JP2015001938A - 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理に対して課金される場合、支払い方法によらず、課金額を柔軟に変更する。
【解決手段】画像処理システムは、画像処理と課金額とを対応付けた課金テーブルに基づき課金処理を行う課金装置と、該課金装置への入金に応じて前記画像処理を実行する画像処理装置と、前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に対応付けて前記画像処理の課金額を管理する管理サーバとを有する画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に基づく前記画像処理の課金額を前記管理サーバから取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記画像処理の課金額に基づき、前記課金テーブルの更新を要求する更新要求手段とを有し、前記課金装置は、前記更新要求手段により更新された前記課金テーブルに基づき、実行された前記画像処理に対する課金処理を行う課金手段を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及びプログラムに関する。
従来、課金に応じて、コピーやプリンタ、スキャナ等の画像形成処理を行う画像形成装置が知られている。この場合、課金に対する支払いの方法として、コインや電子マネー決済機能を備えるICカード・携帯端末等を用いる方法が採用されている。また、他には、予め登録しておいたクレジットカードや銀行口座等からの引き落としによる支払い方法が挙げられる。前者の支払い方法は、不特定の者が一時的にコピー等のサービスを利用する場合等に有効である。一方、後者の支払い方法は、予め利用者が特定されており、利用者の情報(クレジットカードのカード情報等)を登録することで利用の都度コインを投入する等の手間を省くことができるといった利点があり、例えば時間(時・月・年単位)貸しで契約されるテレワークオフィスやレンタルオフィス等でのサービス利用時に有効である。
また、コピー等のサービス利用時における課金額は、利用者の契約種別等に応じた異なる額が適用されるのが一般的である。
ここで、例えば法人契約されているテレワークオフィスのような環境において、コピー等のサービスを個人的に利用したい場合、業務上(法人)での利用との区別をするため、利用者は都度課金されるコインや電子マネーを用いた支払いが望ましい。しかしながら、その利用者が利用するサービスに適用される課金額は、法人契約されている場所(利用者)であるにもかかわらず、不特定の者の利用を前提とするコインラック等の課金装置の使用時には一律定められた額が適用されてしまう場合がある。そのため、利用者(利用場所)に契約が有るにも関わらず、一般利用者用の額が適用され過剰に課金をしてしまう場合があるといった問題がある。
そこで、特許文献1には、保守サービスを受けている印刷装置等の出力装置が外部の利用者から利用された場合には、その利用に応じて課金される保守サービスの料金を当該利用者自身が負担(払い戻し)する構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、外部の利用者と出力装置を管理している組織者とに対して、利用料金を適当に負担させることができるが、利用料金の支払い方法は銀行口座の利用を前提としているため、上記のような課金装置での支払い時において起こり得る上記問題は解決されない。さらに、特許文献1では、利用者の払い戻しの有無を問題としているのであって、利用料金を例えば契約種別毎に柔軟に変更することはできない。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、画像処理に対して課金される場合、支払い方法によらず、課金額を柔軟に変更することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の画像処理システムは、画像処理と課金額とを対応付けた課金テーブルに基づき課金処理を行う課金装置と、該課金装置への入金に応じて前記画像処理を実行する画像処理装置と、前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に対応付けて前記画像処理の課金額を管理する管理サーバとを有する画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に基づく前記画像処理の課金額を前記管理サーバから取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記画像処理の課金額に基づき、前記課金テーブルの更新を要求する更新要求手段とを有し、前記課金装置は、前記更新要求手段により更新された前記課金テーブルに基づき、実行された前記画像処理に対する課金処理を行う課金手段を有する。
本発明の実施形態によれば、画像処理に対して課金される場合、支払い方法によらず、課金額を柔軟に変更できる。
本発明の実施形態における画像処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における画像処理システムの機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における課金装置が有する課金テーブルに記憶される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における管理サーバが有するユーザ情報記憶手段に記憶される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における管理サーバが有する課金情報記憶手段に記憶される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における画像処理システムによる印刷ジョブ投入の動作手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態における画像処理システムによる画像処理サービス利用時の動作手順の一例を示すシーケンス図(その1)である。 本発明の実施形態における画像処理システムによる画像処理サービス利用時の動作手順の一例を示すシーケンス図(その2)である。 本発明の実施形態における画像処理サービス利用時にMFPの表示部に表示される画面の一例を示す図(その1)である。 本発明の実施形態における画像処理サービス利用時にMFPの表示部に表示される画面の一例を示す図(その2)である。 本発明の実施形態の変形例における画像処理システムによる画像処理サービス利用時の動作手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態(以下、「実施形態」という。)を図面に基づいて説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の実施形態における画像処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示されるように、画像処理システム1は、MFP(Multifunction Peripheral)10a、・・・10n(それぞれを区別しない場合「MFP10」という。)と、課金装置20a、・・・20n(それぞれを区別しない場合「課金装置20」という。)と、管理サーバ30と、クライアント端末40a、・・・40n(それぞれを区別しない場合「クライアント端末40」という。)と、プリントサーバ50a、・・・50n(それぞれを区別しない場合「プリントサーバ50」という。)とを有する。MFP10とクライアント端末40とプリントサーバ50とは、テレワークオフィス内のLAN98を介して接続されている。MFP10と課金装置20とは、直接接続されている。各テレワークオフィス内のMFP10、クライアント端末40及びプリントサーバ50と、管理サーバ30とは、インターネット99により接続されている。なお、LAN98及びインターネット99は、有線又は無線の別を問わない。また、管理サーバ30が例えばLAN98に直接接続する構成であってもよい。また、プリントサーバ50が例えばインターネット99に直接接続する構成であってもよい。また、テレワークオフィス内に設置されるMFP10及びクライアント端末40は、一以上の任意の台数であればよい。
本発明の実施形態の画像処理システム1は、例えばテレワークオフィスやサテライトオフィス等において課金に応じてMFP10を用いた画像処理サービスを実行するシステムである。さらに、画像処理システム1は、画像処理サービスを利用するユーザの属性情報(契約種別等)に基づき画像処理サービスの料金(単価)の変更を可能とする。なお、本発明の実施形態における画像処理サービスは、例えばプリントサービス、コピーサービス、スキャンサービス、スキャン処理された画像データを配信するスキャン配信サービス及びFAX送信サービス等である。なお、本発明の実施形態の画像処理システム1は、テレワークオフィス等の名称に限らず、LANやインターネット等による通信が可能であり、かつ画像処理サービスの利用に課金が要求される環境であれば、例えばコンビニエンスストア等であっても適用可能である。
MFP10は、プリント、コピー、スキャン、スキャン配信及びFAX送信機能等の画像処理機能、通信機能並びに認証機能等を有する画像処理装置である。また、MFP10の画像処理機能は、接続する課金装置20における入金後、ユーザによる使用が可能となる。なお、画像形成装置であるMFP10は、画像処理装置の一例であって、MFP10に代えて、例えば情報を投影するプロジェクタや情報を表示するディスプレイ等であってもよい。
課金装置20は、コインラックや電子マネー決済機能を備えるICカードを読み込むICカードリーダ等を備える課金装置である。課金装置20は、MFP10と例えばRS−232規格のシリアルケーブルにより接続されている。そして、課金装置20は、画像処理サービスを利用するユーザにより課金装置20に対してコイン投入やICカード読み込みによる入金操作が行われると、入金されたことを示す情報を接続するMFP10に通知する。また、課金装置20は、画像処理サービス毎の料金情報を含む課金テーブルを保持しており、MFP10と連携し、画像処理サービスに要する料金を算出したり、実行された画像処理サービスに対する課金(料金引き落とし)を行ったりする。なお、課金装置20が有する課金テーブルは、ユーザが画像処理サービスを利用する都度、ユーザに対応した情報に書き換えられる。なお、課金装置20は、コインラック等に限らず、例えば磁気カードリーダを備えてもよい。なお、本発明の実施形態においてコインラックや電子マネーを用いた支払いによる課金を即時課金ともいう。
管理サーバ30は、ユーザが画像処理サービスを利用するためにMFP10で行うユーザ認証に用いられるユーザID及びパスワード等を含むユーザ情報と、画像処理サービス毎の料金情報とを記憶する。そして、管理サーバ30は、MFP10からの要求に応じて認証処理を行ったり、料金情報を送信(応答)したりする。
クライアント端末40は、ユーザによって使用されるPC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット端末等の端末装置である。クライアント端末40は、ユーザの操作に基づき、印刷ジョブをプリントサーバ50に送信する。
プリントサーバ50は、クライアント端末40から送信される印刷ジョブを蓄積したり、MFP10からの要求に基づき印刷ジョブ一覧や印刷ジョブに対応するPDL(Page Description Language)形式の印刷データをMFP10に送信したりする。
[ハードウェア構成]
<MFP>
図2は、本発明の実施形態におけるMFP10のハードウェア構成の一例を示す図である。
MFP10は、コントローラ140、操作パネル114、FCU(ファクシミリコントロールユニット)111、スキャナエンジン112及びプロッタエンジン113を有する。
コントローラ140は、CPU101と、ASIC105と、NB(ノースブリッジ)102と、SB(サウスブリッジ)106と、MEM−P(システムメモリ)103と、MEM−C(ローカルメモリ)104と、HDD(ハードディスクドライブ)118と、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)107と、USBデバイス108と、IEEE1394デバイス109と、セントロニクスデバイス110とを有する。
CPU101は、種々の情報処理を実行するためのICであり、アプリやサービスを提供するプログラムをUNIX(登録商標)、Linux(登録商標)等のOSによりプロセス単位で並列的に実行する。ASIC105は、画像処理用のICである。NB102は、CPU101とASIC105を接続するためのブリッジである。SB106は、NB102と周辺機器等を接続するためのブリッジである。ASIC105とNB102は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されている。
MEM−P103は、NB102に接続されたメモリである。MEM−C104は、ASIC105に接続されたメモリである。HDD210は、ASIC105に接続されたストレージであり、画像データ蓄積、文書データ蓄積、プログラム蓄積、フォントデータ蓄積及びフォームデータ蓄積等を行うために使用される。
SB206は、シリアルケーブルを介して課金装置20に接続するRS−232規格に準拠したシリアルインタフェースである。
NIC107は、ネットワーク等を介してMACアドレス等を使用したデータ通信を行うためのコントローラである。
USBホスト108は、認証情報の入力に用いられるICカードリーダ150及び操作パネル114とUSBケーブルを介して接続するためのUSB規格に準拠したインタフェースである。
ICカードリーダ150は、ユーザが所有するICチップが搭載されたユーザ認証のためのICカードからを読み取るカードリーダ(カード読み取り装置)であり、USBホスト108と接続可能なUSBコネクタを備える。但し、ICカードリーダ150は、MFP10に内蔵されていてもよい。ICカードリーダ150は、接触型又は非接触型のいずれであってもよい。なお、認証に用いられるカード及びカードリーダは、ICチップが搭載されたICカード、ICカードリーダ150に限らず、磁気カード、磁気カードリーダ等であってもよい。また、ユーザ認証は、ICカードを用いた認証に限らず、例えば操作パネル114を用いてユーザID及びパスワードを入力し認証を行ってもよい。
操作パネル114は、MFP10がユーザに可視情報を提供するための表示部115を有するハードウェアである。また、操作パネル114は、ユーザがMFP10に入力を行うためのハードウェア(操作部)である。操作パネル114は、USBホスト108と接続可能なUSBコネクタを備え、USBホスト108に接続されている。FCU111と、スキャナエンジン112と、プロッタエンジン113は、PCIバスを介してASIC105に接続されている。
IEEE1394デバイス109は、IEEE1394規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス110は、セントロニクス仕様に準拠したパラレルポートを提供するためのデバイスである。NIC107と、USBデバイス108と、IEEE1394デバイス109と、セントロニクスデバイス110は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを介してNB102とSB106に接続されている。
プログラム120には、OS、ミドルウェア、及び下記の機能を提供するプログラムが含まれる。プログラム120は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布されたり、ネットワークを介して配布されたりする。
スキャナエンジン112は、コンタクトガラスに載置された原稿を光学的に走査して、その反射光をA/D変換して画像処理を施し、所定の解像度のデジタルデータ(以下、「画像データ」という。)を生成する。
プロッタエンジン113は、例えばタンデム型の感光ドラムを有し、画像データやプリントサーバ50から受信した印刷データに基づきレーザビームを変調し感光ドラムを走査して潜像を形成する。潜像にトナーを付着して現像した一ページ毎の画像を用紙に熱と圧力で転写する。このような電子写真方式のプロッタに限られず、液滴を吐出して画像を形成するインクジェット型のプロッタエンジンでもよい。
FCU111は、NIC107を介してネットワークに接続し例えばT.37、T.38の規格に対応した通信手順、又は、公衆通信網に接続し例えばG3、G4規格に対応した通信手順、に従い画像データの送受信を行う。また、MFP10の電源がOFFのときに画像データを受信しても、プロッタエンジン113を起動して画像データを用紙に印刷することができる。
このように、本発明の実施形態におけるMFP10では、上記ハードウェア構成により、コピー、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ等の複数の画像処理機能、認証機能及び通信機能等を実現している。
<管理サーバ>
図3は、本発明の実施の形態における管理サーバ30のハードウェア構成の一例を示す図である。管理サーバ30は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置300、補助記憶装置302と、メモリ装置303と、CPU304及びインタフェース装置305とを有する。
管理サーバ30での処理を実現するプログラム310は、CD−ROM等の記録媒体301によって提供される。プログラム310を記録した記録媒体301がドライブ装置300にセットされると、プログラム310が記録媒体301からドライブ装置300を介して補助記憶装置302にインストールされる。但し、プログラム310は、記録媒体301により配布される他に外部のコンピュータからのダウンロードにより配布してもよい。
補助記憶装置302は、インストールされたプログラム310を格納する。補助記憶装置302は、HDDやSSD等の不揮発メモリである。
メモリ装置303は、プログラム310の起動指示があった場合に、補助記憶装置302からプログラム310を読み出して格納する。メモリ装置303は、例えばDIMM、SO−DIMM等である。CPU304は、メモリ装置303に格納されたプログラム310に従って管理サーバ30に係る機能を実行する。インタフェース装置305は、ネットワークに接続するためのインタフェース(例えばイーサネット(登録商標))のネットワークカードである。
上述したハードウェア構成に基づき、管理サーバ30は、認証処理を行ったり、画像処理サービスの料金に関する情報を管理したりする。
なお、クライアント端末40及びプリントサーバ50のハードウェア構成は、管理サーバ30と同様なハードウェア構成であればよい。
[機能構成]
図4は、本発明の実施形態における画像処理システム1の機能構成の一例を示す図である。
<MFP>
MFP10は、入力受付手段11、表示制御手段12、入金通知受付手段13、認証要求手段14、課金テーブル更新要求手段15、利用料金算出要求手段16、サービス実行結果通知手段17及び画像処理サービス実行手段18等を有する。なお、画像処理サービス実行手段18は、印刷手段一覧取得要求手段1811、印刷ジョブ取得要求手段1812及び出力手段1813を含む印刷手段181と、読取手段182と、FAX送信手段183とを有する。これら各手段は、MFP10にインストールされたプログラム120がCPU101に実行させる処理により実現される。
入力受付手段11は、操作パネル114が備えるタッチパネル又はハードキーを制御し、ユーザからの入力指示を受け付ける。
表示制御手段12は、操作パネル114を制御し、ユーザに対する情報を出力する。
入金通知受付手段13は、課金装置20から送信される入金通知を受け付ける。
認証要求手段14は、入力受付手段11から出力された、ユーザID及びパスワードを含む認証要求を生成し、生成した認証要求を管理サーバ30に送信する。また、認証要求手段14は、認証要求に対する応答である認証結果を含む認証要求応答を受信する。なお、認証要求応答には、認証が成功した場合、認証を行ったユーザに対応する課金テーブルが含まれる。そして、認証要求手段14は、認証要求応答に課金テーブルが含まれる場合、課金テーブル更新要求手段15に受信した課金テーブルを出力する。
課金テーブル更新要求手段15は、認証要求手段14から出力された課金テーブルを含む課金テーブル更新要求を生成し、課金装置20に送信する。なお、課金テーブル更新要求手段15は、課金装置20の後述する課金テーブル管理手段22を介さず、直接課金テーブル25を更新してもよい。
利用料金算出要求手段16は、ユーザに選択された画像処理サービスを実行するために要する利用料金(課金額)の算出を課金装置20に要求する。
サービス実行結果通知手段17は、画像処理サービスの実行結果を課金装置20に通知する。
画像処理サービス実行手段18は、次の各種画像処理サービスを実行する。印刷手段181に含まれる印刷手段一覧取得要求手段1811は、プリントサーバ50から印刷ジョブ一覧を取得し、取得した印刷ジョブ一覧を、表示制御手段12を介し操作パネル114に表示する。印刷ジョブ取得要求手段1812は、ユーザに印刷対象として選択された印刷ジョブをプリントサーバ50から取得し、取得した印刷ジョブを出力手段1813に通知する。出力手段1813は、印刷ジョブ取得要求手段1812から通知された印刷ジョブの印刷データに基づき、プロッタエンジン113を制御し、印刷出力を行う。読取手段182は、スキャナエンジン112を制御し、紙原稿に対してスキャン処理を行い、スキャン画像を生成する。FAX送信手段183は、FCU111を制御し、FAX送信処理を行う。なお、図4に示した画像処理サービス実行手段18が有する機能は、画像処理サービスを実行する機能の一例であって、上記に限らず任意の画像処理サービスを実行するための機能を有する。
<課金装置>
課金装置20は、入金通知手段21、課金テーブル管理手段22、利用料金算出手段23、課金手段24及び課金テーブル25等を有する。
入金通知手段21は、ユーザによる画像処理サービスを利用するユーザにより課金装置20に対してコイン投入やICカード読み込みによる入金操作を検知し、検知した入金されたことを示す情報をMFP10に通知する。
課金テーブル管理手段22は、図5に示される課金テーブル25に記憶される情報を管理し、MFP10からの課金テーブル更新要求に基づき課金テーブル25に記憶される情報を更新する。図5は、本発明の実施形態における課金装置20が有する課金テーブル25に記憶される情報の一例を示す図である。図5に示されるように、課金テーブル25には、画像処理サービスのサービス種別に対応付けて料金(円/ページ)が記憶されている。
利用料金算出手段23は、MFP10から送信される利用料金算出要求に基づき、画像処理サービスを実行するために要する利用料金を、課金テーブル25を参照し算出する。
課金手段24は、入金額から実行された画像処理サービスに要した料金の減算処理を行う。
<管理サーバ>
管理サーバ30は、認証手段31、ユーザ情報記憶手段32及び課金情報記憶手段33等を有する。これら各手段は、管理サーバ30にインストールされたプログラム310がCPU304に実行させる処理により実現される。
ユーザ情報記憶手段32は、図6に示されるように、MFP10において画像処理サービスを利用するユーザに関する情報が記憶される。図6は、本発明の実施形態における管理サーバ30が有するユーザ情報記憶手段32に記憶される情報の一例を示す図である。図6に示されるように、ユーザ情報記憶手段32は、ユーザID、パスワード及び契約種別等のデータ項目を有する。ユーザIDは、ユーザを一意に識別するユーザ識別情報である。パスワードは、ユーザに任意に設定されたパスワードである。契約種別は、画像処理サービスの契約種別を示す情報であり、例えば法人会員及び個人会員の別がある。本発明の実施形態では、この契約種別によって画像処理サービスの利用料金が異なる。なお、本発明の実施形態における画像処理サービスは、契約がない(法人会員又は個人会員でない)場合であっても利用可能であるが、例えば利用料金の割引がない通常の料金体系が適用される。なお、契約種別の内容は、法人又は個人のみに限らず、任意の契約種別が存在してもよい。
課金情報記憶手段33は、図7に示されるように、MFP10において利用される画像処理サービスに対して行われる課金に関する情報が記憶される。図7は、本発明の実施形態における管理サーバ30が有する課金情報記憶手段33に記憶される情報の一例を示す図である。図7に示されるように、課金情報記憶手段33は、サービス種別、契約種別毎の料金(円/ページ)等のデータ項目を有する。サービス種別は、画像処理サービスのサービス種別である。料金は、1ページあたりの処理に対する料金である。料金の項目に含まれる「通常」は会員契約がないユーザに対する料金であり、「個人会員」及び「法人会員」はそれぞれ個人会員、法人会員での契約における料金である。
認証手段31は、MFP10から送信される認証要求を受け付けると、ユーザ情報記憶手段32に記憶されるユーザ情報に基づき認証処理を行う。具体的には、認証手段31は、ユーザ情報記憶手段32を参照し、認証要求に含まれるユーザID及びパスワードがユーザ情報記憶手段32に記憶されているユーザID及びパスワードと一致するか否かを判定する。一致する場合、認証は成功したと判定され、一致しない場合、認証は失敗したと判定される。さらに、認証が成功した場合、認証手段31は、ユーザ情報記憶手段32から認証が成功したユーザのユーザIDに対応する契約種別を取得し、取得した契約種別に対応する課金情報記憶手段33に記憶される契約種別の料金情報である課金テーブルを取得する。そして、認証手段は、そして、認証手段31は、認証結果並びに認証が成功した場合は課金テーブルを、MFP10に送信する。
<プリントサーバ>
プリントサーバ50は、印刷ジョブ投入受付手段51、印刷ジョブ一覧取得要求受付手段52、印刷ジョブ取得要求受付手段53及び印刷ジョブ記憶手段54等を有する。これら各手段は、プリントサーバ50にインストールされたプログラムがCPUに実行させる処理により実現される。
印刷ジョブ投入受付手段51は、クライアント端末40から送信される印刷ジョブを受け付け、印刷ジョブ記憶手段54に記憶し、クライアント端末40に対して投入した印刷ジョブを特定するためのプリントIDを含む応答をする。なお、印刷ジョブとプリントIDとの関係は一対一である場合に限らず、複数の印刷ジョブに対して一のプリントIDを割り当てるようにしてもよい。プリントIDを受信したクライアント端末40は、クライアント端末40の画面上にプリントIDを表示する。プリントIDは、ユーザがMFP10において入力し、入力したプリントIDに対応する印刷ジョブ一覧を取得するために用いられる。また、ユーザに対するプリントIDの通知は、上記方法に限らず、例えばユーザのメールアドレスに対して送信してもよい。
印刷ジョブ一覧取得要求受付手段52は、MFP10からのプリントIDを含む印刷ジョブ一覧取得要求に基づき、印刷ジョブ記憶手段54からプリントIDに対応する印刷ジョブ一覧を読み出し、MFP10に送信する。
印刷ジョブ取得要求受付手段53は、MFP10からの印刷ジョブ取得要求に基づき、印刷ジョブ記憶手段54から印刷ジョブを読み出し、MFP10に送信する。
印刷ジョブ記憶手段54は、プリントIDに対応付けて印刷ジョブを記憶する。
<クライアント端末>
クライアント端末40は、印刷ジョブ投入手段41等を有する。この手段は、クライアント端末40にインストールされたプログラムがCPUに実行させる処理により実現される。
印刷ジョブ投入手段41は、印刷対象とする印刷ジョブをプリントサーバ50に送信する。また、印刷ジョブ投入手段41は、プリントサーバ50から送信されるプリントIDを受信し、クライアント端末40のディスプレイ等に表示させる。
[動作手順]
次に、本発明の実施形態における画像処理システム1の動作の詳細を説明する。なお、一例として、クライアント端末40から印刷ジョブをプリントサーバ50に投入し、投入した印刷ジョブを、画像処理サービスを利用しMFP10において出力するまでの画像処理システム1の動作を説明する。
〔印刷ジョブ投入〕
図8は、本発明の実施形態における画像処理システム1による印刷ジョブ投入の動作手順の一例を示すシーケンス図である。
まずユーザは、クライアント端末40のマウスやキーボード等の操作部を操作し、印刷対象とする印刷ジョブを指定する(S101)。
クライアント端末40の印刷ジョブ投入手段41は、ユーザの指示に基づき印刷ジョブをプリントサーバ50に送信する(S102)。
印刷ジョブの投入を受け付けたプリントサーバ50の印刷ジョブ投入受付手段51は、印刷ジョブをその印刷ジョブを特定するプリントIDに対応付けて印刷ジョブ記憶手段54に記憶する(S103)。そして、印刷ジョブ投入受付手段51は、投入された印刷ジョブに対応するプリントIDを、印刷ジョブを送信したクライアント端末40に送信する(S104)。
クライアント端末40は、受信したプリントIDをクライアント端末40のディスプレイ等に表示させる(S105)。
以上の動作手順により、画像処理システム1は、印刷ジョブの投入を行う。
〔画像処理サービス利用〕
図9、図10は、それぞれ本発明の実施形態における画像処理システム1による画像処理サービス利用時の動作手順の一例を示すシーケンス図(その1)、(その2)である。なお、図11、図12に示す画像処理サービス利用時にMFP10の表示部115に表示される画面を参照しつつ動作手順を説明する。図11、図12は、それぞれ本発明の実施形態における画像処理サービス利用時にMFP10の表示部115に表示される画面の一例を示す図(その1)、(その2)である。
まず図9において、MFP10の操作パネル114の表示部115には、初期画面として図11(a)に示す支払い方法選択画面が表示されている(S201)。支払い方法選択画面(図11(a))に表示される「コインラック」又は「電子マネー」が選択されると、課金装置20への入金後、画像処理サービスの利用が可能となる。一方「会員口座引き落とし」が選択されると、予め画像処理サービスの利用会員として登録されている会員口座からの引き落としによる支払いとなる。
ここでユーザが例えば支払い方法選択画面(図11(a))において、「コインラック」又は「電子マネー」のソフトキーを押下する(S202)と、MFP10の入力受付手段11は表示制御手段12に、図11(b)に示す入金指示画面を表示させる(S203)。図11(b)に示した入金指示画面は、支払い方法選択画面(図11(a))において「コインラック」が選択された場合の画面である。なお、支払い方法選択画面(図11(a))において「電子マネー」が選択された場合は、電子マネーによる支払い操作を指示する画面に遷移する。
ユーザが課金装置20において入金を行う(S204)と、課金装置20の入金通知手段21は、入金処理を検知し、課金装置20に入金が行われたことを示す情報を含む入金確認通知を、MFP10に送信する(S205)。
入金確認通知を受け付けたMFP10の入金通知受付手段13は、表示制御手段12を介して、表示部115に図11(c)に示すユーザ情報入力画面を表示させる(S206)。ユーザ情報入力画面(図11(c))においてユーザ情報を入力し、認証を行うことで、ユーザが画像処理サービスの利用会員である場合、画像処理サービスの利用に対して会員料金が適用を適用することができる。一方、ユーザ情報入力画面(図11(c))において、ユーザ情報を入力せず「スキップ」ボタンが押下されると、画像処理サービスの契約が無い場合の通常の利用料金が適用される。
ユーザがユーザ情報入力画面(図11(c))において、ユーザID及びパスワードのユーザ情報を入力し「認証」ボタンを押下する(S207)と、認証要求手段14はユーザID及びパスワードを含む認証要求を生成し、管理サーバ30に送信する(S208)。なお、ユーザ情報入力画面(図11(c))において、「スキップ」ボタンが押下されると、ユーザID及びパスワードを含まない認証要求が送信される。なお、本発明の実施形態におけるユーザ情報の入力は、ユーザ情報入力画面(図11(c))を用いたが、例えば、ユーザID等を含む認証用のICカードが発行されている場合、認証用のICカードの読取によりユーザIDを取得してもよい。
管理サーバ30の認証手段31が認証要求を受信すると、認証要求に含まれるユーザID及びパスワードが、ユーザ情報記憶手段32に記憶されるユーザID及びパスワードと一致するか否かを判定する(S209)。一致すると判定された場合、すなわち認証が成功した場合、認証手段31は、ユーザ情報記憶手段32に記憶される認証処理を行ったユーザIDに対応する契約種別を読み出す。次に、認証手段31は、ユーザ情報記憶手段32から読み出した契約種別に対応する、課金情報記憶手段33に記憶される契約種別の課金テーブルを読み出す(S210)。なお、認証処理が失敗した場合又は認証要求にユーザ情報が含まれて居なかった場合、認証手段31は、課金情報記憶手段33に記憶される「通常」すなわち画像処理サービスの利用契約が無い場合に適用される課金テーブルを読み出す。そして、認証手段31は、認証結果並びに認証が成功した場合は課金テーブルを、MFP10に送信する(S211)。
MFP10の認証要求手段14が認証結果を受信すると、認証成功の場合、認証結果とともに受信した課金テーブルを課金テーブル更新要求手段15に出力する。そして、課金テーブル更新要求手段15は、出力された課金テーブルを含む課金テーブル更新要求を生成し、課金装置20に送信する(S212)。
課金装置20の課金テーブル管理手段22が、MFP10からの課金テーブル更新要求を受信すると、課金テーブル25に記憶される情報を、課金テーブル更新要求に含まれる課金テーブルの情報に更新する(S213)。これにより、画像処理サービスの利用時に適用される料金は、支払いがコインラックや電子マネーによる方法であっても、ユーザが画像処理サービスの利用会員であれば、会員の料金体系が適用される。そして、課金テーブル管理手段22は、課金テーブル25の更新を完了すると、課金テーブルの更新完了をMFP10に通知する(S214)。
ステップS214の次のステップS215以降の動作を、図10に基づき説明する。
MFP10の課金テーブル更新要求手段15が課金テーブルの更新完了通知を受信すると、表示制御手段12を介して、図11(d)に示すサービス選択画面を表示させる(S215)。
ユーザがサービス選択画面(図11(d))において、利用するサービスとして、例えば「プリント」サービスを選択する(S216)と、入力受付手段11は、表示制御手段12を介して、図12(a)に示すプリントID入力画面を表示させる(S217)。
ユーザがプリントID入力画面(図12(a))において、例えば図8のステップS105において表示されたプリントIDを入力する(S218)と、入力受付手段11は、印刷ジョブ一覧取得要求手段1811に入力されたプリントIDを出力する。そして、印刷ジョブ一覧取得要求手段1811は、入力されたプリントIDを含む印刷ジョブ一覧取得要求を生成し、プリントサーバ50に送信する。なお、ユーザ認証が行われた場合、認証されたユーザのユーザIDに対応する印刷ジョブ一覧が取得されるようにしてもよく、この場合、プリントIDの入力は不要である。
プリントサーバ50の印刷ジョブ一覧取得要求受付手段52は、受け付けた印刷ジョブ一覧取得要求に含まれるプリントIDに対応する印刷ジョブ一覧を、印刷ジョブ記憶手段54から取得し、取得した印刷ジョブ一覧をMFP10に送信する(S220)。
MFP10の印刷ジョブ一覧取得要求手段1811が印刷ジョブ一覧を取得すると、表示制御手段12を介して、取得した印刷ジョブ一覧に基づく図12(b)に示す印刷ジョブ一覧表示画面を表示させる(S221)。
ユーザが印刷ジョブ一覧表示画面(図12(b))から印刷を実行する印刷ジョブを選択する(S222)と、入力受付手段11は、利用料金算出要求手段16に選択された印刷ジョブに関する印刷属性を出力する。ここで印刷属性は、例えば印刷部数、カラー印刷又はモノクロ印刷の別、片面印刷又は両面印刷の別及び印刷対象の1ファイルあたりのページ数等である。そして、利用料金算出要求手段16は、選択された印刷ジョブの印刷属性を含む利用料金算出要求を生成し、生成した利用料金算出要求を課金装置20に送信する(S223)。
課金装置20の利用料金算出手段23が利用料金算出要求を受信すると、利用料金算出要求に含まれる印刷ジョブの印刷属性と図9のステップS213において更新された課金テーブル25とに基づき、印刷処理に要する利用料金を算出する(S224)。そして、利用料金算出手段23は、算出した利用料金算出結果をMFP10に送信する(S225)。
MFP10の利用料金算出要求手段16が利用料金算出結果を取得すると、表示制御手段12を介して、取得した利用料金算出結果を含む図12(c)に示すサービス実行確認画面を表示させる(S226)。
ユーザがサービス実行確認画面(図12(c))において、利用料金を確認し、サービス実行を指示するため「確認」ボタンを押下する(S227)と、入力受付手段11は、印刷ジョブ取得要求手段1812にステップS222において選択された印刷ジョブを識別する情報(例えば印刷ジョブID)を出力する。そして、印刷ジョブ取得要求手段1812は、選択された印刷ジョブをプリントサーバ50から取得するための印刷ジョブIDを含む印刷ジョブ取得要求を生成し、プリントサーバ50に送信する(S228)。
プリントサーバ50の印刷ジョブ取得要求受付手段53は、受け付けた印刷ジョブ取得要求に含まれる印刷ジョブIDに対応する印刷ジョブの印刷データを、印刷ジョブ記憶手段54から取得し、取得した印刷ジョブの印刷データをMFP10に送信する(S229)。
MFP10の印刷ジョブ取得要求手段1812が印刷ジョブの印刷データを取得すると、取得した印刷データに基づく印刷出力の実行を出力手段1813に要求する。出力手段1813は、プロッタエンジン113を制御し、印刷データに基づく印刷出力を行う(S230)。そして、出力手段1813は、印刷処理の終了後、サービス実行結果通知手段17に、印刷処理の結果及び実行した印刷処理内容を通知する。印刷処理内容は、実行された印刷処理における印刷部数、カラー印刷又はモノクロ印刷の別、片面印刷又は両面印刷の別及び印刷対象の1ファイルあたりのページ数等である。サービス実行結果通知手段17は、実行した印刷処理内容を含むサービス実行結果を課金装置20に送信する(S231)。
課金装置20の課金手段24は、MFP10からのサービス実行結果を受信すると、入金額から、サービス実行結果に含まれる印刷処理内容及び課金テーブル25に基づき算出された課金額を減算する(S232)。
なお、図9及び図10の例では、画像処理サービスの一例として、プリントサービスが利用された場合の画像処理システム1の動作手順を示したが、画像処理システム1は、プリントサービスに限らず、コピーサービス、スキャンサービス、スキャン配信サービス又はFAX送信サービス等の画像処理装置を利用するサービスに適用可能である。
上述した動作手順により、本発明の実施形態の画像処理システム1は、画像処理サービスの支払い方法と、画像処理サービスを利用するユーザの属性情報(契約種別)とに基づく、課金テーブル25を用いて課金を行う。
これにより、画像処理サービスが契約種別によって異なる料金体系(課金額)で提供されるときに、ユーザは画像処理サービスを利用するため課金装置20を用いて支払う場合であっても、ユーザの契約種別に基づく適当な条件で画像処理サービスを利用できる。このように、画像処理サービスに対して課金される場合、支払い方法によらず、課金額を柔軟に変更できる。
[変形例]
本発明の実施形態の変形例では、画像処理サービスの利用時の支払い方法として、「会員口座引き落とし」が選択された後、画像処理サービスの利用後、「コインラック」又は「電子マネー」による支払いに変更する場合の動作を説明する。
図13は、本発明の実施形態の変形例における画像処理システム1による画像処理サービス利用時の動作手順の一例を示すシーケンス図である。なお、図13において、図9及び図10の処理と同一の処理には、同一のステップ番号を付与しており、これらの詳細な説明は省略する。
図13の例では、ステップS202において、ユーザにより支払い方法選択画面(図11(a))上に表示される「会員口座引き落とし」が選択される。その後、ステップS206のユーザ情報入力画面(図11(c))が表示される。
また、図13の例では、ステップS211aにおいて、管理サーバ30から認証結果が送信される。
その後、図10に示したステップS215〜S222の処理後、ステップS223aにおいて、MFP10から管理サーバ30に利用料金算出要求が送信される。次に、ステップS224aにおいて、管理サーバ30は利用料金を算出し、ステップS225aにおいて、管理サーバ30は、MFP10に利用料金の算出結果を送信する。
その後、図10に示したステップS226〜S230の処理後、すなわちMFP10において印刷出力を行った後、ステップS230aにおいて、支払い方法選択画面(図11(a))を表示させる。ステップS230bにおいて、ユーザは、支払い方法として、支払い方法選択画面上で「コインラック」又は「電子マネー」を選択する。ステップS230cにおいて、MFP10は、管理サーバ30に、課金テーブルを取得するための課金テーブル取得要求を送信する。ステップS230dにおいて、管理サーバ30が課金テーブルを読み出す。ステップS230dにおいて、管理サーバ30は、読み出した課金テーブルを、MFP10に送信する。
次に、ステップS212aにおいて、MFP10は、課金装置20に課金テーブル更新要求を送信する。次のステップS213a−S214aは、図9に示したステップS213−S214と同じ処理である。
その後、ステップS203aにおいて、MFP10は入金指示画面(図11(b))を表示し、ステップS204aにおいて、ユーザからの入金を受け付ける。次に、ステップS232aにおいて、課金装置20が課金処理を行い、ステップS205aにおいて、課金装置20は、MFP10に対して、入金確認通知を送信する。なお、上述した印刷出力(ステップ230)は、ステップ205aの後に行われるようにしてもよい。
上述したように、本発明の実施形態の変形例の画像処理システム1によれば、画像処理サービスに対する支払いの方法として、当初「コインラック」又は「電子マネー」が選択されず、画像処理の実行後に、「コインラック」又は「電子マネー」が選択された場合であっても、課金テーブル25を更新し、適正な課金処理を実行することができる。
なお、本発明の実施形態の変形例(図13)は、本発明の実施形態(図9、図10等)に適用できる。
[その他の変形例]
なお、本発明の実施形態において、課金装置20が課金テーブル25を有する構成としたが、課金テーブル25は課金装置20が有する場合に限らず、例えばMFP10が課金テーブル25を有する構成としてもよい。この場合、MFP10が備える課金テーブル更新要求手段15は、自機(MFP10)が有する課金テーブルの更新を行う。なお、課金テーブルの更新の方法は、上記に限らず、例えばMFP10の課金テーブル更新要求手段15が課金装置20に対して、課金テーブル更新要求を送信し、課金テーブル更新要求を受信した課金装置20の課金テーブル管理手段22が、MFP10が有する課金テーブルの更新を行うようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 画像処理システム
10 MFP
11 入力受付手段
12 表示制御手段
13 入金通知受付手段
14 認証要求手段
15 課金テーブル更新要求手段
16 利用料金算出要求手段
17 サービス実行結果通知手段
18 画像処理サービス実行手段
181 印刷手段
1811 印刷手段一覧取得要求手段
1812 印刷ジョブ取得要求手段
1813 出力手段
182 読取手段
183 FAX送信手段
20 課金装置
21 入金通知手段
22 課金テーブル管理手段
23 利用料金算出手段
24 課金手段
25 課金テーブル
30 管理サーバ
31 認証手段
32 ユーザ情報記憶手段
33 課金情報記憶手段
40 クライアント端末
41 印刷ジョブ投入手段
50 プリントサーバ
51 印刷ジョブ投入受付手段
52 印刷ジョブ一覧取得要求受付手段
53 印刷ジョブ取得要求受付手段
54 印刷ジョブ記憶手段
特開2001−312774号公報

Claims (9)

  1. 画像処理と課金額とを対応付けた課金テーブルに基づき課金処理を行う課金装置と、該課金装置への入金に応じて前記画像処理を実行する画像処理装置と、前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に対応付けて前記画像処理の課金額を管理する管理サーバとを有する画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に基づく前記画像処理の課金額を前記管理サーバから取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記画像処理の課金額に基づき、前記課金テーブルの更新を要求する更新要求手段とを有し、
    前記課金装置は、
    前記更新要求手段により更新された前記課金テーブルに基づき、実行された前記画像処理に対する課金処理を行う課金手段を有する画像処理システム。
  2. 前記取得手段は、前記ユーザを識別する識別情報を含む取得要求を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    前記識別情報と、前記属性情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記取得要求を受け付けた場合、該取得要求に含まれる前記識別情報に対応する、前記ユーザ情報記憶手段に記憶される属性情報に基づく前記画像処理の課金額を、前記画像処理装置に送信する課金情報送信手段とを有する請求項1記載の画像処理システム。
  3. 前記取得手段は、前記画像処理の課金額の支払い方法として、前記課金装置を用いた支払い方法が選択された場合、前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に基づく前記画像処理の課金額を前記管理サーバから取得する請求項1又は2記載の画像処理システム。
  4. 前記画像処理装置は、
    前記更新要求手段による前記課金テーブルの更新後、該画像処理の実行に要する課金予定額の算出を前記課金装置に要求する算出要求手段と、
    前記課金装置により算出された前記課金予定額が含まれる画面を表示する表示手段とを有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  5. 前記画像処理装置は、
    前記画像処理が実行された場合、該画像処理の実行結果を前記課金装置に通知する通知手段を有し、
    前記課金手段は、前記通知手段により通知された前記実行結果を受け付けた場合、該実行結果に基づき課金処理を行う請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  6. 前記課金装置は、コインラック又は電子マネー決済機能を備えるICカードに対して読み取り処理を行う読取装置である請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理システム。
  7. 画像処理と課金額とを対応付けた課金テーブルに基づき課金処理を行う課金装置と、該課金装置への入金に応じて前記画像処理を実行する画像処理装置と、前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に対応付けて前記画像処理の課金額を管理する管理サーバとにより実行される画像処理方法であって、
    前記画像処理装置が、前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に基づく前記画像処理の課金額を前記管理サーバから取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記画像処理の課金額に基づき、前記画像処理装置が前記課金テーブルの更新を要求する更新要求ステップと、
    前記更新ステップにより更新された前記課金テーブルに基づき、実行された前記画像処理に対する課金を行う課金ステップとを有する画像処理方法。
  8. 画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に対応付けて前記画像処理の課金額を記憶する課金情報データベースに接続し、画像処理と課金額とを対応付けた課金テーブルに基づき課金処理を行う課金装置への入金に応じて前記画像処理を実行する画像処理装置であって、
    前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に基づく前記画像処理の課金額を前記課金情報データベースから取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記画像処理の課金額に基づき、前記課金テーブルの更新を要求する更新要求手段とを有する画像処理装置。
  9. 画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に対応付けて前記画像処理の課金額を記憶する課金情報データベースに接続し、画像処理と課金額とを対応付けた課金テーブルに基づき課金処理を行う課金装置への入金に応じて前記画像処理を実行する画像処理装置により実行されるプログラムであって、
    前記画像処理装置を、
    前記画像処理の実行を指示するユーザの属性情報に基づく前記画像処理の課金額を前記課金情報データベースから取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された前記画像処理の課金額に基づき、前記課金テーブルの更新を要求する更新要求手段として機能させるプログラム。
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