JP4599326B2 - ろ過装置および発電プラント - Google Patents

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本発明は、高温水中に含まれる固形不純物を除去するためのろ過装置およびこのろ過装置を設置した発電プラントに関する。
従来、発電プラントにおいて、復水器の構造材または配管材から生成される固形懸濁物、主に鉄の酸化物を除去する場合には、給水を加熱する前にポリエチレン製中空糸膜フィルタやプリーツ(襞)型フィルタなどのろ過器が用いられている。また、給水を加熱した後の高温水中において固形懸濁物を除去する場合には、金属フィルタ、電磁フィルタなどが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
上述した従来の発電プラントにおいては、水中に含まれる懸濁物や溶解成分の配管への析出、堆積による伝熱性能の低下、またはポンプの振動などを防止するため、ろ過器や脱塩装置を設置して水中の懸濁物やイオンを除去するようにしている。
しかしながら、低温の復水では、上記ポリエチレン製フィルタのろ過器を設置して固形懸濁物を除去することができるものの、高温水中で発生する固形懸濁物を除去するには、上記ポリエチレン製フィルタでは耐熱温度が低いため100℃以上の高温水には適用することができない。
また、100℃以上の給水で適用されている金属フィルタは、化学的に不安定であったり、固形物が析出して目詰まりしたり、あるいは水質管理水準からみた素材からの溶出成分による水質汚染により、高温水への適用が困難であった。
そして、電磁フィルタについても除去することができるのは、磁性を帯びた懸濁物のみであることからろ過性能が低く、さらに分離した固形懸濁物を除去するフィルタを再生するのが困難であった。
また、復水ろ過用として適用されるろ過器においては、フィルタを構成する中空糸膜を逆洗再生することが行われている。この場合、膜をガスが通過できる圧力(バブルポイント)より低い圧力ではガスが膜を通過できないことを利用して、バブルポイントより低い圧力をかけてろ過器の上部空間の水を押し出して膜表面に堆積した固形懸濁物を除去する方法が採用されている。
一方、発電プラントにおいて用いられるバブルポイントが逆洗時の圧力より高ければ従来の方法が適用できるが、バブルポイントが低い充填材または膜では、逆洗でガスが通過すると疎水化してしまい、親水化処理の工程が必要になり、系統の浄化処理の時間が余分にかかり薬液処理も必要になる。
また、高温で使用するフィルタでは高温のまま逆洗ができないので、冷却してから逆洗を行い、加熱して再起動する必要がある。そのため、冷却や加熱のための設備が必要であり、さらに冷却・加熱に長い時間がかかり、再起動までに長い時間を必要とする。
特開平10−339793号公報
上述したように従来の技術においては、フィルタがバブルポイントの低い充填材または膜であると、逆洗によりガスが通過すると疎水化するためのフィルタの親水化処理の工程が必要になり、系統の浄化処理の時間が余分にかかって薬液処理も必要になり、また、高温で使用するフィルタでは高温のまま逆洗ができないので、冷却してから逆洗を行い、加熱して再起動する必要があり、冷却や加熱のための設備が必要であったり、冷却・加熱に長い時間がかかり、再起動までに長い時間を必要とするという課題がある。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は複雑な設備と逆洗操作毎の親水化処理を必要とせず、簡便な設備構成により高温で逆洗を行える、上記ろ過器を用いたろ過装置を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、上記ろ過装置を適用して、給水またはヒータドレンなどの高温水中から固形懸濁物を除去することができる発電プラントを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明では、被処理液が流入する被処理液流入ラインと処理液を流出させる処理液流出ラインとをそれぞれ接続した容器内に前記被処理液をろ過するフィルタを設けてなるろ過器と、このろ過器に逆洗用の水を供給する逆洗タンクとを具備し、前記逆洗タンクは、水を容易に通しガスを通しにくい親水性の充填物または膜から成る仕切りにより2部屋に分割され、その2部屋は、圧力制御可能なガス供給ラインと逆洗用補給水を供給する補給水ラインとが、液体を容易に通し、かつ気体を通しにくい仕切りにより分割して連結する第1室と、前記ろ過器の処理液溜り側に連結される第2室とで構成され、逆洗時にガスタンクから所定圧のガスを前記逆洗タンクの第1室に供給するガス供給ラインを設け、前記ろ過器の処理液溜り側と、前記逆洗タンクの補給水ラインに連結された他方の部屋とに、それぞれリーク弁を設けたリークラインを接続したことを特徴とするろ過装置を提供する。
また、本発明では、蒸気発生装置と、この蒸気発生装置から供給される蒸気により駆動されるタービンと、このタービンからの排蒸気を復水とする復水器と、この復水器から前記蒸気発生装置に復水を供給する給水ラインと、この給水ラインに設けられるヒータと、前記給水ラインに接続し前記ヒータから排出されるドレン水を再び前記ヒータに供給するヒータドレンラインとを有する発電プラントであって、前記ろ過装置を、前記給水ラインと、前記ヒータドレンラインの少なくとも一方に介挿し配置することを特徴とする発電プラントを提供する。
本発明に係るろ過装置によれば、逆洗タンクの仕切りが水を通し、ガスを通しにくいことを利用して、フィルタを疎水化させずにガス圧のみで逆洗することができるので、設備が簡素化できるとともに、親水化処理、ろ過器内の浄化処理時間を削除することができ、ろ過器の再起動時間の短縮が図れ、また薬品廃棄物の発生とその処理も不要とすることができる。
また、本発明に係る発電プラントによれば、復水、給水、高圧ヒータおよび低圧ヒータで発生する固形懸濁物を除去できるので、固形懸濁物に起因するエロージョンを低減することができるとともに、蒸気発生器内面への固形物付着による伝熱効率を低下することができる。
以下、本発明に係るろ過装置および発電プラントの実施形態を図面に基づいて説明する。
第1実施形態(図1)
図1は本発明の第1実施形態によるろ過装置の構成を示す系統図である。
本実施形態のろ過装置は、容器2内にフィルタ30を缶板30aにより吊設してなるろ過器31を備え、このろ過器31には、被処理液が流入する被処理液流入ライン4aと、処理液を流出させる処理液流出ライン4bとがそれぞれ接続されている。ろ過器31の缶板30a上は処理液溜り37となっており、この処理液溜り37側には、逆洗用の水32を供給するための逆洗ライン33が接続され、この逆洗ライン33には水32を貯留する逆洗タンク34が設けられている。
逆洗タンク34は、水32等の液体を容易に通し、かつガス35等の気体を通しにくい仕切り36により、2部屋に分割されている。そして分割された一方の部屋(第1室)36aは、ガス35を供給するガス供給ライン38と、逆洗用の補給水39を供給する補給水ライン40とに連結されており、他方の部屋(第2室)36bは、逆洗ライン33を介してろ過器31の処理液溜り37側に連結されている。ガス供給ライン38にはガスタンク41が設けられ、供給するガス35の圧力制御が可能となっている。
ろ過器31の処理液溜り37側と、逆洗タンク34の第1室36a側には、それぞれリーク弁42a,43aを有するリークライン42,43が設けられている。また、ろ過器31の下方には廃液受け槽44が配置され、この廃液受け槽44には、ろ過器31の被処理液側上部(缶板30aの下部)およびろ過器31の底部からドレンライン45,46がそれぞれ導かれている。各ライン4a,4b,33,38,40,45,46には、それぞれ開閉用の弁47a〜47gが設けられている。
次に作用を説明する。通常の被処理液ろ過時においては、被処理液流入ライン4aの弁47aおよび処理液流出ライン4bの弁47bのみが開とされ、他の弁は全て閉とされ、被処理液流入ライン4aから系統水がろ過器31に供給され、フィルタ30によってろ過された後、処理液流出ライン4bから系統に流出される。
一方、逆洗時においては、被処理液流入ライン4aの弁47aおよび処理液流出ライン4bの弁47bを閉とする。そして、まず逆洗の操作前段階で、ろ過器31の処理液溜り37に接続されているリークライン42のリーク弁42aを開くとともに、逆洗ライン33の弁47cを開けて逆洗タンク34から水32をろ過器31に供給する。これにより、ろ過器31の処理液溜り37にガスが残留している場合、そのガスを水32で置換することができる。これにより、フィルタ30の疎水化を効果的に防止することができる。
次に、逆洗操作として、ろ過器31が100℃未満の状態で、逆洗タンク34とろ過器31とを連結する逆洗ライン33の弁47cを開とした状態で、ガス供給ライン38の弁47dを開き、ガスタンク41から所定圧のガス35を逆洗タンク34の第1室36aに供給する。これにより、ガス35の圧力によって逆洗タンク34内の水32がろ過器31に注入され、フィルタ30をろ過処理時とは逆の方向に通水する。この場合、ろ過器31の処理液側上部のドレンライン45の弁47fを開とし、オバーフローによりドレンを廃液受け槽44で受ける。
すなわち、上述したように、逆洗タンク34の内部は水32を容易に通すがガス35を通しにくい仕切り36が設置されて2部屋に分割されており、第2室36bは水32で満たされ、ろ過器31に接続されている。また、第1室36aには、開閉用の弁47dを有するガス供給ライン38と、弁47eを有する補給水39供給用の補給水ライン40とが接続されている。そこで、逆洗に必要な量の補給水39が補給されるとともに、水32を加圧するためのガス35の供給が行われる。
ガス35は仕切り36を通過し難いので、逆洗タンク34の第1室36a内の水32がなくなった時点で、ろ過器31への水32の供給は止まる。そこで、ガス供給ライン38の弁47dを閉じる。次に、ドレン弁47fを開いてフィルタ30から除去された固形懸濁物をろ過器31内の水と一緒に廃液受け槽44に回収する。フィルタ30が、水中に注入される気泡の上昇によって膜振動するような中空糸膜として構成されている場合には、逆洗タンク34からの逆洗操作に続き、ろ過器31の下部からガスを注入してバブリング操作を行うことはフィルタ30上の懸濁固形物の除去には効果的である。
また、逆洗タンク34の第1室36aには、リーク弁43aを有するリークライン43が設けられているので、リーク弁43a開によりガス抜きを行うと同時に第1室36aに短時間で補給水39を供給することができる。したがって、繰り返し逆洗を行うことが可能となり、フィルタ30からの固形懸濁物の除去を効率的に行うことができる。
なお、逆洗タンク34内部の仕切り36は、例えば親水性物質の充填物や膜から構成される親水性のものであれば、ガス35と水32との分離性が向上するので、フィルタ30の疎水化を回避するのに効果的である。さらに、仕切り36に平膜、ひだ状、円筒、中空糸などの膜を用いて仕切り36の膜面積を増大させる構造とすれば、仕切り36の圧力損失を下げることができるので、供給するガス35の圧力を低くすることができる。
また、逆洗タンク34の水32を押出すガス圧は一定値とするのではなく、一旦ガスタンク41にガスを貯蔵してから、瞬時に逆洗タンク34の水32をろ過器31に供給するようにすれば、効率的な逆洗が可能となる。さらに、逆洗タンク34の第1室36aの水を押し出した時点の圧力を、仕切り36がガス35を通し始める最低圧力以下になるようにガスタンク41の圧力を例えば10倍とすると、ガスタンク41の容量は逆洗水の容量の1/9倍となり、ガスタンク41を小型化でき経済的である。水32を押し出した時点の圧力は、仕切り36をガス35が通過する圧力から0.1MPa以上1MPa以下程度であり、ガスタンク41の圧力は1MPa以上15MPa以下が適当である。
以上の本実施形態によれば、フィルタ30を疎水化させずにガス圧のみで逆洗することができるので、設備が簡素化できるとともに、親水化処理、ろ過器内の浄化処理時間を削除することができ、ろ過器31の再起動時間の短縮が図れ、また薬品廃棄物の発生とその処理も不要となる。
なお、本実施形態のフィルタ30には、使用前に気中および液中の少なくとも一方で加熱される熱処理を施され、または使用前に熱水および蒸気のいずれかからなる流体を透過させる流体透過処理を施されてなるフッ素樹脂製フィルタを適用することができる。
第2実施形態(図2)
図2は本発明の第2実施形態によるろ過装置の構成を示す系統図である。
本実施形態では、容器2内にフィルタ30を缶板30aにより吊設してなるろ過器31を備え、このろ過器31には、被処理液が流入する被処理液流入ライン4aと、処理液を流出させる処理液流出ライン4bとがそれぞれ接続されている。ろ過器31の缶板30a上は処理液溜り37となっている。
そして、ろ過器31の低部から導かれるドレンライン45には、弁47gとともにドレン冷却用の冷却器50が設けられている。なお、水を用いる逆洗ライン33は省略できる。
本実施形態においては、逆洗操作時に、系統の弁47a、47bを閉じ、ろ過器31を高温高圧状態のままで弁47gの開度で流量を制御しながら、冷却器50でろ過器31内の液を冷却して廃液受け槽44に排出する。ろ過器31内の圧力低下にともなって、ろ過器31の処理液溜り37側内の水が膨張してフィルタ30を通過し、これにより逆洗作用が行われる。すなわち、この圧力低下により、フィルタ30を通過する流体は液体から蒸気に変わり、液体に比べて体積が急激に増加する。したがって、フィルタ30を通過する媒体の体積も著しく増加し、液体で洗浄するよりも高い洗浄効果が期待できるようになる。固形懸濁物は蒸気とともに運ばれ、冷却器50で凝縮した液中に保持され、廃液受け槽44に回収される。
本実施形態によれば、ろ過器31を冷却せずに高温状態のままで、ろ過器31内の高温高圧水のみを使用して逆洗することができるので、ろ過器31の再起動までの時間の大幅な短縮が可能である。また、逆洗水を外部から供給しないので廃液の発生が少ない。
すなわち、本実施形態によれば、逆洗水を持ち込むことなく、ろ過器31内部の高温高圧水を利用して、ろ過器の逆洗を行うことができる。ろ過器内部の高温高圧水の圧力を下げて膨張させながら抜き出す際に、冷却器50で水に戻してドレンするので、大きなフラッシュタンクは不要である。
また、ろ過器31上部の処理液溜り37部分の水は、最初は圧力が高いので液体であるが、圧力が低下すると沸騰して蒸気となり、体積が急激に膨張する。したがって、沸騰後にはフィルタを蒸気が大きな線速度で大量に通過するので、ろ過器の処理液溜りの高温高圧水でフィルタの逆洗が可能である。フィルタを通過するのは蒸気のみであるので疎水化することを避けることができる。
なお、本実施形態のフィルタ30において、使用前に気中および液中の少なくとも一方で加熱される熱処理を施され、または使用前に熱水および蒸気のいずれかからなる流体を透過させる流体透過処理を施されてなるフッ素樹脂製フィルタを適用することができる。また、本実施形態では第1実施形態と同様の逆洗装置を併設してもよい。
第3実施形態(図3)
図3は本発明の第3実施形態によるろ過装置の構成を示す系統図である。
本実施形態では、容器2内にフィルタ30を缶板30aにより吊設してなるろ過器31を備え、このろ過器31には、被処理液が流入する被処理液流入ライン4aと、処理液を流出させる処理液流出ライン4bとがそれぞれ接続されている。ろ過器31の缶板30a上は処理液溜り37となっている。ろ過器31の処理液溜り37には、弁47hを有するスチームライン51を介して蒸気発生器52が接続されている。ろ過器31の低部から導かれるドレンライン45には、弁47gとともにドレン冷却用の冷却器50が設けられている。
このような構成において、逆洗操作時には、第2実施形態と同様の方法でろ過器31内の液をドレンした後、弁47hを開けて蒸気発生器52から蒸気53をスチームライン51を介してろ過器31に供給し、フィルタ30上の固形懸濁物を蒸気53によって洗浄除去し、冷却器50により蒸気53を凝縮させ、液中に保持させて廃液受け槽44に回収する。このようにして蒸気53を継続して得られるので、固形懸濁物の付着状態により洗浄する蒸気量を自由に調整することができる。
また、ろ過器31を100℃未満としてろ過器31内の水を弁47gからドレンした後、蒸気発生器52の蒸気で逆洗することも可能である。低圧で蒸気53による逆洗が行えるので,フィルタ30の疎水化を避けることができ、ろ過器31内で蒸気53が凝縮するので、ドレン冷却用の冷却器50を削除し、または設備容量を小さくすることができる。
本実施形態によれば、逆洗に蒸気を使用するので、フィルタ30の疎水化が防止でき、また蒸気53は凝縮して水になり、体積が著しく減少するので、廃棄物量の少ない逆洗が可能である。
なお、本実施形態のフィルタ30においても使用前に気中および液中の少なくとも一方で加熱される熱処理を施され、または使用前に熱水および蒸気のいずれかからなる流体を透過させる流体透過処理を施されてなるフッ素樹脂製フィルタを適用することができる。
第4実施形態(図4)
図4は本発明の第4実施形態による発電プラントを示す系統図である。
図4に示すように、本実施形態の発電プラントは、復水器55から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57および高圧ヒータ58を通して蒸気発生装置59へ給水が流れる給水ライン60を備えている。この給水ライン60では、後述するタービンを駆動した湿り蒸気が復水器55により冷却されて復水となり、この復水が復水脱塩設備56によりイオン性不純物が除去されて給水となり、この給水が低圧ヒータ57および高圧ヒータ58を経て高温の給水となって蒸気発生装置59に供給される。
また、本実施形態の発電プラントは、蒸気発生装置59から高圧タービン61、低圧タービン62への主蒸気ライン63を備えており、この主蒸気ライン63では、蒸気発生装置59で発生した蒸気が高圧タービン61および低圧タービン62を駆動する。
さらに、本実施形態の発電プラントは、高圧タービン61から抽気された蒸気が高圧ヒータ58を介して凝縮され給水ライン60に流れる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から抽気された蒸気が低圧ヒータ57を介して凝縮され給水ライン60に流れる低圧ヒータドレンライン65を備えており、これらのヒータドレンライン64,65では、高圧タービン61および低圧タービン62から抽気された蒸気がそれぞれ高圧ヒータ58および低圧ヒータ57において給水を加熱した後凝縮され、その凝縮水(ドレン水)が給水ライン60に戻されるように構成されている。
そして、本実施形態の発電プラントでは、復水器55から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57および高圧ヒータ58を通して蒸気発生装置59へと流れる給水ライン60に、前記第1〜第9実施形態のうちのいずれかと同様に構成された給水ろ過器66が複数設置されている。
すなわち、これらの給水ろ過器66は、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60にそれぞれ介挿されている。
このように本実施形態によれば、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60に、それぞれ給水ろ過器66を介挿したことにより、給水中の懸濁物を低減させることができ、この懸濁物の低減効果に起因する配管内面でのエロージョンの低減、伝熱管表面への懸濁物付着による伝熱阻害の低減、伝熱管洗浄頻度の低減が可能となる。
第5実施形態(図5)
図5は本発明の第5実施形態による発電プラントを示す系統図である。なお、本実施形態では、前記発電プラントの第4実施形態と同一または対応する部分には同一の符号を付して説明し、前記第4実施形態と異なる構成および作用のみを説明する。その他の発電プラントの各実施形態も同様である。
図5に示すように、本実施形態の発電プラントは、高圧タービン61から高圧ヒータ58を介して給水ライン60に導かれる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から低圧ヒータ57を介して給水ライン60に導かれる低圧ヒータドレンライン65に、それぞれ前記第1〜第9実施形態のいずれかと同様に構成されたヒータドレンろ過器67が介挿されている。
このように本実施形態によれば、ヒータドレンライン64,65に、それぞれヒータドレンろ過器67を介挿したことにより、ヒータドレンの懸濁物を低減させることができ、この懸濁物の低減効果に起因する配管内面でのエロージョンの低減、伝熱管表面への懸濁物付着による伝熱阻害の低減、伝熱管洗浄頻度の低減が可能となる。
第6実施形態(図6)
図6は本発明の第6実施形態による発電プラントを示す系統図である。
図6に示すように、本実施形態の発電プラントは、図4に示す第4実施形態と同様に復水器55から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57および高圧ヒータ58を通して蒸気発生装置59へと流れる給水ライン60に、前記第1〜第9実施形態のいずれかと同様に構成された給水ろ過器68が複数設置されている。
すなわち、これらの給水ろ過器68は、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60にそれぞれ介挿されている。
また、本実施形態では、各給水ろ過器68に逆洗ライン69がそれぞれ接続され、これらの逆洗ライン69は逆洗設備9に接続されている。
このように本実施形態によれば、第4実施形態と同様の効果が得られるのに加え、各給水ろ過器68に逆洗設備9を設置したことにより、各給水ろ過器68の本来の性能を常に維持することが可能となる。
なお、本実施形態では、逆洗設備9に代えてあるいは加えて、化学洗浄設備またはバブリングガス供給設備12を発電プラントに設ける構成としてもよい。
第7実施形態(図7)
図7は本発明の第13実施形態による発電プラントを示す系統図である。
図7に示すように、本実施形態の発電プラントは、図5に示す第5実施形態と同様に高圧タービン61から高圧ヒータ58を介して給水ライン60に導かれる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から低圧ヒータ57を介して給水ライン60に導かれる低圧ヒータドレンライン65に、それぞれ前記第1〜第9実施形態のいずれかと同様に構成されたヒータドレンろ過器70が介挿されている。
また、本実施形態では、各ヒータドレンろ過器70に逆洗ライン71がそれぞれ接続され、これらの逆洗ライン71は逆洗設備9に接続されている。
このように本実施形態によれば、第13実施形態と同様の効果が得られるのに加え、各ヒータドレンろ過器68に逆洗設備9を設置したことにより、各ヒータドレンろ過器70の本来の性能を常に維持することが可能となる。
なお、第6実施形態および本実施形態では、逆洗設備9に代えてあるいは加えて、化学洗浄装置またはバブリングガス供給設備12を発電プラントに設ける構成としてもよい。
第8実施形態(図8)
図8は本発明の第8実施形態による発電プラントを示す系統図である。本実施形態の発電プラントでは、沸騰水型原子力発電所(BWR)に第1〜第3実施形態のいずれかに示したろ過装置が設置された例を示している。
図8に示すように、本実施形態の発電プラントは、復水器55から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57および高圧ヒータ58を通して原子炉圧力容器72へ給水が流れる給水ライン60を備えている。
また、本実施形態の発電プラントは、原子炉圧力容器72から高圧タービン61、低圧タービン62への主蒸気ライン63を備えるとともに、高圧タービン61から高圧ヒータ58を介して給水ライン60に導かれる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から低圧ヒータ57を介して給水ライン60に導かれる低圧ヒータドレンライン65を備えている。
また、本実施形態の発電プラントでは、復水器55から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57および高圧ヒータ58を通して原子炉圧力容器72へと流れる給水ライン60に、前記第1〜第9実施形態のいずれかと同様に構成された給水ろ過器66が複数設置されている。
すなわち、これらの給水ろ過器66は、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60にそれぞれ介挿されている。
さらに、本実施形態の発電プラントでは、高圧タービン61から高圧ヒータ58を介して給水ライン60に導かれる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から低圧ヒータ57を介して給水ライン60に導かれる低圧ヒータドレンライン65に、それぞれ前記第1〜第9実施形態のいずれかのろ過器と同様に構成されたヒータドレンろ過器67が介挿されている。
このように本実施形態によれば、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60に、それぞれ給水ろ過器66を介挿するとともに、ヒータドレンライン64,65にそれぞれヒータドレンろ過器67を介挿したことにより、給水中およびヒータドレンの懸濁物を低減させることができ、この懸濁物の低減効果に起因する配管内面でのエロージョンの低減、伝熱管表面への懸濁物付着による伝熱阻害の低減、伝熱管洗浄頻度の低減、および放射能の低減が可能となる。
第9実施形態(図9)
図9は本発明の第9実施形態による発電プラントを示す系統図である。本実施形態の発電プラントでは、加圧水型原子力発電所(PWR)に第1〜第3実施形態に示したろ過器が設置された例を示している。
図9に示すように、本実施形態の発電プラントは、復水器55から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57、脱気器71および高圧ヒータ58を通して蒸気発生器74へ給水が流れる給水ライン60を備えている。ここで、脱気器71は非凝縮ガスを若干の蒸気とともに大気に排出するものである。また、高圧タービン61と低圧タービン62の間に位置し、湿分分離器ドレンライン76を介して脱気器73と連絡する湿分分離器75は蒸気中に存在する液滴を取り除くものである。
また、本実施形態の発電プラントは、蒸気発生器74から高圧タービン61、低圧タービン62への主蒸気ライン63を備えるとともに、高圧タービン61から高圧ヒータ58を介して給水ライン60に導かれる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から低圧ヒータ57を介して給水ライン60に導かれる低圧ヒータドレンライン65を備えている。
また、本実施形態の発電プラントでは、復水器15から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57、脱気器71および高圧ヒータ58を通して蒸気発生器74へと流れる給水ライン60に、前記第1〜第9実施形態のいずれかのろ過器と同様に構成された給水ろ過器66が複数設置されている。
すなわち、これらの給水ろ過器66は、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60にそれぞれ介挿されている。
さらに、本実施形態の発電プラントでは、高圧タービン61から高圧ヒータ58を介して給水ライン60に導かれる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から低圧ヒータ57を介して給水ライン60に導かれる低圧ヒータドレンライン65と、湿分分離器75から脱気器73に導かれる湿分分離器ドレンライン676とに、それぞれ前記第1〜第9実施形態の同様に構成されたヒータドレンろ過器67あるいは湿分分離器ドレンろ過器77が介挿されている。
このように本実施形態によれば、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60に、それぞれ給水ろ過器66を介挿するとともに、ヒータドレンライン64,65にそれぞれヒータドレンろ過器67を、また湿分分離器ドレンライン76に湿分分離器ドレンろ過器77を、それぞれ介挿したことにより、給水中およびヒータドレンの懸濁物を低減させることができ、この懸濁物の低減効果に起因する配管内面でのエロージョンの低減、伝熱管表面への懸濁物付着による伝熱阻害の低減、伝熱管洗浄頻度の低減、および蒸気発生器74の化学除染頻度の低減が可能となる。
第10実施形態(図10)
図10は本発明の第10実施形態による発電プラントを示す系統図である。本実施形態の発電プラントでは、火力発電所に第1〜第9実施形態に示したろ過器が設置された例を示している。
図10に示すように、本実施形態の発電プラントは、復水器55から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57、脱気器73、高圧ヒータ58および節炭器78を通して蒸発器77へ給水が流れる給水ライン60を備えている。ここで、節炭器78は、余剰酸素を再使用するために集めるものである。
また、本実施形態の発電プラントは、蒸発器77から高圧タービン61、低圧タービン62への主蒸気ライン63を備えるとともに、高圧タービン61から高圧ヒータ58を介して給水ライン60に導かれる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から低圧ヒータ57を介して給水ライン60に導かれる低圧ヒータドレンライン65を備えている。
また、本実施形態の発電プラントでは、復水器55から復水脱塩設備56、低圧ヒータ57、脱気器31、高圧ヒータ58および節炭器73を通して蒸発器74へと流れる給水ライン60に、前記第1〜第9実施形態のいずれかのろ過器と同様に構成された給水ろ過器66が複数設置されている。
すなわち、これらの給水ろ過器66は、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60にそれぞれ介挿されている。
さらに、本実施形態の発電プラントでは、高圧タービン61から高圧ヒータ58を介して給水ライン60に導かれる高圧ヒータドレンライン64と、低圧タービン62から低圧ヒータ57を介して給水ライン60に導かれる低圧ヒータドレンライン65に、それぞれ前記第1〜第9実施形態と同様に構成されたヒータドレンろ過器67が介挿されている。
このように本実施形態によれば、低圧ヒータ57の前段、高圧ヒータ58の前段および後段における給水ライン60に、それぞれ給水ろ過器66を介挿するとともに、ヒータドレンライン64,65にそれぞれヒータドレンろ過器67を介挿したことにより、給水中およびヒータドレンの懸濁物を低減させることができ、この懸濁物の低減効果に起因する配管内面でのエロージョンの低減、伝熱管表面への懸濁物付着による伝熱阻害の低減、伝熱管洗浄頻度の低減、および火力発電プラントの起動前洗浄時間の短縮が可能となる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、上記発電プラントの第14、15実施形態および本実施形態では、給水ライン60およびヒータドレンライン64,65の双方にろ過器を設置した例について説明したが、少なくとも一方にろ過器を設置すればよい。
また、プラントにろ過器を設置した後に、フィルタモジュールの使用前の熱処理あるいは流体透過処理を施すこととしてもよい。
本発明の第1実施形態によるガス逆洗設備を備えた高温のろ過装置の系統図。 本発明の第2実施形態による高温高圧水の膨張を利用して逆洗を行う高温のろ過装置の系統図。 本発明の第3実施形態による蒸気逆洗設備を備えた高温のろ過装置の系統図。 本発明の第4実施形態による発電プラントを示す系統図。 本発明の第5実施形態による発電プラントを示す系統図。 本発明の第6実施形態による発電プラントを示す系統図。 本発明の第7実施形態による発電プラントを示す系統図。 本発明の第8実施形態による発電プラントを示す系統図。 本発明の第9実施形態による発電プラントを示す系統図。 本発明の第10実施形態による発電プラントを示す系統図。
符号の説明
2…容器、4a…被処理液流入ライン、4b…処理液流出ライン、9…逆洗設備、30…フィルタ、30a…缶板、31…ろ過器、32…水、33…逆洗ライン、34…逆洗タンク、35…ガス、36…仕切り、36a…第1室、36b…第2室、37…処理液溜り、38…供給ライン、39…補給水、40…補給水ライン、41…ガスタンク、42a,43a…リーク弁、42,43…リークライン、44…廃液受け槽、45,46…ドレンライン、47a〜47g…弁、50…冷却器、51…スチームライン、52…蒸気発生器、53…蒸気、55…復水器、56…復水脱塩設備、57…低圧ヒータ、58…高圧ヒータ、59…蒸気発生装置、60…給水ライン、61…高圧タービン、62…低圧タービン、63…主蒸気ライン、64…高圧ヒータドレンライン、65…低圧ヒータドレンライン、66…給水ろ過器、67…ヒータドレンろ過器、69…逆洗ライン、70…ヒータドレンろ過器、71…逆洗ライン、72…原子炉圧力容器、73…脱気器、74…蒸気発生器、75…湿分分離器、76…湿分分離器ドレンライン、77…湿分分離器ドレンろ過器、78…節炭器。

Claims (4)

  1. 被処理液が流入する被処理液流入ラインと処理液を流出させる処理液流出ラインとをそれぞれ接続した容器内に前記被処理液をろ過するフィルタを設けてなるろ過器と、このろ過器に逆洗用の水を供給する逆洗タンクとを具備し、
    前記逆洗タンクは、水を容易に通しガスを通しにくい親水性の充填物または膜から成る仕切りにより2部屋に分割され、その2部屋は、圧力制御可能なガス供給ラインと逆洗用補給水を供給する補給水ラインとが連結する第1室と、前記ろ過器の処理液溜り側に連結される第2室とが、液体を容易に通し、かつ気体を通しにくい仕切りにより分割して構成され、
    逆洗時にガスタンクから所定圧のガスを前記逆洗タンクの第1室に供給するガス供給ラインを設け、
    前記ろ過器の処理液溜り側と、前記逆洗タンクの補給水ラインに連結された他方の部屋とに、それぞれリーク弁を設けたリークラインを接続したことを特徴とするろ過装置。
  2. 前記逆洗タンクの仕切りは、平膜、ひだ状、円筒状または中空糸状であることを特徴とする請求項1記載のろ過装置。
  3. 前記ろ過器のフィルタはフッ素樹脂製フィルタであり、このフィルタは、ろ過器に設置した状態の使用前に気中および液中の少なくとも一方で加熱される熱処理を施され、または使用前に熱水および蒸気のいずれかからなる流体を透過させる流体透過処理を施されてなることを特徴とする請求項1記載のろ過装置。
  4. 蒸気発生装置と、この蒸気発生装置から供給される蒸気により駆動されるタービンと、このタービンからの排蒸気を復水とする復水器と、この復水器から前記蒸気発生装置に復水を供給する給水ラインと、この給水ラインに設けられるヒータと、前記給水ラインに接続し前記ヒータから排出されるドレン水を再び前記ヒータに供給するヒータドレンラインとを有する発電プラントであって、請求項1記載のろ過装置を、前記給水ラインと、前記ヒータドレンラインの少なくとも一方に介挿し配置することを特徴とする発電プラント。
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