JP2001205884A - 記録システム、記録装置および記録方法 - Google Patents

記録システム、記録装置および記録方法

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JP2001205884A
JP2001205884A JP2000014901A JP2000014901A JP2001205884A JP 2001205884 A JP2001205884 A JP 2001205884A JP 2000014901 A JP2000014901 A JP 2000014901A JP 2000014901 A JP2000014901 A JP 2000014901A JP 2001205884 A JP2001205884 A JP 2001205884A
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JP2000014901A
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English (en)
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Takeshi Matsushita
剛 松下
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最終ページが効率的に記録される記録システ
ム、記録装置および記録方法を提供する。 【解決手段】 最終ページデータ量算出手段が算出した
紙送り方向のピクセル数a、記録可能領域の紙送り方向
のピクセル数Lとすると、使用率S=a/L×100が
所定の閾値未満の場合、縮小率P=L/(L+a)×1
00で前記最終ページの最終ページと最終ページの直前
のページの画像データをそれぞれ紙送り方向に関しての
み縮小し、縮小した直前のページの画像データの後ろに
内容が続くようにして最終ページの画像データを結合
し、この結合した2ページ分の画像データを最終ページ
の画像データとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録システム、記録
装置および記録方法に関し、詳しくは、所定条件に応じ
て記録データを縮小処理する記録システム、記録装置お
よび記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータなどの普及により、これらコンピュータで作成した
データをプリンタ等の記録装置で記録するという記録シ
ステムが普及している。特に、電子メールの普及に伴
い、コンピュータが受信したメールをプリンタで紙に記
録するという機会も多くなっている。
【0003】これら記録システムの利用回数の拡大に伴
い、記録に使用する紙のコストも無視できない状態とな
っている。とりわけ、会社や教育現場では記録枚数が多
いため、これら記録コストを削減するべく、提出書類や
保存書類には新品の紙を使用し、文章の校正やメモの出
力などといった内容の確認ができさえすれば後は必要な
い書類には、片面がすでに印刷されている不要な紙の裏
面、いわゆる「裏紙」を使用する場合もある。
【0004】また、ユーザの設定によって、2ページあ
るいは4ページ分といった複数ページ分を縮小して1ペ
ージに記録し、記録枚数を削減する機能を備えたものも
利用されている。
【0005】ところで、電子メールは比較的短い文章が
多く、これらを記録すると1,2枚程度の枚数で出力さ
れることが多い。また、電子メールの中には文章の最後
に差し出し人の署名などが付加されているものも多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録システムを
用いて、文章の短い電子メールを記録すると、2枚目は
1行しか記録されないという状態も発生する。この場
合、たとえ、1行でも1枚の用紙を使用するということ
になる。
【0007】また、上述のように文書の最後は署名であ
る場合が多く、本文は1枚目で完了し、2枚目は署名の
みという記録結果も発生する。用途によっては本文のみ
が必要な場合もあり、この場合、2枚目は本文とは関係
ないほとんど無意味なものとなる場合もある。
【0008】さらに、2ページや4ページ分を縮小して
1ページにまとめるような記録手段を用いたとしても、
結局最終ページには数行のみの記録という状態も発生
し、最終ページはほとんど白紙という記録結果となる場
合もある。
【0009】このように、従来の記録システムでは、最
終ページの記録状態を確認する機能がなく、文書の先頭
から所定のフォーマットに従ってページの割り振りをす
るだけなので、最終ページが1行のみという状態が発生
し、余白の多い非効率的な記録結果となる場合がある。
【0010】本発明は、上記従来の問題を鑑みてなされ
たものであり、最終ページが効率的に記録される記録シ
ステム、記録装置および記録方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の記録システム
は、ページ単位で画像データを展開し、記録媒体に記録
を行う記録システムにおいて、最終ページの所定方向に
おける画像データ量kを算出する最終ページデータ量算
出手段と、該最終ページデータ量算出手段が算出した画
像データ量kが所定の閾値未満であった場合、縮小率を
求め、該縮小率に応じて最終ページの画像データおよび
最終ページの直前のページの画像データを所定方向にお
いて縮小処理し、該縮小処理された前記直前のページの
画像データの次に最終ページの画像データを結合して新
たに1ページの画像データを形成する縮小、結合手段
と、該縮小、結合手段により形成された1ページの画像
データを最終ページとして記録する記録手段とを具える
ことを特徴とする。
【0012】本発明の記録装置は、ページ単位で画像デ
ータを展開し、記録媒体に記録を行う記録装置におい
て、最終ページの所定方向における画像データ量kを算
出する最終ページデータ量算出手段と、該最終ページデ
ータ量算出手段が算出した画像データ量kが所定の閾値
未満であった場合、縮小率を求め、該縮小率に応じて最
終ページの画像データおよび最終ページの直前のページ
の画像データを所定方向において縮小処理し、該縮小処
理された前記直前のページの画像データの次に最終ペー
ジの画像データを結合して新たに1ページの画像データ
を形成する縮小、結合手段と、該縮小、結合手段により
形成された1ページの画像データを最終ページとして記
録する記録手段とを具えることを特徴とする。
【0013】本発明の記録方法は、ページ単位で画像デ
ータを展開し、記録媒体に記録を行う記録方法におい
て、最終ページの所定方向における画像データ量kを算
出する最終ページデータ量算出工程と、該最終ページデ
ータ量算出工程が算出した画像データ量kが所定の閾値
未満であった場合、縮小率を求め、該縮小率に応じて最
終ページの画像データおよび最終ページの直前のページ
の画像データを所定方向において縮小処理し、該縮小処
理された前記直前のページの画像データの次に最終ペー
ジの画像データを結合して新たに1ページの画像データ
を形成する縮小、結合工程と、該縮小、結合工程により
形成された1ページの画像データを最終ページとして記
録する記録工程とを具えることを特徴とする。
【0014】以上の構成によれば、最終ページデータ量
算出手段が算出した画像データ量が所定の閾値未満の場
合、最終ページと最終ページの直前のページの画像デー
タをそれぞれ縮小し、縮小した直前のページの画像デー
タの後ろに内容が続くようにして最終ページの画像デー
タを結合し、この結合した2ページ分の画像データを最
終ページの画像データとすることにより、記録媒体の使
用を1ページ分削減する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を適用した実施形態につい
て、以下に図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態である記録シ
ステムのシステム構成図である。
【0017】記録システムは、ホストコンピュータ1と
プリンタ2とを具えている。ホストコンピュータ1とプ
リンタ2とはケーブルなどで接続されており、ホストコ
ンピュータ1から送られてきた記録データをプリンタ2
は記録する。なお、ホストコンピュータ1とプリンタ2
との接続はケーブル等の有線に限らず無線であってもよ
い。
【0018】ホストコンピュータ1は以下に示す各手段
を用いて、記録すべきイメージデータを効率的なページ
構成に変換し、プリンタ2へ送信する。
【0019】ページイメージデータ生成手段11は、ホ
ストコンピュータ1に搭載されたアプリケーションソフ
トウェアもしくはオペレーティングシステムが作成した
ページ記述言語を受け取り、それらを解析、解釈してペ
ージ単位のビットマップデータに変換し、変換したイメ
ージデータをページイメージバッファ17に保存する。
【0020】なお、ページイメージデータ生成手段11
が作成したイメージデータが記録データ全体の最終ペー
ジのものである場合、イメージデータ縮小、結合手段1
2が呼び出され、ページイメージバッファ17に保存さ
れている最終ページのデータ量を算出し、このデータ量
が所定の閾値以下である場合は、最終ページとその直前
のページのデータがページ方向に縮小され、最終ページ
のデータが直前ページのデータに結合され、1ページの
データとして構成し直される。この再構成されたデータ
が再度ページイメージバッファ17に保存される。な
お、この部分の処理の詳細は後述する。
【0021】また、閾値は閾値設定手段14にて設定さ
れた閾値が用いられる。これはホストコンピュータ上の
ユーザインタフェースや、プリンタのコントロールパネ
ルを利用してユーザが予め設定した閾値が用いられるも
のとする。
【0022】そして、ユーザからの記録開始指令などが
ホストコンピュータ1に入力されると、プリンタ制御手
段13がページイメージバッファ17に保存されている
ページイメージデータを読み出し、これをプリンタ2へ
送信し、プリンタの駆動を制御して記録動作を実行させ
る。
【0023】ページイメージバッファ17は、ビットマ
ップイメージデータを保存するものであり、DRAMな
どのメモリで構成されている。しかしながらメモリに限
らずハードディスクなどの記憶装置であってもよい。ペ
ージイメージバッファ17の内部は、第1ページイメー
ジバッファ17aと第2イメージバッファ17bの2つ
の部分から構成されている。それぞれのバッファは1ペ
ージ分のページイメージデータを保存することができる
大きさとなっている。
【0024】カレントバッファ選択手段16は、ページ
イメージデータ生成手段11、イメージデータ縮小、結
合手段12、プリンタ制御手段13がページイメージバ
ッファ17にアクセスする際、第1、第2のどちらのペ
ージイメージバッファ17にアクセスするかを選択する
手段である。したがって、ページイメージデータ生成手
段11、イメージデータ縮小、結合手段12、プリンタ
制御手段13は、カレントバッファ選択手段16が示す
ページイメージバッファ17の方へアクセスすることに
なる。
【0025】カレントバッファ保存手段15は、第1ペ
ージイメージバッファ17aと第2ページイメージバッ
ファ17bのどちらのバッファがアクセス対象となって
いる、もしくはこれから対象となるかの情報を保持する
手段である。便宜上、このカレントバッファ保存手段1
5がアクセス対象として指し示すバッファをカレントイ
メージバッファとし、もう一方のバッファを非カレント
イメージバッファとする。カレントバッファ選択手段1
6は、このカレントバッファ保存手段15に保存されて
いるカレントバッファを選択し、アクセス可能とする。
システム起動時には、カレントバッファ保存手段15内
には、初期値として第1ページイメージバッファ17a
を示す値が保存されている。したがって、初期状態での
カレントイメージバッファは、第1ページイメージバッ
ファ17aとなる。そして、ページイメージデータ生成
手段11からのイメージデータの保存が1ページ完了す
るごとに、カレントイメージバッファは、第1ページイ
メージバッファ17aと第2ページイメージバッファ1
7bとの交互で切り替わることとなる。つまり、カレン
トイメージバッファには最新のページのイメージデータ
が格納され、非カレントイメージバッファには1ページ
前のイメージデータが格納されることとなる。
【0026】次にプリンタの機構を説明する。図2は、
プリンタの斜視図である。プリンタ2は、記録媒体20
1を給紙する給紙部202と、給紙された記録媒体20
1に記録を行う記録部203と、記録媒体201を搬送
する搬送部204とを具えている。
【0027】記録部203は、記録ヘッド206(詳細
は後述する)を搭載したキャリッジ205を有してい
る。記録時は、このキャリッジ205がガイド軸207
に沿って走査し、その走査の際に記録ヘッド206から
インク滴を記録媒体201に対して吐出し記録を行う。
キャリッジ205はベルト209を介して伝えられるキ
ャリッジモータ208の駆動によって移動する。なお、
記録は原則として双方向記録とする。
【0028】搬送部204は搬送モータ210の駆動に
より搬送ローラ211が一定量だけ回転し、記録媒体2
01を所定量だけ矢印Aの方向へ移動させる。記録部2
03が1走査すると搬送部204が所定量の搬送を行う
といったように、記録と搬送とを繰り返すことにより、
記録媒体201全体に記録が行われる。
【0029】記録ヘッドには、複数の吐出口が配列され
たヘッド部とインクが貯留されているインクタンク部と
を具えている。ヘッド部とインクタンク部とは供給路に
よって連通している。複数の吐出口はキャリッジ205
の走査方向に対して直交するように配列されており、各
吐出口と供給路とはインク路によって連通されており、
常に吐出口までインクが充填されている。また各吐出口
に対応して電気熱変換体である発熱ヒータが設けられて
おり、インク吐出時はこの発熱ヒータを発熱させ、イン
ク中に気泡を発生させ、この気泡の生成圧力によってイ
ンク滴を吐出する。本実施形態は、このようなバブルジ
ェット方式の記録ヘッドとしたが、本発明はバブルジェ
ット方式に限らず、いかなる方式の記録方法を用いても
よい。さらにインクジェット方式に限らず、熱転写方式
など他の記録方法を用いてもよい。また、本発明は上述
のシリアルプリンタに限らず、フルラインのプリンタで
あってもよい。
【0030】次に上記ホストコンピュータの各手段によ
るページイメージデータ展開処理の流れを説明する。
【0031】図3は、ページイメージデータの展開処理
を示すフローチャートである。
【0032】ページイメージデータ作成手段が、アプリ
ケーションソフトウェアやオペレーティングシステムで
生成された1ページ分のページ記述言語を受け取る(ス
テップ31)。そして、このページ記述言語を解析・解
釈し、カレントイメージバッファへ展開する(ステップ
32)。カレントイメージバッファへのアクセスは、カ
レントバッファ選択手段を通じて行われる。なお、カレ
ントバッファ選択手段はカレントバッファ保存手段が保
存している値を基にカレントイメージバッファを選択し
ている。
【0033】カレントイメージバッファへの1ページ分
のイメージデータの展開が終了すると、この展開された
ページが最終ページか否かをページイメージデータ生成
手段は判断する(ステップ33)。
【0034】最終ページならば、ステップ34に進み、
イメージデータ縮小、結合手段が、条件に該当するデー
タ量であれば、カレントイメージバッファに格納されて
いる最終ページのイメージデータと非カレントイメージ
バッファに格納されている直前のページのイメージデー
タとを縮小、結合し、1ページ分のイメージデータに再
構成する(ステップ34)。なお、この処理の詳細は後
述する。
【0035】一方、最終ページでなければステップ35
へ進む。
【0036】ここでステップ34を経ると、結果的に最
終ページとその直前のページとが結合可能な場合は、カ
レントイメージバッファに両者のイメージが1ページに
まとめられたイメージデータが格納され、結合不可能な
場合には、カレントイメージバッファにはステップ32
で作成されたデータがそのまま格納されることになる。
【0037】次にプリンタ制御手段がカレントイメージ
バッファからイメージデータを取り出す(ステップ3
5)。そして、このイメージデータをプリンタへ送り、
プリンタでは1ページ分を出力する(ステップ36)。
【0038】この出力が最終ページか否かを判断し(ス
テップ37)、最終ページである場合はこれで処理を終
了する。一方、最終ページでない場合、カレントバッフ
ァ保存手段は、第1ページイメージバッファと第2ペー
ジイメージバッファのうち、非カレントイメージバッフ
ァであった方を新たにカレントイメージバッファとし、
これまでカレントイメージバッファであった方を非カレ
ントイメージバッファとする(ステップ38)。そし
て、ステップ31に戻る。全ページの記録が終了するま
でステップ31からステップ28までの処理が繰り返さ
れる。
【0039】次に、イメージデータ縮小、結合手段が行
う処理について説明する。
【0040】図4は、イメージデータ縮小、結合手段の
処理を示すフローチャートである。
【0041】イメージデータ縮小、結合手段は、カレン
トイメージバッファに格納されている最終ページのイメ
ージデータのデータ量を求める(ステップ41)。
【0042】図5は、最終ページのイメージデータの一
例を示す模式図である。
【0043】本実施形態では最終ページのデータ量は、
イメージデータの最上端から最下端までの縦方向のピク
セル数とする。この場合、縦方向のピクセル数はaとす
る。イメージデータ縮小、結合手段は、カレントイメー
ジバッファ内の上段から順に読み取って算出する。
【0044】次に求めたデータ量から最終ページの使用
率を算出する(ステップ42)。
【0045】使用率は、記録可能領域の縦方向のピクセ
ル数に対する、ステップ41で求めたデータ量との比率
とする。
【0046】図5に示すように、記録可能領域の縦方向
のピクセル数をLとすると、使用率Sは、S=a/L×
100となる。
【0047】次にこの使用率Sが、予め閾値設定手段で
定められた所定の閾値T以上か未満かを判断する(ステ
ップ43)。使用率Sが閾値T以上であれば処理を終了
する。一方、閾値T未満であれば、直前のページと結合
するためのページ縮小率を計算する(ステップ44)。
【0048】ページ縮小率Pは、P=L/(L+a)×
100となる。なお、この縮小率は縦方向のみの縮小と
する。
【0049】次に求めた縮小率に応じて、カレントイメ
ージバッファ内に格納されている最終ページのイメージ
データを縮小する(ステップ45)。なお、縮小アルゴ
リズムは、様々な方法が考案されているが、ステップ4
4で求めた縮小率Pの値を満たす結果を得ることができ
るアルゴリズムならば、いかなる方法であってもよい。
P%縦方向に縮小処理された最終ページのイメージデー
タは再度、カレントイメージバッファに上書き保存され
る。
【0050】次に、非カレントイメージバッファに格納
されている直前のページのイメージデータをステップ4
5と同様、縮小率Pで縮小処理する(ステップ46)。
P%縦方向に縮小処理された直前のページのイメージデ
ータも再度、非カレントイメージバッファに上書き保存
される。
【0051】そして、非カレントイメージバッファ内の
直前のページのイメージデータの最終行に、カレントイ
メージバッファ内の最終ページのイメージデータを結合
したものを再度、非カレントイメージバッファに上書き
保存する(ステップ47)。これにより、非カレントイ
メージバッファ内に縦方向に縮小率Pで縮小された最終
ページと直前ページのイメージデータからなる1ページ
のイメージデータが格納される。
【0052】次に、カレントバッファ保存手段が前記最
終ページと直前のページとのイメージデータが結合した
イメージデータを保存する非カレントイメージバッファ
をカレントイメージバッファと定義する(ステップ4
8)。このように定義することにより、図3ステップ3
5に示すプリンタ制御手段の処理に移行したとき、カレ
ントバッファ選択手段が、前記縮小、結合処理を施した
イメージデータが格納された方のページイメージバッフ
ァを選択し、記録処理が行われることとなる。
【0053】以上のステップ41からステップ48まで
の処理を実行することにより、最終ページのデータ量に
応じて、その直前のページに最終ページのデータを入れ
込むことが可能となる。
【0054】図6に示すように、例えば同図(b)が最
終ページ、同図(a)が直前のページであった場合、最
終ページのC,Dを合わせたデータ量が閾値未満であっ
た場合、最終ページと直前のページはそれぞれ縮小され
て、同図(c)に示すように結合されることになる。つ
まり、縮小、結合処理を行う前は2ページで構成された
データが1ページに圧縮されることになる。
【0055】また、閾値によって最終ページと直前のペ
ージとを結合するか否かを判断しているので、たとえ、
最終ページと直前のページとを縮小、結合したとして
も、極端な縮小になるわけではないので、記録結果の画
像品位が著しく損なわれることはない。
【0056】本実施形態は、記録媒体の縦方向、すなわ
ち行方向に縮小するようにしたが、これに限らず、イメ
ージデータによっては記録媒体の横方向、すなわち列方
向に縮小する形態であってもよい。
【0057】なお、本実施形態はホストコンピュータと
プリンタとからなる記録システムを用いて説明したが、
本発明は記録システムだけでなく、同様の処理機能を有
する記録装置であってもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明を用いることにより、最終ページ
データ量算出手段が算出した画像データ量が所定の閾値
未満の場合、最終ページと最終ページの直前のページの
画像データをそれぞれ縮小し、縮小した直前のページの
画像データの後ろに内容が続くようにして最終ページの
画像データを結合し、この結合した2ページ分の画像デ
ータを最終ページの画像データとすることにより、最終
ページを効率的に記録することが可能となり、記録媒体
の使用を削減することができる。
【0059】また、最終ページとその直前のページとの
結合処理は、最終ページの画像データ量が所定の閾値未
満のときのみ実行されるので、結合された最終ページの
記録結果は画像品位を著しく低下させることなく、効率
的なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である記録システムのシス
テム構成図である。
【図2】プリンタの斜視図である。
【図3】ページイメージデータの展開処理を示すフロー
チャートである。
【図4】イメージデータ縮小、結合手段の処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】最終ページのイメージデータの一例を示す模式
図である。
【図6】縮小、結合処理結果の一例を示す模式図であ
り、(a)は縮小、結合処理前の最終ページの直前のペ
ージのイメージデータを示し、(b)は縮小、結合処理
前の最終ページのイメージデータを示し、(c)は縮
小、結合処理後の最終ページのイメージデータを示す図
である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 11 ページイメージデータ生成手段 12 イメージデータ縮小、結合手段 13 プリンタ制御手段 14 閾値設定手段 15 カレントバッファ保存手段 16 カレントバッファ選択手段 17 ページイメージバッファ 2 プリンタ 201 記録媒体 202 給紙部 203 記録部 204 搬送部 205 キャリッジ 206 記録ヘッド 208 キャリッジモータ 209 ベルト 210 搬送モータ 211 搬送ローラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページ単位で画像データを展開し、記録
    媒体に記録を行う記録システムにおいて、 最終ページの所定方向における画像データ量kを算出す
    る最終ページデータ量算出手段と、 該最終ページデータ量算出手段が算出した画像データ量
    kが所定の閾値未満であった場合、縮小率を求め、該縮
    小率に応じて最終ページの画像データおよび最終ページ
    の直前のページの画像データを所定方向において縮小処
    理し、該縮小処理された前記直前のページの画像データ
    の次に最終ページの画像データを結合して新たに1ペー
    ジの画像データを形成する縮小、結合手段と、 該縮小、結合手段により形成された1ページの画像デー
    タを最終ページとして記録する記録手段と、 を具えることを特徴とする記録システム。
  2. 【請求項2】 前記縮小、結合手段は、1ページの記録
    可能領域における所定方向の記録可能データ量Lを用い
    て、L/(L+k)を縮小率とすることを特徴とする請
    求項1に記載の記録システム。
  3. 【請求項3】 展開された画像データをページ単位で記
    憶するカレント記憶領域と非カレント記憶領域を有し、
    最新ページの画像データを前記カレント記憶領域に記憶
    し、最新ページの直前のページの画像データを非カレン
    ト記憶領域に記憶する記憶手段を具え、 前記最終ページデータ量算出手段は、前記カレント記憶
    領域に記憶された最終ページの所定方向における画像デ
    ータ量kを求め、 前記縮小、結合手段は、前記最終ページデータ量算出手
    段が算出した画像データ量kが所定の閾値未満であった
    場合、求めた縮小率に応じてカレント記憶領域に記憶さ
    れた最終ページの画像データを所定方向に縮小処理する
    とともに、前記非カレント記憶領域に記憶された最終ペ
    ージの直前のページの画像データを所定方向に縮小処理
    し、該縮小処理された前記直前のページの画像データの
    次に最終ページの画像データを結合して1ページの画像
    データを形成し、 前記記憶手段は、前記縮小、結合手段が形成した前記1
    ページの画像データをカレント記憶領域に記憶すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の記録システム。
  4. 【請求項4】 ページ単位で画像データを展開し、記録
    媒体に記録を行う記録装置において、 最終ページの所定方向における画像データ量kを算出す
    る最終ページデータ量算出手段と、 該最終ページデータ量算出手段が算出した画像データ量
    kが所定の閾値未満であった場合、縮小率を求め、該縮
    小率に応じて最終ページの画像データおよび最終ページ
    の直前のページの画像データを所定方向において縮小処
    理し、該縮小処理された前記直前のページの画像データ
    の次に最終ページの画像データを結合して新たに1ペー
    ジの画像データを形成する縮小、結合手段と、 該縮小、結合手段により形成された1ページの画像デー
    タを最終ページとして記録する記録手段と、 を具えることを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 前記縮小、結合手段は、1ページの記録
    可能領域における所定方向の記録可能データ量Lを用い
    て、L/(L+k)を縮小率とすることを特徴とする請
    求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 展開された画像データをページ単位で記
    憶するカレント記憶領域と非カレント記憶領域を有し、
    最新ページの画像データを前記カレント記憶領域に記憶
    し、最新ページの直前のページの画像データを非カレン
    ト記憶領域に記憶する記憶手段を具え、 前記最終ページデータ量算出手段は、前記カレント記憶
    領域に記憶された最終ページの所定方向における画像デ
    ータ量kを求め、 前記縮小、結合手段は、前記最終ページデータ量算出手
    段が算出した画像データ量kが所定の閾値未満であった
    場合、求めた縮小率に応じてカレント記憶領域に記憶さ
    れた最終ページの画像データを所定方向に縮小処理する
    とともに、前記非カレント記憶領域に記憶された最終ペ
    ージの直前のページの画像データを所定方向に縮小処理
    し、該縮小処理された前記直前のページの画像データの
    次に最終ページの画像データを結合して1ページの画像
    データを形成し、 前記記憶手段は、前記縮小、結合手段が形成した前記1
    ページの画像データをカレント記憶領域に記憶すること
    を特徴とする請求項4または5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 ページ単位で画像データを展開し、記録
    媒体に記録を行う記録方法において、 最終ページの所定方向における画像データ量kを算出す
    る最終ページデータ量算出工程と、 該最終ページデータ量算出工程が算出した画像データ量
    kが所定の閾値未満であった場合、縮小率を求め、該縮
    小率に応じて最終ページの画像データおよび最終ページ
    の直前のページの画像データを所定方向において縮小処
    理し、該縮小処理された前記直前のページの画像データ
    の次に最終ページの画像データを結合して新たに1ペー
    ジの画像データを形成する縮小、結合工程と、 該縮小、結合工程により形成された1ページの画像デー
    タを最終ページとして記録する記録工程と、 を具えることを特徴とする記録方法。
  8. 【請求項8】 前記縮小、結合工程は、1ページの記録
    可能領域における所定方向の記録可能データ量Lを用い
    て、L/(L+k)を縮小率とすることを特徴とする請
    求項7に記載の記録方法。
  9. 【請求項9】 展開された画像データをページ単位で記
    憶するカレント記憶領域と非カレント記憶領域を有し、
    最新ページの画像データを前記カレント記憶領域に記憶
    し、最新ページの直前のページの画像データを非カレン
    ト記憶領域に記憶する記憶工程を具え、 前記最終ページデータ量算出工程は、前記カレント記憶
    領域に記憶された最終ページの所定方向における画像デ
    ータ量kを求め、 前記縮小、結合工程は、前記最終ページデータ量算出工
    程が算出した画像データ量kが所定の閾値未満であった
    場合、求めた縮小率に応じてカレント記憶領域に記憶さ
    れた最終ページの画像データを所定方向に縮小処理する
    とともに、前記非カレント記憶領域に記憶された最終ペ
    ージの直前のページの画像データを所定方向に縮小処理
    し、該縮小処理された前記直前のページの画像データの
    次に最終ページの画像データを結合して1ページの画像
    データを形成し、 前記記憶工程は、前記縮小、結合手段が形成した前記1
    ページの画像データをカレント記憶領域に記憶すること
    を特徴とする請求項7または8に記載の記録方法。
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