にM(i)の幅の余白を設けた上で、その左側にiページに含めるべき画像をそのページについて指定されたレイアウトに従って配置すると共に、その右側に(N+1−i)ページに含めるべき画像をそのページについて指定されたレイアウトに従って配置した中綴じ冊子作成用画像G(i,N+1−i)を生成し、出力バッファに記憶する(ステップ206)。
このページ定義情報の書き換え方としては、ステップ105でページ定義情報を確定した時と同様、ユーザに幾つかの選択肢を提示してユーザが選択することにより確定するものとする。
ステップ201でiに1が設定された後のステップ202では、M(1)を算出し、ステップ203で、M(1)がML未満であることが確認されると、1は奇数なのでステップ205へ進み、G(12,1)が生成される。具体的には、図4では、ページ番号「P12」に対し、レイアウト「3×3」、画像ID「101」「102」…「110」が、ページ番号「P1」に対し、レイアウト「表紙」、画像ID「070」が記憶されているので、G(12,1)は、図7の左上に拡大して示すようなイメージとなる。
以下、同様に、i=2,3,4,5に対し、G(2,11),G(10,3),G(4,9),G(8,5)が生成される。
また、ステップ207でiに6が設定された後のステップ202では、M(6)を算出し、ステップ203で、M(6)がML未満であることが確認されると、6は偶数なのでステップ206へ進み、G(6,7)が生成される。具体的には、図4では、ページ番号「P6」に対し、レイアウト「3×3」、画像ID「041」「042」…「050」が、ページ番号「P7」に対し、レイアウト「3×3」、画像ID「051」「053」…「060」が記憶されているので、G(6,7)は、図7の右下に拡大して示すようなイメージとなる。
尚、図7では、CDサイズの中綴じ冊子を作成するための中綴じ冊子作成用画像をA4サイズの紙上に形成する場合を想定しており、破線はA4サイズからCDサイズを切り取るための切り取り線を、点線はCDサイズの紙を二つ折りにするための折り線を、それぞれ示している。
中綴じ冊子表示用画像の生成処理において、処理部10は、中綴じ冊子表示用画像をカウントするための変数jを1に設定し(ステップ301)、j=1としてステップ302〜305を実行する。次に、変数jに1を加え(ステップ306)、jが(N+2)/2を超えたかどうかを判断し(ステップ307)、超えていなければ、j=2としてステップ302〜305を実行する。以下、同様の処理をjが(N+2)/2を超えるまで繰り返す。
まず、処理部10は、jの値を評価する(ステップ302)。
この評価の結果、jが1である場合は、左側にはページが配置されず、右側に1ページ目が配置された表示イメージであるV(−,1)を生成し、表示用メモリに出力する(ステップ303)。また、jが(N+2)/2である場合は、左側にNページ目が配置され、右側にはページが配置されない表示イメージであるV(N,−)を生成し、表示用メモリに出力する(ステップ304)。更に、jの値がこれらのいずれでもない場合は、左側に(2*j−2)ページ目が配置され、右側に(2*j−1)ページ目が配置された表示イメージであるV(2*j−2,2*j−1)を生成し、表示用メモリに出力する(ステップ305)。
ステップ301でjに1が設定された後のステップ302では、ステップ303へ進み、V(−,1)が生成される。具体的には、図4では、ページ番号「P1」に対し、レイアウト「表紙」、画像ID「070」が記憶されているので、V(−,1)は、図9の左上に拡大して示すようなイメージとなる。
また、ステップ306でjに2が設定された後のステップ302では、ステップ305へ進み、V(2,3)が生成される。具体的には、図4では、ページ番号「P2」に対し、レイアウト「3×3」、画像ID「001」「002」…「010」が、ページ番号「P3」に対し、レイアウト「3×3」、画像ID「011」「012」…「020」が記憶されているので、V(2,3)は、図9の左下に拡大して示すようなイメージとなる。
以下、同様に、i=3,4,5に対し、V(4,5),V(6,7),V(8,9)が生成される。
最後に、ステップ306でjに7が設定された後のステップ302では、ステップ304へ進み、V(12,−)が生成される。具体的には、図4では、ページ番号「P12」に対し、レイアウト「3×3」、画像ID「101」「102」…「110」が記憶されているので、V(12,−)は、図9の右下に拡大して示すようなイメージとなる。
尚、以上の説明では、図2(A)のような左右見開きの中綴じ冊子を作成するための中綴じ冊子作成用画像を形成する場合について説明したが、図2(B)のような上下見開きの中綴じ冊子を作成するための中綴じ冊子作成用画像も、同様の処理により作成することができる。但し、その場合は、図6のステップ204〜206に相当するステップとして、「中綴じ冊子作成用画像の中央部分にM(i)の幅の余白を設けた上で、その上側にiページに含めるべき画像をそのページについて指定されたレイアウトに従って配置すると共に、その下側に(N+1−i)ページに含めるべき画像をそのページについて指定されたレイアウトに従って配置した中綴じ冊子作成用画像を生成し、出力用バッファに記憶する」というステップを設けることになる。また、図8のステップ303〜305で生成される中綴じ冊子表示用画像も、左右見開きではなく、上下見開きのものとなる。
更に、本実施の形態では、画像形成装置が中綴じ冊子作成用画像を形成するものとしたが、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ等の一般的なコンピュータで動作するソフトウェアが同様の処理を行うことにより中綴じ冊子作成用画像を形成するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、図4のページ定義情報において、各ページに対し、レイアウトの情報と、そのページに含める画像の画像IDとを定義するようにしたが、ページ定義情報はこのような形態に限られるものではない。即ち、各ページに対し、そのページに印刷すべき内容を定義するようにしてもよい。その場合は、図6の中綴じ冊子作成用画像作成処理、図8の中綴じ冊子表示用画像作成処理において、画像のレイアウト処理は行わず、ページ定義情報に定義された印刷内容の情報に基づき、それぞれ、中綴じ冊子作成用画像、中綴じ冊子表示用画像を作成することになる。
Claims (9)
- 中綴じされることにより中綴じ冊子を構成することとなる中綴じ冊子作成用画像を形成する画像形成装置であって、
前記中綴じ冊子に含める画像群、表紙および裏表紙の有無、ならびに、前記中綴じ冊子における1ページに配置する画像の数を指定する情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けた情報が指定する表紙および裏表紙の有無に従って構成されたNページ(Nは4の倍数)の前記中綴じ冊子に、当該情報が指定する画像群が含まれ、かつ、当該中綴じ冊子の表紙および裏表紙以外の各ページに、当該情報が指定する数の画像が配置されるように、当該中綴じ冊子におけるN+1−iページ目(i=1,3,5,…,N/2−1)に含める第1の画像群、iページ目に含める第2の画像群、i+1ページ目に含める第3の画像群、および、N−iページ目に含める第4の画像群を特定するためのページ定義情報を生成するページ定義情報生成手段と、
前記ページ定義情報生成手段により生成された前記ページ定義情報により特定される前記第1の画像群を左側に配置すると共に前記第2の画像群を右側に配置してなる第1の中綴じ冊子作成用画像と、前記ページ定義情報生成手段により生成された前記ページ定義情報により特定される前記第3の画像群を左側に配置すると共に前記第4の画像群を右側に配置してなる第2の中綴じ冊子作成用画像とを生成する画像生成手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像生成手段は、前記第1の中綴じ冊子作成用画像における前記第1の画像群と前記第2の画像群との間、および、前記第2の中綴じ冊子作成用画像における前記第3の画像群と前記第4の画像群との間に、前記iの値に応じた大きさの余白を設けることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- Nページ(Nは4の倍数)の中綴じ冊子を作成する中綴じ冊子作成装置であって、
前記中綴じ冊子に含める画像群、表紙および裏表紙の有無、ならびに、前記中綴じ冊子における1ページに配置する画像の数を指定する情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けた情報が指定する表紙および裏表紙の有無に従って構成された前記中綴じ冊子に、当該情報が指定する画像群が含まれ、かつ、当該中綴じ冊子の表紙および裏表紙以外の各ページに、当該情報が指定する数の画像が配置されるように、当該中綴じ冊子におけるN+1−iページ目に含める画像群を左側に配置すると共にiページ目に含める画像群を右側に配置してなる第1の中綴じ冊子作成用画像と、当該中綴じ冊子におけるi+1ページ目に含める画像群を左側に配置すると共にN−iページ目に含める画像群を右側に配置してなる第2の中綴じ冊子作成用画像とを生成する処理をi=1,3,5,…,N/2−1について行うことで、N/4個の第1の中綴じ冊子作成用画像と、N/4個の第2の中綴じ冊子作成用画像とを生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段により生成された前記N/4個の第1の中綴じ冊子作成用画像を、順次読み込まれた記録媒体の第1面に順次出力し、前記画像生成手段により生成された前記N/4個の第2の中綴じ冊子作成用画像を、当該記録媒体の第2面に順次出力することで、N/4個の中綴じ用記録媒体を作成する画像出力手段と、
前記画像出力手段により生成された前記N/4個の中綴じ用記録媒体を束ねて中綴じする中綴じ手段と、
前記中綴じ手段により中綴じされた前記中綴じ用記録媒体を二つ折りにする二つ折り手段と
を備えたことを特徴とする中綴じ冊子作成装置。 - 中綴じされることにより中綴じ冊子を構成することとなる中綴じ冊子作成用画像を形成する画像形成方法であって、
前記中綴じ冊子に含める画像群、表紙および裏表紙の有無、ならびに、前記中綴じ冊子における1ページに配置する画像の数を指定する情報を受け付けるステップと、
受け付けた情報が指定する表紙および裏表紙の有無に従って構成されたNページ(Nは4の倍数)の前記中綴じ冊子に、当該情報が指定する画像群が含まれ、かつ、当該中綴じ冊子の表紙および裏表紙以外の各ページに、当該情報が指定する数の画像が配置されるように、当該中綴じ冊子におけるN+1−iページ目(i=1,3,5,…,N/2−1)に含める第1の画像群、iページ目に含める第2の画像群、i+1ページ目に含める第3の画像群、および、N−iページ目に含める第4の画像群を特定するためのページ定義情報を生成するステップと、
生成された前記ページ定義情報により特定される前記第1の画像群を左側に配置すると共に前記第2の画像群を右側に配置してなる第1の中綴じ冊子作成用画像と、生成された前記ページ定義情報により特定される前記第3の画像群を左側に配置すると共に前記第4の画像群を右側に配置してなる第2の中綴じ冊子作成用画像とを生成するステップと
を含むことを特徴とする画像形成方法。 - 前記中綴じ冊子作成用画像を生成するステップでは、前記第1の中綴じ冊子作成用画像における前記第1の画像群と前記第2の画像群との間、および、前記第2の中綴じ冊子作成用画像における前記第3の画像群と前記第4の画像群との間に、前記iの値に応じた大きさの余白を設けることを特徴とする請求項4記載の画像形成方法。
- 前記中綴じ冊子作成用画像を生成するステップでは、前記余白の大きさが所定の基準を満たさない場合に、前記ページ定義情報を変更するための処理を行うことを特徴とする請求項5記載の画像形成方法。
- Nページ(Nは4の倍数)の中綴じ冊子を製造する中綴じ冊子の製造方法であって、
前記中綴じ冊子に含める画像群、表紙および裏表紙の有無、ならびに、前記中綴じ冊子における1ページに配置する画像の数を指定する情報を受け付けるステップと、
受け付けた情報が指定する表紙および裏表紙の有無に従って構成された前記中綴じ冊子に、当該情報が指定する画像群が含まれ、かつ、当該中綴じ冊子の表紙および裏表紙以外の各ページに、当該情報が指定する数の画像が配置されるように、当該中綴じ冊子におけるN+1−iページ目に含める画像群を左側に配置すると共にiページ目に含める画像群を右側に配置してなる第1の中綴じ冊子作成用画像と、当該中綴じ冊子におけるi+1ページ目に含める画像群を左側に配置すると共にN−iページ目に含める画像群を右側に配置してなる第2の中綴じ冊子作成用画像とを生成する処理をi=1,3,5,…,N/2−1について行うことで、N/4個の第1の中綴じ冊子作成用画像と、N/4個の第2の中綴じ冊子作成用画像とを生成するステップと、
生成された前記N/4個の第1の中綴じ冊子作成用画像を、順次読み込まれた記録媒体の第1面に順次出力し、生成された前記N/4個の第2の中綴じ冊子作成用画像を、当該記録媒体の第2面に順次出力することで、N/4個の中綴じ用記録媒体を作成するステップと、
生成された前記N/4個の中綴じ用記録媒体を束ねて中綴じするステップと、
中綴じされた前記中綴じ用記録媒体を二つ折りにするステップと
を含むことを特徴とする中綴じ冊子の製造方法。 - 中綴じされることにより中綴じ冊子を構成することとなる中綴じ冊子作成用画像をコンピュータに形成させるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記中綴じ冊子に含める画像群、表紙および裏表紙の有無、ならびに、前記中綴じ冊子における1ページに配置する画像の数を指定する情報を受け付ける機能と、
受け付けた情報が指定する表紙および裏表紙の有無に従って構成されたNページ(Nは4の倍数)の前記中綴じ冊子に、当該情報が指定する画像群が含まれ、かつ、当該中綴じ冊子の表紙および裏表紙以外の各ページに、当該情報が指定する数の画像が配置されるように、当該中綴じ冊子におけるN+1−iページ目(i=1,3,5,…,N/2−1)に含める第1の画像群、iページ目に含める第2の画像群、i+1ページ目に含める第3の画像群、および、N−iページ目に含める第4の画像群を特定するためのページ定義情報を生成する機能と、
生成された前記ページ定義情報により特定される前記第1の画像群を左側に配置すると共に前記第2の画像群を右側に配置してなる第1の中綴じ冊子作成用画像と、生成された前記ページ定義情報により特定される前記第3の画像群を左側に配置すると共に前記第4の画像群を右側に配置してなる第2の中綴じ冊子作成用画像とを生成する機能と
を実現させるためのプログラム。 - 前記第1の中綴じ冊子作成用画像を生成する機能では、前記第1の中綴じ冊子作成用画像における前記第1の画像群と前記第2の画像群との間、および、前記第2の中綴じ冊子作成用画像における前記第3の画像群と前記第4の画像群との間に、前記iの値に応じた大きさの余白を設定させることを特徴とする請求項8記載のプログラム。
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