JP4587406B2 - ローラねじ及びローラねじのローラの循環方法 - Google Patents

ローラねじ及びローラねじのローラの循環方法 Download PDF

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Description

本発明は、ねじ軸とナットとの間に転がり運動可能にローラを介在させたローラねじに関する。
近年、ねじ軸とナットとの間に転がり運動可能にローラを介在させたローラねじが開発されている。ローラとローラ転走面とが線接触するので、ローラねじにはボールねじに比べて負荷できる荷重を大きくできるという利点がある。しかし、四方八方いずれの方向へも転がることができるボールに比べて、ローラの進行方向が一方向に限られるので、ローラを循環させるのが極めて困難であるいう課題がある。
ローラねじの循環経路は、ねじ軸の外周面の螺旋状のローラ転走面とナットの内周面の螺旋状の負荷ローラ転走面との間に形成される螺旋状の負荷ローラ転走路と、負荷ローラ転走路の一端と他端を接続する無負荷戻し通路とで構成される。無負荷戻し通路は、ナットに取り付けられる循環部材に形成される。循環部材には、螺旋状の負荷ローラ転走路を移動するローラを掬い上げる掬上げ部として、ねじ軸のローラ転走面を転がるローラを掬い上げるリップ部が設けられる。リップ部は、ナット側からねじ軸のローラ転走面に向かって突出する。
無負荷戻し通路ではローラの周囲にクリアランスが設けられるので、無負荷戻し通路の径は負荷ローラ転走路の径よりも大きい。従来のローラねじにおいては、無負荷戻し通路と負荷ローラ転走路の径の相違を解消するために、循環部材のリップ部の内壁面を無負荷戻し通路から負荷ローラ転走路に向かって徐徐に幅が狭くなるテーパに形成していた(特許文献1参照)。そして、無負荷戻し通路を移動するローラを揃えてから負荷ローラ転走路に導いていた。
特開2006−118649号公報
しかし、ローラは負荷ローラ転走路から無負荷戻し通路へも移動する。入り口が狭められたリップ部でローラを掬い上げようとしても、ローラがねじ軸のローラ転走面側に落ち込んだときなど、ローラがリップ部のエッジに衝突してしまい、ローラを上手く掬い上げられない場合があった。ローラがリップ部のエッジに衝突すると、リップ部のエッジが破損したり、ローラが詰まったりするおそれがある。
そこで本発明は、負荷ローラ転走路から無負荷戻し通路へ移行するローラが掬上げ部に衝突するのを防止できるローラねじ及びローラねじのローラの循環方法を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。
上記課題を解決するために請求項1の発明は、外周面に螺旋状のローラ転走面を有するねじ軸と、内周面に前記ねじ軸の前記ローラ転走面に対向する負荷ローラ転走面を有するナットと、前記ナットに設けられ、前記ナットの前記負荷ローラ転走面の一端と他端を接続する無負荷戻し通路を有する循環部材と、前記ねじ軸の前記ローラ転走面と前記ナットの前記負荷ローラ転走面との間の負荷ローラ転走路、及び前記循環部材の無負荷戻し通路に配列される複数のローラと、前記負荷ローラ転走路を移動する前記ローラを、前記無負荷戻し通路内へ掬い上げる前記循環部材の掬上げ部と、を備え、前記掬上げ部は、ローラの四角形の側面の対角部に接触し、前記無負荷戻し通路の奥に行くにしたがって徐徐に前記無負荷戻し通路の断面が四角形に近づくように幅が狭くなる一対の対角対応部を有し、前記負荷ローラ転走路から前記無負荷戻し通路へ移動する前記ローラは、前記一対の対角対応部にその対角部を抱え込まれながら、前記無負荷戻し通路内に導かれ、前記掬上げ部の一対の対角対応部間には、前記ねじ軸の前記ローラ転走面を転がるローラを掬い上げ、前記無負荷戻し通路内に導くリップ部が設けられないローラねじである。
請求項2に記載の発明は、外周面に螺旋状のローラ転走面を有するねじ軸と、内周面に前記ねじ軸の前記ローラ転走面に対向する負荷ローラ転走面を有するナットと、前記ナットに設けられ、前記ナットの前記負荷ローラ転走面の一端と他端を接続する無負荷戻し通路を有する循環部材と、前記ねじ軸の前記ローラ転走面と前記ナットの前記負荷ローラ転走面との間の負荷ローラ転走路、及び前記循環部材の無負荷戻し通路に配列される複数のローラと、前記負荷ローラ転走路を移動する前記ローラを、前記無負荷戻し通路内へ掬い上げる前記循環部材の掬上げ部と、を備え、前記掬上げ部は、前記ナットの前記負荷ローラ転走面に繋がる断面V字形状の連続通路の縁から前記ねじ軸側に張り出すと共に、ローラの四角形の側面の対角部に対応する一対の対角対応部と、を有し、前記連続通路及び前記一対の対角対応部によって形成される前記無負荷戻し通路の断面が、前記無負荷戻し通路の奥に行くにしたがって徐徐に四角形に近づくように、前記一対の対角対応部間の幅が前記無負荷戻し通路の奥に行くにしたがって徐徐に狭くなり、前記負荷ローラ転走路から前記無負荷戻し通路へ移動する前記ローラは、前記一対の対角対応部にその対角部を抱え込まれながら、前記無負荷戻し通路内に導かれ、前記掬上げ部の一対の対角対応部間には、前記ねじ軸の前記ローラ転走面を転がるローラを掬い上げ、前記無負荷戻し通路内に導くリップ部が設けられないローラねじである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のローラねじにおいて、前記ローラねじはさらに、前記複数のローラ間に介在され、隣接する一対のローラが接触するのを防止する複数のリテーナを備え、前記一対の対角対応部間には、循環軌道から外れた前記リテーナを無負荷戻し通路内へ掬い上げるためのリップ部が設けられ、前記リップ部の内壁面は、前記一対の対角対応部によって掬い上げられる前記ローラの軌道から離間していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のローラねじにおいて、前記リップ部の内壁面の、前記無負荷戻し通路に直交する断面形状は、前記一対の対角対応部によって掬い上げられるローラの、前記一対の対角対応部に接触しない対角部を結んだ対角線上の頂点と、前記一対の対角対応部の内壁と、を結んだ、頂角が90度未満のV字形状に形成されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のローラねじにおいて、前記リップ部の内壁面は、前記無負荷戻し通路から前記負荷ローラ転走路に向かうにしたがって徐徐に前記無負荷戻し通路の断面積が広くなるようなテーパに形成されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、ねじ軸の外周面の螺旋状のローラ転走面とナットの内周面の螺旋状の負荷ローラ転走面との間の負荷ローラ転走路を移動するローラを、前記ナットに設けられる循環部材の掬上げ部で掬い上げ、前記循環部材に形成される無負荷戻し通路へ導くローラねじのローラの循環方法において、前記掬上げ部は、ローラの四角形の側面の対角部にのみ接触し、前記無負荷戻し通路の奥に向かうにしたがって徐徐に前記無負荷戻し通路の断面が四角形に近づくように幅が狭くなる一対の対角対応部を有し、前記負荷ローラ転走路から前記無負荷戻し通路へ移動する前記ローラは、前記一対の対角対応部にその対角部を抱え込まれながら、前記無負荷戻し通路内に導かれ、前記掬上げ部の前記一対の対角対応部間には、前記ねじ軸の前記ローラ転走面を転がるローラを掬い上げ、前記無負荷戻し通路内に導くリップ部が設けられないローラねじのローラの循環方法である。
請求項1の発明によれば、掬上げ部の対角対応部がローラの対角部を抱え込みながらローラを掬い上げることができる。掬上げ部にリップ部を設けなくてすむので、リップ部が破損するおそれもない。
請求項2の発明によれば、掬上げ部の対角対応部がローラの対角部を抱え込みながらローラを掬い上げることができる。掬上げ部にリップ部を設けなくてすむので、リップ部が破損するおそれもない。
請求項3に記載の発明によれば、循環軌道から外れたリテーナをリテーナ掬い用のリップ部で掬い上げることができる。このリップ部は、ローラの軌道から離間していて、ローラに接触することがないので、ローラの接触によって破損することがない。
請求項4に記載の発明によれば、リップ部の内壁面がローラに接触しなくなる。
請求項5に記載の発明によれば、リップ部のねじ軸側のエッジをローラと当接させないようにすることができる。また、リテーナ掬い用のリップ部で掬い上げたリテーナを円滑に無負荷戻し通路に導くことができる。
請求項6に記載の発明によれば、掬上げ部の対角対応部がローラの対角部を抱え込みながらローラを掬い上げることができる。掬上げ部にリップ部を設けなくてすむので、リップ部が破損するおそれもない。
図1及び図2は、本発明の一実施形態におけるローラねじの斜視図を示す。図1はローラねじの斜視図(一部断面図を含む)を示す。
ローラねじは、外周面に螺旋状のローラ転走面1aが形成されるねじ軸1と、内周面にローラ転走面1aに対向する螺旋状の負荷ローラ転走面2aが形成されるナット2とを備える。
ねじ軸1は、炭素鋼、クロム鋼、又はステンレス鋼などの棒鋼の外周面に、所定のリードを有する螺旋状のローラ転走面1aを切削及び研削加工又は転造加工によって形成したものである。負荷ローラ転走面2aの断面は、V字形状でその開き角度は約90度である。この実施形態では、ねじ軸1の外周面に、二条のローラ転走面1aが形成される。そして、二条のローラ転走面1aそれぞれに複数のローラがパラレル配列される。二条のローラ転走面1aにパラレル配列される複数のローラの軸線は互いに相反する方向を向く。ねじ軸1の軸線方向の相反する二方向の荷重を負荷するためである。二条のローラ転走面1aを移動するローラを循環させるために、循環部材3は二組設けられる。もちろん、ローラねじの条数は、一条、二条、三条などローラねじの用途によって適宜決定される。
図2は、ナット2の斜視図を示す。ナット2は、炭素鋼、クロム鋼、又はステンレス鋼などの円筒の内周面に、所定のリードを有する螺旋状の負荷ローラ転走面2aを切削及び研削加工又は転造加工によって形成したものである。負荷ローラ転走面2aの断面は、V字形状でその開き角度は約90度である。ナット2の外周の軸線方向の端部には、ナット2を相手部品に取り付けるためのフランジ2bが形成される。
図3は、ねじ軸1のローラ転走面1aとナット2の負荷ローラ転走面2aとの間に挟まれるローラ4を示す。ローラ4は円筒形状でその直径と長さが略等しい。側面からみたローラ4の形状は正方形に近くなる。ローラ4の端面4aには、曲率半径Rが一定の球面状の面取りが施される。端面4aが球面であるので、ローラ4の端面4aはローラ転走面1aに一点で接触する。上述したように、二条の負荷ローラ転走路6それぞれには、隣接するローラ4の軸線がほぼ平行になるようにパラレル配列される。隣接するローラ4間にはリテーナ5が介在される(図12参照)。リテーナ5は、ローラ4の軸線がねじ軸1の中心線を通るように、ローラ4の姿勢を保持する。
ローラ4は、ねじ軸1のローラ転走面1a及びナット2の負荷ローラ転走面2aに接触するその側面4cで荷重を負荷するが、その端面4aでは荷重を負荷しない。このため、各ローラ4は、ねじ軸1の軸線方向の一方向の荷重しか負荷できない。パラレル配列される複数のローラ4の軸線4bの向きを二条の負荷ローラ転走路6で条同士で互いに異ならせることで、相反する二方向((1)及び(2)方向)の荷重を負荷できる。
図4は、ナット2に取り付けられる循環部材3とねじ軸1との位置関係を示す。循環部材3は、ナット2の軸線方向に伸びる貫通孔に挿入される循環パイプ8と、循環パイプ8の軸線方向の端部に取り付けられる一対の方向転換路構成部材12と、を備える。循環部材3には、負荷ローラ転走路6の一端と他端とを接続する無負荷戻し通路が形成される。無負荷戻し通路は、循環パイプ8に形成され、ナット2の中心線と平行に直線的に伸びる直線通路9(図5参照)と、直線通路9の両端に接続され、一対の方向転換路構成部材12に形成される曲線状の一対の方向転換路7(図6参照)と、から構成される。負荷ローラ転走路6の一端まで転がったローラ4は、循環部材3の方向転換路7内に導かれ、直線通路9を経由した後、残りの方向転換路7から再び負荷ローラ転走路6の他端に戻される。
図5は循環パイプ8を示す。循環パイプ8は、二分割された分割ピース8a,8bを結合させてなる。循環パイプ8の内部には、ナット2の軸線方向に対して平行に直線状に伸びる直線通路9が形成される。この直線通路9は、直線通路9を移動するローラ4の姿勢を回転させるように、ねじれている。直線通路9でローラの姿勢を回転させることで、負荷ローラ転走路6の一端から掬いあげたローラ4を、負荷ローラ転走路6の他端に姿勢を一致させた状態で戻すことができる。
分割ピース8a,8bの合せ面は、断面が四角形の直線通路9の対角線上にある。直線通路9がねじれているので、分割ピース8a,8bの合せ面16もねじれている。循環パイプ8の軸線方向の途中で、合せ面16となる四角形の頂点は切り替わっている。分割ピース8a,8bにねじれた直線通路9を加工するとき、アンダーカットが生じないようにするためである。循環パイプ8の軸線方向の両端面には、循環パイプ8を位置決めするための位置決め穴8cが空けられる。
図6は、方向転換路構成部材12の斜視図を示す。方向転換路構成部材12は、ナット2の端面に取り付けられる。方向転換路構成部材12は、方向転換路7の内周側を構成するRピース10と、方向転換路7の外周側を構成するエンドピース11とを結合させてなる。
方向転換路構成部材12には、ナット2の負荷ローラ転走面2aに連続する断面V字形状の連続通路13が形成される。連続通路13は、螺旋状の負荷ローラ転走面2aの接線方向に直線状に伸びる。方向転換路7は、連続通路13において、直線状に伸びた後、円弧状に曲がる。方向転換路7において、ローラ4の周囲にはクリアランスが設けられる。連続通路13の深さは、ナット2の負荷ローラ転走面2aよりも深い。負荷ローラ転走面2aと連続通路13との接続部分に段差が生じないように、負荷ローラ転走面2aには面取りが施される。
連続通路13の縁には、ねじ軸1側に張り出すと共に、ローラの四角形の側面の対角部に対応する一対の対角対応部14が形成される。この一対の対角対応部14が負荷ローラ転走路6を移動するローラ4を方向転換路7内へ掬い上げる掬上げ部として機能する。一対の対角対応部14間には、循環軌道から外れたリテーナ5を無負荷戻し通路内へ掬い上げるためのV字の山形状のリップ部15が形成される。方向転換路構成部材12をナット2に取り付けたとき、リップ部15はねじ軸1の断面V字形状のローラ転走面に近接する。これら一対の対角対応部14及びリップ部15の構造については後述する。
方向転換路構成部材12の循環パイプ8との接合面には、位置決め穴12aが加工される。循環パイプ8及び方向転換路構成部材12の位置決め穴8c,12aに位置決めピンを挿入することで、これらの位置決めが可能になる。
図7はRピース10の斜視図を、図8はエンドピース11の斜視図を示す。上述のように、方向転換路7は、連続通路13において直線状に伸び、その後、円弧などの曲線状に曲がる。方向転換路構成部材12は、方向転換路7の断面の四角形の対角線に沿って、内周側のRピース10と外周側のエンドピース11とに分割される。図7に示されるように、Rピース10は、ナット2の端面に取付けられるフランジ部10aと、方向転換路7が形成される本体部10bと、を有する。フランジ部10aには、Rピース10をナット2に取り付けるための取付け穴17が加工される。フランジ部10aの連続通路13が形成される部分には、負荷ローラ転走路6を移動するローラ4を掬い上げる一対の対角対応部14のうちの一方が形成される。また、対角対応部14には、循環軌道から外れたリテーナ5を掬い上げるためのリップ部15の半分が形成される。Rピース10は金属を切削加工することや金属射出成型することで製造されてもよいし、樹脂の成型品でもよい。
図8に示されるように、エンドピース11は、ナット2の端面に取付けられるフランジ部11aと、方向転換路7が形成される本体部11bと、を有する。フランジ部11aの連続通路13が形成される部分には、負荷ローラ転走路6を移動するローラ4を掬い上げる一対の対角対応部14のうちの一方が形成される。また、対角対応部14には、循環軌道から外れたリテーナ5を掬い上げるためのリップ部15の半分が形成される。エンドピース11は金属を切削加工や金属射出成型することで製造されてもよいし、樹脂の成型品でもよい。
図9は、ナット2の斜視図を示す。ナット2には、ナット2の軸線と平行に直線的に伸びる貫通孔2cが加工される。この貫通孔2cに循環パイプ8が挿入される。また、ナット2の軸線方向の端面2dには、方向転換路構成部材12のフランジ部10a,11aの形状に合わせた凹み2eが加工される。Rピース10とエンドピース11を重ね合わせ、これらのフランジ部10a,11aを凹み2eに嵌め、図示しないボルトをナット2にねじ込むことで、方向転換路構成部材12をナット2に取り付けることができる。
図10及び図11は、ナット2の端面2dに方向転換路構成部材12を取り付けた状態を示す。方向転換路構成部材12をナット2に取り付けたとき、山形状のリップ部15は、ナット2の負荷ローラ転走面2aのねじ山よりも内側に、すなわちねじ軸1側に突出する。ねじ軸1のローラ転走面1aのねじ山1bよりもねじ底1c側に入り込むが、ねじ底1cと接触することはない。そして、このリップ部15の頂点15aは、ねじ軸1のローラ転走面1aの螺旋に沿う。ねじ軸1の軸線方向からみた頂点15aの曲率半径は、ねじ底1cの半径よりも大きく、ねじ山1bの曲率半径よりも小さい。
図12は、螺旋状の負荷ローラ転走路6を移動するローラ4及びリテーナ5が一対の対角対応部14及びリップ部15によって掬われる状態を示す。一対の対角対応部14間の幅は、方向転換路7の奥に向かうにしたがって徐徐に狭くなる。方向転換路構成部材12のねじ軸1側の対向面12bが円筒の一部をなす曲面であるのに対し、連続通路13を直線的に伸ばすことで、一対の対角対応部14間の幅を自然に狭くすることができる。負荷ローラ転走路6から方向転換路7へ移動するローラ4は、一対の対角対応部14にその対角部4eを抱え込まれながら、方向転換路7内へ導かれる。
ローラ4間に介在されるリテーナ5は、通常ローラ4と同じ循環軌道を循環する。しかし、ローラ4とリテーナ5との間にスペースが空く場合など、リテーナ5が通常の循環軌道から外れる場合がある。リップ部15は、循環軌道から外れたリテーナ5を掬い上げ、方向転換路7内へ導く。このリップ部15の内壁面15bは、ローラ4の軌道から離間していて、ローラ4に接触することがない。このため、ローラ4がリップ部15の負荷ローラ転走路側のエッジ15cに接触し、エッジ15cが破損するのを防止できる。
図13は、一対の対角対応部14によるローラ4の掬い始めの状態(図13(A))と、掬い中の状態(図13(B))を示す。ローラ4が負荷ローラ転走路6から方向転換路7へ移行するとき、Rピース10及びエンドピース11に設けた対角対応部14が、ローラの対角部4eを挟んで、方向転換路7内へ導く。一対の対角対応部14間の幅は、連続通路13及び一対の対角対応部14によって形成される方向転換路7の断面が、方向転換路7の奥に行くにしたがって徐徐に四角形に近づくように、方向転換路7の奥に行くにしたがって徐徐に狭くなる。このため、ローラ4の対角部4eと対角対応部14との接触面積も徐徐に大きくなり、ローラ4が方向転換路7の奥に入り易くなる。
図14は、リップ部15を示す。図14(A)はRピース10とエンドピース11とを組み合わせた状態を示し、図14(B)はエンドピース11を取り外した状態を示す。リップ部15の内壁面15bは、(B)の仮想三角柱31を構成する側面31aのテーパにくりぬかれる。リップ部15の内壁面15bは、方向転換路7から負荷ローラ転走路6に行くにしたがって徐徐に方向転換路7の断面積が広くなるようなテーパに形成される。ローラ4がリップ部15の内壁面15bに接触しないようにするためである。なお、リップ部15の内壁面15bをテーパにすると、リップ部15エッジの頂点がずれることがある。
図15は、リップ部15の内壁面15bの断面形状を示す。上述のテーパが付けられたリップ部15の内壁面15bは、一対の対角対応部14によって掬い上げられるローラ4の、前記一対の対角対応部に接触しない対角部4fを結んだ対角線32上の頂点33と、一対の対角対応部14の内壁と、を結んだ、頂角αが90度未満のV字形状に形成される。
図16は、対角対応部14及びリップ部15の詳細な斜視図を示す。ローラ4は、連続通路13の縁に形成される対角対応部14によって掬い上げられる。一対の対角対応部14間の幅は、連続通路13の奥に行くにしたがって徐徐に狭くなり、最終的にはすきまを空けずにくっつく。循環軌道から外れたリテーナ5は、リップ部15の内壁面15bに接触して方向転換路7内へ掬い上げられる。ローラ4は循環中にリップ部15の内壁面15bに接触することはない。図中の一点鎖線は、連続通路13の直線部分と円弧部分との境目である。
本発明は上記実施形態に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々に変更できる。例えば、方向転換路構成部材の連続通路は、ナットの負荷ローラ転走路の接線方向ではなく、ナットの軸線方向からみて接線方向よりも外側に向けて伸びてもよい。このようにすると、一対の対角対応部がローラの対角部を抱え込む量を大きくすることができ、負荷ローラ転走路から出た直後のローラを抱え込むことができる。
循環部材は、この実施形態のようなエンドキャップ方式の循環部材に限られることなく、パイプの両端部を折り曲げたリターンパイプであってもよい。また、ローラは隣接するローラの軸線が平行を保つようにパラレル配列されてもよいし、直交するようにクロス配列されてもよい。ローラには円筒ローラの替わりに側面にテーパを付けたテーパローラを用いてもよい。
また、二条のローラ転走面にパラレル配列される複数のローラの軸線は互いに同じ方向を向いても良い。
本発明の一実施形態におけるローラねじの斜視図 上記ローラねじのナットの斜視図 ねじ軸とナットとの間に挟まれるローラを示す側面図 ねじ軸と循環部材の斜視図 循環パイプの斜視図 方向転換路構成部材の斜視図 Rピースの斜視図 エンドピースの斜視図 循環パイプを挿入したナットの斜視図 方向転換路構成部材を取り付けたナットの斜視図 方向転換路構成部材を取り付けたナットの正面図 螺旋状の負荷ローラ転走路を移動するローラ及びスペーサの掬上げを示す斜視図 一対の対角対応部によるローラの掬い始めの状態(図中(A))と、掬い中の状態(図13(B))を示す断面図 リップ部を示す斜視図(図中(A)はRピースとエンドピースとを組み合わせた状態を示し、(B)はエンドピースを取り外した状態を示す) リップ部の内壁面の断面図 対角対応部及びリップ部の斜視図
符号の説明
1…ねじ軸,1a…ローラ転走面,2…ナット,2a…負荷ローラ転走面,3…循環部材,4…ローラ,4e…対角部,5…リテーナ,6…負荷ローラ転走路,7…方向転換路,12…方向転換路構成部材,13…連続通路,14…対角対応部,15…リップ部,15b…内壁面,32…対角線,33…頂点,α…頂角

Claims (6)

  1. 外周面に螺旋状のローラ転走面を有するねじ軸と、
    内周面に前記ねじ軸の前記ローラ転走面に対向する負荷ローラ転走面を有するナットと、
    前記ナットに設けられ、前記ナットの前記負荷ローラ転走面の一端と他端を接続する無負荷戻し通路を有する循環部材と、
    前記ねじ軸の前記ローラ転走面と前記ナットの前記負荷ローラ転走面との間の負荷ローラ転走路、及び前記循環部材の無負荷戻し通路に配列される複数のローラと、
    前記負荷ローラ転走路を移動する前記ローラを、前記無負荷戻し通路内へ掬い上げる前記循環部材の掬上げ部と、を備え、
    前記掬上げ部は、ローラの四角形の側面の対角部に接触し、前記無負荷戻し通路の奥に行くにしたがって徐徐に前記無負荷戻し通路の断面が四角形に近づくように幅が狭くなる一対の対角対応部を有し、
    前記負荷ローラ転走路から前記無負荷戻し通路へ移動する前記ローラは、前記一対の対角対応部にその対角部を抱え込まれながら、前記無負荷戻し通路内に導かれ
    前記掬上げ部の一対の対角対応部間には、前記ねじ軸の前記ローラ転走面を転がるローラを掬い上げ、前記無負荷戻し通路内に導くリップ部が設けられないローラねじ。
  2. 外周面に螺旋状のローラ転走面を有するねじ軸と、
    内周面に前記ねじ軸の前記ローラ転走面に対向する負荷ローラ転走面を有するナットと、
    前記ナットに設けられ、前記ナットの前記負荷ローラ転走面の一端と他端を接続する無負荷戻し通路を有する循環部材と、
    前記ねじ軸の前記ローラ転走面と前記ナットの前記負荷ローラ転走面との間の負荷ローラ転走路、及び前記循環部材の無負荷戻し通路に配列される複数のローラと、
    前記負荷ローラ転走路を移動する前記ローラを、前記無負荷戻し通路内へ掬い上げる前記循環部材の掬上げ部と、を備え、
    前記掬上げ部は、前記ナットの前記負荷ローラ転走面に繋がる断面V字形状の連続通路の縁から前記ねじ軸側に張り出すと共に、ローラの四角形の側面の対角部に対応する一対の対角対応部と、を有し、
    前記連続通路及び前記一対の対角対応部によって形成される前記無負荷戻し通路の断面が、前記無負荷戻し通路の奥に行くにしたがって徐徐に四角形に近づくように、前記一対の対角対応部間の幅が前記無負荷戻し通路の奥に行くにしたがって徐徐に狭くなり
    前記負荷ローラ転走路から前記無負荷戻し通路へ移動する前記ローラは、前記一対の対角対応部にその対角部を抱え込まれながら、前記無負荷戻し通路内に導かれ、
    前記掬上げ部の一対の対角対応部間には、前記ねじ軸の前記ローラ転走面を転がるローラを掬い上げ、前記無負荷戻し通路内に導くリップ部が設けられないローラねじ。
  3. 前記ローラねじはさらに、
    前記複数のローラ間に介在され、隣接する一対のローラが接触するのを防止する複数のリテーナを備え、
    前記一対の対角対応部間には、循環軌道から外れた前記リテーナを無負荷戻し通路内へ掬い上げるためのリップ部が設けられ、
    前記リップ部の内壁面は、前記一対の対角対応部によって掬い上げられる前記ローラの軌道から離間していることを特徴とする請求項1又は2に記載のローラねじ。
  4. 前記リップ部の内壁面の、前記無負荷戻し通路に直交する断面形状は、
    前記一対の対角対応部によって掬い上げられるローラの、前記一対の対角対応部に接触しない対角部を結んだ対角線上の頂点と、前記一対の対角対応部の内壁と、を結んだ、頂角が90度未満のV字形状に形成されることを特徴とする請求項3に記載のローラねじ。
  5. 前記リップ部の内壁面は、前記無負荷戻し通路から前記負荷ローラ転走路に向かうにしたがって徐徐に前記無負荷戻し通路の断面積が広くなるようなテーパに形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載のローラねじ。
  6. ねじ軸の外周面の螺旋状のローラ転走面とナットの内周面の螺旋状の負荷ローラ転走面との間の負荷ローラ転走路を移動するローラを、前記ナットに設けられる循環部材の掬上げ部で掬い上げ、前記循環部材に形成される無負荷戻し通路へ導くローラねじのローラの循環方法において、
    前記掬上げ部は、ローラの四角形の側面の対角部にのみ接触し、前記無負荷戻し通路の奥に向かうにしたがって徐徐に前記無負荷戻し通路の断面が四角形に近づくように幅が狭くなる一対の対角対応部を有し、
    前記負荷ローラ転走路から前記無負荷戻し通路へ移動する前記ローラは、前記一対の対角対応部にその対角部を抱え込まれながら、前記無負荷戻し通路内に導かれ
    前記掬上げ部の前記一対の対角対応部間には、前記ねじ軸の前記ローラ転走面を転がるローラを掬い上げ、前記無負荷戻し通路内に導くリップ部が設けられないローラねじのローラの循環方法。
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