JP4600533B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にそのような装置におけるジョブ中断時のオートクリア処理の改良に関する。
オフィスやコンビニに設置され、多くのユーザに共同で使用されるコピー機やプリンタ、ファクシミリ等の機能を有する画像形成装置は、MFP(Multifunction Peripheral) と総称される。MFP の使用料を徴収するためには、いくつかの課金形態がとられている。課金形態としては、現金、プリペイドカード、課金サーバ登録ユーザ、本体登録ユーザといったものがある。
課金形態が現金とは、MFP の傍にベンダー(現金支払装置)を設置し、利用者が直接現金を投入する形態である。課金形態がプリペイドカードとは、MFP の傍にカード読み取り機を設置し、予めカード内に料金を加金してあるプリペイドカードで利用料を支払う形態である。課金形態が課金サーバ登録ユーザとは、MFP とネットワークを介して接続される課金サーバに予め登録したユーザに対しては、課金サーバ上で課金管理をする形態である。課金形態が本体登録ユーザとは、MFP 本体に予め登録したユーザに対しては、MFP 本体で課金管理をする形態である。特に、本体登録ユーザに対して無制限に使用を許可する場合がこれに当たる。
MFP は、プリントアウトを行うための料金の不足、あるいは、給紙エラーや各種デバイスのエラー、ユーザによるストップボタンの押下などによってジョブが中断したとき、一定時間経過すればジョブを破棄するようになっている。この処理をオートクリアと呼び、オートクリアを行うまでの一定時間のことをオートクリアタイムと呼ぶ。オートクリアによりジョブが破棄されると、ユーザが再びジョブを実行するには、原稿を読み込ませる作業からやり直す必要がある。
特許文献1 には、オートクリアが実行される前に、ユーザが追加料金を投入すると、ジョブを破棄せずに再開できるようにする技術が開示されている。
特開 2004-101765
上述のように、さまざまな課金形態を受け付ける MFP において、ジョブが中断したあとジョブを再開するために、ユーザが追加料金を支払うのに必要な時間は課金形態によって異なる。課金形態が現金の場合は、ユーザは財布から現金を取り出して、ベンダーに投入するだけなので、比較的短い時間で追加料金を支払うことができる。しかし、課金形態が課金サーバ登録ユーザの場合は、端末から課金サーバにアクセスし、使用可能な料金の上限設定を変更するという作業が必要になり、これにはある程度長い時間が必要である。また、課金形態がプリペイドカードの場合は、プリペイドカードに加金するための加金装置がその場にあるとは限らず、離れた場所まで加金しにいかなければならないことも想定されるので、課金形態が現金の場合よりも、長い時間が必要と考えられる。
一方、ジョブが中断するのは、料金不足のときだけでなく、給紙エラーや各種デバイスのエラー、ユーザによる故意の中断などでジョブ中断する場合もある。これらが原因でジョブ中断した場合は、ユーザが追加料金を支払う必要はないので、オートクリアタイムを長くとる必要はない。
本発明は、オートクリアタイムを不必要に長くとらずに、かつ、料金不足でジョブが中断した場合に、ユーザが追加料金を支払う時間がなくてジョブが破棄されてしまうことを防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成装置であって、中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを課金形態に基づいて判定する判定手段と、前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更手段とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
上記の構成の画像形成装置によると、ジョブ実行中にジョブが中断しても中断の原因がすぐに解除できるものかどうかによって、オートクリアタイムの設定を変更することができる。解除するのに長い時間がかかると予想される中断原因に対しては、オートクリアタイムを長く設定変更することで、ユーザが中断原因を解除する前にオートクリアが実行されてジョブが破棄されてしまうことを防止できる。従って、ジョブを再開する場合でも、原稿の読み取りからやり直す手間がなくなる。また、ユーザが料金不足を解消するために要する時間が課金形態によって違っていても、それぞれの課金形態ごとに、オートクリアタイムを適切に設定することができる。
ここで、ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成装置であって、中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定手段と、前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更手段とを備え、前記判定手段は、中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、前記設定変更手段は、前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、前記第1グループ、および、第2グループの中断原因は、何れも料金不足に関連するものであり、第1グループは、課金サーバ登録ユーザがジョブ依頼した場合において発生した料金不足、第2グループは、料金支払いのための料金受領装置に現金を投入したユーザがジョブ依頼した場合において発生した料金不足であるとしてもよい。こうすることで、課金形態が課金サーバ登録ユーザか現金かによって、オートクリアタイムの設定を変更することができる。課金サーバ登録ユーザが料金不足を解消するためには課金サーバに上限設定変更を依頼し許可を受ける必要があり、これはベンダーに追加料金を投入する場合に比べて時間がかかるので、オートクリアタイムを長く設定変更することで、ジョブが破棄されてしまうことを防止できる。
ここで、ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成装置であって、中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定手段と、前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更手段とを備え、前記判定手段は、中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、前記設定変更手段は、前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、前記第1グループの中断原因は、料金不足であり、第2グループの中断原因は料金不足以外の要因が該当するとしてもよい。こうすることで、中断原因が料金不足かそうでないかによって、オートクリアタイムの設定を変更することができる。中断原因が料金不足の場合は、追加料金を支払うために時間が必要となるので、オートクリアタイムを長く設定変更することで、ジョブが破棄されてしまうことを防止できる。
ここで、ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成装置であって、中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定手段と、前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更手段とを備え、前記判定手段は、中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、前記設定変更手段は、前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、前記判定手段は、第1、2グループ以外に、第1グループより短時間で原因解除できるが、第2グループの原因解除時間よりも時間が掛かる第3グループに属する中断原因も判定でき、前記設定変更手段は、判定手段が第3グループに属すると判定した場合、オートクリアタイムを、第1グループに属する場合の時間より短く、第2グループに属する場合の時間より長い、所定の時間に設定変更し、第1グループに属する中断原因が、課金サーバ登録ユーザがジョブ依頼した場合に発生した料金不足であり、第2グループに属する中断原因が、ベンダーに現金を投入してジョブ依頼した場合に発生した料金不足であり、第3グループに属する中断原因が、プリペイドカードを挿入してジョブ依頼した場合に発生した料金不足であるとしてもよい。
こうすることで、オートクリアタイムを3段階に設定変更できる。中断原因を解除する時間が短時間と長時間の間である場合に、中間的な時間にオートクリアタイムを設定することで、ジョブが破棄されてしまうことを防止しつつ、破棄までの待ち時間を無駄にとらずにすむ。また、課金形態がプリペイドカードの場合のオートクリアタイムを、課金形態が課金サーバ登録ユーザである場合のオートクリアタイムより短かく、課金形態が現金である場合のオートクリアタイムより長く、設定変更することができる。プリペイドカードにチャージするために、現金を投入するよりも長い時間がかかっても、ジョブが破棄されてしまうことを防止できる。
〔実施形態1〕
本実施形態では、画像形成装置が、現金を投入するベンダーと課金管理を行う課金サーバとに接続されている場合について説明する。本実施形態では、課金形態が現金か課金サーバ登録ユーザなのかによって、料金不足が発生したときのオートクリアタイムを切り替える。また、料金不足以外の理由でジョブが中断した場合は、通常のオートクリア処理を行う。
《構成》
〈全体構成〉
図1 は、本実施形態の全体構成を示した図である。図1 において MFP 100が画像形成装置であり、ベンダー 200とシリアル線等によりローカルに接続されている。また、MFP 100は、課金サーバ 300とネットワークを介して接続されている。課金サーバ 300は、ネットワーク上に設置しておくことで、他のMFPやPCからも利用できるが、USBなどを用いてローカルに接続するようにしてもよい。
〈MFP 100のハードウェア構成〉
図2 は、MFP 100のハードウェア構成を示した図である。MFP 100は、CPU 101、ROM 102、RAM 103、操作部 104、スキャナ部 105、プリンタ部 106、給紙部 107、ベンダーI/F 108、認証部 109、NIC 110から構成される。
CPU 101は、ROM 102からプログラムを読み出し、画像形成処理やジョブ管理、ベンダーおよび課金サーバとの通信処理等MFP 100が行う処理を担うプロセッサである。
ROM 102は、MFPの行うプリント処理、原稿読み取り処理、コピー処理、ベンダー及び課金サーバとの通信処理といった処理を記述したプログラムを記憶している。図5から図8に示されるフローチャートは、そのようなプログラムの処理の一例を示している。図5から図8については、後述する。
RAM 103は、読み込んだ原稿のデータや、画像データ、設定されたジョブの情報等を記憶する。
操作部 104は、ユーザが操作するボタンやパネルで構成されている。例えば、用紙設定や枚数設定等のジョブ設定を行うパネルや、ジョブ開始を指示するスタートボタン、ジョブ中断を指示するストップボタン及びディスプレイなどで構成されている。また、ジョブを実行中に、料金不足になった場合には、例えば、課金形態が現金の場合は、図3に示すように追加料金の投入を促すメッセージをディスプレイD に表示する。ディスプレイ D には、オートクリアタイムも表示されている。このオートクリアタイムは、ファンクションキーK1、K2、K3、…を通じて手動で入力して、予め決められた3分よりも更に延長することもできる。
図2に戻って、スキャナ部 105は、原稿を読み取り、イメージデータを生成する処理部で、読み取ったイメージデータは RAM 103に送られ、CPU 101が実行中のプログラムに従ってプリンタ部でプリント処理されたり、通信インターフェースNIC 110を通じて外部PC 400 へ送られる。
プリンタ部 106は、CPU 101からの指示により、RAM 103に記憶された画像データのプリントを行う。
ファクシミリ部 115は、CPU 101からの指示により、RAM 103に記憶された画像データをファクシミリで送信する。
給紙部 107は、ジョブ設定時に設定された用紙をプリンタ部 106によるプリントに合わせて給紙する。
ベンダーI/F 108 は、ベンダーとの通信を行う。すなわち、プリントを実行するごとに、プリントに要する料金をベンダー 200に投入された金額から差し引くようにベンダー 200に要求し、ベンダー 200から料金不足の信号を受け取ったら、料金不足となったことをCPU 101に通知する。
認証部 109は、本体登録ユーザ、および、課金サーバ登録ユーザであるかどうかを認証する。本体登録ユーザとは、MFP 100本体で課金管理が行われるユーザである。登録ユーザは、ジョブ設定時にIDなどを入力することで、登録ユーザであることが確認される。これにより、オフィス内で特定のユーザには無制限に、すなわち課金せずに、MFPの使用を許可し、一方、不特定のユーザに対しては課金したい場合に、本体登録ユーザに対しては、課金しないようにできる。本体登録ユーザを用いた例は別の実施形態として説明する。
NIC 110は、ネットワーク上に設置された課金サーバ 300と接続するためのインターフェースである。
ネットワーク上には、Hub 120を介して外部PC 400も接続されており、外部PC 400からMFP 100を利用してネットワーク経由でにプリントを行うことができる。
〈MFP 100の機能構成〉
続いて、ROM 102に格納されている制御プログラムに従って CPU 101が動作することにより達成される機能について説明する。図3 は、MFP 100の機能構成を示した図である。MFP 100は、ジョブ実行部 111、判定部 112、設定変更部 113、課金管理部 114、スキャナ部 105、プリンタ部 106、ファクシミリ部 115、認証部 109、NIC 110 (Network Interface Card) から構成される。MFP 100 は、ジョブ実行部 111において実行されるコピージョブ等のジョブが中断したときに、課金管理部 114 において管理される課金情報に基づいて、判定部 112 が課金形態を判定し、設定変更部 113が、判定された課金形態に基づいてオートクリアタイムの設定を変更する構成となっている。
ジョブ実行部 111は、ユーザが設定したコピーやプリントのジョブを実行する。ジョブ実行部 111は、ジョブを実行するごとにジョブの実行に掛かる料金を課金するように課金管理部 114に指示する。ジョブ実行部 111は、課金管理部 114から、料金不足が通知されるとジョブを中断する。また、ジョブ実行部 111は、給紙エラーや各種デバイスのエラー、ユーザによるストップボタンの押下などが起こったときにもジョブを中断する。
判定部 112 は、ジョブが中断したときに、中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する。判定部 112は、判定の結果を 設定変更部 113 に通知する。
設定変更部 113は、判定部 112による判定の結果に応じて、オートクリアタイムの設定を変更する。設定変更部 113は、ジョブの中断原因を解除するのに時間が掛かると判定された場合には、時間が掛からないと判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する。
課金管理部 114は、ベンダー 200に投入された現金の額、および、課金サーバ 300で管理される利用可能上限額と、ジョブ実行に伴う課金額とを比較して、料金不足かどうかをチェックする。料金不足の場合には、ジョブ実行部 111にジョブを中断するように指示する。また、課金管理部 114は、課金形態がベンダーなのか課金サーバ登録ユーザなのか本体登録ユーザなのかを保持し、判定部 112からの問い合わせに応じて、現在の課金形態を返す。
スキャナ部 105、プリンタ部 106、ファクシミリ部 115、認証部 109、NIC 110 については上で説明した通りである。
《動作》
本実施形態における MFP 100 の動作を図4に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、ユーザがMFP 100を用いてコピーを行うことを想定して説明する。
まず、ユーザはコピーを行いたい原稿をスキャナ部 105にセットしたら、ジョブ設定を行う(S1401)。ジョブ設定とは、コピー用紙のサイズ、向き等の設定やコピー部数の設定をいう。このとき、ユーザが課金サーバ、もしくは、本体への登録ユーザの場合、登録ユーザのIDやパスワードも入力する。
ジョブ設定が終われば、ジョブを開始する(S1402)。ジョブ開始とは、スタートボタンを押すことを意味する。
スタートボタンが押されると、MFP 100 は、スキャナ部 105を駆動して原稿を読み取り、続いて、読み取った原稿から画像形成処理を実行する(S1403)。画像形成処理は、例えば、静電複写方式により、普通紙上に読み取り画像に基づくトナー像を作成し転写、定着して画像を得る処理をいう。
以下、MFP 100 は、全ての原稿に対し要求された部数のコピー(ジョブ実行)が完了するまでプリント処理を継続する。ジョブ実行が完了したら(S1404 Y)、プログラムは処理を終了する。他方、ジョブ実行が完了しない場合は(S1404 N)、ジョブ実行が中断(コピー中止)した場合と、中断しない場合とで処理を異にする。すなわち、ジョブが中断していない場合は(S1405 N)、ジョブの実行が完了するまで、コピー処理(S1403)を繰り返す。
これに対して、ジョブが中断すれば(S1405 Y)、まず、ジョブ中断の原因が料金不足かどうかを判定する(S1406)。料金不足の場合は、中断の原因を解除するのに時間のかかる第1グループであると判定される。料金不足でない場合は、中断の原因を解除するのに時間のかからない第2グループであると判定される。
料金不足が原因ならば(S1406 Y)、課金形態が課金サーバ登録ユーザであるかどうか判定する(S1407)。これは、ジョブ設定時に入力した課金サーバ登録ユーザのIDで判定される。
課金サーバ登録ユーザである場合は(S1407 Y)、料金不足は課金サーバの利用可能上限に達したことを意味するので、上限を上げるように設定変更されるのを待つ(S1408)。課金サーバの上限設定変更待ち処理については後述する。課金サーバの上限設定変更が済めば、コピー処理(S1403) に戻り、ジョブの実行を再開する。
課金サーバ登録ユーザでない場合は(S1407 N)、料金不足はベンダーに投入した現金分に相当するコピーを実行してしまい、投入した現金が不足したこを意味するので、追加料金の投入を待つ(S1409)。ベンダーへの現金投入待ち処理(S1409)については後述する。ベンダーに現金が投入されれば、コピー処理(S1403) に戻り、ジョブの実行を再開する。
ジョブ中断の原因が料金不足でなければ(S1406 N)、これは給紙エラーや各種デバイスのエラー、あるいは、ユーザがストップボタンを押すことで故意に中断したと考えられる。この場合は、中断条件が解除されるのを待つ(S1410)。中断条件解除待ち処理については後述する。中断条件が解除されれば、コピー処理(S1403) に戻り、ジョブを再開する。
〈課金サーバの上限設定変更待ち処理〉
本節では、図5における課金サーバの上限設定変更待ち処理(S1408)について、図6のフローチャートを用いて説明する。
課金形態が課金サーバ登録ユーザである場合は、上限追加申請を行ってから許可され、上限が変更されるまでには時間がかかってしまうので、その間にジョブが破棄されてしまうことを防止するために、オートクリアタイムを、例えば20分というように長めに設定する(S1501)。
その上で、20分経過するまで(S1502 N)、課金サーバの上限設定変更が完了したかどうかを判定し(S1503)、完了すれば(S1503 Y)、呼び出し元である 図5の S1408 に戻る。課金サーバの上限設定変更が完了せずに(S1503 N)、20分経過したら(S1502 Y)、ジョブを破棄し(S1504)、プリント処理を終了する。
〈ベンダーへの現金投入待ち処理〉
本節では、図5におけるベンダーに現金投入待ち処理(S1409)について、図7のフローチャートを用いて説明する。
課金形態が現金である場合は、追加料金を投入するのに、ユーザは硬貨または紙幣をベンダーに投入するだけの短い時間があればよいので、オートクリアタイムを比較的短い時間に設定してもジョブが破棄されてしまうことは少ないと考えられる。本実施形態では、オートクリアタイムを 3分に設定する(S1601)。
その上で、3分経過するまで(S1602 N)、ベンダーに現金が投入されたかどうかを判定し(S1603)、投入されれば(S1603 Y)、呼び出し元である 図5の S1409 に戻る。ベンダーへの現金投入が完了せずに(S1603 N)、3分経過したら(S1602 Y)、ジョブを破棄し(S1604)、プリント処理を終了する。
《中断条件解除待ち処理》
本節では、図5処理における中断条件解除待ち処理(S1410)について、図8のフローチャートを用いて説明する。
ジョブが中断した原因が料金不足でない場合、それは給紙エラーや各種デバイスのエラーなど何らかのエラー、もしくは、ユーザがストップボタンを押して故意に中断したことが考えられる。このような場合は、追加料金の投入や課金サーバの上限設定変更を待つ必要がないので、両者の場合に比べてオートクリアタイムは短くてよい。本実施形態では、オートクリアタイムを 1分に設定するとする(S1701)。
その上で、1分経過するまで(S1702 N)、中断条件が解除されたかどうかを判定し(S1703)、解除されれば(S1703 Y)、呼び出し元である 図5の S1410 に戻る。中断条件が解除されずに(S1703 N)、1分経過したら(S1702 Y)、ジョブを破棄し(S1704)、プリント処理を終了する。
ここで、中断条件を解除するとは、例えば、給紙エラーで中断した場合は、用紙を補充したり、紙詰まりした用紙を取り除くことである。
〔実施形態2〕
本実施形態では、画像形成装置が、課金管理を行う課金サーバとだけ接続されている場合について説明する。本実施形態の構成は、現金を投入するベンダーがないことを除き、実施形態1の構成と同様である。ROM 102には、図9に示されるフローチャートを実行するプログラムが記憶される。
図9は、本実施形態の MFP の動作を示すフローチャートである。これは、実施形態1 と以下の点を除いて同じである。すなわち、本実施形態では、課金形態として課金サーバ登録ユーザ以外に存在しないので、ジョブが中断して(S1805 Y)、料金不足が発生すると(S1806 Y)、すぐに課金サーバの上限設定変更待ち処理(S1807) に入る。課金サーバの上限設定変更待ち処理(S1807)、および、中断条件解除待ち処理(S1808) は、図6 および 図8 で説明した通り、オートクリアタイムが、それぞれ 20分、1分に設定される。
〔実施形態3〕
本実施形態では、MFPが、現金を投入するベンダーとだけ接続されている一方、MFP 本体がユーザ登録できる機能をもつ場合について説明する。本実施形態では、本体登録ユーザは料金を払わずとも無制限にMFPを使用できるものとする。本実施形態の構成は、課金管理を行う課金サーバがないことを除き、実施形態1の構成と同様である。ROM 102には、図10に示されるフローチャートを実行するプログラムが記憶される。
図10は、本実施形態の MFP の動作を示すフローチャートである。これは、実施形態1 と以下の点を除いて同じである。すなわち、本実施形態では、ジョブが中断したあと(S1905 Y)、本体登録ユーザである場合は(S1906 Y)、料金不足でジョブが中断することはありえないので、そのまま中断条件が解除されるのを待つ(S1909)。本体登録ユーザでない場合は(S1906 N)、料金不足かどうかを判定する(S1907)。料金不足なら、ベンダーに現金が投入されるのを待ち(S1908)、料金不足でなければ、中断条件が解除されるのを待つ(S1909)。
ベンダーへの現金投入待ち処理(S1908)、および、中断条件解除待ち処理(S1909) は、図7 および 図8 で説明した通り、オートクリアタイムが、それぞれ 3分、1 分に設定される。
〔実施形態4〕
本実施形態では、MFPに、プリペイドカードを挿入するカード読取機と現金を投入するベンダーとが接続されている場合について説明する。本実施形態の構成は、課金管理を行う課金サーバがなく、現金を投入するベンダーの他にプリペイドカードを挿入するカード読取機が接続されていることを除き、実施形態1の構成と同様である。ROM 102には、図11に示されるフローチャートを実行するプログラムが記憶される。
図11は、本実施形態の MFP の動作を示すフローチャートである。これは、実施形態1 と以下の点を除いて同じである。すなわち、本実施形態では、料金不足が発生した場合に(S2006 Y)、課金形態がプリペイドカードかどうか判定する(S2007)。課金形態がプリペイドカードならば(S2007 Y)、プリペイドカードの再挿入を待つ(S2008)。課金形態がプリペイドカードでないならば(S2007 N)、ベンダーに現金が投入されるのを待つ(S2009)。
ベンダーへの現金投入待ち処理(S2009)、および、中断条件解除待ち処理(S2010)は、図6 および 図8 で説明した通りである。
〈プリペイドカードの再挿入待ち処理〉
本節では、図11におけるプリペイドカードの再挿入待ち処理(S2008)について、図12のフローチャートを用いて説明する。
課金形態がプリペイドカードである場合は、残金のある別のプリペイドカードをもっていればすぐに再挿入できるが、そうでない場合は、新しくプリペイドカードを購入、または、プリペイドカードにチャージしなくてはならない。そのプリペイドカードがあまり普及していなければ、すぐにチャージすることが困難な場合がある。プリペイドカードにチャージできる場所が、MFPが設置されている場所から少し離れた場所にあっても、チャージしに行っている間にオートクリアされないように、オートクリアタイムを長めにとる必要がある。よって、課金形態がプリペイドカードの場合、第1グループと第2グループとの間のオートクリアタイムをもつ第3グループと判定する。本実施形態では、オートクリアタイムを 8分に設定する(S2101)。
その上で、8分経過するまで(S2102 N)、プリペイドカードを再挿入したかどうかを判定し(S2103)、再挿入されれば(S2103 Y)、呼び出し元である 図11の S2008 に戻る。プリペイドカードを再挿入せずに(S2103 N)、3分経過したら(S2102 Y)、ジョブを破棄し(S2104)、プリント処理を終了する。
以上述べたように、各実施形態は、ジョブ中断原因が料金不足によるか、料金不足によるなら、課金形態は何かによってオートクリアタイムを変更し、更に、料金不足によらない紙詰まりなどのシステムエラーの場合も、それに応じたオートクリアタイムに設定するようにしているので、ユーザが追加料金を支払う等の処理中に不測にジョブが破棄されてしまうといったことが防げ、初期目的を達成することが出来る。なお、本発明は上記各実施形態に制限されるものではなく、本発明の主旨に沿う範囲で改変可能である。特に、オートクリアタイムの変更は、実施形態に示した課金形態の種類によってのみ可能な訳ではなく、要は、中断原因を解除するのに時間が掛かるかそうでないかによって、オートクリアタイムを変更できれば足りるものである。
なお、実施形態1乃至4では、コピージョブを例に挙げて説明したが、プリントジョブ、ファクシミリジョブでも同様に適用可能である。
本発明の画像形成装置により、複数の課金形態をとることができる場合でも、課金形態ごとにオートクリアタイムを設定できるので、オートクリアタイムを不必要に長くとらずに、かつ、料金不足でジョブが中断した場合に、ユーザが追加料金を支払う時間がなくてジョブが破棄されてしまうことを防止することができる。
本発明の実施形態1の全体構成を示す図。 本発明のMFPのハードウェア構成を示す図。 本発明のMFPの機能構成を示す図。 本発明のMFPの操作部を示す図。 本発明の実施形態1におけるMFPの動作を示す図。 本発明のMFPにおける課金サーバの上限設定変更待ち処理を示す図。 本発明のMFPにおけるベンダーへの現金投入待ち処理を示す図。 本発明のMFPにおける中断条件解除待ち処理を示す図。 本発明の実施形態2におけるMFPの動作を示す図。 本発明の実施形態3におけるMFPの動作を示す図。 本発明の実施形態4におけるMFPの動作を示す図。 本発明のMFPにおけるプリペイドカードの再挿入待ち処理を示す図。
符号の説明
100: MFP
101: CPU
102: ROM
103: RAM
104: 操作部
105: スキャナ部
106: プリンタ部
107: 給紙部
108: ベンダーI/F
109: 認証部
110: NIC
111: ジョブ実行部
112: 判定部
113: 設定変更部
114: 課金管理部
115: ファクシミリ部
120: Hub
200: ベンダー
300: 課金サーバ
400: 外部PC

Claims (12)

  1. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成装置であって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを課金形態に基づいて判定する判定手段と、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成装置であって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定手段と、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更手段とを備え
    前記判定手段は、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更手段は、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記第1グループ、および、第2グループの中断原因は、何れも料金不足に関連するものであり、
    第1グループは、課金サーバ登録ユーザがジョブ依頼した場合において発生した料金不足、第2グループは、料金支払いのための料金受領装置に現金を投入したユーザがジョブ依頼した場合において発生した料金不足である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成装置であって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定手段と、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更手段とを備え
    前記判定手段は、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更手段は、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記第1グループの中断原因は、料金不足であり、第2グループの中断原因は料金不足以外の要因が該当する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成装置であって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定手段と、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更手段とを備え
    前記判定手段は、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更手段は、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記判定手段は、第1、2グループ以外に、第1グループより短時間で原因解除できるが、第2グループの原因解除時間よりも時間が掛かる第3グループに属する中断原因も判定でき、
    前記設定変更手段は、判定手段が第3グループに属すると判定した場合、オートクリアタイムを、第1グループに属する場合の時間より短く、第2グループに属する場合の時間より長い、所定の時間に設定変更し、
    第1グループに属する中断原因が、課金サーバ登録ユーザがジョブ依頼した場合に発生した料金不足であり、第2グループに属する中断原因が、ベンダーに現金を投入してジョブ依頼した場合に発生した料金不足であり、第3グループに属する中断原因が、プリペイドカードを挿入してジョブ依頼した場合に発生した料金不足である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成方法であって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを課金形態に基づいて判定する判定ステップと、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更ステップとを有する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  6. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成方法であって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更ステップとを有し、
    前記判定ステップは、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更ステップは、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記第1グループ、および、第2グループの中断原因は、何れも料金不足に関連するものであり、
    第1グループは、課金サーバ登録ユーザがジョブ依頼した場合において発生した料金不足、第2グループは、料金支払いのための料金受領装置に現金を投入したユーザがジョブ依頼した場合において発生した料金不足である
    ことを特徴とする画像形成方法。
  7. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成方法であって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更ステップとを有し、
    前記判定ステップは、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更ステップは、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記第1グループの中断原因は、料金不足であり、第2グループの中断原因は料金不足以外の要因が該当する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  8. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成方法であって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更ステップとを有し、
    前記判定ステップは、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更ステップは、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記判定ステップは、第1、2グループ以外に、第1グループより短時間で原因解除できるが、第2グループの原因解除時間よりも時間が掛かる第3グループに属する中断原因も判定し、
    前記設定変更ステップは、判定ステップにおいて第3グループに属すると判定された場合、オートクリアタイムを、第1グループに属する場合の時間より短く、第2グループに属する場合の時間より長い、所定の時間に設定変更し、
    第1グループに属する中断原因が、課金サーバ登録ユーザがジョブ依頼した場合に発生した料金不足であり、第2グループに属する中断原因が、ベンダーに現金を投入してジョブ依頼した場合に発生した料金不足であり、第3グループに属する中断原因が、プリペイドカードを挿入してジョブ依頼した場合に発生した料金不足である
    ことを特徴とする画像形成方法。
  9. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成処理をコンピュータに実行させる画像形成プログラムであって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを課金形態に基づいて判定する判定ステップと、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更ステップとを有する
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  10. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成処理をコンピュータに実行させる画像形成プログラムであって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記判定ステップは、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更ステップは、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記第1グループ、および、第2グループの中断原因は、何れも料金不足に関連するものであり、
    第1グループは、課金サーバ登録ユーザがジョブ依頼した場合において発生した料金不足、第2グループは、料金支払いのための料金受領装置に現金を投入したユーザがジョブ依頼した場合において発生した料金不足である
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  11. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成処理をコンピュータに実行させる画像形成プログラムであって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記判定ステップは、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更ステップは、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記第1グループの中断原因は、料金不足であり、第2グループの中断原因は料金不足以外の要因が該当する
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  12. ジョブ実行中に処理が中断した場合にオートクリアタイム経過後、ジョブを破棄する画像形成処理をコンピュータに実行させる画像形成プログラムであって、
    中断原因が、当該原因を解除するのに時間の掛かるものであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記中断原因が時間の掛かる原因であると判定された場合に、時間の掛からない原因であると判定された場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更する設定変更ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記判定ステップは、
    中断原因が、その原因を解除するのに時間の掛かる第1グループに属するか、短時間で原因を解除できる第2グループに属するかを判定し、
    前記設定変更ステップは、
    前記第1グループに属する中断原因の場合に、前記第2グループに属する中断原因の場合に比べて、オートクリアタイムを長く設定変更し、
    前記判定ステップは、第1、2グループ以外に、第1グループより短時間で原因解除できるが、第2グループの原因解除時間よりも時間が掛かる第3グループに属する中断原因も判定し、
    前記設定変更ステップは、判定ステップにおいて第3グループに属すると判定された場合、オートクリアタイムを、第1グループに属する場合の時間より短く、第2グループに属する場合の時間より長い、所定の時間に設定変更し、
    第1グループに属する中断原因が、課金サーバ登録ユーザがジョブ依頼した場合に発生した料金不足であり、第2グループに属する中断原因が、ベンダーに現金を投入してジョブ依頼した場合に発生した料金不足であり、第3グループに属する中断原因が、プリペイドカードを挿入してジョブ依頼した場合に発生した料金不足である
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
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