JP4593481B2 - 撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ストロボ光を用いて被写体を照明し、海中で画像の記録を行うのに好適な撮影装置に関する。
被写体を撮像して得られる静止画の画像データをメモリカードに記録する撮影装置としてデジタルスチルカメラが知られている。最近では、デジタルスチルカメラを水中で使用するための防水ハウジングが普及しており、スキューバダイビングを行う時などに海中の撮影が手軽に行える。海中は太陽光が届きにくい暗い場所が多いため、撮影の際にはストロボ装置を使用することが普通である。
海中でストロボ撮影を行う場合、画像に多数の白点が写り込むことがある。これは、海中の浮遊物がストロボ光を反射して白く光ることが原因である。この浮遊物は、微生物等の固まりであり、マリンスノーと呼ばれる。撮影画像に多数の白点が写り込むと画像が見苦しくなるため、マリンスノーの写り込みを防止することが望まれている。
マリンスノーによる白点の写り込みを防止するために、例えば、内蔵型のストロボ装置を使用するかわりに、外付けのストロボ装置を使用するものが知られている(特許文献1参照)。外付けのストロボ装置を使用すると、ストロボ光の発光位置と撮影レンズの位置との間の距離が大きくなり、マリンスノーに対して斜めの方向からストロボ光が照射されるので、ストロボ光の反射光は撮影レンズに入射しづらくなり、撮影画像に写り込む白点の数を減少させることができる。
特開2003−140239号公報
しかしながら、水中撮影を行うために外付けのストロボ装置を持ち運ぶことは面倒である。また、主要被写体よりも撮影レンズに近いマリンスノーが白く写り込むことを防止しても、主要被写体の周辺のマリンスノーが写り込むことを防止できず、画質を十分に改善できないという問題がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、海中でストロボ撮影を行う際に画像に白点が写り込むことによる画質の低下を改善できる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮影装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記被写体を照明するストロボ光を発光するストロボ発光手段と、前記ストロボ光を発光させて撮像された被写体の画像を解析し、前記ストロボ光をマリンスノーが反射して白く写り込む画像中の白点部を検出する白点検出手段と、検出された白点部の総量を算出し、算出された白点部の総量が基準値よりも多いか否かを判定する白点量判定手段と、算出された白点部の総量が基準値より多いと判定された時に、前記ストロボ光の発光を禁止する発光禁止手段を備えたことを特徴とする。
前記撮像手段は、前記発光禁止手段によりストロボ光の発光が禁止された時に、被写界輝度が暗い場合に感度が高くなるように被写界輝度に応じて感度を可変させるとともに、画像中のノイズを低減する画像処理を実行する自動感度調整モードにて撮像を行なうことを特徴とする。
前記発光禁止手段によりストロボ光の発光が禁止されたことを報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
また、被写体を撮像する撮像手段と、前記被写体を照明するストロボ光を発光するストロボ発光手段と、前記ストロボ光を発光させて撮像された被写体の画像をストロボ画像とし、ストロボ光を発光させずに撮像された被写体の画像を通常画像として、ストロボ画像と通常画像を連続して記録する画像記録手段と、前記ストロボ画像を解析し、前記ストロボ光をマリンスノーが反射して白く写り込む画像中の白点部を検出する白点検出手段と、検出された白点部の総量を算出し、算出された白点部の総量が基準値よりも多いか否かを判定する白点量判定手段と、算出された白点部の総量が基準値より多いと判定された時に、前記通常画像から前記ストロボ画像の白点部に相当する領域の画像を抽出し、抽出した画像を前記ストロボ画像に合成することにより白点補正画像を生成する画像生成手段を備えたことを特徴とする。
また、被写体を撮像する撮像手段と、前記被写体を照明するストロボ光を発光するストロボ発光手段と、前記被写体の撮像範囲を分割した分割領域ごとに被写体距離を測定する距離測定手段と、前記分割領域ごとの被写体距離がストロボ光の到達範囲内か否かを判定する距離判定手段と、前記撮像範囲の中心にある分割領域の被写体距離がストロボ光の到達範囲外であると判定された時に、ストロボ光の発光を禁止する発光禁止手段と、前記撮像範囲の中心にある分割領域の被写体距離がストロボ光の到達範囲内であると判定された時に、前記ストロボ光を発光させて撮像された被写体の画像を解析し、前記ストロボ光をマリンスノーが反射して白く写り込む画像中の白点部を検出する白点検出手段と、検出された白点部の総量を算出し、算出された白点部の総量が基準値よりも多いか否かを判定する白点量判定手段と、算出された白点部の総量が基準値より多いと判定された時に、前記距離判定手段によりストロボ光の到達範囲内であると判定された分割領域に存在する白点部を補正する白点補正手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、マリンスノーがストロボ光を反射し、画像中に多数の白点として写り込む場合には、ストロボ光の発光を禁止して撮影をやり直すから、白点の写り込んでいない画像を記録することができる。また、ストロボ撮影と通常撮影の両方を行い、ストロボ撮影時に白点として写り込んだマリンスノーの画像を通常撮影時のマリンスノーの画像に置き換え、ストロボ撮影された画像を補正するから、写り込んだ白点を消去しても画像が不自然にならず、主要な被写体を鮮明に記録できる。また、撮影範囲を複数に分割した分割領域ごとに被写体距離を測定し、主要な被写体がストロボ光の到達範囲内に存在しないときはストロボ光の発光を禁止するから、主要被写体とデジタルカメラの間に存在するマリンスノーがストロボ光の照明によって不要に写り込むことを防止できる。また、各分割領域の被写体距離を測定した時にストロボ光の到達範囲内の分割領域についてのみ白点を補正するから白点の検出や補正に要する時間を短縮することができる。
図1において、防水デジタルカメラ10は、デジタルカメラ本体11と、デジタルカメラ本体11を密封して収納する防水ハウジング12とから構成される。防水ハウジング12はその大部分が無色透明であり、ヒンジ部13を介して開閉自在な前ケース14と後ケース15とからなる。防水ハウジング12は、デジタルカメラ本体11の撮影ボタンを操作するための耐圧撮影ボタン16を備えている。なお、地上で撮影を行う際には、防水ハウジング12を開放してデジタルカメラ本体11を取り出し、デジタルカメラ本体11のみで撮影を行うことができる。防水デジタルカメラ10では、防水ハウジング12の上からデジタルカメラ本体11を操作する。デジタルカメラ本体11には、被写体光を結像させるための撮像レンズ20と、撮像レンズ20を保持するレンズ鏡胴21と、被写体を照明する補助光としてストロボ光を発光するストロボ発光部22とが設けられている。
図2において、デジタルカメラ本体11は、撮像レンズ20を透過する被写体光の光量を調節する可変絞り25と、被写体光を光電変換するCCDイメージセンサ26とを備えている。撮像レンズ20は、複数枚のレンズからなり、被写体像をCCDイメージセンサ26の撮像面に合焦させるためのフォーカスレンズを備えている。このフォーカスレンズは、フォーカスモータ27が駆動すると撮像レンズ20の光軸の方向に移動する。
可変絞り25は、アイリスモータ28が駆動するとその開口径が変化し、被写体光量が調節される。フォーカスモータ27とアイリスモータ28は、モータドライバ29,30からの駆動パルスによってそれぞれ駆動するステッピングモータであり、フォーカスレンズの位置と可変絞り25の開口径がそれぞれ正確に制御される。
CCDイメージセンサ26は、カラーフィルタを有するフォトダイオードを単位画素としてマトリクス状に数百万個の単位画素が配列されており、1画素ごとに得られる信号電荷から1画面分のアナログ画像信号を生成する。タイミングジェネレータ(TG)33は、CCDイメージセンサ26によって画像信号を生成するために、1画素ごとの信号電荷を取り出すタイミングを決めるタイミングパルスを生成する。タイミングパルスの周期によってCCDイメージセンサ26の各画素における電荷蓄積時間が決まる。
信号処理回路34は、CCDイメージセンサ26から出力された画像信号を増幅する増幅回路(AMP)34aと、画像信号をデジタル変換するA/D変換器(A/D)34bと、A/D変換されたデジタル画像信号にホワイトバランス調節、ガンマ補正等の画質補正処理を行う画質補正回路(W/γ)34c等を備えている。CCDイメージセンサ26の感度はAMP34aによる画像信号のゲインにより決まり、感度を高くするためにはAMP34aのゲインを高くし、感度を低くするためにはゲインを低くする。信号処理回路34から出力される画像信号はバッファメモリとなるSDRAM36に画像データとして一次的に記憶される。
モード選択スイッチ31は、デジタルカメラ本体11の動作モードとして、被写体画像を記録する撮影モードと、記録された被写体画像を再生表示する再生モードとを切替えるために操作される。撮影モードには、ユーザが詳細な設定操作を行うことなく撮影環境に応じて適切な撮影が行えるように通常撮影モード、夜景撮影モード、海中撮影モード等の複数種類の撮影モードが予め用意されている。通常撮影モードは、防水ハウジング12を使用せずに地上で撮影を行う際に適切な撮影処理の手順が実行される。夜景撮影モードは、夜間での撮影に適した撮影処理の手順として、例えば、ストロボ発光部22の自動発光、CCDイメージセンサ26の電荷蓄積時間を長くすることによるスローシャッタ制御等が実行される。海中撮影モードでは、マリンスノーの写り込みを低減する撮影処理として、ストロボ発光部22の選択発光、後述する感度の自動調節処理等が実行され、防水ハウジング12を使用した水中撮影が適切に行われるようにする。
測距・測光回路37は、SDRAM36に記憶された画像データに基づいて、オートフォーカス(AF)制御と自動露出(AE)制御に必要な演算を行う。オートフォーカス制御を行うためには、CCDイメージセンサ26から一定のフレームレートで出力される1画面分の画像データ(フレームデータ)の空間周波数成分を解析し、コントラストを評価する。コントラストの評価は、フォーカスレンズを移動させ、時間的に連続したフレームデータの空間周波数成分を比較することにより行われる。コントラストが高くなる方向にフォーカスレンズを移動する方向が決定され、最も高いコントラストが得られるフォーカスレンズの位置が鮮鋭な画像が得られる合焦位置となる。
測距・測光回路37は、自動露出制御を行うために、フレームデータの画面全体の輝度を平均した平均輝度を被写界輝度として算出する。算出した平均輝度は、予め決められた適正輝度と比較される。測距・測光回路37は、平均輝度と適正輝度との差に基づいて被写体光の入射光量を調節するために、可変絞り25の開口径を決定する。なお、平均輝度と適正輝度との差が小さい場合、海中撮影モード以外の撮影モードでは、被写体輝度に応じてAMP34aのゲインを変更することで画像の明るさが調節される。海中撮影モードでは、通常時はAMP34aのゲインが固定され、後述する自動感度調モード時は被写体輝度に応じてゲインが変更される。
撮影スイッチ39は、デジタルカメラ本体11に設けられている撮影ボタンの押下操作を検知する。撮影ボタンを押下するためには、防水ハウジング12の耐圧撮影ボタン16を押下する。撮影スイッチ39は、撮影ボタンの押下量が小さい半押し操作と、押下量が大きい全押し操作とを検知する。撮影スイッチ39により撮影ボタンの半押し操作が検知されると、前述したオートフォーカス制御と自動露出制御とが実行される。撮影ボタンの全押し操作を検知された時には、撮影画像の記録が行われる。
液晶表示装置43は、撮影モードではCCDイメージセンサ26が撮像した被写体の画像を表示する。再生モードではメモリカード44に画像データとして記録されている被写体画像を表示する。撮影モードでは、撮影操作がなされるまで撮像された被写体の画像が動画として連続して表示される。再生モードでは被写体の静止画像が表示される。メモリカード44は、画像データを保存するための不揮発性半導体メモリからなる記憶媒体であり、デジタルカメラ本体11に着脱自在である。
メディアコントローラ47は、メモリカード44に画像データを書き込む書き込み処理と、メモリカード44からデータを読み出す読み出し処理を制御する。画像圧縮伸張回路48は、画像データをJPEG圧縮する圧縮処理と、JPEG圧縮された画像データを伸張する伸張処理とを行う。画像データの圧縮処理は、撮影モード時に画像データをメモリカード44に保存する際に実行される。画像データの伸張処理は、再生モード時にメモリカード44から画像データが読み出された際に実行される。
CPU49は、EEPROM50に記憶された制御プログラムを実行し、ユーザの操作に応じてデジタルカメラ本体11の各部を制御する。CPU49はワークメモリ51を使用して制御プログラムを実行する。EEPROM50に記憶された制御プログラムには、複数種類の撮影モードや再生モードの制御手順が定められている。CPU49は、海中撮影モードの実行時にマリンスノーによってノイズとして現れる白点部を検出する白点検出部52と、検出された白点部の総量を算出し、白点部の総量が予め決められた基準値よりも多いか否かを判定する白点量判定部53として機能する。
充電発光制御部54は、ストロボ撮影のための充電処理を行うとともに、撮影操作に同期してストロボ発光部22からストロボ光を発光させる。充電発光制御部54は、CPU49からの充電開始信号を受けて充電処理を開始し、CPU49からのシンクロ発光信号を受けてストロボ発光部22を発光させる。
次に、防水デジタルカメラ10の作用について説明する。図3において、防水デジタルカメラ10を海中で使用する際にはモード選択スイッチ31を操作し、予め海中撮影モードに設定する。これによりCPU49は海中撮影モードを実行する。CPU49は、ストロボ発光が禁止されているか許可されているかを確認する。海中撮影モードが実行された直後は、ストロボ発光は許可された状態に設定されている。ストロボ発光が許可された状態では、CPU49は充電発光制御部54に充電開始信号を出力し、ストロボ充電を直ちに開始させる。なお、CPU49はストロボ充電中に撮影操作が行われてもこれを無効にする。
充電発光制御部54が充電処理を完了した後は撮影準備状態となる。ユーザが耐圧撮影ボタン16を操作すると、撮影スイッチ39によりユーザの操作が検知される。CPU49は、オートフォーカス制御のためのコントラストの計算と自動露出制御のための被写界輝度の測定を測距・測光回路37に実行させる。フォーカス調節と被写界輝度に応じた可変絞り25の調節が終了した後、撮影スイッチ39により撮影ボタンの全押し操作が検知されると、CPU49は充電発光制御部54にシンクロ発光信号を入力し、ストロボ発光部22を発光させる。ストロボ光の発光時に撮像された被写体の画像データはバッファメモリ36に記憶される。
図4において、白点検出部52は、読み出した画像データの画像解析を行い、ストロボ撮影された画像から白点部60を検出する。白点部60は、画像全体の平均輝度と比較して明るさが突出した白色の画素領域を抽出することにより特定される。白点量判定部53は、検出された白点部60の総数と白点部60の総面積を総量としてそれぞれ算出する。白点量判定部53は、算出された画像中の白点部60の総量を、基準値として予め定められている白点部60の総数Nと白点部60の総面積Aと比較し、白点部60の総量が許容範囲内か否かを判定する。
白点量判定部53により、白点部60の総数及び総面積がともに基準値より少ないと判定された場合、CPU49はストロボ撮影された被写体の画像データを保存するための処理を実行する。画像データはバッファメモリ36から画像圧縮伸張回路48に送られ、画像圧縮伸張回路48においてJPEG圧縮される。JPEG圧縮された画像データは、メモリカード44に記憶され、画像データが保存される。画像データが保存されるとストロボ充電が開始され、次の撮影を行うための撮影準備が実行される。
白点量判定部53により、白点部60の総数又は総面積のいずれか一方が基準値より多いと判定された場合、CPU49はストロボ撮影された被写体の画像データをバッファメモリ36から消去する。CPU49はストロボ光の発光禁止設定を行う。発光禁止設定がなされると、撮影時にストロボ光の自動発光が行われず、ユーザによるストロボ光の発光設定も行えない状態となる。液晶表示装置43には、ストロボ発光禁止設定がなされたことをユーザに警告するメッセージが表示される。ユーザに警告を表示する報知を行うことにより、ユーザはストロボ撮影が行えないことを直ちに認識することができる。
CPU49は、被写界輝度に応じて感度を可変させる自動感度調整モードへ移行する。自動感度調整モードでは、シャッタ速度を遅くした場合と同様に、被写界輝度が暗い場合でも感度が高くされ、ストロボ光による照明を用いずに鮮明な撮影を行うことができる。なお、自動感度調整モードでは、感度を高くした時に目立ちやすくなる画像中のノイズを低減する画像処理も実行される。ストロボ光の発光禁止設定がなされると、ストロボ充電が不要であるため直ちに撮影可能な状態になる。ユーザが撮影操作を行うと、ストロボ光は発光されず、画像の保存処理が実行される。CPU49は、撮影操作時に得られた被写体の画像データをバッファメモリ36に格納し、バッファメモリ36から画像圧縮伸張回路48に送る。画像圧縮伸張回路48は画像データをJPEG圧縮する。JPEG圧縮された画像データはメモリカード44に記憶され、画像データが保存される。
このようにして、防水デジタルカメラ10では、海中撮影モードでストロボ撮影を行い、得られた画像の中に白点部60として写り込むマリンスノーの量に基づいて、ストロボ光の発光許可又は発光禁止の設定が行われる。マリンスノーが多い時にはストロボ光の発光を禁止し、マリンスノーが少ない時にはストロボ光の発光を許可する。ストロボ光の発光が禁止された時は、被写界輝度に応じて感度を可変させて被写体光量が少ない環境でも鮮明な撮影を可能にする。
なお、防水デジタルカメラ10では、ユーザがモード選択スイッチ31を操作することにより、海中撮影モードが実行されるようにしているが、デジタルカメラ本体11を防水ハウジング12に収納した際に、防水ハウジング12を検知することにより自動的に海中撮影モードに設定されるようにしてもよい。また、ストロボ光の発光禁止が設定された時に、これを報知するために警告メッセージを表示することに限られず、発光信号や警告音による報知を行ってもよい。また、上記実施形態では、ストロボ光の発光禁止設定がなされるとこれが維持されるようにしているが、ユーザがマリンスノーの多い場所から少ない場所へ移動する場合を考慮して、電源を入れ直した時や一定時間が経過した時に発光禁止設定が解除されるようにすることが好ましい。また、ストロボ光を発光させる被写体画像の記録と、ストロボ光を発光させない被写体画像の記録を1回の撮影操作で実行してもよい。
次に、図5を用いて本発明の第2の実施形態について説明する。第2実施形態の防水デジタルカメラは、第1実施形態の防水デジタルカメラ10と基本的な構成は同じであるが、海中撮影モードにおける撮影処理の流れが異なる。海中撮影モードが実行されると、ストロボ充電処理が開始される。充電が完了すると撮影準備が終了し、撮影操作を待機する。撮影操作が行われると、ストロボ光を発光させて被写体を撮像したストロボ画像が記録される。ストロボ画像が記録された直後、ストロボ光を発光させずに被写体を撮像した通常画像が連続して記録される。なお、ストロボ撮影と通常撮影はストロボ発光の有無以外は、絞り径等の露光条件は同一にされる。
白点検出部52は、ストロボ画像からマリンスノーが写り込んだ白点部60を検出する。白点量判定部53は、白点部60の総数及び総面積を基準値と比較し、画像中の白点部60の総量が多いか否かを判定する。白点部60の数及び面積が少ないと判定された場合、ストロボを発光させて撮影されたストロボ画像の画像データのみが保存され、ストロボを発光させずに撮影された通常画像の画像データは消去される。
図6において、ストロボ画像の白点部60が基準値よりも多いと判定された場合、CPU49はストロボ画像に写り込んでいる複数の白点部60の領域を画素単位で特定し、白点部60の位置が求められる。ストロボ画像の白点部60と同じ位置、大きさの画素領域が通常画像から抽出される。通常画像は、ストロボ光の照明を行わずに撮影されたものであるため、全体的に暗く、階調分布が狭い低コントラストの画像になっている。画像全体のコントラストが低いために、写り込むマリンスノーは目立たず、画像の見栄えに影響するものではなくなっている。
通常画像から部分的に抽出された画像はストロボ画像に合成され、ストロボ画像に白点部60として写り込んでいるマリンスノーの上には通常画像から抽出された目立たないマリンスノーの画像が重ねられた補正画像が生成される。これによりストロボ画像から白点部60が消された画像は、主要な被写体のみが鮮明に写し出された見栄えの良好な画像になる。白点部60が消えて画質が補正された画像データは保存され、元のストロボ画像と通常画像は消去される。
次に、図7〜図9を用いて本発明の第3の実施形態について説明する。第3実施形態の防水デジタルカメラは、上述した第1実施形態及び第2実施形態の防水デジタルカメラと基本的な構成が同じであり、海中撮影モードにおける撮影処理が異なる。
図7及び図8において、CPU49は、撮影ボタンの半押し操作に応答して、CCDイメージセンサ26により撮像された被写体の画像から、撮影範囲を3×3の9エリアに分割した分割領域71〜79のそれぞれの被写体距離を測定する。被写体距離は、各分割領域の被写体にピントが合った時のフォーカスレンズの位置から求めることができる。各分割領域の被写体距離が測定されると、撮影範囲の中心に位置する分割領域75の被写体距離がストロボ光の到達範囲内であるか否かが判定される。なお、ストロボ光の到達距離の情報は予め記憶されている。
図9において、撮影範囲の中心である分割領域75の被写体距離がストロボ光の到達範囲外であると判定されると、ストロボ光の発光が禁止される。これは、撮影範囲の中心に位置する可能性の高い主要な被写体がストロボ光の到達範囲の外にある場合は、ストロボ光による照明に意味がなく、ストロボ光の到達範囲内で浮遊しているマリンスノーがストロボ光により照明されて撮影画像に写り込むことを防止するためである。ストロボ光の発光が禁止された状態では、撮影操作時に得られた画像データがそのまま保存される。画像データの保存が終了すると、ストロボ光の発光禁止設定は解除される。
一方、撮影範囲の中心である分割領域75の被写体距離がストロボ光の到達範囲内であると判定された時にはストロボ充電処理が開始される。充電が完了すると撮影操作を行うことが可能となる。撮影操作がなされるとストロボ撮影が行われ、ストロボ撮影された被写体のストロボ画像が記録される。また、ストロボ撮影が行われて直ぐにストロボ光を発光させずに被写体の画像が記録され、この画像が通常画像として記録される。
ストロボ画像からは、マリンスノーが写り込んだ白点部60が検出される。検出された白点部60は、その総数及び総面積が基準値と比較され、画像中の白点部60の総量が多いか否かが判定される。白点部60の数及び面積の両方が少ないと判定された場合、ストロボ画像の画像データは保存され、通常画像は消去される。
ストロボ画像の白点部60が基準値よりも多いと判定された場合、CPU49はストロボ画像からストロボ光の到達範囲内の各分割領域について、白点部60の画素領域の位置を特定する。なお、ストロボ光の到達範囲外の白点部は、画質を劣化させる影響が小さいために無視される。ストロボ光の到達範囲内の分割領域から白点部60の位置が特定される。白点部60の位置が特定されると、白点部60と同じ位置及び大きさの画素領域が通常画像から抽出される。通常画像から抽出された画像はストロボ画像に合成され、ストロボ画像から白点部60が消された補正画像が生成される。これにより白点部60が消え、主要被写体のみが鮮明に写し出された見栄えの良好な画像が生成される。白点部60が消えて画質が補正された画像データは保存され、元のストロボ画像と通常画像の画像データは消去される。
このようにして、第2実施形態と第3実施形態の防水デジタルカメラでは、ストロボ撮影されたストロボ画像と、ストロボ光の照明を用いずに撮影された通常画像とを用い、白点部としてマリンスノーが写り込んでいない画像を生成し、画質の見苦しさを修正した画像を記録する。なお、上述した実施形態は、ストロボ画像を記録した後に通常画像を記録しているが、この順番を逆にし、通常画像の記録後にストロボ画像を記録してもよい。
また、分割領域ごとに白点部60を補正する際には、通常画像から抽出した画像をストロボ画像に合成することに限らず、白点部60の色変換を行ってマリンスノーを目立たなく補正してもよい。例えば、白く写り込んだマリンスノーの画像の明るさを低減し、グレーのマリンスノー画像に変換すれば、マリンスノーが画像の見栄えを悪くする影響を小さくできる。あるいは、マリンスノーの色を、その周囲の画素の色と平均した色に変換してもよい。また、各分割領域の被写体距離に応じてマリンスノーの色変換量が異なるようにしてもよい。例えば、被写体距離が近い分割領域は白く写り込むマリンスノーの数が比較的少なくなるから色の変換量を小さくする。ストロボ光の到達範囲内で被写体距離が遠い分割領域については白く写り込むマリンスノーの数が比較的多くなるから色の補正量を大きくすればよい。
防水デジタルカメラの外観斜視図である。 デジタルカメラ本体の電気的な構成を示すブロック図である。 デジタルカメラ本体の撮影処理の流れを示すフローチャートである。 白点部の検出処理を示す概念図である。 第2実施形態の防水デジタルカメラにおける撮影処理の流れを示すフローチャートである。 白点部の補正処理の流れを示す概念図である。 分割領域を示す説明図である。 被写体距離を測定した各分割領域の説明図である。 第3実施形態の防水デジタルカメラにおける撮影処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 防水デジタルカメラ
11 デジタルカメラ本体
12 防水ハウジング
16 耐圧撮影ボタン
20 撮像レンズ
22 ストロボ発光部
26 CCDイメージセンサ
27 フォーカスモータ
28 アイリスモータ
29,30 モータドライバ
31 モード選択スイッチ
36 バッファメモリ
37 測距・測光回路
39 撮影スイッチ
43 液晶表示装置
44 メモリカード
49 CPU
50 EEPROM
52 白点検出部
53 白点量判定部
54 充電発光制御部

Claims (5)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記被写体を照明するストロボ光を発光するストロボ発光手段と、
    前記ストロボ光を発光させて撮像された被写体の画像を解析し、前記ストロボ光をマリンスノーが反射して白く写り込む画像中の白点部を検出する白点検出手段と、
    検出された白点部の総量を算出し、算出された白点部の総量が基準値よりも多いか否かを判定する白点量判定手段と、
    算出された白点部の総量が基準値より多いと判定された時に、前記ストロボ光の発光を禁止する発光禁止手段
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記撮像手段は、前記発光禁止手段によりストロボ光の発光が禁止された時に、被写界輝度が暗い場合に感度が高くなるように被写界輝度に応じて感度を可変させるとともに、画像中のノイズを低減する画像処理を実行する自動感度調整モードにて撮像を行なうことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記発光禁止手段によりストロボ光の発光が禁止されたことを報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記被写体を照明するストロボ光を発光するストロボ発光手段と、
    前記ストロボ光を発光させて撮像された被写体の画像をストロボ画像とし、ストロボ光を発光させずに撮像された被写体の画像を通常画像として、ストロボ画像と通常画像を連続して記録する画像記録手段と、
    前記ストロボ画像を解析し、前記ストロボ光をマリンスノーが反射して白く写り込む画像中の白点部を検出する白点検出手段と、
    検出された白点部の総量を算出し、算出された白点部の総量が基準値よりも多いか否かを判定する白点量判定手段と、
    算出された白点部の総量が基準値より多いと判定された時に、前記通常画像から前記ストロボ画像の白点部に相当する領域の画像を抽出し、抽出した画像を前記ストロボ画像に合成することにより白点補正画像を生成する画像生成手段
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  5. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記被写体を照明するストロボ光を発光するストロボ発光手段と、
    前記被写体の撮像範囲を分割した分割領域ごとに被写体距離を測定する距離測定手段と、
    前記分割領域ごとの被写体距離がストロボ光の到達範囲内か否かを判定する距離判定手段と、
    前記撮像範囲の中心にある分割領域の被写体距離がストロボ光の到達範囲外であると判定された時に、ストロボ光の発光を禁止する発光禁止手段と、
    前記撮像範囲の中心にある分割領域の被写体距離がストロボ光の到達範囲内であると判定された時に、前記ストロボ光を発光させて撮像された被写体の画像を解析し、前記ストロボ光をマリンスノーが反射して白く写り込む画像中の白点部を検出する白点検出手段と、
    検出された白点部の総量を算出し、算出された白点部の総量が基準値よりも多いか否かを判定する白点量判定手段と、
    算出された白点部の総量が基準値より多いと判定された時に、前記距離判定手段によりストロボ光の到達範囲内であると判定された分割領域に存在する白点部を補正する白点補正手段と
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
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