JP4597691B2 - 有限要素法を用いた構造解析方法 - Google Patents

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Description

本発明は、有限要素法を用いた構造解析方法に関し、特に、プリント配線基板の構造特性(例えば、ひずみ特性、応力特性、熱伝導特性等)を、計算機を用いた数値シミュレーションにより解析する構造解析方法、関連するプログラム及び構造解析装置に関する。
例えば特許文献1に示されるマスク技術を利用して、基板上に集積回路パターンが形成されるプリント配線基板は、電子機器のマザーボードなどに使用される。プリント配線基板では、電子部品(例えば、LSI: Large Scale Integration)を実装するリフロープロセスでの温度条件によって、反りが生じることがある。こうした製造過程における条件によって生じる反りは、プリント配線基板の表面に実装される電子部品のバンプ接合部などに未着やショートなどを引き起こし、製品の歩留まりを低下させてしまう。
そこで、CAD(Computer Aided Design)と有限要素法を組合せてプリント配線基板を構造解析し、製造過程における条件によってプリント配線基板に生じる反りを事前に予測することが知られている(特許文献2、3、4)。事前予測によって、実装過程において生じる反りが少ないプリント配線基板へと設計変更することができる。
特開平9−218032号公報 特開2004−13437号公報 特許第3329667号公報 特開2000−231579号公報
しかし、従来技術では、構造解析の解析対象物であるプリント配線基板を有限要素に分割する際、予測精度を上げるためには、分割数を増やす必要があり、その結果として、データ数が膨大になり、予測演算に時間がかかる。逆に、分割数を減らすと、予測精度が落ちるという課題を有していた。
そこで、本発明の目的は、予測精度を落とすことなく、構造解析時間を短縮する構造解析方法、構造解析プログラム、構造解析装置を提供することにある。
上記目的は、本発明の第一の側面として、物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置において実行される構造解析方法であって、前記構造解析装置が、前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する工程と、前記構造解析装置が、前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する工程と、前記構造解析装置が、前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する工程と、前記構造解析装置が、前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する工程とを有することを特徴とする構造解析方法を提供することにより達成される。
上記発明の側面においてより好ましい実施例によれば、前記構造解析装置が、前記要素分割データに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第1の割合と、前記生成されたメッシュデータに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第2の割合とを算出する工程と、前記構造解析装置が、前記第1の割合と前記第2の割合とが所定の誤差範囲に収まらない場合、前記所定の閾値を変更して前記メッシュデータを再生成する工程とを有する。
上記発明の側面においてより好ましい実施例によれば、前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、前記構造解析装置が、前記解析対象物の表面の所定領域に対応する位置を前記層毎に抽出する工程を有し、前記メッシュは、前記抽出された位置に対して定義される。
上記発明の側面においてより好ましい実施例によれば、前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、前記構造解析装置が、前記生成されたメッシュデータに基づき前記解析対象物に占める前記一の材料の割合を前記層毎に算出する工程と、前記構造解析装置が、前記算出された一の材料の割合が高密基準値を超える前記層において、前記メッシュデータに含まれる所定の有限要素の材料情報を、前記解析対象物を形成する複数の材料のうち、前記一の材料以外のものに変更して、前記層毎に算出される前記一の材料の割合が、所定の値範囲に納まるように調整する工程とを有する。
上記発明の側面においてより好ましい実施例によれば、前記構造解析装置が、前記解析対象物の表面の所定領域に追加される部材を新たな解析対象物として、新たなメッシュデータを生成する工程を有し、前記追加される部材におけるメッシュ位置と、該追加される部材を受ける前記解析対象物の表面の所定領域のメッシュ位置とが一致する。
上記発明の側面においてより好ましい実施例によれば、前記メッシュの位置情報は、前記解析対象物の表面に形成される2次元座標と前記表面に直交する厚み方向の位置とを組み合わせた3次元座標により特定され、更に、前記構造解析装置が、前記2次元座標が同一となる前記メッシュの前記厚み方向に、同一の前記材料が連続する区間を特定することにより、前記連続する材料の前記材料情報と該連続する材料の厚みとを前記メッシュの位置情報に対応付けた積層シェルデータを、前記メッシュデータに基づき生成する工程を有し、前記解析対象物に生じる物理量は、前記積層シェルデータに基づき算出される。
上記発明の側面においてより好ましい実施例によれば、前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、前記構造解析装置は、予め、前記解析対象物の表面の位置と前記多層構造の解析対象物における層方向の厚さとが対応付けられる厚みデータが格納される記憶部を有し、更に、前記構造解析装置が、前記厚みデータに基づき、前記メッシュデータを更新する工程を有する。
また、上記目的は、第二の側面として、物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行うコンピュータに、前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する手順と、前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する手順と、前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する手順と、前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する手順とを実行させるためのプログラムを提供することにより達成される。
また、上記目的は、第三の側面として、物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置であって、制御プログラムを含む記憶部と、前記制御プログラムを読み出して実行する制御部とを有し、前記制御部は、前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する第1生成部と、前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する第1算出部と、前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する第2生成部と、前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する第2算出部とを前記制御プログラムを実行して実現することを特徴とする構造解析装置を提供することにより達成される。
本発明によれば、予測精度を落とすことなく、構造解析時間を短縮する構造解析方法を実施することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲はかかる実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
本発明の実施形態においては、解析対象物としてプリント配線基板が用いられるものとする。そこでまず、本実施形態において使用されるプリント配線基板について簡単に触れる。
図1は、本発明の実施形態に使用されるプリント配線基板を説明する図である。プリント配線基板1は、周りを定尺2で囲まれる。プリント配線基板1と定尺2は、リブ4で接続されており、リブ4以外の箇所には溝3が形成される。リブ4を切断することにより、プリント配線基板1と定尺2は分離する。
プリント配線基板1、リブ4そして定尺2は、多層構造をしている。銅張積層板(コア材8+銅箔6)とプリプレグ9を交互に配置し、加熱プレスすると、プリプレグ9が溶け接着効果を示す。プリント配線基板表面5には、はんだが付着しないようにコーティングされたソルダレジスト7が形成される。
ビア11は、異なる配線層を接続するため、内壁にメッキ10が施される穴である。こうして、銅箔6(導体)、プリプレグ9(誘電体)そしてビア11がある場合の空気などにより、配線層が形成されている。
図2は、プリント配線基板1において電子部品が搭載される表面5を説明する図である。図2には、ビア11、BGA(Ball Grid Array)受け部13、SOP(Small Outline Package)受け部14、QFP(Quad Flat Package)受け部15等が形成され、それらを接続する配線12が、プリント配線基板1に施されていることが描かれる。図2に描かれる配線や電子部品の受け部は一部であり、実際には図2より多くの電子部品受け部が配置され、それらを接続する複雑な配線が施される。
本実施形態においては、図1、図2に示されるプリント配線基板1あるいはプリント配線基板1と定尺2を合わせたものを解析対象物とし構造解析装置を用いた構造解析が行われる。その際、解析対象物を有限要素に分割し、いくつかの有限要素をまとめたメッシュという単位を定義し、メッシュに含まれる導体6の含有率に応じてメッシュ内に含まれる有限要素の材料を、導体かそれ以外の材料とみなすことによって、構造解析用の数値シミュレーションに用いるモデルを簡略化し、構造解析装置における構造解析の計算時間、計算負荷を短縮するものである。
みなし処理には、導体含有率に対して設定される閾値が用いられ、この閾値を予め所定の値に設定することによって精度の高いシミュレーションを実行することができる。また、この閾値を変更可能とすることによって、例えば、みなし処理を施す前の解析対象物の導体含有率と、みなし処理後の解析対象物の導体含有率とが、所定の誤差範囲に収まるよう、閾値を変更することによって、更に精度の高いシミュレーションを実行することができる。
図3は、本発明の実施形態の構造解析装置30の構成を示す図である。図3の構造解析装置30は、バス34を介して互いに接続される制御部31、RAM(Random Access Memory)32、記憶部33、周辺機器接続用インタフェース(周辺機器I/F)35、情報が入力される入力部36、情報を表示する表示部37を含む。
制御部31は、図示省略されたCPU(Central Processing Unit)を含み、RAM32に格納されるプログラムを実行し、構造解析装置30に含まれる各部を制御する。RAM32は、構造解析装置30の処理における演算結果やプログラムが一時的に格納される記憶手段である。記憶部33は、ハードディスク、光ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶手段であり、各種データやRAM32へ読み出される前のOS(Operating System)等のプログラムが格納される。
周辺機器I/F35は、構造解析装置30に周辺機器を接続するためのインタフェースであり、パラレルポート、USB(Universal Serial Bus)ポートや、PCIカードスロット等である。周辺機器としては、プリンタ、TVチューナ、SCSI(Small Computer System Interface)機器、オーディオ機器、ドライブ装置、メモリカードリーダライタ、ネットワークインタフェースカード、無線LANカード、モデムカード、キーボードやマウス、ディスプレイ装置など多岐に渡る。周辺機器と構造解析装置30との接続形態は、有線であっても無線であっても構わない。
入力部36は、キーボード、マウス等ユーザからの指示要求が入力される入力手段である。表示部37は、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等ユーザに情報を提示する表示手段である。構造解析装置30としては、デスクトップ型PC、ノートブック型PC、PDA(Personal Digital Assistance)、サーバ等で実現することができる。
本実施形態においては、記憶部33に、前述したみなし処理を施すための閾値331が予め格納される。他に記憶部33は、解析対象物に含まれる材料とその物性とが対応付けられる材料物性表332と、表面5に形成される2次元座標(図1又は図2のxy座標)により特定される地点と、解析対象物の厚み方向(図1に示すz軸方向)の厚さとが対応付けられる厚さ表333とを含む。
図4は、材料物性表332のデータ構成例を示す図である。図4の材料物性表332は、「材料」、「物性値リスト」というデータ項目を含む。「材料」は、構成材料を特定する材料名であり、例えば、導体、誘電体、空気等が値として格納される。「物性値リスト」は、材料の物性を特定する物性値を連ねたリストであり、例えば、誘電率、透磁率、導電率、磁気抵抗、密度等が項目として挙げられる。図4の材料物性表332を参照することにより、材料を特定すれば、その物性値が得られる。
図5は、厚さ表333のデータ構成例を示す図である。図5の厚さ表333は、「位置情報」、「厚さ」というデータ項目を含む。「位置情報」は、図1の表面5における点の位置を特定する情報であり、例えば図2に示されるxy座標によって特定される。「厚さ」は、「位置情報」により特定される位置における厚み方向(図1z軸方向)の厚さを、設計段階におけるプリント配線基板1の厚さを100%とするときの割合で示す数値である。
例えば、厚さデータにおいて「厚さ」が80%である場合、設計段階における厚さが5ミリメートルであるとすれば、その地点での厚みは、構造解析に使用される際4ミリメートルに修正される。「厚さ」の指定は、割合だけに限らず、長さとしての指定でも構わない。
この厚さデータは、例えば、完成品における厚さの実測データを構造解析に反映させる場合に使用される。あるいは、ある製造ラインを通したときに完成品の厚みに現れる「癖」が判明しており、その「癖」を折り込んだ構造解析を行う場合に使用される。
続いて、本実施形態における構造解析装置30の動作を説明する。
図6は、本発明の実施形態における構造解析装置30の動作を説明するフローチャートである。予め解析対象物の形状を特定するCAD(Computer Aided Design)データが構造解析装置30に与えられるものとする。構造解析装置30は、与えられたCADデータから、解析対象物を有限要素に分割し、要素分割データ334を生成する(S2)。生成された要素分割データ334は、記憶部33に格納される。
ステップS2では、構造解析装置30は、有限要素として立方体を用いる。例えば、CADツールのCADデータを、市販の電磁場解析ツールであるPoyntingにインポートすることにより、解析対象物であるプリント配線基板1を微小な立方体に分割することは可能である。
図7Aは、有限要素である立方体を示す図、図7Bは、要素分割データ334のデータ構成例を示す図である。解析対象物は、各有限要素の材料が特定できる程度に、図7Aに示す微小な立方体70に分割される。
各有限要素は、例えば、立方体70の頂点の座標を特定することにより、その位置が特定されることになる。立方体の頂点は、ここでは節点と呼ばれ、厚み方向(z軸方向)の位置によって、上側節点(第1節点71〜第4節点74)と下側節点(第5節点75〜第8節点78)に分けられる。
図7Bの要素分割データ334は、「要素ID」、「層番号」、第1から第8までの「節点」、「材料」というデータ項目を含む。「要素ID」は、各有限要素を特定するために振られる識別子である。
「層番号」は、各有限要素が含まれる層を特定する識別子である。1つの層の厚さは、有限要素である立法体70を1つ積み上げる高さ分とし、有限要素が属する層は、具体的には、各有限要素の上側節点(例えば、第1節点)と下側節点(例えば、第5節点)のz座標により決定される。図1に示す配線層との関係で言えば、有限要素の大きさに応じて、1つの配線層が有限要素を1つ積み上げた高さに対応する場合もあれば、1つの配線層が有限要素を複数個積み上げた高さに対応する場合もある。
第1から第8までの「節点」は、有限要素である図7Aの立法体70の頂点を特定する座標を示す。「材料」は、各要素の構成材料を特定する材料名(図4の材料表における「材料」)である。図7Bに示されるように、同じ材料が連続する場合、要素IDが異なっても材料が同じになることがある。なお、有限要素の位置は、立法体70の頂点座標による特定に限らず、例えば、第1節点71(図7Aの●)と立方体一辺の長さにより特定することもできる。
図6に戻り、ステップS2の処理が済むと、構造解析装置30は、ステップS2で分割した有限要素より大きい単位で解析対象物を分割するメッシュを定義し、メッシュデータ335を生成する(S4)。ステップS4では、まず、有限要素で分割された解析対象物を層毎に分け、2次元平面(図1xy座標)に射影される。そして、その2次元平面にメッシュが定義され、メッシュに占める導体の割合が、所定の閾値以上である場合、そのメッシュに含まれる有限要素全体の材料を導体とみなす、みなし処理が行われる。
そして、構造解析装置30は、メッシュデータ335が生成されると、厚さ表333を参照して、厚さの修正を行う(S6)。図5において説明したように、厚さ表333における「厚さ」は「位置情報」により特定される位置における厚み方向(図1z軸方向)の厚さを、設計段階におけるプリント配線基板1の厚さを100%とするときの割合で示す数値である。そこで、ステップS6の処理として、構造解析装置30は、層毎の厚さとして、立法体70の辺長に「厚さ」で特定される割合を掛けた数値を算出すればよい。
以上の処理によって生成されたメッシュデータ(厚さがステップS6で修正される場合も含む)に基づき、構造解析装置30は、さまざまなソルバープログラム(剛性方程式の解法)を用いて、構造解析を行う(S8)。ソルバープログラムとして、例えば、構造解析ソルバー、流体解析ソルバー、衝撃解析ソルバーなどを用いることにより、構造解析装置30は、プリント配線基板における、熱伝導解析、熱応力解析、衝撃解析といった各種解析を行う。
なお、図6のステップS4のメッシュデータ335生成処理において、構造解析装置30は、一度生成されたメッシュデータに基づき、層毎に導体含有率を算出し、算出された導体含有率が予め設定された高密基準値を超える層において、導体含有率を減らすべく、有限要素の材料を導体以外のものに変更してメッシュデータ335を更新してもよい。この処理では、層毎に算出される導体含有率が、所定の値範囲に納まるように調整される。すると、配線密度が各層において均衡し、プリント配線基板における反りを抑制可能なメッシュモデルを、構造解析シミュレーションに使用することができる。
図8は、図6のステップS4におけるメッシュデータを生成する様子を説明する図である。図8Aは、要素分割データ334に基づく要素分割モデル、図8Bは、メッシュデータに基づくメッシュモデルを示す図である。
図8のメッシュ81は、4×4個の有限要素を纏めた正方形として定義される。また、閾値を一例として50%に設定してある。また、導体を■、非導体を□で表すものとする。
図8Aの要素分割モデルにおいて、右上隅のメッシュ82では、16個の有限要素のうち、導体が占める数は6個である。従って、メッシュ82における導体含有率は50%未満であり、ステップS4の処理において、このメッシュに含まれる有限要素全体が非導体(例えば、誘電体)とみなされる。
メッシュ82の下のメッシュ83においては、16個の有限要素のうち、導体が占める数は8個である。従って、メッシュ83における導体含有率は50%以上となり、ステップS4の処理において、このメッシュに含まれる有限要素全体は導体とみなされる。同様の処理を施すことによって、図8Bに示すメッシュモデル(及びそれに対応するメッシュデータ)が生成される。
図9は、図8のステップS4に示すメッシュデータ生成処理を説明するフローチャートである。構造解析装置30は、各メッシュにおいて、メッシュ内の導体含有率を算出する(S41)。構造解析装置30は、例えば、メッシュに含まれる有限要素を特定することにより、メッシュを定義する。
そして、図7の要素分割データ334を参照し、各メッシュに含まれる有限要素のうち材料が導体である有限要素の割合を算出すればよい。具体例は、図8に示したとおりである。
次に、構造解析装置30は、ステップS41で算出された導体含有率が、所定の閾値以上かを判定する(S42)。所定の閾値は、記憶部33に予め閾値331として格納されており、例えば、50%などである。算出された導体含有率が所定の閾値以上である場合(S42Yes)、構造解析装置30は、そのメッシュに含まれる有限要素の材料を「導体」とする(S43)。算出された導体含有率が所定の閾値未満である場合(S42No)、新たなメッシュに対してステップS41の処理が続行される。
算出された導体含有率が所定の閾値未満である場合(S42No)、構造解析装置30は、そのメッシュに含まれる有限要素の材料を「導体」以外のものとする(S44)。例えば、導体以外に複数の材料があれば、導体以外の材料の含有率が最高のものが選択される。導体以外の材料が1つしかなければ、その導体以外の材料が選択される。
こうしてステップS43、S44の処理により、ステップS2で生成された有限要素データの「材料」を、各メッシュにおける導体含有率に応じて、導体や非導体に書き換えることでメッシュデータ335が生成される。すると、同じメッシュに含まれる有限要素については、同じ材料が連続することになるため、次図に示すように集約したものをメッシュデータとしてもよい。
図10は、メッシュデータ335のデータ構成例である。図10のメッシュデータは、同一のメッシュに含まれる有限要素を1つのデータエントリに集約するものであり、要素分割データ334において「材料」を置き換えてできるものと変わりはない。ただし、集約することにより、メッシュの位置情報との対応付けが容易にできる。
図10のメッシュデータは、「メッシュID」、「層番号」、「対応要素リスト」、第1から第4までの「節点」、「導体含有率」、「材料」というデータ項目を含む。「メッシュID」は、各メッシュを特定するために振られる識別子である。
「層番号」は、各メッシュが属する層を特定する識別子である。「対応要素リスト」は、そのメッシュに含まれる有限要素を特定する「要素ID」(図7B参照)を連ねたものである。
第1から第4までの「節点」は、正方形であるメッシュの頂点を特定する座標を示す。「導体含有率」は、各メッシュに含まれる有限要素のうち、導体の占める割合を示す数値である。
そして「材料」は、各メッシュの構成材料を特定する材料名(図4の材料表における「材料」)である。メッシュの構成材料の決定については、図8、図9ステップS43、S44において説明した通りである。
図9に戻り、ステップS43、S44の処理が済むと、構造解析装置30は、すべてのメッシュについてステップS41からS44までの処理を終了したかを判定する(S45)。未処理のメッシュが存在すれば(S45No)、ステップS41に戻り処理が続行される。
すべてのメッシュについてステップS41からS44までの処理を終了した場合(S45Yes)、構造解析装置30は、メッシュデータ335に基づき、層毎の導体含有率を算出する。すると、図8Bに示すようなみなし処理後のメッシュモデルにおける導体含有率が算出される。
そして、構造解析装置30は、要素分割データ334に基づき、層毎の導体含有率を算出し、これをステップS46で算出された導体含有率と比較する(S47)。要素分割データ334に基づく導体含有率は、図8Aに示すみなし処理前の要素分割モデルにおける導体含有率である。
両者の差が、所定の誤差範囲内である場合(S47Yes)、メッシュデータ生成処理は終了し、後段のステップS6へと処理が進む。ステップS47で使用される誤差範囲は、予め記憶部33に格納されるものとする。
両者の差が、所定の誤差範囲内にない場合(S47No)、構造解析装置30は、記憶部33に格納された所定の閾値331を変更する(S48)。例えば、メッシュモデルにおける導体含有率が、要素分割モデルにおける導体含有率より大きければ、構造解析装置30は閾値を上げ、メッシュモデルにおいて導体と認識されにくくする。逆の場合、構造解析装置30は、閾値を下げ、メッシュモデルにおいて導体と認識されやすくすればよい。ステップS48の処理が済むと、ステップS41に戻り処理が続行される。
図6に説明したフローにおいては、メッシュデータ335が生成されるが、構造解析装置30は、このメッシュデータから、データサイズがより圧縮された積層シェルデータ336を自動生成するようにしてもよい。例えば、構造解析装置30は、図6のステップS4とステップS6の間で、次図に示す積層シェルデータ生成処理を行う。
図11は、メッシュデータから積層シェルデータを生成する処理を説明するフローチャートである。構造解析装置30は、メッシュデータ335から2次元シェルモデルを作成する(S51)。2次元シェルモデルは、異なる層において、第1節点から第4節点までが同じ2次元座標を持つメッシュを1つに集約したものを、z軸の座標値の小さいものから並べたものである。つまり、xy平面に各層を射影するときに、重なるメッシュを集約したものである。
そして、構造解析装置30は、2次元メッシュモデルに集約する各メッシュにおいて、厚み方向に連続する材料を特定する(S52)。そして、構造解析装置30は、各材料が何層分連続するかによって各材料の厚さを算出し、積層シェルデータ336を生成する(S53)。
図12は、積層シェルデータのデータ構成例である。図12のメッシュデータは、「2次元メッシュID」、第1から第4までの「節点」、「材料・厚さリスト」というデータ項目を含む。
「2次元メッシュID」は、厚み方向(図1z軸方向)に層状に存在するメッシュを、2次元平面(図1xy軸方向)に射影するとき、同一の節点で特定できるメッシュを特定する識別子である。第1から第4までの「節点」は、正方形である2次元メッシュの頂点を特定する座標を示す。
「材料・厚さリスト」は、厚み方向に連続する材料と厚さを対にしたリストである。厚さは、実際の長さでも、連続する層の数でもよい。後者の場合、有限要素である立法体70の辺長が分かれば、長さに換算することができる。
なお、図12に示すような積層シェルデータ336が使用される場合、図6ステップS9における厚さの修正処理は、例えば、「材料・厚さリスト」における各材料の厚さに、メッシュの中央における位置での「厚さ」(図5の厚さ表333参照)の割合をかけることが行われる。例えば、図12の2次元メッシュIDが1であるメッシュの中央位置における厚さが80%と設定されている場合、図6ステップS9においては、材料M1に対応する厚みT11に0.8をかけた数値が、材料M1の厚みとして修正される。2次元メッシュIDが1であるメッシュに含まれる他の材料M2、M3に対しても同様の処理が行われる。
図13は、本発明の実施形態における構造解析装置30の機能ブロック図である。構造解析装置30の制御部31は、第1生成部311、第1算出部312、第2生成部313、第2算出部314、第3生成部315、調整部316を含む。制御部31の各機能部は、制御部31に備えられる図示省略されたCPUで実行されるプログラムとして実現されるが、ハードウェアにより実現することも可能である。
第1生成部311は、解析対象物を複数の有限要素に分割し、有限要素の位置と材料とが対応付けられる要素分割データ334を生成する。第1算出部312は、有限要素より大きな単位で解析対象物を分割するメッシュを複数定義し、各メッシュにおいて、メッシュに含まれる導体含有率を要素分割データに基づき算出する。
第2生成部313は、算出された導体含有率が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、要素分割データの材料情報において、特定されたメッシュに含まれる有限要素の材料を導体に書き換えてできるメッシュデータ335を生成する。第2算出部314は、各種ソルバーを利用し、メッシュデータに基づき、解析対象物に生じる物理量を算出し、解析結果を出力する。
更に、構造解析装置30は、メッシュデータから、2次元座標が同一となるメッシュの厚み方向に、同一の材料が連続する区間を特定することにより、その連続する材料と連続する材料の厚みとをメッシュの位置に対応付けた積層シェルデータ336を生成する第3生成部316を備えていてもよい。その場合、第2算出部314は、第3生成部136により生成された積層シェルデータを各種ソルバーに渡し、構造解析を行うことができる。
また、構造解析装置30は、メッシュデータ335に基づき、層毎に導体含有率を算出し、算出された導体含有率が高密基準値を超える層において、導体含有率を減らすべく、有限要素の材料を導体以外のものに変更して、層毎に算出される導体含有率が、所定の値範囲に納まるように調整する調整部316を備えていてもよい。
以上の説明では、プリント配線基板1の構造解析を行う場合を説明したが、本実施形態は、プリント配線基板1と定尺2を合わせた物の構造解析を行う場合にも適用できる。また、プリント配線基板1や、定尺2の一部を抽出して構造解析を行う場合にも適用できる。
図14は、プリント配線基板1の一部を抽出して構造解析を行う様子を説明する図である。図14では、図2に示すBGA受け部13を抽出して所定温度における応力の解析を行った結果を示す画面141が描かれる。例えば、領域142は、反りが大きい箇所として色分けされる領域である。
本実施形態の構造解析装置30は、解析対象物として、プリント配線基板1に搭載される電子部品を使用した解析を行うこともできる。例えば、図14に示されるように、BGA受け部13に搭載されるBGA143の構造解析にも本実施形態が適用される。更に、この場合、BGA143に形成されるメッシュを、BGA143を搭載するBGA受け部13と同じ配置とすることができる。メッシュの定義を、電子部品側、電子部品の搭載側で同じくすることにより、各種ソルバーによる解析に際し、簡単な拘束条件や境界条件を与えることによって、電子部品搭載時のプリント配線基板の構造解析を容易に行うことも可能になる。
以上に説明した実施形態によれば、構造解析装置30が、プリント配線基板の形状を特定するCADデータから、構造解析用のソルバーに渡すためのメッシュデータを自動生成することができる。また、生成されるメッシュデータは、メッシュ単位で単一の材料特性を持つように簡略化(圧縮)されるため、メッシュに含まれる有限要素毎に材料特性を定義する従来技術よりも、構造解析装置30は、短時間かつ低負荷で構造解析に必要な計算を実行することができる。
また、構造解析装置30は、簡略化(みなし処理)前後での導体含有率を層毎に比較し、所定の誤差範囲に収まるように、みなし処理に用いる閾値を変更することができ、簡略化によって予測精度が下がることが防止される。また、構造解析装置30は、プリント配線基板の一部を抽出して構造解析を行うこともできる。
また、構造解析装置30は、プリント配線基板に搭載される電子部品と、その電子部品を基板側で受ける部分について、同じメッシュを定義することにより、プリント配線基板に電子部品を実装するプロセスにおける熱・圧力による反りなどを正確に短時間に予測でき、反りを減少させるための対策効果を事前に検証できる。定尺についても同様の解析が可能であり、構造解析装置30は、プリント配線基板の製造プロセスにおける反りなどの予測を行うこともできる。
以上まとめると付記のようになる。
(付記1)
物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置において実行される構造解析方法であって、
前記構造解析装置が、前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する工程と、
前記構造解析装置が、前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する工程と、
前記構造解析装置が、前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する工程と、
前記構造解析装置が、前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する工程とを有することを特徴とする構造解析方法。
(付記2)
付記1において、更に、
前記構造解析装置が、前記要素分割データに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第1の割合と、前記生成されたメッシュデータに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第2の割合とを算出する工程と、
前記構造解析装置が、前記第1の割合と前記第2の割合とが所定の誤差範囲に収まらない場合、前記所定の閾値を変更して前記メッシュデータを再生成する工程とを有することを特徴とする構造解析方法。
(付記3)
付記1又は2において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、
前記構造解析装置が、前記解析対象物の表面の所定領域に対応する位置を前記層毎に抽出する工程を有し、
前記メッシュは、前記抽出された位置に対して定義されることを特徴とする構造解析方法。
(付記4)
付記1又は2において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、
前記構造解析装置が、前記生成されたメッシュデータに基づき前記解析対象物に占める前記一の材料の割合を前記層毎に算出する工程と、
前記構造解析装置が、前記算出された一の材料の割合が高密基準値を超える前記層において、前記メッシュデータに含まれる所定の有限要素の材料情報を、前記解析対象物を形成する複数の材料のうち、前記一の材料以外のものに変更して、前記層毎に算出される前記一の材料の割合が、所定の値範囲に納まるように調整する工程とを有することを特徴とする構造解析方法。
(付記5)
付記1又は2において、更に、
前記構造解析装置が、前記解析対象物の表面の所定領域に追加される部材を新たな解析対象物として、新たなメッシュデータを生成する工程を有し、
前記追加される部材におけるメッシュ位置と、該追加される部材を受ける前記解析対象物の表面の所定領域のメッシュ位置とが一致することを特徴とする構造解析方法。
(付記6)
付記1又は2において、
前記メッシュの位置情報は、前記解析対象物の表面に形成される2次元座標と前記表面に直交する厚み方向の位置とを組み合わせた3次元座標により特定され、更に、
前記構造解析装置が、前記2次元座標が同一となる前記メッシュの前記厚み方向に、同一の前記材料が連続する区間を特定することにより、前記連続する材料の前記材料情報と該連続する材料の厚みとを前記メッシュの位置情報に対応付けた積層シェルデータを、前記メッシュデータに基づき生成する工程を有し、
前記解析対象物に生じる物理量は、前記積層シェルデータに基づき算出されることを特徴とする構造解析方法。
(付記7)
付記1又は2において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
前記構造解析装置は、予め、前記解析対象物の表面の位置と前記多層構造の解析対象物における層方向の厚さとが対応付けられる厚みデータが格納される記憶部を有し、更に、
前記構造解析装置が、前記厚みデータに基づき、前記メッシュデータを更新する工程を有することを特徴とする構造解析方法。
(付記8)
物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行うコンピュータに、
前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する手順と、
前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する手順と、
前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する手順と、
前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する手順とを実行させるためのプログラム。
(付記9)
付記8において、前記コンピュータに、更に、
前記要素分割データに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第1の割合と、前記生成されたメッシュデータに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第2の割合とを算出する手順と、
前記第1の割合と前記第2の割合とが所定の誤差範囲に収まらない場合、前記所定の閾値を変更して前記メッシュデータを再生成する手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
(付記10)
付記8又は9において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
前記コンピュータに、更に、前記解析対象物の表面の所定領域に対応する位置を前記層毎に抽出する手順を実行させ、
前記メッシュは、前記抽出された領域に対して定義されることを特徴とするプログラム。
(付記11)
付記8又は9において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
前記コンピュータに、更に、
前記生成されたメッシュデータに基づき前記解析対象物に占める前記一の材料の割合を前記層毎に算出する手順と、
前記算出された一の材料の割合が高密基準値を超える前記層において、前記メッシュデータに含まれる所定の有限要素の材料情報を、前記解析対象物を形成する複数の材料のうち、前記一の材料以外のものに変更して、前記層毎に算出される前記一の材料の割合が、所定の値範囲に納まるように調整する手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
(付記12)
付記8又は9において、
前記コンピュータに、更に、前記解析対象物の表面の所定領域に追加される部材を新たな解析対象物として、新たなメッシュデータを生成する手順を実行させ、
前記追加される部材におけるメッシュ位置と、該追加される部材を受ける前記解析対象物の表面の所定領域のメッシュ位置とが一致することを特徴とするプログラム。
(付記13)
付記8又は9において、
前記メッシュの位置情報は、前記解析対象物の表面に形成される2次元座標と前記表面に直交する厚み方向の位置とを組み合わせた3次元座標により特定され、更に、
前記コンピュータに、更に、前記2次元座標が同一となる前記メッシュの前記厚み方向に、同一の前記材料が連続する区間を特定することにより、前記連続する材料の前記材料情報と該連続する材料の厚みとを前記メッシュの位置情報に対応付けた積層シェルデータを、前記メッシュデータに基づき生成する手順を実行させ、
前記解析対象物に生じる物理量は、前記積層シェルデータに基づき算出されることを特徴とするプログラム。
(付記14)
付記8又は9において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
前記コンピュータは、予め、前記解析対象物の表面の位置と前記多層構造の解析対象物における層方向の厚さとが対応付けられる厚みデータが格納される記憶部を有し、更に、
前記コンピュータに、前記厚みデータに基づき、前記メッシュデータを更新する手順を実行させることを特徴とするプログラム。
(付記15)
物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置であって、制御プログラムを含む記憶部と、前記制御プログラムを読み出して実行する制御部とを有し、
前記制御部は、
前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する第1生成部と、
前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する第1算出部と、
前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する第2生成部と、
前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する第2算出部とを前記制御プログラムを実行して実現することを特徴とする構造解析装置。
(付記16)
付記15において、
前記第1算出部は、更に、前記要素分割データに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第1の割合と、前記生成されたメッシュデータに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第2の割合とを算出し、
前記第2生成部は、前記第1の割合と前記第2の割合とが所定の誤差範囲に収まらない場合、前記所定の閾値を変更して前記メッシュデータを再生成することを特徴とする構造解析装置。
(付記17)
付記15又は16において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
前記第1生成部は、前記解析対象物の表面の所定領域に対応する位置を前記層毎に抽出して前記要素分割データを生成し、
前記第1算出部は、前記抽出された領域に対して前記メッシュを定義することを特徴とする構造解析装置。
(付記18)
付記15又は16において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、
前記生成されたメッシュデータに基づき前記解析対象物に占める前記一の材料の割合を前記層毎に算出し、前記算出された一の材料の割合が高密基準値を超える前記層において、前記メッシュデータに含まれる所定の有限要素の材料情報を、前記解析対象物を形成する複数の材料のうち、前記一の材料以外のものに変更して、前記層毎に算出される前記一の材料の割合が、所定の値範囲に納まるように調整する調整部を有することを特徴とする構造解析装置。
(付記19)
付記15又は16において、
前記第1算出部は、更に、前記解析対象物の表面の所定領域に追加される部材を新たな解析対象物として、新たなメッシュデータを生成し、
前記追加される部材におけるメッシュ位置と、該追加される部材を受ける前記解析対象物の表面の所定領域のメッシュ位置とが一致することを特徴とする構造解析装置。
(付記20)
付記15又は16において、
前記メッシュの位置情報は、前記解析対象物の表面に形成される2次元座標と前記表面に直交する厚み方向の位置とを組み合わせた3次元座標により特定され、更に、
前記2次元座標が同一となる前記メッシュの前記厚み方向に、同一の前記材料が連続する区間を特定することにより、前記連続する材料の前記材料情報と該連続する材料の厚みとを前記メッシュの位置情報に対応付けた積層シェルデータを、前記メッシュデータに基づき生成する第3生成部を有し、
前記第2算出部は、前記積層シェルデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出することを特徴とする構造解析装置。
(付記21)
付記15又は16において、
前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
前記記憶部には、予め、前記解析対象物の表面の位置と前記多層構造の解析対象物における層方向の厚さとが対応付けられる厚みデータが格納されており、
前記第2生成部は、前記厚みデータに基づき、前記メッシュデータを更新することを特徴とする構造解析装置。
本発明の実施形態に使用されるプリント配線基板を説明する図である。 プリント配線基板において電子部品が搭載される表面を説明する図である。 本発明の実施形態の構造解析装置の構成を示す図である。 材料物性表のデータ構成例を示す図である。 厚さ表のデータ構成例を示す図である。 本発明の実施形態における構造解析装置の動作を説明するフローチャートである。 Aは、有限要素である立方体を示す図であり、Bは、要素分割データのデータ構成例を示す図である。 メッシュデータを生成する様子を説明する図であり、Aは、要素分割データに基づく要素分割モデル、Bは、メッシュデータに基づくメッシュモデルを示す図である。 メッシュデータ生成処理を説明するフローチャートである。 メッシュデータのデータ構成例である。 メッシュデータから積層シェルデータを生成する処理を説明するフローチャートである。 積層シェルデータのデータ構成例である。 本発明の実施形態における構造解析装置30の機能ブロック図である。 プリント配線基板の一部を抽出して構造解析を行う様子を説明する図である。
符号の説明
1 プリント配線基板、2 定尺、3 溝、4 リブ、5 電子部品搭載表面、6 導体、7 ソルダレジスト、8 コア材、9 プリプレグ、10 メッキ、11 ビア、12 配線、13 BGA(Ball Grid Array)受け部、14 SOP(Small Outline Package)受け部、15 QFP(Quad Flat Package)受け部、30 構造解析装置、31 制御部、32 RAM、33 記憶部、34 バス、35 周辺機器インタフェース、36 入力部、37 表示部、70 有限要素、81 メッシュ、311 第1生成部、312 第1算出部、313 第2生成部、314 第2算出部、315 第3生成部、316 調整部、331 閾値、332 材料物性表、333 厚さ表、334 要素分割データ、335 メッシュデータ、336 積層シェルデータ

Claims (13)

  1. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置において実行される構造解析方法であって、
    前記構造解析装置の制御部が、前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超える前記メッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する工程とを有し、
    前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、
    前記構造解析装置の制御部が、前記生成されたメッシュデータに基づき前記解析対象物に占める前記一の材料の割合を前記層毎に算出する工程と、
    前記構造解析装置の制御部が、前記算出された一の材料の割合が高密基準値を超える前記層において、前記メッシュデータに含まれる所定の有限要素の材料情報を、前記解析対象物を形成する複数の材料のうち、前記一の材料以外のものに変更して、前記層毎に算出される前記一の材料の割合が、所定の値範囲に納まるように調整する工程とを有することを特徴とする構造解析方法。
  2. 請求項1において、更に、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記要素分割データに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第1の割合と、前記生成されたメッシュデータに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第2の割合とを算出する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記第1の割合と前記第2の割合とが所定の誤差範囲に収まらない場合、前記所定の閾値を変更して前記メッシュデータを再生成する工程とを有することを特徴とする構造解析方法。
  3. 請求項1又は2において、
    前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記解析対象物の表面の所定領域に対応する位置を前記層毎に抽出する工程を有し、
    前記メッシュは、前記抽出された位置に対して定義されることを特徴とする構造解析方法。
  4. 請求項1又は2において、
    前記構造解析装置の制御部が、前記解析対象物の表面の所定領域に追加される部材を新たな解析対象物として、新たなメッシュデータを生成する工程を有し、
    前記追加される部材におけるメッシュ位置と、該追加される部材を受ける前記解析対象物の表面の所定領域のメッシュ位置とが一致することを特徴とする構造解析方法。
  5. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行うコンピュータに、
    前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する手順と、
    前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する手順と、
    前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する手順と、
    前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する手順とを有し、
    前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、
    前記生成されたメッシュデータに基づき前記解析対象物に占める前記一の材料の割合を前記層毎に算出する手順と、
    前記算出された一の材料の割合が高密基準値を超える前記層において、前記メッシュデータに含まれる所定の有限要素の材料情報を、前記解析対象物を形成する複数の材料のうち、前記一の材料以外のものに変更して、前記層毎に算出される前記一の材料の割合が、所定の値範囲に納まるように調整する手順とを実行させるためのプログラム。
  6. 請求項5において、前記コンピュータに、更に、
    前記要素分割データに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第1の割合と、前記生成されたメッシュデータに基づき算出される前記解析対象物に占める前記一の材料の第2の割合とを算出する手順と、
    前記第1の割合と前記第2の割合とが所定の誤差範囲に収まらない場合、前記所定の閾値を変更して前記メッシュデータを再生成する手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置であって、制御プログラムを含む記憶部と、前記制御プログラムを読み出して実行する制御部とを有し、
    前記制御部は、
    前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する第1生成部と、
    前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する第1算出部と、
    前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する第2生成部と、
    前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する第2算出部とを前記制御プログラムを実行して実現し、
    前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、更に、
    前記第2生成部が、前記生成されたメッシュデータに基づき前記解析対象物に占める前記一の材料の割合を前記層毎に算出し、前記算出された一の材料の割合が高密基準値を超える前記層において、前記メッシュデータに含まれる所定の有限要素の材料情報を、前記解析対象物を形成する複数の材料のうち、前記一の材料以外のものに変更して、前記層毎に算出される前記一の材料の割合が、所定の値範囲に納まるように調整することを前記制御プログラムを実行することで実現することを特徴とする構造解析装置。
  8. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置において実行される構造解析方法であって、
    前記構造解析装置の制御部が、前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超える前記メッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する工程とを有し、
    前記メッシュの位置情報は、前記解析対象物の表面に形成される2次元座標と前記表面に直交する厚み方向の位置とを組み合わせた3次元座標により特定され、更に、
    前記構造解析装置の制御部が、前記2次元座標が同一となる前記メッシュの前記厚み方向に、同一の前記材料が連続する区間を特定することにより、前記連続する材料の前記材料情報と該連続する材料の厚みとを前記メッシュの位置情報に対応付けた積層シェルデータを、前記メッシュデータに基づき生成する工程を有し、
    前記解析対象物に生じる物理量は、前記積層シェルデータに基づき算出されることを特徴とする構造解析方法。
  9. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行うコンピュータに、
    前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する手順と、
    前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する手順と、
    前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する手順と、
    前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する手順とを実行させ
    前記メッシュの位置情報は、前記解析対象物の表面に形成される2次元座標と前記表面に直交する厚み方向の位置とを組み合わせた3次元座標により特定され、更に、
    前記2次元座標が同一となる前記メッシュの前記厚み方向に、同一の前記材料が連続する区間を特定することにより、前記連続する材料の前記材料情報と該連続する材料の厚みとを前記メッシュの位置情報に対応付けた積層シェルデータを、前記メッシュデータに基づき生成する手順を実行させ、
    前記解析対象物に生じる物理量は、前記積層シェルデータに基づき算出されることを特徴とするプログラム。
  10. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置であって、制御プログラムを含む記憶部と、前記制御プログラムを読み出して実行する制御部とを有し、
    前記制御部は、
    前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する第1生成部と、
    前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する第1算出部と、
    前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する第2生成部と、
    前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する第2算出部とを前記制御プログラムを実行して実現し、
    前記メッシュの位置情報は、前記解析対象物の表面に形成される2次元座標と前記表面に直交する厚み方向の位置とを組み合わせた3次元座標により特定され、更に、
    前記2次元座標が同一となる前記メッシュの前記厚み方向に、同一の前記材料が連続する区間を特定することにより、前記連続する材料の前記材料情報と該連続する材料の厚みとを前記メッシュの位置情報に対応付けた積層シェルデータを、前記メッシュデータに基づき生成する第3生成部を前記制御プログラムを実行して実現し、
    前記解析対象物に生じる物理量は、前記積層シェルデータに基づき算出されることを特徴とする構造解析装置。
  11. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置において実行される構造解析方法であって、
    前記構造解析装置の制御部が、前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超える前記メッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する工程と、
    前記構造解析装置の前記制御部が、前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する工程とを有し、
    前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
    前記構造解析装置は、予め、前記解析対象物の表面の位置と前記多層構造の解析対象物における層方向の厚さとが対応付けられる厚みデータが格納される記憶部を有し、更に、
    前記構造解析装置の制御部が、前記厚みデータに基づき、前記メッシュデータを更新する工程を有することを特徴とする構造解析方法。
  12. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行うコンピュータに、
    前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する手順と、
    前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する手順と、
    前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する手順と、
    前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する手順とを実行させ
    前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
    予め、前記解析対象物の表面の位置と前記多層構造の解析対象物における層方向の厚さとが対応付けられる厚みデータが記憶部に格納され、更に、
    前記厚みデータに基づき、前記メッシュデータを更新する手順を実行させるためのプログラム。
  13. 物性の異なる複数の材料から形成される解析対象物の構造解析を行う構造解析装置であって、制御プログラムを含む記憶部と、前記制御プログラムを読み出して実行する制御部とを有し、
    前記制御部は、
    前記解析対象物を複数の有限要素に分割するとき、前記有限要素毎に、前記有限要素の位置を特定する位置情報と、前記有限要素の材料を特定する材料情報とが対応付けられる要素分割データを生成する第1生成部と、
    前記有限要素より大きな単位で前記解析対象物を分割するメッシュを位置情報により複数定義し、各メッシュにおいて、前記要素分割データに基づき、前記メッシュに含まれる前記有限要素に占める、前記複数の材料のうち一の材料の割合を算出する第1算出部と、
    前記算出された一の材料の割合が所定の閾値を超えるメッシュを特定し、前記要素分割データの材料情報において、前記特定されたメッシュに含まれる前記有限要素の材料が、前記一の材料以外のものを、前記一の材料を特定する材料情報に書き換えたメッシュデータを生成する第2生成部と、
    前記生成されたメッシュデータに基づき、前記解析対象物に生じる物理量を算出する第2算出部とを前記制御プログラムを実行して実現し、
    前記解析対象物には、前記有限要素への分割によって複数の層が形成され、
    予め、前記解析対象物の表面の位置と前記多層構造の解析対象物における層方向の厚さとが対応付けられる厚みデータが前記記憶部に格納され、
    前記第2生成部は、前記厚みデータに基づき、前記メッシュデータを更新することを特徴とする構造解析装置。
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