JP4586370B2 - 投射表示装置及び投射表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を外部のスクリーン等に投射して表示する投射表示装置及び投射表示方法に関する。
従来より、OHP(Overhead Projector)に替わる投射表示装置として、原稿を撮像して電子データとし、この電子データに基づいて画像を透過型の液晶ライトバルブに表示させ、この液晶ライトバルブに光を透過させることにより前記画像をスクリーンに投影する撮像装置付投射表示装置が開発されている(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照。)。
図27は特許文献1及び非特許文献1に記載されている従来の撮像装置付投射表示装置を示す斜視図であり、図28はこの撮像装置付投射表示装置の下部ユニットを示す斜視図であり、図29はこの撮像装置付投射表示装置の動作を示す図であり、図30はこの撮像装置付投射表示装置における画像情報の流れを示すブロック図である。図27に示すように、従来の撮像装置付投射表示装置101は、上部ユニット102及び下部ユニット103から構成されており、下部ユニット103上に上部ユニット102が搭載されている。
上部ユニット102においては、下部ユニット103の上部に嵌合するフレーム4が設けられている。フレーム4には矩形の開口部4aが形成されており、開口部4aにはその上面に原稿が載置されるガラス板105が嵌め込まれている。更に、フレーム4の4つの辺部からは夫々台形状の反射防止板からなる側板6aが下方に向かって傾斜して延びており、側板6aの下端には反射防止板からなる底板6bが設けられている。底板6bには撮像装置7が取り付けられている。即ち、底板6bの開口部に撮像装置7のレンズ7a(図29参照)が嵌め込まれており、レンズ7aの下方にはレンズ7aを介してガラス板105に載置された原稿を撮像してその画像情報を電子化する撮像素子7b(図29参照)が設けられている。これにより、ガラス板105、4枚の側板6a及び底板6bにより逆四角錐台形状の空間が区画されており、ガラス板105がこの逆四角錐台形の上面を構成し、側板6aが側面を構成し、底板6bが下面を構成している。そして、側板6aの裏側、即ち、前記空間の外側のうち相互に対向する2ヶ所の位置には各1本の冷陰極管8が設けられている。冷陰極管8から出射した光は反射板(図示せず)により反射され、間接的に原稿を照明するようになっている。更にまた、フレーム4には撮像装置付投射表示装置101の動作を制御する操作パネル(図示せず)が設けられている。
また、フレーム4には撮像面カバー9が取り付けられている。撮像面カバー9はその一端がフレーム4の一端に回動可能に連結されており、ガラス板105に対して扉状のカバーとして機能するようになっている。即ち、撮像面カバー9が開いているときは、ガラス板105が露出されて原稿をガラス板105上に載置できるようになっており、撮像面カバー9が閉じているときは、ガラス板105が撮像面カバー9に覆われて外光が撮像装置7に入射することを防止できるようになっている。
図28に示すように、下部ユニット103においては、筐体10が設けられており、この筐体10の内部に、外部から電源が供給されてこれを変圧して装置内の他の部分に供給する電源ユニット11が設けられており、この電源ユニット11から電源が供給されて光を出射するランプユニット12が設けられている。また、ランプユニット12から出射された光に、撮像装置7(図27参照)から出力された画像データに基づいて画像を付加する光学系ユニット13が設けられており、光学系ユニット13により画像が付加された光を外部のスクリーン(図示せず)に向けて投射する投射レンズユニット14が設けられている。更に、撮像装置7及び光学系ユニット13を駆動する駆動回路15が設けられている。
光学系ユニット13においては、ランプユニット12から出射される光の光路に介在するにように、赤色の光を反射して他の色の光を透過させるダイクロイックミラー16Rが設けられており、ダイクロイックミラー16Rを透過した光の光路に介在するように、緑色の光を反射して青色の光を透過させるダイクロイックミラー16Gが設けられており、ダイクロイックミラー16Gを透過した光、即ち青色光の光路に介在するように、ミラー17aが設けられている。また、ダイクロイックミラー16Rにおいて反射した赤色光が照射される位置にミラー17bが設けられており、ミラー17aにおいて反射した青色光が照射される位置にミラー17cが設けられている。そして、ミラー17bにおいて反射した赤色光の光路に介在するように液晶ライトバルブ18aが設けられており、ダイクロイックミラー16Gにおいては反射した緑色光の光路に介在するように液晶ライトバルブ18bが設けられており、ミラー17cにおいて反射した青色光の光路に介在するように液晶ライトバルブ18cが設けられている。液晶ライトバルブ18a、18b及び18cは、撮像装置7から出力された画像データに基づいて夫々赤色、緑色及び青色の画像を形成するものである。更に、液晶ライトバルブ18a、18b及び18cを透過した各色の光が入射されこれらの光を統合して投射レンズユニット14に対して出射するプリズム19が設けられている。なお、ランプユニット12、光学系ユニット13及び投射レンズユニット14により投射装置20(図29参照)が構成されている。
次に、このような従来の撮像装置付投射表示装置の動作について説明する。先ず、原稿を撮像する動作について説明する。図29及び図30に示すように、先ず、原稿21をガラス板105上に載置する。このとき、原稿21における表示したい面を下向きにし、この表示面がガラス板105に接するようにする。そして、原稿21が薄い原稿であれば、撮像面カバー9を閉じ、ガラス板105と共に原稿21を挟む。次に、電源ユニット11が冷陰極管8に電力を供給し、冷陰極管8が発光することにより、原稿21の表示面を照明する。そして、撮像装置7が原稿21の表示面を撮像し、撮像した光学情報を電子情報に変換する。
次に、表示画像を投射する動作について説明する。撮像装置7から出力された電子情報に基づいて、光学系ユニット13の液晶ライトバルブ18a乃至18cが画像を形成する。このとき、ランプユニット12から出射した光が液晶ライトバルブ18a乃至18cを透過することによりこの光に前記画像が付加され、この画像が投射ユニット14により外部のスクリーン22に投射され、表示される。
この従来の撮像装置付投射表示装置によれば、オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)のように予め専用の透明フィルムを用いた原稿を作成する必要がなく、また、パソコン用のプロジェクタのように予め原稿を電子化しておく必要もなく、普通紙に手書き若しくは印刷された資料又は書籍等の種々の形態の資料を、そのまま外部のスクリーンに投射して表示することができる。また、投射した画像を電子データとして保存することができる。
しかしながら、この従来の撮像装置付投射表示装置には以下に示すような問題点がある。プレゼンテーションの現場では、スクリーンに表示した画像にその場で書込を行って新たな情報を付加することがしばしば必要になる。しかし、上述の従来の撮像装置付投射表示装置では、撮像した画像情報に書込を行うことができない。
このため、従来、撮像した画像情報に書込を行うために、この撮像装置付投射表示装置にパーソナルコンピュータ、入力タブレット又は電子ボート等の入力装置を接続し、この入力装置を操作することにより撮像した画像情報に書込を行っている。
また、上述の撮像装置付投射表示装置によりホワイトボードに画像を表示し、このホワイトボード上においてホワイトボード用マーカにより書込を行い、それを外部カメラにより撮像してこの情報を撮像装置付投射表示装置が記録する方法も開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
更に、書込を行った透明シート及び指示棒を撮像装置付投射表示装置内の光路に介在するように挿入し、撮像した画像に重ね合わせて表示する技術も開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平07−036116号公報 日本アビオニクス株式会社ホームページ(http://www.avio.co.jp/products/mp/mp_index.htm) 特開2001−312001号公報 特開平08−054592号公報
しかしながら、上述の従来の技術には以下に示すような問題点がある。パーソナルコンピュータ等の入力装置を投射表示装置に接続し、この入力装置により書込を行う方法では、ユーザ(発表者)は投射表示装置の他に入力装置も操作しなくてはならないため、書込作業が煩雑になり、プレゼンテーションに支障をきたしてしまう。また、パーソナルコンピュータ等の入力装置が必要となるため、設備コストが増大すると共に携帯性が低下する。
また、特許文献2に記載された技術においても、投射表示装置の他に外部カメラが必要となると共に、ユーザは書込作業の度に投射表示装置から離れてホワイトボードまで移動しなくてはならず、作業が煩雑になる。また、外部カメラが必要になるため、設備コストが増大すると共に携帯性が低下する。
更に、特許文献3に記載された技術においては、書込用の透明シートを事前に用意しておかなくてはならず、プレゼンテーションの現場で表示画像に対する書込等の編集作業を容易に行うことができない。また、書込情報を電子データとして残すことができないという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、表示画像に対する書込が容易な投射表示装置及び投射表示方法を提供することを目的とする。
また、本発明の第の観点に係る投射表示装置は、画像を外部に投射して表示する投射表示装置において、画像を表示すると共に前記画像に対する書込情報が入力される書込用ディスプレイと、前記書込用ディスプレイにより入力された書込情報が入力され、前記画像及び前記書込情報を外部に投射する外部投射装置と、前記画像及び前記書込情報を前記書込用ディスプレイに対して投射して表示させる内部投射装置と、を有し、前記内部投射装置は前記画像を投射する前に原稿を撮像して前記画像を得るものであり、前記書込用ディスプレイは前記原稿の撮像時に前記原稿を支持するものであり、前記書込用ディスプレイが、前記内部投射装置に対して固定された透明板と、この透明板を露出させるか覆うかを切り替えられる撮像面カバーと、を有し、前記撮像面カバーは、前記内部投射装置が投射した前記画像及び前記書込情報を表示するスクリーンと、このスクリーン上に重ねられ前記書込情報が入力される入力タブレットと、を有することを特徴とする。これにより、前記原稿の撮像時には、前記内部投射装置が前記透明板上に載置された原稿を撮像し、前記画像の投射時には、前記透明板上から前記原稿が除かれて前記撮像面カバーが前記透明板を覆い、前記スクリーンに前記画像が投射される。この結果、液晶パネルを省略することができる。なお、本発明においては「書込」とは、元の画像の一部を消去する等の編集作業も含む。
本発明の第の観点に係る投射表示方法は、画像を投射して表示する投射表示方法において、原稿を撮像して画像を得る撮像工程と、前記画像を書込用ディスプレイに対して投射しながら前記書込用ディスプレイに前記書込情報を入力する書込情報入力工程と、前記画像及び前記書込情報を前記投射表示装置の外部に投射する外部投射工程と、を有し、前記書込用ディスプレイが、透明板と、この透明板を露出させるか覆うかを切り替えられる撮像面カバーと、を備え、前記撮像面カバーが、前記画像及び前記書込情報が投射されるスクリーンと、このスクリーン上に重ねられ前記書込情報が入力される入力タブレットと、を備えたものであり、前記撮像工程は、前記透明板が露出されてこの透明板が前記原稿を支持しこの透明板を介して前記原稿を撮像する工程であり、前記書込情報入力工程は、前記撮像面カバーが前記透明板を覆い前記スクリーンに前記画像が投射され前記入力タブレットに前記書込情報が入力される工程であることを特徴とする
本発明によれば、画像を表示すると共にこの画像に対する書込情報が入力される書込用ディスプレイを設けることにより、表示画像に対する書込が容易な投射表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1(a)は本実施形態に係る撮像装置付投射表示装置を示す斜視図であり、(b)はこの撮像装置付投射表示装置の上部ユニットを示す断面図であり、図2(a)はこの撮像装置付投射表示装置の書込用ディスプレイを示す断面図であり、(b)はその液晶パネルを示す断面図であり、図3(a)及び(b)はこの書込用ディスプレイの液晶パネルの作製方法をその工程順に示す斜視図であり、図4(a)及び(b)はこの書込用ディスプレイの液晶パネルの動作を示す断面図であり、図5はこの書込用ディスプレイのタッチパネルを示す断面図であり、図6はこの撮像装置付投射表示装置の外部投射装置を示す光学モデル図である。
図1(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る撮像装置付投射表示装置1(以下、単に表示装置1ともいう)は、上部ユニット2及び下部ユニット3から構成されており、下部ユニット3上に上部ユニット2が搭載されている。上部ユニット2においては、下部ユニット3の筐体10の上部に嵌合するフレーム4が設けられている。フレーム4には矩形の開口部4aが形成されており、開口部4aには、その上に原稿を載置でき、画像を表示でき、更にペン入力により情報を入力できる書込用ディスプレイ5が嵌め込まれている。即ち、表示装置1においては、前述の従来の撮像装置付投射表示装置におけるガラス板105(図27参照)の替わりに、書込用ディスプレイ5が設けられている。
また、フレーム4の4つの辺部からは夫々台形状の反射防止板からなる側板6aが下方に向かって傾斜して延びており、側板6aの下端には底板6bが連結されている。そして、底板6bの開口部には撮像装置7及び小型投射装置26が取り付けられている。なお、撮像装置7及び小型投射装置26により内部投射装置が構成されている。撮像装置7の上面には書込用ディスプレイ5に対向するようにレンズ7aが設けられており、レンズ7aの下方にはレンズ7aを介して画像を撮像して電子化する撮像素子7bが設けられている。また、小型投射装置26の上面には書込用ディスプレイ5に対向するようにレンズ26aが設けられており、レンズ26aの下方には液晶ライトバルブ26bが設けられており、液晶ライトバルブ26bの下方には光源26cが設けられている。そして、書込用ディスプレイ5、4枚の側板6a、底板6bにより、逆四角錐台形状の空間が区画されている。即ち、書込用ディスプレイ5がこの逆四角錐台形の上面を構成し、側板6aが側面を構成し、底板6bが下面を構成している。そして、側板6aの裏側、即ち、前記空間の外側のうち相互に対向する2ヶ所の位置には各1本の冷陰極管8が設けられている。冷陰極管8から出射した光は反射板(図示せず)により反射され、間接的に原稿を照明するようになっている。更に、フレーム4には表示装置1の動作を制御する操作パネル(図示せず)が設けられている。
また、フレーム4の一端には撮像面カバー9がその一端が回動可能になるように連結されており、書込用ディスプレイ5に対して扉状のカバーとして機能するようになっている。即ち、撮像面カバー9が開いているときは、書込用ディスプレイ5が露出されてその上に原稿を載置でき、撮像面カバー9が閉じているときは、書込用ディスプレイ5が撮像面カバー9に覆われて外光が撮像装置7に入射することを防止できるようになっている。更に、撮像面カバー9の前記一端はフレーム4から取り外し可能となっており、本等の厚い原稿を撮像する場合には、撮像面カバー9を取り外して撮像できるようになっている。
図2(a)及び(b)に示すように、書込用ディスプレイ5は液晶パネル27及び入力タブレット(タッチパネル)28が重ね合わされて構成されている。液晶パネル27は、相互に対向するように配置された2枚のガラス板29が設けられており、各ガラス基板29における他方のガラス基板に対向する面には透明電極30が形成されている。また、ガラス板29間には枠状に成形されたシール剤31が配設されており、ガラス基板29間におけるシール剤31に囲まれた部分には高分子分散型液晶32が封止されている。高分子分散型液晶32は、紫外線により硬化された透明な高分子樹脂中33に、液体の液晶ドロップレット34が分散されたものである。
この液晶パネル27の作製方法について説明する。先ず、図3(a)に示すように、2枚のガラス基板29の表面に透明電極30を形成する。そして、ガラス基板29を透明電極30が形成された面が相互に対向するように、間に枠状に成形され固化されたシール剤31を介して重ね合わせる。このとき、シール剤31には開口部を形成しておく。次に、図3(b)に示すように、2枚のガラス板29間におけるシール剤31に囲まれた部分に、シール剤31の開口部から高分子分散型液晶32を注入し、この開口部を封止する。そして、外部から紫外線UVを照射して高分子分散型液晶32の高分子樹脂を硬化させる。これにより、液晶パネル27が作製される。
図4(a)に示すように、この液晶パネル27は、透明電極30間に電圧が印加されると、高分子分散型液晶32の高分子樹脂33中に分散された液晶ドロップレット34が一様に配向し、入射された光35を透過させるようになる。また、図4(b)に示すように、透明電極30間に電圧が印加されないと、液晶ドロップレット34がランダムに配向し、光35を散乱させるようになる。なお、液晶パネル27はそれ自体が画像を形成するものではなく、全体として透過板及び散乱板として機能するものである。
図5に示すように、入力タブレット28は例えば抵抗膜方式のタッチパネルである。入力タブレット28においては、ガラス基板36が設けられており、ガラス基板36の上面には透明電極37が形成されており、透明電極37上には複数個の絶縁性のスペーサ38が設けられている。そして、スペーサ38上には透明フィルム39が設けられており、透明フィルム39におけるガラス基板36に対向する側の表面に透明電極40が形成されている。入力タブレット28においては、外部から圧力が印加されていない状態では、透明電極37及び40はスペーサ38により相互に離隔されている。しかし、外部からペン41により圧力が印加されると、透明フィルム39におけるペン41により押圧された部分が撓み、透明電極40が透明電極37に接触し、導通する。このとき、透明電極37と透明電極40との間の抵抗値の変化を測定することにより、ペン41が押圧した位置を特定することができる。この結果、ユーザがペン41により入力タブレット28に文字又は図形等を描画することにより、情報を入力することができる。
また、表示装置1における下部ユニット3の構成は、前述の従来の表示装置101における下部ユニット103の構成と同様である。即ち、図28に示すように、筐体10が設けられており、この筐体10の内部に、外部から電源が供給されてこれを変圧して装置内の他の部分に供給する電源ユニット11が設けられている。また、この電源ユニット11から電源が供給されて光を出射するランプユニット12が設けられている。更に、ランプユニット12から出射された光に、撮像装置7(図1(b)参照)から出力された画像データに基づいて画像を付加する光学系ユニット13が設けられており、光学系ユニット13により画像が付加された光を外部のスクリーン(図示せず)に向けて投射する投射レンズユニット14が設けられている。更にまた、撮像装置7及び光学系ユニット13を駆動する駆動回路15が設けられている。
図6に示すように、光学系ユニット13においては、ランプユニット12から出射される光の光路に介在するにように、赤色の光を反射して他の色の光を透過させるダイクロイックミラー16Rが設けられており、ダイクロイックミラー16Rを透過した光の光路に介在するように、緑色の光を反射して他の色の光を透過させるダイクロイックミラー16Gが設けられており、ダイクロイックミラー16Gを透過した光、即ち青色光の光路に介在するように、ミラー17aが設けられている。また、ダイクロイックミラー16Rにおいて反射した赤色光が照射される位置にミラー17bが設けられており、ミラー17aにおいて反射した青色光が照射される位置にミラー17cが設けられている。そして、ミラー17bにおいて反射した赤色光の光路に介在するように液晶ライトバルブ18aが設けられており、ダイクロイックミラー16Gにおいて反射した緑色光の光路に介在するように液晶ライトバルブ18bが設けられており、ミラー17cにおいて反射した青色光の光路に介在するように液晶ライトバルブ18cが設けられている。液晶ライトバルブ18a、18b及び18cは、撮像装置7及び入力タブレット28から出力された電子情報に基づいて夫々赤色、緑色及び青色の画像を形成するものである。即ち、前述の従来の表示装置とは異なり、入力タブレット28を介して入力された情報は、駆動回路15に入力され、撮像装置7により撮像された画像に重ねられて液晶ライトバルブ18a乃至18cに形成されるようになっている。更に、光学系ユニット13には、液晶ライトバルブ18a、18b及び18cを透過して夫々画像が付加された各色の光が入射され、これらの光を統合して投射レンズユニット14に対して出射するプリズム19が設けられている。なお、ランプユニット12、光学系ユニット13及び投射レンズユニット14により外部投射装置としての投射装置20が構成されている。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係る撮像装置付投射表示装置1の動作、即ち本実施形態に係る投射表示方法について説明する。図7は本実施形態に係る撮像装置付投射表示装置における画像情報の流れを示すブロック図であり、図8(a)はこの撮像装置付投射表示装置における原稿を撮像する動作を示す図であり、(b)は撮像した画像を投射すると共にこの画像に対して書込を行う動作を示す図である。
先ず、原稿を撮像する動作について説明する。図7及び図8(a)に示すように、先ず、原稿21を書込用ディスプレイ5上に載置する。このとき、原稿21の表示したい面を下向きにし、この表示面が書込用ディスプレイ5の入力タブレット28に接するようにする。そして、原稿21が薄い原稿であれば、撮像面カバー9を閉じ、書込用ディスプレイ5と共に原稿21を挟み込む。また、原稿21が本等の厚い原稿であれば、撮像面カバー9をフレーム4から取り外す。これにより、書込用ディスプレイ5が原稿21を支持する。このとき、書込用ディスプレイ5の液晶パネル27には電圧が印加されており、液晶ドロップレット34の配向は一様となっており、液晶パネル27は透過モードになっている。次に、電源ユニット11が冷陰極管8に電力を供給し、冷陰極管8が発光し、書込用ディスプレイ5を介して原稿21の表示面を照明する。そして、撮像装置7が書込用ディスプレイ5を介して原稿21の表示面を撮像し、撮像した光学情報を電子情報に変換する。
次に、表示画像をスクリーンに投射する動作及びこの画像に対して書込する動作について説明する。先ず、書込用ディスプレイ5上から原稿21を取り除くと共に、液晶パネル27に印加している電圧を切断し、液晶ドロップレット34の配向をランダムにし、液晶パネル27を散乱モードにする。そして、撮像装置7が電子情報を投射装置20及び小型投射装置26に対して出力する。投射装置20は、前記電子情報に基づいて外部のスクリーン22に画像を投射する。また、小型投射装置26は散乱モードとなっている液晶パネル27に対して、投射装置20がスクリーン22に投射した画像と同じ画像(書込用画像)を投射する。このとき、入力タブレット28は透明であるため、ユーザは書込用ディスプレイ5においてこの書込用画像を見ることができる。なお、このとき必要に応じて、撮像された画像の一部を拡大して液晶パネル27及びスクリーン22に投射することもできる。
次に、図5に示すように、ユーザが液晶パネル27に表示された書込用画像を見ながら、この書込用画像に上書きするように、ペン41を使用して入力タブレット28に書込情報を入力する。このとき、透明フィルム39におけるペン41により押圧された部分が撓み、透明電極40が透明電極37に接触し、透明電極40と透明電極37との間の抵抗値が変化する。そして、この抵抗値の変化を測定することにより、駆動回路15に情報が入力され、この情報が駆動回路15から投射装置20及び小型投射装置26に対して出力される。
この結果、図7に示すように、投射装置20には撮像装置7から出力された電子情報及び入力タブレット28から入力された電子情報の双方が入力され、これらの電子情報に基づいて、光学系ユニット13の液晶ライトバルブ18a乃至18cが画像を形成する。このとき、ランプユニット12から出射した光が液晶ライトバルブ18a乃至18cを透過することにより画像が付加され、この画像が投射ユニット14により外部のスクリーン22に投射される。これにより、原稿21及びユーザの書込情報の双方がスクリーン22に表示される。また、同じ情報が液晶パネル27にも投射される。更に、駆動回路15には原稿21及びユーザの書込情報の双方が記録される。なお、上述の書込作業には、書込用画像の一部を消去する等の編集作業も含まれる。
このように、本実施形態によれば、ユーザが書込用ディスプレイ5上において画像を見ながら、この画像に上書きするようにして、追加情報を書き込むことができる。このため、ユーザはパーソナルコンピュータ等の他の入力装置を操作する必要がなく、またユーザが撮像装置付投射装置から離れる必要もなく、容易に書込を行うことができる。また、外部のスクリーンには撮像された原稿に追加情報が書き込まれる様子がリアルタイムに表示されるため、視聴者はユーザ(発表者)の意思を正確に理解することができる。更に、液晶パネル27には必要に応じて撮像した画像の一部を拡大して投射でき、この拡大画像に対して書込を行うことができるため、入力タブレットの精度を超えて精密な書込を行うことができる。
また、本実施形態においては、書込を行うための他の入力装置を必要としないため、プレゼンテーションに必要な装置のコンパクト化を図ることができると共に、設備コストを低減することができる。更に、種々の形態の資料をそのまま原稿として使用することができ、この原稿に対して、書込用ディスプレイ上で容易に書込及び消去等の編集を行うことができる。更にまた、撮像した画像と共に、書込した情報も電子データとして保存することができる。更にまた、本実施形態の表示装置に設けられている液晶パネル27は、それ自体で画像を表示する必要がないため構造が単純であり、低コストで作製することができる。
なお、本実施形態においては、小型投射装置26として液晶ライトバルブを使用する投射装置を用いたが、デジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)等を使用する投射装置を用いてもよい。
次に、本第1の実施形態の第1の変形例について説明する。図9は本第1の変形例に係る表示装置の上部ユニットを示す斜視図である。前述の第1の実施形態においては、書込用ディスプレイが抵抗膜方式の入力タブレットを備えている例を示したが、本変形例においては、書込用ディスプレイは赤外線遮断方式の入力装置を備えている。図9に示すように、本変形例においては、フレーム4における相互に隣り合う2辺に複数の発光素子52が1列に配列されており、他の相互に隣り合う2辺に発光素子52に対応した複数の受光素子53が1列に配列されている。発光素子52は赤外線54を受光素子53に向けて出力するものであり、受光素子53はこの赤外線54を検知するものである。ユーザがペン55により液晶パネル27上で図形を描くと、このペン55により赤外線54が遮断され、ペン55の位置が認識される。これにより、撮像した画像に対して書込を行うことができる。なお、ペン55の替わりにユーザの指等により図形を描いてもよい。
次に、本第1の実施形態の第2の変形例について説明する。図10は本第2の変形例に係る表示装置の上部ユニットを示す図である。図10に示すように、本変形例においては、書込用ディスプレイは赤外線発光ペン方式の入力装置を備えている。本変形例においては、先端が押圧されるとこの先端から赤外線56を発光する入力ペン57を使用して、ユーザが入力ペン57の先端を液晶パネル27に押付けながら図形を描く。そして、撮像装置7がこの赤外線56を検知し、入力ペン57の位置を認識する。これにより、撮像した画像に対して書込を行うことができる。なお、このとき、撮像装置7は、必要に応じて小型投射装置26が投射する画像の信号から赤外線56を識別する処理を行う。
次に、本第1の実施形態の第3の変形例について説明する。図11は本第3の変形例に係る表示装置の上部ユニットを示す斜視図である。図11に示すように、本変形例においては、書込用ディスプレイは超音波三角測量方式の入力装置を備えている。本変形例においては、ユーザは入力ペン58を使用して書込を行う。入力ペン58は、入力ペン58の先端が押圧されているか否かを検知する感圧センサ(図示せず)と、この感圧センサが圧力を検知したときに入力ペン58の先端から超音波を発生する超音波発生装置(図示せず)とを備えている。また、フレーム4の一辺とこの一辺に隣接する他の辺には夫々、超音波を検出するディテクタ59が設けられている。これにより、ユーザが入力ペン58を液晶パネル27に押付けながら図形を描くと、入力ペン58が超音波を発生し、2つのディテクタ59が三角測量法により超音波の発生位置、即ち、入力ペン58の先端の位置を認識する。これにより、撮像した画像に対して書込を行うことができる。
次に、本第1の実施形態の第4の変形例について説明する。図12は本第4の変形例に係る表示装置の上部ユニットを示す断面図である。図12に示すように、本変形例においては、書込用ディスプレイは電磁誘導方式の入力装置を備えている。本変形例においては、ユーザは入力ペン60を使用して書込を行う。入力ペン60はコイル61を備えている。また、磁界を感知するセンサ(図示せず)及び磁界を発生する電極(図示せず)が設けられたタブレット63上に液晶パネル27が積層されている。電極がタブレット63の表面に磁界64を形成し、その中を入力ペン60が動くことにより、入力ペン60に内蔵されたコイル61に電流が流れ、この電流によりコイル61の周囲に磁界62が形成される。そして、この磁界62をタブレット63のセンサが感知する。この動作を短い周期で繰返すことにより、入力ペン60の軌跡を認識することができる。これにより、撮像した画像に対して書込を行うことができる。
次に、本第1の実施形態の第5の変形例について説明する。図13は本第5の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。前述の第1の実施形態においては、原稿の撮像時に冷陰極管8(図1参照)が原稿21を照明する例を示したが、本変形例の表示装置には冷陰極管は設けられておらず、小型投射装置26の光源26cが原稿21を照明する。これにより、冷陰極管を省略することができ、コストを低減することができる。
次に、表示装置に組み込む小型投射装置の変形例について説明する。本実施形態において使用可能な小型投射装置の例を表1に示す。表1に示すように、小型投射装置には、画像形成装置として透過型ライトバルブを使用する方法、反射型ライトバルブを使用する方法、デジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)を使用する方法がある。また、画像形成装置として透過型ライトバルブを使用する方法及び反射型ライトバルブを使用する方法には、夫々、RGB各色用の3枚のパネル(ライトバルブ)を使用する3板式と、1枚のパネルを使用する単板式とがある。更に、単板式には、カラーフィルタを使用してパネルの1画素をRGB3色のサブ画素により形成する面積分割のカラー混色方式であるカラーフィルタ方式と、パネルにはモノクロパネルを用いて光源の色を高速にRGBに切り替える時分割のカラー混色方式であるカラーシーケンシャル方式がある。3板式はRGB3色の光源を使用し、カラーフィルタ方式は白色の光源を使用し、カラーシーケンシャル方式は上述の如く光の色をRGB3色間で高速に切り替えられる光源を使用する。また、画像形成装置としてDMDを使用する場合は、白色光源及びカラーホイールを使用する。
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以下、表1に示すNo.1(透過型ライトバルブの3板式)を第1の実施形態の第6及び第7の変形例に示し、No.2(透過型ライトバルブのカラーフィルタ方式)を第8の変形例に示し、No.3(透過型ライトバルブのカラーシーケンシャル方式)を第9の変形例に示し、No.4(反射型ライトバルブの3板式)を第10及び第11の変形例に示し、No.5(反射型ライトバルブのカラーフィルタ方式)を第12の変形例に示し、No.6(反射型ライトバルブのカラーシーケンシャル方式)を第13の変形例に示し、DMD方式を第14の変形例に示す。
先ず、第1の実施形態の第6の変形例、即ち、表1に示すNo.1(透過型3板式)について説明する。図14は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。図14に示すように、本変形例に係る表示装置においては、小型投射装置において、光源としてRGB各色の面光源81R、81G、81Bが設けられている。面光源81R、81G、81Bは、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)及び導光板を備えており、面状に発光するものである。また、各面光源から出射する光の光路に介在するように、夫々各色用の画像を形成するモノクロの透過型液晶ライトバルブ82R、82G、82Bが設けられている。更に、液晶ライトバルブ82R、82G、82Bを透過した光が交わる部分にプリズム83が設けられており、プリズム83と書込用ディスプレイ5との間にレンズ84が設けられている。一方、撮像装置7においては、撮像素子7bとしてモノクロのCCD(Charge-Coupled Device:電荷結合素子)が設けられている。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。原稿の撮像時には各面光源81R、81G、81Bが順次点灯して原稿を照明する。このとき、モノクロCCDが順次原稿の画像を取り込み、その後3色分の画像を合成することにより、フルカラーの画像認識が可能となる。また、画像の投射時には、面光源81R、81G、81Bが各色の光を出射し、これらの光が夫々透過型液晶ライトバルブ82R、82G、82Bを透過することにより各色の画像が付加される。そして、プリズム83において各色の光が合成され、レンズ84により拡光され、書込用ディスプレイ5に対して投射される。
本変形例においては、光源として、RGB各色のLED及び導光板を備えた面光源を使用することにより、小型投射装置の小型化を図ることができる。また、各面光源81R、81G、81Bが順次点灯して原稿を照明することにより、冷陰極管が不要となると共に、撮像素子としてモノクロのCCDを使用できるため、低コストな設備により高解像度の撮像が可能となる。更に、モノクロの液晶ライトバルブを使用することにより、明るい表示が可能となる。本変形例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。なお、冷陰極管及び各面光源を同時に点灯して原稿を照明し、カラーCCDにより撮像してもよい。
次に、第1の実施形態の第7の変形例について説明する。本変形例は、表1に示すNo.1(透過型3板式)において、光源として白色光源を使用する例である。図15は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。図15に示すように、本変形例に係る表示装置においては、前述の第6の変形例と比較して、面光源81R、81G、81Bの替わりに、白色光源85、赤色の光を反射して他を透過するダイクロイックミラー86R、緑色の光を反射して他を透過するダイクロイックミラー86G、光を全反射するミラー87a、87b、87cが設けられている点が異なっている。具体的には、小型投射装置において、白色光源85が出射する光の光路に沿って、ダイクロイックミラー86R、ダイクロイックミラー86G、ミラー87a及び87bがこの順に配置されており、ダイクロイックミラー86Gの透過光(青色光)が透過型液晶ライトバルブ82Bに入射するようになっている。また、ダイクロイックミラー86Gの反射光(緑色光)は透過型液晶ライトバルブ82Bに入射するようになっている。更に、ダイクロイックミラー86Rの反射光(赤色光)の光路上にミラー87cが配置されており、ダイクロイックミラー86Rの反射光はミラー87cにより反射されて、透過型液晶ライトバルブ82Rに入射するようになっている。一方、撮像装置7においては、撮像素子7bとしてモノクロのCCDが設けられている。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。白色光源85が白色光を出射し、この光がダイクロイックミラー86Rに入射する。これにより、白色光のうち赤色の光がダイクロイックミラー86Rにより反射され、ミラー87cにより反射され、透過型液晶ライトバルブ82Rに入射する。また、ダイクロイックミラー86Rを透過した光のうち、緑色の光がダイクロイックミラー86Gにより反射され、透過型液晶ライトバルブ82Gに入射する。更に、ダイクロイックミラー86Gを透過した光(青色光)がミラー87a及び87bにより反射され、透過型液晶ライトバルブ82Bに入射する。
そして、原稿の撮像時には、透過型液晶ライトバルブ82R、82G、82Bのいずれか1つを透過状態とし、他の2つを不透過状態とすることにより、各色の光が順次原稿を照明する。このとき、モノクロCCDが順次原稿の画像を取り込み、その後3色分の画像を合成することにより、フルカラーの画像認識が可能となる。また、画像の投射時には、各色の光が夫々透過型液晶ライトバルブ82R、82G、82Bを透過することにより各色の画像が付加され、プリズム83において各色の光が合成され、レンズ84により拡光され、書込用ディスプレイ5に対して投射される。
本変形例においては、ダイクロイックミラー等からなる光学系として、光学系ユニット13と同じものを使用することができる。また、各色の光が順次原稿を照明することにより、冷陰極管が不要となると共に、撮像素子としてモノクロのCCDを使用できるため、低コストな設備により高解像度の撮像が可能となる。更に、モノクロの液晶ライトバルブを使用することにより、明るい表示が可能となる。本変形例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。なお、原稿を撮像する際に、透過型液晶ライトバルブ82R、82G、82Bの全てを透過状態として白色光により原稿を照明し、カラーCCDにより撮像してもよい。また、冷陰極管により原稿を照明し、カラーCCDにより撮像してもよい。
次に、第1の実施形態の第8の変形例、即ち、表1に示すNo.2(透過型カラーフィルタ方式)について説明する。図16は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。本変形例の構成は前述の第1の実施形態と同様であるが、本変形例においては、小型投射装置についてより詳細に説明する。図16に示すように、本変形例に係る表示装置においては、小型投射装置26において、白色光源として光源26cが設けられている。また、光源26cから出射する光の光路に介在するように、透過型液晶ライトバルブ26bが設けられている。透過型液晶ライトバルブ26bはカラーフィルタを備え、各画素がRGB3色のサブ画素により構成されたものである。更に、透過型液晶ライトバルブ26bと書込用ディスプレイ5との間にレンズ26aが設けられている。一方、撮像装置7においては、撮像素子7bとしてカラーのCCDが設けられている。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。原稿の撮像時には冷陰極管8又は光源26cが点灯して原稿を照明する。そして、カラーCCDが原稿を撮像する。また、画像の投射時には、光源26cが白色光を出射し、この白色光が透過型液晶ライトバルブ26bを透過することによりカラー画像が付加され、レンズ26aにより拡光され、書込用ディスプレイ5に対して投射される。
本変形例においては、小型投射装置26を各1つの光源26c、透過型液晶ライトバルブ26b、レンズ26aにより構成しているため、小型投射装置26を極めて小型化することができる。なお、撮像素子7bとしてモノクロのCCDを設けてもよい。この場合は、透過型液晶ライトバルブ26bが各色のサブ画素を順次透過状態とすることにより、各色の光で順次原稿を照明し、これに同期してモノクロCCDにより原稿を撮像し、その後3色分の画像を合成すればよい。
次に、第1の実施形態の第9の変形例、即ち、表1に示すNo.3(透過型カラーシーケンシャル方式)について説明する。図17は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。図17に示すように、本変形例に係る表示装置においては、小型投射装置において、光源としてRGB各色の光を短時間で切り替えて出射するLED88が設けられており、LED88から出射する光の光路に介在するように、モノクロの透過型液晶ライトバルブ89が設けられている。更に、透過型液晶ライトバルブ89と書込用ディスプレイ5との間にレンズ84が設けられている。一方、撮像装置7においては、撮像素子7bとしてモノクロのCCDが設けられている。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。原稿の撮像時にはLED88が各色の光を順次切り替えて出射して原稿を照明する。そしてこれに同期して、モノクロCCDが順次原稿の画像を取り込み、その後3色分の画像を合成することにより、フルカラーの画像を形成する。また、画像の投射時には、LED88が各色の光を順次出射し、これに同期してモノクロの透過型液晶ライトバルブ89が各色用の画像を形成する。これにより、書込用ディスプレイ5に各色の画像が順次投射される。そして、色の切換周期を十分に短くすることにより、ユーザにフルカラーの画像を認識させることができる。
本変形例においては、原稿の撮像時にLED88が各色の光を順次出射して原稿を照明することにより、冷陰極管が不要となると共に、撮像素子としてモノクロのCCDを使用できるため、低コストな設備により高解像度の撮像が可能となる。また、小型投射装置を各1つの光源、透過型液晶ライトバルブ、レンズにより構成できるため、小型投射装置を極めて小型化することができる。即ち、前述の第8の変形例と同等なサイズの小型投射装置により、前述の第6の変形例と同等の解像度を得ることができる。更に、モノクロの液晶ライトバルブを使用することにより、明るい表示が可能となる。本変形例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。なお、冷陰極管により原稿を照明し、カラーCCDにより撮像してもよい。
次に、第1の実施形態の第10の変形例、即ち、表1に示すNo.4(反射型3板式)について説明する。図18は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。図18に示すように、本変形例に係る表示装置においては、小型投射装置において、光源としてRGB各色の面光源81R、81G、81Bが設けられている。面光源81R、81G、81Bは夫々LED及び導光板を備え、赤色、緑色、青色の光を面状に出射するものである。また、各面光源81R、81G、81Bから出射する光の光路に夫々介在するように、PBS(Polarization Beam Splitter:偏光ビームスプリッタ)90R、90G、90Bが設けられており、各面光源から出射した光がPBSを介して入射される位置に夫々各色用の画像を形成する反射型液晶ライトバルブ91R、91G、91Bが設けられている。反射型液晶ライトバルブ91R、91G、91Bはモノクロの液晶ライトバルブである。更に、反射型液晶ライトバルブ91R、91G、91Bにより反射され、PBS90R、90G、90Bを通過した光が交わる位置にプリズム83が設けられており、プリズム83と書込用ディスプレイ5との間にレンズ84が設けられている。即ち、プリズム83の周囲にPBS90R、90G、90Bが配置され、これらのPBSからプリズム83に入射した光が出射する位置に、レンズ84が配置されている。一方、撮像装置7においては、撮像素子7bとしてモノクロのCCDが設けられている。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。原稿の撮像時には、各面光源81R、81G、81Bが順次点灯して、各色の光を順次出射する。そして、これらの光が夫々PBS90R、90G、90Bに入射し、PBS90R、90G、90B内で反射されて、夫々反射型液晶ライトバルブ91R、91G、91Bに照射される。そして、反射型液晶ライトバルブ91R、91G、91Bで全反射されて、PBS90R、90G、90Bを通過し、プリズム93、レンズ94を通過して原稿を照明する。これと同期してモノクロCCDが順次原稿の画像を取り込み、その後3色分の画像を合成することにより、フルカラーの画像を認識する。また、画像の投射時には、面光源81R、81G、81Bが各色の光を出射し、これらの光が夫々PBS90R、90G、90Bに入射し、PBS90R、90G、90B内で反射されて、夫々反射型液晶ライトバルブ91R、91G、91Bに照射される。そして、これらの光が反射型液晶ライトバルブ91R、91G、91Bにおいて選択的に反射されて各色の画像が付加され、PBS90R、90G、90Bを通過し、プリズム93により合成され、レンズ94を介して書込用ディスプレイ5に投射される。
本変形例においては、前述の第6の変形例と比較して、透過型液晶ライトバルブではなく反射型液晶ライトバルブを使用しているため、開口率が高く表示が明るいという利点がある。これに対して、前述の第6の変形例は、本変形例と比較して、PBSが不要であるため光学系が簡略化され、コストの低減及び小型化を図ることができるという利点がある。また、本変形例の小型投射装置は3板式であるため、単板式の装置と比較して、明るく高精細な表示が可能となる。これに対して、単板式の装置は3板式の装置と比較して、コストが低くサイズが小さいという利点がある。本変形例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態の第6の変形例と同様である。なお、原稿の撮像時には、冷陰極管により原稿を照明し、カラーCCDにより撮像してもよい。
次に、第1の実施形態の第11の変形例について説明する。本変形例は、表1に示すNo.4(反射型3板式)において、光源として白色光源を使用する例である。図19は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。図19に示すように、本変形例に係る表示装置においては、前述の第10の変形例と比較して、面光源81R、81G、81Bの替わりに、白色光源85、青色光と青色光以外の光とを分離するダイクロイックミラー86B、緑色の光を反射して他を透過するダイクロイックミラー86G、光を全反射するミラー87d、87eが設けられている点が異なっている。具体的には、小型投射装置において、白色光源85が出射する光の光路上にダイクロイックミラー86Bが配置されており、ダイクロイックミラー86Bにより分離された青色光をPBS90Bに向けて反射するようにミラー87dが配置されている。また、ダイクロイックミラー86Bにより分離された青色光以外の光の光路上にミラー87eが配置されており、ミラー87eにより反射された光の光路上にダイクロイックミラー86Gが配置されている。そして、ダイクロイックミラー86Gにより反射された緑色光がPBS90Gに入射し、ダイクロイックミラー86Gを透過した光(赤色光)がPBS90Rに入射するようになっている。本変形例における上記以外の構成は、前述の第10の変形例と同様である。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。白色光源85が白色光を出射し、この光がダイクロイックミラー86Bに入射する。これにより、白色光が青色光とそれ以外の光とに分離され、青色光はミラー87dにより反射され、PBS90Bに入射する。また、青色光以外の光はミラー87eにより反射され、ダイクロイックミラー86Gに入射する。そして、この光にうち緑色の光はダイクロイックミラー86Gにより反射され、PBS90Gに入射する。また、ダイクロイックミラー86Gを透過した光(赤色光)は、PBS90Rに入射する。
そして、画像の投射時には、各色の光が夫々反射型液晶ライトバルブ91R、91G、91Bにより選択的に反射されることにより各色の画像が付加され、PBS90R、90G、90Bにより偏光方向が反転され、プリズム83において各色の光が合成され、レンズ84により拡光され、書込用ディスプレイ5に対して投射される。本変形例における上記以外の動作は、前述の第10の変形例と同様である。
次に、第1の実施形態の第12の変形例、即ち、表1に示すNo.5(反射型カラーフィルタ方式)について説明する。図20は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。図20に示すように、本変形例においては、前述の第8の変形例(図16参照)と比較して、透過型液晶ライトバルブ26bの替わりに、PBS92及びカラーフィルタを備えた反射型液晶ライトバルブ93が設けられている点が異なっている。即ち、白色光源26cから出射された光を反射型液晶ライトバルブ93に入射させると共に、反射型液晶ライトバルブ93により反射された光をレンズ26aに向けて出射するように、PBS92が配置されている。一方、撮像装置7においては、撮像素子7bとしてカラーのCCDが設けられている。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。原稿の撮像時には冷陰極管8又は光源26cが点灯して原稿を照明する。そして、カラーCCDが原稿を撮像する。また、画像の投射時には、光源26cが白色光を出射し、この白色光がPBS92を介して反射型液晶ライトバルブ92に入射し、反射型液晶ライトバルブ93により反射されることによりカラー画像が付加され、PBS92を通過して偏光方向が反転された後、レンズ26aにより拡光され、書込用ディスプレイ5に対して投射される。
本変形例においては、小型投射装置26を各1つの光源26c、反射型液晶ライトバルブ93、PBS92、レンズ26aにより構成しているため、前述の第10及び第11の変形例と比較して、小型投射装置をコンパクト化することができる。また、反射型液晶ライトバルブを使用しているため、透過型液晶ライトバルブを使用する前述の第8の変形例と比較して、表示画像を明るくすることができる。なお、撮像素子7bとしてモノクロのCCDを設けてもよい。この場合は、反射型液晶ライトバルブ93が各色のサブ画素を順次反射状態とすることにより、各色の光で順次原稿を照明し、これに同期してモノクロCCDにより原稿を撮像し、その後3色分の画像を合成すればよい。
次に、第1の実施形態の第13の変形例、即ち、表1に示すNo.6(反射型カラーシーケンシャル方式)について説明する。図21は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。図21に示すように、本変形例に係る表示装置においては、小型投射装置において、光源としてRGB各色の光を短時間で切り替えて出射するLED88が設けられており、LED88から出射する光の光路に介在するように、PBS92及びカラーフィルタを備えた反射型液晶ライトバルブ93が設けられている。更に、PBS92と書込用ディスプレイ5との間にレンズ84が設けられている。一方、撮像装置7においては、撮像素子7bとしてモノクロのCCDが設けられている。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。原稿の撮像時にはLED88が各色の光を順次切り替えて出射して原稿を照明する。そしてこれに同期して、モノクロCCDが順次原稿の画像を取り込み、その後3色分の画像を合成することにより、フルカラーの画像を形成する。また、画像の投射時には、LED88が各色の光を順次出射し、これに同期してモノクロの反射型液晶ライトバルブ93が各色用の画像を形成する。これにより、LED88から出射した光が、PBS92を介して反射型液晶ライトバルブ93に入射し、反射型液晶ライトバルブ93により選択的に反射されることで画像が付加され、PBS92、レンズ84を介して書込用ディスプレイ5に画像が投射される。そして、各色の画像を順次切り替えて投射することにより、ユーザにフルカラーの画像を認識させることができる。
次に、第1の実施形態の第14の変形例、即ち、表1に示すNo.7(DMD方式)について説明する。図22は本変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。図22に示すように、本変形例に係る表示装置においては、小型投射装置において、白色光源94が設けられており、この白色光源94が出射する光の光路に介在するようにカラーフィルタホイール95が設けられている。カラーフィルタホイ−ル95においては、回転軸の周囲にRGB各色のカラーフィルタ95aが配置されており、カラーフィルタホイ−ル95が回転することにより各色のカラーフィルタ95aが順次前記光路に介在するようになっている。また、前記光路上におけるカラーフィルタホイール95の前後には、レンズ96a及び96bが設けられている。更に、前記光路上におけるレンズ96bの後方には、DMD97が設けられている。更にまた、DMD97と書込用ディスプレイ5との間には、レンズ84が設けられている。一方、撮像装置7においては、撮像素子7bとしてモノクロのCCDが設けられている。
次に、本変形例の動作、即ち本変形例に係る投射表示方法について説明する。原稿の撮像時には、白色光源94が白色光を出射し、この白色光がレンズ96aにより集光されてカラーフィルタホイール95のカラーフィルタ95aを透過し、レンズ96bを透過する。これにより、白色光がRGBいずれかの色に着色される。そして、この着色された光がDMD97に入射し、DMD97により全反射されて、レンズ84により拡光されて書込用ディスプレイ5上に載置された原稿(図示せず)を照明する。このとき、撮像装置7のモノクロCCD(撮像素子7b)が画像を取り込む。そして、カラーフィルタホイール95を回転させることにより、各色のカラーフィルタ95aが順次光路に介在し、白色光源94から出射した光が順次各色に着色される。これに同期して、モノクロCCDが順次各色の画像を取り込み、その後3色分の画像を合成することにより、フルカラーの画像を形成する。
また、画像の投射時には、白色光源94が白色光を出射し、この白色光がレンズ96a、カラーフィルタホイール95、レンズ96bを透過することにより、RGBいずれかの色に着色され、この着色された光がDMD97に入射する。そして、この光がDMD97において反射されることにより各色の画像が付加され、レンズ84により拡光されて書込用ディスプレイ5に対して投射される。そして、カラーフィルタホイール95を回転させることにより、各色のカラーフィルタ95aが順次光路に介在し、白色光源94から出射した光が順次各色に着色され、これに同期してDMD97が各色の画像を形成することにより、RGB3色の画像が混色される。この結果、ユーザにフルカラーの画像を認識させることができる。
本変形例においては、画像形成装置としてDMDを使用することにより、前述の3板式の小型投射装置と比較して、装置を小型化することが可能である。また、前述の単板式の小型投射装置よりも高精細な画像を投射することができる。なお、原稿の撮像時には、冷陰極管により原稿を照明し、カラーCCDにより撮像してもよい。
上述の第1の実施形態の第6乃至第14の変形例について、各変形例の長所及び短所をまとめると以下のようになる。画像形成装置として、前述の第6乃至第9の変形例に示すように透過型液晶ライトバルブを使用する場合は、前述の第10乃至台13の変形例に示すように反射型液晶ライトバルブを使用する場合と比較して、PBS(偏光ビームスプリッタ)が不要となるため、光学系の低コスト化及び小型化を図ることができる。一方、画像形成装置として反射型液晶ライトバルブを使用する場合は、透過型液晶ライトバルブを使用する場合と比較して、開口率が高く、表示が明るい。
また、前述の第6、第7、第10、第11の変形例に示すように3枚のパネルを使用する3板式は、第8、第9、第12、第13の変形例に示すように1枚のパネルを使用する単板式と比較して、画像の明るさを十分確保でき、高精細な表示が可能となる。一方、単板式は3板式と比較して、小型投射装置の光学系が簡略化されるため、低コスト化及び小型化を図ることができる。但し、単板式においては、カラーフィルタ方式はカラーフィルタによる光の吸収があり、カラーシーケンシャル方式は、光源を時分割点灯させるため、全点灯する3板式と比較すると、画像が暗くなる。更に、前述の第14の変形例に示すように画像形成装置としてDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)を使用する場合は、3板式と比較して小型投射装置を小型化することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図23(a)は本実施形態に係る撮像装置付投射表示装置が原稿を撮像する動作を示す図であり、(b)は撮像した画像を投射すると共にこの画像に対して書込を行う動作を示す図である。図1(a)に示すように、前述の第1の実施形態においては、撮像装置7と小型投射装置26とが別々に設けられている例を示したが、図23(a)に示すように、本第2の実施形態においては、撮像装置及び小型投射装置の替わりに、両装置の機能を兼ね備えた内部投射装置としての撮像投射装置65が設けられている。撮像投射装置65においては、書込用ディスプレイ5に対向する位置にレンズ65aが設けられており、レンズ65aの下方にはビームスプリッタ65bが設けられており、ビームスプリッタ65bの下方には撮像素子65cが設けられている。これにより、原稿21からレンズ65aを介してビームスプリッタ65bに入射した光は、ビームスプリッタ65bを透過して撮像素子65cに入射するようになっている。また、ビームスプリッタ65bの側方には液晶ライトバルブ65dが設けられており、ビームスプリッタ65bと共に液晶ライトバルブ65dを挟む位置に光源65eが設けられている。これにより、光源65eから出射した光は、液晶ライトバルブ65dを透過してビームスプリッタ65bに入射し、ビームスプリッタ65bにより反射され、レンズ65aを介して液晶パネル27に投射されるようになっている。本実施形態における上記以外の構成は前述の第1の実施形態と同様である。
次に、上述の如く構成された本実施形態の動作、即ち本実施形態に係る投射表示方法について説明する。図23(a)に示すように、原稿の撮像時には、液晶パネル27は透過モードになり、冷陰極管8が原稿21を照明する。そして、原稿21により反射された光は、入力タブレット28及び液晶パネル27を透過して撮像投射装置65のレンズ65aに入射し、レンズ65aを通過した後、ビープスプリッタ65bを透過して撮像素子65cに入射される。これにより、撮像素子65cが原稿21を撮像する。
また、図23(b)に示すように、撮像した画像の投射及び書込時には、液晶ライトバルブ65dが撮像した画像を形成する。また、液晶パネル27は散乱モードになっている。この状態で光源65eが光を出射し、この光が液晶ライトバルブ65dを透過して画像が付加された後、ビームスプリッタ65bにより反射され、レンズ65aを介して液晶パネル27に投射される。本実施形態における上記以外の動作は前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、前述の第1の実施形態と比較して、撮像装置及び小型投射装置を1つの撮像投射装置65にまとめているため、撮像時及び投射時においてレンズを兼用することができ、表示装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。本実施形態における上記以外の効果は前述の第1の実施形態と同様である。
なお、本実施形態においても、前述の第1の実施形態の第1乃至第4の変形例と同様に、書込用の入力装置として各種の入力装置を使用することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図24は本実施形態に係る撮像装置付投射表示装置における投射装置を示す光学モデル図である。図1(b)に示すように、前述の第1の実施形態においては、撮像した画像をスクリーンに投射する投射装置20の他に、同じ画像を液晶パネル27に投射する小型投射装置26が設けられている。これに対して、本第3の実施形態においては、図24に示すように、投射装置20の光学系ユニット13と投射レンズユニット14との間にビームスプリッタ66が設けられており、外部のスクリーンに投射する光の一部が液晶パネル27(図1(b)参照)に投射されている。即ち、光学系ユニット13のプリズム19から出射された光の一部がこのビームスプリッタ66により反射されて液晶パネル27に投射され、光の残部がビームスプリッタ66を透過して投射レンズユニット14に入射し、スクリーンに投射されるようになっている。なお、ビームスプリッタ66には比較的反射率が低いものを使用し、ビームスプリッタ66に入射された光の大部分が投射レンズユニット14に入射され、ごく一部が液晶パネル27に向かうようになっている。撮像装置7及びビームスプリッタ66により内部投射装置が構成されている。本実施形態における上記以外の構成は前述の第1の実施形態と同様である。
次に、上述の如く構成された本実施形態の動作、即ち本実施形態に係る投射表示方法について説明する。図24に示すように、撮像した画像の投射及び書込時には、ランプユニット12から出射した光が光学系ユニット13を経由してプリズム19からビームスプリッタ66に対して出射される。そして、この光の一部がビームスプリッタ66により反射され、散乱モードとなっている液晶パネル27(図1(b)参照)に投射されて液晶パネル27に画像を表示する。また、ビームスプリッタ66に入射した光の残部がビームスプリッタ66を透過し、投射レンズユニット14に入射する。そして、この光が投射レンズユニット14により外部のスクリーンに投射され、このスクリーンに画像が表示される。本実施形態における上記以外の動作は前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、前述の第1の実施形態と比較して、小型投射装置を省略することができるため、表示装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。本実施形態における上記以外の効果は前述の第1の実施形態と同様である。
なお、本実施形態においても、前述の第1の実施形態の第1乃至第4の変形例と同様に、書込用の入力装置として各種の入力装置を使用することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図25(a)は本実施形態に係る撮像装置付投射表示装置が原稿を撮像する動作を示す図であり、(b)は撮像した画像を投射すると共にこの画像に対して書込を行う動作を示す図であり、図26はこの表示装置の撮像面カバーを示す断面図である。図1(a)及び(b)に示すように、前述の第1の実施形態においては、フレーム4の開口部4aに書込用ディスプレイ5が嵌め込まれており、この書込用ディスプレイ5に液晶パネル27及び入力タブレット28が設けられている。また、フレーム4には撮像面カバー9が回動可能に取り付けられている。
これに対して、本実施形態においては、図25(a)に示すように、フレームの開口部にはガラス板等の透明板67が嵌め込まれており、フレームには撮像面カバー68が取り付けられている。撮像面カバー68はその一端がフレームの一端に回動可能に連結されており、透明板67に対して開閉可能な扉として機能し、透明板67を露出させるか覆うかを切り替えることができる。
また、図26に示すように、撮像面カバー68においては、スクリーン69上に反射防止膜70が積層されており、その上に入力タブレット71が積層されている。そして、撮像面カバー68が閉じているときには、スクリーン69が下側、即ち透明板67側に位置し、入力タブレット71が上側に位置するようになっている。スクリーン69は裏側、即ち透明板67に対向する面側から入射した光を散乱することにより投射された画像を表示するスクリーンであり、例えば、リアプロジェクタ用のスクリーンであり、例えば、日東樹脂工業製BlueOcean(商品名)である。スクリーン69においては、カーボンブラックからなる母材72中に、パーティクル73が分散されており、裏面から入射した光74が散乱して表面から出射するようになっている。また、入力タブレット71は例えば、前述の第1の実施形態における入力タブレット28と同じ抵抗膜方式の入力タブレットであり、例えば入力ペン75により情報を入力するものである。本実施形態における上記以外の構成は前述の第1の実施形態と同様である。
次に、上述の如く構成された本実施形態の動作、即ち本実施形態に係る投射表示方法について説明する。図25(a)に示すように、原稿の撮像時には、透明板67上に原稿21を載置し、原稿21が薄い場合には撮像面カバー68を閉じ、透明板67と撮像面カバー68とにより原稿21を挟み込み、原稿21を支持する。この状態で、冷陰極管8が原稿21を照明する。そして、原稿21により反射された光は、透明板67を透過して撮像装置7に入射する。これにより、原稿21が撮像される。
また、図25(b)に示すように、撮像した画像の投射及び書込時には、透明板67上から原稿21を除き、撮像面カバー68を閉じる。また、小型投射装置26の液晶ライトバルブ26bに撮像した画像を形成させる。この状態で小型投射装置26の光源26cが光を出射し、この光が液晶ライトバルブ26bを透過して画像が付加され、その後、この光がレンズ26aにより拡光され、透明板67を介してスクリーン69に投射される。これにより、スクリーン69に書込用画像が表示される。そして、ユーザはこのスクリーン69に表示された書込用画像を見ながら、この画像に上書きするように、入力タブレット71に書込情報を入力する。入力タブレット71に入力された情報は、撮像された画像に重ねられて、小型投影装置26によりスクリーン69に投射されると共に、投射装置20により外部のスクリーンに投射される。本実施形態における上記以外の動作は前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、前述の第1の実施形態と比較して、液晶パネル27(図1参照)を省略することができるため、表示装置の低コスト化を図ることができる。本実施形態における上記以外の効果は前述の第1の実施形態と同様である。
なお、本実施形態においても、前述の第1の実施形態の第1乃至第4の変形例と同様に、書込用の入力装置として各種の入力装置を使用することができる。また、本実施形態において、下部ユニットとして第2又は第3の実施形態における下部ユニットを使用してもよい。
また、前述の各実施形態においては、原稿を撮像する装置として平面的な画像を一時に撮像する撮像装置7を使用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、読込線を一方向に走査させて平面的な画像を撮像するスキャナを使用してもよい。
更に、前述の各実施形態においては、外部への投射装置として透過型液晶ライトバルブを備えた投射装置を使用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、反射型液晶ライトバルブを備えた投射装置を使用してもよく、DMDを備えた投射装置を使用してもよい。
更にまた、前述の各実施形態においては、撮像装置を備えた撮像装置付投射表示装置について説明したが、撮像装置を省略し、外部から電子情報として画像を入力するようにしてもよい。これにより、事前に電子情報を作成することが必要となるものの、撮像装置を省略することができるため、表示装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。なお、この場合も、投影された画像に対する書込等の編集作業は、表示装置においてリアルタイムに行うことができる。
本発明は、原稿に対する書込情報の付加、並びに撮像した原稿及び書込情報の表示を行う表示装置及び表示方法に適用することができる。
(a)は本発明の第1の実施形態に係る撮像装置付投射表示装置を示す斜視図であり、(b)はこの撮像装置付投射表示装置の上部ユニットを示す断面図である。 (a)はこの撮像装置付投射表示装置の書込用ディスプレイを示す断面図であり、(b)はその液晶パネルを示す断面図である。 (a)及び(b)はこの書込用ディスプレイの液晶パネルの作製方法をその工程順に示す斜視図である。 (a)及び(b)はこの書込用ディスプレイの液晶パネルの動作を示す断面図である。 この書込用ディスプレイのタッチパネルを示す断面図である。 この撮像装置付投射表示装置の外部投射装置を示す光学モデル図である。 本実施形態に係る撮像装置付投射表示装置における画像情報の流れを示すブロック図である。 (a)はこの撮像装置付投射表示装置における原稿を撮像する動作を示す図であり、(b)は撮像した画像を投射すると共にこの画像に対して書込を行う動作を示す図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係る表示装置の上部ユニットを示す斜視図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る表示装置の上部ユニットを示す図である。 第1の実施形態の第3の変形例に係る表示装置の上部ユニットを示す斜視図である。 第1の実施形態の第4の変形例に係る表示装置の上部ユニットを示す断面図である。 第1の実施形態の第5の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第6の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第7の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第8の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第9の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第10の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第11の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第12の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第13の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 本第1の実施形態の第14の変形例に係る撮像装置付投射表示装置を示す図である。 (a)は本発明の第2の実施形態に係る撮像装置付投射表示装置が原稿を撮像する動作を示す図であり、(b)は撮像した画像を投射すると共にこの画像に対して書込を行う動作を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置付投射表示装置の投射装置を示す光学モデル図である。 (a)は本発明の第4の実施形態に係る撮像装置付投射表示装置が原稿を撮像する動作を示す図であり、(b)は撮像した画像を投射すると共にこの画像に対して書込を行う動作を示す図である。 この表示装置の撮像面カバーを示す断面図である。 特許文献1及び非特許文献1に記載されている従来の撮像装置付投射表示装置を示す斜視図である。 この撮像装置付投射表示装置の下部ユニットを示す斜視図である。 この撮像装置付投射表示装置の動作を示す図である。 この撮像装置付投射表示装置における画像情報の流れを示すブロック図である。
符号の説明
1;撮像装置付投射表示装置
2;上部ユニット
3;下部ユニット
4;フレーム
4a;開口部
5;書込用ディスプレイ
6a;側板
6b;底板
7;撮像装置
7a;レンズ
7b;撮像素子
8;冷陰極管
9;撮像面カバー
10;筐体
11;電源ユニット
12;ランプユニット
13;光学系ユニット
14;投射レンズユニット
15;駆動回路
16R、16G;ダイクロイックミラー
17a、17b、17c;ミラー
18a、18b、18c;液晶ライトバルブ
19;プリズム
20;投射装置
26;小型投射装置
26a;レンズ
26b;液晶ライトバルブ
26c;光源
27;液晶パネル
28;入力タブレット
29;ガラス板
30;透明電極
31;シール剤
32;高分子分散型液晶
33;高分子樹脂
34;液晶ドロップレット
35;光
36;ガラス基板
37;透明電極
38;スペーサ
39;透明フィルム
40;透明電極
41;ペン
52;発光素子
53;受光素子
54;赤外線
55;ペン
56;赤外線
57;入力ペン
58;入力ペン
59;ディテクタ
60;入力ペン
61;コイル
62;磁界
63;タブレット
64;磁界
65;撮像投射装置
65a;レンズ
65b;ビームスプリッタ
65c;撮像素子
65d;液晶ライトバルブ
65e;光源
66;ビームスプリッタ
67;透明板
68;撮像面カバー
69;スクリーン
70;反射防止膜
71;入力タブレット
72;母材
73;パーティクル
74;光
75;入力ペン
81R、81G、81B;面光源
82R、82G、82B;モノクロの透過型液晶ライトバルブ
83;プリズム
84;レンズ
85;白色光源
86R、86G、86B;ダイクロイックミラー
87a、87b、87c、87d、87e;ミラー
88;LED
89;モノクロの透過型液晶ライトバルブ
90R、90G、90B;PBS
91R、91G、91B;反射型液晶ライトバルブ
92;PBS
93;反射型液晶ライトバルブ
94;白色光源
95;カラーフィルタホイ−ル
95a;カラーフィルタ
96a、96b;レンズ
97;DMD
101;撮像装置付投射表示装置
102;上部ユニット
103;下部ユニット
105;ガラス板

Claims (9)

  1. 画像を外部に投射して表示する投射表示装置において、画像を表示すると共に前記画像に対する書込情報が入力される書込用ディスプレイと、前記書込用ディスプレイにより入力された書込情報が入力され、前記画像及び前記書込情報を外部に投射する外部投射装置と、前記画像及び前記書込情報を前記書込用ディスプレイに対して投射して表示させる内部投射装置と、を有し、前記内部投射装置は前記画像を投射する前に原稿を撮像して前記画像を得るものであり、前記書込用ディスプレイは前記原稿の撮像時に前記原稿を支持するものであり、前記書込用ディスプレイが、前記内部投射装置に対して固定された透明板と、この透明板を露出させるか覆うかを切り替えられる撮像面カバーと、を有し、前記撮像面カバーは、前記内部投射装置が投射した前記画像及び前記書込情報を表示するスクリーンと、このスクリーン上に重ねられ前記書込情報が入力される入力タブレットと、を有することを特徴とする投射表示装置。
  2. 前記内部投射装置が、前記原稿を撮像する撮像装置と、前記書込用ディスプレイに対向する位置に設けられたレンズ並びにこのレンズを介して前記画像及び前記書込情報が付加された光を投射する投射素子からなる投射装置と、を有することを特徴とする請求項に記載の投射表示装置。
  3. 前記内部投射装置が、前記書込用ディスプレイに対向する位置に設けられたレンズと、このレンズを介して前記原稿を撮像する撮像素子と、前記画像及び前記書込情報が付加された光を出射する投射素子と、前記レンズを介して入射された光を前記撮像素子に向けて出射すると共に前記投射素子から出射した光を前記レンズに向けて出射するビームスプリッタと、を有することを特徴とする請求項に記載の投射表示装置。
  4. 前記投射素子が、透過型ライトバルブと、前記透過型ライトバルブに対して光を出射する光源と、を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の投射表示装置。
  5. 前記投射素子が、反射型ライトバルブと、光を出射する光源と、前記光源から出射された光を前記反射型ライトバルブに導くと共に前記反射型ライトバルブにより反射された光を前記書込用ディスプレイに投射されるように導くビームスプリッタと、を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の投射表示装置。
  6. 前記投射素子が、画像を形成するデジタル・マイクロミラー・デバイスと、前記デジタル・マイクロミラー・デバイスに向けて光を出射する光源と、を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の投射表示装置。
  7. 前記光源は、前記原稿の撮像時に前記原稿を照明するものであることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の投射表示装置。
  8. 前記外部投射装置が、ランプユニットと、このランプユニットから出射した光に前記画像及び前記書込情報を付加する光学系ユニットと、前記画像及び前記書込情報が付加された光を外部に投射する投射レンズユニットと、を有し、前記内部投射装置が、前記原稿を撮像する撮像装置と、前記光学系ユニットと前記投射レンズユニットとの間の光路に介在し前記画像及び前記書込情報が付加された光の一部を前記投射レンズユニットに向けて出射すると共に残部を他の方向に向けて出射するビームスプリッタと、を有し、前記他の方向に向けて出射された光が前記書込用ディスプレイに投射されるようになっていることを特徴とする請求項に記載の投射表示装置。
  9. 画像を投射して表示する投射表示方法において、原稿を撮像して画像を得る撮像工程と、前記画像を書込用ディスプレイに対して投射しながら前記書込用ディスプレイに前記書込情報を入力する書込情報入力工程と、前記画像及び前記書込情報を前記投射表示装置の外部に投射する外部投射工程と、を有し、前記書込用ディスプレイが、透明板と、この透明板を露出させるか覆うかを切り替えられる撮像面カバーと、を備え、前記撮像面カバーが、前記画像及び前記書込情報が投射されるスクリーンと、このスクリーン上に重ねられ前記書込情報が入力される入力タブレットと、を備えたものであり、前記撮像工程は、前記透明板が露出されてこの透明板が前記原稿を支持しこの透明板を介して前記原稿を撮像する工程であり、前記書込情報入力工程は、前記撮像面カバーが前記透明板を覆い前記スクリーンに前記画像が投射され前記入力タブレットに前記書込情報が入力される工程であることを特徴とする投射表示方法。
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