JP4595448B2 - メールデータ処理方法、メールサーバー、メールサーバー用のプログラム - Google Patents

メールデータ処理方法、メールサーバー、メールサーバー用のプログラム Download PDF

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Description

この発明は、日本語メールのメールデータを処理する技術に関する。特にこの発明は、日本語の表示機能を満足に備えていない端末装置において、日本語メールを十分に判読できるだけの表示を行えるようにメールデータを処理する技術に関する。
近年、国内での携帯電話によるメール利用の普及に伴い、海外でも、現地の携帯電話を用いて日本語メールの送受信を行うことを希望する日本人が増えている。従来、日本語環境を持たない端末装置で日本語の入力や表示を行う場合には、インターネット経由でフォントデータを提供するサーバーに接続し、サーバーから端末装置に変換後の文字のフォントデータを送信するようにしている(特許文献1参照。)。
特開2002−278955号 公報
一方、近年の携帯電話の多くにはJava(登録商標)が搭載されていることに着目して、このJava(登録商標)上で動く日本語メールアプリケーションを開発し、携帯電話にダウンロードすることが提案されている。
インターネット経由でフォントデータの提供を受ける場合には、日本語を入力する作業の際や受信したメールを表示する際に、処理が終了するまでサーバーとの接続を維持しなければならない。この場合、ユーザの周囲環境の電波状態が不安定な状態であると、処理の途中で通信が切断され、処理が中断されるという問題が生じる。また、文字のフォントデータは画像であるため、データ容量が大きくなり、これに伴い、表示や入力の速度も遅くなるという問題も生じる。しかも、パケット通信量が多くなって、接続を長時間維持する必要があるため、通信費用がかさむという問題も生じる。
上記に対し、Java(登録商標)上で動く日本語メールアプリケーションには日本語のフォントデータが含まれるため、サーバーからフォントデータを送信する必要をなくすことができる。しかしながら、日本語を表示することなど想定していない海外製の携帯電話では、十分な量の日本語フォントデータを格納するだけのメモリ容量を確保できない可能性が高いため、アプリケーションに組み込むフォントデータの数を限定する必要がある。この結果、携帯電話側が受信したメールにフォントデータが登録されていない文字が存在すると、その文字を表示することができなくなり、メールの判読に支障が生じるおそれがある。
上記の日本語メールアプリケーションにおける問題点を解決するのに適用できそうな先行技術として、下記の特許文献2に開示されたものがある。この特許文献2に記載のネットワークシステムでは、端末装置に、JIS第1水準漢字などの標準的なフォントデータのみを登録しておき、フォントデータが登録されていない文字について表示の必要が生じた場合に、その文字のフォントデータをサーバーからダウンロードするようにしている。
特開平10−240647号 公報
しかしながら、特許文献2のシステムでは、メールデータを構成する各文字を順に表示する処理において、未登録の文字が出現する都度、フォントデータをダウンロードし、表示を行っている。このような方法では、表示に時間がかかり、処理効率が悪いという問題がある。
また、特許文献2には明記されていないが、追加でダウンロードされたフォントデータもメモリ内に登録されるものと考えられる。この場合、未登録の文字を処理する都度、メモリにおけるフォントデータの割合が増大するから、海外製の携帯電話のようなメモリ容量の少ない装置に適用するのは困難である。
この発明は上記の問題に着目してなされたもので、日本語の表示機能を十分に備えていない端末装置においても、判読に支障が生じないような態様で日本語メールを表示できるようにするとともに、この表示をネットワークに接続する必要なしに短時間で行えるようにすることを目的とする。
この発明にかかるメールデータ処理方法は、かな文字のフォントデータを含む所定容量分の日本語フォントデータが登録された端末装置と、この端末装置に日本語メールを配信するメールサーバーとを具備するシステムにおいて実行される。メールサーバーは、複数台のコンピュータにより構成させるのが望ましいが、これに限らず、単体のコンピュータで構成することもできる。
上記の端末装置およびメールサーバーは、インターネットのような汎用の通信ネットワークを介して交信するものであるのが望ましい。
端末装置の代表的なものは携帯電話であるが、これに限らず、PDAなど、通信機能を有する携帯型の情報処理装置であってもよい。この端末装置のメモリには、仮名文字、一般的な利用頻度の多い漢字など、所定数の文字を表示できるだけのフォントデータが登録される。しかし、その登録数は、一般的な日本語文書を表示するには不十分な数である。
なお、日本語メールを構成する文字には、仮名、漢字、数字のほか、記号、全角のアルファベット文字、絵文字などを含めることができる。
この発明にかかるメールデータ処理方法では、日本語を構成する各文字について、それぞれその読みを表すかな文字列が読みデータとして登録された読みデータベースと、前記端末装置のフォントデータの登録状況を示す管理データが登録された管理データベースとを、あらかじめメールサーバーのメモリに保存する。メールサーバーでは、配信対象のメールデータを前記管理データベースを用いて解析して、宛先の端末装置にフォントデータが登録されていない文字を抽出するとともに、フォントデータが登録されていない文字が抽出されたとき、その文字に対応する読みデータを前記読みデータベースから抽出して、この読みデータを表すかな文字列が一対のタグ記号に挟まれた構成の読みタグを作成し、この読みタグを配信対象のメールデータ中の前記フォントデータが登録されていない文字の前または後に挿入した後に、この読みタグが挿入されたメールデータを前記端末装置に送信する。
上記方法における「読みデータ」は、主として漢字の読みを表すデータであるが、記号や絵文字にも設定することができる。また、この読みデータは、仮名文字列(ひらがな、カタカナのいずれでもよい。)で表される。
上記のメールデータを受信した端末装置では、受信したメールデータに含まれる各文字に順に着目して、前記一対のタグ記号に基づき、着目中の文字およびこれに続く複数の文字が前記読みタグに該当するか否かを判別し、読みタグに該当すると判別した場合には、当該読みタグ中の各かな文字の登録フォントデータを読み出すと共に各タグ記号に対しそれぞれあらかじめ定めた記号の登録フォントデータを読み出し、読み出された各登録フォントデータにより前記読みタグに対応する文字列の画像を表示する。また、着目中の文字およびこれに続く複数の文字が前記読みタグに該当しないと判別した場合には、着目中の文字の登録フォントデータを読み出すステップAと読み出された登録フォントデータによる文字画像を表示するステップBとを実行する。この処理により、端末装置においてメールデータの内容が表示される。
上記の方法によれば、端末装置が自装置にフォントデータが登録されていない文字を含むメールデータを受信した場合でも、その文字の前または後の読みタグに基づいて、読みデータを構成するかな文字が特定の記号により挟まれた構成の画像を表示することができる。このように、本来の文字は表示されないが、その読みが表示されるので、ユーザはその文字を容易に推測することができる。
上記のメールデータ処理方法にかかる一態様においては、前記メールサーバーでは、前記配信対象のメールデータから前記フォントデータが登録されていない文字が抽出され、その文字につき前記読みデータベースから複数の読みデータが抽出されたとき、これらの読みデータによる読みタグをメールデータに挿入する処理を行わずに、前記フォントデータが登録されていない文字のフォントデータを配信対象のメールデータとともに前記端末装置に送信する。また、端末装置では、メールデータとともにフォントデータを受信したとき、メールデータの表示処理に先立ち、受信したフォントデータを追加登録する。
一般に、漢字は、音読みされる場合と訓読みされる場合とがあるから、2以上の読みが設定されている可能性が高い。上記の態様では、抽出された読みデータが1つであればメールデータ中に読みデータを挿入するが、2以上の読みデータが抽出された文字については、読みデータの挿入を行わずに、当該文字のフォントデータを端末装置に送信する。この送信を受けた端末装置では、送信されたフォントデータを追加登録してからメールデータを表示する処理を実行するので、フォントが登録されていなかった文字を支障なく表示することができる。
また、上記の態様では、メールサーバー側で未登録のフォントデータを判別してメールデータとともに端末装置に送信するので、前記した特許文献1,2のように、表示処理の途中でフォントデータの取得のための通信を行う必要がなく、短時間で表示を実行することができる。
他の好ましい態様によるメールデータ処理方法では、登録フォントデータがないことを示すフォント無し記号として文字種毎に異なる記号の画像情報をあらかじめ設定して、前記端末装置のメモリに登録しておく。前記端末装置では、ステップAにおいてフォントデータが登録されていない文字を処理するとき、その文字の文字コードから文字種を判別し、その判別した文字種に対応するフォント無し記号を読み出す処理を実行する。
端末装置にあらかじめ登録されるフォント無し記号は、任意の画像データとして構成することができるが、日本語フォントデータとして登録されている中に記号のフォントデータ(●▲■など)がある場合には、それを使用してもよい。
メールデータは、一般にJISコードなどの文字コードを文字の配列順に並べた構成のものであり、文字コードが示す値によって文字種(仮名、漢字、記号など)を判別することができる。上記の態様はこのデータ構成を利用してなされたものである。
上記の態様によれば、端末装置では、受信したメールデータ中にフォントデータが登録されていない文字が存在すると、その文字に対するステップAにおいて文字コードから文字種を判別し、その文字種に対応するフォント無し記号の画像情報を読み出すことができる。よって、この未登録の文字に対するステップBでは、本来の文字画像に代えて、その文字の種類を示すフォント無し記号を表示することができる。
上記態様のメールデータ処理方法によれば、本来の文字を表示することができない文字についても、その文字種を示すフォント無し記号を表示することができるから、ユーザは、前後の文字との関係に基づいてその文字を推測することが可能となる。
上記のメールデータ処理方法を実施する場合のメールサーバーは、前記日本語メールのメールデータを受信する受信手段と、前記受信手段が受信したメールデータのヘッダ部を用いて宛先の端末装置を判別した後、その端末装置に前記メールデータを送信する処理を実行する送信制御手段と、日本語を構成する各文字について、それぞれその読みを表すかな文字列が読みデータとして登録された読みデータベース、および前記端末装置のフォントデータの登録状況を示す管理データが格納されたフォントデータベースが保存されたメモリと、前記受信手段が受信したメールデータを前記管理データベースを用いて解析して、前記宛先の端末装置にフォントデータが登録されていない文字を抽出する抽出手段とを具備する。また、前記送信制御手段は、前記抽出手段が前記メールデータから端末装置にフォントデータが登録されていない文字を抽出したとき、その文字に対応する読みデータを前記読みデータベースから抽出して、この読みデータを表すかな文字列が一対のタグ記号に挟まれた構成の読みタグを作成し、当該読みタグを前記メールデータ中のフォントデータが登録されていない文字の前または後に挿入した後に、この読みタグが挿入されたメールデータを端末装置に送信するように構成される。
上記のメールサーバーに組み込まれるプログラムは、日本語メールのメールデータを受信する第1ステップと、前記第1ステップで受信したメールデータのヘッダ部を用いて宛先の端末装置を判別するとともに、前記端末装置のフォントデータの登録状況を示す管理データを用いて、前記メールデータから前記宛先の端末装置にフォントデータが登録されていない文字を抽出する第2ステップと、前記第2ステップの処理を経たメールデータを宛先の端末装置に送信する第3ステップとを、コンピュータに実行させるためのプログラムを含むものとすることができる。この場合の第3ステップには、前記第2ステップにおいて前記宛先の端末装置にフォントデータが登録されていない文字が抽出されたときに、前記読みデータベースから前記抽出された文字の読みデータを読み出して、この読みデータを表すかな文字列が一対のタグ記号に挟まれた構成の読みタグを作成し、当該読みタグを前記メールデータ中の前記フォントデータが登録されていない文字の前または後に挿入した後に、この読みタグが挿入されたメールデータを前記端末装置に送信するステップが含まれる。
上記のプログラムによれば、第1ステップのプログラムにより受信手段を構成することができ、第2、第3のプログラムにより送信制御手段を構成することができる。
上記のメールサーバーからのメールデータを受信する端末装置は、かな文字のフォントデータを含む所定容量の日本語フォントデータが登録されたメモリと、遠隔地のメールサーバーと通信する通信手段と、前記通信手段が前記メールデータから受信したメールデータを表示するための表示手段とを具備する。通信手段は、無線通信装置などのハードウェアと、所定規格のプロトコルに基づきデータの送受信を行うプログラムが組み込まれたコンピュータにより構成することができる。表示手段は、液晶パネルなど文字画像の表示が可能なもので、所定長さの日本語文字列を表示することが可能な大きさを具備するものであるのが望ましい。さらに、この端末装置には、コンピュータを含む制御部を設けることができる。
上記の端末装置は、前記通信手段が前記メールサーバーから日本語メールのメールデータを受信したことに応じて、このメールデータの内容を表示する表示制御手段とを具備する。この表示制御手段は、受信したメールデータに含まれる各文字に順に着目して、前記一対のタグ記号に基づき、着目中の文字およびこれに続く複数の文字が前記読みタグに該当するか否かを判別し、読みタグに該当すると判別した場合には、当該読みタグ中の各かな文字の登録フォントデータを読み出すと共に各タグ記号に対しそれぞれあらかじめ定めた記号の登録フォントデータを読み出し、読み出された各登録フォントデータにより前記読みタグに対応する文字列の画像を表示する。また、着目中の文字およびこれに続く複数の文字が前記読みタグに該当しないと判別した場合には、着目中の文字の登録フォントデータを読み出すステップAと読み出された登録フォントデータによる文字画像を表示するステップBとを実行する。
上記の表示制御手段は、プログラムにより前記制御部のコンピュータに設定することができる。
また上記の端末装置では、あらかじめ、登録フォントデータがないことを示すフォント無し記号として文字種毎に異なる画像情報をメモリに登録しておき、前記表示制御手段前記ステップAにおいてフォントデータが登録されていない文字を処理するとき、その文字の文字コードから文字種を判別し、その判別した文字種に対応するフォント無し記号の画像情報を読み出すようにすることができる
上記の端末装置の制御部に組み込まれるプログラムは、インターネットなどの通信回線を介して端末装置に供給されるのが望ましい。さらに、このプログラムには、前記メモリに初期登録するための日本語フォントデータを含めるのが望ましい。このようにすれば、日本語メールの表示機能を持たない端末装置にも、日本語の表示機能を組み込むことができるから、日本語メールを受信して表示することが可能となる。
さらに、このプログラムには、日本語の入力機能を含めることができる。この場合、仮名漢字変換のための辞書データをプログラムに含めることもできるが、データ容量が多くなるのを避けたい場合には、日本語フォントデータを利用した変換処理を行うようにするのが望ましい。たとえば、登録されている日本語フォントデータによる文字画像を一覧表示し、その表示上の文字を選択する操作に応じて、選択された文字を入力することができる。
この発明によれば、日本語の表示機能を満足に備えていない端末装置でも、受信した日本語メールを判読に差し支えない程度に表示することが可能となる。また、日本語メールの表示処理を非通信状態で効率良く行うことができるから、メールの表示速度を向上することができ、端末装置側の利便性や経済性を高めることができる。
図1は、この発明が適用されたメール配信システムの構成例を示す。
このメール配信システムは、メールサーバー1とこのメールサーバー1に登録されている複数台の携帯端末2(図1では1台のみ記載)とにより構成されるもので、メールサーバー1と携帯端末2とは、インターネットを介して交信する。
前記携帯端末2は、日本国以外の国で製作された携帯電話など、もともと日本語の処理環境を持たない装置である。この実施例では、この携帯端末2に日本語メール処理用のプログラムをダウンロードすることにより、日本語メールを作成する機能や受信した日本語メールを表示する機能を設定している。具体的には、前記プログラムによって、交信処理部21、メール作成処理部22、メール閲覧処理部23、文字入力処理部24、表示処理部25、フォント抽出処理部26、フォント管理処理部27の各処理部が設定される。また、前記プログラムとともに、所定容量分の日本語フォントデータが登録されたフォントデータベース28もダウンロードされる。
メールサーバー1は、このダウンロード処理の完了した携帯端末2に日本語メールを送信したり、前記携帯端末2から送信されたメールを転送する処理を実行するもので、配信メール受理部11、メールデータ処理部12、フォント管理処理部13、読みデータ処理部14、交信処理部15などを具備する。また、データベースとして、フォントデータベース16、読みデータベース17、およびフォント管理データベース18などが設定される。
以下、メールサーバー1内の各処理部11〜15やデータベース16,17,18について、順に説明する。
前記フォントデータベース16には、現行のJISコードで規定されている全ての文字(ひらがな、カタカナ、第1,第2水準の漢字、記号などを含む。)について、それぞれ表示用のフォントデータが格納される。なお、このフォントデータは、文字毎に独立の画像ファイルとして構成されており、各ファイルには該当する文字の文字コードによるファイル名が付与されている。
読みデータベース17には、フォントデータベース16に登録された文字のうち、漢字や一部の記号などの「読み」を持つ文字について、それぞれその読みを表すひらがな文字列(以下、これを「読みデータ」という。)が格納される。この読みデータは、具体的には、前記ひらがな文字列の各ひらがなに対応する文字コードを配列した構成のもので、該当する文字の文字コードに対応づけされる。また、複数の読みを有する文字については、全ての読みに対応する読みデータが格納される。
前記フォント管理データベース18には、このメールサーバー1に登録された携帯端末2毎に個別のデータファイル18aが格納される。このデータファイル18a(以下、「ユーザ別管理データファイル18a」という。)には、該当する携帯端末2にフォントデータが登録されている文字(以下、「フォント実装文字」という。)のリストが格納される。
なお、この文字のリストは、具体的には各文字の文字コードを配列した構成のものである。後記する携帯端末2側で作成される候補文字リストや追加登録リストも、これと同様に、文字コードの配列として構成される。
前記配信メール受理部11は、任意の情報処理装置(携帯電話やパーソナルコンピュータなど)からの日本語メールを受信するためのものである。この受信処理には、パケット単位のデータを元のメールデータに組み立てる処理などが含まれる。
メールデータ処理部12は、前記配信メール受理部11から配信対象のメールデータの提供を受ける。まず、メールデータ処理部12は、提供されたメールデータのヘッダ部の宛先データにより前記フォント管理データベース18にアクセスし、メールの宛先の携帯端末2(以下、「宛先端末2」という。)に対応するユーザ別管理データファイル18aを特定する。そして、前記メールデータの構成文字に順に着目しつつ、着目文字を前記ユーザ別管理データファイル18a内の文字リストと照合して、その着目文字が宛先端末2に登録されているかどうかを判別する。ここで、着目文字が宛先端末2に登録されていない文字(以下、「フォント未実装文字」という。)であると判断すると、メールデータ処理部12は、このフォント未実装文字の文字コードを前記フォント管理処理部13や読みデータ処理部14に提供する。
フォント管理処理部13は、メールデータ処理部12から受け取った文字コードによりフォントデータベース16にアクセスし、対応するフォントデータを読み出す。読み出されたフォントデータは前記メールデータ処理部12に渡される。
また、このフォント管理処理部13は、携帯端末2側から後記する追加登録リストが送信されてきたとき、これを用いて、リスト送信元の携帯端末2に対応するユーザ別管理データファイル18aの内容を更新する。
読みデータ処理部14は、メールデータ処理部12から受け取った文字コードにより読みデータベース17を検索して、前記着目文字の読みデータを抽出する。この読みデータもメールデータ処理部12に渡される。
メールデータ処理部12は、宛先端末2への送信容量が所定の制限値を超えないことを条件として、前記フォント未実装文字が宛先端末2側で判読可能になるようにメールデータを編集する。この編集は2種類の方法により行われる。1つは、フォント管理処理部13から渡されたフォント未実装文字のフォントデータをメールデータに添付する方法である。前記したように、フォントデータは、一文字ずつの画像ファイルとなっているので、メールデータに対する通常のファイル添付処理と同様にして、フォントデータを1文字ずつ添付することができる。
編集処理の2つめの方法は、前記メールデータ中に読みデータを含めるものである。この実施例では、読みデータを構成するひらがな文字列の前後にタグ記号<>を付した状態のデータ(以下、これを「読みタグ」という。)を作成し、この読みタグを、前記メールデータ中の該当するフォント未実装文字の後に挿入するようにしている。たとえば、メールデータ中に『私の案では』という文字列があり、このうちの『案』がフォント未実装文字である場合には、『私の案<あん>では』というように、読みタグが挿入される。
メールデータ処理部12により編集されたメールデータは、交信処理部15に渡される。交信処理部15は、受け取ったメールデータをパケット単位で分割し、通信プロトコルに基づいて各パケットを順に送信する。
つぎに、携帯端末2側の構成や機能について説明する。
この携帯端末2側のダウンロード時のフォントデータベース28には、ひらがな、かたかなのほか、一般に利用頻度の高い漢字や記号など、限られた数の文字に対するフォントデータが格納される。以下、これらの初期登録されるフォントデータを「標準フォントデータ」という。各標準フォントデータは、メールサーバー1側のフォントデータと同様に、該当する文字の文字コードをファイル名とする画像データファイルとして構成される。
さらに、このフォントデータベース28には、前記メールサーバー1からメールデータに添付して送信されたフォントデータを追加登録するための領域28a(以下、「追加登録領域28a」という。)が設けられる。
また、フォントデータベース28内の標準フォントデータおよび追加フォントデータには、それぞれ利用頻度が対応づけて格納される。この利用頻度は、該当するフォントデータが表示のために読み出される都度、更新される。また、追加登録領域28a内の追加フォントデータには、格納順位を示すデータも対応づけされる。
表示処理部25は、文字入力処理部24またはメール閲覧処理部23から表示対象の文字の文字コードの供給を受けて、そのコードをフォント抽出処理部26に提供する。フォント抽出処理部26は、提供された文字コードを用いてフォントデータベース28にアクセスし、前記表示対象の文字のフォントデータを読み出す。表示処理部25は、フォント抽出処理部26から前記フォントデータの提供を受けて、これを図示しない表示部に出力する。
このような処理により、前記表示対象の文字の画像を表示部に表示することが可能となる。なお、前記各フォントデータの利用頻度の更新処理は、前記フォント抽出処理部26により実行される。
メール作成処理部22は、送信メールを作成する操作に応じて起動し、文字入力処理部24から入力文字の提供を受けてメールデータを組み立てる。組み立てられたメールデータは、交信処理部21に提供される。
交信処理部21は、前記メール作成処理部22などが作成したメールデータをメールサーバー1に送信する処理や、メールサーバー1から送信されたメールデータを受信する処理を実行する。送信処理では、メールデータをパケット化する処理などを実行し、受信処理では、パケット単位のメールデータを順に受信して、元のメールデータを組み立てる処理などを実行する。送受信されたメールデータは、図示しないメモリ内の送信フォルダや受信フォルダに格納される。
メール閲覧処理部23は、メール閲覧操作に応じて起動し、前記受信フォルダからユーザが選択したメールデータを読み出す。そして、このメールデータを構成する各文字の文字コードを順に表示処理部25に提供することにより、前記メールデータの内容を表示部に表示する。
なお、前記表示処理部25には、メール閲覧処理部23から受け取った文字コードに対応するフォントデータを読み出せなかった場合に、その文字を文字種に応じたフォント無し記号に置き換えて表示する機能が設定されている。
メール通信に使用される文字コードは、一般にJISコードである。JISコードでは、文字種毎にコードの値の範囲が規定されているので、文字コードの値に基づいて文字種を判別することが可能である。表示処理部25は、この方法により文字種を判別した後、判別結果に応じてあらかじめ決められた記号のフォントデータを読み出し、そのフォントデータによる画像を本来の文字画像の代わりに表示するようにしている。
前記交信処理部21は、受信したメールデータにフォントデータが添付されている場合に、このフォントデータをフォント管理処理部27に供給する処理を実行する。フォント管理処理部27は、このフォントデータを前記フォントデータベース28の追加登録領域28aに登録する処理を実行する。
また、フォント管理処理部27は、前記フォントデータの追加登録処理を実行した後に、前記追加登録領域28aから登録されているフォントデータの文字コードを読み出し、追加登録リストを作成する。ここで作成された追加登録リストは、交信処理部21に渡されて、メールサーバー1へと送信される。この送信を受けたメールサーバー1は、前記したように、フォント管理処理部13により該当するユーザ別管理データファイル18aを更新する処理を実行する。すなわち、携帯端末2側でフォントデータの追加登録処理が行われる都度、メールサーバー1のユーザ別管理データファイル18aも書き換えられる。よって、メールサーバー1側では、前記フォント未実装文字を抽出する処理を精度良く行うことができる。
なお、日本語入力機能を有する大半の装置には、かな漢字変換用の辞書データが組み込まれているが、この実施例の携帯端末2は、元来は日本語の処理機能を持たない装置であるため、辞書データを組み込めるほどの容量のメモリを具備していない。そこで、この実施例では、フォントデータを用いて入力文字の候補リストを表示し、その表示画面上で文字の選択を受け付ける方法により、文字を入力するようにしている。さらにこの実施例では、前記入力候補の文字を利用頻度順に配列することにより、文字入力の効率を向上するようにしている。以下、メール作成のための文字入力処理について、簡単に説明する。
前記入力候補の文字のリスト(以下、「候補文字リスト」という。)は、フォントデータベース28から読み出した各文字の文字コードを利用頻度順に並べた構成のもので、文字入力処理部24により作成される。文字入力処理部24は、作成した候補文字リストを表示処理部25に提供する。表示処理部25では、この候補文字リスト中の文字コードをフォント抽出処理部26に順に与え、フォントデータから各文字のフォントデータの提供を受ける。そして、これらのフォントデータを表示部に出力することにより、前記候補文字リストの一覧表示画面を作成する。
前記候補文字リストの一覧表示画面に対する文字選択操作がなされると、文字入力処理部24は、選択された文字の文字コードを前記メール作成処理部22および表示処理部25に出力する。これにより1つの入力文字が確定し、メールデータ中に組み込まれるとともに、表示部に表示される。このような処理を繰り返すことにより、文字が一文字ずつ入力されてメールデータが組み立てられる。
図2は、前記メールサーバー1が1件の日本語メールを処理する場合の処理手順を示す。また、図3は、図2のST3(STはステップの略。以下も同じ。)の詳細な処理手順を示す。
図4は、前記メールサーバー1で受信したメールデータの一例である。この例では、図中の矩形枠で囲まれた文字がフォント未実装文字であるものとする。図5は、前記図4のメールデータに対するフォント未実装文字の抽出結果を示すテーブルである。この図5のテーブルは、図2の処理の過程で生成され、メールサーバー1内の作業用メモリに格納される。
以下、図4,5を参照しつつ、図2,3に示す流れに沿って、メールサーバー1における処理の詳細を説明する。
まず、図2のST1において登録された携帯端末2に対する日本語メールを受信すると、つぎのST2では、このメールのヘッダ部に記述された宛先データを用いて宛先端末2を特定する。続いてST3では、メールデータからフォント未実装文字を抽出する処理を実行する。この抽出処理について、以下、図3を用いて説明する。
図3のフォント未実装文字の抽出処理では、まず、メールデータ中の最初の文字に着目し、その文字の文字コードを読み出す(ST31)。つぎのST32では、読み出した文字コードにより前記宛先端末2に対応するユーザ別管理データファイル18aを検索する。着目文字がフォント実装文字であれば、前記文字コードはユーザ別管理データファイル18aに登録されている。この場合には、ST33が「NO」となり、以下のST34,35はスキップされる。
一方、着目文字の文字コードがユーザ別管理データファイル18aに登録されていない場合には、ST33からST34に進み、着目文字をフォント未実装文字として設定する。つぎのST35では、このフォント未実装文字の出現回数を更新する。なお、この更新処理では、初めて出現した文字については、初期値の「1」を設定することになる。
以下、同様にして、メール中のすべての文字について、上記の手順を実行する。これにより、前記図5のテーブルの「文字」の登録エリアに各フォント未登録文字が格納されるとともに、「出現回数」の登録エリアに各フォント未登録文字がメールデータに出現した回数が格納されることになる。
すべての文字について、上記の処理が実行されると、ST36が「YES」となり、図2のST4に移行する。
ST4では、前記ST3の処理によりフォント未実装文字が抽出されたかどうかを判別する。ここで、フォント未実装文字の抽出数が0であれば、ST14に進む。この場合には、ST1で受信した状態のままのメールデータを宛先端末2に送信する。
一方、フォント未実装文字が抽出された場合には、以下、各フォント未実装文字に順に着目しながら、各文字につき、ST5〜12の処理を実行する。
ST5では、前記読みデータ処理部14の機能を用いて、前記読みデータベース17から着目文字の読みデータを読み出す。ここで読み出された読みデータは、前記図5のテーブルの「読み」の登録エリアに格納される。ただし、着目文字が読みデータベース17に登録されていない場合には、その文字に対応する登録エリアは空状態となる。
つぎに、ST6では、着目文字の出現回数をチェックする。ここで出現回数が2以上であれば、ST6が「YES」となってST10に進む。ST10では、前記フォント管理処理部13の機能を用いて前記フォントデータベース16から着目文字のフォントデータを読み出す。続くST11では、読み出したフォントデータをメールデータに添付する処理を実行する。
前記着目文字の出現回数が1回の場合には、ST7に進み、読みデータの有無をチェックする。さらに、着目文字の読みデータがある場合にはST8に進み、読みデータの抽出数をチェックする。
ST7で読みデータがないと判断した場合、またはST8で読みデータが複数あると判断した場合には、前記ST10およびST11を実行する。これに対し、ST8で読みデータが1つのみであると判断した場合には、ST9に進む。このST9では、前記図5のテーブルから着目文字の読みデータを取り出して読みタグを作成し、これをメールデータ中の着目文字の後に挿入する。
このように、着目中のフォント未実装文字につき、フォントデータを読み出してメールデータに添付する処理、または読みタグを作成してメールデータ中に挿入する処理のいずれかを実行する。処理が終了すると、ST12に進み、処理後のメールデータのデータ容量を所定の制限値と比較する。
ここで比較されるデータ容量は、フォントデータや読みタグを加えたメールデータの全容量である。この容量が制限値以内であれば、ST13を介してST5に戻り、つぎの未実装文字に着目して同様の処理を実行する。
すべての未実装文字に対する処理が終了した場合(ST13が「YES」)、または処理途中でメールデータの容量が制限値を超えた場合(ST12が「NO」)には、ST14に進み、その時点でのメールデータを宛先端末2に送信する。
上記ST6〜13の処理が図4,5の事例に適用された場合、『国』および『☆』は、出現回数が2回であるため、フォントデータの添付処理の対象となる。また、『慣』は、読みデータが2つ抽出されているため、同様にフォントデータの添付処理の対象となる。また、『♪』は、出現回数は1回であるが、読みデータが抽出されていないため、同じくフォントデータの添付処理の対象となる。
一方、『礼』は、出現回数が1回であり、読みデータも1つであることから、読みタグによる処理の対象となる。
なお、ST6〜13の処理は、フォント未登録文字の抽出順に行われるため、処理の途中でメールデータの容量が制限値を超えた場合には、以下のフォント未登録文字は、フォントデータの添付も読みタグの設定も行われないまま、送信されることになる。ただし、この実施例では、標準的な容量のメールデータであれば、複数文字分のフォントデータの添付が可能になるように、前記制限値を設定している。したがって、フォント未登録文字を全く処理することができずにメールデータを送信するようなケースは、まれにしか生じないと考えることができる。
図6〜9は、前記携帯端末2で実施される処理の手順を示す。なお、これらの図においては、メールサーバー1側のステップと混同しないように、各ステップを「st」として示すことにする。
図6は、携帯端末2における主要な処理の流れを示すものである。
この携帯端末2では、st1〜3でメール処理に関わる操作の有無をチェックしつつ、st13(通常の通信に関する処理など)を実施するようにしている。この流れにおいて、メールの送信または受信を指示する操作があると、st1が「YES」となり、st4に進んで前記メールサーバー1に接続する。
メールを受信する場合には、st5からst6に進み、メールサーバー1からこのサーバー内に保管されているメールデータを受信する。なお、このメール受信処理では、メールサーバー1に新着メールの有無を問い合わせるデータ送信を行う処理と、メールサーバー1からの返信を受け付ける処理とが行われることになる。
メールサーバー1から受信したメールデータにフォントデータが添付されている場合には、st7が「YES」となってst8に進み、添付されたフォントデータを前記フォントデータベース28に追加登録する処理を実行する。この処理の詳細については、図7を用いて後述する。
前記フォントデータの追加登録処理を実行した場合には、st9に進む。このst9では、前記フォントデータベース28の追加登録領域28aにアクセスして前記した追加登録リストを作成し、これをメールサーバー1に送信する。
メールを送信する場合には、st5からst10に進み、後記するst12で作成されたメールデータをメールサーバー1に送信する。また、フォントデータが添付されていないメールデータを受信した場合には、st7が「NO」となり、st8,9の処理はスキップされる。
メール閲覧処理を選択する操作が行われると、st2が「YES」となってst11のメール閲覧処理に進む。この処理については、図8および図9を用いて詳細に説明する。
メール作成処理を選択する操作が行われると、st3が「YES」となってst12のメール作成処理に進む。このメール作成における文字入力処理では、前記したように、フォントデータから作成した候補文字リストを一覧表示し、その表示画面上の文字を選択する操作に応じて、メールデータを一文字ずつ組み立てる。
つぎに、図7を用いて前記st8のフォントデータの追加登録処理の詳細を説明する。なお、この手順では、最初のステップをst101とする。
図7の手順は、前記メールデータに複数のフォントデータが添付されている場合を想定し、各フォントデータに順に着目するようにしている。最初のst101では、着目中のフォントデータがフォントデータベース28に登録されているかどうかを判別する。前記したように、携帯端末2では、メールサーバー1に接続する都度、追加フォントデータの登録リストを送信しているが、このリストによりメールサーバー1側のユーザ別管理データファイル18aが更新されるより前に編集されたメールデータを受信した場合には、そのメールデータに既に追加登録されたフォントデータが添付されている可能性があるからである。前記フォントデータが既に登録されている場合には、st101は「YES」となってst105に進み、フォントデータベース28中の該当する登録データの格納順位を1番目に変更する処理を実行する。
なお、この格納順位は、フォントデータの登録順序を表すもので、順位が1番のデータが最新の登録データである。
前記着目中のフォントデータがフォントデータベース28内に登録されていない場合は、st101が「NO」となってst102に進む。st102では、前記フォントデータベース28の追加登録領域28aに登録されているデータの総容量が所定のしきい値以内であるかどうかを判別する。ここでデータの総容量がしきい値を超える場合には、st102からst103に進み、前記格納順序が最下位のフォントデータを削除する。この後は、st104に進み、着目中のフォントデータを、その格納順序を一番にした状態で前記追加登録領域28aに保存する。なお、前記データの総容量がしきい値以内であれば、st103はスキップされる。
添付されたすべてのフォントデータに対し、上記の処理が実行されると、st106が「YES」となって処理を終了する。これにより、メールデータに添付されたフォントデータのうちの未登録のデータがすべてフォントデータベース28内に登録されることになる。また、追加フォントデータの容量が前記追加登録エリア28aの固定された容量を超える虞がある場合には、最も古い登録データが削除されるので、フォントデータの追加登録によって携帯端末2のメモリ資源が圧迫されるのを防止することができる。
なお、上記の実施例では、格納順位が最下位のフォントデータを削除するようにしているが、これに代えて、利用頻度が最も少ないフォントデータを削除するようにしてもよい。この場合、表示されることが少ないフォントデータから順に削除されるので、削除したフォントデータを再登録する頻度を減らすことができる。
つぎに、図8および図9を用いて前記st11のメール閲覧処理の詳細を説明する。なお、この処理では、最初のステップをst201とする。
図8は、メール閲覧処理の主要な流れを示し、図9は、図8のst206の詳細な流れを示すものである。
このメール閲覧処理では、メールデータに含まれるすべての文字に順に着目しつつ着目文字に対応する文字コードを読み出す。ただし、メールデータ中に前記読みタグが含まれている場合は、この読みタグを構成する複数の文字列単位で文字コードの読み出し処理を実行する。以下、詳細を説明する。
st201では、前記メールデータから着目文字の文字コードを読み出す。つぎのst202では、読み出された文字コードの値から着目文字が読みタグの先頭の記号『<』であるかどうかを判別する。ここで着目文字が『<』である場合には、さらに後続の文字の文字コードも読み出して、読みタグが構成されているかどうかを判別する。
後続の所定数の文字コードがひらがなに対応し、その後の文字コードが読みタグの後尾の『>』であると、これらの一連の文字により読みタグが構成されていることになる。この場合にはst202が「YES」となってst203に進み、前記フォントデータベース28から読みタグを構成する各文字のフォントデータを読み出す。ただし、この実施例では、タグ記号である『<』および『>』のフォントデータを、それぞれ『(』および『)』のフォントデータに置き換えるようにしている。
着目文字の文字コードが前記タグ記号に該当しない場合、または記号『<』の後の文字列が読みタグを構成していない場合には、st202の判定は「NO」となってst204に進む。st204では、前記着目文字の文字コードによりフォントデータベース28を検索する。ここで、文字コードに対応するフォントデータが見つかると、st204が「YES」となってst205に進み、該当するフォントデータを読み出す処理を実行する。
一方、着目文字の文字コードに対応するフォントデータが見つからなかった場合は、st204が「NO」となってst206に進み、フォント無し記号のフォントデータを取得する処理を実行する。
この処理の詳細は、図9に示すとおりである。簡単に説明すると、前記着目文字の文字コードの値から文字種を特定し(st207)、文字種が漢字であれば『■』のフォントデータを、記号であれば『●』のフォントデータを、絵文字であれば『▲』のフォントデータを、それぞれ読み出す(st208〜213)。また、上記3種類以外の文字種(外字など)であると判別した場合には、st214に進み、その他の文字種用に用意した所定の記号のフォントデータを読み出す。
図8に戻って、上記st203,205,206のいずれかのステップによりフォントデータが読み出されると、st215に進み、読み出されたフォントデータによる文字画像を表示部に表示する。なお、この画像の表示位置は一駒分ずつ順にずれるように制御される。
このようにして、メールデータ中のすべての文字が表示されると、st216が「YES」となり、処理を終了する。
前記図8,9に示した手順によれば、メールデータ中の文字のうち、フォントデータが登録されている文字については、st204,205において該当するフォントデータの読み出しが行われるから、その文字自体を表示することができる。また、この実施例では、メール受信直後に前記図7のフォントデータの追加登録処理を実行するので、受信メール中にフォント未実装文字が含まれていても、そのフォント未実装文字に対するフォントデータが添付されているならば、メール閲覧処理の時点では、該当する文字を問題なく表示することができる。
一方、フォントデータが登録されていない文字は、前記st206(st207〜214)の処理により、フォント無し記号に置き換えて表示される。しかしながら、この実施例では、フォント無し記号によって文字種が示されるので、本来の文字を推測しやすい状態になる。
さらに、フォントが登録されていない文字でも、読みタグが付与されている場合には、st202,203の処理により、フォント無し記号に続けて読みデータを表示することができる。すなわち、本来の文字は表示されないが、その読みが表示されるので、ユーザはその文字を容易に推測することができる。
図10は、前記図4に示したメールデータの携帯端末2側での表示例を示す。
この例では、フォント未実装文字のうちの『国』『慣』『☆』の3文字については、フォントデータの追加登録がなされた結果、文字自体が正常に表示されている。また『礼』については、読みタグが付与されたことにより、フォント無し記号の『■』と読みの『(れい)』とが続けて表示されている。
一方、残りのフォント未登録文字『♪』については、本来の文字も読みも表示されずに、フォント無し記号の『●』のみが表示される。この文字『♪』は読みデータを持たないため、フォントデータが送信されるはずである。しかし、この例の場合、最終に抽出されたフォント未登録文字『♪』のフォントデータを添付するとメールデータの容量が制限値を超えるため、フォントデータが添付されなかったものと考えられる。
この発明が適用されたメール配信システムの機能ブロック図である。 メールサーバーにおける主要な処理の流れを示すフローチャートである。 フォント未実装文字の抽出処理の流れを示すフローチャートである。 メールデータの一例を示す説明図である。 図4のメールデータに対するフォント未実装文字の抽出結果を示すテーブルである。 携帯端末における主要な処理の流れを示すフローチャートである。 フォントデータの追加登録処理の流れを示すフローチャートである。 メール閲覧処理の流れを示すフローチャートである。 フォント無し記号の読み出し処理の流れを示すフローチャートである。 携帯端末におけるメールデータの表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 メールサーバー
2 携帯端末
12 メールデータ処理部
13 フォント管理処理部
14 読みデータ処理部
15 交信処理部
16 フォントデータベース
17 読みデータベース
18 フォント管理データベース
21 交信処理部
23 メール閲覧処理部
25 表示処理部
26 フォント抽出処理部
27 フォント管理処理部
28 フォントデータベース
28a 追加登録領域

Claims (6)

  1. かな文字のフォントデータを含む所定容量分の日本語フォントデータが登録された端末装置と、この端末装置に日本語メールを配信するメールサーバーとを具備するシステムにおいて実行される方法であって、
    日本語を構成する各文字について、それぞれその読みを表すかな文字列が読みデータとして登録された読みデータベースと、前記端末装置のフォントデータの登録状況を示す管理データが登録された管理データベースとを、前記メールサーバーのメモリにあからじめ保存しておき、
    前記メールサーバーでは、配信対象のメールデータを前記管理データベースを用いて解析して、宛先の端末装置にフォントデータが登録されていない文字を抽出するとともに、フォントデータが登録されていない文字が抽出されたとき、その文字に対応する読みデータを前記読みデータベースから抽出して、この読みデータを表すかな文字列が一対のタグ記号に挟まれた構成の読みタグを作成し、当該読みタグを前記配信対象のメールデータ中の前記フォントデータが登録されていない文字の前または後に挿入した後に、この読みタグが挿入されたメールデータを前記端末装置に送信し、
    前記端末装置では、受信したメールデータに含まれる各文字に順に着目して、前記一対のタグ記号に基づき、着目中の文字およびこれに続く複数の文字が前記読みタグに該当するか否かを判別し、読みタグに該当すると判別した場合には、当該読みタグ中の各かな文字の登録フォントデータを読み出すと共に各タグ記号に対しそれぞれあらかじめ定めた記号の登録フォントデータを読み出し、読み出された各登録フォントデータにより前記読みタグに対応する文字列の画像を表示し、
    着目中の文字およびこれに続く複数の文字が前記読みタグが該当しないと判別した場合には、前記着目中の文字の登録フォントデータを読み出すステップAと読み出された登録フォントデータによる文字画像を表示するステップBとを実行する、
    ことにより前記端末装置においてメールデータの内容を表示するメールデータ処理方法。
  2. 前記メールサーバーでは、前記配信対象のメールデータから前記フォントデータが登録されていない文字が抽出され、その文字につき前記読みデータベースから複数の読みデータが抽出されたとき、これらの読みデータによる読みタグを前記メールデータに挿入する処理を行わずに、前記フォントデータが登録されていない文字のフォントデータを前記配信対象のメールデータとともに前記端末装置に送信し、
    前記端末装置では、メールデータとともにフォントデータを受信したとき、前記メールデータの表示処理に先立ち、受信したフォントデータを追加登録する請求項1に記載されたメールデータ処理方法。
  3. 請求項1または2に記載された方法において、
    登録フォントデータがないことを示すフォント無し記号として文字種毎に異なる記号の画像情報をあらかじめ設定して、前記端末装置のメモリに登録しておき、
    前記端末装置では、前記ステップAにおいてフォントデータが登録されていない文字を処理するとき、その文字の文字コードから文字種を判別し、その判別した文字種に対応するフォント無し記号を読み出すようにしたメールデータ処理方法。
  4. かな文字のフォントデータを含む所定容量分の日本語フォントデータが登録された端末装置に日本語メールを配信するメールサーバーであって、
    前記日本語メールのメールデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したメールデータのヘッダ部を用いて宛先の端末装置を判別した後、その端末装置に前記メールデータを送信する処理を実行する送信制御手段と、
    日本語を構成する各文字について、それぞれその読みを表すかな文字列が読みデータとして登録された読みデータベース、および前記端末装置のフォントデータの登録状況を示す管理データが登録された管理データベースが保存されたメモリと、
    前記受信手段が受信したメールデータを前記管理データベースを用いて解析して、前記宛先の端末装置にフォントデータが登録されていない文字を抽出する抽出手段とを具備し、
    前記送信制御手段は、前記抽出手段が前記メールデータから端末装置にフォントデータが登録されていない文字を抽出したとき、その文字に対応する読みデータを前記読みデータベースから抽出して、この読みデータを表すかな文字列が一対のタグ記号に挟まれた構成の読みタグを作成し、当該読みタグを前記メールデータ中の前記フォントデータが登録されていない文字の前または後に挿入した後に、この読みタグが挿入されたメールデータを前記端末装置に送信するメールサーバー。
  5. 前記送信制御手段は、前記端末装置にフォントデータが登録されていない文字として抽出手段により抽出された文字について、前記読みデータベースから複数の読みデータが抽出されたとき、これらの読みデータによる読みタグを前記メールデータに挿入する処理を行わずに、前記フォントデータが登録されていない文字のフォントデータを前記メールデータとともに端末装置に送信する請求項4に記載されたメールサーバー。
  6. かな文字のフォントデータを含む所定容量分の日本語フォントデータが登録された端末装置に日本語メールを配信するメールサーバーに組み込まれるプログラムであって、
    前記日本語メールのメールデータを受信する第1ステップと、
    前記第1ステップで受信したメールデータのヘッダ部を用いて宛先の端末装置を判別するとともに、前記端末装置のフォントデータの登録状況を示す管理データを用いて、前記メールデータから前記宛先の端末装置にフォントデータが登録されていない文字を抽出する第2ステップと、
    前記第2ステップの処理を経たメールデータを宛先の端末装置に送信する第3ステップとを、コンピュータに実行させるためのプログラムが含まれており、
    前記第3ステップには、前記第2ステップにおいて前記宛先の端末装置にフォントデータが登録されていない文字が抽出されたときに、日本語を構成する各文字についてそれぞれその読みを表すかな文字列が読みデータとして登録された読みデータベースから前記抽出された文字の読みデータを読み出して、この読みデータを表すかな文字列が一対のタグ記号に挟まれた構成の読みタグを作成し、当該読みタグを前記メールデータ中の前記フォントデータが登録されていない文字の前または後に挿入した後に、この読みタグが挿入されたメールデータを前記端末装置に送信するステップが含まれているメールサーバー用のプログラム。
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