JP4604549B2 - 粒径の改善された高純度スピログリコールの製造方法 - Google Patents

粒径の改善された高純度スピログリコールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、主として樹脂原料として用いられる高純度の3,9-ビス(1,1-ジメチル-2-ヒドロキシエチル)-2,4,8,10-テトラオキサスピロ-[5.5]-ウンデカン(以下、スピログリコール、SPGと称する)を製造する方法に関する。
スピログリコールは例えばヒドロキシピバルアルデヒド(以下、HPAと称す)とペンタエリスリトール(以下、PEと称す)とを酸触媒下、水溶液中でアセタール化反応させて合成され、アルカリで中和後、反応中に析出したスピログリコールの結晶をろ過、水洗、乾燥の工程を経て得られる(特許文献1参照)。
通常アセタール化反応は酸性条件下では平衡反応であるため生成したSPGの分解反応が起こる。そのためSPGの溶解度の低い溶媒を用い、生成後速やかに結晶を析出させて平衡をずらすことを行っている。しかし、溶解度が低い溶媒を用いても原料にSPGがある程度は溶解するため、分解反応を回避することは困難である。そのため、SPG合成反応の温度を低くしたり、溶媒を多量に使用することが考えられるが、温度を低くすると反応が遅くなったり、多量の溶媒を用いるとその後の廃棄物処理に膨大な費用がかかるなど工業的見地から好ましくない。また、速やかに結晶を析出させている事が原因で工業的に容易に取り扱えるほどの粒径を有するスピログリコールが得られない場合が多い。
粒径改善のため、例えば酸触媒下でHPAとPEを水溶液中で反応させ、アルカリによる中和後、スラリー状混合物を120℃以上で加熱処理を行って、SPGを製造する方法が提案されている(特許文献2参照)。また、廃水量低減の方法として、水と非混和性の有機溶媒と水との混合溶媒中、酸触媒を用いてSPGを製造する方法が提案されている(特許文献3参照)。
特許文献1及び2に示されている方法でSPGを製造する場合、SPGを回収した後のろ液や洗浄液などの廃水は、得られるSPGに対して少なくとも10倍近い重量となる。また、特許文献2の粒径改善方法は中和後再度加熱しなければならず、操作が煩雑となるだけでなくエネルギー消費量も多くなる。一方、特許文献3の有機溶媒を用いた場合では廃水量を低減することはできるが、得られるSPGの純度は98〜99%と低いうえ、使用した有機溶媒を分離・回収する必要がある。更に、いずれの方法においてもSPG結晶取得後の反応母液に原料や反応中間体が残存しているため、収率が70〜90モル%と低く、廃水・廃棄物処理、エネルギーなどの観点から環境負荷が大きい。
また、廃水処理量と収率を改善するには、SPG回収後のろ液を次の反応に使用すれば良いのだが、繰り返し使用するとろ液中に不純物が蓄積し、SPGの純度の低下や粒径が小さくなるという問題があった。
特開昭59−148776号公報 特許第2796130号公報 特開2001−55388号公報
本発明の目的は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決しようとするものであり、粒径が改善され、高純度のSPGを製造する方法を提供することにある。
本発明者らは上記のような粒径改善、廃水低減、収率改善及び純度のすべてを満たしたスピログリコールを得るために鋭意研究を重ねた結果、SPG合成反応時に添加する種晶の量を高度に制御することにより、粒径が改善され、なおかつ高純度のSPGを製造できることを見出し、本発明に到達した。更に、この方法で得られた反応液からSPG結晶を容易にろ別でき、得られたろ液を有効に再利用することでプラントからの廃水量を低減できることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は下記(1)〜(5)記載のスピログリコール製造法に関するものである。
(1)酸を触媒として水溶媒中でペンタエリスリトールとヒドロキシピバルアルデヒドとを反応させスピログリコールを製造する方法であって、以下の(A)〜(D)を満足することを特徴とする高純度スピログリコールの製造方法。
(A)原料ヒドロキシピバルアルデヒド中のアミンおよびアミン塩の合計含有量が1.5重量%以下である。
(B)反応前および/または反応中に、種晶を、反応系への全供給量(原料、溶媒、触媒および種晶)に対して1.5〜30重量%の範囲で添加する。
(C)反応中の反応液pH値が0.1〜4.0の範囲である。
(D)反応系に供給されるペンタエリスリトールとヒドロキシピバルアルデヒドから合成されうるスピログリコールの最大量(理論量)と、反応系に供給される種晶中のスピログリコール量の合計が、反応系への全供給量に対して、5〜35重量%の範囲である。
(2)種晶が、主としてスピログリコールからなる結晶である(1)に記載の高純度スピログリコールの製造方法。
(3)反応終了後、反応液からスピログリコール結晶を分離して得られた反応母液のうちの98重量%以下を反応に再使用することを特徴とする(1)または(2)に記載の高純度スピログリコールの製造方法。
(4)反応の際にヒドロキシピバルアルデヒドを0.5〜24時間かけて添加することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の高純度スピログリコールの製造方法。
(5)アミンおよびアミン塩が、トリエチルアミンおよびトリエチルアミンギ酸塩である(1)〜(4)のいずれかに記載の高純度スピログリコールの製造方法。
本発明により粒径の改善された高純度SPGが得られる。本発明により高機能性ポリマー原料として用いられるに十分な純度のスピログリコールが得られ、高分子材料や種々の化学製品の原料として有用に用いることができる。更に粒径改善により操作が容易になり、廃水量低減によって環境負荷が大幅に低減することから、本発明の工業的意義は大きい。
本発明にてSPGは酸触媒の存在下に水溶媒中でPEとHPAとを反応させて製造される。反応に使用される原料は市販のものをそのまま用いるか、蒸留や晶析などの操作により精製しても良い。また、HPAに関しては合成で得られたものをそのまま、または水などで晶析して精製しても良い。ここで、HPAに含まれるアミンおよびアミン塩(例えば、トリエチルアミンおよびトリエチルアミンギ酸塩)の合計量が1.5重量%以下である事が好ましい。更に好ましくは0.1重量%以下である。これよりも多いとSPG合成反応時に必要となる酸触媒の使用量が増加するだけでなく、塩析効果などによってSPG純度、粒径などが悪化する。特に、ろ過母液のリサイクルを行う場合この減少が顕著に現れる。
PEに対するHPAのモル比(HPA/PE)は1.0〜4.0、好ましくは1.5〜2.5である。これよりも大きい場合、反応に関わらないHPAが反応液中に増加するため、HPA同士が2量化するなどの副反応が進行しやすくなり、原単位の悪化だけでなく、SPG製品純度も悪化する。一方、これよりも小さい場合はSPG反応中間体が多量にできてしまいSPG収率が低下するだけでなく、この中間体によってSPG製品純度が悪化したり、PEの原単位が悪化する。
本発明において反応系に添加される種晶は、主としてスピログリコールからなる結晶であり、本発明で得られたSPG結晶を利用することもできるし、市販品を使用することもできる。種晶の粒径に制約はないが、好ましくは5μm以上、より好ましくは10μm以上である。種晶の添加量は、反応系への全供給量(原料、溶媒、触媒および種晶)に対して1.5〜30重量%、好ましくは1.5〜5重量%の範囲である。これよりも少ない添加量だと粒径改善の効果がなく、ろ過に時間がかかる、あるいはろ過時にケーキに割れが入り洗浄できなくなる、湿潤ケーキの含液率が上昇するなどの不具合が生じる。一方、これよりも多いと反応で得られる結晶量が少なくなり、SPG製造の効率が悪くなる。尚、種晶は、反応前に添加してもよいし、反応中に添加してもよい。
反応に使用される酸触媒は、特に制限はないが、一般的には塩酸、硫酸、燐酸、硝酸などの鉱酸、又はパラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸などの有機酸が用いられる。このとき、必要な酸触媒の量はその酸触媒の種類によって異なり、反応中の反応液のpH値が0.1〜4.0、好ましくは1.0〜2.0の間となるようにする。pH値が0.1より小さい場合、SPGの収率に影響は無いが、装置腐食などの危険性が増加する。また、pH値が4.0より大きいと反応性が非常に低くなり、SPGの収率が低下する。
本発明では、前記原料等を、反応系に供給されるPEとHPAから合成されうるSPGの最大量(理論量)と、反応系に供給される種晶中のSPG量の合計の、全仕込み量に対する重量比率(以下、Xと称す)が、反応系への全供給量に対して、5〜35重量%、好ましくは、10〜20重量%の範囲となるように仕込む。Xは、100%反応時の反応液スラリー中のSPG濃度に相当するものであり、概ね、反応終了時の反応液スラリー濃度と同レベルである。Xが5重量%未満の希薄な系では、反応1回当たりのSPG生産量が低くなり、工業的に不利となるだけではなく、反応性が低いためSPGの収率も低下する。また35重量%を超えた場合、反応液スラリー濃度が高くなり、十分に攪拌することが出来なくなり、SPGの純度、収率及び粒径が大幅に低下する。
反応温度は40〜105℃が好ましく、より好ましくは60〜95℃である。反応温度が40℃未満であると、反応時間が長くなり工業的に不利となる。また反応温度が105℃を超えるとHPAの変質により、SPGの収率や純度が低下する。
反応の方法としては、反応器にHPA以外の原料をすべて仕込み、所定の温度まで加熱した後にHPAまたはその水溶液を0.5〜24時間、好ましくは1〜6時間かけて連続的に加える。これよりも早く加えると反応が急激に進むために結晶粒径が小さくなる、SPG純度が低くなるなど好ましくない。また、これよりも遅いと反応にかかる時間が長すぎるため工業的見地から好ましくない。
上記反応で得られた反応液は、目的物であるSPGが析出したスラリー状であり、ここからろ過や遠心分離などによってSPG結晶を分離する。本発明により得られたSPG結晶は粒径が改善されており、概ね10μm以上であるため、ろ過時にケーキ割れせず、湿潤ケーキの含液率も50重量%未満と良好である。
ここで反応液からSPG結晶を分離して得られた反応母液中には、酸触媒、未反応のHPAやPE、反応中間体ジオキサントリオールが多く含まれている。本発明では、反応母液の98重量%以下、好ましくは50〜90重量%を次回の反応で再使用することができる。再使用率が98重量%よりも高い場合、不純物が母液中に蓄積され、これが一定値を超えるとSPG中へ析出し、純度が低下する。
次に本発明を更に具体的に説明する。但し本発明はこれに限定されるものではない。なお、SPGのガスクロマトグラフィー(以下GC)分析では、SPGをメタノール溶液に調整して分析を行った。
参考例1
<HPAの合成>
イソブチルアルデヒド(以下、IBALと称する)595部と37重量%ホルマリン657部を、40℃、窒素気流下で攪拌しながら、トリエチルアミン(以下、TEAと称する)33部を5分間かけて加えた。TEA添加終了時、反応液温度は65℃に達した。ここから、反応液温度を徐々に上げ、30分後には90℃に達した。90℃で5分間反応を継続させた後、外部冷却によって、60℃まで冷却し、反応を停止させた。
続いて、60〜70℃、圧力53kPaで、未反応のIBAL、TEA、メタノール等の低沸留分を留去した。この低沸留分留去後の反応生成液(以下、粗HPAと称する)を、GCを用いて組成分析した結果、HPA62.4重量%、IBAL0.26重量%、ホルムアルデヒド2.4重量%、TEA0.31重量%、ネオペンチルグリコール0.64重量%、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールモノエステル2.0重量%、イソ酪酸ネオペンチルグリコールモノエステル0.18重量%および水28.5重量%であった。
参考例2
<SPG合成反応>
水600部にPE48.9部溶解し、35重量%塩酸5.1部添加した。ここに参考例1で得られた粗HPA146.6部を3.5時間かけて滴下した。このとき反応開始前の反応液のpH値は1.5であり、反応温度は90℃であった。滴下終了後90℃のまま3時間熟成した。熟成終了時の反応液スラリーのSPG濃度は15.0重量%であった。熟成終了後、反応液を固液分離し、湿SPGと498部の反応母液を得た。湿SPGを450部の水にて洗浄し、得られたSPGを乾燥させ、SPG結晶82.0部を得た。仕込んだPEに対するSPGの収率は75モル%であり、GCを用いて分析した結果、この結晶の純度は99.2重量%であった。また、この結晶を水中に分散させ、超音波処理を10分間行ったものを湿式粒度分布計にて分析したところ、平均粒径8μmであった。尚、固液分離はグラスフィルターを使用して減圧ろ過を行ったが、途中でケーキに割れが入った。ろ過直後のSPGケーキの含液率は52重量%であった。
実施例1
<粗HPA使用SPG合成反応>
水600部にPE48.9部溶解し、35重量%塩酸5.1部、種晶として参考例2で得られたSPG結晶13部(反応系への全供給量の1.6重量%)添加した。ここに粗HPA 146.6部を3.5時間かけて滴下した。このとき反応開始前の反応液のpH値は1.5であり、反応温度は90℃であった。滴下終了後90℃のまま3時間熟成した。前記Xは15.0重量%であった。熟成終了後、反応液を固液分離し、湿SPGと498部の反応母液を得た。湿SPGを450部の水にて洗浄し、得られたSPGを乾燥させ、SPG結晶96.2部を得た。仕込んだPEに対するSPGの収率は76.1モル%であり、GCを用いて分析した結果、この結晶の純度は99.3重量%であった。また、この結晶を水中に分散させ、超音波処理を10分間行ったものを湿式粒度分布計にて分析したところ、平均粒径12μmであった。また、廃水量は再使用する反応母液を含め1123.8部であった(反応母液、回収洗浄液、乾燥回収水を含む)。尚、固液分離はグラスフィルターを使用して減圧ろ過を行ったが、ケーキに割れは入らずに終了できた。ろ過直後のSPGケーキの含液率は37%であった。
<リサイクル反応1回目>
次に反応母液の80重量%である560部と水40部、35重量%塩酸2.7部、粗HPA水溶液を131.4部使用した以外は前記合成反応と同様にして1回目のリサイクル反応を行なった。同様にして得た乾燥SPGの新規追加のPE基準収率(以下同様)は93.0モル%であり、純度は99.4重量%であった。また、超音波処理後の平均粒径は10μmであった。固液分離はグラスフィルターを使用して減圧ろ過を行ったが、ケーキに割れは入らずに終了できた。ろ過直後のSPGケーキの含液率は38重量%であった。
<リサイクル反応2回目以降>
この操作を繰り返し、リサイクル反応を10回目まで行なった。2〜10回目のリサイクル反応において、SPGの平均収率は90.0モル%であり、純度は99.3重量%、超音波処理後の平均粒径の平均は11μmであった。また、廃水量は平均750部であった。固液分離はグラスフィルターを使用して減圧ろ過を行ったが、ケーキに割れは入らずに終了できた。ろ過直後のSPGケーキの含液率の平均は45重量%であった。
実施例2
<HPA精製>
参考例1で得られた粗HPA835部に対し水2505部を加え55℃で完全に混合させた。攪拌しながら55℃から32℃まで5時間かけて徐々に冷却し、その後32℃で1時間保った。得られた結晶を上排型遠心分離機にて固液分離後、水にて洗浄した。純度96.5重量%のHPAを回収率60%で得た。含水率は12重量%で、残存TEAは0.01重量%であった。
<精製HPA使用SPG合成反応>
水1200部にPE95部を溶解し、パラトルエンスルホン酸(以下PTSA)5部、種晶として参考例2で得られたSPG 26部(反応系への全供給量の1.7重量%)添加した。ここに精製HPA 160部と水65部を80℃で加熱溶解させた精製HPA水溶液を3.5時間かけて滴下した。前記Xは14.8重量%であった。このとき反応開始前の反応液のpH値は1.8であり、反応温度は90℃であった。滴下終了後90℃のまま2時間熟成した。熟成終了後、反応液を固液分離し、湿SPGと1240部の反応母液を得た。その後460部の水にて洗浄し、SPGを乾燥させ、SPG結晶147部を得た。仕込んだPEに対するSPGの収率は56.8モル%であり、GCを用いて分析した結果、この結晶の純度は99.9重量%であった。また、この結晶を水中に分散させ、超音波処理を10分間行ったものを湿式粒度分布計にて分析したところ、平均粒径23μmであった。また、廃水量は再使用する反応母液を含め1780部であった(反応母液、回収洗浄液、乾燥回収水を含む)。尚、固液分離はグラスフィルターを使用して減圧ろ過を行ったが、ケーキに割れは入らずに終了できた。ろ過直後のSPGケーキの含液率は37重量%であった。
<リサイクル反応1回目>
次に反応母液の85重量%である1200部とPE95部を混ぜ、加熱溶解し、PTSA0.7部、精製HPA水溶液を240部使用した以外は前記合成反応と同様にして1回目のリサイクル反応を行った。同様にして得た乾燥SPGの収率は96.5モル%であり、純度は99.8重量%であった。また、超音波処理後の平均粒径は22μmであった。固液分離はグラスフィルターを使用して減圧ろ過を行ったが、ケーキに割れは入らずに終了できた。ろ過直後のSPGケーキの含液率は37重量%であった。
<リサイクル反応2回目>
次に反応母液の83重量%である1100部と水100部を使用した以外は1回目と同様にして2回目のリサイクル反応を行った。同様にして得た乾燥SPGの収率は94.6モル%であり、純度は99.8重量%であった。また、超音波処理後の平均粒径は22μmであった。固液分離はグラスフィルターを使用して減圧ろ過を行ったが、ケーキに割れは入らずに終了できた。ろ過直後のSPGケーキの含液率は37重量%であった。
<リサイクル反応3回目以降>
この操作を繰り返し、リサイクル反応を10回目まで行った。3〜10回目のリサイクル反応において、SPGの平均収率は94.0モル%であり、純度は99.7重量%、超音波処理後の平均粒径の平均は20μm以上であった。また、平均廃水量は584部であった。固液分離はグラスフィルターを使用して減圧ろ過を行ったが、ケーキに割れは入らずに終了できた。ろ過直後のSPGケーキの含液率の平均は42重量%であった。
比較例1
参考例1で得られた粗HPAを原料とし、SPG合成反応時に種晶を添加しない以外は実施例1と同様に10回のリサイクル反応を行った。1〜10回目のリサイクル反応において、得られたSPGの平均GC純度は99.0重量%、平均収率は88.0モル%、超音波処理後の平均粒径の平均は6μmであった。尚、グラスフィルターを使用した減圧ろ過により固液分離を行う際に、途中でケーキに割れが入ったが、実施例1と同様にして、ろ過、水洗、乾燥操作を行い、SPG結晶を得た。ろ過直後のSPGケーキの含液率の平均は52重量%であった。
比較例2
参考例1で得られた粗HPAを原料とし、SPG合成反応時に種晶を反応系への全供給量に対して0.5重量%使用した以外は実施例1と同様にSPG合成反応と10回のリサイクル反応を行った。1〜10回目のリサイクル反応において、得られたSPGの平均GC純度は99.2%、平均収率は80.0モル%、超音波処理後の平均粒径の平均は7μmであった。尚、グラスフィルターを使用した減圧ろ過により固液分離を行う際に、途中でケーキに割れが入ったが、実施例1と同様にして、ろ過、水洗、乾燥操作を行い、SPG結晶を得た。ろ過直後のSPGケーキの含液率の平均は52重量%であった。
比較例3
参考例1で得られた粗HPAを原料とし、SPG合成反応時のpH値を4.5とした以外は実施例1と同様にSPG合成反応を行った。得られたSPGのGC純度は99.5重量%であったが、収率は40.0モル%と極めて低かった。また、超音波処理後の平均粒径は10μmであった。
比較例4
PE50部を水180部とキシレン18部からなる混合物に懸濁させ、60℃まで昇温した。そこへ参考例1で得られた粗HPA124部及び50重量%硫酸9部を2時間かけて併注した。その後、同温度に保ちながら12時間攪拌した後、48重量%水酸化ナトリウム水溶液で中和した。得られたスラリー状混合物を減圧ろ過し、水で洗浄後乾燥することにより99.5部のSPGを得た。収率89モル%、GC純度98重量%、超音波処理後の平均粒径は9μmであった。尚、グラスフィルターを使用した減圧ろ過により固液分離を行う際に、途中でケーキに割れが入ったが、実施例1と同様にして、ろ過、水洗、乾燥操作を行い、SPG結晶を得た。ろ過直後のSPGケーキの含液率は60重量%であった。
比較例5
参考例1で得られた粗HPA306部とPE116部を含む水溶液1116部を混合した後、60℃に加熱、攪拌して均一な溶液とした。この混合溶液に98重量%硫酸22部を一度に加え、60℃で6時間反応を行った。反応終了後48重量%水酸化ナトリウム水溶液で中和し、ろ過、洗浄を行った。乾燥後207部のSPGを得た。収率80モル%、純度93重量%、超音波処理後の平均粒径は8μmであった。尚、グラスフィルターを使用した減圧ろ過により固液分離を行う際に、途中でケーキに割れが入ったが、実施例1と同様にして、ろ過、水洗、乾燥操作を行い、SPG結晶を得た。ろ過直後のSPGケーキの含液率は60重量%であった。
比較例6
参考例1で得られた粗HPAを原料とし、前記Xを40重量%とした以外は実施例1と同様にSPG合成反応を行った。反応途中でスラリー濃度が高くなりすぎたために攪拌が十分にできなくなったが、そのまま反応を継続した。得られたSPGのGC純度は86.5重量%、収率は65.0モル%であった。尚、グラスフィルターを使用した減圧ろ過により固液分離を行う際に、途中でケーキに割れが入ったが、実施例1と同様にして、ろ過、水洗、乾燥操作を行い、SPG結晶を得た。
比較例7
参考例1と同様の方法で得られた、残存トリエチルアミン量が5重量%の粗HPAを原料とし、反応終了時のpH値が1.8になるような量の酸触媒を使用した以外は実施例1と同様にSPG合成反応(触媒:塩酸12.7g)と10回のリサイクル反応(触媒:塩酸8.6g)を行った。1〜10回目のリサイクル反応において、得られたSPGの平均GC純度は97.8重量%、平均収率は80.0モル%、超音波処理後の平均粒径の平均は5μmであった。尚、グラスフィルターを使用した減圧ろ過により固液分離を行う際に、途中でケーキに割れが入ったが、実施例1と同様にして、ろ過、水洗、乾燥操作を行い、SPG結晶を得た。ろ過直後のSPGケーキの含液率の平均は60重量%であった。
Figure 0004604549
スピログリコールは、分子内に環式アセタールを有する多価アルコールで、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリウレタン、ポリエーテルポリオール、エポキシ樹脂等の高分子材料の中間体、あるいはモノマーとして、更には接着剤、可塑剤、樹脂安定剤、潤滑油等の原料として有用な化合物である。

Claims (4)

  1. 酸を触媒として水溶媒中でペンタエリスリトールとヒドロキシピバルアルデヒドとを反応させスピログリコールを製造する方法であって、以下の(A)〜(D)を満足することを特徴とする高純度スピログリコールの製造方法。
    (A)原料ヒドロキシピバルアルデヒド中のアミンおよびアミン塩の合計含有量が0.31重量%以下である。
    (B)反応前および/または反応中に、スピログリコールからなる結晶である種晶を、反応系への全供給量(原料、溶媒、触媒および種晶)に対して1.5〜30重量%の範囲で添加する。
    (C)反応中の反応液pH値が0.1〜2.0の範囲である。
    (D)反応系に供給されるペンタエリスリトールとヒドロキシピバルアルデヒドから合成されうるスピログリコールの最大量(理論量)と、反応系に供給される種晶中のスピログリコール量の合計が、反応系への全供給量に対して、5〜35重量%の範囲である。
  2. 反応終了後、反応液からスピログリコール結晶を分離して得られた反応母液のうちの50〜98重量%を反応に再使用することを特徴とする請求項1または2に記載の高純度スピログリコールの製造方法。
  3. 反応の際にヒドロキシピバルアルデヒドを1〜6時間かけて添加することを特徴とする請求項1又は2に記載の高純度スピログリコールの製造方法。
  4. アミンおよびアミン塩が、トリエチルアミンおよびトリエチルアミンギ酸塩である請求項1〜のいずれかに記載の高純度スピログリコールの製造方法。
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