JP4601775B2 - 蓋の供給装置 - Google Patents

蓋の供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4601775B2
JP4601775B2 JP2000204801A JP2000204801A JP4601775B2 JP 4601775 B2 JP4601775 B2 JP 4601775B2 JP 2000204801 A JP2000204801 A JP 2000204801A JP 2000204801 A JP2000204801 A JP 2000204801A JP 4601775 B2 JP4601775 B2 JP 4601775B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
opening end
suction
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000204801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002019710A (ja
Inventor
初雄 桜沢
Original Assignee
株式会社冨士製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社冨士製作所 filed Critical 株式会社冨士製作所
Priority to JP2000204801A priority Critical patent/JP4601775B2/ja
Priority to MYPI20005698A priority patent/MY125260A/en
Priority to EA200300121A priority patent/EA003886B1/ru
Priority to DE60139557T priority patent/DE60139557D1/de
Priority to EP01938747A priority patent/EP1306307B1/en
Priority to US10/297,684 priority patent/US6745541B2/en
Priority to AU2001264326A priority patent/AU2001264326A1/en
Priority to CNB018113583A priority patent/CN1207168C/zh
Priority to PCT/JP2001/005226 priority patent/WO2002004293A1/ja
Priority to AT01938747T priority patent/ATE439299T1/de
Publication of JP2002019710A publication Critical patent/JP2002019710A/ja
Priority to HK04100705A priority patent/HK1057880A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP4601775B2 publication Critical patent/JP4601775B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B7/00Closing containers or receptacles after filling
    • B65B7/16Closing semi-rigid or rigid containers or receptacles not deformed by, or not taking-up shape of, contents, e.g. boxes or cartons
    • B65B7/28Closing semi-rigid or rigid containers or receptacles not deformed by, or not taking-up shape of, contents, e.g. boxes or cartons by applying separate preformed closures, e.g. lids, covers
    • B65B7/2807Feeding closures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)
  • Sealing Of Jars (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乾燥麺等を収容する容器の開口部に蓋を自動的に供給する蓋の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器に蓋を自動的に供給する供給装置として、蓋ストック装置に保持されている多数の蓋から、一枚の蓋を例えば吸着供給手段により吸着保持し、搬送装置により開口端面を上方に向けた状態で搬送されてくる容器の上方まで移送し、吸着の解除により蓋を開口端面の上に供給していく装置が知られている。
【0003】
ここで、吸着供給手段から離れて落下する蓋は、容器の開口端面に向けて正常な供給が行われにくい。
そこで、例えば実開昭55−148001号公報に記載されている技術のように、搬送装置の容器を保持する複数のダイスに、蓋を容器の開口端面に案内するための案内部材を設けた構造が知られている。
【0004】
前記ダイスは、開口端面を上方に向けた容器を支持するための容器支持穴を複数設けた板材であり、前記容器支持穴の周囲の上面に、案内部材としての案内ピンを複数配置している。各案内ピンは、容器支持穴に向けて傾斜する頭部を有した部材であり、板材内部に配設したばねでダイス内部に沈み込みが可能とされて支持されている。
【0005】
この案内ピンを配置したことで、吸着供給手段により容器の上方まで供給されてきた蓋は、案内ピンにガイドされて容器の開口端面に正常に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した実開昭55−148001号公報の技術を採用すると、多数の案内ピンを各ダイス毎に配置しなければならないので、装置コスト、メンテナンスコストの面で問題がある。
また、蓋をしていない容器の開口端面近くに配置されている案内ピン及びばねは、最悪の場合、脱落して容器内に混入するというトラブルが発生するおそれもある。
【0007】
さらに、前述した吸着供給手段は、蓋の中心に対して吸着部の中心がずれた状態で吸着保持する場合がある。このような状態で容器の開口端面に向けて蓋を供給すると、ダイスに案内ピンを設けていても正常に蓋が供給されない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、装置コスト、メンテナンスコストの低減化を図りながら、安全に、しかも蓋、容器の位置を矯正しながら高精度に容器の開口端面に蓋を供給することができる蓋の供給装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の蓋の供給装置は、開口端面を上方に向けた容器を間欠的に搬送する搬送装置と、薄板の素材からなる蓋を多数重ねて保持する蓋ストック装置と、この蓋ストック装置から吸着部により一枚の蓋を吸着保持し、前記搬送装置により搬送されてきた前記容器の開口端面の上側まで移送し、吸着保持の解除により前記蓋を前記開口端面上に供給する蓋供給機構とを備えた蓋の供給装置において、前記搬送装置により搬送された容器の上にあって前記蓋が前記蓋吸着機構から離れて前記開口端面を覆うのを案内する蓋ガイド部と、この蓋ガイド部を、前記蓋供給機構による蓋の吸着保持の解除の直前に前記容器の開口端面と同一レベル位置まで移動させるガイド部移動機構と、を備え、前記蓋供給機構の吸着部は吸着保持の解除状態で下降することにより容器上の蓋を平らに保持するものとし、また前記蓋ガイド部はプレート体からなり、このプレート体に蓋のガイド孔を設けて、このガイド孔により蓋を容器の開口端面までガイドするようにするとともに、このプレート体にガイド孔に連続して形成されガイド孔同様にプレート体を貫通している凹部を形成して、この凹部を前記平らに保持される蓋を仮付けするヒータが下降するヒータ移動凹部とした装置とした。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、乾燥麺を収容するカップ麺容器に蓋を自動的に供給する蓋の供給装置の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態の装置を搬送方向から示した図であり、図2は、装置を右側から示した図、図3は本実施形態を構成する蓋ガイド部40を示す平面図である。ここで、容器Nは、断熱性を揺する発泡スチロール等の合成樹脂材で碗状に形成されている。
【0012】
本実施形態の装置は、乾燥麺を収容した容器Nを間欠的に搬送するチェーンコンベヤ2と、容器Nの開口端面よりやや大きい外形状の多数の蓋Rをストックしている蓋ストック装置4と、一枚の蓋Rを吸着して容器Nの開口端面に向けて供給する蓋供給機構6と、蓋Rを容器Nの開口端面近くでガイドする蓋ガイド装置8とを備えている。
【0013】
チェーンコンベヤ2は、図1に示すように、案内部材1によって左右の水平方向に案内され、図示しない前端側及び後端側のスプロケットに巻回されて夫々搬送される無端ローラチェーン20L、20Rと、これら無端ローラチェーン20L、20R間に橋架された保持枠22とで構成されており、保持枠22の幅方向の中心位置には、4個の容器Nを保持する保持孔24が長手方向に所定間隔をあけて形成されている。そして、前端側及び後端側のスプロケットを図示しないモータで定期的に回転駆動することにより、容器Nを保持して図1の紙面の表裏方向に移動してきた保持枠22が、後述する蓋ガイド部40の下方で停止するようになっている。
【0014】
蓋ストック装置4は、図1に示すように、薄板の素材からなる蓋を多数重ねた4箇所のストック部24a〜24dを左右方向に離して設けた装置であり、各ストック部24a〜24dの最下部に位置する蓋から順に蓋供給機構6に吸着保持されるようになっている。
蓋供給機構6は、図1に示すように、各ストック部4a〜4dから最下部の一枚の蓋を吸着保持する4台の吸着部26a〜26dと、4台の吸着部26a〜26dを保持しているチャネル材32aとこのチャネル材の両端部に同軸に固着した棒体32bとで構成され、棒体32bが左右の支持枠28a、28bに形成した案内溝30に入り込んで水平方向に配置されている吸着支持部32と、図示しない駆動モータからチェーン及びスプロケット34を介して回転駆動力が伝達される駆動軸34と、一端部が駆動軸34の両端部に固着している一対の回転杆36と、これら回転杆36の他端と吸着支持部32の両端部との間に回動自在に連結し、駆動軸34の回転が上下運動に変換される一対の駆動力伝達シャフト38とを備えている。前記案内溝30は、図2に示すように、上下方向に延在している上部溝30a及び下部溝30bの間に、上部溝30a及び下部溝30bの中心から幅方向にずれた位置に湾曲している湾曲溝30cを設けた形状としている。
【0015】
そして、駆動力伝達シャフト38が最上部まで移動すると吸着支持部32が最上部に位置し(図1のA位置)、上方を向く吸着部26a〜26dがストック部24a〜24dからそれぞれ一枚の蓋Rを吸着する。そして、駆動力伝達シャフト38が下がり、吸着支持部32の棒体32bが案内溝30の湾曲溝30cまで移動すると、吸着部26a〜26dが90°回転した方向を向き(図2のB位置)、さらに、駆動力伝達シャフト38が最下部まで移動し、吸着支持部32の棒体32bが案内溝30の下部溝30bまで移動すると(図1のC位置)、吸着部26a〜26dが下方を向き、容器Nを保持した保持枠22に向けて下降していく(図1のD位置)。
【0016】
ここで、吸着部26a〜26dは、下方を向いた時点で蓋Rを吸着保持する状態が解除され、それらの下面が容器Nの開口端面と同一レベルになるまで下降していく。
また、蓋ガイド装置8は、蓋Rが吸着部26a〜26dから離れて容器Nの開口端面までの動作をガイドする蓋ガイド部40を備えている。この蓋ガイド部40は、図3に示すように、円形の蓋Rと略同一形状の4箇所のガイド孔42a〜42dと、後述する仮付けヒータ62が下降してくることが可能なヒータ移動凹部44a〜44dを設けたプレート体であり、ガイド部移動機構46の駆動によりチェーンコンベヤ2の上方、或いは容器Nの開口端面と同一レベルまで移動可能とされている。
【0017】
ガイド部移動機構46は、図1及び図2に示すように、蓋供給機構6の回転杆36と同軸で駆動軸34の両端部に固着している一対のカム48と、これらカム48の周面にコロ50aを介して下端が係合し、カム48の回転により上下に往復運動する一対のクランク52と、これらクランク52の上部と前記蓋ガイド部40の両端部とを連結する連結部材54(図3参照)とで構成されている。
【0018】
そして、駆動軸34の回転によりカム48の最大外周面48a上をコロ50aが転動すると、クランク52が上昇して蓋ガイド部40がチェーンコンベヤ2の上方に位置し(図1のa位置)、カム48の最小外周面48b上をコロ50aが転動すると、クランク52が下降して蓋ガイド部40の下端が容器Nの開口端面と同一レベルまで下降する(図1のb位置:図2の状態)。
【0019】
ここで、図1に示すように、蓋ガイド部40の長手方向の両端側の下面には、ガイド孔位置矯正部材56が設けられている。このガイド孔位置矯正部材56は、図2に示すように、蓋ガイド部40が下降したときに、チェーンコンベヤ2の無端ローラチェーン20L、20Rを構成しているローラの間に入り込むことで、蓋ガイド部40のガイド孔42a〜42dの中心を保持枠22の各保持孔24の中心に一致させる。すなわち、ガイド孔位置矯正部材56は、蓋ガイド部40のガイド孔42a〜42dの中心を、容器Nの軸心に一致させる機能を有している。
【0020】
また、支持フレーム60に固定された4台の仮付けヒータ62が、蓋ガイド装置8の上方の蓋ガイド部40のヒータ移動凹部44a〜44dに臨む位置に配置されている。これら仮付けヒータ62は、シリンダロッド部62aを鉛直下方に伸長させることで、ヒータ部62bがヒータ移動凹部44a〜44dを通過して容器Nの開口端面の一部に接触するようになっている。
【0021】
次に、上記実施形態の動作を、図1から図4を参照して説明する。
今、チェーンコンベヤ2が停止し、駆動力伝達シャフト38が最上部に移動し、クランク52の下部のコロ50aがカム48の最大外周面48aに当接して容器Nを保持した保持枠22の上方(図4の2点鎖線の位置)に蓋ガイド部40が位置しているものとする。
【0022】
そして、蓋ストック装置4から吸着部26a〜26dがそれぞれ一枚の蓋Rを吸着保持した後、駆動軸34の回転力が回転杆36に伝達されて駆動力伝達シャフト38が下がってくると、案内溝30の案内によって吸着部26a〜26dが、蓋Rを保持した状態で徐々に下方を向いていく。この動作に同期して、クランク52の下部のコロ50aが、カム48の最大外周面48aの転動から最小外周面38bの転動に移るのでクランク52が徐々に下降していき、蓋ガイド部40も下降してその下端が容器Nの開口端面と同一レベルになる。その際、蓋ガイド部40の下面に設けたガイド孔位置矯正部材56が、無端ローラチェーン20L、20Rのローラの間に入り込み、蓋ガイド部40のガイド孔42a〜42dの中心を、容器Nの軸心に一致させる。
【0023】
吸着部26a〜26dが下方を向いた時点で蓋Rの吸着状態を解除すると、図4に示すように、吸着部26aから離れた蓋Rは、その外周が蓋カイド部40のガイド孔42aの内周に接触しながら落下していき、容器Nの軸心に一致しながら開口端面を確実に覆っていく。
次いで、吸着部26a〜26dが下降して容器N上の蓋Rを平らに保持した後に、図4の2点鎖線の位置に示すように、仮付けヒータ62のヒータ部62bを下降させて蓋Rの一部に接触させる。これにより、蓋Rの一部が、容器Nの開口端面に加熱溶着により仮接着される。
【0024】
そして、駆動軸34の回転により駆動力伝達シャフト38が上昇すると案内溝30の案内によって吸着部26a〜26dが回転しながら上方に移動していく。この動作に同期して、クランク52の下部のコロ50aも、カム48の最小外周面48bの転動から最大外周面38aの転動に移ってクランク52が徐々に上昇していき、蓋ガイド部40も上昇してチェーンコンベヤ2の上方に位置し、初期の状態に復帰する。
【0025】
そして、チェーンコンベヤ2を間欠的に移動した後に上述した動作を繰り返すことにより、容器Nの開口端面に対する蓋Rの自動供給が行われていく。
したがって、本実施形態の装置は、容器Nの開口端面近くまで移動してきた吸着部26a〜26dが蓋Rの吸着を解除する直前に、一台の蓋ガイド部40を容器Nの開口端面と同一レベルにまで下降させて、吸着部26a〜26dから離れた蓋Rを容器Nの開口端面まで案内するようにしているので、搬送手段(ダイス)に多数の案内ピンを配置して蓋の案内をする従来装置と比較して部品点数の少ない装置となり、装置コスト、メンテナンスコストの低減化を図ることができる。
【0026】
また、容器Nの開口端面の上方に配置した蓋ガイド部40には、容器N内に脱落するおそれがある小さな部品が何等存在しないので、安全性を高めながら蓋Rの自動供給を行うことができる。
そして、蓋ガイド部40は、蓋Rと略同一形状のガイド孔42a〜42dを設けただけのプレート体であり、しかも、この蓋ガイド部40は、蓋供給機構6を駆動する駆動軸34にカム48、クランク52を介して連動させるだけで降動作を行うので、簡便な装置構成を提供することができる。
【0027】
また、蓋ガイド部40の下面に設けたガイド孔位置矯正部材56が、無端ローラチェーン20L、20Rのローラの間に入り込むことで蓋ガイド部40のガイド孔42a〜42dの中心を容器Nの軸心に一致させるようにしているので、蓋Rを容器Nの開口端面に高精度に供給することができる。
また、例えば吸着部26aの中心に対して蓋Rの中心がずれた状態で吸着されて供給されてきても、蓋Rがガイド孔42aを通過するときに自身の中心位置が矯正されるので、この場合にも、蓋Rを容器Nの開口端面に高精度に供給することができる。
【0028】
また、供給されてきた蓋Rが変形、例えばカール状に曲がっていたとしても、直前まで蓋Rを吸着保持していた吸着部26a〜26dが、それらの下面が容器Nの開口端面と同一レベルになるまで下降していくので、容器Nの開口端面に供給した蓋Rを上方から押し付けて平板状に矯正することができる。
さらに、容器Nの開口端面に供給した蓋Rは、仮付けヒータ62によりその一部が容器Nの開口端面に加熱溶着によって仮接着されるので、次工程に搬送されても、蓋Rが開口端面の正常な位置からずれるおそれがない。
【0029】
次に、図5に示すものは、第2実施形態の蓋の供給装置を示すものである。なお、図1に示した第1実施形態と同一構成の部分は、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態は、第1実施形態で示した駆動軸34の両端部に固着している一対のカム48と、カム48の周面に係合して上下に往復運動するクランク52を削除し、その替わりに、装置枠72にガイド部移動シリンダ装置74を固定し、このガイド部移動シリンダ装置74の作動により蓋ガイド部40を上下移動させる。
【0030】
つまり、蓋ストック装置4から吸着部26a〜26dがそれぞれ一枚の蓋Rを吸着保持した後、駆動軸34の回転力が回転杆36に伝達されて駆動力伝達シャフト38が下がってくるまで、ガイド部移動シリンダ装置74は蓋ガイド部40を上方に位置させ、吸着部26a〜26dが蓋Rを保持した状態で下方を向く直前に、ガイド部移動シリンダ装置74が蓋ガイド部40を下方に移動し、蓋ガイド部40の下端が容器Nの開口端面と同一レベルまで下降させるようになっている。
【0031】
これにより、第1実施形態と同様に、装置コスト、メンテナンスコストの低減化を図ることができるとともに、容器Nの開口端面の上方に配置した蓋ガイド部40には、容器N内に脱落するおそれがある小さな部品が何等存在しないので、安全性を高めながら蓋Rの自動供給を行うことができる。
次に、図6に示すものは、第1実施形態のガイド孔位置矯正部材56と同様の機能を備えた第3実施形態を示すものである。
【0032】
本実施形態は、無端ローラチェーン20L、20R間に橋架された保持枠22の長手方向の両端部に矯正孔76が形成され、蓋ガイド部40の長手方向の両端側の下面に、前記矯正孔76に入り込む矯正突起78が設けられている。
そして、蓋ガイド部40が下降したときに、矯正突起78が矯正孔76に入り込むことで、蓋ガイド部40のガイド孔42a〜42dの中心が保持枠22の各保持孔24の中心に一致、すなわち、矯正孔76及び矯正突起78が、蓋ガイド部40のガイド孔42a〜42dの中心を、容器Nの軸心に一致させる機能を有している。なお、矯正孔76及び矯正突起78が、本発明のガイド孔位置矯正機構に相当している。
【0033】
さらに、図7に示すものは、図6と異なる構造のガイド孔位置矯正機構を示すものである。
本実施形態は、保持枠22の保持孔24の上端開口周縁に取り付けた容器保持リング80に矯正孔82が形成されているとともに、蓋ガイド部40の長手方向の両端側の下面に、前記矯正孔82に入り込む矯正突起84が設けられている。
【0034】
そして、蓋ガイド部40が下降したときに、矯正突起84が矯正孔82に入り込むことで、蓋ガイド部40のガイド孔42a〜42dの中心が保持枠22の各保持孔24の中心に一致するようになっている。
なお、上記各実施形態では、カップ麺容器の製造ラインに適用する場合について説明したが、本発明の要旨がこれに限定されるものではなく、任意の包装容器に蓋を供給する場合に適用し得ることは勿論である。また、上記実施形態では、4個ずつの容器Nに対して蓋Rを同時に供給する装置を示したが、容器Nの数をこれに限定するわけではない。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の蓋の供給装置によると、装置コスト、メンテナンスコストの低減化を図りながら、安全に、しかも蓋、容器の位置を矯正しながら高精度に容器の開口端面に蓋を自動的に供給することができる。
また、本発明によれば、供給されてきた蓋が変形していたとしても、直前まで蓋を吸着保持していた吸着部がさらに下降していくので、容器の開口端面に供給した蓋を上方から押し付けて平板状に矯正することができる。この状態に容器に供給された蓋は、ヒータ移動凹部を利用して仮付けヒータにより仮接着されるので、次工程に搬送されても蓋が開口端面の正常な位置からずれるおそれがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の蓋の供給装置を搬送方向から示した図である。
【図2】第1実施形態の蓋の供給装置を側面から示した概略図である。
【図3】第1実施形態の蓋の供給装置を構成している蓋ガイド部を示す平面図である
【図4】第1実施形態において供給されてきた蓋を容器の開口端面に案内する状態示す図である。
【図5】第2実施形態の蓋の供給装置を搬送方向から示した図である。
【図6】第2実施形態のガイド孔位置矯正機構を示す図である。
【図7】第3実施形態のガイド孔位置矯正機構を示す図である。
【符号の説明】
2 チェーンコンベヤ(搬送装置)
4 蓋ストック装置
6 蓋供給機構
8 蓋ガイド装置
24a〜24d ストック部
26a〜26d 吸着部
34 駆動軸
36 回転杆
38 駆動力伝達シャフト
40 蓋ガイド部
42a〜42d ガイド孔
46 ガイド部移動機構
48 カム
52 クランク
56 ガイド孔位置矯正部材(ガイド孔位置矯正機構)
62 仮付けヒータ(仮接着装置)
74 ガイド部移動シリンダ装置
76 矯正孔
78 矯正突起
80 容器保持リング
82 矯正孔
84 矯正突起
N 容器
R 蓋

Claims (1)

  1. 開口端面を上方に向けた容器を間欠的に搬送する搬送装置と、薄板の素材からなる蓋を多数重ねて保持する蓋ストック装置と、この蓋ストック装置から吸着部により一枚の蓋を吸着保持し、前記搬送装置により搬送されてきた前記容器の開口端面の上側まで移送し、吸着保持の解除により前記蓋を前記開口端面上に供給する蓋供給機構とを備えた蓋の供給装置において、
    前記搬送装置により搬送された容器の上にあって前記蓋が前記蓋吸着機構から離れて前記開口端面を覆うのを案内する蓋ガイド部と、この蓋ガイド部を、前記蓋供給機構による蓋の吸着保持の解除の直前に前記容器の開口端面と同一レベル位置まで移動させるガイド部移動機構と、を備え、前記蓋供給機構の吸着部は吸着保持の解除状態で下降することにより容器上の蓋を平らに保持するものとし、また前記蓋ガイド部はプレート体からなり、このプレート体に蓋のガイド孔を設けて、このガイド孔により蓋を容器の開口端面までガイドするようにするとともに、このプレート体にガイド孔に連続して形成されガイド孔同様にプレート体を貫通している凹部を形成して、この凹部を前記平らに保持される蓋を仮付けするヒータが下降するヒータ移動凹部としたことを特徴とする蓋の供給装置。
JP2000204801A 2000-07-06 2000-07-06 蓋の供給装置 Expired - Fee Related JP4601775B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000204801A JP4601775B2 (ja) 2000-07-06 2000-07-06 蓋の供給装置
MYPI20005698A MY125260A (en) 2000-07-06 2000-12-05 Lid feeding apparatus
AT01938747T ATE439299T1 (de) 2000-07-06 2001-06-19 Vorrichtung zum zuführen von deckeln
EP01938747A EP1306307B1 (en) 2000-07-06 2001-06-19 Cover feeder
US10/297,684 US6745541B2 (en) 2000-07-06 2001-06-19 Lid feeding apparatus
AU2001264326A AU2001264326A1 (en) 2000-07-06 2001-06-19 Cover feeder
EA200300121A EA003886B1 (ru) 2000-07-06 2001-06-19 Устройство для подачи крышек
PCT/JP2001/005226 WO2002004293A1 (fr) 2000-07-06 2001-06-19 Dispositif de distribution de couvercles
DE60139557T DE60139557D1 (de) 2000-07-06 2001-06-19 Vorrichtung zum zuführen von deckeln
CNB018113583A CN1207168C (zh) 2000-07-06 2001-06-19 盖的供给装置
HK04100705A HK1057880A1 (en) 2000-07-06 2004-02-03 Cover feeder.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000204801A JP4601775B2 (ja) 2000-07-06 2000-07-06 蓋の供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002019710A JP2002019710A (ja) 2002-01-23
JP4601775B2 true JP4601775B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=18702001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000204801A Expired - Fee Related JP4601775B2 (ja) 2000-07-06 2000-07-06 蓋の供給装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6745541B2 (ja)
EP (1) EP1306307B1 (ja)
JP (1) JP4601775B2 (ja)
CN (1) CN1207168C (ja)
AT (1) ATE439299T1 (ja)
AU (1) AU2001264326A1 (ja)
DE (1) DE60139557D1 (ja)
EA (1) EA003886B1 (ja)
HK (1) HK1057880A1 (ja)
MY (1) MY125260A (ja)
WO (1) WO2002004293A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006062676A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Showa Tansan Co Ltd カップ容器入り食品のガス置換装置
DE102005018659A1 (de) * 2005-04-21 2006-11-02 Hamba Filltec Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Befüllen von Bechern, Flaschen und anderen Behältern mit Nahrungs-und Genussmitteln
FR2887524A1 (fr) * 2005-06-23 2006-12-29 1 4 Vin Sarl Moyen d'inertage a faible vitesse et dispositif mettant en oeuvre ce moyen d'inertage pour conditionner un produit alimentaire
KR100801146B1 (ko) 2006-08-30 2008-02-05 이익재 아이스크림 용기의 뚜껑 공급장치
JP5155243B2 (ja) * 2009-04-21 2013-03-06 株式会社シンセイ 食材のカップ内充填用のリテーナーコンベア装置
BR112012001894B8 (pt) * 2009-07-29 2022-10-04 Cryovac Inc Máquina para embalagem de película a vácuo de um produto disposto sobre um suporte e método para embalagem de película a vácuo de um produto disposto sobre um suporte
CN102040013B (zh) * 2010-11-12 2012-06-27 罗放明 原箱原盖定量装箱装置
JP5972399B2 (ja) * 2012-01-20 2016-08-17 オーアンドアール・カートン・ルンド・アーベー 容器に蓋を取り付けるための装置および方法
JP6088820B2 (ja) * 2012-12-28 2017-03-01 株式会社冨士製作所 容器への蓋の供給装置
JP7269466B2 (ja) * 2018-12-28 2023-05-09 シブヤパッケージングシステム株式会社 容器包装装置
CN110550265B (zh) * 2019-09-20 2021-06-18 东莞市旭源智能自动化设备有限公司 一种礼盒打包机
US11325729B2 (en) * 2020-08-17 2022-05-10 Winpak Lane, Inc. Lid pick and place system and method of use thereof
CN112419597B (zh) * 2020-11-13 2022-06-21 北京镁伽机器人科技有限公司 扣盖机构及全自动饮品售卖机

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2836328A (en) 1955-11-04 1958-05-27 American Can Co Cap feeding and positioning means
CH514467A (de) * 1968-11-29 1971-10-31 Benz & Hilgers Gmbh Vorrichtung zum Deckblatteinlegen bzw. Zudeckeln von becherförmigen Behältern
US3894379A (en) 1971-02-22 1975-07-15 Continental Can Co Method of closing a flexible container
US3717971A (en) 1971-02-22 1973-02-27 Continental Can Co Machine for positioning a flexible container for seaming
US3712023A (en) * 1971-03-25 1973-01-23 Reynolds Metals Co Method and apparatus for transfer ring articles
US3876196A (en) 1972-10-17 1975-04-08 Continental Can Co Support with retractable stop
JPS5485889A (en) * 1977-12-20 1979-07-07 Sumitomo Bakelite Co Ltd Device for fabricating tightly closed vessel
JPS5485899A (en) 1977-12-20 1979-07-07 Yamada Kikai Kogyo Kk Bundling device
US4276734A (en) * 1979-04-16 1981-07-07 Lykes Pasco Packing Company Rotary filling and capping apparatus
JPS55148001A (en) 1979-05-07 1980-11-18 Kubota Ltd Soil treating working machine with automatic lifting control mechanism
JPS57104502A (en) * 1980-12-11 1982-06-29 Awa Engineering Kk Device for sealing mouth of vessel
DE3513754C1 (de) * 1985-04-17 1986-04-30 Benz & Hilgers GmbH, 4000 Düsseldorf Vorrichtung zum Aufsetzen von Deckeln auf Behaelter
JPH089039Y2 (ja) * 1987-05-13 1996-03-13 四国化工機株式会社 包装機械
FR2653408B1 (fr) * 1989-10-23 1991-12-27 Embatherm Procede et machine pour la fixation automatique d'un opercule sur le bord d'un recipient.
JP2971155B2 (ja) 1991-03-18 1999-11-02 株式会社冨士製作所 蓋の供給接着装置
JP3452602B2 (ja) * 1993-04-26 2003-09-29 株式会社冨士製作所 包装容器の蓋自動装着装置
US5946886A (en) * 1997-09-17 1999-09-07 Sweetheart Cup Systems for transferring and repositioning container lids
DE19817737A1 (de) * 1998-04-21 1999-11-04 Hassia Verpackung Ag Tiefgezogener Becher und Verfahren zu seiner Herstellung
DE29908075U1 (de) * 1999-05-06 2000-09-14 GEA Finnah GmbH, 48683 Ahaus Vorrichtung zum Verschließen von Kunststoffflaschen

Also Published As

Publication number Publication date
ATE439299T1 (de) 2009-08-15
EP1306307A4 (en) 2007-09-12
EA003886B1 (ru) 2003-10-30
DE60139557D1 (de) 2009-09-24
CN1207168C (zh) 2005-06-22
AU2001264326A1 (en) 2002-01-21
EP1306307A1 (en) 2003-05-02
EA200300121A1 (ru) 2003-06-26
CN1437544A (zh) 2003-08-20
MY125260A (en) 2006-07-31
US6745541B2 (en) 2004-06-08
WO2002004293A1 (fr) 2002-01-17
HK1057880A1 (en) 2004-04-23
JP2002019710A (ja) 2002-01-23
US20030131559A1 (en) 2003-07-17
EP1306307B1 (en) 2009-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4601775B2 (ja) 蓋の供給装置
JP6552947B2 (ja) 包装機及び包装方法
JP5148469B2 (ja) 包装機への袋供給方法及び装置
JP4753780B2 (ja) 包装機の給袋装置
JP2007522043A (ja) 貯留容器からシートのカップ部へと製品を移送するための方法及び装置
JP2009018816A (ja) 包装機への袋供給方法及び装置
JPH11321188A (ja) モジュ―ル式自動封筒挿入機械
JP4607654B2 (ja) スパウト装着方法
JP4821172B2 (ja) 容器供給装置
JP4551886B2 (ja) 傘ラベルの装着装置
JPH11227730A (ja) ラベル開口装置及びそのラベル開口装置を用いたロータリ型ラベル嵌挿装置
JP2021187497A (ja) 物品袋詰装置
JP4964089B2 (ja) 袋供給装置
JP2002249215A (ja) ビレット搬送コンベア
JPH0788065B2 (ja) 注出口を有する容器の成形シ−ル装置
JP4607653B2 (ja) スパウト装着装置
JP3878955B2 (ja) ロータリ型ラベル嵌挿装置
JP4866019B2 (ja) 物品の搬送装置及びパウチ容器の搬送装置
JP3101161B2 (ja) 搬送供給装置
KR940001806B1 (ko) Ic 마킹기의 슬리이브 분리 이송장치
JPS6233581Y2 (ja)
JPH11263321A (ja) 筒状フィルム嵌挿装置
JPS63114653A (ja) オフセツト印刷機
JPH0634493U (ja) 食品成形機における製品包装海苔シ−トの供給装置
JP2006016070A (ja) ブランクシートの供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100929

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4601775

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees